JPH0457754B2 - - Google Patents
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- JPH0457754B2 JPH0457754B2 JP16295288A JP16295288A JPH0457754B2 JP H0457754 B2 JPH0457754 B2 JP H0457754B2 JP 16295288 A JP16295288 A JP 16295288A JP 16295288 A JP16295288 A JP 16295288A JP H0457754 B2 JPH0457754 B2 JP H0457754B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating
- alloy
- plated steel
- cell
- corrosion resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は耐食性、耐プレスパウダリング性及び
表面外観に優れ、自動車、家電用途に好適なZn
−Ni系合金めつき鋼板の製造方法に関する。 (従来の技術) Zn−Ni系合金めつき鋼板としては、既にNi含
有量3〜23%のZn−Ni,Zn−Ni−Co,Zn−Ni
−Fe−Cr,Zn−Ni−Crなどや、これらに必要に
応じてCo,Cr,Fe,Mn,Mo,Sn,Cu,Pbな
どの1種もしくは2種以上を含ませた鋼板、また
はこれらの各種合金めつき層中にSiO2,TiO2,
Al2O3,ZrO2,Ta2O5,NbO,Cr2O3等の酸化物
やBaCrO4,PbCrO4などのクロム酸化合物を1
種もしくは2種以上含ませた複合めつき系Zn−
Ni合金めつき鋼板が提案され、一部実用化され
ている。 Zn−Ni系合金めつき鋼板の製造方法に関して
は、Metal Finishing 12,52−(1972)にも述べ
られているように、古くからすでに数多くの提案
がなされて来た。我国においても、特公昭62−
15635号公報(Zn−Ni合金めつき鋼板の製造方
法)、特公昭57−33347号公報(Zn−Co−Ni合金
めつき鋼板の製造方法)、特公昭58−39236号公報
(SrSO4含有浴によるZn−Ni合金めつき鋼板の製
造方法)、特公昭61−38274号公報(加工性、耐食
性に優れたNi−Zn合金めつき鋼板の製造方法)、
特公昭62−6760号公報(酸化物複合めつき鋼板の
製造方法)などが開示されている。 (発明が解決しようとする課題) しかし、これら従来より提案されてきた製造技
術をもつてしても、実ライン生産においては安定
した品質を確保することは困難である。特に、耐
食性、プレス時のパウダリング性、表面外観の点
で問題となることが多い。 このようなZn−Ni系合金めつきの実用化レベ
ルでの品質の不安定さは、Zn−Ni系合金めつき
そのものの基本的問題、すなわち、Znめつき
に比較してめつき金属の析出効率が悪い(電流効
率で90%以下になり、その分H2ガスが発生す
る)、めつき層にピンホールが発生しやすい、
めつき組成が深さ方向で不均一になりやすい、
めつき表面にすじ模様が出やすいという問題点
に起因するところが大である。 本発明は上記問題を解決するものであり、同じ
めつき材料を使用して、いかにして高耐食性を示
すZn−Ni系合金めつき鋼板を製造するかを目標
としたものである。 (課題を解決するための手段) 本発明は、鋼板のZn−Ni系合金めつき方法に
おいて、Ni2+濃度を10g/l以上、Zn2+濃度を
15g/l以上とし、かつNi2+とZn2+のモル濃度比
を0.48〜1.48に、PHを0.5〜4.5に、さらに浴温を
50℃以上に調整すると共に、鋼板と平行に電極を
設置しためつきセルで、めつき液の鋼板界面での
接線流速を5m/min以下に設定し、40A/dm2以
上の電流密度でめつきを行なうと同時に、めつき
セルの中央部にめつき電流をカツトし、かつ周囲
の液圧よりも水柱にて100mm以上加圧されたゾー
ンを設けることを特徴とする耐食性、耐プレスパ
ウダリング性及び表面外観に優れたZn−Ni系合
金めつき鋼板の製造方法である。 (作用) 本発明は低Ni濃度めつき浴を使用して高温、
低PH、低界面流速、水素ガス除去と高電流密度め
つきを組合せたものである。本発明はめつき中に
発生する水素ガスによるめつき層のピンホールを
減らし、水素のめつき層へのとじこめによる脆化
を減らすために、めつき浴中のZn2+イオン濃度
を高めにし、かつめつき面界面でのPH上昇を安定
に保持し、めつき界面の流速を5m/min以下に
押え、大電流密度でめつきを行ない、しかもめつ
