JPH046333A - 開放型加熱塔循環液の濃度調整装置 - Google Patents

開放型加熱塔循環液の濃度調整装置

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JPH046333A
JPH046333A JP10830590A JP10830590A JPH046333A JP H046333 A JPH046333 A JP H046333A JP 10830590 A JP10830590 A JP 10830590A JP 10830590 A JP10830590 A JP 10830590A JP H046333 A JPH046333 A JP H046333A
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freezing
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Seishiro Igarashi
五十嵐 征四郎
Tetsuya Nakatsuji
中辻 哲也
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、開放型加熱塔循環液の濃度調整方法および装
置に係わり、特に開放型加熱塔において循環液に吸収さ
れた水分を氷結除去することにより循環液の濃度を調整
するようにした、開放型加熱塔循環液の濃度調整方法お
よび装置に関するものである。
【従来の技術】
大規模ヒルの空調用として使用されるヒートポンプシス
テム等において、近年では、冷房用のクーリングタワー
 (冷却塔)を冬期にヒーティングタワー(加熱塔)と
して利用する方法、すなわち冷却用としての夏期の水に
代えて不凍液を使用し、ヒーティングタワーより外気の
熱を採熱し、それを熱源として冷凍機を運転して暖房に
使用する方法が試みられている。この方法によれば、液
体(不凍液溶tL)を熱源としていることから空気熱源
のヒートポンプに比すれば効率的な熱交換を行うことが
可能となる。 ところで、上記の如く熱媒(循環液)として不凍液溶液
を用いる場合には、その溶液濃度を、該不凍液溶液が最
悪時でも凍結しない濃度(運転状態によって差があるが
、通常的40〜20%)に維持することが不可欠である
。しかしながら、開放型のヒーティングタワー(加熱塔
)を介して循環される循環液は、運転中において、特に
外気条件が悪い場合(低温・高湿度時)に外気中の水分
が混入して不凍液濃度が低下する。 そのため従来は、循環液内の水分を蒸発させることで循
環液濃度を所定濃度に維持する方法が取られていた。こ
の、従来における循環液内の水分を蒸発させる手段とし
ては、濃度調整用ストレージタンク (貯留槽)をクツ
ションとすることにより、悪外気条件下において循環液
濃度が最低許容濃度を下回らないようにヒートポンプの
出力を制限するか、好外気条件時(高温・低湿度時)に
予めヒーティングタワーのみを運転してシステム内の循
環液を最適濃度以上に高濃縮しておく方法、あるいは、
循環液を水の蒸発温度以上に加熱して混入した水分のみ
を蒸発除去する方法、等がある。
【発明か解決しようとする課題】
しかしなから、外気の好条件下で生ずるヒーティングタ
ワーの余力で予め循環液系内の循環液濃度を濃縮してお
き悪条件での運転に備える方法は、外部からの高濃度循
環液の補給がない限り、系内液量により悪条件下での運
転時間が左右される。 つまり、悪条件下か長く、かつその間でもヒートポンプ
運転が必要であれば、それに見合った大容量の循環液準
備槽か必要となるわけである。 また、加熱蒸発除去方式による循環液の濃縮には、混入
した水分を蒸発させるのに、循環液を、大気圧で100
℃以上に加熱しなければならならず、このため、ヒート
ポンプを利用した高効率利用 (ヒートポンプを運転す
ることにより得られる廃熱を有効利用すること)が難し
い。また、真空蒸発式のように循環液周囲圧力を下げて
水の蒸発温度を40℃内外に保ち、ヒートポンプを利用
している例もあるか、イニノヤルコストか高くかつ操作
も難しいものとなっている。このような理由で、現在で
は燃焼加熱による蒸発除去が行なわれている。しかしな
がら、混入水分を蒸発させるためには、常圧あるいは真
空蒸発式でも大きな蒸発潜熱か必要(大気圧で539 
Kcal/ Kg)で、エネルギーを大量消費するとい
った不都合かあった。 本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、外気条件
