JPH0468763A - 切抜きマスク作成方法 - Google Patents
切抜きマスク作成方法Info
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- JPH0468763A JPH0468763A JP2176984A JP17698490A JPH0468763A JP H0468763 A JPH0468763 A JP H0468763A JP 2176984 A JP2176984 A JP 2176984A JP 17698490 A JP17698490 A JP 17698490A JP H0468763 A JPH0468763 A JP H0468763A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、原画像データを演算処理し、電子的な切抜き
合成処理により合成画像を作成するための切抜きマスク
を作成する方法に関する。
合成処理により合成画像を作成するための切抜きマスク
を作成する方法に関する。
【従来の技術1
印刷画像に種々の視覚的な効果を得るため、任意の実体
部に所望する背景部を合成して、その合成画像の印刷製
版用原版のフィルムを作成する場合がある。 このような原版を作成するに際しては、一般に、次のよ
うに合成画像を作成する2値マスク切抜き合成方法が用
いられる。この合成方法においては、まず、例えば印刷
用原稿を走査してその画素データを読込み、読込んだ画
素データを適当な方法で2値化し、各6素に対応するオ
ン、オフの2値からなるマスクデータを作成する。次い
で、その2値マスクデータを参照しながら、当該データ
がオフならば実体部となるべき画像の画素データを取出
し、一方、オンならば背景部となるべき画像から画素デ
ータを取出すことによって画像を合成する。このような
2値マスク切抜き合成方法に用いるためのマスクデータ
の作成方法は従来から種々のものが知られている。 又、2値マスクデータに基づいて、一定幅の中間調領域
を設けるようにした階調マスク作成方法がある(例えば
特公平1−31232)、即ち、この階調マスク作成方
法においては、2値マスクデータに基づいて、この2値
マスクデータの輪郭線の内部、外部、あるいは両側に一
定幅の帯状領域を設け、その帯状領域内の各画素につい
て、前景部画像及び実体部画像の合成比率を決めるため
の階調を持ったマスクデータを作成する。 r発明が解決しようとする課題】 しかしながら、前記従来の2値マスク切抜き合成方法に
おいては、次のような問題点が生じていた。 第1の問題点は、合成した画像の境界線が際立って見え
ることであり、そのように見えた場合には、合成画像が
作為的な印象を与える好ましからざるものとなっていた
。例えば写真原稿をスキャナで読込んだ、いわゆる自然
画像においては、物の輪郭線付近に背景部の色と実体部
の色との中間的な色からなるあいまいな画素を含む領域
が存在し、この領域があるおかげで背景部と実体部とが
馴染んで見える。しかしながら、前記2値マスクにより
合成された画像の境界線付近にはこのあいまいな領域が
存在しないため、境界線が不自然に際立って見えてしま
い、作為的な印象を与えるのである。 又、第2の問題点は、両会読取り時の走査方向に対して
斜め方向の輪郭線がある場合、輪郭線に画素単位で階段
状のがたつきが生じることである。 例えば前記自然画像においては、前記のあいまいな領域
が存在し、斜めの輪郭線の付近で輪郭線に沿って濃度が
徐々に変化しているため、隣り合う画素間では濃度ジャ
ンプ(急峻な濃度変化)がいずれの箇所でも小さく、こ
のため、斜めの輪郭線に対しても階段状のがたつきは見
えない。しかしながら、前記2値マスクによって合成さ
れた画像は画素間の境界線付近で大きな濃度ジャンプが
生じるため、当該境界線に階段状のがたつきが生じてい
るように見えることがある。 前記第1の問題点に対して、前記階調マスク作成方法を
用いれば、境界線付近で徐々に濃度が変化するため、あ
る程度解消できるものと考えられる。 しかしながら、前記階調マスク作成方法においては、例
えば特公平1−31232公報に記載されるように、予
めメモリ中に記憶された濃度変換率曲線により合成を行
うため、境界線付近の階調の変化の様子が前記自然画像
はど滑かにはできず、画素間の濃度ジャンプが未だ大き
いため、前記題第2の問題点は依然として残るものとな
る。これに対し、ぼけ幅を広く取ることによって濃度ジ
ャンプを小さくしようとすると、境界線がぼや番ブて見
えてしまい、輪郭のはっきりしないぼやけた合成画像と
