JPH0477590B2 - - Google Patents
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- JPH0477590B2 JPH0477590B2 JP59090061A JP9006184A JPH0477590B2 JP H0477590 B2 JPH0477590 B2 JP H0477590B2 JP 59090061 A JP59090061 A JP 59090061A JP 9006184 A JP9006184 A JP 9006184A JP H0477590 B2 JPH0477590 B2 JP H0477590B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- slit
- valved
- wall
- valve
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0067—Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
- A61M25/0074—Dynamic characteristics of the catheter tip, e.g. openable, closable, expandable or deformable
- A61M25/0075—Valve means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0043—Catheters; Hollow probes characterised by structural features
- A61M2025/0063—Catheters; Hollow probes characterised by structural features having means, e.g. stylets, mandrils, rods or wires to reinforce or adjust temporarily the stiffness, column strength or pushability of catheters which are already inserted into the human body
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Hematology (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は非常に軟い可撓性材料から成り2方向
弁を有する脈管用カテーテルであつて、脈管内に
挿入できるようカテーテルの閉端に衝合する内部
プツシユ部材を利用し、更にカテーテルの内外の
差圧が所定値を超過するとカテーテルから流体を
流出せしめ、次の負圧差圧が生じない限り反対方
向には流体が流れないようにした2方向弁付きカ
テーテル及びその製造方法に関するものである。
弁を有する脈管用カテーテルであつて、脈管内に
挿入できるようカテーテルの閉端に衝合する内部
プツシユ部材を利用し、更にカテーテルの内外の
差圧が所定値を超過するとカテーテルから流体を
流出せしめ、次の負圧差圧が生じない限り反対方
向には流体が流れないようにした2方向弁付きカ
テーテル及びその製造方法に関するものである。
従来技術とその問題点
米国特許第4327722号にはカテーテルの閉じた
先端に隣接してスリツト弁を設けた可撓性シリコ
ンラバーカテーテルが開示されている。ここに
「先端」と称するのは患者の身体に挿入するカテ
ーテルの先端を意味し、「末端」と称するのは患
者の身体の外部に位置する後端を意味する。
先端に隣接してスリツト弁を設けた可撓性シリコ
ンラバーカテーテルが開示されている。ここに
「先端」と称するのは患者の身体に挿入するカテ
ーテルの先端を意味し、「末端」と称するのは患
者の身体の外部に位置する後端を意味する。
上記米国特許に開示された弁付きカテーテルは
栄養補給(hyperalimentation)の為に設計され
ており、高い濃度の栄養剤を静脈システムに注入
すると共に、その他の物質、即ち治療用の薬剤等
を静脈を通じて供給するのに使用される。このカ
テーテルの弁はカテーテルの先端に血液が流入す
るのを防止するように設計されている。カテーテ
ルの内部の静水圧がカテーテルの外部の圧力より
所定圧力だけ超過すると、弁のスリツトによつて
構成した開口が拡大してカテーテルの内外に流体
を流す。圧力差がこの所定圧力以下に降下する
と、弁の開口は閉じ、血液がカテーテルに逆流す
るのを防止する。
栄養補給(hyperalimentation)の為に設計され
ており、高い濃度の栄養剤を静脈システムに注入
すると共に、その他の物質、即ち治療用の薬剤等
を静脈を通じて供給するのに使用される。このカ
テーテルの弁はカテーテルの先端に血液が流入す
るのを防止するように設計されている。カテーテ
ルの内部の静水圧がカテーテルの外部の圧力より
所定圧力だけ超過すると、弁のスリツトによつて
構成した開口が拡大してカテーテルの内外に流体
を流す。圧力差がこの所定圧力以下に降下する
と、弁の開口は閉じ、血液がカテーテルに逆流す
るのを防止する。
一方弁を構成するスリツトを有する従来のカテ
ーテルとしては「American Hospital Supply
Export Corporation」の子会社である「Heyer
−Sch−ulte,lnc.」が製造しているPUDBNZ
(商品名)のアトリオセハリツクカテーテルがあ
る。シリコンラバーから成るこのカテーテルは特
殊な設計に成り、脳から脳室の流体を心臓に排出
し過大な脳室圧力を開放するようにしている。そ
してカテーテルの閉端に隣接して等角度に離間し
た4個のスリツトを設けている。設計上、流体は
このスリツトから流出するだけである。このカテ
ーテルの弁がある端部は心臓の右心耳内に配置さ
れ、従つて血液が心臓から脳室に流入するのを防
止している。これはPUDENZのアトリオセハリ
ツクカテーテルを基本的に設計上使用したもので
あるが、治療用の薬剤を脈管システムに注入する
のにたまたま使用されている。
ーテルとしては「American Hospital Supply
Export Corporation」の子会社である「Heyer
−Sch−ulte,lnc.」が製造しているPUDBNZ
(商品名)のアトリオセハリツクカテーテルがあ
る。シリコンラバーから成るこのカテーテルは特
殊な設計に成り、脳から脳室の流体を心臓に排出
し過大な脳室圧力を開放するようにしている。そ
してカテーテルの閉端に隣接して等角度に離間し
た4個のスリツトを設けている。設計上、流体は
このスリツトから流出するだけである。このカテ
ーテルの弁がある端部は心臓の右心耳内に配置さ
れ、従つて血液が心臓から脳室に流入するのを防
止している。これはPUDENZのアトリオセハリ
ツクカテーテルを基本的に設計上使用したもので
あるが、治療用の薬剤を脈管システムに注入する
のにたまたま使用されている。
Extracorporeal Companyによつて正式に市販
されているシリコンラバーの他のスリツト弁付き
一方向カテーテルは脈管内への流入に使用され
た。このカテーテルのスリツト弁はスリツトの長
さが短いため、流体をカテーテルから流出させる
に過ぎない。
されているシリコンラバーの他のスリツト弁付き
一方向カテーテルは脈管内への流入に使用され
た。このカテーテルのスリツト弁はスリツトの長
