JPH0470519A - 半導体式流量計 - Google Patents

半導体式流量計

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JPH0470519A
JPH0470519A JP2183809A JP18380990A JPH0470519A JP H0470519 A JPH0470519 A JP H0470519A JP 2183809 A JP2183809 A JP 2183809A JP 18380990 A JP18380990 A JP 18380990A JP H0470519 A JPH0470519 A JP H0470519A
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heat
fluid
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JP2183809A
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English (en)
Inventor
Hiroo Fuma
弘雄 夫馬
Atsushi Miura
篤志 三浦
Hiroshi Tadano
博 只野
Susumu Sugiyama
進 杉山
Mitsuharu Takigawa
滝川 光治
Keiji Aoki
啓二 青木
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Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は半導体式流量計、特に流路中に設置された発熱
源から流体への熱伝達量に基づき流体流量を測定する半
導体式流量計に関する。
[従来の技術] 現在、自動車のエンジンの多くは排気ガスの浄化および
燃費の向上のために、エレクトロニクスを用いた燃焼制
御が行われている。このシステムでは、燃焼に関する複
数の物理量(吸入空気量。
排気ガス中の酸素濃度、吸入空気濃度、エンジン温度等
)をセンサを用いて検出し、この測定値をマイクロコン
ピュータを用いて演算処理し、この処理結果に基づいて
燃料の噴射時期および噴射量を制御している。
この種の目的に用いられるセンサの中で、吸入空気量を
検出するセンサとして各方式のセンサが現在使用されて
いる。例えば、可動ベーン方式流量計、カルマン渦方式
流量計、熱線式流量計および負圧センサを用いて圧力損
失により空気流量を求める方式の流量計等が現在使用さ
れている。
これらの各流量計は、現在の要求仕様に対しては十分で
ある。しかし、さらに高度な燃焼制御を行うためには、
精度、応答性等の一層の改善か必要である。上記各方式
の流量計は、いずれも一長一短かあるが、精度、応答性
の面からは熱線式流量計か最も期待される。
第13図には、前記熱線式流量計のように発熱源を用い
て流体流量を測定する熱式流量計の原理図が示されてい
る。温度Tfの流体10の流路に、流体温度より高い温
度Thに加熱された発熱体20を設置すると、発熱体2
0から流体10へ奪われる熱量QLは、一般に流体10
の質量流量(ρ・V)と、各温度Th、Tfの関数とし
て次式で表される。
QIDCfL  f (ρ・v)、Th、Tf)このよ
うな熱伝達系において、温度Tf、Thを流体10の物
性値の変化が小さい範囲に選ぶと(多くの場合には、こ
の条件下での測定になる)、前記熱量Q1は温度差(T
h−Tf)に比例するため、次式で表されるようになる
Q1χf2  +ρ ・ v l  X  (T h 
−T f )・・・ (2) 従って、温度差(Th−Tf)を一定に保った場合には
、前記熱量Q1は、単に流体10の質量流量(ρ・V)
の関数となる。
また、発熱体20の温度Thのみを一定に保った場合に
は、流体温度Tfを測定して補正を行うことにより、熱
量Q1と流体流量(ρ・V)との関係を求めることかで
きる。
従って、発熱体20から流体10へ奪われる熱量Q1を
正確に測定することができれば、この熱量Q1に基づき
流体流量を検出することができる。
第14図には、このような測定原理に基づき作成された
従来の熱線式流量計の一例が示されている。この熱線式
流量計は、発熱体として機能するヒータ20Hの両端に
金属細線22を取付け、両金属細線22を流路側壁に設
けられた取付部24゜24に固定している。そして、金
属細線22を介しヒータ20aを通電加熱し、その発熱
量Qに基づき流体流量を測定している。
しかし、ヒータ20aの発熱IQは、厳密にいうと次式
で表される。
Q=Ql +Q2 +Q3     ・・ (3)これ
において、前記Qlはヒータ20aから流体10へ直接
奪われる熱量であり、Q2は金属細線22を介し流体1
0へ奪われる熱量てあり、Q3はヒータ20aから金属
細線22を介し取付部24へ伝達される熱量である。従
って、前記Q2゜Q3が大きければ、発熱量Qと流体1
0へ奪われる熱量Qlとか一致せず、流体流量の測定精
度が低下してしまう。二のため、この熱線式流量計ては
、ヒータ20aを支持する部材として前述したように十
分細い金属細線22を用いその熱容量を小さくすること
で前記Q2.Q3を少なくし、測定精度を高めている。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来の熱線式流量計は、精度、応答性の面
