JPH0462038A - 積層管およびその製造方法 - Google Patents

積層管およびその製造方法

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JPH0462038A
JPH0462038A JP2165937A JP16593790A JPH0462038A JP H0462038 A JPH0462038 A JP H0462038A JP 2165937 A JP2165937 A JP 2165937A JP 16593790 A JP16593790 A JP 16593790A JP H0462038 A JPH0462038 A JP H0462038A
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resin
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tape
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JP2165937A
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Hidetoshi Shigefuji
秀俊 重藤
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は積層管およびその製造方法に係り、特に釣竿、
ゴルフクラブシャフト等に使用される積層管に関する。
〔従来の技術〕 一般に、第18図および第19図に示すようにガラス繊
維、炭素繊維等の高強度高弾性繊維の織布又は繊維引揃
えシートを、樹脂液に含浸して形成したプリプレグシー
トaを芯金に捲回した後、加熱硬化処理して製造した中
空筒すの外周にアモルファス金属テープCを螺旋状に捲
着してなるもの(実開昭60−88727号公報参照)
や、上記中空筒すの中間層へアモルファス金属ワイヤd
を捲着してなるものが知られている。また、金属パイプ
の内周あるいは外周にCFRPの層を設けるようにした
ものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、アモルファス金属テープC及びアモルファス
ワイヤdは、中空筒プリプレグaのエポキシ樹脂との密
着性か悪い為、中空筒すの外周へアモルファス金属テー
プCを捲着したものにおいては、繰り返し曲げ荷重によ
りアモルファス金属テープCが浮き上り、簡単に剥離し
てしまうという問題点がある。
マタ、中空筒すの中間層へアモルファスワイヤdを捲回
してなる後者においては、同ワイヤdの断面が円形であ
る為、捲回時の張力によって補強繊維が切断eされるこ
とがあったり、また繰り返し曲げ荷重により層間剥離f
が発生する恐れがあり、この層間剥離fが進行すると、
層間剥離による空隙gが生じ、著しく座屈強度が低下す
るrj1題点がある。
さらに、金属パイプの内周あるいは外周にCFRPの層
を設ける構造では積層管の薄肉化に限界があり、特に薄
肉とした場合には変形しやすいといった問題点がある。
また、金属パイプとCFRPの層との密着性が悪いとい
った問題点もある。
また、CFRP層に金属箔テープを直接捲回すると、容
易に剥離してしまい、特に、二重螺旋状あるいは綾状に
捲回した場合には簡単に剥離してしまうといった問題点
がある。
さらに、金属細線をCFRPに対して螺旋状あるいは綾
状に捲回すると、CFを切断してしまい、所要の剛性、
強力を得ることができず、しかも容易に剥離してしまう
といった問題点がある。
また、振動減衰性を金属に近づけるため、金属細線の投
入量を増加させると、コストが高くなるといった問題点
もある。
そこで、上記問題点を解消したものとして、アモルファ
ス等の金属箔テープを、炭素、グラス等の高強度高弾性
繊維と織布し、クロステープ状としたものを、繊維補強
プリプレグシートを捲着形成した積層管本体へ捲回し、
加熱硬化処理して製造された積層管が提案されている。
ところが、上述のように製造された積層管においては、
金属箔テープの剥離及び層間剥離に対しても最も安全で
