JPH0467115A - 望遠鏡光学系 - Google Patents

望遠鏡光学系

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JPH0467115A
JPH0467115A JP2180764A JP18076490A JPH0467115A JP H0467115 A JPH0467115 A JP H0467115A JP 2180764 A JP2180764 A JP 2180764A JP 18076490 A JP18076490 A JP 18076490A JP H0467115 A JPH0467115 A JP H0467115A
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coat
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Yukio Arimura
有村 由紀雄
Masanobu Kaneko
雅信 金子
Kazuo Matsui
松居 和男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は望遠鏡光学系のコーディングに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
光かレンズを通過するとき、表面反射により1つのレン
ズ面に対して4〜5%の透過光の光量か減少することか
知られている。このため、近年では、観察光の透過率の
向上を図って外界の被観察物体を明るく観察するために
、多層反射防止膜か各レンズ面に施された望遠鏡、双眼
鏡等が普及している。
この中でも、ある色の波長帯の光を多層膜で反射させ、
レンズ面をある色に色づかせることにより、外観上での
美感を持たせたものが望まれてい人間の目は、400n
m〜700nm程度の可視波長域中でも500nm〜5
60nm程度の波長帯の光に対する高い感度を持ってお
り、ここで、この波長帯を緑色の波長帯と定義する。
そのため、反射光の色の安定化と製造上での反射光の色
のばらつきを軽減するためには、少なくとも緑色の波長
帯の光に対する残留反射率特性を有する多層膜(以下、
グリーンコートと称する。
)を各面にコーティングすることか良い。
例えば、両眼視用の2つの望遠鏡光学系を有する双眼鏡
にグリーンコートを施せば、製造上において、双方の光
学系でのグリーンコートの反射特性が多少ばらついても
、緑色の反射光は視感度が最も高いので、両者の色のば
らつきが目立たないという利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のグリーンコートを望遠鏡光学系中における空気と
接する全ての面に施すことにより、上述の如き様々な利
点か得られる。
しかしながら、緑色の波長帯の光が各面で反射されて、
望遠光学系を透過するこの緑色の波長帯の光成分が、周
辺の他の色(赤色や紫色)の波長帯の光成分より相対的
に減少するため、観察される透過光は、マゼンタ(赤紫
)色に色づくという問題がある。
また、反射色の安定化及び製造上の色のばらつきを軽減
することを重視して、グリーンコートにおける緑色の波
長帯の光の反射率を上げると、望遠鏡光学系を透過する
この緑色の波長帯の光の成分が大きく低下する問題があ
る。
したがって、被観察物体を自然な色で観察することが困
難となる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、製
造上での反射色のばらつきが極めて少なく、常に被観察
物体を自然色で明るく観察できる望遠鏡光学系を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、第1図に示す如
く、対物レンズOと、この対物レンズOからの物体像を
拡大観察するための接眼レンズEと、上記対物レンズO
と接眼レンズEとの間に設けられて上記物体像を正立に
する正立光学系Pとを有する望遠鏡光学系において、 上記対物レンズの最も物体側面及び上記接眼レンズの最
もアイポイント側面の少なくとも外側面には、可視波長
域における少なくとも緑色の波長帯の光に対して残留反
射率特性を有する第1多層膜がコートされ、 上記望遠鏡光学系の内部の空気と接する少なくとも1つ
の面には、上記緑色の波長帯もしくはその近傍での光の
反射率が最小となり、上記緑色の波長帯もしくはその近
傍よりも短波長側及び長波長側へ行くに従い光の反射率
が次第に増加する特性を有する第2多層膜かコートされ
るようにしたものである。
そして、この基本構成に基づいて、この正立光学系は2
つの直角プリズムP、、P2で形成され、この2つの直
角プリズムP、、P、の各斜面al+a2の内、少なく