さが短いため、流体をカテーテルから流出させる
に過ぎない。
上述の端部を閉じた静脈注入用カテーテルの弁
を変更して血管からの逆流が或る限定された条件
下でのみ可能なようにするのが望ましく有利であ
ることを理解している。このような弁のついたカ
テーテルは流体を身体に注入させることができる
だけでなく、分析のため血液又はその他の身体の
流体を取り出したり、過大な圧力を開放したり、
挿入中カテーテルの位置を確認するのに使用する
ことができる。
を変更して血管からの逆流が或る限定された条件
下でのみ可能なようにするのが望ましく有利であ
ることを理解している。このような弁のついたカ
テーテルは流体を身体に注入させることができる
だけでなく、分析のため血液又はその他の身体の
流体を取り出したり、過大な圧力を開放したり、
挿入中カテーテルの位置を確認するのに使用する
ことができる。
米国特許第3885561号には硬膜外麻酔を供給す
るための端部を閉じたカテーテルが開示されてい
る。このカテーテルは複数個の縦のスリツトを有
し、このスリツトを通じて流体をカテーテルから
逃がすことができるが、カテーテルに負圧を加え
ると身体の流体を引き出すことができる。カテー
テル壁は変形しないから、スリツトは縦方向に円
周方向に互いにオフセツトし、単一の直径平面は
1個より多くのスリツトを有せず、隣接するスリ
ツトを担持している直径平面間の角度は少なくと
も45°である。
るための端部を閉じたカテーテルが開示されてい
る。このカテーテルは複数個の縦のスリツトを有
し、このスリツトを通じて流体をカテーテルから
逃がすことができるが、カテーテルに負圧を加え
ると身体の流体を引き出すことができる。カテー
テル壁は変形しないから、スリツトは縦方向に円
周方向に互いにオフセツトし、単一の直径平面は
1個より多くのスリツトを有せず、隣接するスリ
ツトを担持している直径平面間の角度は少なくと
も45°である。
このようなカテーテルは硬膜外麻酔の供給には
使用できるが、医学上の治療の他の分野、特に長
い脈管の治療や処置の分野では重大な数個の欠点
がある。
使用できるが、医学上の治療の他の分野、特に長
い脈管の治療や処置の分野では重大な数個の欠点
がある。
まず、米国特許第3885561号のカテーテルは熱
可塑性材料から成り、曲がつたり、むじれたりせ
ず導入針を通じて組織内に容易に前進するため十
分剛強で硬くなければならない。曲がつたりねじ
れたりするとカテーテルを通る麻酔流体の流れを
阻害し、カテーテルから流体を引き出すのに抵抗
することになる。
可塑性材料から成り、曲がつたり、むじれたりせ
ず導入針を通じて組織内に容易に前進するため十
分剛強で硬くなければならない。曲がつたりねじ
れたりするとカテーテルを通る麻酔流体の流れを
阻害し、カテーテルから流体を引き出すのに抵抗
することになる。
硬い熱可塑性材料を使用すると長い脈管への注
入には不利である。硬いカテーテルは血管の彎曲
部に適合せず、従つて血管の特に彎曲部のルミノ
ール面に当り、血管の内覆組織を刺激し、損傷さ
せる。血管内でのこの作用は内覆組織の炎症を起
こし、局部的な凝血と血栓症とを生ぜしめる傾向
が増大する。更に、剛強で伸長しないカテーテル
の場合、例えば呼吸をしたり或いは腕や手の自発
的な繰返される運動のように繰返し動かされる部
分があると皮膚のカテーテル挿入部と、皮膚への
カテーテル取付点との間の相対運動によつて表皮
の貫入位置でカテーテルが僅かに出入し、皮膚の
上のバクテリヤがカテーテルの表面に沿つて挿入
部の傷の中に進入する。このためカテーテルの挿
入部で感染が起り、この感染はカテーテルに沿つ
てカテーテルを入れた血管内にひろがる可能性が
ある。敗血症が起こるかも知れない。更に、硬い
カテーテルはねじれることがあり、そのためそこ
を流れる治療薬剤の流れを阻害し、又は身体から
流体を取り出すのを妨げる。このことは屈曲およ
び伸長を繰り返す関節を横切つてカテーテルを配
置した場合に特に著しい。従つてこのようなカテ
ーテルは解剖学上使用範囲が制約を受ける欠点が
ある。
入には不利である。硬いカテーテルは血管の彎曲
部に適合せず、従つて血管の特に彎曲部のルミノ
ール面に当り、血管の内覆組織を刺激し、損傷さ
せる。血管内でのこの作用は内覆組織の炎症を起
こし、局部的な凝血と血栓症とを生ぜしめる傾向
が増大する。更に、剛強で伸長しないカテーテル
の場合、例えば呼吸をしたり或いは腕や手の自発
的な繰返される運動のように繰返し動かされる部
分があると皮膚のカテーテル挿入部と、皮膚への
カテーテル取付点との間の相対運動によつて表皮
の貫入位置でカテーテルが僅かに出入し、皮膚の
上のバクテリヤがカテーテルの表面に沿つて挿入
部の傷の中に進入する。このためカテーテルの挿
入部で感染が起り、この感染はカテーテルに沿つ
てカテーテルを入れた血管内にひろがる可能性が
ある。敗血症が起こるかも知れない。更に、硬い
カテーテルはねじれることがあり、そのためそこ
を流れる治療薬剤の流れを阻害し、又は身体から
流体を取り出すのを妨げる。このことは屈曲およ
び伸長を繰り返す関節を横切つてカテーテルを配
置した場合に特に著しい。従つてこのようなカテ
ーテルは解剖学上使用範囲が制約を受ける欠点が
ある。
硬い熱可塑性材料から成るカテーテルのこれ等
の欠点はカテーテルを所定位置に設置して数日、
数週間、数箇月又は静脈カテーテルの場合のよう
に数年にわたつて余病を生ずることなくカテーテ
ルの機能を維持しなければならない場合医学的に
非常に重要である。
の欠点はカテーテルを所定位置に設置して数日、
数週間、数箇月又は静脈カテーテルの場合のよう
に数年にわたつて余病を生ずることなくカテーテ
ルの機能を維持しなければならない場合医学的に
非常に重要である。
また薄く、比較的硬いプラスチツク材料のカテ
ーテルは繰り返して弁が開くと、弁開口に隣接し
て破損することがある。
ーテルは繰り返して弁が開くと、弁開口に隣接し
て破損することがある。
硬い材料から成り弁を有するカテーテルの他の
重要な欠点はカテーテルの弁を通じて身体から引
き出され又は身体に注入される細胞要素に損傷を
生ずることである。硬い熱可塑性材料の場合に
は、弁をいずれかの方向に開くためにはカテーテ
ルの内側と外側との間に可成りの圧力差を生ずる
ことが必要である。カテーテルの弁を通じて注入
される赤血球、白血球又は血小板のような細胞要
素は力と差圧を受け、そのため細胞要素を損傷
し、破壊する危険がある。このため赤血球の溶血
現象やその他の細胞要素の機能的損傷を生じ、強
制的に注入した後はこれ等の細胞要素はその通常
の機能をも早維持しなくなる。このことは身体の
流体を含む細胞要素を硬いカテーテルの弁を通じ
て引出す時も大きな問題になる。即ち、弁を開く
ために大きな負圧を作用させなければならないか
ら、弁を通じて引出される細胞は大きな圧力変化
を受け、細胞が破壊し損傷する。このような弁を
通じて引出された身体の流体について化学的又は
血液学的分析はこの損傷のため不正確なものとな
り、この分析に基づく患者の次の治療が誤つたも
のになる恐れがある。
重要な欠点はカテーテルの弁を通じて身体から引
き出され又は身体に注入される細胞要素に損傷を
生ずることである。硬い熱可塑性材料の場合に
は、弁をいずれかの方向に開くためにはカテーテ
ルの内側と外側との間に可成りの圧力差を生ずる
ことが必要である。カテーテルの弁を通じて注入
される赤血球、白血球又は血小板のような細胞要
素は力と差圧を受け、そのため細胞要素を損傷
し、破壊する危険がある。このため赤血球の溶血
