JPH0478470A - 瓦等の艶消し塗装方法 - Google Patents

瓦等の艶消し塗装方法

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JPH0478470A
JPH0478470A JP19072390A JP19072390A JPH0478470A JP H0478470 A JPH0478470 A JP H0478470A JP 19072390 A JP19072390 A JP 19072390A JP 19072390 A JP19072390 A JP 19072390A JP H0478470 A JPH0478470 A JP H0478470A
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前田 博身
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湯浅 高弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は最終的に天然の玄武岩の表面状態を呈する、即
ち艶消し天然スレート調の外観を備えた瓦等を得ること
を目的とする。
[従来の技術] 従来、瓦等の表面に艶消し塗膜を形成させるには、仕上
げ塗料中に粗粒の砂、例えば粒度150〜200メツシ
ユの珪砂等を混合するか、炭酸カルシウム又はシリカ等
の体質顔料を多量に混合する手段が用いられて来た。
瓦等の表面の艶を消す処理又は粗面化する処理は外観の
点だけでなく、高所作業の安全を確保する為の滑り止め
としても必要な仕上げである。
珪砂等を塗膜中に存在させる艶゛消し方法の問題点とし
ては、砂による塗装機の摩耗を生ずる外、砂を塗膜中に
均一に分散させることが難しい等の点で十分とは言えず
、また、瓦等の基材表面に天然石風にエンボス等によっ
て凹凸を設けても、珪砂等を含有する塗料を塗布すると
、その風趣が損なわれる場合が往々にして生ずる。
他方、体質顔料を混合する艶消し方法では、塗料中の体
質顔料の混合量を通常PWC40%程度にする必要があ
る。その結果、一般のエマルション塗料の約20%混合
の塗膜に比べて耐候性が約1/4に低下し、防水能力(
耐透水性能力)及びぬ1エフロ−性の何れにおいても同
様に好ましくない影響を及ぼすことが判っている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は従来性なわれてきた前記の様な珪砂等も
体質顔料も用いることなく、又はできる限り少量を用い
るだけで、艶消し塗膜を形成させることができ、しかも
密着性、防水性、耐エフロ−性及び耐候性等に優tた塗
膜を形成させ得る塗装法を提供することにある。
[課題を解決する為の手段コ 本発明の塗装方法は瓦等の表面に、光沢エマルション塗
料、即ち、体質顔料を含有し2ないか、又はそれを少量
しか含有しないエマルション塗料を大過剰に塗装する工
程(i)及び空気等の気体流を当接させる工程(ii)
により、余剰の前記塗料を除去すると共に、気体流の圧
力により、瓦等の表面の空孔に塗料を十分に含浸させ、
かつ平滑な塗膜を形成させ、次いで光沢エマルション塗
料を散点状に点在する様に塗装する工程(iii)によ
り、体質顔料を含有しないか又は少量含有する塗料粒子
からなる多数の微小凹凸表面が生じて、艶消し塗膜が形
成される。
更に詳しくは、次の通りに行なう: 約40〜100℃に予熱された瓦等の表面に、第一のエ
マルション塗料を過剰に塗装する工程(i)の次に、 瓦等の表面に対して気体流を当接させて余剰の前記塗料
を除去すると共に平滑な塗膜を形成させる工程(ii)
及び 指触乾燥した前記の塗膜表面上に、第二のエマルション
塗料な散点状に点在する様に塗装する工程(iii) からなる瓦等の艶消し塗装方法。
必要に応じて、上記の工程(ii)で得られた塗装物を
釣40〜100℃に再加熱した後に上記の工程(iii
)を行なうこともできる。
また、必要に応じて、上記の工程(ii)で得られた第
一のエマルション塗料の塗膜上に、更に第三のエマルシ
ョン塗料を塗布することにより、所望の膜厚を実現する
と共に一層平滑な塗膜を形成させ、該塗膜が指触乾燥し
た時点で上記の工程(iii)を行なうこともできる。
以下、本発明の塗装法を構成する各工程につき詳細に説
明する。
本願方法において、最重要な点は次の通りである: ・工程(i)では約40〜100℃に予熱された瓦等の
表面に第一のエマルション塗料を過剰量例えば、60〜
250 g/m2程度にシャワーコート法又はフローコ
ート法等の手段を用いて塗装する。
次いで、工程(ii)では、瓦等の表面に対して、気圧
約900〜1500 mm/aq程度の空気等の気体流
を吹き付けて余剰の塗料を瓦等の面から除去する。なお
、該塗料の残存量はで約45〜60g/が程度に調整す
ることが適当であるが、これに限定されるものではない
