JPH0472762B2 - - Google Patents

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JPH0472762B2
JPH0472762B2 JP62041224A JP4122487A JPH0472762B2 JP H0472762 B2 JPH0472762 B2 JP H0472762B2 JP 62041224 A JP62041224 A JP 62041224A JP 4122487 A JP4122487 A JP 4122487A JP H0472762 B2 JPH0472762 B2 JP H0472762B2
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gas
water
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hydrogen sulfide
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Ei Jensu Seodoaa
Esu Tatsukaa Mitsuto
Jei Gurobu Jon
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BOC Group Inc
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Publication of JPH0472762B2 publication Critical patent/JPH0472762B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/02Preparation of sulfur; Purification
    • C01B17/04Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides
    • C01B17/05Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by wet processes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背景 本発明は硫化水素から硫黄を製造する新改善方
法に関するものである。 特に、本発明の方法においてはバーナー中で原
料ガスに含まれる硫化水素と濃縮酸素とを混合
し、硫黄単体と水とを回収した後反応生成物の一
部を循環させる事を特徴とする。スクラバー塔は
循環気体の一部を処理するために備えてある。 クラウス法により硫化水素から硫黄を製造する
方法は化学工業の分野で一般に周知の事実であ
る。この方法では、一般に石油精製プラントの副
産物である硫化水素を含む気体混合物と酸素(一
般には、空気を用いる。)とをバーナー中で燃焼
し、以下に示すような反応により二酸化硫黄を生
成させる。 2H2S+302→2SO2+2H2O (1) その後バーナーからの生成気体である、化学量
論的にかなつた1分子容量のSO2と2分子容量の
H2Sを含む生成気体をクラウス型反応槽に導入
し、以下に示す様な反応により単体硫黄を回収す
る。 2H2S+SO23S+2H2O (2) この反応は高温下で行なわれる為、生成した硫
黄は気相に存在し、従つてその後硫黄凝縮器中で
これを液化する必要がある。通常は反応器と、凝
縮器とを連続させた装置で高い転化率を得る様に
工夫してある。 従来のクラウス型回収プラントの欠点の一つに
は、プラントにおける実操業上の圧力限界によ
り、特に、燃焼空気用送風機の送風能力と、硫黄
シール部の厚みとから決められてしまう実質上の
圧力限界により、プラントの容量が限定されてし
まうことである。 空気を高濃度酸素におきかえることによりプラ
ントの能力を増大することが出来る。この方法に
より体積流量を減らし、系内の圧力を低下するこ
とが出来るようになる。しかし、酸素濃度が約30
%より過剰になると通常のバーナーでは、炎の温
度がバーナー内の内張り耐火煉瓦の使用限界温度
を超えてしまう。もう一つの従来のクラウス型の
回収プラントの欠点は環境基準の強化により、硫
黄の回収率を最大限にまで向上させる様にしなけ
