JPH0478716B2 - - Google Patents
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- JPH0478716B2 JPH0478716B2 JP57098111A JP9811182A JPH0478716B2 JP H0478716 B2 JPH0478716 B2 JP H0478716B2 JP 57098111 A JP57098111 A JP 57098111A JP 9811182 A JP9811182 A JP 9811182A JP H0478716 B2 JPH0478716 B2 JP H0478716B2
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は高靱性高耐摩耗性工具鋼に関し、さら
に詳しくは、鋼粉を熱間静水圧処理(HIP処理)
により緻密化させるという粉末治金法により製造
されした高靱性高耐摩耗性工具鋼に関する。 [従来の技術] 従来から、Cr系工具鋼が冷間圧延用ロール材、
冷間加工用金型等に広く使用されている。 しかしながら、種々の素材の加工に際して、近
年になつて高精度、低コストが強く要求され、か
つ、被加工材の高硬度化、加工速度の高速化等に
よる工具の使用条件が一層苛酷なものとなつてき
ている。そのため、CおよびCrの含有量を増加
させて耐摩耗性の改善を図つてきたが、一方、高
合金化により靱性や加工性が著しく低下するとい
う問題が発生した。 さらに、上記の問題と共に加工法も冷間成形−
焼結というプロセスを採用するために、密度およ
び硬度を向上させることができないという問題も
発生した。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記に説明した従来から使用されて
きているCr系工具鋼の種々の問題点を解決した
ものであり、例えば、JIS G4404 SKD11より靱
性、耐摩耗性に優れた鋼粉を熱間静水圧処理
(HIP処理)により焼結および緻密化させる粉末
治金法により製造された高靱性高耐摩耗性工具鋼
を提供するものである。 [課題を解決するための手段] 本発明に係る高靱整高耐摩耗性工具鋼は、 鋼粉を熱間静水圧処理により焼結および緻密化
させた工具鋼であつて、含有成分、成分割合は、 Cr15〜21%、 Cを7≦Cr%/(C%−0.2V%)≦11 の比率 で含有し、さらに、 V3.5%以下、W0.3%以上、Mo0.15%以上で、
かつ、 (W+2Mo)8%以下 の1種または2種以上 を含み、残部Feおよび不純物からなり抗折力250
Kg/mm2以上の高靱性高耐摩耗性HIP処理工具鋼を
要旨とするものである。 本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼について
詳細に説明する。 先ず、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼の
含有成分、成分割合について説明する。 Crは基質および炭窒化物中に存在して焼入れ
性を改善し、焼戻し効果、高温硬さを付与する元
素であり、その含有量が15%未満ではこれらの効
果は少なく、また、含有量が21%を越えるとこれ
らの効果が飽和してしまうと共に、焼なまし硬さ
が増大して機械加工性を劣化させる。よつて、
Cr含有量は15〜21%とする。 Cは硬度を付与する元素であり、M7C3のCr系
炭化物中最高の硬さを示す炭化物を形成するが、
このCr系炭化物中最高の硬さを示すためには、
Cr%とC%との比が重要であり、Cr%/C%が
7未満ではマトリツクスへのCの固溶量の増加に
より靱性の低下が著しく、また、Cr%/C%が
11を越えると硬さが不充分となる。また、Vが含
有されると、VはCrより炭化物を生成し易くVC
として結合するものであるから、V含有量1%に
対してCを0.2%多く含有させなければならず、
V含有の場合のCは7≦Cr%/(C%−0.2V%)
≦11とするのである。 なお、Cr含有量については後述する第2図な
いし第6図の説明より明らかであるが、17〜21%
の範囲が好ましいものであり、また、C含有量お
よびCとCrとの含有量の関係についても後述す
る第8図〜第12図の説明から明らかである。 Vは2次硬化による熱処理硬さが増加し、耐摩
耗性を向上させる元素であるが、多く含有される
と靱性や加工性が低下するようになる。よつて、
V含有量は3.5%以下とする。 Moもまた2次硬化による熱処理硬さを増加さ
せ、耐摩耗性を向上させる。そのためには0.15%
以上を含有させることが必要であるが、多く含有
させると靱性や加工性が低下する。また、Wは工
具鋼ではMoと略同様な働きをし、そのためには
