JPH0466171A - 塗装金属板 - Google Patents
塗装金属板Info
- Publication number
- JPH0466171A JPH0466171A JP17749090A JP17749090A JPH0466171A JP H0466171 A JPH0466171 A JP H0466171A JP 17749090 A JP17749090 A JP 17749090A JP 17749090 A JP17749090 A JP 17749090A JP H0466171 A JPH0466171 A JP H0466171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- steel plate
- metal plate
- plated steel
- fep
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)もしくは
四フッ化エチレン・六フフ化プロピレン共重合樹脂(F
EP)等のフッ化オレフィン系樹脂を含有した塗料を塗
装し、非粘着性及び潤滑性に優れていて家電製品、容器
類等に用いられる塗装金属板に関するものである。
四フッ化エチレン・六フフ化プロピレン共重合樹脂(F
EP)等のフッ化オレフィン系樹脂を含有した塗料を塗
装し、非粘着性及び潤滑性に優れていて家電製品、容器
類等に用いられる塗装金属板に関するものである。
また、上記フッ素樹脂と共にポリエーテルサルホン樹脂
等の耐熱性樹脂を含有した塗料を塗装すれば耐熱用途に
適した塗装金属板となる。
等の耐熱性樹脂を含有した塗料を塗装すれば耐熱用途に
適した塗装金属板となる。
従来の技術
フッ素系樹脂は耐候性、耐食性等が良好なため、従来よ
り高級塗装金属板に広く用いられている。
り高級塗装金属板に広く用いられている。
特に、フッ素系樹脂の中でも表面エネルギーが低く、低
摩擦係数を有する四フッ化エチレン樹脂(以下PTFE
と言う)や四フフ化エチレン・六フッ化プロピレン共重
合樹脂(以下FEPと言う)は非粘着性や潤滑性(加工
性)を要求される分野に広く用いられており、塗料とす
るためにPTFEやFEPに種々の樹脂(以下バインダ
ー樹脂という)を混合して利用されることが多い(特公
昭55−44785号公報、特開昭81−111378
号公報等)。
摩擦係数を有する四フッ化エチレン樹脂(以下PTFE
と言う)や四フフ化エチレン・六フッ化プロピレン共重
合樹脂(以下FEPと言う)は非粘着性や潤滑性(加工
性)を要求される分野に広く用いられており、塗料とす
るためにPTFEやFEPに種々の樹脂(以下バインダ
ー樹脂という)を混合して利用されることが多い(特公
昭55−44785号公報、特開昭81−111378
号公報等)。
非粘着性や潤滑性を要求される用途としては、たとえば
、付着防止が必要な家庭用調理容器、冷凍食品容器や、
潤滑性が要求されるにもかかわらず無塗油で成形する必
要のある分野などが挙げられる。
、付着防止が必要な家庭用調理容器、冷凍食品容器や、
潤滑性が要求されるにもかかわらず無塗油で成形する必
要のある分野などが挙げられる。
このようなPTFEやFEP並びにバインダー樹脂を主
成分とした塗料から形成される塗膜においては、PTF
E、FEPは非粘着性及び潤滑性の機能を、バインダー
樹脂は基材との密着性及び可とう性の機能をそれぞれ発
揮することが必要で、そのため膜構造としては、上層に
PTFE、FEPが、そして基材側にバインダー樹脂が
富化された層分離構造をとることが理想的である。
成分とした塗料から形成される塗膜においては、PTF
E、FEPは非粘着性及び潤滑性の機能を、バインダー
樹脂は基材との密着性及び可とう性の機能をそれぞれ発
揮することが必要で、そのため膜構造としては、上層に
PTFE、FEPが、そして基材側にバインダー樹脂が
富化された層分離構造をとることが理想的である。
しかしながら、通常のPTFE、FEPを含有する塗装
系では、焼付過程において表面に極〈薄いPTFE、F
EPの濃度の高い層が形成されるものの、明確かつ有効
な層形成には至らず、良好な密着性、加工性に加え、長
期使用に耐える安定な非粘着性、潤滑性を得ることは困
難であった。
