JPH046829Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH046829Y2 JPH046829Y2 JP1985168784U JP16878485U JPH046829Y2 JP H046829 Y2 JPH046829 Y2 JP H046829Y2 JP 1985168784 U JP1985168784 U JP 1985168784U JP 16878485 U JP16878485 U JP 16878485U JP H046829 Y2 JPH046829 Y2 JP H046829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- flotation
- tank
- air
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
(イ) 技術分野
本考案は、鉱石を浮選する構成簡単にして効率
のよい浮遊選鉱機に関するものである。 (ロ) 従来技術 浮遊選鉱機は、鉱粒を液中に懸濁させたスラリ
ーを浮選槽内に入れて気泡をその槽内に送り、あ
る種の鉱粒が選択的に気泡に付着して気泡ととも
にスラリー表面に上昇する現象を利用し、鉱物を
分離回収する機械である。 現在実用化されている浮選機は、浮選槽の中央
部に気体を送り、回転撹拌による遠心力で気体が
周囲に飛ばされて回転しながら槽内周囲に固定さ
れた邪魔板に衝突する際に発生する気泡を利用し
ている。 しかるに、上記の如く大部分の気泡は水平方向
に飛散されて槽内の邪魔板に衝突した後上昇し、
スラリー表面に達するので、槽内中央部には気泡
数が相対的に少ない状態となつおり、槽内中央部
が浮選機の機能を発揮していないこととなる。 また、従来の浮選機では上記の如く気泡発生の
ために槽内に邪魔板を設置することが不可欠であ
るが、これによりスラリーの動きまでも邪魔する
ので鉱粒の沈積を起しやすく、しかも気体の動き
が遅いとそのまま邪魔板から出てしまつて細かい
気泡が発生させることができないない。このた
め、撹拌羽根の回転数をあげる必要があるが、そ
うするとエネルギーコストや維持管理費の上昇を
招くことになる。 なお、歴史的には布を張つた回転体をスラリー
中に設け、その回転体内部に空気を吹き込み、布
を通してスラリー中に気泡を放出する浮選機もあ
るが、布は耐久性がなく、また目詰りを起しやす
いので最近は使用されていない。 (ハ) 考案の開示 本考案は、上述のような従来の浮選機の問題点
を簡単な構成により解決したもので、以下本考案
の浮選機を詳述する。 第1〜2図は本考案の一例を示すもので、1は
上方にモータ(図示せず)を備えた中空回転軸で
あり、該軸1下端部外周には上面に1又は複数の
小孔5を穿設し下側外周縁に沿つて壁体を形成し
て全体蓋状体に構成した平面円形の回転体2が一
体に取付けられ、該回転体2は浮選槽4内底面か
ら若干の間隙を置いて槽4内中央部下方で回転軸
1と共に水平方向に回転するようになつている。 3は上記回転体2下面の回転軸1近傍に放射状
に取付固定した撹拌羽根である。 6は浮選槽4内側面から上記回転体2に向けて
放射状に突出固定した複数枚の邪魔板で、この各
邪魔板6は回転体2の外周面ならびに上面に近接
する位置まで突出させて回転体2を取囲むように
配置してある。 しかして、回転軸1内に空気を吹込み、回転体
2を回転させると、空気は回転体2上面の孔5や
回転体2下端と槽4底との間隙を通過する際に気
泡となつて鉱粒が懸濁するスラリー7中に放出さ
れ、気泡がスラリー中の鉱粒を付着しながらスラ
リー7表面に浮上するのである。 なお、上記回転体2は第1〜2図の如き形状の
ものには限られず、第3図のように下面開放の上
半球面体イ、下面開放の錐面体ロ、下面開放の函
面体ニ、あるいは単なる円盤体ハとすることもで
きる。 また、前述では回転体2に複数の小孔5を開孔
したり撹拌羽根3を設け、あるいは槽4内に邪魔
板6を配置したが、これらは大型浮選機の場合に
有効性を発揮するもので、前記の如き空気強制吹
込み式のものでは必ずしも必要なものではなく、
特に回転体2の回転による空気吸引式の浮選機に
おいて必要なものである。 (ニ) 実施例 第1〜2図の浮選機をその形態を次表のように
実験1〜4の4通りに変え、槽の大きさが155mm
×155mm×155mmの立方体の従来型の小型試験浮選
機を利用して実験を行なつた。 鉱石はA鉱山産の鉱石を用い、捕収剤としてエ
チルザンセートを350g/t、起泡剤としてダウ
フロス#250(商品名)を25g/t、スラリー濃度
30%で行なつた。これらの結果を表に示す。
のよい浮遊選鉱機に関するものである。 (ロ) 従来技術 浮遊選鉱機は、鉱粒を液中に懸濁させたスラリ
ーを浮選槽内に入れて気泡をその槽内に送り、あ
る種の鉱粒が選択的に気泡に付着して気泡ととも
にスラリー表面に上昇する現象を利用し、鉱物を
分離回収する機械である。 現在実用化されている浮選機は、浮選槽の中央
部に気体を送り、回転撹拌による遠心力で気体が
周囲に飛ばされて回転しながら槽内周囲に固定さ
れた邪魔板に衝突する際に発生する気泡を利用し
ている。 しかるに、上記の如く大部分の気泡は水平方向
に飛散されて槽内の邪魔板に衝突した後上昇し、
スラリー表面に達するので、槽内中央部には気泡
数が相対的に少ない状態となつおり、槽内中央部