なってしまうという別の問題が生じる。 従って、自然画像の輪郭線付近の画素のぼけ方の性質に
近い、滑かな階調変化を有するように画像を合成し得る
技術が必要とされるが、従来、このような要請に応える
技術がなかった。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、原画像における輪郭線付近の色の変化の状態を合
成後の画像に対しても保存することができ、従って、原
画像に近い輪郭線品質ひいては、良く馴染んだ自然に近
い合成画像が得られる切抜きマスク作成方法を提供する
ことを課題とする。
部に所望する背景部を合成して、その合成画像の印刷製
版用原版のフィルムを作成する場合がある。 このような原版を作成するに際しては、一般に、次のよ
うに合成画像を作成する2値マスク切抜き合成方法が用
いられる。この合成方法においては、まず、例えば印刷
用原稿を走査してその画素データを読込み、読込んだ画
素データを適当な方法で2値化し、各6素に対応するオ
ン、オフの2値からなるマスクデータを作成する。次い
で、その2値マスクデータを参照しながら、当該データ
がオフならば実体部となるべき画像の画素データを取出
し、一方、オンならば背景部となるべき画像から画素デ
ータを取出すことによって画像を合成する。このような
2値マスク切抜き合成方法に用いるためのマスクデータ
の作成方法は従来から種々のものが知られている。 又、2値マスクデータに基づいて、一定幅の中間調領域
を設けるようにした階調マスク作成方法がある(例えば
特公平1−31232)、即ち、この階調マスク作成方
法においては、2値マスクデータに基づいて、この2値
マスクデータの輪郭線の内部、外部、あるいは両側に一
定幅の帯状領域を設け、その帯状領域内の各画素につい
て、前景部画像及び実体部画像の合成比率を決めるため
の階調を持ったマスクデータを作成する。 r発明が解決しようとする課題】 しかしながら、前記従来の2値マスク切抜き合成方法に
おいては、次のような問題点が生じていた。 第1の問題点は、合成した画像の境界線が際立って見え
ることであり、そのように見えた場合には、合成画像が
作為的な印象を与える好ましからざるものとなっていた
。例えば写真原稿をスキャナで読込んだ、いわゆる自然
画像においては、物の輪郭線付近に背景部の色と実体部
の色との中間的な色からなるあいまいな画素を含む領域
が存在し、この領域があるおかげで背景部と実体部とが
馴染んで見える。しかしながら、前記2値マスクにより
合成された画像の境界線付近にはこのあいまいな領域が
存在しないため、境界線が不自然に際立って見えてしま
い、作為的な印象を与えるのである。 又、第2の問題点は、両会読取り時の走査方向に対して
斜め方向の輪郭線がある場合、輪郭線に画素単位で階段
状のがたつきが生じることである。 例えば前記自然画像においては、前記のあいまいな領域
が存在し、斜めの輪郭線の付近で輪郭線に沿って濃度が
徐々に変化しているため、隣り合う画素間では濃度ジャ
ンプ(急峻な濃度変化)がいずれの箇所でも小さく、こ
のため、斜めの輪郭線に対しても階段状のがたつきは見
えない。しかしながら、前記2値マスクによって合成さ
れた画像は画素間の境界線付近で大きな濃度ジャンプが
生じるため、当該境界線に階段状のがたつきが生じてい
るように見えることがある。 前記第1の問題点に対して、前記階調マスク作成方法を
用いれば、境界線付近で徐々に濃度が変化するため、あ
る程度解消できるものと考えられる。 しかしながら、前記階調マスク作成方法においては、例
えば特公平1−31232公報に記載されるように、予
めメモリ中に記憶された濃度変換率曲線により合成を行
うため、境界線付近の階調の変化の様子が前記自然画像
はど滑かにはできず、画素間の濃度ジャンプが未だ大き
いため、前記題第2の問題点は依然として残るものとな
る。これに対し、ぼけ幅を広く取ることによって濃度ジ
ャンプを小さくしようとすると、境界線がぼや番ブて見
えてしまい、輪郭のはっきりしないぼやけた合成画像と
なってしまうという別の問題が生じる。 従って、自然画像の輪郭線付近の画素のぼけ方の性質に
近い、滑かな階調変化を有するように画像を合成し得る
技術が必要とされるが、従来、このような要請に応える
技術がなかった。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、原画像における輪郭線付近の色の変化の状態を合
成後の画像に対しても保存することができ、従って、原
画像に近い輪郭線品質ひいては、良く馴染んだ自然に近
い合成画像が得られる切抜きマスク作成方法を提供する
