JPH0455469B2 - - Google Patents
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- JPH0455469B2 JPH0455469B2 JP59034243A JP3424384A JPH0455469B2 JP H0455469 B2 JPH0455469 B2 JP H0455469B2 JP 59034243 A JP59034243 A JP 59034243A JP 3424384 A JP3424384 A JP 3424384A JP H0455469 B2 JPH0455469 B2 JP H0455469B2
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本発明は、活性エネルギー線の照射によつて硬
化し、優れた物性を有する感圧性接着剤に関する
ものである。 従来、感圧性接着剤は、ゴム系又はアクリル系
重合体が使用されていたが、単なる熱可塑性ポリ
マーでは凝集力が不足していた。そこでアクリル
系では架橋の為に官能基を導入し、架橋剤を添加
して加熱硬化等を行なつていた。しかし、それに
は多大の時間とエネルギーが消費される。これら
の欠点を改良する為、近年になり活性エネルギー
線硬化型感圧性接着剤の検討がなされている。こ
の種の活性エネルギー線硬化型感圧接着剤として
は、活性エネルギー線に対し反応性の不飽和二重
結合を分子内に1つ以上持つアクリル系単量体又
は、アクリル系オリゴマーをアクリル系重合体に
配合したものが知られている。 しかし、アクリル系単量体又はアクリル系オリ
ゴマーは、毒性及び皮膚に付着した際のかぶれの
問題の他、特有の臭気を有することから臭気公害
が問題になつている。そして、硬化させる場合で
も、空気中では、反応がおそく、又長時間の照射
を必要とした。更に、硬化後の感圧接着剤として
の物性、例えば、粘着力等においても必ずしも満
足し得ないものである。 本発明者らは、上記した従来の問題点に鑑み鋭
意研究の結果、特異な(メタ)アクリル系単量体
を重合してなる重合体を必須構成成分とすること
により、従来から問題になつていたアクリル系単
量体又はアクリル系オリゴマーを使用しなくて
も、速やかに硬化して、優れた性能を有する感圧
性接着剤をもたらす活性エネルギー線硬化型感圧
性接着剤を得るに至つた。 即ち本発明は、下記の一般式〔A〕で示される
(メタ)アクリル系単量体の単独重合体又は前記
単量体およびこれと共重合可能な単量体との共重
合体からなる活性エネルギー線硬化型感圧性接着
剤である。 但し、R1は水素又はメチル基、R2は炭素数1
〜4のアルキレン基、R3は炭素数1〜4のアル
キル基及びnは1〜4の整数である。上記一般式
〔A〕で示される(メタ)アクリル系単量体にお
いて、R2は炭素数1〜4のアルキレン基である
が、直鎖状又は分枝状のいずれでもよく、また
R3は炭素数1〜4のアルキル基であるが、これ
も直鎖状又は分枝状のいずれでもよい。 本発明の組成物は、従来品に比較して、酸素存
在ふん囲気中でも充分硬化し、得られた感圧性接
着剤の粘着力及び/又は凝集力を格段に向上させ
るという、予想できない効果を示すのである。 本発明の組成物を構成する各成分について説明
すると、上記一般式〔A〕で示される(メタ)ア
クリル系単量体は必須単量体であり、該単量体と
しては、例えばメトキシエチル(メタ)アクリレ
ート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブ
トキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシエ
トキシエチル(メタ)アクリレート、エチルカル
ビトール(メタ)アクリレート、メチルトリグリ
コール(メタ)アクリレート、1−ブトキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル
(メタ)アクリレート、1−エトキシブチル(メ
タ)アクリレート、3−メトキシブロピル(メ
タ)アクリレート、メトキシメチル(メタ)アク
リレート、3−エトキシプロピル(メタ)アクリ
レート、エトキシメチル(メタ)アクリレート等
があげられる。これらの単量体のうちR1が水素、
R2が炭素数1〜4の直鎖又は分枝状のアルキレ
ン基、R3が炭素数1〜4のアルキル基、nが1
のものが製造の容易さ、入手の容易さの点から好
ましい。該単量体としては、例えばメトキシエチ
ルアクリレート、エトキシエチルアクリレート、
1−エトキシブチルアクリレート、3−メトキシ
プロピルアクリレート、メトキシメチルアクリレ
ート、3−エトキシプロピルアクリレート、エト
キシメチルアクリレート等があげられる。一般式
〔A〕で示される(メタ)アクリル系単量体と共
重合可能な単量体としては、例えばメチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ブトキシエチルアクリレートなどのアクリル
系或いはメタクリル系のアルキルエステルモノマ
ーや(メタ)アクリル酸、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−プトキシメチル(メタ)アクリルアミド
などの側鎖官能性基含有ビニル系モノマー、酢酸
ビニル、アクリロニトリル、スチレン、無水マレ
イン酸などが挙げられる。これらの単量体のう
ち、炭素数2〜8のアルキルアクリレートが感圧
性接着剤用としては好適である。また、接着力、
耐溶剤性の向上又は架橋剤を用いて硬化する場合
さらに、再剥離型粘着剤として使用する場合に
は、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミド
基、グリシジル基を有する単量体を併用するのが