き中に発生した水素をめつき層内に設けた加圧セ
クシヨンでめつき面から積極的に除去する。 本発明について更に具体的に述べる。 まず、めつき浴としては、耐食性の良好なNi
含有率3〜23%のZn−Ni系合金めつきを得るこ
とを前提として、耐食性、プレスパウダリング
性、表面外観の全てに悪影響を及ぼす水素ガスの
発生を極力抑制し、かつ高電流密度めつきに適し
た条件とする。すなわち、第1にNi2+,Zn2+の
濃度はNi2+10g/l以上、Zn2+15g/l以上とす
る。いずれも下限未満では100A/dm2以上の高
電流密度域で水素ガスの発生が多くなる。上限は
特に定めないが、あまり多いと沈澱の恐れを生じ
るので、Ni2+,Zn2+ともに100g/l以下と、合
計濃度で30〜100g/lとするのが好ましい。第
2にNi2+/Zn2+モル濃度比は0.48〜1.48とする。
これは、特公昭62−15635号公報に示された範囲
よりも低い(Zn2+の比率が高い)が、この範囲
で電析に際して水素過電圧が上昇し、水素ガスの
発生が押えられる。また、モル濃度比0.48未満で
はめつき層のNi含有率が低くなりすぎる。より
好ましい範囲は0.6〜1.3である。第3にPHは0.5〜
4.5とする。PH0.5未満では水素ガス発生が多くな
り、4.5超ではめつき時の鋼板界面のPHHが水酸
化物生成領域に入り、耐食性低下を招く。より好
ましい範囲は0.8〜2.5である。第4に浴温は50℃
以上とする。水素ガス発生抑制のためにNi2+/
Zn2+濃度比を低めに設定すると、当然めつき層
中のNi含有率が低下するので、これを補うため
に浴温を50℃以上にする必要がある。水素ガス発
生抑制の点では、更に60〜95℃の高浴温が好まし
い。 次に、鋼板界面でのめつき液の接線流速は
5m/min以下とする。水素ガスの迅速な除去と
いう点では大きい方がよいが、5m/min超では
めつき表面にすじ模様が発生し易いので5m/
min以下とし、好ましくは1〜5m/minとする。
めつき時の電流密度は40A/dm2以上とする。電
流密度40A/dm2未満では合金組成が不均一とな
りやすく、プレス時のパウダリング性が低下す
る。合金組成の均一化という点では50〜300A/
dm2が好ましい。 めつきセルとしては、セル中央部にめつき電流
をカツトし、かつ周囲の液圧よりも水柱にて100
mm以上加圧されたゾーンを設けたセルを使用す
る。こうすることによりめつき層中への水素のと
じこめやめつき面への水素気泡の長期付着による
耐食性低下を防ぐことができる。加圧が100mm未
満ではこの効果が不十分である。好ましい範囲は
100〜500mmである。 第1図に本発明を実施するために使用する代表
的なめつきセルの構造を示す。スリツト部6より
めつき液が供給され、電極4およびパツド5と鋼
板3の間にめつき液が充満され、一定の流速でコ
ンダクターロール1またはバツクアツプロール2
に向かつてめつき液が流れる。セル中央部に配さ
れたパツド5の部分でめつき電流がカツトされ、
かつこの部分の液圧が電極4の部分の液圧よりも
高くなる。パツド5部の液圧の加圧幅はパツド5
の長さやスリツト部6のめつき液の流量で調節す
ることができる。めつきセルとしては第1図に示
した横型だけではなく、縦型も使用できる。 本発明は、Zn,Niを主成分として、必要に応
じてCo,Cr,Fe,Mn,Mo,Sn,Cu,Pbなど
の金属イオンを1種もしくは2種以上含むZn−
Ni系合金めつき鋼板の製造、またはこれら合金
めつき層中にSiO2,TiO2,Al2O3,ZrO2,
Ta2O5,NbO,Cr2O3等の酸化物、SiC,Si3N4,
BN等のセラミツクス化合物、BaCrO4,PbCrO4
などのクロム酸化合物を1種もしくは2種以上含
む複合めつき系Zn−Ni合金めつき鋼板の製造に
適用できる。また、めつき浴は硫酸塩浴、塩化物
浴、これらの混合浴のいずれでもよく、
Na2SO4,(NH4)2SO4,NaClなどの電導助剤を
含ませてもよい。 (実施例) 横型のめつき層3つを備える連続電気めつきラ
インで0.8mm厚×150mm幅の冷延鋼板にZn−Ni系
合金めつきを連続的に施した。めつき浴としては
硫酸塩浴を用い、めつき量は20g/m2とした。め
つきセルとしては第1図に示す構造のセルを用
い、パツドの長さおよびスリツト部のめつき液の
流量を変化させることによりセル中央部(パツド
部)の加圧幅を調節した。 第1表にめつき条件および評価結果をまとめて
示す。ここで、第1表の1−1〜1−23が実施
例、2−1〜2−9が比較例である。なお、Ni
含有率はいずれも9〜15%内にあつた。評価の基
準は以下の通りである。 [耐食性] 浸漬型リン酸塩処理(処理時間2分)およびカ
