JPH0466596A - 非a非b型肝炎ウイルス抗原ペプチド、これをコードする核酸断片およびこれらの利用法 - Google Patents

非a非b型肝炎ウイルス抗原ペプチド、これをコードする核酸断片およびこれらの利用法

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JPH0466596A
JPH0466596A JP17666990A JP17666990A JPH0466596A JP H0466596 A JPH0466596 A JP H0466596A JP 17666990 A JP17666990 A JP 17666990A JP 17666990 A JP17666990 A JP 17666990A JP H0466596 A JPH0466596 A JP H0466596A
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Chikahide Nozaki
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正健 荒木
Kazuya Hoshiko
和哉 星子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 tJLL立■月11 本発明は、A型でもB型でもない血清型肝炎の原因ウィ
ルス〈非A非B型肝炎ウィルス)抗原ペプチド、これを
コードする遺伝子断片およびこれらの利用法に関する. ′   遼Ju ウィルス性肝炎にはA型肝炎(伝染性肝炎)とB型肝炎
(血清肝炎)の2種票があることは古くから知られてい
た。これは主として感染経路の相違に基づいたもので、
A型肝炎は経口感染で流行を起こし、B型肝炎は主とし
て血液を介して伝播されるものであることが確認されて
いた。これら二つの肝炎の起因ウィルスは既に分離同定
され、A型肝炎ウィルスは、ピコルナウィルスに属する
、直径27n−のRNAウィルスであり[Finest
on、S、間、 et al、、 5cience 1
82 p1026 (1973)]、一方B型肝炎ウィ
ルスは、ヘパドナウィルスに属する直径42n鳳のエン
ベロープを待つDNAウィルスであることが突き止めら
れた。  [Daoe、0.s、、 et al、。
Lancet、 I p695 <1970)]また、
現在では、これらの肝炎ウィルスの免疫血清学的診断方
法が確立されるに至っている。
これら2つの肝炎ウィルスの確定診断方法が確立される
に従い、このいずれにも属さない非A非B型肝炎の存在
が明らかになってきた[Pr1nce、A。
帽、et al、、 Lancet、 I p241 
(1974>]。
輸血後肝炎は、B型肝炎ウィルス表面抗原(HBsAg
)のスクリーニング方法の導入により大幅に減少したが
ゼロにはならず、しがち、発生した肝炎患者からは、A
型、B型肝炎の感染の証拠は得られなかった。このこと
がら、この肝炎は一般に非A IF、B型肝炎と呼ばれ
ている。
この肝炎は、我国では散発性肝炎の約50%、輸血後肝
炎の90%以上にのぼり、更に慢性肝炎、肝硬変、肝癌
の50%以上が非A非B型肝炎に起因すると推定されて
おり、大きな社会問題となっている。
これとは別に、インド、ビルマ、アフガニスタン、また
は、化アフリカなどで経口感染で流行する、第二のウィ
ルス性非A非B!!!肝炎があることが明らかになった
[ Khuroo、 M、 S、  Am、 J、 M
ed、 。
68 p818−824.  (1980)]、  こ
れは、一般には水系、または流行性非A非B型肝炎と呼
ばれている。我国では、この肝炎の流行は見られていな
いが、渡航者の流行地からの肝炎の輸入は若干見られる
ようである[福原ら、第25回日本肝臓学余総会講演要
旨集151頁(1989) 1 。
本発明は、上記で言う前者の、主に血液を介して感染す
る血清型非A非B型肝炎ウィルスに関するものであり、
本明細書中では、このウィルスを非A非B型肝炎ウィル
スと言う。
この非A非B型肝炎についてはウィルス本体の分離同定
はされておらず、このため、この肝炎の診断方法、治療
法、予防法は確立されていない。
また、この肝炎の診断は除外診断によるしかなかった。
即ち、患者の血清について、診断方法が確立されている
A型、B型肝炎の検査を行い、これらの肝炎であること
を否定し、更に、全身感染の一部の症状として肝炎症状