確実であるが、織成工程、ブリプレグ工程が必要である
為、製品コストがアップするといった問題点がある。
本発明は上述のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、衝撃、曲げ荷重に対して密着性が良く、優れた物性
と外観を有する積層管を提供するとともに、上記積層管
を少ない工程で安価に製造することができる積層管の製
造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、樹脂を含浸させた高強度高弾性繊維を積層し
た積層管において、この積層管本体の内層、中間層、外
層の少なくとも1層の少なくとも一部表面に、上記樹脂
と密着性の良い繊維で形成された第二捲回材を外周に螺
旋状あるいは綾状に捲回した第一捲回材を螺旋状あるい
は綾状に捲回したことを特徴とする。
〔作用〕
第一捲回材の外周に第二捲回材を螺旋状あるいは綾状に
捲回する。そして、この第一捲回材を、高強度高弾性繊
維を積層した積層管本体の内層、中間層、外層の少なく
とも1層の全表面あるいは一部表面に螺旋状あるいは綾
状に捲回する。このとき、第二捲回材を形成する繊維を
、高強度高弾性繊維に含浸された樹脂と密着性の良いも
のを使用することにより、剥離等の生じるのを防止する
ことができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説
明する。
第1図は本発明に係る積層管の製造過程の正面図である
。図中符号1は芯金であり、この芯金1の外周にはパラ
フィン系ワックスをトルエンで溶かした液状の離型剤を
塗布、乾燥させた離型剤層2が形成されている。さらに
、この離型剤層2の外表面に、エポキシ樹脂を含浸した
シートプリプレグ3を加圧下で捲回し、三層構造の積層
管本体4を形成する(第2図)。さらに、この積層管本
体4の外周には、第3図に示すように第二捲回材であり
、エポキシ樹脂用のシラン処理を施したゲラファイバー
ヤーン6をピッチP’  (=2mm)で螺旋状に捲回
した第一捲回材であるチタン箔テープ5が第2図に示す
ようにピッチP(=5m)で螺旋状に捲回されている。
なお、このチタン箔テープ5の幅は0.6mmであるた
め、このチタン箔テープ5が積層管本体4を部分的に覆
うといった状態となる(第2図)。さらに、この外周に
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂の塗膜7が施され、積
層管Aが形成される(第4図)。
このようにして得られた積層管Aは、チタン箔テープ5
の外周に捲回されたグラスファイバーヤーン6が成形後
積層管本体4のエポキシ樹脂を吸収して透明になってい
るため、チタン箔テープの金属光沢が螺旋状に鮮明に表
われ、美麗な外観を呈する。
また、グラスファイバーヤーン6は第5図の一部拡大断
面図に示すように、積層管本体4に入り込み、チタン箔
テープ5は積層管本体4に埋まった状態である。
第6図は本発明にかかる第二の実施例の積層管を示した
図である。この実施例においては積層管本体4の外周面
の一部に捲回される第一捲回材であるチタン箔テープ5
を綾状に捲回したものである。そして、この外周に、さ
らに塗膜7を施し、積層管Bが形成される。
第一の実施例および第二の実施例に示すように、第一捲
回材であるチタン箔テープ5の外周にグラスファイバー
ヤーン6を捲回したので、このグラスファイバーヤーン
6を捲回しなかったもの(第7図参照)に比べて、チタ
ン箔テープ5の剥離防止の効果が向上する。具体的には
、このように形成された積層管A、Bを使用したゴルフ
クラブにあっては、1000打後においてもチタン箔テ
ープ5の剥離を確認しなかったのに対して、グラスファ
イバーヤーン6を捲回しなかった積層管にあっては、1
53打後にチタン箔テープ5の剥離が確認された。
第8図及び第9図は第一捲回材の他の実施例を示したも
のである。第8図は炭素黒鉛、ポリアミドアーマイド等
の繊維束9の周面に金属メツキ、金属蒸着処理を施した
グラスファイバーヤーン6を螺旋状に捲回したものであ
る。また、第9図は、チタン、アモルファス、ステンレ
ス、ベリリウムカッパ等の金属ワイヤ10の外周面にグ