では優れているが、ヒータ20aの支持に金属細線22
を用いているため強度的に弱いという致命的な問題があ
った。すなわち、エンジンの吸入空気量を計測するため
の流量計は、吸気管内に設けられる。このため前記流量
計にはエンジンの振動が直接伝わり、しかもバツクファ
イア時の衝撃があるため、十分な強度がないときには、
使用中に細線22が破損してしまうという問題があった
。従って、現在の熱線式流量計をエンジン制御に使用す
る場合には、吸気管にバイパスを設け、バイパス内に流
量計を設置したり、流量計の後方にプロテクタ等を設置
する等の対策をとる必要があり、熱線式流量計自体が有
する本来の高精度、高速応答性が著しく損なわれてしま
うという問題があった。
また、このような問題を解決するために、ヒータ20a
を、例えばセラミックス等で形成された支持体上に設け
ることも考えられるが、このようにすると支持体の熱容
量が大きくなり、これにより前記Q2.Q3の値も大き
くなってしまい、精度、応答性が著しく低下してしまう
という問題があった。
[発明の目的] 本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、熱線式流量計と同様に精度、応答
性かよく、しかも十分な機械的強度を有する半導体式流
量計を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]前記目的を達
成するため、本発明は、流体の流路に設置され、前記流
体の流量を測定する半導体式流量計において、 発熱源として形成された半導体素子と、この半導体素子
か取付固定された第1の支持部と、この第1の支持部を
半導体素子が前記流路に位置するよう支持する第2の支
持部とを有する支持体と、 前記第2の支持部に熱流を検出するよう取付られた少な
くとも一対の熱流検出用の温度センサと、前記流体の温
度に対する支持体温度が一定温度差となるよう前記半導
体素子の発熱量を制御する第1の演算制御手段と、 前記半導体素子を駆動し、その消費電力に対応した検出
信号を出力する第2の演算制御手段と、前記温度センサ
対を用いて検出された第2の支持部内の熱流に比例した
検出信号を出力する第3の演算制御手段と、 前記第2および第3の演算制御手段の出力に基づき、前
記半導体素子の発熱量から、支持体を介して放熱される
熱量を減算補正し、前記流体の流量を演算する第4の演
算制御手段と、 を含み、前記温度センサ対の取付けられた第2の支持部
の断面積を81支持体材料の熱伝導率をK、第2の支持
部から流体への最大流量時における単位長さ辺りの平均
熱伝達率をHとした場合、前記温度センサ対は、半導体
素子から(K−5/H)l/2の距離内となるよう第2
の支持部上に配置されたことを特徴とする。
これにおいて、前記半導体式流量計は、流体温度を検出
する流体温度センサを含み、 前記第1の演算制御手段は、検出された流体温度に対し
前記支持体温度が一定温度差となるよう前記半導体素子
の発熱量を制御することが好ましい。
さらに、前記温度センサ対に、流体への熱伝導を妨げる
ための温度遮蔽部材を設けることが好ましい。
次に、本発明の半導体式流量計をより具体的に説明する
第1図には、本発明の半導体式流量計の素子部の構成か
示されている。
この半導体式流量計は、半導体素子として発熱用トラン
ジスタ3oを用いており、この発熱用トランジスタ30
を、支持体4o上に取付固定している。この支持体4o
は、棒状または板状またはそれらの組合せとして構成さ
れるものであり、図においては、発熱用トランジスタ3
oを支持する板状の第1の支持部42と、この第1の支
持部42から延設され取付部46上に固定される棒状の
第2の支持部44とから構成されている。
また、前記第2の支持部44には、発熱トランシタ30
から取付部46へ向けた熱流を検出するために少なくと
も1組の温度センサ対32が設けられ、図においてこの
温度センサ対32は、発熱用トランジスタ30側に設け
られた温度センサ32aと、取付部46側に設けられた
温度センサ32bとから構成されている。
このように構成された素子部100を、流体10の流路
上に配置し、発熱用トランジスタ30を通電加熱すると
、発熱用トランジスタ30から直接流体10へ奪われる
熱量Q1以外に、発熱用トランジスタ30から支持体4
0への熱伝導により支持体40から流体10へ奪われる
熱量Q2と、支持体40を介し取付部46への熱伝達に
より奪われる熱量Q3とがある。支持体40の熱容量が
大きいと、前記Q2.Q3の値も大きくなる。
支持体40から流体10へ奪われる熱量Q2のうち、第
1の支持部42から流体10へ奪われる熱量は、この部
分を発熱用トランジスタ30の形状に合せることにより
十分小さくできるが、第2の支持部44から流体10へ
奪われる熱量Q2は、この部分に十分な機械的強度が要
求されることから小さくすることは難しい。
従って、発熱用トランジスタ30の発熱量をQとすると
、Ql、Ql、Q3の間には次式で表される関係か成立
し、Ql、Q3の値はQlに対し無視てきない値となる
Q−Ql +Q2 +Q3     、= (3)前述
したように、流体10の流量は、発熱用トランジスタ3
0から直接流体10へ奪われる熱量Q1から求まるもの
であるため、流体流量を検出するためには次式で示すよ
う発熱用トランジスタ30の発熱量Qから、前記Q2.