好ましい。 該単量体の使用割合は、粘着性をそこなわない
ように、重合体のガラス転移点(Tg点)によつ
て決定される。感圧性接着剤としての一般的な
Tg点としては、−10℃以下であることが好まし
く、−30℃以下であることがさらに好ましい。Tg
点が−10℃を超える場合には、接着剤は粘着性が
乏しく、感圧性接着剤としては好ましくない。 一般にポリマーのTg点を実際に測定するには、
一例として種々の温度での熱膨張を測定して比容
積−温度曲線の、2つの傾斜の異なる直線の交点
としてTg点を求める方法がある。 しかし簡便的には、個々の単独ポリマーのTg
点の値が知られている事より、次の計算式によつ
て共重合体ポリマーのTg点を求める事ができる
(A.V.Tobolsky;“Properties and Structure of
Polymers”John Wiley & Sons,Inc.New
York(’60)) 1/Tg=C1/Tg1+C2/Tg2+……o 〓i=1 Ci/Tgi C1:成分1の重量分率 C2:成分2の重量分率 Ci:成分iの重量分率 Tg1:成分1単独ポリマーのガラス転移点(〓) Tg2:成分2単独ポリマーのガラス転移点(〓) Tgi:成分i単独ポリマーのガラス転移点(〓) Tg:成分1,2,……iの共重合体ポリマー
のガラス転移点(〓) ここでC1+C2+…=o 〓i=1 Ci=1である。 ポリマーの組成によつては、架橋反応が起こる
場合も有るが、一般的には架橋反応が起つていな
いと想定して計算される。 代表的なモノマーについて、その単独ポリマー
のTg点は下記のようである。 <単独ポリマー> <Tg点> ポリメチルアクリレート 8℃ ポリメチルメタクリレート 105℃ ポリエチルアクリレート −23℃ ポリn−ブチルアクリレート −54℃ ポリi−ブチルアクリレート −24℃ ポリ2−エチルヘキシルアクリレート −85℃ ポリアクリル酸 106℃ ポリメタクリル酸 144℃ ポリスチレン 100℃ ポリ酢酸ビニル 30℃ ポリアクリロニトリル 96℃ ポリヒドロキシエチルメタクリレート 55℃ ポリアクリルアミド 165℃ 3−メトキシブチルアクリレート −56℃ 2−メトキシエチルアクリレート −50℃ 2−エトキシエチルアクリレート −50℃ 3−メトキシプロピルアクリレート −75℃ 3−エトキシプロピルアクリレート −55℃ 本発明で使用する一般式〔A〕て示される単量
体の単量体混合物中における使用量は、活性エネ
ルギー線での硬化性に不可分に結びついており、
少なくとも3%以上であることが好ましく、10%
以上であることがさらに好ましい。3%未満の場
合は、活性エネルギー線での硬化性が悪く、良好
な感圧性接着剤が得られない。 本発明の共重合体又は単独重合体は、通常の合
成法に従い、塊状重合法、溶液重合法、乳化重合
法、懸濁重合法等、常法の重合法により合成でき
る。 以上のようにして得られた重合体は、活性エネ
ルギー線硬化性を有するが、必要に応じ該重合体
に粘着付与剤、充填剤、顔料、軟化剤等を添加す
ることができる。また、共重合体に導入したカル
ボキシル基や水産基を利用イソシアネート架橋、
メラミン架橋、グリシジル基を利用したアミン架
橋、酸架橋、カルボキシル基を利用した金属架橋
等種々の方法により架橋して感圧性接着剤として
もよい。 本発明の硬化は活性エネルギー線の照射によつ
て行なわれる。本発明でいう活性エネルギー線と
は、紫外線又はて電子線やγ線のような電離性放
射線をいう。 本発明の接着剤は紫外線、電離性放射線の作用に
より硬化するが、酸化を一層促進させるために硬
化促進剤を含有せしめても良く、多くの場合これ
は好ましいことである。 硬化手段が紫外線である場合には、通常の光開
始剤が用いられる。好適に利用できる、光開始剤
としては、例えばベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエー
テル、ベンゾインオクチルエーテルなどのごとき
ベンゾイン化合物、ベンジル、ジアセチル、メチ
ルアントラキノンアセトフエノン、ベンゾンフエ
ノンなどのごときカルボニル化合物、2−クロロ
チオキサントン、2,4−ジメチルチオキサント
ン2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジ
イソプロピルチオキサントンなどのごとき、チオ
キサントン系化合物、ジフエニルジスルフイド、
ジチオカーバメイトなどのごとき硫黄化合物、2
−クロルメチルナフタリンなどのごときナフタレ
ン系化合物、アントラセン、塩化鉄などのごとき
金属塩などがあげられ、特に好適に利用できる光
開始剤としてはベンゾフエノン、3,3′−ジメチ
ル−4−メトキシベンゾフエノンなどのごときベ
ンゾフエノン系化合物、2−クロロチオキサント
ン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4ジ
エチルチオキサントン、2,4−ジブロピルチオ
キサントンなどのごときチオキサントン系化合物
があげられる。 硬化手段が電子線やγ線のような電離性放射線
である場合には、開始剤を用いなくても速やかに
硬化するので、特に開始剤を用いる必要はない。 前記光開始剤の使用量は接着剤に対して好まし
くは0.001〜10wt%さらに好ましくは0.01〜5wt%
の範囲である。 本発明の活性エネルギー線硬化型感圧性接着剤
は、多大な時間とエネルギーを消費することな
く、活性エネルギー線によつて速やかに硬化し、
粘着力、保持力、タツク等の性能に優れた粘着テ
ープが容易に得られ、工業的に有用なものであ
る。またアクリル系オリゴマーを使用しなくても
硬化できるので、それに基づくかぶれ臭気の問題
がない。 以下に実施例及び比較例をあげて本発明をさら
