JPH0455575B2 - - Google Patents

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JPH0455575B2
JPH0455575B2 JP7098887A JP7098887A JPH0455575B2 JP H0455575 B2 JPH0455575 B2 JP H0455575B2 JP 7098887 A JP7098887 A JP 7098887A JP 7098887 A JP7098887 A JP 7098887A JP H0455575 B2 JPH0455575 B2 JP H0455575B2
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JP
Japan
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injection
screw
injection screw
time
retraction
Prior art date
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Application number
JP7098887A
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English (en)
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JPS63236618A (ja
Inventor
Teruo Tanigawa
Kazumitsu Oomori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Meiki Seisakusho KK filed Critical Meiki Seisakusho KK
Priority to JP7098887A priority Critical patent/JPS63236618A/ja
Publication of JPS63236618A publication Critical patent/JPS63236618A/ja
Publication of JPH0455575B2 publication Critical patent/JPH0455575B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はインラインスクリユ式射出成形機にお
ける可塑化制御方法に係り、特に成形材料の可塑
化所要時間の一定化を図ることによつて、品質の
良好な成形品を安定して成形するための技術に関
するものである。
(従来技術) 射出成形機の一つとして、従来より、加熱筒内
に嵌装された射出スクリユに対して射出シリンダ
にて所定の背圧を作用させつつ、該射出スクリユ
を回転せしめることにより、原料供給装置のフイ
ードスクリユの回転に従つて該加熱筒内に供給さ
れる所定の成形材料を、可塑化しつつ、該射出ス
クリユの前方に導く一方、該射出スクリユの前方
に導かれる成形材料にて後退せしめられる該射出
スクリユの後退ストロークを規制することによ
り、射出すべき成形材料の計量を行なうようにし
たインラインスクリユ式の射出成形機が知られて
いる。
ところで、このようなインラインスクリユ式の
射出成形機では、近年、成形材料の計量精度を向
上したり、成形材料を所望の溶融状態に可塑化し
たりするために、射出スクリユの回転による成形
材料の可塑化操作時において、その射出スクリユ
の回転速度、射出シリンダにてその射出スクリユ
に作用せしめられる背圧、および原料供給装置に
おけるフイードスクリユの回転速度を、それぞれ
射出スクリユの移動位置に関連して定めた制御パ
ターンに従つて制御することが行なわれるように
なつてきている。
(問題点) しかし、従来では、それら成形材料の可塑化操
作時における射出スクリユの回転速度、背圧、お
よびフイードスクリユの回転速度が、単に、各対
応する制御パターンに合致するように、それらを
制御することが行なわれていたため、原料供給装
置から加熱筒内に供給される成形材料の粒度のバ
ラツキや、成形材料に対する射出スクリユの食込
み状態のバラツキ、あるいは可塑化操作時のL/
Dの実質的な変化によつて、成形材料の可塑化に
要する時間、ひいては成形材料の溶融温度が成形
サイクルによつて比較的大きくバラツクといつた