Q3の値を引いてやることが必要となる。
Ql =Q−02−Q3     ・・・(4)ここに
おいて、前記(Ql +Q3 )は、第2の支持部44
の熱伝導率をK、断面積を81第2の支持部44の発熱
用トランジスタ近傍での温度勾配をd T/d Lとす
ると、次式で表される。
(Ql +Q3 )−−に−3−dT/dLQ3につい
ての検討 ここで、ます前記Q3について検討する。
例えば、流体10が流れる管12内に、第1の支持部4
2のみか露出するよう素子部100を取付けると、支持
体40から流体10へ奪われる熱量Q2はほとんど無視
てき、Ql−0と考えることかできる。
この条件の下で、第2の支持部44の温度分布は、第1
2図の特性曲線Aで示すようになり、その温度勾配dT
/dLは第2の支持部44内で定の値となる。
従って、支持体40を介し取付部46に熱伝導で奪われ
る熱量Q3は、一対の温度センサ32a。
32bが第2の支持部44上に配置されている位置によ
ることなく、一対の温度センサ32a32b間の距離を
dL、温度差をdT、温度センサ対32が設けられた領
域44aにおける第2の支持部44の熱伝導率をK、断
面積をSとすると、次式で求められる。
Q3−−に−5−dT/dL   ・・・(6)これに
おいて、前記熱伝導率に1断面積Sは定数であり、また
温度センサ対32の距離dLも一定であるため、前記温
度センサ対32の温度差dTから、Q3は簡単に求める
ことができる。
従って、このように求めたQ3を、前記(4)式に代入
してやることにより、発熱用トランジスタ30の発熱量
QからQlを正確に演算することかでき、これにより素
子部100全体の構造や、取付部46の温度の影響等を
受けることなく、広い流量範囲にわたって精度よくかつ
簡単に流体流量を計測することが可能となる。
Ql、Q3についての検討 しかし、前述したように熱伝導Q2が無いという条件の
下での流量測定は、液体流量の計測を行う場合等の一部
の場合であり、一般の計測においては、この第2の支持
部44が被測定流体中にさらされQlか無視てきない場
合が多い。
第3図は、流体10が流れる管路12内に、支持体40
全体が露出するよう素子部100が配置される場合の一
例である。
前述したように、発熱用トランジスタ30の発熱量Qと
、前述したQl、Q3との間には次式で示す関係か成立
する。
Q−Ql  +Q2  +03 従って、発熱用トランジスタ30から流体10への奪わ
れる熱量Q1は、 Ql −Q−(Q2 +03 ) で表されることは前述した。
ここにおいて、(Q2 +03 )の値は第2の支持部
44の熱伝導率K、断面積Sと、その発熱用トランジス
タ近傍における温度勾配dT/dLを用いて次式で表さ
れる。
(Q2 +Q3 )−−に−5・ (d T/d L)
・・・(5) ここにおいて、Q2が存在しない前記第2図に示す使用
例の場合には、温度勾配が一定となり、前述したように
簡単にQ3を求めることができる。
これに対し、第2の支持部44から流体10への熱伝達
Q2がある場合には、第12図における特性曲線Bに示
すよう、第2の支持部40上における温度勾配は一定で
はなく複雑に変化する。
従って、式(5)において、(Q2 +03 )を求め
るために必要となる発熱用トランジスタ近傍における第
2の支持部44の温度勾配dT/dLは、一般には求め
ることができない。
ここにおいて、温度センサ32bから発熱用トランシタ
30間の領域44bにおける支持体40の形状かその長
