JPH045695B2 - - Google Patents
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- JPH045695B2 JPH045695B2 JP58011586A JP1158683A JPH045695B2 JP H045695 B2 JPH045695 B2 JP H045695B2 JP 58011586 A JP58011586 A JP 58011586A JP 1158683 A JP1158683 A JP 1158683A JP H045695 B2 JPH045695 B2 JP H045695B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
- C08K5/41—Compounds containing sulfur bound to oxygen
- C08K5/42—Sulfonic acids; Derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L33/00—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L33/04—Homopolymers or copolymers of esters
- C08L33/06—Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, which oxygen atoms are present only as part of the carboxyl radical
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L69/00—Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
発明の背景
ポリカーボネート樹脂、単に多相複合共重合体
と称されることもあるアクリル酸エステル及びメ
タクリル酸エステルを含有する多相複合アクリル
酸エステル共重合体、及び オレフイン−アクリル酸エステル共重合体の組
成物は、耐衝撃性付与成形組成物として商業的に
使用されている。衝撃強度を良好に保持しながら
この様なポリカーボネート組成物に難燃性を付与
する添加剤を見出すためにかなりの努力がなされ
ている。本出願人は、特定の難燃剤を特定量使用
すれば良好な衝撃強度を有するポリカーボネー
ト、多相複合アクリル酸エステル共重合体及びオ
レフイン−アクリル酸エステル共重合体からなる
難燃性組成物が得られることを見出した。本発明
の組成物はすべて難燃性を示す。所望により、ア
ンダーライターズラボラトリーズブリテン94
(Underwriters Laboratories Bulletin94)法に
よる難燃性評価値VOを得られるように調製する
ことも可能である。 発明の詳細な説明 本発明の組成物は (a) 約70から85重量%の高分子量ポリカーボネー
ト樹脂、 (b) 約10から30重量部のテトラブロモビスフエノ
ールA及びビスフエノールAのコポリカーボネ
ート、 (c) 約1から5重量部のアルカリ酸エステル及び
メタクリル酸エステルを含有する多相複合共重
合体、 (d) 約0.5から5重量部のオレフイン及びアクリ
酸エステルの共重合体、及び (e) 0有効量のアルカリ金属塩難燃剤を含有する
組成物である。 上記重量部はすべてa,b,c,d及eの総計
を100部とした場合の割合である。 ポリカーボネート樹脂は下記式で表わすことが
できる。 上式においてAは二価の芳香族基を表わす。好
ましいポリカーボネート樹脂は下記式で表わされ
る。 上式においてR1及びR2は水素、(低級)アルキ
ル又はフエニルであり、nは少なくとも30、好ま
しくは40〜400の値である。(低級)アルキルとし
ては炭素数1〜6のアルキル基が挙げられる。 本発明における高分子量、熱可塑性、芳香族ポ
リカーボネート類とは、ホモポリカーボネート
類、コポリカーボネート類及びこれらの混合物を
意味し、その数平均分子量は約8000〜2000000以
上、好ましくは約19000〜80000であり、塩化メチ
レン中25℃で測定した時そのI.V.値(固有粘度)
は0.30〜1.0dl/g、好ましくは0.5dl/g以上で
ある。これらのポリカーボネート類は二価のフエ
ノール類、例えば、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
−3−メチルフエニル)プロパン、4,4−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)ヘプタン、2,2−
(3,5,3′,5′−テトラクロル−4,4′−ジヒド
ロキシジフエニル)プロパン、2,2−(3,5,
3′,5′−テトラブロム−4,4′−ジヒドロキシジ
フエニル)プロパン、及び(3,3′−ジクロル−
4,4′−ジヒドロキシジフエニル)メタンから誘
導される。上記ポリカーボネート類を製造するの
に適当な他の二価フエノール類としては米国特許
第2999835号、同第3028365号、同3334154号及び
同第4131575号の各明細書に開示されているもの
が挙げられる。 これらの芳香族ポリカーボネート類は公知の方
法で製造することができる。例えば、二価フエノ
ールをホスゲン等のカーボネート前駆体と上記文
献、米国特許第4018750号及び同第4123436号の各
明細書に記載されている方法により反応させた
り、あるいは米国特許第3153008号明細書に開示
されているエステル交換法により製造することが
できると同時に、当業者に公知の他のいかなる方
法でも製造することができる。 本発明に利用される芳香族ポリカーボネート類
としては更に米国特許第3169121号明細書に開示
されているような二価フエノール、ジカルボン酸
