JPH046530Y2 - - Google Patents
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- JPH046530Y2 JPH046530Y2 JP1989045635U JP4563589U JPH046530Y2 JP H046530 Y2 JPH046530 Y2 JP H046530Y2 JP 1989045635 U JP1989045635 U JP 1989045635U JP 4563589 U JP4563589 U JP 4563589U JP H046530 Y2 JPH046530 Y2 JP H046530Y2
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Landscapes
- Supports For Plants (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、トマト、ナス、キユウリ、などの各
種果菜類を接ぎ木する際に、台木と穂木との接合
部に取り付けるための接ぎ木支持具に関するもの
である。
種果菜類を接ぎ木する際に、台木と穂木との接合
部に取り付けるための接ぎ木支持具に関するもの
である。
従来より知られる接ぎ木の方法としては、例え
ば、実公昭48−45299号のように、台木と穂木と
に設けた傾斜状の切り口を互いに接合させた状態
で、この接合部の外周を洗濯挟みのようなクリツ
プにより挟着固定する方法、或いは自由に折り曲
げることができて、その形状がそのまま維持でき
るような鉛板により接合部を巻き付けて固定保持
する方法がある。
ば、実公昭48−45299号のように、台木と穂木と
に設けた傾斜状の切り口を互いに接合させた状態
で、この接合部の外周を洗濯挟みのようなクリツ
プにより挟着固定する方法、或いは自由に折り曲
げることができて、その形状がそのまま維持でき
るような鉛板により接合部を巻き付けて固定保持
する方法がある。
また、上記のようなクリツプや鉛板のような支
持具手段以外の別の手段としては、実公昭48−
31487号のように、長さ方向に縦線状の開口部を
設けた合成樹脂製筒状体の中間部に、力率増大用
リングを設けて、このリングの外周面に突設した
一対の開閉突起を摘むことにより、縦線状開口部
を開いて、接合部を筒状体により挟着するような
構造の支持具手段も知られている。
持具手段以外の別の手段としては、実公昭48−
31487号のように、長さ方向に縦線状の開口部を
設けた合成樹脂製筒状体の中間部に、力率増大用
リングを設けて、このリングの外周面に突設した
一対の開閉突起を摘むことにより、縦線状開口部
を開いて、接合部を筒状体により挟着するような
構造の支持具手段も知られている。
更に、合成樹脂製の筒状体を用いるものとして
は、両端が水平にカツトされたシリコンチユーブ
の長さ方向にS字状の切り込みを設けて、この切
り込みを開いてチユーブにより接合部を抱合する
ようなものがPHYSIOLOGIA PLANTARUM
72:153159P 1988によつて知られている。
は、両端が水平にカツトされたシリコンチユーブ
の長さ方向にS字状の切り込みを設けて、この切
り込みを開いてチユーブにより接合部を抱合する
ようなものがPHYSIOLOGIA PLANTARUM
72:153159P 1988によつて知られている。
上記のような各種支持具のうち、クリツプによ
り夫々の切り口を挟着保持する方法は、クリツプ
の重さが幼苗にとつて負担を与えるだけでなく、
接合部の外周面を圧着する挟着圧が常に一定であ
るため茎の成長に障害となるという問題、更に、
茎が成長して接合面が活着した時点になつても、
クリツプが茎から自然に落下することなく取り付
けられたままの状態を維持するので、所定の時期
に夫々のクリツプを茎から外してやらなければな
らず、管理が面倒であるという問題がある。
り夫々の切り口を挟着保持する方法は、クリツプ
の重さが幼苗にとつて負担を与えるだけでなく、
接合部の外周面を圧着する挟着圧が常に一定であ
るため茎の成長に障害となるという問題、更に、
茎が成長して接合面が活着した時点になつても、
クリツプが茎から自然に落下することなく取り付
けられたままの状態を維持するので、所定の時期
に夫々のクリツプを茎から外してやらなければな
らず、管理が面倒であるという問題がある。
また、鉛板を巻き付ける方法も、クリツプの場
合と同様に鉛の重さが茎に負担を与えると共に、
この鉛板が茎の成長後においても自然に落下しな