さ方向に一様とみなせ、しかも長さ方向の温度分布に対
し横方向の温度分布が小さい場合を想定する。
この場合、発熱用トランジスタ30から第2の支持部4
4へかけての温度分布T (X)は、発熱用トランジス
タ30の加熱温度Th、温度センサ32bの検出温度T
t(ただしT (X2 ) ) 、流体10の温度Tf
を用いて次式で表わされることが知られている。ここで
、Xは発熱用トランジスタ30からの距離を表す。
(以下余白) T(X)  −A −e””  +B −e−””+T
 f但し、A、B、 αは次式で表すものとする。
α−fH/  (K −S )l  ”’ここにおいて
、前記Hは、単位長さ辺りの第2の支持部44から流体
10への温度差1℃辺りの平均熱伝達率を表し、Kは第
2の支持部44の熱伝導率を表し、Sは第2の支持部4
4の断面積を表し、XI、X2は、発熱用トランジスタ
からの温度センサ32a、32bの位置を表す。
温度センサ32a、32b間の温度差[T(XI ) 
 T (X2 )コは、第7式の指数項をティラー展開
することにより次式で表される。
T  (XI  )  −T  (X2 )−(XI 
 −x2 )  ・ T’  (0)  +  (rh
−T  ()((α ・ XI)2   (α ・ X
2 )2 )+      (α2 ・ Xl 3  
 2 ・ Xl 3 )−α ・・・ (8) ここで、α・Xl、α・X2〈1となるように、温度セ
ンサ32a、32bの位置X、、X2を設定すると、前
式中に含まれる高次の項は無視できる程度の値となる。
従って、発熱用トランジスタ30から第2の支持部40
への熱流(Q2 +Q3 )−−に−5−T−(0)は
近似的に次式で表されることになる。
(Q2  +Q3  )  − H + (Th−”rf)       (X、 十X2 
)・・・ (9) 開式において、第2項は、T(XI ) 。
T(X2)から求まらない量のため、2点間の温度差か
ら(Q2 +03 )を求めることはこの場合でもでき
ない。しかし、当初求めようとしたQlの代りに X2.Xlは全て定数であるため、この第2項の値は、
温度センサ32a、32bの検出温度差(T (X2 
)  T (XI )lから簡単に求めることができる
。このように、第10式に示すQl’の値は、温度セン
サ対32と取付部46間の支持体形状および取付部46
の温度の影響を受けることなく求めることができる。
また、前記第3式と、第9式を第10式に代入すること
により、前記第10式は、次式のように書き替えること
ができる。
・・・ (10) いう値を用いることによりこの問題を解決することがで
きる。
すなわち、この第10式の第1項は、発熱用トランジス
タ30の発熱量であり、発熱用トランジスタ30の消費
電力から簡単に求めることかできる。また、第10式の
第2項において、K、S。
ここにおいて、前記Q1は、加熱部(発熱用トランジス
タ30)から流体10への、単位長さ辺り、1℃辺りの
平均熱伝達率をH”とし、加熱部(トランジスタ30)
の長さをLhとすると、Ql −(Th−Tf)xLh
xH” ・・・ (12) で表すことができる。このため、前記(11)式に示す
Ql”は次式で表されることになる。
Ql ” = xLhxH”  −C−Ql ・・・ (13) 但し、Cは次式で表すものとする。
この式において、X、、X2は、温度センサ32a、3
2bの位置に関する値であり、HlH”は流体10およ
びトランジスタ30の支持体42、温度センサ対32.
