JPH0457912B2 - - Google Patents
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- JPH0457912B2 JPH0457912B2 JP24489287A JP24489287A JPH0457912B2 JP H0457912 B2 JPH0457912 B2 JP H0457912B2 JP 24489287 A JP24489287 A JP 24489287A JP 24489287 A JP24489287 A JP 24489287A JP H0457912 B2 JPH0457912 B2 JP H0457912B2
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- Japan
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- valve
- valve body
- chevron
- seat ring
- seat
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
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- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims 1
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、バタフライ弁のシートリングの新
規なる改良に関する。
規なる改良に関する。
(従来の技術)
従来周知のように、バタフライ弁は金属等の剛
性材料からなる中空円筒状の弁本体内に同じく剛
性材料からなる円板状の弁体を弁本体の外部から
回動自在に軸支し、弁本体内の内周面と弁板の外
周縁との間に弾性材料からなる環状のシートリン
グを介在させた構造を有しており、弁体の回動に
よりその外周縁をシートリングに接離させて、弁
の開閉若しくは流量の調整を行つている。そし
て、閉弁時には、弁体の外周縁が環状のシートリ
ングに喰い込ませて、弁体外周縁をシートリング
内周縁に圧接させることによりシール作用が達成
されている。
性材料からなる中空円筒状の弁本体内に同じく剛
性材料からなる円板状の弁体を弁本体の外部から
回動自在に軸支し、弁本体内の内周面と弁板の外
周縁との間に弾性材料からなる環状のシートリン
グを介在させた構造を有しており、弁体の回動に
よりその外周縁をシートリングに接離させて、弁
の開閉若しくは流量の調整を行つている。そし
て、閉弁時には、弁体の外周縁が環状のシートリ
ングに喰い込ませて、弁体外周縁をシートリング
内周縁に圧接させることによりシール作用が達成
されている。
そこで、かかるバタフライ弁にあつては、閉弁
時のシール性が良好である反面、開閉動作に対す
る負荷すなわち、弁体の回動トルクが軽いことが
従来要求されて来た。
時のシール性が良好である反面、開閉動作に対す
る負荷すなわち、弁体の回動トルクが軽いことが
従来要求されて来た。
このような要求を解決する一つの提案を、本出
願人は実公昭52−30600号公報をもつて行つた。
これは、第22,23図に示すように、シートリ
ングの内周面に径方向に沿つて円弧状の山形シー
ト部を形成し、この山形シート部に弁体の外周縁
を圧接させることにより、弁体によるシートリン
グの引きずりを防止し反発バネ定数を下げて、回
動トルクを大きくすることなく完全なシール性を
確保し得るものである。
願人は実公昭52−30600号公報をもつて行つた。
これは、第22,23図に示すように、シートリ
ングの内周面に径方向に沿つて円弧状の山形シー
ト部を形成し、この山形シート部に弁体の外周縁
を圧接させることにより、弁体によるシートリン
グの引きずりを防止し反発バネ定数を下げて、回
動トルクを大きくすることなく完全なシール性を
確保し得るものである。
しかしながら、実公昭52−30600号公報に開示
の技術にあつては、シートリングに形成される、
円弧状の山形シート部が、円周方向の全ての部分
において同一の幅に形成されている為、弁軸近傍
