JPH0469564B2 - - Google Patents
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- JPH0469564B2 JPH0469564B2 JP61289127A JP28912786A JPH0469564B2 JP H0469564 B2 JPH0469564 B2 JP H0469564B2 JP 61289127 A JP61289127 A JP 61289127A JP 28912786 A JP28912786 A JP 28912786A JP H0469564 B2 JPH0469564 B2 JP H0469564B2
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- JP
- Japan
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- acid
- dihydrogen phosphate
- salt
- madrel
- carried out
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- Expired - Lifetime
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B25/00—Phosphorus; Compounds thereof
- C01B25/16—Oxyacids of phosphorus; Salts thereof
- C01B25/26—Phosphates
- C01B25/38—Condensed phosphates
- C01B25/44—Metaphosphates
- C01B25/445—Metaphosphates of alkali metals
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は250〜500℃でリン酸二水素ナトリウム
および/またはピロリン酸二水素二ナトリウムを
縮合してマドレル塩を製造する方法に関する。 (従来の技術) マドレル塩は練り歯磨き中の洗浄用物質として
好ましく使用されている。この場合、酸性ピロリ
ン酸ナトリウム、トリメタリン酸塩および可溶性
ポリリン酸塩が圧倒的な量であるのに対し、水溶
性成分ができるだけ少量であることが必要であ
る。オルトリン酸一ナトリウムを加熱縮合してマ
ドレル塩を製造する通常の方法の場合、水溶性副
生成物の割合は反応の実施、殊に使用される温度
に依存し、一般に約5%である。 本発明の目的は、その品質がさらに改善される
と共に、マドレル塩をより速く製造する新規な方
法を提供することである。 マドレル塩の重要性のため、それに関する知識
を比較的多く、幾つかの方法はその製造用として
知られている。 エフ.チロー(F.Thilo)およびアール.ラツ
(R.RATS)〔ツアイトシユリフト.アノルガニ
ツシエ.ウント.アルゲマイネ.ヘミー(Z.
anorg.allg.Chem),238,53/1949〕によれば、
マドレル塩は、数日間350℃でリン酸二水素ナト
リウムを加熱し、ついで水洗して依然としてかな
りの量残存する水溶性副生成物を除去することに
より製造される。 デ.イ.コーブリツジ(D.E.Corbridge)およ
びエフ.アール.トロマンス(F.R.Tromans)
〔アナリテイカル.ケミストリー(Analitical
Chemistry),30,1101〜1110/1958〕にも、数
日間380℃にオルトリン酸ナトリウムを加熱し、
ついで冷却生成物を水洗することによるマドレル
塩の製造が記載されている。 ドイツ連邦共和国特許明細書第1667569号には、
450℃に加熱し、この縮合により生じる水蒸気を
50〜450トルの水蒸気分圧で除去することにより
リン酸二水素ナトリウムからマドレル塩を製造す
る方法が記載されている。 ドイツ連邦共和国特許明細書第2161600号によ
れば、マドレル塩は、水蒸気の存在下300〜380℃
の温度でオルトリン酸ナトリウムを縮合すること
により得られるが、該縮合は飽和水蒸気雰囲気中
で行なう。 オルトリン酸一ナトリウムを縮合して400℃で
マドレル塩を得る場合、一定の雰囲気下マドレル
塩の形成に悪影響を与える構成成分の水を分解し
て分離するために水蒸気を発生させることは、ジ
エ.アール.ワザー(J.R.Wazer)〔ホスホラス.
