JPH0479914B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0479914B2 JPH0479914B2 JP58098876A JP9887683A JPH0479914B2 JP H0479914 B2 JPH0479914 B2 JP H0479914B2 JP 58098876 A JP58098876 A JP 58098876A JP 9887683 A JP9887683 A JP 9887683A JP H0479914 B2 JPH0479914 B2 JP H0479914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- interleaving paper
- paper
- resin content
- transparency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buffer Packaging (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、積層ガラス板の各隣接間等に挾み使
用されるガラス用合紙に関する。
用されるガラス用合紙に関する。
従来のこの種のガラス用合紙は、、新聞古紙を
原料とした抄造紙であつたが、この従来合紙は、
新聞紙のインク基材に速乾性方法のために多量の
樹脂が含まれている故に、新聞紙自体が薄葉化に
かかわらず十分な強度を確保するために樹脂を相
当多く含むものであることとの相乗によつて、全
体として、樹脂含有量が0.5〜1.2%といつたよう
に多く、その結果、ガラスの焼け防止効果、透明
性維持効果が低いといつた欠点があつた。また、
新聞原紙自体も樹脂分を0.3〜0.5%含有してお
り、合紙としての性能は不十分でコストが高くつ
いていた。
原料とした抄造紙であつたが、この従来合紙は、
新聞紙のインク基材に速乾性方法のために多量の
樹脂が含まれている故に、新聞紙自体が薄葉化に
かかわらず十分な強度を確保するために樹脂を相
当多く含むものであることとの相乗によつて、全
体として、樹脂含有量が0.5〜1.2%といつたよう
に多く、その結果、ガラスの焼け防止効果、透明
性維持効果が低いといつた欠点があつた。また、
新聞原紙自体も樹脂分を0.3〜0.5%含有してお
り、合紙としての性能は不十分でコストが高くつ
いていた。
又、クラフトパルプを原料としたガラス用合紙
も存在するが、この合紙は、低樹脂とする場合、
脱樹脂工程が多くなつて原木歩留が50%程度とな
り、非常に高く付き、しかも、新聞紙等の砕木パ
ルプを原料する紙に比較して、吸湿性が悪く、か
つ、密度が高くてクツシヨン性が悪く、全体とし
て、経済的、性能的にガラス用合紙として実用に
供し難い欠点がある。
も存在するが、この合紙は、低樹脂とする場合、
脱樹脂工程が多くなつて原木歩留が50%程度とな
り、非常に高く付き、しかも、新聞紙等の砕木パ
ルプを原料する紙に比較して、吸湿性が悪く、か
つ、密度が高くてクツシヨン性が悪く、全体とし
て、経済的、性能的にガラス用合紙として実用に
供し難い欠点がある。
本発明は、合紙中の樹脂分を減少させることに
より、合紙としての特性が向上することを見つ
け、かかる従来合紙欠点を解消しようとする点に
目的を有する。
より、合紙としての特性が向上することを見つ
け、かかる従来合紙欠点を解消しようとする点に
目的を有する。
上記目的達成のために講じた本発明によるガラ
ス用合紙の特徴構成は、脱樹脂しても90%以上の
良好な歩留を得ることができる砕木パルプを出発
原料として、樹脂分が0.2重量%以下となるよう
に構成されている点にある。
ス用合紙の特徴構成は、脱樹脂しても90%以上の
良好な歩留を得ることができる砕木パルプを出発
原料として、樹脂分が0.2重量%以下となるよう
に構成されている点にある。
上記特徴構成を有する本発明の作用は次の通り
である。
である。
樹脂分が0.2重量%以下であるから、ガラス
の焼け防止効果、透明性の維持効果に勝れる 砕木パルプを出発原料とする故に、吸湿性、
クツシヨン性に勝れ、かつ、脱樹脂を歩留良く
容易に行なえることと、入手容易な未印刷新聞
原紙やその切り落し耳部を原料として使用でき
ることとの相乗によつて、安価に作製できる。
の焼け防止効果、透明性の維持効果に勝れる 砕木パルプを出発原料とする故に、吸湿性、
クツシヨン性に勝れ、かつ、脱樹脂を歩留良く
容易に行なえることと、入手容易な未印刷新聞
原紙やその切り落し耳部を原料として使用でき
ることとの相乗によつて、安価に作製できる。
従つて、本発明は、ガラス用合紙として諸性能
に勝れ、しかも、安価であるといつた効果を奏し
得るに至つた。
に勝れ、しかも、安価であるといつた効果を奏し
得るに至つた。
以下、本発明構成の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
本発明においては、ガラス表面と合紙との間に
起こる諸問題を解析、解明する中で、合紙に含ま
れる樹脂分が要因として作用していることを発見
し、これを立証する為に実験室的に新聞紙耳部を
原料として、樹脂分を抜き、樹脂分が0.2%(JIS
規定の測定法による)以下で有れば、紙肌のガラ
ス表面への転移が少なく、使用に際しての洗浄が
不要であること及びガラス表面の焼けに対しても
顕著に有効であることを確認した。
起こる諸問題を解析、解明する中で、合紙に含ま
れる樹脂分が要因として作用していることを発見
し、これを立証する為に実験室的に新聞紙耳部を
原料として、樹脂分を抜き、樹脂分が0.2%(JIS
規定の測定法による)以下で有れば、紙肌のガラ