現象やその他の細胞要素の機能的損傷を生じ、強
制的に注入した後はこれ等の細胞要素はその通常
の機能をも早維持しなくなる。このことは身体の
流体を含む細胞要素を硬いカテーテルの弁を通じ
て引出す時も大きな問題になる。即ち、弁を開く
ために大きな負圧を作用させなければならないか
ら、弁を通じて引出される細胞は大きな圧力変化
を受け、細胞が破壊し損傷する。このような弁を
通じて引出された身体の流体について化学的又は
血液学的分析はこの損傷のため不正確なものとな
り、この分析に基づく患者の次の治療が誤つたも
のになる恐れがある。
硬いカテーテルの壁にスリツト状に設けた弁の
他の欠点は硬いプラスチツク材料から成る弁の表
面は数回使用すると絶対的に気密に封鎖する能力
を失なうことである。即ち、内方及び外方に変形
する度に硬い弾性的でない表面は相互に動き、弁
の表面、特に内外の鋭い端縁に永久変形を生ず
る。永久変形が生ずると、希望しないのにカテー
テルの内部に流体を流し、それに不随してカテー
テル内に血餅を生ずる悪影響を生じ、カテーテル
を使用できなくするか、カテーテルを通じて逆流
の出血を生じてカテーテルを外さなければならな
くなる。
他の欠点は硬いプラスチツク材料から成る弁の表
面は数回使用すると絶対的に気密に封鎖する能力
を失なうことである。即ち、内方及び外方に変形
する度に硬い弾性的でない表面は相互に動き、弁
の表面、特に内外の鋭い端縁に永久変形を生ず
る。永久変形が生ずると、希望しないのにカテー
テルの内部に流体を流し、それに不随してカテー
テル内に血餅を生ずる悪影響を生じ、カテーテル
を使用できなくするか、カテーテルを通じて逆流
の出血を生じてカテーテルを外さなければならな
くなる。
本発明の構成と目的
本発明は上述の従来技術の欠点を改良しようと
する要求に答えるものであり、本発明は軟い非常
に可撓性の生物相溶性材料で一端を閉じたカテー
テルを作り、取外し得る内部プツシユ部材をカテ
ーテルの閉端に衝合し、この閉じた端部に隣接し
て簡単な長い寿命の2方向弁を設ける。取外し得
る内部プツシユ部材によつて非常に軟い可撓性の
カテーテルでもカテーテルの閉端にこの内部プツ
シユ部材を押圧することによつて容易に血管内に
入れることができる。この2方向弁は、閉端に隣
接するカテーテルの壁を介して形成された単一の
直線状に延びるスリツトからなつている。このス
リツトに隣接するカテーテル壁の柔軟性が向上さ
れており、それによつて、弁が2方向に望ましい
状態で作動可能となつている。柔軟性を向上させ
るための一つの方法は、カテーテル壁のその部分
を適当な化学薬品に浸すことである。シリンコラ
バーからなるカテーテルに対しては、そのような
化学薬品として、例えばジメチルシロキサンがあ
る。このスリツトの弁は通常の生理学上の圧力で
は閉じたままであるが、十分な圧力差が弁を横切
つて生ずると、スリツトに隣接するカテーテルの
壁を変形させ、スリツトの弁の表面を直接対向さ
せずオリフイスを形成し、このオリフイスを通じ
て流体をカテーテルの内外に流す。
する要求に答えるものであり、本発明は軟い非常
に可撓性の生物相溶性材料で一端を閉じたカテー
テルを作り、取外し得る内部プツシユ部材をカテ
ーテルの閉端に衝合し、この閉じた端部に隣接し
て簡単な長い寿命の2方向弁を設ける。取外し得
る内部プツシユ部材によつて非常に軟い可撓性の
カテーテルでもカテーテルの閉端にこの内部プツ
シユ部材を押圧することによつて容易に血管内に
入れることができる。この2方向弁は、閉端に隣
接するカテーテルの壁を介して形成された単一の
直線状に延びるスリツトからなつている。このス
リツトに隣接するカテーテル壁の柔軟性が向上さ
れており、それによつて、弁が2方向に望ましい
状態で作動可能となつている。柔軟性を向上させ
るための一つの方法は、カテーテル壁のその部分
を適当な化学薬品に浸すことである。シリンコラ
バーからなるカテーテルに対しては、そのような
化学薬品として、例えばジメチルシロキサンがあ
る。このスリツトの弁は通常の生理学上の圧力で
は閉じたままであるが、十分な圧力差が弁を横切
つて生ずると、スリツトに隣接するカテーテルの
壁を変形させ、スリツトの弁の表面を直接対向さ
せずオリフイスを形成し、このオリフイスを通じ
て流体をカテーテルの内外に流す。
本発明の基本的な目的はカテーテルの挿入や長
期間にわたる静脈内への設置に起因する身体の血
管の損傷を減らし、炎症、血栓症及び敗血症のよ
うな複雑な症状を防止できるよう非常に軟い、可
撓性のある生物相溶性材料から成る二方向弁を有
するカテーテルを得るにある。
期間にわたる静脈内への設置に起因する身体の血
管の損傷を減らし、炎症、血栓症及び敗血症のよ
うな複雑な症状を防止できるよう非常に軟い、可
撓性のある生物相溶性材料から成る二方向弁を有
するカテーテルを得るにある。
本発明の他の目的はカテーテルの閉端である先
端に衝合する取外し得る内部プツシユ部材を利用
することによつて血管内に導入前進させることが
できる可撓性2方向弁付きカテーテルを得るにあ
る。従つて取外し得る内部プツシユ部材をカテー
テルの閉端に押しつけて力を加えることにより非
常に軟い可撓性ある弁付きカテーテルを血管内に
導入前進させることができる。
端に衝合する取外し得る内部プツシユ部材を利用
することによつて血管内に導入前進させることが
できる可撓性2方向弁付きカテーテルを得るにあ
る。従つて取外し得る内部プツシユ部材をカテー
テルの閉端に押しつけて力を加えることにより非
常に軟い可撓性ある弁付きカテーテルを血管内に
導入前進させることができる。
本発明の更に他の目的はカテーテルがねじれた
り、破損する恐れがなく、繰返し屈曲し、伸長
し、ねじれる関節部を横切つて血管内に設置でき
る二方向弁付きカテーテルを得るにある。
り、破損する恐れがなく、繰返し屈曲し、伸長
し、ねじれる関節部を横切つて血管内に設置でき
る二方向弁付きカテーテルを得るにある。
本発明の付加的目的は湾曲しても恒久的にねじ
れ又は変形することなく、以前の形状を保持し得
る弾性保持特性により恒久的にねじれることがな
いカテーテルを得るにある。本発明の他の目的は
故意に又は付随意に身体を動かしたため皮膚のカ
テーテル挿入部が内外へ摺動するのに抵抗するだ
け強く伸長性があり、皮膚のバクテリアがカテー
テル挿入部の皮膚の下に引き入れられることがな
い2方向弁付きカテーテルを得るにある。
れ又は変形することなく、以前の形状を保持し得
る弾性保持特性により恒久的にねじれることがな
いカテーテルを得るにある。本発明の他の目的は
故意に又は付随意に身体を動かしたため皮膚のカ
テーテル挿入部が内外へ摺動するのに抵抗するだ
け強く伸長性があり、皮膚のバクテリアがカテー
テル挿入部の皮膚の下に引き入れられることがな
い2方向弁付きカテーテルを得るにある。
また本発明の目的は万一誤つて引張つても外れ
るのに抵抗する伸長し得る材料から成るカテーテ
ルを得るにある。
るのに抵抗する伸長し得る材料から成るカテーテ
ルを得るにある。
本発明の他の目的は通常の生理学的状態下では
カテーテル内に血液が逆流するのを防止し、カテ
ーテルの先端に血液が蓄積されるのを防止し、カ
テーテルに流体が流れるのを阻止する血餅の形成
を防止するようにした2方向弁付きカテーテルを
得るにある。このようにして必要に応じカテーテ
ルを不作動にし、引き出すことができる。
カテーテル内に血液が逆流するのを防止し、カテ
ーテルの先端に血液が蓄積されるのを防止し、カ
テーテルに流体が流れるのを阻止する血餅の形成