ことを課題とする。
本発明は、原画像データを演算処理し、電子的な切抜き
合成処理により合成画像を作成するための切抜きマスク
を作成する方法において、任意の色が背頽部に属する可
能性を示す評価関数、及び、任意の色が実体部に属する
可能性を示す評価関数を作成し、画像の切抜きを所望す
る背景部と実体部とに跨る領域を指定し、指定された領
域内の全ての画素について、前記各評価関数に該画素値
を代入し、代入により得られたそれぞれの評価関数の値
に基づき、背景部と実体部とを合成する際に用いる合成
比率を決定し、算出された合成比率の値からなる階調を
もったマスクデータを作成することにより、前記課題を
解決するものである。
合成処理により合成画像を作成するための切抜きマスク
を作成する方法において、任意の色が背頽部に属する可
能性を示す評価関数、及び、任意の色が実体部に属する
可能性を示す評価関数を作成し、画像の切抜きを所望す
る背景部と実体部とに跨る領域を指定し、指定された領
域内の全ての画素について、前記各評価関数に該画素値
を代入し、代入により得られたそれぞれの評価関数の値
に基づき、背景部と実体部とを合成する際に用いる合成
比率を決定し、算出された合成比率の値からなる階調を
もったマスクデータを作成することにより、前記課題を
解決するものである。
【作用1
本発明においては、切抜きマスク作成方法において、任
意の色が背景部に属する可能性を示す評1iilill
l数、及び任意の色が実体部に属する可能性を示す評価
関数について、画像の切抜きを所望する領域内の画素値
(例えば画素濃度)を代入し、代入により得られたそれ
ぞれの評価関数の値に基づき合成比率を決定している。 前記評価関数により、原画像の輪郭線付近に存在する背
景部と実体部との中間的な色からなる画素について、背
景色と実体色がどれほどの比率で混合されてなった色の
画素であるかをおよそ推測することができる。このため
、前記合成比率は輪郭線付近の自然な濃度変化が反映さ
れたものになる。 従って、実体部を切抜いて別の背景画像の上に載せて合
成する際に、輪郭線付近の各画素において、原画像の自
然な階−変化に従った合成比率で原画像(切抜き対象画
像)と背景画像とを混合することかできるため、原画像
における輪郭線付近の色の変化の具合を合成後の画像に
対してもほぼ保存することができる。よって、自然画像
の輪郭線付近の画素のぼけ方の性質に近い、滑らかな階
調変化の輪郭線を有した、良く馴染んだ自然に見える合
成画像を作成することができる。又、走査方向に対して
斜方向の輪郭線に階段状のがたつきが生じることがない
。 【実施例】 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例に係る切抜きマスク作成システムの構成を第
1図に示す。第1図に示すように、このシステムは、主
に、画像データ入力部10、画像データ格納メモリ12
、位置入力部14、トレーニングエリア格納メモリ16
、カッティングエリア格納メモリ18、評価関数作成部
20、評価関数格納メモリ22、マスク濃度計算手段2
4、マスクデータ格納メモリ26、及びマスクデータ出
力部28を備える。 前記画像データ入力部10は、切抜き合成する画像の画
素値、例えば画素濃度のデータ(このデータの集合を画
像データという)を入力するためのもので、例えば印刷
用カラー透過原稿を走査して、各画素におけるシアン(
C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y) 、I (Bk
)の各色濃度値からなる画像データを入力する力う−
スキャナを用いることができる。 前記画像データ格納メモリ12は、前記入力された画像
データを格納するためのものである。 前記位置入力部14は、任意の色が背景部に属する可能
性を示す評価関数、及び、任意の色が実体部に属する可
能性を示す評価関数を作成するため画像データをサンプ
リングする画像上の領域、即ちトレーニングエリアと、
切抜きを所望する対象領域、即ちカッティングエリアの
各領域を指示するためのものである。この位置入力部1
4には例えばペンレコーダ、マウス、あるいはデジタイ
ザを用いることができる。 前記トレーニングエリア格納メモリ16及びカッティン
グエアリ格納メモリ78は、それぞれ入力されたトレー
ニングエリア及びカッティングエリアの領域の位置を格
納するものである。 前記評価関数作成部2oは、前記入力されたトレーニン
グエアリの各画素値に基づき、トレーニングエアリの個
数だけ評価関数、例えば後述するマハラノビス距離など
を作成するものである。この評価関数は前記評1ifi