部(ボス部近傍)と弁軸と直交する部分とでシー
トリングへの弁体の当接角度が異なり、弁軸近傍
部は直交部分よりも大きい角度すなわち早い時期
に当接が開始され、直交部はこれより遅れて当接
が始まり、弁体の各部分におけるシートリングへ
の当接開始時期が相違している。かかる当接開始
時期の相違は直交部が当接開始するまでの回動ト
ルクをシール作用の発生に寄与しない無駄なもの
としてしまつていた。
の技術にあつては、シートリングに形成される、
円弧状の山形シート部が、円周方向の全ての部分
において同一の幅に形成されている為、弁軸近傍
部(ボス部近傍)と弁軸と直交する部分とでシー
トリングへの弁体の当接角度が異なり、弁軸近傍
部は直交部分よりも大きい角度すなわち早い時期
に当接が開始され、直交部はこれより遅れて当接
が始まり、弁体の各部分におけるシートリングへ
の当接開始時期が相違している。かかる当接開始
時期の相違は直交部が当接開始するまでの回動ト
ルクをシール作用の発生に寄与しない無駄なもの
としてしまつていた。
そこで、かかる欠点を解決するために、本出願
人は更に特公昭58−25911号公報に開示される新
たな提案を行つた。これは第24〜27図に示す
ようにシートリングの山形シート部の幅をボス部
の中心を基点とするコサインカーブに倣つて前記
直交部に向かつて幅広くして形成したことを特徴
とするものである。これにより、弁体と山形シー
ト部とが円周方向に全周に亙つて同時に当接が開
始される結果、前述した回動トルクの無駄がなく
なり、回動トルクの低下とシール性の向上とを得
ることが出来た。
人は更に特公昭58−25911号公報に開示される新
たな提案を行つた。これは第24〜27図に示す
ようにシートリングの山形シート部の幅をボス部
の中心を基点とするコサインカーブに倣つて前記
直交部に向かつて幅広くして形成したことを特徴
とするものである。これにより、弁体と山形シー
ト部とが円周方向に全周に亙つて同時に当接が開
始される結果、前述した回動トルクの無駄がなく
なり、回動トルクの低下とシール性の向上とを得
ることが出来た。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、以上のようなかかるシートリン
グによつても、従来から存在している次のような
欠点は依然として解消するとが出来なかつた。
グによつても、従来から存在している次のような
欠点は依然として解消するとが出来なかつた。
弁軸直交部の弁体移動量が第28,29図に示
すように、ボス部近傍のそれより大きい為、弁軸
直交部付近では第30図に示すように開弁動作時
にゴムの盛り上がり1が出来、開弁操作力を大き
くしている。
すように、ボス部近傍のそれより大きい為、弁軸
直交部付近では第30図に示すように開弁動作時
にゴムの盛り上がり1が出来、開弁操作力を大き
くしている。
弁軸直交部では、ボス部近傍より回転半径が大
きく、したがつて回転モーメントも大きいため、
弁軸直交部における操作力の増大は、弁軸の回動
トルクの増大をもたらしている。
きく、したがつて回転モーメントも大きいため、
弁軸直交部における操作力の増大は、弁軸の回動
トルクの増大をもたらしている。
弁軸直交部では外周の周速度が速く、高速でゴ
ムを摩擦するため、シートリングの寿命を短くし
ている。
ムを摩擦するため、シートリングの寿命を短くし
ている。
このような欠点は、ON−OFF弁では左程問題
とはならないが、調節弁として使用する場合、具
体的に次のような弊害が発生して来る。
とはならないが、調節弁として使用する場合、具
体的に次のような弊害が発生して来る。
開弁動作時のゴムの盛り上がりで増加した操作
力が、弁体がゴムから離脱するとき急激に低下す
るため、負荷の変動が大きく弁軸を駆動するシリ
ンダーなどの飛び出し現象を惹起するおそれがあ
ると共に、閉付近で弁開度を微小に操作し、流量
等を制御することを不可能としている。
力が、弁体がゴムから離脱するとき急激に低下す
るため、負荷の変動が大きく弁軸を駆動するシリ
ンダーなどの飛び出し現象を惹起するおそれがあ
ると共に、閉付近で弁開度を微小に操作し、流量
等を制御することを不可能としている。
一般のバタフライ弁の流量特性は、第31図の
実線に示すように、0°〜20°付近では流量増加率