アンド.イツツ.コパウンズ(Phosphorus and
its Compaundo),1巻、668項〕により公知で
ある。 米国特許明細書第2356799号には、水溶性物質
を約4%有するマドレル塩の製法が記載れさてい
る。最初の製法段階において、オルトリン酸一ナ
トリウムは300〜460℃の温度まで加熱することに
よりマドレル塩を得るため反応するようにペレツ
ト化される。この方法は労力を要すると共に、ペ
レツト化が加わるためにコスト高となる。 他の公知方法(J.A.C.S.81.79/1959)について
述べれば、最終生成物の水溶性部分の割合は、オ
ルトリン酸一ナトリウムのペレツト化または微細
粉粒化によるか、または長時間の熱処理によるか
のいずれかによつても、最終生成物に対し5%以
下に減少させ得ないことが判明している。 ドイツ民主共和国特許明細書第137753号には、
少なくとも2部の粉末マドレル塩と多くて1部の
オルトリン酸ナトリウムを混合し、この混合物を
毎分50℃を超える加熱速度で300〜400℃に加熱
し、ついで冷却する場合、2%未満のメタリン酸
塩の含有量でマドレル塩が製造され得ることが記
載されている。この方法の場合には、わずかに1/
3の収率であり、かつ制御に多額の費用を要した。 更に、ドイツ民主共和国特許明細書第142959号
には、オルトリン酸一ナトリウムを少なくとも15
%の非晶質二リン酸二ナトリウムに加熱してマド
レル塩を得たことが記載されている。 ドイツ連邦共和国特許明細書第2515370号には、
オルトリン酸一ナトリウムまたはピロリン酸二ナ
トリウムを250〜450℃の温度に加熱し、触媒量の
窒素含有塩基を添加して反応を加速させることに
よりマドレル塩を製造する方法が記載されてい
る。 (発明の目的) 上記に鑑み、化学量論的比率以上の比率で塩基
を添加することによりその形成速度を加速するこ
とにより、鎖状縮合リン酸アンモニウムを形成す
る発明が記載されているドイツ連邦共和国特許明
細第1792703号の方法から出発する。窒素含有塩
基は、通常対応するリン酸塩の形態で微分割され
た粉末として添加される。例外的に、すなわち、
単にこれらの塩が感温性でないならば、噴霧前リ
ン酸ナトリウムに加えてもよい。 これら方法の全てによれば、水洗して除去でき
る約5〜10%の副生成物に加えて、結晶の内部に
洗浄によつてさえも分離できないか、あるいは苦
心してわずかに分離できる可溶性生成物を含むマ
ドレル塩が得られる。 したがつて、可溶性成分を全く含まないかある
いはきわめて少量含むマドレル塩を容易にかつ経
済的に製造する新規方法を見出すことが課題とな
る。 かくして、本発明によれば、結晶格子内に均一
に分布すように添加された触媒量の酸または酸生
成化合物を含む固形のリン酸二水素ナトリウムお
よび/またはピロリン酸二水素二ナトリウムを高
められた温度で縮合せしめることを特徴とするマ
ドレル塩の製法が提供される。 本発明に使用される酸または酸生成化合物は、
結晶格子内に均一に分布され、縮合は250〜500℃
の温度で行なうのが好ましく、変換は完全であつ
て、マドレル塩は純粋な形で得られる。さらに、
反応は前述の公知方法と比較して2〜3倍速く進
行する。 用いる酸としては、加熱縮合の場合に蒸発せ
ず、洗浄物質としてのマドレル塩のその後の使用
を損なわないオルトリン酸、ポリリン酸、亜リン
酸または次亜リン酸が好ましい。 酸生成化合物としては、400℃に加熱した場合、
遊離酸、好ましくはリン酸、ポリリン酸、亜リン
酸または次亜リン酸に分解し、かつこの温度で揮
発性の成分に分解するものが特に好ましい。アン
モニウム含有リン化合物としては、例えば、リン
酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウ
ムまたはピロリン酸二水素二アンモニウムを使用
するのが好ましく、また1〜10の炭素原子を有す
る飽和、不飽和、直鎖状、分枝状もしくは環状の
モノー.ジーまたはトリアルキルアミンとして
は、例えば、リン酸二水素メチルアンモニウム、
リン酸二水素ジメチルアンモニウム、リン酸二水
素トリメチルアンモニウム、リン酸二水素エチル
アンモニウム、リン酸二水素ジエチルアンモニウ
ム、リン酸二水素トリエチルアンモニウム及びリ
ン酸二水素シクロヘキシルアンモニウムを使用す
るのが好ましく、同様にリン酸尿素、リン酸グア
ニジン、リン酸二水素ヒドロキシルアミン及びポ
リリン酸アンモニウムも好ましい。なお、この種