が浮選機の機能を発揮していないこととなる。 また、従来の浮選機では上記の如く気泡発生の
ために槽内に邪魔板を設置することが不可欠であ
るが、これによりスラリーの動きまでも邪魔する
ので鉱粒の沈積を起しやすく、しかも気体の動き
が遅いとそのまま邪魔板から出てしまつて細かい
気泡が発生させることができないない。このた
め、撹拌羽根の回転数をあげる必要があるが、そ
うするとエネルギーコストや維持管理費の上昇を
招くことになる。 なお、歴史的には布を張つた回転体をスラリー
中に設け、その回転体内部に空気を吹き込み、布
を通してスラリー中に気泡を放出する浮選機もあ
るが、布は耐久性がなく、また目詰りを起しやす
いので最近は使用されていない。 (ハ) 考案の開示 本考案は、上述のような従来の浮選機の問題点
を簡単な構成により解決したもので、以下本考案
の浮選機を詳述する。 第1〜2図は本考案の一例を示すもので、1は
上方にモータ(図示せず)を備えた中空回転軸で
あり、該軸1下端部外周には上面に1又は複数の
小孔5を穿設し下側外周縁に沿つて壁体を形成し
て全体蓋状体に構成した平面円形の回転体2が一
体に取付けられ、該回転体2は浮選槽4内底面か
ら若干の間隙を置いて槽4内中央部下方で回転軸
1と共に水平方向に回転するようになつている。 3は上記回転体2下面の回転軸1近傍に放射状
に取付固定した撹拌羽根である。 6は浮選槽4内側面から上記回転体2に向けて
放射状に突出固定した複数枚の邪魔板で、この各
邪魔板6は回転体2の外周面ならびに上面に近接
する位置まで突出させて回転体2を取囲むように
配置してある。 しかして、回転軸1内に空気を吹込み、回転体
2を回転させると、空気は回転体2上面の孔5や
回転体2下端と槽4底との間隙を通過する際に気
泡となつて鉱粒が懸濁するスラリー7中に放出さ
れ、気泡がスラリー中の鉱粒を付着しながらスラ
リー7表面に浮上するのである。 なお、上記回転体2は第1〜2図の如き形状の
ものには限られず、第3図のように下面開放の上
半球面体イ、下面開放の錐面体ロ、下面開放の函
面体ニ、あるいは単なる円盤体ハとすることもで
きる。 また、前述では回転体2に複数の小孔5を開孔
したり撹拌羽根3を設け、あるいは槽4内に邪魔
板6を配置したが、これらは大型浮選機の場合に
有効性を発揮するもので、前記の如き空気強制吹
込み式のものでは必ずしも必要なものではなく、
特に回転体2の回転による空気吸引式の浮選機に
おいて必要なものである。 (ニ) 実施例 第1〜2図の浮選機をその形態を次表のように
実験1〜4の4通りに変え、槽の大きさが155mm
×155mm×155mmの立方体の従来型の小型試験浮選
機を利用して実験を行なつた。 鉱石はA鉱山産の鉱石を用い、捕収剤としてエ
チルザンセートを350g/t、起泡剤としてダウ
フロス#250(商品名)を25g/t、スラリー濃度
30%で行なつた。これらの結果を表に示す。
【表】
【表】
前表に示す通り、実験1〜4はいずれも好結果
を得ている。 実験1,2は空気吹込型で、回転軸中空部にブ
ロワーで空気を送り込んでおり、この型では撹拌
羽根3や邪魔板6を取外してある。従つて、現在
実用化されているどの浮遊選鉱機よりも単純な機
構であるといえる。特に実験2の型は回転体2に
孔5がないので、さらに単純な機構である、しか
し、実収率は実験1の方が若干良く、また大型化
すれば、その差はさらに広がると思われる。 実験3,4は空気吸引型で、この型では空気を
吸込ませるために撹拌羽根3を必要とし、また空
気とともに大量のスラリーが移動してスラリーが
高速回転してしまうので、これを制動するための
邪魔板6が必要となる。ただし、この邪魔板6は
気泡発生のためのものではないので、機構が簡単
なものとなる。また、この型では気泡発生のため
に回転体2を高速回転させる必要がなので、従来
の自吸式の浮遊選鉱機に比してエネルギーコスト
や維持管理コストの低減を図ることができる。さ
らに、実験3,4によれば、空気吹込型に比して
実収率は低いが、品位の高い精鉱を得ることがで
きる。なお、実験4の型は回転体2が第3図ニの
ようなやや長い円筒形になつており、回転体2の
上方に邪魔板6を突出させる必要がないので若干
構造が単純である。 (ホ) 考案の効果 本考案の浮遊選鉱機の利点を挙げれば、次の通
りである。 (a) 構造が極めて簡単であり、特に気体を強制的
に吹込む型のときは、撹拌羽根や邪魔板、さら
に回転体に小孔がなくとも通常の浮選機と同様
の効力を発揮でき、製造コストやエネルギーコ
スト、維持管理費が低下する。 また、気体吸込型のときは、撹拌羽根等を必
要とするが、特に邪魔板については気泡発生の
ためではなくスラリーの回転が速くなり過ぎる
のを防ぐためであるので、極めて簡単な構造と
なる。 (b) 回転体の孔の存在により、気泡が槽内に均質
に分散されるため、浮選効率が良く、しかもそ
の効率を落すことなく大型化できる。 (c) 回転体の槽底への投影面積を大きくすれば、
機械撹拌力が槽内に広範囲に及ぶので、効果的
な鉱粒の沈積防止が期待できる。 (d) 回転体の孔から鉱粒が回転体の下側へ紛れ込
んでも回転体外側に自然に排出されるので、該
孔を大きくすることができ、この目詰まりを防
止することができる。
を得ている。 実験1,2は空気吹込型で、回転軸中空部にブ
ロワーで空気を送り込んでおり、この型では撹拌
羽根3や邪魔板6を取外してある。従つて、現在
