JPH0466122B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0466122B2 JPH0466122B2 JP11949285A JP11949285A JPH0466122B2 JP H0466122 B2 JPH0466122 B2 JP H0466122B2 JP 11949285 A JP11949285 A JP 11949285A JP 11949285 A JP11949285 A JP 11949285A JP H0466122 B2 JPH0466122 B2 JP H0466122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- dielectric
- columnar
- coupling
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 44
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 44
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 44
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims description 17
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 241000217377 Amblema plicata Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、直方空胴内のTM110モード(以
下、単にTM110モードと呼ぶ)の共振を利用する
誘電体共振器装置に関する。
下、単にTM110モードと呼ぶ)の共振を利用する
誘電体共振器装置に関する。
(従来技術とその問題点)
TM110モードを用いたフイルタとしては特開昭
53−119650号公報で公知のものがある。このよう
なフイルタは、シールドケースとして働くケース
内に直線状で一本の円柱または角柱誘電体を備え
たものを一段の共振器として必要段数組み合わせ
ていた。
53−119650号公報で公知のものがある。このよう
なフイルタは、シールドケースとして働くケース
内に直線状で一本の円柱または角柱誘電体を備え
たものを一段の共振器として必要段数組み合わせ
ていた。
これでは、電気通信機器業界からの永遠の要求
課題である小型化と低価格化に応じるのに限度が
あつた。
課題である小型化と低価格化に応じるのに限度が
あつた。
また、たとえば自動車電話基地局用送信共用装
置にチヤンネルフイルタが使用されている。この
チヤンネルフイルタは、第10図に示すように、
複数のチヤンネルCH1、CH2、…、CHoのそれぞ
れの信号のみを通過させる複数フイルタF1、F2、
…、Foの出力側をケーブル等で接続した構造に
なつている。各フイルタは空胴共振器やTE018誘
電体共振器やTM010誘電体共振器を使用してい
る。いずれにしても各チヤンネル毎に一個の形に
構成されたフイルタを複数さらに組合せた構成で
あるから、小型化の要求が強かつた。
置にチヤンネルフイルタが使用されている。この
チヤンネルフイルタは、第10図に示すように、
複数のチヤンネルCH1、CH2、…、CHoのそれぞ
れの信号のみを通過させる複数フイルタF1、F2、
…、Foの出力側をケーブル等で接続した構造に
なつている。各フイルタは空胴共振器やTE018誘
電体共振器やTM010誘電体共振器を使用してい
る。いずれにしても各チヤンネル毎に一個の形に
構成されたフイルタを複数さらに組合せた構成で
あるから、小型化の要求が強かつた。
(発明の目的)
それゆえに、この発明の目的は、小型かつ低価
格の誘電体共振器装置を提供し、たとえばチヤン
ネルフイルタに用いようとするものである。
格の誘電体共振器装置を提供し、たとえばチヤン
ネルフイルタに用いようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、この発明は、直方体
空胴シールドケース内にて三つの柱状誘電体が互
いに直交した状態で一体化され、これら三つの柱
状誘電体のうちの一つの柱状誘電体の軸方向をZ
軸と一致させてなる直角座標系にてTM110モード
共振、TM011モード共振およびTM101モード共振
を利用する誘電体共振器と、この誘電体共振器と
外部回路とを結合する外部結合手段とを備えてな
る誘電体共振器装置において、上記外部結合手段
は、直方体空胴シールドケース内に配置され、磁
気結合ループをそれぞれ備えてなる第1ないし第
4の結合手段であり、これら第1ないし第4の結
