JPH0461553B2 - - Google Patents
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- JPH0461553B2 JPH0461553B2 JP57074222A JP7422282A JPH0461553B2 JP H0461553 B2 JPH0461553 B2 JP H0461553B2 JP 57074222 A JP57074222 A JP 57074222A JP 7422282 A JP7422282 A JP 7422282A JP H0461553 B2 JPH0461553 B2 JP H0461553B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/7908—Suppression of interfering signals at the reproducing side, e.g. noise
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/7904—Processing of colour television signals in connection with recording using intermediate digital signal processing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
この発明は映像情報の記録方式に関し、特に映
像信号の再生時におけるクロストークの軽減を可
能とした映像信号の記録方式に関する。 映像情報を記録デイスク等の記録媒体から再生
するに当つては、隣接トラツク間のクロストーク
が避けられず、よつて再生画質の劣化を招来して
好ましくない。そこで再生装置に於てこのクロス
トーク成分を打消すことが考えられるが、再生装
置に特別の付加回路等を設ける必要があり装置の
大型化及び高価格化をもたらす。 従つて、本発明は再生装置側に特別の付加回路
等を設けることなく、記録時に特殊の処理を施し
て再生クロストークの軽減を図るようにした記録
方式及びその装置を提供することを目的としてい
る。 以下本発明の原理につき説明する。 先ず、記録媒体例えば記録デイスク上の記録ト
ラツクに記録されたRF(高周波信号であり一般に
FM信号である)信号の位相θ(t)を1H(1水
平走査)間隔で区切つた区間毎に考えて、各区間
の初期をt=0とし終期をt=THとし、所定再
生トラツク上の第n区間のRF信号の位相θn(t)
を求めると次式となる。 θn(t)=∫0 tΩn(t)dt+θn(o) ……(1) こゝに、Ωn(t)はRF信号の第n区間の時刻
tにおける瞬時角周波数を示し、θn(o)は、第
1図に示す如く現在問題としている再生トラツク
上の第n区間(nライン)のt=oにおける初期
位相を示している。 この1H間隔を有する各区間の区切りは、記録
されている映像信号の水平同期信号位置と必らず
しも一致している必要はなく、区切りの基準は任
意として良いが、理解を容易にするために以後再
生トラツクの区切点は水平同期信号位置として述
べる。CLV(定線速度)方式の記録デイスクで
は、クロストーク成分の原因となる隣接トラツク
の再生トラツク区切点と対応する位置は第1図に
示すように水平同期信号位置とは一致しない。
尚、CAV(定角速度)方式の記録デイスクではデ
イスクの回転周期が水平同期期間の整数倍に設定
されているので一致することは明白である。 隣接する記録トラツクから混入するRFクロス
トーク成分によつて、(1)式で示される再生RF信
号の位相θn(t)は第2図のベクトルにて示すよ
うに位相変調を受けることになる。第2図におい
て、ベクトルOPは再生トラツクのRF信号成分で
あり、ベクトルPQは隣接トラツクから混入する
RFクロストーク成分であり、ベクトルOQはクロ
ストークが混入した再生RF信号成分である。φn
はRFクロストーク成分の位相を示している。 RFクロストーク成分により変調される位相θn
の偏移量をΔθとすれば、第2図より次式の関係
が得られる。 tanΔθ=TQ/OT =εsin(θn−φn)/{1+εcos(θn−φn)
}
……(2) 尚、ベクトルOPの振幅(絶対値)を1とし、
ベクトルPQの振幅(絶対値)をεとしている。
εは1に比し極めて小であり、通常−30dB以下の
値であるから、(2)式は、 Δθ≒εsin(θn−φn) ……(3) と変形可能である。 いま、RF信号は映像信号によつて周波数変調
されたFM信号であるとすると、(3)式は当該FM
信号の位相θnのRFクロストーク成分による変調
位相偏移量を示しているから、FM復調器を経て
復調されたクロストーク成分は(3)式を時間tで微
分すればよい。よつて、再生画面上に現出するク
ロストークによるビート成分は次式となる。 d(Δθ)/dt=ε(dθn/dt−dφn/dt)cos(
θn−φn)……(4) すなわち復調されたビデオクロストーク成分の
振幅は、混入するRFクロストーク成分の振幅ε
と、再生RF信号の瞬時周波数dθn/dtとRFクロ
ストーク成分の瞬時周波数dφn/dtとの差との積
に比例する。またその位相は再生RF信号の位相
θnとRFクロストークの位相φnとの差で決定され
ることがわかる。 当該(4)式で示される復調されたビデオクロスト
ーク成分によつて再生画面上に発生するビート縞
模様が、視覚的に目立たないためには次の条件が
必要となる。すなわち、隣接ライン(走査線)間
に生じている両ビート成分の瞬時周波数が共に等
しくかつビート成分の初期位相が隣接ライン毎に
反転していることが必要である。かゝる条件に合
致したビート成分の状態波形が第3図に示されて
おり、これにより視覚的には隣接ライン間の相互
作用によつてビート成分が打消されることになつ
て画質の劣化は生じないことになる。 こゝで、第1図に示す如き関係にて隣接トラツ
クが記録されたCLV記録デイスクの場合につい
て上記(4)式をもとにビート成分の周波数及び位相
を考える。まず、ビート成分の瞬時周波数は(4)式
の位相項を微分すればよいから、 dθn/dt−dφn/dt=Ωn−ωn ……(5) となる。尚、ωnは隣接トラツクからのRFクロス
