JPH0468951B2 - - Google Patents
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- JPH0468951B2 JPH0468951B2 JP62083630A JP8363087A JPH0468951B2 JP H0468951 B2 JPH0468951 B2 JP H0468951B2 JP 62083630 A JP62083630 A JP 62083630A JP 8363087 A JP8363087 A JP 8363087A JP H0468951 B2 JPH0468951 B2 JP H0468951B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、血液透析における降水量の制御操作
において、その単位降水量を決定する限外濾過圧
値の自動制御装置に関する。
において、その単位降水量を決定する限外濾過圧
値の自動制御装置に関する。
(従来技術)
人工腎臓装置(透析装置)を用いて行う血液透
析は、人体が腎不全に陥つた際に、腎臓に代わり
体内の老廃物を排除し、または必要なものを取り
入れて血液の浄化を行うために広く行われてい
る。腎臓の主な機能は尿を作ることであるが、こ
の尿の大部分は水分であり、したがつて血液透析
においては血液の中から水分を抜きとること、い
わゆる除水を行うことが重要な課題となる。体内
の水は細胞内、細胞間、血管の順に経由して血液
内に移行するが、この移行速度に見合つた速度の
除水を行う必要がある。
析は、人体が腎不全に陥つた際に、腎臓に代わり
体内の老廃物を排除し、または必要なものを取り
入れて血液の浄化を行うために広く行われてい
る。腎臓の主な機能は尿を作ることであるが、こ
の尿の大部分は水分であり、したがつて血液透析
においては血液の中から水分を抜きとること、い
わゆる除水を行うことが重要な課題となる。体内
の水は細胞内、細胞間、血管の順に経由して血液
内に移行するが、この移行速度に見合つた速度の
除水を行う必要がある。
ところで最近において、透析器に使用する透析
膜が改良され、膜厚が非常に薄くなり、同時に膜
面の濾過細孔が大きくなり、中〜大分子量の老廃
物の除去効率が向上してきた。これによつて限外
濾過係数(UFR)も大きく向上したため、透析
中の除水速度が速まりすぎて患者が血圧低下をお
こすことがある。この場合の処置として、または
通常時の一時停止の操作として、除水を停止する
ために、陽圧法においては、血液回路における絞
り器の絞りを解除する。
膜が改良され、膜厚が非常に薄くなり、同時に膜
面の濾過細孔が大きくなり、中〜大分子量の老廃
物の除去効率が向上してきた。これによつて限外
濾過係数(UFR)も大きく向上したため、透析
中の除水速度が速まりすぎて患者が血圧低下をお
こすことがある。この場合の処置として、または
通常時の一時停止の操作として、除水を停止する
ために、陽圧法においては、血液回路における絞
り器の絞りを解除する。
さて、透析器から出た血液は患者の静脈血管へ
戻るが、患者の多くは、血管のシヤントの作り替
えや長期間にわたるカニユーレの穿刺による変
形、原疾患による病変等の要因が複雑にからみ、
血管内腔に様々な問題をかかえており、このため
静脈血管抵抗が大きくなり、透析された血液が静
脈血管に戻る際に返血量に比例した抵抗力(一般
に自然静脈圧と言う)が該静脈血管に発生するこ
ととなつている。このため、上述のように除水を
停止する操作を行つた場合であつても、この自然
静脈圧が残留圧力として透析器に加わり、現実に
は相当量の除水が行われる。例えば、150〜200
ml/分の血液量(通常透析時の体外循環血液量)
では患者により30〜120mmHg、まれには200mmHg
以上の自然静脈圧が発生し、実効UFRが4ml/
mmHg/hrの透析器を使用する場合では、120〜
480ml/hrの体液が過度に除水されている。
戻るが、患者の多くは、血管のシヤントの作り替
えや長期間にわたるカニユーレの穿刺による変
形、原疾患による病変等の要因が複雑にからみ、
血管内腔に様々な問題をかかえており、このため
静脈血管抵抗が大きくなり、透析された血液が静
脈血管に戻る際に返血量に比例した抵抗力(一般
に自然静脈圧と言う)が該静脈血管に発生するこ
ととなつている。このため、上述のように除水を
停止する操作を行つた場合であつても、この自然
静脈圧が残留圧力として透析器に加わり、現実に
は相当量の除水が行われる。例えば、150〜200
ml/分の血液量(通常透析時の体外循環血液量)
では患者により30〜120mmHg、まれには200mmHg
以上の自然静脈圧が発生し、実効UFRが4ml/
mmHg/hrの透析器を使用する場合では、120〜
480ml/hrの体液が過度に除水されている。
このように従来においては、除水停止操作中で
あつても相当量の除水が進行しているため、看護
者は除水停止中の除水量に見合つた補液を患者に
補給しなければならず頻回な血圧測定に忙殺され
る等、この作業に非常に多くの労力を要してお
り、しかもこの作業はほとんど経験とカンに頼つ
ている状態であつて透析中の患者の安全性にも問
題を残しているのが現状である。
あつても相当量の除水が進行しているため、看護
者は除水停止中の除水量に見合つた補液を患者に
補給しなければならず頻回な血圧測定に忙殺され
る等、この作業に非常に多くの労力を要してお
り、しかもこの作業はほとんど経験とカンに頼つ
ている状態であつて透析中の患者の安全性にも問
題を残しているのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点)
上述のように除水を停止する操作を行つた場合
においても、なお相当量の除水が行われる静脈血