ラスファイバーヤーン6を螺旋状に捲回したものである
なお、上記第一および第二の実施例においては第一捲回
材としてチタン箔テープ5を使用したが、チタンに限定
されるものではなく、アモルファス、ステンレス、ベリ
リウムカッパ等の金属箔テープを使用してもよい。
第10図は本発明にかかる第三の実施例の積層管を示し
た図である。この実施例においては、第二捲回材である
グラスファイバーヤーン6を第一捲回材であるチタン箔
テープ5に綾状に捲回したものである。そして、このチ
タン箔テープ5を積層管本体4の外周面の一部に螺旋状
に捲回したものである。そして、この外周に、さらに塗
膜7を施し、積層管Cが形成される。
第11図は、本発明にかかる第四の実施例の積層管を示
した図である。この実施例においては、第二捲回材であ
るグラスファイバーヤーン6を第一捲回材であるチタン
箔テープ5に綾状に捲回したものである。そして、この
チタン箔テープ5を積層管本体4の外周面の一部に綾状
に捲回したものである。そして、この外周にさらに塗膜
7を施し、積層管りが形成される。
第12図及び第13図は第一捲回材の他の実施例を示し
たものである。第12図は炭素、黒鉛、ポリアミドアー
マイド等の繊維束9の局面に金属メツキ、金属蒸着処理
を施したグラスファイバーヤーン6を綾状に捲回したも
のである。また、第13図は、チタン、アモルファス、
ステンレス、ベリリウムカッパ等の金属ワイ′ヤ10の
外周面にグラスファイバーヤーン6を綾状に捲回したも
のである。
なお、上記第三および第四の実施例においては、第一捲
回材としてチタン箔テープ5を使用したが、チタンに限
定されるものではなく、アモルファス、ステンレス、ベ
リリウムカッパ等の金属箔テープを使用してもよい。
第14図は本発明における第五の実施例の積層管を示し
た図である。この積層管は、光径5.1=、光径11.
94画、有効長1120mmの芯金1に、エポキシ樹脂
を含浸させたカーボンプリプレグ3053−15  (
TORAY製)を、±45°となるように4層に重合さ
せ、芯金1に離型剤、接着剤を塗布した後に接着し、加
圧下で捲回する。
一方、東15図に示すように第一捲回材であるステンレ
ス箔テープ11(厚さ100μm1幅4mm)の外周面
に第二捲回材であるグラスファイバーヤーン12 (E
CD900−110  IZ。
直径40μm、5.6g/10100Oピッチ0.5m
mで螺旋状に捲回する。なお、グラスファイバーヤーン
12には樹脂は含浸されていない。
そして、このように形成されたステンレス箔11をカー
ボンプリプレグを捲回した積層管本体13の外周面に螺
旋状にピッチ3.7mmで捲回する。このとき、ステン
レス箔テープ11の幅は4=であるため、端部を重ね合
わせながらステンレス箔テープ11を捲回することとな
る。そのため、積層管本体13の全周面に亘ってステン
レス箔テープ11が覆うこととなる。さらに、この外周
にカーボンプリプレグを捲回し、硬化後、外周研磨、塗
装して、積層管Eが形成される。この積層管Eは、光径
8.0m、元径14.84wn、長さ1120mm、重
量106g、フレックス値150ma、ILBψf t
のトルクによる捻り角は3.1°であった。
また、本実施例において、グラスファイバーヤーン12
には樹脂を含浸させなかったが、接着した際に、このグ
ラスヤーン12が周辺の樹脂を吸収し、カーボンプリプ
レグに埋まり込み、気泡の発生を防止することができる
第16図は本発明における第六の実施例の積層管を示し
た図である。この積層管は、上記第五の実施例における
積層管Eでの第一捲回材であるステンレス箔テープ11
を積層管本体13に対して一往復、捲回することにより
綾状に捲回して、積層管Fが形成される。なお、本実施
例における第二捲回材であるグラスファイバーヤーン1
2には樹脂が含浸されている。また、グラスファイバー
ヤーン12はステンレス箔テープに螺旋状に捲回されて
いる。この積層管Fは光径7,74=、光径14.58
−1長さ1120mm、重量115g、ILB−f t
のトルクによる捻り角は3.0°であった。
また、本実施例においては、グラスファイバーヤーン1
2に樹脂を含浸させ、綾状にステンレス箔テープ11同