及び炭酸の高分子誘導体も含まれる。 本発明で使用する芳香族ポリカーボネートとし
て単独重合体よりむしろカーボネート共重合体が
望ましい場合には二種以上の二価フエノール類を
使用したり、二価フエノールとグリコール又は酸
末端基を有するポリエステルもしくは二塩基酸と
の共重合体を使することも可能である。更に、芳
香族ポリカーボネートとして上記物質の混合物も
又本発明において使用することができる。 あるいは、米国特許第4001184号明細書に記載
されているような分岐ポリカーボネート類も使用
でき、直鎖状ポリカーボネートと分岐ポリカーボ
ネートの混合物も使用できる。 C1〜C5のアクリル酸エステル及びC1〜C5のメ
タクリル酸エステルを含む多相複合共重合体は米
国特許第4260693号及び同第4096202号の各明細書
に開示されており、この両特許は参照をもつて本
明細書の一部とする。これらの共重合体は、約75
から99.8重量パーセントのC1〜C5アクリル酸アル
キル、0.1から5重量パーセントの架橋性モノマ
ー、及び0.1から5重量パーセントのグラフト結
合性モノマーからなるモノマー系を重合して得ら
れる約25から95重量パーセントの第一のエラスト
マー相と、前記エラストマー相の存在下に重合さ
れた約75から5重量パーセントの最終硬質熱可塑
性相とからなるものである。 架橋性モノマーは多エチレン性不飽和モノマー
であつて複数の付加重合反応基を有し、これらの
反応基はすべて実質的に同一の反応速度で重合す
るモノマーである。適当な架橋性モノマーとして
はジアクリル酸及びジメタクリル酸ブチレン、ト
リメタクリル酸トリメチロールプロパン等のポリ
オール類の多アクリル酸エステル類ならび多メタ
クリル酸エステル類、ジ−及びトリビニルベンゼ
ン、アクリル酸及びメタクリル酸ビニル等を挙げ
ることができる。好ましい架橋性モノマーはジア
クリル酸ブチレンである。 グラフト結合性モノマーとしては複数の付加重
合反応性基を有する多エチレン性不飽和モノマー
であつて、付加重合反応性基の内少くとも一個の
基は少くとも一個の他の反応性基とは実質的に異
る重合速度で重合するモノマーである。グラフト
性モノマーの役割はエラストマー相に、特に重合
の後段階で従つてエラストマー粒子の表面又はそ
の近辺に不飽和結合を残留させておくことであ
る。 エラストマーの表面で硬質熱可塑性相を重合さ
せると、グラフト結合性モノマーの不飽和付加重
合反応性残留基がこの反応に関与して硬質相の少
くとも一部分はエラストマーの表面に化学的に結
合する。効果的なグラフト結合性モノマーとして
はエチレン性不飽和酸のアリルエステル類である
アリル基含有モノマーが挙げられ、例えばアクリ
ル酸アリル、メチクリル酸アリル、マレイン酸ジ
アリル、フマール酸ジアリル、イタコン酸ジアリ
ル、酸性マレイン酸アリル、酸性フマール酸アリ
ル及び酸性イタコン酸アリルが含まれる。上記モ
ノマーより好ましいとは言えないが、重合性不飽
和結合を含まないポリカルボン酸のジアリルエス
テル類も又使用できる。好ましいグラフト結合性
モノマーはメタクリル酸アリル及びマレイン酸ジ
アリルである。 最も好ましい複合共重合体は二段階だけの複合
体であり第一段階は複合共重合体の約60から95重
量パーセントを占めかつ95から99.8重量パーセン
トのアクリル酸ブチル、0.1から2.5重量パーセン
トのジアクリル酸ブチレン架橋剤及び0.1から25
重量パーセントのメタクリル酸アリル又はマレイ
ン酸ジアリルグラフト結合剤からなるモノマー系
から重合されるものであり、最終段階は約60から
100重量パーセントのメタクリル酸メチルから重
合されるものである。 オレフインとアクリル酸エステルとの共重合体
はC2〜C5のオレフインとC1〜C5のアクリル酸エ
ステルと共重合体であり、本発明で使用可能な共
重合体はエチレン、プロピレン、イソブチレン、
ペンテン等のオレフインの共重合体である。C1
〜C5アクリル酸エステルとしてはアクリル酸エ
チル、アクリル酸n−ブチル、ジアクリル酸1,
3−ブチレン、アクリル酸メチル、ジアクリル酸
1,4−ブタンジオール及びアクリル酸イソブチ
ルが挙げられる。 オレフイン−アクリル酸エステル共重合体のア
クリル酸エステル部は共重合体の全重量に対して
約10から約30重量パーセントの範囲であればよ
い。従つて、オレフイン部は約70から約90重量パ
ーセントであればよい。好ましいオレフイン−ア
クリル酸エステル共重合体はエチレン−アクリル
酸エチル共重合体であり、エチレン部とアクリル
酸エチル部の重量比は約4.5対1の割合である。
これらのオレフイン−アクリル酸エステル共重合
体は市販されているかあるいは当業者に周の方法
で製造することが可能である。 本組成物には、組成物100重量部に対して0.005
から0.5重量部の滴下防止剤としてのポリテトラ
フルオロエチレンを含有させて炎上滴下物の形成
を防止することができる。 使用できるアルカリ金属塩難燃剤はポリカーボ
ネートに対して有効であることが公知の塩類であ
る。この様な塩類の例としては2,4,5−トリ
クロルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジフエニ
ルスルホン酸カリウム、及びパーフロロオクチル
スルホン酸ナトリウム及びパーフロロブチルスル
ホン酸カリウム等のアルカリ金属パーフロロアル
キルスルホン酸塩類が挙げられる。難燃剤の量は
成分a,b,c,d及びeの総計100重量部に対
して約0.1から0.75重量部の範囲であり、正確な
量は必要とする難燃性の度合に応じて決められ
る。 テトラブロモビスフエノールAとビスフエノー
ルAのコポリカーボネート類は周知であり、従来
法により製造することができる。好ましい共重合
体は重量で80:50の割合の共重合体であつて、塩
化メチレン中25℃で測定した時約0.37g/gのI.
