JPH046762Y2 - - Google Patents
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- JPH046762Y2 JPH046762Y2 JP8626487U JP8626487U JPH046762Y2 JP H046762 Y2 JPH046762 Y2 JP H046762Y2 JP 8626487 U JP8626487 U JP 8626487U JP 8626487 U JP8626487 U JP 8626487U JP H046762 Y2 JPH046762 Y2 JP H046762Y2
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、血液の人工透析等において血液を体
外循環させるために用いられる血液ポンプの構造
に関する。
外循環させるために用いられる血液ポンプの構造
に関する。
血液の人工透析等においては、人体から一旦血
液が外部に取出され、人工透析器等における透析
濾過により有害物質や過剰の水分等が除去された
後、血液が再び人体に戻される。この血液の体外
循環系に血液ポンプが設けられるが、血液ポンプ
には、通常、小流量の血液を精度よく送液しかつ
ポンプの血液接触部を介して患者の血液どうしが
接触することを避けるためデイスポーザブルチユ
ーブを使用した、いわゆるチユーブポンプが用い
られる。
液が外部に取出され、人工透析器等における透析
濾過により有害物質や過剰の水分等が除去された
後、血液が再び人体に戻される。この血液の体外
循環系に血液ポンプが設けられるが、血液ポンプ
には、通常、小流量の血液を精度よく送液しかつ
ポンプの血液接触部を介して患者の血液どうしが
接触することを避けるためデイスポーザブルチユ
ーブを使用した、いわゆるチユーブポンプが用い
られる。
従来のチユーブポンプからなる血液ポンプは、
たとえば第5図に示すように構成されている。図
において、1は円筒状の内周面2を有するケーシ
ングであり、ケーシング1の内周面2を沿わせて
チユーブ3が配設される。チユーブ3は、たとえ
ばロータ4の両端に取付けられたローラ5によ
り、局部的にケーシング内周面2方向に押圧され
た圧閉されるようになつており、ロータ4を適当
な回転駆動源(たとえばモータ)により回転させ
ることによつて、圧閉点を内周面2に沿わせて移
動させ、それによつて図の矢印の方向に血液を送
液できるようになつている。
たとえば第5図に示すように構成されている。図
において、1は円筒状の内周面2を有するケーシ
ングであり、ケーシング1の内周面2を沿わせて
チユーブ3が配設される。チユーブ3は、たとえ
ばロータ4の両端に取付けられたローラ5によ
り、局部的にケーシング内周面2方向に押圧され
た圧閉されるようになつており、ロータ4を適当
な回転駆動源(たとえばモータ)により回転させ
ることによつて、圧閉点を内周面2に沿わせて移
動させ、それによつて図の矢印の方向に血液を送
液できるようになつている。
このような血液ポンプ6においては、その構造
上、チユーブ3の血液吸引側3aと吐出側3bと
はケーシング1に対し同方向に引出される。ま
た、血液中の気泡の拡大、蓄積を防止するため
に、必ず、吸引側3aは下側に、吐出側3bは上
側に配設される。そして、血液の体外循環のため
の穿刺を左腕にて行う患者が多いため、通常血液
ポンプ6のチユーブ3の引出し方向は、該方向が
患者の左側になるように固定的にセツトされてい
る。このようにすることにより、左腕から血液を
体外循環させる患者にとつて、体外の血液回路を
極力短かくすることができ、回路中の血液容量を
小さく抑えることができる。
上、チユーブ3の血液吸引側3aと吐出側3bと
はケーシング1に対し同方向に引出される。ま
た、血液中の気泡の拡大、蓄積を防止するため
に、必ず、吸引側3aは下側に、吐出側3bは上
側に配設される。そして、血液の体外循環のため
の穿刺を左腕にて行う患者が多いため、通常血液
ポンプ6のチユーブ3の引出し方向は、該方向が
患者の左側になるように固定的にセツトされてい
る。このようにすることにより、左腕から血液を
体外循環させる患者にとつて、体外の血液回路を
極力短かくすることができ、回路中の血液容量を
小さく抑えることができる。
ところが、最近人工透析患者などに多くみられ
るように、血液の体外循環を伴う治療を長期にわ
たつて受けている患者では、通算穿刺回数の増加
につれて穿刺部位近傍の皮膚や血管が硬化又は損