に拘わらず確実でかつ安定した効果が望め、しかもエネ
ルギー消費の少ない高効率な循環液濃度調整を行うこと
のできる開放型加熱塔循環液の濃度調整方法および装置
を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
請求項Iに記載した発明は、ヒートポンプシステムの熱
源として利用され、開放型加熱塔および冷凍機間を循環
される循環液の濃度を調整する方法であって、前記循環
液を、該循環液に混入された水の凝固点以下に冷却する
ことにより該循環液中の水分を氷結させ、生成された氷
を除去することにより循環液中の水分を除去して前記循
環液濃度を調整することを特徴とするものである。 また、請求項2に記載した発明は、ヒートポンプシステ
ムの熱源として利用され、開放型加熱塔および冷凍機間
を循環される循環液の濃度を調整するための開放型加熱
塔循環液の濃縮装置であって、前記循環液を前記開放型
加熱塔および前記冷凍機間に配設された循環ラインから
分岐させて取り出すための循環液抽出ラインと、該抽出
ラインより取り出された循環液を、該循環液に混入され
た水の凝固点以下に冷却して該循環液中の水分を氷結さ
せる氷結濃縮機と、該氷結濃縮機により作成された高濃
度循環液を前記循環ラインに送り戻すための高濃度循環
液供給ラインと、を備えてなるものである。 また、請求項3に記載した発明は、上記請求項2記載の
開放型加熱塔循環液の濃縮装置において、前記氷結濃縮
機に装備された冷凍装置の凝縮器を、該氷結濃縮機によ
り氷結除去された氷の融解熱により冷却するよう構成し
て成るものである。 また、請求項4に記載した発明は、上記請求項2または
3記載の開放型加熱塔循環液の濃縮装置において、府記
水結濃縮機の府段に、訂記循環ラインより取り出した循
環液を予め冷却するための予冷装置を設けたものである
。 また、請求項5に記載した発明は、上記請求項4記載の
開放型加熱塔循環液の濃縮装置において、前記予冷装置
が、該装置の冷熱源として、前記氷結濃縮機にて作成さ
れた高濃度循環液を使用する構成であることを特徴とす
るものである。 そして、請求項6に記載した発明は、上記請求項2〜5
のいずれかに記載の開放型加熱塔循環液の濃縮調整装置
において、前記氷結濃縮機の後段に、該氷結濃縮機によ
り循環液中より除去された水分を浄化するための排水浄
化手段を設けたものである。
【作用 】
外気水分が混入して希釈された循環液(不凍液溶液)を
、混入した水分の凝固点以下に冷却すると循環液中の水
分だけが水の結晶となる。この氷を除去することにより
、循環液中の水分を除去することができる。 請求項2記載の装置は上記の作用を発揮し、水分の除去
された濃縮循環液の貯留、および循環ラインへの供給を
特徴とする 請求項3ないし請求項5記載の装置はいずれも、氷結濃
縮機に係る冷凍サイクルにおいて、熱エネルギーの有効
利用が図れ、氷結濃縮機の冷凍サイクルの効率運転を特
徴する 請求項6記載の装置は、循環液から除去した水分をほぼ
真水に近い状態として廃棄することを可能とする。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。 第1図は本発明に係る開放型加熱塔循環水の濃度調整装
置の一実施例を示すもので、該装置の該略構成図である
。 まず、本発明に係る開放型加熱塔循環水の濃度調整装置
の説明に入る府に、本装置が適用されるヒートポンプシ
ステムについて説明する。 図中右端に符号lで示すものはヒートポンプ機(冷凍機
)である。該ヒートポンプ機lにおいて符号2は凝縮器
、符号3は蒸発器である。また符号4は、前記凝縮器2
と熱交換されるブラインを循環させるための温水配管で
、例えばビルの暖房用の熱媒循環用として配管される。 符号5は、前記蒸発器3に熱源を与えるための循環液を
前記蒸発器3とヒーティングタワー (加熱塔)6との
間で循環させる循環ラインである。すなわち、該循環ラ
イン5内を循環する循環液は、ヒーティングタワー6に
て外気熱を採熱して、ヒートポンプ機lの蒸発器3に熱
エネルギーを与える。ヒートポンプ機lは、蒸発器3お
よび前記凝縮器2間のヒートポンプサイクルにより凝縮
器2が高温となり、その熱エネルギーか前記温水配管4
内を循環する熱媒により所定箇所に導かれ暖房用に用い
られる、といった一連のサイクルが構成されている。こ
こで、循環ライン5内を循環する循環液は、この場合不
凍液溶液である。まfこ、前記ヒーティングタワー (