合手段のうち第1ないし第3の結合手段の各磁気
結合ループは、上記三つの柱状誘電体を取り囲ん
でそれぞれ発生する磁力線とのみそれぞれ鎖交す
る一方、第4の結合手段の磁気結合ループは上記
三つの柱状誘電体を取り囲んでそれぞれ発生する
磁力線のいずれとも鎖交することを特徴とする。
空胴シールドケース内にて三つの柱状誘電体が互
いに直交した状態で一体化され、これら三つの柱
状誘電体のうちの一つの柱状誘電体の軸方向をZ
軸と一致させてなる直角座標系にてTM110モード
共振、TM011モード共振およびTM101モード共振
を利用する誘電体共振器と、この誘電体共振器と
外部回路とを結合する外部結合手段とを備えてな
る誘電体共振器装置において、上記外部結合手段
は、直方体空胴シールドケース内に配置され、磁
気結合ループをそれぞれ備えてなる第1ないし第
4の結合手段であり、これら第1ないし第4の結
合手段のうち第1ないし第3の結合手段の各磁気
結合ループは、上記三つの柱状誘電体を取り囲ん
でそれぞれ発生する磁力線とのみそれぞれ鎖交す
る一方、第4の結合手段の磁気結合ループは上記
三つの柱状誘電体を取り囲んでそれぞれ発生する
磁力線のいずれとも鎖交することを特徴とする。
(作 用)
直方体空胴共振器の最低次共振モードである3
重に縮退したTM110モードのそれぞれの電気力線
方向に、誘電率が空気よりも圧倒的に大きい固体
誘電体が存在する。これにより、誘電体共振器装
置の外形寸法が小さくなる。そして、上記第1の
外部結合手段に入力された信号は、第4の外部結
合手段から出力される。また、上記第2の外部結
合手段に入力された信号は、第4の外部結合手段
から出力される。さらに、上記第3の外部結合手
段に入力された信号は、第4の外部結合手段から
入力される。もちろん逆の使い方もできるから、
上記第4の外部結合手段に入力された信号は、各
誘電体共振器の共振周波数に応じて、第1ないし
第3外部結合手段から出力される。
重に縮退したTM110モードのそれぞれの電気力線
方向に、誘電率が空気よりも圧倒的に大きい固体
誘電体が存在する。これにより、誘電体共振器装
置の外形寸法が小さくなる。そして、上記第1の
外部結合手段に入力された信号は、第4の外部結
合手段から出力される。また、上記第2の外部結
合手段に入力された信号は、第4の外部結合手段
から出力される。さらに、上記第3の外部結合手
段に入力された信号は、第4の外部結合手段から
入力される。もちろん逆の使い方もできるから、
上記第4の外部結合手段に入力された信号は、各
誘電体共振器の共振周波数に応じて、第1ないし
第3外部結合手段から出力される。
(実施例)
第1図は、この発明の主要部を示す斜視図であ
る。図において、1は、直方体空胴シールドケー
ス、2は、三つの柱状誘電体(図示例は横断面正
方形の柱状誘電体)2a,2b,2cが互いに直
交した状態で一体化された複合誘電体である。な
お、図示した複合誘電体は、加工技術上施された
部分的変形を省略した理想形状で図示してある。
ケース1としては、金属製のケースや、たとえば
複合誘電体2と同じ(ZrSn)TiO4セラミツクか
らなる直方体空胴の内面または外面にシールド電
極膜を設けたようなものでもよい。いずれにして
も複合誘電体の各軸方向両端はケース1又はシー
ルド電極膜と良好な接触状態を保つ必要がある。
複合誘電体2としては(ZrSn)TiO4セラミツク
を用いた。誘電率(ε)は37.5、材料温度係数
(ηF=−α−1/2ηε)は0±0.5ppm/℃である。
る。図において、1は、直方体空胴シールドケー
ス、2は、三つの柱状誘電体(図示例は横断面正
方形の柱状誘電体)2a,2b,2cが互いに直
交した状態で一体化された複合誘電体である。な
お、図示した複合誘電体は、加工技術上施された
部分的変形を省略した理想形状で図示してある。
ケース1としては、金属製のケースや、たとえば
複合誘電体2と同じ(ZrSn)TiO4セラミツクか
らなる直方体空胴の内面または外面にシールド電
極膜を設けたようなものでもよい。いずれにして
も複合誘電体の各軸方向両端はケース1又はシー
ルド電極膜と良好な接触状態を保つ必要がある。
複合誘電体2としては(ZrSn)TiO4セラミツク
を用いた。誘電率(ε)は37.5、材料温度係数
(ηF=−α−1/2ηε)は0±0.5ppm/℃である。
このような構成だと、従来からあるTM110モー
ドを用いたフイルタの特徴である 高い無負荷Qが得られる、 小型になる、 といつた長所を引継ぎながら、従来のTM110モー
ドを用いたフイルタに比べ実質的に共振器装置の
体積を1/3にすることができた。
ドを用いたフイルタの特徴である 高い無負荷Qが得られる、 小型になる、 といつた長所を引継ぎながら、従来のTM110モー
