JPH0478045B2 - - Google Patents
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- JPH0478045B2 JPH0478045B2 JP57129222A JP12922282A JPH0478045B2 JP H0478045 B2 JPH0478045 B2 JP H0478045B2 JP 57129222 A JP57129222 A JP 57129222A JP 12922282 A JP12922282 A JP 12922282A JP H0478045 B2 JPH0478045 B2 JP H0478045B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- increment
- level
- volume adjustment
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/32—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices the control being dependent upon ambient noise level or sound level
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は自動音量調整装置に関し、特に周囲
騒音のレベルが高い場所において再生音を良好に
聴取するための自動音量調整装置に関するもので
ある。
騒音のレベルが高い場所において再生音を良好に
聴取するための自動音量調整装置に関するもので
ある。
周囲騒音が大きい場所において再生楽音を聴取
しようとすると、この周囲騒音によつて再生楽音
がマスキングされてしまう場合がある。例えばカ
ーステレオにおいて、自動車の走行中に聴取しよ
うとすると、走行騒音レベルが上昇したとき再生
楽音が走行騒音にマスキングされてしまうことが
ある。
しようとすると、この周囲騒音によつて再生楽音
がマスキングされてしまう場合がある。例えばカ
ーステレオにおいて、自動車の走行中に聴取しよ
うとすると、走行騒音レベルが上昇したとき再生
楽音が走行騒音にマスキングされてしまうことが
ある。
このような問題を解決するものとしては、第1
図に示すような周囲騒音の大きさに対応した利得
制御装置が提案されている。これは、センサー1
によつて周囲騒音を電気信号に変換し、この電気
信号を騒音レベル検出回路2に供給してそのレベ
ルを検出する。そして、この騒音レベル検出回路
2において検出した騒音レベルは、定数回路4に
おいて予め定められた定数Kが乗算されて利得制
御信号Aとして発生される。
図に示すような周囲騒音の大きさに対応した利得
制御装置が提案されている。これは、センサー1
によつて周囲騒音を電気信号に変換し、この電気
信号を騒音レベル検出回路2に供給してそのレベ
ルを検出する。そして、この騒音レベル検出回路
2において検出した騒音レベルは、定数回路4に
おいて予め定められた定数Kが乗算されて利得制
御信号Aとして発生される。
一方、信号入力端子3に供給される外部からの
楽音信号Bは、利得制御回路5を介してパワーア
ンプ6に供給され、ここにおいて増幅された後に
スピーカ7から再生される。この場合、利得制御
回路5は定数回路4から供給される利得制御信号
Aに対応して利得を変化させているために、周囲
騒音レベルが上昇すると、それに伴つてスピーカ
7から再生される楽音レベルも上昇されて聴取を
容易にしている。すなわち、この場合における周
囲騒音レベルと音量との関係は第2図に示すよう
に、周囲騒音aの上昇に伴なつて平均音量bを上
昇する特性を示す。
楽音信号Bは、利得制御回路5を介してパワーア
ンプ6に供給され、ここにおいて増幅された後に
スピーカ7から再生される。この場合、利得制御
回路5は定数回路4から供給される利得制御信号
Aに対応して利得を変化させているために、周囲
騒音レベルが上昇すると、それに伴つてスピーカ
7から再生される楽音レベルも上昇されて聴取を
容易にしている。すなわち、この場合における周
囲騒音レベルと音量との関係は第2図に示すよう
に、周囲騒音aの上昇に伴なつて平均音量bを上
昇する特性を示す。