を防止するようにした2方向弁付きカテーテルを
得るにある。このようにして必要に応じカテーテ
ルを不作動にし、引き出すことができる。
本発明の更に他の目的はカテーテルの後端が事
故で外れた場合にカテーテルを通じて出血する可
能性を防止したカテーテルを得るにある。
故で外れた場合にカテーテルを通じて出血する可
能性を防止したカテーテルを得るにある。
本発明の更に他の目的は複雑な感知測定装置を
必要とせず、カテーテルの先端に逆流するように
血液を流す必要なく、静脈の圧力を測定できる2
方向弁付きカテーテルを得るにある。
必要とせず、カテーテルの先端に逆流するように
血液を流す必要なく、静脈の圧力を測定できる2
方向弁付きカテーテルを得るにある。
本発明の他の目的はカテーテルを配置した血管
に流れる血液のベンチユリ効果によつてカテーテ
ルの弁を開くことがないように弁の開放には十分
な抵抗があり、従つてカテーテルの後端が事故で
外れた場合でも、カテーテルを通じて空気が血液
の流の中に入る可能性を減らした2方向弁付きカ
テーテルを得るにある。このようにして破局的な
血管の閉塞を防止するこちができる。
に流れる血液のベンチユリ効果によつてカテーテ
ルの弁を開くことがないように弁の開放には十分
な抵抗があり、従つてカテーテルの後端が事故で
外れた場合でも、カテーテルを通じて空気が血液
の流の中に入る可能性を減らした2方向弁付きカ
テーテルを得るにある。このようにして破局的な
血管の閉塞を防止するこちができる。
本発明の他の目的は長期間にわたり流入流出方
向に何回も繰返して開閉しても破損しない非常に
柔軟な可撓性材料から成る2方向弁付きカテーテ
ルを得るにある。
向に何回も繰返して開閉しても破損しない非常に
柔軟な可撓性材料から成る2方向弁付きカテーテ
ルを得るにある。
本発明の他の目的は繰返し弁を使用しても弁の
表面の恒久性な変形や、弁の表面の損傷に起因す
る弁の漏洩や故障を生じない軟い弾性材料で製造
した弁を有するカテーテルを得るにある。
表面の恒久性な変形や、弁の表面の損傷に起因す
る弁の漏洩や故障を生じない軟い弾性材料で製造
した弁を有するカテーテルを得るにある。
本発明の更に他の目的は弁に良好な弾性復帰特
性を与えることにより、圧力差により弁に隣接す
るカテーテルに変形を生ぜしめて弁の表面を分離
し、一時的なオリフイスを生ぜしめ、このオリフ
イスを通じて流体を流出入させた後、圧力勾配を
消失せしめると直ちにカテーテルの壁は原位置に
復帰し、弁は直ちに閉じ、血液又は身体の流体が
カテーテル内に逆流するのを防止した弁を有する
カテーテルを得るにある。
性を与えることにより、圧力差により弁に隣接す
るカテーテルに変形を生ぜしめて弁の表面を分離
し、一時的なオリフイスを生ぜしめ、このオリフ
イスを通じて流体を流出入させた後、圧力勾配を
消失せしめると直ちにカテーテルの壁は原位置に
復帰し、弁は直ちに閉じ、血液又は身体の流体が
カテーテル内に逆流するのを防止した弁を有する
カテーテルを得るにある。
本発明の他の目的は僅かな差圧でも作動し、カ
テーテルの弁を通じて細胞要素を取出し又は注入
しても細胞の生理学的作用を実質上損ない、破壊
し又は変更することがない軟い、柔軟な生物相溶
性材料から成る2方向弁付きカテーテルを得るに
ある。
テーテルの弁を通じて細胞要素を取出し又は注入
しても細胞の生理学的作用を実質上損ない、破壊
し又は変更することがない軟い、柔軟な生物相溶
性材料から成る2方向弁付きカテーテルを得るに
ある。
本発明の更に他の目的は化学的又は血液学的特
性に影響を及ぼさず即ち変更させることなく生物
学的流体を弁を通じて取出すことができる2方向
弁付きカテーテルを得るにある。
性に影響を及ぼさず即ち変更させることなく生物
学的流体を弁を通じて取出すことができる2方向
弁付きカテーテルを得るにある。
本発明の最後の目的は製造するのに非常に簡単
で、この簡単であることのため故障することなく
長期にわたり機能する2方向弁付きカテーテルを
得るにある。
で、この簡単であることのため故障することなく
長期にわたり機能する2方向弁付きカテーテルを
得るにある。
図面につき本発明の実施例を次に説明する。
実施例
本発明の原理は第1〜4図に示すように2方向
弁10を有するカテーテルに具体化した場合に特
に有効である。弁10はシリコンラバーのような
耐久性ある可撓性で生物相溶性材料で製造したカ
テーテル12内に配置される。代表的にはこのカ
テーテル材料の硬度は100ジユロメータ硬度以下
であり伸びの%は700までである。好適な材料は
ミシガン州ミツドランドのダウコーニング社から
商品名「SILASTIC」で市販されている約59ジユ
ロメータ硬度のシリコンラバー管がある。カテー
テル12を一部透明にするのが好適であり、これ
により臨床医はカテーテル内に気泡又は血液があ
ること確認することができる。カテーテル12の
先端18を閉じ対称的に丸くするのがよい。反対
端に内部ブシユ20を設けることができ、これに
よりカテーテルを流体源に連結するためのアダプ
タ(図示せず)を取付けることができる。
弁10を有するカテーテルに具体化した場合に特
に有効である。弁10はシリコンラバーのような
耐久性ある可撓性で生物相溶性材料で製造したカ
テーテル12内に配置される。代表的にはこのカ
テーテル材料の硬度は100ジユロメータ硬度以下
であり伸びの%は700までである。好適な材料は
ミシガン州ミツドランドのダウコーニング社から
商品名「SILASTIC」で市販されている約59ジユ
ロメータ硬度のシリコンラバー管がある。カテー
テル12を一部透明にするのが好適であり、これ
により臨床医はカテーテル内に気泡又は血液があ
ること確認することができる。カテーテル12の
先端18を閉じ対称的に丸くするのがよい。反対
端に内部ブシユ20を設けることができ、これに
よりカテーテルを流体源に連結するためのアダプ
タ(図示せず)を取付けることができる。
カテーテル12は比較的外径が小さいから、血
管や周囲の組織に損傷を与えることなく鎖骨下血
管のような血管に容易に挿入することができる。
このためにはカテーテルの外径は3.18mm(0.125
インチ)を越えない必要がある。カテーテルの内
径は十分大きくし、十分早い速度で溶液を流し、
必要な量の栄養素又は薬剤が供給されるようにす
る。適当なカテーテルの例としては外径2.26mm
(0.089インチ)、内径1.32mm(0.052インチ)及び
外径1.75mm(0.069インチ)及び内径1.14mm
(0.045インチ)更に外径1.52mm(0.06インチ)及
び内径1.02mm(0.04インチ)である。これより一
層小さい外径及び内径のカテーテルでもよい。
管や周囲の組織に損傷を与えることなく鎖骨下血
管のような血管に容易に挿入することができる。
このためにはカテーテルの外径は3.18mm(0.125
インチ)を越えない必要がある。カテーテルの内
径は十分大きくし、十分早い速度で溶液を流し、
必要な量の栄養素又は薬剤が供給されるようにす
る。適当なカテーテルの例としては外径2.26mm
(0.089インチ)、内径1.32mm(0.052インチ)及び
外径1.75mm(0.069インチ)及び内径1.14mm
(0.045インチ)更に外径1.52mm(0.06インチ)及
び内径1.02mm(0.04インチ)である。これより一
層小さい外径及び内径のカテーテルでもよい。
カテーテルの材料が軟く、柔軟性があるため、
カテーテルを挿入するためには、カテーテル12
の閉端18に衝合する取外し得る内部プツシユ部