を示す、ヘルベ入 サイトメガロ、エプスタインバーウ
ィルス感染の可能性を否定し、薬物性や、アルコール性
肝炎、自己免疫性肝炎を否定して非All:B型肝炎と
して診断されていた。
この肝炎の原因ウィルスが感染性を持つことは、197
8年アメリカの研究グループにより、チンパンジーを用
いた感染実験で証明された[ Tabor、 E、 。
et al、、Lancet、I p463 (197
8)]、  I、がし世界中の多くの努力にもかかわら
ず、10年以上経た今も、原因ウィルスの実態はわかっ
ていない、患者感染チンパンジーの血液や肝組織を材料
として、寒天ゲル内沈降反応、免疫電気向流法、ラジオ
イムノアッセイ、蛍光抗体法、電顕法などのA型および
B型肝炎の研究で用いられたほとんどすべてのアプロー
チにより、ウィルスや関連抗原抗体系捜しが行われたき
たが、い才だ確実といわれるものは得られていない。
非A非B型肝炎ウィルス究明の歴史は、期待と失望の歴
史であったともいえる。数多くのウィルスあるいは抗原
抗体系の候補が浮かび上がってきたが、それらは次々に
否定されていった[ Pr1nce、 A、 M、 、
  ^nn、Rev、14icrobio1.、 37
.  p217.(1983)コ。
最近の例では、5etoらのレトロウィルス説があり[
5eto、B、 et tl、: Lancet、 I
 p941−943 (1984)〕、彼等によると、
チンパンジーに非A非B型肝炎を起こすことが証明され
ている血清や血液製剤に逆転写酵素活性が検出され、シ
ョ糖密度勾配遠心ではこの酵素は、1.14g/■lの
部分にくる、すなわちレトロウィルスと似た浮上密度を
持つというものであった、絖いr、  Pr4nCeら
は、チンパンジー肝初代培養細砲に患者血清を接種して
、レトロウィルス様粒子が見られたと報告した[Pr1
nce、AJ、 et al、 Lancet、 I:
p1071−1075 (1984)]、 Lかしなが
ら、逆転写酵素活性は[(ollingerらの追試に
より否定された[[Iollinger et al、
、 Lancet。
I p41 (1986)コ、更に、Pr1nceらの
観察したウィルス粒子はミクソウィルスの混入として否
定された。
非A非B型肝炎の研究を困難にしている問題点は、血清
中のウィルス濃度が102〜103と低いこと、同じ接
種材料で再感染を起こしたチンパンジーがあるなど、 
抗体の存在が疑がわしいこと、感染実験モデルがチンパ
ンジー、マーモセットしかいないことなどである。
最近になって米国のカイロン社が、非A非B型肝炎ウィ
ルスのcDNAを捕らえたという報告があり、[Cho
o、 Q et al、 、  5cience、  
244.  P2S5−362(1989)、 Kuo
、G、 et al、、5cience、 244. 
p362−364(1989) 1、その塩基配列の一
部が公開されているが(欧州特許EP 31821(y
 AE、ウィルスそのものの性状、ウィルス構成蛋白の
性状などはまだ明らかにされていない。
一般に、ウィルスの違いは、その免疫血清学的性状の違
い、分子遺伝学的性状の違いよりお新方法がまったく異
なってくる。また、株の違いは、免疫血清学的性状が一
部異なるため同一の診断方法では株間の違いにより検出
感度の違い、ワクチンでは免疫原性、感染防御能の違い
が出てくる8分子遺伝学的診断方法、たとえばDNAプ
ローブ診断においては、プローブとウィルス核酸の間の
ハイブリダイゼーションは核酸レベルでのホモロジーが
非常に高くないと実用的ではないことが一般に知られて
いる。すなわち、株間での核酸レベルでの差異により、
DNAのハイブリダイゼーションが起こらず、DNAプ
ローブ診断が効果的にできないケースが考えられる。
血清型の肝炎として、よく知られ、既によく解析されて
いるB型肝炎においては、欧米、東南アジア等の地域ご
とにメジャーなり型肝炎ウィルスのサブタイプ、すなわ
ちその地域に特徴的な流行株(サブタイプ〉が存在する
ことが知られていることから、本発明の対象となる非A
非B型肝炎ウィルスにおいても地域に特有なウィルス種
、もしくはウィルス株等が存在することが考えられる。
したがって、特定の地域、例えば特に日本で流行してい
る非A非B型肝炎ウィルスの診断方法、予防方法を確立
するには、日本でメジャーな非A非B型肝炎ウィルス株
を捕らえる必要がある。