管に自然静脈圧が発生しているからであり、した
がつて本発明は、自然静脈圧を測定し、この自然
静脈圧を基準として、血液回路側の加圧値と透析
液側の加圧値を、フイードバツク制御することに
よつて所望の限外濾過圧値を得るようにし、これ
によつて除水停止及び除水速度の制御を自動的に
行うことを可能にすることを目的としている。
においても、なお相当量の除水が行われる静脈血
管に自然静脈圧が発生しているからであり、した
がつて本発明は、自然静脈圧を測定し、この自然
静脈圧を基準として、血液回路側の加圧値と透析
液側の加圧値を、フイードバツク制御することに
よつて所望の限外濾過圧値を得るようにし、これ
によつて除水停止及び除水速度の制御を自動的に
行うことを可能にすることを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために本発明は、血液回
路9における透析器3の下流側の圧力を設定する
加圧装置10と、該加圧装置10より更に下流側
の血液回路9において該血液回路9に伝播される
自然静脈圧値を検知する自然静脈圧検知装置19
と、透析液回路7における透析器3の下流側の圧
力を設定する加圧装置8と、限外濾過圧値を予め
設定する限外濾過圧値設定手段28と、上記検知
装置19と上記両加圧装置10,8とのそれぞれ
の圧力値を読み取つて上記限外濾過圧設定手段2
8によつて設定された設定限外濾過圧値になるよ
う上記検知装置19と上記両加圧装置10,8と
を自動制御する自動制御手段27と、からなるも
のである。
路9における透析器3の下流側の圧力を設定する
加圧装置10と、該加圧装置10より更に下流側
の血液回路9において該血液回路9に伝播される
自然静脈圧値を検知する自然静脈圧検知装置19
と、透析液回路7における透析器3の下流側の圧
力を設定する加圧装置8と、限外濾過圧値を予め
設定する限外濾過圧値設定手段28と、上記検知
装置19と上記両加圧装置10,8とのそれぞれ
の圧力値を読み取つて上記限外濾過圧設定手段2
8によつて設定された設定限外濾過圧値になるよ
う上記検知装置19と上記両加圧装置10,8と
を自動制御する自動制御手段27と、からなるも
のである。
また、その実施態様としては、血液回路9にお
ける透析器3の下流側の加圧値、上記自然静脈圧
値、透析液回路7における透析器3の下流側の加
圧値、これらの圧力値を比較演算して算出される
限外濾過圧値及び設定限外濾過圧値をそれぞれ表
示するための表示部29を設けてなる構成からな
るものである。
ける透析器3の下流側の加圧値、上記自然静脈圧
値、透析液回路7における透析器3の下流側の加
圧値、これらの圧力値を比較演算して算出される
限外濾過圧値及び設定限外濾過圧値をそれぞれ表
示するための表示部29を設けてなる構成からな
るものである。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は、透析装置の陽圧法における実施例を
示している。同図において、1a,1bはカニユ
ーレ、2は血液ポンプ、3は透析器、4はチユー
ブであつて、人体Aに穿刺されたカニユーレ1a
から流出する血液は、チユーブ4aを通りチユー
ブ4bから透析器3内に送り込まれ、チユーブ4
cから流出する。透析器3には、透析液の吸入路
5及び排出路6が接続されている。給入路5には
ポンプPが設けられ、排出路6、即ち透析液回路
7における透析器3の下流側には後述の加圧装置
8が設けられている。したがつて透析液はポンプ
Pによつて給入路5より透析器3に送り込まれ、
透析器3内の透析液は排出路6から加圧装置8を
経由して矢印で示すように排液槽等に排出される
ようになつている。一方透析器3に流入され透析
された血液はチユーブ4cから流出するが、この
チユーブ4c、即ち血液回路9における透析器3
の下流側にも加圧装置10が設けられ、血液はこ
の加圧装置10を経由してチユーブ4dを通りカ
ニユーレ1bにより人体Aに返血されるようにな
つている。
示している。同図において、1a,1bはカニユ
ーレ、2は血液ポンプ、3は透析器、4はチユー
ブであつて、人体Aに穿刺されたカニユーレ1a
から流出する血液は、チユーブ4aを通りチユー
ブ4bから透析器3内に送り込まれ、チユーブ4
cから流出する。透析器3には、透析液の吸入路
5及び排出路6が接続されている。給入路5には
ポンプPが設けられ、排出路6、即ち透析液回路
7における透析器3の下流側には後述の加圧装置
8が設けられている。したがつて透析液はポンプ
Pによつて給入路5より透析器3に送り込まれ、
透析器3内の透析液は排出路6から加圧装置8を
経由して矢印で示すように排液槽等に排出される
ようになつている。一方透析器3に流入され透析
された血液はチユーブ4cから流出するが、この
チユーブ4c、即ち血液回路9における透析器3
の下流側にも加圧装置10が設けられ、血液はこ
の加圧装置10を経由してチユーブ4dを通りカ
ニユーレ1bにより人体Aに返血されるようにな
つている。
この発明に用いられる加圧装置8または10と
しては、第2図a,bに示される構造のものが好
ましい。即ちこの加圧装置8,10は、密閉され
た容器11内がダイヤフラム11aにより透析液
や血液が流通する液室aと圧力空気が流入出する
空気室bとの2室に分割されたもので、容器11
には液室aに連通する流入口12a及び流出口1
2b、空気室bに連通する1個の接続口13が設
けられている。容器11は平板状の容器部材11
bと曲形状の容器部材11cより成り、容器部材
11b,11cの各つば部の間に外周が同一形状
のダイヤフラム11aを挟み、これらを互に接着
して密着させてあつて、ダイヤフラム11aは自
由状態でほぼ平板状容器部材11bの内面に沿う
ようになつている。容器部材11b,11cは、
