JPH047188Y2 - - Google Patents

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JPH047188Y2
JPH047188Y2 JP12519587U JP12519587U JPH047188Y2 JP H047188 Y2 JPH047188 Y2 JP H047188Y2 JP 12519587 U JP12519587 U JP 12519587U JP 12519587 U JP12519587 U JP 12519587U JP H047188 Y2 JPH047188 Y2 JP H047188Y2
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  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は金属の電解精製において、金属を電着
させる種板を、電解生成せしめた陰極母板から剥
離する装置の改良に関するものである。
<従来技術と考案が解決すべき問題点> 従来例えば銅を電解精製する際陰極として使用
される種板は母板に薄く電着させた銅板を母板か
ら剥ぎ取り、吊手を取付けビームに装着して使用
されている。そのため陰極母板に電着生成せしめ
た種板を電解精製用の陰極として使用するために
は、なるべく曲がつたり、しわをつけたりしない
ように母板から剥離することが必要である。母板
から剥離の際に曲げたり、傷つけたりしたままで
は電解槽に種板として使用できないので、別にこ
れをラインから取出して使用できるように処理し
なければならない。この種板は約1mm以下と極め
て薄く、且つ母板の縁に額縁状に設けられた絶縁
材の内側に電着されるので、機械によつて母板を
傷めないように剥離するのが困難なため、人手に
より、楔で先づ種板の隅を剥した後、樫材からな
るなぎ刃で種板を母板から剥離していた。この作
業は重労働で熟練を要するため電解工場の処理能
力の変化に対応させにくい問題があつた。
また機械的に剥取る装置としては、先に出願し
た特開昭59−50189号公報特願昭57−161938号が
ある。この装置の動作を第4図によつて説明する
と種板の剥離位置に母板6が移送装置1によつて
移動されるより前の停止位置で、図の右方の母板
6に示すように種板10の進行方向前方の上角1
0aをくさびによつて剥離しておく。
その後母板6が剥離装置2に向つて移送装置1
で移送されると、スクレーパー13の先端部15
は一部剥離された母板6と種板10との間に侵入
し、第4図中央の母板6にて示すように種板10
の上端を全長にわたつて母板6から剥離する。種
板10の上縁が全長にわたつて母板6から剥離さ
れた状態で母板6の移送装置1による移動が停止
される。次いで吸着回動装置19が作動して吸盤
20で種板10を保持したあと、駆動装置17が
作動してスクレーパー13を種板10の上縁から
母板6の下端より下まで下降させて種板10を母
板6から全面で剥離する。母板6から剥離された
種板10は吸盤20に保持されたまま外方に90°
下降回転され所定位置に置かれる。種板10が母
板6の両側から取去られたあと移送装置1は母板
6を次の位置に移動し、スクレーパー13は次の
母板6が来るまでに上昇位置に復帰されるように
なつている。
しかしこの装置ではスクレーパー13は二又状
をなし、共通の基部14が鉛直なガイドレール1
1に沿つて摺動する支持具12に固着され、一本
のシリンダー17で駆動されるようになつている
ため、スクレーパー13で種板10を剥ぎ取る際
に不均一になつたり、次の母板6が進入する際に
先端部15が水平方向に振れて、母板6がスクレ
ーパー13の間に円滑に挿入され難く、作業員が
その都度位置を合せなければならず、自動化が困
難な問題があつた。
<問題点を解決する手段> この考案は前記の問題点を解消した種板の剥離
装置を提供するために母板を吊下げ間歇的に横に
順次移動させる移送装置と、移送装置の一停止位
置に設けられた剥離装置とを具え、剥離装置は、
移送装置の前記一停止位置において移送装置によ
り吊り下げられた母板の通路の両側にに相対して
鉛直方向に配置された二対のガイドポストと各ガ
イドポストに挿通されたブツシユとから成る一対
のスクレーパー支持装置と、前記一停止位置に停
止された母板の両面に沿い母板の両面にほぼ接す
るように母板の進行方向前縁から母板の進行方向
後縁に水平に延長して設けられ、その両端部近辺
が該ブツシユに固着された一対のスクレーパー
と、各スクレーパーの両端部と夫々係着された一
対の駆動軸と、一対の駆動軸を同期して駆動させ
る機構とから成るスクレーパーの駆動装置を設け
たものである。
<実施例> 本考案の一実施例を図面によつて説明する。尚
従来例と同じ部位には同じ番号を付した。第1図
は装置全体の斜視図、第2図はスクレーパー部の
平面図である。
第1,2図において1は移送装置、2は剥離装
置を示す。移送装置1は吊架されたレール3に沿
つて移動するように複数のローラー4が設けら
れ、ローラー4から吊り下げられたフツク5に、
母板6の吊手7に挿入されたビーム8を掛け、所
定時間間隔で間歇的に所定距離ずつ一方向に移動
されチエン9によつて種板10が電着された母板
6を横に順次移送するようになつている。
移送装置1によつて移動される母板6の一停止
位置には、吊り下げられた母板6の通路の両側に
二対のガイドポスト21が相対して鉛直方向に配
置され、各ガイドポスト21に挿通されたブツシ
ユー22とでスクレーパー支持装置が形成されて
いる。一対の水平なスクレーパー13はその両端
部近辺がブツシユー22に固着されている。また
二本のスクレーパーの間隔は母板6の厚さより
稍々広い寸法になつており、ブツシユ間の長さは
母板6の水平方向の長さより稍々長い寸法になつ
ている。次にスクレーパーの駆動装置35はモー
ター28に連結されたギヤーとチエンの組合せに
よりスクレーパーの支持部を同時に駆動するよう
になつており、ガイドポスト21の下端近辺に一
対の水平な駆動軸23が回転自在に配設され、そ
の両端部近辺に設けられた二組のチエンホイル2