V.値(固有粘度)を有する。 本発明の組成物は更に強化充填材を含んでいて
もよく、例えばアルミニウム、鉄、ニツケル等、
並びに炭素繊維類、針状珪酸カルシウム等の珪酸
塩類、針状硫酸カルシウム、珪灰石、アスベス
ト、二酸化チタン、チタン酸カリウム、ベントナ
イト、カオリナイト及びチタン酸塩のウイスカ
ー、ガラスフレーク及びガラス繊維、及びこれら
の混合物等の非金属類の強化充填材を挙げること
ができる。なお、充填材を添加しても組成物の強
度及び剛度が増大しない場合、この充填材は単な
る充填材であつて本発明でいう強化充填材ではな
い。具体的に言うと、強化充填材を使用すると曲
げ強度、曲げ弾性率、引張り強度及び熱変形温度
が増大する。 少くとも強化量の強化材を存在せしめることが
必要であるが、一般的に言えば強化充填材の量は
全組成物の約1から60重量部の範囲であればよ
い。 特に、好ましい強化充填材はガラスであり、比
較的ソーダを含まない石灰−硼珪酸アルミニウム
ガラスからなる繊維状ガラスフイラメントを使用
することが好ましい。上記ガラスは「E」ガラス
として公知である。しかしながら、電気的性質が
重要でない場合には他のガラス類も有用であり、
他のガラスとして例えば「C」ガラスとして公知
の低ソーダガラスがある。フイラメントは通常の
方法、例えばスチーム又は空気吹込み、火炎吹込
み及び機械的引張り等の方法で製造される。強化
用に使用する好ましいフイラメントは機械的引張
により製造される。フイラメントの直径は約
0.003から0.009インチの範囲であるが、本発明は
上記範囲に限定されるものではない。 本発明でいうガラス繊維とは、これらの繊維か
ら得られるガラス繊維物質例えばガラス繊維織物
類、ガラス繊維ロービング類、ステープル繊維
類、ガラス繊維マツト類のすべて及びガラスシル
クを包括するものである。しかしながら、繊維状
ガラスフイラメントを使用する際、これらのフイ
ラメントを集束して繊維束とすることも可能であ
る。繊維束の取扱いを容易にするためにフイラメ
ントを結合して繊維束とするためには、ガラス繊
維に結着剤あるいは結合剤を塗布する。次いで、
繊維束は所望の各種長さに切断される。繊維束の
長さは通常約1/8″から約1″、好ましくは1/4″以下
である。この様な繊維束は切断繊維束という。結
合剤としては高分子物質も使用され、例えばポリ
ビニルアセテート、特定のポリエステル樹脂類、
ポリカーボネート類、澱粉、アクリル樹脂、メラ
ミン樹脂又はポリビニルアルコールを挙げること
ができる。本発明の組成物に約1から約50重量パ
ーセントのガラス繊維を含有させることが好まし
い。 所望により、米国特許第4263409号及び西独公
開公報(Ger.Offen.)第2400086号明細書に開示
されている様な他の従来使用されている非強化充
填材、酸化防止剤、押出し助剤、光安定剤、発泡
剤等を本発明の組成物に添加してもよい。なお、
上記引例は参照することにより本明細書の一部を
構成するものとする。 本発明の組成物は通常の方法で製造される。好
ましくは、各成分を混合プレミツクス材料の一部
として添加し、プレミツクス材料を特定の組成物
に応じた温度で押出機を介して、あるいはミル上
で溶融して混合する。混合組成物を冷却し、切断
して成形用粒体とし所望の形状に成型することが
きる。 好ましい実施態様の記載 本発明を下記実施例により説明する。なお、部
はすべて重量部である。 実施例 1 塩化メチレン中30℃で測定した時約0.53dl/g
のI.V.を有する2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)プロパンのポリカーボネート76.55重
量部、塩化メチレン中30℃で測定した時約0.33
g/gのI.V.値を有するテトラブロモビスフエノ
ールA及びビスフエノールAの50:50コポリカー
ボネート19.14重量部、重量比で約4対1のアク
リル酸n−ブチルとメタクリル酸メチルとを含む
多相共重合体12.87重量部、エチレン及びアクリ
ル酸エチルの共重合体20.96重量部、ポリテトラ
フルオロエチレン0.01重量部、及び2,4,5−
トリクロルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.48重
量部を用い上記成分をタンブラ中で機械的に混合
して1500.0gの成型組成物を調製し、しかる後こ
の組成物を押出しかつペレツト化した。265℃で
成形した試験用棒の性状は下記の通りであつた。
注入口を2個所有する金型で成形試料を製造する
に際して「二重ゲート」なる用語を使用している
が、注入口が2個所あると成形サイクル中に金型
内において流動樹脂が接合する個所がウエルドラ
インとなる。 注1アクリロイドKM330,ロームアンドハー
ス社,フイラデルフイア,ベンジルバニア
州 2ベークライトDPD6169,ユニオンカーバ
イド社,ダンベリー,コネチカツト州 成形部品のデザイン、製造法及び以下の実施例
における試験法はASTM D256の方法により実
施されている。アイゾツト衝撃強度はノツチ付