ドを用いたフイルタに比べ実質的に共振器装置の
体積を1/3にすることができた。
ところで、第2図ないし第4図に示すように、
十字形に二つの柱状誘電体3a,3bを互いに直
交した状態で一体化された複合誘電体3を直方空
胴内に備えているものを考えて本発明との差異を
論ずる。
十字形に二つの柱状誘電体3a,3bを互いに直
交した状態で一体化された複合誘電体3を直方空
胴内に備えているものを考えて本発明との差異を
論ずる。
この第2図ないし第4図に示す構成だと、第2
図に示すようなX軸方向に電気力線が走つている
TM110モードと、第3図に示すようなY軸方向に
電気力線が走つているTM110モードとに誘電体3
a,3bが有効に効いてくる。しかし同時に、第
4図に示すような高次モードも上述の基本モード
とほぼ同じ周波数に存在するため、実用化しにく
いといつた欠点がある。
図に示すようなX軸方向に電気力線が走つている
TM110モードと、第3図に示すようなY軸方向に
電気力線が走つているTM110モードとに誘電体3
a,3bが有効に効いてくる。しかし同時に、第
4図に示すような高次モードも上述の基本モード
とほぼ同じ周波数に存在するため、実用化しにく
いといつた欠点がある。
いまこのような構成を二重モード共振器と称す
ならば、本発明のような構成は三重モード共振器
と称せられる。
ならば、本発明のような構成は三重モード共振器
と称せられる。
この三重モード共振器では高次モードの電気力
線がX軸、Y軸方向のみならずZ軸方向にも走る
ため周波数が基本モードのそれよりかなり低くな
り、実用化にあたつて無視できる。この点三重モ
ード共振器は有益である。
線がX軸、Y軸方向のみならずZ軸方向にも走る
ため周波数が基本モードのそれよりかなり低くな
り、実用化にあたつて無視できる。この点三重モ
ード共振器は有益である。
さて、本発明を実施して製品を作つた場合、加
工技術の点などから三つのTM110モードの電磁界
が相互に干渉することもあり得る。この場合、第
5図に示すような対策をほどこす。
工技術の点などから三つのTM110モードの電磁界
が相互に干渉することもあり得る。この場合、第
5図に示すような対策をほどこす。
すなわち、第5図において、いま柱状誘電体2
aと2bとがそれぞれ関与するTM110モードの電
磁界が相互に干渉しないようにするには、これら
の柱状誘電体2a,2bが共に含まれる平面内に
一対のネジ状金属体からなる結合調節部材4a,
5aを、ケース1の稜部6a,7aからケース内
へ突出させるとよい。
aと2bとがそれぞれ関与するTM110モードの電
磁界が相互に干渉しないようにするには、これら
の柱状誘電体2a,2bが共に含まれる平面内に
一対のネジ状金属体からなる結合調節部材4a,
5aを、ケース1の稜部6a,7aからケース内
へ突出させるとよい。
柱状誘電体2a,2bがそれぞれ関与する
TM110モードどうしの結合を論ずるとき、第6
図、第7図に示すようなオツドモードとイブンモ
ードとを考える。図示しているのは電気力線の分
布状況である。
TM110モードどうしの結合を論ずるとき、第6
図、第7図に示すようなオツドモードとイブンモ
ードとを考える。図示しているのは電気力線の分
布状況である。
いま共振系にたくわえられている電磁エネルギ
の平均値をW〜t、金属が挿入される微小部分に含
まれる磁気エネルギを△W〜n、金属が挿入される
微小部分に含まれる電気エネルギを△W〜eとする
と、 Δω/Δω0=(ΔW〜n−ΔW〜e)/W〜t である。
の平均値をW〜t、金属が挿入される微小部分に含
まれる磁気エネルギを△W〜n、金属が挿入される
微小部分に含まれる電気エネルギを△W〜eとする
と、 Δω/Δω0=(ΔW〜n−ΔW〜e)/W〜t である。
この摂動の式からわかるように、磁界の強いと
ころに金属を挿入すると周波数が上がり、電界の
強いところに金属を挿入すると周波数が下がる。
ころに金属を挿入すると周波数が上がり、電界の
強いところに金属を挿入すると周波数が下がる。
そこで、第6図に示すオツドモードについてみ
ると、結合調節部材4a付近は磁気エネルギの方
が電気エネルギより強く、結合調節部材5a付近
は、逆に、電気エネルギの方が磁気エネルギより
強い。したがつて、結合調節部材4aの挿入度合
を大きくするとオツドモードの共振周波数が上昇
し、結合調節部材5aの挿入度合を大きくすると
オツドモードの共振周波数が下降する。
ると、結合調節部材4a付近は磁気エネルギの方
が電気エネルギより強く、結合調節部材5a付近
は、逆に、電気エネルギの方が磁気エネルギより
強い。したがつて、結合調節部材4aの挿入度合
を大きくするとオツドモードの共振周波数が上昇
し、結合調節部材5aの挿入度合を大きくすると
