JPH046894Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH046894Y2 JPH046894Y2 JP16752685U JP16752685U JPH046894Y2 JP H046894 Y2 JPH046894 Y2 JP H046894Y2 JP 16752685 U JP16752685 U JP 16752685U JP 16752685 U JP16752685 U JP 16752685U JP H046894 Y2 JPH046894 Y2 JP H046894Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- cushioning material
- shrinkable
- film
- convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、熱収縮性を有する緩衝材料に関す
る。
る。
[従来の技術およびその問題点]
熱収縮性緩衝材料としては、従来より樹脂発泡
シートが知られている。それらは主に包装材料と
して使用されてきた。しかし、樹脂発泡シートは
収縮応力が小さく、緩衝性能も充分ではなかつ
た。そのため、緊密な包装はできず、外部からの
衝撃あるいは被包装物同士の衝突などにより、被
包装物が損傷することがあつた。また、樹脂発泡
シートは不透明であり、外部から内容物の確認が
できなかつた。
シートが知られている。それらは主に包装材料と
して使用されてきた。しかし、樹脂発泡シートは
収縮応力が小さく、緩衝性能も充分ではなかつ
た。そのため、緊密な包装はできず、外部からの
衝撃あるいは被包装物同士の衝突などにより、被
包装物が損傷することがあつた。また、樹脂発泡
シートは不透明であり、外部から内容物の確認が
できなかつた。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、物品を緊密に包装し、衝撃から保護
することができる熱収縮性緩衝材料に関する。
することができる熱収縮性緩衝材料に関する。
すなわち、本考案は、少なくとも一方向に延伸
され、10〜90%の熱収縮率を有する、多数の独立
した空気室を形成する凸状突起が設けられた熱収
縮性緩衝材料に関する。
され、10〜90%の熱収縮率を有する、多数の独立
した空気室を形成する凸状突起が設けられた熱収
縮性緩衝材料に関する。
本考案の熱収縮性緩衝材料は、多数の独立した
空気室を形成する凸状突起を有しているため、優
れた緩衝性を有すると共に、熱収縮により物品を
緊密に包装できる。さらに、透明な熱収縮性緩衝
材料であれば、外部からの内容物の確認ができ便
利である。
空気室を形成する凸状突起を有しているため、優
れた緩衝性を有すると共に、熱収縮により物品を
緊密に包装できる。さらに、透明な熱収縮性緩衝
材料であれば、外部からの内容物の確認ができ便
利である。
また、本考案の熱収縮性緩衝材料は、架橋によ
りその耐熱性を向上させることができる。架橋は
α−線、γ−線、紫外線、電子線などを照射する
方法あるいは過酸化物などを添加して加熱、加圧
する方法などにより達成される。
りその耐熱性を向上させることができる。架橋は
α−線、γ−線、紫外線、電子線などを照射する
方法あるいは過酸化物などを添加して加熱、加圧
する方法などにより達成される。
次に、本考案を図示に示す一実施例に従つて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図において、1は本考案の熱収縮性緩衝材
料、2は空気室、3は凸状突起である。
料、2は空気室、3は凸状突起である。
熱収縮性緩衝材料1を形成する原料としてはポ
リオレフインが好適である。ポリオレフインとし
ては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アク
リレート共重合体などが挙げられる。低密度ポリ
エチレンおよび線状低密度ポリエチレンが、成形
性、耐熱性、耐候性、耐薬品性、機械特性などが
優れていて特に好ましい。
リオレフインが好適である。ポリオレフインとし
ては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アク
リレート共重合体などが挙げられる。低密度ポリ
エチレンおよび線状低密度ポリエチレンが、成形
性、耐熱性、耐候性、耐薬品性、機械特性などが
優れていて特に好ましい。
熱収縮性緩衝材料1を形成するポリオレフイン
フイルムの厚みは、30〜200μ、特に50〜150μで
あるものが好ましい。厚みが30μ未満の場合は、
長期にわたる充分な緩衝性が維持されない。厚み
が200μを超える場合は、フイルムの剛性が大き
くなり、フイルムから緩衝シートへの成形性が不
良となる。
フイルムの厚みは、30〜200μ、特に50〜150μで
あるものが好ましい。厚みが30μ未満の場合は、
長期にわたる充分な緩衝性が維持されない。厚み
が200μを超える場合は、フイルムの剛性が大き
くなり、フイルムから緩衝シートへの成形性が不
良となる。
熱収縮性緩衝材料1の熱収縮率は、10〜90%、
特に20〜80%であるものが好ましい。熱収縮率が
10%未満の場合は、充分な収縮応力が発生せず、
特に被包装物が複雑な形状である場合は、緊密な
