JPH0460545B2 - - Google Patents
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- JPH0460545B2 JPH0460545B2 JP8166986A JP8166986A JPH0460545B2 JP H0460545 B2 JPH0460545 B2 JP H0460545B2 JP 8166986 A JP8166986 A JP 8166986A JP 8166986 A JP8166986 A JP 8166986A JP H0460545 B2 JPH0460545 B2 JP H0460545B2
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- Japan
- Prior art keywords
- rubbing
- signal
- detection
- vibration
- waveforms
- Prior art date
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、回転機械における、回転部と静止部
との間に発生するラビング現象の発生位置を、音
響振動を利用して検出するラビング検出装置、特
にラビング現象に伴う音響振動の波形の影響を受
けることなく位置検出を行うことのできる装置構
成に関する。
との間に発生するラビング現象の発生位置を、音
響振動を利用して検出するラビング検出装置、特
にラビング現象に伴う音響振動の波形の影響を受
けることなく位置検出を行うことのできる装置構
成に関する。
蒸気タービンや発電機等の回転機械が運転中に
ラビング現象を生じると、異常振動が発生して運
転継続が不能になつたり重大事故に発展したりす
ることがある。特に蒸気タービンのような熱機械
では、回転部材と静止部材との間の〓間が本来狭
く設定されているのに加えて湿度上昇によつてケ
ーシング等の構成部材に熱変形が生じ易いので、
ラビング現象が発生し易いきらいがある。このた
め、普通、ラビング現象が発生すると回転部の回
転数を下げるなどの運転操作によつてラビング状
態の継続を回避することが行われるが、このよう
な処置はあくまでも応急処置であつてラビング原
因自体はなお存在するため、再びラビング現象が
発生することがしばしばある。ラビング原因を消
滅させるには、ラビング現象発生位置を明確にし
て、回転機械における〓間を広げる等の組立状態
の変更を行う必要がある。
ラビング現象を生じると、異常振動が発生して運
転継続が不能になつたり重大事故に発展したりす
ることがある。特に蒸気タービンのような熱機械
では、回転部材と静止部材との間の〓間が本来狭
く設定されているのに加えて湿度上昇によつてケ
ーシング等の構成部材に熱変形が生じ易いので、
ラビング現象が発生し易いきらいがある。このた
め、普通、ラビング現象が発生すると回転部の回
転数を下げるなどの運転操作によつてラビング状
態の継続を回避することが行われるが、このよう
な処置はあくまでも応急処置であつてラビング原
因自体はなお存在するため、再びラビング現象が
発生することがしばしばある。ラビング原因を消
滅させるには、ラビング現象発生位置を明確にし
て、回転機械における〓間を広げる等の組立状態
の変更を行う必要がある。
ラビング現象の発生位置検出は、ラビングによ
つて回転機械に生じる音響振動(以後この振動を
ラビング振動ということがある)を検出して行う
のが通例で、このラビング振動は回転部材の回転
に同期して発生する特徴がある。
つて回転機械に生じる音響振動(以後この振動を
ラビング振動ということがある)を検出して行う
のが通例で、このラビング振動は回転部材の回転
に同期して発生する特徴がある。
第4図はラビング発生位置の検出を行う従来の
ラビング検出装置の構成図で、図において回転機
械1の回転軸1aは、軸受金11a,11bによ
り支えられ、ケーシング1bと微少な〓間をもつ
て組立られている。21,22は高い周波数領域
に共振周波数を有するように形成した圧電素子製
の第1および第2音響センサで、これらの音響セ
ンサ21,22は、それぞれ一端が軸受金11
a,11bに固定された金属線製ウエーブガイド
2a,2bの他端の各々に固定されている。ウエ
ーブガイド2a,2bは軸受金11a,11bに
おける音響振動をセンサ21,22に伝達するた
めに設けられており、センサ21,22はこのよ
うにして伝達された音響振動に対応した信号21
a,21bを出力するように構成されている。3