ft.1b/inの単位で記載する。二重ゲート値は単位
ft.lbにて記載する。上添字は延性パーセントを示
す。UL94は、ポリカーボネート組成物の耐燃性
評価に使用したアンダーライターラボラトリー
(Underwriter Laboratory)の試験法である。
と称されることもあるアクリル酸エステル及びメ
タクリル酸エステルを含有する多相複合アクリル
酸エステル共重合体、及び オレフイン−アクリル酸エステル共重合体の組
成物は、耐衝撃性付与成形組成物として商業的に
使用されている。衝撃強度を良好に保持しながら
この様なポリカーボネート組成物に難燃性を付与
する添加剤を見出すためにかなりの努力がなされ
ている。本出願人は、特定の難燃剤を特定量使用
すれば良好な衝撃強度を有するポリカーボネー
ト、多相複合アクリル酸エステル共重合体及びオ
レフイン−アクリル酸エステル共重合体からなる
難燃性組成物が得られることを見出した。本発明
の組成物はすべて難燃性を示す。所望により、ア
ンダーライターズラボラトリーズブリテン94
(Underwriters Laboratories Bulletin94)法に
よる難燃性評価値VOを得られるように調製する
ことも可能である。 発明の詳細な説明 本発明の組成物は (a) 約70から85重量%の高分子量ポリカーボネー
ト樹脂、 (b) 約10から30重量部のテトラブロモビスフエノ
ールA及びビスフエノールAのコポリカーボネ
ート、 (c) 約1から5重量部のアルカリ酸エステル及び
メタクリル酸エステルを含有する多相複合共重
合体、 (d) 約0.5から5重量部のオレフイン及びアクリ
酸エステルの共重合体、及び (e) 0有効量のアルカリ金属塩難燃剤を含有する
組成物である。 上記重量部はすべてa,b,c,d及eの総計
を100部とした場合の割合である。 ポリカーボネート樹脂は下記式で表わすことが
できる。 上式においてAは二価の芳香族基を表わす。好
ましいポリカーボネート樹脂は下記式で表わされ
る。 上式においてR1及びR2は水素、(低級)アルキ
ル又はフエニルであり、nは少なくとも30、好ま
しくは40〜400の値である。(低級)アルキルとし
ては炭素数1〜6のアルキル基が挙げられる。 本発明における高分子量、熱可塑性、芳香族ポ
リカーボネート類とは、ホモポリカーボネート
類、コポリカーボネート類及びこれらの混合物を
意味し、その数平均分子量は約8000〜2000000以
上、好ましくは約19000〜80000であり、塩化メチ
レン中25℃で測定した時そのI.V.値(固有粘度)
は0.30〜1.0dl/g、好ましくは0.5dl/g以上で
ある。これらのポリカーボネート類は二価のフエ
ノール類、例えば、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフエニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフ
エニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
−3−メチルフエニル)プロパン、4,4−ビス
(4−ヒドロキシフエニル)ヘプタン、2,2−
(3,5,3′,5′−テトラクロル−4,4′−ジヒド
ロキシジフエニル)プロパン、2,2−(3,5,
3′,5′−テトラブロム−4,4′−ジヒドロキシジ
フエニル)プロパン、及び(3,3′−ジクロル−
4,4′−ジヒドロキシジフエニル)メタンから誘
導される。上記ポリカーボネート類を製造するの
に適当な他の二価フエノール類としては米国特許
第2999835号、同第3028365号、同3334154号及び
同第4131575号の各明細書に開示されているもの
が挙げられる。 これらの芳香族ポリカーボネート類は公知の方
法で製造することができる。例えば、二価フエノ
ールをホスゲン等のカーボネート前駆体と上記文
献、米国特許第4018750号及び同第4123436号の各
明細書に記載されている方法により反応させた
り、あるいは米国特許第3153008号明細書に開示
されているエステル交換法により製造することが
できると同時に、当業者に公知の他のいかなる方
法でも製造することができる。 本発明に利用される芳香族ポリカーボネート類
としては更に米国特許第3169121号明細書に開示
されているような二価フエノール、ジカルボン酸
及び炭酸の高分子誘導体も含まれる。 本発明で使用する芳香族ポリカーボネートとし
て単独重合体よりむしろカーボネート共重合体が
望ましい場合には二種以上の二価フエノール類を
使用したり、二価フエノールとグリコール又は酸
末端基を有するポリエステルもしくは二塩基酸と
の共重合体を使することも可能である。更に、芳
香族ポリカーボネートとして上記物質の混合物も
又本発明において使用することができる。 あるいは、米国特許第4001184号明細書に記載
されているような分岐ポリカーボネート類も使用
でき、直鎖状ポリカーボネートと分岐ポリカーボ
ネートの混合物も使用できる。 C1〜C5のアクリル酸エステル及びC1〜C5のメ
タクリル酸エステルを含む多相複合共重合体は米
