JPH0476024A - リグノセルロース―フェノール化合物複合物の製造方法 - Google Patents
リグノセルロース―フェノール化合物複合物の製造方法Info
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- JPH0476024A JPH0476024A JP2187976A JP18797690A JPH0476024A JP H0476024 A JPH0476024 A JP H0476024A JP 2187976 A JP2187976 A JP 2187976A JP 18797690 A JP18797690 A JP 18797690A JP H0476024 A JPH0476024 A JP H0476024A
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- lignocellulose
- waste paper
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、リグノセルロース−フェノール化合物複合物
の製造法に関するものである。更にくわしく述べるなら
ば、リグノセルロース材料のフェノール化合物への溶解
反応により生成する水を、反応系外へ除去することによ
り、反応系内の温度を上昇させ、溶解反応を促進させる
ことを可能にしたものである。
の製造法に関するものである。更にくわしく述べるなら
ば、リグノセルロース材料のフェノール化合物への溶解
反応により生成する水を、反応系外へ除去することによ
り、反応系内の温度を上昇させ、溶解反応を促進させる
ことを可能にしたものである。
森林から生産される諸資源は、再生可能なものであって
、その有効な循環利用が現在強く望まれている。例えば
、パルプ工業や木材工業のような木材を原料とする工業
においては、それから発生ずる木質系廃棄物の有効な利
用方法の確立が急がれており、また、稲わらやもみがら
のようなリグノセルロース物質を含有する農業廃棄物の
有効利用方法についても、早急の開発が待ち望まれてい
る。
、その有効な循環利用が現在強く望まれている。例えば
、パルプ工業や木材工業のような木材を原料とする工業
においては、それから発生ずる木質系廃棄物の有効な利
用方法の確立が急がれており、また、稲わらやもみがら
のようなリグノセルロース物質を含有する農業廃棄物の
有効利用方法についても、早急の開発が待ち望まれてい
る。
とりわけ、最近、古紙の有効な利用方法の開発が急を要
する課題となっている。
する課題となっている。
木材などを包含するリグノセルロース材料の有く1)
効利用法としては、例えば、特開昭57−2360号、
および特公昭63−1992号などにリグノセルロース
分子中の水蓄基の一部分に、少なくとも1種の曽換基を
導入して得られる化学修飾リグノセルロース材料を有機
溶媒に溶解し、この溶液を種々の樹脂材料用原料として
利用する方法が開示されている。
および特公昭63−1992号などにリグノセルロース
分子中の水蓄基の一部分に、少なくとも1種の曽換基を
導入して得られる化学修飾リグノセルロース材料を有機
溶媒に溶解し、この溶液を種々の樹脂材料用原料として
利用する方法が開示されている。
また、特開昭60−206883号および60−104
5.13号公報には、リグノセルロース材料をフェノー
ル化合物−ホルムアルデヒド樹脂系接着剤として利用す
る方法、およびこれを繊維化する方法が開示されている
。
5.13号公報には、リグノセルロース材料をフェノー
ル化合物−ホルムアルデヒド樹脂系接着剤として利用す
る方法、およびこれを繊維化する方法が開示されている
。
更に、特開昭61−215676号、および61−21
5675号公報には、リグノセルロース材料を多価アル
コーノヘ又はビスフェノール化合物からなる溶剤に溶解
し、この溶液とポリウレタン系、エポキシ系、或はその
他の樹脂材料とともに用いて成形物、発泡体、或は接着
剤を製造する方法などが開示されている。
5675号公報には、リグノセルロース材料を多価アル
コーノヘ又はビスフェノール化合物からなる溶剤に溶解
し、この溶液とポリウレタン系、エポキシ系、或はその
他の樹脂材料とともに用いて成形物、発泡体、或は接着
剤を製造する方法などが開示されている。
更に、特開昭61−261358号公報には、前処理な
しの木材を、触媒を用いることなしでフェノール化合物
、又はビスフェノール化合物からなる溶剤に゛直接溶解
する方法が開示されており、特開昭6279230号公