0.3%以上を含有させることが必要であるが、多
く含有させると靱性、加工性が低下する。従つ
て、WとMoには含有量の上限が必要で、Wの場
合、その効果はMoの約1/2(重量比)に相当す
るので、Mo,Wを単独、または、複合して含有
させる場合には、含有量は(1/2W+Mo)≦4
%、即ち、(W+2Mo)≦8%とする。 なお、不純物として、Si,Mn,P,S,Niお
よびN等が含有されることがあるが、Niは含有
量は1%以下とすることが望ましい。 また、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼の
製造方法として、従来の冷間成形−焼結による方
法では、密度は向上せず、抗折力も低いものとな
るので、HIP処理されることが必要である。 [実施例] 次いで、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼
の実施例について比較材と共に説明する。 実施例 ガスアトマイズ法により、C2〜3%、Cr8〜25
%およびその他の成分を含む鋼粉としてから、
HIP処理(1100℃、2000atm、2時間処理)によ
り微細化したビレツトを供試材とした。その含有
成分、成分割合は第1表に示す通りである。 なお、第1表中の(イ)はC含有量を各々2%、3
%台の一定とし、Cr含有量を変化させた鋼で、
第1図〜第6図に実線Aと破線Bとで各々結ばれ
プロツトされている鋼、(ロ)はCr含有量を18%台
の一定とし、C含有量を変化させて第7図〜第1
2図に実線Dで各々結ばれてプロツトされている
鋼、(ハ)はC含有量が2〜3%の範囲に含有され、
かつ、Cr含有量が18%台と一定である鋼のV含
有量を変化させたものであり、第15図、第16
図に実線Dで各々結ばれてプロツトされている
鋼、(ニ)は2%C−18%Cr鋼で、各々Moの有無が
違うのみの鋼であり、第17図、第18図に各々
棒グラフ化された鋼である。
に詳しくは、鋼粉を熱間静水圧処理(HIP処理)
により緻密化させるという粉末治金法により製造
されした高靱性高耐摩耗性工具鋼に関する。 [従来の技術] 従来から、Cr系工具鋼が冷間圧延用ロール材、
冷間加工用金型等に広く使用されている。 しかしながら、種々の素材の加工に際して、近
年になつて高精度、低コストが強く要求され、か
つ、被加工材の高硬度化、加工速度の高速化等に
よる工具の使用条件が一層苛酷なものとなつてき
ている。そのため、CおよびCrの含有量を増加
させて耐摩耗性の改善を図つてきたが、一方、高
合金化により靱性や加工性が著しく低下するとい
う問題が発生した。 さらに、上記の問題と共に加工法も冷間成形−
焼結というプロセスを採用するために、密度およ
び硬度を向上させることができないという問題も
発生した。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記に説明した従来から使用されて
きているCr系工具鋼の種々の問題点を解決した
ものであり、例えば、JIS G4404 SKD11より靱
性、耐摩耗性に優れた鋼粉を熱間静水圧処理
(HIP処理)により焼結および緻密化させる粉末
治金法により製造された高靱性高耐摩耗性工具鋼
を提供するものである。 [課題を解決するための手段] 本発明に係る高靱整高耐摩耗性工具鋼は、 鋼粉を熱間静水圧処理により焼結および緻密化
させた工具鋼であつて、含有成分、成分割合は、 Cr15〜21%、 Cを7≦Cr%/(C%−0.2V%)≦11 の比率 で含有し、さらに、 V3.5%以下、W0.3%以上、Mo0.15%以上で、
かつ、 (W+2Mo)8%以下 の1種または2種以上 を含み、残部Feおよび不純物からなり抗折力250
Kg/mm2以上の高靱性高耐摩耗性HIP処理工具鋼を
要旨とするものである。 本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼について
詳細に説明する。 先ず、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼の
含有成分、成分割合について説明する。 Crは基質および炭窒化物中に存在して焼入れ
性を改善し、焼戻し効果、高温硬さを付与する元
素であり、その含有量が15%未満ではこれらの効
果は少なく、また、含有量が21%を越えるとこれ
らの効果が飽和してしまうと共に、焼なまし硬さ
が増大して機械加工性を劣化させる。よつて、
Cr含有量は15〜21%とする。 Cは硬度を付与する元素であり、M7C3のCr系
炭化物中最高の硬さを示す炭化物を形成するが、
このCr系炭化物中最高の硬さを示すためには、
Cr%とC%との比が重要であり、Cr%/C%が
