JPH0474577B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0474577B2 JPH0474577B2 JP58098093A JP9809383A JPH0474577B2 JP H0474577 B2 JPH0474577 B2 JP H0474577B2 JP 58098093 A JP58098093 A JP 58098093A JP 9809383 A JP9809383 A JP 9809383A JP H0474577 B2 JPH0474577 B2 JP H0474577B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- port
- valve
- oil passage
- spool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
(1) 技術分野
本発明は自動変速機、特に或る変速段以下の複
数の低速段で油圧作動され、該或る変速段では他
の低速段より入力トルク比が小さくなるロークラ
ツチと、前記或る変速段以上の複数の高速段で作
動されるハイクラツチとを具える自動変速機の上
記或る変速段へのダウンシフト変速時における変
速シヨツクを軽減する装置に関するものである。 (2) 従来技術 上記型式の自動変速機として本願出願人は先に
第1図に示す如きものを提案済である。第1図は
当該自動変速機の動力伝達機構を骨子図として示
し、この動力伝達機構はトルクコンバンターT/
Cを介してエンジン出力軸Eからの回転力が伝え
られる入力軸I、フアイナルドライブ装置へ駆動
力を伝える出力軸O、第1遊星歯車組G1、第2
遊星歯車組G2、第1クラツチC1、第2クラツ
チ(ハイクラツチ)C2、第3クラツチ(ローク
ラツチ)C3、第1ブレーキB1、第2ブレーキ
B2、及びワンウエイクラツチOWCを有してい
る。第1遊星歯車組G1は、サンギアS1と、イ
ンターナルギアR1と、両ギアS1及びR1と同
時にかみ合うピニオンギアP1を支持するキヤリ
アPC1とから構成されており、また遊星歯車組
G2は、サンギアS2と、インターナルギアR2
と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合うピニオ
ンギアP2を支持するキヤリアPC2とから構成
されている。キヤリアPC1はクラツチC2を介
して入力軸Iと連結可能であり、またサンギアS
1は、クラツチC1を介して入力軸Iと連結可能
である。キヤリアPC1はクラツチC3を介して
インターナルギアR2とも連結可能である。サン
ギアS2は入力軸Iと常に連結されており、また
インターナルギアR1及びキヤリアPC2は出力
軸Oと常に連結されている。ブレーキB1はキヤ
リアPC1を固定することが可能であり、またブ
レーキB2はサンギアS1を固定することが可能
である。ワンウエイクラツチOWCは、キヤリア
PC1の正転(エンジン出力軸Eと同方向の回転)
は許すが逆転(正転と逆方向の回転)は許さない
構造(すなわち、逆転時のみブレーキとして作用
する構造)としてある。 上記動力伝達機構は、クラツチC1,C2及び
C3、ブレーキB1(ワンウエイクラツチOWC)
及びB2を種々の組み合わせで作動させることに
よつて遊星歯車組G1及びG2の各要素(S1,
S2,R1,R2,PC1,及びPC2)の回転状
態を変えることができ、これによつて入力軸の回
転速度に対する出力軸Oの回転速度を種々変える
ことができる。クラツチC1,C2及びC3、及
びブレーキB1及びB2を下表のような組み合わ
せで作動させることにより、前進4速後退1速を
得ることができる。
数の低速段で油圧作動され、該或る変速段では他
の低速段より入力トルク比が小さくなるロークラ
ツチと、前記或る変速段以上の複数の高速段で作
動されるハイクラツチとを具える自動変速機の上
記或る変速段へのダウンシフト変速時における変
速シヨツクを軽減する装置に関するものである。 (2) 従来技術 上記型式の自動変速機として本願出願人は先に
第1図に示す如きものを提案済である。第1図は
当該自動変速機の動力伝達機構を骨子図として示
し、この動力伝達機構はトルクコンバンターT/
Cを介してエンジン出力軸Eからの回転力が伝え
られる入力軸I、フアイナルドライブ装置へ駆動
力を伝える出力軸O、第1遊星歯車組G1、第2
遊星歯車組G2、第1クラツチC1、第2クラツ
チ(ハイクラツチ)C2、第3クラツチ(ローク
ラツチ)C3、第1ブレーキB1、第2ブレーキ
B2、及びワンウエイクラツチOWCを有してい
る。第1遊星歯車組G1は、サンギアS1と、イ
ンターナルギアR1と、両ギアS1及びR1と同
時にかみ合うピニオンギアP1を支持するキヤリ
アPC1とから構成されており、また遊星歯車組
G2は、サンギアS2と、インターナルギアR2
と、両ギアS2及びR2と同時にかみ合うピニオ
ンギアP2を支持するキヤリアPC2とから構成
されている。キヤリアPC1はクラツチC2を介
して入力軸Iと連結可能であり、またサンギアS
1は、クラツチC1を介して入力軸Iと連結可能
である。キヤリアPC1はクラツチC3を介して
インターナルギアR2とも連結可能である。サン
ギアS2は入力軸Iと常に連結されており、また
インターナルギアR1及びキヤリアPC2は出力
軸Oと常に連結されている。ブレーキB1はキヤ
リアPC1を固定することが可能であり、またブ
レーキB2はサンギアS1を固定することが可能
である。ワンウエイクラツチOWCは、キヤリア
PC1の正転(エンジン出力軸Eと同方向の回転)
は許すが逆転(正転と逆方向の回転)は許さない
構造(すなわち、逆転時のみブレーキとして作用
する構造)としてある。 上記動力伝達機構は、クラツチC1,C2及び
C3、ブレーキB1(ワンウエイクラツチOWC)
及びB2を種々の組み合わせで作動させることに
よつて遊星歯車組G1及びG2の各要素(S1,
S2,R1,R2,PC1,及びPC2)の回転状
態を変えることができ、これによつて入力軸の回
転速度に対する出力軸Oの回転速度を種々変える
ことができる。クラツチC1,C2及びC3、及
びブレーキB1及びB2を下表のような組み合わ
せで作動させることにより、前進4速後退1速を
得ることができる。
【表】
なお、上表中〇印は作動しているクラツチ及び
ブレーキを示し、α1及びα2はそれぞれインターナ
ルギアR1及びR2の歯数に対するサンギアS1
及びS2の歯数の比であり、またギア比は出力軸
Oの回転数に対する入力軸Iの回転数の比であ
る。また、B1の下に(OWC)と表示してある
のは、ブレーキB1を作動させない場合でもワン
ウエイクラツチOWCによつて第1速が得られる
ことを示している。ただし、この場合の第1速で
は、出力軸O側から駆動することができない。
(すなわち、エンジンブレーキが効かない)。 ところで、かかる自動変速機において第1速、
第2速、第3速選択時(第3速が前記或る変速段
に相当する)作動されるロークラツチC3の入力
トルク比を考察するに、これは第1速、第2速、
第3速選択状態で夫々次表に示す如くになり、こ
の表中入力トルク比の例は歯数比α2を前記第1表
と合せて0.45とした場合について示した。
ブレーキを示し、α1及びα2はそれぞれインターナ
ルギアR1及びR2の歯数に対するサンギアS1
及びS2の歯数の比であり、またギア比は出力軸
Oの回転数に対する入力軸Iの回転数の比であ
る。また、B1の下に(OWC)と表示してある
のは、ブレーキB1を作動させない場合でもワン
ウエイクラツチOWCによつて第1速が得られる
ことを示している。ただし、この場合の第1速で
は、出力軸O側から駆動することができない。
(すなわち、エンジンブレーキが効かない)。 ところで、かかる自動変速機において第1速、
第2速、第3速選択時(第3速が前記或る変速段
に相当する)作動されるロークラツチC3の入力
トルク比を考察するに、これは第1速、第2速、
第3速選択状態で夫々次表に示す如くになり、こ
の表中入力トルク比の例は歯数比α2を前記第1表
と合せて0.45とした場合について示した。
【表】
この表から明らかなようにロークラツチC3の
入力トルク比は第3速選択状態では第1速、第2
速選択状態の約三分の1であり、従つてロークラ
ツチC3の要求クラツチ容量は第3速選択状態で
は第1速、第2速選択状態の約三分の1でよいこ
とになる。 一方、自動変速機の摩擦要素(クラツチC1,
C2,C3及びブレーキB1,B2)は油圧作動
され、その作動油圧は自動変速機の基準圧、即ち
第3図に実線で示す如くスロツトル開度に応じ変
化するライン圧PLである。しかして、このよう
にロークラツチC3を第1速、第2速、第3速選
択時共全て同じ油圧PLにより作動させるのでは、
各変速段で当該クラツチC3のクラツチ容量が同
じになり、第3速選択状態でロークラツチC3の
クラツチ容量が過大となる。従つて、前記第1表
の如くロークラツチC3を非作動にしている第4
速選択状態から当該ロークラツチを作動させる第
3速選択状態へのダウンシフト時、ロークラツチ
C3がクラツチ容量過大分で大きな変速シヨツク
を生ずる。 この問題解決のため、ロークラツチC3の作動
油圧徐々に立上がらせるアキユムレータを設ける
ことも考えられるが、これではロークラツチC3
のクラツチ容量が第3速選択状態で要求クラツチ
容量の約3倍にも達してることから、極めて大き
なアキユムレータを必要とし、コンパクト化が使
命の自動変速機を大型にしてしまい、実用的でな
い。 (3) 発明の目的 本発明は或る変速段(第3速)以下の複数の低
速段(第1速、第2速、第3速)で油圧作動され
るロークラツチの作動油圧を上記或る変速段の選
択時に限り要求クラツチ容量に見合うよう減圧す
れば、当該或る変速段へのダウンシフト変速(第
4速→第3速変速)時における変速シヨツクを軽
減でき、上述の問題を解消し得るとの観点から、
この着想を具体化した自動変速機の変速シヨツク
軽減装置を提供することを目的とする。 (4) 発明の構成 この目的のため本発明装置は、上記型式の自動
変速機において、前記ハイクラツチの作動、非作
動に応答して非作動時に出力圧を発生し、作動時
に出力圧を消失するハイクラツチ作動識別弁と、 該ハイクラツチ作動識別弁の出力圧が消失して
いる間前記ロークラツチに向う油圧を減圧し、こ
の減圧作用を前記出力圧の発生中は中止するロー
クラツチ減圧弁とを設けてなることを特徴とす
る。 (5) 実施例 以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。 第2図は第1図の動力伝達機構を変速制御する
ための油圧回路に本発明装置を組込んで示すもの
で、この油圧回路はレギユレータバルブ2、マニ
ユアルバルブ4、スロツトルバルブ6、スロツト
ルフエールセーフバルブ8、スロツトルモジユレ
ータバルブ10、プレツシヤモデイフアイアバル
ブ12、カツトバツクバルブ14、ライン圧ブー
スタバルブ16、ガバナバルブ18、1−2シフ
トバルブ20、2−3シフトバルブ22、3−4
シフトバルブ24、2−4タイミングバルブ2
6、2−3タイミングバルブ28、3−4タイミ
ングバルブ30、3−2タイミングバルブ32、
1速固定レンジ減圧バルブ34、トルクコンバー
タ減圧バルブ36、1−2アキユムレータ38、
4−3アキユムレータ40、及びオーバドライブ
インヒビタソレノイド42を有し、更に本発明装
置はロークラツチ減圧弁801及び第3速識別弁
(ハイクラツチ作動識別弁)802を有しており、
これらの各バルブは互いに第2図に示すように接
続され、またオイルポンO/P、トルクコンバー
タT/C、クラツチC1,C2,C3及びブレー
キB1、及びB2とも図示のように接続されてい
る。なお、ブレーキB2は、ブレーキを締結させ
る油圧室であるサーボアブライ室S/Aと、ブレ
ーキ解除させる油圧室であサーボレリーズ室S/
Rを有している(サーボレリーズ室S/Rの受圧
面積はサーボアブライ室S/Aの受圧面積よりも
大きいので、サーボレリーズ室S/Rに油圧が供
給されるとサーボアブライ室S/Aに油圧が供給
されていてもブレーキB2は解除される)。オー
バドライブインヒビタソレノイド42はオーバド
ライブインヒビタスイツチSWと電気的に接続さ
れている。 次に各バルブの構成及び作用について説明す
る。 レギユレータバルブ2は、ポート102a〜1
02iを有するバルブ穴102と、バルブ穴10
2に対応したランド202a〜202dを有し軸
方向に移動自在にバルブ穴102内にはめ合わせ
られたスプール202と、ポート252a及び2
52bを有しバルブ穴102内に固定されたスリ
ーブ252と、スリーブ252の内径部に対応す
るランド203a及び203bを有し軸方向に移
動自在にスリーブ252内径部にはめ合わせられ
たスプール203と、スリーブ252の図中上端
部に配置されたスプリングシート254と、スプ
リングシート245とスプール202のランド2
03dとの間に設けられたスプリング302とか
ら成つている。スプール202のランド202
b,202c及び202dの直径は等しく、ラン
ド202aの直径はこれらのランドの直径より小
さい。スプール203のランド254aはランド
254bよりも大径としてある。ポート102
a,102c及び102gはドレーンポートであ
る。ポート102b及び102eは、オイルポン
プO/Pから圧油が吐出される油路402(ライ
ン圧回路)と接続されている。ポート102bの
入口にはオリフイス606が設けてある。ポート
102は油路404を介してオイルポンプO/P
の容量可変用油室C/Cに接続されている。オイ
ルポンプO/Pは吐出容量可変式ベーンポンプで
あり、油室C/Cに供給される油圧に応じて吐出
量を減少するようにしてある。ポート102fは
油路406を介してトルクコンバータ減圧バルブ
36のポート136bと接続されている。なお、
油路406にはオリフイス608が設けてある。
ポート102hは油路410を介してカツトバル
ブ14のポート114c及び114gと接続され
ており、またポート102iは油路411を介し
てカツトバツクバルブ14のポート114a及び
114d、及びプレツシヤモデイフアイアバルブ
12のポート112c及び112eと接続されて
いる。 レギユレータバルブ2は次のようにして油路4
02のライン圧を調圧する。スプール202のラ
ンド202aと202bとの面積差にポート10
2bから油圧が作用しスプール202に図中下向
きの力を作用している。一方、スプール202に
は、スプリング302による図中上向きの力及び
スプール203による上向きの力(後述する)が
作用している。ポート102bの油圧は、これと
油路402を介して連通するポート102e内の
油がポート102fへ排出することにより、上記
上向きの力とつり合うように調節される。すなわ
ち、ポート102bの油圧が高くなつて下向きの
力が上向きの力よりも大きくなると、スプール2
02はわずかに下に移動し、ランド202dとポ
ート102fとの間にすきまが形成され、このす
きまからポート102e内の油が流出しポート1
02eの油圧が低下するが、ポート102eは油
路402によつてポート102bと連通している
ので、結局ポート102bの油圧が低下し、下向
きの力が小さくなるためスプール202は上方向
へ押し戻される。このような作動を連続的に繰り
返すことにより、ポート102bの油圧、すなわ
ち油路402の油圧は、常に上向きの力とつり合
うように調圧される。このようにして得られる油
圧(すなわちライン圧)は、スプリング302に
よる力は一定であるから、スプール203による
上向きの力に応じて変化することになる。バルブ
穴102のポート102h及び102iの位置
は、それぞれスリーブ252のポート252a及
び252bの位置と一致しているため、スプール
203のランド203aと203bとの面積差に
は油路410の油圧が作用し、またランド203
bの下端部には油路411の油圧が作用し、スプ
ール203は上向きの力を受けている。従つて、
油路410及び411の油圧に応じてライン圧は
制御される。ライン圧の具体的な特性について
は、関連する他のバルブを説明した後で説明す
る。 マニユアルバルブ4は、ポート104a〜10
4fを有するバルブ穴104と、バルブ穴104
に対応したランド204a及び204bを有し軸
方向に移動自在にバルブ穴104内にはめ合わせ
られたスプール204とから成つている。スプー
ル204は、図示していない運転席のシフトレバ
ーによつて作動され、パーキング位置P、後退走
行位置R、中立位置N、前進自動変速走行位置
D、2速位置、及び1速位置の6位置におい
て停止するように設定されている。ポート104
aはドレーンポートであり、ポート104bは油
路408を介してクラツチC1、及びシヤトルバ
ルブ502のポート502aと接続されている。
ポート104cは前述のライン圧回路である油路
402と接続され、ポート104dは油路412
を介して1−2シフトバルブ20のポート120
g、3−4シフトバルブ24のポート124h及
びガバナバルブ18に接続され、ポート104e
は油路414を介してライン圧ブースタバルブ1
6のポート116e、2−3シフトバルブ22の
ポート122a及びシヤトルバルブ504のポー
ト504aに接続され、またポート104fは油
路416を介して1速固定レンジ減圧バルブ34
のポート134dと接続されている。スプール2
04が各停止位置において停止すると、ライン圧
が供給されているポート104cは下表に示すよ
うに各ポートと連通し、各ポートにライン圧を分
配する。
入力トルク比は第3速選択状態では第1速、第2
速選択状態の約三分の1であり、従つてロークラ
ツチC3の要求クラツチ容量は第3速選択状態で
は第1速、第2速選択状態の約三分の1でよいこ
とになる。 一方、自動変速機の摩擦要素(クラツチC1,
C2,C3及びブレーキB1,B2)は油圧作動
され、その作動油圧は自動変速機の基準圧、即ち
第3図に実線で示す如くスロツトル開度に応じ変
化するライン圧PLである。しかして、このよう
にロークラツチC3を第1速、第2速、第3速選
択時共全て同じ油圧PLにより作動させるのでは、
各変速段で当該クラツチC3のクラツチ容量が同
じになり、第3速選択状態でロークラツチC3の
クラツチ容量が過大となる。従つて、前記第1表
の如くロークラツチC3を非作動にしている第4
速選択状態から当該ロークラツチを作動させる第
3速選択状態へのダウンシフト時、ロークラツチ
C3がクラツチ容量過大分で大きな変速シヨツク
を生ずる。 この問題解決のため、ロークラツチC3の作動
油圧徐々に立上がらせるアキユムレータを設ける
ことも考えられるが、これではロークラツチC3
のクラツチ容量が第3速選択状態で要求クラツチ
容量の約3倍にも達してることから、極めて大き
なアキユムレータを必要とし、コンパクト化が使
命の自動変速機を大型にしてしまい、実用的でな
い。 (3) 発明の目的 本発明は或る変速段(第3速)以下の複数の低
速段(第1速、第2速、第3速)で油圧作動され
るロークラツチの作動油圧を上記或る変速段の選
択時に限り要求クラツチ容量に見合うよう減圧す
れば、当該或る変速段へのダウンシフト変速(第
4速→第3速変速)時における変速シヨツクを軽
減でき、上述の問題を解消し得るとの観点から、
この着想を具体化した自動変速機の変速シヨツク
軽減装置を提供することを目的とする。 (4) 発明の構成 この目的のため本発明装置は、上記型式の自動
変速機において、前記ハイクラツチの作動、非作
動に応答して非作動時に出力圧を発生し、作動時
に出力圧を消失するハイクラツチ作動識別弁と、 該ハイクラツチ作動識別弁の出力圧が消失して
いる間前記ロークラツチに向う油圧を減圧し、こ
の減圧作用を前記出力圧の発生中は中止するロー
クラツチ減圧弁とを設けてなることを特徴とす
る。 (5) 実施例 以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。 第2図は第1図の動力伝達機構を変速制御する
ための油圧回路に本発明装置を組込んで示すもの
で、この油圧回路はレギユレータバルブ2、マニ
ユアルバルブ4、スロツトルバルブ6、スロツト
ルフエールセーフバルブ8、スロツトルモジユレ
ータバルブ10、プレツシヤモデイフアイアバル
ブ12、カツトバツクバルブ14、ライン圧ブー
スタバルブ16、ガバナバルブ18、1−2シフ
トバルブ20、2−3シフトバルブ22、3−4
シフトバルブ24、2−4タイミングバルブ2
6、2−3タイミングバルブ28、3−4タイミ
ングバルブ30、3−2タイミングバルブ32、
1速固定レンジ減圧バルブ34、トルクコンバー
タ減圧バルブ36、1−2アキユムレータ38、
4−3アキユムレータ40、及びオーバドライブ
インヒビタソレノイド42を有し、更に本発明装
置はロークラツチ減圧弁801及び第3速識別弁
(ハイクラツチ作動識別弁)802を有しており、
これらの各バルブは互いに第2図に示すように接
続され、またオイルポンO/P、トルクコンバー
タT/C、クラツチC1,C2,C3及びブレー
キB1、及びB2とも図示のように接続されてい
る。なお、ブレーキB2は、ブレーキを締結させ
る油圧室であるサーボアブライ室S/Aと、ブレ
ーキ解除させる油圧室であサーボレリーズ室S/
Rを有している(サーボレリーズ室S/Rの受圧
面積はサーボアブライ室S/Aの受圧面積よりも
大きいので、サーボレリーズ室S/Rに油圧が供
給されるとサーボアブライ室S/Aに油圧が供給
されていてもブレーキB2は解除される)。オー
バドライブインヒビタソレノイド42はオーバド
ライブインヒビタスイツチSWと電気的に接続さ
れている。 次に各バルブの構成及び作用について説明す
る。 レギユレータバルブ2は、ポート102a〜1
02iを有するバルブ穴102と、バルブ穴10
2に対応したランド202a〜202dを有し軸
方向に移動自在にバルブ穴102内にはめ合わせ
られたスプール202と、ポート252a及び2
52bを有しバルブ穴102内に固定されたスリ
ーブ252と、スリーブ252の内径部に対応す
るランド203a及び203bを有し軸方向に移
動自在にスリーブ252内径部にはめ合わせられ