ればならず、その為には、環境へ放出される硫黄
を低減できる様に個々に高価な反応器を連ねた一
連の反応装置を使用するが、かつ/または排気ガ
スから未転化の反応物やその他の汚染物質を除去
するため、現在の罐出液のガス処理プラントの様
に有害な物質を極めて徹底的に制御できる装置を
使用しなければならない。 酸素の使用により炉内温度が異常に高くなるの
を防ぐ為に一般に、硫黄回収プラントの後半の過
程において生成する低温の生成ガスをバーナーに
循環させる様な方法が取られている。この循環流
でバーナー内の反応混合物を希釈し冷却すること
により、炎の温度を制御できるのである。 U.S.特許No.3331731においてVenemarkは、体
積比率で98%の酸素と2%の不活性ガスとからな
る酸素源を用いたクラウス法を提案している。 これは、クラウスプラントに導入する原料気体
と、クラウス燃焼炉より得られる気体に含まれる
二酸化炭素を循環させて混合し、冷却するもので
ある。 U.S.特許No.3681024においてHujsakからは、大
気中に放出する硫黄プラントの排気ガスの量を極
力少なくする為に空気より難素濃度の高い、気体
を用いた硫化水素から硫黄を回収する方法を提案
している。この方法では、生成硫黄から分離した
未凝縮分を凝縮あるいは急冷工程に送り込んで、
この工程で、未凝縮分中に含まれる遊離硫黄気体
を回収している。 さらに上記の工程で未だ未凝縮分として残るも
ののうち、その多くを炉に戻し、残りは大気へ放
出する。Oil & Gas Journalの1985年度、9
月号、No.30,39ページから41ページに、Goarら
は空気のかわりに純酸素を用いた時の利点を提案
している。空気中の酸素濃度を55%まであげるこ
とにより、処理能力を85%高めている。Goarら
は燃焼過程と凝縮過程を通り、かつ触媒転化過程
前の生成混合物の一部を循環させる方法を提案し
ている。循環流は反応炉温度をさげる冷媒として
働いており、また希釈剤として窒素を効果的に投
入している。硫化水素原料気体の燃焼の後、3つ
の一連の触媒反応容器と凝縮器が硫黄の回収に用
いられており、供給気体の硫黄濃度はそれぞれ
24.9%、4.4%、0.9%である。 大気中への反応物のもれを防ぎ、その他の汚染
物を除去するために、一般的に洗浄塔を利用する
方法が提案されている。米国特許No.2413714では、
Keelingが空気との燃焼過程と触媒反応過程に続
いて、反応生成物が冷却水と直接接触させて冷却
する様な硫黄の製造方法を提案している。この水
は、生成した硫黄の融点より高い圧力と温度であ
るため、後で硫黄の液相を凝縮させることにな
る。その後、冷却工程で凝縮されずに残つた気体
は、もう一度水と直接接触する。この冷却工程の
温度は、反応系からの放出気体の容量を最小にす
るために、前冷却工程よりも低く設定されてい
る。 本発明は、従来技術の様々な重用箇所に改良を
加えたものである。本発明の方法では、硫化水素
を単体硫黄に完全軟化するための触媒とクラウス
型反応容器を必要としない。これだけをとつて
も、装置とその保全費において相当節約できる。
本発明の方法では、酸素の使用をも可能とし、そ
れによつてプラントの能力を向上させるとともに
エネルギー消費量を低下できる本発明の方法では
前述の従来の方法よりも50%以上高い圧力の蒸気
を得ることができる。 本発明の大きな特徴は、比較的低圧の循環系の
外部にスクラバー塔を設置し、比較的高圧下でこ
れを操業する事にある。この洗浄塔は硫黄残留気
体の反応を完了させるように設計されている。水
分凝縮器を組み入れた非加圧下の循環系と、この
循環系の外部に設置された加圧状態の洗浄塔との
組み合せは、特に優れた点である。なぜなら、循
環系から抽出された混合気体が、洗浄塔内でさら
に反応し、浄化され、また、水分凝縮器により凝
縮された水も、同一洗浄塔内で浄化される様な浄
化方法であり、特に、現行の環境基準に合わせる
ための通常の罐出液の排ガス処理方法及び汚染物
制御装置が相当高価な事を考えると、本発明はか
なり経済的なものと言えるからである。 発明の目的 本発明の目的の一つには、バーナーユニツト中
で比較的純度の高い酸素と原料気体との反応によ
り原料気体中に含まれる硫化水素から硫黄を回収
することである。また、本発明のもう一つの目的
は、炎の温度を制御するためにバーナー中に流出