材16を利用する必要がある。内部プツシユ部材
16に加えた力によつて、このプツシユ部材の先
端をカテーテル12の閉端に抑しつけ、この閉端
から前進させる。このようにしてこのカテーテル
を血管又はその他身体の間隔に容易に前進させる
ことができる。プツシユ部材16の後端を端部キ
ヤツプ26に固着し、この端部キヤツプを第1図
に示すようにカテーテル12の末端にこの端部キ
ヤツプを嵌着し、挿入操作中、カテーテルの閉端
にプツシユ部材16の先端を衝合する。このよう
にしてプツシユ部材によつてカテーテル端18を
不注意で挿入するのを防止する。
カテーテルを挿入するためには、カテーテル12
の閉端18に衝合する取外し得る内部プツシユ部
材16を利用する必要がある。内部プツシユ部材
16に加えた力によつて、このプツシユ部材の先
端をカテーテル12の閉端に抑しつけ、この閉端
から前進させる。このようにしてこのカテーテル
を血管又はその他身体の間隔に容易に前進させる
ことができる。プツシユ部材16の後端を端部キ
ヤツプ26に固着し、この端部キヤツプを第1図
に示すようにカテーテル12の末端にこの端部キ
ヤツプを嵌着し、挿入操作中、カテーテルの閉端
にプツシユ部材16の先端を衝合する。このよう
にしてプツシユ部材によつてカテーテル端18を
不注意で挿入するのを防止する。
このカテーテル12は短期又は長期の脈管の治
療、栄養補給又は脈管の処置に使用することがで
きる。しかし、超過圧力の開放又は他の脈管以外
の問題の治療にも使用することができる。本発明
の他の用途については当業者には明らかである。
しかし、ここでは脈管に適用した場合を説明す
る。特定の用途には関係なく、カテーテル12は
挿入位置から治療によつて悪影響を受けない丈十
分な大きい適当な血管まで十分長いことが必要で
ある。
療、栄養補給又は脈管の処置に使用することがで
きる。しかし、超過圧力の開放又は他の脈管以外
の問題の治療にも使用することができる。本発明
の他の用途については当業者には明らかである。
しかし、ここでは脈管に適用した場合を説明す
る。特定の用途には関係なく、カテーテル12は
挿入位置から治療によつて悪影響を受けない丈十
分な大きい適当な血管まで十分長いことが必要で
ある。
TDMACヘパリンのような抗凝固性物質をこ
のカテーテルの内外に被着し、カテーテルの表面
に血餅が形成されるのを防止することができる。
しかし、本発明のカテーテルは抗凝固性物質を設
けなくともよい構造である。
のカテーテルの内外に被着し、カテーテルの表面
に血餅が形成されるのを防止することができる。
しかし、本発明のカテーテルは抗凝固性物質を設
けなくともよい構造である。
カテーテルの先端18に近いカテーテルの壁を
切つて形成した単一の直線状スリツト24によつ
てこのカテーテル12に2方向弁10を形成す
る。したがつて、カテーテルの内外に十分な差圧
が作用した時、この弁の付近のカテーテル壁が変
形し、弁の2個の表面が完全に接触せずオリフイ
スを形成し、これを通じて流体をカテーテルの内
外に流す。従つて第4b図に示すように、流体圧
力がカテーテルの内側で外側より所定圧力だけ高
いと、弁10は外方に開く。カテーテルの内部に
吸引圧力即ち負圧が作用すると、カテーテルの外
側の圧力は内側の圧力より高くなる。この差圧が
所定圧力より高くなると、第4c図に示すよう
に、弁10の区域のカテーテルの壁が一部又は完
全に内方に変形し、弁の表面か完全に接触せず、
オリフイスを形成し、カテーテルから流体を引出
す。
切つて形成した単一の直線状スリツト24によつ
てこのカテーテル12に2方向弁10を形成す
る。したがつて、カテーテルの内外に十分な差圧
が作用した時、この弁の付近のカテーテル壁が変
形し、弁の2個の表面が完全に接触せずオリフイ
スを形成し、これを通じて流体をカテーテルの内
外に流す。従つて第4b図に示すように、流体圧
力がカテーテルの内側で外側より所定圧力だけ高
いと、弁10は外方に開く。カテーテルの内部に
吸引圧力即ち負圧が作用すると、カテーテルの外
側の圧力は内側の圧力より高くなる。この差圧が
所定圧力より高くなると、第4c図に示すよう
に、弁10の区域のカテーテルの壁が一部又は完
全に内方に変形し、弁の表面か完全に接触せず、
オリフイスを形成し、カテーテルから流体を引出
す。
通常の生理学的状態下では、このカテーテル弁
は第4a図に示すように閉じている。したがつ
て、カテーテル12の末端即ち後端が外れた場合
でも、体気圧によつて弁を通じて空気をカテーテ
ルから血液の流の中に入れることはなく、血液が
逆流することもない。同様に、この弁を設けたカ
テーテルの先端側に流れる血液のベンチユリ効果
は空気をカテーテルから血液の流れの中に流入さ
せる程大きくない。
は第4a図に示すように閉じている。したがつ
て、カテーテル12の末端即ち後端が外れた場合
でも、体気圧によつて弁を通じて空気をカテーテ
ルから血液の流の中に入れることはなく、血液が
逆流することもない。同様に、この弁を設けたカ
テーテルの先端側に流れる血液のベンチユリ効果
は空気をカテーテルから血液の流れの中に流入さ
せる程大きくない。
カテーテル12は、弁10の付近で処理される
のが望ましい。そして、弁の表面を生物相溶性化
学物質によつて処理することが好ましい。この生
物相溶性化学物質は、カテーテル材を一層柔軟に
し、スリツト付近のカテーテル壁の柔軟性を向上
させる。その結果、カテーテル壁を横切る圧力勾
配を加えることによつて、カテーテル壁のうち処
理された部分が一層容易に変形可能となる。この
ようにしてカテーテルの弁の作用が容易になる。
この化学物質として適当なものはダウコーニング
社から「Dow Corning Fluid 360」の名で市販
されているジメチルシロキサン含有材料がある。
この化学物質を弁の表面と周囲の内外カテーテル
壁に少なくとも1分間加えることによつて十分な
ジメチルシロキサンをシリコンカテーテル壁に局
部的に吸収させ、長期間にわたり、弁の近くのカ
テーテル壁の柔軟性を向上させる。このようにし
てカテーテルの処理した部分を一層柔軟性にし、
カテーテル壁を横切つて圧力勾配を加えることに
よつて一層容易に変形させる。即ちこの化学物質
でカテーテルを処理した後は、処理しなかた場合
より小さい圧力勾配で、弁を開き、カテーテルを
通じて流体を外方に流すことができる。同様に、
カテーテル壁を内方に変形させ、弁の表面を完全
に接触させず、生じたオリフイスを通じて流体を
カテーテル内に流すのに、一層少ない負圧又は吸
引圧力で行なうことができる。このようにして2
方向弁を有するカテーテルの基本的な弁作用を容
易にし、弁を通じて注入された赤血球又はその他
の細胞要素を損傷する可能性を減少させることが
でき、弁の寿命を増大する。例えば内径1.32mm
(0.052インチ)、外径2.26mm(0.089インチ)、弁の
表面の長さ3.175mm(0.125インチ)のSILASTIC
管を、25℃での粘度100CSのポリジメチルシロキ
サンの液体中に5分間浸漬し、279mm(11インチ)
の水銀柱負圧と、152.4mm(6インチ)の水柱正
圧とを加えた時、このスリツトの弁が開く。同様
の管で6.3mm(0.25インチ)の弁の表面の長さの
場合には241.3mm(9.5インチ)の水源柱負圧と、
73.03mm(2.875インチ)の水柱正圧とを加えた
時、この弁が開いた。
のが望ましい。そして、弁の表面を生物相溶性化
学物質によつて処理することが好ましい。この生
物相溶性化学物質は、カテーテル材を一層柔軟に