オツドモードの共振周波数が下降する。
また、第7図に示すイブンモードについてみる
と、オツドモードの場合と逆に、結合調節部材4
a付近は電気エネルギの方が磁気エネルギより強
く、結合調節部材5a付近は磁気エネルギの方が
電気エネルギより強い。したがつて、結合調節部
材4aの挿入度合を大きくするとイブンモードの
共振周波数が下降し、結合調節部材5aの挿入度
合を大きくするとイブンモードの共振周波数が上
昇する。
と、オツドモードの場合と逆に、結合調節部材4
a付近は電気エネルギの方が磁気エネルギより強
く、結合調節部材5a付近は磁気エネルギの方が
電気エネルギより強い。したがつて、結合調節部
材4aの挿入度合を大きくするとイブンモードの
共振周波数が下降し、結合調節部材5aの挿入度
合を大きくするとイブンモードの共振周波数が上
昇する。
上記のことから、結合調節部材4a,5aを出
し入れすることにより、オツドモードの共振周波
数とイブンモードの共振周波数を等しくすると、
結合が実質上、零になる。
し入れすることにより、オツドモードの共振周波
数とイブンモードの共振周波数を等しくすると、
結合が実質上、零になる。
また、柱状誘電体2bと2cとがそれぞれ関与
するTM110モードの電磁界が相互に干渉しないよ
うにするには、これらの柱状誘電体2b,2cが
共に含まれる平面内に、結合調節部材4a,5a
と同様の結合調節部材4b,5bを、ケース1の
稜部6b,7bからケース内へ突出させるとよ
い。
するTM110モードの電磁界が相互に干渉しないよ
うにするには、これらの柱状誘電体2b,2cが
共に含まれる平面内に、結合調節部材4a,5a
と同様の結合調節部材4b,5bを、ケース1の
稜部6b,7bからケース内へ突出させるとよ
い。
さらに、柱状誘電体2cと2aとがそれぞれ関
与するTM110モードの電磁界が相互に干渉しない
ようにするには、これらの柱状誘電体2c,2a
が共に含まれる平面内に、結合調節部材4a,5
a,4b,5bと同様の結合調節部材4c,5c
を、ケース1の稜部6c,7cからケース内へ突
出させるとよい。
与するTM110モードの電磁界が相互に干渉しない
ようにするには、これらの柱状誘電体2c,2a
が共に含まれる平面内に、結合調節部材4a,5
a,4b,5bと同様の結合調節部材4c,5c
を、ケース1の稜部6c,7cからケース内へ突
出させるとよい。
要は前述のオツドモード、イブンモードを考え
てこれらに影響をおよぼす位置に結合調節部材を
配置すればよい。したがつて必ずしも一対でなく
てもよい。結合調節部材は誘電体に金属膜をコー
テイングしたものでもよい。
てこれらに影響をおよぼす位置に結合調節部材を
配置すればよい。したがつて必ずしも一対でなく
てもよい。結合調節部材は誘電体に金属膜をコー
テイングしたものでもよい。
このように三重のモードが相互に干渉しないよ
うにすれば、一つのケースの中に電気的に直交し
た共振器を三つ収容したことになる。
うにすれば、一つのケースの中に電気的に直交し
た共振器を三つ収容したことになる。
さて、このような共振器は外部回路との結合手
段を備えて実用化される。
段を備えて実用化される。
第8図AないしCに示すように、いま、柱状誘
電体2aの軸方向、柱状誘電体2bの軸方向、柱
状誘電体2cの軸方向をそれぞれ直交座標系のX
軸、Y軸、Z軸と一致させたときに、ループ8c
は、柱状誘電体2bの一方端寄りにおいて、柱状
誘電体2b表面からX軸方向に間〓をおいて配置
する。このとき、ループ8cが含まれる平面はX
軸と直交するようにする。上記ループ8cの一端
は、たとえば同軸コネクタ10cの中心導体に接
続し、他端はアースする。
電体2aの軸方向、柱状誘電体2bの軸方向、柱
状誘電体2cの軸方向をそれぞれ直交座標系のX
軸、Y軸、Z軸と一致させたときに、ループ8c
は、柱状誘電体2bの一方端寄りにおいて、柱状
誘電体2b表面からX軸方向に間〓をおいて配置
する。このとき、ループ8cが含まれる平面はX
軸と直交するようにする。上記ループ8cの一端
は、たとえば同軸コネクタ10cの中心導体に接
続し、他端はアースする。
入力用同軸コネクタ10cに加えられた入力信
号によりループ8cに電流が流れ、発生した磁力
線の方向と、柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの磁力線MF1の方向、柱状誘電体2bが関与
する共振モードの磁力線MF2の方向および柱状
誘電体2cが関与する共振モードの磁力線MF3
の方向とをそれぞれ観察すると、同一方向成分を
もつていて結合するのは磁力線MF3だけである。
号によりループ8cに電流が流れ、発生した磁力