関数格納メモリ22に記憶される。 前記マスク濃度計算部24は、前記評価関数を用いて、
カッティングエリアの各画素についての階調マスクデー
タを作成するものである。この作成された階調マスクデ
ータは、マスクデータ格納メモリ26に格納され、格納
されたマスクデータは前記画像データの切抜きのために
必要に応じてマスクデータ出力゛部28から出力される
。 以下、実施例の作用を説明する。 この実施例に係る切抜きマスク作成システムは、第2図
に示す手順に従って階調マスクデータを作成する。 即ち、先ず画像データ入力部10から画像データを入力
して、格納メモリ12に当該画像データを格納したり、
必要に応じて図示しない表示手段に表示したりする(ス
テップ101)。 次いで、位置入力部14から入力する位置がトレーニン
グエリアのものであるか、カッティングエリアのもので
あるかの操作を選択する(ステップ102)。但し、こ
の手順の当初においては、評価関数f (γ〉を予め作
成する必要から、ステップ102に進んでトレーニング
エリアを入力することしかできない。又、−旦トレーニ
ングエリアの入力を選択しトレーニングエリアを入力し
た後は、順次カッティングエリアを選択できる。更に、
切抜き作業を進めていく過程においてトレーニングエリ
アの変更が行えるようになっている。 次いで、トレーニングエリアを入力する(ステップ10
3)。なお、このトレーニングエリア入力に際しては、
種々の方法で行うことができ、その1つの方法として、
背景部及び実体部からそれぞれ一箇所以上ずつのトレー
ニングエリアを入力する。 次いで、入力された各トレーニングエリアの画素値に基
づき、各トレーニングエリア毎に評価関数を作成する。 評価関数として、例えば次式(1)に示すマハラノビス
距離を用いることができる。 f (y)2=(x−y) −Cov−” (y−
y)・・・(1) 但し、×はトレーニングエリアのモード平均(ベクトル
)、COvをトレーニングエリアの濃度の共分散行列で
ある。又、tは〈ンーν)の転置行列を表わす。 このマハラノビスからなる評価関数f(y)は常に非負
の値を取り、評価関数f (V)の値が小さいほどそ
のトレーニングエリアの色の分布に近いことを表してい
る。 なお、ステップ103及びステップ104における別の
方法としては、背景部と実体部とに跨る一箇所以上のト
レーニングエリアを取り、得られたトレーニングエリア
を1つの領域と見做してクラスタ分けを行い、次いで、
分けられた各々のクラスタが背景部あるいは実体部のい
ずれに属するかを決定し、背景部及び実体部に属すると
決定された各々のクラスタからのマハラノビス距離を評
価関数とする方法が考えられる。いずれの方法にせよ、
結果としては背景部及び実体部についてそれぞれ1つ以
上の評価関数が作成される。 次いで、カッティングエリアの入力を行う(ステップ1
05)、。 次いで、前記評価関数を用いて、カッティングエリア内
の各画素についてマスクの濃度(階調で表わす)を算出
し、階調を有するマスクデータ(N調マスクデータ)を
作成する(ステップ106)。この階調マスクデータの
作成は例えば次ようにして行う。 カッティングエリアの各画素に対して、その画素の色(
画素値)を各評価関数に代入し、背景部に属する評価関
数の値のうちその値が最小のものを背景部からの距離X
とし、実体部に関しても同様に評価関数値のうち最小の
ものを実体部からの距離Yとする。この各距離X1Yを
用いて、当該画素のマスク濃度のパラメータθを次式(
2)により算出する。 θ−arctan(Y/X) −・・−”・<
2)一方、マスク濃度を0%マスクから100%マスク
の間で変化させる前記パラメータの最小値θmin 、
最大値θmaxを、次式(3)の関係になるように、予
め設定しておく。 Oくθmin <θalax <yr/2 − (3
)これらパラメータθヤ各設定値θ1n1θWaXから
、マスク濃度を次の(I)〜(I[l)の関係により決
定し、そのマスク濃度をマスクデータとする。 (I>もし、θ〈θ1nならばマスク濃度を0%とする
。 <II)もし、θ〉θmaxならばマスク濃度を100
%とする。 (I[[)上記(I>、(II)以外のとき(θwax
>θ〉θsin )には、次式(4)の関係からのマ
スク濃度を求める。 ((θ−θwin ) / (θmax−θ1n))X
(100%マスク) ・・・・・・・・・ (4) これら(I)〜(I[[)の関係は、第3図のように、
距離X及びYからなる平面においてパラメータθの変化
で示される。又、第3図に示すように、0%マスクは実