が非常に小さく、低開度でのコントロール性を悪
くしている。これを10〜20°で全閉となるように
設定すれば、第31図の点線で示すように流量特
性がリニヤに近づきコントロール性の良い弁を得
ることが出来るが、この為には、弁体又はシート
リングを弁軸方向に延びる楕円形状としなければ
ならず、楕円形状の成形が困難で高価なため従来
実現されていなかつた。
実線に示すように、0°〜20°付近では流量増加率
が非常に小さく、低開度でのコントロール性を悪
くしている。これを10〜20°で全閉となるように
設定すれば、第31図の点線で示すように流量特
性がリニヤに近づきコントロール性の良い弁を得
ることが出来るが、この為には、弁体又はシート
リングを弁軸方向に延びる楕円形状としなければ
ならず、楕円形状の成形が困難で高価なため従来
実現されていなかつた。
この発明は、弁体及びシートリングを成形の困
難な楕円形に形成することなく、前記した欠点を
解消し、リニヤに近い流量特性を有し、低開度で
のコントロール性を向上し得るバタフライ弁を提
供せんとするものである。
難な楕円形に形成することなく、前記した欠点を
解消し、リニヤに近い流量特性を有し、低開度で
のコントロール性を向上し得るバタフライ弁を提
供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するためにこの発明が採つた
手段は、剛性材料からなる中空円筒状の本体内周
面と該本体内に回動自在に軸支された剛性材料か
らなる円板状の弁体外周縁との間に介在される弾
性材料からなる環状のシートリングであつて、直
径方向対向位置に弁棒を貫通させる一対の弁軸孔
が穿設され、該一対の弁軸孔の各周囲には常時弁
体の弁棒根元部が圧接するボス部が形成され、該
一対のボス部間には閉弁時に弁体外周縁が圧接す
る山形シート部が円周方向に沿つて連続して形成
されているバタフライ弁のシートリングにおい
て、山形シート部が第1と第2の山形シート部か
らなり、第1の山形シート部は半径R、幅W並び
に内径X4を変化させて弁体の任意の外周縁にお
いて、弁体外周縁のシートリングへの喰込量t及
び喰込移動量Eが同一となるように設定されてお
り、第2の山形シート部は第1の山形シート部の
シールとしての機械的強度及びシール機能が損な
われる部分からボス部までの間に存在し、弁体の
先端エツジ面が圧接する半径R′に設定されてい
ると共に、弁体の喰込移動量を弁体エツジ面の幅
Kaより小さく設定したことを特徴とする。
手段は、剛性材料からなる中空円筒状の本体内周
面と該本体内に回動自在に軸支された剛性材料か
らなる円板状の弁体外周縁との間に介在される弾
性材料からなる環状のシートリングであつて、直
径方向対向位置に弁棒を貫通させる一対の弁軸孔
が穿設され、該一対の弁軸孔の各周囲には常時弁
体の弁棒根元部が圧接するボス部が形成され、該
一対のボス部間には閉弁時に弁体外周縁が圧接す
る山形シート部が円周方向に沿つて連続して形成
されているバタフライ弁のシートリングにおい
て、山形シート部が第1と第2の山形シート部か
らなり、第1の山形シート部は半径R、幅W並び
に内径X4を変化させて弁体の任意の外周縁にお
いて、弁体外周縁のシートリングへの喰込量t及
び喰込移動量Eが同一となるように設定されてお
り、第2の山形シート部は第1の山形シート部の
シールとしての機械的強度及びシール機能が損な
われる部分からボス部までの間に存在し、弁体の
先端エツジ面が圧接する半径R′に設定されてい
ると共に、弁体の喰込移動量を弁体エツジ面の幅
Kaより小さく設定したことを特徴とする。
(作用及び発明の効果)
シートリングへの喰込量tが全周に亙つて均一
となり、不要な喰い込みがなくなる為、長期に亙
つて安定したシール性能を発揮することが出来る
と共に、喰込移動量Eが均一で且弁体エツジ幅
Kaより小さく設定されているので、従来のバタ
フライ弁にみられた第30図に示すようなゴムの
盛り上がりがなくなり弁開時の弁軸トルクが小さ
くなる。又、喰込移動量が微小である為、喰い込
みによる弁軸トルクの上昇する範囲は微小な開度
範囲に止どまり、第21図に示すようにトルク変
動のない開度範囲を広く採ることが出来る。した