いので、取り外し作業を必要とするという問題を
有している。
合と同様に鉛の重さが茎に負担を与えると共に、
この鉛板が茎の成長後においても自然に落下しな
いので、取り外し作業を必要とするという問題を
有している。
更に、合成樹脂製の筒状体によるもののうち、
実公昭48−31487号のように、チユーブの中間部
に力率増大用リングを設けて、このリングの外周
面に突設した一対の開閉突起を摘むことにより、
筒状体が開閉するようにした支持具は、前記クリ
ツプの場合と同様に、茎が成長して接合面が活着
した時点になつても、力率増大用リングが外周面
から茎を圧迫し続けることになるので、チユーブ
が茎からが自然に落下することなく取り付けられ
たままの状態を維持し、最終的に所定の時期に
夫々のチユーブを茎から外してやらなければなら
ないという問題がある。
実公昭48−31487号のように、チユーブの中間部
に力率増大用リングを設けて、このリングの外周
面に突設した一対の開閉突起を摘むことにより、
筒状体が開閉するようにした支持具は、前記クリ
ツプの場合と同様に、茎が成長して接合面が活着
した時点になつても、力率増大用リングが外周面
から茎を圧迫し続けることになるので、チユーブ
が茎からが自然に落下することなく取り付けられ
たままの状態を維持し、最終的に所定の時期に
夫々のチユーブを茎から外してやらなければなら
ないという問題がある。
これに対して、前記のシリコンチユーブのよう
に、長さ方向にS字状の切り込みを設けただけの
支持具は、チユーブという単純な筒状体のみから
なるため、軽量で茎に重量的な負担を与えること
がなく、しかも、このチユーブが接ぎ木の切り口
に装着されたのちには、夫々の切り口の接合面が
活着し、かつ茎が成長するにつれて太くなると、
チユーブの長さ方向に設けられた切り口が内側か
ら押し広げられて開放し、従つてチユーブが自動
的に茎から落下するので、前記のクリツプのよう
に、後でわざわざ取り外す必要がないという利点
を有している。
に、長さ方向にS字状の切り込みを設けただけの
支持具は、チユーブという単純な筒状体のみから
なるため、軽量で茎に重量的な負担を与えること
がなく、しかも、このチユーブが接ぎ木の切り口
に装着されたのちには、夫々の切り口の接合面が
活着し、かつ茎が成長するにつれて太くなると、
チユーブの長さ方向に設けられた切り口が内側か
ら押し広げられて開放し、従つてチユーブが自動
的に茎から落下するので、前記のクリツプのよう
に、後でわざわざ取り外す必要がないという利点
を有している。
しかしながら、このチユーブ形支持具は、チユ
ーブの外周面に、前記S字状の切り込みを開くた
めの手段、つまり前記実公昭48−31487号の筒状
体支持具における力率増大用リングのような、筒
状体の長さ方向に設けられた切り込みを開いてや
るための手段がなにもない。そのため、このチユ
ーブを台木と穂木の切り口接合部に取り付けるた
めの操作方法としては、台木と穂木の切り口接合
部を両手で密着接合させてから、この接合部を左
手の親指と人差し指とに持ち替え、次ぎに右手の
親指と人差し指とでチユーブの前記S字状切り込
みを開きながら、チユーブの内側に台木と穂木の
接合部が抱合されるように巻き付けるという手順
によることとなり、接合部に対するチユーブの取
り付け操作が面倒で、作業に時間を要するという
欠点を有している。
ーブの外周面に、前記S字状の切り込みを開くた
めの手段、つまり前記実公昭48−31487号の筒状
体支持具における力率増大用リングのような、筒
状体の長さ方向に設けられた切り込みを開いてや
るための手段がなにもない。そのため、このチユ
ーブを台木と穂木の切り口接合部に取り付けるた
めの操作方法としては、台木と穂木の切り口接合
部を両手で密着接合させてから、この接合部を左
手の親指と人差し指とに持ち替え、次ぎに右手の
親指と人差し指とでチユーブの前記S字状切り込
みを開きながら、チユーブの内側に台木と穂木の
接合部が抱合されるように巻き付けるという手順
によることとなり、接合部に対するチユーブの取
り付け操作が面倒で、作業に時間を要するという
欠点を有している。
一方、このチユーブ状支持具の場合には、前記
のような取り付け操作方法以外にも、もつと簡単
で能率的な方法として、前記の方法のように、チ
ユーブのS字状切り込みを開いて接合部に巻き付
けるということをせずに、チユーブの下端を直接
台木の切り口に対して、その切り口がチユーブの
中間部分に位置するような所定の位置まで嵌め込
んでから、このチユーブの上端の開口部に穂木の
