JPH046101Y2 - - Google Patents

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JPH046101Y2
JPH046101Y2 JP1989127129U JP12712989U JPH046101Y2 JP H046101 Y2 JPH046101 Y2 JP H046101Y2 JP 1989127129 U JP1989127129 U JP 1989127129U JP 12712989 U JP12712989 U JP 12712989U JP H046101 Y2 JPH046101 Y2 JP H046101Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スイツチの可動体にデイスプレイユ
ニツトを設けた押釦スイツチに関する。
[従来の技術] 近年、押釦スイツチの可動体に、発光ダイオー
ド等を取り付けたデイスプレイユニツトを設け、
押釦スイツチの開閉状態を発光ダイオードの点灯
等によつて表示できるようにしたものがある。
第4図a,bに示すのは、各々従来のデイスプ
レイユニツト付きの押釦スイツチである。
第4図aに示すものは、特開昭49−112177号公
報記載の光源付押ボタン装置であり、小径の内側
コイルスプリング71及び大径の外側コイルスプ
リング72によつてハウジング73に対しキイト
ツプ74が摺動自在、かつキイトツプ74は上方
に付勢されている。キイトツプ74には光源75
が内蔵され、該光源75に対して電流を供給する
手段としてこれらコイルスプリング71,72が
用いられている。
第4図bに示すものは、特開昭57−67231号公
報記載の照光式押しボタンスイツチであり、リー
ド兼用復帰スプリング76によつてハウジング7
7に対しボタン本体78a,78bが摺動自在、
かつボタン本体78a,78bは上方に付勢され
ている。ボタン本体78a,78bにはランプ7
9が保持され、該ランプ79に対して電流を供給
する手段としてこれらリード兼用復帰スプリング
76が用いられている。
そして、上記各押ボタンスイツチは、上方から
の押圧力により本体内で電気的なスイツチ動作が
行なわれ、このスイツチ動作は光源75、ランプ
79の点消灯等に用いられる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のデイスプレイユニツ
ト付の押釦スイツチにおいては、いずれも製造、
及び保守を容易に行なうことができなかつた。
第4図aに示すコイルスプリング71、72は
ハウジング73、及びキイトツプ74間に介装さ
れた構成であり、スイツチを製作するにはハウジ
ング73にコイルスプリング71,72の介装作
業を行ないつつこれらハウジング73、及びキイ
トツプ74の嵌合作業を行なわねばならない。更
に、この作業時コイルスプリング71,72はい
ずれも内部に隠れてしまいその状態を確認するこ
とができない。
一方、保守時にこのスイツチを分解する際に
は、ハウジング73からコイルスプリング71,
72を取る作業を行ないつつこれらハウジング7
3、及びキイトツプ74の分解作業を行なわねば
ならないものであつた。
更に、コイルスプリング71,72の両端は
夫々外部のリード端子近傍及び光源75部分に直
接接触すべく延出された構成であり、よつて光源
75とコイルスプリング71,72は固着しなけ
ればならない。この固着作業によつて製造、及び
保守を容易に行なうことができなくなることは言
うまでもない。
一方、同図bに示すリード兼用復帰スプリング
76は、ハウジング77及びボタン本体78b間
に介装するのみで製造することができるが、この
作業時、複数並列配置されたリード兼用復帰スプ
リング76がいずれも内部に隠れてしまいその状
態を確認することができない。したがつて、他の
リード兼用復帰スプリング76同士が互いに接触
する危険性がある。
更に、スイツチを製作するにはハウジング77
にリード兼用復帰スプリング76の介装作業を行
ないつつこれらハウジング77、及びボタン本体
78の嵌合作業を行なわねばならない。
また、上記いずれの押ボタンスイツチは、スイ