塩化ビニル、ポリカーボネート、又はシリコンゴ
ム等の高分子材料が用いられ比較的硬質性のもの
で一体成型されている。ダイヤフラム11aは適
当な弾力性を有するもので、溶着を容易に行うた
めに容器部材11b,11cと同一の材料を用い
てある。容器部材11b,11c及びダイヤフラ
ム11aを透明にしておくと、内部状態が監視で
きて都合が良い。
しては、第2図a,bに示される構造のものが好
ましい。即ちこの加圧装置8,10は、密閉され
た容器11内がダイヤフラム11aにより透析液
や血液が流通する液室aと圧力空気が流入出する
空気室bとの2室に分割されたもので、容器11
には液室aに連通する流入口12a及び流出口1
2b、空気室bに連通する1個の接続口13が設
けられている。容器11は平板状の容器部材11
bと曲形状の容器部材11cより成り、容器部材
11b,11cの各つば部の間に外周が同一形状
のダイヤフラム11aを挟み、これらを互に接着
して密着させてあつて、ダイヤフラム11aは自
由状態でほぼ平板状容器部材11bの内面に沿う
ようになつている。容器部材11b,11cは、
塩化ビニル、ポリカーボネート、又はシリコンゴ
ム等の高分子材料が用いられ比較的硬質性のもの
で一体成型されている。ダイヤフラム11aは適
当な弾力性を有するもので、溶着を容易に行うた
めに容器部材11b,11cと同一の材料を用い
てある。容器部材11b,11c及びダイヤフラ
ム11aを透明にしておくと、内部状態が監視で
きて都合が良い。
第1図をも参照して、容器11の空気室bに連
通する接続口13はチユーブ14によつて空気ポ
ンプ15,16に接続されると共に、チユーブ1
4の途中に透析液回路側の加圧値及び血液回路側
の加圧値とをそれぞれ計測する圧力計17,18
が設けられている。
通する接続口13はチユーブ14によつて空気ポ
ンプ15,16に接続されると共に、チユーブ1
4の途中に透析液回路側の加圧値及び血液回路側
の加圧値とをそれぞれ計測する圧力計17,18
が設けられている。
そして空気ポンプ15によつて加圧装置8の空
気室b内を加圧してダイヤフラム11aの変形量
を調節し、そしてこの調節圧に応じて圧力計17
の測定針が移動し、調節された圧力を圧力計17
から読み取ることができるようになつている。な
お空気ポンプ15,16は、注射器から針を取り
外したものを使用するが、勿論これに限定される
ことはなく、ロータリポンプ等周知のポンプでよ
い。また圧力計17,18は、上述の説明から明
らかなように空気圧によつて作動する例えばブル
ドン管、ベローあるいはダイヤフラム圧力計など
を用いられると共に、これらの圧力値を歪ゲージ
または半導体等により電気信号に変換した検知信
号として出力するものである。
気室b内を加圧してダイヤフラム11aの変形量
を調節し、そしてこの調節圧に応じて圧力計17
の測定針が移動し、調節された圧力を圧力計17
から読み取ることができるようになつている。な
お空気ポンプ15,16は、注射器から針を取り
外したものを使用するが、勿論これに限定される
ことはなく、ロータリポンプ等周知のポンプでよ
い。また圧力計17,18は、上述の説明から明
らかなように空気圧によつて作動する例えばブル
ドン管、ベローあるいはダイヤフラム圧力計など
を用いられると共に、これらの圧力値を歪ゲージ
または半導体等により電気信号に変換した検知信
号として出力するものである。
また血液回路9において加圧装置10の更に下
流側に自然静脈検知装置19が介装される。この
検知装置19は、前記加圧装置8,10と近似し
た構成からなるが、若干相違する点があるので、
これを第3図によつて説明すると、該検知装置1
9は、密閉された容器20内がダイヤフラム19
aにより2室の血液室Aと空気室Bとに分割され
たもので、その血液室にAには血液回路9からの
流入口21と流出口22とが設けられ、空気室B
には圧モニターチユーブ23との接続口24が設
けられている。容器20は一対の曲形状の容器部
材20a,20bより成り、容器部材20a,2
0bの各つば部の間に外周が同一形状のダイヤフ
ラム19aを、これらを互に溶着して密着させて
あつて、ダイヤフラム19aは自由状態では一対
の容器部材20a,20bの中間部に位置するよ
うになつている。なお容器部材20a,20bは
比較的硬質の高分子材料からなり、ダイヤフラム
19aは適当な弾力性を有するものからなり、溶
着を容易に行うために両者は同一材料からなり、
且つ内部を監視できるよう透明材料からなること
が好ましい点は前記加圧装置8,10と同じであ
る。そしてこの検知装置19にも当然に圧モニタ
ーチユーブ23を通つて自然静脈圧値を測定する
前記と同じ構造の圧力計25が連結されている。
流側に自然静脈検知装置19が介装される。この
検知装置19は、前記加圧装置8,10と近似し
た構成からなるが、若干相違する点があるので、
これを第3図によつて説明すると、該検知装置1
9は、密閉された容器20内がダイヤフラム19
aにより2室の血液室Aと空気室Bとに分割され
たもので、その血液室にAには血液回路9からの
流入口21と流出口22とが設けられ、空気室B
には圧モニターチユーブ23との接続口24が設
けられている。容器20は一対の曲形状の容器部
材20a,20bより成り、容器部材20a,2
0bの各つば部の間に外周が同一形状のダイヤフ
ラム19aを、これらを互に溶着して密着させて
あつて、ダイヤフラム19aは自由状態では一対
の容器部材20a,20bの中間部に位置するよ
うになつている。なお容器部材20a,20bは
比較的硬質の高分子材料からなり、ダイヤフラム
19aは適当な弾力性を有するものからなり、溶
着を容易に行うために両者は同一材料からなり、
且つ内部を監視できるよう透明材料からなること