の化合物は当業者にとり周知のものである。これ
らの化合物の混合物も当然使用される。 酸または酸生成化合物は固形物質に対し0.05〜
10モル%、好ましくは0.5% 〜5モル%の量が
添加される。 固形出発物質は、リン酸二水素ナトリウムおよ
び/またはピロリン酸二水素二ナトリウムの通常
の溶液、及び酸または酸生成化合物の普通の溶液
により製造され、ナトリウム塩は共晶出による
か、あるいは噴霧乾燥もしくはロータリーキルン
乾燥、ニーダーもしくは再凝結等の公知の凝縮方
法により、好ましくは真空中、酸を中和して製造
される。しかしこれらは単なる例示にすぎない。 マドレル塩を与える出発物質の反応は、250〜
500℃、好ましくは280〜380℃の温度に加熱下に
行われる。装置としては、例えば流動床、ロータ
リーキルンまたは加熱可能なニーダーが好ましく
使用される。装置が適当な溶液から出発物質を製
造するために使用される限り、両方法は相続いて
実施されてもよい。しかし、出発物質の全体的な
乾燥は、減圧下、例えば50〜450トル、好ましく
は100〜300トルで進行させるのがきわめて好まし
く、減圧は粉末生成物の飛散同伴のためにマドレ
ル塩を得るための引続く冷却に於いて好ましくな
い技術的問題を容易に生起する。したがつて減圧
は解除しなければならない。 酸生成化合物を用いる限り、揮発性部分は出発
物質の生成及び乾燥中にすでに遊離するか、ある
いは冷却中に逸散する。 環境温度で縮合され得る塩の成分、例えば、ト
リメチルアミン、トリエチルアミンまたはシクロ
ヘキシルアミンは、引続く濃縮により廃ガスから
簡単な方法により回収され、ついで再利用され
る。 アンモニアまたはメチルアミンのような濃縮が
さらに困難な成分は、廃ガスにより環境が損なわ
れることを避けるために、水洗されるか、または
酸と結合させる。 もし例えば、触媒量(0.5〜5%)のリン酸二
水素一アンモニウムの存在下、リン酸二水素ナト
リウムを結晶化して固形出発物質を製造するなら
ば、例えば、0.3〜2重量%のリン酸二水素一ア
ンモニウムを含む結晶リン酸二水素一ナトリウム
が得られる。この生成物は純粋なリン酸二水素一
ナトリウムとかなり異なるものであつて、X線ス
ペクトルにより新規な均一な生成物であり、2種
類の出発物質の結晶の混合物ではないことが判明
した。 (実施例) 以下に実施例を示し、公知方法と比較して本発
明を説明する。 実施例には、出発物質の製造用に用いられる特
定量の種々な成分を示す。リン酸は50%水溶液と
して使用され、水酸化ナトリウムは40%水溶液と
して使用され、アンモニアは濃厚水溶液として使
用された。乾燥は約50トルの圧力で回転式蒸発器
で実施した。反応は全て加熱されたニーダー中で
実施した。油浴の温度は330℃±1℃であり、生
成物温度は約290℃であつた。 全実施例においては、乾燥出発物質をニーダー
中で加熱するが、これは150℃に与熱し、約75分
かけて最終的に330℃(油の温度)にし、ついで
固形物質の吸引が始まるまで、約200トルの水蒸
気分圧で混合した。 %はモル%を示し、時間は全て油浴温度が330
℃である時点で示した。 マドレル塩の収率を水不溶性部分を2回重量分
析して測定した。 本発明方法によれば、マドレル塩がきわめて速
くかつ完全に形成されることが実施例により明白
に示された。 実施例 1 100%H3PO4+97.5%NaOH+2.5%NH4OH リン酸を適量のアンモニアおよび水酸化ナトリ
ウムで中和し、ついで回転式蒸発器で蒸発した。
および/またはピロリン酸二水素二ナトリウムを
縮合してマドレル塩を製造する方法に関する。 (従来の技術) マドレル塩は練り歯磨き中の洗浄用物質として
好ましく使用されている。この場合、酸性ピロリ
ン酸ナトリウム、トリメタリン酸塩および可溶性
ポリリン酸塩が圧倒的な量であるのに対し、水溶
性成分ができるだけ少量であることが必要であ
る。オルトリン酸一ナトリウムを加熱縮合してマ
ドレル塩を製造する通常の方法の場合、水溶性副
生成物の割合は反応の実施、殊に使用される温度
に依存し、一般に約5%である。 本発明の目的は、その品質がさらに改善される
と共に、マドレル塩をより速く製造する新規な方
法を提供することである。 マドレル塩の重要性のため、それに関する知識
を比較的多く、幾つかの方法はその製造用として
知られている。 エフ.チロー(F.Thilo)およびアール.ラツ
(R.RATS)〔ツアイトシユリフト.アノルガニ
ツシエ.ウント.アルゲマイネ.ヘミー(Z.