物を循環させて導入することにより、原料気体に
含まれる硫化水素から硫黄の回収をする方法を改
善することである。さらに、SO2とH2Sを硫黄
に転化するのに必要な触媒反応器を取り除くこと
もまた、本発明の目的の1つである。さらに、本
発明の目的として、クラウス反応を完結させ、排
気ガスや排水中の有害汚染物質をとりのぞくこと
があげられ、そのために循環流の一部を抽出しス
クラバー塔に導入し、この中で汚染物を処理しま
た、凝縮水も同じスクラバー塔に導入して処理す
る。これらは後述の本発明の具体例により本発明
の目的が達成されていることが容易に理解できよ
う。 発明の詳細な記載 硫化水素を含む原料ガスからなる供給流1がバ
ーナー2に導入される。このバーナーは、導入気
体の混合、燃焼のために耐火物のライニングを施
こした長めのチヤンバーを用いている。酸素気流
3もまたバーナー中に導入される。更に、循環気
流4も他の導入気流と一緒に混合される。循環気
流は原料流と混合するよりもバーナーに直接導入
でき、そして酸素流は原料流と混合されることが
容易に理解される。 原料気体は普通50〜100モルパーセントの硫化
水素を含む。好ましくは80パーセント以上の硫化
水素濃度である方が良い。酸素気流は30〜100モ
ルパーセント酸素濃度が適し、好ましくは少なく
とも60%である方が良く、更に好ましくは80%酸
素濃度以上が良い。 原料気体中の硫化水素は前述の式(1)に従つて二
酸化硫黄を形成する形で酸素と燃焼反応をおこ
す。そして二酸化硫黄は式(2)に従い順次目的の硫
黄へと転化してゆく。前もつて冷却されている循
環気流4はバーナー中で反応混合物を冷却、希釈
し、火炎温度を約3000〓以下におさえ、好ましく
は2400〜2800〓の範囲で制御する。バーナー2か
ら出てきた燃焼生成物は熱放出用ボイラー5の中
へ送り込まれ、ここで、約300℃まで冷却される。
ボイラー5は発熱燃焼によつて生じた熱を回収
し、ユーテイリテイーの原動力となる高圧蒸気を
作り、6の経路にて排出する。つまりボイラーは
反応生成混合物の冷却のために設けられているに
すぎない。 バーナーユニツトは、循環による効果により、
原料気流1中の硫化水素を高い転化率が得られ
る。冷却された反応混合物7は硫黄凝縮器8に入
り、蒸気を生成しつつほぼ150℃の最適温度まで
冷却される。この温度では硫黄は最終製品1部と
して回収可能な溶融生成物9として凝縮される。
凝縮器8より出る残留気体は、通常、二酸化炭素
未凝縮硫黄気体、硫化水素、硫黄酸化物、炭化水
素、硫化炭素等の混合物よりなる。この混合物
は、水分凝縮器10へ入り、ここで適温約50℃
の、冷却水と間接、かつ/または直接接触して、
冷却と水分の回収がなされる。大部分の水分が取
り除かれた冷却混合物は配管11、循環ブロワー
12を通りバーナー2へ戻される。そこで、前述
の通り原料気流1と混合される。 水分凝縮器の主な目的は上述の式(2)による反応
によつて生じた水を凝縮し循環気流を冷却する事
である。よつて、水分は系内を流れる気体中には
含まれない。例に、冷却水との直接接触法を用い
た場合でも、循環流中のCO2やH2Sは水に難溶
であるため、凝縮水あるいは冷却水中にこれらが
溶け込むことはない。しかし、SO2は急冷した水
中に多く溶け込む。 凝縮した水分量は洗浄塔13における反応熱を
回収するのに必要とされる量以上である。過剰量
の水分も含む凝縮水分ば、後でより詳しく述べる
様にスクラバー塔13でより以上に浄化してもよ
い。 配管11中の循環気体の1部が、コンプレツサ
ー14へはいり、配管15を通つてスクラバー1
3へ導入される。水分凝縮器10から出た水分も
またポンプ16経由で洗浄塔へと送られる。 スクラバー塔の主な目的は、ガスと水の相方の
反応を完結させるが、同時に液体硫黄製品を分離
抽出することも目的の一つである。スクラバー塔
内温度が硫黄の融点(115℃)を超える様に、又
反応を促進する為に、コンプレツサー14により
塔内圧力が高められる。圧力制御バルブ17は洗
浄塔13内の背圧を調整するためのものである。
スクラバー塔13内の圧力は2から10気圧が適当
であり、好ましくは4から8気圧、更に好ましく
は、約6気圧である。 スクラバー塔への混合ガスの体積流量は、通
常、初期原料ガスの体積流量の約10分の1であ
り、硫黄濃度は初期原料ガスにくらべてほんの10