が好ましい点は前記加圧装置8,10と同じであ
る。そしてこの検知装置19にも当然に圧モニタ
ーチユーブ23を通つて自然静脈圧値を測定する
前記と同じ構造の圧力計25が連結されている。
次に上述のように構成された限りでの透析装置
の使用方法をまず説明すると、第1図において、
通常の多量の除水作用を行うよう設定する場合に
は、透析液回路側において、透析液はポンプPに
よつて給入路5より透析器3に給入され、透析器
3内の透析液は排出路6から加圧装置8を経由し
て外部に排出され、一方血液回路側において、人
体Aから流出する血液は、血液ポンプ2によつて
透析器3へ血液が送り込まれ、ここで除水(透
析)された血液は加圧装置10を経由して人体A
に返血されるが、この場合一般の比較的大量の除
水が行われるためには、血液回路側の加圧装置1
0に患者の自然静脈圧以上の圧力をかけると共
に、透析液回路側の加圧装置8を零の圧力、即ち
開放状態にすればよい。
の使用方法をまず説明すると、第1図において、
通常の多量の除水作用を行うよう設定する場合に
は、透析液回路側において、透析液はポンプPに
よつて給入路5より透析器3に給入され、透析器
3内の透析液は排出路6から加圧装置8を経由し
て外部に排出され、一方血液回路側において、人
体Aから流出する血液は、血液ポンプ2によつて
透析器3へ血液が送り込まれ、ここで除水(透
析)された血液は加圧装置10を経由して人体A
に返血されるが、この場合一般の比較的大量の除
水が行われるためには、血液回路側の加圧装置1
0に患者の自然静脈圧以上の圧力をかけると共
に、透析液回路側の加圧装置8を零の圧力、即ち
開放状態にすればよい。
即ち加圧装置10の下流側に設けた検知装置1
9の圧力計25によつて自然静脈値を読み取り、
空気ポンプ16によつて空気室bを加圧し、圧力
計18によつて上記自然静脈値以上の圧力数値に
設定したのを読み取る。同様にして透析液回路側
の加圧装置8における空気室bの圧力が零になる
よう圧力計17で読み取つて設定する。
9の圧力計25によつて自然静脈値を読み取り、
空気ポンプ16によつて空気室bを加圧し、圧力
計18によつて上記自然静脈値以上の圧力数値に
設定したのを読み取る。同様にして透析液回路側
の加圧装置8における空気室bの圧力が零になる
よう圧力計17で読み取つて設定する。
以上の操作により、加圧装置10の血液室a
(第2図)はダイヤフラム11aを介して加圧さ
れるため、この加圧力以上の圧力によつてダイヤ
フラム11aを押しもどしながら血液室aを通過
することになり、これによつて透析器3内におい
て血液回路側には血液回路側加圧装置10の加圧
力が直接に負荷することになり、この圧力が透析
器3内の透析膜面に負荷する限外濾過圧となり、
この圧力に比例して除水されることになる。
(第2図)はダイヤフラム11aを介して加圧さ
れるため、この加圧力以上の圧力によつてダイヤ
フラム11aを押しもどしながら血液室aを通過
することになり、これによつて透析器3内におい
て血液回路側には血液回路側加圧装置10の加圧
力が直接に負荷することになり、この圧力が透析
器3内の透析膜面に負荷する限外濾過圧となり、
この圧力に比例して除水されることになる。
次に、自然静脈圧の範囲内において除水するよ
う設定する場合について説明する。従来技術の項
で述べたように人体には常に自然静脈圧が負荷し
ており、例え除水を停止する操作を行つても現実
には自然静脈圧により相当量の除水が行われる難
点がある。
う設定する場合について説明する。従来技術の項
で述べたように人体には常に自然静脈圧が負荷し
ており、例え除水を停止する操作を行つても現実
には自然静脈圧により相当量の除水が行われる難
点がある。
第4図は、実効限外濾過係数(UFR)が4
ml/mmHg/hrの透析器を使用した場合の、透析
膜面に生じる静脈側圧力(限外濾過圧)と限外濾
過量(降水量)との関係を示すグラフであるが、
例えば圧力計25で測定された自然静脈圧が140mm
Hgとすれば560ml/hrもの過度の体液が降水され
ることになる。
ml/mmHg/hrの透析器を使用した場合の、透析
膜面に生じる静脈側圧力(限外濾過圧)と限外濾
過量(降水量)との関係を示すグラフであるが、
例えば圧力計25で測定された自然静脈圧が140mm
Hgとすれば560ml/hrもの過度の体液が降水され
ることになる。
患者によつてはその体力の衰弱などによつて小
量宛の除水を行う必要があり、例えば自然静脈圧
の140mmHgより少ない圧力、例えば110mmHgの差
圧(限外濾過圧)が透析膜面に負荷するように調
節することによつて自然静脈圧による降水量以内
の降水量を得るようにし、患者に過度の負担をか
けないように処置する場合がある。
量宛の除水を行う必要があり、例えば自然静脈圧
の140mmHgより少ない圧力、例えば110mmHgの差
圧(限外濾過圧)が透析膜面に負荷するように調
節することによつて自然静脈圧による降水量以内
の降水量を得るようにし、患者に過度の負担をか
けないように処置する場合がある。
この操作は、まず血液回路側加圧装置10の空
気室bをその圧力が零になるよう圧力計18によ
つて読み取りながら設定する。したがつてこの状
態では検知装置19の圧力計25に測定された自
然静脈圧(例えば140mmHg)が血液回路9に負荷
していることになる。次に透析液回路加圧装置8
の空気室bを空気ポンプ15によつて加圧操作し
て透析液室a(第2図)に圧力をかけ、これによ
つて透析器内の膜面に例えば30mmHgの圧力が負
荷するよう圧力計17によつて読み取りながら制
御し設定する。この操作により透析器3の膜面に
は、自然静脈圧(140mmHg)−透析液圧力(30mm
Hg)=110mmHgの差圧が限外濾過圧として負荷
し、この透析膜の実効UFRが4ml/mmHg/hrの