切り口を差し込むという差し込み方式が考えられ
る。
のような取り付け操作方法以外にも、もつと簡単
で能率的な方法として、前記の方法のように、チ
ユーブのS字状切り込みを開いて接合部に巻き付
けるということをせずに、チユーブの下端を直接
台木の切り口に対して、その切り口がチユーブの
中間部分に位置するような所定の位置まで嵌め込
んでから、このチユーブの上端の開口部に穂木の
切り口を差し込むという差し込み方式が考えられ
る。
しかし、前記のシリコンチユーブをこの差し込
み方式により接合部に取り付ける場合には、チユ
ーブの下端が台木の切り口に嵌め込まれた状態に
おいて、台木の切り口がチユーブの内部中央部に
遮蔽されて見えなくなり、しかも、このチユーブ
のように両端が水平な切り口となつていると、チ
ユーブ内に隠れた台木の切り口の傾斜面が、はた
してどの方向に向いているのか外側からは全く判
別できないことになる。そして、このようにチユ
ーブ内に位置する台木の切り口の傾斜面がどの方
向に向いているのか判別できないと、次ぎに穂木
の切り口をチユーブ内に差し込む際に、穂木の切
り口の傾斜面をどの様な向きとして、チユーブ内
に差し込んだらよいか判らなくなる。
み方式により接合部に取り付ける場合には、チユ
ーブの下端が台木の切り口に嵌め込まれた状態に
おいて、台木の切り口がチユーブの内部中央部に
遮蔽されて見えなくなり、しかも、このチユーブ
のように両端が水平な切り口となつていると、チ
ユーブ内に隠れた台木の切り口の傾斜面が、はた
してどの方向に向いているのか外側からは全く判
別できないことになる。そして、このようにチユ
ーブ内に位置する台木の切り口の傾斜面がどの方
向に向いているのか判別できないと、次ぎに穂木
の切り口をチユーブ内に差し込む際に、穂木の切
り口の傾斜面をどの様な向きとして、チユーブ内
に差し込んだらよいか判らなくなる。
そのため、前記のような両端が水平な切り口と
なつているチユーブでは、操作の簡便な前記の差
し込み方式によることはできず、チユーブのS字
状切り込みを開いて接ぎ木の接合部に巻き付ける
という、面倒な巻き付け方式によらざるをえない
という問題点を有している。
なつているチユーブでは、操作の簡便な前記の差
し込み方式によることはできず、チユーブのS字
状切り込みを開いて接ぎ木の接合部に巻き付ける
という、面倒な巻き付け方式によらざるをえない
という問題点を有している。
本考案は、上記のような接ぎ木支持具のうち、
チユーブ状支持具の利点を生かしながら、その欠
点を改善して、取扱操作が簡単で的確な接ぎ木作
業を能率よく行えるようにした接ぎ木支持具の提
供を目的としたものである。
チユーブ状支持具の利点を生かしながら、その欠
点を改善して、取扱操作が簡単で的確な接ぎ木作
業を能率よく行えるようにした接ぎ木支持具の提
供を目的としたものである。
本考案は、そのための具体的手段として、接ぎ
木接合部の外周をほぼ全周にわたり弾性的に抱持
する程度の口径を有し、一端から他端に達する切
り込みが設けられた合成樹脂製の弾性筒状体から
なる接ぎ木支持具において、前記弾性筒状体の上
下両端面のうち少なくとも上端面が、該筒状体の
軸線に対して接ぎ木における切り口の傾斜面に対
応した傾斜状カツト面となつていることを特徴と
するものである 〔作用〕 本考案に係る接ぎ木支持具においては、まず、
筒状体の下端を台木の切り口に装着するに当たつ
て、該筒状体の上端における傾斜状カツト面の向
きを台木の切り口の傾斜面と同じ向きに合わせた
状態で台木の切り口に嵌合し、この台木の切り口
を該筒状体の中間部に位置させる。このようにし
て筒状体が台木に取り付けられると、該筒状体の
上端の傾斜状カツト面が、筒状体内に遮蔽された
台木の切り口の傾斜面で代わつて、その傾斜面の
向きを外部に表示することになる。その結果、穗
木の切り口を筒状体内の上端に挿入する際には、
穂木の切り口の傾斜面を、その傾斜方向が筒状体
上端の傾斜状カツト面の傾斜方向と適合するよう
にして挿入してやると、穂木の切り口と台木の切
り口とは、筒状体内において自動的に正しい向き
で密着接合されることになり、両切り口の接合を
簡単かつ能率的に行うことができる。
木接合部の外周をほぼ全周にわたり弾性的に抱持
する程度の口径を有し、一端から他端に達する切
り込みが設けられた合成樹脂製の弾性筒状体から
なる接ぎ木支持具において、前記弾性筒状体の上
下両端面のうち少なくとも上端面が、該筒状体の
軸線に対して接ぎ木における切り口の傾斜面に対
応した傾斜状カツト面となつていることを特徴と