加熱塔)6は開放型のものである。 そして、本装置すなわち開放型加熱塔循環液の濃度調整
装置は、前記ヒーティングタワー6を介して循環される
ことにより該ヒーティングタワー6にて外気の水分を取
り入れてしまい、不凍液濃度の低下を生じた前記循環液
の濃度を調整するものである。 本発明に係る開放型加熱塔循環液の濃度調整装置(以下
、“循環液濃度調整装置”と略称する)Aは、第1図に
示すように、前記循環液を、前記ヒーティングタワー6
を介して配設された前記循環ライン5から分岐させて取
り出すための循環液抽出ライン10と、該循環液抽出ラ
インIOより取り出された循環液を、該循環液に混入さ
れた水の凝固点以下に冷却して前記循環液中の水分を氷
結さ仕る氷結濃縮機20と、該氷結濃縮機20により作
成された高濃度循環液を前記循環ライン5に送り戻すた
めの高濃度循環液供給ライン80と、を主体として構成
されている。 また、本実施例における循環液濃度調整装置Aは、航記
氷結濃縮機20の前段に循環ライン5より取り出した循
環液を予め冷却するための予冷装置50を、さらに、氷
結濃縮機20の後段には該氷結濃縮機20により作成さ
れた高濃度循環液を貯留するための高濃度液槽70を備
えたものとなっている。符号11は、循環液を前記循環
液抽出ラインlOに導くための制御バルブである。 前記氷結濃縮機20は例えば第2図に示す如き構成を成
しており、いわゆるハーベスト式製氷機構を備えたもの
となっている。該氷結濃縮機20において21はチラ一
部、22は冷凍装置、23は結氷板、24は前記結氷板
22に散水するための上部散水管、25は下部散水管、
26は前記循環液抽出ラインlOを介して取り込まれた
循環液を一時貯留するための循環液槽、27は該循環液
槽26内に設置されて前記上部散水管24に循環液を供
給するための結氷板散水ポンプ、28は同じく前記下部
散水管25のための結氷板散水ポンプ、29は前記結氷
板23の下方に設置されたガイド板、30はガイド板2
9の下方に設置された脱水装置、31は該脱水装置30
を構成する水搬送ベルト、32は同じく脱水装置30の
脱水ローラ、35は脱水装置30により濃縮された循環
液を一時貯留するための濃縮液槽、36は脱水装置30
により脱水された氷を貯留して解かすための融解槽、3
7は融解槽36内に貯留された液体を貯水槽89 (第
1図)に移送するための排水ライン、38は融解槽36
に隣接して設けられ前記冷凍装置22の凝縮器(図示せ
ず)を冷却するための冷却氷を貯留する冷却水槽、39
は冷却水槽38内の氷をライン40を介して冷凍装置2
2の凝縮器に供給するチラー冷却水ポンプ、41は冷凍
装置22の凝縮器からのチラー冷却水戻りライン、42
は前記融解槽36と前記冷却水槽38とを結ぶ連絡ライ
ン、43は連絡ラインに設けられた冷却水温度制御弁、
である。前記融解槽36からは、前記水搬送ベルト31
を洗浄するために貯留氷を該ベルト31に吹き付けるた
めのベルト洗浄ラインが延びている。また、前記脱水装
置30としては、遠心力を利用した周知の遠心脱水装置
であってもよい。 前記構成となる氷結濃縮機20の前段に設けられた前記
予冷装置50は、抽出した循環液を濾過する濾過槽51
、濾過槽51にて不純物を濾過された循環液を貯留・予
冷するための予冷槽52、予冷槽52内に設置された予
冷コイル53、前記氷結濃縮機20の濃縮液槽36に一
時貯留された濃縮液を貯留するための低温槽54、を有
して構成されている。また、符号55は濾過層のフィル
ター 56は濾過槽5I底部に設けられた排泥弁、57
は萌記氷結濃縮機20の首記濃縮液W!35より前記低
温N54に濃縮液を導くための低温濃縮液供給ライン、
58は前記予冷1f52と耐記水結濃縮20の前記循環
液槽26とをつなぐ予冷済循環液供給ライン、59は前
記低温濃縮液供給ライン57から分岐して前記予冷コイ
ル53に低温濃縮液を導びくためのコイル供給ライン、
60は前記低温槽54の出口および前記予冷コイル53
の出口から高濃度液槽70に延びる高濃度液排出うイン
である。 さらに、前記ヒーティングタワー6の下方からは、低濃
度循環液回収ライン85が低濃度液槽86に延びている
。該低濃度液槽86からは、該低濃度液槽86内の低濃
度循環液を前記予冷袋R50に導びくための低濃度液供
給ライン87、および同じく低濃度循環液をヒーティン
グタワー6に補給するための低濃度液補給ライン88が
延びている。一方、前記氷結濃縮機20の融解槽36か