しかしながら、上記構成による装置において
は、周囲騒音のレベルのみに対応して再生楽音の
レベルを変化させており、楽音信号レベルには無
関係である。従つて、信号のレベル変化が小さい
場合には十分な効果が得られるが、信号レベルの
変化が大きい例えば交響曲では低レベル信号が第
3図aに示すように部分Dにおいてマスキングさ
れてしまう。これに対し、低レベル信号cがマス
キングされないように利得を上げると、第3図b
に示すように高レベル信号eが部分fにおいて音
量過大となつてうるさく聞えたり、またスピーカ
やパワーアンプで歪が生じたりする問題を有して
いる。
は、周囲騒音のレベルのみに対応して再生楽音の
レベルを変化させており、楽音信号レベルには無
関係である。従つて、信号のレベル変化が小さい
場合には十分な効果が得られるが、信号レベルの
変化が大きい例えば交響曲では低レベル信号が第
3図aに示すように部分Dにおいてマスキングさ
れてしまう。これに対し、低レベル信号cがマス
キングされないように利得を上げると、第3図b
に示すように高レベル信号eが部分fにおいて音
量過大となつてうるさく聞えたり、またスピーカ
やパワーアンプで歪が生じたりする問題を有して
いる。
従つて、この発明による目的は、上述した従来
の装置における問題を解決するために、周囲騒音
レベル及び入力楽音信号のレベルにそれぞれ所定
の係数の乗算又は加算して利得制御を行うことに
より、レベル変化の大きな信号に対しても効果的
な音量調整を行い、再生音を良好に聴取すること
ができる自動音量調整装置を提供することを目的
とする。
の装置における問題を解決するために、周囲騒音
レベル及び入力楽音信号のレベルにそれぞれ所定
の係数の乗算又は加算して利得制御を行うことに
より、レベル変化の大きな信号に対しても効果的
な音量調整を行い、再生音を良好に聴取すること
ができる自動音量調整装置を提供することを目的
とする。
以下、図面を用いてこの発明による自動音量調
整装置を詳細に説明する。
整装置を詳細に説明する。
第4図はこの発明による自動音量調整装置の一
般的構成を示す図であつて、第1図と同一部分は
同一記号を用いてその詳細説明を省略してある。
同図において8は信号入力端子3に供給される入
力信号のレベルを検出する入力信号レベル検出回
路、9は周囲騒音レベル検出回路2の出力信号と
入力信号レベル検出回路8の出力信号を入力とし
て演算することにより利得制御回路5を制御する
ための利得制御信号Aを発生する演算制御回路で
あつて、例えば、第5図に示すように構成されて
いる。第5図において10は入力信号レベル検出
回路8から供給される入力信号レベルの基準信号
レベル(So dBs)に対するレベル上昇量(ΔS
dB)に比例した電圧に負の定数αを乗ずる乗算
回路、11は乗算回路10の出力に正の定数βに
対応した電圧を加算する加算回路、12は周囲騒
音レベル検出回路2から供給される基準騒音レベ
ル(No dB(A) SPL)に対するレベル上昇量
(ΔN dB)に対応した出力電圧と加算回路11の
出力を乗算する乗算回路であつて、ΔN(β+
αΔS)に比例した電圧を出力する。13はリミツ
タ回路である。
般的構成を示す図であつて、第1図と同一部分は
同一記号を用いてその詳細説明を省略してある。
同図において8は信号入力端子3に供給される入
力信号のレベルを検出する入力信号レベル検出回
路、9は周囲騒音レベル検出回路2の出力信号と
入力信号レベル検出回路8の出力信号を入力とし
て演算することにより利得制御回路5を制御する
ための利得制御信号Aを発生する演算制御回路で
あつて、例えば、第5図に示すように構成されて
いる。第5図において10は入力信号レベル検出
回路8から供給される入力信号レベルの基準信号
レベル(So dBs)に対するレベル上昇量(ΔS
dB)に比例した電圧に負の定数αを乗ずる乗算
回路、11は乗算回路10の出力に正の定数βに
対応した電圧を加算する加算回路、12は周囲騒
音レベル検出回路2から供給される基準騒音レベ
ル(No dB(A) SPL)に対するレベル上昇量
(ΔN dB)に対応した出力電圧と加算回路11の
出力を乗算する乗算回路であつて、ΔN(β+
αΔS)に比例した電圧を出力する。13はリミツ
タ回路である。
このように構成された装置において、周囲騒音
レベル検出回路2がセンサ1の出力信号を入力す