anorg.allg.Chem),238,53/1949〕によれば、
マドレル塩は、数日間350℃でリン酸二水素ナト
リウムを加熱し、ついで水洗して依然としてかな
りの量残存する水溶性副生成物を除去することに
より製造される。 デ.イ.コーブリツジ(D.E.Corbridge)およ
びエフ.アール.トロマンス(F.R.Tromans)
〔アナリテイカル.ケミストリー(Analitical
Chemistry),30,1101〜1110/1958〕にも、数
日間380℃にオルトリン酸ナトリウムを加熱し、
ついで冷却生成物を水洗することによるマドレル
塩の製造が記載されている。 ドイツ連邦共和国特許明細書第1667569号には、
450℃に加熱し、この縮合により生じる水蒸気を
50〜450トルの水蒸気分圧で除去することにより
リン酸二水素ナトリウムからマドレル塩を製造す
る方法が記載されている。 ドイツ連邦共和国特許明細書第2161600号によ
れば、マドレル塩は、水蒸気の存在下300〜380℃
の温度でオルトリン酸ナトリウムを縮合すること
により得られるが、該縮合は飽和水蒸気雰囲気中
で行なう。 オルトリン酸一ナトリウムを縮合して400℃で
マドレル塩を得る場合、一定の雰囲気下マドレル
塩の形成に悪影響を与える構成成分の水を分解し
て分離するために水蒸気を発生させることは、ジ
エ.アール.ワザー(J.R.Wazer)〔ホスホラス.
アンド.イツツ.コパウンズ(Phosphorus and
its Compaundo),1巻、668項〕により公知で
ある。 米国特許明細書第2356799号には、水溶性物質
を約4%有するマドレル塩の製法が記載れさてい
る。最初の製法段階において、オルトリン酸一ナ
トリウムは300〜460℃の温度まで加熱することに
よりマドレル塩を得るため反応するようにペレツ
ト化される。この方法は労力を要すると共に、ペ
レツト化が加わるためにコスト高となる。 他の公知方法(J.A.C.S.81.79/1959)について
述べれば、最終生成物の水溶性部分の割合は、オ
ルトリン酸一ナトリウムのペレツト化または微細
粉粒化によるか、または長時間の熱処理によるか
のいずれかによつても、最終生成物に対し5%以
下に減少させ得ないことが判明している。 ドイツ民主共和国特許明細書第137753号には、
少なくとも2部の粉末マドレル塩と多くて1部の
オルトリン酸ナトリウムを混合し、この混合物を
毎分50℃を超える加熱速度で300〜400℃に加熱
し、ついで冷却する場合、2%未満のメタリン酸
塩の含有量でマドレル塩が製造され得ることが記
載されている。この方法の場合には、わずかに1/
3の収率であり、かつ制御に多額の費用を要した。 更に、ドイツ民主共和国特許明細書第142959号
には、オルトリン酸一ナトリウムを少なくとも15
%の非晶質二リン酸二ナトリウムに加熱してマド
レル塩を得たことが記載されている。 ドイツ連邦共和国特許明細書第2515370号には、
オルトリン酸一ナトリウムまたはピロリン酸二ナ
トリウムを250〜450℃の温度に加熱し、触媒量の
窒素含有塩基を添加して反応を加速させることに
よりマドレル塩を製造する方法が記載されてい
る。 (発明の目的) 上記に鑑み、化学量論的比率以上の比率で塩基
を添加することによりその形成速度を加速するこ
とにより、鎖状縮合リン酸アンモニウムを形成す
る発明が記載されているドイツ連邦共和国特許明
細第1792703号の方法から出発する。窒素含有塩
基は、通常対応するリン酸塩の形態で微分割され
た粉末として添加される。例外的に、すなわち、
単にこれらの塩が感温性でないならば、噴霧前リ
ン酸ナトリウムに加えてもよい。 これら方法の全てによれば、水洗して除去でき
る約5〜10%の副生成物に加えて、結晶の内部に
洗浄によつてさえも分離できないか、あるいは苦
心してわずかに分離できる可溶性生成物を含むマ
ドレル塩が得られる。 したがつて、可溶性成分を全く含まないかある
いはきわめて少量含むマドレル塩を容易にかつ経
済的に製造する新規方法を見出すことが課題とな
る。 かくして、本発明によれば、結晶格子内に均一
