JPH0463483B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0463483B2 JPH0463483B2 JP57024676A JP2467682A JPH0463483B2 JP H0463483 B2 JPH0463483 B2 JP H0463483B2 JP 57024676 A JP57024676 A JP 57024676A JP 2467682 A JP2467682 A JP 2467682A JP H0463483 B2 JPH0463483 B2 JP H0463483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- oil
- polypropylene glycol
- casing
- insulating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/002—Details
- H01G4/018—Dielectrics
- H01G4/20—Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06
- H01G4/22—Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06 impregnated
- H01G4/221—Dielectrics using combinations of dielectrics from more than one of groups H01G4/02 - H01G4/06 impregnated characterised by the composition of the impregnant
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/18—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
- H01B3/20—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances liquids, e.g. oils
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/18—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
- H01B3/30—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
- H01B3/44—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins
- H01B3/441—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from alkenes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/002—Details
- H01G4/018—Dielectrics
- H01G4/06—Solid dielectrics
- H01G4/14—Organic dielectrics
- H01G4/18—Organic dielectrics of synthetic material, e.g. derivatives of cellulose
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/32—Wound capacitors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Polyethers (AREA)
Description
本発明は電気装置に用いるポリグリコール絶縁
油、特に金属化コンデンサに絶縁油として使用す
るポリプロピレングリコール油に関する。 電気コンデンサ用の含浸液は、高い誘電率を有
し、低い誘電正接を維持し、しかもコンデンサ構
造中の他の材料と共存できるものでなければなら
ない。同時に、含浸液は変動する高い温度、圧力
および電圧応力条件に耐え、優れた電気的特性を
長期間保つて長いコンデンサ動作寿命を保証する
ものでなければならない。処理や含浸のしやすさ
や他の物理的特性も大いに望まれるところであ
る。 特定の用途条件に合致するようにここ数年間
に、各種の絶縁油含侵コンデンサが実に数多く開
発されてきた。簡単にまとめると、大形コンデン
サとしては、高電圧(AC660ボルト以上)および
低電圧電力用コンデンサ(エネルギー蓄積コンデ
サとも称される)、誘導加熱用コンデンサおよび
力率改善用コンデンサがある。小形コンデンサは
モータ始動および駆動用コンデンサや点灯用コン
デンサなどの用途分野に通常用いられる。 場合によつてはコンデンサの種類により異なる
絶縁油を使用しているが、望ましい絶縁油特性な
らびにコンデンサ作動環境特性、例えば真空乾
燥・油充填・密封ユニツトのコンデンサ作動環境
特性は共通なことが多い。固体誘電体が非常に高
い電気的応力を受ける小形コンデンサ、特に固体
誘電体が蒸発金属層で被覆されたプラスチツクフ
イルムである小形コンデンサ、即ち金属化コンデ
ンサの出現とともに、従来から使用されてきた絶
縁油がこれらコンデンサに適当でないことがわか
つた。例えば、あるコンデンサでは、絶縁油がプ
ラスチツクを膨潤することが必要でも望ましくも
なく、また絶縁油のプラスチツク誘電体への浸透
は望ましくない。さらに別の金属化コンデンサで
は、絶縁油と金属化層の間に相容れない関係があ
り、これが電極劣化や腐食のような欠陥につなが
り、その結果コンデンサの容量損失に招来する。
金属化コンデンサにこれらの問題があるので、新
しい改善された絶縁油、特に金属化コンデンサ専
用の絶縁油が求められている。 本発明者らは、ポリグリコールとして知られる
特定種類の油が、適切に処理および使用したと
き、上述した電極問題を軽減する幾つかの望まし
い特性を有することを見出した。金属化ポリプロ
ピレンフイルムを使用したコンデンサが、ポリプ
ロピレングリコールで含浸した場合、電極の腐食
および消去(clearing)作用に対する抵抗に優れ
た性能を呈する。 本発明に使用するポリグリコール成分は、次の
一般式: (R′はCH3および/またはHで、Rは炭素原子
数1−8のアルキル基またはH、そしてR″はH
である)を有する実質的に線状の重合体である。
(Synthetic Lubricants、Gunderson & Hart
編、Reinhold Publishing Corporation刊、New
York、1962年、第3章ポリグリコール、第61〜
102頁、およびEneyclopedia of Polymer
Science and Thchnology、第6巻、John
Wiley & Sons刊、1967年参照) これらの材料はその時々でグリコール、ポリエ
ーテル、ポリアルキレングリコールまたはポリオ
キシアルキレングリコールとも呼ばれてきた。こ
うした広い呼び名から、実際の生成物がジオー
ル、トリオールなど、モノエーテル、ジエーテル
またはエステルいずれであつても用語「ポリグリ
コール」が一般に受入れられている。種々のポリ
グリコール油が本発明に適用できるが、十分量の
ポリプロピレン成分を有するポリグリコール、好
ましくはグリセリン素材から誘導されたトリオー
ル型ポリプロピレングリコールが、本発明に実際
に使用して優れた結果をもたらすことを確かめ
た。 本発明に好適なトリオール型ポリプロピレング
リコール油の化学式は次の通りである。 ここでx=0またはy/x=3〜5である。最初 の括弧はエチレンオキシド成分を表わし、二番目
の括弧はプロピレンオキシド成分を表わす。 本発明に使用できる現在入手可能なグリコール
油には次のものがある。 1 Union Carbide NIAX16−46、エチレンオ
キシド/ポリプロピレンオキシドトリオール
型、グリセリン出発材料、Union Carbide社
製。 2 Union Carbide NIAX LG−56、ポリプロ
ピレンオキシドトリオール型、グリセリン出発
材料、Union Carbide社製。 3 Dow P2000、ポリプロピレンオキシドジオ
ール型、Dow Chemical社製。 4 Dow112−2、エチレンオキシド/プロピレ
ンオキシドブロツクコポリマー、トリオール
型、グリセリン出発材料、Dow Chemical社
製。 本発明のポリグリコール油の分子量は約1000以
上、好ましくは3000〜4000の範囲またはそれ以上
である。他の望ましい特性は、100℃で測定して
約4.5〜5.5の範囲の誘電率、含水量を約75ppm以
下に下げる精製しやすさ、および100℃、100Hzで
測定して約10%以下の力率である。 予期せざることに、ポリプロピレングリコール
を電極がポリプロピレンフイルム上の金属化層で
あるコンデンサに使用した場合、ポリプロピレン
グリコールが絶縁油として独特の電気的に関連し
た特性を呈することを見出した。ポリプロピレン
グリコールの化学的および物理的特性がポリプロ
ピレンフイルムとよく適合し両立するので、ポリ
プロピレングリコールが金属化コンデンサ中のコ
ンデンサ絶縁油として有利であることも見出し
た。例えば、ポリプロピレングリコールは、ポリ
プロピレンフイルムに対して低い膨潤性しかもた