は回転軸1aの回転に同期したパルス信号3aを
出力するパルス発生器で、この場合信号3aは回
転軸1aが一回転するごとに一個出力される電気
パルスである。41,42は出力信号21a,2
1bを増幅する増幅器、51,52は、増幅器出
力信号4a,4bが入力されこれらの入力信号か
らラビング振動の周波数成分を抽出してS/N比
を向上させるバンドパスフイルタ、61,62は
バンドパスフイルタ出力信号5a,5bに対して
包絡線検波を行う検波器である。
ラビング検出装置の構成図で、図において回転機
械1の回転軸1aは、軸受金11a,11bによ
り支えられ、ケーシング1bと微少な〓間をもつ
て組立られている。21,22は高い周波数領域
に共振周波数を有するように形成した圧電素子製
の第1および第2音響センサで、これらの音響セ
ンサ21,22は、それぞれ一端が軸受金11
a,11bに固定された金属線製ウエーブガイド
2a,2bの他端の各々に固定されている。ウエ
ーブガイド2a,2bは軸受金11a,11bに
おける音響振動をセンサ21,22に伝達するた
めに設けられており、センサ21,22はこのよ
うにして伝達された音響振動に対応した信号21
a,21bを出力するように構成されている。3
は回転軸1aの回転に同期したパルス信号3aを
出力するパルス発生器で、この場合信号3aは回
転軸1aが一回転するごとに一個出力される電気
パルスである。41,42は出力信号21a,2
1bを増幅する増幅器、51,52は、増幅器出
力信号4a,4bが入力されこれらの入力信号か
らラビング振動の周波数成分を抽出してS/N比
を向上させるバンドパスフイルタ、61,62は
バンドパスフイルタ出力信号5a,5bに対して
包絡線検波を行う検波器である。
71,72は、それぞれ検波器61,62の各
出力信号6a,6bとパルス信号3aとが入力さ
れ、それぞれ、信号3aを構成するパルスが入力
されるとこのパルス入力時刻から所定のデータ採
取時間Tが経過するまでの間の信号6a,6bの
各時間波形を記憶し、続いて信号3aを構成する
パルスが入力されると再び同様な波形記憶動作を
してこの時の波形を既に記憶させられている波形
に加算し、このような波形加算動作を所定回数N
だけ繰り返した後、上述のようにして形成された
(N+1)個の時間波形による累積時間波形の波
形値を(N+1)で除算して、この除算結果に対
応した時間波形を有する信号7a,7bを出力す
るようにした演算器である。以下、上述のような
演算動作を時間平均演算といい、このような時間
平均演算を行う演算器71,72をいずれも平均
値演算器ということがある。この場合上記データ
採取時間Tは通常回転軸1aの数回転分の時間に
相当するように設定され、かつ演算器71,72
は時間Tが経過し始めると信号3aによるパルス
が入力されてもこのパルスに対しては応答しない
ように構成されている。演算器71,72は上述
のように構成されているので、出力信号7a,7
bはいずれも白色雑音が除去された時間波形とな
る。8は、信号7a,7bとパルス信号3aとが
入力され、後述する演算動作によつて回転機械1
におけるラビング発生位置に応じた信号8aを出
力する位置演算器、9は信号8aが入力されて前
記ラビング発生位置に応じた表示をする表示器で
ある。
出力信号6a,6bとパルス信号3aとが入力さ
れ、それぞれ、信号3aを構成するパルスが入力
されるとこのパルス入力時刻から所定のデータ採
取時間Tが経過するまでの間の信号6a,6bの
各時間波形を記憶し、続いて信号3aを構成する
パルスが入力されると再び同様な波形記憶動作を
してこの時の波形を既に記憶させられている波形
に加算し、このような波形加算動作を所定回数N
だけ繰り返した後、上述のようにして形成された
(N+1)個の時間波形による累積時間波形の波
形値を(N+1)で除算して、この除算結果に対
応した時間波形を有する信号7a,7bを出力す
るようにした演算器である。以下、上述のような
演算動作を時間平均演算といい、このような時間
平均演算を行う演算器71,72をいずれも平均
値演算器ということがある。この場合上記データ
採取時間Tは通常回転軸1aの数回転分の時間に
相当するように設定され、かつ演算器71,72
は時間Tが経過し始めると信号3aによるパルス
が入力されてもこのパルスに対しては応答しない
ように構成されている。演算器71,72は上述
のように構成されているので、出力信号7a,7
bはいずれも白色雑音が除去された時間波形とな
る。8は、信号7a,7bとパルス信号3aとが