するものである 〔作用〕 本考案に係る接ぎ木支持具においては、まず、
筒状体の下端を台木の切り口に装着するに当たつ
て、該筒状体の上端における傾斜状カツト面の向
きを台木の切り口の傾斜面と同じ向きに合わせた
状態で台木の切り口に嵌合し、この台木の切り口
を該筒状体の中間部に位置させる。このようにし
て筒状体が台木に取り付けられると、該筒状体の
上端の傾斜状カツト面が、筒状体内に遮蔽された
台木の切り口の傾斜面で代わつて、その傾斜面の
向きを外部に表示することになる。その結果、穗
木の切り口を筒状体内の上端に挿入する際には、
穂木の切り口の傾斜面を、その傾斜方向が筒状体
上端の傾斜状カツト面の傾斜方向と適合するよう
にして挿入してやると、穂木の切り口と台木の切
り口とは、筒状体内において自動的に正しい向き
で密着接合されることになり、両切り口の接合を
簡単かつ能率的に行うことができる。
また、この考案の筒状体支持具では、筒状体の
端部を傾斜状カツト面とするので、この傾斜状カ
ツト面における切り口の開口面積を実質的に大き
くすることができる。その結果、少なくとも筒状
体の上端に傾斜状カツト面を設けた場合には、穂
木の切り口を筒状体内の上端に挿入する際に、穂
木の切り口を筒状体上端の開口面積の大きい傾斜
状カツト面切り口に対して著しく差し込み易すく
することができる。
端部を傾斜状カツト面とするので、この傾斜状カ
ツト面における切り口の開口面積を実質的に大き
くすることができる。その結果、少なくとも筒状
体の上端に傾斜状カツト面を設けた場合には、穂
木の切り口を筒状体内の上端に挿入する際に、穂
木の切り口を筒状体上端の開口面積の大きい傾斜
状カツト面切り口に対して著しく差し込み易すく
することができる。
同様なことから、前記傾斜状カツト面を筒状体
の上端のみならず下端にも設けた場合には、筒状
体を台木の切り口に装着する際に、台木の切り口
に対する筒状体下端の傾斜状カツト面による切り
口を差し込み易くすることができる。従つて、こ
の筒状体支持具では、筒状体の下端を直接台木の
切り口に嵌合し、この嵌合された筒状体の上端に
穂木の切り口を挿入するという、筒状体を介した
差し込み方式による接ぎ木操作を著しく簡便に行
うことができる。
の上端のみならず下端にも設けた場合には、筒状
体を台木の切り口に装着する際に、台木の切り口
に対する筒状体下端の傾斜状カツト面による切り
口を差し込み易くすることができる。従つて、こ
の筒状体支持具では、筒状体の下端を直接台木の
切り口に嵌合し、この嵌合された筒状体の上端に
穂木の切り口を挿入するという、筒状体を介した
差し込み方式による接ぎ木操作を著しく簡便に行
うことができる。
次ぎに、本考案の接ぎ木支持具の実施例を図面
により説明すると、第1図はこの支持具の形状を
示す斜視図であり、この接ぎ木支持具は、第2図
に示すような台木1と穂木2の接合部3に跨がつ
て嵌着されるゴムまたは合成樹脂などの、軽量に
して弾性のある素材からなる筒状体20により形
成されている。
により説明すると、第1図はこの支持具の形状を
示す斜視図であり、この接ぎ木支持具は、第2図
に示すような台木1と穂木2の接合部3に跨がつ
て嵌着されるゴムまたは合成樹脂などの、軽量に
して弾性のある素材からなる筒状体20により形
成されている。
この筒状体20は、中空部分21が所定の肉圧
により台木1と穂木2の接合部3の外周をほぼ全
周にわたり弾性的に抱持する程度に口径Dを有
し、この中空部分21内で前記接合部3を外周よ
り弾性的に挟圧保持するように形成されている。
により台木1と穂木2の接合部3の外周をほぼ全
周にわたり弾性的に抱持する程度に口径Dを有
し、この中空部分21内で前記接合部3を外周よ
り弾性的に挟圧保持するように形成されている。
また、この筒状体20の少なくとも一端、好ま
しくは上下両端に、台木1の傾斜状切り口4及び
穂木2の傾斜状切り口5と対応した向きの傾斜状
カツト面23及び24が設けられている。この筒
状体20における傾斜状カツト面23,24は、
台木1及び穂木2における傾斜状切り口4,5の
傾斜面の向きを示唆するためのものであるため、
必ずしも台木1及び穂木2の傾斜状切り口4,5
の傾斜面と厳密な意味で平行したものでなくとも
よい。
しくは上下両端に、台木1の傾斜状切り口4及び
穂木2の傾斜状切り口5と対応した向きの傾斜状
カツト面23及び24が設けられている。この筒
状体20における傾斜状カツト面23,24は、
台木1及び穂木2における傾斜状切り口4,5の
傾斜面の向きを示唆するためのものであるため、