7未満ではマトリツクスへのCの固溶量の増加に
より靱性の低下が著しく、また、Cr%/C%が
11を越えると硬さが不充分となる。また、Vが含
有されると、VはCrより炭化物を生成し易くVC
として結合するものであるから、V含有量1%に
対してCを0.2%多く含有させなければならず、
V含有の場合のCは7≦Cr%/(C%−0.2V%)
≦11とするのである。 なお、Cr含有量については後述する第2図な
いし第6図の説明より明らかであるが、17〜21%
の範囲が好ましいものであり、また、C含有量お
よびCとCrとの含有量の関係についても後述す
る第8図〜第12図の説明から明らかである。 Vは2次硬化による熱処理硬さが増加し、耐摩
耗性を向上させる元素であるが、多く含有される
と靱性や加工性が低下するようになる。よつて、
V含有量は3.5%以下とする。 Moもまた2次硬化による熱処理硬さを増加さ
せ、耐摩耗性を向上させる。そのためには0.15%
以上を含有させることが必要であるが、多く含有
させると靱性や加工性が低下する。また、Wは工
具鋼ではMoと略同様な働きをし、そのためには
0.3%以上を含有させることが必要であるが、多
く含有させると靱性、加工性が低下する。従つ
て、WとMoには含有量の上限が必要で、Wの場
合、その効果はMoの約1/2(重量比)に相当す
るので、Mo,Wを単独、または、複合して含有
させる場合には、含有量は(1/2W+Mo)≦4
%、即ち、(W+2Mo)≦8%とする。 なお、不純物として、Si,Mn,P,S,Niお
よびN等が含有されることがあるが、Niは含有
量は1%以下とすることが望ましい。 また、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼の
製造方法として、従来の冷間成形−焼結による方
法では、密度は向上せず、抗折力も低いものとな
るので、HIP処理されることが必要である。 [実施例] 次いで、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼
の実施例について比較材と共に説明する。 実施例 ガスアトマイズ法により、C2〜3%、Cr8〜25
%およびその他の成分を含む鋼粉としてから、
HIP処理(1100℃、2000atm、2時間処理)によ
り微細化したビレツトを供試材とした。その含有
成分、成分割合は第1表に示す通りである。 なお、第1表中の(イ)はC含有量を各々2%、3
%台の一定とし、Cr含有量を変化させた鋼で、
第1図〜第6図に実線Aと破線Bとで各々結ばれ
プロツトされている鋼、(ロ)はCr含有量を18%台
の一定とし、C含有量を変化させて第7図〜第1
2図に実線Dで各々結ばれてプロツトされている
鋼、(ハ)はC含有量が2〜3%の範囲に含有され、
かつ、Cr含有量が18%台と一定である鋼のV含
有量を変化させたものであり、第15図、第16
図に実線Dで各々結ばれてプロツトされている
鋼、(ニ)は2%C−18%Cr鋼で、各々Moの有無が
違うのみの鋼であり、第17図、第18図に各々
棒グラフ化された鋼である。
【表】
※:本発明。
【表】
先ず、C含有量のCr含有量と種々の特性との
関係に与える影響を調べるため第1表の鋼の中か
らC含有量が2%と3%の(イ)を選択して試験を行
つた。 なお、第1図〜第6図において、AはC2%材、
BはC3%材、CはSKD11(溶解材)を示すもので
ある。 第1図は、以下の特性試験を行なう際の試験条
件のうち、焼入れ温度を選定するための試験結果
を示している。 即ち、第1図は単に各鋼のCr含有量において、
最高の焼入れ硬さとなる焼入れ温度との関係を示
す。 以下に説明する各試験は、もともと耐摩耗性向
上を目的とするため、各Cr含有量に対応した最
高焼入れ硬さを示す焼入れ温度に15分間保持後油
冷し、150〜600℃で焼戻しを行なう条件によつて
製造した試験材により行なつた。 第2図はCr含有量と硬さの関係を示すが、特
に、500℃焼戻し硬さを示してあり、実線Aに示
すように2%CでCr含有量が18%までは硬さが
著しく増加するが、Cr含有量が18%を越えても
硬さが増加せず大差がない。しかし、破線Bで示
すように3%Cは同じCr含有量(10%〜20%)
では硬さは2%Cに比して低いことがわかる。 第3図はCr含有量と抗折力との関係を示す。
実線Aの2%CはCr量によらず高靱性を示すが、
破線Bの3%Cは実線Aの2%Cよりも抗折力が
劣つているものの、18%のCr鋼が最高の靱性を
示している。従つて、3%Cの場合を考慮するな
らばCrが18%程度が好ましいことがわかる。 第4図、第5図はHv750における大越式摩耗試
験機による摩耗特性を、摩擦速度0.3m/secの酸
化摩耗領域(第4図)と摩擦速度2.86m/secの