たスプール203と、スリーブ252の図中上端
部に配置されたスプリングシート254と、スプ
リングシート245とスプール202のランド2
03dとの間に設けられたスプリング302とか
ら成つている。スプール202のランド202
b,202c及び202dの直径は等しく、ラン
ド202aの直径はこれらのランドの直径より小
さい。スプール203のランド254aはランド
254bよりも大径としてある。ポート102
a,102c及び102gはドレーンポートであ
る。ポート102b及び102eは、オイルポン
プO/Pから圧油が吐出される油路402(ライ
ン圧回路)と接続されている。ポート102bの
入口にはオリフイス606が設けてある。ポート
102は油路404を介してオイルポンプO/P
の容量可変用油室C/Cに接続されている。オイ
ルポンプO/Pは吐出容量可変式ベーンポンプで
あり、油室C/Cに供給される油圧に応じて吐出
量を減少するようにしてある。ポート102fは
油路406を介してトルクコンバータ減圧バルブ
36のポート136bと接続されている。なお、
油路406にはオリフイス608が設けてある。
ポート102hは油路410を介してカツトバル
ブ14のポート114c及び114gと接続され
ており、またポート102iは油路411を介し
てカツトバツクバルブ14のポート114a及び
114d、及びプレツシヤモデイフアイアバルブ
12のポート112c及び112eと接続されて
いる。 レギユレータバルブ2は次のようにして油路4
02のライン圧を調圧する。スプール202のラ
ンド202aと202bとの面積差にポート10
2bから油圧が作用しスプール202に図中下向
きの力を作用している。一方、スプール202に
は、スプリング302による図中上向きの力及び
スプール203による上向きの力(後述する)が
作用している。ポート102bの油圧は、これと
油路402を介して連通するポート102e内の
油がポート102fへ排出することにより、上記
上向きの力とつり合うように調節される。すなわ
ち、ポート102bの油圧が高くなつて下向きの
力が上向きの力よりも大きくなると、スプール2
02はわずかに下に移動し、ランド202dとポ
ート102fとの間にすきまが形成され、このす
きまからポート102e内の油が流出しポート1
02eの油圧が低下するが、ポート102eは油
路402によつてポート102bと連通している
ので、結局ポート102bの油圧が低下し、下向
きの力が小さくなるためスプール202は上方向
へ押し戻される。このような作動を連続的に繰り
返すことにより、ポート102bの油圧、すなわ
ち油路402の油圧は、常に上向きの力とつり合
うように調圧される。このようにして得られる油
圧(すなわちライン圧)は、スプリング302に
よる力は一定であるから、スプール203による
上向きの力に応じて変化することになる。バルブ
穴102のポート102h及び102iの位置
は、それぞれスリーブ252のポート252a及
び252bの位置と一致しているため、スプール
203のランド203aと203bとの面積差に
は油路410の油圧が作用し、またランド203
bの下端部には油路411の油圧が作用し、スプ
ール203は上向きの力を受けている。従つて、
油路410及び411の油圧に応じてライン圧は
制御される。ライン圧の具体的な特性について
は、関連する他のバルブを説明した後で説明す
る。 マニユアルバルブ4は、ポート104a〜10
4fを有するバルブ穴104と、バルブ穴104
に対応したランド204a及び204bを有し軸
方向に移動自在にバルブ穴104内にはめ合わせ
られたスプール204とから成つている。スプー
ル204は、図示していない運転席のシフトレバ
ーによつて作動され、パーキング位置P、後退走
行位置R、中立位置N、前進自動変速走行位置
D、2速位置、及び1速位置の6位置におい
て停止するように設定されている。ポート104
aはドレーンポートであり、ポート104bは油
路408を介してクラツチC1、及びシヤトルバ
ルブ502のポート502aと接続されている。
ポート104cは前述のライン圧回路である油路
402と接続され、ポート104dは油路412
を介して1−2シフトバルブ20のポート120
g、3−4シフトバルブ24のポート124h及
びガバナバルブ18に接続され、ポート104e
は油路414を介してライン圧ブースタバルブ1
6のポート116e、2−3シフトバルブ22の
ポート122a及びシヤトルバルブ504のポー
ト504aに接続され、またポート104fは油
路416を介して1速固定レンジ減圧バルブ34
のポート134dと接続されている。スプール2
04が各停止位置において停止すると、ライン圧
が供給されているポート104cは下表に示すよ
うに各ポートと連通し、各ポートにライン圧を分
配する。
【表】
なお、上表中〇印を付したポートにライン圧が
供給され、それ以外のポートはすべてドレーンポ
ートと接続される。 スロツトルバルブ6は、ポート106a〜fを
有するバルブ穴106と、バルブ穴106に対応
したランド206a〜cを有し軸方向に移動自在
にバルブ穴106内にはめ合わされたスプール2
06と、スプール206を図中左方向に押圧する
スプリング306と、図示しないアクセルペダル
とリンケージ等を介して連動しバルブ穴106内
を移動可能なプランジヤ207と、プランジヤ2
07とスプール206との間に設けられたスプリ
ング307とから成つている。ランド206cは
ランド206a及び206bよりも小径としてあ
る。ポート106a及び106fはドレーンポー
トである。ポート106bは、キツクダウン圧回
路である油路418に接続されており、後述する
ようにアクセルペダルをキツクダウン位置まで踏
み込んだときだけキツクダウン圧(ライン圧と同
等の圧力)が供給され、それ以外の場合はドレー
ンポート106aと接続されている。ポート10
6c及び106eはスロツトル圧回路である油路
420と接続されており、またポート106dは
ライン圧回路である油路402と接続されてい
る。なお、ポート106eの入口にはオリフイス
610が設けてある。このような構成のスロツト
ルバルブ6は、スプリング306による力及びラ
ンド206b及び206c間の面積差に作用する
ポート106eの油圧の力という図中左向きの力
と、スプリング307による右向きの力とがつり
合うように、ポート106dのライン圧を油圧源
として周知の調圧作用によりポート106e及び
106cの油圧を調圧する。従つて、油路420
にはスプリング307の押圧に比例した油圧が得
られるが、スプリング307の押力はアクセルペ
ダルと連動するプランジヤ207によつて可変と
してあるので、結局油路420の油圧アクセルペ
ダルの踏み込み量(スロツトル開度)に比例した
油圧(すなわちスロツトル圧)にななる。なお、
キツクダウン時においては、スロツトルバルブ6
はプランジヤ207及びスプリング307により
図中右側に押し込まれて調圧機能を失い、油路4
20にもライン圧が供給されるため、後述のよう
にドレインポートであつたポート106bにもラ
イン圧が供給される。 スロツトルフエールセーフバルブ8は、ポート
108a〜eを有するバルブ穴108(このバル
ブ穴108はスロツトルバルブ6のバルブ穴10
6と同軸に形成されている)と、ランド208a
〜cを有しバルブ穴108に軸方向に移動自在に
はめ合わせれたスリーブ208と、ランド207
aを有する前述のプランジヤ207(ランド20
7aはスリーブ208の内径部に軸方向に移動自
在にはめ合わせてある)と、バルブ穴108を封
鎖するプラグ209(ただし、プランジヤ207
を通過させる内径部を有している)と、プラグ2
09とスリーブ208との間に設けられたスプリ
ング308とから成つている。バルブ穴108の
ポート108a及び108dは前述のスロツトル
圧回路である油路420に接続され、またポート
108bはライン圧回路である油路402に接続
されている。ポート108cは油路402を介し
てシヤトルバルブ506のポート506aと接続
されている。また、ポート108eは前述のキツ
クダウン回路である油路418と接続されてい
る。このような構成のスロツトルフエールセーフ
バルブ8は、通常は(すなわち、キツクダウン時
及びアクセルリンゲージの故障時以外)プランジ
ヤ207の押圧を軽減する作用を有する。すなわ
ち、ポート108aに供給されるスロツトル圧は
スリーブ208の内径部に達し、プランジヤ20
7のランド207aに作用して図中右方向の力を
与える。従つて、スプリング307を圧縮するた
めのプランジヤ207の力(すなわち、アクセル
ペダルの踏み込み力)が軽減される。スプリング
307を圧縮すればするほどその反力が大きくな
るが、これに応じてスロツトル圧も前述のように
高くなるので、スロツトル圧がプランジヤ207
を押す力も大きくなり、常にほぼ一定のアクセル
ペダル踏力を維持することができる。キツクダウ
ン時には、プランジヤ207は図中上半部に示す
位置まで押し込まれ、これによつてポート108
eとポート108aとがスリーブ208の内径部
を介して連通する。このため油路420の油圧が
油路418に送り込まれる。油路420はスロツ
トル圧回路であり、通常はスロツトル圧が供給さ
れているが、キツクダウン時には前述のスロツト
ルバルブ6のスプール206も図中上半部に示す
ように押し込まれ、ポート106dと106cと
が連通し、油路420にもライン圧が送り込まれ
ている。従つて、油路418にもライン圧が供給
される。スリーブ208はスプリング308によ
つて図中右側奥部に押し込まれている(図中上半
部位置)ので、ポート108cと108dとは、
スリーブ208のランド208a及び208b間
において連通し、油路420のスロツトル圧は油
路422に送り込まれている。しかし、アクセル
ペダルとプランジヤ207とを連結するリンケー
ジ等に故障を生じてプランジヤ207が図中左方
向に押し戻されると、スリーブ208もプランジ
ヤ207と共に左方向に移動し、図中下半部に示
す状態となる。このためポート108cはポート
108bと連通し、油路422には、油路402
からライン圧が送り込まれ、後述のようにしてラ
イン圧はその最も高い状態となるため、クラツチ
及びブレーキに滑りを生じることがなく、上記故
障にもかかわらず必要に応じて自動車を走行させ
ることができる。(例えば、修理工場まで自走さ
せるような場合)。 スロツトルモジユレータバルブ10は、ポート
110a〜eを有するバルブ穴110と、バルブ
穴110に対応したランド210a〜cを有しバ
ルブ穴110内に軸方向に移動自在にはめ合わせ
られたスプール210と、スプール210を図中
左方向に押圧するスプリング810とから成つて
いる。ランド210aは、ランド210b及び2
10cよりも大径としてある。ポート110a及
び110dは、前述のスロツトル圧回路である油
路420と接続され、またポート110bは前述
のキツクダウン圧回路である油路418と接続さ
れている。また、ポート110c及び110eは
油路424を介して2−3シフトバルブ22のポ
ート122dと接続されている。ポート110e
の入口にはオリフイス612が設けられている。
このような構成のスロツトルモジユレータバルブ
10は、キツクダウンでない状態においてはポー
ト110bが油路418を介してドレーンポート
となつているため、ポート110dを高圧側ポー
ト(スロツトル圧が供給されている)とすると共
にポート110bをドレーンポートとして調圧作
用を行なう。スプール210のつり合いは、ポー
ト110aの油圧(スロツトル圧)がランド21
0aに作用する右向きの力、ポート110eの油
圧がランド210cに作用する力にスプリング3
10の力を加えた左向きの力とによつて達成され
る。従つて、ポート110eの油圧(以下、「ス
ロツトルモジユレート圧」とする)は、スロツト
ル圧に応じて変化し、これより一定値だけ低い値
を維持した特性となる。このスロツトルモジユレ
ート圧は、上述のように油路424によつて2−
3シフトバルブ22に送られ、その切換えを制御
するために用いられる。キツクダウン時には、ド
レーンポートであつたポート110bにキツクダ
ウン圧(ライン圧)が供給され、スロツトルモジ
ユレータバルブ10は調圧機能を失つて図中上半
部に示す状態となるため、油路424にはライン
圧が供給されることになる。 プレツシヤモデイフアイアバルブ12は、ポー
ト112a〜eを有するバルブ穴112と、バル
ブ穴112に対応した等径のランド212a及び
bを有しバルブ穴112内に軸方向に移動自在に
はめ合わせられたスプール212と、スプール2
12を図中下向きに押圧するスプリング312と
から成つている。ポート112a及び112bは
共にドレーンポートである。ポート112c及び
112eは前述の油路411を介してレギユレー
タバルブ2のポート102iと接続されており、
またポート112dは油路426を介してシヤト
ルバルブ506のポート506cと接続されてい
る。ポート112eの入口にはオリフイス622
が設けてある。このような構成のプレツシヤモデ
イフアイアバルブ12には、ポート112dを高
圧側ポート(後述のようにスロツトル圧又はライ
ン圧が供給されている)とすると共にポート11
2bをドレーンポートとして調圧作用を行なう。
スプール212のつり合いには、ポート112e
の油圧がランド212bに作用する図中上向きの
力とスプリング312による下向きの力とによつ
て達成される。従つて、ポート112eの油圧
(以下、「プレツシヤモデイフアイア圧」とする)
は、スプリング312の力に対応した一定の値と
なる。ただし、ポート112dに供給される油圧
がスプリング312による力よりも小さい場合に
は、プレツシヤモデイフアイアバルブ12は調圧
状態とはならず図中右半部の状態に維持されるた
め、ポート112dの油圧がそのまま油路411
に供給され、油路411の油圧は油路426の油
圧を同じ圧力となる。通常の場合(アクセルペダ
ルリンケージが故障していない場合及びマニユア
ルバルブ4が位置でない場合)には、ポート1
12dには、スロツトルフエールセーフバルブ8
のポート108c、油路422、シヤトルバルブ
506及び油路426を介してスロツトル圧が供
給されるため、プレツシヤモデイフアイア圧は或
るスロツトル開度まで徐々に上昇し、その後一定
値を保つ特性となる。アクセルペダルリンケージ
が故障した場合には、前述のようにスロツトルフ
エールセーフバルブ8が切換つて油路422にラ
イン圧が供給されるのでプレツシヤモデイフアイ
ア圧は上記一定圧となる。また、後述のようにマ
ニユアルバルブ4をD位置から位置に切換えた
場合には、ライン圧ブースタバルブ16から油路
428を介してシヤトルバルブ506のポート5
06bにライン圧が供給されるので、油路422
のスロツトル圧の値にかかわらずポート112d
にライン圧が供給され、プレツシヤモデイフアイ
ア圧はこの場合も上記一定圧となる。プレツシヤ
モデイフアイア圧は油路411を介してレギユレ
ータバルブ2のポート102iに導びかれている
ので、ライン圧はプレツシヤモデイフアイア圧に
応じて高くなる。また、プレツシヤモデイフアイ
ア圧はカツトバツクバルブ14にも導びかれてい
る。 カツトバツクバルブ14は、ポート114a〜
gを有するバルブ穴114と、ランド214a〜
cを有しバルブ穴114内に軸方向に移動自在に
はめ合わされたスプール214と、ポート114
f及び114gにそれぞれ対応したポート256
a及び256bを有しバルブ穴114にはめ合わ
されたスリーブ256と、ランド215a及びb
を有しスリーブ256の内径部に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール215とから成つて
いる。スプール214のランド214aはランド
214b及び214cよりも小径にしてある。ま
た、スプール215のランド215aはランド2
15bよりも大径にしてある。ポート114a及
び114dは油路411に接続されており前述の
プレツシヤモデイフアイア圧が供給されている。
ポート114bはドレーンポートである。ポート
114c及びポート114gは油路410に接続
されており、ポート114eは油路428に接続
されており、またポート114fはガバナ圧回路
である油路430に接続されている。なお、ポー
ト114gの入口にはオリフイス614が設けて
ある。このような構成のカツトバツクバルブ14
は、マニユアルバルブ4が位置にない場合又は
ライン圧ブースタバルブ16が図中上半部位置に
ある場合(すなわち、油路428がドレーン油路
となつている場合)には、ポート114dを高圧
ポートとすると共にポート114bをドレーンポ
ートとして調圧作用を行なう。スプール214と
215とは一体に一個のスプールと同様の作用を
し、ポート114aのプレツシヤモデイフアイア
圧がランド214aに作用する右向きの力が、ポ
ート114gの油圧がランド215bに作用する
力及びポート114fの油圧(ガバナ圧)がラン
ド215a及び215b間の面積差に作用する力
という左向きの力とつり合う。従つて、ガバナ圧
が高くなるとポート114gの油圧(以下、「カ
ツトバツク圧」とする)は低くなり、ガバナ圧が
ある値以上になると図中下半部に示すような状態
となつてカツトバツク圧は0となる。また、カツ
トバツク圧はプレツシヤモデイフアイア圧が低く
なるにつれて低くなる。カツトバツク圧は油路4
10を介してレギユレータバルブ2のポート10
2hに導びかれているので、ライン圧はガバナ圧
が高くなるにつれて低くなると共にプレツシヤモ
デイフアイア圧が低くなるにつれて低くなる。マ
ニユアルバルブ4をD位置から位置に切換える
と、前述のように油路428にライン圧が供給さ
れるためポート114eにライン圧が作用し、ス
プール214は図中左方向に押される。従つて、
ポート114cはドレーンポートであるポート1
14bに連通し、油路410の油圧は、ガバナ圧
及びプレツシヤモデイフアイア圧とは無関係に0
になる。 ライン圧ブースタバルブ16は、ポート116
a〜fを有するバルブ穴116と、バルブ穴11
6に対応したランド216a〜cを有しバルブ穴
116内に軸方向に移動自在にはめ合わされたス
プール216と、スプール216を図中左方向に
押圧するスプリング316とから成つている。ス
プール216のランド216a〜cは同径であ
り、またスプール216にはランド216a及び
216bにはさまれた空間部をスプール216の
左端に連通させる穴216dが設けられている。
ポート116c及び116fはドレーンポートで
あり、ポート116dは前述の油路428に接続
されており、またポート116eは油路414に
接続されている。ポート116bは油路432を
介して1−2シフトバルブ20のポート120h
と接続されているが、このポート120hには後
述のように1−2シフトバルブ20が速位置(ア
ツプ側)にあるときにライン圧が供給される。ポ
ート116aは油路434を介して2−3シフト
バルブ2のポート122gと接続されているが、
このポート122gには後述のように2−3シフ
トバルブ22が3速位置(アツプ側)にあるとき
にライン圧が供給される。このような構成のライ
ン圧ブースタバルブは、2−3シフトバルブ22
が2速位置(ダウン側)から3速位置に切換わる
場合と、逆に3速位置から2速位置に切換わる場
合とでは、その挙動が異なる。すなわち、1−2
シフトバルブ20が1速位置にある場合及びアツ
プ側に切換わつて2速位置になつた場合には、ラ
イン圧ブースタバルブ16のスプール216はス
プリング316によつて押圧されて図中上半部に
示す位置にある(1−2シフトバルブ20が2速
位置にある場合にはポート116bにライン圧が
供給されるが、このポート116bはランド21
6bによつて封鎖されているのでライン圧ブース
タバルブ16が切換わることはない)。この状態
では、ポート116dはドレーンポート116c
と連通している。次に、2−3シフトバルブ22
が3速位置に切換わると、後述のように油路43
4にライン圧が供給され。油路434のライン圧
は、ポート116a及びスプール216の穴21
6dを通つてスプール216の左端面に作用し、
スプール216をスプリング316の力に抗して
図中右方向に移動させ、図中下半部の状態とす
る。この状態になると、ポート116bとスプー
ル216の穴216dとが連通し(ポート116
aはランド216aによつて封鎖される)、スプ
ール216の左端部には油路432の圧力が作用
する。従つて、2−3シフトバルブ22が2速位
置に切換わつてもライン圧ブースタバルブ16は
図中下半部の位置に維持される。ライン圧ブース
タバルブ16が図中下半部の状態であつても、マ
ニユアルバルブ4が又は位置にない場合は、
マニユアルバルブ4のポート104eがドレーン
ポートとなつているため、油路428は、ポート
116d、ポート116e、油路414を介して
ポート104eへ排油されている。しかし、マニ
ユアルバルブ4が又か位置にある場合には、
油路415にライン圧が供給されるためポート1
16e及び116dを介して油路428にライン
圧が供給される。油路428のライン圧はシフト
バルブ506を介してプレツシヤモデイフアイア
バルブ12のポート112dに供給され前述のよ
うにしてライン圧を高める作用をする。従つて、
3速で走行中にマニユアルバルブ4を又は位
置に切換えて強制的に2速としてエンジンブレー
キを利用する場合に、ライン圧が高くなるので速
やかに変速させてエンジンブレーキを効果的に使
用することができる。なお、1−2シフトバルブ
20が1速位置になると油路432の油圧が排出
されるのでライン圧ブースタバルブ16は図中上
半部の状態に復帰し、ライン圧を高める作用はな
くなる。ガバナバルブ18は、自動変速機の出力
軸Oと一体に回転するように取に付けられてお
り、油路412から供給されるライン圧(マニユ
アルバルブ4がD、又は位置にあるときに供
給されるライン圧)を用いて調圧し、油路430
に車速に対応した油圧(ガバナ圧)を供給する。 1−2シフトバルブ20は、ポート120a〜
kを有するバルブ穴120と、バルブ穴120内