体部のみの色を画素の色とし、濃度が上昇するに従って
背景部の色の割合いを高くし100%マスクでは背景部
の色のみを画素の色とする。 次いで、階調マスクデータを図示しない表示手段に表示
する(ステップ107)。この表示されたマスクが、も
し不適切なものであれば、再度光のステップ102に戻
って再び処理を続行し、適切なものであれば、階調マス
クデータとして記憶する(ステップ108)。 以上のようにして適切な階調マスクデータが作成でき、
この階調マスクデータにより実体部画像と背景部面像と
を合成することにより、輪郭線が自然画像と同様によく
馴染んだ合成画像を得ることができる。 なお、ステップ106のようにカッティングエリアの全
ての画素に対してマスクの濃度を決めた後、必要に応じ
て次の処理を施すことができる。 即ち、カッティングエリアの全ての画素を順次対象とし
、各対象画素から見て一定範囲以内に100%マスクが
1画素も存在しない場合には対象画素のマスク濃度を0
%に書換える処理を施すことができる。これは、ぼけ幅
(0%、100%以外の中間調となる画素の存在する領
域幅)を一定値以内に制限する処理である。又同時に孤
立した100%マスクを誤りであると見做して除去する
処理でもある。即ち、画像によっては実体部内部に背景
部に近い色が存在することがあり、そういう色の存在す
る箇所で不必要に中間調マスクがかかったり、散在する
点状に100%マスクがかかったりする不都合が生じる
ことがある。このような場合に、上記の処理はある程度
有効に作用して、不必要なマスクを除去できる。 なお、上記処理は、ステップ106でマスク濃度を決定
した直後のみならず、ステップ108の直前で、全画素
に対して行っても有効な処理を施せる。 なお、前記実施例では、評価関数として(1)式のマハ
ラノビス距離を用いていたが、本発明の評価関数はこれ
に限定されず、他の例えば出願人が既に提案した特願平
1−340452や同2−6647中に示したユークリ
ッド距離等いずれの評価関数を用いることができる。 f発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、原画像における輪
郭線付近の色の変化の状態を合成後の画像についてもほ
ぼ保存して合成可能な切抜きマスクを得ることができ、
合成画像に原画像に近い輪郭線品質が得られる。これに
よって、合成画像が良く馴染んで自然に見えるものにな
ると共に、走査方向に対して斜めの輪郭線に階段状のが
たつきが生じることを解消できるという優れた効果が得
られる。
意の色が背景部に属する可能性を示す評1iilill
l数、及び任意の色が実体部に属する可能性を示す評価
関数について、画像の切抜きを所望する領域内の画素値
(例えば画素濃度)を代入し、代入により得られたそれ
ぞれの評価関数の値に基づき合成比率を決定している。 前記評価関数により、原画像の輪郭線付近に存在する背
景部と実体部との中間的な色からなる画素について、背
景色と実体色がどれほどの比率で混合されてなった色の
画素であるかをおよそ推測することができる。このため
、前記合成比率は輪郭線付近の自然な濃度変化が反映さ
れたものになる。 従って、実体部を切抜いて別の背景画像の上に載せて合
成する際に、輪郭線付近の各画素において、原画像の自
然な階−変化に従った合成比率で原画像(切抜き対象画
像)と背景画像とを混合することかできるため、原画像
における輪郭線付近の色の変化の具合を合成後の画像に
対してもほぼ保存することができる。よって、自然画像
の輪郭線付近の画素のぼけ方の性質に近い、滑らかな階
調変化の輪郭線を有した、良く馴染んだ自然に見える合
成画像を作成することができる。又、走査方向に対して
斜方向の輪郭線に階段状のがたつきが生じることがない
。 【実施例】 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例に係る切抜きマスク作成システムの構成を第
1図に示す。第1図に示すように、このシステムは、主
に、画像データ入力部10、画像データ格納メモリ12
、位置入力部14、トレーニングエリア格納メモリ16
、カッティングエリア格納メモリ18、評価関数作成部
20、評価関数格納メモリ22、マスク濃度計算手段2
4、マスクデータ格納メモリ26、及びマスクデータ出
力部28を備える。 前記画像データ入力部10は、切抜き合成する画像の画
素値、例えば画素濃度のデータ(このデータの集合を画
像データという)を入力するためのもので、例えば印刷
用カラー透過原稿を走査して、各画素におけるシアン(
