JPH046407Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046407Y2 JPH046407Y2 JP1984059592U JP5959284U JPH046407Y2 JP H046407 Y2 JPH046407 Y2 JP H046407Y2 JP 1984059592 U JP1984059592 U JP 1984059592U JP 5959284 U JP5959284 U JP 5959284U JP H046407 Y2 JPH046407 Y2 JP H046407Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- parts
- sheet
- vinyl chloride
- floor finishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
本考案は抗菌性を有する表面シートを積層して
なるもので、更に詳しくは基体シートの上面に、
抗菌剤含有シート層を設けることにより抗菌性を
有する塩化ビニル系樹脂製の床仕上材を提供せん
とするものである。 一般に学校、病院、研究所等の床面に床仕上材
としてビニル系、ゴム系のものが多く使用されて
いる。これらの床仕上材は耐酸、耐アルカリ等
の耐薬品性を有し、耐摩耗性に対する耐久力が
優れており、床仕上材同士の溶接が可能であり
床面全体を一体化することにより床下からの雑菌
の浸入がある程度防止出来るなどの理由により、
学校の給食室、病院や研究所の無菌室、また近年
ではバイオクリーンルーム等に多用されており、
特に病院やバイオクリーンルームあるいは医薬品
関係の研究室では床材表面に抗菌剤を含有する薬
剤を散布し抗菌性を付与せしめている。 しかしこの様な方法では、その薬剤を散布する
際、人体に直接接触(附着)する危険性があり、
皮膚障害などを誘発する恐れがある。又、散布の
ため床表面に付着しているのみであつて、何らか
の理由で床面を洗浄する時には、その薬剤も一緒
に洗い流されてしまい、散布効果が無くなる事が
生じるなどの欠点を有している。 本考案はこれらの欠点を解消するためになされ
たもので、その実施の一例を図面について説明す
ると、基体シート1は塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂のように塩化ビニル
樹脂と他の成分との共重合体樹脂、塩化ビニル樹
脂にNBR等の親和性を有する樹脂成分を混合し
たものを主成分とし、これにDOP,TCP,BBP
などの可塑剤やBa−Zn系、Cd−Ba−Zn系など
の安定剤、CaCO3などの必要な充填剤、その他通
常の塩ビに用いる配合剤を添加した後(必要に応
じてキレツター、発泡剤、顔料を添加する場合も
ある)、カレンダー法などの任意手段で1.0〜2.0
mmの厚さのシート状に形成するか或いは塩ビペー
スト樹脂を用いてペースト法でシート状に形成
し、このシート状をなす基体シート1の上面に抗
菌性を有する表面シート2を積層すると共に必要
に応じて基体シート1の裏面に麻布やビニロン金
巾などの織布、ガラスやポリエステルなどの不織
布、アスベスト紙などの紙を裏打材3として形成
する。 表面シート2は基体シート1と略同様の主成分
及び配合剤に、イルガサンDP−300(2,4,
4′−トリクロロ−2′−ハイドロオキシ ジフエ
ニルエーテル)、バクトールP(ベンジルブロモア
セテート)、オルトフエニルフエノールの抗菌剤
を添加せしめて0.3〜1.0mm厚さのシート状に形成
したもので、これを基体シート1の上面に積層す
る。 以下具体的実施例について説明する。 配合A. 塩化ビニルストレートレジン(=1050)
100部 DOP 25部 TCP 10部 Ba−Zn系安定剤 3部 CaCO3 25部 イルガサンDP−300 表1の如く変量 着色剤 適量 配合B. 塩化ビニルストレートレジン(=1050)
100部 DOP 45部 エポキシ大豆油 5部 安定剤 3部 CaCO3 30部 着色剤 適量 上記配合Aの組成物に抗菌剤(イルガサンDP
−300)を表1に示す如く0部、0.5部、1部、3
部、5部、8部の各割合で添加した配合物をカレ
ンダー法で0.4mm厚のシートを6種類圧延し、こ
れを配合Bの配合物をカレンダー法で1.6mm厚に
圧延したシートの上面に積層し、その裏面に麻布
を裏打材として裏打し厚さ2mmの床仕上材を設け
た(実施例1〜6)。この6種類の床仕上材から