凝着摩耗領域(第5図)とについて、夫々Cr含
有量と比摩耗量との関係を示したものである。 この場合の摩擦条件は次の通りである。 相手材:SCM415 摩擦距離:400m 最終荷重:6.3Kg 潤滑:無し 即ち、第4図の酸化摩耗(アブレツシブ摩耗)
領域では、2%C(実線A)の方が3%C(破線
B)より優れ、何れの場合もCr量が多い程耐摩
耗性に優れている。また、第5図の凝着摩耗領域
では2%C、3%C共にCr含有量が18%以上は
耐摩耗性に変わりはない 従つて、第4図および第5図の結果より、耐摩
耗性の点からはCr量は最低17%以上必要である
ことがわかる。 第6図はCr含有量と焼なまし硬さとの関係を
示したもので、焼なまし硬さは、アトマイズ粉→
HIP処理→(熱間加工)→焼なまし→機械加工→
熱処理(焼入れ、焼戻し)される製造行程からす
ると、機械加工の点で低い方が好ましい。また、
第6図から3%CはCr量の影響をあまり受けな
いものの、2%CはCrが20%を越えると焼なま
し硬さが急に立ち上がつており、工具製造に大き
な影響を与える焼なまし硬さの観点からは、Cr
量は最大21%以下に抑える必要があることがわか
る。 以上の特に第5図、第6図の結果より、Cr含
有量は耐摩耗性の観点からは17%以上で、焼なま
し硬さの観点からは、21%以下とする必要のある
ことが裏付けられる。 次に、C含有量によつてCr含有量と特性との
関係は大きく影響をうけることは明らかであり、
最適の特性を示すためには、C含有量とCr含有
量との相関関係を把握する必要があることも明ら
かである。 従つて、このため第7図〜第12図に示す通り
Cr含有量を18%と一定にし、C含有量を変化さ
せた第1表の(ロ)を用いて上記第1図〜第6図の場
合と同様にC含有量と特性との関係を調査した。 第7図は第1図と同じ単に各鋼のC含有量にお
いて最高の硬さとなる焼入れ温度を示す。以下説
明する各種試験は、この各鋼のC含有量に応じて
最高の焼入れ硬さとなる焼入れ温度に15分間保持
後油冷し、150〜600℃で焼戻しを行なつて製造し
た試験材により行なつた。以下の図面におけるD
は18%Cr材である。 第8図はC含有量と硬さとの関係を示すが、特
に、工具鋼としての製品硬さを決定する500℃焼
戻し硬さを示してあり、高いほど好ましい。この
第8図より明らかなように、C含有量は1.7%ま
では硬さが増大するものの、それよりC量が増え
ても硬さは増大しない。 第9図はC含有量と抗折力との関係を示すが、
最大の抗折力を示すC含有量は2%である。 第10図、第11図はHv750における大越式摩
耗試験機による摩耗特性を、第4図、第5図と同
じく摩擦速度0.3m/secの酸化摩耗領域(第10
図)と摩擦速度2.86m/secの凝着摩耗領域(第
11図)とについて、C含有量と比摩耗量との関
係を示したものである。 この場合の摩擦条件は次の通りである。 相手材:SCM415 摩擦距離:400m 最終荷重:6.3Kg 潤滑:無し 即ち、第10図では、C含有量が2%で比摩耗
量が極小となり、第11図では、C含有量が1.7
%を越えると比摩耗量は充分少なくなつている。 第12図はC含有量と上記した機械加工の点か
ら低い方が好ましい焼なまし硬さとの関係を示す
もので、C含有量が2.5%を越えると急に硬くな
つている。 従つて、第8図〜第12図、特に、第11図、
第12図の結果より、耐摩耗性の観点(第11
図)からはCは少なくとも1.6%以上必要であり、
また、焼なまし硬さ(=機械加工性(第12図))
の観点からは、Cを2.5%以下に抑える必要があ
る。そして、第8図〜第12図のCr含有量は18
%であるので、Cの最適範囲である1.6〜2.5%に
対してCr%/C%をとると、7〜11となつて、
上記に説明したCrとCとの比の値が裏付けられ
る。 上記に説明した第1図〜第12図の結果をさら
に裏付けるため、第2図〜第12図より、500℃
における焼戻し硬さHv750における抗折力、焼な
まし硬さのデータを第13図に、また、比摩耗量
=耐摩耗性についてのデータを第14図に各々C
とCrの量でプロツトし直して再度整理してみた。 また、Cr系炭化物中最高の硬さを示すM7C3の
炭化物生成領域(図中y)もC含有量とCr含有
量より予測して特定してみた。 第13図、第14図共に縦線で示す範囲が、こ
れまでに特定した抗折力、焼なまし硬さ、耐摩耗
性が共に優れている本発明に係る高靱性高耐摩耗
性工具鋼の範囲である。即ち、縦線で示す範囲の
中横軸の上限、下限はCr含有量の上限値、下限
値によつて規定されており、縦軸の上限、下限は
Cr含有量とC含有量との比7〜11(第13図およ
び第14図において、Cr/C=7の線1が上限
の斜めの線で、Cr/C=11の線2が下限の斜め