ない相対的に非展延性、非浸透性の粘稠な流体で
ある。これらの特性は、本出願人に譲渡された
Flanaganらの米国特許第3987348号に開示され、
また本発明の第1および2図に図示されたタイプ
の、非常に密に巻かれた硬ロール金属化コンデン
サに特に有利である。 第1図は本発明のグリコール油を用いるのに最
適の金属化ポリプロピレンコンデンサロールを示
す。このコンデンサロール部10は、アルミニウ
ム金属化表面またはコーテイング13および14
により示されるように金属化されている、1対の
ポリプロピレン製の誘電体ストリツプ11および
12よりなる。通常のやり方通りに、ストリツプ
11および12はロール10の両端に沿つて金属
なしの余白部15および16を残すように金属化
する。巻回工程では、ロール10をコア部材17
に巻き、ストリツプ11および12を互に横方向
にずらせ、金属化コーテイングをストリツプの側
辺に露出させた状態でロールの両端に段違い重ね
が現われるようにする。この後、周知の処理法に
より金属層20を形成してから、適当な電気リー
ド18および19を露出金属コーテイングに接着
し、次いでロール10を第2図に示す通りの缶ま
たはケーシングに収容する。第2図において、ケ
ーシングまたは缶22に1個のロール10を収容
し、ロールからのリード18および19を端子2
3および24に接続する。ケーシング22に絶縁
油25、例えば本発明のポリグリコール油を充填
し、次いで密封する。 第1図のコンデンサを従来の絶縁油で含浸し、
高い電圧で作動させると、ロール端または端縁に
またロールの最初の幾つかの巻きにコロナ放電が
生じる。コロナが生起するのは大部分これらの区
域であり、ほとんどのコンデンサがここから駄目
になる。金属化コンデンサが固有の消去作用をも
たなかつたら、コロナ放電によりコンデンサは早
期破損に至る。消去作用は自己回復作用としても
知られ、金属化電極層間に多少の電気放電がある
と生じる。電気的アークまたは放電の熱により金
属化層の非常に大きな区域が蒸発し、かくしてア
ークが消えるまでアークの長さが増加し続ける。
言い換えると、誘電障害や破壊が起ると、極めて
薄い金属化膜が燃えて破損位置から消失し、破損
部位を弧立させる。従つて自己回復作用によりコ
ンデンサは消去後に機能を継続することができ、
その誘電系は通常の非金属化コンデンサより高い
電圧応力レベルで使用することができる。従つて
消去は、金属化コンデンサの早期破損を防止する
上で役に立つ要素である。しかし、上述した通り
の消去が繰返されると電極のかなりの区域が除去
され、従つてコンデンサの定格容量が減少する。
これを金属化コンデンサの主たる欠点であり、そ
の応用の限定条件となる。 ポリプロピレングリコール油は、消去を局部化
し、消去作用を保持または助長しかつ電極金属の
過剰蒸発の原因となる過剰なガスやアーク作用す
る生成物を増加しないという好ましい意味で、消
去を抑制するように働くことを見出した。ポリプ
ロピレングリコール油のこの主要な消去上の利点
は、金属化コンデンサに生起する多くの小さな電
気的消去作用へのその反作用により証明される。
ポリプロピレングリコールは高い酸素含量を有
し、これはアルミニウム金属化層が導電性元素状
炭素を堆積せずに消去をなす能力にとつて望まし
い因子である。金属化誘電系に典型的であるこの
炭素堆積は消去時にアークを維持する一助とな
り、かくて過剰な電極蒸発、容量損失および高抵
抗短絡の発生という好ましくない結果を生む。 上述したような液体充填密巻コンデンサでは、
液体を著しくロール中に浸透させるのは望ましく
ない。従つて、液体浸透を重大なコロナが発生す
る恐れのあるロール端縁に限定するのが望まし
い。高誘電率流体、例えばポリグリコールの存在
はロール端縁でもう一つの利点を有する。実際
上、ロールは非常に密に巻かれ、高温で予備焼成
処理を加えられてロールを熱収縮させてある。こ
れらのコンデンサでは、液体が樹脂に浸透し樹脂
を膨潤させると、これにより金属化層がその樹脂
への結合をゆるめる。従つて金属化層はこれらの
区域で急速に劣化する。さらに、ロールのより深
いところに存在する液体は電界内で相互作用し
て、さらに金属化層を腐食する原因となる。電極
腐食も金属化コンデンサの容量損失を支配する重
要な因子である。これらのコンデンサ中のポリグ
リコール油の物理的特性、即ちその高粘度および
ポリプロピレンフイルムに対する低膨潤性故に、
この絶縁油は金属化コンデンサにとつて極めて望
ましいものとなる。 消去および腐食の2つの因子に基づく容量損失
は、現在のところ、金属化コンデンサにおけるも
つとも重大な欠点であり、その有効寿命の限定因
子となつている。本発明のポリグリコール油を金
属化コンデンサに使用することにより得られるこ
の観点での利点を、以下の実施例で明らかにす
る。 実施例 本例では、前記Flanaganの米国特許の開示内
容にほゞ従つて、6個の同じアルミニウム金属化
コンデンサを図示の通りに組立て、異なるコンデ
ンサ油で含浸した。苛酷な試験を下記温度で
410VACおよび470VAC(ボルト・交流)で行つ
た。通常これらのコンデンサは330VAC,90℃お
よび370VAC,70℃で定格評価される。コンデン
サにそれぞれ100℃および80℃へのサーマルサイ
クル(温度変動)を加えつつ測定を行つた。%△
Cは容量の正味変化百分率である。破損はコンデ
ンサの破損を意味する。Geconolは他のコンデン
サの商業的製造に使用されている絶縁油で、ジエ
チルヘキシルフタレートエステル、エポキシドお
よびIonolよりなる。この絶縁油の詳しい説明は、
本出願人に譲渡されたEustanceの米国特許第
3754173号に見出される。Ionolは2,6−ジ−
tert−ブチル−p−クレゾールよりなる市販の酸
化防止剤であり、そのコンデンサへの使用は
Shawらの米国特許第4117579号に記載されてい
る。ポリプロピレングリコール(PPG)はUnion
Carbide NIAX16−46として市販されている。
本例では、最初にポリプロピレングリコールをフ
ラー土でカラム精製し、含水量を約100ppm以下
に下げるとともに力率を室温で測定して約10.0%
以下にする。試験結果を次表に示す。
油、特に金属化コンデンサに絶縁油として使用す
るポリプロピレングリコール油に関する。 電気コンデンサ用の含浸液は、高い誘電率を有
し、低い誘電正接を維持し、しかもコンデンサ構
造中の他の材料と共存できるものでなければなら
ない。同時に、含浸液は変動する高い温度、圧力
および電圧応力条件に耐え、優れた電気的特性を
長期間保つて長いコンデンサ動作寿命を保証する
ものでなければならない。処理や含浸のしやすさ
や他の物理的特性も大いに望まれるところであ
る。 特定の用途条件に合致するようにここ数年間
に、各種の絶縁油含侵コンデンサが実に数多く開
発されてきた。簡単にまとめると、大形コンデン
サとしては、高電圧(AC660ボルト以上)および
低電圧電力用コンデンサ(エネルギー蓄積コンデ
サとも称される)、誘導加熱用コンデンサおよび
力率改善用コンデンサがある。小形コンデンサは
モータ始動および駆動用コンデンサや点灯用コン
デンサなどの用途分野に通常用いられる。 場合によつてはコンデンサの種類により異なる
絶縁油を使用しているが、望ましい絶縁油特性な
らびにコンデンサ作動環境特性、例えば真空乾
燥・油充填・密封ユニツトのコンデンサ作動環境
特性は共通なことが多い。固体誘電体が非常に高
い電気的応力を受ける小形コンデンサ、特に固体
誘電体が蒸発金属層で被覆されたプラスチツクフ
イルムである小形コンデンサ、即ち金属化コンデ
ンサの出現とともに、従来から使用されてきた絶
縁油がこれらコンデンサに適当でないことがわか
つた。例えば、あるコンデンサでは、絶縁油がプ
ラスチツクを膨潤することが必要でも望ましくも
なく、また絶縁油のプラスチツク誘電体への浸透
は望ましくない。さらに別の金属化コンデンサで
は、絶縁油と金属化層の間に相容れない関係があ
り、これが電極劣化や腐食のような欠陥につなが
り、その結果コンデンサの容量損失に招来する。
金属化コンデンサにこれらの問題があるので、新
しい改善された絶縁油、特に金属化コンデンサ専
用の絶縁油が求められている。 本発明者らは、ポリグリコールとして知られる
特定種類の油が、適切に処理および使用したと
き、上述した電極問題を軽減する幾つかの望まし
い特性を有することを見出した。金属化ポリプロ
ピレンフイルムを使用したコンデンサが、ポリプ
ロピレングリコールで含浸した場合、電極の腐食
および消去(clearing)作用に対する抵抗に優れ
た性能を呈する。 本発明に使用するポリグリコール成分は、次の
一般式: (R′はCH3および/またはHで、Rは炭素原子
数1−8のアルキル基またはH、そしてR″はH
である)を有する実質的に線状の重合体である。
(Synthetic Lubricants、Gunderson & Hart
編、Reinhold Publishing Corporation刊、New
York、1962年、第3章ポリグリコール、第61〜
102頁、およびEneyclopedia of Polymer
Science and Thchnology、第6巻、John
Wiley & Sons刊、1967年参照) これらの材料はその時々でグリコール、ポリエ
ーテル、ポリアルキレングリコールまたはポリオ
キシアルキレングリコールとも呼ばれてきた。こ