に具体的に説明する。なお実施例中,部とあるは
重量部を意味し、また粘着力、保持力およびタツ
クの測定は次の方法で行なつた。 (1) 粘着シートの作成方法 25μのポリエステルフイルムの片面に塗工した
感圧性接着剤の厚さが約30μになるようにした
後、活性エネルギー線を感圧性接着剤面より照射
し、離型紙をあわせるか離型紙を合わせた後、ポ
リエステルフイルム面より活性エネルギー線を照
射するか、あるいは照射せずに粘着シートを作成
した。 (2) 粘着力 上記のように作成した粘着シートの粘着力測定
法0JISZ0237(粘着テープ、粘着シート試験方法)
により、ステンレス板に貼り付け、30分後に180
度引き剥がし粘着力を測定した。 (3) 保持力 保持力測定も、JISZ0237により、ステンレス
板に25×25mmに貼り付け、30分後に80℃で1Kgの
荷重をかけ、試験片がステンレス板から落下する
までの時間又は60分までに落下しなかつた場合に
は、その時のずれた距離を測定した。 (4) タツク タツクの測定もJISZ0237により、球転法の傾
斜角30度で止まる鋼球の最大のボールナンバーを
測定した。 実施例 1 撹拌、温度計、滴下ロート、および窒素ガス吹
き込み装置を付した四つ口フラスキにn−ブチル
アクリレート55部、3−メトキシブチルアクリレ
ート40部およびアクリル酸5部からなる単量体
混合物100部のうち20部と酢酸エチル80部を入れ、
窒素気流中攪拌しながら70℃にし、α、α′−アゾ
ビスイソブチロニトリル0.3部を酢酸エチル10部
に溶解した溶液を投入して反応を開始させ、これ
に前記単量体混合物の残り80部、酢酸エチル50部
およびα、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.5
部よりなる混合物を4時間かけて連続的に滴下し
ながら反応させ、さらに滴下終了後、α、α′−ア
ゾビスイソブチロニトリル0.2部を酢酸エチル10
部に溶解した溶液を滴下し、同温度で2時間攪拌
を継続して重合体溶液、即ち活性エネルギー線硬
化型感圧性接着剤組成物を得た。該重合体のTg
は−50℃であつた。 この組成物につい、ポリエステルフイルム面よ
り2.4メガラツドの線量の電子線を照射して得た
粘着シートの粘着力は920gf/25mm、保持力は60
分后もずれがなく、タツクは9であつた。 比較例 1 実施例1で得た活性エネルギー線硬化型感圧性
接着組成物を使用し、電子線を照射せずに得た粘
着シートの粘着力は1800gf/25mmで、保持力は2
分で落下した。 実施例 2 実施例1で得た活性エネルギー線硬化型感圧性
接着剤組成物に、光開始剤として、ベンゾフエノ
ンを0.2wt%添加した組成物について、ポリエス
テルフイルム面より、80w/cmの出力を有する高
圧水銀灯〔ウシオ電機(株)ユニキユアシステム
UV4000オゾンレスタイプ半集光型1灯〕を用い
て、その下15cmの距離で紫外線を10秒間照射して
得た粘着シートの粘着力は980gf/25mm、保持力
は60分后もずれがなく、タツクは9であつた。 実施例 3 実施例2において、感圧性接着剤面より空気中
で、紫外線を10秒間照射したこと以外は全く同様
にして得た粘着シートの粘着力は890gf/25mm、
保持力は60分后もずれがなく、タツクは8であつ
た。 実施例 4 実施例1において各単量体が、 2−エトキシエチルアクリレート 40部 3−エトキシプロピルアクリレート 20部 エチルアクリレート 20部 酢酸ビニル 15部 2−ヒドロキシエチルメタアクリレート5部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。該重合体の
Tgは、−33℃であつた。また実施例1と同様にし
て得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表
1に示した。 実施例 5 実施例1におげる各単車体が、 3−メトキシプロピルアクリレート 3部 イソブチルアクリレート 92部 グリシジルメタアクリレート 5部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重合体のTg
は、−24℃であつた。また実施例1と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1
に示した。 実施例 6 単量体が、2−メトキシエチルアクリレート
100部である以外は実施例1と同様にして活性エ
ネルギー線硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重
合体のTgは−50℃であつた。また実施例1と同
様にして得た粘着シートの粘着力、保持力、タツ
クを表1に示した。 実施例 7 実施例1における各単量体が、 2−エトキシエチルアクリレート 35部 n−ブチルメタアクリレート 65部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重合体のTg
は−12℃であつた。また実施例1と同様にして得
た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1し
に示した。 実施例 8 実施例1における各単量体が、 3−メトキシブチルアクリレート 10部 2−エチルヘキシルアクリレート 80部 アクリロニトリル 7部 メタアクリル3 3部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重合体のTg
は−72℃であつた。また実施例1と同様にして得
た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1に