報には、前処理なしの木材を、アルコール化合物、多価
アルコール化合物、オキシエーテル化合物、環状エーテ
ル化合物、またはケトン化合物からなる溶剤に触媒を用
いることなく直接溶解する方法が開示されている。
しの木材を、触媒を用いることなしでフェノール化合物
、又はビスフェノール化合物からなる溶剤に゛直接溶解
する方法が開示されており、特開昭6279230号公
報には、前処理なしの木材を、アルコール化合物、多価
アルコール化合物、オキシエーテル化合物、環状エーテ
ル化合物、またはケトン化合物からなる溶剤に触媒を用
いることなく直接溶解する方法が開示されている。
また、特公昭61−2697号には、木粉を鉱酸の存在
下で、フェノール中に溶解反応する技術が開示されてお
り、特開平1−217070にも同様の技術が開示され
ている。
下で、フェノール中に溶解反応する技術が開示されてお
り、特開平1−217070にも同様の技術が開示され
ている。
又、最近古紙の有効利用の必要性が高くなっているが、
このリグノセルロース材料としての古紙の付加価値利用
、特に樹脂原料化する技術については、未だ未開発の状
態にある。
このリグノセルロース材料としての古紙の付加価値利用
、特に樹脂原料化する技術については、未だ未開発の状
態にある。
リグノセルロース材料をフェノール化合物に溶解する従
来の技術において、その溶解反応促進技術に関して未だ
明らかにされていない。しかし、この溶解促進技術の開
発は、リグノセルロース材料−フェノール化合物複合物
の産業的利用を現実化するためには、必須かつ、極めて
重要な課題である。
来の技術において、その溶解反応促進技術に関して未だ
明らかにされていない。しかし、この溶解促進技術の開
発は、リグノセルロース材料−フェノール化合物複合物
の産業的利用を現実化するためには、必須かつ、極めて
重要な課題である。
又、近年、古紙の利用問題が重要になり、その多方面に
おける用途開発が待ち望まれている。特にその一つとし
て古紙の樹脂原料化の実現が期待されている。
おける用途開発が待ち望まれている。特にその一つとし
て古紙の樹脂原料化の実現が期待されている。
本発明のリグノセルロース−フェノール化合物複合物゛
の製造方法は、リグノセルロース材料と、少なくとも1
種のフェノール化合物を主成分として含む溶剤とを、加
熱下に溶解反応させるに際し、その際、前記両成分の反
応により生成する水を反応系外に除去して反応系の温度
上昇を促進し、それによって上記溶解反応を促進するこ
とを特徴とするものである。
の製造方法は、リグノセルロース材料と、少なくとも1
種のフェノール化合物を主成分として含む溶剤とを、加
熱下に溶解反応させるに際し、その際、前記両成分の反
応により生成する水を反応系外に除去して反応系の温度
上昇を促進し、それによって上記溶解反応を促進するこ
とを特徴とするものである。
本発明方法において、前記反応系に、無機酸、有機酸、
およびルイス酸から選ばれた少なくとも1種を含有する
触媒を、前記反応生成水除去操作の前および後において
分割添加し、それによって前記両成分の溶解反応を更に
促進してもよい。
およびルイス酸から選ばれた少なくとも1種を含有する
触媒を、前記反応生成水除去操作の前および後において
分割添加し、それによって前記両成分の溶解反応を更に
促進してもよい。
本発明者らは、リグノセルロース材料、例えば古紙をフ
ェノール化合物液中へ酸触媒とともに溶解させる研究を
積み重ねた結果、フェノール化合物とリグノセルロース
材料の構成成分とが化学結合により、複合化し、この際
の反応は、主として脱水反応であることか明らかとなっ
た。
ェノール化合物液中へ酸触媒とともに溶解させる研究を
積み重ねた結果、フェノール化合物とリグノセルロース
材料の構成成分とが化学結合により、複合化し、この際
の反応は、主として脱水反応であることか明らかとなっ
た。
従って、この反応の促進を図るために、反応生成水を系
外へ留出させることを試みた。この操作はさらに、フェ
ノール化合物と比較してより沸点温度の低い水の留出に
より系内温度を上昇させ得るので、この点でも反応促進
の効果が認められた。
外へ留出させることを試みた。この操作はさらに、フェ
ノール化合物と比較してより沸点温度の低い水の留出に
より系内温度を上昇させ得るので、この点でも反応促進
の効果が認められた。
さらに、反応生成水を系外に留出させた後、新たに酸触
媒を添加することにより、反応時間を四分の−に短縮す
ることが可能となり、それによって、本発明方法の工業
化が一層期待されるようになった。
媒を添加することにより、反応時間を四分の−に短縮す
