JPH048138A - 耐冷媒型電動機回転子 - Google Patents
耐冷媒型電動機回転子Info
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- JPH048138A JPH048138A JP2108629A JP10862990A JPH048138A JP H048138 A JPH048138 A JP H048138A JP 2108629 A JP2108629 A JP 2108629A JP 10862990 A JP10862990 A JP 10862990A JP H048138 A JPH048138 A JP H048138A
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- refrigerant
- resin
- motor rotor
- reinforcing member
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野1
本発明は、耐冷媒型電動機回転子、特に冷媒圧縮機に内
蔵させて使用する無刷子電動機の永久磁石回転子に関す
るものである。
蔵させて使用する無刷子電動機の永久磁石回転子に関す
るものである。
【従来の技術]
電動機組込型の冷媒圧縮機では、誘導電動機又は永久磁
石回転子を用いた無刷子電動機を使用する。このうち、
無刷子電動機の永久磁石回転子は、例えば第6図に示す
如く、回転軸4を有する円筒状の磁性体ヨーク1の外局
に分割型又は一体型の永久磁石2を配置した構造になっ
ている。永久磁石2としては1価格の割りには磁束密度
及び保持力が大きいフェライト磁石を使用し、かつ、接
着剤を用いてヨーク1に固着するのが普通である。 然るに、フェライト磁石は、衝撃に対して脆くて弱い等
、機械的強度に問題がある。また、接着剤による永久磁
石の固定は、組合せ精度のばらつき等の原因により、接
着強度が不充分になることがある。このため、この種の
電動機回転子は、永久磁石2の外周に補強部材3を設け
ることにより。 遠心力によって永久磁石2が破損し又は分離して飛散す
ることを防止する必要がある。 補強部材3は、例えばステンレスのような非磁性金属の
線材又は帯材を永久磁石2の外周に巻回することによっ
て構成する(特開昭62−10663号参照)。しかし
、この種の補強部材は、電動機回転子に大きな機械的強
度を持たせることが出来る反面、磁石装填の作業性が悪
い等の問題があり、しかも、金属線材又は帯材に大きな
うず電流が発生する欠点がある。 このため、ガラス繊維テープを永久磁石2の周囲に巻回
しながら液状の熱硬化性樹脂を含浸させた後、適当な熱
処理を施して回転子全体を固める方法や、例えば特開昭
60−1012854号のように、耐冷媒性のエポキシ
樹脂やポリエステル樹脂をヨーク1及び永久磁石2の外
周面に射出成形して回転子全体を固める方法などが提案
されている。 しかし、前者の対策は1合成樹脂の浸透を良くするため
に数ミクロン程度の薄いテープを幾重にも巻回する必要
があるほか、テープを巻回しながら合成樹脂を含浸させ
る必要があるため、作業性が極めて悪く製作工数の増大
につながる欠点がある。また、テープを幾重にも巻回す
るために回転子外径の仕上り精度が悪く、合成樹脂の硬
化後に切削等の仕上げ加工を施す必要がある。しかも、
このような仕上げ加工を行うとガラス繊維の粉末が冷媒
中に混入して圧縮機をロックさせることがある。 一方、後者の対策は、冷媒の温度が100℃以内であれ
ば特に問題がない。しかし、最近は、インバータ制御に
より電動機回転数を可変速化して圧縮機の性能向上を図
っているため、電動機の温度が上昇して冷媒を必要以上
に加熱する傾向がある。このため、冷媒の温度は、高速