設置部支持体44aの形状に関する値であり、Lhはト
ランジスタ30の長さである。このため、前記第14式
で示すCは定数となる。
従って、予め測定等によりCの値を求めておき、前記第
10式で求めたQl’の値を、次式に代入することによ
り、温度センサ32bと取付部46間の支持体の構造や
取付部46の温度等の影響を受けることなくQlの値を
求めることが可能となる。
Ql  −Ql  ’  /C・・・ (I5)このよ
うに本発明によれば、温度センサ32a。
32bか流体10中にさらされる場合においても、発熱
用トランジスタ30と取付部46間に位置した温度セン
サ32a、32bの位fWX+ 、X2が、発熱用トラ
ンジスタ30から(K −S /H) ”’の範囲内と
なるように配置することにより、十分精度よ<Qlの値
を求めることができるため、温度センサ32bと取付部
46間の支持体の構造や取付部46の温度等の影響を受
けることなく、つまり十分な強度の支持体を用いて広い
流量範囲にわたって精度よく流量測定を行うことが可能
となる。
演算制御回路 第4図には、本発明の流量計に用いられる演算制御回路
が示されている。
第1の演算制御回路50は、支持体40の第1の支持部
42の温度が一定、または流体10の温度Tfに対し一
定温度差となるよう発熱用トランジスタ30の発熱量を
制御している。
従って、第3図に示すようにして本発明の流量計を使用
する場合には、流体]0の温度を測定する流体温度セン
サを支持体40に近接して設けることか好ましい。
そして、第2の演算制御回路60は、発熱用トランジス
タ30を定電圧または定電流駆動することにより、発熱
用トランジスタ30で消費された電力Wに比例した検出
信号S1を第4の演算制御回路80へ向は制御する。こ
の信号Slは、前記第10式におけるQに対応した値と
なる。
これにおいて、本発明では発熱源として、半導体素子、
特に発熱用トランジスタ30を用い、これを定電流また
は定電圧駆動しているため、発熱量に比例した信号S1
を簡単に出力することができる。これに対17、従来よ
り発熱源として抵抗白金等の抵抗発熱体を用いた場合に
は、発熱量は抵抗体に印加された電圧の二乗に比例する
ため、発熱量に比例した電気出力を得ることは極めて困
難であった。
また、第3の演算制御回路7oは、温度センサ対32を
用いて検出された第2の支持#44内の熱流に比例した
検出信号S2を演算し、第4の演算制御回路80へ向は
出力する。この検出信号S2は、fT (X2 )  
T (XI ) l に比例した値となる。
そして、第4の演算制御回路8oは、前記第2および第
3の演算制御回路60から入力される信号Sl、S2を
用い前記第10式の演算を行いQl”を求めると共に、
このQl”を前記第15式に代入しQlを演算出力する
すなわち、まず第2の演算制御回路6oがら入力される
信号Stに基づき、発熱用トランジスタ30の発熱量Q
を演算すると共に、第3の演算制御回路70から出力さ
れる信号s2に基づき前記第10式の第2項を演算し、
これを前記第10式に代入しQl”を求める。
そして、求めたQl”を前記第15式に代入しQlを演
算出力する。なお、前記第15式における定数Cは、流
体の種類と素子の構造によるものであるか、被測定流体
か空気と決っている場合には、単に素子の構造によるも
のであって、空気流量の影響を受けない定数であるため
、予め測定等によりその値を設定しておけばよい。
このようにして本発明によれば、第4の演算制御回路8
0を用いて、発熱用トランジスタ30の発熱量QからQ
2.Q3を減算し、発熱用トランジスタ30から流体1
0へ直接奪われる熱量Q1を求め、このようにして求め
た熱量Q1に基づき流体流量を表す信号S3を出力する
ことができる。
なお、温度センサ対32問および温度センサ対32と発
熱用トランジスタ30間の支持体36が、長さ方向に一
様ではないが、長さ方向の温度分布に対して横方向の温
度分布が小さい場合には、単位長さ辺りの支持体40か
ら流体10への1℃辺の平均熱伝達率Hとして、温度セ
ンサ対32問および温度センサ対32と発熱用トランジ
スタ30間の支持体36ついての平均値H8を用い、支
持体の熱伝導率にとその断面積Sの積(K−5)として
、温度センサ対32問および温度センサ対32と発熱用
トラン/スタ3o間の支持体36についての平均値(K
−8)”を用いればよい。この場合には、同しような議
論により、発熱用トランジスタ30と取付部46の間に
配置した温度センサの位WX+ 、X2が、発熱用トラ
ンジスタ3゜から距M [(K −S) ’ /H” 
] ”’ ノ範囲内ニなるように配置すれば、十分精度
良く熱伝導項の補正を行うことかでき、素子部全体の構
造や取付部の温度の影響等を受けることなく、広い流量
範囲にわたって精度良く流体流量を計測することが可能
となる。
さらに、温度センサ対32が設けられた支持体領域に流
れ方向の温度分布がある場合や、第11図に示すよう発
熱用トランジスタ3oが複数の第2の支持部44−1.
