JPH0470403B2 - - Google Patents

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JPH0470403B2
JPH0470403B2 JP63170524A JP17052488A JPH0470403B2 JP H0470403 B2 JPH0470403 B2 JP H0470403B2 JP 63170524 A JP63170524 A JP 63170524A JP 17052488 A JP17052488 A JP 17052488A JP H0470403 B2 JPH0470403 B2 JP H0470403B2
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urethane resin
resin emulsion
emulsion
urethane
glove base
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Tadayuki Sugimoto
Takeshi Doi
Hiroshi Kondo
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DAIICHI KOGYO SEIYAKU KK
MIE KAGAKU KOGYO KK
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DAIICHI KOGYO SEIYAKU KK
MIE KAGAKU KOGYO KK
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Publication date
Application filed by DAIICHI KOGYO SEIYAKU KK, MIE KAGAKU KOGYO KK filed Critical DAIICHI KOGYO SEIYAKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はウレタン樹脂で被覆された布帛製の作
業用手袋であつて、柔軟性を有し、耐溶剤性など
に優れた作業用手袋の製造法に関する。 [従来の技術] 従来の作業用手袋は、編成したりメリヤス布を
縫製したりして製造された手袋基体の表面を、天
然ゴム、合成ゴム、塩化ビニル樹脂などで全面に
わたつて被覆したものが主流である。 しかし、天然ゴムや合成ゴムで被覆された手袋
は耐溶剤性が不充分である。また塩化ビニル樹脂
で被覆された手袋は、通常布帛製の手袋基体を塩
ビプラスチゾル中に浸漬して被覆したものが主流
であるが、該手袋にはゴムラテツクスゾル中に配
合された可塑剤、安定剤などの臭いが残る、耐油
性や耐溶剤性が劣る、通気性がわるく作業中に手
袋内部がむれる。皮膜が厚く、硬く、伸縮性およ
び柔軟性が劣るなどの問題がある。 耐溶剤性を有する作業用手袋としては溶剤系ウ
レタン樹脂溶液を用いて被覆された手袋もある
が、製造工程で溶剤が使用されるため、作業環境
上好ましくない、火災・爆発の危険性がある、生
産設備においても防爆設備および溶剤回収設備な
どが必要であるなど、コスト面および安全性面で
問題がある。さらにウレタン樹脂溶液が布地に浸
漬するので、えられる手袋は非常に硬く、作業性
のわるいものになるという問題がある。 また一般的な方法ではないが、布帛製の手袋基
体をポリウレタンエマルジヨンを用いて被覆した
作業用手袋も製造されている。しかし、ポリウレ
タンエマルジヨンが布地に浸透するので、これを
防ぐために手袋基体を金属塩などにより浸漬処理
し、つぎにその表面にポリウレタンエマルジヨン
を塗布・乾燥させたのち、金属塩を洗い流す必が
あり、非常に手間がかかりコスト高である。 また、このポリウレタンエマルジヨンの浸透を
防止するために、メリヤス手袋表面の目をつぶす
という意味で、ポリウレタンエマルジヨンに起泡
剤を添加して機械発泡ポリウレタンエマルジヨン
を作製し、これを手袋基体表面に塗布し、しかる
のちに非発泡ポリウレタンエマルジヨンを塗布す
る方法によつてもポリウレタン被覆手袋が製造さ
れているが、一層目に使用する発泡層の機械的物
性が劣る、二回塗布方式なのでコスト高になると
いう問題がある。 ポリウレタンエマルジヨンを用いるばあいの他