ス表面への転移が少なく、使用に際しての洗浄が
不要であること及びガラス表面の焼けに対しても
顕著に有効であることを確認した。
例えば、第1図に示すように、積層ガラス板1
…の各隣接間等に挟み込まれるガラス用合紙Aで
あつて、これは、砕木パルプ、新聞故紙を主原料
として新聞原紙を製造する際に生じた切り落し耳
部を再抄造したもので、新聞原紙に含まれる0.3
〜0.5%の樹脂分は、再抄造によつて、特に脱墨、
脱樹脂工程を経なくとも0.18%にまで減少する。
…の各隣接間等に挟み込まれるガラス用合紙Aで
あつて、これは、砕木パルプ、新聞故紙を主原料
として新聞原紙を製造する際に生じた切り落し耳
部を再抄造したもので、新聞原紙に含まれる0.3
〜0.5%の樹脂分は、再抄造によつて、特に脱墨、
脱樹脂工程を経なくとも0.18%にまで減少する。
そこで、樹脂分0.2重量%以下の本発明合紙と
樹脂分0.3重量%以上のガラス用合紙とを比較す
る実験を行つた。
樹脂分0.3重量%以上のガラス用合紙とを比較す
る実験を行つた。
この実験では、それらのガラス用合紙への適合
性を調べるため、60℃、98〜100%RHで運転さ
れる促進試験機を用いて、5日毎に、ガラスの焼
けと、試験機から取出した状態のガラスの白濁、
及び、ガラスを試験機から取出して各種の拭き方
で拭き上げたのち、息を吹きかけてガラスを曇ら
せ、その曇り方の有無によるガラスの透明とを調
べた。尚、ガラスの焼けは、合紙が当つている箇
所と当つていない箇所との両方を調べ、白濁、透
明は、合紙肌が滑面の場合と粗面との場合の両方
を調べた。
性を調べるため、60℃、98〜100%RHで運転さ
れる促進試験機を用いて、5日毎に、ガラスの焼
けと、試験機から取出した状態のガラスの白濁、
及び、ガラスを試験機から取出して各種の拭き方
で拭き上げたのち、息を吹きかけてガラスを曇ら
せ、その曇り方の有無によるガラスの透明とを調
べた。尚、ガラスの焼けは、合紙が当つている箇
所と当つていない箇所との両方を調べ、白濁、透
明は、合紙肌が滑面の場合と粗面との場合の両方
を調べた。
第2図〜第7図に、その実験結果を示してあ
る。第2図、第3図はガラスの焼けの程度を示し
た図、第4図、第6図は白濁度を示した図、第5
図、第7図は透明度をしめした図であり、これら
の図においては、縦軸の数値が増えるほどガラス
の焼けの程度が大きくなること(第2図、第3
図)、白濁度が強くなること(第4図、第6図)、
透明度が低くなること(第5図、第7図)をそれ
ぞれ意味している。
る。第2図、第3図はガラスの焼けの程度を示し
た図、第4図、第6図は白濁度を示した図、第5
図、第7図は透明度をしめした図であり、これら
の図においては、縦軸の数値が増えるほどガラス
の焼けの程度が大きくなること(第2図、第3
図)、白濁度が強くなること(第4図、第6図)、
透明度が低くなること(第5図、第7図)をそれ
ぞれ意味している。
(1) 第2図は、ガラスの合紙が当つている箇所の
焼けの程度を示している。
焼けの程度を示している。
同図に示すように、本発明合紙として樹脂含
有量が0.2重量%のもの(図中■印で示してあ
る)と、樹脂含有量が0.18重量%のもの(図中
△印で示してある)とを用いて試験した場合に
は、25日経過してもガラスに焼けが見られなか
つたが、従来合紙として樹脂分含有量が0.5重
量%のもの(図中×印)と、0.4重量%のもの
(図中●印)とを用いて試験した場合には、15
日目、10日目で焼け見られるといつた結果とな
つた。
有量が0.2重量%のもの(図中■印で示してあ
る)と、樹脂含有量が0.18重量%のもの(図中
△印で示してある)とを用いて試験した場合に
は、25日経過してもガラスに焼けが見られなか
つたが、従来合紙として樹脂分含有量が0.5重
量%のもの(図中×印)と、0.4重量%のもの
(図中●印)とを用いて試験した場合には、15
日目、10日目で焼け見られるといつた結果とな
つた。
なお、樹脂含有量が0.3重量%のもの(図中
○印)を用いて試験した場合には、25日目で微
かな焼けが見られた。
○印)を用いて試験した場合には、25日目で微
かな焼けが見られた。
(2) 第3図は、ガラスの合紙が当つていない箇所
の焼けの程度を示している。
の焼けの程度を示している。
同図に示すように、前記本発明合紙を用いた
場合には、5日目に微かな焼けが見られるもの
の、前記従来合紙の紙が当つている箇所の焼け
と同程度であるが、従来合紙を用いた場合に
は、より一層強い焼けが見られるといつた結果
となつた。
場合には、5日目に微かな焼けが見られるもの
の、前記従来合紙の紙が当つている箇所の焼け
と同程度であるが、従来合紙を用いた場合に
は、より一層強い焼けが見られるといつた結果
となつた。
(3) 合紙の滑面側に当るガラス面に発生する白濁
及び透明については、第4図及び第5図に示す
ようなデータを得た。
及び透明については、第4図及び第5図に示す
ようなデータを得た。
前記従来合紙の白濁はよく見えるが、前記本
発明合紙を用いた場合には、目視出来ない程度
に良化する。なお、樹脂含有量が0.3重量%の
もの(図中○印)の場合、25日目で白濁がよく
見えるようになつた。
発明合紙を用いた場合には、目視出来ない程度
に良化する。なお、樹脂含有量が0.3重量%の
もの(図中○印)の場合、25日目で白濁がよく
見えるようになつた。
また、透明度に於いても、前記本発明合紙の
場合には、容易に払拭出来る程度に軽減してい
るのが見られる。
場合には、容易に払拭出来る程度に軽減してい
るのが見られる。
(4) 合紙の粗面側に当るガラス面に発生する白濁
及び透明については、第6図及び第7図に示す
ようなデータを得た。
及び透明については、第6図及び第7図に示す
ようなデータを得た。