C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y) 、I (Bk
)の各色濃度値からなる画像データを入力する力う−
スキャナを用いることができる。 前記画像データ格納メモリ12は、前記入力された画像
データを格納するためのものである。 前記位置入力部14は、任意の色が背景部に属する可能
性を示す評価関数、及び、任意の色が実体部に属する可
能性を示す評価関数を作成するため画像データをサンプ
リングする画像上の領域、即ちトレーニングエリアと、
切抜きを所望する対象領域、即ちカッティングエリアの
各領域を指示するためのものである。この位置入力部1
4には例えばペンレコーダ、マウス、あるいはデジタイ
ザを用いることができる。 前記トレーニングエリア格納メモリ16及びカッティン
グエアリ格納メモリ78は、それぞれ入力されたトレー
ニングエリア及びカッティングエリアの領域の位置を格
納するものである。 前記評価関数作成部2oは、前記入力されたトレーニン
グエアリの各画素値に基づき、トレーニングエアリの個
数だけ評価関数、例えば後述するマハラノビス距離など
を作成するものである。この評価関数は前記評1ifi
関数格納メモリ22に記憶される。 前記マスク濃度計算部24は、前記評価関数を用いて、
カッティングエリアの各画素についての階調マスクデー
タを作成するものである。この作成された階調マスクデ
ータは、マスクデータ格納メモリ26に格納され、格納
されたマスクデータは前記画像データの切抜きのために
必要に応じてマスクデータ出力゛部28から出力される
。 以下、実施例の作用を説明する。 この実施例に係る切抜きマスク作成システムは、第2図
に示す手順に従って階調マスクデータを作成する。 即ち、先ず画像データ入力部10から画像データを入力
して、格納メモリ12に当該画像データを格納したり、
必要に応じて図示しない表示手段に表示したりする(ス
テップ101)。 次いで、位置入力部14から入力する位置がトレーニン
グエリアのものであるか、カッティングエリアのもので
あるかの操作を選択する(ステップ102)。但し、こ
の手順の当初においては、評価関数f (γ〉を予め作
成する必要から、ステップ102に進んでトレーニング
エリアを入力することしかできない。又、−旦トレーニ
ングエリアの入力を選択しトレーニングエリアを入力し
た後は、順次カッティングエリアを選択できる。更に、
切抜き作業を進めていく過程においてトレーニングエリ
アの変更が行えるようになっている。 次いで、トレーニングエリアを入力する(ステップ10
3)。なお、このトレーニングエリア入力に際しては、
種々の方法で行うことができ、その1つの方法として、
背景部及び実体部からそれぞれ一箇所以上ずつのトレー
ニングエリアを入力する。 次いで、入力された各トレーニングエリアの画素値に基
づき、各トレーニングエリア毎に評価関数を作成する。 評価関数として、例えば次式(1)に示すマハラノビス
距離を用いることができる。 f (y)2=(x−y) −Cov−” (y−
y)・・・(1) 但し、×はトレーニングエリアのモード平均(ベクトル
)、COvをトレーニングエリアの濃度の共分散行列で
ある。又、tは〈ンーν)の転置行列を表わす。 このマハラノビスからなる評価関数f(y)は常に非負
の値を取り、評価関数f (V)の値が小さいほどそ
のトレーニングエリアの色の分布に近いことを表してい
る。 なお、ステップ103及びステップ104における別の
方法としては、背景部と実体部とに跨る一箇所以上のト
レーニングエリアを取り、得られたトレーニングエリア
を1つの領域と見做してクラスタ分けを行い、次いで、
分けられた各々のクラスタが背景部あるいは実体部のい
ずれに属するかを決定し、背景部及び実体部に属すると
決定された各々のクラスタからのマハラノビス距離を評
価関数とする方法が考えられる。いずれの方法にせよ、
結果としては背景部及び実体部についてそれぞれ1つ以
上の評価関数が作成される。 次いで、カッティングエリアの入力を行う(ステップ1
05)、。 次いで、前記評価関数を用いて、カッティングエリア内
の各画素についてマスクの濃度(階調で表わす)を算出
し、階調を有するマスクデータ(N調マスクデータ)を
作成する(ステップ106)。この階調マスクデータの
作成は例えば次ようにして行う。 カッティングエリアの各画素に対して、その画素の色(
画素値)を各評価関数に代入し、背景部に属する評価関
数の値のうちその値が最小のものを背景部からの距離X
とし、実体部に関しても同様に評価関数値のうち最小の
ものを実体部からの距離Yとする。この各距離X1Yを