傷し、その近くから採血できなくなることがあ
る。このような場合、穿刺位置を左腕から右腕に
変更することが考えられるが、既設の血液ポンプ
と患者との相対位置関係のまま右腕に変更する
と、血液回路チユーブが患者の身体上を往復する
ことになり、血液回路が長くなつて回路内の血液
容量が増加する、患者の姿勢や動きについての制
約が強まるなどして好ましくないという問題が生
じる。また、血液回路長を短かくするために、患
者の右側に血液ポンプを置くと、チユーブの引出
し側を患者の方向に向けるには、血液ポンプ6を
裏向きに設置するか、倒立して設置しなければな
らない。通常血液ポンプ6は、人工透析器等を含
めた一式の装置内に組込まれるので、裏向きに設
置するとその装置の操作側の面が裏向きになつて
しまうという問題を招き、場合によつては操作で
きなくなる。倒立して設置すると前述の血液吸引
側3aと吐出側3bとの上下関係が維持できなく
なる。
るように、血液の体外循環を伴う治療を長期にわ
たつて受けている患者では、通算穿刺回数の増加
につれて穿刺部位近傍の皮膚や血管が硬化又は損
傷し、その近くから採血できなくなることがあ
る。このような場合、穿刺位置を左腕から右腕に
変更することが考えられるが、既設の血液ポンプ
と患者との相対位置関係のまま右腕に変更する
と、血液回路チユーブが患者の身体上を往復する
ことになり、血液回路が長くなつて回路内の血液
容量が増加する、患者の姿勢や動きについての制
約が強まるなどして好ましくないという問題が生
じる。また、血液回路長を短かくするために、患
者の右側に血液ポンプを置くと、チユーブの引出
し側を患者の方向に向けるには、血液ポンプ6を
裏向きに設置するか、倒立して設置しなければな
らない。通常血液ポンプ6は、人工透析器等を含
めた一式の装置内に組込まれるので、裏向きに設
置するとその装置の操作側の面が裏向きになつて
しまうという問題を招き、場合によつては操作で
きなくなる。倒立して設置すると前述の血液吸引
側3aと吐出側3bとの上下関係が維持できなく
なる。
本考案は、上記のような問題点に着目し、チユ
ーブの吸引側、吐出側の所定の上下関係を確保し
つつ、患者の状況に応じて看護婦などが容易に血
液ポンプからのチユーブ引出し方向を変更可能な
血液ポンプの構造を提供するものであり、患者と
血液ポンプとの相対位置関係を操作面方向を変更
することなくかつ簡単に左右変更できるようにし
て、体外血液回路内の血液容量を常に必要最小限
の容量に抑えることができるようにすることを目
的とする。
ーブの吸引側、吐出側の所定の上下関係を確保し
つつ、患者の状況に応じて看護婦などが容易に血
液ポンプからのチユーブ引出し方向を変更可能な
血液ポンプの構造を提供するものであり、患者と
血液ポンプとの相対位置関係を操作面方向を変更
することなくかつ簡単に左右変更できるようにし
て、体外血液回路内の血液容量を常に必要最小限
の容量に抑えることができるようにすることを目
的とする。
この目的に沿う本考案のチユーブ引出し方向可
変血液ポンプは、内部を血液が流通可能な可撓性
を有するチユーブを、円弧状(好ましくは半円筒
状)の内周面を有するケーシングの該内周面に沿
わせて該内周面の周方向に配設するとともに、該
チユーブ両側をケーシング外に引山し、前記チユ
ーブを局部的に前記ケーシングの内周面方向に押
圧可能なローラを設けて、該ローラの位置を回転
駆動源によつて前記ケーシング内周面の周方向に
移動させることによりチユーブ内の血液を送液す
る、血液の体外循環回路中に組み込まれる血液ポ
ンプにおいて、該血液ポンプに、前記ケーシング
を前記回転駆動源の回転軸を中心に回転させるこ
とにより該ケーシングのチユーブ引出し方向を反
転させるケーシング反転機構と、前記ケーシング
の反転を検出する反転検出機構と、該反転検出機
構からの信号に応じて前記回転駆動源の回転方向
を切換える制御回路を設けたものから成る。
変血液ポンプは、内部を血液が流通可能な可撓性
を有するチユーブを、円弧状(好ましくは半円筒
状)の内周面を有するケーシングの該内周面に沿
わせて該内周面の周方向に配設するとともに、該
チユーブ両側をケーシング外に引山し、前記チユ
ーブを局部的に前記ケーシングの内周面方向に押
圧可能なローラを設けて、該ローラの位置を回転
駆動源によつて前記ケーシング内周面の周方向に
移動させることによりチユーブ内の血液を送液す
る、血液の体外循環回路中に組み込まれる血液ポ
ンプにおいて、該血液ポンプに、前記ケーシング