場合には、第4図のグラフより自然静脈圧(140
mmHg)による除水量(560ml/hr)より低い440
ml/hrの除水量となることが分かる。
気室bをその圧力が零になるよう圧力計18によ
つて読み取りながら設定する。したがつてこの状
態では検知装置19の圧力計25に測定された自
然静脈圧(例えば140mmHg)が血液回路9に負荷
していることになる。次に透析液回路加圧装置8
の空気室bを空気ポンプ15によつて加圧操作し
て透析液室a(第2図)に圧力をかけ、これによ
つて透析器内の膜面に例えば30mmHgの圧力が負
荷するよう圧力計17によつて読み取りながら制
御し設定する。この操作により透析器3の膜面に
は、自然静脈圧(140mmHg)−透析液圧力(30mm
Hg)=110mmHgの差圧が限外濾過圧として負荷
し、この透析膜の実効UFRが4ml/mmHg/hrの
場合には、第4図のグラフより自然静脈圧(140
mmHg)による除水量(560ml/hr)より低い440
ml/hrの除水量となることが分かる。
更に降水を停止するよう設定する場合について
説明する。この操作は、まず血液回路側加圧装置
10の空気室bの加圧力が零になるよう圧力計1
8によつて読み取りながら空気ポンプ16によつ
て設定する。この状態では透析器3内には圧力計
25で読み取つた自然静脈圧が負荷していること
になる。次に透析液回路側加圧装置8の空気室b
に空気ポンプ15によつて加圧操作することによ
つて、ダイヤフラム11aを介して透析液室aを
加圧し(第2図)、これによつて加圧装置8を通
過するまでの透析液回路7内の透析液圧を自然静
脈圧、例えば140mmHgになるよう圧力計17を読
み取りながら調節する。この操作によつて透析器
3内の膜面には差圧、即ち限外濾過圧が加わらな
くなり、したがつて除水は行われず除水停止状態
となる。
説明する。この操作は、まず血液回路側加圧装置
10の空気室bの加圧力が零になるよう圧力計1
8によつて読み取りながら空気ポンプ16によつ
て設定する。この状態では透析器3内には圧力計
25で読み取つた自然静脈圧が負荷していること
になる。次に透析液回路側加圧装置8の空気室b
に空気ポンプ15によつて加圧操作することによ
つて、ダイヤフラム11aを介して透析液室aを
加圧し(第2図)、これによつて加圧装置8を通
過するまでの透析液回路7内の透析液圧を自然静
脈圧、例えば140mmHgになるよう圧力計17を読
み取りながら調節する。この操作によつて透析器
3内の膜面には差圧、即ち限外濾過圧が加わらな
くなり、したがつて除水は行われず除水停止状態
となる。
以上の説明から次のことに結論づけることがで
きる。即ち陽圧除水法においては、血液回路側加
圧装置10の圧力計18に表示される圧力値P1
が自然静脈圧検知装置19の圧力計25に表示さ
れる圧力値P2よりも高い場合には、血液回路側
加圧装置10の圧力計18に表示される圧力値
P1から透析液回路側加圧装置8の圧力計17に
表示される圧力値P3を差し引いた値が限外濾過
圧値Pとなる。反対に血液回路側加圧装置10の
圧力計18に表示された圧力値P1が自然静脈圧
検知装置19の圧力計25に表示される圧力値
P2よりも低い場合に、自然静脈圧検知装置19
の圧力計25に表示される圧力値P2から透析液
回路側加圧装置8の圧力計17に表示される圧力
値P3を差し引いた値が限外濾過圧Pとなる。
きる。即ち陽圧除水法においては、血液回路側加
圧装置10の圧力計18に表示される圧力値P1
が自然静脈圧検知装置19の圧力計25に表示さ
れる圧力値P2よりも高い場合には、血液回路側
加圧装置10の圧力計18に表示される圧力値
P1から透析液回路側加圧装置8の圧力計17に
表示される圧力値P3を差し引いた値が限外濾過
圧値Pとなる。反対に血液回路側加圧装置10の
圧力計18に表示された圧力値P1が自然静脈圧
検知装置19の圧力計25に表示される圧力値
P2よりも低い場合に、自然静脈圧検知装置19
の圧力計25に表示される圧力値P2から透析液
回路側加圧装置8の圧力計17に表示される圧力
値P3を差し引いた値が限外濾過圧Pとなる。
本発明は、上記結論に基づく操作順序をコンピ
ユータプログラムとして記憶させた制御手段を透
析制御装置に具備させ、この指令に基づいて上記
加圧値をフイードバツク制御し、設定された限外
濾過圧値を自動的に得るようにすると共に、これ
らの圧力値を適宜表示部に表示せしめるようにし
たものである。
ユータプログラムとして記憶させた制御手段を透
析制御装置に具備させ、この指令に基づいて上記
加圧値をフイードバツク制御し、設定された限外
濾過圧値を自動的に得るようにすると共に、これ
らの圧力値を適宜表示部に表示せしめるようにし
たものである。
即ち、第1図において空気ポンプ15,16
は、それぞれを駆動させるサーボモータ、ステツ
プモータ等の駆動モータM2,M1につながれる。
そしてこれらの駆動モータM2,M1を制御するた
めの駆動信号、及び上記加圧値P1,P3及び検知
圧力値P2を計測する圧力計18,17,25か
らの圧力信号はA/D変換器またはD/A変換器
を介してインターフエース26に入出力されるよ
うになつており、ここで制御装置27と情報交換
が行われる。制御装置27は前記結論に基づいた
操作手順をプログラムとして記憶して置き、キー
ボード等の指令器28からの指令に従つて、記憶
されている当該プログラムに基づいてインタフエ
ース26を経由して入力された圧力計17,1
8,25の圧力信号P1〜P3を処理し、駆動モー
タM1,M2を駆動することによつて、設定された
限外濾過圧値で透析作業を行うことができるよう
制御すると共に、該制御装置27に表示装置29
をつなぎ、これに各圧力値を表示するようになつ
ている。