気体流を吹き付ける形でウェット塗膜に当接させること
による効果は次の通りである:・余剰の塗料を除去する
; ・塗膜表面を平滑化する;と共に ・瓦等の表面に塗料を十分に含浸させる。
即ち、瓦等の表面は通常多孔質であることから、その表
面には多数の空孔が存在する。そこで単に塗装するだけ
では、空孔内に塗料が進入しにくい、その結果、塗膜に
ピンホール等が生じ易くなるので、それを防ぐ為に、本
発明では気体流を当接させた際の圧力で塗料を空孔内に
進入させて十分に含浸される様に改良を施した。
次に、該塗膜をセツティングした後、必要に応じて、更
に塗膜上に同様なエマルション塗料を各種のスプレー手
段例えば、エアースプレー、エアレススプレー又は静電
スプレー等を用いて約60〜120g/鳳2程度に塗装
する。
この塗装工程は必須ではないが、所望の膜厚を実現する
為及び−層平滑な塗膜を形成させる為には介在すること
が望ましい工程である 次いで、該塗膜が指触乾燥した後、工程(iii)では
、第二のエマルション塗料をエアースプレー又は静電ス
プレー等の手段によって散点状に点在する様に約15〜
60m2程度に塗装する。
なお、前工程の塗膜が指触乾燥した時点で、すなわち指
で軽く触れた際に塗料が付着しない程度に乾燥した時点
で、工程(iii)に移行する理由は次の点に存する: ・この乾燥状態であれば、工程(iii)で該塗膜上に
散点状に点在する様に塗布された塗料粒子がその下層の
塗膜に対して、十分なアンカー効果を発揮し得る; ・逆に、塗膜の硬化(乾燥)が相当に進んだ状態では、
散点状に点在する塗料粒子がその下層の塗膜に対して十
分なアンカー効果を発揮できないことに起因して、層間
接着性不十分を来す。
・下層塗膜がウェットな状態では、工程(iii)で微
小な凹凸状の塗膜が形成されにくくなる;工程(iii
lにおいて、エマルション塗料をその粒子が散点状に点
在する様に塗装する方法としては、例えば次の様に塗装
を行なえば、目的を達することができる。
・エアースプレー塗装: 塗料量とエアー量とのバランスをエアー過剰とする(例
えば、塗料量20〜100g/a+inに対して、エア
ー量200〜500 n/m1n) 、又は・静電塗装
: エマルション塗料を超微粒子状態として空中に飛散させ
、飛散中(瓦等の表面に塗着する前)に微粒子中の含水
量を低減させて、塗着時点では流動性が殆ど現われない
程度にした状態で塗装。
本発明において「散点状に点在する」とは、エマルショ
ン塗料粒子(固形物)がその下層に位置する塗膜上に、
後述する第4図に示す様に単層に点在して分布している
もの、或は複数個の粒子が相互に重なり合って複層を形
成している場合を言う。
本発明の艶消し塗装方法を図面に基づいて説明する。
第1図において、被塗装基材1である瓦、スレート等の
板状体(本発明においては、「瓦等」と略称することが
ある)がベルトコンベアーによって連続的にゾーンIの
予熱炉2の中に送り込まれて加熱され、温度VJ40〜
100℃に予熱後に、裏側塗装帯(ゾーン■)へ送られ
る。次に、工程(i)としてゾーン■において、基材1
の表側にノズル12からエマルション塗料をシャワー塗
装する。シャワー塗装に代えてフローコーター塗装も用
い得る。
次に同じくゾーン■において、工程(ii)として、前
工程で大過剰に塗布された塗料をエアーノズル13から
の空気吹き付けによって、押し流して除去(カッティン
グ)し、平滑な第一塗膜を得る。
続いて、セツティング空間(ゾーン■)を通過した後、
塗装帯(ゾーンV)において第一塗膜の上に第二塗膜を
エアースプレー、エアーレススジ1ノー又は静電スプレ
ー等の塗装機14を用いて形成する。
次の再加熱帯(ゾーン■)は艶消し塗装前の基材温度を
調整する為のものであるから、必須ではないが、基材温
度が約40℃よりも低くなる場合には、設置されること
が望ましい。このゾーンにおいて、基材lは約40〜1
00”Cに調温される。
更に、工程(iii)として、ゾーン■において再加熱
されたか又はされていない基材lに塗装帯(ゾーン■)
において、塗装機15を用いて艶消し塗装を施す。この
塗装においては、前述の通りにエアスプレー又は静電塗
装機を用いることが好まし、い。
なお、前記第−塗膜又は第二塗膜が指触乾燥した時点で
、第三のエマルション塗料をその塗料粒子が散点状に点
在する様に塗装する結果、該塗膜(塗料粒子)がその下
に位置する塗膜層に対してアンカー効果によって良好に
密着する状態が実現される。
最後に、セツティング空間(ゾーン■)を通過した後、
塗装物は乾燥炉(ゾーンX)へ送られ、50〜150℃
に30−200秒間加熱されて完全に硬化する。
本発明の塗装方法において用いらするエマルション塗料
としては、通常の市販エマルション塗料を用いることが
できる。中でも5好ましいものは熱可塑性アクリル樹脂
[平均分子量5万〜100万、最低造膜温度(MFT)