ら排出された氷を貯留する貯水槽89からも、該貯水槽
89内の氷をヒーティングタワー6に補給するための融
解水補給ライン90が延びている。 符号100は貯水層89に貯留された融解氷を浄化する
ための浸透膜装置で、ここでは逆浸透作用を利用し1こ
ものとなっている。101は貯水槽89内の氷を前記浸
透膜装置100に導くライン、102は排水ライン、1
03は浸透膜装置100にて除去された不凍液成分を前
記低濃度液槽86に戻すためのラインである。 なお、両図中符号Pで示すものはポンプ、符号■で示す
しのは制御弁である。また、上記循環液濃度調整装置A
は、図示は省略するが、前記各ポンプPおよび各制御弁
Vを所要状態に制御するための制御装置を備えたものと
なっている。 次に、上記の如く構成された濃度調整装置Aの作用につ
いて説明する。 前記循環ライン5を循環する循環′tL(不凍液溶液)
が規定濃度にある状態においては、循環液は該循環ライ
ン5内をヒートポンプ機lおよびヒーティングタワー6
間のみにおいて循環される。 そして、循環ライン5内を循環する循環液が、ヒーティ
ングタワー6において外気の水分を取り込み、不凍液濃
度が希釈されると、上述の図示しない制御装置の備える
濃度計により循環液が低濃度となったことが検知される
。この状態となると、前記循環液抽出ラインIOに設け
られた制御バルブ11が開かれることにより循環ライン
5より直接、あるいはまた低濃度液槽86から前記低濃
度液供給ライン87を介して、循環液が前記予冷袋R5
0の濾過槽51に取り込まれる。 濾過槽51に取り込まれた低濃度循環液はフィルター5
5により不純物を濾過された後、予冷槽52に貯留され
る。予冷槽52に貯留された低濃度循環液は予冷コイル
53により冷却された後、予冷済循環液供給ライン58
により氷結濃縮機20の循環液!26に一時貯留される
 (第2図)。 氷結濃縮機20の循環液槽26に貯留された低温の低濃
度循環液は、結氷板散水ポンプ27.28により揚水さ
れ、上部散水管24および下部散水管25を介して結氷
板23に散水される。結氷板23は、チラ一部21の冷
凍装置22により、前記低濃度循環液に含有された水の
氷結温度以下でかつねらいの不凍液濃度における凍結温
度よりは高温となる温度に冷却されており、これにより
、散水された低濃度循環液がねらいの濃度になるように
、溶は込んだ水分が結氷板23に氷着される。 その際、散水される低濃度循環液は前記予冷槽52で予
め冷却されているので、上記氷結は短時間で効率的に実
施される。また、前記冷凍装置22における図示しない
凝縮器は冷却水槽38に貯留された冷却水により冷却さ
れる。 そして、結氷板23に水着してできた氷は、チラ一部2
1の前記冷凍装置22における冷凍サイクルの切り替え
運転により結氷板23より剥離させる。剥離されたシャ
ーベット状の氷は、ガイド板29に案内されて脱水装置
30の水搬送ベルト31上に載り、さらに該水搬送ベル
ト31により搬送されて脱水ローラ32によって脱水さ
れる。 ここで、散水された循環液のうち不凍液成分は氷結しな
いため、首記循環液槽26にもどされるか、あるいは、
脱水ローラ32による脱水操作により、濃縮液槽35に
貯留される。脱水ローラ32により除去されん液体分は
高濃度の不凍液であり、これは濃縮液槽35に貯留され
る。すなわち、循環液槽26に貯留された低濃度循環液
は、上記の氷結操作を繰り返すことにより設定値まで濃
縮されるわけである。 また、上記の濃縮サイクルにおいて濃縮され濃縮液槽3
5に貯留された高濃度循環液は、前記低温濃縮液供給ラ
イン57を介して、予冷装置50における予冷1f52
内に設置されたFi記低温槽54あるいは予冷コイル5
3に導かれ、予冷$152内に貯留された低濃度循環液
と熱交換される。これによって予冷された低濃度循環液
が予冷済循環液供給ライン58により氷結濃縮機20に
至ることは先に述べた通りである。 一方、脱水装置30により脱水された水は融解槽36に
貯留される。融解槽36と前記冷却水槽38とは連絡ラ
イン42により連通されており、該連絡ライン42を介
して、融解槽36に冷却水槽38からの氷を導くこと、
あるいは逆に融解槽36にて氷が融解しててきた冷氷を
冷却水槽38に導くことかできる。つまり、冷却水槽3
8内の水は前記冷凍装置22の凝縮器との熱交換により
温度上昇するが、融解1136より冷水の補給を受ける
ことができ、一方、融解槽36内の氷は凝縮器との熱交
換で温度上昇した冷却水槽38内の水により融解される