分の2程度である。 スクラバー塔13には液体と気体との向流接触
を促進するため、塔底の沸騰水上に充填材を設置
している。 洗浄塔内で残つた硫黄成分の反応が起こり、そ
れによつてほとんど完全に近い転化率に達する。 スクラバー塔中の溶融した硫黄と水は、洗浄塔
の底部より抽出され、タンク18に送られ、ここ
で凝縮した硫黄は、最終生成物として、バルブ1
9を通して回収される。過剰の水は適切な処理を
する為にバルブ20を経て回収される。ここで、
タンクの水量を自動調節する制御装置によりバル
ブ20が作動する様にしてある。 流出気体中の未反応硫黄含有成分はスクラバー
塔13の底部の水中に導入されると同時に敏速に
反応する。その溶液からも反応せず排出される残
つた硫化水素と二酸化硫黄はスクラバー塔の上部
でスクラビングされスクラバー塔の上部に上昇す
るにつれて冷却される。スクラバー塔内を降り注
ぐ水は、硫黄が分散した懸濁液を作るために上昇
してくる気体から二酸化硫黄と硫化水素の残分を
スクラビングする。これが洗浄塔内を下降しなが
ら溶融硫黄を作るために凝縮した硫黄を分散させ
るのである。 スクラバー塔13からのスクラビングされた気
体は、圧力制御バルブ17を通過後放散しても良
いし、外部に放出する為の煙突に送り込んでも良
い。この気体中には、有害な成分やその他の不純
物はほとんど含まれていない。 循環気体の相対量はバーナーにおいて希望の転
化率と冷却効果になる様にあらかじめ決めてお
く。循環量は通常のバーナーが通常の使用法で用
いられる場合と同様に、通常のクラウス法におい
て空気源を窒素に置き替えて決定する。バーナー
から出てくる気体の容量は、未凝縮気体、特に
CO2、水蒸気、未反応の硫黄化合物気体によつて
求められる。 原料気体中の硫化水素成分が90%である時、循
環系において97%の総転化率(回収率)が得ら
れ、スクラバー塔における硫黄回収分も含める
と、99.9%を超える総転化率が得られる。又、排
気ガス中の硫黄化合物は、0.1%が或いはそれ以
下である為、本発明の方法によれば前述のクラウ
ス工程型のプラントに通常必要とされている、高
価で複雑な排ガス回収装置を必要としない。 本発明の特徴はバーナーへ循環させる気体の割
合を大きくする事によつて、転化率を向上させて
いる点にある。 バーナーを1回通過しただけではわずか2/3程
度の転化率にしか達しないが、原料気体中の硫化
水素成分が90%の場合において、気体を循環させ
る事によりバーナーの総転化率は97%に向上す
る。循環させる気体の割合は、空気を用いる通常
のクラウス型のバーナーとほぼ同じ様な割合で、
バーナーにおける気体の単位容積あたりの発熱量
から決定すればよい。従つて、通常の材質で作ら
れている通常のバーナーを本発明においても用い
る事ができ、従つて、本発明の方法を現在のクラ
ウス型のプラントに応用することもできる。 循環気体と原料気体の適切なモル比は1:2乃
至5:1の範囲であり、好ましくは1:1乃至
3:1の範囲であり、最も好ましくは、2:1程
度が良い。洗浄塔に流す気体と原料気体の適切な
モル比は、1:20乃至1:2の範囲であり、好ま
しくは1:15乃至1:5の範囲であり、最も好ま
しくは1:10程度が良い。供給する酸素と原料気
体の適切な割合は1:2程度が良い。 急激な燃焼反応を押さえる為に原料気体に循環
気体を混合して用いる事により時々発生する高濃
度−酸化炭素を減少する事ができるという利点も
ある。高濃度COは、混合気体中で冷却されると
有害なCO化合物(COS)を形成する為に好まし
くない。本発明においては、生成したCOSは、
循環過程で熱間のバーナーを通過する際に分解す
る為、洗浄塔に流れ込む生成気体中にはCOSは
ほとんど存在しない。 後述の実施例を用いて本発明の連続過程を説明
する。尚、比較例については記述しない。実施例
に用いる重量部と言う単位は全てKg−モル/時間
の単位である。 実施例 石油精製プラントの排気ガスを主原料とし、そ
の成分が室温において130重量部のH2S,8.67重
量部のCO2、2.8重量部のCH4、2.89重量部の水か
ら成る、気体状の混合物を(1)、室温において70.8
重量部の酸素を含む酸素気流と、(2)50℃において
200.3重量部のCO2、39.9重量部のH2S、27.0重量
部のH2O,1.79重量部のCOS,19.9重量部のSO2