系では、焼付過程において表面に極〈薄いPTFE、F
EPの濃度の高い層が形成されるものの、明確かつ有効
な層形成には至らず、良好な密着性、加工性に加え、長
期使用に耐える安定な非粘着性、潤滑性を得ることは困
難であった。
この非粘着性、潤滑性を向上させるために従来より知ら
れている方法としては、 (1)PTFE、FEPの含有量を多くする(特開昭6
1−113859号公報)。
れている方法としては、 (1)PTFE、FEPの含有量を多くする(特開昭6
1−113859号公報)。
(2)焼付は温度を高くする。
(3)塗膜面をロール圧下する(特開昭61−1385
67号公報)。
67号公報)。
(0乾燥塗膜厚(T)と、PTFEやFEPの平均粒径
またはメジアン粒径(R)とがT/R=0.6〜2の範
囲内にあり、かつ全樹脂に対するフッ化オレフィン系樹
脂の含有割合を5〜Boat%とする(特願昭83−2
43952号公報)。
またはメジアン粒径(R)とがT/R=0.6〜2の範
囲内にあり、かつ全樹脂に対するフッ化オレフィン系樹
脂の含有割合を5〜Boat%とする(特願昭83−2
43952号公報)。
等があった。
発明が解決しようとするa題
しかし、前述(1)の方法においては、非粘着性、潤滑
性は向上するが、密着性、加工性の低下を招く、また、
(2) (3)の方法においては、レベリングによって
、ある程度非粘着性、潤滑性の向上が認められるが、良
好な層分離構造を呈するには至らないためまだ十分とは
言い難い、さらに、(0の方法においては、塗膜上層部
にツー、素系樹□脂の富化された層が形成され、良好な
層分離構造を呈するが、長期使用に耐える安定な非粘着
性、潤滑性を得るまでには至っていない。
性は向上するが、密着性、加工性の低下を招く、また、
(2) (3)の方法においては、レベリングによって
、ある程度非粘着性、潤滑性の向上が認められるが、良
好な層分離構造を呈するには至らないためまだ十分とは
言い難い、さらに、(0の方法においては、塗膜上層部
にツー、素系樹□脂の富化された層が形成され、良好な
層分離構造を呈するが、長期使用に耐える安定な非粘着
性、潤滑性を得るまでには至っていない。
従って、本発明は、良好な密着性、加工性に加えて、塗
膜に良好な層分離構造を形成させることにより、長期使
用に耐える安定な非粘着性、潤滑性を有する塗装金属板
を得ることを目的とする。
膜に良好な層分離構造を形成させることにより、長期使
用に耐える安定な非粘着性、潤滑性を有する塗装金属板
を得ることを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明は、金属板上に、フッ化オレフィン系樹脂粉末と
その他の樹脂との混合物を主成分とする塗料を塗布、焼
付けし、塗膜を形成せしめてなる塗装金属板において、
該塗膜の乾燥塗膜厚(T)と該フッ化オレフィン系樹脂
粉末の平均粒径またはメジアン粒径(R)とがT/R=
0.6〜2の範囲内にあり、かつ全樹脂に対する該フッ
化オレフィン系樹脂の含有割合が80wt%を越え85
wt%以下であることを特徴とする。
その他の樹脂との混合物を主成分とする塗料を塗布、焼
付けし、塗膜を形成せしめてなる塗装金属板において、
該塗膜の乾燥塗膜厚(T)と該フッ化オレフィン系樹脂
粉末の平均粒径またはメジアン粒径(R)とがT/R=
0.6〜2の範囲内にあり、かつ全樹脂に対する該フッ
化オレフィン系樹脂の含有割合が80wt%を越え85
wt%以下であることを特徴とする。
この中でフッ化オレフィン系樹脂は四フッ化エチレン樹
脂(PTFE)及び四フッ化エチレン・六フッ化プロピ
レン共重合樹脂(FEP)からなる群から選ばれた1種
才たは2種以上のものであり、且つその他の樹脂はポリ
エーテルサル示ン樹脂(PES)、ポリフェニレンスル
フィド樹脂(PPS)及びポリアミドイミド樹脂(PA
I)からなる群から選ばれた1種または2種以上のもの
である。
脂(PTFE)及び四フッ化エチレン・六フッ化プロピ
レン共重合樹脂(FEP)からなる群から選ばれた1種
才たは2種以上のものであり、且つその他の樹脂はポリ
エーテルサル示ン樹脂(PES)、ポリフェニレンスル
フィド樹脂(PPS)及びポリアミドイミド樹脂(PA
I)からなる群から選ばれた1種または2種以上のもの
