JPH0459748A - カルボン酸エステル化合物、液晶化合物および液晶組成物 - Google Patents
カルボン酸エステル化合物、液晶化合物および液晶組成物Info
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- JPH0459748A JPH0459748A JP2331873A JP33187390A JPH0459748A JP H0459748 A JPH0459748 A JP H0459748A JP 2331873 A JP2331873 A JP 2331873A JP 33187390 A JP33187390 A JP 33187390A JP H0459748 A JPH0459748 A JP H0459748A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は新規なカルボン酸エステル化合物および液晶化
合物に関する。さらに詳しくは、本発明は、表示素子な
どに用いられる新規なカルボン酸エステル化合物および
液晶化合物に関する。
合物に関する。さらに詳しくは、本発明は、表示素子な
どに用いられる新規なカルボン酸エステル化合物および
液晶化合物に関する。
i見立星五上ヱj
従来から使用されているOA機器などの表示デバイスは
、TN(ツイストネマチック)モードで駆動するものが
多い。
、TN(ツイストネマチック)モードで駆動するものが
多い。
ところが、この方式を採用した場合、表示されている画
像を変えるためには、液晶化合物の分子位置を変える必
要があるため、駆動時間が長くなり、また液晶化合物の
分子位置を変えるために必要とされる電圧、即ち、消費
電力も大きくなるとの問題がある。
像を変えるためには、液晶化合物の分子位置を変える必
要があるため、駆動時間が長くなり、また液晶化合物の
分子位置を変えるために必要とされる電圧、即ち、消費
電力も大きくなるとの問題がある。
これに対して強誘電性液晶化合物を用いたスイッチング
素子は、液晶化合物の分子の配向方向を変えるだけでス
イッチング素子として機能させることができるので、ス
イッチング時間が非常に短縮される。さらに、強誘電性
液晶化合物のもつ自発分極(Ps)と電界強度(E)と
の積(PsXE)が分子の配向方向を変えるための実効
エネルギー強度であるので、消費電力も非常に少なくな
る。そして、このような強誘電性液晶化合物は、印加電
界の方向によって二つの安定状態、すなわち双安定性を
持つので、スイッチングのしきい値特性も非常に良好で
あり、動画用の表示デバイスなどとして用いるのに特に
適している。
素子は、液晶化合物の分子の配向方向を変えるだけでス
イッチング素子として機能させることができるので、ス
イッチング時間が非常に短縮される。さらに、強誘電性
液晶化合物のもつ自発分極(Ps)と電界強度(E)と
の積(PsXE)が分子の配向方向を変えるための実効
エネルギー強度であるので、消費電力も非常に少なくな
る。そして、このような強誘電性液晶化合物は、印加電
界の方向によって二つの安定状態、すなわち双安定性を
持つので、スイッチングのしきい値特性も非常に良好で
あり、動画用の表示デバイスなどとして用いるのに特に
適している。
このような強誘電性液晶化合物を光スイ・ノチング素子
などに使用する場合、強誘電性液晶化合物には、動作温
度範囲が常温付近ある1z)lよそれ以下であること、
動作温度幅が広いこと、スイッチング速度が大きい(速
い)ことおよびスイッチングしきい値電圧が適正な範囲
内にあることなど多くの特性が要求される。
などに使用する場合、強誘電性液晶化合物には、動作温
度範囲が常温付近ある1z)lよそれ以下であること、
動作温度幅が広いこと、スイッチング速度が大きい(速
い)ことおよびスイッチングしきい値電圧が適正な範囲
内にあることなど多くの特性が要求される。
しかしながら、従来公知の強誘電性液晶化合物ニ関シテ
は、例えばR,B、 Meyer、 et、 al、
、の論文[ジャーfルーデーフイジーク(J、 de
Phys、 )36巻L−69頁、1975年]、田口
雅明、原田隆正の論文[第11回液晶討論会予稿集16
8頁、1985年]に記載されて1/するように、一般
に動作温度が狭く、また動作温度範囲が広い強誘電性液
晶化合物であっても、その他の特性が十分でない等、強
誘電性液晶物質として実用上満足できるものは得られて
いない。
は、例えばR,B、 Meyer、 et、 al、
、の論文[ジャーfルーデーフイジーク(J、 de
Phys、 )36巻L−69頁、1975年]、田口
雅明、原田隆正の論文[第11回液晶討論会予稿集16
8頁、1985年]に記載されて1/するように、一般
に動作温度が狭く、また動作温度範囲が広い強誘電性液
晶化合物であっても、その他の特性が十分でない等、強
誘電性液晶物質として実用上満足できるものは得られて
いない。
発明の目的
本発明は、新規なカルボン酸エステル化合物を提供する
ことを目的としている。
ことを目的としている。
さらに本発明は、特に動作温度が広く、スイッチング速
度が大きく、スイッチングしきい値電圧が適正な範囲に
あり、極めて少ない消費電力で作動する等の優れた特性
を有する表示デバイス等を形成し得る液晶化合物を提供
することを目的としている。
度が大きく、スイッチングしきい値電圧が適正な範囲に
あり、極めて少ない消費電力で作動する等の優れた特性
を有する表示デバイス等を形成し得る液晶化合物を提供
することを目的としている。
発明の概要
本発明のカルボン酸エステル化合物は、下記式%式%
[
ただし、式[A]において、R1は、炭素原子数3〜2
0のアルキル基、炭素原子数3〜20のアルコキシ基お
よび炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル基よりな
る群から選ばれる一種の基であり、6月よ不整(不斉)
炭素原子を表し、R2は炭素原子数2〜10のアルキル
基を表す。
0のアルキル基、炭素原子数3〜20のアルコキシ基お
よび炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル基よりな
る群から選ばれる一種の基であり、6月よ不整(不斉)
炭素原子を表し、R2は炭素原子数2〜10のアルキル
基を表す。
さらに本発明に係る液晶化合物は、上記式[A]で表さ
れることを特徴としている。
れることを特徴としている。
また、本発明の液晶組成物は上記式[A]で表される少
なくとも一種類のカルボン酸エステル化合物を含有する
ことを特徴としている。