先10且激 このような状況のもとに、本発明者らは、非A非B型肝
炎の原因ウィルスもしくはそのウィルス遺伝子のクロー
ニングを目的として研究を重ねた結果、肝炎患者血清よ
り非A非B型肝炎ウィルスの抗原ペプチド配列をコード
している遺伝子をクローニングし、これにコードされる
ペプチドが非A非B型肝炎ウィルスと特異的に反応する
ことを確認した。
すなわち、本発明者らは、献血者のGPT高値血漿を用
いて、従来の免疫血清学的方法とは違つた新しい分子遺
伝学的手法を取り入れたイムノスクリーニング法により
得られた非A 11: B型肝炎ウィルスに特有なペプ
チドおよびこれをコードしている遺伝子断片並びにこれ
らの利用法を提供するものである。
]」 本発明の目的とするような核酸断片をクローニングする
に際しては、研究材料として非A It” B型肝炎に
感染した日本人の肝臓、並びに非A非B型肝炎を感染さ
せたチンパンジーの肝臓を用い、mRNAを抽出しcD
NAを合成して、その中から、染色体DNAとのサブト
ラクションによりウィルス特異的cDNAを選択してく
ることが考えられる。Lかしながら、これに必要な良い
実験材料を十分な量確保することはきわめて困難である
もう一つの研究材料として非A非B型肝炎感染者あるい
は感染チンパンジーの血漿が考えられる。
ヒトでは非A非B型肝炎のキャリアーの存在が確認され
ており、輸血において供血者のG P T値が高い程輸
血後非A非B型肝炎の発生頻度が高いことからGPT高
値の血漿はキャリアーの頻度が高いと推定されている。
そこで我々は比較的多量に入手可能である、日本の献血
者のGPT高値血漿をプールし、研究材料とした。この
ほか1日本人の非A非B型肝炎患者の血清を接種しIF
A非B型肝炎を発症させたチンパンジーの血漿も用いる
ことができるが、現在ではチンパンジーの入手性から多
少問題が残る。
血漿中の非A非B型肝炎ウィルス濃度は先に述べたよう
に102〜lO)程度しかないと推定されていることか
ら、ウィルス核酸の抽出およびcDNAの合成には10
00倍程度ウィルスを濃縮する必要がある。しかしなが
ら、ヒト血漿は7%前後の蛋白溶液であり、ただ単に濃
縮することは不可能であり、除蛋白をしながらウィルス
を濃縮する必要がある。我々が用いたポリエチレングリ
コール(PEG)などの沈澱剤による沈澱形成は、比較
的簡便に行うことができ、大量の血漿の処理にも適して
おり、ウィルスの失活も少ないマイルドな方法である。
このほかには、超遠心によるベレッテイング、硫安など
の塩類の添加による塩析 限外濾過、ゲルクロマトグラ
フィーなどが用いられうる。
このように1000倍程度に濃縮した血漿をグアニジウ
ムチオシアネ−1−7’処理し、フェノール/クロロホ
ルムで抽出をお、コない、エタノール沈澱により濃縮血
漿中の全核酸を精製する。次に1) N A分解酵素で
混入17ているヒト由来のDNAを分解し、フェノール
/クロロホルム抽出とエタノール沈澱によりRNAを精
製する。
精製したRNAよりcDNAを合成し、λgtllベク
ターに挿入しcDNAライブラリーを作成する。
λファージを大腸菌に感染させ、細菌培養プl/−トに
まき、42℃で数時間培養する。その後二1−口セルロ
ースフィルター(NCフィルター)をかぶせ数時間培養
し、NCフィルターをはがし2レプリカをとる。
このレプリカをブロキッング液で処理し、PBSなどで
i先浄した後イムノスクリーニングを行う。
すなわち、レプリカを非A非B型肝炎回復期あるいは急
性期のヒトまたはチンパンジー血清と反応させ、PBS
などで洗浄後、酵素標識抗ヒトIgGまたはIgMと反
応させ、洗浄後、基質溶液と反応させて発色させる0発
色したプラークに対応するファージを選び二次スクリー
ニングを行い、再現性のあるクローンを得た。
このクローンについて非A非B型肝炎特異性を調べた。
非A非B型肝炎回復期、キャリアー期、および正常期の
チンパンジーのIgGを用いてプラークイムノアッセイ
を行った結果非A非B型肝炎キャリアー期に特異性の高
いクローンを得ることができた。このクローンをサブク
ローニングし、アガロースゲル電気泳動で約380bp
の挿入断片(CO−15)を確認した。
チンパンジーの正常及び非A非B型肝炎急性期の肝臓、
並びに正常人の白血球より染色体DNAを精製し、アガ
ロース電気泳動を行った後、$2p標識したCH−15
クローンを用いてサザンハイブリダイゼーションを行っ
た。CH−15はいずれのDNAとも反応せず、したが