線の方向と、柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの磁力線MF1の方向、柱状誘電体2bが関与
する共振モードの磁力線MF2の方向および柱状
誘電体2cが関与する共振モードの磁力線MF3
の方向とをそれぞれ観察すると、同一方向成分を
もつていて結合するのは磁力線MF3だけである。
したがつて、入力用同軸コネクタ10cに加え
られた信号中に柱状誘電体2cが関与する共振モ
ードの周波数成分が存在すると共振現象が生じ
る。
られた信号中に柱状誘電体2cが関与する共振モ
ードの周波数成分が存在すると共振現象が生じ
る。
同様の結合手段が柱状誘電体2bに関して設け
られている。ループ8bは、柱状誘電体2aの一
方端寄りにおいて、柱状誘電体2a表面からZ軸
方向に間〓をおいて配置する。このときループ8
bが含まれる平面は、Z軸と直交するようにす
る。ループ8bの一端はたとえば同軸コネクタ1
0bの中心導体に接続し、他端はアースする。
られている。ループ8bは、柱状誘電体2aの一
方端寄りにおいて、柱状誘電体2a表面からZ軸
方向に間〓をおいて配置する。このときループ8
bが含まれる平面は、Z軸と直交するようにす
る。ループ8bの一端はたとえば同軸コネクタ1
0bの中心導体に接続し、他端はアースする。
入力用同軸コネクタ10bに加えられた入力信
号によりループ8bに電流が流れ、発生した磁力
線の方向と、柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの磁力線MF1の方向、柱状誘電体2bが関与
する共振モードの磁力線MF2の方向および柱状
誘電体2cが関与する共振モードの磁力線MF3
の方向とをそれぞれ観察すると、同一方向成分を
もつていて結合するのは磁力線MF2だけである。
号によりループ8bに電流が流れ、発生した磁力
線の方向と、柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの磁力線MF1の方向、柱状誘電体2bが関与
する共振モードの磁力線MF2の方向および柱状
誘電体2cが関与する共振モードの磁力線MF3
の方向とをそれぞれ観察すると、同一方向成分を
もつていて結合するのは磁力線MF2だけである。
したがつて、入力用同軸コネクタ10bに加え
られた信号中に柱状誘電体2bが関与する共振モ
ードの周波数成分が存在すると共振現象が生じ
る。
られた信号中に柱状誘電体2bが関与する共振モ
ードの周波数成分が存在すると共振現象が生じ
る。
さらに、同様の手段が柱状誘電体2aに関して
設けられている。ループ8cは柱状誘電体2cの
一方端寄りにおいて、柱状誘電体2c表面からY
軸方向に間〓をおいて配置する。このとき、ルー
プ8aが含まれる平面は、Y軸と直交するように
する。ループ8aの一端はたとえば同軸コネクタ
10aの中心導体に接続し、他端はアースする。
設けられている。ループ8cは柱状誘電体2cの
一方端寄りにおいて、柱状誘電体2c表面からY
軸方向に間〓をおいて配置する。このとき、ルー
プ8aが含まれる平面は、Y軸と直交するように
する。ループ8aの一端はたとえば同軸コネクタ
10aの中心導体に接続し、他端はアースする。
入力用同軸コネクタ10aに加えられた入力信
号によりループ8aに電流が流れ、発生した磁力
線の方向と、柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの磁力線MF1の方向、柱状誘電体2bが関与
する共振モードの磁力線MF2の方向および柱状
誘電体2cが関与する共振モードの磁力線MF3
の方向とをそれぞれ観察すると、同一方向成分を
もつていて結合するのは磁力線MF1だけである。
号によりループ8aに電流が流れ、発生した磁力
線の方向と、柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの磁力線MF1の方向、柱状誘電体2bが関与
する共振モードの磁力線MF2の方向および柱状
誘電体2cが関与する共振モードの磁力線MF3
の方向とをそれぞれ観察すると、同一方向成分を
もつていて結合するのは磁力線MF1だけである。
したがつて入力用同軸コネクタ10aに加えら
れた信号中に柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの周波数成分が存在すると共振現象が生じる。
れた信号中に柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドの周波数成分が存在すると共振現象が生じる。
そして、柱状誘電体2aが関与する共振モード
の磁力線MF1、柱状誘電体2bが関与する共振
モードの磁力線MF2、柱状誘電体2cが関与す