用いて、当該画素のマスク濃度のパラメータθを次式(
2)により算出する。 θ−arctan(Y/X) −・・−”・<
2)一方、マスク濃度を0%マスクから100%マスク
の間で変化させる前記パラメータの最小値θmin 、
最大値θmaxを、次式(3)の関係になるように、予
め設定しておく。 Oくθmin <θalax <yr/2 − (3
)これらパラメータθヤ各設定値θ1n1θWaXから
、マスク濃度を次の(I)〜(I[l)の関係により決
定し、そのマスク濃度をマスクデータとする。 (I>もし、θ〈θ1nならばマスク濃度を0%とする
。 <II)もし、θ〉θmaxならばマスク濃度を100
%とする。 (I[[)上記(I>、(II)以外のとき(θwax
>θ〉θsin )には、次式(4)の関係からのマ
スク濃度を求める。 ((θ−θwin ) / (θmax−θ1n))X
(100%マスク) ・・・・・・・・・ (4) これら(I)〜(I[[)の関係は、第3図のように、
距離X及びYからなる平面においてパラメータθの変化
で示される。又、第3図に示すように、0%マスクは実
体部のみの色を画素の色とし、濃度が上昇するに従って
背景部の色の割合いを高くし100%マスクでは背景部
の色のみを画素の色とする。 次いで、階調マスクデータを図示しない表示手段に表示
する(ステップ107)。この表示されたマスクが、も
し不適切なものであれば、再度光のステップ102に戻
って再び処理を続行し、適切なものであれば、階調マス
クデータとして記憶する(ステップ108)。 以上のようにして適切な階調マスクデータが作成でき、
この階調マスクデータにより実体部画像と背景部面像と
を合成することにより、輪郭線が自然画像と同様によく
馴染んだ合成画像を得ることができる。 なお、ステップ106のようにカッティングエリアの全
ての画素に対してマスクの濃度を決めた後、必要に応じ
て次の処理を施すことができる。 即ち、カッティングエリアの全ての画素を順次対象とし
、各対象画素から見て一定範囲以内に100%マスクが
1画素も存在しない場合には対象画素のマスク濃度を0
%に書換える処理を施すことができる。これは、ぼけ幅
(0%、100%以外の中間調となる画素の存在する領
域幅)を一定値以内に制限する処理である。又同時に孤
立した100%マスクを誤りであると見做して除去する
処理でもある。即ち、画像によっては実体部内部に背景
部に近い色が存在することがあり、そういう色の存在す
る箇所で不必要に中間調マスクがかかったり、散在する
点状に100%マスクがかかったりする不都合が生じる
ことがある。このような場合に、上記の処理はある程度
有効に作用して、不必要なマスクを除去できる。 なお、上記処理は、ステップ106でマスク濃度を決定
した直後のみならず、ステップ108の直前で、全画素
に対して行っても有効な処理を施せる。 なお、前記実施例では、評価関数として(1)式のマハ
ラノビス距離を用いていたが、本発明の評価関数はこれ
に限定されず、他の例えば出願人が既に提案した特願平
1−340452や同2−6647中に示したユークリ
ッド距離等いずれの評価関数を用いることができる。 f発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、原画像における輪
郭線付近の色の変化の状態を合成後の画像についてもほ
ぼ保存して合成可能な切抜きマスクを得ることができ、
合成画像に原画像に近い輪郭線品質が得られる。これに
よって、合成画像が良く馴染んで自然に見えるものにな
ると共に、走査方向に対して斜めの輪郭線に階段状のが
たつきが生じることを解消できるという優れた効果が得
られる。
第1図は、本発明の実施例に係る切抜きマスク作成シス
テムの概念的な構成を示すブロック図、第2図は、前記
実施例の作用を説明するための、マスクデータ作成手順
を示す流れ図、 第3図は、背景部及び実体部からの距離に基づいてマス
ク濃度を決定する手法を説明するための線図である。 10・・・画像データ入力部、 12・・・画像データ格納部、 14・・・位置入力部、 16・・・トレーニングエリア格納メモリ、18・・・
カッティングエリア格納メモリ、20・・・評価関数の
作成部、 22・・・評価関数の格納メモリ、 24・・・マスク濃度計算部、 26・・・マスクデータ格納メモリ、 28・・・マスクデータ出力部。
テムの概念的な構成を示すブロック図、第2図は、前記
実施例の作用を説明するための、マスクデータ作成手順
を示す流れ図、 第3図は、背景部及び実体部からの距離に基づいてマス
