JPH0466616A - ステンレス鋼線の強靭化方法 - Google Patents

ステンレス鋼線の強靭化方法

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JPH0466616A
JPH0466616A JP17887390A JP17887390A JPH0466616A JP H0466616 A JPH0466616 A JP H0466616A JP 17887390 A JP17887390 A JP 17887390A JP 17887390 A JP17887390 A JP 17887390A JP H0466616 A JPH0466616 A JP H0466616A
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JP
Japan
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stainless steel
wire
steel wire
temperature
subjected
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JP17887390A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Katayama
哲也 片山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、耐食性、耐熱性を兼ね備え、広範囲な分野に
おいて利用価値の高い13Cr系ステンレス鋼線の高強
靭化を図る方法に関するものである。
[従来の技術] 従来から用いられている耐食性に優れた高強度ステンレ
ス鋼線の代表的なものとしては、JISG 4309に
示されているようにオーステナイト系の5US304.
13Cr系の5US41G軟質2号がある。
このうち後者は焼なまし、あるいはさらに軽度の伸線加
工を行なうもので、高強度化を目的として焼入れ、焼戻
し処理を施したり、Wlre Journal(Oct
ober、 1978.P44〜P51)に示されてい
るように、No等の添加により高温脆性を改善するとと
もに、焼入れ、焼戻し処理及び適度な伸線加工を行なう
場合もある。
さらに最近では一層の高強靭化を図るために、焼鈍材に
断面減少率35%以上の強挿線加工を施したり(特願平
光−80372号)、オーステナイト及びフェライトの
二相化熱処理材に低温焼戻し処理と断面減少率50%以
上の伸線加工を施す方法(特願平2−34917号)な
ど、新技術の開発が進められている。
〔発明が解決しようとする課題] しかし、前記オーステナイト系の5U5304は、高価
なNIを含むため、価格面で一層のコストダウンが望ま
れ、一方Mlを含まない+3Cr系のステンレス鋼は、
非常に焼入れ硬化性に優れているものの、Cr元素自体
、炭化物形成能が大きいため、母相内あるいは結晶粒界
にCr炭化物が形成されやすく、このため前記従来の方
法では鋼線の強度を高めることはできても、靭性がCr
炭化物の析出状態に大きく左右されるという問題があっ
た。これは特に価格の安い細径の高強度ステンレス鋼を
製造する場合に重要な問題となっている。
[課題を解決するための手段] 従って本発明は上記の問題点を解決すべくなされたもの
で、従来以上の優れた靭性をもたせるために、母相の均
質、微細化、炭化物の微細化、均一分散化を目指したス
テンレス鋼線の強靭叱方−法を提供するものである。
即ち、本発明方法は、重量%でC<0.15%、 Cr
11.50〜14.00%、 No0.60〜!、20
%、P<0.04%、S<0.03%を含有し、残部が
Fe及び不可避的不純物からなるマルテンサイト系ステ
ンレス鋼の熱間圧延線材を950〜1150℃に加熱、
急冷して完全焼入れ処理を施し、これに伸線加工を行な
い、次いでオーステナイト及びフェライト二相域温度に
加熱保持した後急冷して二相化熱処理を施し、さらに伸
線加工を行なった後焼戻し処理を施すことを特徴として
いる。
又、上記の加工、熱処理を施した線材にさらに伸線加工
、特に断面減少率50%以上の伸線加工を施すことが望
ましい。
さらに、前記二相化熱処理における温度を875〜92
0℃、焼戻し温度を200〜500℃とすることが好ま
しい。
本発明に用いるステンレス鋼は、前記のような重量%の
組成であるが、そのうちC量は初期強度(軟化焼鈍時)
及び炭化物析出量とのバランス、すなわち強度があって
靭性も悪くない様に決定したものであり、P、S量は脆
化の一原因である粒界偏析を防止するために低くしたも
のである。又MO量を上記の範囲で添加しであるのは、
焼戻し脆性が1無添加材と比較して高温側でも発生し難
くするためである。
さて、このような組成からなる熱間圧延線材をまず95
0℃以上1150℃以下に加熱後、急冷する。これは不
均一に形成している炭化物の溶体化を図るため下限を9
50℃、又結晶粒間に酸化物が形成されずかつ溶融の生
じないよう上限を1150℃としたもので、この処理に
より比較的均質なマルテンサイト組織を有する線材が得
られる。
次にこの線材に伸線加工と二相化熱処理を施こすが、こ
の伸線加工により変形組織を導入し、これに続く二相化
熱処理の際、微細あるいは薄板状の逆変態γ(オーステ
ナイト)を形成させ、これを再び冷却することによりフ
ェライト中に微細なマルテンサイトが均一に散在した混
合組織が得られるのである。又、二相化熱処理はオース
テナイト及びフェライト二相域温度に加熱保持した後、
急冷することにより行なわれるが、上記二相域温度につ
いて鋭意検討した結果875〜920℃とすることが好
ましいことがわかった。
さらに、このようにして得られた鋼線に伸線加工を施し
、その後低温焼戻し処理を行なう。上記のような二相化
熱処理により得られた鋼線は、焼入れによって残存する
内部応力のため不安定な状態にある。このため一般的に
は低温焼戻し処理が必要となるが、この処理では炭化物
の析出が避けられない。そこで伸線加工を施してから低
温焼戻しを行なえば、変形組織の導入による炭化物形成
場所の増加により、炭化物は微細でかつ均一に分散され
る。これによって得られる鋼線は、単に従来の焼入れ、
焼戻し処理を行なったものと比較してかなり高靭性に優
れている。尚、この焼戻し温度は目的強度に応じて20
0〜500℃とすることが好ましい。