入力され、後述する演算動作によつて回転機械1
におけるラビング発生位置に応じた信号8aを出
力する位置演算器、9は信号8aが入力されて前
記ラビング発生位置に応じた表示をする表示器で
ある。
第4図では各部が上記のように構成されている
ので、回転軸1aとケーシング1bとの間の位置
100でラビングが発生したとすると、このラビ
ングによつてラビング振動100a,100bが
生じて、振動100aは回転軸1a、軸受油膜1
3a、軸受金11a、ウエーブガイド2aを介し
てセンサ21に伝播し、振動100bは回転軸1
a、軸受油膜13b、軸受金11b、ウエーブガ
イド2bを介してセンサ22に伝播する。そうし
て第1図における要部の出力信号波形はたとえば
第5図に示したようになる。すなわち、ラビング
振動成分と雑音成分とを含む増幅器出力信号4
a,4bはフイルタ51,52、検波器61,6
2によつて逐次雑音が除去され、平均値演算器の
出力信号7a,7bの各波形は検波器出力信号6
a,6bに見られる白色雑音が除去されてきれい
な波形となる。そうしてこれらの信号7a,7b
にはラビング振動100a,100bにもとづく
三角パルス状の波形Q,Rがそれぞれ現れ、これ
らの波形Q,Rはラビング振動に起因するもので
あるからそれらの出現はいずれもパルス信号3a
に同期している。そうしてラビング振動100
a,100bの音響センサ21,22に到達する
時刻が異なると、第5図および第6図に示したよ
うに波形QとRとの間に時間差Δtが生じる。t1,
t2は、第6図から明らかなように、信号3aの立
ち上がり時刻からそれぞれ波形Q,Rの各立ち上
がり時刻に至るまでの時間である。
ので、回転軸1aとケーシング1bとの間の位置
100でラビングが発生したとすると、このラビ
ングによつてラビング振動100a,100bが
生じて、振動100aは回転軸1a、軸受油膜1
3a、軸受金11a、ウエーブガイド2aを介し
てセンサ21に伝播し、振動100bは回転軸1
a、軸受油膜13b、軸受金11b、ウエーブガ
イド2bを介してセンサ22に伝播する。そうし
て第1図における要部の出力信号波形はたとえば
第5図に示したようになる。すなわち、ラビング
振動成分と雑音成分とを含む増幅器出力信号4
a,4bはフイルタ51,52、検波器61,6
2によつて逐次雑音が除去され、平均値演算器の
出力信号7a,7bの各波形は検波器出力信号6
a,6bに見られる白色雑音が除去されてきれい
な波形となる。そうしてこれらの信号7a,7b
にはラビング振動100a,100bにもとづく
三角パルス状の波形Q,Rがそれぞれ現れ、これ
らの波形Q,Rはラビング振動に起因するもので
あるからそれらの出現はいずれもパルス信号3a
に同期している。そうしてラビング振動100
a,100bの音響センサ21,22に到達する
時刻が異なると、第5図および第6図に示したよ
うに波形QとRとの間に時間差Δtが生じる。t1,
t2は、第6図から明らかなように、信号3aの立
ち上がり時刻からそれぞれ波形Q,Rの各立ち上
がり時刻に至るまでの時間である。
信号7a,7bにおいては波形Q,Rが上述の
ように現れるので、今、ラビング発生位置100
が第7図に示したようにZ−Z線よりΔLの距離
だけ左側に位置していたものとすると、ΔLは(1)
式で表される。
ように現れるので、今、ラビング発生位置100
が第7図に示したようにZ−Z線よりΔLの距離
だけ左側に位置していたものとすると、ΔLは(1)
式で表される。
ΔL=(t2−t1)・V/2 ……(1)
ここにVは軸1aにおけるラビング振動100
a,100bの伝播速度で、第7図のZ−Z線は
軸受金11a,11b間の中点を通る線である。
すなわち、ΔLがわかればラビング発生位置10
0がわかるわけで、第4図の位置演算器8は、
t1,t2の検出と(1)式の演算とを行つてΔLに応じた
信号8aを出力し、これによつてラビング発生位
置100の特定ができるようにしたものである。
第4図のラビング検出装置では上述のようにして
ラビング発生位置の検出が行われるが、この場合
以下に説明するような問題がある。第8図はこの
問題説明用の波形図で、図において横軸は経過時
間、Sは図中に破線で示したしきい値Mと波形
Q,Rとの各交点から求めた時間差、Pは波形
Q,Rの各ピーク値から求めた時間差である。図
から明らかなように、条件1では波形QとRとが
相似であるためにS=Pとなつているが、条件
2、3ではいずれも波形QとRとが相似でないた
めにS≠Pで、図においては、たとえば条件1に
おけるS=Pを1に等しいものとすると、条件2