のである。すなわち、該氷結濃縮機20の冷凍装置22
は、結氷板23で生成した氷の融解熱により自身の凝縮
機を冷却することのできる構成となっているわけである
。なお、冷却水槽38内の冷却水温度は、上記した図示
しない制御装置の指令により首記冷却水温度制御弁43
を介して制御される。 そして、融解槽36内の水は排水ライン37により貯水
槽89に排水され、貯留される。該貯水槽89に貯留さ
れた融解水の一部は、前記低濃度液槽86内に貯留され
fコ低濃度循環液と同様、ヒーティングタワー6が濃縮
運転となる好外気条件時(高温・低湿度)の補給水とし
て、融解水補給ライン90によりヒーティングタワー6
に補給される。まfこ、残り分は、浸透膜装置100に
導かれる。該浸透膜装置100は逆浸透作用を持つもの
で、溶液(ここでは貯留槽89に貯留された融解水)か
ら溶媒(ここでは水)のみを除去することができるもの
となっている。従って、この浸透膜装置100では、融
解水に多少含有されている不凍液成分をほぼ完全に分離
することができ、はとんど不凍液を含まない氷を排出ラ
イン102より排出することができる。 このように、上記括環液濃度調整装置Aは、希釈された
循環液中の水分を凍結除去することにより循環液を濃縮
するものである。これにより、循環液濃度を外気条件の
善し悪しに拘わらず常に最適状態に維持することができ
、常時ヒートポンプ機lの安定運転を約束する。また、
好条件時にヒーティングタワーの余力により循環液の濃
縮運転をして悪条件に備えることもないので、循環液貯
留用の大容量の準備槽も必要としない。 また、循環液中に混入された水分の不凍液成分との分離
操作を凍結により実施するため、混入水の凝固熱(約8
0 K cal/ K g)で濃縮が図られ、濃縮に係
る熱エネルギーは加熱蒸発による従来方法に比べ約1/
6 〜1/7 で済むものとなり、エネルギー的に極め
て高効率な#縮を実現できる。 さらに、実MIPJに示した循環液濃縮装置Aでは、循
環液の濃縮を行う氷結濃縮機20の前段に予冷装置50
を設けた構成としたので、氷結濃縮機20における水分
の氷結が効率的に実施される。しかも予冷装置50の冷
熱源として、氷結濃縮機20により濃縮された高濃度循
環液を利用するよう、すなわち氷結濃縮機20の排冷熱
を利用するようにしたので、極めて効率的である。 またさらに、氷結濃縮機20のための冷凍装置22は、
その凝縮器を、該冷凍装置22自身か生成した氷の融解
熱を利用して冷却するよう構成したので冷凍装置22す
なわち氷結#縮機20の効率運転が図られ、上記予冷装
置50による冷凍運転の効率化とあいまって極めて高効
率な冷凍サイクルが実現される。 加えて、上記循環液濃縮装置Aにおいては、浸透膜装置
100を設けた構成としfこので、これにより氷結濃縮
120によって除去された水分をほぼ完全に浄化して排
出することができる。 なお、氷結濃縮濃縮器20および予冷装置50、浸透膜
装置100等は、実施例で説明しfコ上記構成のものに
限定されるものではなく、上記同様の作用を有するもの
であればその他の構造のものであってもよい。 また、実施例のものでは、氷結濃縮機20の後段に、作
成された高濃度循環液を一時貯留するための高濃度液槽
70を設けた構成とし1こ。このような構成とすれば該
高濃度液槽70がいわゆるクツションとなりit上有利
となるが、大発明の主旨は該高濃度液槽70を設けなく
とも達成できるものである。
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項Iに係る開放型加熱塔循環
液の濃度調整方法は、希釈された循環液中の水分を凍結
除去することにより循環液を濃縮するものであるから、
循環液濃度を、外気条件に拘わらず常に最適状態に維持
することができる。 しから、好条件時のヒーティングタワーの余力により循
環液の濃縮運転をして悪条件に備える従来手段に対して
極めて効率的であり、かつ、循環液貯留用の大容量の準
備槽も必要としない。また、循環液中に混入された水分
を凍結により除去するものであるため、混入水の凝固熱
で濃縮が図られ、加熱蒸発による濃縮方法に対し約1/
6 〜1/7の熱エネルギーで濃縮を行うことができ、
エネルギー的に極めて高効率なシステムを実現できる。 そして、請求項2に記載した開放型加熱塔循環液の濃縮
装置によれば上記方法を実現し、上記方法による効果を
奏するとともに、濃縮された循環液の貯留、あるいは循
環ラインへの供給を行い、循環液濃度を常時最適状態に