運転の場合は120℃前後、過負荷運転の場合に至って
は135℃前後にも達することがある。このように冷媒
の温度が100℃を超えると、射出成形をしだ合成樹脂
が冷媒の侵触作用を受け、低分子量の不安定トリマー(
おりごま)が不純物として冷媒中に析出して冷媒圧縮機
をロックさせることがある。 [発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の主たる目的は、補強部材を構成する合
成樹脂等の素材が冷媒中に混入し又は析出することのな
い耐冷媒型電動機磁石回転子を提供することにある。 また、本発明の別の目的は、補強部材を構成するための
作業工数を大幅に低減することが出来る耐冷媒型電動機
回転子を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 上記の課題は、回転子補強部材を構成する素材として芳
香族化合物系合成樹脂を使用することによって解決する
ことが出来る。 芳香族化合物系合成樹脂は、各種の分子構造のものを選
択して使用することが出来るが、特にポリエーテル・エ
ーテル・ケトン樹脂(以下rPEEK樹脂」という)又
はポリフェニレン・サルファイド樹脂(以下rpps樹
脂」という)を使用することが望ましい。 (作用] 本発明者等は、各種の合成樹脂の耐冷媒特性を比較検討
した結果、芳香族化合物系の合成樹脂は。 従来使用していたエポキシ樹脂やポリエステル樹脂に比
較し、特に高温領域における耐冷媒性に優れていること
を見出した。 代表的な冷媒であるフロンR−22に対する合成樹脂材
料の耐冷媒性をガラスアンプル法に用いて実験した結果
を第1表に示す。実験は、実際に近い使用状態での耐冷
媒性をM察するため、冷媒及び圧縮機用潤滑油の混合液
中に合成樹脂材料の試料を浸種し、加熱状態に保持する
ことによって行なった。なお、潤滑油は、サンオイル社
製スニソ4GDI−HTを使用した。 第1表 析出物の量は、試料の析出が安定状態となるのに必要な
7日間、ガラスアンプルを加熱状態に保持した後、同ア
ンプルを開封してフロンR−22を取り除き、潤滑油中
に残った析出物(低分子トリマー)を分析することによ
って行なった。 実験の結果、比較のために使用したポリエステル樹脂は
、冷媒の温度が120℃を超えると可成りの量の析出物
が認められるのに対し、芳香族化合物系合成樹脂である
PEEK樹脂及びPPS樹脂は、いずれも150℃以上
の高温のもとで極く僅かの析出物が認められるに過ぎな
いことを確認した。このように、芳香性化合物合成樹脂
は、特に高温領域における耐冷媒性が優れており、耐冷
媒型電動機回転子を補強するための素材として極めて望
ましい材料である。 一般に、芳香性化合物系合成樹脂樹脂は、流動性に富む
材料である。例えばPEEK樹脂は、第2図に示すよう
に、400℃前後において良好な流動性を保有しており
、この程度の流動性があれば、エポキシ樹脂やポリエス
テル樹脂の場合と同様、射出成形によって電動機回転子
の補強部材を構成することが可能である。もっとも、補
強部材は、必ずしも射出成形によって構成する必要はな
く、予め筒状の成形品を作成し、圧入又は焼き嵌め等の
手段により、当該成形品を永久磁石の外周に嵌合させる
ことによっても構成することが可能である。 第3図は、PEEK樹脂、PPS樹脂及び同じく芳香族
化合物系合成樹脂であるポリブチレン・テレフタレート
樹脂(PBT樹脂)について、引張り強度と樹脂温度と
の関係を実測した結果を示したものである。同図から明
らかなように、いずれの樹脂も常温から150℃の広い
範囲において充分な引張り強度を有するが、なかでもP
EEK樹脂は、ポリイミド樹脂に匹敵する引張り強度と
優れた耐熱特性を持っていることが分かる。 もっとも、第3図は、ガラス繊維を樹脂に混入させた場
合について引張り強度を調べたものである。一般に、ガ