ではS=1.4、P=1.8、条件3ではS=0.5、P=
0となつている。波形QとRとが相似でないとい
う現象は実際のラビング振動検出においてしばし
ば認められる現象で、このような現象の原因のひ
とつとして、ラビング振動における高・低両周波
数帯域の各振動の伝播距離に対する減衰率が異な
るためであるということが考えられる。
a,100bの伝播速度で、第7図のZ−Z線は
軸受金11a,11b間の中点を通る線である。
すなわち、ΔLがわかればラビング発生位置10
0がわかるわけで、第4図の位置演算器8は、
t1,t2の検出と(1)式の演算とを行つてΔLに応じた
信号8aを出力し、これによつてラビング発生位
置100の特定ができるようにしたものである。
第4図のラビング検出装置では上述のようにして
ラビング発生位置の検出が行われるが、この場合
以下に説明するような問題がある。第8図はこの
問題説明用の波形図で、図において横軸は経過時
間、Sは図中に破線で示したしきい値Mと波形
Q,Rとの各交点から求めた時間差、Pは波形
Q,Rの各ピーク値から求めた時間差である。図
から明らかなように、条件1では波形QとRとが
相似であるためにS=Pとなつているが、条件
2、3ではいずれも波形QとRとが相似でないた
めにS≠Pで、図においては、たとえば条件1に
おけるS=Pを1に等しいものとすると、条件2
ではS=1.4、P=1.8、条件3ではS=0.5、P=
0となつている。波形QとRとが相似でないとい
う現象は実際のラビング振動検出においてしばし
ば認められる現象で、このような現象の原因のひ
とつとして、ラビング振動における高・低両周波
数帯域の各振動の伝播距離に対する減衰率が異な
るためであるということが考えられる。
さて第4図においては、(1)式の演算を行うため
に、演算器8は波形QとRとの時間差Δtとして
第8図に示したSまたはPを計測して演算を行う
ようになつている。ところが、上述した所からわ
かるように、SまたはPはラビング発生位置が同
じであつても波形Q,Rの形状変化に伴つて変化
する。したがつて上述したような演算にもとづく
ΔLの決定には、波形Q,Rの形状変化による誤
差のあることがわかる。すなわち第4図のラビン
グ検出装置には、波形Q,Rの形状変化による検
出誤差があるという問題がある。
に、演算器8は波形QとRとの時間差Δtとして
第8図に示したSまたはPを計測して演算を行う
ようになつている。ところが、上述した所からわ
かるように、SまたはPはラビング発生位置が同
じであつても波形Q,Rの形状変化に伴つて変化
する。したがつて上述したような演算にもとづく
ΔLの決定には、波形Q,Rの形状変化による誤
差のあることがわかる。すなわち第4図のラビン
グ検出装置には、波形Q,Rの形状変化による検
出誤差があるという問題がある。
本発明は、上述したような従来装置における問
題を解消して、ラビング振動の波形の影響を受け
ることなく位置検出を行うことのできるラビング
検出装置を提供することを目的とする。
題を解消して、ラビング振動の波形の影響を受け
ることなく位置検出を行うことのできるラビング
検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的達成のため、回転機械の回
転軸の両端側にそれぞれ音響センサを設けて回転
軸の音響振動を検出し、両音響センサの各出力信
号についてそれぞれ信号処理を行つてラビング振
動のピーク値を求め、両ピーク値の差にもとづい
てラビング発生位置の検出を行うようにしたもの
で、このようにすることによつて、両ラビング振
動における各波形の影響を受けることなくラビン
グ発生位置の検出が行えるようにしたものであ
る。
転軸の両端側にそれぞれ音響センサを設けて回転
軸の音響振動を検出し、両音響センサの各出力信
号についてそれぞれ信号処理を行つてラビング振
動のピーク値を求め、両ピーク値の差にもとづい
てラビング発生位置の検出を行うようにしたもの
で、このようにすることによつて、両ラビング振
動における各波形の影響を受けることなくラビン
グ発生位置の検出が行えるようにしたものであ
る。
第1図は本発明の一実施例の構成図で、本図の
第4図と異なる主な点はピーク検出う段101,
102と演算手段103とが設けられている点で
ある。ピーク検出手段101,102にはそれぞ
れ平均値演算器の出力信号7a,7bが入力さ
れ、またいずれの検出手段にもパルス信号3aが
入力されている。そうして検出手段101は、パ
ルス信号3aに同期して、第5図に示した信号7