トーク成分の瞬時周波数である。第nラインに続
く第n+1ラインにおけるビート成分の瞬時周波
数は同様にして、 dθn+1/dt−dφn+1/dt=Ωn+1−ωn+1 ……(6) となるが、記録されている映像信号のライン相関
性すなわち連続するライン間では類似した情報が
含まれているという性質によつて Ωn(t)≒Ωn+1(t)ωn(t)≒ωn+1(t)…
…(7) となるから、(5)式と(6)式は共に略等しくなつてビ
ートの瞬時周波数は隣接ラインnとn+1との間
で略等しいといえる。 次に、ビートの初期位相につき考えるにこの初
期位相は(4)式の位相項にt=oを代入すればよ
く、n+1ラインにおいてはθn+1(o)−φn+1
(o)となるが(1)式より、 θn+1(o)=0 THΩn(t)dt+θn(o)……(8
) であるから、n+1ラインのビート初期位相は、 θn+1(o)−φn+1(o)={0 THΩn(t)dt+
θn
(o)}−{0 THωn(t)dt+φn(o)} ={θn(o)−φn(o)}+{0 THΩn(t)dt
−0 TH
ωn(t)dt} ……(9) となる。(9)式においてθn+1(o)−φn+1(o)はn
+1ラインのビート初期位相を示しこれをAと
し、またθn(o)−φn(o)はnラインのビート初
期位相を示しこれをBとすると、隣接ラインnと
n+1とのビート初期位相差A−Bは、 A−B=0 THΩn(t)dt−0 THωn(t)dt
……(10) となることが判る。(10)式の0 THΩn(t)dtなる項
はnラインにおける1H間の記録RF信号の累積位
相量を表わしており、映像信号にあつてはこの積
分値はライン間で急激に変動することはないが、
再生画の垂直方向においてはライン毎に少しづつ
変化している。よつて、Ωn(t)とωn(t)との
間には相関性はなくライン間ビート初期位相差A
−Bを示す(10)式は一定値をとり得ず画像内容によ
り変動することになる。従つて、ビート成分の視
覚的減少の1条件である|A−B|が(2m+1)
πとなる条件(mは0を含む正の整数)を満足し
ないことになる。 こゝで、1H間の累積位相は0 THΩn(t)dtによ
り求められるが、位相は2πを周期とする関数で
あるから、 0 THΩn(t)dt=2k1π+n ……(11) と表わされる。こゝに、k1は0を含む正の整数で
あり、nは0≦n<2πの範囲の値であつて累積
位相から2k1πだけ引いた残余位相を示す。同様
にRFクロストーク成分に対しても残余位相を
n′(0≦n′<2π)とすれば、 0 THωn(t)dt=2k2π+n′ ……(12) となる。k2は0を含む正の整数である。従つて、
ビート成分の相隣るライン間位相差A−Bは、 A−B=0 THΩn(t)dt−0 THωn(t)dt =2mπ+(n−n′) ……(13) となる。mはk1−k2であつて0を含む正又は負の
整数である。このn−n′なる位相差の絶対値が
必なずπなる値を有するように制御できれば、上
述したビート成分の視覚的減少条件である|A−
B|が(2m+1)πを満足し得ることになるこ
とがわかる。そのための1例として、記録デイス
クの所定1回転の間各1水平走査期間毎にnを
一定値α(0を含む定数)に設定し、それに続く
次の1回転の間各1水平走査期間毎にn′を一定
値α+π又はα−πに設定してかゝる位相制御を
繰返し記録すれば良いことになる。 1水平走査期間の記録RF信号の累積位相n
(n′)を制御する方法につき述べる。映像信号を
記録デイスク等の記録媒体に記録する場合には、
FM変調方式とされるが、このFM変調の際映像
信号のシンクチツプレベル又はブランキングレベ
ルを一定の周波数0にクランプし、映像信号の輝
度レベルに応じて当該一定周波数oからΔだけ
偏移せしめて変調することが行われている。1例
として、ブランキングレベルを一定周波数として
変調する場合につき説明すれば、変調器の変調出
力角周波数Ωn(t)は、 Ωn(t)=cvo(t)+Ωo ……(14) と表わされる。ここにcは変調感度(Hz/v)
であり、vo(t)はブランキングレベルを基準と
した輝度レベル(v)であり、Ωoはブランキン
グレベルの角周波数であつて2πoである。従つ
て、1H間のRF信号累積位相は、 0 THΩn(t)dt=c0 THvo(t)dt+ΩoTH
……(15) となる。c及びΩoTHは既知の定数であるから、
累積位相を求めるには、0 THvo(t)dtを求めれ
ば良いことになる。こうして求められた累積位相
から2k1πを引いた残余位相nに応じて記録RF
信号の累積位相をα,α±πに補正制御するわけ
であるが、当該nの値は1H積分しないと求めら
れないから、補正する信号は少くとも1Hの遅延
時間を経過した信号に対して補正が行われる。 この補正には2つの方法が考えられ、1つはシ
ンクチツプレベル角周波数又はペデスタルレベル
角周波数Ωo=2πoをΔΩoだけ変動させて、結果
的に(15)式で示される累積位相をα又はα±π
とする方法、他の1つはブランキング区間を除い
た映像信号区間のセツトアツプレベルをΔvだけ
変動させて累積位相をα又はα±πとする方法で
ある。 かゝる補正方法については、隣接する記録トラ
ツクについても全く同様に適用されることは明白
である。 叙上のことから本発明による映像情報記録方式
は、所定記録トラツク区間における各1水平走査
期間の記録RF信号の累積位相(2k1π+n)と、
この記録トラツク区間に隣接する記録トラツク区
間における各1水平走査期間の記録RF信号の累
積位相(2k2π+n′)との差の絶対値|A−B|
が(2m+1)πとなるように映像情報を記録し
てなることを特徴としている。 更に具体的に述べれば、所定記録トラツク区間
において各1水平走査期間の記録RF信号の累積
位相から2k1πだけそれぞれ引いた残余位相nを
所定値αに固定して記録し、隣接記録トラツク区
間においては各1水平走査期間の当該累積位相か
ら2k2πだけそれぞれ引いた残余位相n′をα±π
に固定して記録してなることを特徴としている。 以下、本発明の実施例につき図面を用いて説明
する。 第4図は本発明の一実施例の回路ブロツク図で
