JPH045765B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045765B2 JPH045765B2 JP62045210A JP4521087A JPH045765B2 JP H045765 B2 JPH045765 B2 JP H045765B2 JP 62045210 A JP62045210 A JP 62045210A JP 4521087 A JP4521087 A JP 4521087A JP H045765 B2 JPH045765 B2 JP H045765B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- fiber
- array
- molded
- mold
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41G—ARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
- A41G3/00—Wigs
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41G—ARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
- A41G5/00—Hair pieces, inserts, rolls, pads, or the like; Toupées
- A41G5/0093—Hair accessories connected to a head covering, e.g. scarf
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41G—ARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
- A41G5/00—Hair pieces, inserts, rolls, pads, or the like; Toupées
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、化学繊維を用いた頭髪用の飾り具に
関し、帽子のように、或いはかつらのように多様
に用いることのできる髪飾り具及びその製造方法
に関する。
関し、帽子のように、或いはかつらのように多様
に用いることのできる髪飾り具及びその製造方法
に関する。
(従来の技術)
従来、頭髪用の飾り具としては、帽子のような
頭髪に被るもの、或いは結びリボン、つけかつ
ら、かんざし等のように頭髪い付けるもの、更に
かつらのように頭髪を隠すものが知られている。
頭髪に被るもの、或いは結びリボン、つけかつ
ら、かんざし等のように頭髪い付けるもの、更に
かつらのように頭髪を隠すものが知られている。
この帽子は、頭髪を飾るものとして永年使用さ
れてきたが、フオーマルーなデイナーなどでは使
用することができず、常時使用することができな
い。
れてきたが、フオーマルーなデイナーなどでは使
用することができず、常時使用することができな
い。
これに対して、結びリボン等のように頭髪に付
けるものは、頭髪の一部を飾るだけであり、頭髪
の少ない人にとつては用いるのが難しい。
けるものは、頭髪の一部を飾るだけであり、頭髪
の少ない人にとつては用いるのが難しい。
また、かつらは、演劇等に使用される装飾用の
かつらも見られるが、これは日常に使用すること
ができず、通常はかつらは、頭髪の少ない人に利
用されているのが一般であり、これは、実際に頭
髪に似せて用いるものであるために、頭髪を飾る
ものとして充分に機能するものではない。
かつらも見られるが、これは日常に使用すること
ができず、通常はかつらは、頭髪の少ない人に利
用されているのが一般であり、これは、実際に頭
髪に似せて用いるものであるために、頭髪を飾る
ものとして充分に機能するものではない。
このため、常時、使用することができ、頭髪の
状況にかかわらず、だれでもが着用でき、そし
て、頭髪を飾るのに優れた装飾機能を有する髪飾
り具の出現が望まれていた。
状況にかかわらず、だれでもが着用でき、そし
て、頭髪を飾るのに優れた装飾機能を有する髪飾
り具の出現が望まれていた。
(解決すべき問題点)
本発明は、常時、髪飾り具として、帽子のよう
に或いはかつらのように着用しても、周囲の人に
違和感を与えない造型美に優れ着用感の良い髪飾
り具を提供することを目的とする。
に或いはかつらのように着用しても、周囲の人に
違和感を与えない造型美に優れ着用感の良い髪飾
り具を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、前記の髪飾り具を容易に
製造することができる方法を提供することにあ
る。
製造することができる方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決する手段)
本発明の第1発明は、上記の目的を達成するた
め多数本のゆるやかなカールを施した化学繊維を
互いに並べて束状とした複数の繊維配列体を間隔
を存して配設し、各配列体に一方の各繊維の端部
にわたる領域の繊維を端部に向かつて互いに一部
を重合させながら水平方向に展開しつつ屈曲させ
て造型した造型部を設け、各配列体の各造型部を
隣接する他の配列体の造型部とその一部で互いに
重合させて設けると共に全体として椀状に配設
し、全体に散布した接着剤により近接する各繊維
を固着したことを特徴とする。
め多数本のゆるやかなカールを施した化学繊維を
互いに並べて束状とした複数の繊維配列体を間隔
を存して配設し、各配列体に一方の各繊維の端部
にわたる領域の繊維を端部に向かつて互いに一部
を重合させながら水平方向に展開しつつ屈曲させ
て造型した造型部を設け、各配列体の各造型部を
隣接する他の配列体の造型部とその一部で互いに
重合させて設けると共に全体として椀状に配設
し、全体に散布した接着剤により近接する各繊維
を固着したことを特徴とする。
第1発明では、複数の繊維配列体により水平方
向に展開し屈曲して形成される複数の造型部が集
合して全体として多様な造型美を与え、これらを
構成する繊維同士、造型部同士が接着剤で一体に
結合し、人の頭部に装着可能な形状を保持する。
向に展開し屈曲して形成される複数の造型部が集
合して全体として多様な造型美を与え、これらを
構成する繊維同士、造型部同士が接着剤で一体に
結合し、人の頭部に装着可能な形状を保持する。