ると、基準騒音レベルNo、dB(A) SPLに対する
レベル上昇分ΔN dBに比例した直流電圧が出力
される。この場合、基準騒音レベルNo dB(A)
SPLは、音量調整が必要とされる周囲騒音レベル
の下限とし、一般に40〜60dB(A) SPLの間の値
に固定または可変的に設定されるように構成され
ている。なお、周囲騒音レベル検出回路2には、
周囲騒音と楽音を分離する回路、例えば低域通過
フイルタが含まれており、これによつて周囲騒音
レベルのみが検出されるように構成されている。
レベル検出回路2がセンサ1の出力信号を入力す
ると、基準騒音レベルNo、dB(A) SPLに対する
レベル上昇分ΔN dBに比例した直流電圧が出力
される。この場合、基準騒音レベルNo dB(A)
SPLは、音量調整が必要とされる周囲騒音レベル
の下限とし、一般に40〜60dB(A) SPLの間の値
に固定または可変的に設定されるように構成され
ている。なお、周囲騒音レベル検出回路2には、
周囲騒音と楽音を分離する回路、例えば低域通過
フイルタが含まれており、これによつて周囲騒音
レベルのみが検出されるように構成されている。
一方、信号入力端子3に供給される入力信号の
レベルは、入力信号レベル検出回路8において検
出され、基準信号レベルSo dBsに対する上昇分
ΔS dBに比例した直流電圧が出力される。この
場合、基準信号レベルSo dBsは入力信号レベル
の平均値に設定するのが望ましい。また、入力信
号が2チヤンネルの場合には、両チヤンネルの信
号レベルの和を検出すればよい。騒音レベル検出
回路2と信号レベル検出回路8の時定数回路部分
の一実施例を第14図と第15図に各々示す。時
定数τnは抵抗R1とコンデンサC1とにより、時定
数τγは抵抗R2とコンデンサC2とにより、また時
定数τfは抵抗R3とコンデンサC2とにより各々定
まる。なお、Dは逆流防止用のダイオード、A1
は増幅器である。信号レベル検出回路8における
検出時定数は、レベル上昇に対する時定数τγ
(s)よりもレベル低下に対する時定数τf(s)を大
きく、かつこの両方を周囲騒音レベル検出回路2
における検出時定数τn(s)よりも小さく設定する
のが望ましい。楽音信号が小レベルのとき利得が
大きくなるように制御されるので、時定数τγを
小さくしておかないと、急激なレベル増加がある
と極端に大きなレベルとして再生してしまうおそ
れがあり、時定数τγを時定数τfより小さくするこ
とにより自然な再生音を得ることができる。さら
に楽音レベル信号のレベル変化の方が騒音のレベ
ル変化より早いのが一般的であり、時定数τγ、τf
を時定数τnより小さくして急激な変化に追従で
きるようにする。このようにして検出された入力
信号レベル検出回路8の出力信号は、乗算回路1
0において負の係数αが乗じられる。αは周囲騒
音レベルの上昇に対する信号レベルの圧縮度の増
加率を決定する定数であつて、一般には−0.04<
α≦0の値に使用者が任意に設定出来るようにな
つている。そして、この乗算回路10の出力には
加算回路11によつて正の係数βに対応した電圧
が加算される。この場合、βは周囲騒音レベルの
上昇に対する基準レベル入力信号について利得増
加率を決定する定数であつて、一般には0≦β<
1の値に使用者が任意に設定出来るようになつて
いる。12は周囲騒音レベル検出回路2の出力と
加算回路11の出力とを乗算する乗算回路であつ
て、その出力電圧はΔN(β+αΔS)に比例して
いる。なお、乗算回路12として、2象限乗算器
を用い、正極性入力端子に上記周囲騒音レベル検
出回路2の出力を、両極性入力端子に加算回路1
1の出力を接続することにより周囲騒音レベルが
基準騒音レベル以下の時、すなわちΔN≦0のと
きにその出力を0として音量調整が行なわれない
ようにすることができる。このようにして求めら
れた乗算回路12の出力信号は、リミツタ回路1
3を介して利得制御回路5に利得制御信号Aとし
て供給される。この場合、利得制御回路5はその
利得が対数的にリニアに制御することが出来る電
圧制御増幅器等によつて構成される可変利得回路
であるために、その制御感度と乗算回路12の出
力電圧感度とを整合させることにより、信号入力
端子3から供給される入力信号に対する利得△G