あり、被記録映像信号はA/D(アナログ・デイ
ジタル)変換器1に入力される。サンプリング周
波数は例えば4sc(scはカラーサブキヤリヤ周波
数)に選定され、各サンプル値が8ビツト並列デ
ータに変換される。このA/D変換出力を1H期
間(910サンプルに相当)累積すれば、その値は
0 THvo(t)dtに対応した値となるから1H間の記
録RF信号の累積位相2k1π+nに比例している
ことになる。従つて、この0 THvo(t)dtの積算
のために8ビツト並列加算器2及びラツチ回路3
が設けられており、加算出力がラツチ回路3へ記
憶されこのラツチ出力とA/D変換出力とが加算
器2にて加算される。このラツチ回路3のラツチ
タイミング周波数を4scに選定してA/D変換器
1のサンプリングタイミングと同期するようにし
ている。 こゝでラツチ回路3のすべてのビツトが“1”
になつてときが2π位相に相当するようにしてお
けば、2π位相毎にラツチ回路3は0に戻る。従
つて、このラツチ回路3のラツチ出力を、次段の
ラツチ回路4においてタイミング周波数H(水平
同期信号周波数)をもつてラツチすれば、このラ
ツチされた値が、(15)式の0 THΩn(t)dtから
2k1πだけ差引いた残余位相nを示すことにな
る。この値nをもつて映像信号のシンクチツプ
レベルを変動させるものである。 A/D変換器1への映像入力信号は、A/D変
換出力のLSB(最低位ビツト)がシンクチツプレ
ベルとなるようにクランプされたものが用いられ
る。このA/D変換出力は先の加算器2へ入力さ
れると共に1H遅延器5を介してD/A変換器6
へ印加される。このD/A変換器6の出力はカツ
プリングコンデンサ7を介してバツフア8へ印加
され、その出力がFM変調器9の入力となる。 先のラツチ回路4の出力は、位相補正器10に
おいてトグルフリツプフロツプ(T−FF)11
の出力状態に応じて補正制御される。このフリツ
プフロツプ11は、記録デイスク1回転毎に1個
のパルスを発生する図示せぬパルス発生出力によ
りセツトリセツトされる。よつて、デイスク1回
転毎にフリツプフロツプ11の出力は低レベル及
び高レベルを交互にくり返すことになる。位相補
正器10の出力には、補正後の絶対値信号とその
極性を示す信号とが得られ、D/A変換器12に
よりアナログ電圧とされる。このアナログ電圧は
加算器13において基準電圧VRと加算され、シ
ンクチツプクランプスイツチ14を介してバツフ
ア8の入力をシンクチツプクランプする。 無入力の場合には、A/D変換器1の出力及び
D/A変換器6の出力は共に零となつており、こ
の時のFM変調器9への入力レベルはシンクチツ
プレベルVRとなり、よつてFM−RF信号の周波
数はシンクチツプ周波数syとなる。この周波数
を例えばHの整数倍(k)となるように選んでお
けば、FM変調出力は 0 THsydt=sy・TH=2kπ ……(16) となり、2πの整数倍となつている。 映像信号が入力されると、D/A変換器6の出
力には1H遅延された出力が得られる。一方、ラ
ツチ回路4の出力にはnに相当するデイジタル
信号N(2進数)が得られる。この信号Nの値に
よりシンクチツプクランプレベルを制御して映像
信号の輝度レベルをコントロールし、FM−RF
信号の1H累積位相の残余位相nを0又はπ(α
=0とする)に制御するわけであるが、その補正
制御について以下に説明する。 2kπに相当する2進デイジタル値をNoとすれ
ば、ラツチ回路4の出力NのMSB(最高位ビツ
ト)が“0”の場合にはN<No/2であり、
“1”の場合にはN≧No/2であるから、出力N
のMSBの判定によつてNに相当する位相nがπ
を越えているか否かが判ることになる。nのπ
を基準とした大小により補正法が以下のように異
なる。例えば、位相の最終補正値をπとし、出力
NのMSBが“1”の場合を考えれば、n−(n
−π)とすれば位相の最終補正値がπとなるか
ら、補正のために加える信号は−(n−π)であ
る。これをデイジタル値で表わせば、nがN、
πがNo/2に相当することから−(N−No/2)
となり、位相補正器10では|N−No/2|な
る絶対値出力と負極性出力とが演算導出される。
また、位相の最終補正値をπとし、出力Nの
MSBが“0”の場合を考えれば、n+(π−n)
とすれば位相がπに補正されるから、π−nす
なわち+(No/2−N)が補正のために加える信
号となる。同様にして位相補正器10における演
算処理出力は表の如くなる。
像信号の再生時におけるクロストークの軽減を可
能とした映像信号の記録方式に関する。 映像情報を記録デイスク等の記録媒体から再生
するに当つては、隣接トラツク間のクロストーク
が避けられず、よつて再生画質の劣化を招来して
好ましくない。そこで再生装置に於てこのクロス
トーク成分を打消すことが考えられるが、再生装
置に特別の付加回路等を設ける必要があり装置の
大型化及び高価格化をもたらす。 従つて、本発明は再生装置側に特別の付加回路
等を設けることなく、記録時に特殊の処理を施し
て再生クロストークの軽減を図るようにした記録
方式及びその装置を提供することを目的としてい
る。 以下本発明の原理につき説明する。 先ず、記録媒体例えば記録デイスク上の記録ト
ラツクに記録されたRF(高周波信号であり一般に
FM信号である)信号の位相θ(t)を1H(1水
平走査)間隔で区切つた区間毎に考えて、各区間
の初期をt=0とし終期をt=THとし、所定再
生トラツク上の第n区間のRF信号の位相θn(t)
を求めると次式となる。 θn(t)=∫0 tΩn(t)dt+θn(o) ……(1) こゝに、Ωn(t)はRF信号の第n区間の時刻
tにおける瞬時角周波数を示し、θn(o)は、第
1図に示す如く現在問題としている再生トラツク
上の第n区間(nライン)のt=oにおける初期
位相を示している。 この1H間隔を有する各区間の区切りは、記録
されている映像信号の水平同期信号位置と必らず
しも一致している必要はなく、区切りの基準は任
意として良いが、理解を容易にするために以後再
生トラツクの区切点は水平同期信号位置として述
べる。CLV(定線速度)方式の記録デイスクで
は、クロストーク成分の原因となる隣接トラツク