問題があり、特に精密成形品を成形する精密安定
成形において成形品にバラツキが生じ易いといつ
た問題があつた。
(解決手段) 本発明は、このような事情を背景として、前述
の如きインラインスクリユ式射出成形機におい
て、上述のような可塑化所要時間のバラツキを抑
制して、可塑化所要時間のバラツキに起因する成
形品のバラツキを可及的に低減し、もつて品質の
良好な成形品を安定して成形し得るようにした可
塑化制御方法を提供するために為されたものであ
り、その要旨とするところは、成形材料の可塑化
操作時における射出スクリユの回転速度、射出シ
リンダにてその射出スクリユに作用せしめられる
背圧、および原料供給装置におけるフイードスク
リユの回転速度を、それぞれ良品成形時に求めら
れた制御パターンに従つて制御するようにする一
方、その良品成形時における前記射出スクリユの
後退速度パターンおよび可塑化所要時間に基づい
て、射出スクリユの後退ストロークを複数区間に
分割した各分割区間につき、射出スクリユの目標
後退所要時間を求めると共に、射出スクリユがそ
の各分割区間を実際に後退するのに要した実後退
所要時間とその目標後退所要時間とを比較し、次
の分割区間における実後退所要時間と目標後退所
要時間とが合致するように、その比較較差に応じ
て、前記各制御パターンに従つて制御せしめられ
る前記射出スクリユの回転速度、前記射出シリン
ダにて該射出スクリユに作用せしめられる背圧、
および前記原料供給装置におけるフイードスクリ
ユの回転速度の少なくとも一つを補正するように
したことにある。
(作用・効果) 成形材料の可塑化操作をこのような手法に従つ
て行なえば、射出スクリユの後退ストローク(計
量ストローク)の各分割区間を射出スクリユが実
際に移動(後退)するのに要する実後退所要時間
が、それぞれの分割区間について求められた目標
後退所要時間に精度良く一致するのであり、従つ
て加熱筒内に供給される成形材料の粒度のバラツ
キや、成形材料に対する射出スクリユの食込み状
態のバラツキ、あるいは可塑化操作時のL/Dの
実質的な変化に拘わらず、成形材料の可塑化に要
する実際の可塑化所要時間が良品成形時の可塑化
所要時間に良好な精度をもつて一致するのであ
る。そしてそれ故、可塑化所要時間がバラツクこ
とに起因して成形品にバラツキが生ずることを良
好に低減できるものであり、精密安定成形を行な
う場合においても、品質の良好な成形品を安定し
て成形することが可能となるのである。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにする
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
なお、ここでは、先ず、本発明を好適に実施す
ることのできる射出成形機の構造について説明
し、その後、その射出成形機において、本発明に
従う可塑化制御方法を実施する例について述べる
こととする。
すなわち、第1図は、本発明を好適に実施する
ことができる射出成形機の一例を示すものである
が、そこにおいて、10は射出スクリユであつ
て、外周部に図示しないヒータを備えた加熱筒1
2内に嵌装されている。加熱筒12の後端側(図
中右側)上部には、フイードシリンダ14内にフ
イードスクリユ16が嵌装された構造の原料供給
装置18が取り付けられており、ホツパ20から
フイードシリンダ14内に落下した成形材料がフ
イードスクリユ16の回転に従つて該フイードシ
リンダ14内を導かれ、原料落下孔22を通じて
加熱筒12内に供給されるようになつている。な
お、フイードスクリユ16は、電動サーボモータ
等のフイードスクリユ駆動装置24によつて回転
作動せしめられている。
一方、前記射出スクリユ10の後端部には、電
動サーボモータや油圧モータ等からなる射出スク
リユ駆動装置26が取り付けられており、この射
出スクリユ駆動装置26によつて射出スクリユ1
0が回転作動せしめられるようになつている。ま
た、射出スクリユ10の後端部には、油圧回路2
8によつて駆動される射出シリンダ30が取り付
けられており、この射出シリンダ30によつて射
出スクリユ10が前進、後退作動せしめられるよ
うになつている。
そして、ここでは、従来と同様に、射出スクリ
ユ10の後退作動によつてその後退作動に対して
抵抗として働く作動油圧、すなわち背圧が射出シ
リンダ30に発生する状態で、射出スクリユ10
が射出スクリユ駆動装置26によつて回転作動さ
せられるようになつており、これによつて原料供