は、それぞれを駆動させるサーボモータ、ステツ
プモータ等の駆動モータM2,M1につながれる。
そしてこれらの駆動モータM2,M1を制御するた
めの駆動信号、及び上記加圧値P1,P3及び検知
圧力値P2を計測する圧力計18,17,25か
らの圧力信号はA/D変換器またはD/A変換器
を介してインターフエース26に入出力されるよ
うになつており、ここで制御装置27と情報交換
が行われる。制御装置27は前記結論に基づいた
操作手順をプログラムとして記憶して置き、キー
ボード等の指令器28からの指令に従つて、記憶
されている当該プログラムに基づいてインタフエ
ース26を経由して入力された圧力計17,1
8,25の圧力信号P1〜P3を処理し、駆動モー
タM1,M2を駆動することによつて、設定された
限外濾過圧値で透析作業を行うことができるよう
制御すると共に、該制御装置27に表示装置29
をつなぎ、これに各圧力値を表示するようになつ
ている。
第5図は表示装置29を示し、制御装置27か
ら入力された信号に基づき、初期の限外濾過圧値
P0から所望の設定値に至るまでの変化を刻々表
示する限外濾過圧表示部30、指令器28から命
令される所望の設定値の限外濾過圧値Psを表示
する設定限外濾過圧表示部31、血液回路4にお
ける透析器3の下流側の加圧値P1を表示する血
液回路側加圧値表示部32、血液回路4に伝播さ
れる自然静脈圧値P2を表示する自然静脈圧表示
部33、及び透析液回路7における透析器3の下
流側の加圧値P3を表示する透析液回路側加圧値
表示部34が設けられている。
ら入力された信号に基づき、初期の限外濾過圧値
P0から所望の設定値に至るまでの変化を刻々表
示する限外濾過圧表示部30、指令器28から命
令される所望の設定値の限外濾過圧値Psを表示
する設定限外濾過圧表示部31、血液回路4にお
ける透析器3の下流側の加圧値P1を表示する血
液回路側加圧値表示部32、血液回路4に伝播さ
れる自然静脈圧値P2を表示する自然静脈圧表示
部33、及び透析液回路7における透析器3の下
流側の加圧値P3を表示する透析液回路側加圧値
表示部34が設けられている。
第6図は制御装置27の作動機能を流れ図に表
したもので、前記結論に基づく機能がプログラム
として記憶されている。
したもので、前記結論に基づく機能がプログラム
として記憶されている。
まず通常の多量の除水作用を行うよう指令器2
8の命令により限外濾過圧値Psが設定された場
合について説明する。
8の命令により限外濾過圧値Psが設定された場
合について説明する。
読み込み機能35によつて上記設定限外濾過圧
値Psインタフエース26からの各圧力値P1,P2,
P2が読み込まれ、これらを表示機能36によつ
て演算処理することによつて初期限外濾過圧値
Po、設定限外濾過圧値P3、及び各圧力値P1,P2,
P3が表示装置29に表示される。一方判断機能
37による判断によつて設定値Psが自然静脈圧
P2より大きい場合、即ち通常の多量の除水を行
う場合には、判断機能38に移り、透析液回路側
加圧値P3で零であるか否かを判断し、零でなけ
ればP3信号をD/A変換器39によりD/A変
換して透析液回路側駆動モータM2を駆動させる
サーボ装置40を作動させてP3が零になる迄、
結合子Lに戻り、この動作を繰り返す。サーボ装
置40によつて透析液回路側加圧値P3が零にな
れば、血液回路側加圧値P1が設定値Psに等しい
か否かを判断機能41で判断し、等しくないとき
には、P1とPsの差圧P4を演算機能42によつて
求め、その差圧信号P4をD/A変換器43で
D/A変換して、血液回路側駆動モータM1を駆
動されるサーボ装置44を作動させて、P4が零
になる迄、結合子Lに戻り、この動作を繰り返
す。差圧P4が零になれば、限外濾過圧値Poが設
定値Psと一致し、また血液回路側加圧値P1とも
一致することになり、制御が完了したことを判断
機能41により確認して、演算機能45により限
外濾過圧値P0が設定濾過圧値Psと一致し、即ち
Po=P1と置換して表示装置29に表示する。即
ち制御装置27は、上述の各圧力値、例えば透析
作業中においても変化することのある自然静脈圧
値等を常に監視して、透析作業中の限外濾過圧値
Poが上述の設定限外濾過圧値Psからずれると、
上述の制御機能が作動して補正し、常に設定値
Psに等しい限外濾過圧値Poになるようにフイー
ドバツク制御するようになつている。
値Psインタフエース26からの各圧力値P1,P2,
P2が読み込まれ、これらを表示機能36によつ
て演算処理することによつて初期限外濾過圧値
Po、設定限外濾過圧値P3、及び各圧力値P1,P2,
P3が表示装置29に表示される。一方判断機能
37による判断によつて設定値Psが自然静脈圧
P2より大きい場合、即ち通常の多量の除水を行
う場合には、判断機能38に移り、透析液回路側
加圧値P3で零であるか否かを判断し、零でなけ
ればP3信号をD/A変換器39によりD/A変
換して透析液回路側駆動モータM2を駆動させる
サーボ装置40を作動させてP3が零になる迄、
結合子Lに戻り、この動作を繰り返す。サーボ装
置40によつて透析液回路側加圧値P3が零にな
れば、血液回路側加圧値P1が設定値Psに等しい
か否かを判断機能41で判断し、等しくないとき
には、P1とPsの差圧P4を演算機能42によつて
求め、その差圧信号P4をD/A変換器43で
D/A変換して、血液回路側駆動モータM1を駆
動されるサーボ装置44を作動させて、P4が零
になる迄、結合子Lに戻り、この動作を繰り返
す。差圧P4が零になれば、限外濾過圧値Poが設
定値Psと一致し、また血液回路側加圧値P1とも
一致することになり、制御が完了したことを判断
機能41により確認して、演算機能45により限
外濾過圧値P0が設定濾過圧値Psと一致し、即ち