ることが可能となり、それによって、本発明方法の工業
化が一層期待されるようになった。
本発明方法の一例において、少なくとも1種のフェノー
ル化合物を含有する溶剤を仕込んだ反応容器中に、リグ
ノセルロース材料、例えば古紙をフェノール化合物10
0重量部に対して35重量部を越えない量で添加し、こ
の反応系を所定温度に昇温し、全体が流動性を示すよう
になったときに撹拌を開始し、一定の溶解反応時間が経
過した時点を終点とする。
ル化合物を含有する溶剤を仕込んだ反応容器中に、リグ
ノセルロース材料、例えば古紙をフェノール化合物10
0重量部に対して35重量部を越えない量で添加し、こ
の反応系を所定温度に昇温し、全体が流動性を示すよう
になったときに撹拌を開始し、一定の溶解反応時間が経
過した時点を終点とする。
このとき、それぞれの原料の仕込み順序には格別の限定
はなく、上述の順序でもよいし、リフリセルロース材料
を反応装置に仕込んだのちに、フェノール化合物と、必
要に応じて溶解触媒とを仕込んでもよい。或は、触媒を
、リグノセルロース材料の仕込みと同時に添加してもよ
い。
はなく、上述の順序でもよいし、リフリセルロース材料
を反応装置に仕込んだのちに、フェノール化合物と、必
要に応じて溶解触媒とを仕込んでもよい。或は、触媒を
、リグノセルロース材料の仕込みと同時に添加してもよ
い。
上記溶解反応工程において、反応系から反応生成水が除
去される。この反応生成水の除去方法は、通常の蒸溜留
出装置を用いる方法、すなわち冷却器により生成水を凝
縮させ、これを反応系外に取り出す方法であってもよい
。
去される。この反応生成水の除去方法は、通常の蒸溜留
出装置を用いる方法、すなわち冷却器により生成水を凝
縮させ、これを反応系外に取り出す方法であってもよい
。
留出量の決定は、系内の温度が所望の温度に到達するま
での量に基づくが、通常、仕込みリグノセルロース材料
の10重量%に相当する反応生成水を留出させると、系
内温度は、数十度上昇する。
での量に基づくが、通常、仕込みリグノセルロース材料
の10重量%に相当する反応生成水を留出させると、系
内温度は、数十度上昇する。
たとえば反応容器に対する加熱媒体温度が185℃の場
合反応開始時点の系内温度は、125℃程度であるが、
仕込みリグノセルロース材料の10重量%に相当する量
の反応生成水を留出させると、系内温度は、160℃に
上昇する。
合反応開始時点の系内温度は、125℃程度であるが、
仕込みリグノセルロース材料の10重量%に相当する量
の反応生成水を留出させると、系内温度は、160℃に
上昇する。
このように系内温度が、反応生成水留水前の温度より数
十度上回ったとき、留出操作を終了させればよい。
十度上回ったとき、留出操作を終了させればよい。
上述のようにリグノセルロース材料とフェノール化合物
との溶解反応工程において、一般に、反応生成物除去操
作は、常圧下では80〜130℃において、又は2〜1
0kg/cイGの加圧下では120〜180℃において
開始されることが好ましい。
との溶解反応工程において、一般に、反応生成物除去操
作は、常圧下では80〜130℃において、又は2〜1
0kg/cイGの加圧下では120〜180℃において
開始されることが好ましい。
反応系の溶解反応開始直後には、反応系は未だ均一に撹
拌される状態に達していないので、これに反応生成水除
去操作を施すことができない。
拌される状態に達していないので、これに反応生成水除
去操作を施すことができない。
般には、溶解反応開始後、15〜30分間で反応生成水
の留出除去操作の開始が可能となり約30分間の留出操
作で所望の留出量に達する。
の留出除去操作の開始が可能となり約30分間の留出操
作で所望の留出量に達する。
本発明方法において、反応系中に、反応開始前に溶解触
媒を添加してもよいが、添加しなくてもよく、或は、反
応水の除去の前および後に溶解触媒を分割添加してもよ
い。すなわち、触媒の一段添加法においては、反応系に
溶解反応開始時に全ての触媒が添加されるが、分割添加
法では、前段の添加が、溶解反応開始時に行なわれ、後
段の添加は、反応生成水を除去して反応系の温度が−L
昇した後に行なわれる。
媒を添加してもよいが、添加しなくてもよく、或は、反
応水の除去の前および後に溶解触媒を分割添加してもよ
い。すなわち、触媒の一段添加法においては、反応系に
溶解反応開始時に全ての触媒が添加されるが、分割添加
法では、前段の添加が、溶解反応開始時に行なわれ、後
段の添加は、反応生成水を除去して反応系の温度が−L
昇した後に行なわれる。
分割添加法において、前段仕込み操作は、溶解反応開始