を前記回転駆動源の回転軸を中心に回転させるこ
とにより該ケーシングのチユーブ引出し方向を反
転させるケーシング反転機構と、前記ケーシング
の反転を検出する反転検出機構と、該反転検出機
構からの信号に応じて前記回転駆動源の回転方向
を切換える制御回路を設けたものから成る。
上記回転駆動源としては、可逆転モータ、たと
えば直流モータが使用され、上記ローラアは、た
とえば可逆転モータの軸に連結されたロータを介
して、ケーシング内周面の周方向に回転移動され
る。
えば直流モータが使用され、上記ローラアは、た
とえば可逆転モータの軸に連結されたロータを介
して、ケーシング内周面の周方向に回転移動され
る。
このような血液ポンプにおいては、たとえば患
者の左腕から採血するようにセツトされていたも
のを右腕から採血するように変更する場合、反転
機構によりケーシングの向きが180度変更され、
そのチユーブ引出し方向が180度変更される。こ
のとき、反転前に下側に位置していた吸引側チユ
ーブは反転後には上側になり、反転前に上側に位
置していた吐出側チユーブは反転後には下側にな
る。しかし、ケーシングの反転が、反転検出機構
によつて検出され、その検出信号に応じて回転駆
動源の回転方向が切換えられるので、反転前に比
べ、ローラのケーシング円筒状内周面に沿う回転
方向がケーシング反転後に逆転することになり、
反転後にも下側に位置する引出しチユーブが吸引
側に、上側に位置する引出しチユーブが吐出側に
なつて所定の上下関係が確保される。この切換え
は、ケーシングの反転に伴つて、反転検出機構、
制御回路を介して自動的に行われるものであるか
ら、人為的なミスが発生することなく確実に行わ
れる。そして、ケーシングは、血液ポンプの所定
の操作面方向をそのままにして単に180度方向変
換されるだけであるから、血液ポンプ等が組込ま
れた人工透析装置等の装置全体の操作面方向も変
わらず、操作面方向を所定の方向に維持しつつ、
患者と血液ポンプとの相対位置関係が逆転され
る。この逆転により、患者の状況に応じて常に必
要最小限の容量の体外血液回路にすることが可能
となる。
者の左腕から採血するようにセツトされていたも
のを右腕から採血するように変更する場合、反転
機構によりケーシングの向きが180度変更され、
そのチユーブ引出し方向が180度変更される。こ
のとき、反転前に下側に位置していた吸引側チユ
ーブは反転後には上側になり、反転前に上側に位
置していた吐出側チユーブは反転後には下側にな
る。しかし、ケーシングの反転が、反転検出機構
によつて検出され、その検出信号に応じて回転駆
動源の回転方向が切換えられるので、反転前に比
べ、ローラのケーシング円筒状内周面に沿う回転
方向がケーシング反転後に逆転することになり、
反転後にも下側に位置する引出しチユーブが吸引
側に、上側に位置する引出しチユーブが吐出側に
なつて所定の上下関係が確保される。この切換え
は、ケーシングの反転に伴つて、反転検出機構、
制御回路を介して自動的に行われるものであるか
ら、人為的なミスが発生することなく確実に行わ
れる。そして、ケーシングは、血液ポンプの所定
の操作面方向をそのままにして単に180度方向変
換されるだけであるから、血液ポンプ等が組込ま
れた人工透析装置等の装置全体の操作面方向も変
わらず、操作面方向を所定の方向に維持しつつ、
患者と血液ポンプとの相対位置関係が逆転され
る。この逆転により、患者の状況に応じて常に必
要最小限の容量の体外血液回路にすることが可能
となる。
以下に、本考案に係る望ましい実施例を、図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図ないし第4図は、本考案の一実施例に係
るチユーブ引出し方向可変血液ポンプを示してお
り、第2図は当該血液ポンプを血液の人工透析に
適用した場合を示している。図において、11は
血液ポンプ全体を示しており、血液ポンプ11
は、第2図に示すように血液の体外循環回路中に
組込まれる。人体のたとえば腕12から採取され
た血液は、血液ポンプ11によつて吸引されると
ともに血液ポンプ11から圧送され、チヤンバ1
3に一旦溜められた後人工透析器14に送られ
る。人工透析器14では、透析液供給ライン15
との間で透析濾過が行われ、血液中の有害物質や
過剰水分等が除去される。透析後の血液は、一旦
チヤンバ16に溜められた後再び人体内に戻され
る。
るチユーブ引出し方向可変血液ポンプを示してお
り、第2図は当該血液ポンプを血液の人工透析に