dβを、 ΔG=ΔN(β+αΔS) …(1) なる式を満足するように制御することが出来る。
レベルは、入力信号レベル検出回路8において検
出され、基準信号レベルSo dBsに対する上昇分
ΔS dBに比例した直流電圧が出力される。この
場合、基準信号レベルSo dBsは入力信号レベル
の平均値に設定するのが望ましい。また、入力信
号が2チヤンネルの場合には、両チヤンネルの信
号レベルの和を検出すればよい。騒音レベル検出
回路2と信号レベル検出回路8の時定数回路部分
の一実施例を第14図と第15図に各々示す。時
定数τnは抵抗R1とコンデンサC1とにより、時定
数τγは抵抗R2とコンデンサC2とにより、また時
定数τfは抵抗R3とコンデンサC2とにより各々定
まる。なお、Dは逆流防止用のダイオード、A1
は増幅器である。信号レベル検出回路8における
検出時定数は、レベル上昇に対する時定数τγ
(s)よりもレベル低下に対する時定数τf(s)を大
きく、かつこの両方を周囲騒音レベル検出回路2
における検出時定数τn(s)よりも小さく設定する
のが望ましい。楽音信号が小レベルのとき利得が
大きくなるように制御されるので、時定数τγを
小さくしておかないと、急激なレベル増加がある
と極端に大きなレベルとして再生してしまうおそ
れがあり、時定数τγを時定数τfより小さくするこ
とにより自然な再生音を得ることができる。さら
に楽音レベル信号のレベル変化の方が騒音のレベ
ル変化より早いのが一般的であり、時定数τγ、τf
を時定数τnより小さくして急激な変化に追従で
きるようにする。このようにして検出された入力
信号レベル検出回路8の出力信号は、乗算回路1
0において負の係数αが乗じられる。αは周囲騒
音レベルの上昇に対する信号レベルの圧縮度の増
加率を決定する定数であつて、一般には−0.04<
α≦0の値に使用者が任意に設定出来るようにな
つている。そして、この乗算回路10の出力には
加算回路11によつて正の係数βに対応した電圧
が加算される。この場合、βは周囲騒音レベルの
上昇に対する基準レベル入力信号について利得増
加率を決定する定数であつて、一般には0≦β<
1の値に使用者が任意に設定出来るようになつて
いる。12は周囲騒音レベル検出回路2の出力と
加算回路11の出力とを乗算する乗算回路であつ
て、その出力電圧はΔN(β+αΔS)に比例して
いる。なお、乗算回路12として、2象限乗算器
を用い、正極性入力端子に上記周囲騒音レベル検
出回路2の出力を、両極性入力端子に加算回路1
1の出力を接続することにより周囲騒音レベルが
基準騒音レベル以下の時、すなわちΔN≦0のと
きにその出力を0として音量調整が行なわれない
ようにすることができる。このようにして求めら
れた乗算回路12の出力信号は、リミツタ回路1
3を介して利得制御回路5に利得制御信号Aとし
て供給される。この場合、利得制御回路5はその
利得が対数的にリニアに制御することが出来る電
圧制御増幅器等によつて構成される可変利得回路
であるために、その制御感度と乗算回路12の出
力電圧感度とを整合させることにより、信号入力
端子3から供給される入力信号に対する利得△G
dβを、 ΔG=ΔN(β+αΔS) …(1) なる式を満足するように制御することが出来る。
第6図は上記装置における音量調整効果を示す
ものであつて、同図において、入力信号レベルの
最大値はSo+ΔSmax dB、最小値はSo+ΔSmin
dB(ΔSmax>0、ΔSmin<0)とし、縦軸は音
量に対応するように入力信号レベルと利得の和を
dB単位で示してある。また横軸は周囲騒音レベ
ルをdB単位で示してある。そして、周囲騒音レ
ベルが基準騒音レベルNo dB(A) SPL(図中aで
示す)以下においては、音量調整は行なわれず、
ΔG=0となつている。次に周囲騒音レベルが上
昇すると上記(1)式にしたがつて音量調整が行なわ
れる。ここで上昇量ΔN dB(図中bで示す)で
は、平均信号レベル(So dBs)に対する利得
ΔG1は上記(1)にしたがつて、ΔG1=ΔNβとなる。
同様に、最大信号レベル(So+ΔSmax)、最小
信号レベル(So+ΔSmin)に対する利得の増加
を、それぞれΔG2、ΔG3 dBとすると、 ΔG2=ΔN(β+αΔSmax) ΔG2=ΔN(β+αΔSmin) となる。ここで、ΔN≧0、β≧0、α≦0、
ΔSmax>0、ΔSmin<0であるためにΔG2≦