必ずしも台木1及び穂木2の傾斜状切り口4,5
の傾斜面と厳密な意味で平行したものでなくとも
よい。
更に、前記筒状体20には、一端から他端にか
達する切り込み22が設けられている。この切り
込み22は、接ぎ木接合部3が活着した後におけ
る茎の外周面に不必要な挟着圧を与えず、第5図
に示すように、成長に伴う茎径の増大に伴つて無
理なく拡開し、茎径が更に増加した時点におい
て、自動的に茎外に落下できるようにするための
ものである。従つてこの切り込み22は、筒状体
20の長さ方向に沿つた全長にわたつて、最初か
ら切り離されたものでもよいが、肉薄状あるいは
ミシン目状に形成されて、茎の成長に伴つて自動
的に切り離されるもの、或いは作業時に必要に応
じて切り離されるものであつてもよい。
達する切り込み22が設けられている。この切り
込み22は、接ぎ木接合部3が活着した後におけ
る茎の外周面に不必要な挟着圧を与えず、第5図
に示すように、成長に伴う茎径の増大に伴つて無
理なく拡開し、茎径が更に増加した時点におい
て、自動的に茎外に落下できるようにするための
ものである。従つてこの切り込み22は、筒状体
20の長さ方向に沿つた全長にわたつて、最初か
ら切り離されたものでもよいが、肉薄状あるいは
ミシン目状に形成されて、茎の成長に伴つて自動
的に切り離されるもの、或いは作業時に必要に応
じて切り離されるものであつてもよい。
なお、この切り込み22の設けられる位置とし
ては、どの部分でもよいが、この実施例において
は、前記筒状体20の上下両端における傾斜状カ
ツト面23,24の傾斜面中間部分25,26に
設けられている。
ては、どの部分でもよいが、この実施例において
は、前記筒状体20の上下両端における傾斜状カ
ツト面23,24の傾斜面中間部分25,26に
設けられている。
また、筒状体20の外周面には、長さ方向に沿
つた多数の凹凸面27が設けられている。この凹
凸面27は、装着時の作業性を容易とするための
滑り止めとして機能するが、単に滑り止めとして
の機能のみならず、筒状体の上端に穂木が挿入さ
れた際における該筒状体の強度補強という面にお
いても利点を有する。
つた多数の凹凸面27が設けられている。この凹
凸面27は、装着時の作業性を容易とするための
滑り止めとして機能するが、単に滑り止めとして
の機能のみならず、筒状体の上端に穂木が挿入さ
れた際における該筒状体の強度補強という面にお
いても利点を有する。
即ち、前記のように、筒状体20の少なくとも
上端もしくは上下両端に傾斜状カツト面23,2
4を設けると、この傾斜状カツト面の切り口は開
口面積が増大するので、筒状体20の下端を台木
1の切り口4へ嵌合する際の差し込み操作および
筒状体20の上端に穂木2の切り口5を挿入する
際の差し込み操作を行い易くすることができる。
このように、傾斜状カツト面23,24の切り口
が大きいために差し込み操作が容易であるという
ことは、台木1および穂木2の外径が筒状体20
の内径より若干大きめのものであつても、これら
を筒状体20の内部に適切にフイツトさせること
ができるという利点を発揮する。また、差し込み
操作が容易であるということは、筒状体20とし
てあまり硬くない柔軟なものを選択することがで
きるという利点にもなる。更に、筒状体20が柔
らかなものにおいては、接ぎ木作業が完了して台
木1と穂木2とが活着したときに、筒状体20の
長さ方向に設けた前記切り込み22が拡開して、
自動的に落下し易くするという条件にも適してい
る。
上端もしくは上下両端に傾斜状カツト面23,2
4を設けると、この傾斜状カツト面の切り口は開
口面積が増大するので、筒状体20の下端を台木
1の切り口4へ嵌合する際の差し込み操作および
筒状体20の上端に穂木2の切り口5を挿入する
際の差し込み操作を行い易くすることができる。
このように、傾斜状カツト面23,24の切り口
が大きいために差し込み操作が容易であるという
ことは、台木1および穂木2の外径が筒状体20
の内径より若干大きめのものであつても、これら
を筒状体20の内部に適切にフイツトさせること
ができるという利点を発揮する。また、差し込み
操作が容易であるということは、筒状体20とし
てあまり硬くない柔軟なものを選択することがで
きるという利点にもなる。更に、筒状体20が柔
らかなものにおいては、接ぎ木作業が完了して台
木1と穂木2とが活着したときに、筒状体20の
長さ方向に設けた前記切り込み22が拡開して、
自動的に落下し易くするという条件にも適してい
る。
しかし、筒状体20が柔らかなものである場合
には、筒状体20を台木1の切り口4に嵌合する