夫々直径が20mmのサンプルCを6種類作り抗細菌
効力試験をした。
なるもので、更に詳しくは基体シートの上面に、
抗菌剤含有シート層を設けることにより抗菌性を
有する塩化ビニル系樹脂製の床仕上材を提供せん
とするものである。 一般に学校、病院、研究所等の床面に床仕上材
としてビニル系、ゴム系のものが多く使用されて
いる。これらの床仕上材は耐酸、耐アルカリ等
の耐薬品性を有し、耐摩耗性に対する耐久力が
優れており、床仕上材同士の溶接が可能であり
床面全体を一体化することにより床下からの雑菌
の浸入がある程度防止出来るなどの理由により、
学校の給食室、病院や研究所の無菌室、また近年
ではバイオクリーンルーム等に多用されており、
特に病院やバイオクリーンルームあるいは医薬品
関係の研究室では床材表面に抗菌剤を含有する薬
剤を散布し抗菌性を付与せしめている。 しかしこの様な方法では、その薬剤を散布する
際、人体に直接接触(附着)する危険性があり、
皮膚障害などを誘発する恐れがある。又、散布の
ため床表面に付着しているのみであつて、何らか
の理由で床面を洗浄する時には、その薬剤も一緒
に洗い流されてしまい、散布効果が無くなる事が
生じるなどの欠点を有している。 本考案はこれらの欠点を解消するためになされ
たもので、その実施の一例を図面について説明す
ると、基体シート1は塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体樹脂のように塩化ビニル
樹脂と他の成分との共重合体樹脂、塩化ビニル樹
脂にNBR等の親和性を有する樹脂成分を混合し
たものを主成分とし、これにDOP,TCP,BBP
などの可塑剤やBa−Zn系、Cd−Ba−Zn系など
の安定剤、CaCO3などの必要な充填剤、その他通
常の塩ビに用いる配合剤を添加した後(必要に応
じてキレツター、発泡剤、顔料を添加する場合も
ある)、カレンダー法などの任意手段で1.0〜2.0
mmの厚さのシート状に形成するか或いは塩ビペー
スト樹脂を用いてペースト法でシート状に形成
し、このシート状をなす基体シート1の上面に抗
菌性を有する表面シート2を積層すると共に必要
に応じて基体シート1の裏面に麻布やビニロン金
巾などの織布、ガラスやポリエステルなどの不織
布、アスベスト紙などの紙を裏打材3として形成
する。 表面シート2は基体シート1と略同様の主成分
及び配合剤に、イルガサンDP−300(2,4,
4′−トリクロロ−2′−ハイドロオキシ ジフエ
ニルエーテル)、バクトールP(ベンジルブロモア
セテート)、オルトフエニルフエノールの抗菌剤
を添加せしめて0.3〜1.0mm厚さのシート状に形成
したもので、これを基体シート1の上面に積層す
る。 以下具体的実施例について説明する。 配合A. 塩化ビニルストレートレジン(=1050)
100部 DOP 25部 TCP 10部 Ba−Zn系安定剤 3部 CaCO3 25部 イルガサンDP−300 表1の如く変量 着色剤 適量 配合B. 塩化ビニルストレートレジン(=1050)
100部 DOP 45部 エポキシ大豆油 5部 安定剤 3部 CaCO3 30部 着色剤 適量 上記配合Aの組成物に抗菌剤(イルガサンDP
−300)を表1に示す如く0部、0.5部、1部、3
部、5部、8部の各割合で添加した配合物をカレ
ンダー法で0.4mm厚のシートを6種類圧延し、こ
れを配合Bの配合物をカレンダー法で1.6mm厚に
圧延したシートの上面に積層し、その裏面に麻布
を裏打材として裏打し厚さ2mmの床仕上材を設け
た(実施例1〜6)。この6種類の床仕上材から
夫々直径が20mmのサンプルCを6種類作り抗細菌
効力試験をした。
【表】
この試験方法はブドウ状球菌及び大腸菌の2種
について夫々の菌を接種した肉汁寒天平板培地上
に該サンプルCを密着し、37℃24時間培養した。 抗菌材による当該菌の発育抑制効果をサンプル
周辺に生じた発育阻止帯(ハロー)の巾を測定
し、その平均値を表わした。 更に、その効力の経時持続性及び洗浄による抗
菌力低下性をも合わせて確認のためサンプルを6
ケ月間水浸させた後に、同条件で抗細菌効力試験
を行つた。 その結果が前記表1である。 又、これらのサンプルの耐候性試験を行つた結
果、抗菌剤の添加量が5部を越えたものは表面に
多少の変色が起り耐候性が悪いことが確認され
た。しかし抗菌能力は全く問題がなかつた。 本考案は基体シートの上面に、抗菌性を有する
表面シートを積層してなるから抗菌剤を含有する
薬剤を散布する必要がなく人体への悪影響もなく