し、スリツト付近のカテーテル壁の柔軟性を向上
させる。その結果、カテーテル壁を横切る圧力勾
配を加えることによつて、カテーテル壁のうち処
理された部分が一層容易に変形可能となる。この
ようにしてカテーテルの弁の作用が容易になる。
この化学物質として適当なものはダウコーニング
社から「Dow Corning Fluid 360」の名で市販
されているジメチルシロキサン含有材料がある。
この化学物質を弁の表面と周囲の内外カテーテル
壁に少なくとも1分間加えることによつて十分な
ジメチルシロキサンをシリコンカテーテル壁に局
部的に吸収させ、長期間にわたり、弁の近くのカ
テーテル壁の柔軟性を向上させる。このようにし
てカテーテルの処理した部分を一層柔軟性にし、
カテーテル壁を横切つて圧力勾配を加えることに
よつて一層容易に変形させる。即ちこの化学物質
でカテーテルを処理した後は、処理しなかた場合
より小さい圧力勾配で、弁を開き、カテーテルを
通じて流体を外方に流すことができる。同様に、
カテーテル壁を内方に変形させ、弁の表面を完全
に接触させず、生じたオリフイスを通じて流体を
カテーテル内に流すのに、一層少ない負圧又は吸
引圧力で行なうことができる。このようにして2
方向弁を有するカテーテルの基本的な弁作用を容
易にし、弁を通じて注入された赤血球又はその他
の細胞要素を損傷する可能性を減少させることが
でき、弁の寿命を増大する。例えば内径1.32mm
(0.052インチ)、外径2.26mm(0.089インチ)、弁の
表面の長さ3.175mm(0.125インチ)のSILASTIC
管を、25℃での粘度100CSのポリジメチルシロキ
サンの液体中に5分間浸漬し、279mm(11インチ)
の水銀柱負圧と、152.4mm(6インチ)の水柱正
圧とを加えた時、このスリツトの弁が開く。同様
の管で6.3mm(0.25インチ)の弁の表面の長さの
場合には241.3mm(9.5インチ)の水源柱負圧と、
73.03mm(2.875インチ)の水柱正圧とを加えた
時、この弁が開いた。
種々の管の材料及び寸法について必要な希望す
るスリツト長さは実験的に定めることができる。
76.2〜508mm(3〜20インチ)水銀柱圧力の負圧
を与えた時開くようなスリツトを設けるのが望ま
しいことがわかつた。このようなスリツトは適切
な正圧で開いてカテーテルから流体を流すが、同
時に上述したように希望しないのに開くことが防
止される。
るスリツト長さは実験的に定めることができる。
76.2〜508mm(3〜20インチ)水銀柱圧力の負圧
を与えた時開くようなスリツトを設けるのが望ま
しいことがわかつた。このようなスリツトは適切
な正圧で開いてカテーテルから流体を流すが、同
時に上述したように希望しないのに開くことが防
止される。
上述したように、このカテーテル12は中心又
は周縁の脈管の適用部に一時的または恒久的に挿
入される。栄養補給のような一時的または恒久的
な中心脈管の適用部に使用した時は、本願人の米
国特許第4327722号に開示された方法と装置がこ
のカテーテルを身体の適当な血管を指向させるの
に適している。カテーテルの閉端に衝合する内部
プツシユ部材を利用して外力をカテーテルの閉端
を加え、軟い柔軟なカテーテルを血管の中に入れ
ることは上述した通りである。
は周縁の脈管の適用部に一時的または恒久的に挿
入される。栄養補給のような一時的または恒久的
な中心脈管の適用部に使用した時は、本願人の米
国特許第4327722号に開示された方法と装置がこ
のカテーテルを身体の適当な血管を指向させるの
に適している。カテーテルの閉端に衝合する内部
プツシユ部材を利用して外力をカテーテルの閉端
を加え、軟い柔軟なカテーテルを血管の中に入れ
ることは上述した通りである。
2方向弁を有するこのカテーテルは脈管システ
ムに挿入中、臨床医がカテーテルの弁を通じて周
期的に血液を引出すことができ、カテーテルの先
端は血管の中に留まる。一方弁を具えた上述の
SILASTICカテーテルではこのことは不可能であ
る。
ムに挿入中、臨床医がカテーテルの弁を通じて周
期的に血液を引出すことができ、カテーテルの先
端は血管の中に留まる。一方弁を具えた上述の
SILASTICカテーテルではこのことは不可能であ
る。
カテーテル12を適当な脈管又は他の管内に設
置すると、治療薬又は栄養剤を弁10を通じて身
体に注入することができる。しかし、カテーテル
12内の圧力が臨床医又は治療員によつて弁が開
く圧力まで高められるまで、弁は閉じたままであ
り、従つてカテーテルを通じて空気が身体に入る
のを防止し、更に血液その他の流体が身体からカ
テーテルに入るのを防止する。こるようにしてカ
テーテル内に逆流するのを防止するように弁がプ
リセツトされていないと生ずる出血を防止するこ
とができる。同様に、カテーテル内に血餅が生ず
るのを防止する。血餅ができるとカテーテル内の
いずれの方向についても流体の流れが阻止され
る。この脈管システム内での血液の自然のベンチ
ユリ効果は弁を開かせる程は多くない。
置すると、治療薬又は栄養剤を弁10を通じて身
体に注入することができる。しかし、カテーテル
12内の圧力が臨床医又は治療員によつて弁が開
く圧力まで高められるまで、弁は閉じたままであ
り、従つてカテーテルを通じて空気が身体に入る
のを防止し、更に血液その他の流体が身体からカ
テーテルに入るのを防止する。こるようにしてカ
テーテル内に逆流するのを防止するように弁がプ
リセツトされていないと生ずる出血を防止するこ
とができる。同様に、カテーテル内に血餅が生ず
るのを防止する。血餅ができるとカテーテル内の
いずれの方向についても流体の流れが阻止され
る。この脈管システム内での血液の自然のベンチ
ユリ効果は弁を開かせる程は多くない。
流体を供給しなければならない時、臨床医は適
当なポンプ又は注射器によつて、又は流体、栄養
剤又は治療液の容器を高く上げて水柱で約203mm
(8インチ)の弁の開放圧力を超える静水圧ヘツ
ドをあたえることによりカテーテル内の流体圧力
を高め、スリツトによる弁に隣接するカテーテル
の壁を外方に変形させてスリツトを開き、第4b
図に示すようにこの弁を通じて流体を流す。
当なポンプ又は注射器によつて、又は流体、栄養
剤又は治療液の容器を高く上げて水柱で約203mm
(8インチ)の弁の開放圧力を超える静水圧ヘツ
ドをあたえることによりカテーテル内の流体圧力
を高め、スリツトによる弁に隣接するカテーテル
の壁を外方に変形させてスリツトを開き、第4b
図に示すようにこの弁を通じて流体を流す。
カテーテルを注入した患者の脈管圧力を決定す
るためには、流体の流れを開始するか停止される
まで流体の容器を上げ又は下げる。代案として、
流体を圧力計の管に注入して平衡状態に達するよ
うにしてもよい。容器高さ又は圧力計によつて定
まる静的圧力を測定する。次に弁の所定の開放圧
力を差引き、複雑高価な技術を要せず、未熟練者
でも中心脈管圧力を容易に計算することができ、
面倒な感知装置、測定装置が不要であり、カテー
テル内に血餅を生ずる付随する危険なくカテーテ
ルの内部に血液を流入させることができる。この
方法を利用すればカテーテルが故障する恐れなく
中心脈管圧力を連続的に監視することができる。
るためには、流体の流れを開始するか停止される
まで流体の容器を上げ又は下げる。代案として、
流体を圧力計の管に注入して平衡状態に達するよ
うにしてもよい。容器高さ又は圧力計によつて定
まる静的圧力を測定する。次に弁の所定の開放圧
力を差引き、複雑高価な技術を要せず、未熟練者
でも中心脈管圧力を容易に計算することができ、