ってCI+−15は染色体由来DNAでないと判明した
本発明(7)CH−15クロー、ンのDNA配列は、ジ
デオキシ法により決定された。その結果C1,−15ク
ローンは非A非B型肝炎ウィルス遺伝子由来の計372
bpのcDN^断片であり、その塩基配列は第3図の中
に示される通りであった。この塩基配列とこれから推定
されるアミノ酸配列をデータベース(GenetyxC
Dソフトウェア開発 1989)で検索したところ、現
在まで知られているウィルス、細菌、その他ホモロジー
を示すものはなかった。さらに、米国カイロン社によっ
て発表された非A非B型肝炎ウィルス(Hcv)の塩基
配列およびアミノ酸配列と比較した結果、CH−15の
塩基配列と83.1%、アミノ酸配列と89.5%のホ
モロジーを持つ領域がカイロン社の発表した配列中に存
在した。この結果からも、このクローンはカイロン社に
よってクローニングされたものと同種で、株の興なる非
A非B型肝炎ウィルスと推定された。
さらに、Cト15がコードするアミノ酸配列の中から、
長さの異なる下記の2種のペプチド(29■erおよび
37ser )を合成し、非A非B型肝炎患者血清と反
応させたところ、非A非B型肝炎患者血清と極めて特異
的に反応することが確認された。
29■er: Glu Phe Asp Glu Met Glu G
lu Cys^la Ser旧s  Leu  Pro
  Tyr  Vat  Glu  Gln  Gly
  !4et  GinLeu  Ala  Glu 
 Gin  Phe  Lys  Gin  Lys 
 Ala7ser Pro Asp Arg Glu Val Leu T
yr Arg Glu Phe^sp Glu Met
 Glu Glu Cys Ala Ser [(is
 LeuPro Tyr Val Glu Gln G
ly Met Gln Leu AlaGlu Gln
 Phe Lys Gin Lys^1&すなわち、本
発明はCH−15にコードされるアミノ酸配列の中でも
特に特異性の高い抗原エピトープを開示するものである
上記ペプチドのうち、特に37■erを用いた非A非B
型肝炎ウィルス抗体測定においては、29■erを用い
た同様の測定方法と比較しても、特異性および感度のい
ずれの面において極めて優れた結果を示した。
本発明の遺伝子配列は、これを公知の適当な発現系を用
いて発現させるか、または公知の化学的な合成方法を用
いて本発明の非A非B型肝炎ウィルス抗原ペプチドを得
ることができる。公知の適当な発現系としては、原核細
胞または真核細胞のいずれの発現系を利用することも可
能であり、必要であれば、適当なペプチドとの融合蛋白
質とすることもできる。また、一方、化学的な合成方法
は、特定のエピトープからなる比較的短いペプチドを調
製する場合に便利である。このような本発明のペプチド
は、非A非B型肝炎ウィルスの抗体検査に使用すること
ができるし、またペプチドを動物に免疫して、このペプ
チドに特異的な抗体を作らせ、これを用いて非A11l
型肝炎感染患者の肝組織中の非A非B型肝炎ウィルスを
検出することも可能である。
さらに、本発明で得られた非A非B型肝炎ウィルスは、
感染予防のためのワクチンの作製に極めて有用であると
考えられる。
また、遺伝子配列そのものは、非A非B型肝炎のDNA
プローブ誇断キットの開発に極めて有用である。
このような、本発明の非A非B型肝炎ウィルス抗原ペプ
チド、これをコードする核酸断片およびこれらを利用し
た非A非B型肝炎ウィルスに関する各種検出方法は、特
に日本における非A非B型肝炎ウィルスの検出において
極めて有用であると考えられる。
以下、実施例に沿って本発明を更に詳細に説明する。
日本赤十字社より供与された、EtBs抗原陰性でGP
T値100以上のヒトブール血漿(8,5ff>を以下
の方法で1000倍に濃縮した9丈ず、ヒト7−ル血漿
を粗遠心し、不溶物を除去した。これに1710量の5
M塩化ナトリウム液、次いで1/10量f) 40% 
(W/11 )ポリエチレングリコール液(PEG60
011、和光純薬社製、平均分子量7500)を4℃に
て攪拌しながら添加した。−時閏靜1したのち、700
0回転、20分間遠心分離して上清を除き、沈渣に元の
血漿の約1720量のTNE液(10d Tris−[
(C1,pH7,4、bwM EDTA、140mMN
acI)を加え、再溶解した。この溶液を、癒着の20