の線)によつて規定している。 また、第13図、第14図で◎は各特性が良で
×は悪いことを示し、 xは(CrFe)3C+(CrFe)7C3を、 yは所望とするM7C3型炭化物(CrFe)7C3、 zは(CrFe)7C3+(CrFe)23C6を、 wは(CrFe)23C6を夫々示す。 この第13図、第14図の結果より、本発明の
高靱性高耐摩耗性工具鋼において規定した範囲
が、yの領域=所望するM7C3型炭化物生成領域
と一致しており、本発明に係る高靱性高耐摩耗性
工具鋼における規定が炭化物生成の観点からも裏
付けられることがわかる。 第15図、第16図は18%Cr材のV含有量と
抗折力と焼なまし硬さについての関係を示すもの
で、V含有量が約3%を越えると抗折力250Kg/
mm2以下に低くなり、逆に焼なまし硬さは高くな
る。よつて、V含有量は3.5%以下とするのがよ
いのである。 第17図はHv750における抗折力を、2C−
18Cr鋼と2%C−18%Cr−2%Mo鋼を比較して
示したもので、抗折力には差がないものである。 第18図は2%C−18%Cr鋼と2%C−18%
Cr−2%Mo鋼の焼なまし硬さを示すが、略同じ
硬さを示している。 さらに、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼
と従来の工具鋼との顕微鏡組織について説明する
と、従来の工具鋼(SKD11で鍛練比20以上)は
第19図に示し、また、2%C−18%Cr−2%
Mo鋼(asHIP)を第20図に示す。この第19
図および第20図の顕微鏡写真からも明らかであ
るが、第20図に示す本発明に係る高靱性高耐摩
耗性工具鋼(2%C−18%Cr−2Mo鋼)の粉末
治金法による鋼が、従来の工具鋼(SKD11、溶
融法)により炭化物が均一微細に分布しているこ
とがわかる。 また、MoとWとを単独、或いは、同時に含有
させた場合の工具鋼の性能を与える影響について
調査を行つた。 即ち、第1表(続)に記載した2C−18Cr−1V
を基本とし、これにMoのみを含有させたもの
(2C−18Cr−1V−2Mo)、MoとWを同時に含有
させたもの(2C−18Cr−1V−1Mo−2W)、Wの
みを含有させたもの(2C−18Cr−1V−4W)の
3種類の工具鋼の性能を第2表に示す。 なお、第1表(続)の工具鋼は、第1表に記載
の工具鋼と同一の製造条件であり、熱処理のみ
1030℃の温度において焼入れ、550℃の温度にお
いて焼戻しを行つたものである。 第2表から明らかな通り、MoとWとを単独、
或いは、MoとWとを同時に含有させた場合のそ
れぞれの抗折力、硬さ、および、比摩耗量には大
差のないことがわかる。
関係に与える影響を調べるため第1表の鋼の中か
らC含有量が2%と3%の(イ)を選択して試験を行
つた。 なお、第1図〜第6図において、AはC2%材、
BはC3%材、CはSKD11(溶解材)を示すもので
ある。 第1図は、以下の特性試験を行なう際の試験条
件のうち、焼入れ温度を選定するための試験結果
を示している。 即ち、第1図は単に各鋼のCr含有量において、
最高の焼入れ硬さとなる焼入れ温度との関係を示
す。 以下に説明する各試験は、もともと耐摩耗性向
上を目的とするため、各Cr含有量に対応した最
高焼入れ硬さを示す焼入れ温度に15分間保持後油
冷し、150〜600℃で焼戻しを行なう条件によつて
製造した試験材により行なつた。 第2図はCr含有量と硬さの関係を示すが、特
に、500℃焼戻し硬さを示してあり、実線Aに示
すように2%CでCr含有量が18%までは硬さが
著しく増加するが、Cr含有量が18%を越えても
硬さが増加せず大差がない。しかし、破線Bで示
すように3%Cは同じCr含有量(10%〜20%)
では硬さは2%Cに比して低いことがわかる。 第3図はCr含有量と抗折力との関係を示す。
実線Aの2%CはCr量によらず高靱性を示すが、
破線Bの3%Cは実線Aの2%Cよりも抗折力が
劣つているものの、18%のCr鋼が最高の靱性を
示している。従つて、3%Cの場合を考慮するな
らばCrが18%程度が好ましいことがわかる。 第4図、第5図はHv750における大越式摩耗試
験機による摩耗特性を、摩擦速度0.3m/secの酸
化摩耗領域(第4図)と摩擦速度2.86m/secの
凝着摩耗領域(第5図)とについて、夫々Cr含
有量と比摩耗量との関係を示したものである。 この場合の摩擦条件は次の通りである。 相手材:SCM415 摩擦距離:400m 最終荷重:6.3Kg 潤滑:無し 即ち、第4図の酸化摩耗(アブレツシブ摩耗)
領域では、2%C(実線A)の方が3%C(破線
B)より優れ、何れの場合もCr量が多い程耐摩
耗性に優れている。また、第5図の凝着摩耗領域