の再生トラツク区切点と対応する位置は第1図に
示すように水平同期信号位置とは一致しない。
尚、CAV(定角速度)方式の記録デイスクではデ
イスクの回転周期が水平同期期間の整数倍に設定
されているので一致することは明白である。 隣接する記録トラツクから混入するRFクロス
トーク成分によつて、(1)式で示される再生RF信
号の位相θn(t)は第2図のベクトルにて示すよ
うに位相変調を受けることになる。第2図におい
て、ベクトルOPは再生トラツクのRF信号成分で
あり、ベクトルPQは隣接トラツクから混入する
RFクロストーク成分であり、ベクトルOQはクロ
ストークが混入した再生RF信号成分である。φn
はRFクロストーク成分の位相を示している。 RFクロストーク成分により変調される位相θn
の偏移量をΔθとすれば、第2図より次式の関係
が得られる。 tanΔθ=TQ/OT =εsin(θn−φn)/{1+εcos(θn−φn)
}
……(2) 尚、ベクトルOPの振幅(絶対値)を1とし、
ベクトルPQの振幅(絶対値)をεとしている。
εは1に比し極めて小であり、通常−30dB以下の
値であるから、(2)式は、 Δθ≒εsin(θn−φn) ……(3) と変形可能である。 いま、RF信号は映像信号によつて周波数変調
されたFM信号であるとすると、(3)式は当該FM
信号の位相θnのRFクロストーク成分による変調
位相偏移量を示しているから、FM復調器を経て
復調されたクロストーク成分は(3)式を時間tで微
分すればよい。よつて、再生画面上に現出するク
ロストークによるビート成分は次式となる。 d(Δθ)/dt=ε(dθn/dt−dφn/dt)cos(
θn−φn)……(4) すなわち復調されたビデオクロストーク成分の
振幅は、混入するRFクロストーク成分の振幅ε
と、再生RF信号の瞬時周波数dθn/dtとRFクロ
ストーク成分の瞬時周波数dφn/dtとの差との積
に比例する。またその位相は再生RF信号の位相
θnとRFクロストークの位相φnとの差で決定され
ることがわかる。 当該(4)式で示される復調されたビデオクロスト
ーク成分によつて再生画面上に発生するビート縞
模様が、視覚的に目立たないためには次の条件が
必要となる。すなわち、隣接ライン(走査線)間
に生じている両ビート成分の瞬時周波数が共に等
しくかつビート成分の初期位相が隣接ライン毎に
反転していることが必要である。かゝる条件に合
致したビート成分の状態波形が第3図に示されて
おり、これにより視覚的には隣接ライン間の相互
作用によつてビート成分が打消されることになつ
て画質の劣化は生じないことになる。 こゝで、第1図に示す如き関係にて隣接トラツ
クが記録されたCLV記録デイスクの場合につい
て上記(4)式をもとにビート成分の周波数及び位相
を考える。まず、ビート成分の瞬時周波数は(4)式
の位相項を微分すればよいから、 dθn/dt−dφn/dt=Ωn−ωn ……(5) となる。尚、ωnは隣接トラツクからのRFクロス
トーク成分の瞬時周波数である。第nラインに続
く第n+1ラインにおけるビート成分の瞬時周波
数は同様にして、 dθn+1/dt−dφn+1/dt=Ωn+1−ωn+1 ……(6) となるが、記録されている映像信号のライン相関
性すなわち連続するライン間では類似した情報が
含まれているという性質によつて Ωn(t)≒Ωn+1(t)ωn(t)≒ωn+1(t)…
…(7) となるから、(5)式と(6)式は共に略等しくなつてビ
ートの瞬時周波数は隣接ラインnとn+1との間
で略等しいといえる。 次に、ビートの初期位相につき考えるにこの初
期位相は(4)式の位相項にt=oを代入すればよ
く、n+1ラインにおいてはθn+1(o)−φn+1
(o)となるが(1)式より、 θn+1(o)=0 THΩn(t)dt+θn(o)……(8
) であるから、n+1ラインのビート初期位相は、 θn+1(o)−φn+1(o)={0 THΩn(t)dt+
θn
(o)}−{0 THωn(t)dt+φn(o)} ={θn(o)−φn(o)}+{0 THΩn(t)dt
−0 TH
ωn(t)dt} ……(9) となる。(9)式においてθn+1(o)−φn+1(o)はn
+1ラインのビート初期位相を示しこれをAと
し、またθn(o)−φn(o)はnラインのビート初
期位相を示しこれをBとすると、隣接ラインnと
n+1とのビート初期位相差A−Bは、 A−B=0 THΩn(t)dt−0 THωn(t)dt
……(10) となることが判る。(10)式の0 THΩn(t)dtなる項
はnラインにおける1H間の記録RF信号の累積位
相量を表わしており、映像信号にあつてはこの積
分値はライン間で急激に変動することはないが、
再生画の垂直方向においてはライン毎に少しづつ
変化している。よつて、Ωn(t)とωn(t)との
間には相関性はなくライン間ビート初期位相差A
−Bを示す(10)式は一定値をとり得ず画像内容によ
り変動することになる。従つて、ビート成分の視
覚的減少の1条件である|A−B|が(2m+1)
πとなる条件(mは0を含む正の整数)を満足し
ないことになる。 こゝで、1H間の累積位相は0 THΩn(t)dtによ
り求められるが、位相は2πを周期とする関数で
あるから、 0 THΩn(t)dt=2k1π+n ……(11) と表わされる。こゝに、k1は0を含む正の整数で
あり、nは0≦n<2πの範囲の値であつて累積
位相から2k1πだけ引いた残余位相を示す。同様
にRFクロストーク成分に対しても残余位相を
n′(0≦n′<2π)とすれば、 0 THωn(t)dt=2k2π+n′ ……(12) となる。k2は0を含む正の整数である。従つて、
ビート成分の相隣るライン間位相差A−Bは、 A−B=0 THΩn(t)dt−0 THωn(t)dt =2mπ+(n−n′) ……(13) となる。mはk1−k2であつて0を含む正又は負の
整数である。このn−n′なる位相差の絶対値が
必なずπなる値を有するように制御できれば、上
述したビート成分の視覚的減少条件である|A−
B|が(2m+1)πを満足し得ることになるこ
とがわかる。そのための1例として、記録デイス
クの所定1回転の間各1水平走査期間毎にnを
一定値α(0を含む定数)に設定し、それに続く