時に行われ、後段の仕込み操作は、撹拌されている反応
装置内部へ、直接添加するか、もしくは、−旦触媒を少
量の新たなフェノール化合物中に溶解させて調製した溶
液を装置内部へ添加する。
時に行われ、後段の仕込み操作は、撹拌されている反応
装置内部へ、直接添加するか、もしくは、−旦触媒を少
量の新たなフェノール化合物中に溶解させて調製した溶
液を装置内部へ添加する。
前段添加操作における添加量が少ない場合、溶解反応が
十分進まず均一に撹拌されないことがあるので、このと
きは、前段添加操作においても均一な撹拌を保障する添
加量を仕込まなければならない。例えば溶解触媒として
四塩化チタンを用いる場合、全仕込み原料量の少なくと
も1%(重量)程度の触媒を前段において仕込む必要が
ある。
十分進まず均一に撹拌されないことがあるので、このと
きは、前段添加操作においても均一な撹拌を保障する添
加量を仕込まなければならない。例えば溶解触媒として
四塩化チタンを用いる場合、全仕込み原料量の少なくと
も1%(重量)程度の触媒を前段において仕込む必要が
ある。
分割添加の場合は、前段添加操作において上述の最低限
度の添加量が保障されれば、その他に格別の制限はない
。
度の添加量が保障されれば、その他に格別の制限はない
。
本発明に用いられるリグノセルロース材料は、木材片、
木粉、木材繊維、木材チップ、単板くず、合板くず、古
紙、パルプ、稲わら、モミガラ、コーリャン、バガス、
竹、麦わらなどを包含する植物繊維材料から選択するこ
とができるが、とりわけ古紙をフェノール化合物と複合
して、全く新しい複合物材料の製造に成功したことは、
画期的なことと言える。
木粉、木材繊維、木材チップ、単板くず、合板くず、古
紙、パルプ、稲わら、モミガラ、コーリャン、バガス、
竹、麦わらなどを包含する植物繊維材料から選択するこ
とができるが、とりわけ古紙をフェノール化合物と複合
して、全く新しい複合物材料の製造に成功したことは、
画期的なことと言える。
尚、本発明で言うリグノセルロース材料は、セルロース
のミオヨびセルロースとヘミセルロースのみの原料も包
含するものである。
のミオヨびセルロースとヘミセルロースのみの原料も包
含するものである。
本発明において、リグノセルロース材料と溶解複合物を
形成するフェノール化合物は、下記の化金物群から選ぶ
ことができる。
形成するフェノール化合物は、下記の化金物群から選ぶ
ことができる。
(1)−価フエノール化合物:例えば、フェノール、0
−1m−1およびp−クレゾール、3゜5−12,3−
1および2,6−キシレノール、0−1m−1およびp
−プロピルフェノール、0、m−1およびp−ブチルフ
ェノール、0m−1およびp−5ec−ブチルフェノー
ル、Om−およびp−tert−ブチルフェノール、ヘ
キシルフェノール、フェニルフェノール、オクチルフェ
ノール、およびナフトールなど (2)二価フェノール化合物:例えばカテコーノペレゾ
ルシノーノペキノール、ビスフェノールA1ビスフエノ
ールBおよびビスフェノールFなど (3)三価フェノール化合物:例えばピロガロール、ク
ロログリシン、トリヒドロベンゼン、および浸食子酸。
−1m−1およびp−クレゾール、3゜5−12,3−
1および2,6−キシレノール、0−1m−1およびp
−プロピルフェノール、0、m−1およびp−ブチルフ
ェノール、0m−1およびp−5ec−ブチルフェノー
ル、Om−およびp−tert−ブチルフェノール、ヘ
キシルフェノール、フェニルフェノール、オクチルフェ
ノール、およびナフトールなど (2)二価フェノール化合物:例えばカテコーノペレゾ
ルシノーノペキノール、ビスフェノールA1ビスフエノ
ールBおよびビスフェノールFなど (3)三価フェノール化合物:例えばピロガロール、ク
ロログリシン、トリヒドロベンゼン、および浸食子酸。
本発明方法において、リグノセルロース材料を、少なく
とも1種のフェノール化合物を主成分として含有する溶
剤に混合し、これを加熱して均一に複化合しつ\溶解し
、リグノセルロース−フェノール化合物複合物の溶液を
調製する。本発明方法に用いられる溶剤は、少なくとも
1種のフェノール化合物を少なくとも50重量%以上の
含有率で含んでいることが好ましく、フェノール化合物
に混合することのできる化合物は、フェノール化合物と
相溶し、かつ除去容易なものであって、例えば、キシレ
ン、およびトルエンなどのような芳香族炭化水素溶剤な
どから選ぶことができる。
とも1種のフェノール化合物を主成分として含有する溶
剤に混合し、これを加熱して均一に複化合しつ\溶解し
、リグノセルロース−フェノール化合物複合物の溶液を