なくとも一種類のカルボン酸エステル化合物を含有する
ことを特徴としている。
本発明により新規なカルボン酸エステル化合物が提供さ
れる。このカルボン酸エステル化合物を液晶化合物とし
て用いることにより、動作温度範囲が広くスイッチング
速度が大きく、消費電力が極めて少なく、しかも安定し
たコントラストが得られるなどの優れた特性を有する各
種デバイスを製造することができる。
れる。このカルボン酸エステル化合物を液晶化合物とし
て用いることにより、動作温度範囲が広くスイッチング
速度が大きく、消費電力が極めて少なく、しかも安定し
たコントラストが得られるなどの優れた特性を有する各
種デバイスを製造することができる。
発明の詳細な説明
次に本発明のカルボン酸エステル化合物について具体的
に説明する。
に説明する。
本発明のカルボン酸エステル化合物は、次式%式%
[]
ただし、式[A]において、R1は、炭素原子数3〜2
0のアルキル基、炭素原子数3〜20のアルコキシ基お
よび炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル基よりな
る群から選ばれる一種の基であり、ClI4よ不整炭素
原子を表し、R2は炭素原子数2〜10のアルキル基を
表す。
0のアルキル基、炭素原子数3〜20のアルコキシ基お
よび炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル基よりな
る群から選ばれる一種の基であり、ClI4よ不整炭素
原子を表し、R2は炭素原子数2〜10のアルキル基を
表す。
上記式[A]において、R1が炭素原子数3〜20のア
ルキル基である場合には、このようなアルキル基は、直
鎖状、分校状および脂環状のいずれの形態であってもよ
いが、R1が直鎖状のアルキル基であるカルボン酸エス
テルの分子は、分子がまっ直ぐに伸びた剛直構造をとる
ため、優れた液晶性を示す。このような直鎖状のアルキ
ル基としては、炭素原子数6〜20のアルキル基が好ま
しく、このような直鎖状のアルキル基の具体的な例とし
ては、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基
、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基およびオクタデシル基などを挙げる
ことができる。
ルキル基である場合には、このようなアルキル基は、直
鎖状、分校状および脂環状のいずれの形態であってもよ
いが、R1が直鎖状のアルキル基であるカルボン酸エス
テルの分子は、分子がまっ直ぐに伸びた剛直構造をとる
ため、優れた液晶性を示す。このような直鎖状のアルキ
ル基としては、炭素原子数6〜20のアルキル基が好ま
しく、このような直鎖状のアルキル基の具体的な例とし
ては、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基
、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基およびオクタデシル基などを挙げる
ことができる。
また、R1が炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル
基である場合には、ハロゲン化アルキル基の例としては
、上記のようなアルキル基の水素原子の少なくとも一部
が、F、CQ、Brおよび工などのハロゲン原子で置換
された基を挙げることができる。
基である場合には、ハロゲン化アルキル基の例としては
、上記のようなアルキル基の水素原子の少なくとも一部
が、F、CQ、Brおよび工などのハロゲン原子で置換
された基を挙げることができる。
また、R1が炭素原子数3〜20のアルコキシ基である
場合には、このようなアルコキシ基の例としては、上記
のようなアルキル基を有するアルコキシ基を挙げること
ができる。このようなアルコキシ基の具体的な例として
は、ヘキソキシ基、ヘプトキシ基、オクチルオキシ基、
ノニルオキシ基、デシルオキシ基、ウンデシルオキシ基
、ドデシルオキシ基、テトラデシルオキシ基、ヘプタデ
シルオキシ基、ヘキサデシルオキシ基およびオクタデシ
ルオキシ基を挙げることができる。
場合には、このようなアルコキシ基の例としては、上記
のようなアルキル基を有するアルコキシ基を挙げること
ができる。このようなアルコキシ基の具体的な例として
は、ヘキソキシ基、ヘプトキシ基、オクチルオキシ基、
ノニルオキシ基、デシルオキシ基、ウンデシルオキシ基
、ドデシルオキシ基、テトラデシルオキシ基、ヘプタデ
シルオキシ基、ヘキサデシルオキシ基およびオクタデシ
ルオキシ基を挙げることができる。
本発明のカルボン酸エステル化合物を液晶化合物として
使用する場合には、式[A]において、R1がアルコキ
シ基、特に炭素原子数7〜16であるアルコキシ基であ
る化合物の有用性が高い。
使用する場合には、式[A]において、R1がアルコキ
シ基、特に炭素原子数7〜16であるアルコキシ基であ
る化合物の有用性が高い。
また、上記式[A]において、R2は炭素原子数2〜1
0、好ましくは2〜6のアルキル基を表す。
0、好ましくは2〜6のアルキル基を表す。
このようなアルキル基の具体的な例としては、エチル基
、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基およびオクチル基を挙げることができる。この
ようなアルキル基のうちでも、ヘキシル基(−06Hl
s )を有する化合物が液晶化合物として特に有用性が
高い。
、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基およびオクチル基を挙げることができる。この
ようなアルキル基のうちでも、ヘキシル基(−06Hl
s )を有する化合物が液晶化合物として特に有用性が
高い。
上記のようなR2で表される基は、不整炭素原子C*に
結合しており、そしてこの不整炭素原子には水素原子お
よびメチル基<−CR2)が結合していると共に、残余
の結合手は、エステル結合でp−フェニレン基(一つ目
のフェニレン基)と結合している。
結合しており、そしてこの不整炭素原子には水素原子お
よびメチル基<−CR2)が結合していると共に、残余
の結合手は、エステル結合でp−フェニレン基(一つ目
のフェニレン基)と結合している。
このp−フェニレン基は、エステル結合を介して、別の
p−フェニレン基(二つ目のフェニレン基)と結合して
いる。
p−フェニレン基(二つ目のフェニレン基)と結合して
いる。
さらにこのフェニレン基は、エステル結合を介して2.