包装ができない。熱収縮率が90%を超える場合
は、過大な収縮応力のため、包装過程あるいは包
装後に熱収縮性緩衝材料1が破損する恐れがあ
る。
特に20〜80%であるものが好ましい。熱収縮率が
10%未満の場合は、充分な収縮応力が発生せず、
特に被包装物が複雑な形状である場合は、緊密な
包装ができない。熱収縮率が90%を超える場合
は、過大な収縮応力のため、包装過程あるいは包
装後に熱収縮性緩衝材料1が破損する恐れがあ
る。
上記の熱収縮率とは、試料を恒温槽中のタルク
バス上で15分間、150℃の温度で静置、加熱し、
加熱前の熱収縮方向の試料長さ(Amm)から加熱
後の熱収縮方向の試料長さ(Bmm)を引いた値
を、加熱前の試料長さ(Amm)で割つて得られた
値を100倍した値である。
バス上で15分間、150℃の温度で静置、加熱し、
加熱前の熱収縮方向の試料長さ(Amm)から加熱
後の熱収縮方向の試料長さ(Bmm)を引いた値
を、加熱前の試料長さ(Amm)で割つて得られた
値を100倍した値である。
熱収縮率=A−B/A×100(%)
熱収縮性は延伸により付与される。延伸の温度
はポリオレフインの結晶が一部融解し始める温度
より10〜120℃高い範囲が好ましい。例えば、低
密度ポリエチレンの場合は60〜240℃の範囲であ
る。
はポリオレフインの結晶が一部融解し始める温度
より10〜120℃高い範囲が好ましい。例えば、低
密度ポリエチレンの場合は60〜240℃の範囲であ
る。
熱収縮性緩衝材料1は架橋されていてもよく、
未架橋であつてもよいが、この材料1を延伸およ
び熱収縮させる際の強度の面で、架橋されている
ことが好ましい。
未架橋であつてもよいが、この材料1を延伸およ
び熱収縮させる際の強度の面で、架橋されている
ことが好ましい。
熱収縮性緩衝材料1の架橋の程度は、ゲル分率
で表して10〜80%、特に20〜70%であるものが好
ましい。ゲル分率が10%未満の場合は、充分な耐
熱性が得られず、延伸および熱収縮の際に熱収縮
性緩衝材料1が破損する恐れがある。ゲル分率が
80%を超える場合は、フイルムの透明性および外
観が著しく損なわれる。
で表して10〜80%、特に20〜70%であるものが好
ましい。ゲル分率が10%未満の場合は、充分な耐
熱性が得られず、延伸および熱収縮の際に熱収縮
性緩衝材料1が破損する恐れがある。ゲル分率が
80%を超える場合は、フイルムの透明性および外
観が著しく損なわれる。
上記のゲル分率とは、試料をキシレン中に入れ
て、約10時間、120℃の温度で還流しながら溶解
させ、キシレンに溶解しなかつた試料の重量
(Cg)を、使用した全試料の重量(Dg)で割つ
て得られた値を100倍した値である。
て、約10時間、120℃の温度で還流しながら溶解
させ、キシレンに溶解しなかつた試料の重量
(Cg)を、使用した全試料の重量(Dg)で割つ
て得られた値を100倍した値である。
ゲル分率=(C/D)×100(%)
架橋は形成された緩衝シートについて実施して
もよいし、緩衝シートを形成するポリオレフイン
フイルムを予め架橋しておいてもよい。
もよいし、緩衝シートを形成するポリオレフイン
フイルムを予め架橋しておいてもよい。
熱収縮性緩衝材料1の凸状突起3は、角柱状、
円柱状、楕円柱状、半球状、またはそれらを組み
合わせた形状のものであればよい。また、凸状突
起3は、その高さが1〜20mm、好ましくは2〜18
mmであつて、底面積が0.1〜15cm2、好ましくは0.2
〜10cm2である円柱状、半球状などのものが好適で
ある。凸状突起3同士の間隔は、0.5〜20mm、特
に0.7〜15mmとなるように全面に配置されている
ものが好ましい。
円柱状、楕円柱状、半球状、またはそれらを組み
合わせた形状のものであればよい。また、凸状突
起3は、その高さが1〜20mm、好ましくは2〜18
mmであつて、底面積が0.1〜15cm2、好ましくは0.2
〜10cm2である円柱状、半球状などのものが好適で
ある。凸状突起3同士の間隔は、0.5〜20mm、特
に0.7〜15mmとなるように全面に配置されている
ものが好ましい。
次に、本考案の熱収縮性緩衝材料1を製造する
方法の一例を述べる。
方法の一例を述べる。
押出成形により厚さ30〜200μのポリオレフイ
ンフイルムを成形する。成形した一枚目のフイル
ムを、周面に多数の凹部を有する加熱されたカレ
ンダーロールに巻き掛けて、凸状突起を全面に多
数有するフイルム(エンボスフイルム)を形成す
る。さらに、上記凸状突起を有するエンボスフイ
ルムの上に、二枚目のフイルムを加熱状態で巻き
掛け、カレンダーロール上で、それらフイルムを
熱融着して、独立した空気室を形成している凸状
突起を全面に多数有する緩衝シートを形成する。
この緩衝シートに電子線を照射して架橋する。次
いで、横一軸テンター延伸装置などにより、ポリ
オレフインフイルムの軟化点近傍の温度で延伸し
て、熱収縮性を付与する。
ンフイルムを成形する。成形した一枚目のフイル
ムを、周面に多数の凹部を有する加熱されたカレ
ンダーロールに巻き掛けて、凸状突起を全面に多
数有するフイルム(エンボスフイルム)を形成す
る。さらに、上記凸状突起を有するエンボスフイ
ルムの上に、二枚目のフイルムを加熱状態で巻き
掛け、カレンダーロール上で、それらフイルムを
熱融着して、独立した空気室を形成している凸状