国特許第4260693号及び同第4096202号の各明細書
に開示されており、この両特許は参照をもつて本
明細書の一部とする。これらの共重合体は、約75
から99.8重量パーセントのC1〜C5アクリル酸アル
キル、0.1から5重量パーセントの架橋性モノマ
ー、及び0.1から5重量パーセントのグラフト結
合性モノマーからなるモノマー系を重合して得ら
れる約25から95重量パーセントの第一のエラスト
マー相と、前記エラストマー相の存在下に重合さ
れた約75から5重量パーセントの最終硬質熱可塑
性相とからなるものである。 架橋性モノマーは多エチレン性不飽和モノマー
であつて複数の付加重合反応基を有し、これらの
反応基はすべて実質的に同一の反応速度で重合す
るモノマーである。適当な架橋性モノマーとして
はジアクリル酸及びジメタクリル酸ブチレン、ト
リメタクリル酸トリメチロールプロパン等のポリ
オール類の多アクリル酸エステル類ならび多メタ
クリル酸エステル類、ジ−及びトリビニルベンゼ
ン、アクリル酸及びメタクリル酸ビニル等を挙げ
ることができる。好ましい架橋性モノマーはジア
クリル酸ブチレンである。 グラフト結合性モノマーとしては複数の付加重
合反応性基を有する多エチレン性不飽和モノマー
であつて、付加重合反応性基の内少くとも一個の
基は少くとも一個の他の反応性基とは実質的に異
る重合速度で重合するモノマーである。グラフト
性モノマーの役割はエラストマー相に、特に重合
の後段階で従つてエラストマー粒子の表面又はそ
の近辺に不飽和結合を残留させておくことであ
る。 エラストマーの表面で硬質熱可塑性相を重合さ
せると、グラフト結合性モノマーの不飽和付加重
合反応性残留基がこの反応に関与して硬質相の少
くとも一部分はエラストマーの表面に化学的に結
合する。効果的なグラフト結合性モノマーとして
はエチレン性不飽和酸のアリルエステル類である
アリル基含有モノマーが挙げられ、例えばアクリ
ル酸アリル、メチクリル酸アリル、マレイン酸ジ
アリル、フマール酸ジアリル、イタコン酸ジアリ
ル、酸性マレイン酸アリル、酸性フマール酸アリ
ル及び酸性イタコン酸アリルが含まれる。上記モ
ノマーより好ましいとは言えないが、重合性不飽
和結合を含まないポリカルボン酸のジアリルエス
テル類も又使用できる。好ましいグラフト結合性
モノマーはメタクリル酸アリル及びマレイン酸ジ
アリルである。 最も好ましい複合共重合体は二段階だけの複合
体であり第一段階は複合共重合体の約60から95重
量パーセントを占めかつ95から99.8重量パーセン
トのアクリル酸ブチル、0.1から2.5重量パーセン
トのジアクリル酸ブチレン架橋剤及び0.1から25
重量パーセントのメタクリル酸アリル又はマレイ
ン酸ジアリルグラフト結合剤からなるモノマー系
から重合されるものであり、最終段階は約60から
100重量パーセントのメタクリル酸メチルから重
合されるものである。 オレフインとアクリル酸エステルとの共重合体
はC2〜C5のオレフインとC1〜C5のアクリル酸エ
ステルと共重合体であり、本発明で使用可能な共
重合体はエチレン、プロピレン、イソブチレン、
ペンテン等のオレフインの共重合体である。C1
〜C5アクリル酸エステルとしてはアクリル酸エ
チル、アクリル酸n−ブチル、ジアクリル酸1,
3−ブチレン、アクリル酸メチル、ジアクリル酸
1,4−ブタンジオール及びアクリル酸イソブチ
ルが挙げられる。 オレフイン−アクリル酸エステル共重合体のア
クリル酸エステル部は共重合体の全重量に対して
約10から約30重量パーセントの範囲であればよ
い。従つて、オレフイン部は約70から約90重量パ
ーセントであればよい。好ましいオレフイン−ア
クリル酸エステル共重合体はエチレン−アクリル
酸エチル共重合体であり、エチレン部とアクリル
酸エチル部の重量比は約4.5対1の割合である。
これらのオレフイン−アクリル酸エステル共重合
体は市販されているかあるいは当業者に周の方法
で製造することが可能である。 本組成物には、組成物100重量部に対して0.005
から0.5重量部の滴下防止剤としてのポリテトラ
フルオロエチレンを含有させて炎上滴下物の形成
を防止することができる。 使用できるアルカリ金属塩難燃剤はポリカーボ
ネートに対して有効であることが公知の塩類であ
る。この様な塩類の例としては2,4,5−トリ
クロルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ジフエニ
ルスルホン酸カリウム、及びパーフロロオクチル
スルホン酸ナトリウム及びパーフロロブチルスル
ホン酸カリウム等のアルカリ金属パーフロロアル
キルスルホン酸塩類が挙げられる。難燃剤の量は
成分a,b,c,d及びeの総計100重量部に対
して約0.1から0.75重量部の範囲であり、正確な
量は必要とする難燃性の度合に応じて決められ
る。 テトラブロモビスフエノールAとビスフエノー
ルAのコポリカーボネート類は周知であり、従来
法により製造することができる。好ましい共重合
体は重量で80:50の割合の共重合体であつて、塩
化メチレン中25℃で測定した時約0.37g/gのI.