維持することができる。 また、請求項3記載の装置では、上記効果に加えて、濃
縮のための冷凍サイクルの熱エネルギーの授受を該冷凍
サイクル内における系内で行うことができ、氷結#縮機
の高効率運転がなされる。 また、請求項4記載の装置では、氷結濃縮機により氷結
するたぬの液体を予め冷却することにより氷結濃縮機の
省エネ運転が実現される。 さらに、請求項5記載の装置では、請求項4に係る装置
において、予冷のための冷熱エネルギーを氷結濃縮機か
らの排冷熱で賄うことができ、濃縮に係る一連の冷凍サ
イクルの効率運転がなされる。 そして、請求項6記載の装置では、濃縮操作により循環
液より除去された水分を、はぼ真水に近い状態として廃
棄処分することか可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る解放型加熱塔循環液の濃縮装置の
一実施例で、解放型加熱塔循環液の濃縮装置の概略構成
図、第2図は当実施何に係る氷結濃縮機の概略構成図で
ある。 20氷結濃纏機 第2図 A・・・・・・循環液濃縮装置、 ■・・・・・・ヒートポンプ装置(冷凍機)、5・・・
・循環ライン、 6・・・・ヒーティングタワー (加熱塔)、IO・・
・・・−循環液抽出ライン、 20・・・・・氷結濃縮機、   22・・・・・・冷
凍装置、50・・・・・・予冷装置、 80・・・・・・高濃度循環液供給ライン、100・・
・・・・浸透膜装置(排水浄化手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒートポンプシステムの熱源として利用され、開
    放型加熱塔および冷凍機間を循環される循環液の濃度を
    調整する方法であって、 前記循環液を、該循環液に混入された水の凝固点以下に
    冷却することにより該循環液中の水分を氷結させ、生成
    された氷を除去することにより循環液中の水分を除去し
    て前記循環液濃度を調整することを特徴とする開放型加
    熱塔循環液の濃度調整方法。
  2. (2)ヒートポンプシステムの熱源として利用され、開
    放型加熱塔および冷凍機間を循環される循環液の濃度を
    調整するための装置であって、前記循環液を前記開放型
    加熱塔および前記冷凍機間に配設された循環ラインから
    分岐させて取り出すための循環液抽出ラインと、該抽出
    ラインより取り出された循環液を、該循環液に混入され
    た水の凝固点以下に冷却して該循環液中の水分を氷結さ
    せる氷結濃縮機と、該氷結濃縮機により作成された高濃
    度循環液を前記循環ラインに送り戻すための高濃度循環
    液供給ラインと、を備えてなる開放型加熱塔循環液の濃
    度調整装置。
  3. (3)前記氷結濃縮機に装備された冷凍装置の凝縮器が
    、該氷結濃縮機により氷結除去された氷の融解熱により
    冷却されるよう構成されて成る請求項2記載の開放型加
    熱塔循環液の濃度調整装置。
  4. (4)前記氷結濃縮機の前段に、前記循環ラインより取
    り出した循環液を予め冷却するための予冷装置が設けら
    れてなる請求項2または3記載の開放型加熱塔循環液の
    濃度調整装置。
  5. (5)前記予冷装置は、該装置の冷熱源として、前記氷
    結濃縮機にて作成された高濃度循環液を使用する構成で
    あることを特徴とする請求項4記載の開放型加熱塔循環
    液の濃度調整装置。
  6. (6)前記氷結濃縮機の後段に、該氷結濃縮機により循
    環液中より除去された水分を浄化するための排水浄化手
    段を備えていることを特徴とする請求項2ないし5のい
    ずれかに記載の開放型加熱塔循環液の濃度調整装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06317395A (ja) * 1993-05-06 1994-11-15 Hokkaido Electric Power Co Inc:The 加熱塔用不凍液の濃縮方法
CN104061615B (zh) * 2014-07-07 2017-03-08 湖南科技大学 一种开式热源塔防冻液浓缩升温系统
CN112923749A (zh) * 2021-03-31 2021-06-08 西安热工研究院有限公司 一种具有温室效应的冷却塔防冻系统和方法

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