調製する。本発明方法に用いられる溶剤は、少なくとも
1種のフェノール化合物を少なくとも50重量%以上の
含有率で含んでいることが好ましく、フェノール化合物
に混合することのできる化合物は、フェノール化合物と
相溶し、かつ除去容易なものであって、例えば、キシレ
ン、およびトルエンなどのような芳香族炭化水素溶剤な
どから選ぶことができる。
上記溶液調製において、リグノセルロース材料を均一に
溶解するために、リグノセルロース材料のフェノール化
合物に対する重量比は0.1:1〜0.35:1である
ことが好ましく、0.2:1〜0.25:1であること
がより好ましい。このとき、リグノセルロース材料の含
有重量比が0.1=1より低いと、その後のフェノール
化合物の除去に、多大のエネルギーと時間を要すること
があり、また、リグノセルロース材料の含有重量比が(
L35:1より高いと、均一な溶液を得ることが困難に
なることがある。
溶解するために、リグノセルロース材料のフェノール化
合物に対する重量比は0.1:1〜0.35:1である
ことが好ましく、0.2:1〜0.25:1であること
がより好ましい。このとき、リグノセルロース材料の含
有重量比が0.1=1より低いと、その後のフェノール
化合物の除去に、多大のエネルギーと時間を要すること
があり、また、リグノセルロース材料の含有重量比が(
L35:1より高いと、均一な溶液を得ることが困難に
なることがある。
本発明方法に用いられる溶解触媒は、下記の化合物群か
ら選ばれた少なくとも一員からなるものであることが好
ましい。
ら選ばれた少なくとも一員からなるものであることが好
ましい。
(1)無機(鉱)酸:例えば塩酸、硫酸、リン酸および
臭化水素など (2)有機酸 (イ)カルボン酸:ギ酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、お
よび安息香酸など (ロ)有機スルホン酸:例えばフェノールスルホン酸お
よびp−)ルエンスルホン酸など (ハ)lスルフィン酸:例えばフェノールスルフィン酸
など、 (ニ)その他:例えば尿酸など (3)ルイス酸:例えば四塩化チタン、塩化アルミニウ
ムなど、 溶解触媒は、一般に、リグノセルロース材料の重量に対
し、0.1〜20%の割合で用いられることが好ましい
。
臭化水素など (2)有機酸 (イ)カルボン酸:ギ酸、酢酸、シュウ酸、酒石酸、お
よび安息香酸など (ロ)有機スルホン酸:例えばフェノールスルホン酸お
よびp−)ルエンスルホン酸など (ハ)lスルフィン酸:例えばフェノールスルフィン酸
など、 (ニ)その他:例えば尿酸など (3)ルイス酸:例えば四塩化チタン、塩化アルミニウ
ムなど、 溶解触媒は、一般に、リグノセルロース材料の重量に対
し、0.1〜20%の割合で用いられることが好ましい
。
本発明方法における溶解反応の温度および圧力は、フェ
ノール化合物の種類などに応じて適宜設定することがで
きる。
ノール化合物の種類などに応じて適宜設定することがで
きる。
一般に常圧溶解の場合、溶解温度は、100〜200℃
であることが好ましく、加圧溶解の場合、10〜40k
g/cutの加圧下で、溶解温度は200〜300℃で
あることが好ましい。
であることが好ましく、加圧溶解の場合、10〜40k
g/cutの加圧下で、溶解温度は200〜300℃で
あることが好ましい。
溶解は、撹拌下に一般に、1〜IO時間、好ましくは2
〜5時間行われる。
〜5時間行われる。
本発明を、下記実施例により更に説明する。
実施例1゜
(生成水留出、触媒分割添加)
゛未脱墨新聞古紙(風乾重量)20kg、フェノール8
0kg、および四塩化チタン1.3 kgを還流器付の
反応容器に入れ、185℃のオイルバス中で1時間溶解
させた(反応容器内部温度125℃)のち、反応容器に
冷却管を取り付け、2.5 kgの生成水を留出した。
0kg、および四塩化チタン1.3 kgを還流器付の
反応容器に入れ、185℃のオイルバス中で1時間溶解
させた(反応容器内部温度125℃)のち、反応容器に
冷却管を取り付け、2.5 kgの生成水を留出した。
その際反応容器内部温度は、125℃から160℃に上
昇した。そしてさらに反応系に四塩化チタン1.3kg
を添加し、2時間反応を継続し合計3時間反応させた。
昇した。そしてさらに反応系に四塩化チタン1.3kg
を添加し、2時間反応を継続し合計3時間反応させた。
本反応生成液中の未溶解古紙率は、134%(古紙重量
基準)であった。
基準)であった。
なお、古紙成分と結合したフェノール量は、100重量
部(古紙100絶乾重量部あたり)であった。
