JPH0457Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0457Y2 JPH0457Y2 JP1987016642U JP1664287U JPH0457Y2 JP H0457 Y2 JPH0457 Y2 JP H0457Y2 JP 1987016642 U JP1987016642 U JP 1987016642U JP 1664287 U JP1664287 U JP 1664287U JP H0457 Y2 JPH0457 Y2 JP H0457Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- electrolytic cell
- elastic packing
- ion exchange
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はイオン交換膜を使用した電解槽、特に
弾性パツキンを膜の両面又は片面に存在させて電
解槽室枠を締付けた構造の電解槽に係り、膜の締
付固定による完全なシールをはかると共に、締付
けによる膜の破損を防止せんとするものである。
弾性パツキンを膜の両面又は片面に存在させて電
解槽室枠を締付けた構造の電解槽に係り、膜の締
付固定による完全なシールをはかると共に、締付
けによる膜の破損を防止せんとするものである。
例えば、イオン交換膜を用いる塩化アルカリ水
溶液電解の電解槽は、膜に仕切られて陽極室と陰
極室(二室式電解槽)または陽極室と中間室、お
よび陰極室(三室式電解槽)を形成している。こ
れら各室の膜による仕切りは通常隣接する室枠間
にイオン交換膜を配置し、その際主としてゴム系
の弾性パッキンを膜の両面又は片面に存在させて
締付ける構造が採用されている。
溶液電解の電解槽は、膜に仕切られて陽極室と陰
極室(二室式電解槽)または陽極室と中間室、お
よび陰極室(三室式電解槽)を形成している。こ
れら各室の膜による仕切りは通常隣接する室枠間
にイオン交換膜を配置し、その際主としてゴム系
の弾性パッキンを膜の両面又は片面に存在させて
締付ける構造が採用されている。
ところが、弾性パツキンを使用すると、締付時
にパツキンが膜と共に伸びるため、時として膜破
損の原因となる。これを避けるには電解槽の製作
精度や、使用する弾性パツキンの厚み精度や物理
的性質を均一にすることが必要であるが、実際に
工業規模のものを製作する場合においてはどうし
てもある一定の精度のものしか製作上出来ない。
かゝる状態で弾性パツキンを使用して膜の締付け
を行うと、締付時に膜とパツキンが共に伸びるた
めどうしても破損の発生をなくすることは出来な
い。
にパツキンが膜と共に伸びるため、時として膜破
損の原因となる。これを避けるには電解槽の製作
精度や、使用する弾性パツキンの厚み精度や物理
的性質を均一にすることが必要であるが、実際に
工業規模のものを製作する場合においてはどうし
てもある一定の精度のものしか製作上出来ない。
かゝる状態で弾性パツキンを使用して膜の締付け
を行うと、締付時に膜とパツキンが共に伸びるた
めどうしても破損の発生をなくすることは出来な
い。
本考案者らは、この問題を解決するため各種テ
ストを行つた結果、上記イオン交換膜と弾性パツ
キン間に、電槽に装着した時には潤滑剤として働
きその後は凝固する凝固性を有するゴム類の有機
溶剤溶液又は未硬化状態で潤滑性を示す硬化型接
着剤を介在させることにより、締付時に弾性パツ
キンが伸びても、膜はこのゴム類の有機溶剤溶液
又は未硬化状態で潤滑性を示す硬化型接着剤によ
つて滑りが与えられて共に伸びることがなく、こ
れにより破損を防止することが出来、さらに電槽
の使用時にゴム類の有機溶剤溶液又は未硬化状態
で潤滑性を示す硬化型接着剤が電解液中に漏出し
てこれを汚染することを防止し得ることを見い出
した。
ストを行つた結果、上記イオン交換膜と弾性パツ
キン間に、電槽に装着した時には潤滑剤として働
きその後は凝固する凝固性を有するゴム類の有機
溶剤溶液又は未硬化状態で潤滑性を示す硬化型接
着剤を介在させることにより、締付時に弾性パツ
キンが伸びても、膜はこのゴム類の有機溶剤溶液
又は未硬化状態で潤滑性を示す硬化型接着剤によ
つて滑りが与えられて共に伸びることがなく、こ
れにより破損を防止することが出来、さらに電槽
の使用時にゴム類の有機溶剤溶液又は未硬化状態
で潤滑性を示す硬化型接着剤が電解液中に漏出し
てこれを汚染することを防止し得ることを見い出
した。
かゝるゴム類の有機溶剤溶液又は未硬化状態で
潤滑性を示す硬化型接着剤としては各種のものが
使用可能であるが、望ましいものとしては、使用
される溶液や生成物に対して耐食性があり、かつ
電解に有害な物質を溶出しない様なものであり、
少なくとも電槽に膜を装着した時には潤滑剤とし
て働き、その後は凝固するものである。未硬化状
態で潤滑性を示す硬化型接着剤としては、例えば
エポキシ系接着剤又はポリウレタン系接着剤等の
熱硬化型接着剤が挙げられる。これらのゴム類の
有機溶剤溶液又は未硬化状態で潤滑性を示す硬化
型接着剤の使用量は、潤滑作用を阻害しない程度
で充分である。
潤滑性を示す硬化型接着剤としては各種のものが
使用可能であるが、望ましいものとしては、使用
される溶液や生成物に対して耐食性があり、かつ
電解に有害な物質を溶出しない様なものであり、
少なくとも電槽に膜を装着した時には潤滑剤とし
て働き、その後は凝固するものである。未硬化状
態で潤滑性を示す硬化型接着剤としては、例えば
エポキシ系接着剤又はポリウレタン系接着剤等の
熱硬化型接着剤が挙げられる。これらのゴム類の
有機溶剤溶液又は未硬化状態で潤滑性を示す硬化
型接着剤の使用量は、潤滑作用を阻害しない程度
で充分である。