に軸方向に移動自在にはめ合わせられた2つのス
プール220及び221と、スプール220を図
中下方向に押圧するスプリング320とから成つ
ている。スプール220は、順に径を大きくした
ランド220a〜cを有しており、またスプール
221はランド221a〜d(ランド221a〜
cは同径、ランド221dはこれらよりも大径)
を有している。ポート120a,120f及び1
20iはドレーンポートである。ポート120b
はキツクダウン圧回路である油路418と接続さ
れており、ポート120bの油圧は、スプール2
20がダウン側(図中右半部)にあるときはラン
ド220a及び220b間の面積差に作用し、ス
プール220がアツプ側(図中左半部)にあると
きはランド220a及び220c間の面積差に作
用してスプール220を図中下方向に押すように
してある。ポート120cはスロツトル圧回路で
ある油路420と接続されており、ポート120
cの油圧は、スプール220がダウン側にあると
きはランド220b及び220c間の面積差に作
用してスプール220を下方向に押すが、スプー
ル220がアツプ側にあるときはランド220c
の周囲に作用するだけで下方向に押す力は生じな
いようにしてある。ポート120j及び120k
はガバナ圧回路である油路430に接続されてお
り、スプール221がダウン位置にあるときには
ランド221dの面積からランド221d及びc
間の面積差を減じた面積(すなわち、ランド22
1cの面積に等しい)にガバナ圧が作用し、スプ
ール221がアツプ位置にあるときにはランド2
21dの面積にガバナ圧が作用し、スプール22
1を上向きに押すようにしてある。油路412に
接続されたポート120gは、スプール221が
ダウン位置にあるときランド221bによつてし
や断され、スプール221がアツプ位置にあると
きポート120hを介して油路432と連通する
ようにしてある。油路432はブレーキB2のサ
ーボアブライ室S/Aと接続されている。ポート
120dは油路436を介してシヤトルバルブ5
02のポート502cと接続されている。このポ
ート120dは、スプール221がダウン位置に
あるときポート120eと連通するようにしてあ
る。ポート120eは油路438を介してブレー
キB1に接続されている。このような構成の1−
2シフトバルブ20は、そのダウン位置及びアツ
プ位置に応じてサーボアブライ室S/A及びブレ
ーキB1への圧油の供給を制御するが、その詳細
については後述する。 2−3シフトバルブ22は、ポート122a〜
jを有するバルブ穴122と、ランド222a〜
eを有しバルブ穴122内に軸方向に移動自在に
はめ合わされたスプール222と、バルブ穴12
2の奥部に軸方向に移動自在にはめ合わされたプ
ラグ223と、スプール222とプラグ223と
の間に配置されたスプリング322とから成つて
いる。ランド222a〜222cは順に径が大き
くなつており、ランド222cと222dとは同
径であり、ランド222eはこれよりも更に大径
としてある。ポート122b及び122hはドレ
ーンポートである。ポート122aは油路414
(マニユアルバルブ4が又は位置にある場合
にライン圧が供給される油路)と接続されてお
り、ポート112aの油圧はプラグ223の上端
面に作用するようにしてある。ポート122cは
キツクダウン圧回路である油路418と接続され
ており、ポート122cの油圧はスプール222
のランド222a及び222b間の面積差に作用
してスプール222に図中下向きの力を与えるよ
うにしてある。ポート123dには油路424か
らスロツトルモジユレート圧が供給されており、
スプール222がアツプ位置にあるときにランド
222b及び222c間の面積差にスロツトルモ
ジユレート圧が作用して下向きの力を与えるよう
にしてある。ポート122eには油路420から
スロツトル圧が供給されており、スプール222
がダウン位置にあるときランド222b及び22
2c間の面積差にスロツトル圧が作用して下向き
の力を与えるようにしてある。ポート122i及
び122jには油路430からガバナ圧が供給さ
れており、スプール222がダウン位置にあると
きにはランド222eの面積からランド222e
及び222d間の面積差を感じた面積(すなわ
ち、ランド222dの面積に等しい)にガバナ圧
が作用し、スプール222がアツプ位にあるとき
にはランド222eの面積にガバナ圧が作用し、
スプール222を上向きに押すようにしてある。
入口にオリフイス616が設けられたポート12
2fは油路432と接続されており、またポート
122gは油路434と接続されており、両ポー
ト122f及び122gはスプール222がアツ
プ位置にあるとき互いに連通するようにしてあ
る。油路434はクラツチC2に接続されてい
る。このような構成の2−3シフトバルブ22
は、そのダウン位置及びアツプ位置に応じてクラ
ツチC2への圧油の供給を制御するが、その詳細
については後述する。 3−4シフトバルブ24は、ポート124a〜
kを有するバルブ穴124と、ランド224a〜
dを有しバルブ穴124内に軸方向に移動自在に
はめ合わされたスプール224と、バルブ穴12
4の奥部に軸方向に移動自在にはめ合わされたプ
ラグ225と、スプール224とプラグ225と
の間に配置されたスプリング324とから成つて
いる。ランド224a〜224cは同径であり、
ランド224dはランド224a〜224cより
も大径としてある。ポート124aはスロツトル
圧回路である油路420と接続されており、ポー
ト124aの油圧はプラグ225の端面に作用し
これを図中下方向に押すようにしてある。ポート
124bは油路440を介してシヤトルバルブ5
08のポート508cと接続されている。このポ
ート124bの油圧は常にランド224aの上側
に作用してスプール224を下向きに押す。ポー
ト124cはロークラツチ減圧弁801が挿入さ
れた油路442を介してクラツチC3と接続され
ている。このポート124cは、スプール224
がアツプ位置にあるときに、油路444を介して
ブレーキB2のサーボレリーズ室S/Rに接続さ
れたポート124dと連通する。ポート124d
はスプール224がダウン位置にあるときにポー
ト124eと連通する。ポート124eは油路4
34を介してクラツチC2と接続されている。ポ
ート124fは油路446を介して2−4タイミ
ングバルブ26のポート126dと接続されてお
り、また、ポート124gは油路442と接続さ
れている。ポート124fと124gとはスプー
ル224がアツプ位置にあるとき連通する。ま
た、ポート124gは、スプール224がダウン
位置にあるときに、油路412と接続されたポー
ト124hと連通する。ポート124iはドレー
ンポートである。ポート124j及び124k
は、ガバナ圧回路である油路430と接続されて
おり、前述の1−3シフトバルブ20及び2−3
シフトバルブ22と同様に、スプール224がダ
ウン位置ではガバナ圧はランド224c面積に作
用し、またスプール224がアツプ位置ではガバ
ナ圧はランド224dの面積に作用し、スプール
224を上方向に押す。このような構成の3−4
シフトバルブ24は、そのダウン位置及びアツプ
位置に応じてクラツチC3及びサーボレリーズ室
S/Rへの圧油の供給を制御するが、その詳細に
ついては後述する。 2−4タイミングバルブ26は、ポート126
a〜fを有するバルブ穴126と、ランド226
a〜cを有しバルブ穴126内に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール226とから成つて
いる。ランド226b及び226cは同径であ
り、ランド226aはこれらよりも小径である。
ポート126a及び126cはドレーンポートで
あり、またポート126eもドレーンポートであ
るがドレーン油路の途中にオリフイス602が設
けてある。油路446にはオリフイス618が設
けてある。ポート126bにはスロツトル圧回路
である油路420からスロツトル圧が導かれてお
り、このポート126bのスロツトル圧はスプー
ル226a及び226b間の面積差に常に作用し
てスプール226を図中下方向に押している。ポ
ート126dは、油路446に接続されており、
スプール226がダウン位置ではポート126e
と連通し、スプール226がアツプ位置ではポー
ト126cと連通する。ポート126fは油路4
34を介してクラツチC2と接続されている。こ
のような構成の2−4タイミングバルブ26は、
2−4変速時におけクラツチC2への圧油の供給
とクラツチC3からの圧油の排出との所定のタイ
ミングで行なわれるように作用するが、その詳細
については後述する。 2−3タイミングバルブ28は、ポート128
a〜eを有するバルブ穴128と、ランド228
a〜cを有するバルブ穴128内に軸方向に移動
自在にはめ合わされたスプール228と、スプー
ル228図中上方向に押すタイミング328から
成つている。ポート128aには油路430から
ガバナ圧が供給されておりスプール228は下向
きの力を受けている。一方、これに対抗してポー
ト128eには油路420かららスロツトル圧が
供給されており、スプール228は上向きの力を
受けている。ポート128bはドレーンポートで
ある。ポート128c及び128dは共に油路4
34に接続されているが、ポート128cは油路
434の途中に設けたチエツクバルブ750及び
オリフイス650(両者は並列に設けてある)の
上流側(2−3シフトバルブ22に近い側)と接
続されており、ポート128dは下流側(クラツ
チC2に近い側)と接続されている。このような
構成の2−3タイミングバルブ28は、スロツト
ル圧及びガバナ圧の大小に応じてクラツチC2に
供給される圧油を制御し、クラツチC2が2−3
変速時に所望のタイミングで締結されるようにす
る。 3−4タイミングバルブ30は、ポート130
a〜eを有するバルブ穴130と、ランド230
a〜cを有しバルブ穴130内に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール230と、スプール
230を図中上方向に押すスプリング330とか
ら成つている。ポート130aには油路430か
らガバナ圧が供給されており、スプール230は
下向きの力を受けている。一方、これに対抗して
ポート130eには油路420からスロツトル圧
が供給されており、スプール230は上向きの力
を受けている。ポート130bはドレーンポート
である。ポート130c及び13dは共に油路4
42に接続されているが、ポート130cは油路
442の途中に設けたチエツクバルブ752及び
オリフイス652(両者は並列に設けてある)の
上流側(3−4シフトバルブ24のポート124
cに近い側)と接続されており、ポート130d
は下流側(クラツチC3に近い側)と接続されて
いる。このような構成の3−4タイミングバルブ
30は、スロツトル圧及びガバナ圧の大小に応じ
てクラツチC3から排出される圧油を制御し、ク
ラツチC3が3−4変速時に所望のタイミングで
解放されるようにする。 3−2タイミングバルブ32は、ポート132
a〜eを有するバルブ穴132と、ランド232
a〜oを有しバルブ穴132内に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール232と、スプール
232を図中上方向に押すスプリング232とか
ら成つている。ポート132aには油路430か
らガバナ圧が供給されており、スプール232は
下向きの力を受けている。一方、これに対抗して
ポート132eには油路420からスロツトル圧
が供給されており、スプール230は上向きの力
を受けている。ポート132bはドレーンポート
である。ポート132c及び132dは共に油路
434に接続されているが、ポート132cは油
路434の途中に設けたチエツクバルブ754及
びオリフイス654(両者は並列に設けてある)
の上流側(2−3シフトバルブ22のポート12
2gと直接連通する側)と接続されており、ポー
ト132dは下流側(3−4シフトバルブ24の
ポート124eと直接連通する側)と接続されて
いる。このような構成の3−2タイミングバルブ
32は、スロツトル圧及びガバナ圧の大小に応じ
てクラツチC2から排出される圧油を制御し、ク
ラツチC2が3−2変速時に所望のタイミングで
解放されるようにする。 1速固定レンジ減圧バルブ34は、ポート13
4a〜eを有するバルブ穴134と、ランド23
4a及びbを有しバルブ穴134内に軸方向に移
動自在にはめ合わされたスプール234と、スプ
ール234を図中下方向に押すスプリング334
とか成つている。ポート134a及び134bは
ドレーンポートである。ポート134dは油路4
16(マニユアルバルブ4が位置にあるときラ
イン圧が供給される油路)と接続されており、ま
たポート134c及び134eは油路448と接
続されている。ポート134eの入口にはオリフ
イス620が設けてある。このような構成の一速
固定レンジ減圧バルブ34は、ポート134dを
高圧ポートとすると共にポート134bをドレー
ンポートとして調圧作用を行ない、ポート134
eの油圧がスプリング334の力とつり合うよう
にする。従つて、1速固定レンジ減圧バルブ34
は、油路416にライン圧が生じたとき、油路4
48に一定値に減圧された油圧を生じさせる機能
を有する。 トルクコンバータ減圧バルブ36は、ポート1
36a〜eを有するバルブ穴136と、ランド2
36a及びbを有しバルブ穴136に軸方向に移
動自在にはめ合わされたスプール236と、スプ
ール236を図中左方向に押すスプリング336
とから成つている。ポート136d及び136e
はドレーンポートである。ポート136bは油路
406(レギユレータバルブ2のポート102f
から排出された圧油が供給される油路)と接続さ
れており、またポート136a及びcは油路45
0を介してトルクコンバータT/Cと接続されて
いる。ポート136aの入口にはオリフイス62
4が設けてある。このような構成のトルクコンバ
ータ減圧バルブ36は、ポート136bを高圧ポ
ートとすると共にポート136dをドレーンポー
トとして調圧作用を行ない、ポート136aの油
圧がスプリング336の力とつり合うようにす
る。従つて、トルクコンバータ減圧バルブ36
は、油路406の油圧の変動にかかわらず一定圧
力の圧油をトルクコンバータT/Cに供給する機
能を有する。 1−2アキユムレータ38は、段付きシリンダ
穴138と、このシリンダ穴138に軸方向に移
動自在にはめ合わされたピストン238と、ピス
トン238を図中上方向に押すスプリング338
とから成つている。ピストン238によつて区画
される大径側の室138aは油路432と接続さ
れており、小径側の室138bは油路402(ラ
イン圧回路)と接続されており、また中間の室1
38cはドレーン室としてある。なお、油路43
2の1−2アキユムレータ38及びサーボアプラ
イ室S/Aの上流部分にオリフイス656及びチ
エツクバルブ756が並列に設けてある。このよ
うな構成の1−2アキユムレータ38は、油路4
32の油圧(すなわち、サーボアプライ室S/A
の油圧)がゆるやかに立上るようにする機能を有
しており、1−2変速を円滑に行なわせる。 3−4アキユムレータ40は、シリンダ穴14
0と、このシリンダ穴140に軸方向に移動自在
にはめ合わされたピストン240と、ピストン2
40を図中上方向に押すスプリング340とから
成つている。ピストン240によつて区画される
図中上側の室140aは油路402(ライン圧回
路)と接続されており、また下側の室140bは
油路442(クラツチC3を連通する油路)と接
続されている。なお、油路442のクラツチC3
及び4−3アキユムレータ40の上流側にはオリ
フイス658及びチエツクバルブ758が並列に
設けてある。このような構成の4−3アキユムレ
ータ40は、油路442の油圧(クラツチC3の
油圧)がゆるやかに立上るようにする機能を有し
ており、4−3変速を後述の本発明装置と共に円
滑に行なわせ、またマニユアルバルブ4をN位置
からD位置に移動した場合のシヨツクを軽減す
る。 オーバドライブインヒビタソレノイド42は、
ライン圧回路である油路402とオリフイス60
4を介して接続された油路409に設けた開口4
09aに対面するように設けられており、作動状
態においてはロツド42aによつて開口409a
を閉鎖することができるようにしてある。なお、
油路409はシヤトルバルブ504のポート50
4bと接続されている。オーバドライブインヒビ
タソレノイド42は、運転席において操作可能な
スイツチSWによつて作動される。スイツSWが
オフの状態では、オリフイス604を通つて油路
409に流入してくる油は開口409aから排出
されるため油路409に圧力は生じない(なお、
接続604の面積は小さいので、開口409aか
ら油が排出されてもライン圧に影響を与えること
はない)。スイツチSWをオンとすると、開口4
09aがロツド42aによつて閉鎖されるため、
油路409は油路402と同じ圧力(すなわち、
ライン圧)になる。これによつて、後述のように
3−4シフトバルブ24をダウン位置に保持し、
4速(オーバドライブ)にならないようにしてあ
る。 クラツチC1、クラツチC3及びサーボアブラ
イ室S/Aの入口には、それぞれオリフイス62
6,628及び630が設けてある。 次に本発明装置を構成するロークラツチ減圧弁
801及び第3速識別弁802の構成及び作用に
ついて説明する。 ロークラツチ減圧弁801は、ロークラツチC
3に作動油圧(ライン圧)を供給する油路442
の上流側が接続されたポート801a、同油路の
下流側が接続されたポート801b、ドレンポー
ト801cを有するバルブ穴内にスプール801
dを摺動自在に嵌合して構成し、スプール801
dには2個の隣り合せた同径ランド801e,8
01fと1個の小径ランド801gとを設ける。
ポート801bはランド801e,801f間に
常時通じさせると共に、ランド801eが臨む室
801hに油路803を経て通じさせ、スプール
801dはばね801iによつて室801hに向
け図中右半部位置に弾支する。このスプール位置
でポート801bがポート801aに通ずるよう
ポート801aを位置させ、スプール801dが
ばね801iに抗し図中左半部位置にされてラン
ド801eによりポート801aを閉じる時丁度
ランド801fがドレンポート801cを開くよ
うこのドレンポートを位置させる。又、ランド8
01f,801g間の室801は油路804によ
りスロツトル圧回路420に通じさせる。 第3速識別弁802は、ロークラツチ減圧弁8
01のばね801iが設けられた室801kに回
路805を介し接続したポート802a、ドレン
ポート802b及びポート802cを有するバル
ブ穴にスプール802dを摺動自在に嵌合し、こ
のスプールをばね802eにより室802fに向
け図中右半部位置に弾支して構成する。スプール
802dは2個の同径ランドを有する形状とし、
これらランド間に常時通ずるようポート802a
を位置させると共に、スプール802dの図中左
半部位置でポート802aがドレンポート802
bに通ずるようこのドレンポートを位置させる。
又、ポート802cはスプール802dが図中右
半部位置の時ポート802aに通ずるよう位置さ
せ、該ポート802cは油路806によりライン
圧回路402に接続する。更に、室802fは油
路807により油路434に接続し、ハイクラツ
チC2が作動される第3速、第4速で(前記第
表参照)その作動油圧(ライン圧)が室802f
にも達し、スプール802dを図中左半部位置に
してポート802aをドレンポート802bに通
じさせるも、それ以外の変速段ではハイクラツチ
C2が作動油圧を受けないため、スプール802
dがばね802eにより図中右半部位置にされて
ポート802aをポート802cに通じさせるも
のとする。 スプール802dの前者の位置で、ロークラツ
チ減圧弁801は室801kをドレンポート80
2bに通じられて無圧状態にされることから、後
述の減圧作用によりロークラツチC3に向う作動
油圧を所定値に減圧することができる。しかしこ
の減圧作用はスプール802dが上記前者の位置
にあつても、第4速では後述の如く又前記第1表
から明らかなようにロークラツチ作動油圧がポー
ト801aに来ないため、行なわれず、このポー
ト801aに後述の如く又前記第1表から明らか
なようにロークラツチ作動油圧が供給される第3
速選択時に限つて上記減圧作用は行なわれる。そ
してスプール802dの後者の位置では、ローク
ラツチ減圧弁801は室801kに油路806を
経て油路402からのライン圧を供給されるた
め、スプール801dを図中右半部位置に保たれ
ることから、ポート801a,801b間を常時
連通し、上記減圧作用を行なわない。 上記の如く本発明装置を有する油圧制御装置の
全般的な作用を説明する。 前述のように、油路402のライン圧はスプー
ル203に図中上向きに作用する力によつて決定
されるが、スプール203にはプレツシヤモデイ
フアイアバルブ12からのプレツシヤモデイフア
イア圧及びカツトバツクバルブ14からのカツト
バツク圧が作用しているため、これらの圧力に応
じて変化する。プレツシヤモデイフアイア圧及び
カツトバツク圧はそれぞれ前述のような特性を有
しているため、得られるライン圧は車速に応じて
上下動するがスロツトル開度を基準にして示すと
既ね第3図のようになる。ただし、マニユアルバ
ルブ4をD位置から又は位置にした2速での
走行中は、プレツシヤモデイフアイア圧は一定圧
となり、カツトバツク圧は0になるため、ライン
圧はスロツトル圧及びガバナ圧にかかわらず一定
の圧力となる(すなわち、上記条件では、ライン
圧ブースタバルブ16の作用によつて油路428
にライン圧を生じるため、この油路428のライ
ン圧はシヤトルバルブ506を切換えて油路42
6に通じる。このため、プレツシヤモデイフアイ
アバルブ12のポート112dにはライン圧が供
給されることとなり、前述のようにプレツシヤモ
デイフアイアバルブ12は一定圧力を油路411
に生じさせる。また油路428のライン圧はカツ
トバツクバルブ14のポート114eに供給され