次の1回転の間各1水平走査期間毎にn′を一定
値α+π又はα−πに設定してかゝる位相制御を
繰返し記録すれば良いことになる。 1水平走査期間の記録RF信号の累積位相n
(n′)を制御する方法につき述べる。映像信号を
記録デイスク等の記録媒体に記録する場合には、
FM変調方式とされるが、このFM変調の際映像
信号のシンクチツプレベル又はブランキングレベ
ルを一定の周波数0にクランプし、映像信号の輝
度レベルに応じて当該一定周波数oからΔだけ
偏移せしめて変調することが行われている。1例
として、ブランキングレベルを一定周波数として
変調する場合につき説明すれば、変調器の変調出
力角周波数Ωn(t)は、 Ωn(t)=cvo(t)+Ωo ……(14) と表わされる。ここにcは変調感度(Hz/v)
であり、vo(t)はブランキングレベルを基準と
した輝度レベル(v)であり、Ωoはブランキン
グレベルの角周波数であつて2πoである。従つ
て、1H間のRF信号累積位相は、 0 THΩn(t)dt=c0 THvo(t)dt+ΩoTH
……(15) となる。c及びΩoTHは既知の定数であるから、
累積位相を求めるには、0 THvo(t)dtを求めれ
ば良いことになる。こうして求められた累積位相
から2k1πを引いた残余位相nに応じて記録RF
信号の累積位相をα,α±πに補正制御するわけ
であるが、当該nの値は1H積分しないと求めら
れないから、補正する信号は少くとも1Hの遅延
時間を経過した信号に対して補正が行われる。 この補正には2つの方法が考えられ、1つはシ
ンクチツプレベル角周波数又はペデスタルレベル
角周波数Ωo=2πoをΔΩoだけ変動させて、結果
的に(15)式で示される累積位相をα又はα±π
とする方法、他の1つはブランキング区間を除い
た映像信号区間のセツトアツプレベルをΔvだけ
変動させて累積位相をα又はα±πとする方法で
ある。 かゝる補正方法については、隣接する記録トラ
ツクについても全く同様に適用されることは明白
である。 叙上のことから本発明による映像情報記録方式
は、所定記録トラツク区間における各1水平走査
期間の記録RF信号の累積位相(2k1π+n)と、
この記録トラツク区間に隣接する記録トラツク区
間における各1水平走査期間の記録RF信号の累
積位相(2k2π+n′)との差の絶対値|A−B|
が(2m+1)πとなるように映像情報を記録し
てなることを特徴としている。 更に具体的に述べれば、所定記録トラツク区間
において各1水平走査期間の記録RF信号の累積
位相から2k1πだけそれぞれ引いた残余位相nを
所定値αに固定して記録し、隣接記録トラツク区
間においては各1水平走査期間の当該累積位相か
ら2k2πだけそれぞれ引いた残余位相n′をα±π
に固定して記録してなることを特徴としている。 以下、本発明の実施例につき図面を用いて説明
する。 第4図は本発明の一実施例の回路ブロツク図で
あり、被記録映像信号はA/D(アナログ・デイ
ジタル)変換器1に入力される。サンプリング周
波数は例えば4sc(scはカラーサブキヤリヤ周波
数)に選定され、各サンプル値が8ビツト並列デ
ータに変換される。このA/D変換出力を1H期
間(910サンプルに相当)累積すれば、その値は
0 THvo(t)dtに対応した値となるから1H間の記
録RF信号の累積位相2k1π+nに比例している
ことになる。従つて、この0 THvo(t)dtの積算
のために8ビツト並列加算器2及びラツチ回路3
が設けられており、加算出力がラツチ回路3へ記
憶されこのラツチ出力とA/D変換出力とが加算
器2にて加算される。このラツチ回路3のラツチ
タイミング周波数を4scに選定してA/D変換器
1のサンプリングタイミングと同期するようにし
ている。 こゝでラツチ回路3のすべてのビツトが“1”
になつてときが2π位相に相当するようにしてお
けば、2π位相毎にラツチ回路3は0に戻る。従
つて、このラツチ回路3のラツチ出力を、次段の
ラツチ回路4においてタイミング周波数H(水平
同期信号周波数)をもつてラツチすれば、このラ
ツチされた値が、(15)式の0 THΩn(t)dtから
2k1πだけ差引いた残余位相nを示すことにな
る。この値nをもつて映像信号のシンクチツプ
レベルを変動させるものである。 A/D変換器1への映像入力信号は、A/D変
換出力のLSB(最低位ビツト)がシンクチツプレ
ベルとなるようにクランプされたものが用いられ
る。このA/D変換出力は先の加算器2へ入力さ
れると共に1H遅延器5を介してD/A変換器6
へ印加される。このD/A変換器6の出力はカツ
プリングコンデンサ7を介してバツフア8へ印加
され、その出力がFM変調器9の入力となる。 先のラツチ回路4の出力は、位相補正器10に
おいてトグルフリツプフロツプ(T−FF)11
の出力状態に応じて補正制御される。このフリツ
プフロツプ11は、記録デイスク1回転毎に1個
のパルスを発生する図示せぬパルス発生出力によ
りセツトリセツトされる。よつて、デイスク1回
転毎にフリツプフロツプ11の出力は低レベル及
び高レベルを交互にくり返すことになる。位相補
正器10の出力には、補正後の絶対値信号とその
極性を示す信号とが得られ、D/A変換器12に
よりアナログ電圧とされる。このアナログ電圧は
加算器13において基準電圧VRと加算され、シ
ンクチツプクランプスイツチ14を介してバツフ
ア8の入力をシンクチツプクランプする。 無入力の場合には、A/D変換器1の出力及び
D/A変換器6の出力は共に零となつており、こ
の時のFM変調器9への入力レベルはシンクチツ
プレベルVRとなり、よつてFM−RF信号の周波
数はシンクチツプ周波数syとなる。この周波数
を例えばHの整数倍(k)となるように選んでお
けば、FM変調出力は 0 THsydt=sy・TH=2kπ ……(16) となり、2πの整数倍となつている。 映像信号が入力されると、D/A変換器6の出
力には1H遅延された出力が得られる。一方、ラ
ツチ回路4の出力にはnに相当するデイジタル
信号N(2進数)が得られる。この信号Nの値に
よりシンクチツプクランプレベルを制御して映像
信号の輝度レベルをコントロールし、FM−RF
信号の1H累積位相の残余位相nを0又はπ(α