ΔG1≦ΔG3となる。すなわち、信号レベルが小さ
いほど利得は大きく、信号レベル大きいほど利得
が小さくなるように音量調整される。従つて、周
囲騒音レベルによつて、低レベルの入力信号がマ
スキングされることなく、かつ高レベル信号が音
量過大となることがないように適切な音量調整が
行なわれる。また、周囲騒音レベルが充分に低い
(ΔN≦0)場合には、ΔG=0であるために音量
調整を行なわない状態に自動的にもどされる。
ものであつて、同図において、入力信号レベルの
最大値はSo+ΔSmax dB、最小値はSo+ΔSmin
dB(ΔSmax>0、ΔSmin<0)とし、縦軸は音
量に対応するように入力信号レベルと利得の和を
dB単位で示してある。また横軸は周囲騒音レベ
ルをdB単位で示してある。そして、周囲騒音レ
ベルが基準騒音レベルNo dB(A) SPL(図中aで
示す)以下においては、音量調整は行なわれず、
ΔG=0となつている。次に周囲騒音レベルが上
昇すると上記(1)式にしたがつて音量調整が行なわ
れる。ここで上昇量ΔN dB(図中bで示す)で
は、平均信号レベル(So dBs)に対する利得
ΔG1は上記(1)にしたがつて、ΔG1=ΔNβとなる。
同様に、最大信号レベル(So+ΔSmax)、最小
信号レベル(So+ΔSmin)に対する利得の増加
を、それぞれΔG2、ΔG3 dBとすると、 ΔG2=ΔN(β+αΔSmax) ΔG2=ΔN(β+αΔSmin) となる。ここで、ΔN≧0、β≧0、α≦0、
ΔSmax>0、ΔSmin<0であるためにΔG2≦
ΔG1≦ΔG3となる。すなわち、信号レベルが小さ
いほど利得は大きく、信号レベル大きいほど利得
が小さくなるように音量調整される。従つて、周
囲騒音レベルによつて、低レベルの入力信号がマ
スキングされることなく、かつ高レベル信号が音
量過大となることがないように適切な音量調整が
行なわれる。また、周囲騒音レベルが充分に低い
(ΔN≦0)場合には、ΔG=0であるために音量
調整を行なわない状態に自動的にもどされる。
次に、このような装置を用いた場合における基
準音量の設定とその効果の関係について述べる。
ここで基準音量とは個人の好みによる全体的な音
量の大小の指し、周囲騒音が充分に小さいとき
(ΔN≦0)全体的な音量の大小と対応する。信
号レベル検出回路8において、レベル検出の基準
値は通常固定とされている。従つて、この基準音
量設定を信号レベルの検出前に行なうか、後で行
なうかによつて調整効果か異なる。第7図aに制
御定数α、βが同一のとき、テープデツキ、チユ
ーナ等のボリユームによつて基準音量が本装置に
入力される以前に設定された場合(第4図におい
て端子3に入力される信号のレベルを設定する場
合)の調整効果を示し、第7図bは基準音量設定
を信号レベル検出後に本装置内あるいは本装置以
後で行なつた場合(第4図において利得制御回路
5の信号の入力端又は出力端でレベルを設定する
場合の調整効果を示す。ここで第7図において
は、基準音量が大きいほど制御定数βが見かけ上
小さくなる。周囲騒音によるマスキングは、基準
音量が大きいほど少ないと考えられるから、後者
よりも前者の第7図aに示すほうが調整効果上よ
り好ましいものとなる。
準音量の設定とその効果の関係について述べる。
ここで基準音量とは個人の好みによる全体的な音
量の大小の指し、周囲騒音が充分に小さいとき
(ΔN≦0)全体的な音量の大小と対応する。信
号レベル検出回路8において、レベル検出の基準
値は通常固定とされている。従つて、この基準音
量設定を信号レベルの検出前に行なうか、後で行
なうかによつて調整効果か異なる。第7図aに制
御定数α、βが同一のとき、テープデツキ、チユ
ーナ等のボリユームによつて基準音量が本装置に
入力される以前に設定された場合(第4図におい
て端子3に入力される信号のレベルを設定する場
合)の調整効果を示し、第7図bは基準音量設定
を信号レベル検出後に本装置内あるいは本装置以
後で行なつた場合(第4図において利得制御回路
5の信号の入力端又は出力端でレベルを設定する
場合の調整効果を示す。ここで第7図において
は、基準音量が大きいほど制御定数βが見かけ上
小さくなる。周囲騒音によるマスキングは、基準
音量が大きいほど少ないと考えられるから、後者
よりも前者の第7図aに示すほうが調整効果上よ
