JPH0461985B2 - - Google Patents

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JPH0461985B2
JPH0461985B2 JP62182077A JP18207787A JPH0461985B2 JP H0461985 B2 JPH0461985 B2 JP H0461985B2 JP 62182077 A JP62182077 A JP 62182077A JP 18207787 A JP18207787 A JP 18207787A JP H0461985 B2 JPH0461985 B2 JP H0461985B2
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cover
fiber material
inner cylinder
cylinder
tube
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Hisanori Hashimoto
Morio Tamura
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Arisawa Mfg Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Arisawa Mfg Co Ltd
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば油圧シリンダや空圧シリンダ
等のチユーブ、液化ガスや圧縮ガス用容器等とし
て好適に用いられる複合材料製圧力容器に関し、
特に、繊維強化樹脂材料を用いて耐圧性能等を大
幅に高めることができるようにした複合材料製圧
力容器に関する。
〔従来技術〕
第9図および第10図に従来技術の複合材料製
圧力容器として油圧シリンダ用チユーブを示す。
第9図において、1は繊維強化樹脂材料(複合
材料)によつて円筒状に形成されたチユーブ本体
を示し、該チユーブ本体1は樹脂を含浸させた繊
維材料を長尺な円柱状の型材(図示せず)に巻回
して熱硬化させた後、該型材を引抜くことによつ
て成形されている。そして、該チユーブ本体1の
軸方向端部内周にはリング溝1Aが溝加工され、
該リング溝1A内には略C字形状の止め輪2が装
着されるようになつている。3はチユーブ本体1
の軸方向端部を施蓋したカバーを示し、該カバー
3は金属材料等によつて厚肉円板状に形成され、
チユーブ本体1の軸方向端部内周側に嵌合されて
いる。そして、該カバー3の中央部には油液の給
排口3Aが穿設され、該給排口3Aは外部からの
圧油をチユーブ本体1内に給排するようになつて
いる。また、該カバー3の外周側にはOリング4
が装着され、チユーブ本体1内の圧油が外部に漏
洩するのを防止している。
かくして、このように構成された油圧シリンダ
用チユーブでは、チユーブ本体1の軸方向端部に
カバー3を嵌合した後、リング溝1A内に止め輪
2を装着し、該止め輪2の内周側をカバー3の端
面に係止させることによつて、該カバー3の抜止
めを行い、該カバー3に作用する内圧をチユーブ
本体1のリング溝1Aに装着された止め輪2で受
承するようになつている。
次に第10図において、11は前記チユーブ本
体1と同様に形成された他のチユーブ本体を示
し、該チユーブ本体11の軸方向端部外周側には
おねじ11Aが形成され、該おねじ11Aにはカ
バー12が螺着されている。ここで、該カバー1
2は金属材料等により有底円筒状に形成され、筒
部12Aの内周側にはおねじ11Aと螺合するめ
ねじ12Bが形成されている。また、該カバー1
2の底部中央には油液の給排口12Cが穿設さ
れ、該給排口12Cは外部からの圧油をチユーブ
本体11内に給排するようになつている。そし
て、該カバー12の底部とチユーブ本体11の軸
方向端面との間にはOリング13が装着され、該
カバー12に作用する内圧はおねじ11Aとめね
じ12Bとの間で受承されるようになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然るに、上述した各従来技術では下記のような
欠点がある。
まず、第9図に示す従来技術では、繊維強化樹
脂材料からなるチユーブ本体1の軸方向端部内周
に溝加工を施して、リング溝1Aを形成している
から、チユーブ本体1の素材である繊維材料がリ
ング溝1Aの部位で切断されてしまい、繊維材料
が本来有している強度を大幅に低下させる上に、
繊維材料の巻回層間にリング溝1Aの周囲から層
間剥離が生じ易く、信頼性を損なうという欠点が
ある。
また、第10図に示す他の従来技術では、チユ
ーブ本体11の軸方向端部外周側におねじ11A
をねじ加工により形成しているから、該おねじ1
1Aの部位でも繊維材料が切断されてしまい、強