給装置18から加熱筒12内に供給された成形材
料が可塑化されつつ射出スクリユ10の前方へ導
かれるようになつている。また、その前方に導か
れる成形材料によつて後退せしめられる射出スク
リユ10の後退量(後退ストロークS)が規制さ
れることにより、成形材料の計量が行なわれるよ
うになつており、その成形材料の計量の後、射出
スクリユ10が射出シリンダ30によつて前方へ
押し出されることにより、可塑化、計量された成
形材料が加熱筒12のノズル32から射出せしめ
られるようになつている。
ところで、前記射出スクリユ10には、図示の
ように、ラツク、ピニオン等からなる公知のスク
リユ位置検出器34が設けられており、射出スク
リユ10の移動位置、すなわち前記成形材料の可
塑化操作に伴う射出スクリユ10の後退位置がこ
のスクリユ位置検出器34で検出されるようにな
つている。そして、このスクリユ位置検出器34
から射出スクリユ10の後退位置を表すスクリユ
位置信号S1が出力され、制御装置36および後
述のN分割信号発生器38に供給されるようにな
つている。
制御装置36は、計量ストロークである前記射
出スクリユ10の後退ストロークS(以下、計量
ストロークSという)や、成形材料の可塑化操作
時における射出スクリユ10およびフイードスク
リユ16の各回転速度制御パターン、あるいは背
圧制御パターン等、成形のための各種条件を設定
する設定器を備えており、その設定器で設定され
た各種の設定条件に応じて射出成形機全体をシー
ケンス制御するようになつていると共に、前記成
形材料の可塑化操作時において、前記射出スクリ
ユ駆動装置26、油圧回路28、およびフイード
スクリユ駆動装置24に対し、それぞれ、スクリ
ユ位置検出器34からのスクリユ位置信号S1に
応じて、上記設定器で設定された各制御パターン
に従う射出スクリユ回転駆動信号S2、背圧制御
信号S3およびフイードスクリユ回転駆動信号S
4を供給するようになつている。そして、ここで
は、かかる制御装置36から供給される各制御信
号S2,S3およびS4によつて射出スクリユ駆
動装置26、油圧回路28、およびフイードスク
リユ駆動装置24が制御されることにより、前記
成形材料の可塑化操作時における射出スクリユ1
0の回転速度、および射出スクリユ10に対する
背圧、並びにフイードスクリユ16の回転速度が
制御せしめられるようになつており、これによつ
てそれら成形材料の可塑化操作時における射出ス
クリユ10の回転速度、背圧、およびフイードス
クリユ16の回転速度が、それぞれ、前記制御装
置36の設定器で設定された各対応する制御パタ
ーンに従つて制御せしめられるようになつてい
る。
また、制御装置36は、設定器で設定された計
量ストロークSとスクリユ位置検出器34から供
給されるスクリユ位置信号S1とを比較し、射出
スクリユ10が計量ストロークSだけ移動したと
き、射出スクリユ10の回転作動を停止させて、
成形材料の可塑化作動を停止させるようになつて
いると共に、計量ストロークSを表す計量ストロ
ーク信号S5を出力し、この計量ストローク信号
S5を前記N分割信号発生器38に供給するよう
になつている。
なお、図中、40は、前記各制御信号の出力ラ
イン41A,41Bおよび41C上に設けられた
増幅器である。
ここにおいて、上記制御装置36からの計量ス
トローク信号S5および前記スクリユ位置検出器
34からのスクリユ位置信号S1が供給されるN
分割信号発生器38は、計量ストローク信号S5
をN等分した各分割値とスクリユ位置信号S1と
を比較し、射出スクリユ10が計量ストロークS
をN等分した位置に達する毎に、そのことを表す
N分割位置到達信号S6を出力するようになつて
おり、そのN分割位置到達信号S6を実後退所要
時間計測器42および目標後退所要時間/後退速
度変化比演算器44に供給するようになつてい
る。
そして、実後退所要時間計測器42は、N分割
信号発生器38からのN分割位置到達信号S6が
入力される時間間隔、すなわち射出スクリユ10
が計量ストロークSの各N分割区間ΔSo(ただし、
n=1〜N;以下同じ)を実際に後退するのに要
した実後退所要時間Troを計測し、各分割区間
ΔSoの終了を表すN分割位置到達信号S6が入力
される毎に、その実後退所要時間Troに対応した
実後退所要時間信号S7oを減算器46に供給す
るようになつている。
一方、目標後退所要時間/後退速度変化比演算
器44は、良好な成形品の成形時に測定された目
標とすべき目標可塑化所要時間Tpと、同じくそ