また、本発明の第2発明は多数本のゆるやかな
カールを施した化学繊維を互いに並べて束状とし
た複数の繊維配列体を間隔を存して配設し、該配
列体の少なくとも1つの配列体を、その一方の端
部に向かう領域の各繊維を互いに一部を重合させ
ながら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型した
造型部を設け、該造型部の端部領域の各繊維を折
り返して近接する繊維に重合させた重合部を設
け、他の配列体の一方の端部に向かう領域の各繊
維を互いに一部を重合させながら水平方向に展開
しつつ屈曲させて造型した造型部を設け、各配列
体の各造型部を隣接する他の配列体の造型部とそ
の一部で互いに重合させて設けると共に全体とし
て椀状に配設し、全体に散布した接着剤により近
接する各繊維を固着したことを特徴とする。
カールを施した化学繊維を互いに並べて束状とし
た複数の繊維配列体を間隔を存して配設し、該配
列体の少なくとも1つの配列体を、その一方の端
部に向かう領域の各繊維を互いに一部を重合させ
ながら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型した
造型部を設け、該造型部の端部領域の各繊維を折
り返して近接する繊維に重合させた重合部を設
け、他の配列体の一方の端部に向かう領域の各繊
維を互いに一部を重合させながら水平方向に展開
しつつ屈曲させて造型した造型部を設け、各配列
体の各造型部を隣接する他の配列体の造型部とそ
の一部で互いに重合させて設けると共に全体とし
て椀状に配設し、全体に散布した接着剤により近
接する各繊維を固着したことを特徴とする。
第2発明では、複数の繊維配列体により水平方
向に展開し屈曲して形成される複数の造型部が集
合して全体として多様な造型美を与え、そして少
なくとも1つの繊維配列体の造型部における端部
の繊維が折り返されて近接する繊維と重合して接
着された造型を与える。
向に展開し屈曲して形成される複数の造型部が集
合して全体として多様な造型美を与え、そして少
なくとも1つの繊維配列体の造型部における端部
の繊維が折り返されて近接する繊維と重合して接
着された造型を与える。
本発明の第3発明は、本発明の髪飾り具の製造
方法を提供するもので、多数本のゆるやかなカー
ルを施した化学繊維を互いに並べて束状とした複
数の繊維配列体の中間位置の繊維を半球面状の外
形を有し離型層を備えた固定台に間隔を存して着
脱自在に固定する工程と、固定された各配列体の
繊維の一方の各繊維の端部にわたる領域の繊維を
固定位置から端部に向かつて互いに一部を重合さ
せながら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型し
て複数の造型部を形成する第1造型工程と、各配
列体の各造型部を隣接する造型と一部を重合させ
て半球面状の固定台外面に添わせて椀状に配列し
て該固定台に仮止めする第2造型工程と、各造型
部に接着剤を散布する工程と、散布された接着剤
を乾燥する工程と、乾燥固化した繊維を固定台か
ら取り外す工程とからなることを特徴とする。
方法を提供するもので、多数本のゆるやかなカー
ルを施した化学繊維を互いに並べて束状とした複
数の繊維配列体の中間位置の繊維を半球面状の外
形を有し離型層を備えた固定台に間隔を存して着
脱自在に固定する工程と、固定された各配列体の
繊維の一方の各繊維の端部にわたる領域の繊維を
固定位置から端部に向かつて互いに一部を重合さ
せながら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型し
て複数の造型部を形成する第1造型工程と、各配
列体の各造型部を隣接する造型と一部を重合させ
て半球面状の固定台外面に添わせて椀状に配列し
て該固定台に仮止めする第2造型工程と、各造型
部に接着剤を散布する工程と、散布された接着剤
を乾燥する工程と、乾燥固化した繊維を固定台か
ら取り外す工程とからなることを特徴とする。
第3発明では、前記した第1発明の髪飾り具の
製造を可能とする。
製造を可能とする。
更に本発明の第4発明は、本発明の髪飾り具の
他の製造方法を提供するもので、半球状の外縁に
内方に屈折して延びる鍔部を有し離型層を備えた
型を固定台に着脱自在に設ける工程と、該型の外
表面に多数本のゆるやかなカールを施した化学繊
維を互いに並べて束状とした複数の繊維配列体を
間隔を存して着脱自在に固定する工程と、該繊維
配列体の少なくとも1つの配列体の一方の端部に
向かう領域の各繊維を互いに一部を重合させなが
ら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型部を形成
し、その端部領域の繊維を前記型の外縁より外方
に延出させて添わせる第1造型工程と、前記型の
外縁より外方に延出させた繊維を型の鍔部に添わ
せて紐により結束する工程と、該繊維を結束位置
から型外表面側に折り返して、その折り返し端を
近接する繊維に重合させて重合部を形成する工程
と、該重合部の繊維を折り返し状態を保持して型
に仮止めする工程と、他の前記各配列体の各繊維
の端部にわたる領域の繊維を固定位置から端部に
向かつて互いに一部を重合させながら水平方向に
展開しつつ屈曲させて造型して複数の造型部を形
成する第2造型工程と、各配列体の各造型部を隣
接する造型部と一部を重合させて半球面状の固定
台外面にに添わせて椀状に配列して該固定台に仮
止めする第3造型工程と、各造型部および前記重
合部に接着剤を散布する工程と、散布された接着
剤を乾燥する工程と、前記重合部を結束する紐を
取り外す工程と、乾燥固化した繊維を固定台から
取り外す工程とからなることを特徴とする。
他の製造方法を提供するもので、半球状の外縁に
内方に屈折して延びる鍔部を有し離型層を備えた
型を固定台に着脱自在に設ける工程と、該型の外
表面に多数本のゆるやかなカールを施した化学繊
維を互いに並べて束状とした複数の繊維配列体を
間隔を存して着脱自在に固定する工程と、該繊維
配列体の少なくとも1つの配列体の一方の端部に
向かう領域の各繊維を互いに一部を重合させなが
ら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型部を形成
し、その端部領域の繊維を前記型の外縁より外方
に延出させて添わせる第1造型工程と、前記型の
外縁より外方に延出させた繊維を型の鍔部に添わ
せて紐により結束する工程と、該繊維を結束位置
から型外表面側に折り返して、その折り返し端を