度が低下する上に、層間剥離が生じ易くなり、同
様に信頼性を損なうという欠点がある。
このため、上記各従来技術では、チユーブ本体
1,11自体の強度が低下するばかりでなく、内
圧が高くなるとリング溝1Aやおねじ11Aが破
損されて、カバー3,12が脱落してしまい、耐
圧性能等を高めることができないという欠点があ
る。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、本発明は繊維材料の強度を十分に活か
して、耐圧性能等を大幅に高めることができるよ
うにした複合材料製圧力容器を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために本発明は、内
筒と、該内筒の軸方向端部に嵌合され、該内筒の
軸方向端部を閉塞したカバーと、該カバーの外周
側に複数個設けられ、繊維材料を引掛けて案内す
る引掛け部と、樹脂を含浸させた繊維材料を前記
内筒の外周面から前記カバーの外周面に亘り、該
各引掛け部に引掛けて巻返しつつ、巻回すること
により形成された外筒とからなる構成を採用して
いる。
また、前記カバーは、大径部および小径部と、
該大径部、小径部間に位置する中間段部とを有
し、該中間段部には前記引掛け部を設け、前記小
径部を内筒の軸方向端部に嵌合してなる構成とす
るのが好ましい。
ここで、前記繊維材料には、炭素繊維、ガラス
繊維、アラミド繊維、アルミナ繊維、炭化ケイ素
繊維等が用いられ、該繊維材料に含浸させる樹脂
には、熱硬化性と接着性を有するエポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂等が用いられ
る。そして、前記繊維材料の巻回方法としては、
糸状繊維材料を用いるフイラメントワインデイン
グ法、テープ状繊維材料を用いるテープワインデ
イング法、織物状繊維材料を用いるハンドレイア
ツプ法等が挙げられる。
〔作 用〕
カバーの外周側に繊維材料を引掛けて案内する
複数個の引掛け部を設け、樹脂を含浸させた繊維
材料を内筒の外周面からカバーの外周面に亘り巻
回して外筒を形成するときに、該繊維材料を各引
掛け部に引掛けて巻返すようにしたから、繊維材
料を内筒の外周側等にスムーズに巻回して外筒を
形成できる上に、該繊維材料が途中で切断された
りするのを確実に防止でき、該繊維材料の強度を
十分に活かしてカバーを内筒および外筒に強固に
一体化できる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を第1図ないし第8図に
基づき、複合材料製圧力容器として油圧シリンダ
用チユーブを例に挙げて説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を
示している。
図において、21は繊維強化樹脂材料によつて
形成され、当該チユーブの内周側を構成するよう
になつた内筒を示し、該内筒21は後述の外筒2
5と同様に樹脂を含浸させた糸状の繊維材料をフ
イラメントワインデイング法等の手法を用いて一
定の巻角、例えば中心軸O−Oに対して90度に近
い、40度〜85度程度の巻角をもつて所定の厚さに
なるまで交差巻付けした一層以上の巻回層により
長尺の円筒状に形成されている。
22は内筒21を施蓋すべく、該内筒21の軸
方向端部に嵌合されたカバーを示し、該カバー2
2はアルミニウム等の非鉄系金属材料、ステンレ
ス鋼等の鉄系金属材料または短繊維で強化した樹
脂材料等の非金属材料等によつて有底筒状に形成
され、シリンダカバーを構成するようになつてい
る。ここで、該カバー22は軸方向一端側の大径
部22Aと、他端側の小径部22Bと、該小径部
22B、大径部22A間に位置し、大径部22A
よりも小径で、小径部22Bよりも大径に形成さ
れた中間段部22Cと、小径部22Bの端面から
大径部22Aの途中まで軸方向に延びた有底穴2
2Dと、該有底穴22Dと連通するように大径部
22Aに径方向に穿設された油液の給排口22E
とからなり、該給排口22Eから外部の圧油が給
排されるようになつている。
また、該カバー22の中間段部22Cは環状の
凸部22C1と、該凸部22C1と大径部22Aと
の間に形成された環状の凹部22C2とからなり、
凸部22C1の外周側には後述の各小孔23が形
成されている。そして、該カバー22の小径部2
2Bは内筒21の軸方向端部内周に嵌合され、該
内筒21の軸方向端面21A等は接着剤を用いて
中間段部22Cの端面等に接合固着されている。
また、小径部22Bの外周側には環状溝22B1
が形成され、該環状溝22B1内には後述のOリ
ング27がバツクアツプリング28と共に装着さ
れている。
23,23,…はカバー22の中間段部22C
に形成されたピン嵌合孔としての小孔を示し、該
各小孔23は中間段部22Cの凸部22C1に径
方向内向きに有底孔として形成され、その直径は
2〜4mm程度、深さは3〜8mm程度となつてい