6−ナフタレン基と結合している。
6−ナフタレン基と結合している。
特に本発明のカルボン酸エステル化合物を液晶化合物と
して使用する場合には、分子全体が直線状になることが
好ましく、このため液晶化合物としては、二個のp−フ
ェニレン基と2,6−ナフタレン基とがそれぞれエステ
ル結合を介して結合した本発明の化合物が特に優れてい
る。
して使用する場合には、分子全体が直線状になることが
好ましく、このため液晶化合物としては、二個のp−フ
ェニレン基と2,6−ナフタレン基とがそれぞれエステ
ル結合を介して結合した本発明の化合物が特に優れてい
る。
このナフタレン基の他の一方の結合手は、上記のR1と
結合している。
結合している。
従って、上記式[A]で表される本発明のカルボン酸エ
ステル化合物としては具体的には、例えば次式[1]〜
[16]で表される化合物を挙げることができる。
ステル化合物としては具体的には、例えば次式[1]〜
[16]で表される化合物を挙げることができる。
[4]
[5]
[6コ
<n−c、6H33)−o#coo(うxcoo (4
Σcoo−t’u<cm2)、、−C’ 3H3 ・・・ [1] [7コ (rr−C,t+H29)−0eC00eCOOGCO
O−(’H(012)s ”a&3 ・・・[2コ ・・・ [8] (n−C,2H26)−0#coQ豊cooGc00−
9”1l(CI+J−rcH。
Σcoo−t’u<cm2)、、−C’ 3H3 ・・・ [1] [7コ (rr−C,t+H29)−0eC00eCOOGCO
O−(’H(012)s ”a&3 ・・・[2コ ・・・ [8] (n−C,2H26)−0#coQ豊cooGc00−
9”1l(CI+J−rcH。
u−
l13
しR3
・・ ・ [10コ
[11]
[12]
[16コ
本発明のカルボン酸エステル化合物は、公知の合成技術
を組み合わせて利用することにより製造することができ
る。
を組み合わせて利用することにより製造することができ
る。
例えば、上記のカルボン酸エステル化合物は、以下に示
す合成経路に従って合成することができる。なお、以下
に示す反応経路の例においては、R1がアルコキシ基で
ある場合を例にして、本発明のカルボン酸エステル化合
物の合成例について説明している。
す合成経路に従って合成することができる。なお、以下
に示す反応経路の例においては、R1がアルコキシ基で
ある場合を例にして、本発明のカルボン酸エステル化合
物の合成例について説明している。
[13コ
(以下余白)
′−″3
[14コ
l−1′3
[15コ
すなわち、例えば、まず、6−n−アルコキシナフタレ
ン−2−カルボン酸と4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル
エステルとを、4−N、N−ジメチルアミノピリジンお
よび塩化メチレンを溶媒として用い、N、N’−ジシク
ロへキシルカルボジイミドなどのエステル化剤の存在下
に反応させることにより、4−(6”−n−フルフキシ
ー2°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステル
を得る。
ン−2−カルボン酸と4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル
エステルとを、4−N、N−ジメチルアミノピリジンお
よび塩化メチレンを溶媒として用い、N、N’−ジシク
ロへキシルカルボジイミドなどのエステル化剤の存在下
に反応させることにより、4−(6”−n−フルフキシ
ー2°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステル
を得る。
上記のようにして得られた4−(6°−n−アルコキシ
−2°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステル
をテトラヒドロフラン等の溶媒に投入してパラジウム−
炭素等の還元触媒の存在下に水素ガスを用いて還元する
ことにより、4−(6°−n−アルコキシ−2゛−ナフ
トイルオキシ)安息香酸を得る。
−2°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステル
をテトラヒドロフラン等の溶媒に投入してパラジウム−
炭素等の還元触媒の存在下に水素ガスを用いて還元する
ことにより、4−(6°−n−アルコキシ−2゛−ナフ
トイルオキシ)安息香酸を得る。
次いで、4−N、 N−ジメチルアミノピリジン及び塩
化メチレンを溶媒として用いて、N、N’−ジシクロへ
キシルカルボジイミド溶液を滴下しながら、ヒドロキシ
安息香酸と不整炭素を有するアルコールとから得られる
エステル化合物と、上記工程で得られた4−(6°−n
−アルコキシ−2°−ナフトイルオキシ)安息香酸とを
反応させることにより、本発明のカルボン酸エステル化
合物を得ることができる。
化メチレンを溶媒として用いて、N、N’−ジシクロへ
キシルカルボジイミド溶液を滴下しながら、ヒドロキシ
安息香酸と不整炭素を有するアルコールとから得られる
エステル化合物と、上記工程で得られた4−(6°−n
−アルコキシ−2°−ナフトイルオキシ)安息香酸とを
反応させることにより、本発明のカルボン酸エステル化
合物を得ることができる。
なお、上記方法は、本発明のカルボン酸エステル化合物
の製造方法の一例であり、本発明のカルボン酸エステル
化合物は、このような製造方法により限定的に解釈され
るべきではない。
の製造方法の一例であり、本発明のカルボン酸エステル
化合物は、このような製造方法により限定的に解釈され
るべきではない。
上記のようにして得られた式[A]で表されるカルボン
酸エステル化合物は、有機化合物の合成原料等として使
用することができる他、例えば液晶化合物として好適に
使用することができる。
酸エステル化合物は、有機化合物の合成原料等として使
用することができる他、例えば液晶化合物として好適に
使用することができる。
そして、このようなカルボン酸エステル化合物のうち、
液晶化合物としては、R1が炭素原子数6〜18のアル
コキシ基であり、R2がヘキシル基である化合物、特に
式[5]で表される化合物が優れた液晶特性を示す。
液晶化合物としては、R1が炭素原子数6〜18のアル
コキシ基であり、R2がヘキシル基である化合物、特に
式[5]で表される化合物が優れた液晶特性を示す。
この液晶化合物[5]の相転移温度を表1に示す。なお
以下に示す表などにおいて、Cry、は結晶相、Sm
C”はカイラルスメクチックC相、SmAはスメクチッ
クA相、ISOは等方性液体を表わす。
以下に示す表などにおいて、Cry、は結晶相、Sm
C”はカイラルスメクチックC相、SmAはスメクチッ
クA相、ISOは等方性液体を表わす。
JI3
・・・[5]
表1
[5] 100℃ 137℃ 181℃本
発明の液晶化合物には、表1に例示したように、広い温
度範囲でスメクチック相を呈する化合物が多い。
発明の液晶化合物には、表1に例示したように、広い温
度範囲でスメクチック相を呈する化合物が多い。
従来液晶化合物を単独で使用した場合に、この化合物の
ように広範囲の温度でスメクチック相を示す液晶化合物
はほとんど知られていない。
ように広範囲の温度でスメクチック相を示す液晶化合物
はほとんど知られていない。
そして、本発明の液晶化合物は、スメクチック相を示す