である。
以下本発明を作用とともに詳細に説明する。
作用
一般的に表面自由エネルギーの異なる互いに相溶しない
2種類以上の樹脂を混合した塗料の塗膜形態を考えた場
合、表面自由エネルギーの低い樹脂が上層に配向して表
面を覆う形態が熱力学的に最も安定した状態であると考
えられる。
2種類以上の樹脂を混合した塗料の塗膜形態を考えた場
合、表面自由エネルギーの低い樹脂が上層に配向して表
面を覆う形態が熱力学的に最も安定した状態であると考
えられる。
従って、樹脂の中で表面自由エネルギーが低いとされる
PTFEやFEPと、該エネルギーがそれらよりも高い
その他の樹脂の混合系においては、PTFE、FEPが
自然的に上層に配向するような層分離構造が予想される
。すなわち、PTFE、FEPの平均粒径もしくはメジ
アン粒径を乾燥塗膜厚に対しであるレベル以上とした場
合、PTFE粒子やFEP粒子が溶剤蒸発後の塗膜形成
時において表面近傍に多量に配置し、それらが表面層を
形成する。
PTFEやFEPと、該エネルギーがそれらよりも高い
その他の樹脂の混合系においては、PTFE、FEPが
自然的に上層に配向するような層分離構造が予想される
。すなわち、PTFE、FEPの平均粒径もしくはメジ
アン粒径を乾燥塗膜厚に対しであるレベル以上とした場
合、PTFE粒子やFEP粒子が溶剤蒸発後の塗膜形成
時において表面近傍に多量に配置し、それらが表面層を
形成する。
本発明者らは特願昭63−243952において、フッ
素系樹脂量が5〜60wt%である峙に非粘着性、潤滑
性に優れていることを明らかにしたが、その後、さらに
詳細に検討を加えた結果、長期にわたって非粘着性を確
保するにはフッ素系樹脂量が60wt%以上であること
が好ましいことを突き止めた。
素系樹脂量が5〜60wt%である峙に非粘着性、潤滑
性に優れていることを明らかにしたが、その後、さらに
詳細に検討を加えた結果、長期にわたって非粘着性を確
保するにはフッ素系樹脂量が60wt%以上であること
が好ましいことを突き止めた。
乾燥塗膜厚がPTFE及びFEPの平均粒径またはメジ
アン粒径に対しである範囲内にあり、かつ全樹脂に対す
る該フッ化オレフィン系樹脂の含有割合を多くすること
によって、塗膜の表面層に富化されたPTFE及びFE
P層が形成され、たとえ長期の使用により表面層のPT
FE、FEPが脱落していっても塗膜表層のPTFE、
FEP層が非常に厚いため、非粘着性、潤滑性は満足し
得る程度に確保できることを見いだした。
アン粒径に対しである範囲内にあり、かつ全樹脂に対す
る該フッ化オレフィン系樹脂の含有割合を多くすること
によって、塗膜の表面層に富化されたPTFE及びFE
P層が形成され、たとえ長期の使用により表面層のPT
FE、FEPが脱落していっても塗膜表層のPTFE、
FEP層が非常に厚いため、非粘着性、潤滑性は満足し
得る程度に確保できることを見いだした。
その結果、密着性、耐熱性等が良好で、長期使用に耐え
る安定な非粘着性、潤滑性を有する塗装金属板を得るこ
とができた。
る安定な非粘着性、潤滑性を有する塗装金属板を得るこ
とができた。
ここで、明確かつ有効な2層構造形成を実現するために
は、PTFE及びFEPの平均粒径またはメジアン粒径
に対する乾燥塗膜厚の大きさは2倍以下であることが必
要である。2倍を越えると、長期使用による非粘着性劣
化が起こる。一方、乾燥塗膜厚がPTFE、FEPの平
均粒径もしくはメジアン粒径の0.6倍を下まわるとP
TFE、FEPの層が不均一になり、密着性、加工性の
低下を招く、また、前述のようにPTFE及びFEPの
含有割合を80wt%を越えることも必要である。
は、PTFE及びFEPの平均粒径またはメジアン粒径
に対する乾燥塗膜厚の大きさは2倍以下であることが必
要である。2倍を越えると、長期使用による非粘着性劣
化が起こる。一方、乾燥塗膜厚がPTFE、FEPの平
均粒径もしくはメジアン粒径の0.6倍を下まわるとP
TFE、FEPの層が不均一になり、密着性、加工性の
低下を招く、また、前述のようにPTFE及びFEPの
含有割合を80wt%を越えることも必要である。
しかし含有割合が85wt%を越えると密着性、加工性
の低下や塗装外観の不良を招くため、好ましくない。