そして、このようにして得られた鋼線に対して断面減少
率50%以上の伸線加工を施せば、非常に強度、靭性に
優れたステンレス鋼線が得られるのである。
[実施例コ 以下、本発明を実施例及び比較例により説明する。
重量%でCO,0118%、 Cr11.50%、 N
o1.02%、 Po、04%、 80.03%、残部
がFe及び不可避的不純物の化学組成よりなるステンレ
ス鋼の熱間圧延線材に対して以下の本発明の実施を含む
■〜■の処理を施した線材の機械的性質を調べた。尚、
素線は5,5■曽であった。
■焼鈍(750℃加熱→徐冷)したものに断面減少率9
0%の伸線加工を施したもの。(比較例)01050℃
に加熱後油冷し、500℃焼戻しを行ない、断面減少率
90%の伸線加工を施したもの。
(比較例) 01050℃に加熱後油冷し、断面減少率40%の伸線
加工を施し、500℃焼戻しを行ない、さらに断面減少
率90%の伸線加工を施したもの。
(比較例) 01050℃に加熱後油冷し、断面減少率50%の伸線
加工を施し、500℃焼戻しを行ない、さらに断面減少
率90%の伸線加工を施したもの。
(比較例) 01050℃に加熱後油冷し、断面減少率40%の伸線
加工を施し、続けて895℃のオーステナイト及びフェ
ライト二相域温度に加熱保持し、油冷して500℃焼戻
しを行ない、さらに断面減少率90%の伸線加工を施し
たもの。(比較例)01050℃に加熱後油冷し、断面
減少率40%の伸線加工を施し、続けて895℃のオー
ステナイト及びフェライト二相域温度に加熱保持し、油
冷後断面減少率40%の伸線加工を施し、さらに500
℃焼戻しを行なって、断面減少率30%の伸線加工を施
したもの。(実施例) 01050℃に加熱後油冷し、断面減少率40%の伸線
加工を施し、続けて835℃のオーステナイト及びフェ
ライト二相域温度に加熱保持し、油冷後断面減少率50
%の伸線加工を施し、さらに500℃焼戻しを行なって
、断面減少率90%の伸線加工を施したもの。(実施例
) 0895℃のオーステナイト及びフェライト二相域温度
に加熱保持し、油冷後500℃焼戻しを行なって、断面
減少率80%の伸線加工を施したもの。(比較例) 0895℃のオーステナイト及びフェライト二相域温度
に加熱保持し、油冷後断面減少率40%の伸線加工を施
し、その後500’C焼戻しを行なって、さらに断面減
少率90%の伸線加工を施したもの。(比較例) 以上■〜■で示した各別の熱処理後断面減少率を90%
とする伸線加工によって得られた線材について、引張強
度及び絞り値を表1と第1図のグラフに示し、又該グラ
フには断面減少率30%までの伸線加工を行った際の途
中段階(断面減少率10.50.80%)における引張
強度及び絞り値も示した。これにより線材に対する前加
工による機械的性質への効果を評価できる。
表  1 (注) 処理N111.2.5.8.9は従来材、同3
.4は比較材、同6.7は本発明開発材である。
表1において、m8.7は引張強度絞り値共に最も高い
値を示すものではないが、他の処理材が引張強度又は絞
り値の一方で特に低い値を示しているのに対し、本発明
開発材は両者共に比較的大きな値を示している。このよ
うに本発明方法により、強度、靭性共にバランスのとれ
た優れたステンレス鋼線が得られることが確認された。
又、N16とN17を比較してみると陽7が二相化熱処
理後の伸線加工における断面減少率を10%上げている
にもかかわらず、第1図のグラフに示すように鬼6と機
械的性質は同等であり、N116でも十分な効果がある
ことが確認された。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明は特定組成、すなわち重量
%でC< 0.15%、 Cr11.50〜14.00
%、 No0.60〜1.20%、  P<0.15%
、S<0.03%を含有し、残部がFe及び不可避的不
純物からなるステンレス鋼線に対して、詳細に説明した
複合熱処理(完全焼入れ、二相化熱処理及び焼戻し)と
伸線加工(完全焼入れ後及び二相化熱処理後)を行なう
ことによって、耐食性、耐熱性さらに高強靭性に優れた
ステンレス鋼を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱処理後の伸線加工において断面減少率を変化
させた場合における、本発明方法及びその他の方法によ
って製造された線材の引張強度及び絞り値を示すグラフ
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でC<0.15%、Cr11.50〜14
    .00%、Mo0.60%〜1.20%、P<0.04
    %、S<0.03%を含有し、残部がFe及び不可避的
    不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼の熱間圧
    延線材を950〜1150℃に加熱、急冷して完全焼入
    れ処理を施し、これに伸線加工を行ない、次いでオース
    テナイト及びフェライト二相域温度に加熱保持した後急
    冷して二相化熱処理を施し、さらに伸線加工を行なった
    後焼戻し処理を施すことを特徴とするステンレス鋼線の
    強靭化方法。
  2. (2)請求項(1)記載の強靭化方法を施した線材に、
    さらに伸線加工、望ましくは断面減少率50%以上の伸
    線加工を施したことを特徴とするステンレス鋼線の強靭
    化方法。
  3. (3)オーステナイト及びフェライト二相域温度を87
    5〜920℃、焼戻し温度を200〜500℃とするこ
    とを特徴とする請求項(1)記載のステンレス鋼線の強
    靭化方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0975783A (ja) * 1995-09-14 1997-03-25 Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd 遠心分離機の洗浄装置
SE1950909A1 (en) * 2019-07-31 2021-02-01 Ferritico Ab Duplex steel with improved embrittlement properties and method of producing such

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