%、15%、10%および5%THE液を段階的に重層
した遠心管の頂部に重層し、4℃、80000xaで、
12時間超遠心分離した0分離後、上清を除去し、沈渣
を8−1のPBSに溶解してGffr−GPT高値ヒト
ブール血漿の1000倍濃縮物とした。
まず、前記の1000倍濃縮血漿8mlに5倍量のグア
ニジウムチオシアネート溶液(4Mグアニジウムチオシ
アネート、50mM Tris−HCI pH7,6,
10mM EDTA、0.1M2−メルカプトエタノー
ル、2%ザルコシル)を加え、撹拌した後フェノール/
クロロホルム抽出し、グリコーゲンをキャリアーとして
エタノール沈澱により濃縮血漿中の全核酸を精製した0
次に、この全核酸中に存在するヒト由来のDNAを分解
するために、2sMバナジルリボヌクレオチッドコンブ
レックス存在下、RNaseフリーDNase 1.1
5KU/ml(ベーリンガー/マンハイム社製)、50
−M TrisHCI pH7,4,1mM EDTA
、IOIIM MgChの混液400u!j中にて、3
7℃、30分間処理した。その後、250mM EDT
A液16u5.10%SDS液8Δを加え反応を停止し
、フェノール/クロロホルム抽出とエタノール沈澱によ
りRNAを精製した。さらに、このRNA中に存在する
多量のグリコーゲン及び微量に存在すると思われる不純
物を除くために、Q!AGBN pack−100(D
rAGEN社製)を用いて精製操作を行った。
cDNA−− 前記までの方法で精製したRNAすべてを、cDNA合
成システムプラス(アマジャム社製)を用いてcDNA
合成を行った8次に、合成したcDNAをcDNAクロ
ニングλgtll(アマジャム社製)によりλgtxt
ベクターにクローニングした。  in vitroパ
ッケージングの結果、1.8X10@プラークフオーミ
ングユニツト(PFU)のライブラリーを得た。
(4)非A非B型肝炎(NANBFI )回復期及びキ
ャリアの ゝバンコ゛−NANBHルス クローンのスクリーニング ^    −ゼ− cDN^ライブラリーのスクリーニングに用いる一次抗
体はNANBH回復期及びキャリアー期のチンパンジー
血漿であることから、高い非特異反応が予想された。そ
こで、この非特異反応を抑えるためにスクリーニング用
チンパンジー血漿の吸収操作に用いる大腸菌Y1090
のライゼートを調製した。即ち、単一コロニーからアン
ピシリン50m/slを含むLB培地[1%Bacto
−trytone (ジフコ社製)、05%Bacto
−yeast extract (ジフコ社製)、1%
NaC1、pl(7,5’l中で37℃、−夜培養した
大腸菌Y1090培養液2011を2QのLB培地に加
え、さらに37℃で一夜培養した。この培養液を遠心管
に移し、9000回転、10分間、4℃で遠心分離し、
上清を除去して沈渣を得た。この沈渣1g当り41のR
IPA液(1%デオキシコール酸ナトリウム、1%Tr
lton X−100、0,3MNaC1,0,1%S
DS、 0.IM  Tris−HCI  pH7,5
,1mM  PMSF)を加えて可溶化し、これをさら
に9000回転、10分間、4℃で遠心分離してその上
清を大腸菌ライゼートとした。
B     ス  1−二′    し  1    
     −の■ G(rr、GPT高値ヒトブール血漿濃縮物中のRNA
より構築したcDN^ライブラリーから、−枚のLBプ
レート[1,5%^gar (日永製薬社製)、1%B
acto−tryptone、  0.5%Bacto
−yeast extract、1%NaCl pl(
7,5,50周/膳lアンピシリンの入った細菌培養用
プレート(ヌンク社製、23C■x23cm> ]当り
100OOPFUのファージをとり、大腸菌Y1090
に37℃で15分間感染させて、Top Agar 4
0m1 (0,7%Agar、1%Bac t。
tryptooe、  0.5%Bacto−yeas
t extract、  1%NaC1、pH7,5,
50Itg/mlアンピシリン)と共にまき、42℃で
4〜5時閏培養した。その後、10■−IPTG(シグ
マ社製)を染みこませたニトロセルロースフィルター(
NCフィルター:  S&S社製、Code BA85
.23cmX23cm)をかぶせ、さらに37℃で培養
を続けた。
3時間後NCフィルターをプレートからはがし、PBS
で洗い、Blocking液(5%スキムミルク、0.