示した。 比較例 2 実施例1における各単量体が n−ブチルアクリレート 95部 アクリル酸 5部 である単量体混合物を重合して感圧性接着剤組成
物を得た。重合体のTgは−49℃であつた。この
組成物について実施例1と同様にして電子線を照
射して得た粘着シートの粘着力、保持力、タツク
を表1に示す。 実施例 9 実施例5において、電子線の照射線量を5.0メ
ガラツドにした以外は実施例5と同様にして得ら
れた粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1
に示した。 実施例 10 実施例6において、電子線の照射線量を1.2メ
ガラツドにした以外は実施例6と同様にして得ら
れた粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1
に示した。 実施例 11 実施例2において、光開始剤を2−クロロチオ
キサントンにしたこと、及び紫外線の照射時間を
5秒間にしたこと以外は、実施例2と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表2
に示した
化し、優れた物性を有する感圧性接着剤に関する
ものである。 従来、感圧性接着剤は、ゴム系又はアクリル系
重合体が使用されていたが、単なる熱可塑性ポリ
マーでは凝集力が不足していた。そこでアクリル
系では架橋の為に官能基を導入し、架橋剤を添加
して加熱硬化等を行なつていた。しかし、それに
は多大の時間とエネルギーが消費される。これら
の欠点を改良する為、近年になり活性エネルギー
線硬化型感圧性接着剤の検討がなされている。こ
の種の活性エネルギー線硬化型感圧接着剤として
は、活性エネルギー線に対し反応性の不飽和二重
結合を分子内に1つ以上持つアクリル系単量体又
は、アクリル系オリゴマーをアクリル系重合体に
配合したものが知られている。 しかし、アクリル系単量体又はアクリル系オリ
ゴマーは、毒性及び皮膚に付着した際のかぶれの
問題の他、特有の臭気を有することから臭気公害
が問題になつている。そして、硬化させる場合で
も、空気中では、反応がおそく、又長時間の照射
を必要とした。更に、硬化後の感圧接着剤として
の物性、例えば、粘着力等においても必ずしも満
足し得ないものである。 本発明者らは、上記した従来の問題点に鑑み鋭
意研究の結果、特異な(メタ)アクリル系単量体
を重合してなる重合体を必須構成成分とすること
により、従来から問題になつていたアクリル系単
量体又はアクリル系オリゴマーを使用しなくて
も、速やかに硬化して、優れた性能を有する感圧
性接着剤をもたらす活性エネルギー線硬化型感圧
性接着剤を得るに至つた。 即ち本発明は、下記の一般式〔A〕で示される
(メタ)アクリル系単量体の単独重合体又は前記
単量体およびこれと共重合可能な単量体との共重
合体からなる活性エネルギー線硬化型感圧性接着
剤である。 但し、R1は水素又はメチル基、R2は炭素数1
〜4のアルキレン基、R3は炭素数1〜4のアル
キル基及びnは1〜4の整数である。上記一般式
〔A〕で示される(メタ)アクリル系単量体にお
いて、R2は炭素数1〜4のアルキレン基である
が、直鎖状又は分枝状のいずれでもよく、また
R3は炭素数1〜4のアルキル基であるが、これ
も直鎖状又は分枝状のいずれでもよい。 本発明の組成物は、従来品に比較して、酸素存
在ふん囲気中でも充分硬化し、得られた感圧性接
着剤の粘着力及び/又は凝集力を格段に向上させ
るという、予想できない効果を示すのである。 本発明の組成物を構成する各成分について説明
すると、上記一般式〔A〕で示される(メタ)ア
クリル系単量体は必須単量体であり、該単量体と
しては、例えばメトキシエチル(メタ)アクリレ
ート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブ
トキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシエ
トキシエチル(メタ)アクリレート、エチルカル
ビトール(メタ)アクリレート、メチルトリグリ
コール(メタ)アクリレート、1−ブトキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル
(メタ)アクリレート、1−エトキシブチル(メ
タ)アクリレート、3−メトキシブロピル(メ
タ)アクリレート、メトキシメチル(メタ)アク
リレート、3−エトキシプロピル(メタ)アクリ
レート、エトキシメチル(メタ)アクリレート等
があげられる。これらの単量体のうちR1が水素、
R2が炭素数1〜4の直鎖又は分枝状のアルキレ
ン基、R3が炭素数1〜4のアルキル基、nが1
のものが製造の容易さ、入手の容易さの点から好
ましい。該単量体としては、例えばメトキシエチ
ルアクリレート、エトキシエチルアクリレート、
1−エトキシブチルアクリレート、3−メトキシ
プロピルアクリレート、メトキシメチルアクリレ
ート、3−エトキシプロピルアクリレート、エト
キシメチルアクリレート等があげられる。一般式
〔A〕で示される(メタ)アクリル系単量体と共
重合可能な単量体としては、例えばメチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレー
ト、ブトキシエチルアクリレートなどのアクリル
系或いはメタクリル系のアルキルエステルモノマ
ーや(メタ)アクリル酸、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アク
リレート、N−メチロール(メタ)アクリルアミ
ド、N−プトキシメチル(メタ)アクリルアミド
などの側鎖官能性基含有ビニル系モノマー、酢酸
ビニル、アクリロニトリル、スチレン、無水マレ
イン酸などが挙げられる。これらの単量体のう
ち、炭素数2〜8のアルキルアクリレートが感圧