温度が広いだけでなく、このような液晶化合物を用いて
製造された光スイツチング素子は、高速応答性にも優れ
ている。
温度が広いだけでなく、このような液晶化合物を用いて
製造された光スイツチング素子は、高速応答性にも優れ
ている。
本発明の液晶化合物は、単独で使用することもできるが
、他の液晶化合物と混合して液晶組成物として使用する
ことが好ましい。例えば、本発明の液晶化合物は、カイ
ラルスメクチック液晶組成物の主剤あるいは、他のスメ
クチックAを示す化合物を主剤とする液晶組成物の助剤
として使用することができる。
、他の液晶化合物と混合して液晶組成物として使用する
ことが好ましい。例えば、本発明の液晶化合物は、カイ
ラルスメクチック液晶組成物の主剤あるいは、他のスメ
クチックAを示す化合物を主剤とする液晶組成物の助剤
として使用することができる。
すなわち、強誘電性を示す液晶化合物は、電圧を印加す
ることにより、光スイツチング現象を誘発し、この現象
を利用することにより、応答性のよい表示装置を作製す
ることができる(例えば特開昭56−107216号公
報、特開昭59−118744号公開公報参照、特願平
2−1166392号明細書参照)。
ることにより、光スイツチング現象を誘発し、この現象
を利用することにより、応答性のよい表示装置を作製す
ることができる(例えば特開昭56−107216号公
報、特開昭59−118744号公開公報参照、特願平
2−1166392号明細書参照)。
そして、このような表示装置に使用できる強誘電性液晶
化合物は、カイラルスメクチックC相、カイラルスメク
チックF相、カイラルスメクチックC相、またはカイラ
ルスメクチックH相、カイラルスメクチックI相、カイ
ラルスメクチックJ相あるいはカイラルスメクチックに
相のいずれかの相を示す化合物である。しかし、カイラ
ルスメクチックC相(Sm C”相)以外ではこのよう
な液晶化合物を用いた表示素子は一般に応答速度が大き
い(遅い)ため、従来では応答速度の小さい(速い)カ
イラルスメクチックC相で駆動させることが実用上有利
であるとされていた。
化合物は、カイラルスメクチックC相、カイラルスメク
チックF相、カイラルスメクチックC相、またはカイラ
ルスメクチックH相、カイラルスメクチックI相、カイ
ラルスメクチックJ相あるいはカイラルスメクチックに
相のいずれかの相を示す化合物である。しかし、カイラ
ルスメクチックC相(Sm C”相)以外ではこのよう
な液晶化合物を用いた表示素子は一般に応答速度が大き
い(遅い)ため、従来では応答速度の小さい(速い)カ
イラルスメクチックC相で駆動させることが実用上有利
であるとされていた。
しかしながら、本発明者らが既に提案したようなスメク
チックA相における表示素子の駆動法(特願昭62−1
57808号明細書)を利用することにより、本発明の
強誘電性液晶化合物は、カイラルスメクチックC相だけ
でなくスメクチックA相で使用することができる。従っ
て、本発明の液晶化合物を他の液晶化合物に配合するこ
とにより、液晶温度が広く、さらに電気光学対応が高速
化した液晶組成物を得ることができる。
チックA相における表示素子の駆動法(特願昭62−1
57808号明細書)を利用することにより、本発明の
強誘電性液晶化合物は、カイラルスメクチックC相だけ
でなくスメクチックA相で使用することができる。従っ
て、本発明の液晶化合物を他の液晶化合物に配合するこ
とにより、液晶温度が広く、さらに電気光学対応が高速
化した液晶組成物を得ることができる。
本発明の液晶化合物を用いて液晶組成物を製造する場合
、上述のように、この液晶化合物は、主剤と−して使用
することもでき、また助剤として使用することもできる
。
、上述のように、この液晶化合物は、主剤と−して使用
することもでき、また助剤として使用することもできる
。
このような本発明の液晶化合物を含む液晶組成物におい
て、上記式[A]で表わされる液晶化合物の含有率は、
用いられる液晶化合物の特性、組成物の粘度、動作温度
、用途などを考慮して適宜設定することができる。特に
液晶組成物中における液晶物質の合計重量に対して、こ
の液晶化合物を通常は1〜99重量%の範囲、好ましく
は5〜75重量%の範囲の量で用いる。
て、上記式[A]で表わされる液晶化合物の含有率は、
用いられる液晶化合物の特性、組成物の粘度、動作温度
、用途などを考慮して適宜設定することができる。特に
液晶組成物中における液晶物質の合計重量に対して、こ
の液晶化合物を通常は1〜99重量%の範囲、好ましく
は5〜75重量%の範囲の量で用いる。
また、本発明の液晶化合物は、液晶組成物中に1種また
は2種以上配合されていてもよい。
は2種以上配合されていてもよい。
このような液晶組成物において、上記式[A]で表わさ
れる液晶化合物と共に配合することができるカイラルス
メクチックC相を呈する化合物の例としては、(+)−
4’−(2”−メチルブチルオキシ)フェニル−6−オ
クチルオキシナフタレン−2−カルボン酸エステル、 4°−デシルオキシフェニル−6−((+)−2”−メ
チルブチルオキシ)ナフタレン−2−カルボン酸エステ
ル、さらに、上記のカイラルスメクチックC相を呈する
化合物以外の化合物で、上記の式[A]で表されるカル
ボン酸エステル化合物を配合することにより、液晶組成
物を構成することができる液晶化合物の例としては、 CH30−@−CH=N<leか4H。
れる液晶化合物と共に配合することができるカイラルス
メクチックC相を呈する化合物の例としては、(+)−
4’−(2”−メチルブチルオキシ)フェニル−6−オ
クチルオキシナフタレン−2−カルボン酸エステル、 4°−デシルオキシフェニル−6−((+)−2”−メ
チルブチルオキシ)ナフタレン−2−カルボン酸エステ
ル、さらに、上記のカイラルスメクチックC相を呈する
化合物以外の化合物で、上記の式[A]で表されるカル
ボン酸エステル化合物を配合することにより、液晶組成
物を構成することができる液晶化合物の例としては、 CH30−@−CH=N<leか4H。
(c6u、3)o@−CH=N@CN
のようなシッフ塩基系液晶化合物、
のようなアゾキシ系液晶化合物、
(C4H9)0久Dcoo@cau + 5(C7H1
5)oGcoo@cN のような安息香酸エステル系液晶化合物、を挙げること
ができる。
5)oGcoo@cN のような安息香酸エステル系液晶化合物、を挙げること
ができる。
のようなシクロへキシルカルボン酸エステル系液晶化合
物、 のようなフェニル系液晶化合物、 のようなターフェニル系液晶化合物、 のようなフェニルシクロヘキシル系液晶化合物、および のようなピリミジン系液晶化合物に代表されるネマチッ
ク系の液晶化合物をはじめとして、さらに塩酸コレステ
リン、ノナン酸コレステリンおよびオレイン酸コレステ
リンなどのコレステリック系の液晶化合物並びに公知の
スメクチック系の液晶化合物を挙げることができる。
物、 のようなフェニル系液晶化合物、 のようなターフェニル系液晶化合物、 のようなフェニルシクロヘキシル系液晶化合物、および のようなピリミジン系液晶化合物に代表されるネマチッ
ク系の液晶化合物をはじめとして、さらに塩酸コレステ
リン、ノナン酸コレステリンおよびオレイン酸コレステ
リンなどのコレステリック系の液晶化合物並びに公知の
スメクチック系の液晶化合物を挙げることができる。
なお、本発明に係る液晶化合物を用いて例えば表示素子