チオン電着塗装(膜厚20μ)を施した後、クロス
カツト傷を入れ、塩水噴霧30分(JIS Z2371)と
乾燥1時間(70℃,RH.40%)を1サイクルとす
る腐食試験を100サイクル行ない、クロスカツト
部の塗膜ふくれについて評価した。 ふくれ幅 2mm以下 ○ ふくれ幅 2〜5mm △ ふくれ幅 5mm以上 × [耐プレスパウダリング性] 50mmφ×25mmHの円筒プレス加工を行ない、試
験前後の重量差を剥離量として評価した。 剥離量 1mg以下 ○ 剥離量 1〜3mg △ 剥離量 3mg以上 × [表面外観] 筋ムラ、色ムラについて目視で評価した。 ムラ無し ○ 色ムラ有り △ 筋ムラ有り × 第1表から明らかなように、実施例の耐食性、
耐プレスパウダリング性、表面外観は比較例に対
しいずれも良好であつた。
表面外観に優れ、自動車、家電用途に好適なZn
−Ni系合金めつき鋼板の製造方法に関する。 (従来の技術) Zn−Ni系合金めつき鋼板としては、既にNi含
有量3〜23%のZn−Ni,Zn−Ni−Co,Zn−Ni
−Fe−Cr,Zn−Ni−Crなどや、これらに必要に
応じてCo,Cr,Fe,Mn,Mo,Sn,Cu,Pbな
どの1種もしくは2種以上を含ませた鋼板、また
はこれらの各種合金めつき層中にSiO2,TiO2,
Al2O3,ZrO2,Ta2O5,NbO,Cr2O3等の酸化物
やBaCrO4,PbCrO4などのクロム酸化合物を1
種もしくは2種以上含ませた複合めつき系Zn−
Ni合金めつき鋼板が提案され、一部実用化され
ている。 Zn−Ni系合金めつき鋼板の製造方法に関して
は、Metal Finishing 12,52−(1972)にも述べ
られているように、古くからすでに数多くの提案
がなされて来た。我国においても、特公昭62−
15635号公報(Zn−Ni合金めつき鋼板の製造方
法)、特公昭57−33347号公報(Zn−Co−Ni合金
めつき鋼板の製造方法)、特公昭58−39236号公報
(SrSO4含有浴によるZn−Ni合金めつき鋼板の製
造方法)、特公昭61−38274号公報(加工性、耐食
性に優れたNi−Zn合金めつき鋼板の製造方法)、
特公昭62−6760号公報(酸化物複合めつき鋼板の
製造方法)などが開示されている。 (発明が解決しようとする課題) しかし、これら従来より提案されてきた製造技
術をもつてしても、実ライン生産においては安定
した品質を確保することは困難である。特に、耐
食性、プレス時のパウダリング性、表面外観の点
で問題となることが多い。 このようなZn−Ni系合金めつきの実用化レベ
ルでの品質の不安定さは、Zn−Ni系合金めつき
そのものの基本的問題、すなわち、Znめつき
に比較してめつき金属の析出効率が悪い(電流効
率で90%以下になり、その分H2ガスが発生す
る)、めつき層にピンホールが発生しやすい、
めつき組成が深さ方向で不均一になりやすい、
めつき表面にすじ模様が出やすいという問題点
に起因するところが大である。 本発明は上記問題を解決するものであり、同じ
めつき材料を使用して、いかにして高耐食性を示
すZn−Ni系合金めつき鋼板を製造するかを目標
としたものである。 (課題を解決するための手段) 本発明は、鋼板のZn−Ni系合金めつき方法に
おいて、Ni2+濃度を10g/l以上、Zn2+濃度を
15g/l以上とし、かつNi2+とZn2+のモル濃度比
を0.48〜1.48に、PHを0.5〜4.5に、さらに浴温を
50℃以上に調整すると共に、鋼板と平行に電極を
設置しためつきセルで、めつき液の鋼板界面での
接線流速を5m/min以下に設定し、40A/dm2以
上の電流密度でめつきを行なうと同時に、めつき
セルの中央部にめつき電流をカツトし、かつ周囲
の液圧よりも水柱にて100mm以上加圧されたゾー
ンを設けることを特徴とする耐食性、耐プレスパ
ウダリング性及び表面外観に優れたZn−Ni系合
金めつき鋼板の製造方法である。 (作用) 本発明は低Ni濃度めつき浴を使用して高温、
低PH、低界面流速、水素ガス除去と高電流密度め
つきを組合せたものである。本発明はめつき中に
発生する水素ガスによるめつき層のピンホールを
減らし、水素のめつき層へのとじこめによる脆化
を減らすために、めつき浴中のZn2+イオン濃度
を高めにし、かつめつき面界面でのPH上昇を安定
に保持し、めつき界面の流速を5m/min以下に
押え、大電流密度でめつきを行ない、しかもめつ
き中に発生した水素をめつき層内に設けた加圧セ
クシヨンでめつき面から積極的に除去する。 本発明について更に具体的に述べる。 まず、めつき浴としては、耐食性の良好なNi
含有率3〜23%のZn−Ni系合金めつきを得るこ