士が重なり合う構造としたことにより、グラスヤーン1
2同士か互いに含有する樹脂により密着硬化され、グラ
スヤーン12同士が互いに喰い込み合って、気泡が発生
せず、強固に接着されている。
第五の実施例および第六の実施例に示すように、外周に
グラスファイバーヤーン12を捲回したステンレス箔テ
ープ11を捲回したことにより、層間の剥離を防止する
ことができ、比弾性率が大きくなることから、ゴルフク
ラブにあっては球離れに対する評価が向上する。剥離防
止の具体的効果としては、2000打後にあっても剥離
を検出することができなかった。
また、上述の第五実施例及び第六実施例における第二捲
回材であるグラスファイバーヤーン12は第一捲回材で
あるステンレス箔テープ11に螺旋状に捲回したものに
ついて説明したが、螺旋状に限定されるものではなく、
綾状に捲回するようにしてもよい。
さらに、上述の第五実施例および第六実施例における第
一捲回材としてはステンレス箔テープ11について説明
したが、ステンレスに限定されるものではなく、チタン
、アルミニウム、スチール、スモルファス等の金属箔テ
ープであってもよい。なお、価格的にはスチール、アル
ミニウムを使用した場合に低コストにすることができる
また、第一捲回材の箔の厚みは5μm〜200μmの範
囲で設定することができ、幅、捲回時のピッチ、捲回層
数も任意に設定することができる。
なお、経験的に第一捲回材の幅を広くした場合には、第
二捲回材のピッチを小さくするか、あるいは第二捲回材
の繊度を大きくする方が、剥離防止効果が向上する。ま
た、第一捲回材の幅の設定にあっては、積層管本体への
捲回時の反力が厚さとの関係で適当な所で設定する。
さらに、第一捲回材に捲回する第二捲回材は、上述の第
一乃至第六実施例においてはグラスファイバーヤーンに
ついて説明したが、グラスファイバーに限定されるもの
ではなく、例えばカーボン、ナイロン、ケブラー、テク
ミロン、セラミック等の繊維であってもよい。なお、こ
の繊維は単糸よりも撚りをかけた双糸である方が望まし
い。
さらに、上述第一乃至第六実施例で使用されるプリプレ
グの材料としては、種々の材料が考えられ、例えばカー
ボン、グラファイト、ボロン、チタン、およびこれらの
合成繊維等が考えられる。
また、上述第一乃至第六実施例で使用される樹脂につい
ては、エポキシ樹脂について説明したが、これに限定さ
れるものではなく、例えばナイロン樹脂であってもよい
また、上述第一乃至第四実施例にあっては、第一捲回材
は最外層に形成し、第五および第六実施例にあっては、
第一捲回材は中間層に形成したが、この第一捲回材の捲
回する箇所はこれらに限定されるものではなく、例えば
最内層に形成するようにしてもよい。さらに、上述第一
乃至第六実施例における積層管は、第一捲回材を一層に
のみ捲回するようにしたものであるが、−層だけに限定
されるものではなく、例えば、最内層と中間層、最内層
と最外層、中間層と最外層、又は最内層と中間層と最外
層に第一捲回材を捲回するようにしてもよい。
また、第二捲回材へ含浸する樹脂量は20〜30重量%
である。
さらに、第二捲回材の容積は積層管本体の総繊維容積の
10%未満程度であることが望ましい。
また、最外層に第一捲回材を捲回する場合には、第二捲
回材に必らずしも樹脂を含浸させる必要はない。
さらに、内層に第一捲回材を捲回した継釣竿等にあって
は、内周面の摩耗を防止することができる。
また、第二捲回材を形成する繊維は、有機繊維であって
もよいし、無機繊維であってもよい。
さらに、含浸させる樹脂は、熱硬化性樹脂であってもよ
いし、熱可塑性樹脂であってもよい。
以下に本発明における積層管の製造方法について説明す
る。
芯金の外周にパラフィン系ワックスをトルエン等で溶か
した液状の離型剤を塗布し、乾燥させて離型剤層を形成
する。そして、この外表面に接着剤を塗布し、エポキシ
樹脂を含浸させたシートプリプレグを捲回する。このシ
ートプリプレグの外表面に第二捲回材であるグラスファ
イバーヤーンを外周に捲回した第一捲回材であるチタン
箔テープを螺旋状あるいは綾状に捲回する。そして、こ
の外周にポリエステルテープを所定のピッチ、張力6k
gで捲回する。これを焼成炉中で130℃で2時間加熱