るため、スプール214は図中左側に押されると
共にスプール215は図中右側に押され、油路4
10はドレーンポート114bに通じて油圧0と
なる。)。 次に、マニユアルバルブ4の各位置における作
用について説明する。 マニユアルバルブ4がN位置にあるときには前
記第3表の如く、ポート104b,104d,1
04e及び104fのいずれにもライン圧が供給
されずドレーンポートとなつているため、いずれ
のクラツチ及びブレーキにも油圧が供給されず、
自動変速機は動力伝達が行なわれない中立状態と
なつている。 次に、マニユアルバルブ4をN位置からD位置
に切換えると、前述のようにポート104dにポ
ート104cからライン圧が供給され、このライ
ン圧は油路412を介して1−3シフトバルブ2
0のポート120g、3−4シフトバルブ24の
ポート124h及びガバナバルブ18に供給され
る。ガバナバルブ18は、このライン圧を利用し
て前述のように車速に対応したガバナ圧を発生さ
せ、これを油路430を介して各シフトバルブ2
0,22及び24に供給する。しかし、車速が低
い間はガバナ圧が小さいため、各シフトバルブ2
0,22及び24は図中下向きに作用するスロツ
トル圧に押されてダウン位置に保持されている。
従つて、1−2シフトバルブ20のポート120
gに供給されたライン圧はランド221bによつ
てしや断される。一方、3−4シフトバルブ24
のポート124hはポート124gに連通するた
め油路442にライン圧が供給され、油路442
のライン圧はオリフイス658を通つてロークラ
ツチC3に向う。ところで今、ハイクラツチC2
への油路434に圧力が供給されていないため、
第3速識別弁802のスプール802dは図中右
半部位置にあつてロークラツチ減圧弁801のス
プール801dを図中右半部位置に保持すること
から、ロークラツチ減圧弁801はポート801
a,801b間を常時連通する。これれがため、
ロークラツチ減圧弁801は上述の如く油路44
2を経てロークラツチC3に向うライン圧を減正
せず、そのままロークラツチC3に達せしめ、こ
れを前記第2表につき前述した要求クラツチ容量
が得られるよう強力に締結させる。これにより前
記第1表の如くロークラツチC3の作動と、ワン
ウエイクラツチOWCの作動とにより前進第1速
の状態が達成される。 なお、油路442は4−3アキユムレータ40
の室140bにも連通しているので室140bに
ライン圧が供給され、油路402から室140a
に作用するライン圧によつて図中下向きに押し下
げられた4−3アキユムレータ40のピストン2
40はスプリング340の力によつてゆつくりと
上方向に移動する。従つて、オリフイス658よ
りも下流側の油圧はゆるやかに上昇し、クラツチ
C3は比較的低い油圧で当初締結されることにな
るため、N位置からD位置へ切換えた場合のシヨ
ツク(セレクトシヨツク)が軽減される。 自動車が上記第1速状態だ発進し、車速が高く
なりガバナ圧がある値に達すると、1−2シフト
バルブ20のスプール220及び221に上向き
に作用するガバナ圧による力が、スプリング32
0による下向きの力及びポート120cからラン
ド220b及び220c間の面積差に作用するス
ロツトル圧による下向きの力に打ち勝ち、スプー
ル220及び221はダウン位置から上昇を開始
する。その際、スプール221のランド221d
がポート120jをしや断すると同時にランド2
21cがドレーンポート120iを開くため、ガ
バナ圧の作用面積が急に増大し、スプール220
及び221は一瞬にして図中左半部位置に上昇す
る。このため、ポート120gと120hとが連
通し、油路412のライン圧が油路432に導入
される。油路432のライン圧はオリフイス65
6及び630を通つてサーボアブライ室S/Aに
供給される。こうすることによつてブレーキB2
が作動し、前記した締結状態のクラツチC3との
共同作用により前進第2速の状態となる。なお、
油路432のライン圧は1−2アキユムレータ3
8の室138aにも導かれており、油路402か
ら室138bに作用するライン圧によつて図中下
方に押し上げられていたピストン238を上方に
押し戻す。このため、油路432のオリフイス6
56よりも下流の部分の油圧はゆつくりと上昇
し、ブレーキB2はゆるやかに作動する。これに
よつて第1速から第2速への変速の際のシヨツク
(変速シヨツク)が緩和される。又この第2速選
択状態においても前記第1速選択状態におけると
同様、ハイクラツチC2への油路434に油圧が
きいていないため第3速識別弁802及びローハ
イクラツチ減圧弁801は上記のスプール位置を
保ち、ロークラツチC3のクラツチ容量を前記第
2表につき前述した要求値にマツチさせておくこ
とができる。 第2速での走行中に更に車速が上昇してガバナ
圧がある値に達するとき2−3シフトバルブ22
のスプール222に上向きに作用するガバナ圧に
よる力が、スプリング322による下向きの力及
びポート112eからランド222b及び222
c間の面積差に作用するスロツトル圧による下向
きの力に打ち勝ち、スプール222はダウン位置
から上昇を開始する。その際、スプール222の
ランド222eがポート122iをしや断すると
同時にランド222dがドレーンポート122h
を開くためガバナ圧の作用面積が急に増大して上
向きの力が大きくなり、またこれと同時にランド
222b及び222c間の面積差にポート122
eから作用していたスロツトル圧がポート122
dのスロツトルモジユレート圧(スロツトル圧よ
りも多少低い油圧となつている)と切換わつて下
向きの力が減少するため、スプール222は一瞬
にして図中左半部位置に上昇する。このため、ポ
ート122fと122gとが連通し、油路432
のライン圧が油路434に導入される。油路43
4はクラツチC2に連通しているため、クラツチ
C2が締結される。また、油路434は、3−4
シフトバルブ24のポート124eに連通してお
り、このポート124eは3−4シフトバルブ2
4がダウン位置にある場合は、ポート124dに
連通しているので、ポート124dに接続された
油路444にもライン圧が導入される。このた
め、油路444に接続されたサーボレリーズ室
S/Rに油圧が供給され、バルブB2が解放され
る。従つてクラツチC2及びC3が締結され、前
記第1表の如く第3速状態が達成される。 ところで上述の如く油路434にライン圧が生
ずると、このライン圧は第3速識別弁802のス
プール802dを図中左半部位置に保ち、ローク
ラツチ減圧弁801の室801kを無圧状態に保
つ。これがためロークラツチ減圧弁801は油路
803を経て室801hに達達するロークラツチ
C3への供給圧(以下ロークラツチ圧PC3と言
う)と、ばね801iのばね力及び油路804を
経て室801iに達するスロツトル圧とでスプー
ル801dの位置を決定され、ロークラツチ圧
PC3を例えば第3図中点線で示すようなものに
減圧することができる。従つて、第1速、第2速
選択時前述の如く第3図中実線で示すライン圧
PLを供給されていたロークラツチC3がその約
三分の1に相当する圧力PC3(第3図中点線で
示す)を当該第3速選択時供給されるようにな
り、この時のロークラツチC3のクラツチ容量を
前記第2表につき前述の要求値(第1速、第2速
選択時の約三分の1)にマツチさせることができ
る。 なお、上記第2速→第3速時はブレーキB2の
解放とクラツチC2の締結とを同時に行なう必要
があり、両者を好ましいタイミングで作動させな
いと、大きい変速シヨツクを生じたりエンジンの
空吹きを生じたりする。このため、2−3シフト
バルブ22からクラツチCNに至る油路434の
途中に2−3タイミングバルブ28が設けてあ
る。2−3タイミングバルブ28のスプール22
8は、ポート128aに導かれた油路430から
のガバナ圧の作用による下向きの力と、ポート1
28eに導かれた油路420からのスロツトル圧
の作用による上向きの力及びスプリング328に
よる上向きの力の大小に応じて、図中右半部の位
置又は左半部の位置をとる。すなわち、アクセル
ペダルを大きく踏み込んだ加速状態ではスロツト
ル圧が高いため2−3タイミングバルブ28は図
中右半部位置にあり、ポート128cと128d
とは連通し、油路434の上流側(2−3シフト
バルブ22のポート122gに近い側)と(クラ
ツチC2に近い側)とはオリフイス650をバイ
パスして結ばれ、クラツチC2は速やかに締結さ
れる。一方、アクセルペダルのストローク量を減
少させると、スロツトル圧が低下して2−3タイ
ミングバルブ28は図中左半部の状態に切換わ
り、ポート128cと128dとの連通はしや断
されるため、油路434の上流側とはオリフイス
650を介してのみ結ばれた状態となる。従つ
て、クラツチC2の油圧はゆるやかに増大しクラ
ツチC2の締結がわずかに遅れる。このわずかな
時間中にエンジンの回転数が低下するため、変速
シヨツクがそれだけ軽減される。すなわち、この
2−3タイミングバルブ28は、コーステイング
状態における第2速から第3速への変速の際のシ
ヨツクを軽減する機能を有している。なお、2−
3シフトバルブ22のポート122gから3−4
シフトバルブ24のポート124eへ至る油路4
3の途中には、3−2タイミングバルブ32、チ
エツクバルブ754及びオリフイス654が並列
に配置されているが、ポート122gからポート
124eへの油の流れの向きは、チエツクバルブ
754の流れを許容する向きと一致しているた
め、3−2タイミングバルブ2の状態にかかわら
ず、サーボレリーズ室S/Rには絞り効果を受け
ることなく油圧が供給される。 第3速での走行中に更に車速が上昇してガバナ
圧がある値に達すると、3−4シフトバルブ24
のスプール224に上向きに作用するガバナ圧に
よる力が、ポート124aからプララグ225の
上端面に作用するスロツトル圧による下向きの力
に打ち勝ち、スプール224はダウン位置から上
昇を開始する。なお、上記下向きの力は、スロツ
トル圧が小さい場合にはスプリング324による
力の方が大きくなるのでプラグ225は上方に押
し上げられ、スプリング324による一定の力の
みとなる。スプール224が上昇する際、スプー
ル224のランド224dがポート124jをし
や断すると同時にランド224cがドレーンポー
ト124iを開くため、ガバナ圧の作用面積が急
に増大して向きの力が大きくなり、スプール22
4は一瞬にして図中左半部のアツプ位置に達す
る。このため、サーボレリーズ室S/Rに接続さ
れているポート124dは、油路442に接続さ
れたポート124cと連通する。また、油路44
2と接続されたポート124gはポート124f
と連通する。従つて、クラツチC3及びサーボレ
リーズ室S/Rは共にポート124fと連通す
る。ポート124fは油路446を介して2−4
タイミングバルブ26のポート126dに接続し
ているが、2−4タイミングバルブ26はポート
126fに油路434から作用する油圧によつて
押し上げられ図中右半部位置にあるため、ポート
126dはドレーンポートであるポート126c
と連通している。従つてクラツチC3及びサーボ
レリーズ室S/Rの油圧は共に排出されてしま
い、クラツチC3が解放されると共にブレーキB
2が締結される。これによつて、クラツチC2と
ブレーキB2とが作動し前記第1表の如く第4速
状態が達成される。その際、クラツチC3の油圧
は、チエツクバルブ758を順方向(流れを許容
する方向)に流れるため、速やかに排出される。
一方、ポート124cからポート124gに至る
油路442の途中には、3−4タイミングバルブ
30、チエツクバルブ752及びオリフイス65
2が並列に設けてあるため、3−4タイミングバ
ルブ30の位置に応じてサーボレリーズ室S/R
の油圧の排出速度は相違する。3−4タイミング
バルブ30の構成は基本的に前述のタイミングバ
ルブ28と同様であり、加速状態においてはポー
ト124cと124gとをオリフイス652をバ
イパスして連通させ、一方コーステイング状態に
おいてはポート124cと124gとの連通をし
や断する(従つて両ポートはオリフイス652を
介して結ばれる)。このため、コーステイング状
態では、サーボレリーズ室S/Rの油はゆるやか
に減少し、ブレーキB2の締結がクラツチC3の
解放よりもわずかに遅れる。このわずかな時間中
にエンジンの回転数が低下するため、変速シヨツ
クがそれだけ軽減される。 なお、この第4速選択状態でも第3速識別弁8
02はハイクラツチC2への油路434内におけ
るライン圧によりスプール802dを図中左半部
位置にされ、ロークラツチ減圧弁801の室80
1kを無圧状態に保つため、ロークラツチ減圧弁
801は前記第3速時と同様減圧作用を行ない得
るが、今はロークラツチC3に向うライン圧が前
述の如くないため、ロークラツチ減圧弁801は
室801hに圧力を生ぜず、スプール801dを
ばね801iにより図中右半部位置に保たれて、
前記の減圧作用を行なわない。従つて、第3速識
別弁802はハイクラツチC2が作動される第3
速、第4速時共その作動油圧(ライン圧)に応動
するが、第3速時に限つてロークラツチ減圧弁8
01を減圧作用させることとなる。 次に、2−4タイミングバルブ26の作用につ
いて説明する。第2速で走行中にスロツトル圧を
急激に減少させると、2−3シフトバルブ22と
3−4シフトバルブ24とが同時にダウン位置か
らアツプ位置に切換わる場合がある。すなわち、
第2速から直接第4速に変速する。この場合、ク
ラツチC3が解放され、クラツチC2が締結され
る。変速シヨツク及びエンジンの空吹きを防止す
るためには、クラツチC3の解放とクラツチC2
の締結とを所定のタイミングで行なわせる必要が
ある。クラツチC2の油圧は油路434を介して
2−3シフトバルブ22から送り込まれれる油に
よつて上昇していくが、このクラツチC2の油圧
は2−4タイミングバルブ26のポート126f
にも導かれている。2−4タイミングバルブ26
は第2速の状態ではポート126bに導かれたス
ロツトル圧によつて図中左半部に示す位置に押し
下げられている。従つて、ポート126dと12
6eとが連通しており、クラツチC3の油圧は、
油路442、3−4シフトバルブ24のポート12
4g及び124f、油路446、2−4タイミン
グバルブ26のポート126d及び126e、及
びオリフイス602を経て排出される。従つて、
クラツチC3の油圧はオリフイス602によつて
絞られて最初はゆつくり抜けていく。しかし、ク
ラツチC2の油圧が高くなつて所定の値を越える
と、2−4タイミングバルブ26は押しげられて
図中右半部に示す位置となる。このため、いまま
でポート126eを通して排出されていたクラツ
チC3の油圧はポート126cを通して排出され
ることになり、オリフイス602による絞り効果
を受けなくなるため、クラツチC3の油圧は急速
に低下する。従つて、クラツチC2が締結を開始
した後でクラツチC3が解放されることとなり、
大きな変速シヨツク又はエンジンの空吹きを生じ
ることはない。なお、2−4タイミングバルブ2
6が図中左半部が右半部に切換わるときのクラツ
チC2の圧力は、スロツトル圧が高くなるほど高
くなるため、アクセルペダルのストローク量が少
ないほどクラツチC3が早く解放され、わずかの
時間中立状態となり、この間エンジン回転速度が
車速に対応するように低下するため、変速シヨツ
クがより小さくなる。 以上、第1速から第4速まで次第に変速(アツ
プシフト)していく動作について説明したが、次
に逆に第4速から第1速へ変速(ダウンシフト)
していく動作について説明する。 第4速で走行中にガバナ圧が低下し又はスロツ
トル圧が上昇すると、3−4シフトバルブ24は
アツプ位置からダウン位置へ切換えられ、油路4
12のライン圧が油路442を介してクラツチC
3に供給されてクラツチC3が締結され、また油
路434のライン圧が油路444を介してサーボ
レリーズ室S/Rに供給されブレーキB2が解放
される。これれによつて、クラツチC2及びクラ
ツチC3が作動する第3速状態となる。この時、
クラツチC2を作動させるライン圧が第3速識別
弁802のスプール802dを図中左半部位置に
しており、ロークラツチ減圧弁801の室801
kを無圧状態に保つているため、ロークラツチ減
圧弁801は前記の減圧作用を行ない、ロークラ
ツチ圧(クラツチC3の作動油圧)PC3を第3
図中点線で示すように低下させて、ロークラツチ
C3のクラツチ容量を要求値にマツチさせ、当該
変速時ロークラツチC3が非作動から作動状態に
切換えられると雖も変速シヨツクを軽減すること
ができる。 この変速シヨツク軽減は、クラツチC3の作動
油圧PC3の立上がりを4−3アキユムレータ4
0の以下の作動によりゆるやかにすることによつ
て更に助長される。即ち、4−3アキユムレータ
40のピストン240は、第4速の状態において
は、室140bの油圧が油路442を介して排油
されているので、室140aのライン圧によつて
押し下げられているが、3−4シフトバルブ24
が上述の如く切換わつて油路442に油圧を生ず
ると、スプリング340の力によつて押上げられ
る。この間、油路442の油圧、即ちロークラツ
チ減圧弁801のポート801aに向う油圧はゆ
るやかに上昇し、この油圧をロークラツチ減圧弁
801が上述の如く減圧してロークラツチC3に
供給するため、該クラツチC3は徐々に締結さ
れ、当該変速時の変速シヨツクを完壁になくすこ
とができる。 第3速で走行中に、更にガバナ圧が低下し又は
スロツトル圧を上昇すると、2−3シフトバルブ
22はアツプ位置からダウン位置へ切換えられ、
油路434の油圧がドレーンポート122hへ排
出されてしまう。このため、クラツチC2に作用
していた油圧がなくなり、クラツチC2は解放さ
れ、またブレーキB2のサーボレリーズ室S/R
の油圧も油路444、ポート124d及び124
e、及び油路434を介して排出されるため、ブ
レーキB2が作動する。従つて、クラツチC3と
ブレーキB2とが作動する第2速の状態となる。
なお、サーボレリーズ室S/Rの圧油の排出は、
油路434に設けた3−2タイミングバルブ32
によつて制御される。すなわち、3−4シフトバ
ルブ24のポート124eから2−3シフトバル
ブ22のポート122gに至る油路434の途中
に2−3タイミングバルブ32、チエツクバルブ
754及びオリフイス654が並列に設けてあ
り、3−2タイミングバルブ32が図中左半部位
置ではポート124eとポート122gとはオリ
フイス654をバイパスして連通し、3−2タイ
ミングバルブ32が図中右半部位置ではポート1
24eとポート122gとは3−2タイミングバ
ルブにおいてしや断されオリフイス654を介し
てのみ連通する。3−2タイミングバルブ32
は、ポート132eに作用するスロツトル圧によ
る力がポート132aに作用するガバナ圧による
力よりも大きい場合(すなわち、加速状態)に、
図中右半部位置となり、逆の場合(すなわち、コ
ーステイング状態)に図中左半部位置となる。従
つて、加速状態においては、サーボレリーズ室
S/Rの油圧がオリフイス654を通つて排出さ
れるため、サーボレリーズ室S/Rの油圧はゆつ
くりと低下する。このためブレーキB2の作動が
わずかに遅れ(クラツチC2の油圧は油路434
のチエツクバルブ750を通つて速やかに排出さ
れる)、短時間ではあるが中立状態となりエンジ
ンの回転が車速に対応するように上昇する。これ
によつて変速の際のエンジンの回転速度の変動が
小さくなり、変速シヨツクが軽減される。 第2速で走行中に、更にガバナ圧が低下し又は
スロツトル圧が上昇すると、1−2シフトバルブ
20はアツプ位置からダウン位置へ切換えられ、
油路432の油圧がドレーンポート120iへ排
出される。このためサーボアブライ室S/Aに排
用していた油圧がなくなり、ブレーキB2が解放
される。これによつてクラツチC3のみが締結さ
れた状態となり、ワンウエイクラツチOWCとの
共同作用により第1速状態が達成される。 次に、アクセルペダルのストロークを7/8以上
としたキツクダウン時の作用について説明する。 アクセルペダルをいつぱいに踏み込むと、スロ
ツトルバルブ6のプランジヤ207が図中右方向
に押し込まれ、図中上半部の状態となり、スロツ
トルバルブは非調圧状態となつて油路420には
ライン圧が供給される。油路420からポート1
08aに送られるライン圧は、ポート108eを
通つてキツクダウン圧回路である油路418に供
給される。油路418のライン圧は、1−2シフ
トバルブ20のポート120b及び2−3シフト
バルブ22のポート122cに供給され、またシ
ヤトルバルブ508及び油路440を通つて3−
4シフトバルブ24のポート124bに供給され
る。3−4シフトバルブ24のポート124bに
ライン圧が供給されると、プラグ225は図中上
方に押し上げられ、スプール224は下方に押し
下げられる。車速がいくら高くてもガバナ圧がラ
イン圧よりも高くなることはないので、スプール
224はキツクダウン状態である限りダウン位置
に保持される。従つて、第4速走行中にキツクダ
ウンすると必ず第3速以下の状態となり、またキ
ツクダウン状態である限り第3速から第4速に変
速することはない、2−3シフトバルブ22のポ
ート122cに供給されるキツクダウン圧(ライ
ン圧)は、スプール222のランド222a及び
222bの面積差に作用してスプール222を下
向きに押す。従つて、下向きの力が加算されたこ
とになるため、上向きの力を与えるガバナ圧がそ
の分だけ高い圧力にならないと2−3シフトバル
ブ22は切換わらない。すなわち、キツクダウン
状態においては2−3変速及び3−2変速する車
速が非キツクダウン状態と比較して大幅に高くな
る。なお、油路418のキツクダウン圧はスロツ
トルモジユレータバルブ10のポート110bに
も供給されるため、スロツトルモジユレータバル
ブ10は非調圧状態となり、今までスロツトルモ
ジユレート圧が供給されていた油路424にライ
ン圧を生じる。従つて、2−3シフトバルブ22
のポート122dにライン圧が供給され、またポ
ート122eにもライン圧が供給されている(今
まではスロツトル圧であつたがキツクダウンによ
つてライン圧となつている)ので、スプール22