の良品成形時に求められた射出スクリユ10の後
退速度パターンとに基づいて、射出スクリユ10
が計量ストロークSの各分割区間ΔSoを後退する
のに要する目標後退所要時間Tooを演算するよう
になつており、前記各分割区間ΔSoの終了を表す
N分割位置到達信号S6が入力される毎に、その
目標後退所要時間Tooを表す目標後退所要時間信
号S8oを減算器46に供給するようになつてい
る。そして、これにより、減算器46から補正値
演算器48に対して、射出スクリユ10が各分割
区間ΔSoを通過する毎に、その分割区間ΔSoにお
ける目標後退所要時間Tooと実後退所要時間Tro
との時間差ΔToを表す比較較差信号S9oが供給
されるようになつている。
また、この目標後退所要時間/後退速度変化比
演算器44は、前記目標可塑化所要時間Tpおよ
び射出スクリユ10の後退速度パターンに基づい
て、分割区間ΔSoにおける射出スクリユ10の目
標後退速度Voと次の分割区間ΔSo+1における射出
スクリユ10の目標後退速度Vo+1との後退速度
変化比Co(=Vo+1/Vo)を演算し、射出スクリユ
10が各分割区間ΔSoを通過する毎に、その後退
速度変化比Coを表す後退速度変化比信号S10o
を補正値演算器48に供給するようになつてい
る。
なお、目標後退所要時間/後退速度変化比演算
器44には、目標可塑化時間Tpを設定する目標
可塑化所要時間設定器50または前記制御装置3
6から、目標可塑化所要時間Tpを表す目標可塑
化所要時間信号S11が供給されるようになつて
いると共に、射出スクリユ10の後退速度パター
ンを設定する後退速度パターン設定器52または
制御装置36から、射出スクリユ10の後退速度
パターンを表す後退速度パターン信号S12が入
力されるようになつており、かかる目標後退所要
時間/後退速度変化比演算器44では、それら入
力信号S11およびS12に基づいて、前記目標
後退所要時間Tooおよび後退速度変化比Coが求め
られるようになつている。
減算器46からの比較較差信号S9oおよび目
標後退所要時間/後退速度変化比演算器44から
の後退速度変化比信号S10nが供給される補正
値演算器48には、係数設定器54が接続されて
おり、この係数設定器54から、前記制御装置3
6で設定された射出スクリユ回転速度制御パター
ン、背圧制御パターン、およびフイードスクリユ
回転速度制御パターンの各制御パターンに対応し
た係数値k1,k2およびk3が入力されるようになつ
ている。そして、補正値演算器48は、かかる係
数設定器54からの各係数値k1,k2,k3、前記比
較較差信号S9oが表す時間偏差ΔTo、および後
退速度変化比信号S10nが表す後退速度変化比
Coに基づいて、上記各制御パターンに対応する
補正値を演算するようになつており、それら演算
した各補正値を表す補正値信号S13o,S14o
およびS15oをそれぞれ切換スイツチ機構56
に供給するようになつている。また、切換スイツ
チ機構56は、かかる補正値演算器48から供給
される各補正値信号S13o,S14o,S15o
を、その切換設定状態に応じて、それぞれ前記制
御装置36の各対応する出力ライン41A,41
B,41C上に設けられた加算器58A,58B
および58Cに択一的に、若しくはそれらの任意
のものに同時に供給するようになつている。
つまり、補正値演算器48から出力された補正
値信号S13o,S14oおよびS15oが、前記
射出スクリユ駆動装置26,油圧回路28および
フイードスクリユ駆動装置24に供給される各制
御信号S2,S3およびS4に対して、切換スイ
ツチ機構56の切換設定状態に応じて加算される
ようになつているのであり、これにより、射出ス
クリユ10が分割区間ΔSoの次に後退せしめられ
る分割区間ΔSo+1において、実後退所要時間
Tro+1と目標後退所要時間Too+1とが合致するよ
うに、前記射出スクリユ駆動装置26,油圧回路
28およびフイードスクリユ駆動装置24に供給
される各制御装置のうちの少なくとも一つが補正
されるようになつているのである。
なお、前記係数設定器54で設定される各制御
パターンに対応した係数値k1,k2およびk3は、実
際の成形操作に基づいて経験的に求められること
となる。
また、補正値演算器48では、切換スイツチ機
構56から供給される切換位置信号S16の内容
に応じて、各補正値がそれぞれ修正されることと
なる。すなわち、補正値演算器48から出力され
る補正値信号S13o,S14o,S15o)が切