aの波形のうちから波形Qを検出しては該波形の
ピークレベル値Xに応じた第1検出信号101a
を出力するように構成され、また検出手段102
は、パルス信号3aに同期して、第5図に示した
信号7bの波形のうちから波形Rを検出しては該
波形のピークレベル値Yに応じた第2検出信号1
02aを出力するように構成されている。106
は、増幅器41とフイルタ51と検波器61と平
均値演算器71とピーク検出手段101とからな
り、音響センサ21の出力信号21aにおけるラ
ビング振動のピーク値に応じた第1検出信号10
1aを上述したようにして出力する第1信号処理
手段、また107は、増幅器42とフイルタ52
と検波器62と平均値演算器72とピーク検出手
段102とからなり、上述したようにして音響セ
ンサ22の出力信号21bにおけるラビング振動
のピーク値に応じた第2検出信号102aを出力
する第2信号処理手段である。演算手段103は
検出信号101aと102aとが入力され、両信
号の差、換言すれば(X−Y)に応じた信号10
3aを第3検出信号として出力するように構成さ
れている。104は、検出信号103aと記憶手
段105の出力信号105aとを用いて後述する
演算を行い、前述したラビング発生位置100に
応じた表示をするようにした表示手段である。
第4図と異なる主な点はピーク検出う段101,
102と演算手段103とが設けられている点で
ある。ピーク検出手段101,102にはそれぞ
れ平均値演算器の出力信号7a,7bが入力さ
れ、またいずれの検出手段にもパルス信号3aが
入力されている。そうして検出手段101は、パ
ルス信号3aに同期して、第5図に示した信号7
aの波形のうちから波形Qを検出しては該波形の
ピークレベル値Xに応じた第1検出信号101a
を出力するように構成され、また検出手段102
は、パルス信号3aに同期して、第5図に示した
信号7bの波形のうちから波形Rを検出しては該
波形のピークレベル値Yに応じた第2検出信号1
02aを出力するように構成されている。106
は、増幅器41とフイルタ51と検波器61と平
均値演算器71とピーク検出手段101とからな
り、音響センサ21の出力信号21aにおけるラ
ビング振動のピーク値に応じた第1検出信号10
1aを上述したようにして出力する第1信号処理
手段、また107は、増幅器42とフイルタ52
と検波器62と平均値演算器72とピーク検出手
段102とからなり、上述したようにして音響セ
ンサ22の出力信号21bにおけるラビング振動
のピーク値に応じた第2検出信号102aを出力
する第2信号処理手段である。演算手段103は
検出信号101aと102aとが入力され、両信
号の差、換言すれば(X−Y)に応じた信号10
3aを第3検出信号として出力するように構成さ
れている。104は、検出信号103aと記憶手
段105の出力信号105aとを用いて後述する
演算を行い、前述したラビング発生位置100に
応じた表示をするようにした表示手段である。
次に、上述のようにしてラビング発生位置の検
出を行う第1図の装置の動作原理を説明する。第
2図は第1図の回転軸1aを伝播するラビング振
動の減衰について観測した一実験結果の説明図
で、図の横軸は回転軸1aの長さ、縦軸は第5図
に示した信号7aまたは7bにおけるラビング振
動波形QまたはRと同様にして得られたラビング
振動波形のピークレベル値である。図から明らか
なように、実験結果を示す特性線Gはほぼ直線状
となつていて、この特性線Gの勾配の絶対値Kは
K=15/6〔dB/m〕=2.5〔dB/m〕である。ラ
ビング振動は回転軸1aを伝播する際第2図に示
したように減衰するので、ラビングが回転軸1a
の色々な場所で発生するとラビング振動の減衰態
様は第3図に示したようになる。第3図の縦軸は
第2図の縦軸におけると同じ定義による振動のレ
ベルである。そうしてX1〜X5は平均値演算器7
1の出力信号7aに含まれるラビング振動波形Q
のピークレベル値であり、Y1〜Y5は演算器72
の出力信号7bに含まれるラビング振動波形Qの
ピークレベル値である。なお、第3図のA〜Eは
ラビングが図示したような異なる位置で発生した
場合を示している。また第3図のLは第7図に示
したLと同じく軸受金11a,11b間の距離で
あり、Z−Z線は第7図におけるZ−Z線と同じ
意味を有する線である。
出を行う第1図の装置の動作原理を説明する。第
2図は第1図の回転軸1aを伝播するラビング振
動の減衰について観測した一実験結果の説明図
で、図の横軸は回転軸1aの長さ、縦軸は第5図
に示した信号7aまたは7bにおけるラビング振