性接着剤用としては好適である。また、接着力、
耐溶剤性の向上又は架橋剤を用いて硬化する場合
さらに、再剥離型粘着剤として使用する場合に
は、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミド
基、グリシジル基を有する単量体を併用するのが
好ましい。 該単量体の使用割合は、粘着性をそこなわない
ように、重合体のガラス転移点(Tg点)によつ
て決定される。感圧性接着剤としての一般的な
Tg点としては、−10℃以下であることが好まし
く、−30℃以下であることがさらに好ましい。Tg
点が−10℃を超える場合には、接着剤は粘着性が
乏しく、感圧性接着剤としては好ましくない。 一般にポリマーのTg点を実際に測定するには、
一例として種々の温度での熱膨張を測定して比容
積−温度曲線の、2つの傾斜の異なる直線の交点
としてTg点を求める方法がある。 しかし簡便的には、個々の単独ポリマーのTg
点の値が知られている事より、次の計算式によつ
て共重合体ポリマーのTg点を求める事ができる
(A.V.Tobolsky;“Properties and Structure of
Polymers”John Wiley & Sons,Inc.New
York(’60)) 1/Tg=C1/Tg1+C2/Tg2+……o 〓i=1 Ci/Tgi C1:成分1の重量分率 C2:成分2の重量分率 Ci:成分iの重量分率 Tg1:成分1単独ポリマーのガラス転移点(〓) Tg2:成分2単独ポリマーのガラス転移点(〓) Tgi:成分i単独ポリマーのガラス転移点(〓) Tg:成分1,2,……iの共重合体ポリマー
のガラス転移点(〓) ここでC1+C2+…=o 〓i=1 Ci=1である。 ポリマーの組成によつては、架橋反応が起こる
場合も有るが、一般的には架橋反応が起つていな
いと想定して計算される。 代表的なモノマーについて、その単独ポリマー
のTg点は下記のようである。 <単独ポリマー> <Tg点> ポリメチルアクリレート 8℃ ポリメチルメタクリレート 105℃ ポリエチルアクリレート −23℃ ポリn−ブチルアクリレート −54℃ ポリi−ブチルアクリレート −24℃ ポリ2−エチルヘキシルアクリレート −85℃ ポリアクリル酸 106℃ ポリメタクリル酸 144℃ ポリスチレン 100℃ ポリ酢酸ビニル 30℃ ポリアクリロニトリル 96℃ ポリヒドロキシエチルメタクリレート 55℃ ポリアクリルアミド 165℃ 3−メトキシブチルアクリレート −56℃ 2−メトキシエチルアクリレート −50℃ 2−エトキシエチルアクリレート −50℃ 3−メトキシプロピルアクリレート −75℃ 3−エトキシプロピルアクリレート −55℃ 本発明で使用する一般式〔A〕て示される単量
体の単量体混合物中における使用量は、活性エネ
ルギー線での硬化性に不可分に結びついており、
少なくとも3%以上であることが好ましく、10%
以上であることがさらに好ましい。3%未満の場
合は、活性エネルギー線での硬化性が悪く、良好
な感圧性接着剤が得られない。 本発明の共重合体又は単独重合体は、通常の合
成法に従い、塊状重合法、溶液重合法、乳化重合
法、懸濁重合法等、常法の重合法により合成でき
る。 以上のようにして得られた重合体は、活性エネ
ルギー線硬化性を有するが、必要に応じ該重合体
に粘着付与剤、充填剤、顔料、軟化剤等を添加す
ることができる。また、共重合体に導入したカル
ボキシル基や水産基を利用イソシアネート架橋、
メラミン架橋、グリシジル基を利用したアミン架
橋、酸架橋、カルボキシル基を利用した金属架橋
等種々の方法により架橋して感圧性接着剤として
もよい。 本発明の硬化は活性エネルギー線の照射によつ
て行なわれる。本発明でいう活性エネルギー線と
は、紫外線又はて電子線やγ線のような電離性放
射線をいう。 本発明の接着剤は紫外線、電離性放射線の作用に
より硬化するが、酸化を一層促進させるために硬
化促進剤を含有せしめても良く、多くの場合これ
は好ましいことである。 硬化手段が紫外線である場合には、通常の光開
始剤が用いられる。好適に利用できる、光開始剤
としては、例えばベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイ
ンプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエー
テル、ベンゾインオクチルエーテルなどのごとき
ベンゾイン化合物、ベンジル、ジアセチル、メチ
ルアントラキノンアセトフエノン、ベンゾンフエ
ノンなどのごときカルボニル化合物、2−クロロ
チオキサントン、2,4−ジメチルチオキサント
ン2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジ
イソプロピルチオキサントンなどのごとき、チオ
キサントン系化合物、ジフエニルジスルフイド、
ジチオカーバメイトなどのごとき硫黄化合物、2
−クロルメチルナフタリンなどのごときナフタレ
ン系化合物、アントラセン、塩化鉄などのごとき
金属塩などがあげられ、特に好適に利用できる光
開始剤としてはベンゾフエノン、3,3′−ジメチ
ル−4−メトキシベンゾフエノンなどのごときベ
ンゾフエノン系化合物、2−クロロチオキサント
ン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4ジ
エチルチオキサントン、2,4−ジブロピルチオ
キサントンなどのごときチオキサントン系化合物
があげられる。 硬化手段が電子線やγ線のような電離性放射線
である場合には、開始剤を用いなくても速やかに
硬化するので、特に開始剤を用いる必要はない。 前記光開始剤の使用量は接着剤に対して好まし
くは0.001〜10wt%さらに好ましくは0.01〜5wt%