の低下や塗装外観の不良を招くため、好ましくない。
以上のように塗膜物性を確保した上で、非粘着性及び潤
滑性の耐久性(長期安定性)を向上させるために、PT
FE及びFEPの平均粒径もしくはメジアン粒径に対す
る乾燥塗膜厚の大きさは0.6倍〜2倍の範囲とする必
要があるが、特に好ましくは0.75〜1.75倍の範
囲が良い、同時にPTFE及びFEPの含有量が80w
t%を越え、85wt%以下であることも必要である点
は上述の通りである。
滑性の耐久性(長期安定性)を向上させるために、PT
FE及びFEPの平均粒径もしくはメジアン粒径に対す
る乾燥塗膜厚の大きさは0.6倍〜2倍の範囲とする必
要があるが、特に好ましくは0.75〜1.75倍の範
囲が良い、同時にPTFE及びFEPの含有量が80w
t%を越え、85wt%以下であることも必要である点
は上述の通りである。
なお、PTFE、FEPと混合されるその他の樹脂とし
ては、塗料として適用できるものであれば熱可塑性、熱
硬化性にかかわらず如何なるものでもよく、代表例とし
て、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系
樹脂、ウレタン系樹脂などがある。
ては、塗料として適用できるものであれば熱可塑性、熱
硬化性にかかわらず如何なるものでもよく、代表例とし
て、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系
樹脂、ウレタン系樹脂などがある。
特に、常用耐熱温度として200〜260℃程度を要求
される耐熱用途の場合は、ポリエーテルサルホン樹脂(
PES)、 ポリフェニレンスルフィド樹脂(PPS)
及びポリアミドイミド樹脂(PAI)を単独もしくはそ
れらを混合して用いるのがよい。
される耐熱用途の場合は、ポリエーテルサルホン樹脂(
PES)、 ポリフェニレンスルフィド樹脂(PPS)
及びポリアミドイミド樹脂(PAI)を単独もしくはそ
れらを混合して用いるのがよい。
PTFE及びFEPに対するこれらの樹脂の混合比率は
要求特性に応じて決定される。なお、PTFE、FEP
は混合して用いてもよい。
要求特性に応じて決定される。なお、PTFE、FEP
は混合して用いてもよい。
顔料、溶剤に関しては特に限定するものではなく、一般
に塗料用として用いられるものの適用が可使である。ま
た塗料形態は、粉体塗料や分散塗料のいずれで使用して
もよい。
に塗料用として用いられるものの適用が可使である。ま
た塗料形態は、粉体塗料や分散塗料のいずれで使用して
もよい。
金属板としては、冷延鋼板、Znメツキ鋼板およびZn
合金メツキ鋼板、Mメツキ鋼板およびM合金メー7キ鋼
板、Crメツキ鋼板(TFS)、Xiメツキ鋼板、ある
いはCuメツキ鋼板等の各種メツキ鋼板、およびアルミ
ニウム板、チタン板、ステンレス板などが用いられ、必
要に応じてアルカリ脱脂等により表面を清浄化した後、
これらを直接またはブラッシングロールによる表面研磨
や化成処理を施した後塗装される。
合金メツキ鋼板、Mメツキ鋼板およびM合金メー7キ鋼
板、Crメツキ鋼板(TFS)、Xiメツキ鋼板、ある
いはCuメツキ鋼板等の各種メツキ鋼板、およびアルミ
ニウム板、チタン板、ステンレス板などが用いられ、必
要に応じてアルカリ脱脂等により表面を清浄化した後、
これらを直接またはブラッシングロールによる表面研磨
や化成処理を施した後塗装される。
化成処理としてはクロメート化成処理やリン酸塩化成処
理、複合酸化皮膜処理などがあり、クロメート化成処理
には電解クロメート、塗布型クロメート、反応型クロメ
ート処理が、リン酸塩化成処理にはリン酸亜鉛処理、リ
ン酸鉄処理が、複合酸化皮膜処理にはニッケルとコバル
トを含有する処理などが適用できる。
理、複合酸化皮膜処理などがあり、クロメート化成処理
には電解クロメート、塗布型クロメート、反応型クロメ
ート処理が、リン酸塩化成処理にはリン酸亜鉛処理、リ
ン酸鉄処理が、複合酸化皮膜処理にはニッケルとコバル
トを含有する処理などが適用できる。
また、耐食性、密着性向上等の目的で必要に応じてブラ
イマーを施すことも可能である。
イマーを施すことも可能である。
該塗24 ハ、スプレー、ロールコート、フローコート
などの方法にて塗装され、使用される樹脂に応じた温度