うした広い呼び名から、実際の生成物がジオー
ル、トリオールなど、モノエーテル、ジエーテル
またはエステルいずれであつても用語「ポリグリ
コール」が一般に受入れられている。種々のポリ
グリコール油が本発明に適用できるが、十分量の
ポリプロピレン成分を有するポリグリコール、好
ましくはグリセリン素材から誘導されたトリオー
ル型ポリプロピレングリコールが、本発明に実際
に使用して優れた結果をもたらすことを確かめ
た。 本発明に好適なトリオール型ポリプロピレング
リコール油の化学式は次の通りである。 ここでx=0またはy/x=3〜5である。最初 の括弧はエチレンオキシド成分を表わし、二番目
の括弧はプロピレンオキシド成分を表わす。 本発明に使用できる現在入手可能なグリコール
油には次のものがある。 1 Union Carbide NIAX16−46、エチレンオ
キシド/ポリプロピレンオキシドトリオール
型、グリセリン出発材料、Union Carbide社
製。 2 Union Carbide NIAX LG−56、ポリプロ
ピレンオキシドトリオール型、グリセリン出発
材料、Union Carbide社製。 3 Dow P2000、ポリプロピレンオキシドジオ
ール型、Dow Chemical社製。 4 Dow112−2、エチレンオキシド/プロピレ
ンオキシドブロツクコポリマー、トリオール
型、グリセリン出発材料、Dow Chemical社
製。 本発明のポリグリコール油の分子量は約1000以
上、好ましくは3000〜4000の範囲またはそれ以上
である。他の望ましい特性は、100℃で測定して
約4.5〜5.5の範囲の誘電率、含水量を約75ppm以
下に下げる精製しやすさ、および100℃、100Hzで
測定して約10%以下の力率である。 予期せざることに、ポリプロピレングリコール
を電極がポリプロピレンフイルム上の金属化層で
あるコンデンサに使用した場合、ポリプロピレン
グリコールが絶縁油として独特の電気的に関連し
た特性を呈することを見出した。ポリプロピレン
グリコールの化学的および物理的特性がポリプロ
ピレンフイルムとよく適合し両立するので、ポリ
プロピレングリコールが金属化コンデンサ中のコ
ンデンサ絶縁油として有利であることも見出し
た。例えば、ポリプロピレングリコールは、ポリ
プロピレンフイルムに対して低い膨潤性しかもた
ない相対的に非展延性、非浸透性の粘稠な流体で
ある。これらの特性は、本出願人に譲渡された
Flanaganらの米国特許第3987348号に開示され、
また本発明の第1および2図に図示されたタイプ
の、非常に密に巻かれた硬ロール金属化コンデン
サに特に有利である。 第1図は本発明のグリコール油を用いるのに最
適の金属化ポリプロピレンコンデンサロールを示
す。このコンデンサロール部10は、アルミニウ
ム金属化表面またはコーテイング13および14
により示されるように金属化されている、1対の
ポリプロピレン製の誘電体ストリツプ11および
12よりなる。通常のやり方通りに、ストリツプ
11および12はロール10の両端に沿つて金属
なしの余白部15および16を残すように金属化
する。巻回工程では、ロール10をコア部材17
に巻き、ストリツプ11および12を互に横方向
にずらせ、金属化コーテイングをストリツプの側
辺に露出させた状態でロールの両端に段違い重ね
が現われるようにする。この後、周知の処理法に
より金属層20を形成してから、適当な電気リー
ド18および19を露出金属コーテイングに接着
し、次いでロール10を第2図に示す通りの缶ま
たはケーシングに収容する。第2図において、ケ
ーシングまたは缶22に1個のロール10を収容
し、ロールからのリード18および19を端子2
3および24に接続する。ケーシング22に絶縁
油25、例えば本発明のポリグリコール油を充填
し、次いで密封する。 第1図のコンデンサを従来の絶縁油で含浸し、
高い電圧で作動させると、ロール端または端縁に
またロールの最初の幾つかの巻きにコロナ放電が
生じる。コロナが生起するのは大部分これらの区
域であり、ほとんどのコンデンサがここから駄目
になる。金属化コンデンサが固有の消去作用をも
たなかつたら、コロナ放電によりコンデンサは早
期破損に至る。消去作用は自己回復作用としても
知られ、金属化電極層間に多少の電気放電がある
と生じる。電気的アークまたは放電の熱により金
属化層の非常に大きな区域が蒸発し、かくしてア
ークが消えるまでアークの長さが増加し続ける。
言い換えると、誘電障害や破壊が起ると、極めて
薄い金属化膜が燃えて破損位置から消失し、破損
部位を弧立させる。従つて自己回復作用によりコ
ンデンサは消去後に機能を継続することができ、
その誘電系は通常の非金属化コンデンサより高い
電圧応力レベルで使用することができる。従つて
消去は、金属化コンデンサの早期破損を防止する
上で役に立つ要素である。しかし、上述した通り
の消去が繰返されると電極のかなりの区域が除去
され、従つてコンデンサの定格容量が減少する。
これを金属化コンデンサの主たる欠点であり、そ
の応用の限定条件となる。 ポリプロピレングリコール油は、消去を局部化
し、消去作用を保持または助長しかつ電極金属の
過剰蒸発の原因となる過剰なガスやアーク作用す
る生成物を増加しないという好ましい意味で、消
去を抑制するように働くことを見出した。ポリプ
ロピレングリコール油のこの主要な消去上の利点
は、金属化コンデンサに生起する多くの小さな電
気的消去作用へのその反作用により証明される。
ポリプロピレングリコールは高い酸素含量を有
し、これはアルミニウム金属化層が導電性元素状
炭素を堆積せずに消去をなす能力にとつて望まし
い因子である。金属化誘電系に典型的であるこの
炭素堆積は消去時にアークを維持する一助とな
り、かくて過剰な電極蒸発、容量損失および高抵
抗短絡の発生という好ましくない結果を生む。 上述したような液体充填密巻コンデンサでは、
液体を著しくロール中に浸透させるのは望ましく
ない。従つて、液体浸透を重大なコロナが発生す
る恐れのあるロール端縁に限定するのが望まし
い。高誘電率流体、例えばポリグリコールの存在
はロール端縁でもう一つの利点を有する。実際
上、ロールは非常に密に巻かれ、高温で予備焼成
処理を加えられてロールを熱収縮させてある。こ
れらのコンデンサでは、液体が樹脂に浸透し樹脂
を膨潤させると、これにより金属化層がその樹脂
への結合をゆるめる。従つて金属化層はこれらの
区域で急速に劣化する。さらに、ロールのより深
いところに存在する液体は電界内で相互作用し
て、さらに金属化層を腐食する原因となる。電極
腐食も金属化コンデンサの容量損失を支配する重
要な因子である。これらのコンデンサ中のポリグ
リコール油の物理的特性、即ちその高粘度および
ポリプロピレンフイルムに対する低膨潤性故に、
この絶縁油は金属化コンデンサにとつて極めて望
ましいものとなる。 消去および腐食の2つの因子に基づく容量損失
は、現在のところ、金属化コンデンサにおけるも
つとも重大な欠点であり、その有効寿命の限定因
子となつている。本発明のポリグリコール油を金
属化コンデンサに使用することにより得られるこ
の観点での利点を、以下の実施例で明らかにす
る。 実施例 本例では、前記Flanaganの米国特許の開示内
容にほゞ従つて、6個の同じアルミニウム金属化
コンデンサを図示の通りに組立て、異なるコンデ
ンサ油で含浸した。苛酷な試験を下記温度で
410VACおよび470VAC(ボルト・交流)で行つ
た。通常これらのコンデンサは330VAC,90℃お
よび370VAC,70℃で定格評価される。コンデン
サにそれぞれ100℃および80℃へのサーマルサイ
クル(温度変動)を加えつつ測定を行つた。%△
Cは容量の正味変化百分率である。破損はコンデ
ンサの破損を意味する。Geconolは他のコンデン
サの商業的製造に使用されている絶縁油で、ジエ
チルヘキシルフタレートエステル、エポキシドお
よびIonolよりなる。この絶縁油の詳しい説明は、
本出願人に譲渡されたEustanceの米国特許第
3754173号に見出される。Ionolは2,6−ジ−
tert−ブチル−p−クレゾールよりなる市販の酸
化防止剤であり、そのコンデンサへの使用は
Shawらの米国特許第4117579号に記載されてい
る。ポリプロピレングリコール(PPG)はUnion
Carbide NIAX16−46として市販されている。
本例では、最初にポリプロピレングリコールをフ
ラー土でカラム精製し、含水量を約100ppm以下
に下げるとともに力率を室温で測定して約10.0%
以下にする。試験結果を次表に示す。
【表】
上表からわかるように、ポリプロピレングリコ
ール含浸コンデンサの場合の容量の変化%△Cは
他の絶縁油に関する容量変化%△Cより一貫して
かつ著しく少ない。410Vユニツトの平均%△C
は他の絶縁油の1.3および7.4に較べて0.5であつ
た。より実用的単位に換算すると、この減少はこ
のコンデンサの予想実用寿命が、Geconol含浸コ
ンデンサと較べて2〜3倍長いことを意味する。 実施例 本例では、多数の同様のコンデンサを製作し、
直ちに確実に消去を生成するようにコンデンサ設
計に相関された400VACの電圧を印加し、消去時
間を比較した。消去時間は消去から放電が持続す
るマイクロ秒(μsec)での数値、PXEはフエニ
ルキシリルエタン、MOは鉱油、mJはミリジユ
ールである。
ール含浸コンデンサの場合の容量の変化%△Cは
他の絶縁油に関する容量変化%△Cより一貫して
かつ著しく少ない。410Vユニツトの平均%△C