前記従来合紙では、白濁度及び透明度は強烈
に顕れているが、これに比して、本発明合紙
は、白濁、透明ともに低く止まつている。な
お、樹脂含有量が0.3重量%のもの(図中○印)
では、白濁度が強烈に顕れ、透明度は20日目か
ら低下しはじめた。
に顕れているが、これに比して、本発明合紙
は、白濁、透明ともに低く止まつている。な
お、樹脂含有量が0.3重量%のもの(図中○印)
では、白濁度が強烈に顕れ、透明度は20日目か
ら低下しはじめた。
以上、要約すると、前記本発明合紙が前記従来
合紙に比較して、ガラスの焼け白濁、透明の各面
でガラス合紙として適合性に富むことが判明し
た。また、樹脂含有量が0.3重量%のものに比較
して、ガラスの合紙が当つている箇所の焼け(第
2図参照)、合紙の滑面側に当るガラス面におけ
る白濁度(第4図参照)、合紙の粗面側に当るガ
ラス面における白濁度(第6図参照)、合紙の粗
面側に当るガラス面における透明度(第7図参
照)において、本発明合紙の方がガラス合紙とし
て適合性に富むことが判明した。
合紙に比較して、ガラスの焼け白濁、透明の各面
でガラス合紙として適合性に富むことが判明し
た。また、樹脂含有量が0.3重量%のものに比較
して、ガラスの合紙が当つている箇所の焼け(第
2図参照)、合紙の滑面側に当るガラス面におけ
る白濁度(第4図参照)、合紙の粗面側に当るガ
ラス面における白濁度(第6図参照)、合紙の粗
面側に当るガラス面における透明度(第7図参
照)において、本発明合紙の方がガラス合紙とし
て適合性に富むことが判明した。
図面は本発明に係るガラス用合紙の実施例を示
し、第1図は使用状態の斜視図、第2図乃至第7
図は、従来合紙との性能試験比較結果を示すグラ
フである。
し、第1図は使用状態の斜視図、第2図乃至第7
図は、従来合紙との性能試験比較結果を示すグラ
フである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 砕木パルプを出発原料として、樹脂分が0.2
重量%以下となるように構成されているガラス用
合紙。 2 前記合紙が、砕木パルプを主原料として製造
された末印刷新聞原紙又はその切り落り耳部を原
料として再抄造されたものである特許請求の範囲
第1に項記載のもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9887683A JPS59221269A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | ガラス用合紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9887683A JPS59221269A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | ガラス用合紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59221269A JPS59221269A (ja) | 1984-12-12 |
| JPH0479914B2 true JPH0479914B2 (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=14231370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9887683A Granted JPS59221269A (ja) | 1983-06-01 | 1983-06-01 | ガラス用合紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59221269A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007070752A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Oji Paper Co Ltd | ガラス合紙およびガラス合紙用パルプの製造方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61289199A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-19 | 日本板硝子株式会社 | ガラス用合紙 |
| JPS62179984U (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-14 | ||
| JPH0354467Y2 (ja) * | 1987-09-18 | 1991-12-02 | ||
| JP4639690B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2011-02-23 | 王子製紙株式会社 | ガラス合紙 |
-
1983
- 1983-06-01 JP JP9887683A patent/JPS59221269A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007070752A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Oji Paper Co Ltd | ガラス合紙およびガラス合紙用パルプの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59221269A (ja) | 1984-12-12 |
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