ツチを構成する摺動子等が経年変化により接触不
良を起こしやすいが、製造後はこのスイツチ部分
のみを分解することができないためスイツチ全体
を交換しなければならなかつた。
本考案は、上記問題点を解決するために成され
たものであり、内部の上下方向に連続した電源供
給手段が設けられた押釦スイツチにおいて、デイ
スプレイの電源供給用及びボタンの復帰用として
用いられる導通用コイルスプリングの組立工程を
単純かつ容易化でき、押釦スイツチの組み立てを
容易に行なうことができるとともに、スイツチ部
分の組み立て、交換が行ない易く、スイツチ全体
の組み立て及び保守が行ない易い押釦スイツチを
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案の押釦スイツチは、上記目的を達成する
ため押動操作することによりスイツチの開閉を行
なうためスイツチ本体1に取付けられる可動体2
の一部に、スイツチの開閉状態を表示するデイス
プレイユニツト4を設け、該デイスプレイユニツ
トと前記スイツチ本体との間に介装される導通用
コイルスプリング6a,6bを介して前記デイス
プレイユニツト4に電源を供給する押釦スイツチ
において、 前記可動体2の外壁に前記押動操作の方向と直
交する方向にアダプタ嵌込溝24を設け、 前記押動操作の方向に貫通して設けられ、前記
導通用コイルスプリング6bの少なくとも一端が
係止されるスプリング支持孔51及び、該導通用
コイルスプリング6bの一端を係止した状態で前
記アダプタ嵌込溝24に対し前記押動方向と直交
する方向から嵌合するアダプタ嵌込用腕52を有
するアダプタ5と、 所定のスイツチ切換を行なうための接点部が設
けられ、略平板状にモールド成型されたスイツチ
接触子8と、 前記スイツチ本体1に設けられ、前記スイツチ
接触子8が嵌入されるスイツチ接触子嵌込溝11
aと、 前記可導体2側部に設けられ、前記スイツチ接
触子8部分を摺動することによりスイツチの切換
を行なうスイツチ接点25と、 を具備することを特徴とする。
[作用] アダプタ5は、導通用コイルスプリング6bの
一端を位置決めした状態で可動体2外壁に取り付
けられる。この際には、取り付け方向がスイツチ
の押動方向と直交する方向であることからこれら
可動体及びスイツチ本体の間の復帰のための導通
用コイルスプリングの組み立てのみを導通用コイ
ルスプリング6bの他端を確実に位置決めした状
態で視認しつつ行なうことができる。
また、前記スイツチ接触子8は、スイツチ本体
1のスイツチ接触子嵌込溝11aに嵌入して組み
立てられ、前記可導体2の押動操作によりスイツ
チ接点25が移動しスイツチ接触子8との間の接
触で所定のスイツチ切換がなされる。
このように、組立工程が細分化されており、全
体の組み立てにおいて作業を単純化させることが
でき、作業性を向上できる。
[実施例] 以下、図示実施例に基づいて本考案を具体的に
説明する。
第1図は、本考案にかかる押釦スイツチの分解
斜視図、第2図は導通用コイルスプリングの拡大
図、第3図a及び第3図bは押釦スイツチを押す
前後の組立断面図である。
図に示すように本考案にかかる押釦スイツチ
は、スイツチ本体1、可動体2、カバー3、デイ
スプレイユニツト4、アダプタ5、導通用コイル
スプリング6a,6b、ロツクピンプレート7、
スイツチ接触子8から構成されている。
図においてスイツチ本体1は、一端を閉塞した
角形の筒体からなり、その内側面のうち対向する
2つの内側面にスイツチ接触子8を嵌込むための
鉤形のフランジ11を突設し、その外側面にカバ
ー3を嵌込むためのカバー嵌込突起12を形成
し、更に底面にデイスプレイユニツト4に電源を
供給するためのプラスの端子13を取り付けたも
のである。この鉤形のフランジ11の突設により
スイツチ接触子8を嵌込むためのスイツチ接触子
嵌込溝11aが形成されるとともに可動体2に取
付けた案内用フランジ21を嵌める案内溝11b
が形成される。
可動体2は、略直方体の下部側面に案内用フラ
ンジ21を取り付け、その直方体の軸線に沿つて
プラスの導通用コイルスプリング6aを挿入する
ための挿入孔22を貫通し、対向する2つの側面
にデイスプレイユニツト嵌込溝23、アダプタ嵌