は他の絶縁油の1.3および7.4に較べて0.5であつ
た。より実用的単位に換算すると、この減少はこ
のコンデンサの予想実用寿命が、Geconol含浸コ
ンデンサと較べて2〜3倍長いことを意味する。 実施例 本例では、多数の同様のコンデンサを製作し、
直ちに確実に消去を生成するようにコンデンサ設
計に相関された400VACの電圧を印加し、消去時
間を比較した。消去時間は消去から放電が持続す
るマイクロ秒(μsec)での数値、PXEはフエニ
ルキシリルエタン、MOは鉱油、mJはミリジユ
ールである。
【表】
この表はPPGの消去時間が他の絶縁油より短
いことを示している。消去部位を顕微鏡検査した
ところ、PPGについてはきれいな消去が確かめ
られた。PPGの高酸素含量が短い消去時間への
貢献因子であると考えられる。 実施例 この試験は、ポリプロピレングリコール
(PPG)と広く採用されている絶縁油であるジエ
チルヘキシルフタレート(DEHP)コンデンサ油
の物理的特性を比較するために行つたもので、そ
の結果ポリプロピレングリコールが優れているこ
とが示された。例えば、DEHP含浸コンデンサロ
ールとポリプロピレングリコール含浸コンデンサ
ロールの物理的分析により、ポリプロピレングリ
コールでの油浸透がDEHPでの油浸透より著しく
少ないことが確められた。下記の比較特性がこれ
らの検討結果を支持している。
いことを示している。消去部位を顕微鏡検査した
ところ、PPGについてはきれいな消去が確かめ
られた。PPGの高酸素含量が短い消去時間への
貢献因子であると考えられる。 実施例 この試験は、ポリプロピレングリコール
(PPG)と広く採用されている絶縁油であるジエ
チルヘキシルフタレート(DEHP)コンデンサ油
の物理的特性を比較するために行つたもので、そ
の結果ポリプロピレングリコールが優れているこ
とが示された。例えば、DEHP含浸コンデンサロ
ールとポリプロピレングリコール含浸コンデンサ
ロールの物理的分析により、ポリプロピレングリ
コールでの油浸透がDEHPでの油浸透より著しく
少ないことが確められた。下記の比較特性がこれ
らの検討結果を支持している。
【表】
上述したポリグリコール油の利点は、主として
金属化合成樹脂コンデンサにもつとも有利に利用
できる。ポリグリコール油は完全な含浸を必要と
する金属化コンデンサ、即ち二重金属化紙電極ポ
リプロピレンフイルム絶縁コンデンサ、アルミニ
ウム箔電極を有する紙とポリプロピレンフイルム
の複合誘電体、およびアルミニウム箔電極を有す
るすべてのポリプロピレンフイルム誘電体にも使
用することができる。これらのコンデンサを以下
に説明する。 第3図に本発明のポリグリコール油を使用する
のに適当な金属化コンデンサを示す。この例のコ
ンデンサロール部26はコア部材27のまわりに
合成樹脂ストリツプ28と金属化紙電極29の組
を密に巻回してなる。ロール部26は電極29を
互にずらせた関係で巻回され、一方の電極の金属
化端縁30がロール部の一端31に露出し、他方
の金属化電極の端縁32がロール部の他端33に
露出するようになつている。適当な金属、例えば
アルミニウムまたは亜鉛をロール部26の両端に
それぞれスプレーしてコーテイング34を形成
し、電極リード35および36をコーテイング3
4に接続する。 金属化紙電極29は、薄い高密度紙にアルミニ
ウムの層またはコーテイングを設けたものであ
る。紙には多くの材料を使用でき、例えば重合体
材料の織布および不織布または内部および表面に
沿つての誘電油の侵入、進行を許す他の多孔性吸
上材料を使用できる。しかし、本発明の実施に当
つては、密度約1.0のコンデンサ薄葉紙が好まし
い。かゝる薄葉紙はクラフトコンデンサ薄葉紙と
して商業経路で入手できる。紙の両面を金属層で
被覆し、かゝる組合せを両面金属化紙と称する。
好適な金属はアルミニウムで、これを周知の真空
蒸着技術により紙の上に蒸着して均一な高純度金
属層を形成する。かゝる金属層を電極箔の単位平
方当りのオーム抵抗値にて測定し、本発明に適切
な範囲は約4.0〜7.0オーム/平方である。 合成樹脂ストリツプ28はポリオレフイン、ポ
リカーボネート、ポリアミドなどおよびこれらの
ホモポリマーおよびコポリマーのような比較的普
通の誘電樹脂の1種またはそれ以上の1枚または
複数枚のストリツプとすることができる。しか
し、コンデンサ品位のポリプロピレンよりなる樹
脂が本発明にとつて好適な樹脂ストリツプであ
る。コンデンサ品位のポリプロピレンフイルム
は、優れた誘電特性を有する高純度の滑らかなポ
リプロピレンフイルムである。 ポリプロピレンストリツプ28と金属化紙電極
ストリツプ29を一緒に、第1図に示す通りにロ
ール形態に巻き、第2図の缶19と同様の円筒缶
に入れ、高温で真空乾燥処理を施こして水分を除
き、本発明の適当なポリプロピレングリコール油
25で真空含浸する。本発明を実際に行う場合、コ
ンデンサロールを丸く巻くかまたはやゝだ円断面
に平坦化することができ、いずれの形状もポリプ
ロピレングリコール油に適合する。このコンデン
サでは紙を使用するので、ポリプロピレングリコ
ール油がロール構造全体に含浸する。第3図のコ
ンデンサにポリプロピレングリコール油を使用す
る利点を次の実施例で具体的に示す。 実施例 本例では、第3図の構造に従つて多数の同じコ
ンデンサを製作し、ポリプロピレングリコールと
PXE絶縁油として知られるフエニルキシリルエ
タンとの50/50(体積)混合物で含浸した。次に
コンデンサに極めて高いACおよびDC電圧を印加
してポリプロピレングリコールの絶縁破壊の強さ
を試験し、既知の50/50(体積)PXE/Geconol
混合物の優れた性能と比較した。次の結果が記録
された。
金属化合成樹脂コンデンサにもつとも有利に利用
できる。ポリグリコール油は完全な含浸を必要と
する金属化コンデンサ、即ち二重金属化紙電極ポ
リプロピレンフイルム絶縁コンデンサ、アルミニ
ウム箔電極を有する紙とポリプロピレンフイルム
の複合誘電体、およびアルミニウム箔電極を有す
るすべてのポリプロピレンフイルム誘電体にも使
用することができる。これらのコンデンサを以下
に説明する。 第3図に本発明のポリグリコール油を使用する
のに適当な金属化コンデンサを示す。この例のコ
ンデンサロール部26はコア部材27のまわりに
合成樹脂ストリツプ28と金属化紙電極29の組
を密に巻回してなる。ロール部26は電極29を
互にずらせた関係で巻回され、一方の電極の金属
化端縁30がロール部の一端31に露出し、他方
の金属化電極の端縁32がロール部の他端33に
露出するようになつている。適当な金属、例えば
アルミニウムまたは亜鉛をロール部26の両端に
それぞれスプレーしてコーテイング34を形成
し、電極リード35および36をコーテイング3
4に接続する。 金属化紙電極29は、薄い高密度紙にアルミニ
ウムの層またはコーテイングを設けたものであ
る。紙には多くの材料を使用でき、例えば重合体
材料の織布および不織布または内部および表面に
沿つての誘電油の侵入、進行を許す他の多孔性吸
上材料を使用できる。しかし、本発明の実施に当
つては、密度約1.0のコンデンサ薄葉紙が好まし
い。かゝる薄葉紙はクラフトコンデンサ薄葉紙と
して商業経路で入手できる。紙の両面を金属層で
被覆し、かゝる組合せを両面金属化紙と称する。
好適な金属はアルミニウムで、これを周知の真空
蒸着技術により紙の上に蒸着して均一な高純度金
属層を形成する。かゝる金属層を電極箔の単位平
方当りのオーム抵抗値にて測定し、本発明に適切
な範囲は約4.0〜7.0オーム/平方である。 合成樹脂ストリツプ28はポリオレフイン、ポ
リカーボネート、ポリアミドなどおよびこれらの
ホモポリマーおよびコポリマーのような比較的普
通の誘電樹脂の1種またはそれ以上の1枚または
複数枚のストリツプとすることができる。しか
し、コンデンサ品位のポリプロピレンよりなる樹
脂が本発明にとつて好適な樹脂ストリツプであ
る。コンデンサ品位のポリプロピレンフイルム
は、優れた誘電特性を有する高純度の滑らかなポ
リプロピレンフイルムである。 ポリプロピレンストリツプ28と金属化紙電極
ストリツプ29を一緒に、第1図に示す通りにロ
ール形態に巻き、第2図の缶19と同様の円筒缶
に入れ、高温で真空乾燥処理を施こして水分を除
き、本発明の適当なポリプロピレングリコール油
25で真空含浸する。本発明を実際に行う場合、コ
ンデンサロールを丸く巻くかまたはやゝだ円断面
に平坦化することができ、いずれの形状もポリプ
ロピレングリコール油に適合する。このコンデン
サでは紙を使用するので、ポリプロピレングリコ
ール油がロール構造全体に含浸する。第3図のコ
ンデンサにポリプロピレングリコール油を使用す
る利点を次の実施例で具体的に示す。 実施例 本例では、第3図の構造に従つて多数の同じコ
ンデンサを製作し、ポリプロピレングリコールと
PXE絶縁油として知られるフエニルキシリルエ
タンとの50/50(体積)混合物で含浸した。次に
コンデンサに極めて高いACおよびDC電圧を印加
してポリプロピレングリコールの絶縁破壊の強さ
を試験し、既知の50/50(体積)PXE/Geconol
混合物の優れた性能と比較した。次の結果が記録
された。
【表】
上記試験の結果からわかるように、ポリプロピ
レングリコールは周知の商業的に使用されている
絶縁油の良好な特性のすべてを具えており、しか
も独特の適合性と消去の利点を保持している。 本発明のポリプロピレングリコール油は、他の