動波形QまたはRと同様にして得られたラビング
振動波形のピークレベル値である。図から明らか
なように、実験結果を示す特性線Gはほぼ直線状
となつていて、この特性線Gの勾配の絶対値Kは
K=15/6〔dB/m〕=2.5〔dB/m〕である。ラ
ビング振動は回転軸1aを伝播する際第2図に示
したように減衰するので、ラビングが回転軸1a
の色々な場所で発生するとラビング振動の減衰態
様は第3図に示したようになる。第3図の縦軸は
第2図の縦軸におけると同じ定義による振動のレ
ベルである。そうしてX1〜X5は平均値演算器7
1の出力信号7aに含まれるラビング振動波形Q
のピークレベル値であり、Y1〜Y5は演算器72
の出力信号7bに含まれるラビング振動波形Qの
ピークレベル値である。なお、第3図のA〜Eは
ラビングが図示したような異なる位置で発生した
場合を示している。また第3図のLは第7図に示
したLと同じく軸受金11a,11b間の距離で
あり、Z−Z線は第7図におけるZ−Z線と同じ
意味を有する線である。
回転軸1a上の異なつた位置でラビングが発生
すると、この時信号7a,7bに現れるラビング
振動波形Q,Rのピークレベル値X,Yは第3図
に示したように変化するので、この場合のΔLは
(2)式で表される。
すると、この時信号7a,7bに現れるラビング
振動波形Q,Rのピークレベル値X,Yは第3図
に示したように変化するので、この場合のΔLは
(2)式で表される。
ΔL=(X−Y)/(2K) ……(2)
したがつて(2)式の演算を行うことによつてラビ
ング発生位置の検出を行うことができるわけで、
第1図の記憶手段105はKに応じた信号105
aを出力するように構成され、表示手段104
は、信号105aと(X−Y)に応じた第3検出
信号103aとを用いて(2)式の演算を行い、ΔL
に応じた表示をするようになつている。記憶手段
105は異なるKの値を記憶できるように構成さ
れていて、この場合K=2.5〔dB/m〕に応じた
信号105aを出力するようになつている。
ング発生位置の検出を行うことができるわけで、
第1図の記憶手段105はKに応じた信号105
aを出力するように構成され、表示手段104
は、信号105aと(X−Y)に応じた第3検出
信号103aとを用いて(2)式の演算を行い、ΔL
に応じた表示をするようになつている。記憶手段
105は異なるKの値を記憶できるように構成さ
れていて、この場合K=2.5〔dB/m〕に応じた
信号105aを出力するようになつている。
第1図においては上述のようにしてラビング発
生位置の検出が行われるので、この位置検出が従
来装置におけるような波形Q,Rの影響を受けな
いことは明らかである。またこの場合の位置検出
は(2)式にもとづいて行われるので、ラビング発生
位置におけるラビング振動のレベルが位置検出に
影響を与えないこともまた明らかである。なお本
発明は、平均値演算器71,72が白色雑音除去
動作を前述とは別の態様によつて行うようにして
もよいものである。
生位置の検出が行われるので、この位置検出が従
来装置におけるような波形Q,Rの影響を受けな
いことは明らかである。またこの場合の位置検出
は(2)式にもとづいて行われるので、ラビング発生
位置におけるラビング振動のレベルが位置検出に
影響を与えないこともまた明らかである。なお本
発明は、平均値演算器71,72が白色雑音除去
動作を前述とは別の態様によつて行うようにして
もよいものである。
上述したように、本発明においては、回転機械
の回転軸の両端側にそれぞれ音響センサを設けて
回転軸の音響振動を検出し、両音響センサの各出
力信号についてそれぞれ信号処理を行つてラビン
グ振動のピーク値を求め、両ピーク値の差にもと
づいてラビング発生位置の検出をするようにした
ので、本発明には両ラビング振動における各波形
の影響を受けることなく、またラビング発生位置
におけるラビング振動レベルの影響を受けること
なく、ラビング発生位置の検出ができる効果があ
る。
の回転軸の両端側にそれぞれ音響センサを設けて
回転軸の音響振動を検出し、両音響センサの各出
力信号についてそれぞれ信号処理を行つてラビン
グ振動のピーク値を求め、両ピーク値の差にもと
づいてラビング発生位置の検出をするようにした
ので、本発明には両ラビング振動における各波形
の影響を受けることなく、またラビング発生位置
におけるラビング振動レベルの影響を受けること
なく、ラビング発生位置の検出ができる効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は