る。そして、該各小孔23は凸部22C1の周方
向に、例えば4〜10mm程度の所定間隔をもつて形
成されている。24,24,…は該各小孔23内
に嵌着され、打込みまたは接着等の手段を用いて
固着されたピンを示し、該各ピン24は金属材
料、非金属材料の高強度部材、例えば繊維強化樹
脂材料の一方向引抜き材またはセラミツク材等に
よつて形成され、その先端側は凸部22C1の外
周面から径方向に所定寸法、例えば15〜25mm程度
突出するようにする。そして、該各ピン24の突
出側は後述の繊維材料26を第2図中に示す如く
引掛けて巻返すように案内するための引掛け部を
構成するようになつている。
25は樹脂を含浸させた糸状の繊維材料26を
内筒21の外周面からカバー22の中間段部22
C外周面等に亘つて全面に巻回することにより形
成された外筒を示し、該外筒25は前記繊維材料
26をフイラメントワインデイング法等の手段を
用いて、中心軸O−Oに対して零度に近い一定の
巻角、例えば巻角θ=5〜30度となるように、所
定の厚さになるまで張力をかけた状態で交差巻付
けした一層以上の巻回層により略円筒状に形成さ
れている。そして、該繊維材料26はこの交差巻
付け時に第2図,第3図中に示す如く、例えば1
本又は複数本のピン24の突出側には引掛けて巻
返され、外筒25の軸方向端部に巻返し部25A
を形成しており、該巻返し部25Aによつてカバ
ー22は内筒21および外筒25の軸方向端部に
強固に一体化されている。また、該巻返し部25
Aを形成する繊維材料26はその下層側で中間段
部22Cの凹部22C2側を埋めるように、該凹
部22C2の外周側に巻回されている。上記ピン
24に繊維材料26を前述のように巻回した後、
該ピン24は繊維材料26を積層した厚さ(例え
ば、2mmないし5mm)より突出した部分をカツト
する。
ここで、前記繊維材料26は炭素繊維、ガラス
繊維、アラミド繊維、アルミナ繊維、または炭化
ケイ素繊維等が用いられ、該繊維材料26に含浸
させる樹脂には熱硬化性と接着性を有するエポキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂等が
用いられる。なお、内筒21の素材についても同
様のものを用いればよい。また、内筒21の軸方
向端側にはロツドカバー(図示せず)等が設けら
れ、このロツドカバーにも繊維材料26を引掛け
て巻かえすために各ピン24と同様のものが設け
られている。そして、樹脂を含浸させた糸状の繊
維材料26からなる外筒25は内筒21の軸方向
両端側に設けたロツドカバーおよびカバー22の
中間段部22C外周面等と内筒21の外周面とを
覆い、これらを強固に一体化するようになつてい
る。
さらに、27はバツクアツプリング28と共に
カバー22の環状溝22B1内に装着されたOリ
ングを示し、該各Oリング27はカバー22の小
径部22Bを内筒21の軸方向端部内に嵌合する
に先立つて、環状溝22B1内にバツクアツプリ
ング28と共に装着される。そして、該Oリング
27は内筒21の軸方向端部内周面とカバー22
の小径部22B外周面との間をシールし、当該チ
ユーブ内の圧油が外部に漏洩するのを防止するよ
うになつている。また、バツクアツプリング28
は薄板状のリング等によつて形成され、カバー2
2の小径部22Bを内筒21内に嵌合するときに
Oリング27が環状溝22B1からはみ出したり
するのを防止するようになつている。
本実施例による油圧シリンダ用チユーブは上述
の如き構成を有するもので、次にその製造方法に
ついて説明する。
まず、当該チユーブの内径に対応する外径を有
し、外周面が所定の表面精度をもつて仕上られた
マンドレル等の型材(図示せず)を用意し、内筒
21を形成すべく、この型材の外周面に引張力を
かけながら、樹脂を含浸させた糸状の繊維材料を
フイラメントワインデイング法を用いて一定の巻
角で所定の厚さになるまで交差巻付けする。この
場合、繊維材料の巻角を中心軸O−Oに対して90
度に近い、例えば40〜85度程度の巻角とすること
により、当該チユーブの内圧に対する耐圧性能を
大幅に高めることができる。そして、この状態で
硬化炉(図示せず)内に入れて、繊維材料に含浸
させた樹脂を熱硬化させ、前記型材を引抜いて内
筒21を成形する。なお、この状態で該内筒21
の外周面に適宜に機械加工等を施すと共に、紙や
すり等で表面を荒くして、外筒25の接着性を高
めると共に、熱ひずみ等を除去するようにしても
よい。
次に、各ピン24が植設された状態のロツドカ
バーおよびカバー22を内筒21の軸方向両端側
に第1図中に例示するように嵌合し、接着剤等で
固着するようにする。
次に、この接着剤が完全に硬化した段階で、内
筒21の両端側に位置するカバー22等の外周面
及び該内筒21の外周面に亘つて、樹脂を含浸さ
せた糸状の繊維材料26をフイラメントワインデ