V.値(固有粘度)を有する。 本発明の組成物は更に強化充填材を含んでいて
もよく、例えばアルミニウム、鉄、ニツケル等、
並びに炭素繊維類、針状珪酸カルシウム等の珪酸
塩類、針状硫酸カルシウム、珪灰石、アスベス
ト、二酸化チタン、チタン酸カリウム、ベントナ
イト、カオリナイト及びチタン酸塩のウイスカ
ー、ガラスフレーク及びガラス繊維、及びこれら
の混合物等の非金属類の強化充填材を挙げること
ができる。なお、充填材を添加しても組成物の強
度及び剛度が増大しない場合、この充填材は単な
る充填材であつて本発明でいう強化充填材ではな
い。具体的に言うと、強化充填材を使用すると曲
げ強度、曲げ弾性率、引張り強度及び熱変形温度
が増大する。 少くとも強化量の強化材を存在せしめることが
必要であるが、一般的に言えば強化充填材の量は
全組成物の約1から60重量部の範囲であればよ
い。 特に、好ましい強化充填材はガラスであり、比
較的ソーダを含まない石灰−硼珪酸アルミニウム
ガラスからなる繊維状ガラスフイラメントを使用
することが好ましい。上記ガラスは「E」ガラス
として公知である。しかしながら、電気的性質が
重要でない場合には他のガラス類も有用であり、
他のガラスとして例えば「C」ガラスとして公知
の低ソーダガラスがある。フイラメントは通常の
方法、例えばスチーム又は空気吹込み、火炎吹込
み及び機械的引張り等の方法で製造される。強化
用に使用する好ましいフイラメントは機械的引張
により製造される。フイラメントの直径は約
0.003から0.009インチの範囲であるが、本発明は
上記範囲に限定されるものではない。 本発明でいうガラス繊維とは、これらの繊維か
ら得られるガラス繊維物質例えばガラス繊維織物
類、ガラス繊維ロービング類、ステープル繊維
類、ガラス繊維マツト類のすべて及びガラスシル
クを包括するものである。しかしながら、繊維状
ガラスフイラメントを使用する際、これらのフイ
ラメントを集束して繊維束とすることも可能であ
る。繊維束の取扱いを容易にするためにフイラメ
ントを結合して繊維束とするためには、ガラス繊
維に結着剤あるいは結合剤を塗布する。次いで、
繊維束は所望の各種長さに切断される。繊維束の
長さは通常約1/8″から約1″、好ましくは1/4″以下
である。この様な繊維束は切断繊維束という。結
合剤としては高分子物質も使用され、例えばポリ
ビニルアセテート、特定のポリエステル樹脂類、
ポリカーボネート類、澱粉、アクリル樹脂、メラ
ミン樹脂又はポリビニルアルコールを挙げること
ができる。本発明の組成物に約1から約50重量パ
ーセントのガラス繊維を含有させることが好まし
い。 所望により、米国特許第4263409号及び西独公
開公報(Ger.Offen.)第2400086号明細書に開示
されている様な他の従来使用されている非強化充
填材、酸化防止剤、押出し助剤、光安定剤、発泡
剤等を本発明の組成物に添加してもよい。なお、
上記引例は参照することにより本明細書の一部を
構成するものとする。 本発明の組成物は通常の方法で製造される。好
ましくは、各成分を混合プレミツクス材料の一部
として添加し、プレミツクス材料を特定の組成物
に応じた温度で押出機を介して、あるいはミル上
で溶融して混合する。混合組成物を冷却し、切断
して成形用粒体とし所望の形状に成型することが
きる。 好ましい実施態様の記載 本発明を下記実施例により説明する。なお、部
はすべて重量部である。 実施例 1 塩化メチレン中30℃で測定した時約0.53dl/g
のI.V.を有する2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)プロパンのポリカーボネート76.55重
量部、塩化メチレン中30℃で測定した時約0.33
g/gのI.V.値を有するテトラブロモビスフエノ
ールA及びビスフエノールAの50:50コポリカー
ボネート19.14重量部、重量比で約4対1のアク
リル酸n−ブチルとメタクリル酸メチルとを含む
多相共重合体12.87重量部、エチレン及びアクリ
ル酸エチルの共重合体20.96重量部、ポリテトラ
フルオロエチレン0.01重量部、及び2,4,5−
トリクロルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.48重
量部を用い上記成分をタンブラ中で機械的に混合
して1500.0gの成型組成物を調製し、しかる後こ
の組成物を押出しかつペレツト化した。265℃で
成形した試験用棒の性状は下記の通りであつた。
注入口を2個所有する金型で成形試料を製造する
に際して「二重ゲート」なる用語を使用している
が、注入口が2個所あると成形サイクル中に金型
内において流動樹脂が接合する個所がウエルドラ
インとなる。 注1アクリロイドKM330,ロームアンドハー
ス社,フイラデルフイア,ベンジルバニア
州 2ベークライトDPD6169,ユニオンカーバ
イド社,ダンベリー,コネチカツト州 成形部品のデザイン、製造法及び以下の実施例
における試験法はASTM D256の方法により実
施されている。アイゾツト衝撃強度はノツチ付
ft.1b/inの単位で記載する。二重ゲート値は単位
ft.lbにて記載する。上添字は延性パーセントを示
す。UL94は、ポリカーボネート組成物の耐燃性
評価に使用したアンダーライターラボラトリー
(Underwriter Laboratory)の試験法である。
【表】
実施例 2
76.55重量部の2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
フエニル)プロパンポリカーボネートのI.V.値が
塩化メチレン中30℃で測定した時0.46dl/gであ
ること以外実施例1の方法に従い第2の組成物を
調製した。この組成物より得られた試験用棒の性
状は下記の通りである。
フエニル)プロパンポリカーボネートのI.V.値が
塩化メチレン中30℃で測定した時0.46dl/gであ
ること以外実施例1の方法に従い第2の組成物を
調製した。この組成物より得られた試験用棒の性
状は下記の通りである。
【表】
ULテスト系でV2に分類類されたが、5個の試
験棒の内2個の棒はV0と評価された。 実施例1及び2比較すると、塩化メチレン中25
℃で測定された時I.V.値が約0.5dl/g以上の高分
子量芳香族ポリカーボネートを使用すれば難燃性
及び衝撃強度が改良されることが分る。 実施例 3 塩化メチレン中30℃で測定した時I.V.値0.53を
有する2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)
プロパンのポリカーボネート66.98重量部、実施
例1で使用したテトラブロモビスフエノールA及
びビスフエノールAの50:50コポリカーボネート
28.71重量部、実施例1の多相複合共重合体2.87
重量部、実施例1のオレフイン−アクリル酸エス
テル共重合体0.96重量部、ポリテトラフルオロエ
チレン0.01重量部、及び2,4,5−トリクロル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム0.48重量部を用い
実施例1で使用したと同一の方法により1500.0g
の成形組成物を調製した。この組成物から試験用
棒を成形した。この棒のUL94値はV0,DG値は
2860であつた。 参考例 A 塩化メチレン中30℃で測定した時I.V.値約0.46
dl/gの2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパンのポリカーボネート95.45重量部、