などを形成する際には、上記の液晶化合物に加えてさら
に、例えば、電導性賦与剤および寿命向上剤など、通常
の液晶化合物と共に用いられる添加剤を配合してもよい
。
などを形成する際には、上記の液晶化合物に加えてさら
に、例えば、電導性賦与剤および寿命向上剤など、通常
の液晶化合物と共に用いられる添加剤を配合してもよい
。
本発明の液晶化合物と上記のような液晶化合物および他
の添加剤を通常の方法により混合することにより液晶組
成物とすることができる。
の添加剤を通常の方法により混合することにより液晶組
成物とすることができる。
このような液晶組成物を使用する液晶素子を調製するこ
とができる。
とができる。
上記のような液晶組成物を用いた液晶素子の断面の一例
を第1図に示す。
を第1図に示す。
この液晶素子は、第1図に示すように、基本的には、2
枚の透明基板(以下基板ともいう)1a。
枚の透明基板(以下基板ともいう)1a。
1bとこの2枚の基板1a、 lbによって構成される
間隙3とからなるセル&およびこのセルの間隙3に充填
された液晶組成物4より構成されている。
間隙3とからなるセル&およびこのセルの間隙3に充填
された液晶組成物4より構成されている。
この基板1a、 lbは、少なくとも一方が透明である
ことが必要であり、通常は、基板として、ガラスあるい
はポリカーボネート等の透明プラスチック等が使用され
る。
ことが必要であり、通常は、基板として、ガラスあるい
はポリカーボネート等の透明プラスチック等が使用され
る。
このような基板1a、 lbの内の少なくともいずれか
一方の基板の、少なくともこの基板が液晶組成物と対面
する面(基板の内面)には、通常は、酸化インジウム−
スズ等からなる電極5a、 5bが設けられている。ま
た、基板として、上記のような基板上に透明電極が一体
的に形成された透明電極基板を使用することもできる。
一方の基板の、少なくともこの基板が液晶組成物と対面
する面(基板の内面)には、通常は、酸化インジウム−
スズ等からなる電極5a、 5bが設けられている。ま
た、基板として、上記のような基板上に透明電極が一体
的に形成された透明電極基板を使用することもできる。
さらに、上記のような基板の液晶組成物に接する少なく
とも一方の面には配向制御PL6a、6bが設けられて
いる。配向制御膜は、一方の基板に設けられていればよ
いが、両者に配向側miが紋けられていることが好まし
い。第1図には、配向制御膜がそれぞれの基板に一枚づ
つ、合計二枚設けられた態様が示されており、この配向
制御膜は6a、 6bで示されている。このような配向
flJ御膜は、例えば、ポリイミド、ポリビニルアルコ
ール、ポリアミドイミド、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、シロキサンポリ
イミド、セルロース樹脂、メラミン樹脂、ユリャ樹脂、
アクリル樹脂あるいは導電性ポリマーなとの高分子化合
物から形成される高分子膜;環化ゴム系フォトレジスト
、フェノールノボラック系フォトレジスト、ポリメチル
メタクリレート、エポキシ化1.4−ポリブタジェンの
ような電子線フォトレジストの硬化体から形成される膜
;および、5inS Sin、、Ge01A120.、
y2o、、ZrO,、MgF2およびCeF、などの無
機化合物から形成される蒸着膜である。配向制御膜とし
ては、特にポリアミド膜あるいは斜方蒸着されたSiO
膜あるいはGeO膜のような無機化合物の蒸着膜が好ま
しい。このような配向制御膜はいずれか一方の基板の液
晶と対面する面に設けられていればよいが、それぞれの
基板の液晶組成物と対面する面に一枚づつ、合計二枚設
けられていることが好ましい。
とも一方の面には配向制御PL6a、6bが設けられて
いる。配向制御膜は、一方の基板に設けられていればよ
いが、両者に配向側miが紋けられていることが好まし
い。第1図には、配向制御膜がそれぞれの基板に一枚づ
つ、合計二枚設けられた態様が示されており、この配向
制御膜は6a、 6bで示されている。このような配向
flJ御膜は、例えば、ポリイミド、ポリビニルアルコ
ール、ポリアミドイミド、ポリエステル、ポリカーボネ
ート、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニル、ポリアミド、ポリスチレン、シロキサンポリ
イミド、セルロース樹脂、メラミン樹脂、ユリャ樹脂、
アクリル樹脂あるいは導電性ポリマーなとの高分子化合
物から形成される高分子膜;環化ゴム系フォトレジスト
、フェノールノボラック系フォトレジスト、ポリメチル
メタクリレート、エポキシ化1.4−ポリブタジェンの
ような電子線フォトレジストの硬化体から形成される膜
;および、5inS Sin、、Ge01A120.、
y2o、、ZrO,、MgF2およびCeF、などの無
機化合物から形成される蒸着膜である。配向制御膜とし
ては、特にポリアミド膜あるいは斜方蒸着されたSiO
膜あるいはGeO膜のような無機化合物の蒸着膜が好ま
しい。このような配向制御膜はいずれか一方の基板の液
晶と対面する面に設けられていればよいが、それぞれの
基板の液晶組成物と対面する面に一枚づつ、合計二枚設
けられていることが好ましい。
このような配向制御膜は、基板の液晶と接する面に、上
記のような樹脂を例えばスピンコード法等により塗布す
る方法、このように塗布した後に加熱処理する方法、樹
脂フィルムを貼着する方法、感光性樹脂を塗布した後、
エネルギー線を照射して硬化させる方法、無機材料蒸着
する方法等のように、使用する材料に対応させて種々の
方法を採用して形成することができる。
記のような樹脂を例えばスピンコード法等により塗布す
る方法、このように塗布した後に加熱処理する方法、樹
脂フィルムを貼着する方法、感光性樹脂を塗布した後、
エネルギー線を照射して硬化させる方法、無機材料蒸着
する方法等のように、使用する材料に対応させて種々の
方法を採用して形成することができる。
さらに、この配向制御膜は、配向処理されていることが
好ましい。ここで、配向処理とは、液晶分子を所定の方
向に配列させるための処理のことをいい、例えばポリイ
ミドを用いた場合には、ポリイミドを、例えば布などで
一方向にこする等して行うラビング法により、このポリ
イミドに配向処理を施すことができる。
好ましい。ここで、配向処理とは、液晶分子を所定の方
向に配列させるための処理のことをいい、例えばポリイ
ミドを用いた場合には、ポリイミドを、例えば布などで
一方向にこする等して行うラビング法により、このポリ
イミドに配向処理を施すことができる。
このような配向制御膜の厚さは通常0.005〜0.2
5pm、好ましくは0.01〜0.15 pmの範囲内
にある。
5pm、好ましくは0.01〜0.15 pmの範囲内
にある。
それぞれの基板に配向制御膜を配置する場合、上記のよ
うな配向制御膜は、この配向制御膜によって規制される
液晶化合物の方向が一定になるように配置すればよい。
うな配向制御膜は、この配向制御膜によって規制される
液晶化合物の方向が一定になるように配置すればよい。
殊に、一方の配向制御膜の規制力によって配向される液
晶化合物と他方の配向制御膜の規制力によって配向され
る液晶化合物とが、略平行になるように二枚の配向制御
膜を配置することが好ましい。このように配向制御膜を
配置することにより、セル内に注入された液晶組成物の
初期配向性が向上して、コントラスト等に優れた液晶素