近接する繊維に重合させて重合部を形成する工程
と、該重合部の繊維を折り返し状態を保持して型
に仮止めする工程と、他の前記各配列体の各繊維
の端部にわたる領域の繊維を固定位置から端部に
向かつて互いに一部を重合させながら水平方向に
展開しつつ屈曲させて造型して複数の造型部を形
成する第2造型工程と、各配列体の各造型部を隣
接する造型部と一部を重合させて半球面状の固定
台外面にに添わせて椀状に配列して該固定台に仮
止めする第3造型工程と、各造型部および前記重
合部に接着剤を散布する工程と、散布された接着
剤を乾燥する工程と、前記重合部を結束する紐を
取り外す工程と、乾燥固化した繊維を固定台から
取り外す工程とからなることを特徴とする。
第4発明では、前記した第2発明の髪飾り具の
製造を可能とする。
製造を可能とする。
更に、本発明を詳細に説明すれば次の通りであ
る。
る。
本発明で用いる化学繊維は、数10デニールから
数10000デニールの太さのものを用い、特に30〜
100デニール程度のかつらに用いられる擬似毛用
の化学繊維が軽量で造型し易く好適である。特
に、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル、酢酸ビニル共
重合体、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
プロピレン、ポリアクリロニトリル等から選択さ
れた繊維を用いる。
数10000デニールの太さのものを用い、特に30〜
100デニール程度のかつらに用いられる擬似毛用
の化学繊維が軽量で造型し易く好適である。特
に、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル、酢酸ビニル共
重合体、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
プロピレン、ポリアクリロニトリル等から選択さ
れた繊維を用いる。
これらの化学繊維を数1000本乃至数10000を互
いに並べて束状とした繊維配列体を基本的構成と
する。趣味感を増すために、各配列体ごとに繊維
の色を変え、又は複数の色の繊維を混ぜて1つの
繊維配列体として用いる。
いに並べて束状とした繊維配列体を基本的構成と
する。趣味感を増すために、各配列体ごとに繊維
の色を変え、又は複数の色の繊維を混ぜて1つの
繊維配列体として用いる。
これらの繊維配列体は、束状で棒状の心材に巻
きつけた状態で加熱処理を施して、全体としてゆ
るやかな螺旋状の形状を与えて、整髪に用いるよ
うな彎曲したくせ、即ちカールを与える。このカ
ールを施した化学繊維は、後述するように、繊維
を屈曲して所定の形状に造型するのに役立ち、ま
た、接着剤で繊維の重合部分を接着固定したとき
に造型部の形状を保持させるのに役立つ。
きつけた状態で加熱処理を施して、全体としてゆ
るやかな螺旋状の形状を与えて、整髪に用いるよ
うな彎曲したくせ、即ちカールを与える。このカ
ールを施した化学繊維は、後述するように、繊維
を屈曲して所定の形状に造型するのに役立ち、ま
た、接着剤で繊維の重合部分を接着固定したとき
に造型部の形状を保持させるのに役立つ。
本発明では、これらの複数の繊維配列体を用
い、各配列体の繊維ごとにその一部を重合させな
がら水平方向に展開し平面状の広がりを与え、ま
た、繊維を屈曲して立体状の広がりを与えて造型
部を形成する。この造型部を所定の形状に形成す
るためには、好ましくは、前記繊維配列体の一部
に繊維を密とする集合部を設け、該集合部から一
方の各繊維の端部にわたる領域の繊維を該集合部
から端部に向かつて一部を重合させながら水平方
向に展開しつつ屈曲させて造型部を形成する。ま
た、この集合部を前記繊維配列体の中間位置に設
けると、該集合部の両側に2つの造型部を設ける
ことができ、造型に変化を与える。
い、各配列体の繊維ごとにその一部を重合させな
がら水平方向に展開し平面状の広がりを与え、ま
た、繊維を屈曲して立体状の広がりを与えて造型
部を形成する。この造型部を所定の形状に形成す
るためには、好ましくは、前記繊維配列体の一部
に繊維を密とする集合部を設け、該集合部から一
方の各繊維の端部にわたる領域の繊維を該集合部
から端部に向かつて一部を重合させながら水平方
向に展開しつつ屈曲させて造型部を形成する。ま
た、この集合部を前記繊維配列体の中間位置に設
けると、該集合部の両側に2つの造型部を設ける
ことができ、造型に変化を与える。
該造型部は、更に具体的には、各配列体の繊維
を部分的にまたは全体としてくし等により引き揃
えて展開し、繊維に施されたカールを利用して
色々の形状を形成し、更に必要に応じてアミカラ
ーを巻き、またブラシにより彎曲させてドライヤ
ーにより加熱処理してウエーブを与え、ヘアピン
やクリツプで固定し形状を整え、不要の部分を切
除する等の作業により形成する。この繊維に施し
たカールを利用して造型する時には、各配列体の
カールの施す程度を変えることにより、形成され
た造型部にことなる趣味感を与えることができ
る。
を部分的にまたは全体としてくし等により引き揃
えて展開し、繊維に施されたカールを利用して
色々の形状を形成し、更に必要に応じてアミカラ
ーを巻き、またブラシにより彎曲させてドライヤ
ーにより加熱処理してウエーブを与え、ヘアピン
やクリツプで固定し形状を整え、不要の部分を切
除する等の作業により形成する。この繊維に施し
たカールを利用して造型する時には、各配列体の
カールの施す程度を変えることにより、形成され
た造型部にことなる趣味感を与えることができ
る。
このような造型部を有する各繊維配列体は、各
造型部の一部で重合して集合し、全体としての平
面的広がりをもつ造型美を与える。この集合され
た複数の造型部は、全体として人の頭部の形状に
沿うように椀状に配設され、後述するように接着
剤により接着されて一体とされる。
造型部の一部で重合して集合し、全体としての平
面的広がりをもつ造型美を与える。この集合され
た複数の造型部は、全体として人の頭部の形状に
沿うように椀状に配設され、後述するように接着
剤により接着されて一体とされる。
各造型部を一体に固定するため、接着剤を全体
に散布して各造型部同士、各造型部の繊維同士を
それらの一部重合する部分で接着する。この接着
された各繊維同士にあつては、前記したように各
繊維はゆるやかなカールが与えられているので、
重合した繊維間で連結される一方、その彎曲した
繊維の弾性により互いに離反しようとする力が生
じるので、互いの繊維が凝集することなく適度の