実用化されているどの浮遊選鉱機よりも単純な機
構であるといえる。特に実験2の型は回転体2に
孔5がないので、さらに単純な機構である、しか
し、実収率は実験1の方が若干良く、また大型化
すれば、その差はさらに広がると思われる。 実験3,4は空気吸引型で、この型では空気を
吸込ませるために撹拌羽根3を必要とし、また空
気とともに大量のスラリーが移動してスラリーが
高速回転してしまうので、これを制動するための
邪魔板6が必要となる。ただし、この邪魔板6は
気泡発生のためのものではないので、機構が簡単
なものとなる。また、この型では気泡発生のため
に回転体2を高速回転させる必要がなので、従来
の自吸式の浮遊選鉱機に比してエネルギーコスト
や維持管理コストの低減を図ることができる。さ
らに、実験3,4によれば、空気吹込型に比して
実収率は低いが、品位の高い精鉱を得ることがで
きる。なお、実験4の型は回転体2が第3図ニの
ようなやや長い円筒形になつており、回転体2の
上方に邪魔板6を突出させる必要がないので若干
構造が単純である。 (ホ) 考案の効果 本考案の浮遊選鉱機の利点を挙げれば、次の通
りである。 (a) 構造が極めて簡単であり、特に気体を強制的
に吹込む型のときは、撹拌羽根や邪魔板、さら
に回転体に小孔がなくとも通常の浮選機と同様
の効力を発揮でき、製造コストやエネルギーコ
スト、維持管理費が低下する。 また、気体吸込型のときは、撹拌羽根等を必
要とするが、特に邪魔板については気泡発生の
ためではなくスラリーの回転が速くなり過ぎる
のを防ぐためであるので、極めて簡単な構造と
なる。 (b) 回転体の孔の存在により、気泡が槽内に均質
に分散されるため、浮選効率が良く、しかもそ
の効率を落すことなく大型化できる。 (c) 回転体の槽底への投影面積を大きくすれば、
機械撹拌力が槽内に広範囲に及ぶので、効果的
な鉱粒の沈積防止が期待できる。 (d) 回転体の孔から鉱粒が回転体の下側へ紛れ込
んでも回転体外側に自然に排出されるので、該
孔を大きくすることができ、この目詰まりを防
止することができる。
第1図は本考案に係る浮遊選鉱機の一例を示す
断面正面図、第2図は第1図A−A断面図、第3
図イ〜ニは本考案浮選機に使用する回転体の他の
種々の形状を示す断面図である。 符号説明、1……中空回転軸、2……回転体、
3……撹拌羽根、4……浮選槽、5……孔、6…
…邪魔板、7……スラリー。
断面正面図、第2図は第1図A−A断面図、第3
図イ〜ニは本考案浮選機に使用する回転体の他の
種々の形状を示す断面図である。 符号説明、1……中空回転軸、2……回転体、
3……撹拌羽根、4……浮選槽、5……孔、6…
…邪魔板、7……スラリー。
Claims (1)
- 内部が空気供給路となる中空回転軸と該回転軸
の下部外周に取付けられて浮選槽の内底面から若
干の間隙を置いて上記回転軸と共に回転する回転
体とを備えた空気吸引式浮遊選鉱機において、上
記回転体は全体蓋状体であつて、該回転体の上面
には複数個の小孔が穿設されてなることを特徴と
する浮遊選鉱機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985168784U JPH046829Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985168784U JPH046829Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6279554U JPS6279554U (ja) | 1987-05-21 |
| JPH046829Y2 true JPH046829Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=31101979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985168784U Expired JPH046829Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046829Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6901179B1 (ja) * | 2020-10-28 | 2021-07-14 | 株式会社マシンテック中澤 | 浮選機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133737Y2 (ja) * | 1972-06-20 | 1976-08-20 | ||
| JPS5837021A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-04 | Matsushita Electric Works Ltd | フエノ−ル樹脂成形材料 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP1985168784U patent/JPH046829Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6279554U (ja) | 1987-05-21 |
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