ことにおいては問題がないとしても、この筒状体
20の上端に穂木2の切り口5を挿入する際に、
穂木2の重さにより筒状体20が折れ曲がつてし
まうという問題が生ずる。このような問題に対し
て、前記の筒状体20の外周面に長さ方向に沿つ
て多数の凹凸面27が設けられていると、この凹
凸面27が筒状体20の強度を補強することとな
り、ある程度柔軟な筒状体であつても穂木を挿入
した際に筒状体20を屈曲することなく適切に支
持することができる。
には、筒状体20を台木1の切り口4に嵌合する
ことにおいては問題がないとしても、この筒状体
20の上端に穂木2の切り口5を挿入する際に、
穂木2の重さにより筒状体20が折れ曲がつてし
まうという問題が生ずる。このような問題に対し
て、前記の筒状体20の外周面に長さ方向に沿つ
て多数の凹凸面27が設けられていると、この凹
凸面27が筒状体20の強度を補強することとな
り、ある程度柔軟な筒状体であつても穂木を挿入
した際に筒状体20を屈曲することなく適切に支
持することができる。
更に、この凹凸面27を設けることは、筒状体
20の長さ方向に設けた前記切り込み22が所定
の時期に拡開して落下する際にも、拡開し易い条
件を与えるのにも適している。
20の長さ方向に設けた前記切り込み22が所定
の時期に拡開して落下する際にも、拡開し易い条
件を与えるのにも適している。
次ぎに、上記の筒状体20を使用して接ぎ木の
接合部3を支持する場合を説明すると、第3図に
示すように、まず筒状体20を、上端における傾
斜状カツト面23が台木1の傾斜状切り口4と同
じ向きとなるようにして、該台木1の傾斜状切り
口4が筒状体20内の中間部に配置される位置ま
で挿入する。
接合部3を支持する場合を説明すると、第3図に
示すように、まず筒状体20を、上端における傾
斜状カツト面23が台木1の傾斜状切り口4と同
じ向きとなるようにして、該台木1の傾斜状切り
口4が筒状体20内の中間部に配置される位置ま
で挿入する。
この筒状体20の台木1の切り口4への挿入に
際しては、基本的には前記のように該筒状体20
の上端における傾斜状カツト面23が、台木1の
傾斜状切り口4と同じ向きとなるようにして挿入
すればよいが、第1図に示した実施例のように筒
状体20の上下両端に傾斜状カツト面23,24
が設けられている場合には、筒状体20を台木1
の切り口4に挿入する際に、下端の傾斜状カツト
面24と台木1の傾斜状切り口4とがごく接近し
た位置で対照できるので、筒状体20の傾斜面と
台木1の切り口4の傾斜面との対応を判断し易く
して、筒状体20を正確な位置で装着するのに適
している。
際しては、基本的には前記のように該筒状体20
の上端における傾斜状カツト面23が、台木1の
傾斜状切り口4と同じ向きとなるようにして挿入
すればよいが、第1図に示した実施例のように筒
状体20の上下両端に傾斜状カツト面23,24
が設けられている場合には、筒状体20を台木1
の切り口4に挿入する際に、下端の傾斜状カツト
面24と台木1の傾斜状切り口4とがごく接近し
た位置で対照できるので、筒状体20の傾斜面と
台木1の切り口4の傾斜面との対応を判断し易く
して、筒状体20を正確な位置で装着するのに適
している。
このようにして筒状体20が台木1の切り口4
に装着されると、筒状体20の上端の傾斜状カツ
ト面23が、該筒状体20の内部に遮蔽された外
部からは判断できにくい台木1の切り口4に代わ
つて、その傾斜面の向きを外部に表示しているこ
とになる。つまり、筒状体20の上端傾斜状カツ
ト面23は、穂木2の切り口5の傾斜面を筒状体
20内に対してどのような向きで挿入したらよい
か、という指針を与えることになる。
に装着されると、筒状体20の上端の傾斜状カツ
ト面23が、該筒状体20の内部に遮蔽された外
部からは判断できにくい台木1の切り口4に代わ
つて、その傾斜面の向きを外部に表示しているこ
とになる。つまり、筒状体20の上端傾斜状カツ
ト面23は、穂木2の切り口5の傾斜面を筒状体
20内に対してどのような向きで挿入したらよい
か、という指針を与えることになる。
その結果、穂木2の切り口5を筒状体20内に
挿入する際には、第4図に示すように、穂木2の
切り口5の傾斜面の向きを、筒状体20の上端の
傾斜状カツト面23の向きに合わせるようにして
該筒状体20の内部に挿入すればよく、このよう
にして挿入すると、穂木2の傾斜状切り口5は、
第2図に示すように、筒状体20の内部において
前記台木1の傾斜状切り口4と自動的に正しい位