がつて、微小開度範囲でのトルク変動の無い開度
範囲が従来のバタフライ弁に比較して大きくな
る。
となり、不要な喰い込みがなくなる為、長期に亙
つて安定したシール性能を発揮することが出来る
と共に、喰込移動量Eが均一で且弁体エツジ幅
Kaより小さく設定されているので、従来のバタ
フライ弁にみられた第30図に示すようなゴムの
盛り上がりがなくなり弁開時の弁軸トルクが小さ
くなる。又、喰込移動量が微小である為、喰い込
みによる弁軸トルクの上昇する範囲は微小な開度
範囲に止どまり、第21図に示すようにトルク変
動のない開度範囲を広く採ることが出来る。した
がつて、微小開度範囲でのトルク変動の無い開度
範囲が従来のバタフライ弁に比較して大きくな
る。
更に、弁の全閉シール角度を従来の如き0°では
なく、10〜20°程度の角度に設定出来るので弁の
流量特性の悪い低開度部分をカツトして、流量特
性の良い部分のみを使用することが可能となる。
この結果第31図に点線で示すような開度−流量
特性がリニヤな特性に近づき調節弁としてコント
ロールし易いバタフライ弁を得ることが出来る。
なく、10〜20°程度の角度に設定出来るので弁の
流量特性の悪い低開度部分をカツトして、流量特
性の良い部分のみを使用することが可能となる。
この結果第31図に点線で示すような開度−流量
特性がリニヤな特性に近づき調節弁としてコント
ロールし易いバタフライ弁を得ることが出来る。
(実施例)
以下に図面を参照しつつ、この発明の好ましい
実施例を説明する。第1,2図はこの発明に係る
バタフライ弁のシートリングと弁体を示し、10
は金属等の剛性材料で形成された略円筒状の本体
の内周面に定着されるシートリング、11は該本
体内に弁棒12,13で回動自在に軸支される円
板状の弁体であつて、外周縁をシートリング10
の内周面に接離させて弁の開閉を行う。従来周知
のように、シートリング10は、加硫ゴム等のゴ
ム状弾性材料からなり、弁体11は本体と同様の
剛性材料で形成される。一方の弁棒12は本体か
ら外方へ延び出し、弁駆動機構に連結され、外部
から弁体を駆動回転して、バタフライ弁の開閉若
しくは開度調整が可能である。シートリング10
は、第3〜5図に示すように直径方向対向位置に
弁体11の弁棒12,13が貫通する弁軸孔14
が形成され、該弁軸孔14の周縁は弁体11の弁
棒周縁部が常時圧接する平坦なボス部15に形成
される。そして、このボス部15の間にシートリ
ング10の内周面を円周方向に延びる第1の山形
シート部16が形成される。第1の山形シート部
16はシートリング内方へ向かつて突設した断面
円弧形状をなし、第2図に示すようにその側面に
弁体11の外周縁17が喰い込みつつ圧接して弁
の閉止が行われる。閉止状態において弁体11は
弁軸に対して若干の傾斜角度を有する。
実施例を説明する。第1,2図はこの発明に係る
バタフライ弁のシートリングと弁体を示し、10
は金属等の剛性材料で形成された略円筒状の本体
の内周面に定着されるシートリング、11は該本
体内に弁棒12,13で回動自在に軸支される円
板状の弁体であつて、外周縁をシートリング10
の内周面に接離させて弁の開閉を行う。従来周知
のように、シートリング10は、加硫ゴム等のゴ
ム状弾性材料からなり、弁体11は本体と同様の
剛性材料で形成される。一方の弁棒12は本体か
ら外方へ延び出し、弁駆動機構に連結され、外部
から弁体を駆動回転して、バタフライ弁の開閉若
しくは開度調整が可能である。シートリング10
は、第3〜5図に示すように直径方向対向位置に
弁体11の弁棒12,13が貫通する弁軸孔14
が形成され、該弁軸孔14の周縁は弁体11の弁
棒周縁部が常時圧接する平坦なボス部15に形成
される。そして、このボス部15の間にシートリ
ング10の内周面を円周方向に延びる第1の山形
シート部16が形成される。第1の山形シート部
16はシートリング内方へ向かつて突設した断面
円弧形状をなし、第2図に示すようにその側面に
弁体11の外周縁17が喰い込みつつ圧接して弁
の閉止が行われる。閉止状態において弁体11は
弁軸に対して若干の傾斜角度を有する。
第1の山形シート部16は弁体の任意の外周縁
部において、第1の山形シート部16への弁体の
外周縁の喰込量t並びに喰込移動量Eが同一とな