適用した場合を示している。図において、11は
血液ポンプ全体を示しており、血液ポンプ11
は、第2図に示すように血液の体外循環回路中に
組込まれる。人体のたとえば腕12から採取され
た血液は、血液ポンプ11によつて吸引されると
ともに血液ポンプ11から圧送され、チヤンバ1
3に一旦溜められた後人工透析器14に送られ
る。人工透析器14では、透析液供給ライン15
との間で透析濾過が行われ、血液中の有害物質や
過剰水分等が除去される。透析後の血液は、一旦
チヤンバ16に溜められた後再び人体内に戻され
る。
血液ポンプ11は、第1図および第3図に示す
ように構成されている。21は、半円筒状の内周
面22を有するケーシングであり、ケーシング2
1は装置全体のパネル23に固定されている。
ように構成されている。21は、半円筒状の内周
面22を有するケーシングであり、ケーシング2
1は装置全体のパネル23に固定されている。
ケーシング21の内周面22上には、該内周面
22に沿つて内周面22の周方面に延びた後、ケ
ーシング21外へと延びる、内部を血液が流通可
能な可撓性を有するチユーブ24が配設されてい
る。このチユーブ24の湾曲部内には、回転駆動
源としてのモータ25の軸26に連結されたロー
タ27が設けられており、ロータ27の両端部に
は回転自在にローラ28が取付けられている。ロ
ーラ28は、チユーブ24をケーシング内周面方
向に、チユーブ24が局部的に圧閉されるまで押
圧できる位置に配設されており、ロータ27の回
転に伴つてチユーブ圧閉点を矢印の方向に移動で
きるようになつている。第1図は、その上下方向
が血液ポンプ11が実際に透析装置等に取付けら
れた場合の上下方向と一致するように示されてい
る。したがつて、図における下側の引出しチユー
ブ24aが血液の吸引側、上側のチユーブ24b
が吐出側になつている。
22に沿つて内周面22の周方面に延びた後、ケ
ーシング21外へと延びる、内部を血液が流通可
能な可撓性を有するチユーブ24が配設されてい
る。このチユーブ24の湾曲部内には、回転駆動
源としてのモータ25の軸26に連結されたロー
タ27が設けられており、ロータ27の両端部に
は回転自在にローラ28が取付けられている。ロ
ーラ28は、チユーブ24をケーシング内周面方
向に、チユーブ24が局部的に圧閉されるまで押
圧できる位置に配設されており、ロータ27の回
転に伴つてチユーブ圧閉点を矢印の方向に移動で
きるようになつている。第1図は、その上下方向
が血液ポンプ11が実際に透析装置等に取付けら
れた場合の上下方向と一致するように示されてい
る。したがつて、図における下側の引出しチユー
ブ24aが血液の吸引側、上側のチユーブ24b
が吐出側になつている。
ロータ27の回転に伴なうロータ28の移動に
より、チユーブ24の圧閉点がケーシング内周面
22の周方向に移動し、それによつて吸引側チユ
ーブ24aから吸引された血液が吐出側チユーブ
24bから送り出される。このローラポンプ形血
液ポンプにおいては、ローラ28は吐出側から再
び吸引側へと戻るのであるが、吸引側に戻る際に
そのローラ28によるチユーブ24の圧閉が一旦
解除されるので、ローラ28が1個しか設けられ
ていないと圧閉が解除されている間のチユーブ2
4内の血液の流れを規制できないことになる。そ
のため、チユーブ24の圧閉点が常時1ケ所以上
存在するように、少なくとも2個のローラ28が
設けられ、本実施例では180度反対位置にそれぞ
れローラ28を設けることにより、一方のローラ
28が吐出側で圧閉を解除する直前に、もう一方
のローラ28が吸引側で圧閉を開始するようにな
つている。
より、チユーブ24の圧閉点がケーシング内周面
22の周方向に移動し、それによつて吸引側チユ
ーブ24aから吸引された血液が吐出側チユーブ
24bから送り出される。このローラポンプ形血
液ポンプにおいては、ローラ28は吐出側から再
び吸引側へと戻るのであるが、吸引側に戻る際に
そのローラ28によるチユーブ24の圧閉が一旦
解除されるので、ローラ28が1個しか設けられ
ていないと圧閉が解除されている間のチユーブ2
4内の血液の流れを規制できないことになる。そ
のため、チユーブ24の圧閉点が常時1ケ所以上
存在するように、少なくとも2個のローラ28が
設けられ、本実施例では180度反対位置にそれぞ
れローラ28を設けることにより、一方のローラ
28が吐出側で圧閉を解除する直前に、もう一方
のローラ28が吸引側で圧閉を開始するようにな
つている。