44−2・・・により取付部46に取付けられている場
合には、複数の温度センサ対312−1.32−2・・
・を各節2の支持部44−1.4’4−2・・に取付け
、これら各温度センサ対32−1.32−2・・・の出
力の平均を用いることにより上記と同し方法を用いてた
対応が可能である。
一方温度センサ対32が直接流体中にさらされ、上記条
件が満されなくなる場合には、温度センサ対32の周り
、または直接温度センサ対32上に、流体への熱伝導を
妨げるための囲いまたは熱絶縁物のコートを行えばよい
。この場合には、温度センサ対32が設けられた支持体
40の断面積をS、熱伝導率をK、最大流量時において
温度センサ対32が設けられた支持体40から流体10
への単位長さ辺りの平均熱伝達率をHとすると、温度セ
ンサ対32の位置が発熱用トランジスタ30から結果と
して距離(K −S /H) ”2内になるようにすれ
ばよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、流体流量を精度
よく、しかも応答性よく検出することができ、しかも十
分な機械的強度を有する半導体式流量計を得ることがで
きるという効果がある。
特に、本発明によれば熱源として用いられる半導体素子
の支持体として、充分な機械的強度を有する構造のもの
を用いることができるため、この支持体を例えば半導体
基板等を用いて形成する二とも可能であり、これにより
支持体上にIC等の信号処理回路を同時に組込むことが
でき、ノイスの低減、生産コストの低減、信頼性の向上
を図ることができる。
[実施例コ 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第5図〜第8図には、本発明の好適な一例が示され、実
施例の半導体式流量計は、自動車用エンジンの吸入空気
流量の計測を目的として形成されている。このような目
的の下で計測すべき吸入吸気流量の範囲は、通常約0.
04tz /5−cd〜約8.0g1S−c−である。
まず、本実施例にかかる半導体式流量計の素子部100
の構成を第5図および第6図に基づき説明する。
実施例の流量計は、支持体40として幅1市。
長さ5龍、厚さ01鰭の矩形形状をしたシリコン基板を
用い、その先端から0.5+n++の領域(第1の支持
部)に、0.4 mm X O,9milのバイポーラ
型トランジスタ30を発熱用の半導体素子として配置し
、さらにその先端から0.5顎の位置と、1.5龍の位
置(第2の支持部)に温度センサ対32として半導体の
p/nジャンクンヨンを用いたダイオードD2.D3を
配置した構成となっている。
このように構成された素子部100は、支持体40の第
2の支持部44を、取付部46に対し第6図(A)、(
B)に示すよう接合部26を介して取付ける構成となっ
ている。このため、前記発熱用のトランジスタ30のみ
ならず、温度センサ対32も空気流10にさらされるこ
とになる。
シリコン基板を用いて形成された支持体40の熱伝導率
と断面積の積(K−3)は、(K−5)−0,015V
/sw ・k テあり、最大流量(8,Og/5−cd
)時における長さ1顎辺りの空気流10への平均熱伝達
率ハH−5,5X 10−’W/sw・k テアルタめ
、(K−5/H)”の値は52となる。従って、第5図
、第6図において示される温度センサ用のダイオードD
2  D3は、発熱用トランジスタ30から(K−3/
H)”以内の距離、すなわち5.2m+e以内の距離に
設置されることとなる。
第7図には、前述したように形成された素子部100を
空気流10か流れる内径60關の管12内に配置した状
態が示されている。実施例において、素子部100は、
その素子面100aが空気流10に平行に、また素子部
100の長さ方向か空気流10に対し直交するように設
置されている。
そして、この素子部100の上流側に、空気温度を検出
するための温度センサとして、前記温度センサ対32と
同様な構成をもつダイオードDIが設置されている。
第8図には、前記素子部100を用いて吸入空気流量を
測定するための回路構成が示されている。
実施例において、第1の演算制御回路50は、演算増幅
器Atと、抵抗R1を用いて構成され、温度センサ対3
2として設けられたダイオードD2.Daのうち、発熱
用トランジスタ30側のダイオードD3を用いてDaが
配置されている部位の支持体の温度を検出している。そ
して、このダイオードD3を用いて検出された支持体温
度は、発熱用トランジスタ30が配置されている第1の
支持部の温度とほぼ等しいため、このDaにより検出さ