の範囲である。 本発明の活性エネルギー線硬化型感圧性接着剤
は、多大な時間とエネルギーを消費することな
く、活性エネルギー線によつて速やかに硬化し、
粘着力、保持力、タツク等の性能に優れた粘着テ
ープが容易に得られ、工業的に有用なものであ
る。またアクリル系オリゴマーを使用しなくても
硬化できるので、それに基づくかぶれ臭気の問題
がない。 以下に実施例及び比較例をあげて本発明をさら
に具体的に説明する。なお実施例中,部とあるは
重量部を意味し、また粘着力、保持力およびタツ
クの測定は次の方法で行なつた。 (1) 粘着シートの作成方法 25μのポリエステルフイルムの片面に塗工した
感圧性接着剤の厚さが約30μになるようにした
後、活性エネルギー線を感圧性接着剤面より照射
し、離型紙をあわせるか離型紙を合わせた後、ポ
リエステルフイルム面より活性エネルギー線を照
射するか、あるいは照射せずに粘着シートを作成
した。 (2) 粘着力 上記のように作成した粘着シートの粘着力測定
法0JISZ0237(粘着テープ、粘着シート試験方法)
により、ステンレス板に貼り付け、30分後に180
度引き剥がし粘着力を測定した。 (3) 保持力 保持力測定も、JISZ0237により、ステンレス
板に25×25mmに貼り付け、30分後に80℃で1Kgの
荷重をかけ、試験片がステンレス板から落下する
までの時間又は60分までに落下しなかつた場合に
は、その時のずれた距離を測定した。 (4) タツク タツクの測定もJISZ0237により、球転法の傾
斜角30度で止まる鋼球の最大のボールナンバーを
測定した。 実施例 1 撹拌、温度計、滴下ロート、および窒素ガス吹
き込み装置を付した四つ口フラスキにn−ブチル
アクリレート55部、3−メトキシブチルアクリレ
ート40部およびアクリル酸5部からなる単量体
混合物100部のうち20部と酢酸エチル80部を入れ、
窒素気流中攪拌しながら70℃にし、α、α′−アゾ
ビスイソブチロニトリル0.3部を酢酸エチル10部
に溶解した溶液を投入して反応を開始させ、これ
に前記単量体混合物の残り80部、酢酸エチル50部
およびα、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.5
部よりなる混合物を4時間かけて連続的に滴下し
ながら反応させ、さらに滴下終了後、α、α′−ア
ゾビスイソブチロニトリル0.2部を酢酸エチル10
部に溶解した溶液を滴下し、同温度で2時間攪拌
を継続して重合体溶液、即ち活性エネルギー線硬
化型感圧性接着剤組成物を得た。該重合体のTg
は−50℃であつた。 この組成物につい、ポリエステルフイルム面よ
り2.4メガラツドの線量の電子線を照射して得た
粘着シートの粘着力は920gf/25mm、保持力は60
分后もずれがなく、タツクは9であつた。 比較例 1 実施例1で得た活性エネルギー線硬化型感圧性
接着組成物を使用し、電子線を照射せずに得た粘
着シートの粘着力は1800gf/25mmで、保持力は2
分で落下した。 実施例 2 実施例1で得た活性エネルギー線硬化型感圧性
接着剤組成物に、光開始剤として、ベンゾフエノ
ンを0.2wt%添加した組成物について、ポリエス
テルフイルム面より、80w/cmの出力を有する高
圧水銀灯〔ウシオ電機(株)ユニキユアシステム
UV4000オゾンレスタイプ半集光型1灯〕を用い
て、その下15cmの距離で紫外線を10秒間照射して
得た粘着シートの粘着力は980gf/25mm、保持力
は60分后もずれがなく、タツクは9であつた。 実施例 3 実施例2において、感圧性接着剤面より空気中
で、紫外線を10秒間照射したこと以外は全く同様
にして得た粘着シートの粘着力は890gf/25mm、
保持力は60分后もずれがなく、タツクは8であつ
た。 実施例 4 実施例1において各単量体が、 2−エトキシエチルアクリレート 40部 3−エトキシプロピルアクリレート 20部 エチルアクリレート 20部 酢酸ビニル 15部 2−ヒドロキシエチルメタアクリレート5部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。該重合体の
Tgは、−33℃であつた。また実施例1と同様にし
て得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表
1に示した。 実施例 5 実施例1におげる各単車体が、 3−メトキシプロピルアクリレート 3部 イソブチルアクリレート 92部 グリシジルメタアクリレート 5部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重合体のTg
は、−24℃であつた。また実施例1と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1
に示した。 実施例 6 単量体が、2−メトキシエチルアクリレート
100部である以外は実施例1と同様にして活性エ
ネルギー線硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重
合体のTgは−50℃であつた。また実施例1と同
様にして得た粘着シートの粘着力、保持力、タツ
クを表1に示した。 実施例 7 実施例1における各単量体が、 2−エトキシエチルアクリレート 35部 n−ブチルメタアクリレート 65部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重合体のTg
は−12℃であつた。また実施例1と同様にして得
た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1し