ケーシング21のパネル23への固定は、ピン
29を介して行われている。ピン29を抜けば、
ケーシング21はモータ25の軸26を中心に回
転可能となつており、第4図に示すように容易に
180度反転できるようになつている。反転後にピ
ン29を差し込めば、再びケーシング21はパネ
ル23に対して固定される。したがつて上記機構
は、ケーシング21を反転させることによりケー
シング21のチユーブ24の引出し方向を反転さ
せるケーシング反転機構を構成している。
29を介して行われている。ピン29を抜けば、
ケーシング21はモータ25の軸26を中心に回
転可能となつており、第4図に示すように容易に
180度反転できるようになつている。反転後にピ
ン29を差し込めば、再びケーシング21はパネ
ル23に対して固定される。したがつて上記機構
は、ケーシング21を反転させることによりケー
シング21のチユーブ24の引出し方向を反転さ
せるケーシング反転機構を構成している。
ケーシング21の外周肩部には、ストライカ3
0が設けられており、ケーシング21が第1図の
姿勢にあるときのストライカ30に対向する位置
には、リミツトスイツチ31が設けられている。
リミツトスイツチ31のレバー31aは、第1図
の状態にてストライカ30に当接し、その検出信
号を発するようになつている。ケーシング21が
第4図に示したように反転されると、ストライカ
30とレバー31aとの係合は外れ、この係合オ
フの信号もまたリミツトスイツチ31から発せら
れるようになつている。したがつて、リミツトス
イツチ31とストライカ30は、ケーシング21
が反転しているか否かを検出する反転検出機構を
構成している。
0が設けられており、ケーシング21が第1図の
姿勢にあるときのストライカ30に対向する位置
には、リミツトスイツチ31が設けられている。
リミツトスイツチ31のレバー31aは、第1図
の状態にてストライカ30に当接し、その検出信
号を発するようになつている。ケーシング21が
第4図に示したように反転されると、ストライカ
30とレバー31aとの係合は外れ、この係合オ
フの信号もまたリミツトスイツチ31から発せら
れるようになつている。したがつて、リミツトス
イツチ31とストライカ30は、ケーシング21
が反転しているか否かを検出する反転検出機構を
構成している。
なお、検出器としては上記リミツトスイツチ以
外のものでもよく、たとえば近接スイツチ等周知
の検出器の採用が可能である。また、検出機構に
ついても、ストライカ30をあえて設ける必要は
なく、単にケーシング21の適当な一部を切欠き
形状等とし、検出器との間でケーシングの反転に
応じて係合、係合解除させるようにしてもよい。
外のものでもよく、たとえば近接スイツチ等周知
の検出器の採用が可能である。また、検出機構に
ついても、ストライカ30をあえて設ける必要は
なく、単にケーシング21の適当な一部を切欠き
形状等とし、検出器との間でケーシングの反転に
応じて係合、係合解除させるようにしてもよい。
検出器としてのリミツトスイツチ31は、制御
回路32に接続されており、ケーシング21の反
転検出信号が制御回路32に送られる。この信号
に対応して、制御回路32からモータ駆動回路3
3に、所定のモータ回転方向指令信号が送られ
る。つまり、ケーシング21が第1図の姿勢であ
るときには、モータ25は第1図の矢印の方向に
回転され、ケーシング21が反転されて第4図の
姿勢になつたときには、モータ25は逆方向に、
すなわち第4図の矢印の方向に回転される。この
回転方向の切換えは、モータ25が直流モータで
ある場合にはその極性を入れ替えることにより容
易に行われる。
回路32に接続されており、ケーシング21の反
転検出信号が制御回路32に送られる。この信号
に対応して、制御回路32からモータ駆動回路3
3に、所定のモータ回転方向指令信号が送られ
る。つまり、ケーシング21が第1図の姿勢であ
るときには、モータ25は第1図の矢印の方向に
回転され、ケーシング21が反転されて第4図の
姿勢になつたときには、モータ25は逆方向に、
すなわち第4図の矢印の方向に回転される。この
回転方向の切換えは、モータ25が直流モータで
ある場合にはその極性を入れ替えることにより容
易に行われる。
上記のように構成された血液ポンプ11におい
ては、今第1図に示した配置が患者の左腕からの
採血用の配置であるとすると、つまり図における
ケーシング21からのチユーブ24の引出し方向
が患者の左腕方向であるとすると、通常の左腕か