05%NJLN3を含むPBS溶液〉に浸し、4℃で一
夜振とうしFγ」ロ1人グー火:」弘乙グ ブロッキング液中で一夜漬したレプリカフィルターをP
BSで洗浄後、PBSで10倍に希釈したN A N 
B H回復期及びキャリアー期のチンパンジープール血
漿(スクリーニング用血漿)  [NANBH回復期及
びキャリアー期のチンパンジープール血漿をPBSで5
倍希釈し、1/20量の大腸菌ライゼートを加えて4℃
で夜非特異反応の吸収操作を行い、さらにPBSで2倍
希釈した。]に浸し、室温で振とうしながら反応させた
。2時間後、PBS−T(005%Tween20を含
むPBS溶液)で、−回につき15分間、計3回レプリ
カフィルターを洗浄の後、各々1000倍希釈したペル
オキシダーゼ標識抗ヒトIgGとIgMヤギ抗体(MB
I、社製、  Fab)の入ったインキュベーションバ
ッファー(1%牛血清アルブミンを含むPBS溶液)に
浸し、37℃で振とうしながら反応させた。1時間後、
PBSTで一回につき15分間、計4回、その後PBS
で5分間洗浄後、発色液[0,02%DAB (シグマ
社製〉、0.1%NiC1?・6H20,0005%H
2O2コに浸し発色させた。
NCフィルター上で発色したプラー・りに対応するファ
ージを選び、二次スクリーニングを行った。即ち、−次
スクリーニングで選択した各ファージ200PFUを別
々に挿入断片のないファージ200PFUと共に大腸菌
Y1090に感染させ、995mシャーレ(ベクトンデ
ィッキンソン社製)のLBプレートにllfし、レプリ
カフィルターを作製した。これらを上述の方法で抗体ス
クリーニングし、NANBI(回復期及びキャリアー期
のチンパンジー血漿と再現性よく反応するファージを1
クローン(CI(−15)得た。
(4)で得たクローンについて、(4)、Cの2次スク
リーニングと同様にレプリカフィルターを作製し、NA
NBH回復期、キャリアー期及び正常のチンパンジー血
清又は、硫安沈澱後DI!AE−セルロファイン力ラム
(生化学工業社製)で精製したIgG分画を用いてプラ
ークアッセイを行った。その方法は抗体スクリーニング
の場合と同様であるが、−次抗体反応にチンパンジーの
IgG分画を用いる場合には50μ9/1の濃度にPB
Sで希釈し、1720量の大腸菌ライゼートを加え、4
℃で一夜非特異反応の吸収処理をして使用した。
プラークアッセイの結果、CH−15はNANBI(キ
ャリアー期のチンパンジー血清あるいはIgG分画と高
率に反応し、正常チンパンジーの血清あるいはIgG分
画とは全く反応しなかった。
この結果から、CEI−45は特にN A N B H
キャリアー期のチンパンジー血清に特異性の高いクロー
ンであるといえるや このCH−15のファージDNAを精製[実験医学臨時
増刊号、遺伝子工学総集編シ(11)、P31−32(
1987)参照]し、制限酵素EcoRI (東洋紡社
製)切断後p[Ic118ベクターのBcoR1部位に
挿入し、サブクローニングを行った[Douglas 
Hanahanj、 Mo1.Biol。
■島P557−580 (1983)参照]、このサブ
クローニングしたプラスミドpCH−15をEcoRI
切断後、電気泳動で1.5%アガロースゲルに展開した
ところ、約380bpの挿入断片(CI(、−15>が
確認できた(第1図)。
CI(=   いた  ゝ 口 下記のとうり、CI(−15を用いたサザンブロ・ント
分析を行った。チンパンジーの正常及び米国N I H
由来F株感染NANB[(急性期(NANBFIウィル
ス接種後8週目)の肝臓、さらに正常人の白血球より染
色体DNAを精製1〜、各々20JtgをEcoRIで
切断後、電気泳動で2%アガロースゲルに展開し、NC
フィルターに転写した。このフィルターをマルチプライ
ム法で[lp]標識したCl−15プローブを用いサザ
ンハイプリダイゼーションを行った(第2図)。この図
かられかるように、CI(−15プローブは、−週間オ
ートラジオグラフィーすると、サブクローニング前のC
H−15クローンとは反応するが、正常及びNAIH急
性期のチンパンジーの染色体DNAあるいは正常なヒト
の染色体DNAとは反応しなかった。このことから、C