含浸型コンデンサ、例えばCoxの米国特許第
3363156号に開示されているポリプロピレン/紙
併用絶縁コンデンサや同特許の全フイルム絶縁コ
ンデンサにも使用できる。第4図に示す通りの全
フイルム絶縁コンデンサにおいては、比較的長い
ロール37はフイルムストリツプ38,39,4
0および41を別のアルミニウム箔ストリツプ4
2および43と一緒に第1図のロール10と同様
のロール形態に巻くことにより形成するが、ポリ
プロピレンストリツプと紙ストリツプを交互に重
ねた複合誘電体をアルミニウム箔ストリツプと一
緒にロール形態に巻いてもよい。平坦にした縦長
ロール37および電極リード44,45を使用し
た組立済みコンデンサを第5図に示す。 第5図において、このコンデンサ46はケーシ
ング47に複数のロール37を収容し、これらを
端子48および49に適当に電気接続した構成で
ある。ロール37は本発明のポリグリコール油中
に浸漬されている。かゝるコンデンサは電力用コ
ンデンサと称され、代表的には定格100〜
300Kvarを有し、約13000ボルトまでの範囲に及
ぶ。 ポリプロピレングリコールは単独で使用して
も、コンデンサ環境において有利であると確認さ
れた特定の添加剤と共に使用してもよい。ポリプ
ロピレングリコールは処理および含浸システムま
たはコンデンサ環境いずれにても酸化を受けやす
い。この理由から、酸化防止剤を使用するのが望
ましく、Ionolがその1例である。普通酸化防止
剤を約0.01〜10.0体積%の範囲の量添加する。 塩素化油またはエステル油が存在するコンデン
サ環境ではエポキシ化合物が有利である(エポキ
シ化合物の使用についてはCoxの米国特許第
3363156号およびEustanceの米国特許第3754173
号参照)。本発明に有効に使用できる代表的なエ
ポキシ化合物は、商業経路で入手できる
Unox221(ジシクロジエポキシカルボキシレー
ト)である。エポキシ化合物は通常、絶縁油の約
0.1〜10重量%の範囲で添加する。 ポリプロピレングリコールは芳香族流体とはみ
なされないので、良好なガス吸収剤ではない。あ
る種のコンデンサ用途では、有害なコロナ放電を
軽減するために、一般にガス吸収が、そしてしば
しば迅速なガス吸収が必要である。この場合、あ
る種のガス吸収剤をポリプロピレングリコールと
共に使用するのがよい。かゝる添加剤の1群はア
ルケン類、例えば脂肪族オレフインであり、中で
もテトラデセンが好ましい例である。Shawの米
国特許第4190682号に、脂肪族化合物をガス吸収
剤としてエステル油と組合せて使用することが記
載されている。他の群の添加剤としてアントラキ
ノン類も本発明に使用することができる。あるい
はまた、炭素−炭素二重結合を生じる出発材料を
用いることにより、ポリグリコールを化学的に変
性してそのガス吸収能を向上させることができ
る。 好適な絶縁油は実質的にポリプロピレングリコ
ールよりなる(添加剤を含む)が、この油を他の
油と配合して特殊用途に適当な特殊な油をつくる
ことができる。この油の配合は、例えば
Grahameの米国特許出願第147031号に記載され
ている。Grahameの特許出願では、特定の油、
例えばフエニルキシリルエタン(PXE)および
モノイソプロピルビフエニル(MIPB)を特定の
エステルと配合する。本発明の場合、本発明のポ
リプロピレングリコールを該エステルに代えて使
用することができる。ポリプロピレングリコール
を配合物の主成分とするのが好ましく、例えばポ
リプロピレングリコールを配合物の体積の約半分
以上とする。しかし、別の例では、ポリグリコー
ルの利点を、他の材料をこれで化学的に変性また
は組合せることにより高めたり補強したりするこ
とができる。その適当な例はエーテルおよびエス
テル結合である。エチレンオキシド補強単位を含
有するポリプロピレングリコールのランダムまた
はプロツクコポリマーも包含される。 本発明の絶縁油は、ある種の組合せのポリグリ
コールを含み得る硬化および固体コンパウンドと
は対照的に、コンデンサ中でその有効寿命の間流
体として留まるものである。 試験した他の流体は、大豆油、アセチル化ヒマ
シ油、エポキシ化大豆油およびポリブテンであ
る。ある限られた試験では、良好な結果が得られ
たが、これらは通常短時間の寿命しかもたなかつ
た。約1000時間以上の寿命試験では、本発明のポ
リグリコール油の優位がはつきり示された。 本発明を特定の実施例についてのみ説明した
が、本発明の要旨を逸脱せぬ範囲内で種々の変更
が可能である。従つて本発明は特許請求の範囲内
に入るすべての変更、変形例を包含する。
レングリコールは周知の商業的に使用されている
絶縁油の良好な特性のすべてを具えており、しか
も独特の適合性と消去の利点を保持している。 本発明のポリプロピレングリコール油は、他の
含浸型コンデンサ、例えばCoxの米国特許第
3363156号に開示されているポリプロピレン/紙
併用絶縁コンデンサや同特許の全フイルム絶縁コ
ンデンサにも使用できる。第4図に示す通りの全
フイルム絶縁コンデンサにおいては、比較的長い
ロール37はフイルムストリツプ38,39,4
0および41を別のアルミニウム箔ストリツプ4
2および43と一緒に第1図のロール10と同様
のロール形態に巻くことにより形成するが、ポリ
プロピレンストリツプと紙ストリツプを交互に重
ねた複合誘電体をアルミニウム箔ストリツプと一
緒にロール形態に巻いてもよい。平坦にした縦長
ロール37および電極リード44,45を使用し
た組立済みコンデンサを第5図に示す。 第5図において、このコンデンサ46はケーシ
ング47に複数のロール37を収容し、これらを
端子48および49に適当に電気接続した構成で
ある。ロール37は本発明のポリグリコール油中
に浸漬されている。かゝるコンデンサは電力用コ
ンデンサと称され、代表的には定格100〜
300Kvarを有し、約13000ボルトまでの範囲に及
ぶ。 ポリプロピレングリコールは単独で使用して
も、コンデンサ環境において有利であると確認さ
れた特定の添加剤と共に使用してもよい。ポリプ
ロピレングリコールは処理および含浸システムま
たはコンデンサ環境いずれにても酸化を受けやす
い。この理由から、酸化防止剤を使用するのが望
ましく、Ionolがその1例である。普通酸化防止
剤を約0.01〜10.0体積%の範囲の量添加する。 塩素化油またはエステル油が存在するコンデン
サ環境ではエポキシ化合物が有利である(エポキ
シ化合物の使用についてはCoxの米国特許第
3363156号およびEustanceの米国特許第3754173
号参照)。本発明に有効に使用できる代表的なエ
ポキシ化合物は、商業経路で入手できる
Unox221(ジシクロジエポキシカルボキシレー
ト)である。エポキシ化合物は通常、絶縁油の約
0.1〜10重量%の範囲で添加する。 ポリプロピレングリコールは芳香族流体とはみ
なされないので、良好なガス吸収剤ではない。あ
る種のコンデンサ用途では、有害なコロナ放電を
軽減するために、一般にガス吸収が、そしてしば
しば迅速なガス吸収が必要である。この場合、あ
る種のガス吸収剤をポリプロピレングリコールと
共に使用するのがよい。かゝる添加剤の1群はア
ルケン類、例えば脂肪族オレフインであり、中で
もテトラデセンが好ましい例である。Shawの米
国特許第4190682号に、脂肪族化合物をガス吸収
剤としてエステル油と組合せて使用することが記
載されている。他の群の添加剤としてアントラキ
ノン類も本発明に使用することができる。あるい
はまた、炭素−炭素二重結合を生じる出発材料を
用いることにより、ポリグリコールを化学的に変
性してそのガス吸収能を向上させることができ
る。 好適な絶縁油は実質的にポリプロピレングリコ
ールよりなる(添加剤を含む)が、この油を他の
油と配合して特殊用途に適当な特殊な油をつくる
ことができる。この油の配合は、例えば
Grahameの米国特許出願第147031号に記載され
ている。Grahameの特許出願では、特定の油、
例えばフエニルキシリルエタン(PXE)および
モノイソプロピルビフエニル(MIPB)を特定の
エステルと配合する。本発明の場合、本発明のポ
リプロピレングリコールを該エステルに代えて使
用することができる。ポリプロピレングリコール
を配合物の主成分とするのが好ましく、例えばポ
リプロピレングリコールを配合物の体積の約半分
以上とする。しかし、別の例では、ポリグリコー
ルの利点を、他の材料をこれで化学的に変性また
は組合せることにより高めたり補強したりするこ
とができる。その適当な例はエーテルおよびエス
テル結合である。エチレンオキシド補強単位を含
有するポリプロピレングリコールのランダムまた
はプロツクコポリマーも包含される。 本発明の絶縁油は、ある種の組合せのポリグリ
コールを含み得る硬化および固体コンパウンドと
は対照的に、コンデンサ中でその有効寿命の間流
体として留まるものである。 試験した他の流体は、大豆油、アセチル化ヒマ
シ油、エポキシ化大豆油およびポリブテンであ
る。ある限られた試験では、良好な結果が得られ
たが、これらは通常短時間の寿命しかもたなかつ
た。約1000時間以上の寿命試験では、本発明のポ
リグリコール油の優位がはつきり示された。 本発明を特定の実施例についてのみ説明した
が、本発明の要旨を逸脱せぬ範囲内で種々の変更
が可能である。従つて本発明は特許請求の範囲内
に入るすべての変更、変形例を包含する。
第1図は本発明のポリグリコール油を使用する
のに最適の金属化ポリプロピレンコンデンサロー