とも一方の斜面に上記第2多層膜がコートされるように
構成することが望ましい。
〔作 用〕
本発明は、緑色の波長帯の光を反射させるという第1多
層膜(グリーンコート)の利点を有効に利用して、目に
見えるレンズ面を緑色に色つかせながらも、緑色の波長
帯での光の透過成分が減少するという第1多層膜の欠点
をこの第1多層膜とは逆傾向の反射率特性を有する第2
多層膜でバランス良く補正して、被観察物体からの緑色
の波長帯の光を始めとして他の各色の波長帯の光か平均
的にバランスの良い高い透過率でアイポイントE、Pへ
導かれるようにしたものである。
これにより、外観上での美感を持たせながらも、被観察
物体を極自然な色で明るく観察することができる。
〔実施例〕
第1図は本実施例の概略的断面図であり、図中の(a)
は第1断面図を示しており、(b)は第1断面図の紙面
と垂直な面での第2断面図を示している。
以下、第1図を参照ながら本実施例を説明する。
図示の如く、本実施例の望遠鏡光学系は、物体側から順
に、正と負とのレンズとで接合された接合レンズの対物
レンズOと、2つの直角プリズムP l+ P 2の斜
面が互いに直交して配置された正立プリズムP(正立光
学系)と、両凸形状の正レンズとさらに正と負とのレン
ズで接合された接合レンズとの3枚のレンズで成る接眼
レンズEとで構成さている。
第2図はグリーンコート(第1多層膜)の反射率特性を
示すものであり、このグリーンコートは、図示の如く、
可視波長域における短波長側の440nm領域と長波長
側の640nm領域との2つの領域で反射率がほぼ零と
なるように補正されているものの、460nm〜580
nm程度の緑色と青色を含む中間波長帯で少なくとも残
留反射率特性を有する。
今、この第2図に示す如き残留反射率特性を有するグリ
ーンコートは、対物レンズOと接眼レンズEとの内の空
気と接している6つのレンズ面、及び正立プリズム中の
各直角プリズムP、、P2の斜面al+a2に施されて
いるものとする。
すると、第3図に示す如く、可視波長域の光は、少なく
とも80%以上の高い透過率でアイポイントE、Pに達
するため、外界の被観察物体が明るく観察される。
しかしながら、アイポイントE、Pに達する可視光の内
、460nm〜580nm程度の青色と緑色を含む中間
波長帯の光の透過率が低下する一方、590nm〜66
0nm程度の赤色と橙色を含む長波長帯の光と、430
nm〜450nm程度の青色と紫色を含む短波長帯の光
との透過率か高くなる。この結果、前述の如く、人間の
目には、マセンタ(赤紫)色に色ついた被物体像が観察
される。
そこで、この色づきを除去するために、本実施例では、
第4図に示す如く、可視波長域において、500nm〜
560nm程度の緑色の波長帯中で光の反射率がほぼ零
(最小)となり、この緑色の波長帯よりも短波長側及び
長波長側へ行くに従い光の反射率が次第に増加する特性
、すなわちV字状または放物線状の反射率特性を有する
多層膜(以丁、V字状コートと称する。)を正立プリズ
ムPの2つの直角プリズムP、、P2の斜面al+a2
に施している。
第5図は、この時のアイポイントE、Pに達する可視光
の透過率特性を示している。この場合の透過率曲線は、
グリーンコートのみを各面に施した第2図の場合と比べ
て、480nm〜560r+n+程度の青色と緑色を含
む中間波長帯の光の透過率が向上し、可視波長域全体に
わたり透過率曲線か比較的平坦となる。
したがって、可視波長域全体の光の透過率か比較的等し
く平均化された状態となるため、観察者の目には被観察
物体が明るく極自然な色で観察することができることが
分かる。
本実施例では、光が2回通過する直角プリズムの斜面a
lra2にV字状コートを施しているため、1つの面の
v字状コートのコーティングにより、2倍のV字状コー
トの効果が得られる。
このため、本実施例の望遠鏡光学系全体としては、2つ
の直角プリズムの各斜面al+22にV字状コートが施
されているので、4面分のV字状コート効果が効率良く
得られている。よって、グリーンコートとは別の工程で
コートされるV字状コートの面数を減らせるため、製造
が容易でコストの低減が達成できる。
しかも、本実施例では、正立プリズムを構成する直角プ
リズムの各斜面のみにV字状コートを施しているため、
同じコーティングを要する光学部材毎に振り分けて、異
なるコーティングか一括にてきる。よって、製造工程上
で有利となり、なお−層なるコストの低減か達成できる
また、本発明では、上述の如き正立プリズムの各プリズ
ム面のV字状コートを施す他に、対物レンズあるいは接
眼レンズ中の内部の空気と接するレンズ面に設けても良
い。
このように、外から見やすい面には、グリーンコートを