間隙をもちながら併存するので、造型された形状
を保つ。
に散布して各造型部同士、各造型部の繊維同士を
それらの一部重合する部分で接着する。この接着
された各繊維同士にあつては、前記したように各
繊維はゆるやかなカールが与えられているので、
重合した繊維間で連結される一方、その彎曲した
繊維の弾性により互いに離反しようとする力が生
じるので、互いの繊維が凝集することなく適度の
間隙をもちながら併存するので、造型された形状
を保つ。
この際、接着剤は、溶剤により希釈したものを
用い霧状に散布して、散布した接着剤が、繊維に
付着した時に滴状にならないようにすることが外
観を良好とするために好ましい。また、湿度の高
い条件下で接着剤を散布すると、接着剤が乾燥す
る際に、水分により白化することがあり、外観を
損ねるので適度に乾燥した条件で接着剤を散布す
るのが好ましい。用いる接着剤は、前記した化学
繊維の接着剤として用いられるものであればよ
く、熱可塑性樹脂接着剤が好適であり、酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニル−アクリル酸エステルコポリ
マー等のビニル樹脂接着剤、アクリル樹脂接着剤
が好適である。
用い霧状に散布して、散布した接着剤が、繊維に
付着した時に滴状にならないようにすることが外
観を良好とするために好ましい。また、湿度の高
い条件下で接着剤を散布すると、接着剤が乾燥す
る際に、水分により白化することがあり、外観を
損ねるので適度に乾燥した条件で接着剤を散布す
るのが好ましい。用いる接着剤は、前記した化学
繊維の接着剤として用いられるものであればよ
く、熱可塑性樹脂接着剤が好適であり、酢酸ビニ
ル樹脂、酢酸ビニル−アクリル酸エステルコポリ
マー等のビニル樹脂接着剤、アクリル樹脂接着剤
が好適である。
本発明では、更に好ましくは、接着剤で一体に
形成された全体に、各造型部の形状の保持を強固
にし保存性を高めるために、成形剤としてアクリ
ル樹脂塗料等を散布する。
形成された全体に、各造型部の形状の保持を強固
にし保存性を高めるために、成形剤としてアクリ
ル樹脂塗料等を散布する。
本発明の髪飾り具を製造する時には、少なくと
も半球面状の外面を有し、その表面に離型層を備
えた固定台に、前記した複数の繊維配列体を束状
の状態で互いに間隔を存しながら、その一部をピ
ン等に着脱自在に固定する。この固定台の表面に
形成した離型層は、後述する接着剤を散布した後
に、繊維配列体を固定台から取り外すのに役立
つ。この離型層は、離型剤を塗布形成するか、フ
イルム状の離型層を被覆して用いる。その後、各
配列体において固定された位置から、その繊維配
列体の一方の端部に向かつて一部を互いに重合さ
せながら水平方向に展開しつつ屈曲させて平面的
に広がりをもつ立体的な造型部を形成し、造型部
の形状を保持させた状態で複数の箇所において繊
維を固定台表面にピン等により仮止めする。そし
て、同様にして形成した他の繊維配列体の各造型
部を互いに近接させ一部を重合させながら固定台
の半球面全体を覆うように配存して全体とし椀状
に形成し、各造型部に固定台表面にピン等により
仮止めする。次いで、全体の内外面に接着剤をス
プレー等により噴霧して散布する。なお、接着剤
の散布は、必要に応じて、造型された繊維を固定
するために造型工程でも行つてもよい。その後、
乾燥器で加熱乾燥または自然乾燥して各造型部を
互いに接着すると共に各造型部の各繊維を互いに
接着し固化する。更に、必要に応じて保型性を与
えるために成形剤を全体の内外面にスプレー等に
より噴霧して散布し、乾燥する。その後、固定台
から取り外すことにより、造型美に富む髪飾り具
を得る。
も半球面状の外面を有し、その表面に離型層を備
えた固定台に、前記した複数の繊維配列体を束状
の状態で互いに間隔を存しながら、その一部をピ
ン等に着脱自在に固定する。この固定台の表面に
形成した離型層は、後述する接着剤を散布した後
に、繊維配列体を固定台から取り外すのに役立
つ。この離型層は、離型剤を塗布形成するか、フ
イルム状の離型層を被覆して用いる。その後、各
配列体において固定された位置から、その繊維配
列体の一方の端部に向かつて一部を互いに重合さ
せながら水平方向に展開しつつ屈曲させて平面的
に広がりをもつ立体的な造型部を形成し、造型部
の形状を保持させた状態で複数の箇所において繊
維を固定台表面にピン等により仮止めする。そし
て、同様にして形成した他の繊維配列体の各造型
部を互いに近接させ一部を重合させながら固定台
の半球面全体を覆うように配存して全体とし椀状
に形成し、各造型部に固定台表面にピン等により
仮止めする。次いで、全体の内外面に接着剤をス
プレー等により噴霧して散布する。なお、接着剤
の散布は、必要に応じて、造型された繊維を固定
するために造型工程でも行つてもよい。その後、
乾燥器で加熱乾燥または自然乾燥して各造型部を
互いに接着すると共に各造型部の各繊維を互いに
接着し固化する。更に、必要に応じて保型性を与
えるために成形剤を全体の内外面にスプレー等に
より噴霧して散布し、乾燥する。その後、固定台
から取り外すことにより、造型美に富む髪飾り具
を得る。
また、本発明では、完成された髪飾り具の周縁
が、着用者の額に当接するときに、各造型部の繊
維端末が額にあたり、皮膚を刺激しないように、
前記造型部の端部領域の各繊維を折り返して近接
する繊維に重合させた重合部を設け、該折り返し
た各繊維を重合した繊維に接着剤で固着する。
が、着用者の額に当接するときに、各造型部の繊
維端末が額にあたり、皮膚を刺激しないように、
前記造型部の端部領域の各繊維を折り返して近接
する繊維に重合させた重合部を設け、該折り返し
た各繊維を重合した繊維に接着剤で固着する。
このように、端部領域に前記重合部を形成する
ためには、次の方法により行うと容易に形成でき
る。
ためには、次の方法により行うと容易に形成でき
る。
まず、半球状の外縁に内方に屈折して延びる鍔
部を有する外評面に離型層を備えた型を固定台に
着脱自在に取りつける。この型は、固定台と一体
に形成したものであつてもよいが、前記重合部を
形成して接着剤で固着したのち、該型から完成品
を取り外すときに、固定台と別体であることが便
利である。
部を有する外評面に離型層を備えた型を固定台に
着脱自在に取りつける。この型は、固定台と一体
に形成したものであつてもよいが、前記重合部を
形成して接着剤で固着したのち、該型から完成品
を取り外すときに、固定台と別体であることが便
利である。