るように(第15図参照)、第1の山形シート部
16の半径R、幅W並びに内径X4を変化させる
(第17図参照)。この第1の山形シート部16の
半径R並びに幅Wが、弁体11の閉止角度に関連
しており、RとWを大きくすることにより閉止角
度の設定を任意に行うことができるので、全開閉
止角度を調節弁としてコントロールし易い位置に
設計することが容易となる。
部において、第1の山形シート部16への弁体の
外周縁の喰込量t並びに喰込移動量Eが同一とな
るように(第15図参照)、第1の山形シート部
16の半径R、幅W並びに内径X4を変化させる
(第17図参照)。この第1の山形シート部16の
半径R並びに幅Wが、弁体11の閉止角度に関連
しており、RとWを大きくすることにより閉止角
度の設定を任意に行うことができるので、全開閉
止角度を調節弁としてコントロールし易い位置に
設計することが容易となる。
第17〜19図は、第16図のVa,Vb,Vc
部分における第1の山形シート部16の形状を示
す断面図であるが、喰込量tと喰込移動量Eが均
一となるように、半径R、幅W並びに内径X4を
設定して行くと、ボス部15に近い部分では第1
9図に点線で示すように山形シート部16の半径
Rと幅Wが小さくなりすぎて、弁体が喰込んだと
きゴムの強度上、山形シート部が損傷したり破損
するおそれがある。
部分における第1の山形シート部16の形状を示
す断面図であるが、喰込量tと喰込移動量Eが均
一となるように、半径R、幅W並びに内径X4を
設定して行くと、ボス部15に近い部分では第1
9図に点線で示すように山形シート部16の半径
Rと幅Wが小さくなりすぎて、弁体が喰込んだと
きゴムの強度上、山形シート部が損傷したり破損
するおそれがある。
そこで、半径Rと幅Wがある程度小さくなる部
分からボス部までについては、上記した第1の山
形シート部16に代つて、第19図に示すように
半径R′のバツクアツプ用の第2の山形シート部
18を形成し、弁体11先端部側面ではなくエツ
ジ面にて圧接するようにする。この場合、弁体の
喰込移動量Eは弁体エツジ面の幅Kaより小さく
設定して開き出し時のゴムの盛り上がりを防止す
る。
分からボス部までについては、上記した第1の山
形シート部16に代つて、第19図に示すように
半径R′のバツクアツプ用の第2の山形シート部
18を形成し、弁体11先端部側面ではなくエツ
ジ面にて圧接するようにする。この場合、弁体の
喰込移動量Eは弁体エツジ面の幅Kaより小さく
設定して開き出し時のゴムの盛り上がりを防止す
る。
次に喰込量tと喰込移動量Eを同一とするため
の半径R、幅W、内径X4を変化させるための理
論及び2番目の山半径R′を決定する理論を第2
0図に従つて説明する。第20図は弁軸と直交す
る軸と角度S2をなす平面で切断した断面図であつ
て、第20図において、弁体のシールポイントA
点の座標を求め、A点から所定の喰込移動量Eを
もつたB点の座標を求める。同様に所定の喰込量
tをもつたC点を求める。このB、C点を通り、
かつセンターライン上に中心点D点をもつた円を
求めると求めるR、X4が求まる。
の半径R、幅W、内径X4を変化させるための理
論及び2番目の山半径R′を決定する理論を第2
0図に従つて説明する。第20図は弁軸と直交す
る軸と角度S2をなす平面で切断した断面図であつ
て、第20図において、弁体のシールポイントA
点の座標を求め、A点から所定の喰込移動量Eを
もつたB点の座標を求める。同様に所定の喰込量
tをもつたC点を求める。このB、C点を通り、
かつセンターライン上に中心点D点をもつた円を
求めると求めるR、X4が求まる。
又、シートの円筒平面の内径B3を一定にとれ
ば、円の幅Wが決定される。このようにしてS2を
0°〜90°まで各開度ごとにそれぞれR、X4、Wを
求めていく。実際にはS2を1°ずつ変化させて各開
度ごとに寸法を求めていき、その寸法に基づいて
加工を行つた。
ば、円の幅Wが決定される。このようにしてS2を
0°〜90°まで各開度ごとにそれぞれR、X4、Wを
求めていく。実際にはS2を1°ずつ変化させて各開
度ごとに寸法を求めていき、その寸法に基づいて
加工を行つた。
以上のとおりに求めていくとS2がある程度大き