とを前提として、耐食性、プレスパウダリング
性、表面外観の全てに悪影響を及ぼす水素ガスの
発生を極力抑制し、かつ高電流密度めつきに適し
た条件とする。すなわち、第1にNi2+,Zn2+の
濃度はNi2+10g/l以上、Zn2+15g/l以上とす
る。いずれも下限未満では100A/dm2以上の高
電流密度域で水素ガスの発生が多くなる。上限は
特に定めないが、あまり多いと沈澱の恐れを生じ
るので、Ni2+,Zn2+ともに100g/l以下と、合
計濃度で30〜100g/lとするのが好ましい。第
2にNi2+/Zn2+モル濃度比は0.48〜1.48とする。
これは、特公昭62−15635号公報に示された範囲
よりも低い(Zn2+の比率が高い)が、この範囲
で電析に際して水素過電圧が上昇し、水素ガスの
発生が押えられる。また、モル濃度比0.48未満で
はめつき層のNi含有率が低くなりすぎる。より
好ましい範囲は0.6〜1.3である。第3にPHは0.5〜
4.5とする。PH0.5未満では水素ガス発生が多くな
り、4.5超ではめつき時の鋼板界面のPHHが水酸
化物生成領域に入り、耐食性低下を招く。より好
ましい範囲は0.8〜2.5である。第4に浴温は50℃
以上とする。水素ガス発生抑制のためにNi2+/
Zn2+濃度比を低めに設定すると、当然めつき層
中のNi含有率が低下するので、これを補うため
に浴温を50℃以上にする必要がある。水素ガス発
生抑制の点では、更に60〜95℃の高浴温が好まし
い。 次に、鋼板界面でのめつき液の接線流速は
5m/min以下とする。水素ガスの迅速な除去と
いう点では大きい方がよいが、5m/min超では
めつき表面にすじ模様が発生し易いので5m/
min以下とし、好ましくは1〜5m/minとする。
めつき時の電流密度は40A/dm2以上とする。電
流密度40A/dm2未満では合金組成が不均一とな
りやすく、プレス時のパウダリング性が低下す
る。合金組成の均一化という点では50〜300A/
dm2が好ましい。 めつきセルとしては、セル中央部にめつき電流
をカツトし、かつ周囲の液圧よりも水柱にて100
mm以上加圧されたゾーンを設けたセルを使用す
る。こうすることによりめつき層中への水素のと
じこめやめつき面への水素気泡の長期付着による
耐食性低下を防ぐことができる。加圧が100mm未
満ではこの効果が不十分である。好ましい範囲は
100〜500mmである。 第1図に本発明を実施するために使用する代表
的なめつきセルの構造を示す。スリツト部6より
めつき液が供給され、電極4およびパツド5と鋼
板3の間にめつき液が充満され、一定の流速でコ
ンダクターロール1またはバツクアツプロール2
に向かつてめつき液が流れる。セル中央部に配さ
れたパツド5の部分でめつき電流がカツトされ、
かつこの部分の液圧が電極4の部分の液圧よりも
高くなる。パツド5部の液圧の加圧幅はパツド5
の長さやスリツト部6のめつき液の流量で調節す
ることができる。めつきセルとしては第1図に示
した横型だけではなく、縦型も使用できる。 本発明は、Zn,Niを主成分として、必要に応
じてCo,Cr,Fe,Mn,Mo,Sn,Cu,Pbなど
の金属イオンを1種もしくは2種以上含むZn−
Ni系合金めつき鋼板の製造、またはこれら合金
めつき層中にSiO2,TiO2,Al2O3,ZrO2,
Ta2O5,NbO,Cr2O3等の酸化物、SiC,Si3N4,
BN等のセラミツクス化合物、BaCrO4,PbCrO4
などのクロム酸化合物を1種もしくは2種以上含
む複合めつき系Zn−Ni合金めつき鋼板の製造に
適用できる。また、めつき浴は硫酸塩浴、塩化物
浴、これらの混合浴のいずれでもよく、
Na2SO4,(NH4)2SO4,NaClなどの電導助剤を
含ませてもよい。 (実施例) 横型のめつき層3つを備える連続電気めつきラ
インで0.8mm厚×150mm幅の冷延鋼板にZn−Ni系
合金めつきを連続的に施した。めつき浴としては
硫酸塩浴を用い、めつき量は20g/m2とした。め
つきセルとしては第1図に示す構造のセルを用
い、パツドの長さおよびスリツト部のめつき液の
流量を変化させることによりセル中央部(パツド
部)の加圧幅を調節した。 第1表にめつき条件および評価結果をまとめて
示す。ここで、第1表の1−1〜1−23が実施
例、2−1〜2−9が比較例である。なお、Ni
含有率はいずれも9〜15%内にあつた。評価の基
準は以下の通りである。 [耐食性] 浸漬型リン酸塩処理(処理時間2分)およびカ
チオン電着塗装(膜厚20μ)を施した後、クロス
カツト傷を入れ、塩水噴霧30分(JIS Z2371)と
乾燥1時間(70℃,RH.40%)を1サイクルとす
る腐食試験を100サイクル行ない、クロスカツト