に示した。 実施例 8 実施例1における各単量体が、 3−メトキシブチルアクリレート 10部 2−エチルヘキシルアクリレート 80部 アクリロニトリル 7部 メタアクリル3 3部 である単量体混合物を重合して活性エネルギー線
硬化型感圧性接着剤組成物を得た。重合体のTg
は−72℃であつた。また実施例1と同様にして得
た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1に
示した。 比較例 2 実施例1における各単量体が n−ブチルアクリレート 95部 アクリル酸 5部 である単量体混合物を重合して感圧性接着剤組成
物を得た。重合体のTgは−49℃であつた。この
組成物について実施例1と同様にして電子線を照
射して得た粘着シートの粘着力、保持力、タツク
を表1に示す。 実施例 9 実施例5において、電子線の照射線量を5.0メ
ガラツドにした以外は実施例5と同様にして得ら
れた粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1
に示した。 実施例 10 実施例6において、電子線の照射線量を1.2メ
ガラツドにした以外は実施例6と同様にして得ら
れた粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表1
に示した。 実施例 11 実施例2において、光開始剤を2−クロロチオ
キサントンにしたこと、及び紫外線の照射時間を
5秒間にしたこと以外は、実施例2と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表2
に示した
【表】
【表】
実施例 12
実施例2において、光開始剤をベンジルジメチ
ルケタールにしたこと、及び紫外線の照射時間を
15秒間にしたこと以外は、実施例2と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表2
に示した。 実施例 13 実施例2において、光開始剤をベンゾインイソ
ブチルエーテルにしたこと、及び紫外線の照射時
間を20秒にしたこと以外は実施例2と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表2
に示した。 実施例 14 実施例2において、光開始剤を2,4−ジメチ
ルチオキサントンに、添加量を0.05wt%にしたこ
と、及び紫外線の照射時間を5秒間にしたこと以
外は実施例2と同様にして得た粘着シートの粘着
力、保持力、タツクを表2に示した。 実施例 15 実施例2において、光開始剤の添加量を0.05wt
%にしたこと、及び紫外線の照射時間を5秒間に
したこと以外は実施例2と同様にして得た粘着シ
ートの粘着力、保持力、タツクを表2に示した。 実施例 16 実施例1で得た活性エネルギー線硬化型感圧性
接着剤組成物に、架橋剤としてコロネートL(日
本ポリウレタン工業(株)製のポリイソシアネート架
橋剤)を0.5wt%と光開始剤として、ベンゾフエ
ノンを0.05wt%添加した組成物を、25μのポリエ
ステルフイルムの片面に塗工し、感圧製接着剤の
厚さが約30μになるようにした後、離型紙合わせ
活性エネルギー線を照射されない状態で保管し、
ポリイソシアネート架橋をさせてから、ポリエス
テルフイルム面より実施例2と同様に紫外線を5
秒間照射して得た粘着シートの粘着力、保持力、
タツクを表2に示した。 比較例 3 実施例16において、紫外線を照射する前の粘着
シートの粘着力、保持力、タツクを表2に示し
た。 比較例 4 3−メトキシエチルアクリレート100部に、光
開始剤としてベンゾフエノンを0.3部添加したも
のを、ポリエステルフイルムに塗工厚が約30μm
となるように塗布した。 実施例2と同様にして紫外線を20秒間照射して
得た粘着シートは、粘着力が700gf/25mmであり、
タツクが4であつたが、保持力については5分で
落下してしまつた。 比較例 5 3−メトキシブチルアクリレート40部、n−ブ
チルアクリレート55部及びアクリル酸5部からな
る単量体混合物に光開始剤としてベンゾフエノン
を0.3部添加したものを、ポリエステルフイルム
に塗工厚が約30μmとなるように塗布した。 実施例2と同様にして紫外線を20秒間照射して
得た粘着シヘトは、粘着力が950gf/25mmであり、
タツクが5であつたが、保持力については10分で
落下してしまつた。 実施例 17 比較例3において、粘着力及び保持力測定用に
ステンレス板に貼り付けた粘着シートのポリエス
テル面より紫外線を5秒間照射したものの180度
引き剥がし粘着力と保持力を表2に示した。
ルケタールにしたこと、及び紫外線の照射時間を
15秒間にしたこと以外は、実施例2と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表2
に示した。 実施例 13 実施例2において、光開始剤をベンゾインイソ
ブチルエーテルにしたこと、及び紫外線の照射時
間を20秒にしたこと以外は実施例2と同様にして
得た粘着シートの粘着力、保持力、タツクを表2
に示した。 実施例 14 実施例2において、光開始剤を2,4−ジメチ
ルチオキサントンに、添加量を0.05wt%にしたこ
と、及び紫外線の照射時間を5秒間にしたこと以
外は実施例2と同様にして得た粘着シートの粘着
力、保持力、タツクを表2に示した。 実施例 15 実施例2において、光開始剤の添加量を0.05wt
%にしたこと、及び紫外線の照射時間を5秒間に
したこと以外は実施例2と同様にして得た粘着シ
ートの粘着力、保持力、タツクを表2に示した。 実施例 16 実施例1で得た活性エネルギー線硬化型感圧性
接着剤組成物に、架橋剤としてコロネートL(日
本ポリウレタン工業(株)製のポリイソシアネート架
橋剤)を0.5wt%と光開始剤として、ベンゾフエ
ノンを0.05wt%添加した組成物を、25μのポリエ