子が得られる。
晶化合物と他方の配向制御膜の規制力によって配向され
る液晶化合物とが、略平行になるように二枚の配向制御
膜を配置することが好ましい。このように配向制御膜を
配置することにより、セル内に注入された液晶組成物の
初期配向性が向上して、コントラスト等に優れた液晶素
子が得られる。
液晶組成物が充填されるセルには、上記のように配向制
御膜6a、 6bが形成された二枚の基板1a、 lb
によって液晶物質を充填する間隙3が形成されている。
御膜6a、 6bが形成された二枚の基板1a、 lb
によって液晶物質を充填する間隙3が形成されている。
このような間隙3は、例えば基板1a、 lbを、その
周囲にスペーサ7を介して配置することにより形成する
ことができる。このようにスペーサ7を配置することに
より、液晶組成物を充填するための間隙3を確保するこ
とができると共に、液晶組成物の漏洩を防止することも
できる。なお、間隙3は、上記のような側壁を形成する
スペーサを用いて形成することができると共に、液晶組
成物中に所定の粒子径を有する粒子(内部スペーサ)を
配合することにより形成することもできる。
周囲にスペーサ7を介して配置することにより形成する
ことができる。このようにスペーサ7を配置することに
より、液晶組成物を充填するための間隙3を確保するこ
とができると共に、液晶組成物の漏洩を防止することも
できる。なお、間隙3は、上記のような側壁を形成する
スペーサを用いて形成することができると共に、液晶組
成物中に所定の粒子径を有する粒子(内部スペーサ)を
配合することにより形成することもできる。
このようにして形成される間隙の幅は、通常1.5〜7
μm、好ましくは1.8〜5μmの範囲内にある。
μm、好ましくは1.8〜5μmの範囲内にある。
このような液晶素子においては、さらに、例えば光導電
膜、光遮断膜、光反射膜などの各種薄膜が設けられてい
てもよい。
膜、光遮断膜、光反射膜などの各種薄膜が設けられてい
てもよい。
このような液晶素子においては、上記のようなセルの間
隙3に本発明のカルボン酸エステル化合物を含む液晶組
成物が配向された状態で充填されている。
隙3に本発明のカルボン酸エステル化合物を含む液晶組
成物が配向された状態で充填されている。
そして、このようにして形成されたセルの外側には、少
なくとも一枚の偏向板が配置される。第1図において、
偏向板は8a、 8bで示されている。この偏向板8a
、 8bは、偏向面が通常は70〜110度になるよう
に両者の配置関係が設定される。さらに、このような二
枚の偏向板の間に、液晶化合物が充填され初期配向され
た液晶素子10(セルとセルの間隙に充填された液晶組
成物)を、偏向板8a、液晶素子10および偏向板8b
を透過した光線が最明状態もしくは最暗状態になるよう
に王者の位置関係を決定することが好ましい。
なくとも一枚の偏向板が配置される。第1図において、
偏向板は8a、 8bで示されている。この偏向板8a
、 8bは、偏向面が通常は70〜110度になるよう
に両者の配置関係が設定される。さらに、このような二
枚の偏向板の間に、液晶化合物が充填され初期配向され
た液晶素子10(セルとセルの間隙に充填された液晶組
成物)を、偏向板8a、液晶素子10および偏向板8b
を透過した光線が最明状態もしくは最暗状態になるよう
に王者の位置関係を決定することが好ましい。
上記のような液晶素子は、例えば次の方法で駆動させる
ことができる。
ことができる。
第1の方法は、配向された液晶化合物が充填されている
薄膜セルを2枚の偏光板の間に介在させ、この薄膜セル
に外部電界を印加し、強誘電性液晶化合物の配向ベクト
ルを変えることにより、2枚の偏光板の偏光性と強誘電
性液晶化合物の複屈折とを利用して表示を行う方法であ
る。
薄膜セルを2枚の偏光板の間に介在させ、この薄膜セル
に外部電界を印加し、強誘電性液晶化合物の配向ベクト
ルを変えることにより、2枚の偏光板の偏光性と強誘電
性液晶化合物の複屈折とを利用して表示を行う方法であ
る。
このような薄膜セル内で、カイラルスメクチック相を形
成させると、液晶化合物は双安定性を示す。この特性を
利用すると、電界を反転させて−方の安定状態から他の
安定状態に液晶化合物を移行させることができる。そし
て、この2つの安定状態を利用して光スイッチングを行
うことができる。
成させると、液晶化合物は双安定性を示す。この特性を
利用すると、電界を反転させて−方の安定状態から他の
安定状態に液晶化合物を移行させることができる。そし
て、この2つの安定状態を利用して光スイッチングを行
うことができる。
本発明の液晶化合物のうちで、カイラルスメクチック相
を呈する強誘電性液晶化合物は自発分極を有するから、
−変電圧を印加すると電界消去後もメモリー効果を有す
る。そこでこのメモリー効果を利用すれば薄膜セルに電
圧を印加し続ける一定の状態を維持することができる。
を呈する強誘電性液晶化合物は自発分極を有するから、
−変電圧を印加すると電界消去後もメモリー効果を有す
る。そこでこのメモリー効果を利用すれば薄膜セルに電
圧を印加し続ける一定の状態を維持することができる。
従って、このような薄膜セルを有する表示デバイスでは
消費電力の低減を図ることができる。さらに、この場合
、表示デバイスのコントラストは安定であり、しかも非
常に鮮明になる。
消費電力の低減を図ることができる。さらに、この場合
、表示デバイスのコントラストは安定であり、しかも非
常に鮮明になる。
また、カイラルスメクチック液晶化合物を用いたスイッ
チング素子では、分子の配向方向を変えるだけでスイッ
チングが可能であり、電界強度の一次項が駆動に作用す
るため、低電圧駆動が可能になる。
チング素子では、分子の配向方向を変えるだけでスイッ
チングが可能であり、電界強度の一次項が駆動に作用す
るため、低電圧駆動が可能になる。
さらに、このスイッチング素子を用いれば、数十マイク
ロ秒以下の高速応答を実現できるので、各素子の走査時
間は大幅に短縮され、走査線の多い大画面のデイスプレ
ィを製造することができる。
ロ秒以下の高速応答を実現できるので、各素子の走査時
間は大幅に短縮され、走査線の多い大画面のデイスプレ
ィを製造することができる。
また、本発明の液晶化合物は、双安定性を有しないスメ
クチックA相においても、電界が加わると、誘起的に分
子が傾くので、この性質を利用して光スイッチングを行
うことができる。さらに、本発明の液晶化合物は、対称
性の低い液晶相においても、2つ以上の安定状態を示す
のでスメクチックA相の場合と同様にして光スイッチン
グを行うことができる。
クチックA相においても、電界が加わると、誘起的に分
子が傾くので、この性質を利用して光スイッチングを行
うことができる。さらに、本発明の液晶化合物は、対称
性の低い液晶相においても、2つ以上の安定状態を示す
のでスメクチックA相の場合と同様にして光スイッチン
グを行うことができる。
本発明の液晶化合物を用いた第2の表示方法は、本発明
の液晶化合物と二色性色素とを混合し、色素の二色性を
利用する方法であり、この方法は、強誘電性液晶化合物
の配向方向を変えることにより色素による光の吸収波長
を変えて表示を行う方法である。この場合に使用する色
素は通常二色性色素であり、このような二色性色素の例
としては、アゾ色素、ナフトキノン系色素、シアニン系
色素およびアントラキノン系色素などを挙げることがで