部の塗膜ふくれについて評価した。 ふくれ幅 2mm以下 ○ ふくれ幅 2〜5mm △ ふくれ幅 5mm以上 × [耐プレスパウダリング性] 50mmφ×25mmHの円筒プレス加工を行ない、試
験前後の重量差を剥離量として評価した。 剥離量 1mg以下 ○ 剥離量 1〜3mg △ 剥離量 3mg以上 × [表面外観] 筋ムラ、色ムラについて目視で評価した。 ムラ無し ○ 色ムラ有り △ 筋ムラ有り × 第1表から明らかなように、実施例の耐食性、
耐プレスパウダリング性、表面外観は比較例に対
しいずれも良好であつた。
【表】
【表】
(発明の効果)
以上述べたように、本発明はZn−Ni系合金め
つきの欠点を製造技術的にカバーし、Zn−Ni系
合金めつき本来の品質を安定して得ることのでき
る製造方法であり、Zn−Ni系合金めつき鋼板を
安定供給する上で本発明の利用価値は真に大き
い。
つきの欠点を製造技術的にカバーし、Zn−Ni系
合金めつき本来の品質を安定して得ることのでき
る製造方法であり、Zn−Ni系合金めつき鋼板を
安定供給する上で本発明の利用価値は真に大き
い。
第1図は本発明を実施するために使用する代表
的なめつきセルの構造を示す図である。 1……コンダクターロール、2……バツクアツ
プロール、3……鋼板、4……電極、5……パツ
ド、6……スリツト部。
的なめつきセルの構造を示す図である。 1……コンダクターロール、2……バツクアツ
プロール、3……鋼板、4……電極、5……パツ
ド、6……スリツト部。
1 鋼板とAl板とを同一のりん酸塩処理ライン
でりん酸塩処理する際に使用するAl板であつて、
表面にZnめつき層、Zn系合金めつき層、または
Fe系合金めつき層のうちいずれかのめつき層を
1g/m2以上の付着量で有することを特徴とする
りん酸塩処理性に優れたAl板。
でりん酸塩処理する際に使用するAl板であつて、
表面にZnめつき層、Zn系合金めつき層、または
Fe系合金めつき層のうちいずれかのめつき層を
1g/m2以上の付着量で有することを特徴とする
りん酸塩処理性に優れたAl板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16295288A JPH0211791A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 耐食性、耐プレスパウダリング性及び表面外観に優れたZn−Ni系合金めっき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16295288A JPH0211791A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 耐食性、耐プレスパウダリング性及び表面外観に優れたZn−Ni系合金めっき鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0211791A JPH0211791A (ja) | 1990-01-16 |
| JPH0457754B2 true JPH0457754B2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=15764386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16295288A Granted JPH0211791A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 耐食性、耐プレスパウダリング性及び表面外観に優れたZn−Ni系合金めっき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0211791A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104005063A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-08-27 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 一种钢制件电镀锌镍合金的方法 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP16295288A patent/JPH0211791A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0211791A (ja) | 1990-01-16 |
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