る共振モードの磁力線MF3のいずれにも結合す
る位置にループ12a,12b,12cを配置す
る。
の磁力線MF1、柱状誘電体2bが関与する共振
モードの磁力線MF2、柱状誘電体2cが関与す
る共振モードの磁力線MF3のいずれにも結合す
る位置にループ12a,12b,12cを配置す
る。
第8図に示す例では、ループ12a,12b,
12cは、ケース1の三つの稜部の合流した角1
4近傍に配置されている。そして、ループ12a
が含まれる平面を角14とケース中心とを含む任
意の第1の平面と定めると、ループ12bが含ま
れる平面は、この第1の平面と交差角120゜で交差
し、その交差軸が角14とケース中心とを通る第
2の平面となり、ループ12cが含まれる平面は
第1、第2の平面と交差角120゜で交差し、その交
差角は角14とケース中心とを通る第3の平面と
なる。
12cは、ケース1の三つの稜部の合流した角1
4近傍に配置されている。そして、ループ12a
が含まれる平面を角14とケース中心とを含む任
意の第1の平面と定めると、ループ12bが含ま
れる平面は、この第1の平面と交差角120゜で交差
し、その交差軸が角14とケース中心とを通る第
2の平面となり、ループ12cが含まれる平面は
第1、第2の平面と交差角120゜で交差し、その交
差角は角14とケース中心とを通る第3の平面と
なる。
各ループ12a,12b,12cの一端はまと
めて同軸コネクタ16の中心導体に接続し、各ル
ープ12a,12b,12cの他端はアースす
る。ループ12aには、磁力線MF1、MF2、
MF3のいずれもが鎖交し、ループ12b、ルー
プ12cにも同様に磁力線MF1、MF2、MF3の
いずれもが鎖交する。
めて同軸コネクタ16の中心導体に接続し、各ル
ープ12a,12b,12cの他端はアースす
る。ループ12aには、磁力線MF1、MF2、
MF3のいずれもが鎖交し、ループ12b、ルー
プ12cにも同様に磁力線MF1、MF2、MF3の
いずれもが鎖交する。
角14とケース中心とを通る軸を中心にループ
12a,12b,12cを回転させると、出力特
性が変化する。このようにして同軸コネクタ10
a,10b,10cにそれぞれ加えられた信号が
同コネクタ16から出力されることになる。
12a,12b,12cを回転させると、出力特
性が変化する。このようにして同軸コネクタ10
a,10b,10cにそれぞれ加えられた信号が
同コネクタ16から出力されることになる。
上記ループ8aないし8e、ループ12aない
し12cの形状は図示のものに限らず、たとえば
輪状のものでもよい。
し12cの形状は図示のものに限らず、たとえば
輪状のものでもよい。
実施例装置を集中定数回路で表わすと第9図A
あるいは第9図Bのようになると考えられる。い
ずれのものが現実の立体回路に忠実なのかは現在
のところ不明である。第9図Aおよび第9図Bに
おいてR1は柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドに係る共振器、R2は柱状誘電体2bが関与す
る共振モードに係る共振器、R3は柱状誘電体2
cが関与する共振モードに係る共振器である。
あるいは第9図Bのようになると考えられる。い
ずれのものが現実の立体回路に忠実なのかは現在
のところ不明である。第9図Aおよび第9図Bに
おいてR1は柱状誘電体2aが関与する共振モー
ドに係る共振器、R2は柱状誘電体2bが関与す
る共振モードに係る共振器、R3は柱状誘電体2
cが関与する共振モードに係る共振器である。
各共振器の共振周波数は一致させる場合もある
し、異ならせる場合もある。
し、異ならせる場合もある。
なお、実施例の説明はチヤンネルフイルタない
し電力合成器を想定しておこなつたが、この装置
は分波器としても使える。
し電力合成器を想定しておこなつたが、この装置
は分波器としても使える。
(効 果)
以上の実施例からもあきらかなようにこの発明
は、直方体空胴シールドケース内に存在する互い
に直交する三つのTM110モードを有効に利用する
ので従来の1/3の大きさまで小型化でき、またコ
ストダウンもできる画期的なものである。そし
て、電力の分配ないし合成回路部分もケース内に
存在しているから、本発明品は従来例に比べかな
り小型になる。
は、直方体空胴シールドケース内に存在する互い
に直交する三つのTM110モードを有効に利用する
ので従来の1/3の大きさまで小型化でき、またコ
ストダウンもできる画期的なものである。そし
て、電力の分配ないし合成回路部分もケース内に
存在しているから、本発明品は従来例に比べかな
り小型になる。
第1図はこの発明の実施例の要部を示す斜視
図、第2図、第3図および第4図は二重モード共
振を説明する説明図、第5図はこの発明の実施例