ら採血する患者に対し、引出しチユーブ24aは
短かい長さで患者の左腕の穿刺位置に到達でき、
透析後の血液戻しチユーブの長さも短かくなつ
て、体外血液循環路の容量も必要最小限に抑えら
れる。
ては、今第1図に示した配置が患者の左腕からの
採血用の配置であるとすると、つまり図における
ケーシング21からのチユーブ24の引出し方向
が患者の左腕方向であるとすると、通常の左腕か
ら採血する患者に対し、引出しチユーブ24aは
短かい長さで患者の左腕の穿刺位置に到達でき、
透析後の血液戻しチユーブの長さも短かくなつ
て、体外血液循環路の容量も必要最小限に抑えら
れる。
第2図に示した一連の機器配置のまま、右腕か
ら採血すべき患者に対して人工透析を行うには、
一連の機器を患者の右側に移動させるとともに、
血液ポンプ11からのチユーブ24引出し方向を
患者の右腕側に向けるために装置全体の操作面を
裏向きにする必要がある。しかし本考案において
は、操作面の方向を所定の方向に維持したまま、
血液ポンプ11のチユーブ24引出し方向が患者
の右腕側に変更される。つまり、ピン29が引き
抜かれ、ケーシング21が第1図の状態から180
度回転されて第4図の反転状態とされ、再びピン
29が差し込まれてパネル23に固定される。こ
のとき、ケーシング21の反転がリミツトスイツ
チ31によつて検出され、その信号が制御回路3
2に送られ、モータ駆動回路33を介してモータ
25の回転方向も同時にかつ自動的に逆転され
る。このモータ25の回転方向逆転により、ケー
シング21反転後にも、下側引出しチユーブが吸
引側、上側引出しチユーブが吐出側という必要条
件が満たされる。したがつて、この上下関係は、
チユーブ24の引出し方向が第1図の方向にある
ときにも第4図の方向にあるときにも常に満たさ
れることになる。
ら採血すべき患者に対して人工透析を行うには、
一連の機器を患者の右側に移動させるとともに、
血液ポンプ11からのチユーブ24引出し方向を
患者の右腕側に向けるために装置全体の操作面を
裏向きにする必要がある。しかし本考案において
は、操作面の方向を所定の方向に維持したまま、
血液ポンプ11のチユーブ24引出し方向が患者
の右腕側に変更される。つまり、ピン29が引き
抜かれ、ケーシング21が第1図の状態から180
度回転されて第4図の反転状態とされ、再びピン
29が差し込まれてパネル23に固定される。こ
のとき、ケーシング21の反転がリミツトスイツ
チ31によつて検出され、その信号が制御回路3
2に送られ、モータ駆動回路33を介してモータ
25の回転方向も同時にかつ自動的に逆転され
る。このモータ25の回転方向逆転により、ケー
シング21反転後にも、下側引出しチユーブが吸
引側、上側引出しチユーブが吐出側という必要条
件が満たされる。したがつて、この上下関係は、
チユーブ24の引出し方向が第1図の方向にある
ときにも第4図の方向にあるときにも常に満たさ
れることになる。
ケーシング21が第4図のように反転される
と、そのチユーブ引出し方向は患者の右腕方向と
なるので、この場合にも必要最小限の体外血液循
環路の容量が達成される。
と、そのチユーブ引出し方向は患者の右腕方向と
なるので、この場合にも必要最小限の体外血液循
環路の容量が達成される。
なお、上記実施例は血液の人工透析の場合につ
いて述べたが、これに限らず、本考案の血液ポン
プは体外血液循環路中に設けられる全ての場合に
ついて適用可能である。
いて述べたが、これに限らず、本考案の血液ポン
プは体外血液循環路中に設けられる全ての場合に
ついて適用可能である。
以上説明したように、本考案のチユーブ引出し
方向可変血液ポンプによるときは、ケーシングを
反転できるようにするとともに該反転に伴なつて
回転駆動源の回転方向も同時にかつ自動的に逆転
させるようにしたので、人工透析等の装置の操作
面を所定の方向に維持しつつ、患者の状況に応じ
て患者の左右いずれのサイドにも容易に体外循環
のための血液回路を組むことができ、しかもその
血液回路の容量を必要最小限に抑えることができ
るという効果が得られる。
方向可変血液ポンプによるときは、ケーシングを
反転できるようにするとともに該反転に伴なつて
回転駆動源の回転方向も同時にかつ自動的に逆転
させるようにしたので、人工透析等の装置の操作
面を所定の方向に維持しつつ、患者の状況に応じ
て患者の左右いずれのサイドにも容易に体外循環
のための血液回路を組むことができ、しかもその
血液回路の容量を必要最小限に抑えることができ