ラスその他の無機質繊維は、樹脂の引張り強度を増加さ
せるように機能するが、その反面、樹脂の耐衝撃強度を
劣化させるようにも機能する。この点をPEEK樹脂に
ついて調べた結果が第4図である。同図から明らかなよ
うに。 無混入のPEEK樹脂(ナチュラル)の耐衝撃強度は3
00kg−c■/C園を超える極めて高い値を示すが、
20%のガラス繊維(GF)を混入したPEEK樹脂の
耐衝撃強度は1/3以下に低下する。 これは、無機質繊維をを混入すると樹脂が硬くなって割
れ易くなるためである。従って、永久磁石回転子の補強
部材として芳香族化合物系合成樹脂を使用する場合は、
必要とする耐衝撃強度を勘案の上、無機質繊維の混入量
を決定する必要がある。 ところで、冷媒圧縮機用電動機を毎分9000回転で運
転する通常の空気調和機の場合、永久磁石回転子の補強
部材に加わる引−張り荷重(遠心力)は約260Kg/
aJである。但し、空気調和機の製造メーカーとしては
少なくとも10年間の性能保証をする必要があり、その
間の電動機の運転回数は約4万回に達する。従って、補
強部材は、少なくとも4万回に及ぶ電動機の運転の都度
、毎回少なくとも260にg/cdの引張り応力に耐え
るものでならない。 この観点から、無機質繊維を混入しないPEEK樹脂を
用いてテストピースを作製し、当該テストピースに26
0Kg/a#の引張り荷重(電動機が毎分9000回転
で回転する場合に補強部材に加わる引張り荷重)を繰返
して印加することよって当該テストピースの引張り強度
の限界値(破壊値)を調べて見た。その結果を第5図に
示す。 同図を見れば、テストピースの引張り強度の限界値は、
引張り荷重の印加回数が4万回を超えても約700kg
/fflを優に超えていることが分かる。 即ち、PEEK樹脂を使用する場合は、無機質繊維を混
入しなくても補強部材に必要とする引張り強度を充分に
満足させることができ、かつ、同樹脂が有する良好な耐
衝撃強度をそのまま利用して補強部材を構成すること出
来る。なお、PPS樹脂は、PEEK樹脂に比較して引
張り強度が若干劣るので、少量の無機質繊維を混入する
ことが望ましい。 [実施例] 本発明に係る耐冷媒型電動機回転子の一実施例を第1図
に示す。なお、a図は平面断面図、b図は正面断面図で
ある。例えばフェライト磁石からなる永久磁石2が円筒
状の磁性体ヨークlの外周部に配置されており、その外
周部に例えばPEEK樹脂の射出成形体から成る補強部
材4が設けられている。永久磁石2は1分割された複数
個のものであっても良いし、一体型のものであっても良
い。 [発明の効果] 本発明では、高温での耐冷媒性に優れた芳香族化合物系
合成樹脂を永久高石回転子の補強部材として用いている
ので、低分子トリマーが冷媒中に析出して冷媒圧縮機を
ロックさせるような事故を皆無にすることが出来る。ま
た、射出成形等の手段によって外形寸法精度の高い補強
部材を構成することが出来るので、生産上の工数を大幅
に低減することが可能と成る。しかも、樹脂製の補強部
材であるため、金属製の補強部材のようにうず電流が発
生することがないから、電動機の定格を約4%向上させ
ることが出来る。
石回転子を用いた無刷子電動機を使用する。このうち、
無刷子電動機の永久磁石回転子は、例えば第6図に示す
如く、回転軸4を有する円筒状の磁性体ヨーク1の外局
に分割型又は一体型の永久磁石2を配置した構造になっ
ている。永久磁石2としては1価格の割りには磁束密度
及び保持力が大きいフェライト磁石を使用し、かつ、接
着剤を用いてヨーク1に固着するのが普通である。 然るに、フェライト磁石は、衝撃に対して脆くて弱い等
、機械的強度に問題がある。また、接着剤による永久磁
石の固定は、組合せ精度のばらつき等の原因により、接
着強度が不充分になることがある。このため、この種の
電動機回転子は、永久磁石2の外周に補強部材3を設け