2のランド222b及び222c間の面積差には
アツプ位置においてもダウン位置においても同じ
油圧が作用し、アツプ側に移動する場合とダウン
側に移動する場合とのガバナ圧の差が小さくな
る。すなわち、キツクダウンにおいては2−3変
速と3−2変速とのヒステリシスが小さくなる。
1−2シフトバルブ20のポート120bに供給
されるキツクダウン圧は、スプール220がダウ
ン位置ではランド220a及び220bの面積差
に作用し、またスプール220がアツプ位置では
ランド220a及び220b間の面積差及びラン
ド220b及び220c間の面積差に作用し、ス
プール220を下向きに押す。従つて下向きの力
を与えるガバナ圧がその分だけ高い圧力にならな
いと1−2シフトバルブ20は切換わらない。す
なわち、キツクダウン状態において1−2変速及
び2−1変速する車速が非キツクダウン状態と比
較して大幅に高くなる。 次に、オーバドライブインヒビタソレノイド4
2の作用について説明する。前述のように、ソレ
ノイド42をオンにすると油路409にライン圧
を生ずる。油路409の油圧は、シヤトルバルブ
504、シヤトルバルブ508及び油路440を
通つて3−4シフトバルブ24のポート124b
に達し、プラグ225を図中上方に押し上げると
共にスプール224を下方に押し下げる。このた
めガバナ圧の大きさにかかわらず3−4シフトバ
ルブ24はダウン位置に保持され、第4速状態に
なることはない。従つて、走行条件等に応じて第
4速(オーバドドライブ)での走行を望まない場
合には、運転者はスイツチSWを操作することに
より、第4速にならないようにすることができ
る。 次に、マニユアルバルブ4をD位置にして第3
速又は第4速で走行中に、マニユアルバルブ4を
位置にした場合の作用について説明する。 マニユアルバルブ4を位置すると、ポート1
04dに加えてポート104eにもライン圧が発
生するため、油路414にライン圧が供給され
る。油路414のライン圧は、シヤトルバルブ5
04、シヤトルバルブ508及び油路440を介
して3−4シフトバルブ24のポート124bに
達する。ポート124bにライン圧が作用する
と、前述のキツクダウンの場合及びオーバドライ
ブインヒビタソレノイド42を作動させた場合と
同様に、スプール224はダウン位置となる。ま
た、油路414のライン圧は、2−3シフトバル
ブ22のポート122aにも導かれているため、
プラグ223の上端に作用してプラグ223及び
スプール222を図中右半部のダウン位置に押し
下げる。従つて、自動変速機は第2速の状態とな
り、車速にかかわらず第3又は4速に変速される
ことはなくなる。 なお、油路414のライン圧はライン圧ブース
タバルブ16のポート116eにも導かれている
がライン圧ブースタバルブ16はポート116b
に作用する油圧(油路432の油圧)によつて図
中下半部の状態となつているため、ポート116
eの油圧はポート116dに導かれ、油路423
にライン圧を生じる。これによつて前述のように
ライン圧はスロツトル開度にかかわらず最も高い
状態となるため、スロツトル開度が小さい場合に
もバンドブレーキであるバルブB2を強力に作動
させることができ、第2速への変速が迅速に行な
われ、エンジンバルブを直ちに効かせることがで
きる。 マニユアルバルブ4を上記のように位置にし
た場合においても、1−2シフトバルブ20に作
用する油圧の関係はマニユアルバルブ4がD位置
の場合と全く同様であるので、1−2シフトバル
ブ20はガバナ圧及びスロツトル圧の大小に応じ
て切換わる。従つて、マニユアルバルブ4が位
置にある場合も、第1速と第2速との間の自動変
速は行なわれる。 なお、上述のように第4又は3速からマニユア
ルバルブ4を位置とすることにより第2速とし
た場合にはライン圧がスロツトル開度にかかわら
ず高くなるが、一度第1速になつた後第2速に変
速した場合には次のようにしてライン圧はD位置
の場合と同様の圧力となる。第2速から第1速に
変速すると(すなわち、1−2シフトバルブ20
がダウン位置となると)、油路432の油圧はポ
ート120iに排出されてしまう。このためライ
ン圧ブースタバルブ16のポート116b及びス
プール216の穴216dを通じてスプール21
6の図中左端に作用していた油圧がなくなり、ス
プール216はスプリング316によつて左に押
され図中上半部位置となる。従つて、油路414
と油路428との連結はしや断され、油路428
の油圧はポート116cに排出される。このた
め、プレツシヤモデイフアイアバルブ12及びカ
ツトバツクバルブ14は、前述のマニユアルバル
ブ4がD位置にある場合と同様に作用する。この
状態において、1−2シフトバルブ20が再びア
ツプ位置になつて油路432に油圧が発生して
も、ライン圧ブースタバルブ16のポート116
bはスプール216のランド216bによつてし
や断されるため、ライン圧ブースタバルブ16は
図中上半部位置のままに維持される。従つて、こ
の場合は第2速になつてもライン圧が最高値まで
上がるということはない。こうすることによつ
て、マニユアルバルブ4の位置における第1及
び2速間の変速シヨツクはD位置における変速シ
ヨツクと同等にしてある。 次いで、マニユアルバルブ4を位置にする
と、ポート104d及び104eに加えて、ポー
ト104fにもライン圧が発生するため、油路4
16にライン圧が供給される。油路416のライ
ン圧は1速固定レンジ減圧バルブ34のポート1
34dに導かれる。このライン圧は、ポート13
4c及び油路448を通つてポート134eに達
し、スプール234を図中上方に押み上げ、ドレ
ンポート134bがわずかに開かれた状態でスプ
ール234を釣合わせる。従つて、ポート134
eの油圧(すなわち、油路448の油圧)は、ス
プリング334の力に対応する一定値の圧力(ラ
イン圧より低い圧力)となる。この油路448の
一定圧力は、シヤトルバルブ502及び油路43
6を介して1−2シフトバルブ20のポート12
0dに導かれ、スプール221のランド221a
の上側に作用し、スプール221を下側に押す。
このため、スプール221を上側に押すガバナ圧
が一定値以下の場合には、スプール221はダウ
ン位置に押し下げられる(スプール220はアツ
プ位置のままである)。これによつて、油路43
2のライン圧がドレーンポート120iに排出さ
れ、ブレーキB2が解放される。これと同時に、
1−2シフトバルブ20のポート120dと20
eとが連通し、油路436の前記一定圧力が油路
438を介してブレーキB1に供給される。従つ
て、自動変速機はクラツチC3とブレーキB1と
が作動した第1速(エンジンブレーキを効かけせ
ることができる第1速)となる。なお、ガバナ圧
が前記一定値以上の場合には、ポート120dに
一速固定レンジ減圧バルブ34からの一定圧が作
用してもスプール221は切換わらないので、一
定車速以上で走行中にはマニユアルバルブ4を
位置としても第1速になることはなく、エンジン
のオーバーランを防止することができる。 次に、マニユアルバルブ4をN位置からR位置
に移動した場合の作用について説明する。マニユ
アルバルブ4をR位置とすると、ポート104b
にのみライン圧を生じ、このライン圧は、油路4
08を介してクラツチC1へ、及び油路408、
シヤトルバルブ502及び油路436を介して1
−2シフトバルブ20のポート120dへ導かれ
ている。ポート120dに作用するこの油圧によ
つて1−2シフトバルブ20のスプール221は
必ずダウン位置に移動する(ガバナ圧は、油路4
12のライン圧が存在しないため、発生していな
い)ため、油路436と油路438とが連通し、
バルブB1にライン圧が供給される。従つて、ク
ラツチC1とブレーキB1とが作動し、前記第1
速の如く自動変速機は後退状態となる。 (6) 発明の効果 かくして本発明装置は上述の如く、或る変速段
(第3速)以下の複数の低速段(第1速、第2速、
第3速)で油圧作動されるも、上記或る変速段で
は他の低速段より入力トルク比が小さくなるロー
クラツチC3と、上記或る変速段以上の複数の高
速段(第3速、第4速)で作動されるハイクラツ
チC2とを具える自動変速機において、ハイクラ
ツチC2の作動、非作動に応答して非作動時に出
力圧を発生し、作動時に出力圧を消失するハイク
ラツチ作動識別弁802と、上記出力圧の消失中
にロークラツチC3への油圧を減圧し、この減圧
作用を上記出力圧の発生中は中止するロークラツ
チ減圧弁801とを設けて構成したから、上記或
る変速段の選択状態でロークラツチC3の入力ト
ルク比が小さくなると雖も、そのクラツチ容量を
当該或る変速段で入力トルク比に見合つた要求ク
ラツチ容量にすることができ、従つてロークラツ
チC3が非作動状態から作動状態に切換わる当該
或る変速段へのダウンシスト変速時の変速シヨツ
クを確実に軽減することができる。 ところで、上記或る変速段よりも低速側の低速
段(第1速、第2速)では、ハイクラツチ作動識
別弁802がロークラツチ減圧弁801の減圧作
用を中止させるから、これらの低速段でロークラ
ツチC3がクラツチ容量を不要に低下されて滑る
ような不具合を生ずることもない。そして、かか
る減圧作用の中止はロークラツチ減圧弁801を
対応する限界位置にロツクして行うが、該ロツク
のための油圧としてハイクラツチC2の作動油圧
を使用できない(上記の第1速、第2速ではハイ
クラツチが作動されないため)型式の自動変速機
においても、本発明では、ハイクラツチ識別弁8
02の採用によりその出力圧で上記ロークラツチ
減圧弁のロツクを行うことができる。 なお、図中例の如く本発明装置をアキユムレー
タ40と共に用いる場合、当該変速シヨツクの軽
減効果が尚一層助長され、変速シヨツクをほぼ完
壁になくせる。この場合アキユムレータ40は、
ロークラツチC3のクラツチ容量が要求値にマツ
チしたものであることから、極く小型のものでよ
く、単独で用いる場合のように大型にする必要が
ないため、アキユムレータを用いると言つてもこ
れが自動変速機の使命であるコンパクト化を阻害
することはない。
供給され、それ以外のポートはすべてドレーンポ
ートと接続される。 スロツトルバルブ6は、ポート106a〜fを
有するバルブ穴106と、バルブ穴106に対応
したランド206a〜cを有し軸方向に移動自在
にバルブ穴106内にはめ合わされたスプール2
06と、スプール206を図中左方向に押圧する
スプリング306と、図示しないアクセルペダル
とリンケージ等を介して連動しバルブ穴106内
を移動可能なプランジヤ207と、プランジヤ2
07とスプール206との間に設けられたスプリ
ング307とから成つている。ランド206cは
ランド206a及び206bよりも小径としてあ
る。ポート106a及び106fはドレーンポー
トである。ポート106bは、キツクダウン圧回
路である油路418に接続されており、後述する
ようにアクセルペダルをキツクダウン位置まで踏
み込んだときだけキツクダウン圧(ライン圧と同
等の圧力)が供給され、それ以外の場合はドレー
ンポート106aと接続されている。ポート10
6c及び106eはスロツトル圧回路である油路
420と接続されており、またポート106dは
ライン圧回路である油路402と接続されてい
る。なお、ポート106eの入口にはオリフイス
610が設けてある。このような構成のスロツト
ルバルブ6は、スプリング306による力及びラ
ンド206b及び206c間の面積差に作用する
ポート106eの油圧の力という図中左向きの力
と、スプリング307による右向きの力とがつり
合うように、ポート106dのライン圧を油圧源
として周知の調圧作用によりポート106e及び
106cの油圧を調圧する。従つて、油路420
にはスプリング307の押圧に比例した油圧が得
られるが、スプリング307の押力はアクセルペ
ダルと連動するプランジヤ207によつて可変と
してあるので、結局油路420の油圧アクセルペ
ダルの踏み込み量(スロツトル開度)に比例した
油圧(すなわちスロツトル圧)にななる。なお、
キツクダウン時においては、スロツトルバルブ6
はプランジヤ207及びスプリング307により
図中右側に押し込まれて調圧機能を失い、油路4
20にもライン圧が供給されるため、後述のよう
にドレインポートであつたポート106bにもラ
イン圧が供給される。 スロツトルフエールセーフバルブ8は、ポート
108a〜eを有するバルブ穴108(このバル
ブ穴108はスロツトルバルブ6のバルブ穴10
6と同軸に形成されている)と、ランド208a
〜cを有しバルブ穴108に軸方向に移動自在に
はめ合わせれたスリーブ208と、ランド207
aを有する前述のプランジヤ207(ランド20
7aはスリーブ208の内径部に軸方向に移動自
在にはめ合わせてある)と、バルブ穴108を封
鎖するプラグ209(ただし、プランジヤ207
を通過させる内径部を有している)と、プラグ2
09とスリーブ208との間に設けられたスプリ
ング308とから成つている。バルブ穴108の
ポート108a及び108dは前述のスロツトル
圧回路である油路420に接続され、またポート
108bはライン圧回路である油路402に接続
されている。ポート108cは油路402を介し
てシヤトルバルブ506のポート506aと接続
されている。また、ポート108eは前述のキツ
クダウン回路である油路418と接続されてい
る。このような構成のスロツトルフエールセーフ
バルブ8は、通常は(すなわち、キツクダウン時
及びアクセルリンゲージの故障時以外)プランジ
ヤ207の押圧を軽減する作用を有する。すなわ
ち、ポート108aに供給されるスロツトル圧は
スリーブ208の内径部に達し、プランジヤ20
7のランド207aに作用して図中右方向の力を
与える。従つて、スプリング307を圧縮するた
めのプランジヤ207の力(すなわち、アクセル
ペダルの踏み込み力)が軽減される。スプリング
307を圧縮すればするほどその反力が大きくな
るが、これに応じてスロツトル圧も前述のように
高くなるので、スロツトル圧がプランジヤ207
を押す力も大きくなり、常にほぼ一定のアクセル
ペダル踏力を維持することができる。キツクダウ
ン時には、プランジヤ207は図中上半部に示す
位置まで押し込まれ、これによつてポート108
eとポート108aとがスリーブ208の内径部
を介して連通する。このため油路420の油圧が
油路418に送り込まれる。油路420はスロツ
トル圧回路であり、通常はスロツトル圧が供給さ
れているが、キツクダウン時には前述のスロツト
ルバルブ6のスプール206も図中上半部に示す
ように押し込まれ、ポート106dと106cと
が連通し、油路420にもライン圧が送り込まれ
ている。従つて、油路418にもライン圧が供給
される。スリーブ208はスプリング308によ
つて図中右側奥部に押し込まれている(図中上半
部位置)ので、ポート108cと108dとは、
スリーブ208のランド208a及び208b間
において連通し、油路420のスロツトル圧は油
路422に送り込まれている。しかし、アクセル
ペダルとプランジヤ207とを連結するリンケー
ジ等に故障を生じてプランジヤ207が図中左方
向に押し戻されると、スリーブ208もプランジ
ヤ207と共に左方向に移動し、図中下半部に示
す状態となる。このためポート108cはポート
108bと連通し、油路422には、油路402
からライン圧が送り込まれ、後述のようにしてラ
イン圧はその最も高い状態となるため、クラツチ
及びブレーキに滑りを生じることがなく、上記故
障にもかかわらず必要に応じて自動車を走行させ
ることができる。(例えば、修理工場まで自走さ
せるような場合)。 スロツトルモジユレータバルブ10は、ポート
110a〜eを有するバルブ穴110と、バルブ
穴110に対応したランド210a〜cを有しバ
ルブ穴110内に軸方向に移動自在にはめ合わせ
られたスプール210と、スプール210を図中
左方向に押圧するスプリング810とから成つて
いる。ランド210aは、ランド210b及び2
10cよりも大径としてある。ポート110a及
び110dは、前述のスロツトル圧回路である油
路420と接続され、またポート110bは前述
のキツクダウン圧回路である油路418と接続さ
れている。また、ポート110c及び110eは
油路424を介して2−3シフトバルブ22のポ
ート122dと接続されている。ポート110e
の入口にはオリフイス612が設けられている。
このような構成のスロツトルモジユレータバルブ
10は、キツクダウンでない状態においてはポー
ト110bが油路418を介してドレーンポート
となつているため、ポート110dを高圧側ポー
ト(スロツトル圧が供給されている)とすると共
にポート110bをドレーンポートとして調圧作
用を行なう。スプール210のつり合いは、ポー
ト110aの油圧(スロツトル圧)がランド21
0aに作用する右向きの力、ポート110eの油
圧がランド210cに作用する力にスプリング3
10の力を加えた左向きの力とによつて達成され
る。従つて、ポート110eの油圧(以下、「ス
ロツトルモジユレート圧」とする)は、スロツト
ル圧に応じて変化し、これより一定値だけ低い値
を維持した特性となる。このスロツトルモジユレ
ート圧は、上述のように油路424によつて2−
3シフトバルブ22に送られ、その切換えを制御
するために用いられる。キツクダウン時には、ド
レーンポートであつたポート110bにキツクダ
ウン圧(ライン圧)が供給され、スロツトルモジ
ユレータバルブ10は調圧機能を失つて図中上半
部に示す状態となるため、油路424にはライン
圧が供給されることになる。 プレツシヤモデイフアイアバルブ12は、ポー
ト112a〜eを有するバルブ穴112と、バル
ブ穴112に対応した等径のランド212a及び
bを有しバルブ穴112内に軸方向に移動自在に
はめ合わせられたスプール212と、スプール2
12を図中下向きに押圧するスプリング312と
から成つている。ポート112a及び112bは
共にドレーンポートである。ポート112c及び
112eは前述の油路411を介してレギユレー
タバルブ2のポート102iと接続されており、
またポート112dは油路426を介してシヤト
ルバルブ506のポート506cと接続されてい
る。ポート112eの入口にはオリフイス622
が設けてある。このような構成のプレツシヤモデ
イフアイアバルブ12には、ポート112dを高
圧側ポート(後述のようにスロツトル圧又はライ
ン圧が供給されている)とすると共にポート11
2bをドレーンポートとして調圧作用を行なう。
スプール212のつり合いには、ポート112e
の油圧がランド212bに作用する図中上向きの
力とスプリング312による下向きの力とによつ
て達成される。従つて、ポート112eの油圧
(以下、「プレツシヤモデイフアイア圧」とする)
は、スプリング312の力に対応した一定の値と
なる。ただし、ポート112dに供給される油圧
がスプリング312による力よりも小さい場合に
は、プレツシヤモデイフアイアバルブ12は調圧
状態とはならず図中右半部の状態に維持されるた
め、ポート112dの油圧がそのまま油路411
に供給され、油路411の油圧は油路426の油
圧を同じ圧力となる。通常の場合(アクセルペダ
ルリンケージが故障していない場合及びマニユア
ルバルブ4が位置でない場合)には、ポート1
12dには、スロツトルフエールセーフバルブ8
のポート108c、油路422、シヤトルバルブ
506及び油路426を介してスロツトル圧が供
給されるため、プレツシヤモデイフアイア圧は或
るスロツトル開度まで徐々に上昇し、その後一定
値を保つ特性となる。アクセルペダルリンケージ
が故障した場合には、前述のようにスロツトルフ
エールセーフバルブ8が切換つて油路422にラ
イン圧が供給されるのでプレツシヤモデイフアイ
ア圧は上記一定圧となる。また、後述のようにマ
ニユアルバルブ4をD位置から位置に切換えた
場合には、ライン圧ブースタバルブ16から油路
428を介してシヤトルバルブ506のポート5
06bにライン圧が供給されるので、油路422
のスロツトル圧の値にかかわらずポート112d
にライン圧が供給され、プレツシヤモデイフアイ
ア圧はこの場合も上記一定圧となる。プレツシヤ
モデイフアイア圧は油路411を介してレギユレ
ータバルブ2のポート102iに導びかれている
ので、ライン圧はプレツシヤモデイフアイア圧に
応じて高くなる。また、プレツシヤモデイフアイ
ア圧はカツトバツクバルブ14にも導びかれてい
る。 カツトバツクバルブ14は、ポート114a〜
gを有するバルブ穴114と、ランド214a〜
cを有しバルブ穴114内に軸方向に移動自在に
はめ合わされたスプール214と、ポート114
f及び114gにそれぞれ対応したポート256
a及び256bを有しバルブ穴114にはめ合わ
されたスリーブ256と、ランド215a及びb
を有しスリーブ256の内径部に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール215とから成つて
いる。スプール214のランド214aはランド
214b及び214cよりも小径にしてある。ま
た、スプール215のランド215aはランド2
15bよりも大径にしてある。ポート114a及
び114dは油路411に接続されており前述の
プレツシヤモデイフアイア圧が供給されている。
ポート114bはドレーンポートである。ポート
114c及びポート114gは油路410に接続
されており、ポート114eは油路428に接続
されており、またポート114fはガバナ圧回路
である油路430に接続されている。なお、ポー
ト114gの入口にはオリフイス614が設けて
ある。このような構成のカツトバツクバルブ14
は、マニユアルバルブ4が位置にない場合又は
ライン圧ブースタバルブ16が図中上半部位置に
ある場合(すなわち、油路428がドレーン油路
となつている場合)には、ポート114dを高圧
ポートとすると共にポート114bをドレーンポ
ートとして調圧作用を行なう。スプール214と
215とは一体に一個のスプールと同様の作用を
し、ポート114aのプレツシヤモデイフアイア
圧がランド214aに作用する右向きの力が、ポ
ート114gの油圧がランド215bに作用する
力及びポート114fの油圧(ガバナ圧)がラン