Po=P1と置換して表示装置29に表示する。即
ち制御装置27は、上述の各圧力値、例えば透析
作業中においても変化することのある自然静脈圧
値等を常に監視して、透析作業中の限外濾過圧値
Poが上述の設定限外濾過圧値Psからずれると、
上述の制御機能が作動して補正し、常に設定値
Psに等しい限外濾過圧値Poになるようにフイー
ドバツク制御するようになつている。
次に自然静脈圧の範囲内において除水するよう
指令器28に命令によつて限外濾過圧値Psが設
定された場合について説明する。この場合は設定
された限外濾過圧値PSは自然静脈圧値P2より大
きくないため判断機能37の判断により、判断機
能46に移り、ここで血液回路側加圧値P1が零
であるか否かを判断し、P1が零でないときはP1
信号をD/A変換器47によりD/A変換して、
血液回路側駆動モータM1を駆動させるサーボ装
置44を作動させてP1が零になる迄、結合子L
に戻り、この動作を繰り返す。サーボ装置44に
よつて血液回路側加圧値P1が零になれば、演算
機能48によつて自然静脈圧値P2と透析液回路
側加圧値P3との差圧P7=P2−P3を求め、この差
圧P7が設定値Psに等しいか否かを判断機能49
で判断し、等しくないときには、P7とPsとの差
圧P8=P7−Psを演算機能50によつて求め、こ
の差圧信号P8をD/A変換器51によりD/A
変換して、透析回路側駆動モータM2を駆動させ
るサーボ装置40を作動させてP8が零になる迄、
結合子Lに戻り、この動作を繰り返す。差圧P8
が零になれば、限外濾過圧値P7が設定値Psと一
致することになり、制御が完了したことを判断機
能49で確認して、演算機能52によつて透析作
業中の限外濾過圧値Poが設定値Psに一致したこ
と、即ちPo=P7と置換して表示装置29に表示
する。このように制御装置27は透析作業中の限
外濾過圧値Poが設定限外濾過圧値Psからずれる
と、常に該設定値Psに等しい限外濾過圧値Poに
なるよう上述の駆動モータM1,M2を駆動させて
フイードバツク制御するようになつている。なお
前述の空気ポンプ15,16がピストン式である
ときはサーボ装置40,44は位置制御であり、
回転式のときは回転制御になり、各々の制御に対
応しての帰還40a,44aを位置または・およ
び回転数帰還とし、サーボ装置40,44の安定
と精度向上を計るようになつており、加算器40
b,44b及び増幅器40c,44cは勿論周知
のものである。
指令器28に命令によつて限外濾過圧値Psが設
定された場合について説明する。この場合は設定
された限外濾過圧値PSは自然静脈圧値P2より大
きくないため判断機能37の判断により、判断機
能46に移り、ここで血液回路側加圧値P1が零
であるか否かを判断し、P1が零でないときはP1
信号をD/A変換器47によりD/A変換して、
血液回路側駆動モータM1を駆動させるサーボ装
置44を作動させてP1が零になる迄、結合子L
に戻り、この動作を繰り返す。サーボ装置44に
よつて血液回路側加圧値P1が零になれば、演算
機能48によつて自然静脈圧値P2と透析液回路
側加圧値P3との差圧P7=P2−P3を求め、この差
圧P7が設定値Psに等しいか否かを判断機能49
で判断し、等しくないときには、P7とPsとの差
圧P8=P7−Psを演算機能50によつて求め、こ
の差圧信号P8をD/A変換器51によりD/A
変換して、透析回路側駆動モータM2を駆動させ
るサーボ装置40を作動させてP8が零になる迄、
結合子Lに戻り、この動作を繰り返す。差圧P8
が零になれば、限外濾過圧値P7が設定値Psと一
致することになり、制御が完了したことを判断機
能49で確認して、演算機能52によつて透析作
業中の限外濾過圧値Poが設定値Psに一致したこ
と、即ちPo=P7と置換して表示装置29に表示
する。このように制御装置27は透析作業中の限
外濾過圧値Poが設定限外濾過圧値Psからずれる
と、常に該設定値Psに等しい限外濾過圧値Poに
なるよう上述の駆動モータM1,M2を駆動させて
フイードバツク制御するようになつている。なお
前述の空気ポンプ15,16がピストン式である
ときはサーボ装置40,44は位置制御であり、
回転式のときは回転制御になり、各々の制御に対
応しての帰還40a,44aを位置または・およ
び回転数帰還とし、サーボ装置40,44の安定
と精度向上を計るようになつており、加算器40
b,44b及び増幅器40c,44cは勿論周知
のものである。
なおまた除水停止の場合は設定限外濾過圧値
Psを自然静脈圧値P2より低く、なお且つこれに
近似する数値を設定することによつてほとんど除
水停止と同じ効果を上げることができると共に、
完全停止を期待するとき、即ち設定限外濾過圧値
Psが自然静脈圧値P2と等しい場合には、上述に
近似した制御回路を制御装置に設けることによつ
て上記両駆動モータM1,M2をフイードバツク制
御することができる。
Psを自然静脈圧値P2より低く、なお且つこれに
近似する数値を設定することによつてほとんど除
水停止と同じ効果を上げることができると共に、
完全停止を期待するとき、即ち設定限外濾過圧値
Psが自然静脈圧値P2と等しい場合には、上述に
近似した制御回路を制御装置に設けることによつ
て上記両駆動モータM1,M2をフイードバツク制
御することができる。
(効果)
本発明によれば、あらかじめ限外濾過圧値を設
定すれば、当然静脈圧による除水量以上の除水作
用を果すことができることは勿論、自然静脈圧に
よる除水量以下の除水作用、あるいは完全な除水
停止を行うことができるだけでなく、透析開始時
の初期限外濾過圧値が上記設定値がずれていて
も、また透析作業中に各圧力値の変動があつて
も、常に限外濾過圧値を上記設定値にフイードバ
ツク制御することができるから看護者の負担を大