い範囲でRが小さくなりすぎ、一定のE、tを与
えられなくなるため、より大きなE′とtをもつ円
を新たに求めたものが2番目の山R′である。
い範囲でRが小さくなりすぎ、一定のE、tを与
えられなくなるため、より大きなE′とtをもつ円
を新たに求めたものが2番目の山R′である。
第1の山形シート部16には、その側面に弁体
先端部の側面が喰い込む関係上、山形の上部は弁
のシール作用には寄与しておらない。したがつ
て、第6,7図に示すように第1の山形シート部
16の上面を切除して平坦に形成する。これによ
り、山形シート部の突出による弁内径の減少を抑
制し弁内径を大きくすることが出来るため、流量
が増大する利点がある。しかしながら、かかる第
1の山形シート部16の上面の切除は必ずしも必
須不可欠とするものでない。
先端部の側面が喰い込む関係上、山形の上部は弁
のシール作用には寄与しておらない。したがつ
て、第6,7図に示すように第1の山形シート部
16の上面を切除して平坦に形成する。これによ
り、山形シート部の突出による弁内径の減少を抑
制し弁内径を大きくすることが出来るため、流量
が増大する利点がある。しかしながら、かかる第
1の山形シート部16の上面の切除は必ずしも必
須不可欠とするものでない。
かくして、この発明によれば、シートリングへ
の喰込量tが全周に亙つて均一となり、不要な喰
い込みがなくなる為、長期に亙つて安定したシー
ル性能を発揮することが出来ると共に、喰込移動
量Eが均一で且弁体エツジ幅Kaより小さく設定
されているので、従来のバタフライ弁にみられた
第30図に示すようなゴムの盛り上がりがなくな
り弁開時の弁軸トルクが小さくなる。又、喰込移
動量が微小である為、喰い込みによる弁軸トルク
の上昇する範囲は微小な開度範囲に止どまり、第
21図に示すようにトルク変動のない開度範囲を
広く採ることが出来る。第21図において点線は
従来のバタフライ弁の開度−トルク特性を示し、
開度30°以下での弁軸トルクの変動が大きいのに
対し、この発明のバタフライ弁にあつては、実線
で示すように開度7°付近から弁軸トルクの変動が
なくなつており、微小開度範囲でのトルク変動の
内開度範囲が従来のバタフライ弁に比較して大き
くなつている。
の喰込量tが全周に亙つて均一となり、不要な喰
い込みがなくなる為、長期に亙つて安定したシー
ル性能を発揮することが出来ると共に、喰込移動
量Eが均一で且弁体エツジ幅Kaより小さく設定
されているので、従来のバタフライ弁にみられた
第30図に示すようなゴムの盛り上がりがなくな
り弁開時の弁軸トルクが小さくなる。又、喰込移
動量が微小である為、喰い込みによる弁軸トルク
の上昇する範囲は微小な開度範囲に止どまり、第
21図に示すようにトルク変動のない開度範囲を
広く採ることが出来る。第21図において点線は
従来のバタフライ弁の開度−トルク特性を示し、
開度30°以下での弁軸トルクの変動が大きいのに
対し、この発明のバタフライ弁にあつては、実線
で示すように開度7°付近から弁軸トルクの変動が
なくなつており、微小開度範囲でのトルク変動の
内開度範囲が従来のバタフライ弁に比較して大き
くなつている。
更に、弁の全閉シール角度を従来の如き0°では
なく、10〜20°程度の角度に設定出来るので弁の
流量特性の悪い低開度部分をカツトして、流量特
性の良い部分のみを使用することが可能となる。
この結果開度−流量特性は第31図に点線で示す
ようなリニヤに近づき調節弁としてコントロール
し易いバタフライ弁を得ることが出来る。
なく、10〜20°程度の角度に設定出来るので弁の
流量特性の悪い低開度部分をカツトして、流量特
性の良い部分のみを使用することが可能となる。
この結果開度−流量特性は第31図に点線で示す
ようなリニヤに近づき調節弁としてコントロール
し易いバタフライ弁を得ることが出来る。
第1図はこの発明にかかるシートリングと弁体
の正面図、第2図は第1図−線に沿つた断面
図、第3図はシートリングの断面図、第4図は同
展開図、第5図は同傾斜図、第6図は第4図a
−a線に沿つた断面図、第7図は第4図b−
b線に沿つた断面図、第8図は第4図c−
c線に沿つた断面図、第9図は第4図d−d
線に沿つた断面図、第10図はシートリングと弁
体との喰込状態を示す一部正面図、第11図は第