=0とする)に制御するわけであるが、その補正
制御について以下に説明する。 2kπに相当する2進デイジタル値をNoとすれ
ば、ラツチ回路4の出力NのMSB(最高位ビツ
ト)が“0”の場合にはN<No/2であり、
“1”の場合にはN≧No/2であるから、出力N
のMSBの判定によつてNに相当する位相nがπ
を越えているか否かが判ることになる。nのπ
を基準とした大小により補正法が以下のように異
なる。例えば、位相の最終補正値をπとし、出力
NのMSBが“1”の場合を考えれば、n−(n
−π)とすれば位相の最終補正値がπとなるか
ら、補正のために加える信号は−(n−π)であ
る。これをデイジタル値で表わせば、nがN、
πがNo/2に相当することから−(N−No/2)
となり、位相補正器10では|N−No/2|な
る絶対値出力と負極性出力とが演算導出される。
また、位相の最終補正値をπとし、出力Nの
MSBが“0”の場合を考えれば、n+(π−n)
とすれば位相がπに補正されるから、π−nす
なわち+(No/2−N)が補正のために加える信
号となる。同様にして位相補正器10における演
算処理出力は表の如くなる。
【表】
従つて、記録デイスク1回転毎に発生されるパ
ルスによりフリツプフロツプ11をトリガしてそ
の出力を1回転毎に高低の各レベルに交互に切換
えて、補正器10を上記表のように動作制御させ
ることができる。例えば、フリツプフロツプ出力
が低レベルの時には、位相の最終補正値が一定値
0となるようにし、また高レベルの時には、一定
値πとなるようにすれば良い。この補正器10に
よる演算出力がD/A変換されてシンクチツプク
ランプレベルを変動させるように動作するもので
ある。よつて、記録デイスクの1回転毎にすなわ
ち1円周に相当する記録トラツク間毎に記録RF
信号のnが0とπとなるように交互に補正され
て記録される。その結果、再生信号のクロストー
クによるビート成分は、第3図の様に周波数同一
で隣接ライン間において位相反転することにな
り、視覚的にビート成分の打消しが可能となる。
このことは、ビート成分が映像信号周波数に対し
ていわゆるインターリーブの関係になつているこ
とを意味する。従つて、再生機では、いわゆるく
し形フイルタを用いて映像信号中のビート成分を
除去することができるので、尚一層のクロストー
ク軽減が可能となる。 こうして記録された記録デイスクの再生信号は
輝度レベルが変動していることになるが、再生側
では必らずシンクチツプクランプ等がなされるの
で、当該輝度レベル変動はなくなり問題とはなら
ない。 本例の如く、映像信号のシンクチツプのクラン
プレベルを変動させて位相を補正する代りに、画
像信号のセツトアツプレベルを変動させて補正す
ることも考えられる。第5図はかゝる制御態様の
一部を示す図であり、第4図と同等部分は同一符
号により示されている。バツフア8の入力段にお
けるシンクチツプクランプのためのクランプ電圧
VRは一定に固定されており、第4図のD/A変
換器6の出力とD/A変換器12の出力とを加算
する加算器15を第5図のように設け、この加算
出力をバツフア8への入力としている。D/A変
換器12の出力はブランキングパルスによりオン
オフされるスイツチ16を介して加算器15の1
入力となつている。 第6図にビデオ信号とブランキングパルスとの
関係が示されており、このブランキングパルスの
高レベルの間スイツチ16をオンとして映像信号
の輝度レベルをD/A変換器12の出力により変
動させて位相の補正制御を行うようにしている。 本例による記録媒体の再生信号は画像信号のセ
ツトアツプレベルが変動していることになるが、
特に記録デイスクにおいてはFM−RF信号のキ
ヤリヤ周波数が略8MHzと高いので再生時の復調
信号のセツトアツプレベル変動は極めて少なくよ
つて視覚的には支障はない。 上記の各実施例では、記録デイスク1回転毎に
記録RF信号の1H毎の累積位相の残余成分nを
0又はπに補正制御するようにしているが、1/
M回転(Mは自然数)毎に制御しても同様であ
り、また0又はπに限定されることなくα又はα
±πとしてもよい。更には、1の記録トラツク区
間の1H毎のn成分をα±π/2(αは0を含む
定数)に制御し、それと隣接するトラツク区間の
1H毎のn成分をα〓π/2に制御しても良く、
要は隣接トラツク間のn同士の差がπとなれば
よいものである。画像の相関性が極めて大なる場
合には1H遅延器5を省略して1H前のラインから
得たn相当値Nを用いて次のラインのnを制御
してもよいものである。 このように、本発明によれば記録側のみでクロ
ストーク軽減対策が可能であるから、再生側では
何等クロストーク除去回路を付加する必要がな
く、装置の小型化及び低価格化が可能となる。
ルスによりフリツプフロツプ11をトリガしてそ
の出力を1回転毎に高低の各レベルに交互に切換
えて、補正器10を上記表のように動作制御させ
ることができる。例えば、フリツプフロツプ出力
が低レベルの時には、位相の最終補正値が一定値
0となるようにし、また高レベルの時には、一定
値πとなるようにすれば良い。この補正器10に
よる演算出力がD/A変換されてシンクチツプク
ランプレベルを変動させるように動作するもので
ある。よつて、記録デイスクの1回転毎にすなわ
ち1円周に相当する記録トラツク間毎に記録RF
信号のnが0とπとなるように交互に補正され
て記録される。その結果、再生信号のクロストー
クによるビート成分は、第3図の様に周波数同一
で隣接ライン間において位相反転することにな
り、視覚的にビート成分の打消しが可能となる。
このことは、ビート成分が映像信号周波数に対し
ていわゆるインターリーブの関係になつているこ
とを意味する。従つて、再生機では、いわゆるく
し形フイルタを用いて映像信号中のビート成分を
除去することができるので、尚一層のクロストー
ク軽減が可能となる。 こうして記録された記録デイスクの再生信号は
輝度レベルが変動していることになるが、再生側
では必らずシンクチツプクランプ等がなされるの
で、当該輝度レベル変動はなくなり問題とはなら
ない。 本例の如く、映像信号のシンクチツプのクラン
プレベルを変動させて位相を補正する代りに、画