の浸透防止方法として、ポリウレタンエマルジヨ
ンに増粘剤などを添加して粘度をあげる方法もあ
り、この方法では浸透防止はある程度可能である
が、肉厚を薄くすることが困難である。肉厚が厚
くなると気泡が発生しやすくなる、手袋表皮にク
ラツクが発生しやすくなるなどの問題が生ずる。 クラツクの原因はエマルジヨン系の材料により
被覆された手袋のすべてに共通している問題であ
るが、塗布されたポリウレタンエマルジヨンは表
皮(外側)から硬化するため、表皮内部の水分の
逃げ場がなくなり、クラツクが発生すると考えら
れている。 [課題を解決するための手段] 本発明者らは前記のごとき従来の作業用手袋が
有する欠点を解消するために鋭意検討を重ねた結
果、特定温度の手型によつて加温された手袋基体
に感熱ゲル化性を有する特定のポリウレタン樹脂
エマルジヨンを塗布して乾燥させることにより、
軽く、薄く、伸縮性および柔軟性を有し、かつ耐
溶剤性、耐油性などに優れた作業用手袋がえられ
ることを見出し、本発明に到達した。 すなわち本発明は、布帛製の手袋基体を加温さ
れた手型に差込んだのち、感熱ゲル化性を有する
ウレタン樹脂エマルジヨンを手袋基体の表面に塗
布し、ついで乾燥させて作業用手袋を製造する際
に、該ウレタン樹脂エマルジヨンとして、ポリイ
ソシアネートと2個以上の活性水素原子を有する
分子量200〜10000の化合物とをNCO基/活性水
素原子がモル比で1.02〜1.2で反応させてえられ
た遊離イソシアネート基含有量が0.2〜1.5%(重
量%、以下同様)でオキシエチレン鎖含有量が5
〜20%のウレタンポリマーを、HLB6〜18の非イ
オン界面活性剤を該ウレタンポリマーに対して2
〜15%となるように配合した水の存在下で、1分
子中に1級および(または)2級アミノ基を2個
以上含有するポリアミン化合物で鎖伸長してえら
れる感熱ゲル化性を有する非イオン性ウレタン樹
脂エマルジヨンを用いることを特徴とする作業用
手袋の製造法に関する。 [実施例] 本発明に用いられる非イオン性ウレタン樹脂エ
マルジヨンは特願昭62−174376号明細書にも記載
されているものである。 前記ウレタン樹脂エマルジヨンを調製するため
には、まずポリイソシアネートと2個以上の活性
水素原子を有する分子量200〜10000の化合物とを
NCO/活性水素原子がモルで1.02/1〜1.2/1
になるように反応させて、遊離イソシアネート基
含有量が0.2〜1.5%で、オキシエチレン鎖含有量
が5〜20%のウレタンポリマーが調製される。 前記ポリイソシアネートの具体例としては、た
とえばジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト、ジフエニルメタンジイソシアネート、トリレ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
トなどの芳香族、脂肪族または脂環族の全てのポ
リイソシアネートまたはこれらの2〜3量体など
があげられる。前記ポリイソシアネートはいずれ
も好ましいものであるが、たとえば無黄変性の手
袋が必要なばあいは脂肪族系や脂環族系のイソシ
アネートを用いるのが好ましく、安価で黄変して
もよい手袋が必要なばあいは芳香族のイソシアネ
ートを使用すればよい。 これらポリイソシアネートは単独で用いてもよ
く、2種以上併用してもよい。 前記2個以上、好ましくは5個以下の活性水素
原子を有する分子量200〜10000、好ましくは200
〜3000の化合物とは、末端または分子中に2個以
上のヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基
(1級のばあい、活性水素1個として計算する)、
メルカプト基などの活性水素原子を有する基を含
むもので、具体例としては、たとえばポリエーテ
ル、ポリエステル、ポリエーテルエステル、ポリ
チオエーテル、ポリアセタール、ポリブタジエン
などがあげられるが、ポリオキシエチレングリコ
ール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポ
リオキシエチレンオキシプロピレンランダム共重
合体などの分子量1000〜3000のポリオキシアルキ
レングリコールや、ポリブチレンアジペートジオ
ール、ポリエチレンアジペートジオール、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオールとアジピン酸と
のポリエステル、β−メチル−δ−バレロラクト
ンとアジピン酸とのポリエステルなどの分子量
1000〜2000のポリアジピン酸エステルジオールが
とくに有用である。 かかる2個以上の活性水素原子を有する分子量
200〜10000の化合物は単独で用いてもよく、2種
以上併用してもよいが、これらを用いて製造する
ウレタンポリマーが5〜20%のオキシエチレン鎖
を含有することが必要であるため、それらの範囲
を満足するように適宜選択または組合わせて使用
することが必要である。 前記活性水素原子を有する化合物の分子量が
200未満になるとハードセグメント部分が多くな
り、柔軟で抗張力の優れた皮膜を与えるウレタン
樹脂エマルジヨンが製造できなくなる。また
10000をこえるとソフトセグメント部分が多くな
り柔軟ではあるが抗張力の優れた耐溶剤性の優れ
た皮膜を与えるウレタン樹脂エマルジヨンが製造
できなくなる。 これらの2個以上の活性水素原子を有する分子
量200〜10000の化合物とポリイソシアネートとの
反応は、従来からの公知の一段式または多段式イ
ソシアネート重付加反応法により、50〜120℃の
温度条件下で行なわれる。このばあい、必要に応
じて2個以上の活性水素原子を有する低分子量鎖
伸長剤、リン酸、安息香酸、パラトルエンスルホ
ン酸、アジピン酸などの反応制御剤、ジブチルチ
ンジラウレート、スタナスオクトエート、トリエ
チルアミン、トリエチレンジアミンなどの反応触
媒、さらにイソシアネート基と反応しない有機溶
剤などを反応段階や反応終了後などの必要とされ
る段階に添加してもよい。 前記2個以上(好ましくは5個以下)の活性水
素原子を有する低分子量鎖伸長剤の具体例として
は、たとえば1,4−ブタンジオール、トリメチ
ロールプロパン、3−メチル−1,5−ペンタン
ジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジ
オール、プロピレングリコール、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコールなどの多価アルコー
ル類などがあげられる。 前記有機溶剤の具体例としては、たとえばアセ
トン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、酢酸エ
チル、トルエン、キシレン、塩化メチレンなどが
あげられる。 ウレタンポリマーの製造に際しては、NCO/
活性水素原子がモル比で1.02〜1.2、好ましくは
1.05〜1.15に設定することが必要であり、えられ
るウレタンポリマーの遊離イソシアネート基含有
量は0.2〜1.5%とすることが望ましい。 NCO/活性水素原子がモル比で1.2をこえる
か、遊離イソシアネート基含有量が1.5%をこえ
ると、後述のポリアミン化合物で鎖伸長させてえ
られる非イオン性ウレタン樹脂エマルジヨンの乳
化安定性および経時安定性が不良となり、
NCO/活性水素原子がモル比で1.02未満となる
か、遊離イソシアネート基含有量が0.2%未満に
なると、粘度上昇のために多量の有機溶媒が必要
となつたりするために経済性が劣るほか、ばあい
によつては高分子量、高架橋になるために均一に
乳化分散させるのが困難となる。 さらに、えられるウレタンポリマーは5〜20%
のオキシエチレン鎖を含有することが必要であ
る。ウレタンポリマー中のオキシエチレン鎖含有
量が5%未満ではウレタンポリマー骨格の疎水性
が強くなりすぎて均一な乳化分散が不可能とな
り、また20%をこえると乳化分散性は良好となる
が、生成物から形成される皮膜の物性、とくに耐
水性が著しく劣化し、エマルジヨンの安定性に優
れ、耐水性、耐熱水性、耐溶剤性などの改良され
た作業用手袋を製造しうるウレタン樹脂エマルジ
ヨンがえられなくなる。 本発明においては、このようにして調製された
ウレタンポリマーに対して2〜15%のHLB6〜18
の非イオン界面活性剤および水の存在下で、鎖伸
長剤として1分子中に1級および(または)2級
アミノ基を2個以上含有するポリアミン化合物を
反応させてえられる感熱ゲル化性を有する非イオ
ン性ウレタン樹脂エマルジヨンが調製される。 ウレタンポリマーを鎖伸長させながら乳化分散
させるときに用いられるHLB6〜18の非イオン界
面活性剤の具体例としては、たとえばアルキルエ
ステル、高級アルコール、アルキルフエノール、
スチレン化フエノール、脂肪族アミン、ソルビタ
ンアルキルエステルなどのエチレンオキサイド付
加物などがあげられる。これらは単独で用いても
よく、2種以上併用してもよいが、HLB8〜17の
範囲の混合物が好ましい。 該界面活性剤の使用量はウレタンポリマーに対
して2〜15%であるが、該使用量が2%未満にな
ると均一な乳化分散が不可能となり、15%をこえ
ると乳化分散性は良好となるが、形成される皮膜
の耐水性が低下する。 鎖伸長剤として用いる1分子中に1級および
(または)2級アミノ基を2個以上含有するポリ
アミン化合物の具体例としては、たとえばエチレ
ンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメ
チレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、ペピラジン、ヒドラジン、ト
リレンジアミン、キシリレンジアミンなどがあげ
られる。該ポリアミン化合物の使用量は、ウレタ
ンポリマー中の遊離イソシアネート基1当量に対
して、通常0.5〜1.5当量のアミノ基を含む量であ
り、0.7〜1.2当量が好ましい。 前記遊離イソシアネート基1当量に対するアミ
ノ基の量が0.5当量未満のばあいには、鎖伸長が
不充分となり、水による末端停止が起こり、乳化
が困難になり、ウレタン樹脂エマルジヨンの性能
を低下させる。また1.5当量をこえるばあいには、
ポリアミンにより末端停止が起こるため、鎖伸長
されず、ウレタン樹脂エマルジヨンの性能低下の
原因となる。 このようにしてえられる本発明に用いる感熱ゲ
ル化性を有する非イオン性ウレタン樹脂エマルジ
ヨンは、平均粒子径が0.1〜2μm、固形分が40〜
60%であるのが好ましい。 なお本明細書にいう感熱ゲル化性とは非イオン
活性剤の曇点現象により、一定の温度以上になれ
ばウレタン樹脂エマルジヨンの乳化分散液が不安
定となり、さらに温度が上昇すると急激にウレタ
ン樹脂エマルジヨンが破壊され、ゲル化する現象
をいう。 該ウレタン樹脂エマルジヨンには、ゲル化速度
を調節するために天然ゴムラテツクスや合成ゴム
ラテツクスの凝固剤として使用される金属塩など
を適宜添加してもよい。 金属塩の具体例としては、たとえば硝酸カルシ
ウム、硫酸アンモニウム、塩化カルシウム、硫酸
アルミニウムなどがあげられる。これらは単独で
用いてもよく、2種以上併用してもよい。 さらに該ウレタン樹脂エマルジヨンには、要す
れば顔料、増粘剤、紫外線防止剤、抗酸化剤、無
機フイラー、難燃剤、導電材、滑り止め材などを
添加してもよい。 本発明においては手袋基体が加温された手型に
差込まれたのち、前記感熱ゲル化性を有するウレ
タン樹脂エマルジヨンが塗布される。 本発明に用いられる布帛製の手袋基体にはとく
に限定はなく、通常作業用手袋の基体として用い
られているものであれば使用しうる。 該手袋基体は編成されたものでもよく、縫製し
て製造されたものでもよい。その具体例として
は、たとえばメリヤス布を縫製したものなどがあ
げられる。なかでも、未晒棉メリヤス製手袋基体
(未晒棉メリヤスは、油脂分が付着しているので
撥水性である)および撥水処理された棉メリヤス
製手袋基体は、ウレタン樹脂エマルジヨンの浸透
を防止する効果があるので好ましい。さらに、棉
メリヤス布が番手#30〜#40のメリヤス編用糸を
用いて編成されたものであるのが、該ウレタン樹
脂エマルジヨンの浸透を防止し、かつ、作業用手
袋として軽く、薄く、伸縮性に富み、柔軟性の優
れた手袋をうるなどの点から好ましい。 前記手型としては手袋基体を加温させうるもの
である限りとくに限定はなく、たとえばアルミニ
ウム製、セラミツクス製、陶器製、テフロン加工
された金属製などの手型が好ましく使用されう
る。 該手型はウレタン樹脂エマルジヨンをゲル化さ
せるために加温、たとえば50〜120℃、好ましく
は50〜80℃に加温される。該温度が50℃未満にな
るとエマルジヨンが充分ゲル化せず、ウレタン樹
脂エマルジヨンが布地に浸透してえられる手袋は
硬くなり、柔軟性が低下し、作業性がわるいもの
になりやすい。また120℃をこえるとゲル化が急
激におこり、エマルジヨンの流動性がなくなるた
め、手袋基体に付着するウレタン樹脂の厚さが均
一でなくなり、気泡、亀裂、リツプが生じるなど
して平滑なウレタン樹脂皮膜がえられにくくな
る。 加温された手型に差込まれた手袋基体にウレタ
ン樹脂エマルジヨンを塗布する方法にとくに限定
はないが、浸漬法、フローコート法、ウレタン樹
脂エマルジヨンの液面で手袋基体が差込まれた金
型を回転させながら無圧塗布する方法などが採用
されうる。該ウレタン樹脂エマルジヨンは手袋基
体に付着すると速やかにゲル化し、布帛内部には
浸透せず、表面に均一な湿潤皮膜が形成される。 なお、前記布帛内部には浸透せずとは、えられ
た作業用手袋を裏返して観察したとき、ウレタン
樹脂が裏面に認められないことをいう。 皮膜の厚さは、塗布時間およびエマルジヨンの
粘度を調整するだけで容易に調整することができ
る。 たとえば後述する実施例1に記載のウレタン樹
脂エマルジヨンを撹拌しながら増粘剤(第一工業
製薬(株)製のスーパーフレツクスVR)を添加し、
気泡の発生しないようにして調製した溶液の表面
で、番手#30〜#40の棉メリヤス編用糸から編成
された棉メリヤス布を縫製して製造された手袋基
体(目付:35.5g/1双)に金型をさしこみ、こ
れを回転させながら塗布を行なつたばあいの粘度
と皮膜の厚さとの関係は、第1表に示すとおりで
ある。
【表】 **:湿潤皮膜を乾燥させた
のちの手袋の厚さ
このようにして形成された湿潤皮膜は乾燥せし
められ、目的とする作業用手袋が製造される。 乾燥方法および乾燥条件にもとくに限定はな
く、たとえば85〜150℃、さらに好ましくは90〜
110℃の熱風乾燥炉で5〜60分間熱処理すればよ
い。 つぎに本発明の製造法を実施例に基づき、さら
に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例の
みに限定されるものではない。 実施例 1 ポリブチレンアジペートジオール(平均分子量
1000)180部、ポリオキシエチレンオキシプロピ
レンランダム共重合グリコール(平均分子量
3400、オキシエチレン鎖含有量80%)20部、1,
4−ブタンジオール3.8部、トリメチロールプロ
パン3.8部およびメチルエチルケトン143.8部から
なる混合物にジシクロヘキシルメタンジイソシア
ネート79.9部を加え、75℃で90分間反応させて遊
離イソシアネート基含有量1.03%のウレタンポリ
マー(オキシエチレン鎖含有率5.56%)のメチル
エチルケトン溶液をえた。 えられた溶液にジスチレン化フエノールのエチ
レンオキサイド付加物であるポリオキシエチレン
アリールフエノールエーテル型非イオン界面活性
剤(HLB=15)14.4部(非イオン界面活性剤配
合割合4.77%)を添加して混合したのち、水
301.9部を加えて乳化分散させ、つぎにエチレン
ジアミンの5%水溶液42.4部を添加して60分間撹
拌したのち、エバポレーターにて減圧下40〜50℃
でメチルエチルケトンを留去して平均粒子径
1.2μm、固形分約49%の乳白色のウレタン樹脂エ
マルジヨンをえた。 えられたウレタン樹脂エマルジヨン100部を撹
拌しながら顔料ペースト(Fuji SP Blue431)2
部を添加し、つぎに増粘剤(第一工業製薬(株)製の
スーパーフレツクスVF)1.0部を気泡が発生しな
いように混合してウレタン樹脂エマルジヨン配合
液を調製した。 つぎに番手#40の棉メリヤス編用糸から編成さ
れた棉メリヤス布を縫製して製造された手袋基体
(目付:35.5g/1双)1を、第1図に示すよう
な70℃に加温されたアルミニウム製の手型2に差
込み、これを第2図に示すように、前記配合液3
が入れられた受け皿5中の浴槽4の液面で、液圧
がかかりにくいようにゆつくり回転させることに
より、気泡も少なく、粘度低下もおこさずに手袋
基体表面にウレタン樹脂エマルジヨンを付着せし
め、ゲル化せしめて、厚さ100〜500μmの均一な
湿潤皮膜を形成させた。つぎに第3図に示すよう
につり下げて余分の配合液を除いたのち100℃の
熱風乾燥炉に入れて約10分間熱処理を行ない、柔
軟性および通気性を有する厚さ50〜250μmのウレ
タン被覆作業用手袋をえた。 えられた作業用手袋の表面は、クラツク、リツ
プなどが認められず、ウレタン樹脂の均一な皮膜
が形成されていた。また手袋を裏返して観察した
ところ、ウレタン樹脂は布地に浸透していなかつ
た。 実施例 2 ポリオキシテトラメチレングリコール(平均分
子量1000)180部、ポリエチレングリコール(平
均分子量600)14.8部、ポリオキシエチレンオキ
シプロピレンランダム共重合グリコール(平均分
子量3400)14.8部、1,4−ブタンジオール3.0
部、トリメチロールプロパン5.1部およびメチル
エチルケトン147.6部からなる混合物にジフエニ
ルメタンジイソシアネート77.5部を加え、75℃で
60分間反応させて遊離イソシアネート基含有量
0.36%のウレタンポリマー(オキシエチレン鎖含
有率9.02%)のメチルエチルケトン溶液をえた。
えられた溶液にジスチレン化フエノールのエチレ
ンオキサイド付加物であるポリオキシエチレンア
リールフエノールエーテル型非イオン界面活性剤
(HLB=8)14.8部、ジスチレン化フエノールの
エチレンオキサイド付加物であるポリオキシエチ
レンアリールフエノールエーテル型非イオン界面
活性剤(HLB=15)14.8部(非イオン界面活性
剤の合計配合割合9.12%)および水324.7部を加
えて乳化させ、エチレンジアミンの5%水溶液
15.2部を添加して60分間撹拌したのち、有機溶媒
を留去して平均粒子径1.2μm、固形分約50%の乳
白色のウレタン樹脂エマルジヨンをえた。 えられたウレタン樹脂エマルジヨン100部を撹
拌しながら顔料ペースト(Fuji SP Black8010)
1部を添加し、つぎに増粘剤(第一工業製薬(株)製
のDKシツクナーSCT−270)0.5部を気泡が発生
しないように混合してウレタン樹脂エマルジヨン
配合液を調製した。 つぎに実施例1と同じ手袋基体に、実施例1と
同様にしてウレタン樹脂エマルジヨンを付着さ
せ、厚さ300〜450μmの均一な湿潤皮膜を形成さ
せたのち、実施例1と同様に熱処理を行ない、柔
軟性、耐水性、耐油性および耐溶剤性を有する厚
さ200μmのウレタン被覆作業用手袋をえた。 えられた作業用手袋の表面は、クラツク、リツ
プなどが認められず、ウレタン樹脂の均一な皮膜
が形成されていた。また手袋を裏返して観察した
ところ、ウレタン樹脂は布地に浸透していなかつ
た。 [発明の効果] 本発明の製造法によれば、ウレタン樹脂エマル
ジヨンが手袋基体の布帛内部に浸透せず、手袋基
体の表面に薄く均一な皮膜を形成させることがで
きるので、柔軟性を有し、耐水性、耐溶剤性など
に優れた作業用手袋を製造することができる。 また、製造工程において溶剤を使用しないの
で、火災、人体障害、環境汚染などの問題を生じ
させず、耐油性、耐摩耗性、耐寒性などにも優れ
た作業用手袋を廉価に安全に短時間で製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は手型に手袋基体を差込む工程の説明
図、第2図は手袋基体にウレタン樹脂エマルジヨ
ン配合液を浸漬法により塗布する工程の説明図、
第3図は手袋基体に付着した余分のウレタン樹脂
エマルジヨン配合液を除く工程の説明図である。 (図面の主要符号)、1:手袋基体、2:手型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 布帛製の手袋基体を加温された手型に差込ん
    だのち、感熱ゲル化性を有するウレタン樹脂エマ
    ルジヨンを手袋基体の表面に塗布し、ついで乾燥
    させて作業用手袋を製造する際に、該ウレタン樹
    脂エマルジヨンとして、ポリイソシアネートと2
    個以上の活性水素原子を有する分子量200〜10000
    の化合物とをNCO/活性水素原子がモル比で
    1.02〜1.2で反応させてえられた遊離イソシアネ
    ート基含有量が0.2〜1.5重量%でオキシエチレン
    鎖含有量が5〜20重量%のウレタンポリマーを、
    HLB6〜18の非イオン界面活性剤を該ウレタンポ
    リマーに対して2〜15重量%となるように配合し
    た水の存在下で、1分子中に1級および(また
    は)2級アミノ基を2個以上含有するポリアミン
    化合物で鎖伸長してえられる感熱ゲル化性を有す
    る非イオン性ウレタン樹脂エマルジヨンを用いる
    ことを特徴とする作業用手袋の製造法。
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