れた温度が、ダイオードD1を用いて検出された空気流
温度Tfに対し一定温度差(この場合には100℃)に
なるようにトランジスタ30の発熱量を制御している。
本実施例では、発熱用トランジスタ30の温度制御を、
温度センサ対32の発熱用トランジスタ側のダイオード
D3を用いて行っているが、発熱用トランジスタ30の
温度を制御するために、前記温度センサ対32とは別の
温度センサを用いても同等問題はない。
なお、本実施例の説明において、特に発熱用トランジス
タ30の温度均一性には触れなかったか、一般に発熱用
トランジスタの温度不均一性は測定誤差を与えるので、
必要に応じその均一性を確保しておく必要かある。本実
施例の場合には、単にダイオードD3の温度を用いて発
熱量を制御しているが、発熱用トランジスタ30内の温
度の不均一性による測定誤差が十分に小さくなる設計と
なっており、この点に問題はない。
また、第2の演算制御回路60は、定電圧ダイオードD
4  (ツェナー電圧Vt)と、演算増幅器A2と、抵
抗R2,R3を用いて構成され、発熱用トランジスタ3
0を定電圧駆動し、発熱用トランジスタ30ての発熱量
Qに比例した電圧成分を含む電圧(V t +QxR2
/V t)を検出信号S1として第4の演算制御回路8
0へ向は出力する。
また、第3の演算制御回路70は、演算増幅器A3.A
4.A5および抵抗R4,R5,R6等を用いて構成さ
れており、温度センサ対32を構成するダイオードD3
およびD2の検出温度差ΔTに比例した電圧[2X10
づXΔTX (1+2xR5/R4)]を検出信号S2
として第4の演算制御回路80へ向は出力する。ここで
は、ダイオードD2  Daの、すなわちp / n接
合温度センサの温度計数を−2X 10−3V/’Cと
した。
第4の演算制御回路80は、演算増幅器A6と、抵抗R
6を用いて構成され、両演算制御回路60゜70から出
力される信号SL、S2に基づき前記第10式、第14
式の演算を行い、発熱用トランジスタ30がら空気流1
0へ奪われる熱量Q1に比例した電圧S3を出力する。
これにより、Q2゜Q3の影響を受けることなく、吸入
空気量を正確に測定することかできる。
なお、前記第3の演算制御回路70に用いられている可
変抵抗R4は、無風状態の下での出力が0となるように
調整するための抵抗であり、熱伝導項と発熱量を調整す
るためのものである。
(実験結果) この実施例の流量計を用いて空気温度15℃の空気流量
を計測した場合の結果について以下に説明する。
自動車エンジンの吸気壁の温度は運転時には100℃程
度まで上昇するため、取付部の温度が15℃、50℃、
100℃の条件において空気流量の測定を行った。
第9図には、ダイオードD3の検出温度か115℃に保
たれるよう発熱用トランジスタ30を通電加熱し、この
とき発熱用トランジスタ30て消費された電力を測定電
圧から換算した値が示されている 第9図に示されるように、115℃に加熱するために必
要となる熱量は吸気管壁の温度により大きく異なってい
る。このため、従来方式のように発熱量から吸入空気量
を求める方式は、この実施例のように支持体40として
熱伝導率の大きなシリコン基板を用いた場合には適用で
きなかった。
第10図には、本発明を用いて発熱用トランジスタ30
の発熱量Qから熱伝導項Q2.Q3を補正減算した場合
の出力S3と空気流量との関係が示されている(第10
図の縦軸は出力電圧を熱量に換算しである)。
第10図より明らかなように、本発明を用いて得られる
出力S3は、吸気管壁の温度変動の影響をほとんど受け
ることなく、はぼ空気量に依存しているため、出力電圧
S3より吸入空気量が簡便に求まることは明らかであり
、本発明の優秀性が理解されよう。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく本
発明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
例えば、本実施例では電気回路部を素子部100とは別
に構成したが、本実施例では支持体40としてシリコン
基板を用いているため、支持体40中に電気回路部を含
むIC等を同時に組込むことにより、コストの低減、信
頼性の向上、コンパクト化がさらに可能である。
また、前記実施例では、本発明を空気流の流量測定に用
いた場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限らず
、これ以外の気体、液体の流量測定に幅広く用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる半導体式流量計の素子部の構成