像信号のセツトアツプレベルを変動させて補正す
ることも考えられる。第5図はかゝる制御態様の
一部を示す図であり、第4図と同等部分は同一符
号により示されている。バツフア8の入力段にお
けるシンクチツプクランプのためのクランプ電圧
VRは一定に固定されており、第4図のD/A変
換器6の出力とD/A変換器12の出力とを加算
する加算器15を第5図のように設け、この加算
出力をバツフア8への入力としている。D/A変
換器12の出力はブランキングパルスによりオン
オフされるスイツチ16を介して加算器15の1
入力となつている。 第6図にビデオ信号とブランキングパルスとの
関係が示されており、このブランキングパルスの
高レベルの間スイツチ16をオンとして映像信号
の輝度レベルをD/A変換器12の出力により変
動させて位相の補正制御を行うようにしている。 本例による記録媒体の再生信号は画像信号のセ
ツトアツプレベルが変動していることになるが、
特に記録デイスクにおいてはFM−RF信号のキ
ヤリヤ周波数が略8MHzと高いので再生時の復調
信号のセツトアツプレベル変動は極めて少なくよ
つて視覚的には支障はない。 上記の各実施例では、記録デイスク1回転毎に
記録RF信号の1H毎の累積位相の残余成分nを
0又はπに補正制御するようにしているが、1/
M回転(Mは自然数)毎に制御しても同様であ
り、また0又はπに限定されることなくα又はα
±πとしてもよい。更には、1の記録トラツク区
間の1H毎のn成分をα±π/2(αは0を含む
定数)に制御し、それと隣接するトラツク区間の
1H毎のn成分をα〓π/2に制御しても良く、
要は隣接トラツク間のn同士の差がπとなれば
よいものである。画像の相関性が極めて大なる場
合には1H遅延器5を省略して1H前のラインから
得たn相当値Nを用いて次のラインのnを制御
してもよいものである。 このように、本発明によれば記録側のみでクロ
ストーク軽減対策が可能であるから、再生側では
何等クロストーク除去回路を付加する必要がな
く、装置の小型化及び低価格化が可能となる。
第1図は再生トラツクとその隣接トラツクとの
間の被記録映像信号波形の関係を示す図、第2図
は再生RF信号とRFクロストーク成分とのベクト
ル表示による関係図、第3図は復調されたビート
成分の隣接ライン間における波形を示しインター
リーブの関係にある場合の図、第4図及び第5図
は本発明の実施例のブロツク図、第6図は第5図
のブロツクの動作を示す波形図である。
間の被記録映像信号波形の関係を示す図、第2図
は再生RF信号とRFクロストーク成分とのベクト
ル表示による関係図、第3図は復調されたビート
成分の隣接ライン間における波形を示しインター
リーブの関係にある場合の図、第4図及び第5図
は本発明の実施例のブロツク図、第6図は第5図
のブロツクの動作を示す波形図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定記録トラツク区間における各1水平走査
期間の記録RF信号の累積位相と、前記所定記録
トラツク区間と隣接する記録トラツク区間におけ
る各1水平走査期間の記録RF信号の累積位相と
の差の絶対値が(2m+1)π(mは0を含む正の
整数)となるように映像情報を記録するようにし
たことを特徴とする映像情報記録方式。 2 前記所定記録トラツク区間において各1水平
走査期間の記録RF信号の累積位相から2k1π(k1
は0を含む正の整数)だけそれぞれ引いた残余位
相を所定値α(αは0を含む定数)に固定して記
録し、前記隣接する記録トラツク区間において各
1水平走査期間の記録RF信号の累積位相から2k2
π(k2は0を含む正の整数)だけそれぞれ引いた
残余位相をα±πに固定して記録するようにした
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の記
録方式。 3 被記録映像信号を1水平走査期間毎に積分し
てこの積分出力に応じて前記映像信号の輝度レベ
ルを制御し、このレベル制御された映像信号の
FM−RF信号の前記残余位相をα及びα±πに
それぞれ設定して記録するようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第2項記載の記録方式。 4 映像信号を記録媒体へ記録する記録装置であ
つて、前記映像信号の各1水平走査期間における
記録RF信号の累積位相を生成する累積位相生成
手段と、前記累積位相生成手段からの出力の内所
定記録トラツク区間における累積位相と前記所定
記録トラツク区間に隣接する記録トラツク区間に
おける累積位相との差の絶対値が(2m+1)π
(mは0を含む正の整数)となるように前記映像
信号に対して位相補正を行ない前記記録媒体への
記録用信号を生成する位相補正手段とを有するこ
とを特徴とする記録装置。 5 前記所定記録トラツク区間において各1水平
走査期間の記録RF信号の累積位相から2k1πだけ
それぞれ引いた残余位相を所定値α(αは0を含
む定数)に固定して記録し、前記隣接記録トラツ
ク区間において各1水平走査期間の記録RF信号
の累積位相から2k2π(k2は0を含む正の整数)だ
けそれぞれ引いた残余位相をα±πに固定して記
録するようにしたことを特徴とする特許請求の範
囲第4項記載の記録装置。 6 前記映像信号を1水平走査期間毎に積分して
この積分出力に応じて前記映像信号の輝度レベル
を制御するレベル制御手段と、このレベル制御手
段の出力をFM−RF信号に変換する変調手段と
を有し、前記レベル制御手段によるレベル制御に
よつて前記FM−RF信号の前記残余位相をα、
α±πにそれぞれ制御するようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第5項記載の記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57074222A JPS58191584A (ja) | 1982-05-01 | 1982-05-01 | 映像情報の記録方式及び記録装置 |
| GB08311572A GB2120897B (en) | 1982-05-01 | 1983-04-28 | Method and system for recording video information |