り好ましいものとなる。
次に、制御定数αの設定範囲について述べる。
本装置によれば、周囲騒音レベルの上昇に伴な
い、αの値にしたがつて信号レベルの圧縮度が増
加するが、|α|が大きくかつΔNが大きい場合
には第8図に示すように音量の大小関係の逆転現
象が生ずる。2つの異なる信号レベルΔS1、ΔS2
(ただしΔS1>ΔS2)に対する利得は前記第(1)式
にしたがい、それぞれ ΔG1=ΔN(β+αΔS1)、 ΔG2=ΔN(β+αΔS2) となる。音量の大小関係が逆転しない条件は、 ΔS1+ΔG1≧ΔS2+ΔG2である。
本装置によれば、周囲騒音レベルの上昇に伴な
い、αの値にしたがつて信号レベルの圧縮度が増
加するが、|α|が大きくかつΔNが大きい場合
には第8図に示すように音量の大小関係の逆転現
象が生ずる。2つの異なる信号レベルΔS1、ΔS2
(ただしΔS1>ΔS2)に対する利得は前記第(1)式
にしたがい、それぞれ ΔG1=ΔN(β+αΔS1)、 ΔG2=ΔN(β+αΔS2) となる。音量の大小関係が逆転しない条件は、 ΔS1+ΔG1≧ΔS2+ΔG2である。
従つて、これらの式からαの範囲は、
−(1/ΔN)≦α≦0
となり、ΔNが大きいほどαの設定範囲が小さく
なる。
なる。
本装置では、ΔNの最大値を25(dB)とし、−
0.04≦α≦0となつている。
0.04≦α≦0となつている。
次に、周囲騒音レベルの上昇に対する利得の減
少現象とその防止法について述べる。前記式(1)か
ら明らかなように、βが小さく、|α|、ΔSが共
に大きな場合には利得ΔGが第9図に示すように
負になる場合がある。この現象を防止するため、
本装置ではダイオード特性を有するリミツタ回路
13を用いることによつてΔG<0にならないよ
うにすることが望ましい。勿論リミツタ回路13
は乗算回路12の入力段に設けてもよい。すなわ
ち、乗算回路12を、両入力が共に正であるとき
のみ出力を発する1象限乗算器構成としてもよ
い。
少現象とその防止法について述べる。前記式(1)か
ら明らかなように、βが小さく、|α|、ΔSが共
に大きな場合には利得ΔGが第9図に示すように
負になる場合がある。この現象を防止するため、
本装置ではダイオード特性を有するリミツタ回路
13を用いることによつてΔG<0にならないよ
うにすることが望ましい。勿論リミツタ回路13
は乗算回路12の入力段に設けてもよい。すなわ
ち、乗算回路12を、両入力が共に正であるとき
のみ出力を発する1象限乗算器構成としてもよ
い。
第10図はこの発明による自動音量調整装置の
他の実施例を示し、第5図と同一部分は同一記号
を用いてある。同図において10′は周囲騒音レ
ベル検出回路2の出力に定数βを乗算する乗算回
路、14は乗算回路10の出力側に設けられたス
イツチであつて、加算回路11は乗算回路10′
の出力とスイツチ14を介して供給される乗算回
路10の出力とを加算し、その出力を利得制御回
路5に供給する。
他の実施例を示し、第5図と同一部分は同一記号
を用いてある。同図において10′は周囲騒音レ
ベル検出回路2の出力に定数βを乗算する乗算回
路、14は乗算回路10の出力側に設けられたス
イツチであつて、加算回路11は乗算回路10′
の出力とスイツチ14を介して供給される乗算回
路10の出力とを加算し、その出力を利得制御回
路5に供給する。
このように構成された回路においては、信号の
圧縮度を周囲騒音レベルによらずに一定としてい
る。このためレベル変化の小さな信号に対しては
切換用のスイツチ14を開き、レベル変化の大き
な信号に対しては、切り換え用のスイツチ14を
閉じることにより第11図に示すような調整効果
が得られる。そして、この場合における制御式
は、 ΔG=βΔN(スイツチ14オフ時) ΔG=βΔN+αΔS(スイツチ14オン時) ただし、β≧0、−1≦α≦0である。
圧縮度を周囲騒音レベルによらずに一定としてい
る。このためレベル変化の小さな信号に対しては
切換用のスイツチ14を開き、レベル変化の大き
な信号に対しては、切り換え用のスイツチ14を
閉じることにより第11図に示すような調整効果
が得られる。そして、この場合における制御式
は、 ΔG=βΔN(スイツチ14オフ時) ΔG=βΔN+αΔS(スイツチ14オン時) ただし、β≧0、−1≦α≦0である。
第12図はこの発明による更に他の実施例を示