部(古紙100絶乾重量部あたり)であった。
比較例1゜
(生成水留出なし、触媒−段添加)
実施例1と同じ操作を行った。但し、反応系に一段添加
法により四塩化チタン2.6 kgを添加し、反応生成
水を留出することなく、3時間の溶解反応を行った。得
られた反応系中の未溶解古紙率を求めたところ、219
%(古紙ベース)であった。
法により四塩化チタン2.6 kgを添加し、反応生成
水を留出することなく、3時間の溶解反応を行った。得
られた反応系中の未溶解古紙率を求めたところ、219
%(古紙ベース)であった。
この結果は、実施例1に比較すると、未溶解古紙率が、
約40%増大しているものであった。
約40%増大しているものであった。
比較例2゜
(生成水留出なし、触媒分割添加)
実施例1と同じ操作を行った。但し、反応系に四塩化チ
タン1.3 kgを添加し1時間反応後、反応生成水を
留出することなしに、更に四塩化チタン1、3 kgを
添加し、2時間反応させた。得られた反応系中の未溶解
古紙率は、18.8%(古紙重量基準)であった。この
結果は、実施例1に比較すると、未溶解古紙率が、約3
0%増大しているものであった。
タン1.3 kgを添加し1時間反応後、反応生成水を
留出することなしに、更に四塩化チタン1、3 kgを
添加し、2時間反応させた。得られた反応系中の未溶解
古紙率は、18.8%(古紙重量基準)であった。この
結果は、実施例1に比較すると、未溶解古紙率が、約3
0%増大しているものであった。
実施例2゜
(実施例1の反応時間延長例)
実施例1と同じ操作を行った。但し、溶解反応時間を合
計6時間に延長した。得られた反応系中の未溶解古紙率
を測定したところ、8.1%(古紙重量基準)であって
、実施例1の未溶解古紙率(13,4%)よりも更に減
少していた。
計6時間に延長した。得られた反応系中の未溶解古紙率
を測定したところ、8.1%(古紙重量基準)であって
、実施例1の未溶解古紙率(13,4%)よりも更に減
少していた。
比較例3゜
(比較例2の時間延長例)
比較例2と同じ操作を行った。但し、溶解反応時間を合
計6時間に延長、すなわぢ実施例2と同時間反応させた
が得られた反応混合物中の未溶解古紙率は、15,5%
であって、不満足なものであった。
計6時間に延長、すなわぢ実施例2と同時間反応させた
が得られた反応混合物中の未溶解古紙率は、15,5%
であって、不満足なものであった。
比較例4゜
比較例2と同じ操作を行った。但し、溶解反応時間を延
長して、実施例2と同一の未溶解古紙率になるに要する
時間を求めたところ24時間であって、実用的には採用
し得ないものであった。
長して、実施例2と同一の未溶解古紙率になるに要する
時間を求めたところ24時間であって、実用的には採用
し得ないものであった。
実施例3゜
(実施例1の原料変更)
実施例1と同じ操作を行った。但し、古紙原料の代わり
に、セルロースパウダー(脂化成製アビセル)を用いた
。得られた反応混合物中の未溶解セルロース含有率は、
15.2%(セルロース重量基準)であった。
に、セルロースパウダー(脂化成製アビセル)を用いた
。得られた反応混合物中の未溶解セルロース含有率は、
15.2%(セルロース重量基準)であった。
比較例5
(比較例1の原料変更例)
実施例1と同じ操作を行った。但し、古紙原料の代わり
に、セルロースパウダー(アビセル)を用いた。得られ
た反応混合物中の未溶解セルロース含有率は、26.9
%(セルロース重量基準)であった。
に、セルロースパウダー(アビセル)を用いた。得られ
た反応混合物中の未溶解セルロース含有率は、26.9
%(セルロース重量基準)であった。
実施例4゜
(生成水留出且つ後段触媒添加せず)
実施例1と同じ操作を行った。但し、反応生成水の留出
除去後の後段触媒添加を行わなかった。
除去後の後段触媒添加を行わなかった。
得られた反応混合物中の未溶解古紙率(古紙重量基準)
は、25.3%であった。
は、25.3%であった。
比較例6゜
(生成水留出なし、後段触媒添加せず)実施例1と同じ
操作を行った。但し、反応生成水の留出除去、および後
段触媒添加を行わなかった。得られた反応混合物中の未
溶解古紙率は、304%(古紙重量基準)であった。
操作を行った。但し、反応生成水の留出除去、および後
段触媒添加を行わなかった。得られた反応混合物中の未
溶解古紙率は、304%(古紙重量基準)であった。
本発明方法により溶解反応を著しく促進し、リグノセル
ロース−フェノール化合物複合物の実用的製造が可能と
なった。特に、溶解触媒を、反応生成物除去操作の前後