幅に軽減することができると共に、患者の安全性
も格段に向上することになる。
定すれば、当然静脈圧による除水量以上の除水作
用を果すことができることは勿論、自然静脈圧に
よる除水量以下の除水作用、あるいは完全な除水
停止を行うことができるだけでなく、透析開始時
の初期限外濾過圧値が上記設定値がずれていて
も、また透析作業中に各圧力値の変動があつて
も、常に限外濾過圧値を上記設定値にフイードバ
ツク制御することができるから看護者の負担を大
幅に軽減することができると共に、患者の安全性
も格段に向上することになる。
また本発明の実施態様によれば、透析器に負荷
する限外濾過圧値及び各圧力値の経時的変化を表
示装置より直接に読み取ることができるから、患
者の状態変化に即応して最適の限外濾過圧に設定
して迅速に患者に適合した除水量の制御を行うこ
とができる。
する限外濾過圧値及び各圧力値の経時的変化を表
示装置より直接に読み取ることができるから、患
者の状態変化に即応して最適の限外濾過圧に設定
して迅速に患者に適合した除水量の制御を行うこ
とができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す概略説明
図、第2図a及び第2図bは、同要部の縦断面図
及び外観図、第3図は、同他の要部たる圧力検知
装置の縦断面図、第4図は、透析器における静脈
側圧力と限外濾過量との間の比較例関係を示すグ
ラフ、第5図は、本発明の一実施例の要部たる表
示装置の説明図、第6図は、本発明の要部の一実
施例を示すフローチヤートである。 3……透析器、7……透析液回路、8……透析
液回側加圧装置、9……血液回路、10……血液
回路側加圧装置、15,16……空気ポンプ、1
7,18……圧力計、19……自然静脈圧検知装
置、27……制御装置、28……限外濾過圧値設
定手段、29……表示装置。
図、第2図a及び第2図bは、同要部の縦断面図
及び外観図、第3図は、同他の要部たる圧力検知
装置の縦断面図、第4図は、透析器における静脈
側圧力と限外濾過量との間の比較例関係を示すグ
ラフ、第5図は、本発明の一実施例の要部たる表
示装置の説明図、第6図は、本発明の要部の一実
施例を示すフローチヤートである。 3……透析器、7……透析液回路、8……透析
液回側加圧装置、9……血液回路、10……血液
回路側加圧装置、15,16……空気ポンプ、1
7,18……圧力計、19……自然静脈圧検知装
置、27……制御装置、28……限外濾過圧値設
定手段、29……表示装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 血液回路における透析器の下流側の圧力を設
定する加圧装置と、該加圧装置より更に下流側の
血液回路において該血液回路に伝播される自然静
脈圧値を検知する自然静脈圧検知装置と、透析液
回路における透析器の下流側の圧力を設定する加
圧装置と、限外濾過圧値を予め設定する限外濾過
圧値設定手段と、上記検知装置と上記両加圧装置
とのそれぞれの圧力値を読み取つて上記限外濾過
圧設定手段によつて設定された設定限外濾過圧値
になるよう上記検知装置と上記両加圧装置とを自
動制御する自動制御手段と、からなる血液透析制
御装置。 2 血液回路における透析器の下流側の加圧値、
上記自然静脈圧値、透析液回路における透析器の
下流側の加圧値、これらの圧力値を比較演算して
算出される限外濾過圧値及び設定限外濾過圧値を
それぞれ表示するための表示部を設けてなる特許
請求の範囲第1項記載の血液透析制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62083630A JPS63249570A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 血液透析の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62083630A JPS63249570A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 血液透析の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63249570A JPS63249570A (ja) | 1988-10-17 |
| JPH0468951B2 true JPH0468951B2 (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13807787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62083630A Granted JPS63249570A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 血液透析の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63249570A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1245232C (zh) | 2000-12-08 | 2006-03-15 | 尼弗茹斯公司 | 用于流体注入系统的阀机构 |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP62083630A patent/JPS63249570A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63249570A (ja) | 1988-10-17 |
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