実験結果説明図、第3図A〜Eの各図はそれぞれ
異なるラビング振動減衰態様説明図、第4図は従
来のラビング検出装置の構成図、第5図は第4図
における要部の波形説明図、第6図は第5図にお
ける要部波形の時間経過説明図、第7図は第4図
の検出装置の動作原理説明図、第8図は第4図の
検出装置における検出誤差発生原因説明図であ
る。 1……回転機械、1a……回転軸、21……第
1音響センサ、22……第2音響センサ、101
a……第1検出信号、102a……第2検出信
号、103……演算手段、103a……第3検出
信号、106……第1信号処理手段、107……
第2信号処理手段。
実験結果説明図、第3図A〜Eの各図はそれぞれ
異なるラビング振動減衰態様説明図、第4図は従
来のラビング検出装置の構成図、第5図は第4図
における要部の波形説明図、第6図は第5図にお
ける要部波形の時間経過説明図、第7図は第4図
の検出装置の動作原理説明図、第8図は第4図の
検出装置における検出誤差発生原因説明図であ
る。 1……回転機械、1a……回転軸、21……第
1音響センサ、22……第2音響センサ、101
a……第1検出信号、102a……第2検出信
号、103……演算手段、103a……第3検出
信号、106……第1信号処理手段、107……
第2信号処理手段。
Claims (1)
- 1 回転機械における回転軸の両端側において前
記回転軸にそれぞれ現れる音響振動を検出する第
1および第2音響センサと、前記第1および第2
音響センサの各出力信号におけるラビング振動の
ピーク値に応じた第1および第2検出信号をそれ
ぞれ出力する第1および第2信号処理手段と前記
第1検出信号と前記第2検出信号との差に応じた
第3検出信号を出力する演算手段とを備え、前記
第3検出信号にもとづき前記ラビング振動の前記
回転機械における発生位置を検出することを特徴
とするラビング検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8166986A JPS62238438A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | ラビング検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8166986A JPS62238438A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | ラビング検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62238438A JPS62238438A (ja) | 1987-10-19 |
| JPH0460545B2 true JPH0460545B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=13752747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8166986A Granted JPS62238438A (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | ラビング検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62238438A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018173297A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 三菱重工業株式会社 | 翼振動監視装置、回転機械システム及び翼振動監視方法 |
| JP7674115B2 (ja) * | 2021-03-04 | 2025-05-09 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械の運転条件決定装置、運転支援装置、制御装置、及び、運転条件決定方法 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP8166986A patent/JPS62238438A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62238438A (ja) | 1987-10-19 |
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