条件にて焼付を行い塗膜を形成させる。
などの方法にて塗装され、使用される樹脂に応じた温度
条件にて焼付を行い塗膜を形成させる。
実施例
第1表には各塗料組成に対して記載した塗装条件に従い
バーコーターにて塗装を行った時のサンプルの性能試験
結果を一覧表として記した。ここではアルカリ脱脂によ
る金属板の表面洗浄は行ったが、化成処理等の塗装前処
理及び、プライマー塗装は施さなかった。
バーコーターにて塗装を行った時のサンプルの性能試験
結果を一覧表として記した。ここではアルカリ脱脂によ
る金属板の表面洗浄は行ったが、化成処理等の塗装前処
理及び、プライマー塗装は施さなかった。
乾燥塗膜厚がフッ素系樹脂の平均粒径(メジアン粒径で
も値はほとんど同じ)の0.6〜2.0倍であり、かつ
フッ素系樹脂の含有量がEiOwt%を越えて85wt
%以下である場合は優れた密着性に加え、非粘着性の長
期耐久性に優れていることがわかる(実施例1〜25)
。
も値はほとんど同じ)の0.6〜2.0倍であり、かつ
フッ素系樹脂の含有量がEiOwt%を越えて85wt
%以下である場合は優れた密着性に加え、非粘着性の長
期耐久性に優れていることがわかる(実施例1〜25)
。
これらの実施例と比較して乾燥塗膜厚がフッ素樹脂の平
均粒径の0.6倍を下回る比較例(表中のT/R値が0
.6を下回る例)に関しては密着性が劣り、一方2倍を
越える比較例(表中のT/R値が2を越える例)に関し
ては、非粘着性の長期耐久性が劣ることがわかる。
均粒径の0.6倍を下回る比較例(表中のT/R値が0
.6を下回る例)に関しては密着性が劣り、一方2倍を
越える比較例(表中のT/R値が2を越える例)に関し
ては、非粘着性の長期耐久性が劣ることがわかる。
また、フッ素の含有量が85wt%を越えると密着性が
著しく低下し、反対に80*t%以下になっても非粘着
性の長期耐久性が劣ることがわかる。
著しく低下し、反対に80*t%以下になっても非粘着
性の長期耐久性が劣ることがわかる。
すなわち、本発明により得られる塗装金属板は非粘着性
の長期耐久性(長期安定性)が良好であり、塗膜特性に
優れるという利点を有するものである。
の長期耐久性(長期安定性)が良好であり、塗膜特性に
優れるという利点を有するものである。
なお、第1表に示す性能試験の評価方法は以下の通りで
ある。
ある。
密着性:NTカッターにて、試料表面に100個の基盤
目をカットし、エリクセン試験機にて、7■−押しだし
後テーピングし、はくり状況を評価する。評価の判定方
法は次の通り。
目をカットし、エリクセン試験機にて、7■−押しだし
後テーピングし、はくり状況を評価する。評価の判定方
法は次の通り。
O:全くはくりが認められず。
Δ:100個の基盤目の内、5個未満のはくりが発生す
る。
る。
X : 100個の基盤目の内、5個以上のはくりが発
生する。
生する。
非粘着耐久性:ケチャツプとソースとを混ぜたものを塗
装金属板上にのせ、250℃中に1時間数l後、室温下
に取り出して30分間放置し、次にティッシュペーパー
でその焦げ付いたものをフッ素系樹脂粒子と共に拭き取
る。これを繰り返しケチャツプとソースとを混ぜたもの
の焦げ付けを拭き取り除去することが出来なくなるまで
の回数、すなわちフッ素系樹脂粒子の脱落がなくなるま
での回数で評価判定する。
装金属板上にのせ、250℃中に1時間数l後、室温下
に取り出して30分間放置し、次にティッシュペーパー
でその焦げ付いたものをフッ素系樹脂粒子と共に拭き取
る。これを繰り返しケチャツプとソースとを混ぜたもの
の焦げ付けを拭き取り除去することが出来なくなるまで
の回数、すなわちフッ素系樹脂粒子の脱落がなくなるま
での回数で評価判定する。
(以下余白)
発明の効果
本発明により得られた塗装金属板は密着性、加工性に加
え、長期使用に耐える安定な非粘着性及び潤滑性を有し
ている。
え、長期使用に耐える安定な非粘着性及び潤滑性を有し
ている。
Claims (2)
- (1)金属板上に、フッ化オレフィン系樹脂粉末とその
他の樹脂との混合物を主成分とする塗料を塗布、焼付け
し、塗膜を形成せしめてなる塗装金属板において、該塗
膜の乾燥塗膜厚(T)と該フッ化オレフィン系樹脂粉末
の平均粒径またはメジアン粒径(R)とがT/R=0.