置で密着適合し、その状態で両切り口4及び5の
接合作業が完了する。
挿入する際には、第4図に示すように、穂木2の
切り口5の傾斜面の向きを、筒状体20の上端の
傾斜状カツト面23の向きに合わせるようにして
該筒状体20の内部に挿入すればよく、このよう
にして挿入すると、穂木2の傾斜状切り口5は、
第2図に示すように、筒状体20の内部において
前記台木1の傾斜状切り口4と自動的に正しい位
置で密着適合し、その状態で両切り口4及び5の
接合作業が完了する。
以上に述べたように、本考案に係る接ぎ木支持
具は、チユーブ状筒状体の少なくとも上端、好ま
しくは上下両端に、接ぎ木を形成する台木及び穂
木の切り口と対応した傾斜状カツト面を設けたの
で、筒状体の下端を台木の切り口に挿入する際に
は、該筒状体の上端の傾斜状カツト面の向きを、
台木の切り口の傾斜面の向きに合わせて挿入する
ことにより、台木の切り口の傾斜面の向きが筒状
体内に隠れて外から見えなくとも、筒状体の上端
の傾斜状カツト面が、内部に隠れた台木の切り口
の傾斜面の向きを代わつて表示することになるの
で、筒状体の取り付け操作の第一行程で、筒状体
を台木の切り口の正確な位置に挿着することがで
きる。
具は、チユーブ状筒状体の少なくとも上端、好ま
しくは上下両端に、接ぎ木を形成する台木及び穂
木の切り口と対応した傾斜状カツト面を設けたの
で、筒状体の下端を台木の切り口に挿入する際に
は、該筒状体の上端の傾斜状カツト面の向きを、
台木の切り口の傾斜面の向きに合わせて挿入する
ことにより、台木の切り口の傾斜面の向きが筒状
体内に隠れて外から見えなくとも、筒状体の上端
の傾斜状カツト面が、内部に隠れた台木の切り口
の傾斜面の向きを代わつて表示することになるの
で、筒状体の取り付け操作の第一行程で、筒状体
を台木の切り口の正確な位置に挿着することがで
きる。
そして、次の操作として行う穂木の切り口を筒
状体内に挿入する第二行程では、穂木の切り口
を、その傾斜面の向きが筒状体上端の傾斜状カツ
ト面の向きと適合する状態で挿入するだけで、筒
状体内で台木の切り口と穂木の切り口とを自動的
に正しく合致させることができるので、筒状体を
台木に取り付ける第一行程と、穂木を筒状体内に
挿入する第二行程とを極めて短い時間内に連続し
て能率的に行うことができる。
状体内に挿入する第二行程では、穂木の切り口
を、その傾斜面の向きが筒状体上端の傾斜状カツ
ト面の向きと適合する状態で挿入するだけで、筒
状体内で台木の切り口と穂木の切り口とを自動的
に正しく合致させることができるので、筒状体を
台木に取り付ける第一行程と、穂木を筒状体内に
挿入する第二行程とを極めて短い時間内に連続し
て能率的に行うことができる。
更に、筒状体の端部を傾斜状カツト面とするこ
とにより、この筒状体傾斜状カツト面における切
り口の開口面積を実質的に大きくすることができ
るので、筒状体を台木の切り口に装着する際に
は、該筒状体の下端を台木の切り口に差し込み易
く、また、筒状体の上端に穂木の切り口を挿入す
る際には、穂木の切り口を筒状体の傾斜状カツト
面による切り口内に差し込み易くすることがで
き、従つて、筒状体を介した差し込み方式による
接ぎ木操作を簡便に行うことができ、簡便にして
能率的な操作のもとに、筒状体による台木と穂木
の接合を正確に行つて活着率の良好な接ぎ木効果
を期待することができる。
とにより、この筒状体傾斜状カツト面における切
り口の開口面積を実質的に大きくすることができ
るので、筒状体を台木の切り口に装着する際に
は、該筒状体の下端を台木の切り口に差し込み易
く、また、筒状体の上端に穂木の切り口を挿入す
る際には、穂木の切り口を筒状体の傾斜状カツト
面による切り口内に差し込み易くすることがで
き、従つて、筒状体を介した差し込み方式による
接ぎ木操作を簡便に行うことができ、簡便にして
能率的な操作のもとに、筒状体による台木と穂木
の接合を正確に行つて活着率の良好な接ぎ木効果
を期待することができる。
第1図は本考案の接ぎ木支持具の一実施例にお
ける構成を示す斜視図、第2図は本考案の接ぎ木
支持具を台木と穂木の接合部に装着した状態の側
面図、第3図は接ぎ木支持具を台木に装着する第
一行程を示す側面図、第4図は台木に装着された
接ぎ木支持具に穂木を装着する第二行程を示す側
面図、第5図は接ぎ木が成長した時における接ぎ
木支持具の拡開状態を示す側面図である。 1……台木、2……穂木、3……接合部、4…
…台木の傾斜状切り口、5……穂木の傾斜状切り
口、20……筒状体、21……中空部分、22…
…切り込み、23……筒状体の上端傾斜状カツト