では2%C、3%C共にCr含有量が18%以上は
耐摩耗性に変わりはない 従つて、第4図および第5図の結果より、耐摩
耗性の点からはCr量は最低17%以上必要である
ことがわかる。 第6図はCr含有量と焼なまし硬さとの関係を
示したもので、焼なまし硬さは、アトマイズ粉→
HIP処理→(熱間加工)→焼なまし→機械加工→
熱処理(焼入れ、焼戻し)される製造行程からす
ると、機械加工の点で低い方が好ましい。また、
第6図から3%CはCr量の影響をあまり受けな
いものの、2%CはCrが20%を越えると焼なま
し硬さが急に立ち上がつており、工具製造に大き
な影響を与える焼なまし硬さの観点からは、Cr
量は最大21%以下に抑える必要があることがわか
る。 以上の特に第5図、第6図の結果より、Cr含
有量は耐摩耗性の観点からは17%以上で、焼なま
し硬さの観点からは、21%以下とする必要のある
ことが裏付けられる。 次に、C含有量によつてCr含有量と特性との
関係は大きく影響をうけることは明らかであり、
最適の特性を示すためには、C含有量とCr含有
量との相関関係を把握する必要があることも明ら
かである。 従つて、このため第7図〜第12図に示す通り
Cr含有量を18%と一定にし、C含有量を変化さ
せた第1表の(ロ)を用いて上記第1図〜第6図の場
合と同様にC含有量と特性との関係を調査した。 第7図は第1図と同じ単に各鋼のC含有量にお
いて最高の硬さとなる焼入れ温度を示す。以下説
明する各種試験は、この各鋼のC含有量に応じて
最高の焼入れ硬さとなる焼入れ温度に15分間保持
後油冷し、150〜600℃で焼戻しを行なつて製造し
た試験材により行なつた。以下の図面におけるD
は18%Cr材である。 第8図はC含有量と硬さとの関係を示すが、特
に、工具鋼としての製品硬さを決定する500℃焼
戻し硬さを示してあり、高いほど好ましい。この
第8図より明らかなように、C含有量は1.7%ま
では硬さが増大するものの、それよりC量が増え
ても硬さは増大しない。 第9図はC含有量と抗折力との関係を示すが、
最大の抗折力を示すC含有量は2%である。 第10図、第11図はHv750における大越式摩
耗試験機による摩耗特性を、第4図、第5図と同
じく摩擦速度0.3m/secの酸化摩耗領域(第10
図)と摩擦速度2.86m/secの凝着摩耗領域(第
11図)とについて、C含有量と比摩耗量との関
係を示したものである。 この場合の摩擦条件は次の通りである。 相手材:SCM415 摩擦距離:400m 最終荷重:6.3Kg 潤滑:無し 即ち、第10図では、C含有量が2%で比摩耗
量が極小となり、第11図では、C含有量が1.7
%を越えると比摩耗量は充分少なくなつている。 第12図はC含有量と上記した機械加工の点か
ら低い方が好ましい焼なまし硬さとの関係を示す
もので、C含有量が2.5%を越えると急に硬くな
つている。 従つて、第8図〜第12図、特に、第11図、
第12図の結果より、耐摩耗性の観点(第11
図)からはCは少なくとも1.6%以上必要であり、
また、焼なまし硬さ(=機械加工性(第12図))
の観点からは、Cを2.5%以下に抑える必要があ
る。そして、第8図〜第12図のCr含有量は18
%であるので、Cの最適範囲である1.6〜2.5%に
対してCr%/C%をとると、7〜11となつて、
上記に説明したCrとCとの比の値が裏付けられ
る。 上記に説明した第1図〜第12図の結果をさら
に裏付けるため、第2図〜第12図より、500℃
における焼戻し硬さHv750における抗折力、焼な
まし硬さのデータを第13図に、また、比摩耗量
=耐摩耗性についてのデータを第14図に各々C
とCrの量でプロツトし直して再度整理してみた。 また、Cr系炭化物中最高の硬さを示すM7C3の
炭化物生成領域(図中y)もC含有量とCr含有
量より予測して特定してみた。 第13図、第14図共に縦線で示す範囲が、こ
れまでに特定した抗折力、焼なまし硬さ、耐摩耗
性が共に優れている本発明に係る高靱性高耐摩耗
性工具鋼の範囲である。即ち、縦線で示す範囲の
中横軸の上限、下限はCr含有量の上限値、下限
値によつて規定されており、縦軸の上限、下限は
Cr含有量とC含有量との比7〜11(第13図およ
び第14図において、Cr/C=7の線1が上限
の斜めの線で、Cr/C=11の線2が下限の斜め
の線)によつて規定している。 また、第13図、第14図で◎は各特性が良で
×は悪いことを示し、 xは(CrFe)3C+(CrFe)7C3を、 yは所望とするM7C3型炭化物(CrFe)7C3、 zは(CrFe)7C3+(CrFe)23C6を、 wは(CrFe)23C6を夫々示す。 この第13図、第14図の結果より、本発明の
高靱性高耐摩耗性工具鋼において規定した範囲