イング法等の手段を用いて所定の巻角θで巻回
し、外筒25を形成する。このとき、前記繊維材
料26を内筒21の外周面を介して両端側のカバ
ー22等の外周面側へと所定の張力をもつて伸長
させつつ、各ピン24の突出側に引掛けて再び内
筒21の外周面側へと巻返すようにし(第2図,
第3図参照)、カバー22およびロツドカバーを
内筒21に対して強固に一体化するようにする。
また、繊維材料26の巻角θを中心軸O−Oに対
して零度の近い、例えばθ=5〜30度とすること
により、曲げ強度や引張り強度等を大幅に高める
ことができる。
そして、内筒21およびカバー22等の外周面
側に所定の厚さをもつた外筒25を形成した段階
で、これらを硬化炉内に入れ、繊維材料26に含
浸させた樹脂を熱硬化させる。かくして、当該チ
ユーブは所定の内径および外径をもつて成形され
るが、外筒25の外周面にグラインダ等の機械加
工を施せば、当該チユーブの外周面をさらになめ
らかに仕上げることができる。
而して、本実施例によれば、内筒21およびカ
バー22等の外周面側に、樹脂を含浸させた糸状
の繊維材料26を巻回して外筒25を形成すると
きに、該繊維材料26を各ピン24の突出側に引
掛けて巻返すようにしたから、繊維材料26を規
則的にスムーズに巻付けできる上に、該繊維材料
26がもつ強度を十分に活かすことができ、内筒
21とカバー22等とを外筒25によつて強固に
一体化でき、カバー22等が外筒25等から抜け
たりするのを確実に防止することができ、同時に
確実な廻止めも行うことができる。そして、当該
チユーブの強度を事前に計算しておくことが可能
となる。
また、前記繊維材料26を従来技術のように途
中で切断したりすることがなく、該繊維材料26
がもつ強度を十分に活かすことができるから、耐
疲労性や耐衝撃性等を大幅に高めることができ、
信頼性の高い軽量な油圧シリンダ用チユーブを得
ることができる。また、耐圧性能や曲げ強度等を
高めることができ、当該チユーブ全体の肉厚を薄
肉化することが可能となる。
さらに、内筒21とカバー22等とをそれぞれ
異なる材料によつて形成できるから、適宜な材料
を選択することが可能となり、例えば強度の要求
される内筒21には繊維強化樹脂材料を、給排口
22Eの部分等に高い硬度が要求されるカバー2
2等には炭素鋼等を使用でき、限界設計が可能と
なる等、種々の効果を奏することができる。
次に、第4図ないし第7図は本発明の第2の実
施例を示し、本実施例では前記第1の実施例と同
一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
然るに、本実施例の特徴は、カバー31の中間
段部31Cに環状の凸部31C1と凹部31C2
の間に位置して環状の取付溝31C3を周設し、
該取付溝31C3に2分割の引掛け部材32,3
2を径方向から嵌合させて固定するようにしたこ
とにある。
ここで、カバー31は取付溝31C3を除いて
前記第1の実施例で述べたカバー22と同様に形
成され、大径部31A、小径部31B、中間段部
31C、有底穴31Dおよび油液の給排口31E
からなり、小径部31Bには環状溝31B1が、
中間段部31Cには凸部31C1と凹部31C2
設けられている。また、2分割の各引掛け部材3
2は第6図中に示す如く、カバー31の取付溝3
1C3内に嵌合すべくそれぞれ半円形のリング状
に形成され、その外周面が凹部31C2の外周面
とほぼ同一面上に配置されるようになつた嵌合部
32Aと、該嵌合部32Aの外周側から径方向に
突設され、周方向にそれぞれ所定間隔をもつて形
成された引掛け部としての突起32B,32B,
…とからなり、該各突起32Bの横断面形状は第
7図に示す如く正方形または長方形状に形成され
ている。
そして、該各引掛け部材32は嵌合部32Aが
それぞれ径方向から取付溝31C3内に嵌合され、
適宜に接着剤等を用いて固着される。このとき、
各嵌合部32Aは取付溝31C3を単一のリング
の如く取囲むようになり、各突起32Bは前記第
1の実施例と同様に凸部31C1の外周面から径
方向に、例えば15〜25mm程度突出させ、繊維材料
26を巻回した後に積層した厚さで切り取る。な
お、該各引掛け部材32は鋳物またはプレス等を
用いれば簡単に成形できるものである。また、各
突起32Bは前記第1の実施例で述べた各ピン2
4と同様に4〜10mm程度の間隔で設ければよい。
さらに、33は樹脂を含浸させた繊維材料26
を内筒21およびカバー31の中間段部31C外
周面等に巻回することによつて形成された外筒を
示し、該外筒33は第1の実施例で述べた外筒2
5とほぼ同様に形成され、その軸方向両端側には
各引掛け部材32の各突起32B等に繊維材料2
6を引掛けて巻返すことにより形成された巻返し
部33A(一方のみ図示)が設けられている。
かくして、このように構成される本実施例で