に分割添加することにより、例えば新聞古紙をリグノセ
ルロース材料として用いる場合、得られる反応混合物中
の未溶解古紙の含有率(古紙重量基?!S)を著しく減
少させ、かつ溶解反応所要時間を、従来方法におけるそ
れの約174まで短縮することが可能になった。
ロース−フェノール化合物複合物の実用的製造が可能と
なった。特に、溶解触媒を、反応生成物除去操作の前後
に分割添加することにより、例えば新聞古紙をリグノセ
ルロース材料として用いる場合、得られる反応混合物中
の未溶解古紙の含有率(古紙重量基?!S)を著しく減
少させ、かつ溶解反応所要時間を、従来方法におけるそ
れの約174まで短縮することが可能になった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、リグノセルロース材料と少なくとも1種のフェノー
ル化合物を主成分として含む溶剤とを、加熱下に溶解反
応させるに際し、前記両成分の反応により生成する水を
、反応系外に除去して反応系内の温度上昇を促進し、そ
れによって上記溶解反応を促進することを特徴とする、
リグノセルロース−フェノール化合物複合物の製造方法
。 2、前記反応系に無機酸、有機酸およびルイス酸から選
ばれた少なくとも1種を含有する触媒を、前記反応生成
水除去操作の前、および後において分割添加することを
特徴とする請求項1に記載の方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2187976A JPH0476024A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | リグノセルロース―フェノール化合物複合物の製造方法 |
| US07/588,241 US5110915A (en) | 1989-09-27 | 1990-09-26 | Process for preparation of lignocellulose phenolic compound composite product |
| CA002026406A CA2026406A1 (en) | 1989-09-27 | 1990-09-27 | Process for preparation of lignocellulose phenolic compound composite product |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2187976A JPH0476024A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | リグノセルロース―フェノール化合物複合物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0476024A true JPH0476024A (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=16215434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2187976A Pending JPH0476024A (ja) | 1989-09-27 | 1990-07-18 | リグノセルロース―フェノール化合物複合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0476024A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001342353A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-12-14 | Masamitsu Funaoka | リグノフェノール誘導体とセルロース成分とから成るリグノセルロース系組成物 |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP2187976A patent/JPH0476024A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001342353A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-12-14 | Masamitsu Funaoka | リグノフェノール誘導体とセルロース成分とから成るリグノセルロース系組成物 |
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