ド215a及び215b間の面積差に作用する力
という左向きの力とつり合う。従つて、ガバナ圧
が高くなるとポート114gの油圧(以下、「カ
ツトバツク圧」とする)は低くなり、ガバナ圧が
ある値以上になると図中下半部に示すような状態
となつてカツトバツク圧は0となる。また、カツ
トバツク圧はプレツシヤモデイフアイア圧が低く
なるにつれて低くなる。カツトバツク圧は油路4
10を介してレギユレータバルブ2のポート10
2hに導びかれているので、ライン圧はガバナ圧
が高くなるにつれて低くなると共にプレツシヤモ
デイフアイア圧が低くなるにつれて低くなる。マ
ニユアルバルブ4をD位置から位置に切換える
と、前述のように油路428にライン圧が供給さ
れるためポート114eにライン圧が作用し、ス
プール214は図中左方向に押される。従つて、
ポート114cはドレーンポートであるポート1
14bに連通し、油路410の油圧は、ガバナ圧
及びプレツシヤモデイフアイア圧とは無関係に0
になる。 ライン圧ブースタバルブ16は、ポート116
a〜fを有するバルブ穴116と、バルブ穴11
6に対応したランド216a〜cを有しバルブ穴
116内に軸方向に移動自在にはめ合わされたス
プール216と、スプール216を図中左方向に
押圧するスプリング316とから成つている。ス
プール216のランド216a〜cは同径であ
り、またスプール216にはランド216a及び
216bにはさまれた空間部をスプール216の
左端に連通させる穴216dが設けられている。
ポート116c及び116fはドレーンポートで
あり、ポート116dは前述の油路428に接続
されており、またポート116eは油路414に
接続されている。ポート116bは油路432を
介して1−2シフトバルブ20のポート120h
と接続されているが、このポート120hには後
述のように1−2シフトバルブ20が速位置(ア
ツプ側)にあるときにライン圧が供給される。ポ
ート116aは油路434を介して2−3シフト
バルブ2のポート122gと接続されているが、
このポート122gには後述のように2−3シフ
トバルブ22が3速位置(アツプ側)にあるとき
にライン圧が供給される。このような構成のライ
ン圧ブースタバルブは、2−3シフトバルブ22
が2速位置(ダウン側)から3速位置に切換わる
場合と、逆に3速位置から2速位置に切換わる場
合とでは、その挙動が異なる。すなわち、1−2
シフトバルブ20が1速位置にある場合及びアツ
プ側に切換わつて2速位置になつた場合には、ラ
イン圧ブースタバルブ16のスプール216はス
プリング316によつて押圧されて図中上半部に
示す位置にある(1−2シフトバルブ20が2速
位置にある場合にはポート116bにライン圧が
供給されるが、このポート116bはランド21
6bによつて封鎖されているのでライン圧ブース
タバルブ16が切換わることはない)。この状態
では、ポート116dはドレーンポート116c
と連通している。次に、2−3シフトバルブ22
が3速位置に切換わると、後述のように油路43
4にライン圧が供給され。油路434のライン圧
は、ポート116a及びスプール216の穴21
6dを通つてスプール216の左端面に作用し、
スプール216をスプリング316の力に抗して
図中右方向に移動させ、図中下半部の状態とす
る。この状態になると、ポート116bとスプー
ル216の穴216dとが連通し(ポート116
aはランド216aによつて封鎖される)、スプ
ール216の左端部には油路432の圧力が作用
する。従つて、2−3シフトバルブ22が2速位
置に切換わつてもライン圧ブースタバルブ16は
図中下半部の位置に維持される。ライン圧ブース
タバルブ16が図中下半部の状態であつても、マ
ニユアルバルブ4が又は位置にない場合は、
マニユアルバルブ4のポート104eがドレーン
ポートとなつているため、油路428は、ポート
116d、ポート116e、油路414を介して
ポート104eへ排油されている。しかし、マニ
ユアルバルブ4が又か位置にある場合には、
油路415にライン圧が供給されるためポート1
16e及び116dを介して油路428にライン
圧が供給される。油路428のライン圧はシフト
バルブ506を介してプレツシヤモデイフアイア
バルブ12のポート112dに供給され前述のよ
うにしてライン圧を高める作用をする。従つて、
3速で走行中にマニユアルバルブ4を又は位
置に切換えて強制的に2速としてエンジンブレー
キを利用する場合に、ライン圧が高くなるので速
やかに変速させてエンジンブレーキを効果的に使
用することができる。なお、1−2シフトバルブ
20が1速位置になると油路432の油圧が排出
されるのでライン圧ブースタバルブ16は図中上
半部の状態に復帰し、ライン圧を高める作用はな
くなる。ガバナバルブ18は、自動変速機の出力
軸Oと一体に回転するように取に付けられてお
り、油路412から供給されるライン圧(マニユ
アルバルブ4がD、又は位置にあるときに供
給されるライン圧)を用いて調圧し、油路430
に車速に対応した油圧(ガバナ圧)を供給する。 1−2シフトバルブ20は、ポート120a〜
kを有するバルブ穴120と、バルブ穴120内
に軸方向に移動自在にはめ合わせられた2つのス
プール220及び221と、スプール220を図
中下方向に押圧するスプリング320とから成つ
ている。スプール220は、順に径を大きくした
ランド220a〜cを有しており、またスプール
221はランド221a〜d(ランド221a〜
cは同径、ランド221dはこれらよりも大径)
を有している。ポート120a,120f及び1
20iはドレーンポートである。ポート120b
はキツクダウン圧回路である油路418と接続さ
れており、ポート120bの油圧は、スプール2
20がダウン側(図中右半部)にあるときはラン
ド220a及び220b間の面積差に作用し、ス
プール220がアツプ側(図中左半部)にあると
きはランド220a及び220c間の面積差に作
用してスプール220を図中下方向に押すように
してある。ポート120cはスロツトル圧回路で
ある油路420と接続されており、ポート120
cの油圧は、スプール220がダウン側にあると
きはランド220b及び220c間の面積差に作
用してスプール220を下方向に押すが、スプー
ル220がアツプ側にあるときはランド220c
の周囲に作用するだけで下方向に押す力は生じな
いようにしてある。ポート120j及び120k
はガバナ圧回路である油路430に接続されてお
り、スプール221がダウン位置にあるときには
ランド221dの面積からランド221d及びc
間の面積差を減じた面積(すなわち、ランド22
1cの面積に等しい)にガバナ圧が作用し、スプ
ール221がアツプ位置にあるときにはランド2
21dの面積にガバナ圧が作用し、スプール22
1を上向きに押すようにしてある。油路412に
接続されたポート120gは、スプール221が
ダウン位置にあるときランド221bによつてし
や断され、スプール221がアツプ位置にあると
きポート120hを介して油路432と連通する
ようにしてある。油路432はブレーキB2のサ
ーボアブライ室S/Aと接続されている。ポート
120dは油路436を介してシヤトルバルブ5
02のポート502cと接続されている。このポ
ート120dは、スプール221がダウン位置に
あるときポート120eと連通するようにしてあ
る。ポート120eは油路438を介してブレー
キB1に接続されている。このような構成の1−
2シフトバルブ20は、そのダウン位置及びアツ
プ位置に応じてサーボアブライ室S/A及びブレ
ーキB1への圧油の供給を制御するが、その詳細
については後述する。 2−3シフトバルブ22は、ポート122a〜
jを有するバルブ穴122と、ランド222a〜
eを有しバルブ穴122内に軸方向に移動自在に
はめ合わされたスプール222と、バルブ穴12
2の奥部に軸方向に移動自在にはめ合わされたプ
ラグ223と、スプール222とプラグ223と
の間に配置されたスプリング322とから成つて
いる。ランド222a〜222cは順に径が大き
くなつており、ランド222cと222dとは同
径であり、ランド222eはこれよりも更に大径
としてある。ポート122b及び122hはドレ
ーンポートである。ポート122aは油路414
(マニユアルバルブ4が又は位置にある場合
にライン圧が供給される油路)と接続されてお
り、ポート112aの油圧はプラグ223の上端
面に作用するようにしてある。ポート122cは
キツクダウン圧回路である油路418と接続され
ており、ポート122cの油圧はスプール222
のランド222a及び222b間の面積差に作用
してスプール222に図中下向きの力を与えるよ
うにしてある。ポート123dには油路424か
らスロツトルモジユレート圧が供給されており、
スプール222がアツプ位置にあるときにランド
222b及び222c間の面積差にスロツトルモ
ジユレート圧が作用して下向きの力を与えるよう
にしてある。ポート122eには油路420から
スロツトル圧が供給されており、スプール222
がダウン位置にあるときランド222b及び22
2c間の面積差にスロツトル圧が作用して下向き
の力を与えるようにしてある。ポート122i及
び122jには油路430からガバナ圧が供給さ
れており、スプール222がダウン位置にあると
きにはランド222eの面積からランド222e
及び222d間の面積差を感じた面積(すなわ
ち、ランド222dの面積に等しい)にガバナ圧
が作用し、スプール222がアツプ位にあるとき
にはランド222eの面積にガバナ圧が作用し、
スプール222を上向きに押すようにしてある。
入口にオリフイス616が設けられたポート12
2fは油路432と接続されており、またポート
122gは油路434と接続されており、両ポー
ト122f及び122gはスプール222がアツ
プ位置にあるとき互いに連通するようにしてあ
る。油路434はクラツチC2に接続されてい
る。このような構成の2−3シフトバルブ22
は、そのダウン位置及びアツプ位置に応じてクラ
ツチC2への圧油の供給を制御するが、その詳細
については後述する。 3−4シフトバルブ24は、ポート124a〜
kを有するバルブ穴124と、ランド224a〜
dを有しバルブ穴124内に軸方向に移動自在に
はめ合わされたスプール224と、バルブ穴12
4の奥部に軸方向に移動自在にはめ合わされたプ
ラグ225と、スプール224とプラグ225と
の間に配置されたスプリング324とから成つて
いる。ランド224a〜224cは同径であり、
ランド224dはランド224a〜224cより
も大径としてある。ポート124aはスロツトル
圧回路である油路420と接続されており、ポー
ト124aの油圧はプラグ225の端面に作用し
これを図中下方向に押すようにしてある。ポート
124bは油路440を介してシヤトルバルブ5
08のポート508cと接続されている。このポ
ート124bの油圧は常にランド224aの上側
に作用してスプール224を下向きに押す。ポー
ト124cはロークラツチ減圧弁801が挿入さ
れた油路442を介してクラツチC3と接続され
ている。このポート124cは、スプール224
がアツプ位置にあるときに、油路444を介して
ブレーキB2のサーボレリーズ室S/Rに接続さ
れたポート124dと連通する。ポート124d
はスプール224がダウン位置にあるときにポー
ト124eと連通する。ポート124eは油路4
34を介してクラツチC2と接続されている。ポ
ート124fは油路446を介して2−4タイミ
ングバルブ26のポート126dと接続されてお
り、また、ポート124gは油路442と接続さ
れている。ポート124fと124gとはスプー
ル224がアツプ位置にあるとき連通する。ま
た、ポート124gは、スプール224がダウン
位置にあるときに、油路412と接続されたポー
ト124hと連通する。ポート124iはドレー
ンポートである。ポート124j及び124k
は、ガバナ圧回路である油路430と接続されて
おり、前述の1−3シフトバルブ20及び2−3
シフトバルブ22と同様に、スプール224がダ
ウン位置ではガバナ圧はランド224c面積に作
用し、またスプール224がアツプ位置ではガバ
ナ圧はランド224dの面積に作用し、スプール
224を上方向に押す。このような構成の3−4
シフトバルブ24は、そのダウン位置及びアツプ
位置に応じてクラツチC3及びサーボレリーズ室
S/Rへの圧油の供給を制御するが、その詳細に
ついては後述する。 2−4タイミングバルブ26は、ポート126
a〜fを有するバルブ穴126と、ランド226
a〜cを有しバルブ穴126内に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール226とから成つて
いる。ランド226b及び226cは同径であ
り、ランド226aはこれらよりも小径である。
ポート126a及び126cはドレーンポートで
あり、またポート126eもドレーンポートであ
るがドレーン油路の途中にオリフイス602が設
けてある。油路446にはオリフイス618が設
けてある。ポート126bにはスロツトル圧回路
である油路420からスロツトル圧が導かれてお
り、このポート126bのスロツトル圧はスプー
ル226a及び226b間の面積差に常に作用し
てスプール226を図中下方向に押している。ポ
ート126dは、油路446に接続されており、
スプール226がダウン位置ではポート126e
と連通し、スプール226がアツプ位置ではポー
ト126cと連通する。ポート126fは油路4
34を介してクラツチC2と接続されている。こ
のような構成の2−4タイミングバルブ26は、
2−4変速時におけクラツチC2への圧油の供給
とクラツチC3からの圧油の排出との所定のタイ
ミングで行なわれるように作用するが、その詳細
については後述する。 2−3タイミングバルブ28は、ポート128
a〜eを有するバルブ穴128と、ランド228
a〜cを有するバルブ穴128内に軸方向に移動
自在にはめ合わされたスプール228と、スプー
ル228図中上方向に押すタイミング328から
成つている。ポート128aには油路430から
ガバナ圧が供給されておりスプール228は下向
きの力を受けている。一方、これに対抗してポー
ト128eには油路420かららスロツトル圧が
供給されており、スプール228は上向きの力を
受けている。ポート128bはドレーンポートで
ある。ポート128c及び128dは共に油路4
34に接続されているが、ポート128cは油路
434の途中に設けたチエツクバルブ750及び
オリフイス650(両者は並列に設けてある)の
上流側(2−3シフトバルブ22に近い側)と接
続されており、ポート128dは下流側(クラツ
チC2に近い側)と接続されている。このような
構成の2−3タイミングバルブ28は、スロツト
ル圧及びガバナ圧の大小に応じてクラツチC2に
供給される圧油を制御し、クラツチC2が2−3
変速時に所望のタイミングで締結されるようにす
る。 3−4タイミングバルブ30は、ポート130
a〜eを有するバルブ穴130と、ランド230
a〜cを有しバルブ穴130内に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール230と、スプール
230を図中上方向に押すスプリング330とか
ら成つている。ポート130aには油路430か
らガバナ圧が供給されており、スプール230は
下向きの力を受けている。一方、これに対抗して
ポート130eには油路420からスロツトル圧
が供給されており、スプール230は上向きの力
を受けている。ポート130bはドレーンポート
である。ポート130c及び13dは共に油路4
42に接続されているが、ポート130cは油路
442の途中に設けたチエツクバルブ752及び
オリフイス652(両者は並列に設けてある)の
上流側(3−4シフトバルブ24のポート124
cに近い側)と接続されており、ポート130d
は下流側(クラツチC3に近い側)と接続されて
いる。このような構成の3−4タイミングバルブ
30は、スロツトル圧及びガバナ圧の大小に応じ
てクラツチC3から排出される圧油を制御し、ク
ラツチC3が3−4変速時に所望のタイミングで
解放されるようにする。 3−2タイミングバルブ32は、ポート132
a〜eを有するバルブ穴132と、ランド232
a〜oを有しバルブ穴132内に軸方向に移動自
在にはめ合わされたスプール232と、スプール
232を図中上方向に押すスプリング232とか
ら成つている。ポート132aには油路430か
らガバナ圧が供給されており、スプール232は
下向きの力を受けている。一方、これに対抗して
ポート132eには油路420からスロツトル圧
が供給されており、スプール230は上向きの力
を受けている。ポート132bはドレーンポート
である。ポート132c及び132dは共に油路
434に接続されているが、ポート132cは油
路434の途中に設けたチエツクバルブ754及
びオリフイス654(両者は並列に設けてある)
の上流側(2−3シフトバルブ22のポート12
2gと直接連通する側)と接続されており、ポー
ト132dは下流側(3−4シフトバルブ24の
ポート124eと直接連通する側)と接続されて
いる。このような構成の3−2タイミングバルブ
32は、スロツトル圧及びガバナ圧の大小に応じ
てクラツチC2から排出される圧油を制御し、ク
ラツチC2が3−2変速時に所望のタイミングで
解放されるようにする。 1速固定レンジ減圧バルブ34は、ポート13
4a〜eを有するバルブ穴134と、ランド23
4a及びbを有しバルブ穴134内に軸方向に移
動自在にはめ合わされたスプール234と、スプ
ール234を図中下方向に押すスプリング334
とか成つている。ポート134a及び134bは
ドレーンポートである。ポート134dは油路4
16(マニユアルバルブ4が位置にあるときラ
イン圧が供給される油路)と接続されており、ま
たポート134c及び134eは油路448と接
続されている。ポート134eの入口にはオリフ
イス620が設けてある。このような構成の一速
固定レンジ減圧バルブ34は、ポート134dを
高圧ポートとすると共にポート134bをドレー
ンポートとして調圧作用を行ない、ポート134
eの油圧がスプリング334の力とつり合うよう
にする。従つて、1速固定レンジ減圧バルブ34
は、油路416にライン圧が生じたとき、油路4
48に一定値に減圧された油圧を生じさせる機能
を有する。 トルクコンバータ減圧バルブ36は、ポート1
36a〜eを有するバルブ穴136と、ランド2
36a及びbを有しバルブ穴136に軸方向に移
動自在にはめ合わされたスプール236と、スプ
ール236を図中左方向に押すスプリング336
とから成つている。ポート136d及び136e
はドレーンポートである。ポート136bは油路
406(レギユレータバルブ2のポート102f
から排出された圧油が供給される油路)と接続さ
れており、またポート136a及びcは油路45
0を介してトルクコンバータT/Cと接続されて
いる。ポート136aの入口にはオリフイス62
4が設けてある。このような構成のトルクコンバ
ータ減圧バルブ36は、ポート136bを高圧ポ
ートとすると共にポート136dをドレーンポー
トとして調圧作用を行ない、ポート136aの油
圧がスプリング336の力とつり合うようにす
る。従つて、トルクコンバータ減圧バルブ36
は、油路406の油圧の変動にかかわらず一定圧
力の圧油をトルクコンバータT/Cに供給する機
能を有する。 1−2アキユムレータ38は、段付きシリンダ
穴138と、このシリンダ穴138に軸方向に移
動自在にはめ合わされたピストン238と、ピス
トン238を図中上方向に押すスプリング338
とから成つている。ピストン238によつて区画
される大径側の室138aは油路432と接続さ
れており、小径側の室138bは油路402(ラ
イン圧回路)と接続されており、また中間の室1
38cはドレーン室としてある。なお、油路43
2の1−2アキユムレータ38及びサーボアプラ
イ室S/Aの上流部分にオリフイス656及びチ
エツクバルブ756が並列に設けてある。このよ
うな構成の1−2アキユムレータ38は、油路4
32の油圧(すなわち、サーボアプライ室S/A
の油圧)がゆるやかに立上るようにする機能を有
しており、1−2変速を円滑に行なわせる。 3−4アキユムレータ40は、シリンダ穴14
0と、このシリンダ穴140に軸方向に移動自在
にはめ合わされたピストン240と、ピストン2
40を図中上方向に押すスプリング340とから
成つている。ピストン240によつて区画される
図中上側の室140aは油路402(ライン圧回
路)と接続されており、また下側の室140bは
油路442(クラツチC3を連通する油路)と接
続されている。なお、油路442のクラツチC3
及び4−3アキユムレータ40の上流側にはオリ
フイス658及びチエツクバルブ758が並列に
設けてある。このような構成の4−3アキユムレ
ータ40は、油路442の油圧(クラツチC3の
油圧)がゆるやかに立上るようにする機能を有し
ており、4−3変速を後述の本発明装置と共に円
滑に行なわせ、またマニユアルバルブ4をN位置
からD位置に移動した場合のシヨツクを軽減す
る。 オーバドライブインヒビタソレノイド42は、
ライン圧回路である油路402とオリフイス60
4を介して接続された油路409に設けた開口4
09aに対面するように設けられており、作動状
態においてはロツド42aによつて開口409a
を閉鎖することができるようにしてある。なお、
油路409はシヤトルバルブ504のポート50
4bと接続されている。オーバドライブインヒビ
タソレノイド42は、運転席において操作可能な
スイツチSWによつて作動される。スイツSWが
オフの状態では、オリフイス604を通つて油路
409に流入してくる油は開口409aから排出
されるため油路409に圧力は生じない(なお、
接続604の面積は小さいので、開口409aか
ら油が排出されてもライン圧に影響を与えること
はない)。スイツチSWをオンとすると、開口4
09aがロツド42aによつて閉鎖されるため、
油路409は油路402と同じ圧力(すなわち、
ライン圧)になる。これによつて、後述のように