に分布すように添加された触媒量の酸または酸生
成化合物を含む固形のリン酸二水素ナトリウムお
よび/またはピロリン酸二水素二ナトリウムを高
められた温度で縮合せしめることを特徴とするマ
ドレル塩の製法が提供される。 本発明に使用される酸または酸生成化合物は、
結晶格子内に均一に分布され、縮合は250〜500℃
の温度で行なうのが好ましく、変換は完全であつ
て、マドレル塩は純粋な形で得られる。さらに、
反応は前述の公知方法と比較して2〜3倍速く進
行する。 用いる酸としては、加熱縮合の場合に蒸発せ
ず、洗浄物質としてのマドレル塩のその後の使用
を損なわないオルトリン酸、ポリリン酸、亜リン
酸または次亜リン酸が好ましい。 酸生成化合物としては、400℃に加熱した場合、
遊離酸、好ましくはリン酸、ポリリン酸、亜リン
酸または次亜リン酸に分解し、かつこの温度で揮
発性の成分に分解するものが特に好ましい。アン
モニウム含有リン化合物としては、例えば、リン
酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウ
ムまたはピロリン酸二水素二アンモニウムを使用
するのが好ましく、また1〜10の炭素原子を有す
る飽和、不飽和、直鎖状、分枝状もしくは環状の
モノー.ジーまたはトリアルキルアミンとして
は、例えば、リン酸二水素メチルアンモニウム、
リン酸二水素ジメチルアンモニウム、リン酸二水
素トリメチルアンモニウム、リン酸二水素エチル
アンモニウム、リン酸二水素ジエチルアンモニウ
ム、リン酸二水素トリエチルアンモニウム及びリ
ン酸二水素シクロヘキシルアンモニウムを使用す
るのが好ましく、同様にリン酸尿素、リン酸グア
ニジン、リン酸二水素ヒドロキシルアミン及びポ
リリン酸アンモニウムも好ましい。なお、この種
の化合物は当業者にとり周知のものである。これ
らの化合物の混合物も当然使用される。 酸または酸生成化合物は固形物質に対し0.05〜
10モル%、好ましくは0.5% 〜5モル%の量が
添加される。 固形出発物質は、リン酸二水素ナトリウムおよ
び/またはピロリン酸二水素二ナトリウムの通常
の溶液、及び酸または酸生成化合物の普通の溶液
により製造され、ナトリウム塩は共晶出による
か、あるいは噴霧乾燥もしくはロータリーキルン
乾燥、ニーダーもしくは再凝結等の公知の凝縮方
法により、好ましくは真空中、酸を中和して製造
される。しかしこれらは単なる例示にすぎない。 マドレル塩を与える出発物質の反応は、250〜
500℃、好ましくは280〜380℃の温度に加熱下に
行われる。装置としては、例えば流動床、ロータ
リーキルンまたは加熱可能なニーダーが好ましく
使用される。装置が適当な溶液から出発物質を製
造するために使用される限り、両方法は相続いて
実施されてもよい。しかし、出発物質の全体的な
乾燥は、減圧下、例えば50〜450トル、好ましく
は100〜300トルで進行させるのがきわめて好まし
く、減圧は粉末生成物の飛散同伴のためにマドレ
ル塩を得るための引続く冷却に於いて好ましくな
い技術的問題を容易に生起する。したがつて減圧
は解除しなければならない。 酸生成化合物を用いる限り、揮発性部分は出発
物質の生成及び乾燥中にすでに遊離するか、ある
いは冷却中に逸散する。 環境温度で縮合され得る塩の成分、例えば、ト
リメチルアミン、トリエチルアミンまたはシクロ
ヘキシルアミンは、引続く濃縮により廃ガスから
簡単な方法により回収され、ついで再利用され
る。 アンモニアまたはメチルアミンのような濃縮が
さらに困難な成分は、廃ガスにより環境が損なわ
れることを避けるために、水洗されるか、または
酸と結合させる。 もし例えば、触媒量(0.5〜5%)のリン酸二
水素一アンモニウムの存在下、リン酸二水素ナト
リウムを結晶化して固形出発物質を製造するなら
ば、例えば、0.3〜2重量%のリン酸二水素一ア
ンモニウムを含む結晶リン酸二水素一ナトリウム
が得られる。この生成物は純粋なリン酸二水素一
ナトリウムとかなり異なるものであつて、X線ス
ペクトルにより新規な均一な生成物であり、2種
類の出発物質の結晶の混合物ではないことが判明
した。 (実施例) 以下に実施例を示し、公知方法と比較して本発