を含む循環気流と混合し、約2500〓の耐火物をラ
イニングしたバーナー装置に送り込んだ。後述の
様にバーナーによる燃焼により、原料気体中のほ
とんどのH2Sは単体硫黄に転化し、燃焼過程を
得た気体状の混合物はボイラー域に送られ、300
℃まで冷却される。ボイラーからの生成気体中に
は、211.8重量部のCO2、163.4重量部のH2O、
21.1重量部の気化したS2、4.22重量部の未反応の
H2S、21.1重量部の未反応のSO2、1.90重量部の
COSが含まれる。次に、この生成気体は、硫黄
凝縮器により150℃に冷却され、ここで最終生成
物であるS2が63.25重量部得られる。S2を回収し
た生成気体は水分凝縮器に送られ、45℃まで急冷
される。水分凝縮器を出た気体混合物は前述の様
に循環気体としてバーナーに送られる。ここで、
この循環気体の一部は、コンプレツサーに送られ
圧縮されて、6気圧の圧力になり、洗浄塔に送ら
れる。この気体は、11.6重量部のCO2、2.3重量部
のH2S、1.56重量部のH2O、1.15重量部のSO2
0.1重量部のCOSの混合物から成り、洗浄塔の底
部の水面以下に120℃の温度で送り込まれる。そ
して、ここで、気体混合物中の未反応のSO2
H2Sの敏速な反応によつて、1.64重量部のS2
回収される。硫黄を回収した気体混合物はその後
洗浄塔を上昇し、塔の上部から降りそそぐ水のミ
スト(霧状の水)と直接接する様になる。本循環
系内において水分凝縮器で凝縮された水は、洗浄
塔の上部に汲み上げられ、洗浄塔内でミストとし
て降りそそぐ様になる。この水のミストが気体混
合物が外部へ放出される前に洗浄塔内で、気体混
合物を浄化するのである。 排気ガスの成分は45℃において0.12重量部の
H2S、11.6重量部のCO2,0.3重量部のH2O,0.1
重量部のCOS,0.06重量部のSO2である。洗浄塔
底部の139重量部の流出液は本発明の方法による
比較的無害な副生成物として処分される。 上述の実施例における詳細な数値を第1表と第
2表に示す。洗浄塔冷却の為に必要とされる以上
の過剰な凝縮水分については第1表と第2表に別
に表わしている。過剰な凝縮水分量はエネルギー
的に見ると有効でない。なぜなら、洗浄塔の底部
において必要とされる120℃の温度に対して、こ
の過剰な凝縮水分の温度を上げる為に洗浄塔に熱
を加えなければならないからである。この過剰な
水分は、普通、処理前の硫黄と溶解したH2Sと
SO2を含む水分である為、浄化する為に浄化塔を
通つて送られてくる。
【表】
【表】
【表】 要 約 本発明は硫化水素を含む気体原料から硫黄を回
収する方法の改善に関するものである。バーナー
中で気体原料と高濃度酸素とを混合し、そこで硫
化水素の一部を気体硫黄へと転化する。バーナー
から出た生成気体をボイラー内に通し、ボイラー
内でこの反応混合物を冷却し、同時に水蒸気を発
生させる。次にボイラーから出た生成気体を液体
硫黄として回収する為硫黄凝縮器へ送り込み、そ
の後水分凝縮器に送り込む。未凝縮気体はバーナ
ーに循環される。未凝縮気体の一部を循環系より
抽出し、圧縮して高圧にし洗浄塔に導入する。そ
こで、硫黄化合物の残分をもう一度反応させ気体
を浄化する。 水分凝縮器の凝縮水分も洗浄塔に汲み上げられ
硫黄化合物の残分を反応させて硫黄を回収する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の硫化水素からの硫黄回収方法にお
ける気体の流れの相関関係の系統図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原料気体に含まれる硫化水素からの硫黄回収
    方法において、以下の各過程からなることを特徴
    とする硫黄の回収方法; () 原料気体に含まれる硫化水素を濃縮した
    酸素と()の過程から得られる循環気体と混
    合して燃焼し、前述の硫化水素の一部が二酸化
    硫黄に転化され、そして単体硫黄の相当量を得
    るために未燃焼の硫化水素が前述の二酸化硫黄
    と反応することにより遊離した硫黄と水と未転
    化反応物から成る混合物を形成する過程; () 次に、液体硫黄を凝縮するために前述の
    混合物を冷却する過程; () 次に、前述の混合物の未凝縮分をさらに