も、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得
ることができるが、特に本実施例では、各引掛け
部材32に多数の突起32Bを一体成形したか
ら、各引掛け部材32をカバー31の取付溝31
C3に固定するだけで、多数の各突起32Bを同
時にカバー31に取付けることができ、作業性を
大幅に向上させることができる。
なお、前記第2の実施例では、各引掛け部材3
2の各突起32Bを正方形または長方形状の横断
面形状をもつて形成するものとして述べたが、各
突起32Bの横断面形状はこれに限定されず、例
えば第8図に示す変形例の如く円形状に形成して
もよい。
また、前記各実施例では、引掛け部としてのピ
ン24または引掛け部材32の突起32Bをカバ
ー22または31と別体に形成するものとして述
べたが、これに替えて、カバー22,31に引掛
け部を一体形成してもよいことは勿論である。
さらに、前記各実施例では、内筒21および外
筒25,33をフイラメントワインデイング法等
の手段を用いて形成するものとしたが、これに替
えて、これらをテープワインデイング法、ハンド
レイアツプ法等の手段を用いて形成してもよい。
また、内筒21については、例えばステンレス鋼
等の鉄系材料またはアルミニウム等の非鉄系材料
等からなるパイプ材によつて形成してもよく、或
いは短繊維で強化した樹脂材料等によつて形成し
てもよい。
また、前記各実施例では、油圧シリンダ用のチ
ユーブを例に挙げて説明しが、本発明はこれに限
定されず、例えば空圧シリンダ用のチユーブ、液
化ガスまたは圧縮ガス用容器、或いはピストン
型、ブラダ型アキユムレータ等、種々の圧力容器
に適用できるものである。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明によれば、内筒の軸
方向端部に嵌合したカバーの外周側に複数個の引
掛け部を設け、樹脂を含浸させた繊維材料を該各
引掛け部に引掛けて巻返しつつ前記内筒の外周面
等に巻回することにより、外筒を形成したから、
繊維材料を内筒の外周面等にスムーズに巻回で
き、外筒を効率的に形成できる上に、繊維材料の
強度を十分に活かして、外筒および内筒にカバー
を強固に一体化することができ、耐圧性能等を大
幅に高めることができる。そして、当該圧力容器
の耐疲労性や耐衝撃性等を大幅に高めることがで
き、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を
示し、第1図は油圧シリンダ用チユーブの要部縦
断面図、第2図は第1図の外観説明図、第3図は
第2図中の−矢示方向拡大断面図、第4図な
いし第7図は第2の実施例を示し、第4図はチユ
ーブの要部縦断面図、第5図はカバーを示す半断
面図、第6図は引掛け部材の正面図、第7図は第
6図中の−矢示方向断面図、第8図は突起の
変形例を示す第7図と同様の断面図、第9図は従
来技術を示すチユーブの要部縦断面図、第10図
は他の従来技術を示すチユーブの要部縦断面図で
ある。 21…内筒、22,31…カバー、22A,3
1A…大径部、22B,31B…小径部、22
C,31C…中間段部、23…小孔、24…ピン
(引掛け部)、25,33…外筒、25A,33A
…巻返し部、26…繊維材料、32…引掛け部
材、32B…突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内筒と、該内筒の軸方向端部に嵌合され、該
    内筒の軸方向端部を閉塞したカバーと、該カバー
    の外周側に複数個設けられ、繊維材料を引掛けて
    案内する引掛け部と、樹脂を含浸させた繊維材料
    を前記内筒の外周面から前記カバーの外周面に亘
    り、該各引掛け部に引掛けて巻返しつつ、巻回す
    ることにより形成された外筒とから構成してなる
    複合材料製圧力容器。 2 前記カバーは、大径部および小径部と、該大
    径部、小径部間に位置する中間段部とを有し、該
    中間段部には前記引掛け部を設け、前記小径部を
    内筒の軸方向端部に嵌合してなる特許請求の範囲
    1項記載の複合材料製圧力容器。
JP62182077A 1987-07-21 1987-07-21 Pressure vessel made of composite material Granted JPS6426064A (en)

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JP62182077A JPS6426064A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Pressure vessel made of composite material

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