6〜2の範囲内にあり、かつ全樹脂に対する該フッ化オ
レフィン系樹脂の含有割合が60wt%を越え85wt
%以下であることを特徴とする塗装金属板。 - (2)フッ化オレフィン系樹脂が四フッ化エチレン樹脂
(PTFE)及び四フッ化エチレン・六フッ化プロピレ
ン共重合樹脂(FEP)からなる群から選ばれた1種ま
たは2種以上のものであり、且つその他の樹脂がポリエ
ーテルサルホン樹脂(PES)、ポリフェニレンスルフ
ィド樹脂(PPS)及びポリアミドイミド樹脂(PAI
)からなる群から選ばれた1種または2種以上のもので
ある請求項(1)記載の塗装金属板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2177490A JP2663196B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 塗装金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2177490A JP2663196B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 塗装金属板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0466171A true JPH0466171A (ja) | 1992-03-02 |
| JP2663196B2 JP2663196B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=16031814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2177490A Expired - Lifetime JP2663196B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 塗装金属板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663196B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001335963A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Yodogawa Steel Works Ltd | 耐熱性塗装金属板 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63303220A (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-09 | Oiles Ind Co Ltd | 複層軸受の製造方法 |
| JPH0292536A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-03 | Nippon Steel Corp | 塗装金属板 |
| JPH02108531A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-20 | Nippon Steel Corp | 非粘着性および遠赤外線放射性に優れた塗装金属板 |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP2177490A patent/JP2663196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63303220A (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-09 | Oiles Ind Co Ltd | 複層軸受の製造方法 |
| JPH0292536A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-03 | Nippon Steel Corp | 塗装金属板 |
| JPH02108531A (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-20 | Nippon Steel Corp | 非粘着性および遠赤外線放射性に優れた塗装金属板 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001335963A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Yodogawa Steel Works Ltd | 耐熱性塗装金属板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2663196B2 (ja) | 1997-10-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0789728B1 (en) | Primer composition and use of the same composition for coating metal surfaces with a fluororesin | |
| KR960015755B1 (ko) | 다층 비점착성 코팅을 갖는 코팅된 기판 | |
| EP0056280B2 (en) | Article coated with fluoropolymer finish with improved durability | |
| EP0561987B1 (en) | Non-stick coating system with ptfe of different melt viscosities for concentration gradient | |
| DE69818249T2 (de) | Verwendung von komposit-materialien für kochgeschirre | |
| US5223343A (en) | Non-stick coating system with high and low melt viscosity PTFE for concentration gradient | |
| US5626907A (en) | Process for coating metal surfaces with a fluororesin using a primer | |
| US5168013A (en) | Non-stick coating system with high and low melt viscosity PTFE for concentration gradient | |
| US5880205A (en) | Universal primer for non-stick finish | |
| JPH07506514A (ja) | 料理器具コーティングシステム | |
| DE19732945A1 (de) | Gegenstand mit einer Antihaftbeschichtung | |
| US5670010A (en) | Process for adhering a fluororesin film to a metal surface using a primer | |
| JP2639735B2 (ja) | 塗装金属板 | |
| JP2003033995A (ja) | 耐磨耗性に優れた耐熱非粘着塗装金属板及び耐熱非粘着塗装用塗料 | |
| JPH0466171A (ja) | 塗装金属板 | |
| JPH0292536A (ja) | 塗装金属板 | |
| WO1997039073A1 (en) | Universal primer for non-stick finish | |
| JP3293084B2 (ja) | 耐熱非粘着プレコート鋼板 | |
| KR101459854B1 (ko) | 실리카졸을 포함하는 금속 표면 처리용 수지 조성물 및 이를 이용한 강판 | |
| JPH0691805A (ja) | 塗装金属板 | |
| JP2005186287A (ja) | 耐熱非粘着塗装鋼板 | |
| JP3962153B2 (ja) | 改良された防汚性を有する食品加熱加工器具 | |
| JP4272505B2 (ja) | 耐熱非粘着塗装鋼板 | |
| JP3361281B2 (ja) | 耐熱性塗装金属板 | |
| JP2006175824A (ja) | 耐熱性と非粘着性とに優れる塗装金属板 |