が、yの領域=所望するM7C3型炭化物生成領域
と一致しており、本発明に係る高靱性高耐摩耗性
工具鋼における規定が炭化物生成の観点からも裏
付けられることがわかる。 第15図、第16図は18%Cr材のV含有量と
抗折力と焼なまし硬さについての関係を示すもの
で、V含有量が約3%を越えると抗折力250Kg/
mm2以下に低くなり、逆に焼なまし硬さは高くな
る。よつて、V含有量は3.5%以下とするのがよ
いのである。 第17図はHv750における抗折力を、2C−
18Cr鋼と2%C−18%Cr−2%Mo鋼を比較して
示したもので、抗折力には差がないものである。 第18図は2%C−18%Cr鋼と2%C−18%
Cr−2%Mo鋼の焼なまし硬さを示すが、略同じ
硬さを示している。 さらに、本発明に係る高靱性高耐摩耗性工具鋼
と従来の工具鋼との顕微鏡組織について説明する
と、従来の工具鋼(SKD11で鍛練比20以上)は
第19図に示し、また、2%C−18%Cr−2%
Mo鋼(asHIP)を第20図に示す。この第19
図および第20図の顕微鏡写真からも明らかであ
るが、第20図に示す本発明に係る高靱性高耐摩
耗性工具鋼(2%C−18%Cr−2Mo鋼)の粉末
治金法による鋼が、従来の工具鋼(SKD11、溶
融法)により炭化物が均一微細に分布しているこ
とがわかる。 また、MoとWとを単独、或いは、同時に含有
させた場合の工具鋼の性能を与える影響について
調査を行つた。 即ち、第1表(続)に記載した2C−18Cr−1V
を基本とし、これにMoのみを含有させたもの
(2C−18Cr−1V−2Mo)、MoとWを同時に含有
させたもの(2C−18Cr−1V−1Mo−2W)、Wの
みを含有させたもの(2C−18Cr−1V−4W)の
3種類の工具鋼の性能を第2表に示す。 なお、第1表(続)の工具鋼は、第1表に記載
の工具鋼と同一の製造条件であり、熱処理のみ
1030℃の温度において焼入れ、550℃の温度にお
いて焼戻しを行つたものである。 第2表から明らかな通り、MoとWとを単独、
或いは、MoとWとを同時に含有させた場合のそ
れぞれの抗折力、硬さ、および、比摩耗量には大
差のないことがわかる。
【表】
この実施例からわかるように、本発明に係る高
靱性高耐摩耗性工具鋼は、従来の溶融法による工
具鋼(SKD11)に比して、硬さ、抗折力、比摩
耗量において同等かそれ以上の優れた性能を示し
ていることは明らかである。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る高靱性高耐
摩耗性工具鋼は上記の構成を有しており、かつ、
HIP処理により製造されたものであるから、炭化
物が均一微細に分布しているため、靱性、疲労、
熱疲労等の機械的性質、鍛造、引抜き加工、研削
等の加工性および熱処理性を改善することがで
き、さらに、耐熱性、耐摩耗性が改善されるので
高合金化が可能となる等の優れた効果を奏するも
のである。
靱性高耐摩耗性工具鋼は、従来の溶融法による工
具鋼(SKD11)に比して、硬さ、抗折力、比摩
耗量において同等かそれ以上の優れた性能を示し
ていることは明らかである。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る高靱性高耐
摩耗性工具鋼は上記の構成を有しており、かつ、
HIP処理により製造されたものであるから、炭化
物が均一微細に分布しているため、靱性、疲労、
熱疲労等の機械的性質、鍛造、引抜き加工、研削
等の加工性および熱処理性を改善することがで
き、さらに、耐熱性、耐摩耗性が改善されるので
高合金化が可能となる等の優れた効果を奏するも
のである。
第1図はCr含有量と焼入れ温度との関係を示
すグラフ、第2図はCr含有量と硬さの関係を示
すグラフ、第3図はCr含有量と抗折力との関係
を示すグラフ、第4図、第5図はCr含有量と比
摩耗量との関係を示すグラフ、第6図はCr含有
量と焼なまし硬さとの関係を示すグラフ、第7図
はC含有量と焼入れ温度の関係を示すグラフ、第
8図はC含有量と硬さの関係を示すグラフ、第9
図はC含有量と抗折力との関係を示すグラフ、第
10図、第11図はC含有量と比摩耗量との関係
を示すグラフ、第12図はC含有量と硬さとの関
係を示すグラフ、第13図、第14図は本発明に
係る高靱性高耐摩耗性工具鋼のCr含有量とC含
有量との関係を示すグラフ、第15図、第16図
はV含有量と抗折力と硬さとの関係を示すグラ
フ、第17図、第18図は2%−18%Cr鋼と、
2%−18%Cr−2Mo%鋼との抗折力と硬さにつ
いて示したグラフ、第19図はSKD11の金属組
織を示す顕微鏡写真、第20図は本発明に係る高
靱性高耐摩耗性工具鋼(2%−18%Cr−2Mo%
鋼)の金属組織を示す顕微鏡写真である。