換スイツチ機構56で択一的に選択される場合に
は、前記時間偏差ΔToの大きさに比してその値が
大きくなるように、また切換スイツチ機構56で
同時に選択される補正値信号の数が多ければ、そ
の分、時間偏差ΔToの大きさに比してその値が小
さくなるように、各補正値が修正されるのであ
る。
さらに、切換スイツチ機構56には、補正値演
算器48から供給される補正値信号の全てを遮断
するオフ機能が設けられており、また補正値信号
S14oを加算器58Bに供給するライン上には、
反転増幅器60が設けられている。
次に、このような構造の射出形成器において、
本発明に従う可塑化制御方法を実施する例につい
て説明する。
すなわち、第1図に示す射出成形機において、
射出成形操作を行なうに際しては、先ず、切換ス
イツチ機構56をオフ状態に設定する。そして、
この状態で、つまり成形材料の可塑化操作時にお
いて、射出スクリユ駆動装置26,油圧回路28
およびフイードスクリユ駆動装置24、換言すれ
ば射出スクリユ10の回転速度、背圧、およびフ
イードスクリユ16の回転速度が、従来と同様
に、制御装置36から出力される各制御信号S
2,S3およびS4だけに基づいて制御されるよ
うにした状態で、射出成形操作を行なう。そし
て、かかる射出成形操作によつて良好な成形品が
成形された時の各制御パターンを求めると共に、
その時の射出スクリユ10の後退速度パターンを
求める。また、これと同時に、かかる良品成形時
において、成形材料の可塑化に要した時間、すな
わち目標可塑化所要時間Toを測定すると共に、
係数設定器54において設定すべき各係数値k1
k2およびk3を求める。
上述の如き、従来と同様の射出成形操作によつ
て、良品成形時の各制御パターン、後退速度パタ
ーン、目標可塑化所要時間Toおよび各係数値k1
k2,k3が求められたならば、切換スイツチ機構5
6をオフ設定した状態での射出成形操作を終了
し、上記後退速度パターン、目標可塑化所要時間
Toおよび各係数値k1,k2,k3をそれぞれ対応す
る後退速度パターン設定器52、目標可塑化所要
時間設定器50および係数設定器54で設定す
る。また、切換スイツチ機構56をオフ状態以外
の位置、すなわち補正値演算器48から出力され
る補正値信号S13o,S14o,S15oのうち
の少なくとも一つを対応する加算器58A,58
B,58Cに供給する位置に切換設定する。そし
て、この状態で、且つ成形材料の可塑化操作時に
おいて、上記良品成形時に得られた各制御パター
ンに従つて各制御信号S2,S3,S4を出力さ
せるようにした状態で、射出成形操作を行なう。
このようにすれば、成形材料の可塑化操作時に
おいて、射出スクリユ10が前記計量ストローク
Sの各N分割区間ΔSoを通過する毎に、切換スイ
ツチ機構56で選択された各加算器58A,58
B,58Cに対して、補正値演算器48から各対
応する補正値信号S13o,S14o,S15o
供給されるのであり、従つて射出スクリユ10が
次の分割区間ΔSo+1を後退する場合において、射
出スクリユ10の回転速度および背圧、並びにフ
イードスクリユ16の回転速度の少なくとも一つ
がそれら補正値信号で補正された制御信号S2,
S3,S4で制御されることとなつて、その分割
区間ΔSo+1におる射出スクリユ10の実後退所要
時間Tro+1が、原料供給装置18から加熱筒12
内に供給される成形材料の粒度のバラツキや、成
形材料に対する射出スクリユ10の食込み状態の
バラツキ、あるいは可塑化操作時のL/Dの実質
的な変化に拘わらず、その分割区間ΔSo+1につい
て求められた目標後退所要時間Too+1に精度良く
一致するのである。
つまり、成形材料の可塑化に要する実可塑化所
要時間Trが、原料供給装置18から加熱筒12
内に供給される成形材料の粒度のバラツキや、成
形材料に対する射出スクリユ10の食込み状態の
バラツキ、あるいは可塑化操作時のL/Dの実質
的な変化に拘わらず、目標可塑化所要時間設定器
50で設定された良品成形時の目標可塑化所要時
間Toに常に精度良く一致するのであり、それ故
精密安定成形を行なう場合においても、可塑化所
要時間(Tr)がバラツクことに起因して成形品
にバラツキが生じることを良好に抑制できるので
あり、品質の良好な成形品を安定して成形するこ
とができるのである。
なお、ここにおいて、前記後退速度パターン
が、第2図に示されているように一定乃至は略一
定の勾配をもつたものである場合には、目標後退
所要時間/後退速度変化比演算器44では、例え