硬化させる。冷却後、芯金を抜き取り、上記ポリエステ
ルテープを除去する。その後、外周面を布パフで研磨し
、両端を切断した後、表面にエポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂によって塗装を施こす。これによって、積層管が
形成される。
以下に、第二の積層管の製造方法の実施例について説明
する。
芯金の外周にパラフィン系ワックスをトルエン等で溶か
した液状の離型剤を塗布し、乾燥させて離型剤層を形成
する。そして、この外表面に接着剤を塗布し、エポキシ
樹脂を含浸させたシートプリプレグを捲回する。一方、
エポキシ樹脂を第二捲回材であるグラスファイバーヤー
ンに含浸させながら、第一捲回材であるチタン箔テープ
に螺旋状あるいは綾状に捲回する。このチタン箔テープ
を螺旋状あるいは綾状に、プリプレグの外表面に捲回す
る。そして、この外周にポリエステルテープを所定のピ
ッチ、張力6kgで捲回する。これを焼成炉中で130
°Cて2時間加熱硬化させる。冷却後、芯金を抜き取り
、上記ポリエステルテープを除去する。その後、外周面
を布パフで研磨し、両端を切断した後、表面にエポキシ
樹脂、ポリウレタン樹脂によって塗装を施こす。これに
よって積層管が形成される。
以下に、第三の積層管の製造方法の実施例について説明
する。
芯金の外周にパラフィン系ワックスをトルエン等で溶か
した液状の離型剤を塗布し、乾燥させて離型剤層を形成
する。そして、この外表面に接着剤を塗布し、エポキシ
樹脂を含浸させたシートプリプレグを捲回する。一方、
エポキシ樹脂を第二捲回材であるグラスファイバーヤー
ンに含浸させ、半乾燥した状態で、第一捲回材であるチ
タン箔テープに螺旋状あるいは綾状に捲回する。このチ
タン箔テープを螺旋状あるいは綾状にプリプレグの外表
面に捲回する。そして、この外周にポリエステルテープ
を所定のピッチ、張力6kgで捲回する。
これを焼成炉中で130℃で2時間加熱硬化させる。冷
却後、芯金を抜き取り、上記ポリエステルテープを除去
する。その後、外周面を布パフで研磨し、両端を切断し
た後、表面にエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂によって
塗装を施こす。これによって積層管が形成される。
以下に、第四の積層管の製造方法の実施例について説明
する。
芯金の外周にパラフィン系ワックスをトルエン等で溶か
した液状の離型剤を塗布し、乾燥させて離型剤層を形成
する。そして、この外表面に接着剤を塗布し、エポキシ
樹脂を含浸させたシートプリプレグを捲回する。一方、
第一捲回材であるチタン箔テープの外周面に螺旋状ある
いは綾状に第二捲回材であるグラスファイバーヤーンを
捲回する。このグラスファイバーヤーンを捲回したチタ
ン箔テープにエポキシ樹脂を含浸させ、このチタン箔テ
ープを半乾燥させた状態で、螺旋状あるいは綾状にプリ
プレグの外表面に捲回する。
そして、この外周にポリエステルテープを所定のピッチ
、張力6kgで捲回する。これを焼成炉中で130℃で
2時間加熱硬化させる。冷却後、芯金を抜き取り、上記
ポリエステルテープを除去する。
その後、外周面を布パフで研磨し、両端を切断した後、
表面にエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂によって塗装を
施こす。これによって、積層管が形成される。
第17図は本発明における積層管の製造装置の概略斜視
図である。図中符号101は第一捲回材である金属箔テ
ープを巻装した第一捲回材ボビンである。この第一捲回
材ボビン101の近傍には張力調整ロール102が設け
られており、金属箔テープ103の張力等を調節してい
る。さらに、こ“の張力調整ロール102の下流側には
挿通孔104aを中央に備えた回転可能なプレーディン
グマシン104が配設されている。このプレーディング
マシン104の表面には第二捲回材であるグラスファイ
バーヤーン105を巻装した2個の第二捲回材ボビン1
06,106が設けられている。また、プレーディング
マシン104の挿通孔104aを金属箔テープ103が
挿通される。