3−4シフトバルブ24をダウン位置に保持し、
4速(オーバドライブ)にならないようにしてあ
る。 クラツチC1、クラツチC3及びサーボアブラ
イ室S/Aの入口には、それぞれオリフイス62
6,628及び630が設けてある。 次に本発明装置を構成するロークラツチ減圧弁
801及び第3速識別弁802の構成及び作用に
ついて説明する。 ロークラツチ減圧弁801は、ロークラツチC
3に作動油圧(ライン圧)を供給する油路442
の上流側が接続されたポート801a、同油路の
下流側が接続されたポート801b、ドレンポー
ト801cを有するバルブ穴内にスプール801
dを摺動自在に嵌合して構成し、スプール801
dには2個の隣り合せた同径ランド801e,8
01fと1個の小径ランド801gとを設ける。
ポート801bはランド801e,801f間に
常時通じさせると共に、ランド801eが臨む室
801hに油路803を経て通じさせ、スプール
801dはばね801iによつて室801hに向
け図中右半部位置に弾支する。このスプール位置
でポート801bがポート801aに通ずるよう
ポート801aを位置させ、スプール801dが
ばね801iに抗し図中左半部位置にされてラン
ド801eによりポート801aを閉じる時丁度
ランド801fがドレンポート801cを開くよ
うこのドレンポートを位置させる。又、ランド8
01f,801g間の室801は油路804によ
りスロツトル圧回路420に通じさせる。 第3速識別弁802は、ロークラツチ減圧弁8
01のばね801iが設けられた室801kに回
路805を介し接続したポート802a、ドレン
ポート802b及びポート802cを有するバル
ブ穴にスプール802dを摺動自在に嵌合し、こ
のスプールをばね802eにより室802fに向
け図中右半部位置に弾支して構成する。スプール
802dは2個の同径ランドを有する形状とし、
これらランド間に常時通ずるようポート802a
を位置させると共に、スプール802dの図中左
半部位置でポート802aがドレンポート802
bに通ずるようこのドレンポートを位置させる。
又、ポート802cはスプール802dが図中右
半部位置の時ポート802aに通ずるよう位置さ
せ、該ポート802cは油路806によりライン
圧回路402に接続する。更に、室802fは油
路807により油路434に接続し、ハイクラツ
チC2が作動される第3速、第4速で(前記第
表参照)その作動油圧(ライン圧)が室802f
にも達し、スプール802dを図中左半部位置に
してポート802aをドレンポート802bに通
じさせるも、それ以外の変速段ではハイクラツチ
C2が作動油圧を受けないため、スプール802
dがばね802eにより図中右半部位置にされて
ポート802aをポート802cに通じさせるも
のとする。 スプール802dの前者の位置で、ロークラツ
チ減圧弁801は室801kをドレンポート80
2bに通じられて無圧状態にされることから、後
述の減圧作用によりロークラツチC3に向う作動
油圧を所定値に減圧することができる。しかしこ
の減圧作用はスプール802dが上記前者の位置
にあつても、第4速では後述の如く又前記第1表
から明らかなようにロークラツチ作動油圧がポー
ト801aに来ないため、行なわれず、このポー
ト801aに後述の如く又前記第1表から明らか
なようにロークラツチ作動油圧が供給される第3
速選択時に限つて上記減圧作用は行なわれる。そ
してスプール802dの後者の位置では、ローク
ラツチ減圧弁801は室801kに油路806を
経て油路402からのライン圧を供給されるた
め、スプール801dを図中右半部位置に保たれ
ることから、ポート801a,801b間を常時
連通し、上記減圧作用を行なわない。 上記の如く本発明装置を有する油圧制御装置の
全般的な作用を説明する。 前述のように、油路402のライン圧はスプー
ル203に図中上向きに作用する力によつて決定
されるが、スプール203にはプレツシヤモデイ
フアイアバルブ12からのプレツシヤモデイフア
イア圧及びカツトバツクバルブ14からのカツト
バツク圧が作用しているため、これらの圧力に応
じて変化する。プレツシヤモデイフアイア圧及び
カツトバツク圧はそれぞれ前述のような特性を有
しているため、得られるライン圧は車速に応じて
上下動するがスロツトル開度を基準にして示すと
既ね第3図のようになる。ただし、マニユアルバ
ルブ4をD位置から又は位置にした2速での
走行中は、プレツシヤモデイフアイア圧は一定圧
となり、カツトバツク圧は0になるため、ライン
圧はスロツトル圧及びガバナ圧にかかわらず一定
の圧力となる(すなわち、上記条件では、ライン
圧ブースタバルブ16の作用によつて油路428
にライン圧を生じるため、この油路428のライ
ン圧はシヤトルバルブ506を切換えて油路42
6に通じる。このため、プレツシヤモデイフアイ
アバルブ12のポート112dにはライン圧が供
給されることとなり、前述のようにプレツシヤモ
デイフアイアバルブ12は一定圧力を油路411
に生じさせる。また油路428のライン圧はカツ
トバツクバルブ14のポート114eに供給され
るため、スプール214は図中左側に押されると
共にスプール215は図中右側に押され、油路4
10はドレーンポート114bに通じて油圧0と
なる。)。 次に、マニユアルバルブ4の各位置における作
用について説明する。 マニユアルバルブ4がN位置にあるときには前
記第3表の如く、ポート104b,104d,1
04e及び104fのいずれにもライン圧が供給
されずドレーンポートとなつているため、いずれ
のクラツチ及びブレーキにも油圧が供給されず、
自動変速機は動力伝達が行なわれない中立状態と
なつている。 次に、マニユアルバルブ4をN位置からD位置
に切換えると、前述のようにポート104dにポ
ート104cからライン圧が供給され、このライ
ン圧は油路412を介して1−3シフトバルブ2
0のポート120g、3−4シフトバルブ24の
ポート124h及びガバナバルブ18に供給され
る。ガバナバルブ18は、このライン圧を利用し
て前述のように車速に対応したガバナ圧を発生さ
せ、これを油路430を介して各シフトバルブ2
0,22及び24に供給する。しかし、車速が低
い間はガバナ圧が小さいため、各シフトバルブ2
0,22及び24は図中下向きに作用するスロツ
トル圧に押されてダウン位置に保持されている。
従つて、1−2シフトバルブ20のポート120
gに供給されたライン圧はランド221bによつ
てしや断される。一方、3−4シフトバルブ24
のポート124hはポート124gに連通するた
め油路442にライン圧が供給され、油路442
のライン圧はオリフイス658を通つてロークラ
ツチC3に向う。ところで今、ハイクラツチC2
への油路434に圧力が供給されていないため、
第3速識別弁802のスプール802dは図中右
半部位置にあつてロークラツチ減圧弁801のス
プール801dを図中右半部位置に保持すること
から、ロークラツチ減圧弁801はポート801
a,801b間を常時連通する。これれがため、
ロークラツチ減圧弁801は上述の如く油路44
2を経てロークラツチC3に向うライン圧を減正
せず、そのままロークラツチC3に達せしめ、こ
れを前記第2表につき前述した要求クラツチ容量
が得られるよう強力に締結させる。これにより前
記第1表の如くロークラツチC3の作動と、ワン
ウエイクラツチOWCの作動とにより前進第1速
の状態が達成される。 なお、油路442は4−3アキユムレータ40
の室140bにも連通しているので室140bに
ライン圧が供給され、油路402から室140a
に作用するライン圧によつて図中下向きに押し下
げられた4−3アキユムレータ40のピストン2
40はスプリング340の力によつてゆつくりと
上方向に移動する。従つて、オリフイス658よ
りも下流側の油圧はゆるやかに上昇し、クラツチ
C3は比較的低い油圧で当初締結されることにな
るため、N位置からD位置へ切換えた場合のシヨ
ツク(セレクトシヨツク)が軽減される。 自動車が上記第1速状態だ発進し、車速が高く
なりガバナ圧がある値に達すると、1−2シフト
バルブ20のスプール220及び221に上向き
に作用するガバナ圧による力が、スプリング32
0による下向きの力及びポート120cからラン
ド220b及び220c間の面積差に作用するス
ロツトル圧による下向きの力に打ち勝ち、スプー
ル220及び221はダウン位置から上昇を開始
する。その際、スプール221のランド221d
がポート120jをしや断すると同時にランド2
21cがドレーンポート120iを開くため、ガ
バナ圧の作用面積が急に増大し、スプール220
及び221は一瞬にして図中左半部位置に上昇す
る。このため、ポート120gと120hとが連
通し、油路412のライン圧が油路432に導入
される。油路432のライン圧はオリフイス65
6及び630を通つてサーボアブライ室S/Aに
供給される。こうすることによつてブレーキB2
が作動し、前記した締結状態のクラツチC3との
共同作用により前進第2速の状態となる。なお、
油路432のライン圧は1−2アキユムレータ3
8の室138aにも導かれており、油路402か
ら室138bに作用するライン圧によつて図中下
方に押し上げられていたピストン238を上方に
押し戻す。このため、油路432のオリフイス6
56よりも下流の部分の油圧はゆつくりと上昇
し、ブレーキB2はゆるやかに作動する。これに
よつて第1速から第2速への変速の際のシヨツク
(変速シヨツク)が緩和される。又この第2速選
択状態においても前記第1速選択状態におけると
同様、ハイクラツチC2への油路434に油圧が
きいていないため第3速識別弁802及びローハ
イクラツチ減圧弁801は上記のスプール位置を
保ち、ロークラツチC3のクラツチ容量を前記第
2表につき前述した要求値にマツチさせておくこ
とができる。 第2速での走行中に更に車速が上昇してガバナ
圧がある値に達するとき2−3シフトバルブ22
のスプール222に上向きに作用するガバナ圧に
よる力が、スプリング322による下向きの力及
びポート112eからランド222b及び222
c間の面積差に作用するスロツトル圧による下向
きの力に打ち勝ち、スプール222はダウン位置
から上昇を開始する。その際、スプール222の
ランド222eがポート122iをしや断すると
同時にランド222dがドレーンポート122h
を開くためガバナ圧の作用面積が急に増大して上
向きの力が大きくなり、またこれと同時にランド
222b及び222c間の面積差にポート122
eから作用していたスロツトル圧がポート122
dのスロツトルモジユレート圧(スロツトル圧よ
りも多少低い油圧となつている)と切換わつて下
向きの力が減少するため、スプール222は一瞬
にして図中左半部位置に上昇する。このため、ポ
ート122fと122gとが連通し、油路432
のライン圧が油路434に導入される。油路43
4はクラツチC2に連通しているため、クラツチ
C2が締結される。また、油路434は、3−4
シフトバルブ24のポート124eに連通してお
り、このポート124eは3−4シフトバルブ2
4がダウン位置にある場合は、ポート124dに
連通しているので、ポート124dに接続された
油路444にもライン圧が導入される。このた
め、油路444に接続されたサーボレリーズ室
S/Rに油圧が供給され、バルブB2が解放され
る。従つてクラツチC2及びC3が締結され、前
記第1表の如く第3速状態が達成される。 ところで上述の如く油路434にライン圧が生
ずると、このライン圧は第3速識別弁802のス
プール802dを図中左半部位置に保ち、ローク
ラツチ減圧弁801の室801kを無圧状態に保
つ。これがためロークラツチ減圧弁801は油路
803を経て室801hに達達するロークラツチ
C3への供給圧(以下ロークラツチ圧PC3と言
う)と、ばね801iのばね力及び油路804を
経て室801iに達するスロツトル圧とでスプー
ル801dの位置を決定され、ロークラツチ圧
PC3を例えば第3図中点線で示すようなものに
減圧することができる。従つて、第1速、第2速
選択時前述の如く第3図中実線で示すライン圧
PLを供給されていたロークラツチC3がその約
三分の1に相当する圧力PC3(第3図中点線で
示す)を当該第3速選択時供給されるようにな
り、この時のロークラツチC3のクラツチ容量を
前記第2表につき前述の要求値(第1速、第2速
選択時の約三分の1)にマツチさせることができ
る。 なお、上記第2速→第3速時はブレーキB2の
解放とクラツチC2の締結とを同時に行なう必要
があり、両者を好ましいタイミングで作動させな
いと、大きい変速シヨツクを生じたりエンジンの
空吹きを生じたりする。このため、2−3シフト
バルブ22からクラツチCNに至る油路434の
途中に2−3タイミングバルブ28が設けてあ
る。2−3タイミングバルブ28のスプール22
8は、ポート128aに導かれた油路430から
のガバナ圧の作用による下向きの力と、ポート1
28eに導かれた油路420からのスロツトル圧
の作用による上向きの力及びスプリング328に
よる上向きの力の大小に応じて、図中右半部の位
置又は左半部の位置をとる。すなわち、アクセル
ペダルを大きく踏み込んだ加速状態ではスロツト
ル圧が高いため2−3タイミングバルブ28は図
中右半部位置にあり、ポート128cと128d
とは連通し、油路434の上流側(2−3シフト
バルブ22のポート122gに近い側)と(クラ
ツチC2に近い側)とはオリフイス650をバイ
パスして結ばれ、クラツチC2は速やかに締結さ
れる。一方、アクセルペダルのストローク量を減
少させると、スロツトル圧が低下して2−3タイ
ミングバルブ28は図中左半部の状態に切換わ
り、ポート128cと128dとの連通はしや断
されるため、油路434の上流側とはオリフイス
650を介してのみ結ばれた状態となる。従つ
て、クラツチC2の油圧はゆるやかに増大しクラ
ツチC2の締結がわずかに遅れる。このわずかな
時間中にエンジンの回転数が低下するため、変速
シヨツクがそれだけ軽減される。すなわち、この
2−3タイミングバルブ28は、コーステイング
状態における第2速から第3速への変速の際のシ
ヨツクを軽減する機能を有している。なお、2−
3シフトバルブ22のポート122gから3−4
シフトバルブ24のポート124eへ至る油路4
3の途中には、3−2タイミングバルブ32、チ
エツクバルブ754及びオリフイス654が並列
に配置されているが、ポート122gからポート
124eへの油の流れの向きは、チエツクバルブ
754の流れを許容する向きと一致しているた
め、3−2タイミングバルブ2の状態にかかわら
ず、サーボレリーズ室S/Rには絞り効果を受け
ることなく油圧が供給される。 第3速での走行中に更に車速が上昇してガバナ
圧がある値に達すると、3−4シフトバルブ24
のスプール224に上向きに作用するガバナ圧に
よる力が、ポート124aからプララグ225の
上端面に作用するスロツトル圧による下向きの力
に打ち勝ち、スプール224はダウン位置から上
昇を開始する。なお、上記下向きの力は、スロツ
トル圧が小さい場合にはスプリング324による
力の方が大きくなるのでプラグ225は上方に押
し上げられ、スプリング324による一定の力の
みとなる。スプール224が上昇する際、スプー
ル224のランド224dがポート124jをし
や断すると同時にランド224cがドレーンポー
ト124iを開くため、ガバナ圧の作用面積が急
に増大して向きの力が大きくなり、スプール22
4は一瞬にして図中左半部のアツプ位置に達す
る。このため、サーボレリーズ室S/Rに接続さ
れているポート124dは、油路442に接続さ
れたポート124cと連通する。また、油路44
2と接続されたポート124gはポート124f
と連通する。従つて、クラツチC3及びサーボレ
リーズ室S/Rは共にポート124fと連通す
る。ポート124fは油路446を介して2−4
タイミングバルブ26のポート126dに接続し
ているが、2−4タイミングバルブ26はポート
126fに油路434から作用する油圧によつて
押し上げられ図中右半部位置にあるため、ポート
126dはドレーンポートであるポート126c
と連通している。従つてクラツチC3及びサーボ
レリーズ室S/Rの油圧は共に排出されてしま
い、クラツチC3が解放されると共にブレーキB
2が締結される。これによつて、クラツチC2と
ブレーキB2とが作動し前記第1表の如く第4速
状態が達成される。その際、クラツチC3の油圧
は、チエツクバルブ758を順方向(流れを許容
する方向)に流れるため、速やかに排出される。
一方、ポート124cからポート124gに至る
油路442の途中には、3−4タイミングバルブ
30、チエツクバルブ752及びオリフイス65
2が並列に設けてあるため、3−4タイミングバ
ルブ30の位置に応じてサーボレリーズ室S/R
の油圧の排出速度は相違する。3−4タイミング
バルブ30の構成は基本的に前述のタイミングバ
ルブ28と同様であり、加速状態においてはポー
ト124cと124gとをオリフイス652をバ
イパスして連通させ、一方コーステイング状態に
おいてはポート124cと124gとの連通をし
や断する(従つて両ポートはオリフイス652を
介して結ばれる)。このため、コーステイング状
態では、サーボレリーズ室S/Rの油はゆるやか
に減少し、ブレーキB2の締結がクラツチC3の
解放よりもわずかに遅れる。このわずかな時間中
にエンジンの回転数が低下するため、変速シヨツ
クがそれだけ軽減される。 なお、この第4速選択状態でも第3速識別弁8
02はハイクラツチC2への油路434内におけ
るライン圧によりスプール802dを図中左半部
位置にされ、ロークラツチ減圧弁801の室80
1kを無圧状態に保つため、ロークラツチ減圧弁
801は前記第3速時と同様減圧作用を行ない得
るが、今はロークラツチC3に向うライン圧が前
述の如くないため、ロークラツチ減圧弁801は
室801hに圧力を生ぜず、スプール801dを
ばね801iにより図中右半部位置に保たれて、
前記の減圧作用を行なわない。従つて、第3速識
別弁802はハイクラツチC2が作動される第3
速、第4速時共その作動油圧(ライン圧)に応動
するが、第3速時に限つてロークラツチ減圧弁8
01を減圧作用させることとなる。 次に、2−4タイミングバルブ26の作用につ
いて説明する。第2速で走行中にスロツトル圧を
急激に減少させると、2−3シフトバルブ22と
3−4シフトバルブ24とが同時にダウン位置か
らアツプ位置に切換わる場合がある。すなわち、
第2速から直接第4速に変速する。この場合、ク
ラツチC3が解放され、クラツチC2が締結され
る。変速シヨツク及びエンジンの空吹きを防止す
るためには、クラツチC3の解放とクラツチC2
の締結とを所定のタイミングで行なわせる必要が
ある。クラツチC2の油圧は油路434を介して
2−3シフトバルブ22から送り込まれれる油に
よつて上昇していくが、このクラツチC2の油圧
は2−4タイミングバルブ26のポート126f
にも導かれている。2−4タイミングバルブ26
は第2速の状態ではポート126bに導かれたス
ロツトル圧によつて図中左半部に示す位置に押し
下げられている。従つて、ポート126dと12
6eとが連通しており、クラツチC3の油圧は、
油路442、3−4シフトバルブ24のポート12
4g及び124f、油路446、2−4タイミン
グバルブ26のポート126d及び126e、及
びオリフイス602を経て排出される。従つて、
クラツチC3の油圧はオリフイス602によつて
絞られて最初はゆつくり抜けていく。しかし、ク
ラツチC2の油圧が高くなつて所定の値を越える
と、2−4タイミングバルブ26は押しげられて
図中右半部に示す位置となる。このため、いまま
でポート126eを通して排出されていたクラツ
チC3の油圧はポート126cを通して排出され
ることになり、オリフイス602による絞り効果
を受けなくなるため、クラツチC3の油圧は急速
に低下する。従つて、クラツチC2が締結を開始
した後でクラツチC3が解放されることとなり、
大きな変速シヨツク又はエンジンの空吹きを生じ
ることはない。なお、2−4タイミングバルブ2
6が図中左半部が右半部に切換わるときのクラツ
チC2の圧力は、スロツトル圧が高くなるほど高
くなるため、アクセルペダルのストローク量が少
ないほどクラツチC3が早く解放され、わずかの
時間中立状態となり、この間エンジン回転速度が
車速に対応するように低下するため、変速シヨツ
クがより小さくなる。 以上、第1速から第4速まで次第に変速(アツ
プシフト)していく動作について説明したが、次
に逆に第4速から第1速へ変速(ダウンシフト)
していく動作について説明する。 第4速で走行中にガバナ圧が低下し又はスロツ
トル圧が上昇すると、3−4シフトバルブ24は
アツプ位置からダウン位置へ切換えられ、油路4
12のライン圧が油路442を介してクラツチC
3に供給されてクラツチC3が締結され、また油
路434のライン圧が油路444を介してサーボ
レリーズ室S/Rに供給されブレーキB2が解放
される。これれによつて、クラツチC2及びクラ
ツチC3が作動する第3速状態となる。この時、
クラツチC2を作動させるライン圧が第3速識別
弁802のスプール802dを図中左半部位置に
しており、ロークラツチ減圧弁801の室801
kを無圧状態に保つているため、ロークラツチ減
圧弁801は前記の減圧作用を行ない、ロークラ
ツチ圧(クラツチC3の作動油圧)PC3を第3
図中点線で示すように低下させて、ロークラツチ
C3のクラツチ容量を要求値にマツチさせ、当該
変速時ロークラツチC3が非作動から作動状態に
切換えられると雖も変速シヨツクを軽減すること
ができる。 この変速シヨツク軽減は、クラツチC3の作動
油圧PC3の立上がりを4−3アキユムレータ4
0の以下の作動によりゆるやかにすることによつ
て更に助長される。即ち、4−3アキユムレータ
40のピストン240は、第4速の状態において
は、室140bの油圧が油路442を介して排油
されているので、室140aのライン圧によつて
押し下げられているが、3−4シフトバルブ24
が上述の如く切換わつて油路442に油圧を生ず
ると、スプリング340の力によつて押上げられ
る。この間、油路442の油圧、即ちロークラツ