ル部を示す斜視図、第2図は第1図のコンデンサ
ロール部をケーシングに収容したコンデンサの斜
視図、第3図は本発明のポリグリコール油を使用
するのに適当な別の金属化コンデンサのロール部
を示す斜視図、第4図は本発明のポリグリコール
油を使用するのに適当な全フイルム誘電体電力用
コンデンサのロール部を示す斜視図、および第5
図は第4図のロール部複数個をケーシングに収容
した電力用コンデンサの斜視図である。 10……ロール部、11,12……誘電体スト
リツプ、13,14……金属化コーテイング、1
8,19……リード、21……コンデンサ、22
……ケーシング、23,24……端子、25……
絶縁油、26……ロール部、28……合成樹脂ス
トリツプ、29……金属化紙電極、35,36…
…リード、37……ロール部、38〜41……フ
イルムストリツプ、42,43……アルミニウム
箔ストリツプ、44,45……リード、46……
コンデンサ、47……ケーシング、48,49…
…端子。
のに最適の金属化ポリプロピレンコンデンサロー
ル部を示す斜視図、第2図は第1図のコンデンサ
ロール部をケーシングに収容したコンデンサの斜
視図、第3図は本発明のポリグリコール油を使用
するのに適当な別の金属化コンデンサのロール部
を示す斜視図、第4図は本発明のポリグリコール
油を使用するのに適当な全フイルム誘電体電力用
コンデンサのロール部を示す斜視図、および第5
図は第4図のロール部複数個をケーシングに収容
した電力用コンデンサの斜視図である。 10……ロール部、11,12……誘電体スト
リツプ、13,14……金属化コーテイング、1
8,19……リード、21……コンデンサ、22
……ケーシング、23,24……端子、25……
絶縁油、26……ロール部、28……合成樹脂ス
トリツプ、29……金属化紙電極、35,36…
…リード、37……ロール部、38〜41……フ
イルムストリツプ、42,43……アルミニウム
箔ストリツプ、44,45……リード、46……
コンデンサ、47……ケーシング、48,49…
…端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケーシング、該ケーシングに収容され、1対
の離間した電極とこれら電極間の固体誘電体とを
組合せてなるコンデンサロール部、前記ケーシン
グ上に位置し前記電極を電源に接続する接続手
段、および前記ケーシング中で前記電極および固
体誘電体と接触している絶縁油の組合せよりな
り、前記絶縁油が約1000以上の分子量を有するポ
リグリコール油を含む、コンデンサ。 2 前記電極の少くとも一方が固体誘電体上の金
属化層である特許請求の範囲第1項記載のコンデ
ンサ。 3 前記金属化層が合成樹脂誘電体上にある特許
請求の範囲第2項記載のコンデンサ。 4 前記金属化層が紙誘電体上にある特許請求の
範囲第2項記載のコンデンサ。 5 前記合成樹脂がポリプロピレンである特許請
求の範囲第3項記載のコンデンサ。 6 前記ポリグリコール油が一般式: (式中のR′はCH3および/またはHで、Rは炭
素原子数1−8のアルキル基またはH、そして
R″はHである)を有する特許請求の範囲第1項
−第5項のいずれか1項記載のコンデンサ。 7 前記ポリグリコール油がポリプロピレングリ
コールよりなる特許請求の範囲第6項記載のコン
デンサ。 8 前記ポリプロピレングリコールが他の絶縁油
と配合されている特許請求の範囲第7項記載のコ
ンデンサ。 9 前記他の絶縁油が炭化水素である特許請求の
範囲第8項記載のコンデンサ。 10 前記合成樹脂誘電体が電極間の固体誘電体
のすべてをなし、前記絶縁油が実質的にトリオー
ルポリプロピレングリコールよりなる特許請求の
範囲第3項記載のコンデンサ。 11 (a) ケーシング、 (b) 前記ケーシング中のコンデンサロール部、 (c) 前記ロール部が合成樹脂誘電体ストリツプの
少くとも1表面上に金属化層を設けてなるこ
と、 (d) 前記金属化層を前記ケーシング上の端子に電
気接続する接続手段、 (e) 前記ケーシング中にあり前記ロール部と接触
している絶縁油、 (f) 前記絶縁油が約1000以上の分子量を有するポ
リグリコール油を含むこと の組合せで構成されたコンデンサ。 12 前記ポリグリコール油がポリプロピレング
リコールよりなる特許請求の範囲第11項記載の
コンデンサ。 13 前記ポリグリコール油が実質的にトリオー
ルポリプロピレングリコールよりなる特許請求の
範囲第11項記載のコンデンサ。 14 1対の離間したストリツプ電極間に合成樹
脂ストリツプ誘電体を介在させて積層体を形成
し、該積層体を円いロール形態に巻き、ケーシン
グに収容し、絶縁油で含浸し、前記電極に電気接
続手段を接続したコンデンサにおいて、 (a) 前記ストリツプ電極がコンデンサ紙の両面を
アルミニウムまたは亜鉛の薄層コーテイングで
金属化してなり、 (b) 前記ロールおよび紙ストリツプが絶縁油で含
浸され、 (c) 前記絶縁油が約1000以上の分子量を有するポ
リグリコール油を含むことを組合せたコンンデ
ンサ。 15 前記ポリグリコール油がポリプロピレング
リコールよりなる特許請求の範囲第14項記載の
コンデンサ。 16 前記ポリグリコール油が実質的にトリオー
ルポリプロピレングリコールよりなる特許請求の
範囲第14項記載のコンデンサ。 17 前記ポリプロピレングリコールが他の絶縁
油と配合されている特許請求の範囲第15項記載
のコンデンサ。 18 前記他の絶縁油がエステルである特許請求
の範囲第17項記載のコンデンサ。 19 前記他の絶縁油が炭化水素である特許請求
の範囲第17項記載のコンデンサ。 20 (a) ケーシング、 (b) 前記ケーシング上の電気端子、 (c) 前記ケーシング中のコンデンサロール部、 (d) 前記コンデンサロール部が合成樹脂誘導体ス
トリツプおよび1対の電極よりなり、前記電極
の少くとも一方が別個の金属箔でこれが前記誘
電体ストリツプとともにロール形態に巻かれる
こと、 (e) 前記電極を前記端子に電気接続する接続手
段、および (f) 前記ケーシングを満たす約1000以上の分子量
を有するポリグリコール絶縁油を組合せてなる
コンデンサ。 21 前記ポリグリコール絶縁油がポリプロピレ
ングリコールよりなる特許請求の範囲第20項記
載のコンデンサ。 22 前記ポリグリコール絶縁油が実質的にトリ
オールポリプロピレングリコールよりなる特許請
求の範囲第20項記載のコンデンサ。 23 両電極が別個の電極で、前記樹脂がポリプ
ロピレンであり、前記絶縁油が実質的にトリオー
ルポリプロピレングリコールよりなる特許請求の
範囲第20項記載のコンデンサ。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/235,810 US4388669A (en) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | Polyglycol dielectric capacitor fluid |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2315688A Division JPH03171510A (ja) | 1981-02-19 | 1990-11-22 | コンデンサ用絶縁油 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57154716A JPS57154716A (en) | 1982-09-24 |
| JPH0463483B2 true JPH0463483B2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=22886996
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57024676A Granted JPS57154716A (en) | 1981-02-19 | 1982-02-19 | Polyglycol insulating oil for capacitor |
| JP2315688A Granted JPH03171510A (ja) | 1981-02-19 | 1990-11-22 | コンデンサ用絶縁油 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2315688A Granted JPH03171510A (ja) | 1981-02-19 | 1990-11-22 | コンデンサ用絶縁油 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4388669A (ja) |
| EP (1) | EP0058904B1 (ja) |
| JP (2) | JPS57154716A (ja) |
| AT (1) | ATE34872T1 (ja) |
| BR (1) | BR8200973A (ja) |
| DE (1) | DE3278596D1 (ja) |
| IN (1) | IN156661B (ja) |
| MX (1) | MX159746A (ja) |
Families Citing this family (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4536331A (en) * | 1982-06-07 | 1985-08-20 | Emhart Industries, Inc. | Non-toxic impregnant for electrical capacitors |