H−15はヒトの染色体DNA由来のクローンではなく
、ウィルス等の外来性の核酸由来のものであると考えら
れる。
CH− (A) C1(−15クローンの塩基配列の決定CH−
45の遺伝子断片を組み込んだプラスミドDNAを鋳型
とし、 [α−”P] dCTP (800Ci/−m
ol)を反応に用いた。Klenow frag■en
tによるポリメラーゼ反応は宝酒造の7DEAZ^シー
ケンシングキツトによって行った。8%のポリアクリル
アミド−8−ウレアゲルを用いて、4時間1800Vで
電気泳動し16時間感光した。
B     r− 上記の結果得られた塩基配列とそれから予測されるアミ
ノ酸配列の解読の結果をそれぞれ第3図および第4図に
示した。
得られた塩基配列及びアミノ酸配列をデータベース(前
述)で検索した結果、ウィルス、細菌その他高いホモロ
ジーを示すものはなかった。また、カイロン社によって
発表された非A llf B型肝炎ウィルスの塩基配列
及びアミノ酸配列と比較した結果、Cト15クローンの
塩基配列と83.1%、アミノ酸配列と89.5%のホ
モロジーを持つ領域がカイロン社発表配列中に存在した
(第5図及び第6図参照)。
(8) 29璽erおよび37wrerを用いた抗体測
定法におけB CFI5がコードするアミノ酸配列に基づき下記の29
アミノ酸からなる合成ペプチド(29aer )および
37アミノ酸からなる合成ペプチド(37鴎er)を合
成した。
29aer: Glu Phe Asp Glu Met Glu G
lu Cys^Ia Ser旧5Leu Pro Ty
r Val Glu Gln Gly Met Gln
Leu Ala Glu Gln Phe Lys G
ln Lys^1a37+11er: Pro^sp Arg Glu Val Leu Ty
r Arg Glu PheAsp Glu Met 
Glu Glu Cys Ala Ser His L
euPro Tyr Val Glu Gin Gly
 Met Gin Leu AlaGlu Gln P
he Lys Gln Lys Ala合成には、アブ
ライドバイオシステムズ社の43OAペプチドシンセサ
イザーを用い、精製には合成ペプチド精製用HP L 
Cカラム(Aquapore Preplo、 C−8
,3QOA pore 5ize、 20um  5p
herical 5illJ:a、  10醋嘗IDX
250−議、アプライドバイオシステムズ社)を用いた
。精製した合成ペプチドについて常法に従い組成分析を
行ったところ、所望のペプチドが合成されたことを確認
できた。
それぞれの合成ペプチドを、PBS (0,1間PBS
)へ溶解し、1μg/謙lとし、イムノプレートの各ウ
ェルへ200IAずつ加え 4℃で一夜反応させ、00
1%Tween80を含むP B S (PBS4)で
洗浄し、0.1%BSA(牛血清アルブミン)、PBS
溶液250d /ウェルでコーティングを行った。その
後、01%BSA PBS−Tを各ウェルに200Δ加
え、これに血漿サンプル20ハを入れ、プレートミキザ
ーで軽く攪はんした後、37℃で1時間反応させた。
次に、PBS−Tで洗浄後、抗ヒトIgG HRPコン
ジュゲートを200Δ/ウェル加え、37℃で1時間反
応させた。
PBS−Tで洗浄後、TMBZ (3’、3’、5’、
5°。
テトラメチルベンジジン塩酸塩)f、質溶液200Jを
各ウェルへ加え、37℃で30分反応させた後、麹酸酸
を50β/ウェル加えて反応を停止した。これをマイク
ロプレートリーダ一番こて、450n園/650n−の
2波長で測定を行った。
その結果、非A非B型肝炎ウィルス感染血液ど思われる
ヒト血漿165検体を対象に、上記イムノサンドイッチ
アッセイを行ったことろ、29■e「を用いた測定法に
おいては165検体中122検体に対して陽性を示し、
39aerを用いた測定法においては165検体中13
5検体に対して陽性を示した。  すなわち、本発明の
39aerを用いた非A非B型肝炎ウィルス抗体測定法
は極めて検出率の高い測定方法である。
このような本発明のペプチドを用いた非A非B型肝炎ウ
ィルス抗体測定法は、従来の方法に比較して非特異反応