    冷却して水分凝縮する過程; () 水分凝縮過程からの流出物を上述の燃焼
    段階()に循環する過程; () 循環系における気体混合物の一部を取出
    し、この取出した気体混合物を加圧し、これを
    スクラバー塔の底部の熱い領域に送り、そこ
    で、硫化水素と二酸化硫黄の残分が単体硫黄に
    転化される過程; () ()の過程の凝縮水分を前述のスクラ
    バー塔の上部に汲み上げる過程; () 前述のスクラバー塔内で前述の気体混合
    物の未転化成分を冷却水と直接接触させて前述
    の気体混合物中の未転化成分と他の有害物質を
    水に吸着させる過程: () さらに、前述のスクラバー塔の底部に溜
    まつた液体硫黄と水とを分離する過程; () 環境に害を及ぼさない方法で前述のスク
    ラバー塔から排気ガスを処理する過程。 2 前述の濃縮した酸素は少なくとも30%濃度の
    酸素であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の硫黄の回収方法。 3 前述の酸素は80乃至100%濃度の酸素から成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    硫黄の回収方法。 4 燃焼した混合物は、水蒸気の形で熱エネルギ
    ーを転換するボイラーを通過させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の硫黄の回収方
    法。 5 バーナーは3000〓乃至2000〓の範囲の温度に
    保持されているこを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の硫黄の回収方法。 6 バーナーは大気圧と同じ圧力であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の硫黄の回収
    方法。 7 前述の水分凝縮器は、1気圧の圧力であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硫黄
    の回収方法。 8 前述のスクラバー塔の底部に溜まつた液体硫
    黄と水はタンクに送られ、そして、前述のタンク
    の液量が、一定基準量以下に保たれる様に前述の
    流体硫黄がタンクの下部より抽出され、水がタン
    クの側壁より取出されることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の硫黄の回収方法。 9 スクラバー塔は大気圧より高い圧力に保持さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の硫黄の回収方法。 10 スクラバー塔の圧力は2乃至10気圧の範囲
    に保持されることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項記載の硫黄の回収方法。 11 前述のスクラバー塔の圧力は4乃至8気圧
    の範囲に保持されることを特徴とする特許請求の
    範囲第9項記載の硫黄の回収方法。 12 循環気体と原料気体に含まれる硫化水素の
    割合は5:1乃至1:2の範囲であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の硫黄の回収方
    法。 13 原料気体と前述の洗浄塔に導入するための
    抽出気体の割合は20:1乃至3:1の範囲である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硫
    黄の回収方法。 14 酸素と原料気体の割合が1:2程度である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硫
    黄の回収方法。 15 前述のスクラバー塔に導入された気体混合
    物は水と向流式に接触し、それにより、前述の洗
    浄塔の温度が上昇するのを低下する特許請求の範
    囲第1項記載の硫黄の回収方法。 16 水分は水冷却機と間接的に接触して凝縮さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の硫黄の回収方法。 17 水分は、冷却水と直接接触して凝縮される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の硫