実施例1の多相複合共重合体3.0重量部、実施例
1のオレフインアクリル酸エステル共重合体1.0
重量部、テトラステアリン酸ペンタエリスリトー
ル0.3重量部、及びジフエニルスルホン酸カリウ
ム0.25重量部を含有する組成物を実施例1の方法
により製造した。得られた試験用棒のUL94テス
ト法による値はV2であつた。
験棒の内2個の棒はV0と評価された。 実施例1及び2比較すると、塩化メチレン中25
℃で測定された時I.V.値が約0.5dl/g以上の高分
子量芳香族ポリカーボネートを使用すれば難燃性
及び衝撃強度が改良されることが分る。 実施例 3 塩化メチレン中30℃で測定した時I.V.値0.53を
有する2,2−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)
プロパンのポリカーボネート66.98重量部、実施
例1で使用したテトラブロモビスフエノールA及
びビスフエノールAの50:50コポリカーボネート
28.71重量部、実施例1の多相複合共重合体2.87
重量部、実施例1のオレフイン−アクリル酸エス
テル共重合体0.96重量部、ポリテトラフルオロエ
チレン0.01重量部、及び2,4,5−トリクロル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム0.48重量部を用い
実施例1で使用したと同一の方法により1500.0g
の成形組成物を調製した。この組成物から試験用
棒を成形した。この棒のUL94値はV0,DG値は
2860であつた。 参考例 A 塩化メチレン中30℃で測定した時I.V.値約0.46
dl/gの2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)プロパンのポリカーボネート95.45重量部、
実施例1の多相複合共重合体3.0重量部、実施例
1のオレフインアクリル酸エステル共重合体1.0
重量部、テトラステアリン酸ペンタエリスリトー
ル0.3重量部、及びジフエニルスルホン酸カリウ
ム0.25重量部を含有する組成物を実施例1の方法
により製造した。得られた試験用棒のUL94テス
ト法による値はV2であつた。
【表】
参考例 B
参考例Aのポリカーボネート95.2重量部、参考
例Aの多相複合共重合物3.0重量部、参考例Aの
オレフイン−アクリル酸エステル共重合体の1.0
重量部、トリクロル安息香酸ナトリウム0.5重量
部、及びテトラステアリン酸ペンタエリスリトー
ル0.3重量部を含有する組成物を実施例1の方法
に従い製造した。この組成物から得られた試験用
棒のUL94値はHBであつた。
例Aの多相複合共重合物3.0重量部、参考例Aの
オレフイン−アクリル酸エステル共重合体の1.0
重量部、トリクロル安息香酸ナトリウム0.5重量
部、及びテトラステアリン酸ペンタエリスリトー
ル0.3重量部を含有する組成物を実施例1の方法
に従い製造した。この組成物から得られた試験用
棒のUL94値はHBであつた。
【表】
本発明の組成物は難燃性を有しかつ衝撃強度を
良好に保持することが実施例から分るが、参考例
は他の難燃剤ではこの様な結果が達成されないこ
とを示している。 上記教示から他の種々の改変が可能であること
は明らかである。従つて、記載された本発明の特
定の実施態様に変更を行うことは可能であり、こ
れらの変更も添付の特許請求の範囲に記載されて
いる本発明の範囲内であることは言うまでもな
い。
良好に保持することが実施例から分るが、参考例
は他の難燃剤ではこの様な結果が達成されないこ
とを示している。 上記教示から他の種々の改変が可能であること
は明らかである。従つて、記載された本発明の特
定の実施態様に変更を行うことは可能であり、こ
れらの変更も添付の特許請求の範囲に記載されて
いる本発明の範囲内であることは言うまでもな
い。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 70から85重量部の高分子量ポリカーボネ
ート樹脂と、 (b) 10から30重量部のテトラブロモビスフエノー
ルAとビスフエノールAとのコポリカーボネー
トと、 (c) 1から5重量部のアクリル酸エステルとメタ
クリル酸エステルとを含む多相複合共重合体
と、 (d) 0.5から5重量部のC2-5オレフインとC1-5ア
クリル酸エステルとの共重合体と、 (e) 0.1から0.75重量部のアルカリ金属塩難燃剤
とを含有する(但し、上記重量部はすべて(a)、
(b)、(c)、(d)及び(e)の総量を100重量部とした場
合の割合である)組成物100重量部に対して
0.005から0.5重量部のポリテトラフルオロエチ
レンを含む難燃性成形組成物。 2 前記ポリカーボネート樹脂は下記式で表わさ
れる樹脂である特許請求の範囲第1項に記載の難
燃性成形組成物。 上式において、Aは二価の芳香族基である。 3 高分子量ポリカーボネート樹脂が下記式で表
わされる樹脂である特許請求の範囲第2項に記載
の難燃性成形組成物。 上記において、R1及びR2はそれぞれ水素、(低
級)アルキル、又はフエニル、及びnは少くとも
30の値である。 4 ポリカーボネート樹脂が2,2−ビス(4−
ヒドロキシフエニル)プロパンから得られるもの
である特許請求の範囲第1項に記載の難燃性成形
組成物。 5 多相複合共重合体がメタクリル酸メチル及び
アクリル酸n−ブチルを含有している特許請求の
範囲第1項に記載の難燃性成形組成物。 6 C1-5アクリル酸エステル及びC2-5オレフイン
の共重合体は、エチレン、プロピレン及びブチレ
ンからなる群より選ばれるオレフインと、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、ジアクリル
酸1,3−ブチレン、アクリル酸イソブチル及び
ジアクリル酸1,4−ブタンジオールからなる群
より選ばれるアクリル酸エステルとの共重合体で
ある特許請求の範囲第3項又は第5項に記載の難
燃性成形組成物。 7 前記共重合体がエチレン−アクリル酸エチル
の共重合体である特許請求の範囲第6項に記載の
難燃性成形組成物。 8 強化量の強化充填材を含む特許請求の範囲第
1項に記載の難燃性成形組成物。 9 強化充填材がフイラメント状ガラスである特
許請求の範囲第8項に記載の難燃性成形組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/343,948 US4438231A (en) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | High impact strength, flame retardant polycarbonate composition |
| US343948 | 1982-01-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58145754A JPS58145754A (ja) | 1983-08-30 |
| JPH045695B2 true JPH045695B2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=23348353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58011586A Granted JPS58145754A (ja) | 1982-01-29 | 1983-01-28 | ポリカーボネート組成物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4438231A (ja) |