の少ない、極めて優れた測定法である
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明においてクローニングしたpCH(5
のEcoRI挿入断片の1.5%アガロースゲル電電気
泳動開開後模式図である。 第2図は、本発明においてクローニングしたCH−15
とヒト及びチンパンジーの染色体DNAとのザザンハイ
プリダイゼーションの模式図である。 第3図は、本発明でクローニングした非A1!−B型肝
炎ウィルス抗原をコードする核酸断片の塩基配列を示す
。 第4図は、本発明でクローニングした非A 1トB型肝
炎つィルス核酸断片がコードするアミノ酸配列を示す。 第5図は、カイロン社発表の非A IP−B型肝炎ウィ
ルス(1−ICV)遺伝子の塩基配列とCI(−45ク
ローンの塩基配列とを比較したものである。上段はHC
■ゲノムの塩基配列、下段は本発明のCH−15の塩基
配列を示し、共通の塩基を車で示した。 第6図は、カイロン社発表の非A非B型肝炎ウィルス(
HCV)遺伝子がコードするアミノ酸配列とCFI−1
5クローンのアミノ酸配列とを比較したものである。上
段はHCVゲノムにコードされるアミノ酸配列、下段は
本発明のC[(−15がコードするアミノ酸配列であり
5 共通のアミノ酸を本で示した。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記のアミノ酸配列もしくはその一部を含む非A
    非B型肝炎ウィルス抗原ペプチド。 【遺伝子配列があります】
  2. (2)下記の29アミノ酸を少なくとも含む前記第(1
    )項記載の非A非B型肝炎ウィルス抗原ペプチド。 【遺伝子配列があります】
  3. (3)下記の37アミノ酸を少なくとも含む前記第(1
    )項記載の非A非B型肝炎ウィルス抗原ペプチド。 【遺伝子配列があります】
  4. (4)該ペプチドが、遺伝子組換え技術による発現産物
    である前記第(1)項記載の非A非B型肝炎ウィルス抗
    原ペプチド。
  5. (5)該ペプチドが、化学的に合成されたペプチドであ
    る前記第(1)項記載の非A非B型肝炎ウィルス抗原ペ
    プチド。
  6. (6)下記のアミノ酸からなる前記第(5)項記載の非
    A非B型肝炎ウィルス抗原ペプチド。 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】
  7. (7)下記のアミノ酸からなる前記第(5)項記載の非
    A非B型肝炎ウィルス抗原ペプチド。 【遺伝子配列があります】
  8. (8)前記第(1)項から(7)抗のいずれかに記載の
    ペプチドを抗原として用い、これに特異的な抗体を検出
    することを特徴とする非A非B型肝炎関連抗体の検出方
    法。
  9. (9)下記のアミノ酸配列もしくはその一部からなるペ
    プチドをコードする核酸配列を含む核酸断片。 【遺伝子配列があります】
  10. (10)少なくとも下記の37アミノ酸からなるペプチ
    ドをコードする核酸配列を含む前記(8)項記載の核酸
    断片。 【遺伝子配列があります】
  11. (11)下記の核酸配列もしくはその一部からなる前記
    第(9)項記載の核酸断片。 【遺伝子配列があります】
  12. (12)下記の塩基配列に含まれる少なくとも10塩基
    以上の核酸断片からなることを特徴とする非A非B型肝
    炎ウィルス遺伝子検出用核酸プローブ。 【遺伝子配列があります】
  13. (13)前記第(12)項の核酸プローブを用いて、対
    象となるサンプルの核酸とハイブリダイゼーションさせ
    ることを特徴とする非A非B型肝炎ウィルスの検出方法
  14. (14)前記第(1)項記載のペプチドを抗原として調
    製される抗非A非B型肝炎ウィルス抗体。
  15. (15)前記第(14)項記載の抗体を用いることを特
    徴とする非A非B型肝炎ウィルスの免疫学的検出方法。
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