| US4447854A (en) * | 1982-11-22 | 1984-05-08 | Sprague Electric Company | Oval dual-AC-capacitor package |
| FR2570216A1 (fr) * | 1984-09-10 | 1986-03-14 | Bollore Sa | Condensateur electrique a film plastique metallise |
| DE3732430A1 (de) * | 1987-09-25 | 1989-04-13 | Roederstein Kondensatoren | Elektrischer kondensator, insbesondere impraegnierter metallisierter polypropylenkondensator |
| US6398986B1 (en) * | 1995-12-21 | 2002-06-04 | Cooper Industries, Inc | Food grade vegetable oil based dielectric fluid and methods of using same |
| US5949017A (en) * | 1996-06-18 | 1999-09-07 | Abb Power T&D Company Inc. | Electrical transformers containing electrical insulation fluids comprising high oleic acid oil compositions |
| WO2003036669A1 (en) * | 2001-10-19 | 2003-05-01 | Microcoating Technologies, Inc. | Tunable capacitors using fluid dielectrics |
| CN100341975C (zh) * | 2002-02-19 | 2007-10-10 | 霍尼韦尔国际公司 | 燃料电池组合件用高电阻传热组合物 |
| WO2004035558A1 (ja) | 2002-09-05 | 2004-04-29 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | 脂環式ジエポキシ化合物の製造方法、硬化性エポキシ樹脂組成物、電子部品封止用エポキシ樹脂組成物、電気絶縁油用安定剤、および電気絶縁用注型エポキシ樹脂組成物 |
| US7476344B2 (en) * | 2005-02-25 | 2009-01-13 | E.I. Du Pont De Nemours | Electrical apparatuses containing polytrimethylene homo- or copolyether glycol based electrical insulation fluids |
| US7423861B2 (en) | 2005-04-07 | 2008-09-09 | American Radionic Company, Inc. | Capacitor with multiple elements for multiple replacement applications |
| US11183336B2 (en) | 2005-04-07 | 2021-11-23 | Amrad Manufacturing, Llc | Capacitor with multiple elements for multiple replacement applications |
| US7203053B2 (en) | 2005-04-07 | 2007-04-10 | American Radionic Company, Inc. | Capacitor for multiple replacement applications |
| US11183337B1 (en) | 2005-04-07 | 2021-11-23 | Amrad Manufacturing, Llc | Capacitor with multiple elements for multiple replacement applications |
| US9412521B2 (en) | 2005-04-07 | 2016-08-09 | American Radionic Company, Inc. | Capacitor with multiple elements for multiple replacement applications |
| JP4723927B2 (ja) * | 2005-06-21 | 2011-07-13 | 富士通株式会社 | 電解コンデンサ |
| USD818959S1 (en) | 2005-12-23 | 2018-05-29 | American Radionic Company, Inc. | Capacitor |
| US7952854B2 (en) | 2006-12-29 | 2011-05-31 | American Radionic Company, Inc. | Electrolytic capacitor |
| CN101303938B (zh) * | 2007-05-09 | 2011-08-17 | 郑州泰达电子材料科技有限公司 | 固体电解电容器 |
| CA2731684C (en) | 2008-10-16 | 2013-11-26 | Prolec-Ge Internacional, S. De R.L. De C.V. | Vegetable oil of high dielectric purity, method for obtaining same and use in an electrical device |
| US8456795B2 (en) | 2009-11-13 | 2013-06-04 | American Radionic Company, Inc. | Hard start kit for multiple replacement applications |
| US9318261B2 (en) | 2013-05-21 | 2016-04-19 | American Radionic Company, Inc. | Power factor correction capacitors |
| US11195663B2 (en) | 2017-05-12 | 2021-12-07 | Amrad Manufacturing, Llc | Capacitor with multiple elements for multiple replacement applications |
| CN208608067U (zh) | 2017-05-12 | 2019-03-15 | 美国射电电子公司 | 一种提供多个可选择电容值的装置 |
| US11424077B1 (en) | 2017-12-13 | 2022-08-23 | Amrad Manufacturing, Llc | Hard start kit for multiple replacement applications |
| USD906969S1 (en) | 2018-12-13 | 2021-01-05 | American Radionic Company, Inc. | Magnet for attachment to a capacitor |
| US10586655B1 (en) | 2018-12-28 | 2020-03-10 | American Radionic Company, Inc. | Capacitor with multiple elements for multiple replacement applications |
| US12125645B1 (en) | 2019-06-07 | 2024-10-22 | Amrad Manufacturing, Llc | Capacitor with multiple elements for multiple replacement applications |
| USD1054986S1 (en) | 2019-06-25 | 2024-12-24 | Amrad Manufacturing, Llc | Capacitor |
| USD906247S1 (en) | 2019-07-11 | 2020-12-29 | American Radionic Company, Inc. | Capacitor |
| DE102019121530A1 (de) * | 2019-08-09 | 2021-02-11 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kondensatorsystem mit einem Dämpfungsmaterial mit vorgegebener Dämpfung und Verfahren zur Herstellung eines solchen Kondensatorsystems |