込溝24を穿設し、スイツチ接点25を取付けた
ものである。
この挿入孔22の内径は孔の途中から小さくな
つており、導通用コイルスプリング6aを挿入す
るとスプリングの頭部が一部挿入孔22から突出
するようになつている。
カバー3は、可動体2を嵌入するための嵌入孔
31を設けた平板体からなり、その側面にカバー
嵌入溝31aを形成するためコ字形の突出部を形
成すると共に、デイスプレイユニツト4に電源を
供給するためのマイナス側のピン端子32を立設
したものである。
デイスプレイユニツト4は、発光ダイオード4
1等を取付けたプリント基板を筐体に封入し、そ
の筐体の下部面に可動体2に嵌込むためのデイス
プレイユニツト嵌込用突起42を突設するととも
にプラス及びマイナスの端子接点42a,42b
を形成したものである。
またアダプタ5は、2個のスプリング支持孔5
1が貫通して形成されると共に、可動体2に嵌込
むためのアダプタ嵌込用腕52を両脇から突設し
たものである。
このスプリング支持孔の内径は可動体2の挿入
孔22と同様に孔の途中から小さくなつており、
導通用コイルスプリング6bを挿入したとき、ス
プリングの頭部が一部アダプタから突出するよう
になつている。
また、導通用コイルスプリング6a,6bは第
2図に示すように1本のマイナスの導通用コイル
スプリング6aと2本のプラスの導通用コイルス
プリング6bがあり、それぞれ、コイルの径を小
さくかつ密に巻いた第1のスプリング部61とコ
イルの径を大きくかつ疎に巻いた第2のスプリン
グ部62とを一体的に形成したものから成り立つ
ている。
ここに導通用コイルスプリングを3本用いてい
るのは、発光ダイオード41を全部点灯させた
り、あるいは黄色から赤色の発光ダイオードに切
り換えたりする等の制御を可能とするためであ
る。このように、構成されたスイツチ本体1、可
動体2、カバー3、デイスプレイユニツト4、ア
ダプタ5、導通用コイルスプリング6a,6bは
次のようにして組立てられる。
まず、スライド本体1に形成されたスイツチ接
触子嵌込溝11aに端子ピン81を取付けたスイ
ツチ接触子8を嵌入し、また、ロツクピンプレー
ト7を案内溝11bに嵌入する。
このスイツチ接触子8は、接点部分を除いてモ
ールド樹脂で平板状にモールド成型されるもので
ある。
そして可動体2の挿入孔22にマイナスの導通
用コイルスプリング6aを挿入し、可動体2の案
内用フランジ21がスイツチ本体1の案内溝11
bに沿うように可動体2をスイツチ本体1に嵌入
する。
嵌入した後、上からカバー3を被し、カバー3
に形成されたカバー嵌込溝31aとスイツチ本体
1に形成されたカバー嵌込突起12とを嵌合させ
る。これにより可動体2は導通用コイルスプリン
グ6aにより付勢力を与えられ、カバー3によつ
て抜け出ないようになり、押動自在に動くように
なる。またロツクピンプレート7の作用により可
動体2は押した状態でロツクされることになる。
しかる後、アダプタ5のスプリング支持孔51
にプラスの導通用コイルスプリング6bを挿入
し、コイルスプリング6bの先端がカバー4に立
設されたプラス側のピン端子32に接するように
しつつ、アダプタ嵌込用腕52を可動体2に穿設
されたアダプタ嵌込溝24に嵌合する。
この際、導通用コイルスプリング6bは一端
(上端)がスプリング支持孔51により位置決め
係止されている。更に、この嵌合方向は、スイツ
チの押動方向と直交する方向から行なわれるもの
であり、導通用コイルスプリング6bの他端(下
端)がピン端子32上部に各々位置された状態で
あるかのみを確認しつつ行なえば良く、確実に位
置決めした状態で行なうことができる。したがつ
て、本実施例の如く導通用コイルスプリング6b
が複数並列に配置される場合であつてもこれら複
数の導通用コイルスプリング6b同士が互いに接
触することなく組み立てることができる。
また、アダプタ嵌込用腕52の先端には係止用
の爪52aが形成されており、またアダプタ嵌込
溝24の端部は溝が深くなつているため、前記嵌
合状態を保持することができる。
最後にデイスプレイユニツト4を可動体2に嵌
め込んで完成するが、これにより導通用コイルス
プリング6aの一端が接点端子42aに接し、導
通用コイルスプリング6bの一端が接点端子42