さらに、このプレーディングマシン104の下流側には
、ロールコータ107および樹脂タンク108が設けら
れている。このロールコータ107で含浸させる樹脂量
をコントロールする。
さらに、この樹脂タンク108の下流側に芯金109が
設けられてい墨。
しかして、第一捲回材ボビン101からの金属箔テープ
103が張力調整ロール102によって張力等調整され
、プレーディングマシン104の挿通孔104a内を挿
通ずる。このとき、この金属箔テープ103の速度に比
例して、変速ギヤーによって調節されながら、プレーデ
ィングマシン104は回転する。これによって、グラス
ファイバーヤーン105が所定のピッチで、螺旋状ある
いは綾状に金属箔テープ103に捲回される。そして、
このグラスファイバーヤーン105が捲回された金属箔
テープ103は樹脂タンク108内に貯留された樹脂を
含浸し、芯金109に螺旋状あるいは綾状に捲回される
なお、上述製造装置においては、プレーディングマシン
104に設けられた第二捲回材ボビン106を2個の場
合について説明したが、この第二捲回材ボビン106の
数は2個に限定されるものではな(、いくつであっても
よい。
また、上述製造装置においては、第一捲回材に樹脂を含
浸させた後、芯金109に捲回するようにしたものであ
るが、樹脂タンク108と芯金109との間に乾燥炉を
設けて、樹脂を乾燥させてから芯金109に捲回するよ
うにしてもよい。
なお、乾燥させる場合には100℃で5分間程度が良好
である。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように樹脂と密着性の良い繊維を第一捲
回材の周囲に捲回したことにより、接着力が向上し、剥
離防止効果が向上する。また、積層管本体を構成する高
強度高弾性繊維に樹脂を含浸したことにより、第一捲回
材を複数層捲回しても、層間剥離を防止することができ
る。さらに、第一捲回材として金属箔テープを使用する
ことにより、大量に投入することができ、コストの低減
を図ることができ、しかも接着力を向上させることがで
きる。また、第一捲回材として金属箔テープを使用する
ことにより、厚さ、幅、捲回ピッチ、層数等を任意に設
定することができ、ひいては比弾性率、すなわち振動減
衰性を選択することができる。また、第一捲回材を重ね
て捲回し、積層管本体の全周に亘って捲回した場合には
、第一捲回材のシャープな端部を覆うことができ、ひい
ては高強度高弾性繊維を保護することができる。さらに
、本発明に係る積層管をゴルフクラブに使用した場合に
は、高弾性なため球離れの遅いフィーリングの良さが得
られ、かつより軽量なシャフトが得ることができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る積層管の製造過程の正面図、 第2図は積層管本体の外周に第一捲回材が捲回される状
態の正面図、 第3図は第一捲回材の外周に第二捲回材が捲回される状
態の正面図、 第4図は第一捲回材を螺旋状に捲回した状態の積層管の
正面図、 第5図は第4図中V−V矢視断面図、 第6図は本発明にかかる第二実施例の積層管の正面図、 第7図は比較例の積層管の正面図、 第8図は第一捲回材の他の実施例の斜視図、第9図は第
一捲回材の他の実施例の斜視図、第10図は本発明にか
かる第三実施例の積層管の正面図、 第11図は本発明にかかる第四実施例の積層管の正面図
、 第12図は第一捲回材の他の実施例の斜視図、第13図
は第一捲回材の他の実施例の斜視図、第14図は本発明
における第五実施例の積層管の正面図、 第15図は第二捲回材を捲回した第一捲回した状態の正
面図、 第16図は本発明における第六実施例の積層管の正面図
、 第17図は本発明における積層管の製造装置の概略斜視
図、 第18図は従来の積層管の部分拡大断面図、第19図は
従来の積層管の部分拡大断面図である。 1・・・芯金、 2・・・離型剤層(接着剤)、 3・・・シートプリプレグ(高強度高弾性繊維)、4・
・・積層管本体、 5・・・クチン箔テープ(第一捲回材)、60.9グラ
スフアイバーヤーン(第二捲回材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂を含浸させた高強度高弾性繊維を積層した積層