10図a−a線に沿つた断面図、第12図は
第10図b−b線に沿つた断面図、第13図
は第10図c−c線に沿つた断面図、第14
図は第10図d−d線に沿つた断面図、第1
5図はシートリングへの弁体の喰込量と喰込移動
量の関係を示す断面図であつて、第16図のVa
−Va並びにVb−Vb線に沿つた部分を重ねて表
してある、第16図は弁体の正面図、第17図は
第16図Va−Va線部分におけるシートリングと
弁体の喰込状態を示す断面図、第18図、第19
図は、第16図Vb−Vb、Vc−Vc線部分におけ
る第17図と同様の図、第20図は喰込量、喰込
移動量を同一とするための半径Rと、幅W、内径
X4を決定するための概念図、第21図は弁開度
−弁軸トルクの関係を示すグラフ、第22図は従
来のバタフライ弁の正面図、第23図は第22図
−線に沿つた断面図、第24図は更に他の従
来のバタフライ弁のシートリングの展開図、第2
5図は同斜視図、第26図は第24図a−a
線に沿つた断面図、第27図は第24図b−
b線に沿つた断面図、第28図は従来のバタフラ
イ弁におけるシートリングへの弁体の喰込量と喰
込移動量を示す断面図であつて、第29図のa
−a,b−b線に沿つた部分を重ねて表し
てある。第29図は弁体の正面図であつて、第3
0図は第29図a−a並びにb−b線部
分における弁体によるゴムの盛り上がり状態を示
す断面図、第31図は従来及びこの発明バタフラ
イ弁の弁開度−流量特性を示すグラフである。 10……シートリング、11……弁体、12…
…弁軸、13……弁棒、14……弁軸孔、15,
17……外周縁、16……第1の山形シート部、
18……第2の山形シート部。
の正面図、第2図は第1図−線に沿つた断面
図、第3図はシートリングの断面図、第4図は同
展開図、第5図は同傾斜図、第6図は第4図a
−a線に沿つた断面図、第7図は第4図b−
b線に沿つた断面図、第8図は第4図c−
c線に沿つた断面図、第9図は第4図d−d
線に沿つた断面図、第10図はシートリングと弁
体との喰込状態を示す一部正面図、第11図は第
10図a−a線に沿つた断面図、第12図は
第10図b−b線に沿つた断面図、第13図
は第10図c−c線に沿つた断面図、第14
図は第10図d−d線に沿つた断面図、第1
5図はシートリングへの弁体の喰込量と喰込移動
量の関係を示す断面図であつて、第16図のVa
−Va並びにVb−Vb線に沿つた部分を重ねて表
してある、第16図は弁体の正面図、第17図は
第16図Va−Va線部分におけるシートリングと
弁体の喰込状態を示す断面図、第18図、第19
図は、第16図Vb−Vb、Vc−Vc線部分におけ
る第17図と同様の図、第20図は喰込量、喰込
移動量を同一とするための半径Rと、幅W、内径
X4を決定するための概念図、第21図は弁開度
−弁軸トルクの関係を示すグラフ、第22図は従
来のバタフライ弁の正面図、第23図は第22図
−線に沿つた断面図、第24図は更に他の従
来のバタフライ弁のシートリングの展開図、第2
5図は同斜視図、第26図は第24図a−a
線に沿つた断面図、第27図は第24図b−
b線に沿つた断面図、第28図は従来のバタフラ
イ弁におけるシートリングへの弁体の喰込量と喰
込移動量を示す断面図であつて、第29図のa
−a,b−b線に沿つた部分を重ねて表し
てある。第29図は弁体の正面図であつて、第3
0図は第29図a−a並びにb−b線部
分における弁体によるゴムの盛り上がり状態を示
す断面図、第31図は従来及びこの発明バタフラ
イ弁の弁開度−流量特性を示すグラフである。 10……シートリング、11……弁体、12…
…弁軸、13……弁棒、14……弁軸孔、15,
17……外周縁、16……第1の山形シート部、
18……第2の山形シート部。
Claims (1)
- 1 剛性材料からなる中空円筒状の本体内周面と
該本体内に回動自在に軸支された剛性材料からな
る円板状の弁体外周縁との間に介在される弾性材
料からなる環状のシートリングであつて、直径方
向対向位置に弁棒を貫通させる一対の弁軸孔が穿
設され、該一対の弁軸孔の各周囲には常時弁体の
弁棒根元部が圧接するボス部が形成され、該一対
のボス部間には閉弁時に弁体外周縁が圧接する山
形シート部が円周方向に沿つて連続して形成され