ク濃度を決定する手法を説明するための線図である。 10・・・画像データ入力部、 12・・・画像データ格納部、 14・・・位置入力部、 16・・・トレーニングエリア格納メモリ、18・・・
カッティングエリア格納メモリ、20・・・評価関数の
作成部、 22・・・評価関数の格納メモリ、 24・・・マスク濃度計算部、 26・・・マスクデータ格納メモリ、 28・・・マスクデータ出力部。
Claims (1)
- (1)原画像データを演算処理し、電子的な切抜き合成
処理により合成画像を作成するための切抜きマスクを作
成する方法において、 任意の色が背景部に属する可能性を示す評価関数、及び
、任意の色が実体部に属する可能性を示す評価関数を作
成し、 画像の切抜きを所望する背景部と実体部とにまたがる領
域を指定し、 指定された領域内の全ての画素について、前記各評価関
数に該画素値を代入し、代入により得られたそれぞれの
評価関数の値に基づき、背景部と実体部とを合成する際
に用いる合成比率を決定し、算出された合成比率の値か
らなる階調をもったマスクデータを作成することを特徴
とする切抜きマスク作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2176984A JPH0468763A (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 切抜きマスク作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2176984A JPH0468763A (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 切抜きマスク作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0468763A true JPH0468763A (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=16023149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2176984A Pending JPH0468763A (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 切抜きマスク作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0468763A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6298155B1 (en) | 1997-07-31 | 2001-10-02 | Sony Corporation | Apparatus and method for generating time-series data, apparatus and method for editing curves and recording medium having program recorded thereon |
| US6621924B1 (en) | 1999-02-26 | 2003-09-16 | Sony Corporation | Contour extraction apparatus, a method thereof, and a program recording medium |
-
1990
- 1990-07-04 JP JP2176984A patent/JPH0468763A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6298155B1 (en) | 1997-07-31 | 2001-10-02 | Sony Corporation | Apparatus and method for generating time-series data, apparatus and method for editing curves and recording medium having program recorded thereon |
| US6621924B1 (en) | 1999-02-26 | 2003-09-16 | Sony Corporation | Contour extraction apparatus, a method thereof, and a program recording medium |
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