突起を全面に多数有する緩衝シートを形成する。
この緩衝シートに電子線を照射して架橋する。次
いで、横一軸テンター延伸装置などにより、ポリ
オレフインフイルムの軟化点近傍の温度で延伸し
て、熱収縮性を付与する。
製造例
メルトインデツクス1g/10分、密度0.920g/cm3
の低密度ポリエチレンを使用して、T−ダイ成形
により、成形温度180℃で厚さ100μのフイルムを
成形した。一枚目のフイルムを、200℃に設定さ
れた、周面に多数の突起を有するカレンダーロー
ルに巻き掛けて、凸状突起を全面に有するエンボ
スフイルムを形成した。凸状突起は円柱状であ
り、高さ4mm、底面積が0.8cm2、凸状突起同士の
間隔が1mmであつた。このエンボスフイルム上に
二枚目のフイルムを巻き掛け、それら二枚のフイ
ルムを熱融着し、独立した空気室を形成している
凸状突起を全面に有する緩衝シートを製造した。
この緩衝シートに、電子線照射装置(日新ハイボ
ルテージ(株)製、出力750KV)を用いて、16Mrad
の吸収線量になるように電子線を照射して架橋し
た。その結果ゲル分率は50%であつた。この架橋
緩衝シートを、横一軸テンター延伸装置を用い
て、槽内温度110℃で4倍に延伸した。その結果
熱収縮率は75%であつた。
の低密度ポリエチレンを使用して、T−ダイ成形
により、成形温度180℃で厚さ100μのフイルムを
成形した。一枚目のフイルムを、200℃に設定さ
れた、周面に多数の突起を有するカレンダーロー
ルに巻き掛けて、凸状突起を全面に有するエンボ
スフイルムを形成した。凸状突起は円柱状であ
り、高さ4mm、底面積が0.8cm2、凸状突起同士の
間隔が1mmであつた。このエンボスフイルム上に
二枚目のフイルムを巻き掛け、それら二枚のフイ
ルムを熱融着し、独立した空気室を形成している
凸状突起を全面に有する緩衝シートを製造した。
この緩衝シートに、電子線照射装置(日新ハイボ
ルテージ(株)製、出力750KV)を用いて、16Mrad
の吸収線量になるように電子線を照射して架橋し
た。その結果ゲル分率は50%であつた。この架橋
緩衝シートを、横一軸テンター延伸装置を用い
て、槽内温度110℃で4倍に延伸した。その結果
熱収縮率は75%であつた。
上記のようにして製造した熱収縮製緩衝シート
2枚を、凸状突起が内側になるように重ねて、両
端をヒートシールし円筒状とした。この円筒シー
トの中に、10×30cmの寸法の角型の陶器の皿10枚
を重ねたものを挿入し、150℃の収縮トンネルを
通して緊密に包装した。
2枚を、凸状突起が内側になるように重ねて、両
端をヒートシールし円筒状とした。この円筒シー
トの中に、10×30cmの寸法の角型の陶器の皿10枚
を重ねたものを挿入し、150℃の収縮トンネルを
通して緊密に包装した。
この包装体6個をダンボール箱に、横2列、縦
3列に梱包した後、東京−大阪間をトラツク輸送
した。その結果、皿のずれあるいは損傷はまった
くみられなかつた。
3列に梱包した後、東京−大阪間をトラツク輸送
した。その結果、皿のずれあるいは損傷はまった
くみられなかつた。
[考案の効果]
本考案の熱収縮性緩衝材料は、独立した空気室
により優れた緩衝性を有する。また、熱収縮によ
り被包装物を極めて緊密に包装することができ
る。
により優れた緩衝性を有する。また、熱収縮によ
り被包装物を極めて緊密に包装することができ
る。
第1図は、本考案の熱収縮性緩衝材料の断面図
である。 1……熱収縮性緩衝材料、2……空気室、3…
…凸状突起。
である。 1……熱収縮性緩衝材料、2……空気室、3…
…凸状突起。
Claims (1)
- 少なくとも一方向に延伸され、10〜90%の熱収
縮率を有する、多数の独立した空気室を形成する
凸状突起が設けられた熱収縮性緩衝材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16752685U JPH046894Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16752685U JPH046894Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6275926U JPS6275926U (ja) | 1987-05-15 |
| JPH046894Y2 true JPH046894Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=31099535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16752685U Expired JPH046894Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH046894Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP16752685U patent/JPH046894Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6275926U (ja) | 1987-05-15 |
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