 0〜b〜40重量%、顔料2〜10重量%に加えて、
成膜助剤、分散剤等の各種助剤0.1〜5重量%及び残
部が水(場合により、少量の有機溶剤も併用可能)から
なる水性エマルション塗料である。
このエマルション塗料の固形分は第一のエマルション塗
料及び第三のエマルション塗料においては、30〜40
重量%、第二のエマルション塗料においては、40−4
5重量%とすることが望ましい。
以下、本発明を実施例によって更に具体的に説明する。
なお、実施例中の「部」及び「%」は重量基準である。
実施例1 〈エマルション塗料組成〉 熱可塑性アクリル樹脂  60重量部 [MFT 5℃、平均分子量15〜20万]カーボンブ
ラツク     2重量部 タルク          8重量部 添加剤:         7重量部 計         100重量部 くエマルション塗料性状〉 ・第−及び第三のエマルション塗料性状上記エマルショ
ン塗料に水を加えて、その粘度を13秒720℃(フォ
ードカップNo、 4)に調製した塗料。
・第二のエマルション塗料性状: 上記エマルション塗料に水を加えて、その粘度を40秒
に調製した塗料。
〈塗装操作〉 (1) 上記第一のエマルション塗料をシャワー塗装装
置を用いて、坪量200 g/va’に塗布し、次いで
エアーをエアー圧1300 I1m/aQで吹き付けて
過剰の塗料を除去し、平滑な表面の塗膜(55g/at
’)を形成させた。
(2)約2525秒間セラディング第三のエマルション
塗料をエアレススプレー塗装機によって65 g/m”
に塗布し、約30秒間セツティングを行なった。
(3)瓦表面の温度が60℃になる様に該瓦を再加熱し
た。この時点で、第三のエマルション塗膜は指触乾燥し
ていた。
(4)第二のエマルション塗料をエアースプレー塗装機
によって、散点状に20 g/m”になる様に塗布し、
約20秒間セツティングを行なって、80℃に加熱した
得られた塗装瓦の塗膜表面には、微小な凹凸が形成され
、その光沢が60度鏡面反射率3を示したことから、十
分に艶消しされた塗膜が形成されていたことが判った。
また、得られた塗装瓦のサンシャインウェザオメーター
を用いた3000時間の促進耐候性試験においても、異
状が認めらねなかったことから、耐候性に優れているこ
とが確認できた。
比較の為に付言すると、従来の体質顔料を多量(PWC
40%)に添加した艶消し塗料を用いた塗装瓦は同一の
試験において、約1500時間以内で白化することが知
られている。
得られた塗装瓦を水中に1ケ月間浸漬しても、剥離等が
発生せず、塗膜の密着性及び耐水性等の何れも優れてい
ることが判明した。
E発明の効果〕 本発明の!!消し塗装法によれば、各塗装段階における
層間がアンカー効果によって、強固に密着されると共に
、気体流を当接させることによって塗料を瓦等の表面の
空孔に十分に含浸させることができた結果、塗膜の密着
性(耐剥離性)に優れた塗膜が得られる。
更に、本発明の艶消し塗装法は多量の体質顔料等の混合
による従来の艶消し塗装法ではないことから、緻密な塗
膜を形成することができる。その結果、耐水性及び1律
挨性にも優れた艶消し塗膜が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の艶消し塗装方法の全工程を示すフロー
シート、第2図は本発明の塗装方法を構成する各工程に
おける塗装の実状を示す作業図、第3図は本発明の塗装
方法によって作成された艶消し塗膜付瓦の表面及び断面
を示す断面見積り図及び第4図は本発明の艶消し塗装方
法によって形成され、散点状に点在する塗料粒子の単層
膜及び複層膜の断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)約40〜100℃に予熱された瓦等の表面に、第
    一のエマルション塗料を過剰に塗装する工程(i)の次
    に、瓦等の表面に対して気体流を当接させて余剰の前記
    塗料を除去すると共に平滑な塗膜を形成させる工程(i
    i)及び指触乾燥した前記の塗膜表面上に、第二のエマ
    ルション塗料を散点状に点在する様に塗装する工程(i
    ii)からなることを特徴とする瓦等の艶消し塗装方法
  2. (2)請求項1の工程(ii)において得られた瓦等を
    40〜100℃に再加熱した後に、第二のエマルション
    塗料を散点状に点在する様に塗装する工程(iii)と
    からなることを特徴とする瓦等の艶消し塗装方法。
  3. (3)請求項1の塗装方法において、余剰の塗料を除去
    した第一のエマルション塗料塗膜をセッティングした後
    、第三のエマルション塗料を塗装し、該塗膜が指触乾燥
    した後、第二のエマルション塗料を散点状に点在する様
    に塗装することを特徴とする瓦等の艶消し塗装方法。
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