| JP (1) | JPS58145754A (ja) |
| AU (1) | AU564592B2 (ja) |
| DE (1) | DE3300853A1 (ja) |
| NL (1) | NL8300280A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| US4401785A (en) * | 1982-01-29 | 1983-08-30 | General Electric Company | Polyolefin-poly(ester-carbonate) composition |
| AU3340584A (en) * | 1983-10-03 | 1985-04-18 | General Electric Company | Polycarbonate resin blends |
| US4873277A (en) * | 1986-10-31 | 1989-10-10 | General Electric Company | Aromatic carbonate resin exhibiting improved impact properties |
| US5229443A (en) * | 1986-12-31 | 1993-07-20 | General Electric Company | Flame-retardant polycarbonate composition |
| US4918125A (en) * | 1988-12-27 | 1990-04-17 | General Electric Company | Flame retardant carbonate polymer blends |
| WO1994007956A1 (en) * | 1992-10-07 | 1994-04-14 | General Electric Company | Flame resistant thermoplastic blends having reduced drippage |
| DE19907831A1 (de) † | 1999-02-24 | 2000-08-31 | Bayer Ag | Flammwidrige thermoplastische Formmasse |
| US20080014446A1 (en) * | 2004-10-07 | 2008-01-17 | General Electric Company | Window shade and a multi-layered article, and methods of making the same |
| US8445568B2 (en) * | 2008-09-25 | 2013-05-21 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Flame retardant thermoplastic composition and articles formed therefrom |
| US10329421B2 (en) * | 2014-06-11 | 2019-06-25 | Sabic Global Technologies B.V. | Polycarbonate compositions, method of manufacture thereof, and articles therefrom |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4197232A (en) | 1974-08-09 | 1980-04-08 | General Electric Company | Flame retardant polycarbonate composition |
| DE2614841A1 (de) | 1976-04-06 | 1977-10-20 | Bayer Ag | Neue pour-on-formulierungen von anthelmintika |
| US4110299A (en) * | 1976-10-15 | 1978-08-29 | General Electric Company | Flame-retardant polycarbonate composition |
| US4208489A (en) | 1977-01-29 | 1980-06-17 | Bayer Aktiengesellschaft | Polycarbonate molding compositions with improved flame-repellency |
| US4222910A (en) | 1977-11-10 | 1980-09-16 | Teijin Chemicals, Ltd. | Fire-retardant polycarbonate composition |
| US4263201A (en) | 1978-12-07 | 1981-04-21 | General Electric Company | Flame retardant polycarbonate composition |
| US4260693A (en) | 1979-08-27 | 1981-04-07 | General Electric Company | Polycarbonate compositions |
| US4264487A (en) | 1979-09-07 | 1981-04-28 | Rohm And Haas Company | Acrylate rubber modification of aromatic polyesters |
-
1982
- 1982-01-29 US US06/343,948 patent/US4438231A/en not_active Expired - Lifetime
-
1983
- 1983-01-13 DE DE19833300853 patent/DE3300853A1/de not_active Ceased
- 1983-01-26 NL NL8300280A patent/NL8300280A/nl not_active Application Discontinuation
- 1983-01-28 JP JP58011586A patent/JPS58145754A/ja active Granted
- 1983-01-28 AU AU10838/83A patent/AU564592B2/en not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4438231A (en) | 1984-03-20 |
| NL8300280A (nl) | 1983-08-16 |
| AU564592B2 (en) | 1987-08-20 |
| JPS58145754A (ja) | 1983-08-30 |
| AU1083883A (en) | 1983-08-04 |
| DE3300853A1 (de) | 1983-08-11 |
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