4と、ガイドポスト21の上端近辺に配設された
チエンホイル25との間には、エンドレスのチエ
ン26が取着され、その一部にブツシユー22が
係着されている。更に駆動軸23の一方の端部に
は別のチエンホイル27が設けられており、電動
又は油圧で作動するモーター28のギヤー29に
噛合する2枚のギヤー30と同軸のチエンホイル
31にチエン32で係合されている。従つてモー
ター28を正逆回転させることによりスクレーパ
ー13はギヤー29,30、チエンホイル31,
27,24、チエン26を介してガイドポスト2
1に沿つて垂直方向に昇降可能となつている。ま
たスクレーパー13は、第3図のように薄い種板
10を損傷しないで剥取れるように例えば硬質の
樫材等、金属より軟質の材質からなり、下方に向
つて傾斜した刃面16を形成している。更に先端
部15は摩耗時に交換可能になつている。剥離装
置2の前方の母板6が進入して来る側には前方が
稍々開いた一対の水平なバー状ガイド33が配設
され進行してくる母板6の上端部両面を緩かに挟
持してスクレーパー13に導くようになつてい
る。
19は吸盤20を有する種板10の回動装置で
あつて、前記母板の停止位置に母板6の両側に配
置され、母板6が停止位置に停止すると吸盤20
を種板10に吸着させ、母板から剥離される種板
10が落ちないように保持し、種板10が母板6
から剥離されると種板10を下方に90°回動して
所定位置に置くようになつている。
本装置を使用するに当つてはスクレーパー13
は上方の所定位置に待期した状態で上記した種板
の剥離位置に母板6が移送装置1によつて移動さ
れるより前の停止位置で、第1図右方の母板6に
示すように種板10の進行方向前方の上角10a
をくさびによつて剥離しておく。このようにした
母板6が剥離装置2に向つて移送装置1がガイド
33を通つて移動されると、スクレーパー13の
先端部15は一部剥離された母板6と種板10と
の間に侵入し、第1図中央の母板6及び第3図に
て示すように種板10の上縁を全長にわたつて母
板6から剥離する。種板10の上縁が全長にわた
つて母板6から剥離された状態で母板6の移送装
置1による移動が停止される。次いで吸着回動装
置19が作動して吸盤20で種板10を保持した
あと、駆動装置35が作動してスクレーパー13
を種板10の上縁から母板6の下端より下まで下
降させて種板10を母板6から全面で剥離する。
母板6から剥離された種板10は吸盤20に保持
されたまま外方に90°下降回転され所定位置に置
かれる。種板10が母板6の両側か取去られたあ
と移送装置1は母板6を次の位置に移動し、スク
レーパー13は次の母板6が来るまでに上昇位置
に復帰される。
<考案の効果> 以上説明したようにこの考案の装置では水平な
一対のスクレーパーの両端部近辺のブツシユを夫
夫鉛直な二対のガイドポストに挿通し、且つ両者
が同期して昇降可能な駆動装置を設けたことによ
り、スクレーパーの揺動が防止されると共に、種
板の均一な剥離が可能となり、種板や母板の損傷
を防止できる。また前方にガイドを配設したこと
もあつて、母板の剥離装置への進入が円滑に行わ
れ、手作業が不要となり自動化が可能になる。更
にスクレーパーの形状や先端部の交換可能等の改
良を加えることにより実務上顕著な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例の斜視図、第
2図はスクレーパー部の平面図、第3図は種板を
剥離時の正面の状況の説明図、第4図は従来例の
斜視図である。 1……移送装置、2……剥離装置、3……レー
ル、4……ローラー、5……フツク、6……母
板、7……吊手、8……ビーム、9……チエン、
10……種板、11……ガイドレール、12……
スクレーパー支持片、13……スクレーパー、1
4……基部、15……先端部、16……斜面、1
7……シリンダー、18……ピストンロツド、1
9……吸着回動装置、20……吸盤、21……ガ
イドポスト、22……ブツシユ、23……駆動
軸、24……チエンホイル、25……チエンホイ
ル、26……チエン、27……チエンホイル、2
8……モーター、29……ギヤー、30……ギヤ
ー、31……チエンホイル、32……チエン、3
3……ガイド、35……駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 母板を吊下げ間歇的に横に順次移動させる移送
    装置と、移送装置の一停止位置に設けられた剥離
    装置とを具え、剥離装置は、移送装置の前記一停
    止位置において移送装置により吊り下げられた母
    板の通路の両側に相対して鉛直方向に配置された
    二対のガイドポストと各ガイドポストに挿通され
    たブツシユとから成る一対のスクレーパー支持装
    置と、前記一停止位置に停止された母板の両面に
    沿い母板の両面にほぼ接するように母板の進行方
    向前縁から母板の進行方向後縁に水平に延長して
    設けられ、その両端部近辺が該ブツシユに固着さ
    れた一対のスクレーパーと、各スクレーパーの両
    端部と夫々係着された一対の駆動軸と、一対の駆
    動軸を同期して駆動させる機構とから成るスクレ
    ーパーの駆動装置を具えていることを特徴とする
    電解用種板剥離装置。
JP12519587U 1987-08-19 1987-08-19 Expired JPH047188Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12519587U JPH047188Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12519587U JPH047188Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JPS6433571U JPS6433571U (ja) 1989-03-01
JPH047188Y2 true JPH047188Y2 (ja) 1992-02-26

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