チ減圧弁801のポート801aに向う油圧はゆ
るやかに上昇し、この油圧をロークラツチ減圧弁
801が上述の如く減圧してロークラツチC3に
供給するため、該クラツチC3は徐々に締結さ
れ、当該変速時の変速シヨツクを完壁になくすこ
とができる。 第3速で走行中に、更にガバナ圧が低下し又は
スロツトル圧を上昇すると、2−3シフトバルブ
22はアツプ位置からダウン位置へ切換えられ、
油路434の油圧がドレーンポート122hへ排
出されてしまう。このため、クラツチC2に作用
していた油圧がなくなり、クラツチC2は解放さ
れ、またブレーキB2のサーボレリーズ室S/R
の油圧も油路444、ポート124d及び124
e、及び油路434を介して排出されるため、ブ
レーキB2が作動する。従つて、クラツチC3と
ブレーキB2とが作動する第2速の状態となる。
なお、サーボレリーズ室S/Rの圧油の排出は、
油路434に設けた3−2タイミングバルブ32
によつて制御される。すなわち、3−4シフトバ
ルブ24のポート124eから2−3シフトバル
ブ22のポート122gに至る油路434の途中
に2−3タイミングバルブ32、チエツクバルブ
754及びオリフイス654が並列に設けてあ
り、3−2タイミングバルブ32が図中左半部位
置ではポート124eとポート122gとはオリ
フイス654をバイパスして連通し、3−2タイ
ミングバルブ32が図中右半部位置ではポート1
24eとポート122gとは3−2タイミングバ
ルブにおいてしや断されオリフイス654を介し
てのみ連通する。3−2タイミングバルブ32
は、ポート132eに作用するスロツトル圧によ
る力がポート132aに作用するガバナ圧による
力よりも大きい場合(すなわち、加速状態)に、
図中右半部位置となり、逆の場合(すなわち、コ
ーステイング状態)に図中左半部位置となる。従
つて、加速状態においては、サーボレリーズ室
S/Rの油圧がオリフイス654を通つて排出さ
れるため、サーボレリーズ室S/Rの油圧はゆつ
くりと低下する。このためブレーキB2の作動が
わずかに遅れ(クラツチC2の油圧は油路434
のチエツクバルブ750を通つて速やかに排出さ
れる)、短時間ではあるが中立状態となりエンジ
ンの回転が車速に対応するように上昇する。これ
によつて変速の際のエンジンの回転速度の変動が
小さくなり、変速シヨツクが軽減される。 第2速で走行中に、更にガバナ圧が低下し又は
スロツトル圧が上昇すると、1−2シフトバルブ
20はアツプ位置からダウン位置へ切換えられ、
油路432の油圧がドレーンポート120iへ排
出される。このためサーボアブライ室S/Aに排
用していた油圧がなくなり、ブレーキB2が解放
される。これによつてクラツチC3のみが締結さ
れた状態となり、ワンウエイクラツチOWCとの
共同作用により第1速状態が達成される。 次に、アクセルペダルのストロークを7/8以上
としたキツクダウン時の作用について説明する。 アクセルペダルをいつぱいに踏み込むと、スロ
ツトルバルブ6のプランジヤ207が図中右方向
に押し込まれ、図中上半部の状態となり、スロツ
トルバルブは非調圧状態となつて油路420には
ライン圧が供給される。油路420からポート1
08aに送られるライン圧は、ポート108eを
通つてキツクダウン圧回路である油路418に供
給される。油路418のライン圧は、1−2シフ
トバルブ20のポート120b及び2−3シフト
バルブ22のポート122cに供給され、またシ
ヤトルバルブ508及び油路440を通つて3−
4シフトバルブ24のポート124bに供給され
る。3−4シフトバルブ24のポート124bに
ライン圧が供給されると、プラグ225は図中上
方に押し上げられ、スプール224は下方に押し
下げられる。車速がいくら高くてもガバナ圧がラ
イン圧よりも高くなることはないので、スプール
224はキツクダウン状態である限りダウン位置
に保持される。従つて、第4速走行中にキツクダ
ウンすると必ず第3速以下の状態となり、またキ
ツクダウン状態である限り第3速から第4速に変
速することはない、2−3シフトバルブ22のポ
ート122cに供給されるキツクダウン圧(ライ
ン圧)は、スプール222のランド222a及び
222bの面積差に作用してスプール222を下
向きに押す。従つて、下向きの力が加算されたこ
とになるため、上向きの力を与えるガバナ圧がそ
の分だけ高い圧力にならないと2−3シフトバル
ブ22は切換わらない。すなわち、キツクダウン
状態においては2−3変速及び3−2変速する車
速が非キツクダウン状態と比較して大幅に高くな
る。なお、油路418のキツクダウン圧はスロツ
トルモジユレータバルブ10のポート110bに
も供給されるため、スロツトルモジユレータバル
ブ10は非調圧状態となり、今までスロツトルモ
ジユレート圧が供給されていた油路424にライ
ン圧を生じる。従つて、2−3シフトバルブ22
のポート122dにライン圧が供給され、またポ
ート122eにもライン圧が供給されている(今
まではスロツトル圧であつたがキツクダウンによ
つてライン圧となつている)ので、スプール22
2のランド222b及び222c間の面積差には
アツプ位置においてもダウン位置においても同じ
油圧が作用し、アツプ側に移動する場合とダウン
側に移動する場合とのガバナ圧の差が小さくな
る。すなわち、キツクダウンにおいては2−3変
速と3−2変速とのヒステリシスが小さくなる。
1−2シフトバルブ20のポート120bに供給
されるキツクダウン圧は、スプール220がダウ
ン位置ではランド220a及び220bの面積差
に作用し、またスプール220がアツプ位置では
ランド220a及び220b間の面積差及びラン
ド220b及び220c間の面積差に作用し、ス
プール220を下向きに押す。従つて下向きの力
を与えるガバナ圧がその分だけ高い圧力にならな
いと1−2シフトバルブ20は切換わらない。す
なわち、キツクダウン状態において1−2変速及
び2−1変速する車速が非キツクダウン状態と比
較して大幅に高くなる。 次に、オーバドライブインヒビタソレノイド4
2の作用について説明する。前述のように、ソレ
ノイド42をオンにすると油路409にライン圧
を生ずる。油路409の油圧は、シヤトルバルブ
504、シヤトルバルブ508及び油路440を
通つて3−4シフトバルブ24のポート124b
に達し、プラグ225を図中上方に押し上げると
共にスプール224を下方に押し下げる。このた
めガバナ圧の大きさにかかわらず3−4シフトバ
ルブ24はダウン位置に保持され、第4速状態に
なることはない。従つて、走行条件等に応じて第
4速(オーバドドライブ)での走行を望まない場
合には、運転者はスイツチSWを操作することに
より、第4速にならないようにすることができ
る。 次に、マニユアルバルブ4をD位置にして第3
速又は第4速で走行中に、マニユアルバルブ4を
位置にした場合の作用について説明する。 マニユアルバルブ4を位置すると、ポート1
04dに加えてポート104eにもライン圧が発
生するため、油路414にライン圧が供給され
る。油路414のライン圧は、シヤトルバルブ5
04、シヤトルバルブ508及び油路440を介
して3−4シフトバルブ24のポート124bに
達する。ポート124bにライン圧が作用する
と、前述のキツクダウンの場合及びオーバドライ
ブインヒビタソレノイド42を作動させた場合と
同様に、スプール224はダウン位置となる。ま
た、油路414のライン圧は、2−3シフトバル
ブ22のポート122aにも導かれているため、
プラグ223の上端に作用してプラグ223及び
スプール222を図中右半部のダウン位置に押し
下げる。従つて、自動変速機は第2速の状態とな
り、車速にかかわらず第3又は4速に変速される
ことはなくなる。 なお、油路414のライン圧はライン圧ブース
タバルブ16のポート116eにも導かれている
がライン圧ブースタバルブ16はポート116b
に作用する油圧(油路432の油圧)によつて図
中下半部の状態となつているため、ポート116
eの油圧はポート116dに導かれ、油路423
にライン圧を生じる。これによつて前述のように
ライン圧はスロツトル開度にかかわらず最も高い
状態となるため、スロツトル開度が小さい場合に
もバンドブレーキであるバルブB2を強力に作動
させることができ、第2速への変速が迅速に行な
われ、エンジンバルブを直ちに効かせることがで
きる。 マニユアルバルブ4を上記のように位置にし
た場合においても、1−2シフトバルブ20に作
用する油圧の関係はマニユアルバルブ4がD位置
の場合と全く同様であるので、1−2シフトバル
ブ20はガバナ圧及びスロツトル圧の大小に応じ
て切換わる。従つて、マニユアルバルブ4が位
置にある場合も、第1速と第2速との間の自動変
速は行なわれる。 なお、上述のように第4又は3速からマニユア
ルバルブ4を位置とすることにより第2速とし
た場合にはライン圧がスロツトル開度にかかわら
ず高くなるが、一度第1速になつた後第2速に変
速した場合には次のようにしてライン圧はD位置
の場合と同様の圧力となる。第2速から第1速に
変速すると(すなわち、1−2シフトバルブ20
がダウン位置となると)、油路432の油圧はポ
ート120iに排出されてしまう。このためライ
ン圧ブースタバルブ16のポート116b及びス
プール216の穴216dを通じてスプール21
6の図中左端に作用していた油圧がなくなり、ス
プール216はスプリング316によつて左に押
され図中上半部位置となる。従つて、油路414
と油路428との連結はしや断され、油路428
の油圧はポート116cに排出される。このた
め、プレツシヤモデイフアイアバルブ12及びカ
ツトバツクバルブ14は、前述のマニユアルバル
ブ4がD位置にある場合と同様に作用する。この
状態において、1−2シフトバルブ20が再びア
ツプ位置になつて油路432に油圧が発生して
も、ライン圧ブースタバルブ16のポート116
bはスプール216のランド216bによつてし
や断されるため、ライン圧ブースタバルブ16は
図中上半部位置のままに維持される。従つて、こ
の場合は第2速になつてもライン圧が最高値まで
上がるということはない。こうすることによつ
て、マニユアルバルブ4の位置における第1及
び2速間の変速シヨツクはD位置における変速シ
ヨツクと同等にしてある。 次いで、マニユアルバルブ4を位置にする
と、ポート104d及び104eに加えて、ポー
ト104fにもライン圧が発生するため、油路4
16にライン圧が供給される。油路416のライ
ン圧は1速固定レンジ減圧バルブ34のポート1
34dに導かれる。このライン圧は、ポート13
4c及び油路448を通つてポート134eに達
し、スプール234を図中上方に押み上げ、ドレ
ンポート134bがわずかに開かれた状態でスプ
ール234を釣合わせる。従つて、ポート134
eの油圧(すなわち、油路448の油圧)は、ス
プリング334の力に対応する一定値の圧力(ラ
イン圧より低い圧力)となる。この油路448の
一定圧力は、シヤトルバルブ502及び油路43
6を介して1−2シフトバルブ20のポート12
0dに導かれ、スプール221のランド221a
の上側に作用し、スプール221を下側に押す。
このため、スプール221を上側に押すガバナ圧
が一定値以下の場合には、スプール221はダウ
ン位置に押し下げられる(スプール220はアツ
プ位置のままである)。これによつて、油路43
2のライン圧がドレーンポート120iに排出さ
れ、ブレーキB2が解放される。これと同時に、
1−2シフトバルブ20のポート120dと20
eとが連通し、油路436の前記一定圧力が油路
438を介してブレーキB1に供給される。従つ
て、自動変速機はクラツチC3とブレーキB1と
が作動した第1速(エンジンブレーキを効かけせ
ることができる第1速)となる。なお、ガバナ圧
が前記一定値以上の場合には、ポート120dに
一速固定レンジ減圧バルブ34からの一定圧が作
用してもスプール221は切換わらないので、一
定車速以上で走行中にはマニユアルバルブ4を
位置としても第1速になることはなく、エンジン
のオーバーランを防止することができる。 次に、マニユアルバルブ4をN位置からR位置
に移動した場合の作用について説明する。マニユ
アルバルブ4をR位置とすると、ポート104b
にのみライン圧を生じ、このライン圧は、油路4
08を介してクラツチC1へ、及び油路408、
シヤトルバルブ502及び油路436を介して1
−2シフトバルブ20のポート120dへ導かれ
ている。ポート120dに作用するこの油圧によ
つて1−2シフトバルブ20のスプール221は
必ずダウン位置に移動する(ガバナ圧は、油路4
12のライン圧が存在しないため、発生していな
い)ため、油路436と油路438とが連通し、
バルブB1にライン圧が供給される。従つて、ク
ラツチC1とブレーキB1とが作動し、前記第1
速の如く自動変速機は後退状態となる。 (6) 発明の効果 かくして本発明装置は上述の如く、或る変速段
(第3速)以下の複数の低速段(第1速、第2速、
第3速)で油圧作動されるも、上記或る変速段で
は他の低速段より入力トルク比が小さくなるロー
クラツチC3と、上記或る変速段以上の複数の高
速段(第3速、第4速)で作動されるハイクラツ
チC2とを具える自動変速機において、ハイクラ
ツチC2の作動、非作動に応答して非作動時に出
力圧を発生し、作動時に出力圧を消失するハイク
ラツチ作動識別弁802と、上記出力圧の消失中
にロークラツチC3への油圧を減圧し、この減圧
作用を上記出力圧の発生中は中止するロークラツ
チ減圧弁801とを設けて構成したから、上記或
る変速段の選択状態でロークラツチC3の入力ト
ルク比が小さくなると雖も、そのクラツチ容量を
当該或る変速段で入力トルク比に見合つた要求ク
ラツチ容量にすることができ、従つてロークラツ
チC3が非作動状態から作動状態に切換わる当該
或る変速段へのダウンシスト変速時の変速シヨツ
クを確実に軽減することができる。 ところで、上記或る変速段よりも低速側の低速
段(第1速、第2速)では、ハイクラツチ作動識
別弁802がロークラツチ減圧弁801の減圧作
用を中止させるから、これらの低速段でロークラ
ツチC3がクラツチ容量を不要に低下されて滑る
ような不具合を生ずることもない。そして、かか
る減圧作用の中止はロークラツチ減圧弁801を
対応する限界位置にロツクして行うが、該ロツク
のための油圧としてハイクラツチC2の作動油圧
を使用できない(上記の第1速、第2速ではハイ
クラツチが作動されないため)型式の自動変速機
においても、本発明では、ハイクラツチ識別弁8
02の採用によりその出力圧で上記ロークラツチ
減圧弁のロツクを行うことができる。 なお、図中例の如く本発明装置をアキユムレー
タ40と共に用いる場合、当該変速シヨツクの軽
減効果が尚一層助長され、変速シヨツクをほぼ完
壁になくせる。この場合アキユムレータ40は、
ロークラツチC3のクラツチ容量が要求値にマツ
チしたものであることから、極く小型のものでよ
く、単独で用いる場合のように大型にする必要が
ないため、アキユムレータを用いると言つてもこ
れが自動変速機の使命であるコンパクト化を阻害
することはない。
第1図は本発明装置により変速シヨツクを軽減
すべき自動変速機の動力伝達機構を例示する略線
図、第2図は同機構の変速制御を行なう油圧回路
に本発明装置を組込んで示す変速制御油圧回路
図、第3図は本発明装置により減圧したロークラ
ツチ圧を自動変速機のライン圧と共に示す比較線
図である。 T/C……トルクコンバータ、E……エンジン
出力軸、I……入力軸、O……出力軸、G1,G
2……遊星歯車組、S1,S2……サンギア、R
1,R2……インターナルギア、PC1,PC2…
…キヤリア、P1,P2……ピニオンギア、C1
……第1クラツチ、C2……第2クラツチ(ハイ
クラツチ)、C3……第3クラツチ(ロークラツ
チ)、B1……第1ブレーキ、B2……第2ブレ
ーキ、OWC……ワンウエイクラツチ、O/P…
…オイルポンプ、SW……オーバドライブインヒ
ビタスイツチ、S/A……サーボアプライ室、
S/R……サーボレリーズ室、2……レギユレー
タバルブ、4……マニユアルバルブ、6……スロ
ツトルバルブ、8……スロツトルフエールセーフ
バルブ、14……カツトバツクバルブ、16……
ライン圧ブースタバルブ、18……ガバナバル
ブ、20……1−2シフトバルブ、22……2−
3シフトバルブ、24……3−4シフトバルブ、
26……2−4タイミングバルブ、28……2−
3タイミングバルブ、30……3−4タイミング
バルブ、32……3−2タイミングバルブ、34
……1速固定レンジ減圧バルブ、36……トルク
コンバータ減圧バルブ、38……1−2アキユム
レータ、40……4−3アキユムレータ、42…
…オーバドライブインヒビタソレノイド、402
……ライン圧油路、420……スロツトル圧油
路、434……ハイクラツチ作動圧油路、442
……ロークラツチ作動圧油路、801……ローク
ラツチ減圧弁、801a,801b……接続ポー
ト、801c……ドレンポート、801d……ス
プール、801h,801j,801k……室、
801i……ばね、802……第3識別弁(ハイ
クラツチ作動識別弁)、802a,802c……
接続ポート、802b……ドレンポート、802
d……スプール、802e……ばね、802f…
…室、803〜807……油路。
すべき自動変速機の動力伝達機構を例示する略線
図、第2図は同機構の変速制御を行なう油圧回路
に本発明装置を組込んで示す変速制御油圧回路
図、第3図は本発明装置により減圧したロークラ
ツチ圧を自動変速機のライン圧と共に示す比較線
図である。 T/C……トルクコンバータ、E……エンジン
出力軸、I……入力軸、O……出力軸、G1,G
2……遊星歯車組、S1,S2……サンギア、R
1,R2……インターナルギア、PC1,PC2…
…キヤリア、P1,P2……ピニオンギア、C1
……第1クラツチ、C2……第2クラツチ(ハイ
クラツチ)、C3……第3クラツチ(ロークラツ
チ)、B1……第1ブレーキ、B2……第2ブレ
ーキ、OWC……ワンウエイクラツチ、O/P…
…オイルポンプ、SW……オーバドライブインヒ
ビタスイツチ、S/A……サーボアプライ室、
S/R……サーボレリーズ室、2……レギユレー
タバルブ、4……マニユアルバルブ、6……スロ
ツトルバルブ、8……スロツトルフエールセーフ
バルブ、14……カツトバツクバルブ、16……
ライン圧ブースタバルブ、18……ガバナバル
ブ、20……1−2シフトバルブ、22……2−
3シフトバルブ、24……3−4シフトバルブ、
26……2−4タイミングバルブ、28……2−
3タイミングバルブ、30……3−4タイミング
バルブ、32……3−2タイミングバルブ、34
……1速固定レンジ減圧バルブ、36……トルク
コンバータ減圧バルブ、38……1−2アキユム
レータ、40……4−3アキユムレータ、42…
…オーバドライブインヒビタソレノイド、402
……ライン圧油路、420……スロツトル圧油
路、434……ハイクラツチ作動圧油路、442
……ロークラツチ作動圧油路、801……ローク
ラツチ減圧弁、801a,801b……接続ポー
ト、801c……ドレンポート、801d……ス
プール、801h,801j,801k……室、
801i……ばね、802……第3識別弁(ハイ
クラツチ作動識別弁)、802a,802c……
接続ポート、802b……ドレンポート、802
d……スプール、802e……ばね、802f…
…室、803〜807……油路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 或る変速段以下の複数の低速段で油圧作動さ
れ、該或る変速段では他の低速段より入力トルク
比が小さくなるロークラツチと、前記或る変速段
以上の複数の高速段で作動されるハイクラツチと
を具える自動変速機において、 前記ハイクラツチの作動、非作動に応答して非
作動時に出力圧を発生し、作動時に出力圧を消失
するハイクラツチ作動識別弁と、 該ハイクラツチ作動識別弁の出力圧が消失して
いる間前記ロークラツチに向う油圧を減圧し、こ
の減圧作用を前記出力圧の発生中は中止するロー
クラツチ減圧弁とを具備してなることを特徴とす
る自動変速機の変速シヨツク軽減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9809383A JPS59226744A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9809383A JPS59226744A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59226744A JPS59226744A (ja) | 1984-12-19 |
| JPH0474577B2 true JPH0474577B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14210723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9809383A Granted JPS59226744A (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59226744A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5725552A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-10 | Mitsubishi Motors Corp | Oil pressure control device of automatic speed changer for automobile |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP9809383A patent/JPS59226744A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59226744A (ja) | 1984-12-19 |
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