の説明図、 第2図および第3図は第1図に示す素子部を流路に取り
付けた状態の説明図、 第4図は第1図に示す素子部を用いて流体流量の測定を
行う演算制御回路のブロック図、第5図および第6図は
本発明の半導体式流量計の素子部における具体的な構成
の説明図、第7図は前記素子部をエンジンの空気供給管
に配設した状態の一例を示す説明図、 第8図は前記第4図に示す演算制御回路の具体的な構成
を示す回路図、 第9図は前記素子部に設けたトランジスタでの消費電力
と測定される空気流量との関係を示す特性図、 第10図は本発明の′半導体式流量計を用いて測定され
た空気流量測定値の特性図、 第11図は本発明の半導体式流量計の素子部の他の二側
を示す説明図、 第12図は支持体の温度分布の説明図、第13図は熱式
流量計の原理説明図、 第14図は従来の熱線式流量計の説明図である。 10・・・流体、 30・・・発熱用トランジスタ、 32・・・温度センサ対、40・・・支持体、42・・
・第1の支持部、44・・・第2の支持部、50・・・
第1の演算制御回路、 60・・・第2の演算制御回路、 70・・・第3の演算制御回路、 80・・・第4の演算制御回路、 Dl・・・流体温度センサ、 D2.D3・・・温度センサとしてのダイオード。 第1図 代理人 弁理士 布 施 行 夫(他1名)第 図 12管 第 図 第 図 tn(空気ヱ量(g/s)) 加熱1こ必要な電力 第 図 Ln(空気流量(g/s)) 本発明を用いて得た出力 第 図 第 図 第 図 発熱体20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体の流路に設置され、前記流体の流量を測定す
    る半導体式流量計において、 発熱源として形成された半導体素子と、 この半導体素子が取付固定された第1の支持部と、この
    第1の支持部を半導体素子が前記流路に位置するよう支
    持する第2の支持部とを有する支持体と、 前記第2の支持部に熱流を検出するよう取付られた少な
    くとも一対の熱流検出用の温度センサと、前記流体の温
    度に対する支持体温度が一定温度差となるよう前記半導
    体素子の発熱量を制御する第1の演算制御手段と、 前記半導体素子を駆動し、その消費電力に対応した検出
    信号を出力する第2の演算制御手段と、前記温度センサ
    対を用いて検出された第2の支持部内の熱流に比例した
    検出信号を出力する第3の演算制御手段と、 前記第2および第3の演算制御手段の出力に基づき、前
    記半導体素子の発熱量から、支持体を介して放熱される
    熱量を減算補正し、前記流体の流量を演算する第4の演
    算制御手段と、 を含み、前記温度センサ対の取付けられた第2の支持部
    の断面積をS、支持体材料の熱伝導率をK、第2の支持
    部から流体への最大流量時における単位長さ辺りの平均
    熱伝達率をHとした場合、前記温度センサ対は、半導体
    素子から(K・S/H)1/2の距離内となるよう第2
    の支持部上に配置されたことを特徴とする半導体式流量
    計。
  2. (2)請求項(1)において、 前記流体温度を検出する流体温度センサを含み、前記第
    1の演算制御手段は、検出された流体温度に対し前記支
    持体温度が一定温度差となるよう前記半導体素子の発熱
    量を制御することを特徴とする半導体式流量計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018004661A (ja) * 2017-10-13 2018-01-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 物理量測定装置
US10670440B2 (en) 2012-02-21 2020-06-02 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Thermal airflow measuring device
JP7654154B1 (ja) * 2024-11-22 2025-03-31 Semitec株式会社 風速センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018004661A (ja) * 2017-10-13 2018-01-11 日立オートモティブシステムズ株式会社 物理量測定装置
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