ば次のようにして計量ストロークSの各分割区間
ΔSoにおける目標後退所要時間Too、および後退
速度変化比Coが求められることとなる。
すなわち、計量ストロークSの最初の分割区間
ΔS1における射出スクリユ10の目標後退速度を
V1、最後の分割区間ΔSNにおけるそれをVNとす
ると、計量ストロークSにおける射出スクリユ1
0の平均速度が(V1+VN)/2で表されること
から、目標可塑化所要時間Toは下記(1)式で示さ
れる。
To=2S/V1+Vo …(1) VN/V1=A …(2) と仮定すると、V1は下記(3)式で表すことができ
る。
V1=2S/To(A+1) …(3) 一方、計量ストロークSのn番目の分割区間
ΔSoにおける目標後退速度をVoとすると、この
Voは下記(4)式のように表されることから、分割
区間ΔSoにおける目標後退所要時間Tooは下記(5)
式のように表すことができる。
Vo=V1+VN−V1/N−1(n−1) …(4) Too=(N−1)S/N(N−1)V1+N(n−1)(V
N−V1) …(5) 従つて、かかる(5)式に前記(2)および(3)式を代入
して整理すると、目標後退所要時間Tooは下記(6)
式のように表すことができる。
Too=To(A+1)(N−1)/2N〔(N−1)+(A
−1)(n−1)〕…(6) 一方、分割区間ΔSoに対応する後退速度変化比
Co(=Vo+1/Vo)は、隣接する分割区間の速度差
ΔVoが常に略一定で、Vo+1,VoおよびΔVがそれ
ぞれ下記(7)乃至(9)式で示されることから、下記(10)
式に従つて求めることができる。
Vo=V1−(n−1)ΔV …(7) Vo+1=V1−nΔV …(8) ΔV=V1−Vo/(N−1)=(1−A)/(N
−1)V1…(9) Co=Vo+1/Vo=(N−1)−n(1−A)/(N−1
)−(n−1)(1−A) …(10) つまり、後退速度パターンが第2図に示されて
いるように、一定乃至は略一定の勾配を持つもの
である場合には、後退速度パターン設定器52に
おいて、後退速度パターンを特定するデータとし
て前記(2)式で表される定数Aを入力すると共に、
目標後退所要時間/後退速度変化比演算器44に
おいて上記(6)および(10)式の如き演算を行なうこと
により、各分割区間ΔSoに対応する目標後退所要
時間Tooおよび後退速度変化比Coを求めることが
できるのである。
また、前記補正演算器48では、例えば前記補
正値信号のうちの一つだけが加算器58に供給さ
れるような場合には、減算器46で検出された時
間偏差ΔTo,係数設定器54で設定された各係数
k1,k2,k3,および目標後退所要時間/後退速度
変化比演算器44で演算された後退速度変化比
Coが積算されて、各制御パターンに対応した補
正値が演算されることになる。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、
これは文字通りの例示であり、本発明がかかる具
体例に限定して解釈されるべきものでないこと
は、勿論である。
例えば、前記実施例では、後退速度パターン設
定器52で設定される後退速度パターンが一定乃
至は略一定の勾配を有する場合について説明した
ものでないものについても、本発明を適用するこ
とが可能である。
また、前記実施例では、目標後退所要時間/後
退速度変化比演算器44に供給される目標可塑化
所要時間Toおよび後退速度パターンが設定器5
0,52で設定される場合について述べたが、そ
れらを設定器50,52で設定することなく、制
御装置36から供給させるようにすることも可能
である。なお、各分割区間ΔSoに対応する各目標
後退所要時間Tooおよび後退速度変化比Coを良品
成形時において逐次制御装置36に記憶させ、そ
れら目標後退所要時間Tooおよび後退速度変化比
Coを必要に応じて読み出して、減算器46およ
び補正値演算器48に対して制御装置36から直
接入力させるようにすることも可能である。
さらに、前記実施例では、射出成形操作に先立
つて良品成形時の各種データを求める場合につい
て述べたが、それらデータが予め求められている
場合には、制御装置36から出力される各制御信
号S2,S3,S4の制御パターン等とそれらデ
ータをセツトにして所定のプログラムに組み、そ
のプログラムを制御装置36にセツトすることに
よつて直ちに所望の射出成形操作を行なうように
することも可能である。
また、前記射出成形機における各種の演算など
はマイクロコンピユータで行なうようにすること