す回路図であつて、第10図と同一部分は同一記
号を用いて示してある。同図において加算回路1
1は、負の定数ΔSΤに対応した電圧と、乗算回
路10′の出力とを加算して出力する。また15
は加算回路11の出力を信号レベル検出回路8の
出力から減算する減算回路であつて、その出力側
に乗数αを乗算する乗算回路10が設けられてお
り、その出力がリミツター回路13を介して利得
制御回路5に供給されるようになつている。
す回路図であつて、第10図と同一部分は同一記
号を用いて示してある。同図において加算回路1
1は、負の定数ΔSΤに対応した電圧と、乗算回
路10′の出力とを加算して出力する。また15
は加算回路11の出力を信号レベル検出回路8の
出力から減算する減算回路であつて、その出力側
に乗数αを乗算する乗算回路10が設けられてお
り、その出力がリミツター回路13を介して利得
制御回路5に供給されるようになつている。
このように構成された回路においては、周囲騒
音の増加に対し、マスキングを受けないように低
信号レベルから徐々に音量を上昇させる動作を実
行する。そして、この場合における制御式はγ=
ΔS−βΔN−ΔSΤとすると、 γ<0のとき ΔG=α・γ γ≧0のとき ΔG=0 となり、その制御特性は第13図に示すようにな
る。
音の増加に対し、マスキングを受けないように低
信号レベルから徐々に音量を上昇させる動作を実
行する。そして、この場合における制御式はγ=
ΔS−βΔN−ΔSΤとすると、 γ<0のとき ΔG=α・γ γ≧0のとき ΔG=0 となり、その制御特性は第13図に示すようにな
る。
ただし、β≧0、−1≦α<0であり、ΔSΤは
ΔN=0のとき利得の上昇を行なう信号レベルの
上限であつて固定または可変とする。
ΔN=0のとき利得の上昇を行なう信号レベルの
上限であつて固定または可変とする。
以上説明したように、本発明によれば周囲騒音
レベルに対してだけでなく、入力信号レベルに対
しても自動的に利得制御を行うものであるため
に、特に周囲騒音レベルが高い場所において、レ
ベル変化の大きな楽音信号に対しても、低レベル
時におけるマスキングや高レベル時における音量
過大を生じることなく、効果的に音量調整が行え
るので、発生音を最適な状態で聴取することがで
きる。
レベルに対してだけでなく、入力信号レベルに対
しても自動的に利得制御を行うものであるため
に、特に周囲騒音レベルが高い場所において、レ
ベル変化の大きな楽音信号に対しても、低レベル
時におけるマスキングや高レベル時における音量
過大を生じることなく、効果的に音量調整が行え
るので、発生音を最適な状態で聴取することがで
きる。
第1図は従来の自動音量調整装置を示す回路
図、第2図、第3図a,bは第1図の特性図、第
4図はこの発明の一般的構成を示す図、第5図は
この発明による自動音量調整装置の一実施例を示
す回路図、第6図、第7図a,b、第8図、第9
図は第4図、第5図の特性図、第10図は他の実
施例を示す回路図、第11図は第10図の特性
図、第12図は更に他の実施例を示す回路図、第
13図は第12図の特性図、第14図は騒音レベ
ル検出回路の実施例を示す回路図、第15図は信
号レベル検出回路の実施例を示す回路図である。 1……センサー、2……騒音レベル検出回路、
5……利得制御回路、6……パワーアンプ、7…
…スピーカ、8……信号レベル検出回路、9……
演算制御回路、10,10′……乗算回路、11
……加算回路、12……乗算回路、13……リミ
ツター回路、14……スイツチ、15……減算回
路。
図、第2図、第3図a,bは第1図の特性図、第
4図はこの発明の一般的構成を示す図、第5図は
この発明による自動音量調整装置の一実施例を示
す回路図、第6図、第7図a,b、第8図、第9
図は第4図、第5図の特性図、第10図は他の実
施例を示す回路図、第11図は第10図の特性
図、第12図は更に他の実施例を示す回路図、第
13図は第12図の特性図、第14図は騒音レベ
ル検出回路の実施例を示す回路図、第15図は信
号レベル検出回路の実施例を示す回路図である。 1……センサー、2……騒音レベル検出回路、
5……利得制御回路、6……パワーアンプ、7…
…スピーカ、8……信号レベル検出回路、9……
演算制御回路、10,10′……乗算回路、11
……加算回路、12……乗算回路、13……リミ