面倒な感知装置、測定装置が不要であり、カテー
テル内に血餅を生ずる付随する危険なくカテーテ
ルの内部に血液を流入させることができる。この
方法を利用すればカテーテルが故障する恐れなく
中心脈管圧力を連続的に監視することができる。
静脈内の流体の容器が空になり、弁を開いて置
くに十分な圧力が無くなた時、この弁は自動的に
確実に閉じる。したがつた、空気による血栓の危
険は防止される。同様に、流体源が乾燥に向つて
いる時生ずるカテーテル内への血液の流入の危険
が無くなる。
くに十分な圧力が無くなた時、この弁は自動的に
確実に閉じる。したがつた、空気による血栓の危
険は防止される。同様に、流体源が乾燥に向つて
いる時生ずるカテーテル内への血液の流入の危険
が無くなる。
血液の試料を血管から取出す必要がある場合に
は注射器などによつてカテーテルを吸引する。十
分な真空圧力を加えた時、上述したように化学的
に処理された弁に隣接するカテーテルの壁を変形
させ即ち内方に変形させ、弁の表面を互いに正確
に位置させず、即ちオリフイスを形成し、流体を
容易に引出すことができる。例として、内径1.32
mm(0.052インチ)、外径2.26mm(0.089インチ)、
弁の表面長さ3.075mm(0.125インチ)の
SILASTIC管を使用して、25°で粘度10csのポリ
ジメチルシロキサン内にこの管を浸漬した場合、
279.4mm(11インチ)水銀柱負圧と152.4mm(6イ
ンチ)水柱正圧とが加つてスリツト即ち弁が開い
た。同様に管で弁の表面長さ6.35mm(0.25イン
チ)の場合、241.3mm(9.5インチ)水銀柱負圧と
73.03mm(2.875インチ)水柱正圧とが加つた時、
スリツト即ち弁が開いた。これは第4c図のよう
に生じた。或る状況下では流体をカテーテル内に
入れるのを容易にするため、いわゆる「バンプ
(bump)」を与えるのが望ましてことがある。し
かし、これはあくまでも臨床医の判断による。こ
こに「バンプ」とは迅速に十分な負圧を与えて、
弁に隣接するカテーテルを完全に内方に変形させ
ることを意味する。この状態では、カテーテルの
弁を通じて流体は引出されない。しかし、吸引を
釈放すると、カテーテルの壁は円筒形になり始め
る。この形状の変化中、弁の表面は分離し、オリ
フイスを生じ流体を容易に引出すことができる。
は注射器などによつてカテーテルを吸引する。十
分な真空圧力を加えた時、上述したように化学的
に処理された弁に隣接するカテーテルの壁を変形
させ即ち内方に変形させ、弁の表面を互いに正確
に位置させず、即ちオリフイスを形成し、流体を
容易に引出すことができる。例として、内径1.32
mm(0.052インチ)、外径2.26mm(0.089インチ)、
弁の表面長さ3.075mm(0.125インチ)の
SILASTIC管を使用して、25°で粘度10csのポリ
ジメチルシロキサン内にこの管を浸漬した場合、
279.4mm(11インチ)水銀柱負圧と152.4mm(6イ
ンチ)水柱正圧とが加つてスリツト即ち弁が開い
た。同様に管で弁の表面長さ6.35mm(0.25イン
チ)の場合、241.3mm(9.5インチ)水銀柱負圧と
73.03mm(2.875インチ)水柱正圧とが加つた時、
スリツト即ち弁が開いた。これは第4c図のよう
に生じた。或る状況下では流体をカテーテル内に
入れるのを容易にするため、いわゆる「バンプ
(bump)」を与えるのが望ましてことがある。し
かし、これはあくまでも臨床医の判断による。こ
こに「バンプ」とは迅速に十分な負圧を与えて、
弁に隣接するカテーテルを完全に内方に変形させ
ることを意味する。この状態では、カテーテルの
弁を通じて流体は引出されない。しかし、吸引を
釈放すると、カテーテルの壁は円筒形になり始め
る。この形状の変化中、弁の表面は分離し、オリ
フイスを生じ流体を容易に引出すことができる。
弁の周りに凝血を生ずることなく、長期間にわ
たり、カテーテル12とその弁10とを身体内の
閉じた位置に維持することができる。抗凝固性物
質を設けるか設けないかは重大な問題である。し
かし、本発明によればカテーテルの内部に凝血を
生ずるのを防止するようにしてカテーテルに流体
を連続的に流す必要はないし、又抗凝固性物質で
周期的にカテーテルを洗浄する必要がない。血液
の凝血を生ずると脈管内の溶液の流を阻止すると
共に、バクテリヤの発生個所となり敗血症になる
恐れがある。
たり、カテーテル12とその弁10とを身体内の
閉じた位置に維持することができる。抗凝固性物
質を設けるか設けないかは重大な問題である。し
かし、本発明によればカテーテルの内部に凝血を
生ずるのを防止するようにしてカテーテルに流体
を連続的に流す必要はないし、又抗凝固性物質で
周期的にカテーテルを洗浄する必要がない。血液
の凝血を生ずると脈管内の溶液の流を阻止すると
共に、バクテリヤの発生個所となり敗血症になる
恐れがある。
上述したところは本発明の一例を示すに過ぎ
ず、本発明は特許請求の範囲内で種々の変更を加
えることができる。
ず、本発明は特許請求の範囲内で種々の変更を加
えることができる。
第1図は2方向弁を有する本発明カテーテルの
一部断面図、第2図は内部構造を示すため一部を
切除した第1図のカテーテルの部分拡大図、第3
図は第1図のカテーテルの部分拡大図、第4a,
4b及び4c図は弁が閉じた状態及び作動した状
態を示す第3図の4−4線上の断面図である。 10……2方向弁、12……カテーテル、16
……内部プツシユ部材、18……先端又は閉端、
20……内部ブシユ、24……スリツト、26…
…端部キヤツプ。
一部断面図、第2図は内部構造を示すため一部を
切除した第1図のカテーテルの部分拡大図、第3
図は第1図のカテーテルの部分拡大図、第4a,
4b及び4c図は弁が閉じた状態及び作動した状
態を示す第3図の4−4線上の断面図である。 10……2方向弁、12……カテーテル、16
……内部プツシユ部材、18……先端又は閉端、
20……内部ブシユ、24……スリツト、26…
…端部キヤツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弁付きカテーテルであつて、該弁付きカテー
テルが、 a 弾性可撓性材料からなり一端を閉じたカテー
テル管を備え、このカテーテル管は、カテーテ
ル壁によつて囲まれた少なくとも一つの内腔を
有しており、 b 上記カテーテル壁に形成された2方向弁を備
え、 上記2方向弁は、上記カテーテル壁を通つて延
びる、通常は閉じた単一の直線状のスリツトから
なり、 上記スリツトは、通常の生理的な圧力のもとで
は、相互に互いを係合する一対の対向面からな
り、 上記カテーテル壁は、上記スリツトの上記対向
面のうち少なくとも一方に隣接する付近でその柔
軟性が向上されており、 それによつて、所定の正あるいは負の圧力差
が、上記カテーテルの内部と外部の間で存在する
ときに、上記スリツトに隣接するカテーテルの壁
が変形し、これによつて、上記スリツトの対向面
が互いに離されて一時的にオリフイスが形成さ
れ、上記所定の圧力差が正のとき、上記オリフイ
スを介して流体が流出し、上記所定の圧力差が負
のとき、上記オリフイスを介して流体が流入する
ことを特徴とする弁付きカテーテル。 2 特許請求の範囲第1項に記載した弁付きカテ
ーテルであつて、上記弾性材料が100以下のジユ
ロメータ硬度を有することを特徴とする弁付きカ
テーテル。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載した