| USD1054379S1 (en) * | 2020-11-24 | 2024-12-17 | Amrad Manufacturing, Llc | Capacitor with relay |
| CA3157689A1 (en) | 2021-04-30 | 2022-10-30 | Amrad Manufacturing, Llc | Hard start kit for multiple replacement applications |
| CA3255104A1 (en) | 2023-09-22 | 2025-10-30 | Hvac South, Llc | Capacitor mount |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE627764A (ja) * | ||||
| US1986651A (en) * | 1932-09-30 | 1935-01-01 | Lubri Zol Corp | Lubricant |
| US2253506A (en) * | 1938-12-31 | 1941-08-26 | Gen Electric | Electrolyte composition |
| DE901086C (de) * | 1951-09-14 | 1954-01-07 | Bosch Gmbh Robert | Elektrischer Kondensator |
| US2930954A (en) * | 1955-11-29 | 1960-03-29 | Aerovox Corp | Electric capacitor |
| US3987348A (en) * | 1974-09-16 | 1976-10-19 | General Electric Company | Partially impregnated capacitor |
| US4190682A (en) * | 1977-04-04 | 1980-02-26 | General Electric Company | Process for impregnating a capacitor with a non-halogenated impregnant |
| JPS53145100A (en) * | 1977-05-23 | 1978-12-16 | Mitsubishi Electric Corp | Electrical equipment |
| US4142143A (en) * | 1977-11-18 | 1979-02-27 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Lightning ground system attachable admittance testing instrument |
| US4243708A (en) * | 1979-04-16 | 1981-01-06 | General Electric Company | Metallized textured surface polypropylene film |
-
1981
- 1981-02-19 US US06/235,810 patent/US4388669A/en not_active Expired - Lifetime
-
1982
- 1982-02-04 IN IN138/CAL/82A patent/IN156661B/en unknown
- 1982-02-15 DE DE8282101097T patent/DE3278596D1/de not_active Expired
- 1982-02-15 EP EP82101097A patent/EP0058904B1/en not_active Expired
- 1982-02-15 AT AT82101097T patent/ATE34872T1/de not_active IP Right Cessation
- 1982-02-17 BR BR8200973A patent/BR8200973A/pt not_active IP Right Cessation
- 1982-02-19 JP JP57024676A patent/JPS57154716A/ja active Granted
- 1982-02-19 MX MX191503A patent/MX159746A/es unknown
-
1990
- 1990-11-22 JP JP2315688A patent/JPH03171510A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0058904A2 (en) | 1982-09-01 |
| JPH059883B2 (ja) | 1993-02-08 |
| EP0058904A3 (en) | 1984-07-25 |
| IN156661B (ja) | 1985-10-12 |
| US4388669A (en) | 1983-06-14 |
| JPS57154716A (en) | 1982-09-24 |
| JPH03171510A (ja) | 1991-07-25 |
| MX159746A (es) | 1989-08-16 |
| EP0058904B1 (en) | 1988-06-01 |
| BR8200973A (pt) | 1983-01-04 |
| DE3278596D1 (de) | 1988-07-07 |
| ATE34872T1 (de) | 1988-06-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0463483B2 (ja) | ||
| CA1236122A (en) | Electrical insulating oil and oil-filled electrical appliances | |
| US4347169A (en) | Electrical insulating oil and oil-filled electrical appliances | |
| JPS60193204A (ja) | 電気絶縁油 | |
| EP0039546B1 (en) | Impregnants for metallized paper electrode capacitors | |
| CA1283714C (en) | Electrical capacitor having improved dielectric system | |
| EP0043638B1 (en) | Edge coated capacitor electrode | |
| US4422962A (en) | Polyglycol dielectric capacitor fluid | |
| US2307488A (en) | Electric capacitor | |
| US4117579A (en) | Method of impregnating a capacitor | |
| US4108789A (en) | Dielectric compositions containing benzyl esters | |
| US4290926A (en) | Non-halogenated impregnant for capacitors comprising an aromatic carboxylic acid ester and an alkene | |
| US3754173A (en) | Stabilized ester impregnated capacitor | |
| CA1070102A (en) | Electrical capacitor having an improved dielectric system and method of processing the capacitor | |
| US4190682A (en) | Process for impregnating a capacitor with a non-halogenated impregnant | |
| US4626959A (en) | Dielectric fluid for metallized capacitors | |
| CA1088292A (en) | Liquid ester impregnant for electrical devices | |
| CA1201778A (en) | Aromatic dielectric fluid for a capacitor | |
| CA1201182A (en) | Electrical capacitor having a polyglycol dielectric fluid | |
| US2203283A (en) | Foil condenser and method of producing same | |
| US2526330A (en) | Cellulose acetate coated dielectric paper for electrical devices | |
| CA1161507A (en) | Impregnants for metalized paper electrode capacitors | |
| JPS6110925B2 (ja) | ||
| JP2011216292A (ja) | 直流油浸電力ケーブル | |
| KR800000068Y1 (ko) | 콘 덴 서 |