| DE3315680A DE3315680C2 (de) | 1982-05-01 | 1983-04-29 | Verfahren und Vorrichtung zum Aufzeichnen eines mit einem Videosignal frequenzmodulierten Trägersignals |
| US06/906,626 US4698697A (en) | 1982-05-01 | 1986-09-10 | Method and system for recording video information with a phase control operation by which a phase value of a recording RF signal of each 1H period is desirably adjusted |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57074222A JPS58191584A (ja) | 1982-05-01 | 1982-05-01 | 映像情報の記録方式及び記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58191584A JPS58191584A (ja) | 1983-11-08 |
| JPH0461553B2 true JPH0461553B2 (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=13540939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57074222A Granted JPS58191584A (ja) | 1982-05-01 | 1982-05-01 | 映像情報の記録方式及び記録装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4698697A (ja) |
| JP (1) | JPS58191584A (ja) |
| DE (1) | DE3315680C2 (ja) |
| GB (1) | GB2120897B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2655682B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1997-09-24 | 株式会社日立製作所 | 光磁気情報記録再生装置 |
| US5031041A (en) * | 1989-04-20 | 1991-07-09 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Digital detector/filter for synchronizing signals |
| DE4114656A1 (de) * | 1991-05-06 | 1992-11-12 | Nokia Deutschland Gmbh | Videorecorder mit einem leuchtdichteuebertragungskanal |
| EP2157413A4 (en) | 2007-06-08 | 2013-06-26 | Panasonic Corp | INFRARED DETECTOR |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3888385A (en) * | 1972-03-13 | 1975-06-10 | Dart Ind Inc | Vertical synchronization time base error corrector |
| GB1506087A (en) * | 1975-10-17 | 1978-04-05 | Victor Company Of Japan | Colour video signal recording and/or reproducing system |
| JPS5857035B2 (ja) * | 1976-03-01 | 1983-12-17 | ソニー株式会社 | カラ−映像信号の記録装置 |
| US4203138A (en) * | 1978-07-14 | 1980-05-13 | Elenbaas William J | Video signal recording system with delayed vertical sync |
| JPS592228B2 (ja) * | 1978-12-14 | 1984-01-17 | 松下電器産業株式会社 | テレビジョン信号の雑音除去方式 |
| US4456927A (en) * | 1981-12-02 | 1984-06-26 | Vidicraft, Inc. | Video circuitry |
-
1982
- 1982-05-01 JP JP57074222A patent/JPS58191584A/ja active Granted
-
1983
- 1983-04-28 GB GB08311572A patent/GB2120897B/en not_active Expired
- 1983-04-29 DE DE3315680A patent/DE3315680C2/de not_active Expired
-
1986
- 1986-09-10 US US06/906,626 patent/US4698697A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3315680A1 (de) | 1983-11-10 |
| JPS58191584A (ja) | 1983-11-08 |
| DE3315680C2 (de) | 1986-01-16 |
| GB8311572D0 (en) | 1983-06-02 |
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