きる。
の液晶化合物と二色性色素とを混合し、色素の二色性を
利用する方法であり、この方法は、強誘電性液晶化合物
の配向方向を変えることにより色素による光の吸収波長
を変えて表示を行う方法である。この場合に使用する色
素は通常二色性色素であり、このような二色性色素の例
としては、アゾ色素、ナフトキノン系色素、シアニン系
色素およびアントラキノン系色素などを挙げることがで
きる。
なお、本発明の液晶化合物を含む液晶組成物を用いた液
晶素子では、上記の表示方法の他に、通常利用されてい
る各種表示方法で採用することもできる。すなわち、本
発明の液晶化合物を含有する液晶組成物を用いた液晶素
子は、スタティック駆動、単純マトリックス駆動および
複合マトリックス駆動などの電気アドレス表示、光アド
レス表示、熱アドレス表示ならびに電子ビームアドレス
表示等の駆動方式により駆動させることができる。
晶素子では、上記の表示方法の他に、通常利用されてい
る各種表示方法で採用することもできる。すなわち、本
発明の液晶化合物を含有する液晶組成物を用いた液晶素
子は、スタティック駆動、単純マトリックス駆動および
複合マトリックス駆動などの電気アドレス表示、光アド
レス表示、熱アドレス表示ならびに電子ビームアドレス
表示等の駆動方式により駆動させることができる。
このような液晶素子は、ホワイトティラー型カラー表示
用デバイス、コレステリックネマチック相転移を表示用
デバイス、TN型セルにおけるリバースドメイン発生防
止用デバイスなどの各種デバイスとして使用することが
できる。
用デバイス、コレステリックネマチック相転移を表示用
デバイス、TN型セルにおけるリバースドメイン発生防
止用デバイスなどの各種デバイスとして使用することが
できる。
また、上記のような液晶素子は、熱書き込み型表示素子
、レーザー書き込み型表示素子などの記憶型液晶表示素
子に使用することができる。
、レーザー書き込み型表示素子などの記憶型液晶表示素
子に使用することができる。
さらに、強誘電性を有する液晶化合物を用いた素子は、
上記のような用途の他、光シヤツターや液晶プリンター
などの光スイツチング素子、圧電素子および焦電素子な
どの液晶素子に好ましく使用することができる。
上記のような用途の他、光シヤツターや液晶プリンター
などの光スイツチング素子、圧電素子および焦電素子な
どの液晶素子に好ましく使用することができる。
発明の効果
本発明により新規なカルボン酸エステル化合物が提供さ
れる。
れる。
この新規なカルボン酸エステル化合物は、光学活性であ
り、しかもナフタレン環と二個のベンゼン環とがそれぞ
れエステル結合で結合しているため、室温を含む広い温
度範囲でスメクチック相を示し、強誘電性液晶化合物と
して好ましく使用することができる。
り、しかもナフタレン環と二個のベンゼン環とがそれぞ
れエステル結合で結合しているため、室温を含む広い温
度範囲でスメクチック相を示し、強誘電性液晶化合物と
して好ましく使用することができる。
この液晶化合物に、同種および/または他種の液晶化合
物を配合することによって、この液晶化合物が有してい
る強誘電性を損なうことなく、温度範囲を広域化させる
ことができる。
物を配合することによって、この液晶化合物が有してい
る強誘電性を損なうことなく、温度範囲を広域化させる
ことができる。
従って、このような液晶化合物あるいは液晶組成物を用
いることにより、広い温度範囲で高速応答性を有する表
示素子等を得ることができる。
いることにより、広い温度範囲で高速応答性を有する表
示素子等を得ることができる。
また、この液晶化合物あるいはこの液晶化合物を含む液
晶組成物は、広い温度範囲でスメクチック相を示し、反
強誘電性化合物として好ましく使用することができる。
晶組成物は、広い温度範囲でスメクチック相を示し、反
強誘電性化合物として好ましく使用することができる。
さらに、このような素子を用いて製造した液晶デイスプ
レィの走査時間は、大幅に短縮される。
レィの走査時間は、大幅に短縮される。
また、本発明の液晶化合物は自発分極を有しているので
、これを薄膜セルに充填して用いることにより、電界消
去後もメモリー効果を有するデバイスを得ることができ
る。
、これを薄膜セルに充填して用いることにより、電界消
去後もメモリー効果を有するデバイスを得ることができ
る。
このようなデバイスでは、消費電力の低減化を図ること
ができると共に、安定したコントラストが得られる。ま
た低電圧駆動も可能である。このようなデバイスは、カ
ルボン酸エステル化合物のスメクチック相を利用してい
るので、広い温度範囲で使用される光スイツチング素子
に好ましく用いられる。
ができると共に、安定したコントラストが得られる。ま
た低電圧駆動も可能である。このようなデバイスは、カ
ルボン酸エステル化合物のスメクチック相を利用してい
るので、広い温度範囲で使用される光スイツチング素子
に好ましく用いられる。
次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
X鳳旦ユ
4−[4°−(6”−計デシルオキシー2−ナフトイル
オキシ)ベンゾイルオキシ]−安息香酸R−1”’−メ
チルヘプチルエステルの合成 第1段階 6−デシルオキシナフタレン−2−カルボン酸1.62
g(5ミリモル)、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエ
ステル1.14g(5ミリモル)、4−N、 N−ジメ
チルアミノピリジン0.12g(1ミリモル)および塩
化メチレン20m1の混合物に、NN′−ジシクロへキ
シルカルボジイミド1.03g(5ミリモル)を含む塩
化メチレン溶液10m1を、攪拌下に1時間をかけて滴
下した。
オキシ)ベンゾイルオキシ]−安息香酸R−1”’−メ
チルヘプチルエステルの合成 第1段階 6−デシルオキシナフタレン−2−カルボン酸1.62
g(5ミリモル)、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエ
ステル1.14g(5ミリモル)、4−N、 N−ジメ
チルアミノピリジン0.12g(1ミリモル)および塩
化メチレン20m1の混合物に、NN′−ジシクロへキ
シルカルボジイミド1.03g(5ミリモル)を含む塩
化メチレン溶液10m1を、攪拌下に1時間をかけて滴
下した。
さらに常温で10時間反応させた。
反応混合物を濾過し、得られた濾液を濃縮した。
濃縮物をカラムクロマトグラフィを用いて分離すること
により、白色固体である、4−(6°−n−デシルオキ
シ−2°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステ
ル2.30g(4,28ミリモル)を得た。
により、白色固体である、4−(6°−n−デシルオキ
シ−2°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステ
ル2.30g(4,28ミリモル)を得た。
第2段階
第1段階で得られた4−(6°−n−デシルオキシ−2
°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステル2゜
15g(4ミリモル)、5%パラジウム−炭素触媒1g
1 テトラハイドロフラン30m1からなる混合物中に
、室温で、攪拌下に水素ガスを8時間吹き込んだ。