    黄の回収方法。 18 前述の原料気体は80乃至100%濃度の硫化
    水素から成ることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の硫黄の回収方法。 19 原料気体に含まれる硫化水素からの硫黄回
    収方法において、以下の各過程からなることを特
    徴とする硫黄の回収方法; () 原料気体に含まれる硫化水素を濃縮した
    酸素と()の過程から得られる循環気体と混
    合して燃焼し、前述の硫化水素の一部が二酸化
    硫黄に転化され、そして単体硫黄の相当量を得
    るために未燃焼の硫化水素が前述の二酸化硫黄
    と反応することにより遊離した硫黄と水と未転
    化反応物から成る混合物を形成する過程; () 次に、液体硫黄を凝縮するために前述の
    混合物を冷却する過程; () 次に、前述の混合物の未凝縮分をさらに
    冷却して水分を凝縮する過程; () 水分凝縮過程からの気体流出物を上述の
    燃焼段階()に循環する過程、ここで()
    乃至()の過程は比較的低圧で行うことを特
    徴とする; () 循環系における気体状混合物の一部を取
    出し、この取出した一部を加圧しこれを比較的
    高い圧力に保持されたスクラバー塔の底部の熱
    い領域に送り、それによつて、硫化水素と二酸
    化硫黄の残分が単体硫黄に転化される過程; () ()の過程の凝縮水分を前述の洗浄塔
    の上部に汲み上げる過程; () 前述のスクラバー塔内で前述の気体混合
    物の未転化成分を冷却水と直接接触させて前述
    の気体混合物から未転化成分と他の有害物質を
    水に吸収させる過程; () さらに、前述のスクラバー塔の底部に溜
    まつた液体硫黄と水とを分離抽出する過程; () 環境に害を及ぼさない方法で、前述の洗
    浄塔から排気ガスを処理する過程。 20 原料気体に含まれる硫化水素からの硫黄回
    収方法において、以下の各過程からなることを特
    徴とする硫黄の回収方法; () 原料気体に含まれる硫化水素を濃縮した
    酸素と()の過程から得られる循環気体と混
    合して燃焼し、前述の硫化水素の一部が二酸化
    硫黄に転化され、そして単体硫黄の相当量を得
    るために未燃焼の硫化水素が前述の二酸化硫黄
    と反応することにより遊離した硫黄と水と未転
    化反応物から成る混合物を形成する過程; () 次に、液体硫黄を凝縮するために前述の
    混合物を冷却する過程; () 次に、前述の混合物の未凝縮分をさらに
    冷却して水分凝縮する過程; () 水分凝縮過程からの流出物を上述の燃焼
    段階()に循環する過程、ここで循環気体と
    硫化水素含有原料気体に割合を5:1乃至1:
    2の範囲であることを特徴とする; () 循環系における気体混合物の一部を取出
    し、この取出した一部を圧縮し、これを高い圧
    力に保持されたスクラバー塔の底部に送る過
    程。ここで前述のスクラバー塔に導入するため
    の抽出した気体と原料気体の割合は1:20乃至
    1:3であることを特徴とする。それによつて
    硫化水素と二酸化硫黄の残分が単体硫黄に転化
    される過程; () ()の過程の凝縮水分を前述の洗浄塔
    の上部に汲み上げる過程; () 前述の洗浄塔内で前述の気体混合物の未
    転化成分を冷却水と直接接触させて前述の気体
    混合物中の未転化成分と他の有害物質を水に吸
    収させる過程; () 更に、前述のスクラバー塔の底部に溜ま
    つた液体硫黄と水とを分離抽出する過程; () 環境に害を及ぼさない方法で前述のスク
    ラバー塔から排気ガスを処理する過程。
JP62041224A 1986-02-24 1987-02-24 高濃度酸素と循環法を用い且つ洗浄塔を備えた硫化水素からの硫黄の回収方法 Granted JPS62230604A (ja)

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