次いで、このような重合部を形成する前記繊維
配列体の一部を型表面にピン等でより仮止めす
る。そして、その固定した位置から一方の端部に
わたる領域を端部に向かつて水平方向に展開しつ
つ屈曲させて造型し、その端部を型外縁から延出
させて添わせる。その後、該型の外縁より外方に
延出した繊維を型の鍔部に添わせて紐により固定
台に結束する。更に、結束された繊維の端部を結
束位置から型外表面に折り返して、その折り返し
端を近接する繊維に重合させて重合部を形成し、
その繊維端部を型表面に仮止めする。その後、接
着剤を前記のように散布して重合部の各繊維を接
着固定する。次いで、重合部を結束している紐を
取り外す。このようにするときには、形成される
重合部は型の鍔部い沿つた形状であると共に折り
返された部分が直接状に並べられた形状に形成さ
れる。この重合部を簡易に形成する方法は、造型
部の端部の繊維を湾曲する形状に形成し、その端
部を近接する繊維に接着剤により固着することで
ある。
配列体の一部を型表面にピン等でより仮止めす
る。そして、その固定した位置から一方の端部に
わたる領域を端部に向かつて水平方向に展開しつ
つ屈曲させて造型し、その端部を型外縁から延出
させて添わせる。その後、該型の外縁より外方に
延出した繊維を型の鍔部に添わせて紐により固定
台に結束する。更に、結束された繊維の端部を結
束位置から型外表面に折り返して、その折り返し
端を近接する繊維に重合させて重合部を形成し、
その繊維端部を型表面に仮止めする。その後、接
着剤を前記のように散布して重合部の各繊維を接
着固定する。次いで、重合部を結束している紐を
取り外す。このようにするときには、形成される
重合部は型の鍔部い沿つた形状であると共に折り
返された部分が直接状に並べられた形状に形成さ
れる。この重合部を簡易に形成する方法は、造型
部の端部の繊維を湾曲する形状に形成し、その端
部を近接する繊維に接着剤により固着することで
ある。
(実施例)
次に図示する本発明の具体例に従つて本発明を
説明する。
説明する。
第1図乃至第6図示の髪飾り具1は、第5図示
のように帽子のように被るのに好適な例を示す。
のように帽子のように被るのに好適な例を示す。
第1図示の髪飾り具1は、ゆるやかなカールを
施した約70デニールの塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体繊維を数1000〜10000本を互いに並べて束
状とし、それぞれ繊維の色を変えた4つの繊維配
列体2,3,4,5により構成される。(尚、図
面上は、各配列体を構成する繊維は必要な範囲に
おいてのみ記載する。以下同じ。)各配列体は、
その中間位置に繊維を密に集合させた集合部6,
7,8,9を備え、各集合部からその一方の繊維
の端部に向かつて水平方向に互いに一部を重合さ
せながら展開され屈曲されて造型された造型部1
0,11,12,13,14,15,16,17
を備える。そして、各配列体2,3,4,5は、
それぞれの集合部6,7,8,9において、第2
図乃至第4図示のように順次重ね合わされて互い
に交叉して配設され、各造型部10,11,1
2,13,14,15,16,17は互いに一部
を近接する造型部と一部を重合しながら平面状に
展開され、そして、全体形状が中央部を盛り上が
らせて周縁部を広げた椀状に造型されている。更
に、各造型部の端部18では、その繊維端末が湾
曲形成されている。
施した約70デニールの塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体繊維を数1000〜10000本を互いに並べて束
状とし、それぞれ繊維の色を変えた4つの繊維配
列体2,3,4,5により構成される。(尚、図
面上は、各配列体を構成する繊維は必要な範囲に
おいてのみ記載する。以下同じ。)各配列体は、
その中間位置に繊維を密に集合させた集合部6,
7,8,9を備え、各集合部からその一方の繊維
の端部に向かつて水平方向に互いに一部を重合さ
せながら展開され屈曲されて造型された造型部1
0,11,12,13,14,15,16,17
を備える。そして、各配列体2,3,4,5は、
それぞれの集合部6,7,8,9において、第2
図乃至第4図示のように順次重ね合わされて互い
に交叉して配設され、各造型部10,11,1
2,13,14,15,16,17は互いに一部
を近接する造型部と一部を重合しながら平面状に
展開され、そして、全体形状が中央部を盛り上が
らせて周縁部を広げた椀状に造型されている。更
に、各造型部の端部18では、その繊維端末が湾
曲形成されている。
これらの各造型部は、互いに近接する造型部
と、また各造型部を構成する各繊維は近接する繊
維と接着剤により固着されて一体の形状を構成し
ている。
と、また各造型部を構成する各繊維は近接する繊
維と接着剤により固着されて一体の形状を構成し
ている。
そして、更に詳細には、第6図示のように、各
繊維19,19は、互いの重合し交叉する部分で
接着剤20により結合され、そして、各繊維1
9,19に施されたカールにより彎曲し、その弾
性により離反しようとする力が与えられて、均衡
し造型された形状を保つている。
繊維19,19は、互いの重合し交叉する部分で
接着剤20により結合され、そして、各繊維1
9,19に施されたカールにより彎曲し、その弾
性により離反しようとする力が与えられて、均衡
し造型された形状を保つている。
第7図乃至第10図は、本発明の他の実施例を
示すものである。
示すものである。
この髪飾り具1は、ゆるやかなカールを施した
約50デニールのアクリル繊維を数1000〜10000本
を互いに並べて束状とし、それぞれ繊維の色を変
えた3つの繊維配列体21,22,23により構
成される。該配列体21は、その一方の端部に繊
維を密に集合させた集合部24を有し、該集合部
24から他方の端部に向かつて各繊維の一部を重
合させながら水平方向に展開し、そして、屈曲さ
れながら湾曲面状に造型され造型部25を形成
し、また、その端部を繊維端末から折り返し近接
する繊維に重合させた重合部26を有する。該重
合部26は、詳細には、第10図示のように端末
の繊維27が折り返し端28で繊維27の延びる
方向を反転して近接する繊維27に重合し接着剤
29により固着されて、各折り返し端28が一直
線に並べられて配列されている。
約50デニールのアクリル繊維を数1000〜10000本
を互いに並べて束状とし、それぞれ繊維の色を変
えた3つの繊維配列体21,22,23により構