bに接してデイスプレイユニツト4に端子13,
32からこれら導通用コイルスプリング6a,6
bを介して電源を供給することができる。
この様に上記押釦スイツチは、単純な各組立工
程に細分化されており、製造及び保守を容易化す
ることができる。
また、製造後であつても上記組立動作の逆動作
により分解でき部分的な構成部の保守、交換を容
易に行なうことができる。特に、スイツチを構成
するスイツチ接点25が設けられた可動体2、あ
るいはスイツチ接触子8は互いの摺動により摩耗
し易いがいずれも最小単位の部品で容易に交換す
ることができる。
また、スイツチ接触子8が別部品であるため別
工程で製造でき、特にモールド成型時の製造精度
を向上できる。つまり、スイツチ本体1と同時に
スイツチを構成する従来ではモールド形状が複雑
であるほど、接点部表面までモールドされてしま
い易いが上記スイツチ接触子8は平面状であり製
造し易く、よつてモールド時には確実に接点部分
を表出させることができる。
[考案の効果] 本考案は、可動体外壁にスイツチの押動方向と
直交する方向に着脱自在なアダプタにより導通用
コイルスプリングの組立工程を目視しつつ容易に
行なうことができる。これにより、導通用コイル
スプリングの交換を容易に行なうことができる。
さらに、スイツチ本体に設けられたスイツチ接
触子嵌込溝に予めモールド成型されたスイツチ接
触子を嵌入するのみでスイツチ部分の組み立てを
行なうことができる。これにより、スイツチ接触
子の交換を容易に行なうことができる。
したがつて、内部の上下方向に連続した電源供
給手段が設けられた押釦スイツチ全体の組み立
て、及び保守を容易に行なうことができ、かつ消
耗部品は最小単位で交換できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案にかかる押釦スイツチの分解斜視図、第
2図は導通用コイルスプリングの拡大図、第3図
a及び第3図bは押釦スイツチを押す前後の組立
断面図、第4図a,bは従来の押釦スイツチの構
造を示す断面図である。 1……スイツチ本体、2……可動体、3……カ
バー、4……デイスプレイユニツト、5……アダ
プタ、6a,6b……導通用コイルスプリング、
8……スイツチ接触子、11a……スイツチ接触
子嵌込溝、24……アダプタ嵌込溝、25……ス
イツチ接点、51……スプリング支持孔、52…
…アダプタ嵌込用腕。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 押動操作することによりスイツチの開閉を行な
    うためスイツチ本体1に取付けられる可動体2の
    一部に、スイツチの開閉状態を表示するデイスプ
    レイユニツト4を設け、該デイスプレイユニツト
    と前記スイツチ本体との間に介装される導通用コ
    イルスプリング6a,6bを介して前記デイスプ
    レイユニツト4に電源を供給する押釦スイツチに
    おいて、 前記可動体2の外壁に前記押動操作の方向と直
    交する方向にアダプタ嵌込溝24を設け、 前記押動操作の方向に貫通して設けられ、前記
    導通用コイルスプリング6bの少なくとも一端が
    係止されるスプリング支持孔51及び、該導通用
    コイルスプリング6bの一端を係止した状態で前
    記アダプタ嵌込溝24に対し前記押動方向と直交
    する方向から嵌合するアダプタ嵌込用腕52を有
    するアダプタ5と、 所定のスイツチ切換を行なうための接点部が設
    けられ、略平板状にモールド成型されたスイツチ
    接触子8と、 前記スイツチ本体1に設けられ、前記スイツチ
    接触子8が嵌入されるスイツチ接触子嵌込溝11
    aと、 前記可導体2側部に設けられ、前記スイツチ接
    触子8部分を摺動することによりスイツチの切換
    を行なうスイツチ接点25と、 を具備することを特徴とする押釦スイツチ。
JP1989127129U 1989-11-01 1989-11-01 Expired JPH046101Y2 (ja)

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