ステルフイルムの片面に塗工し、感圧製接着剤の
厚さが約30μになるようにした後、離型紙合わせ
活性エネルギー線を照射されない状態で保管し、
ポリイソシアネート架橋をさせてから、ポリエス
テルフイルム面より実施例2と同様に紫外線を5
秒間照射して得た粘着シートの粘着力、保持力、
タツクを表2に示した。 比較例 3 実施例16において、紫外線を照射する前の粘着
シートの粘着力、保持力、タツクを表2に示し
た。 比較例 4 3−メトキシエチルアクリレート100部に、光
開始剤としてベンゾフエノンを0.3部添加したも
のを、ポリエステルフイルムに塗工厚が約30μm
となるように塗布した。 実施例2と同様にして紫外線を20秒間照射して
得た粘着シートは、粘着力が700gf/25mmであり、
タツクが4であつたが、保持力については5分で
落下してしまつた。 比較例 5 3−メトキシブチルアクリレート40部、n−ブ
チルアクリレート55部及びアクリル酸5部からな
る単量体混合物に光開始剤としてベンゾフエノン
を0.3部添加したものを、ポリエステルフイルム
に塗工厚が約30μmとなるように塗布した。 実施例2と同様にして紫外線を20秒間照射して
得た粘着シヘトは、粘着力が950gf/25mmであり、
タツクが5であつたが、保持力については10分で
落下してしまつた。 実施例 17 比較例3において、粘着力及び保持力測定用に
ステンレス板に貼り付けた粘着シートのポリエス
テル面より紫外線を5秒間照射したものの180度
引き剥がし粘着力と保持力を表2に示した。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式〔A〕で示される(メタ)アク
リル系単量体の単独重合体又は前記単量体及びこ
れと共重合可能な単量体との共重合体からなる活
性エネルギー線硬化型感圧性接着剤。 但し、R1は水素又はメチル基、R2は炭素数1
〜4のアルキレン基、R3は炭素数1〜4のアル
キル基及びnは1〜4の整数である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3424384A JPS60179484A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 活性エネルギー線硬化型感圧性接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3424384A JPS60179484A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 活性エネルギー線硬化型感圧性接着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60179484A JPS60179484A (ja) | 1985-09-13 |
| JPH0455469B2 true JPH0455469B2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=12408715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3424384A Granted JPS60179484A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 活性エネルギー線硬化型感圧性接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60179484A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5376345B2 (ja) * | 2011-10-11 | 2013-12-25 | 綜研化学株式会社 | 光重合性粘着剤組成物及びこれを使用した粘着シート |
| JP5376346B2 (ja) * | 2011-10-18 | 2013-12-25 | 綜研化学株式会社 | 光重合性粘着剤組成物及びこれを利用した粘着シート |
| WO2017204248A1 (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 王子ホールディングス株式会社 | 積層粘着シート |
| WO2017204247A1 (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 王子ホールディングス株式会社 | 粘着シート |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5112839A (ja) * | 1974-07-24 | 1976-01-31 | Sankyo Organic Chemicals Co | Goseijushoanteizai |
| JPS6029753B2 (ja) * | 1976-11-01 | 1985-07-12 | 日本合成化学工業株式会社 | 紫外線硬化性樹脂組成物 |
| JPS5620007A (en) * | 1979-04-12 | 1981-02-25 | Kyowa Gas Chem Ind Co Ltd | Resin composition for laminated sheet |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP3424384A patent/JPS60179484A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60179484A (ja) | 1985-09-13 |
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