るという効果が得られる。
また、本考案の血液ポンプは、病院等の治療現
場で機器の専門でない人であつても容易にチユー
ブの引出し方向を変更でき、かつローラの回転方
向が自動的にチユーブ引出し方向に応じた方向に
切換わるので、回転方向の人為的誤りも確実に防
止できるという効果も得られる。
場で機器の専門でない人であつても容易にチユー
ブの引出し方向を変更でき、かつローラの回転方
向が自動的にチユーブ引出し方向に応じた方向に
切換わるので、回転方向の人為的誤りも確実に防
止できるという効果も得られる。
第1図は本考案の一実施例に係る血液ポンプの
正面図、第2図は第1図の血液ポンプを組込んだ
体外血液循環回路図、第3図は第1図の−線
に沿う断面図、第4図は第1図の血液ポンプのケ
ーシングを反転させた場合の正面図、第5図は従
来の血液ポンプの正面図、である。 11……血液ポンプ、14……人工透析器、2
1……ケーシング、22……内周面、23……パ
ネル、24……チユーブ、24a,24b……引
出しチユーブ、25……回転駆動源としてのモー
タ、26……モータの軸、27……ロータ、28
……ローラ、29……ピン、30……ストライ
カ、31……リミツトスイツチ、31a……レバ
ー、32……制御回路、33……モータ駆動回
路。
正面図、第2図は第1図の血液ポンプを組込んだ
体外血液循環回路図、第3図は第1図の−線
に沿う断面図、第4図は第1図の血液ポンプのケ
ーシングを反転させた場合の正面図、第5図は従
来の血液ポンプの正面図、である。 11……血液ポンプ、14……人工透析器、2
1……ケーシング、22……内周面、23……パ
ネル、24……チユーブ、24a,24b……引
出しチユーブ、25……回転駆動源としてのモー
タ、26……モータの軸、27……ロータ、28
……ローラ、29……ピン、30……ストライ
カ、31……リミツトスイツチ、31a……レバ
ー、32……制御回路、33……モータ駆動回
路。
Claims (1)
- 内部を血液が流通可能な可撓性を有するチユー
ブを、円弧状の内周面を有するケーシングの該内
周面に沿わせて該内周面の周方向に配設するとと
もに、該チユーブ両側をケーシング外に引出し、
前記チユーブを局部的に前記ケーシングの内周面
方向に押圧可能なローラを設けて、該ローラの位
置を回転駆動源によつて前記ケーシング内周面の
周方向に移動させることによりチユーブ内の血液
を送液する、血液の体外循環回路中に組込まれる
血液ポンプにおいて、該血液ポンプに、前記ケー
シングを前記回転駆動源の回転軸を中心に回転さ
せることにより該ケーシングのチユーブ引出し方
向を反転させるケーシング反転機構と、前記ケー
シングの反転を検出する反転検出機構と、該反転
検出機構からの信号に応じて前記回転駆動源の回
転方向を切換える制御回路を設けたことを特徴と
するチユーブ引出し方向可変血液ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8626487U JPH046762Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8626487U JPH046762Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63200448U JPS63200448U (ja) | 1988-12-23 |
| JPH046762Y2 true JPH046762Y2 (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=30942412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8626487U Expired JPH046762Y2 (ja) | 1987-06-04 | 1987-06-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046762Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-04 JP JP8626487U patent/JPH046762Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63200448U (ja) | 1988-12-23 |
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