作業中においても人体に対する安全性が高いもの
である。又、抗菌剤が表面に付着しているのでは
なく表面シートに含有しているから洗浄による流
失の心配もなく、長期間抗菌性能を持続させるこ
とが出来、ブドウ状球菌等のグラム陽性球菌及び
大腸菌等のグラム陰性桿菌等の雑菌を死滅させる
或いは増殖を防止させる性能を有する床仕上材を
提供することが出来る。
について夫々の菌を接種した肉汁寒天平板培地上
に該サンプルCを密着し、37℃24時間培養した。 抗菌材による当該菌の発育抑制効果をサンプル
周辺に生じた発育阻止帯(ハロー)の巾を測定
し、その平均値を表わした。 更に、その効力の経時持続性及び洗浄による抗
菌力低下性をも合わせて確認のためサンプルを6
ケ月間水浸させた後に、同条件で抗細菌効力試験
を行つた。 その結果が前記表1である。 又、これらのサンプルの耐候性試験を行つた結
果、抗菌剤の添加量が5部を越えたものは表面に
多少の変色が起り耐候性が悪いことが確認され
た。しかし抗菌能力は全く問題がなかつた。 本考案は基体シートの上面に、抗菌性を有する
表面シートを積層してなるから抗菌剤を含有する
薬剤を散布する必要がなく人体への悪影響もなく
作業中においても人体に対する安全性が高いもの
である。又、抗菌剤が表面に付着しているのでは
なく表面シートに含有しているから洗浄による流
失の心配もなく、長期間抗菌性能を持続させるこ
とが出来、ブドウ状球菌等のグラム陽性球菌及び
大腸菌等のグラム陰性桿菌等の雑菌を死滅させる
或いは増殖を防止させる性能を有する床仕上材を
提供することが出来る。
図面は本考案塩化ビニル系樹脂製床仕上材の一
実施例を示すもので、第1図は平面図で一部切欠
する、第2図は拡大断面図であり、図中、1は基
体シート、2は表面シートである。
実施例を示すもので、第1図は平面図で一部切欠
する、第2図は拡大断面図であり、図中、1は基
体シート、2は表面シートである。
Claims (1)
- 塩化ビニル系樹脂からなる基体シートの上面
に、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して2,4,
4′−トリクロロ−2′−ハイドロオキシジフエニ
ルエーテル、ベンジルブロモアセテート、オルト
フエニルフエノールの抗菌剤を1〜5重量部含有
してなるブドウ状球菌及びグラム陰性桿菌に対し
て抗菌性を有する表面シートを積層してなる塩化
ビニル系樹脂製床仕上材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5959284U JPS60170410U (ja) | 1984-04-21 | 1984-04-21 | 塩化ビニル系樹脂製床仕上材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5959284U JPS60170410U (ja) | 1984-04-21 | 1984-04-21 | 塩化ビニル系樹脂製床仕上材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60170410U JPS60170410U (ja) | 1985-11-12 |
| JPH046407Y2 true JPH046407Y2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=30586160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5959284U Granted JPS60170410U (ja) | 1984-04-21 | 1984-04-21 | 塩化ビニル系樹脂製床仕上材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60170410U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5938275Y2 (ja) * | 1978-10-04 | 1984-10-24 | 日東電工株式会社 | 抗菌性複合シ−ト |
-
1984
- 1984-04-21 JP JP5959284U patent/JPS60170410U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60170410U (ja) | 1985-11-12 |
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