も可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明はその趣
旨を逸脱しない範囲内において、種々なる変更、
修正、改良等を施した態様で実施できることは、
言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る可塑化制御方法を好適
に実施することのできる射出成形機の一例を示す
系統図であり、第2図は、射出スクリユの後退速
度パターンの一例を示すグラフである。 10:射出スクリユ、12:加熱筒、16:フ
イードスクリユ、18:原料供給装置、24:フ
イードスクリユ駆動装置、26:射出スクリユ駆
動装置、28:油圧回路、30:射出シリンダ、
34:スクリユ位置検出器、36:制御装置、3
8:N分割信号発生器、42:実後退所要時間計
測器、44:目標後退所要時間/後退速度変化比
演算器、46:減算器、48:補正値演算器、5
0:目標可塑化所要時間設定器、52:後退速度
パターン設定器、54:係数設定器、56:切換
スイツチ機構、58A,58B,58C:加算
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱筒内に嵌装された射出スクリユに対して
    射出シリンダにて所定の背圧を作用させつつ、該
    射出スクリユを回転せしめることにより、原料供
    給装置のフイードスクリユの回転に従つて該加熱
    筒内に供給される所定の成形材料を、可塑化しつ
    つ、該射出スクリユの前方に導く一方、該射出ス
    クリユの前方に導かれる成形材料にて後退せしめ
    られる該射出スクリユの後退ストロークを規制す
    ることにより、射出すべき成形材料の計量を行な
    うようにしたインラインスクリユ式射出成形機に
    おいて、前記成形材料の可塑化操作時における前
    記射出スクリユの回転速度、前記射出シリンダに
    て該射出スクリユに作用せしめられる背圧、およ
    び前記原料供給装置におけるフイードスクリユの
    回転速度を、それぞれ前記射出スクリユの移動位
    置に関連して定めた制御パターンに従つて制御す
    るようにした可塑化制御方法であつて、 前記成形材料の可塑化操作時における前記射出
    スクリユの回転速度、前記射出シリンダにて該射
    出スクリユに作用せしめられる背圧、および前記
    原料供給装置におけるフイードスクリユの回転速
    度を、それぞれ良品成形時に求められた制御パタ
    ーンに従つて制御するようにする一方、その良品
    成形時における前記射出スクリユの後退速度パタ
    ーンおよび可塑化所要時間に基づいて、前記射出
    スクリユの後退ストロークを複数区間に分割した
    各分割区間につき、該射出スクリユの目標後退所
    要時間を求めると共に、該射出スクリユが該各分
    割区間を実際に後退するのに要した実後退所要時
    間と該目標後退所要時間とを比較し、次の分割区
    間における実後退所要時間と目標後退所要時間と
    が合致するように、その比較較差に応じて、前記
    各制御パターンに従つて制御せしめられる前記射
    出スクリユの回転速度、前記射出シリンダにて該
    射出スクリユに作用せしめられる背圧、および前
    記原料供給装置におけるフイードスクリユの回転
    速度の少なくとも一つを補正するようにしたこと
    を特徴とするインラインスクリユ式射出成形機に
    おける可塑化制御方法。
JP7098887A 1987-03-25 1987-03-25 インラインスクリュ式射出成形機における成形材料の可塑化制御方法 Granted JPS63236618A (ja)

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JPH0564832A (ja) * 1991-09-06 1993-03-19 Kobe Steel Ltd 射出樹脂計量方法及びその装置
DE10154615A1 (de) * 2001-11-07 2003-05-22 Krauss Maffei Kunststofftech Verfahren zum Regeln des Dosiervorgangs einer Spritzgießmaschine

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