面、24……筒状体の下端傾斜状カツト面、27
……凹凸面、D……筒状体の口径。
ける構成を示す斜視図、第2図は本考案の接ぎ木
支持具を台木と穂木の接合部に装着した状態の側
面図、第3図は接ぎ木支持具を台木に装着する第
一行程を示す側面図、第4図は台木に装着された
接ぎ木支持具に穂木を装着する第二行程を示す側
面図、第5図は接ぎ木が成長した時における接ぎ
木支持具の拡開状態を示す側面図である。 1……台木、2……穂木、3……接合部、4…
…台木の傾斜状切り口、5……穂木の傾斜状切り
口、20……筒状体、21……中空部分、22…
…切り込み、23……筒状体の上端傾斜状カツト
面、24……筒状体の下端傾斜状カツト面、27
……凹凸面、D……筒状体の口径。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 接ぎ木接合部の外周をほぼ全周にわたり弾性
的に抱持する程度の口径を有し、一端から他端
に達する切り込みが設けられた合成樹脂製の弾
性筒状体からなる接ぎ木支持具において、前記
弾性筒状体の上下両端面のうち少なくとも上端
面が、該筒状体の軸線に対して接ぎ木における
切り口の傾斜面に対応した傾斜状カツト面とな
つていることを特徴とする接ぎ木支持具。 (2) 弾性筒状体の上下両端面が、夫々筒状体の軸
線に対して接ぎ木における切り口の傾斜面に対
応した同方向の傾斜状カツト面となつている請
求項1に記載の接ぎ木支持具。 (3) 弾性筒状体に設けられる切り込みが、筒状体
端面における傾斜状カツト面の傾斜面中間部に
設けられている請求項1乃至2のいずれかに記
載の接ぎ木支持具。 (4) 弾性筒状体の外周面に、該筒状体の長さ方向
に沿つた多数の凹凸面が形成されている請求項
1乃至3のいずれかに記載の接ぎ木支持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989045635U JPH046530Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989045635U JPH046530Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02138529U JPH02138529U (ja) | 1990-11-19 |
| JPH046530Y2 true JPH046530Y2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=31559992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989045635U Expired JPH046530Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046530Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009065928A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Nippon Peerless Kogyo Kk | 接木支持具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2561755B2 (ja) * | 1990-03-05 | 1996-12-11 | 全国農業協同組合連合会 | 苗の接ぎ木方法 |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1989045635U patent/JPH046530Y2/ja not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| PHYSIOLOGIA PLANTARUM 72=1988 * |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009065928A (ja) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Nippon Peerless Kogyo Kk | 接木支持具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02138529U (ja) | 1990-11-19 |
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