以下図面を引用して説明する。
第1図は、電解槽室枠と交換膜との締付を膜の
両面に弾性パツキンを使用して締付けた場合を示
し、膜1の両面には弾性パツキン3があり、電解
槽室枠2により締め付けられている。
両面に弾性パツキンを使用して締付けた場合を示
し、膜1の両面には弾性パツキン3があり、電解
槽室枠2により締め付けられている。
締め付けは、全体を油圧や空気圧などで行う方
法や、全体を通しボルトで行う方法や、個々をボ
ルトで締める方法などがある。この弾性パツキン
3と膜1との間にゴム類の有機溶剤溶液又は未硬
化状態で潤滑性を示す硬化型接着剤が塗布されて
いる。この電解槽室枠2が締め付けられると、弾
性パツキン3はある点を中心として内側と外側に
伸びるが、弾性パツキンで挟まれた膜は全く伸び
ずに弾性パツキンのみが変化するだけであり、全
く膜は破損しない。
法や、全体を通しボルトで行う方法や、個々をボ
ルトで締める方法などがある。この弾性パツキン
3と膜1との間にゴム類の有機溶剤溶液又は未硬
化状態で潤滑性を示す硬化型接着剤が塗布されて
いる。この電解槽室枠2が締め付けられると、弾
性パツキン3はある点を中心として内側と外側に
伸びるが、弾性パツキンで挟まれた膜は全く伸び
ずに弾性パツキンのみが変化するだけであり、全
く膜は破損しない。
第2図は、弾性パツキンが片面にある場合で、
ゴム類の有機溶剤溶液又は未硬化状態で潤滑性を
示す硬化型接着剤は弾性パツキンと膜間に塗布し
てある。膜の片面は適当なシール剤が塗布されて
いる。この場合においても、締付時には弾性パツ
キンのみが伸びるので、膜が破損しない。
ゴム類の有機溶剤溶液又は未硬化状態で潤滑性を
示す硬化型接着剤は弾性パツキンと膜間に塗布し
てある。膜の片面は適当なシール剤が塗布されて
いる。この場合においても、締付時には弾性パツ
キンのみが伸びるので、膜が破損しない。
ここで使用される膜は、補強用の織り込みのあ
るもの、あるいは含フツ素系の短い繊維を均一に
入れたものなどが使用出来る。
るもの、あるいは含フツ素系の短い繊維を均一に
入れたものなどが使用出来る。
以下実施例において説明する。
実施例 1
天然ゴム製パツキン(厚み6mm×縦40mm×横40
mm)2枚の間にナフイヨン膜N−315(デユポン社
製)を挟み、面圧80Kg/cm2となるようにプレスで
押して、膜の破損状況を調べた。
mm)2枚の間にナフイヨン膜N−315(デユポン社
製)を挟み、面圧80Kg/cm2となるようにプレスで
押して、膜の破損状況を調べた。
ブチルゴムをメチルエチルケトンに溶かしたも
のをパツキンと膜の間に入れてテストしたものは
異常はなく、入れないものは網目の拡がり(補強
用繊維織り目)や膜の破損が見られた。
のをパツキンと膜の間に入れてテストしたものは
異常はなく、入れないものは網目の拡がり(補強
用繊維織り目)や膜の破損が見られた。
図面はいずれも本考案における電解槽の室枠に
イオン交換膜を配置して締付けする状態を示す部
分縦断面図であり、第1図は膜の両面に弾性パツ
キンを存在させた場合、第2図は膜の片面に弾性
パツキンを存在させた場合を示す。 1……イオン交換膜、2……電解槽室枠、3…
…弾性パツキン、4……ゴム類の有機溶剤溶液又
は未硬化状態で潤滑性を示す硬化型接着剤。
イオン交換膜を配置して締付けする状態を示す部
分縦断面図であり、第1図は膜の両面に弾性パツ
キンを存在させた場合、第2図は膜の片面に弾性
パツキンを存在させた場合を示す。 1……イオン交換膜、2……電解槽室枠、3…
…弾性パツキン、4……ゴム類の有機溶剤溶液又
は未硬化状態で潤滑性を示す硬化型接着剤。
Claims (1)
- 弾性パツキンを両面又は片面に存在させて、イ
オン交換膜を電解槽室枠内に締付固定する電解槽
において、上記イオン交換膜と弾性パツキン間
に、ゴム類の有機溶剤溶液又は未硬化状態で潤滑
性を示す硬化型接着剤を介在させて締付けてなる
イオン交換膜電解槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987016642U JPH0457Y2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987016642U JPH0457Y2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62180070U JPS62180070U (ja) | 1987-11-16 |
| JPH0457Y2 true JPH0457Y2 (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=30808688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987016642U Expired JPH0457Y2 (ja) | 1987-02-09 | 1987-02-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0457Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5933195B2 (ja) * | 1979-09-04 | 1984-08-14 | 東ソー株式会社 | イオン交換膜の装着方法 |
-
1987
- 1987-02-09 JP JP1987016642U patent/JPH0457Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62180070U (ja) | 1987-11-16 |
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