の要部を示す斜視図、第6図と第7図はこの発明
の実施例を説明する説明図、第8図A,B,Cは
この発明の実施例の内部説明図、第9図A,Bは
この発明の実施例の等価回路図、第10図は従来
例の説明図である。 1…シールドケース、2…複合誘電体、8a,
8b,8c,12…磁気結合ループ。
図、第2図、第3図および第4図は二重モード共
振を説明する説明図、第5図はこの発明の実施例
の要部を示す斜視図、第6図と第7図はこの発明
の実施例を説明する説明図、第8図A,B,Cは
この発明の実施例の内部説明図、第9図A,Bは
この発明の実施例の等価回路図、第10図は従来
例の説明図である。 1…シールドケース、2…複合誘電体、8a,
8b,8c,12…磁気結合ループ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直方体空胴シールドケース内にて三つの柱状
誘電体が互いに直交した状態で一体化され、これ
ら三つの柱状誘電体のうちの一つの柱状誘電体の
軸方向をZ軸と一致させてなる直角座標系にて
TM110モード共振、TM011モード共振および
TM101モード共振を利用する誘電体共振器と、こ
の誘電体共振器と外部回路とを結合する外部結合
手段とを備えてなる誘電体共振器装置において、 上記外部結合手段は、直方体空胴シールドケー
ス内に配置され、磁気結合ループをそれぞれ備え
てなる第1ないし第4の結合手段であり、これら
第1ないし第4の結合手段のうち第1ないし第3
の結合手段の各磁気結合ループは、上記三つの柱
状誘電体を取り囲んでそれぞれ発生する磁力線と
のみそれぞれ鎖交する一方、第4の結合手段の磁
気結合ループは上記三つの柱状誘電体を取り囲ん
でそれぞれ発生する磁力線のいずれとも鎖交する
ことを特徴とする誘電体共振器装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11949285A JPS61277205A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 誘電体共振器装置 |
| US06/812,235 US4623857A (en) | 1984-12-28 | 1985-12-23 | Dielectric resonator device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11949285A JPS61277205A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 誘電体共振器装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61277205A JPS61277205A (ja) | 1986-12-08 |
| JPH0466122B2 true JPH0466122B2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=14762605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11949285A Granted JPS61277205A (ja) | 1984-12-28 | 1985-05-31 | 誘電体共振器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61277205A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2625506B2 (ja) * | 1988-07-04 | 1997-07-02 | 住友金属鉱山株式会社 | 三重モード誘電体フィルタ |
| JP3503482B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2004-03-08 | 株式会社村田製作所 | 多重モード誘電体共振器装置、誘電体フィルタ、複合誘電体フィルタ、合成器、分配器、および通信装置 |
| JP3506013B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2004-03-15 | 株式会社村田製作所 | 多重モード誘電体共振器装置、誘電体フィルタ、複合誘電体フィルタ、合成器、分配器および通信装置 |