成される。該配列体21は、その一方の端部に繊
維を密に集合させた集合部24を有し、該集合部
24から他方の端部に向かつて各繊維の一部を重
合させながら水平方向に展開し、そして、屈曲さ
れながら湾曲面状に造型され造型部25を形成
し、また、その端部を繊維端末から折り返し近接
する繊維に重合させた重合部26を有する。該重
合部26は、詳細には、第10図示のように端末
の繊維27が折り返し端28で繊維27の延びる
方向を反転して近接する繊維27に重合し接着剤
29により固着されて、各折り返し端28が一直
線に並べられて配列されている。
前記配列体22は、前記配列体21の集合部2
4の近傍から造型部25に沿つて各繊維の一部を
重合させながら水平方向に展開しつつ屈曲して集
合部30および造型部31,32を形成して配列
体21の前記重合部26にまで延び、互いに重合
する部分で各造型部25,31,32が接着剤に
より固着されている。そして、造型部32の造型
部25近傍には前記重合部26と同様の折り返し
端33をもつた重合部34を有する。
4の近傍から造型部25に沿つて各繊維の一部を
重合させながら水平方向に展開しつつ屈曲して集
合部30および造型部31,32を形成して配列
体21の前記重合部26にまで延び、互いに重合
する部分で各造型部25,31,32が接着剤に
より固着されている。そして、造型部32の造型
部25近傍には前記重合部26と同様の折り返し
端33をもつた重合部34を有する。
前記配列体23は、前記配列体21を挟んで前
記配列体22の反対側の位置に設け、前記配列体
21の集合部24の近傍から造型部25に沿つて
各繊維の一部を重合させながら水平方向に展開し
つつ屈曲して造型部35,36を形成して配列体
21の前記重合部25にまで延び、互いに重合す
る部分で各造型部25,35,36が接着剤によ
り固着されている。
記配列体22の反対側の位置に設け、前記配列体
21の集合部24の近傍から造型部25に沿つて
各繊維の一部を重合させながら水平方向に展開し
つつ屈曲して造型部35,36を形成して配列体
21の前記重合部25にまで延び、互いに重合す
る部分で各造型部25,35,36が接着剤によ
り固着されている。
そして、全体として、第11図示のように、人
と頭部に対応した椀状の形状を有し、前記重合部
26,は、頭部に被つた時に額に当接する周縁部
を形成している。
と頭部に対応した椀状の形状を有し、前記重合部
26,は、頭部に被つた時に額に当接する周縁部
を形成している。
次に、本発明の髪飾り具の製造方法を、その具
体的な一例を示す第12図乃至第15図に従つて
説明する。
体的な一例を示す第12図乃至第15図に従つて
説明する。
まず、第12図示のように、固定台37に着脱
自在の型38を被せてピン等により取りつける。
該型38の形状は、完成された本発明の髪飾り具
の内面形状の沿う外形を有し、その外縁には屈折
して内方に延びる鍔部39を備え、その外表面に
は離型剤を塗布形成してある。これに図示のよう
にゆるやかにカールを施した化学繊維を互いの並
べて束状とした繊維配列体40の一方の端部の近
傍位置を2つのクリツプ41,42で挟持した状
態として繊維が密となつた集合部43を形成し、
該集合部43をピン44,45により刺通して固
定台37上の型38の表面中心に仮止めする。
自在の型38を被せてピン等により取りつける。
該型38の形状は、完成された本発明の髪飾り具
の内面形状の沿う外形を有し、その外縁には屈折
して内方に延びる鍔部39を備え、その外表面に
は離型剤を塗布形成してある。これに図示のよう
にゆるやかにカールを施した化学繊維を互いの並
べて束状とした繊維配列体40の一方の端部の近
傍位置を2つのクリツプ41,42で挟持した状
態として繊維が密となつた集合部43を形成し、
該集合部43をピン44,45により刺通して固
定台37上の型38の表面中心に仮止めする。
次いで、第13図示のように、仮止めされた前
記配列体40の集合部43から一方の端部に向か
つて各繊維の一部を重合させながら型38の外表
面に沿わせ水平方向に展開する。展開された繊維
の中間位置をピン46,47,48により仮止め
し繊維を屈曲した全体として蛇行させ、また繊維
をアミカラー49で一部を巻き、ドライヤー等に
より加熱してウエーブを与える等の作業により造
型部50を形成し、繊維の端部をピン51,5
2,53,54で展開状態に保持しながら型38
の外縁から垂れ下げた状態にとする。
記配列体40の集合部43から一方の端部に向か
つて各繊維の一部を重合させながら型38の外表
面に沿わせ水平方向に展開する。展開された繊維
の中間位置をピン46,47,48により仮止め
し繊維を屈曲した全体として蛇行させ、また繊維
をアミカラー49で一部を巻き、ドライヤー等に
より加熱してウエーブを与える等の作業により造
型部50を形成し、繊維の端部をピン51,5
2,53,54で展開状態に保持しながら型38
の外縁から垂れ下げた状態にとする。
その後、第14図示のように、紐55により型
38から垂れ下がつた繊維の端部を鍔部39に沿
わせながら固定台37に結束して固定する。そし
て、該繊維を結束された位置から折り返して型3
8表面側に向かわせ近接する繊維に重合させ、そ
の端末をクリツプ56,57により下方の繊維と
挟持して固定し、重合部58を形成した後に、折
り返し端をピン、クリツプ等により型38に仮止
めする。
38から垂れ下がつた繊維の端部を鍔部39に沿
わせながら固定台37に結束して固定する。そし
て、該繊維を結束された位置から折り返して型3
8表面側に向かわせ近接する繊維に重合させ、そ
の端末をクリツプ56,57により下方の繊維と
挟持して固定し、重合部58を形成した後に、折
り返し端をピン、クリツプ等により型38に仮止
めする。
次いで、第15図示のように、他の繊維配列体
59,60の中間位置を前記した配列体40と同
様にクリツプ61,62,63,64で挟持して
集合部65,66を形成し、該集合部65,66
をピン68,69,70,71により刺通して型
38に仮止めする。配列体59の集合部65の両
側にある端部に向かう繊維を互いに一部を重合さ
せながら水平方向に展開し、前記造型部50と同
様の作業により型38の余白の表面を覆う造型部
72,73を形成し、各造型部72,73の一部
を、前記造型部50と重合させてピン74,75
等により型38表面に仮止めする。また、前記配
列体60も配列体59と同様にして形成した造型
部76,77により型38の余白の表面を覆わせ