ツター回路、14……スイツチ、15……減算回
路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周囲に騒音のある場所において楽音信号を増
幅して再生する装置において、該騒音の所定基準
レベルからの増分ΔNを検出し、該楽音信号の所
定基準レベルからの増分ΔSを検出し、負の係数
αと増分ΔSの積と、正の係数βと増分ΔNの積
との和信号に対応する成分を含む制御信号により
該楽音信号の増幅利得の変化分ΔGを制御するこ
とを特徴とする自動音量調整装置。 2 該増分ΔSの変化範囲が比較的大きい場合の
み該和信号により該変化分ΔGを制御し、該増分
ΔSの変化範囲が比較的小さい場合には該増分
ΔNと該係数βの積に対応して該変化分ΔGを制
御することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の自動音量調整装置。 3 該係数α、βのうち、少なくともいずれか一
方は使用者が任意に設定可能であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項または第2項記載の自
動音量調整装置。 4 該増分ΔNを検出する検出時定数は、該増分
ΔSを検出する検出時定数より大きいことを特徴
とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
れかに記載の自動音量調整装置。 5 該増分ΔSを検出する検出時定数は、該楽音
信号が増大する場合より減少する場合の方が大き
いことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
自動音量調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12922282A JPS58206217A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 自動音量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12922282A JPS58206217A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 自動音量調整装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9040382A Division JPS58206215A (ja) | 1982-04-28 | 1982-05-26 | 自動音量調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58206217A JPS58206217A (ja) | 1983-12-01 |
| JPH0478045B2 true JPH0478045B2 (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15004160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12922282A Granted JPS58206217A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | 自動音量調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58206217A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54141545A (en) * | 1978-04-26 | 1979-11-02 | Biiba Kk | Automatic volume controller |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP12922282A patent/JPS58206217A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58206217A (ja) | 1983-12-01 |
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