ているバタフライ弁のシートリングにおいて、山
形シート部が第1と第2の山形シート部からな
り、第1の山形シート部は半径R、幅W並びに内
径X4を変化させて弁体の任意の外周縁において、
弁体外周縁のシートリングへの喰込量t及び喰込
移動量Eが同一となるように設定されており、第
2の山形シート部は第1の山形シート部のシール
としての機械的強度及びシール機能が損なわれる
部分からボス部までの間に存在し、弁体の先端エ
ツジ面が圧接する半径R′に設定されていると共
に、弁体の喰込移動量を弁体エツジ面の幅Kaよ
り小さく設定したことを特徴とするシートリン
グ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24489287A JPS6487978A (en) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | Seat ring for butterfly valve |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24489287A JPS6487978A (en) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | Seat ring for butterfly valve |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6487978A JPS6487978A (en) | 1989-04-03 |
| JPH0457912B2 true JPH0457912B2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=17125532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24489287A Granted JPS6487978A (en) | 1987-09-29 | 1987-09-29 | Seat ring for butterfly valve |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6487978A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09303611A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-28 | Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk | 回転弁の弁開度表示装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0744195U (ja) * | 1991-04-12 | 1995-11-07 | 啓治 吉田 | 飲口保護シール |
| JP2003014139A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-15 | Okm:Kk | バタフライ弁 |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP24489287A patent/JPS6487978A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09303611A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-28 | Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk | 回転弁の弁開度表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6487978A (en) | 1989-04-03 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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