て、ピン78,79,等により仮止めする。
59,60の中間位置を前記した配列体40と同
様にクリツプ61,62,63,64で挟持して
集合部65,66を形成し、該集合部65,66
をピン68,69,70,71により刺通して型
38に仮止めする。配列体59の集合部65の両
側にある端部に向かう繊維を互いに一部を重合さ
せながら水平方向に展開し、前記造型部50と同
様の作業により型38の余白の表面を覆う造型部
72,73を形成し、各造型部72,73の一部
を、前記造型部50と重合させてピン74,75
等により型38表面に仮止めする。また、前記配
列体60も配列体59と同様にして形成した造型
部76,77により型38の余白の表面を覆わせ
て、ピン78,79,等により仮止めする。
このようにして各造型部50,72,73,7
6,77の集合体として造型された全体に、接着
剤を噴霧して散布し、各造型部50,72,7
3,76,77および重合部58を一体に固着
し、また各造型部の繊維同士を固着する。この接
着剤の散布は、数度に分けて行い、乾燥と接着剤
の散布と交互に繰り返すことが、繊維に接着剤が
滴状に付着させないために有効である。また、必
要に応じて、製品の保型性を向上させるために、
前記成形剤を噴霧して散布する。
6,77の集合体として造型された全体に、接着
剤を噴霧して散布し、各造型部50,72,7
3,76,77および重合部58を一体に固着
し、また各造型部の繊維同士を固着する。この接
着剤の散布は、数度に分けて行い、乾燥と接着剤
の散布と交互に繰り返すことが、繊維に接着剤が
滴状に付着させないために有効である。また、必
要に応じて、製品の保型性を向上させるために、
前記成形剤を噴霧して散布する。
ついで、型38に仮止めした状態で全体を乾燥
器でまたは自然乾燥により散布した接着剤を乾燥
する。その後、前記重合部58を結束した紐5
5、型38に仮止めしたピン等を取り外し、一体
に形成された髪飾り具の製品を取り外し、その内
面側に接着剤を噴霧して散布して乾燥する。この
内面にも、必要に応じて成形剤を噴霧して散布す
る。
器でまたは自然乾燥により散布した接着剤を乾燥
する。その後、前記重合部58を結束した紐5
5、型38に仮止めしたピン等を取り外し、一体
に形成された髪飾り具の製品を取り外し、その内
面側に接着剤を噴霧して散布して乾燥する。この
内面にも、必要に応じて成形剤を噴霧して散布す
る。
(効果)
以上の説明から明らかなように、本発明による
ときには、多数本の化学繊維を展開し屈曲しえ形
成される複数の造型部によ多様の造型美を備え、
造型された繊維が互いに一部で重合した部分での
み接着剤で結合されて構成されているので、全体
が柔軟性に富み、柔らか風合いのある造型を備
え、軽量であつて、常時、着用しても周囲の人に
違和感を与えない造型美に優れた髪飾り具を提供
することができる。
ときには、多数本の化学繊維を展開し屈曲しえ形
成される複数の造型部によ多様の造型美を備え、
造型された繊維が互いに一部で重合した部分での
み接着剤で結合されて構成されているので、全体
が柔軟性に富み、柔らか風合いのある造型を備
え、軽量であつて、常時、着用しても周囲の人に
違和感を与えない造型美に優れた髪飾り具を提供
することができる。
また、本発明によるときには、少なくとも1つ
の繊維配列体の造型部における端部の繊維が折り
返されて近接する繊維と重合して接着された重合
部を備えるので、人の頭部に被つた時に額にあた
る周縁が、額を刺激することなく着用感に優れた
髪飾り具を提供することができる。
の繊維配列体の造型部における端部の繊維が折り
返されて近接する繊維と重合して接着された重合
部を備えるので、人の頭部に被つた時に額にあた
る周縁が、額を刺激することなく着用感に優れた
髪飾り具を提供することができる。
更に、本発明によるときには、前記した髪飾り
具を容易に製造することができる。
具を容易に製造することができる。
第1図乃至第6図は、本発明の実施の一例を示
すもので、第1図は完成品の斜視図、第2図乃至
第4図は構成する繊維配列体の分解斜視図、第5
図は完成品を着用した状態の斜視図、第6図は、
第1図の部分拡大図、第7図乃至第11図は、他
の実施例を示し、第7図は完成品の斜視図、第8
図及び第9図は構成する繊維配列体の分解斜視
図、第10図は第7図のX−X線断面図、第11
図は、第7図のXI−XI線断面図、第12図乃至第
15図は、本発明の製造方法を説明するための説
明図であり、第12図乃至第14図は斜視図、第
15図は平面図である。 1……髪飾り具、2,3,4,5,21,2
2,23,40,59,60……繊維配列体、6
〜9,24,43,65,66……集合部、10
〜17,25,31,32,35,36,50,
72,73,76,77……造型部、19,27
……繊維、20,29……接着剤、26,34,
58……重合部、28,34……折り返し端、3
7……固定台、38……型、55……紐。
すもので、第1図は完成品の斜視図、第2図乃至
第4図は構成する繊維配列体の分解斜視図、第5
図は完成品を着用した状態の斜視図、第6図は、
第1図の部分拡大図、第7図乃至第11図は、他
の実施例を示し、第7図は完成品の斜視図、第8
図及び第9図は構成する繊維配列体の分解斜視
図、第10図は第7図のX−X線断面図、第11
図は、第7図のXI−XI線断面図、第12図乃至第
15図は、本発明の製造方法を説明するための説
明図であり、第12図乃至第14図は斜視図、第
15図は平面図である。 1……髪飾り具、2,3,4,5,21,2
2,23,40,59,60……繊維配列体、6
〜9,24,43,65,66……集合部、10
〜17,25,31,32,35,36,50,
72,73,76,77……造型部、19,27
……繊維、20,29……接着剤、26,34,
58……重合部、28,34……折り返し端、3
7……固定台、38……型、55……紐。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多数本のゆるやかなカールを施した化学繊維
を互いに並べて束状とした複数の繊維配列体を間
隔を存して配設し、各配列体に一方の各繊維の端
部にわたる領域の繊維を端部に向かつて互いに一
部を重合させながら水平方向に展開しつつ屈曲さ
せて造型した造型部を設け、各配列体の各造型部
を隣接する他の配列体の造型部とその一部で互い
に重合させて設けると共に全体として椀状に配設
し、全体に散布した接着剤により近接する各繊維