施し、外から比較的見にくい望遠鏡光学系の内部の空気
と接している面には、V字状コートを設けることにより
、自然色での観察を可能としながら、製造上での色のば
らつきを低減することができる。
なお、グリーンコートとV字状コートとの双方の反射率
特性如何によっては、正立プリズムを構成する2つの直
角プリズムの一方の斜面にグリーンコートを施し、他方
の斜面にV字状コートを施して、可視波長域全体の透過
率が比較的等しく平均化されるようにバランスさせても
良い。さらには、正立プリズムを構成する2つの直角プ
リズムの双方の斜面にV字状コートを施した他に、対物
レンズあるいは接眼レンズの内部の空気と接するレンズ
面にV字状コートを施しても良い。
また、本実施例では、物体像を正立にするために2つの
直角プリズムを有する正立プリズムを用いたが、これに
限ぎることなく、各種の形状のプリズムを組み合わせて
たものでも良く、さらには、リレー光学系を用いても良
い。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明によれば、製造上での色のばらつき
が少なく、外側のレンズ面を緑色に色づかせて外観上で
の美感を持たせなから、被観察物体を極自然な色で明る
く観察できる望遠鏡光学系が達成できる。
また、製造上での色のばらつきをより軽減するために、
緑色の波長帯での残留反射率が比較的高いグリーンコー
トを施しても、V字状コートによって可視波長域全体で
の光をバランス良く通過させることができるため、常に
被観察物体を自然色で観察することができる。
特に、本発明の実施例によれば、光が2回通過する正立
プリズムの直角プリズムの各斜面にV字状コートを施し
ているため、1つの面のV字状コートのコーティングに
より、2倍のV字状コートの効果が得られる。
したがって、グリーンコートとは別の工程でコートされ
るV字状コートの面数を減らせるため、製造が容易でコ
ストの低減が期待できる。
しかも、本実施例によれば、正立プリズムを構成する直
角プリズムの各斜面のみにV字状コートを施しているた
め、同じコーティングを要する光学部材毎に振り分けて
、異なるコーティングが一括にできる。よって、製造工
程上で有利となり、なお−層なるコストの低減が達成で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例における望遠鏡光学系の概略的構成を
示すものである。 第2図は可視波長域におけるグリーンコートの反射率特
性を示すものである。 第3図は望遠鏡光学系の各面にグリーンコートのみを施
した場合の望遠鏡光学系全体の透過率特性を示すもので
ある 第4図は可視波長域におけるV字状コートの反射率特性
を示すものである。 第5図は対物レンズと接眼レンズの各レンズ面にグリー
ンコートを施し、正立プリズムのプリズム面にV字状コ
ートを施した場合の望遠鏡光学系全体の透過率特性を示
すものである。 〔主要部分の符号の説明〕 0−゛対物レンズ P −−−一正立プリズム E ゛−゛−接眼レンズ E、P  −・アイポイント

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)対物レンズと、該対物レンズからの物体像を拡大観
    察するための接眼レンズと、前記対物レンズと接眼レン
    ズとの間に設けられて前記物体像を正立にする正立光学
    系とを有する望遠鏡光学系において、 前記対物レンズの最も物体側面及び前記接眼レンズの最
    もアイポイント側面の少なくとも外側面には、可視波長
    域における少なくとも緑色の波長帯の光に対して残留反
    射率特性を有する第1多層膜がコートされ、 前記望遠鏡光学系の内部の空気と接する少なくとも1つ
    の面には、前記緑色の波長帯もしくはその近傍での光の
    反射率が最小となり、前記緑色の波長帯もしくはその近
    傍よりも短波長側及び長波長側へ行くに従い光の反射率
    が次第に増加する特性を有する第2多層膜がコートされ
    ていることを特徴とする望遠鏡光学系。 2)前記正立光学系は、2つの直角プリズムで形成され
    、該2つの直角プリズムの各斜面の内、少なくとも一方
    の斜面に前記第2多層膜がコートされていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の望遠鏡光学系。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117075324A (zh) * 2023-10-13 2023-11-17 昆明明汇光学有限公司 一种望远镜光学系统

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