すグラフ、第2図はCr含有量と硬さの関係を示
すグラフ、第3図はCr含有量と抗折力との関係
を示すグラフ、第4図、第5図はCr含有量と比
摩耗量との関係を示すグラフ、第6図はCr含有
量と焼なまし硬さとの関係を示すグラフ、第7図
はC含有量と焼入れ温度の関係を示すグラフ、第
8図はC含有量と硬さの関係を示すグラフ、第9
図はC含有量と抗折力との関係を示すグラフ、第
10図、第11図はC含有量と比摩耗量との関係
を示すグラフ、第12図はC含有量と硬さとの関
係を示すグラフ、第13図、第14図は本発明に
係る高靱性高耐摩耗性工具鋼のCr含有量とC含
有量との関係を示すグラフ、第15図、第16図
はV含有量と抗折力と硬さとの関係を示すグラ
フ、第17図、第18図は2%−18%Cr鋼と、
2%−18%Cr−2Mo%鋼との抗折力と硬さにつ
いて示したグラフ、第19図はSKD11の金属組
織を示す顕微鏡写真、第20図は本発明に係る高
靱性高耐摩耗性工具鋼(2%−18%Cr−2Mo%
鋼)の金属組織を示す顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋼粉を熱間静水圧処理により焼結および緻密
化させた工具鋼であつて、含有成分、成分割合
が、 Cr15〜21%、 Cを7≦Cr%(C%−0.2V%)≦11 の比率 で含有し、さらに、 V3.5%以下、W0.3%以上、Mo0.15%以上で、
かつ、 (W+2Mo)8%以下 の1種または2種以上 を含み、残部Feおよび不純物からなり抗折力250
Kg/mm2以上の高靱性高耐摩耗性HIP処理工具鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9811182A JPS58213856A (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 高靭性高耐摩耗性工具鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9811182A JPS58213856A (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 高靭性高耐摩耗性工具鋼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58213856A JPS58213856A (ja) | 1983-12-12 |
| JPH0478716B2 true JPH0478716B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=14211208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9811182A Granted JPS58213856A (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | 高靭性高耐摩耗性工具鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58213856A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59200743A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-14 | Daido Steel Co Ltd | 焼結工具鋼 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5940217B2 (ja) * | 1978-09-11 | 1984-09-28 | 三菱マテリアル株式会社 | 耐摩耗性を有するFe基焼結合金 |
| JPS55148745A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-19 | Mitsubishi Metal Corp | Manufacture of iron type sintered alloy member |
| JPS5839222B2 (ja) * | 1981-05-29 | 1983-08-29 | 住友電気工業株式会社 | 耐摩耗性焼結合金の製造方法 |
-
1982
- 1982-06-08 JP JP9811182A patent/JPS58213856A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58213856A (ja) | 1983-12-12 |
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