を固着したことを特徴とする髪飾り具。 2 前記繊維配列体の中間位置において、一方の
各繊維の端部にわたる領域の繊維を端部に向かつ
て互いに一部を重合させながら水平方向に展開し
つつ屈曲させて造型した第1造型部を設け、他方
の各繊維の端部にわたる領域を端部に向かつて互
いに一部を重合させながら水平方向に展開しつつ
屈曲させて造型した第2造型部を設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の髪飾り具。 3 多数本のゆるやかなカールを施した化学繊維
を互いに並べて束状とした複数の繊維配列体を間
隔を存して配設し、該配列体の少なくとも1つの
配列体を、その一方の端部に向かう領域の各繊維
を互いに一部を重合させながら水平方向に展開し
つつ屈曲させて造型した造型部を設け、該造型部
の端部領域の各繊維を折り返して近接する繊維に
重合させた重合部を設け、他の配列体の一方の端
部に向かう領域の各繊維を互いに一部を重合させ
ながら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型した
造型部を設け、各配列体の各造型部を隣接する他
の配列体の造型部とその一部で互いに重合させて
設けると共に全体として椀状に配設し、全体に散
布した接着剤により近接する各繊維を固着したこ
とを特徴とする髪飾り具。 4 前記重合部の折り返し端が、該造型部の周縁
部を形成することを特徴とする特許請求の範囲第
3項記載の髪飾り具。 5 多数本のゆるやかなカールを施した化学繊維
を互いに並べて束状とした複数の繊維配列体の中
間位置の繊維を半球面状の外形を有し離型層を備
えた固定台に間隔を存して着脱自在に固定する工
程と、固定された各配列体の繊維の一方の各繊維
の端部にわたる領域の繊維を固定位置から端部に
向かつて互いに一部を重合させながら水平方向に
展開しつつ屈曲させて造型して複数の造型部を形
成する第1造型工程と、各配列体の各造型部を隣
接する造型と一部を重合させて半球面状の固定台
外面に添わせて椀状に配列して該固定台に仮止め
する第2造型工程と、各造型部に接着剤を散布す
る工程と、散布された接着剤を乾燥する工程と、
乾燥固化した繊維を固定台から取り外す工程とか
らなることを特徴とする髪飾り具の製造方法。 6 半球状の外縁に内方に屈折して延びる鍔部を
を有し離型層を備えた型を固定台に着脱自在に設
ける工程と、該型の外表面に多数本のゆるやかな
カールを施した化学繊維を互いに並べて束状とし
た複数の繊維配列体を間隔を存して着脱自在に固
定する工程と、該繊維配列体の少なくとも1つの
配列体の一方の端部に向かう領域の各繊維を互い
に一部を重合させながら水平方向に展開しつつ屈
曲させて造型部を形成し、その端部領域の繊維を
前記型の外縁より外方に延出させて添わせる第1
造型工程と、前記型の外縁より外方に延出させた
繊維を型の鍔部に添わせて紐により結束する工程
と、該繊維を結束位置から型外表面側に折り返し
て、その折り返し端を近接する繊維に重合させて
重合部を形成する工程と、該重合部の繊維を折り
返し状態を保持して型に仮止めする工程と、他の
前記各配列体の各繊維の端部にわたる領域の繊維
を固定位置から端部に向かつて互いに一部を重合
させながら水平方向に展開しつつ屈曲させて造型
して複数の造型部を形成する第2造型工程と、各
配列体の各造型部を隣接する造型部と一部を重合
させて半球面状の固定台外面にに添わせて椀状に
配列して該固定台に仮止めする第3造型工程と、
各造型部および前記重合部に接着剤を散布する工
程と、散布された接着剤を乾燥する工程と、前記
重合部を結束している紐を取り外す工程と、乾燥
固化した繊維を固定台から取り外す工程とからな
ることを特徴とする髪飾り具の製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62045210A JPS63219608A (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 髪飾り具およびその製造方法 |
| KR1019880001539A KR910000256B1 (ko) | 1987-03-02 | 1988-02-15 | 두발 장식구 및 그 제조방법 |
| US07/161,063 US4930527A (en) | 1987-03-02 | 1988-02-26 | Hair ornament and method of making the same |
| CN88101071A CN1014770B (zh) | 1987-03-02 | 1988-02-27 | 发饰及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62045210A JPS63219608A (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 髪飾り具およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63219608A JPS63219608A (ja) | 1988-09-13 |
| JPH045765B2 true JPH045765B2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=12712903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62045210A Granted JPS63219608A (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 髪飾り具およびその製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4930527A (ja) |
| JP (1) | JPS63219608A (ja) |
| KR (1) | KR910000256B1 (ja) |
| CN (1) | CN1014770B (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (4)
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| CN1014770B (zh) | 1991-11-20 |
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