    管において、この積層管本体の内層、中間層、外層の少
    なくとも1層に、上記樹脂と密着性の良い繊維で形成さ
    れた第二捲回材を外周に捲回した第一捲回材を捲回した
    ことを特徴とする積層管。 2、樹脂を含浸させた高強度高弾性繊維を積層した積層
    管において、この積層管本体の内層、中間層、外層の少
    なくとも1層の少なくとも一部表面に、上記樹脂と密着
    性の良い繊維で形成された第二捲回材を外周にまたは綾
    状螺旋状に捲回した第一捲回材を螺旋状または綾状に捲
    回したことを特徴とする積層管。 3、芯金に離型剤および接着剤を塗布し、この芯金に樹
    脂を含浸させた高強度高弾性繊維を捲回し、第二捲回材
    を外周に捲回した第一捲回材を上記高強度高弾性繊維の
    外周に捲回し、外周へテープを捲回し、加熱硬化させ、
    上記芯金を抜き取り、上記テープを除去し、外周を研磨
    し、両端を切断し、表面に塗装を施こすことを特徴とす
    る積層管の製造方法。 4、芯金に離型剤および接着剤を塗布し、この芯金に樹
    脂を含浸させた高強度高弾性繊維を捲回し、上記樹脂と
    同一種類の樹脂を第二捲回材に含浸させながら、この第
    二捲回材を第一捲回材の外周に捲回し、この第一捲回材
    を上記高強度高弾性繊維の外周に捲回し、外周へテープ
    を捲回し、加熱硬化させ、上記芯金を抜き取り、上記テ
    ープを除去し、外周を研磨し、両端を切断し、表面に塗
    装を施こすことを特徴とする積層管の製造方法。 5、芯金に離型剤および接着剤を塗布し、この芯金に樹
    脂を含浸させた高強度高弾性繊維を捲回し、上記樹脂と
    同一種類の樹脂を第二捲回材に含浸させ、半乾燥させた
    状態で、この第二捲回材を第一捲回材の外周に捲回し、
    この第一捲回材を上記高強度高弾性繊維の外周に捲回し
    、この外周へテープを捲回し、加熱硬化させ、上記芯金
    を抜き取り、上記テープを除去し、外周を研磨し、両端
    を切断し、表面に塗装を施こすことを特徴とする積層管
    の製造方法。 6、芯金に離型剤および接着剤を塗布し、この芯金に樹
    脂を含浸させた高強度高弾性繊維を捲回し、第二捲回剤
    を第一捲回剤の外周に捲回し、この第一捲回材に上記樹
    脂と同一種類の樹脂を含浸させ、半乾燥させた状態で、
    この第一捲回材を上記高強度高弾性繊維の外周に捲回し
    、この外周へテープを捲回し、加熱硬化させ、上記芯金
    を抜き取り、上記テープを除去し、外周を研磨し、両端
    を切断し、表面に塗装を施こすことを特徴とする積層管
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10137664B2 (en) 2014-03-28 2018-11-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Composite material structure, aircraft wing and aircraft fuselage provided with same, and method for manufacturing composite material structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10137664B2 (en) 2014-03-28 2018-11-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Composite material structure, aircraft wing and aircraft fuselage provided with same, and method for manufacturing composite material structure

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