°−ナフトイルオキシ)安息香酸ベンジルエステル2゜
15g(4ミリモル)、5%パラジウム−炭素触媒1g
1 テトラハイドロフラン30m1からなる混合物中に
、室温で、攪拌下に水素ガスを8時間吹き込んだ。
次いで、反応混合物を濾過助剤であるセライトを用いて
濾過し、さらに得られた濾液を濃縮して白色固体である
4−(6’−n−デシルオキシー2°−ナフトイルオキ
シ)安息香酸1.57 g (3,52ミリモル)を得
た。
濾過し、さらに得られた濾液を濃縮して白色固体である
4−(6’−n−デシルオキシー2°−ナフトイルオキ
シ)安息香酸1.57 g (3,52ミリモル)を得
た。
第3段階
第2段階で得られた4−(6’−n−デシルオキシー2
°−ナフトイルオキシ)安息香酸0.45g(1ミリモ
ル)、4−ヒドロキシ安息香厳R−1°−メチルヘプチ
ルエステル0.21g(1ミリモル)、4−N、 N−
ジメチルアミノピリジン0.012g (0,1ミリモ
ル)および塩化メチレン10m1の混合物に、N、N’
−ジシクロへキシルカルボイミド0.21g(1ミリモ
ル)を含む塩化メチレン溶液2mlを室温で、攪拌下1
時間かけて滴下した。
°−ナフトイルオキシ)安息香酸0.45g(1ミリモ
ル)、4−ヒドロキシ安息香厳R−1°−メチルヘプチ
ルエステル0.21g(1ミリモル)、4−N、 N−
ジメチルアミノピリジン0.012g (0,1ミリモ
ル)および塩化メチレン10m1の混合物に、N、N’
−ジシクロへキシルカルボイミド0.21g(1ミリモ
ル)を含む塩化メチレン溶液2mlを室温で、攪拌下1
時間かけて滴下した。
さらに、室温で8時間反応させた。
反応混合物を濾過し、得られた濾液を濃縮した。
濃縮物をカラムクロマトグラフィーを用いて分離するこ
とにより、無色の半固体0.52gを得た。
とにより、無色の半固体0.52gを得た。
この半固体について、FD−マススペクトルを測定した
ところ、M/eの値は696であった。
ところ、M/eの値は696であった。
そして、この半固体に関する分析の結果、得られた化合
物が目的とする4−[4’ −(6″’−n−デシルオ
キシ−2′°−ナフトイルオキシ′)ベンゾイルオキシ
]−安息香酸R−1”’−メチルヘプチルエステルであ
ると同定した。
物が目的とする4−[4’ −(6″’−n−デシルオ
キシ−2′°−ナフトイルオキシ′)ベンゾイルオキシ
]−安息香酸R−1”’−メチルヘプチルエステルであ
ると同定した。
実施例2
実施例1で得られた化合物の相転移温度を測定した結果
、前記衣1に示した値を得た。
、前記衣1に示した値を得た。
実施例3
実施例1で得られた化合物49重量%および次式で示す
化合物[BJ51重量%からなる組成物を調製し、この
組成物の相転移温度を測定した。
化合物[BJ51重量%からなる組成物を調製し、この
組成物の相転移温度を測定した。
結果を表2に示す。
表2
10・・・液晶素子
[5]
Claims (5)
- (1)次式[A]で表されることを特徴とするカルボン
酸エステル化合物; ▲数式、化学式、表等があります▼ ・・・[A] [ただし、式[A]において、R^1は、炭素原子数3
〜20のアルキル基、炭素原子数3〜20のアルコキシ
基および炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル基よ
りなる群から選ばれる一種の基であり、C*は不整炭素
原子を表し、R^2は炭素原子数2〜10のアルキル基
を表す]。 - (2)次式[A]で表されることを特徴とする液晶化合
物; ▲数式、化学式、表等があります▼ ・・・[A] [ただし、式[A]において、R^1は、炭素原子数3
〜20のアルキル基、炭素原子数3〜20のアルコキシ
基および炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル基よ
りなる群から選ばれる一種の基であり、C*は不整炭素
原子を表し、R^2は炭素原子数2〜10のアルキル基
を表す]。 - (3)上記式[A]において、R^1は、炭素原子数7
〜16のアルコキシ基であり、かつR^2は、ヘキシル
基であることを特徴とする請求項第2項記載の液晶化合
物。 - (4)次式[A]で表される少なくとも一種類のカルボ
ン酸エステル化合物を含むことを特徴とする液晶組成物
; ▲数式、化学式、表等があります▼ ・・・[A] [ただし、式[A]において、R^1は、炭素原子数3
〜20のアルキル基、炭素原子数3〜20のアルコキシ
基および炭素原子数3〜20のハロゲン化アルキル基よ
りなる群から選ばれる一種の基であり、C*は不整炭素
原子を表し、R^2は炭素原子数2〜10のアルキル基
を表す]。 - (5)上記式[A]において、R^1は、炭素原子数7
〜16のアルコキシ基であり、かつR^2は、ヘキシル
基であることを特徴とする請求項第4項記載の液晶組成
物。
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| JP2331873A JP2752246B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カルボン酸エステル化合物、液晶化合物および液晶組成物 |
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| AT91305546T ATE142613T1 (de) | 1990-06-25 | 1991-06-19 | Carbonsäureesterverbindung, flüssigkristalline verbindung, flüssigkristalline zusammensetzung, flüssigkristallines element und methode zur lichtmodulation |
| DE69121989T DE69121989D1 (de) | 1990-06-25 | 1991-06-19 | Carbonsäureesterverbindung, flüssigkristalline Verbindung, flüssigkristalline Zusammensetzung, flüssigkristallines Element und Methode zur Lichtmodulation |
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| JP2331873A JP2752246B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | カルボン酸エステル化合物、液晶化合物および液晶組成物 |
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| JP2166392A Division JPH0455811A (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 液晶素子および該素子を用いた光変調方法 |
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| JP2752246B2 (ja) | 1998-05-18 |
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