明を説明する。 実施例には、出発物質の製造用に用いられる特
定量の種々な成分を示す。リン酸は50%水溶液と
して使用され、水酸化ナトリウムは40%水溶液と
して使用され、アンモニアは濃厚水溶液として使
用された。乾燥は約50トルの圧力で回転式蒸発器
で実施した。反応は全て加熱されたニーダー中で
実施した。油浴の温度は330℃±1℃であり、生
成物温度は約290℃であつた。 全実施例においては、乾燥出発物質をニーダー
中で加熱するが、これは150℃に与熱し、約75分
かけて最終的に330℃(油の温度)にし、ついで
固形物質の吸引が始まるまで、約200トルの水蒸
気分圧で混合した。 %はモル%を示し、時間は全て油浴温度が330
℃である時点で示した。 マドレル塩の収率を水不溶性部分を2回重量分
析して測定した。 本発明方法によれば、マドレル塩がきわめて速
くかつ完全に形成されることが実施例により明白
に示された。 実施例 1 100%H3PO4+97.5%NaOH+2.5%NH4OH リン酸を適量のアンモニアおよび水酸化ナトリ
ウムで中和し、ついで回転式蒸発器で蒸発した。
【表】
実施例 2
100%H3PO4+99%NaOH
リン酸を適量の水酸化ナトリウムで中和し、つ
いで回転式蒸発器で蒸発した。
いで回転式蒸発器で蒸発した。
【表】
実施例 3
NaH2PO4+1.5%H3PO4
リン酸2水素ナトリウム(実施例4参照)を水
に溶解し、適量のリン酸と混合し、ついで回転式
蒸発器で蒸発した。
に溶解し、適量のリン酸と混合し、ついで回転式
蒸発器で蒸発した。
【表】
実施例 4
100%H3PO4+98%NaOH+2%CH3NH2
リン酸を適量のメチルアミンおよび水酸化ナト
リウムで中和し、ついで回転式蒸発器で蒸発し
た。
リウムで中和し、ついで回転式蒸発器で蒸発し
た。
【表】
比較例 5
100%H3PO4+100%NaOH(対照試験としての
NaH2PO4) リン酸を適量の水酸化ナトリウムで中和し、つ
いで回転式蒸発器で蒸発し、リン酸2水素ナトリ
ウムを得た。
NaH2PO4) リン酸を適量の水酸化ナトリウムで中和し、つ
いで回転式蒸発器で蒸発し、リン酸2水素ナトリ
ウムを得た。
【表】
比較例 6
NaH2PO4+1.5%NH4H2PO4(ドイツ連邦共和国
特許明細書第2315370号による比較例) 実施例4による乾燥リン酸二水素ナトリウムと
適量の固形かつ粉砕されたリン酸二水素一アンモ
ニウムを混合し、ついで激しく混合した。
特許明細書第2315370号による比較例) 実施例4による乾燥リン酸二水素ナトリウムと
適量の固形かつ粉砕されたリン酸二水素一アンモ
ニウムを混合し、ついで激しく混合した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固形のリン酸二水素ナトリウムとピロリン酸
二水素二ナトリウムのうち少なくとも1つ、及び
その結晶格子内に均一に分布するように添加され
た触媒量の酸より成る反応混合物を加熱して縮合
させる、マドレル塩の製法。 2 前記した酸としてオルトリン酸、ポリリン
酸、亜リン酸または次亜リン酸を用いる特許請求
の範囲1項記載の製法。 3 前記した結晶格子内への均一な分布が、前記
した成分の通常の溶液を蒸発、噴霧乾燥、或は結
晶化によりなされる特許請求の範囲1〜2のいず
れか1項記載の製法。 4 反応が250〜500℃の温度で行われる特許請求
の範囲1に記載の製法。 5 反応が280〜380℃の温度で行われる特許請求
の範囲4に記載の製法。 6 50〜450トルの水蒸気分圧で乾燥固形物が得
られるまで縮合させる特許請求の範囲1に記載の
製法。 7 酸が全量に対し0.05〜10モル%である特許請
求の範囲1に記載の製法。 8 酸が全量に対し0.5〜5モル%である特許請
求の範囲7に記載の製法。 9 リン酸二水素ナトリウムが、その結晶格子内
に均一に分布するように添加された0.05〜2.5モ
ル%のオルトリン酸を含有する特許請求の範囲1
に記載の製法。
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