| CA2348614A1 (en) * | 1999-08-20 | 2001-03-01 | Kabushiki Kaisha Tokin | Dielectric resonator and dielectric filter |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP11949285A patent/JPS61277205A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61277205A (ja) | 1986-12-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4623857A (en) | Dielectric resonator device | |
| US7042314B2 (en) | Dielectric mono-block triple-mode microwave delay filter | |
| EP1014473B1 (en) | Multi-mode dielectric resonance devices, dielectric filter, composite dielectric filter, synthesizer, distributor, and communication equipment | |
| US4453146A (en) | Dual-mode dielectric loaded cavity filter with nonadjacent mode couplings | |
| US6549092B1 (en) | Resonator device, filter, composite filter device, duplexer, and communication device | |
| JP2643677B2 (ja) | 誘電体共振器装置 | |
| CN100392911C (zh) | 多模式介质谐振器装置、介质滤波器、复合介质滤波器、合成器、分配器和通信装置 | |
| US6518857B1 (en) | Multimode dielectric resonator apparatus, filter, duplexer, and communication apparatus | |
| US20080122559A1 (en) | Microwave Filter Including an End-Wall Coupled Coaxial Resonator | |
| WO1997040546A1 (en) | High performance microwave filter with cavity and conducting or superconducting loading element | |
| EP1320144A2 (en) | Dielectric resonance element, dielectric resonator, filter, resonator device, and communication device | |
| US6031436A (en) | Single and dual mode helix loaded cavity filters | |
| JPH0983220A (ja) | 周波数可変型誘電体共振器 | |
| US6433652B1 (en) | Multimode dielectric resonator apparatus, filter, duplexer and communication apparatus | |
| US6756865B2 (en) | Resonator device, filter, duplexer, and communication apparatus using the same | |
| US6965283B2 (en) | Dielectric resonator device, communication filter, and communication unit for mobile communication base station | |
| JPH0466122B2 (ja) | ||
| JP3589008B2 (ja) | 誘電体共振器及びそれを用いたフィルタ、共用器、ならびに通信機装置 | |
| JPS6330801B2 (ja) | ||
| JP4059141B2 (ja) | 共振器装置、フィルタ、複合フィルタ装置および通信装置 | |
| JP2699704B2 (ja) | 帯域阻止型フィルタ | |
| JPH0466121B2 (ja) | ||
| JP3699090B2 (ja) | 多重モードフィルタ | |
| EP1043798B1 (en) | Dielectric resonator filter | |
| JPH0360203B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |