JPH0470441A - 屋根断熱構造、その施工方法及びそれに用いる断熱板受具 - Google Patents

屋根断熱構造、その施工方法及びそれに用いる断熱板受具

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JPH0470441A
JPH0470441A JP18162490A JP18162490A JPH0470441A JP H0470441 A JPH0470441 A JP H0470441A JP 18162490 A JP18162490 A JP 18162490A JP 18162490 A JP18162490 A JP 18162490A JP H0470441 A JPH0470441 A JP H0470441A
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茂 加藤
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羽田 朋史
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勝 大槻
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特に木造家屋に適した屋根断熱構造、その施
工方法及びそれに用いる断熱板受具に関する。
[従来の技術] 従来、最も一般的木造家屋においては、天井裏にグラス
ウール等を敷き詰めることで屋根側の断熱が図られてい
る。
kころで、最近の木造家屋では1屋根裏部屋を設けるこ
とが多くなってきており、この場合、天井裏が存在しな
くなるので、上記のような天井裏での断熱を行うことが
できない。
そこで、垂木上に野地板を取り付けた後、防水シート(
ルーフィング)と合成樹脂発泡板等の断熱板とを順次敷
設し、更にその上に瓦や屋根鉄板等の屋根材を施工する
ことで、屋根そのものに断熱性を付与することが行われ
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、L記従来の屋根への断熱性の付与には次
のような問題がある。
(1)施工に際し、野地板及び断熱材の施工は大工が行
い、防水シートと屋根材の施工は屋根層が行うので1屋
根の施工が、大工→屋根屋→大工→屋根屋の順で行われ
ることになって、施工手順が繁雑で、ともすると業者間
の施工リレーがうまく行かず、工期が長びさやすい。
(2)断熱材の施工後、その上に乗って屋根板の施工を
行うことになるので、断熱板が合成樹脂発泡板等の場合
、割れ等の損傷を生じるおそれがある。
ところで、ト記施工手順の改善と断熱板の保護を同時に
図るためには、垂木間に断熱材を取り付けた後、野地板
、防水シート、屋根材の順で施工することが考えられる
しかしながら、上記のような施工では、垂木間に断熱板
が取り付けられた状態で野地板の取り付けを行わなけれ
ばならず、野地板の取り付は時に断熱板を踏み抜いて転
落する事故を起しやすく。
作業の安全性の面での問題がある。また、垂木間に断熱
板を取り付けるにしても、釘等で直接断熱板を取り付け
るのでは取り付けが不安定になりやすく、作業性も悪い
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
屋根自体への断熱性の付与を、断熱材の上に乗ることな
く、安全で効率的な作業で行えるようにすることをその
解決すべさ課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、大別して、(1)受具同時施工タイプ、(2
)受具光施工タイプ、(3)受具かぶせタイプの3つの
タイプに分けられる。
以下、上記3つのタイプに分けて説明する。
(1)受具同時施工タイプ このタイプを第1図ないし第4図で説明する。
まず、このタイプの施工方法は、請求項第1項に記載さ
れているように、垂木1上に野地板2を取り付けた後、
垂木間lに断熱板3を挿入すると共に、止め部4を有す
る断熱板受具5を、その止め部4を垂木lの側方に突出
させて各垂木lの下部に固定することによって、断熱板
3を、相隣接する垂木lに固定した断熱板受具5の止め
部4に係止する屋根断熱施工方法である(特に第3図参
照)。
また、この施工方法で得られる屋根の断熱構造は、請求
項第2項に記載されているように、止め部4を有する断
熱板受具5が、その止め部4を垂木1の側方に突出させ
て各垂木lの下部に固定されており、かつ断熱板3が、
相隣接する垂木1に固定されている断熱板受具5の止め
部4に係止されている屋根断熱構造である(特に第1図
及び第2図参照)。
更に、この施工に用いる断熱板受具5は、請求項第3項
に記載されているように、垂木lの下部に固定した時に
、垂木1の側方に突き出て断熱板3を支持する止め部4
を有する断熱板受具5である(特に第4図参照)。
(2)受具光施工タイプ このタイプを第12図ないし第15図で説明する。
まず、このタイプの施工方法は、請求項第5項に記載さ
れているように、下方から押圧された時に弾性的に押し
込まれる止め部4を有する断熱板受具5を、その止め部
4を垂木1の側方に突出ぎせて各垂木lの下部に固定し
かつ垂木1上に野地板2を取り付けた後、断熱板3を、
相隣接する垂木1の断熱板受具5の止め部4間に下方か
ら押し込んで取り付ける屋根断熱施工方法である(特に
第14図参照)。
また、この施工方法で得られる屋根の断熱構造は、請求
項第8項に記載されているように、下方から押圧された
時に弾性的に押し込まれる止め部4を有する断熱板受具
5が、その止め部4を垂木lの何方に突出させて各垂木
lの下部に固定されており、かつ断熱板3が、相隣接す
る垂木lに固定された断熱板受具5の止め部4間で支持
されている屋根断熱構造である(特に第12図及び第1
3図参照)。
更に、この施工方法に用いる断熱板受具5は、請求項第
11項に記載されているように、垂木lの下部に固定し
た時に、下方からの押圧力によって弾性的に押し込まれ
る状態で垂木1の側方へ突き出る止め部4を有する断熱
板受具5である(特に第15図参照)。
(3)受具かぶせタイプ このタイプを第24図ないし第27図で説明する。
まず、このタイプの施工方法は、請求項第12項に記載
されているように、下方から押圧された時に弾性的に押
し込まれる止め部4を有する断熱板受具5を、その止め
部4を垂木lの何方に突出させて各垂木1の上部に固定
してから野地板2を取り付け、その後、断熱板3を、相
隣接する垂木lの断熱板受具5の止め部4間に下方から
押し込んで取り付ける屋根断熱施工方法である(特に第
26図参照)。
また、この施工方法で得られる屋根の断熱構造は、請求
項第15項に記載されているように、下方から押圧され
た時に弾性的に押し込まれる止め部4を有する断熱板受
具5が、その止め部4を垂木1の側方に突出させて各垂
木1の上部に固定されており、かつ断熱板3が、相隣接
する垂木1に固定されている断熱板受具5の止め部間4
に支持されている屋根断熱構造である(特に第24図及
び第25図参照)。
更に、この施工方法に用いる断熱板受具5は、請求項第
18項に記載されているように、垂木1の北部に固定し
た時に、下方からの押圧力によって弾性的に押し込まれ
る状態で垂木1の側方へ突き出る止め部4を有する断熱
板受具5である(特に第27図参照)。
尚、垂木1を有さない屋根構造においては、上述のいず
れのタイプも、垂木1を母屋と読み換えた状態で適用す
ることができる。
[作 用] (1)受具同時施工タイプ このタイプの場合、施工手順が、野地板2の取り付け、
断熱板3及び断熱板受具5の取り付けの順で行われるこ
とになる。
従って、野地板2の取り付は後、野地板2の上で行われ
る防水シートと屋根材の施工と、野地板2のF側で行わ
れる断熱板3の取り付けとを同時に行うことができる。
即ち、野地板2の取り付は後、大工の作業と屋根構の作
業の順番を調整することなく1両者同時に並行して作業
を行うことができる。
(2)受具光施工タイプ このタイプの場合、施工手順が2野地板1及び断熱板受
具5の取り付け、断熱板3の取り付けの順で行われるこ
とになる。
従って、野地板2の取り付は後、野地板2の上で行われ
る防水シートと屋根材の施工と、野地板2の下側で行わ
れる断熱板3の取り付けとを同時に行うことができる。
即ち、野地板2の取り村は後、大工の作業と屋根構の作
業の順番を調整することなく1両者同時に並行して作業
を行うことができる。
(3)受具かぶせタイプ このタイプの場合、施工手順が、断熱板受具5の取り付
け、野地板2の取り付け、断熱板3の取り付けの順で行
われることになる。
従って、野地板2の取り付は後、野地板2の丑で行われ
る防水シートと屋根材の施工と、野地板2の下側で行わ
れる断熱板3の取り付けとを同時に行うことができる。
即ち、野地板2の取り付は後、大工の作業と屋根構の作
業の順番を調整することなく、両者同時に並行して作業
を行うことができる。
また、いずれのタイプにおいても、断熱板3が野地板2
の下側に取り付けられるため、防水シート及び屋根材の
施工時に、断熱板3を踏み付けることなく施工でき、踏
み付けによる断熱板3の損傷を防止することができる。
加えて、いずれのタイプにおいても、各タイプに応じた
だ本断熱板受具5によって、断熱板3の取り付けが容易
かつ確実になるものである。
[実施例] 以下、上述の受具同時施工タイプ、受具先施工タイプ、
受具かぶせタイプの順に夫々の実施例を図面を参照して
説明する。
(1)受具同時施工タイプ 第1図及び第2図において、■は垂木、2は野地板、3
は断熱板、5は断熱板受具である。
野地板2は、一般のものと同様に、垂木lに対して釘等
で固定されているものである。
断熱板3は、垂木1間に挿入されて取り付けられている
もので、その取り付けは断熱板受具5によって行われて
いる。
断熱板3としては、例えばロックウールや木毛板等であ
ってもよいが、断熱性が高く、軽量で取り付は時の負担
が少ないことから、合成樹脂発泡断熱板が好ましい。こ
の合成樹脂発泡断熱板としては、例えば押出発泡ポリス
チレン板、ビーズ発泡ポリスチレン板、発泡ポリエチレ
ン板、硬質発泡ポリウレタン板、発泡塩化ビニル板等が
用いられるが、強度に優れ、吸湿性がほとんどなく、長
期間安定した断熱効果が得られることから、押出発泡ポ
リスチレン板が好ましい。
上記in板3を取り付けるための断熱板受具5は、第4
図に示されるようなもので、板片の上端部と下端部を各
々左右に約直角に屈曲させて止め部4と固定部6とし、
この止め部4と固定部6に各々上向きの爪部7a、7b
を形成したものとなっている。
第1図及び第2図に戻って、上記断熱板受具5による断
熱板3の取り付は状態を説明する。
図示されるように、断熱板受具5は、その固定部6の爪
部7bが垂木lの下面に打ち込まれることで、止め部4
を垂木lの側方に突出させて固定されている。断熱板受
具5は、各垂木1に固定されているもので、断熱板3は
、その両側に位置する垂木1に固定された断熱板受具5
の止め部4上に係止され、かつ止め部4の爪部7aが断
熱板3の下面に差し込まれた状態で取り付けられてG)
るものである。
上述の屋根断熱構造を得るための施工方法を第3図で説
明する。
まず、(a)に示されるように、垂木l上に野地板2を
固定する。この野地板2の固定は、通常と同様に釘打等
で行われる。
次いで、(b)に示されるように、相隣接する垂木1間
に断熱板3を挿入し、これと共に、(C)に示されるよ
うに、断熱板受具5による断熱板3の取り付けを行う、
即ち、本タイプでは、断熱板3の取り付けと断熱板受具
5の固定がほぼ同時に行われるものである。
断熱板受具5による断熱板3の取り付けは、垂木1間に
断熱板3を挿入し、これを保持しながら、断熱板受具5
の固定部6を、止め部4が垂木lの側方へ突出する状態
で垂木lへ打ち付けることで行われる。即ち、断熱板受
具5の固定部6の爪部7bを垂木lの下面に打ち込み、
これと同時に止め部4の爪部7aを断熱板3の下面に食
い込ませることで行われる。
断熱板3の上面に離型紙付の粘着剤を設けておき、施工
時に離型紙を剥し、野地板2の下面に粘着剤で断熱板3
を仮り止めできるようにしておくと、上記断熱板受具5
の固定時に断熱板3を手で保持する手間がいらず便利で
ある。
尚、断熱板受A5の固定部6偶の爪部7bを省略し、垂
木1下面への釘打等で本断熱板受具5の固定を行ったり
、止め部4側の爪部7aを省略し、単に止め部4上で断
熱板5を係止するだけとすることもできる。
第5図、第6図、第8図、第9図及び第11図は、各々
本タイプの施工に適した断熱板受具5の他の実施例を示
すものである。
第5図に示される断熱板受具5は、第4図で説明した[
?熱板受具5の固定部6を無くし、これに代えて、止め
部4と反対方向に突出する爪部7bを設けたものである
この断熱板受具5の場合、止め部4の爪部7aが断熱板
3の下面に食い込むのは第4図のものと同様であるが、
爪部7bは垂木1の下寄りの側面に打ち込まれるもので
ある。
この断熱板受具5の場合も、第4図のもので説明したよ
うに、爪部7aを省略したり、爪部7bを省略して垂木
1側面への釘打苓で本断熱板受具5の固定を行うように
することもできる。
第6図に示される断熱板受具5は、上向き二字形の板片
の両腕部8をく字形に屈曲させると共に、両腕部8の上
端部を先#A部を外側に屈曲させて止め部4としたもの
となっている。また、腕部8中間の屈曲部には、やや下
向きに小爪部7cが形成されている。
この断熱板受具5の場合、第7図に示されるように、腕
部8間に垂木1の下部を挟持することで固定されるもの
で、小爪部7cは垂木lの側面に食い込んで抜けを防止
するものである。また、断熱板3は、その下面が本断熱
板受具5の止め部4上に係止されて取り付けられること
になる。
尚、本断熱板受具5は、小爪部7cを省略し、釘打ち等
で垂木1の下面に固定するようにすることもできる。
fs8図のものは、上向きコ字形をなす板片の両腕部8
の先端部を各々外向きに約直角に屈曲させて止め部4と
したもので、底部上面には上向きに爪部7bが形成され
ている。
この断熱板受具5の場合、第6図で説明したものと同様
に、両腕部8Mに垂木1の下部を挟み込むと共に、その
爪部7bを垂木lの下面に打ち込むことで固定5れるも
のである。また、断熱板3は、止め部4の上に係止され
て取り付けられるものである。
この場合も、爪部7bを省略し、その代わりに垂木1の
下面への釘打等で本断熱板受具5を固定するようにして
もよい、また、止め部4に、第4図のものと同様な上向
きの爪部7aを形成することもできる。
第9図のものは、板片の上端部と下端を部各々左右に約
直角に屈曲させて止め部4と固定部6とすると共に、止
め部4の先端を尖らせ、また固定部6には上向きに爪部
7bを形成したものとなっている。
この断熱板受具5の場合、第10図に示されるように、
断熱板3を、その側面に本断熱板受具5の止め部4を突
き刺した状態で垂木1間に挿入し、固定部6の爪部7b
を垂木lの下面に打ち込むごとで断熱板3の取り付けを
行うことができる。
特に本断熱板受具5は、第10図に示されるように、野
地板2と断熱板3上面との間に空隙9をあけて、この空
気層の介在による断熱性の向上が図れるようにして断熱
板3を取り付ける場合に有利である。
即ち、これまで説明した断熱板受具5でも、その止め部
4の位置を下げることで空隙9を形成することができる
が、断熱板3が止め部4上に乗っただけとなって、ガタ
ツギを生じやすい、これに対して本断熱板止め具5の場
合、止め部4が断熱板3の側面に刺し込まれるので、空
隙9をあけてもガタッキを生じることがない。
尚、本断熱板受具の場合も、爪部7bを省略し、その代
わりに垂木lの下面への釘打等で本断熱板受具5を固定
するようにしてもよい。
第11図のものは、板片の上端部と下端部を各々左右に
約直角に屈曲させて止め部4と固定部6とし、固定部6
には上向きに爪部7bを形成すると共に、止め部4の下
側に更にもう1つの止め部4′を形成したものとなって
いる。
この断熱板受具5の場合、断熱板3の側部を両止め部4
,4′間に挟み付け、爪部7bを垂木1の下面に打ち込
むことで断熱板3の取り付けが行われる。断熱板3は、
両止め部4.4′間に挟まれて支持されるので、第9図
及び第10図で説明したものと同様に、空rIII9を
あけた断熱板3の取り付けを行っても、断熱板3にガタ
ッキを生じることがない。
尚、本断熱板受具5の場合も、爪部7bを省略し、その
代わりに垂木1の下面への釘打等で本断熱板受具5を固
定するようにしてもよい。
(2)受具光施工タイプ 第12図及び第13図に示されるように、垂木1の下部
に断熱板受具5が固定されており、垂木1の側方に突出
した止め部4によって垂木1間に断熱板3が係止されて
いる点では第1図及び第2図で説明したものと同様であ
る。但し、本タイプで用いる断熱板受具5は、その止め
部4が、下方から押圧された時に弾性的に押し込まれる
ものとなっている点で第1図及び第2図のものと相違し
ている。
更に断熱板受具5について説明すると、第15図に示さ
れるように、本断熱板受具5は、板片の上端部を円弧状
に湾曲させて止め部4とすると共に、下端部を止め部4
の凹面側に約直角に屈曲させて固定部6とし、更に固定
部6には上向きに爪部7bを形成したものとなっている
。また、特にこの止め部4は、凸面側が、押圧によって
弾性的に押し込められて偏平化可能なものとなってしす
る。
第12図及び第13図に戻って、上記断熱板受具5によ
る断熱板3の取り付は状態を説明する。
図示されるように、断熱板受具5は、固定部6の爪部7
bを垂木1の下面に打ち込むことで、止め部4の凸面側
を垂木1間に突出させて固定されている。断熱板3は、
垂木1間の間隔とほぼ等しい幅を有するもので、相隣接
する垂木lに固定された断熱板受具5の止め部4間を通
って押し込まれているものである。
即ち、円弧状の止め部4は、下方から垂木1間に断熱板
3が押し込まれる時、弾性的に押し込められることで偏
平化して断熱板3の通過を許容し、断熱板3の通過後に
元に復帰して断熱板3を係止しているものである。
上述の屋根断熱構造を得るための施工方法を第14図で
説明する。
まず、(a)に示されるように、垂木1上に野地板2を
固定する。この野地板2の固定は、通常と同様に釘打ち
等で行われる。
次いで、(b)に示されるように、少なくともこれから
断熱板3を挿入しようとする位置の両側の垂木lに対し
て断熱板受具5を固定する。断熱板受具5の固定は、爪
部7bを垂木1の下面に打ち込むことで行うことができ
る。
この断熱板受具5の固定後、(C)に示されるように、
下側から垂木1間に断熱板3を押し込む、特に第12図
に示される断熱板3の取り付は状態は、断熱板受具5の
止め部4より上方にまで断熱板3を押し込み、弾性的に
復帰した止め部4に断熱板3を係止させることで得るこ
とができる。
尚、本断熱板受具5の固定部6側の爪部7bを省略し、
垂木1下面への釘打等で本断熱板受具5の固定を行うこ
ともできる。
第16図、第18図、第20図〜第23図は、各々本タ
イプの施工に適した他の断熱板受具5の実施例を示すも
のである。
第16図のものは、第15図のものより高さを高くした
ものである。
この断熱板受具5の場合、第17図に示されるように、
止め部4を垂木lの上部に位置させ、垂木1間に押し込
まれた断熱板3を、止め部4の弾性的復帰力を利用して
挟持させて取り付けることができる。
また、本断熱板受具の爪部7bは、第15図のものと同
様に省略することもできる。
第18図のものは、第15図で説明したものの止め部4
先端部を、止め部4の凸面側に約直角に屈曲させて突き
当て部10としたものである。
この断熱板受具5の場合、第19図に示されるように、
突き当て部10に当接するまで断熱板3を垂木1間に押
し込み、断熱板3と野地板2との間に空隙9をあけた状
態で、止め部4の間に、その弾性復帰力を利用して断熱
板3を挟持させて取り付けることができる。突き当て部
10は、断熱板3の押し込み時に、断熱板3を押し込み
過ぎて止め部4から外れてしまうのを防止するものであ
る。
この断熱板受具5の場合も、第15図及び第16図のも
のと同様に爪部7bを省略することができる。
第20図のものは、第15図のものの固定部6を省略し
、それに代えて、止め部4の凹面側に突出する爪部7b
を形成したものとなっている。
この断熱板受具5の場合、爪部7bを垂木lの下寄りの
側面に打ち付けることで固定されるものである。
尚、この場合、垂木1の側面への釘打等で本断熱板受具
5を固定することで、爪部7bを省略することもできる
第21図のものは、上向きコ字形の板片の両腕部8の先
端部を外側に凸の円弧状に湾曲させて止め部4としたも
のである。
この断熱板量L5の場合、両腕部8間に垂木lのF部を
挟み込み、垂木1の下面への釘打等によって固定される
もので、1つの固定によって、垂木1の両側に止め部4
を位置させることができるものである。
第22図のものは、第21図のものの底部上面に爪部7
bを形成したもので、この爪部を垂木lの下面に打ち込
むことで固定できるようにしたものである。
第23図のものは、上向きコ字形の板片の両腕部8をや
や外側に広げると共にその先端を外側に屈曲させて止め
部4としたものである。
この断熱板受具5の場合、その固定自体は第21図のも
のと同様に行われるが、断熱板3の押し込み時に、外側
に広がっている止め部4が内側へ倒伏することによって
弾性的に押し込められるものである。
また、この断熱板受具5の場合も、第22図のものと同
様の爪部7bt−設けることもできる。
(3)受具かぶせタイプ 第24図及び第25図に示されるように、垂木1に断熱
板受具5が固定されており、垂木lの側方に突出した止
め部4によって垂木1間に断熱板3が係止されていると
共に、断熱板受具5の止め部4が、下方から押圧された
時に弾性的に押し込まれるものとなっている点では第1
2図及び第13図で説明したものと同様である。但し、
本タイプでは、断熱仮受具5が垂木lの−L部に固定さ
れている点で第12図及び第13図のものと相違してい
る。
更に断熱板受具5について説明すると、第27図に示さ
れるように1本断熱板受具5は、下向きコ字形の板片の
両腕部8の下端部を外側に円弧状に湾曲させて折り返し
て止め部4としたものとなっている。また、この止め部
4は、外側に凸状で、この凸面側が、押圧によって弾性
的に押し込められて偏モ化可能なものとなっている。
第24図及び第25図に戻って、旧記断熱板受具5によ
る断熱板3の取り付は状態を説明する。
図示yれるように、断熱板受具5は、両腕!Ij88間
に垂木1の上部を挟み込むことで、止め部4の凸面側を
垂木1間に突出させて固定されており、野地板2はこの
断熱板受具5上から垂木lに取り突けられている。断熱
板3は、垂木1間の間隔とほぼ等しい輻を有するもので
、相隣接する垂木lに固定された断熱板受具5の止め部
4間を通って押し込まれているものである。
即ち1円弧状の止め部4は、下方から垂木1間に断熱板
3が押し込まれる時、弾性的に押し込められることで偏
平化して断熱板3の通過を許容し、断熱板3の通過後に
元に復帰して断熱板3を係止しているものである。
上述の屋根断熱構造を得るための施工方法を第26図で
説明する。
まず、(a)に示されるように、垂木l上に断熱板受具
5を被せるようにして固定する。この断熱板受具5は、
釘打等によって垂木l上面に固定されるものである。
次いで、(b)に示されるように、断熱板受具5上から
野地板2を垂木1に釘打等で固定する。
この断熱板受具5及び野地板2の取り付は後。
(C)に示されるように、下側から垂木1間に断熱板3
を押し込む、特に第24図に示される断熱板3の取り付
は状態は、断熱板受具5の止め部4より上方にまで断熱
板3を押し込み、弾性的に復帰した止め部4に断熱板3
を係止させることで得ることができる。
第28図、第30図、第32図〜第35図は各々本タイ
プの施工に適した他の断熱板受具5の実施例を示すもの
である。
第28図のものは、第27図のものより高さを低くする
と共に、止め部4に、上向きで外方に突出した爪部7a
を設けたものである。
この断熱板受具5の場合、第29図に示されるように、
止め部4を垂木1の上部に位置させ、垂木1間に押し込
まれた断熱板3を、止め部4の弾性的復帰力を利用して
挟持させると共に、爪部7aに断熱板3の下面を突き刺
して取り付けることができる。
第30図のものは、第27図で説明したものの止め部4
先端部を、止め部4の凸面側に屈曲させて突き当て部1
0としたものである。
この断熱板受具5の場合、第31図に示されるように、
突き当て部10に当接するまで断熱板3を垂木1間に押
し込み、断熱板3と野地板2との間に空隙9をあけた状
態で、止め部4の間に、その弾性復帰力を利用して断熱
板3を挟持させて取り付けることができる。突き当て部
10は、断熱板3の押し込み時に、断熱板3を押し込み
過ぎて止め部4から外れてしまうのを防止するものであ
る。
第32図のものは、第27図で説明したものの上部下面
に、下向きに爪部7bを形成し“−゛たものである。
この断熱板受具5の場合、垂木l上への固定時に、爪部
7bを垂木1上面に打ち込むだけで固定作業を行うこと
かで5、釘等を用意する手間を省ける。
尚、本断熱板受具5に設けられている爪部7bと同様の
ものを、第26図、第27図及び第29図で説明した断
熱板受具5に設けることもできる。
第33図のものは、いわば第27図のものを左右に分け
て切断したようなもので、板片の上端部を約直角に屈曲
させて固定部6とし、この固定部6に下向きに爪部7b
を形成すると共に、板片の下端部を固定部6とは反対側
に円弧状に湾曲して折り返して止め部4としたものであ
る。
この断熱板受具5の場合、止め部4を外側に向けて、垂
木1のI−面に固定部6の爪部7bを打ち込むことで固
定されるものである。
第34図のものは、第33図のものの固定部6を省略し
、それに代えて横向きに爪部7bを形成したものである
この断熱板受具5の場合、垂木1の上寄り側面に爪部7
bを打ち込むことで固定されるものである。
尚、この断熱板受具5及び第33図の断熱板受具5に設
けられている爪部7bを省略し、垂木1の側面や北面へ
の釘打等で固定を行うようにすることもできる。
第35r5!Jのものは、上向きコ時形の板片の両腕部
8の下端部を上向きに鋭角に折ると共にその先端部を内
側に屈曲させて止め部4としたものである。
この断熱板受具5の場合、その固定自体は第27図のも
のと同様に行われるが、断熱板3の押し込み時に、外側
に広がっている止め部4が、内側へ倒伏することによっ
て弾性的に押し込められるものである。
また、この断熱板受具5の場合も、第32図のものと同
様の爪部7bを設けることもできる。
[発明の効果] 本発明は、以」二説明した通りのものであり、次の効果
を奏するものである。
(1)いずれのタイプにおいても、野地板2の施工後、
断熱板3を下側から取り付けるものであるので、断熱板
3の取り付けと同時に防水シート及び屋根材の施工を行
うことができ、業者間の作業手順を複雑にすることなく
、効率的に施工を進めることができる。
(2)断熱板3が野地板2の下側に取り付けられるので
、防水シートや屋根材の施工時に断熱板3が踏み付けら
れることがなく、踏み付けによる断熱板3の損傷が防止
されるので、高い断熱効果を確実に得ることができる。
(3)いずれのタイプも断熱板3の取り付けに先立って
野地板2が取り付けられるので、断熱板3の取り付は後
に野地板2を取り付ける場合のように、断熱板3を踏み
抜いて転Nする危険がない。
(4)いずれのタイプに用いる断熱板受具5も、釘等で
断熱板3を直接取り付ける場合に比して確実な取り付は
状態が得られ、また作業性がよい。
尚2図面において、説明の都合上、垂木lと断熱板3の
端部との間に隙間がおいているように描いであるが、断
熱の効果をより十分に発揮させるためには、このような
隙間はできるだけ狭い方がよいのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の受具同時施工タイプに係る
屋根断熱構造の一実施例を示す図、第3図(a)〜(C
)はその施工手順の説明図、第4図はそれに用いる断熱
板受具の一実施例を示す図、第5図、第6図、第8図、
第9図及び第11図は各々受具同時施工タイプに用いる
断熱板受具の他の実施例を示す図、第7図は第6図の断
熱板受風の使用状態を示す図、第10図は第9図の断熱
板受具の使用状態を示す図、第12図及び第13図は本
発明の受具先施エタイプに係る屋根断熱構造の一実施例
を示す図、第14図(a)〜(C)はその施工手順の説
明図、第15図はそれに用いる断熱板受具の一実施例を
示す図、第16図、第18図、820図、第21図第2
2図及ヒ第23図は各々受具光施工タイプに用いる断熱
板受具の他の実施例を示す図、第17図は第16図の断
熱板受具の使用状態を示す図、第19図は第18図の断
熱板受具の使用状態を示す図、第24図及び第25図は
本発明の受具かぶせタイプに係る屋根断熱構造の一実施
例を示す図、第26図(a)〜(c)はその施工手順の
説明図、第27図、第28F5!J、第30図、第32
図、第33図〜第35図は各々受具かぶせタイプに用い
る断熱板受具の他の実施例を示す図、第29図は第28
図の断熱板受具の使用状態を示す図、第31図は第30
図の断熱板受具の使用状態を示す図である。 に垂木、2:野地板、3:断熱板、4゜4′:止め部、
5:断熱板受具、6:固定部、7a、7b:爪部、7c
:小爪部、8:腕部、9:空隙、10:突き当て部。 第3図 第12図 第13図 第8図 第9図 第10図 第14図 凸 第15図 第16図 ◇ 第19図 第26図 ◇ 第32図

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)垂木上に野地板を取り付けた後、垂木間に断熱板
    を挿入すると共に、止め部を有する断熱板受具を、その
    止め部を垂木の側方に突出させて各垂木の下部に固定す
    ることによって、断熱板を、相隣接する垂木に固定した
    断熱板受具の止め部に係止することを特徴とする屋根断
    熱施工方法。
  2. (2)止め部を有する断熱板受具が、その止め部を垂木
    の側方に突出させて各垂木の下部に固定されており、か
    つ断熱板が、相隣接する垂木に固定されている断熱板受
    具の止め部に係止されていることを特徴とする屋根断熱
    構造。
  3. (3)垂木の下部に固定した時に、垂木の側方に突き出
    て断熱板を支持する止め部を有することを特徴とする断
    熱板受具。
  4. (4)板片の上端部と下端部が各々左右に屈曲された止
    め部と固定部となっており、この止め部と固定部とに各
    々上向きの爪部が形成されていることを特徴とする請求
    項第3項の断熱板受具。
  5. (5)下方から押圧された時に弾性的に押し込まれる止
    め部を有する断熱板受具を、その止め部を垂木の側方に
    突出させて各垂木の下部に固定しかつ垂木上に野地板を
    取り付けた後、断熱板を、相隣接する垂木の断熱板受具
    の止め部間に下方から押し込んで取り付けることを特徴
    とする屋根断熱施工方法。
  6. (6)断熱板の取り付けを、断熱板を相隣接する垂木に
    固定された断熱板受具の止め部上方まで押し込んで、復
    帰した止め部上に係止することで行うことを特徴とする
    請求項第5項の屋根断熱施工方法。
  7. (7)断熱板の取り付けを、断熱板を相隣接する垂木に
    固定された断熱板受具の止め部を弾性的に押し込む位置
    まで押し込んで、止め部の復帰力によって挟持させるこ
    とで行うことを特徴とする請求項第5項の屋根断熱施工
    方法。
  8. (8)下方から押圧された時に弾性的に押し込まれる止
    め部を有する断熱板受具が、その止め部を垂木の側方に
    突出させて各垂木の下部に固定されており、かつ断熱板
    が、相隣接する垂木に固定された断熱板受具の止め部間
    で支持されていることを特徴とする屋根断熱構造。
  9. (9)断熱板の取り付けが、断熱板を相隣接する垂木に
    固定された断熱板受具の止め部上方まで押し込んで、復
    帰した止め部上に係止させることで行われていることを
    特徴とする請求項第8項の屋根断熱構造。
  10. (10)断熱板の取り付けが、断熱板を相隣接する垂木
    に固定された断熱板受具の止め部を弾性的に押し込む位
    置まで押し込んで、止め部の復帰力によって挟持させる
    ことで行われていることを特徴とする請求項第8項の屋
    根断熱構造。
  11. (11)垂木の下部に固定した時に、下方からの押圧力
    によって弾性的に押し込まれる状態で垂木の側方へ突き
    出る止め部を有することを特徴とする断熱板受具。
  12. (12)下方から押圧された時に弾性的に押し込まれる
    止め部を有する断熱板受具を、その止め部を垂木の側方
    に突出させて各垂木の上部に固定してから野地板を取り
    付け、その後、断熱板を、相隣接する垂木の断熱板受具
    の止め部間に下方から押し込んで取り付けることを特徴
    とする屋根断熱施工方法。
  13. (13)断熱板の取り付けを、断熱板を相隣接する垂木
    に固定された断熱板受具の止め部上方まで押し込んで、
    復帰した止め部上に係止することで行うことを特徴とす
    る請求項第12項の屋根断熱施工方法。
  14. (14)断熱板の取り付けを、断熱板を相隣接する垂木
    に固定された断熱板受具の止め部を弾性的に押し込む位
    置まで押し込んで、止め部の復帰力によって挟持させる
    ことで行うことを特徴とする請求項第12項の屋根断熱
    施工方法。
  15. (15)下方から押圧された時に弾性的に押し込まれる
    止め部を有する断熱板受具が、その止め部を垂木の側方
    に突出させて各垂木の上部に固定されており、かつ断熱
    板が、相隣接する垂木に固定されている断熱板受具の止
    め部間に支持されていることを特徴とする屋根断熱構造
  16. (16)断熱板の取り付けが、断熱板を相隣接する垂木
    に固定された断熱板受具の止め部上方まで押し込んで、
    復帰した止め部上に係止させることで行われていること
    を特徴とする請求項第15項の屋根断熱構造。
  17. (17)断熱板の取り付けが、断熱板を相隣接する垂木
    に固定された断熱板受具の止め部を弾性的に押し込む位
    置まで押し込んで、止め部の復帰力によって挟持させる
    ことで行われていることを特徴とする請求項第15項の
    屋根断熱構造。
  18. (18)垂木の上部に固定した時に、下方からの押圧力
    によって弾性的に押し込まれる状態で垂木の側方へ突き
    出る止め部を有することを特徴とする断熱板受具。
  19. (19)垂木を有しない屋根構造において、垂木を母屋
    と読み換えた請求項第1〜18項いずれかの屋根断熱施
    工方法、屋根断熱構造又は断熱板受具。
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