弁付きカテーテルであつて、上記可撓性材料がシ
リコンラバーからなることを特徴とする弁付きカ
テーテル。 4 特許請求の範囲第1項に記載した弁付きカテ
ーテルであつて、上記可撓性材料がジユロメータ
硬度約59のシリコンラバーからなることを特徴と
する弁付きカテーテル。 5 特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
かに記載した弁付きカテーテルであつて、上記2
方向弁の区域とこれに隣接するカテーテル壁をジ
メチルシロキサンで処理し、これによつて、その
処理されたカテーテル壁の柔軟性を向上させ、上
記2方向弁の作用を容易にしたことを特徴とする
弁付きカテーテル。 6 特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
かに記載した弁付きカテーテルであつて、上記カ
テーテルは、外径2.26mm(0.089インチ)、内径
1.32mm(0.052インチ)であり、上記スリツトは
6.35mm(0.250インチ)の長さを有し、上記2方
向弁の表面と該2方向弁の周囲のカテーテル壁を
ジメチルシロキサンに約5分間浸したことを特徴
とする弁付きカテーテル。 7 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かに記載した弁付きカテーテルであつて、上記ス
リツトの接触縁部のうち少なくとも一方に隣接し
た付近の柔軟性を向上させた上記カテーテル壁
が、化学的に処理された部位を備えることを特徴
とする弁付きカテーテル。 8 特許請求の範囲第7項に記載した弁付きカテ
ーテルであつて、上記カテーテル壁のうち化学的
に処理された部位が、所定の期間ジメチルシロキ
サンに浸された部位であることを特徴とする弁付
きカテーテル。 9 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
4項、第7項又は第8項のいずれか1項に記載し
た弁付きカテーテルであつて、上記スリツトの縁
部に隣接する上記カテーテル壁を内側に開かせ
る、上記内腔と上記カテーテルの外部との間の上
記所定の負の圧力差が、約0.0762水銀柱メートル
(約3水銀柱インチ)から約0.508水銀柱メートル
(約20水銀性インチ)の範囲の圧力差であること
を特徴とする弁付きカテーテル。 10 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、
第4項、第7項又は第8項のいずれか1項に記載
した弁付きカテーテルであつて、上記スリツトの
縁部に隣接する上記カテーテル壁を内側に開かせ
る、上記内腔と上記カテーテルの外部との間の上
記所定の正の圧力差が、約0.0730水柱メートル
(約2.875水柱インチ)から約0.1524水柱メートル
(約6水柱インチ)の範囲の圧力差であることを
特徴とする弁付きカテーテル。 11 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、
第4項、第7項又は第8項のいずれか1項に記載
した弁付きカテーテルであつて、上記一端を閉じ
たカテーテル管の外径が約1.524mm(約0.060イン
チ)から約2.26mm(約0.089インチ)の範囲であ
り、上記一端を閉じたカテーテル管の内径が約
1.016mm(約0.040インチ)から約1.32mm(約0.052
インチ)の範囲にあることを特徴とする弁付きカ
テーテル。 12 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、
第4項、第7項又は第8項のいずれか1項に記載
した弁付きカテーテルであつて、上記スリツトの
長さが約3.175mm(約0.125インチ)から約6.35mm
(約0.250インチ)の範囲にあることを特徴とする
弁付きカテーテル。 13 患者の血管に挿入するカテーテル組立体で
あつて、該カテーテル組立体が、 a 弾性のある生物相溶性材料で形成された中空
カテーテル管を備え、 該中空カテーテル管は、血管に挿入するため
の閉端部と、そことは反対側にある開口端部
と、上記開口端部と閉端部との間を長手方向に
延びる内腔を囲む壁とを有し、 上記中空カテーテル管は、その壁を介して形
成された直線状に延びるスリツトを有し、 そのようなスリツトは、通常の生理的な圧力
のもとでは、相互に互いを係合する一対の対向
面を備え、 上記カテーテル壁の柔軟性が、上記スリツト
の縁部のうち少なくとも一方に隣接する付近で
向上されており、 それによつて、所定の正あるいは負の圧力差
が、上記カテーテル管の内部と外部の間で存在
するときに、上記スリツトに隣接する上記壁が
それぞれ外側と内側に変形し、これによつて、
上記スリツトの対向面が離され、上記所定の圧
力がそれぞれ正あるいは負のときに、流体が上
記スリツトを介して上記カテーテル管で流出入
し、 b 上記カテーテル管の上記内腔内に配置された
可撓性の押圧部材を備え、 該押圧部材は、上記開口端部を介して上記カ
テーテル管から選択的に取り外し可能であり、 上記押圧部材は、第1と第2の端部を有し、 上記押圧部材の第1の端部は、上記カテーテ
ル管の閉端部に当接可能であり、 上記押圧部材は、十分な剛性を有しており、 長手方向に向けられた力を、上記カテーテル
管に向けて導かれた上記押圧部材の第2の端部
に加えることによつて、上記押圧部材の第1の
端部が上記カテーテル管の閉端部を押圧し、こ
れによつて、上記カテーテル管が血管の中に引
かれ、該血管を通つて進められることを補助す
ることを特徴とするカテーテル組立体。 14 特許請求の範囲第13項に記載したカテー
テル組立体であつて、上記押圧部材がワイヤー状
の構造体からなることを特徴とするカテーテル組
立体。 15 特許請求の範囲第13項に記載のカテーテ
ル組立体であつて、長手方向に向けられた上記押
圧力が、上記カテーテル管に向けられた上記押圧
部材の第2の端部に加えられたとき、上記押圧部
材の第1の端部が上記カテーテルの閉端部を貫通
することを防止するための安全手段をさらに備え
たことを特徴とするカテーテル組立体。 16 特許請求の範囲第15項に記載したカテー
テル組立体であつて、上記安全手段が端部キヤツ
プからなり、該端部キヤツプは上記押圧部材の第
2の端部に固定されており、上記押圧部材の第1
の端部が上記カテーテル管の閉端部に当接したと
き、上記端部キヤツプが上記カテーテル管の開口
端部に係合することを特徴とするカテーテル組立
体。 17 特許請求の範囲第13項ないし第16項の
いずれかに記載したカテーテル組立体であつて、
上記可撓性材料がシリコンラバーからなることを
特徴とするカテーテル組立体。 18 特許請求の範囲第13項ないし第17項の
いずれかに記載したカテーテル組立体であつて、
上記弾性材料が100以下のジユロメータ硬度を有
することを特徴とするカテーテル組立体。 19 特許請求の範囲第13項ないし第18項の
いずれかに記載したカテーテル組立体であつて、
上記スリツトの接触縁部のうち少なくとも一方に
隣接する付近でその柔軟性が向上された上記カテ
ーテル壁が、化学的に処理された部位を備えるこ
とを特徴とするカテーテル組立体。 20 特許請求の範囲第19項に記載したカテー
テル組立体であつて、上記カテーテル壁のうち化
学的に処理された部位が、所定の期間ジメチルシ
ロキサンに浸された部位であることを特徴とする
カテーテル組立体。
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