ることにより。 遠心力によって永久磁石2が破損し又は分離して飛散す
ることを防止する必要がある。 補強部材3は、例えばステンレスのような非磁性金属の
線材又は帯材を永久磁石2の外周に巻回することによっ
て構成する(特開昭62−10663号参照)。しかし
、この種の補強部材は、電動機回転子に大きな機械的強
度を持たせることが出来る反面、磁石装填の作業性が悪
い等の問題があり、しかも、金属線材又は帯材に大きな
うず電流が発生する欠点がある。 このため、ガラス繊維テープを永久磁石2の周囲に巻回
しながら液状の熱硬化性樹脂を含浸させた後、適当な熱
処理を施して回転子全体を固める方法や、例えば特開昭
60−1012854号のように、耐冷媒性のエポキシ
樹脂やポリエステル樹脂をヨーク1及び永久磁石2の外
周面に射出成形して回転子全体を固める方法などが提案
されている。 しかし、前者の対策は1合成樹脂の浸透を良くするため
に数ミクロン程度の薄いテープを幾重にも巻回する必要
があるほか、テープを巻回しながら合成樹脂を含浸させ
る必要があるため、作業性が極めて悪く製作工数の増大
につながる欠点がある。また、テープを幾重にも巻回す
るために回転子外径の仕上り精度が悪く、合成樹脂の硬
化後に切削等の仕上げ加工を施す必要がある。しかも、
このような仕上げ加工を行うとガラス繊維の粉末が冷媒
中に混入して圧縮機をロックさせることがある。 一方、後者の対策は、冷媒の温度が100℃以内であれ
ば特に問題がない。しかし、最近は、インバータ制御に
より電動機回転数を可変速化して圧縮機の性能向上を図
っているため、電動機の温度が上昇して冷媒を必要以上
に加熱する傾向がある。このため、冷媒の温度は、高速
運転の場合は120℃前後、過負荷運転の場合に至って
は135℃前後にも達することがある。このように冷媒
の温度が100℃を超えると、射出成形をしだ合成樹脂
が冷媒の侵触作用を受け、低分子量の不安定トリマー(
おりごま)が不純物として冷媒中に析出して冷媒圧縮機
をロックさせることがある。 [発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の主たる目的は、補強部材を構成する合
成樹脂等の素材が冷媒中に混入し又は析出することのな
い耐冷媒型電動機磁石回転子を提供することにある。 また、本発明の別の目的は、補強部材を構成するための
作業工数を大幅に低減することが出来る耐冷媒型電動機
回転子を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 上記の課題は、回転子補強部材を構成する素材として芳
香族化合物系合成樹脂を使用することによって解決する
ことが出来る。 芳香族化合物系合成樹脂は、各種の分子構造のものを選
択して使用することが出来るが、特にポリエーテル・エ
ーテル・ケトン樹脂(以下rPEEK樹脂」という)又
はポリフェニレン・サルファイド樹脂(以下rpps樹
脂」という)を使用することが望ましい。 (作用] 本発明者等は、各種の合成樹脂の耐冷媒特性を比較検討
した結果、芳香族化合物系の合成樹脂は。 従来使用していたエポキシ樹脂やポリエステル樹脂に比
較し、特に高温領域における耐冷媒性に優れていること
を見出した。 代表的な冷媒であるフロンR−22に対する合成樹脂材
料の耐冷媒性をガラスアンプル法に用いて実験した結果
を第1表に示す。実験は、実際に近い使用状態での耐冷
媒性をM察するため、冷媒及び圧縮機用潤滑油の混合液
中に合成樹脂材料の試料を浸種し、加熱状態に保持する
ことによって行なった。なお、潤滑油は、サンオイル社
製スニソ4GDI−HTを使用した。 第1表 析出物の量は、試料の析出が安定状態となるのに必要な
7日間、ガラスアンプルを加熱状態に保持した後、同ア
ンプルを開封してフロンR−22を取り除き、潤滑油中
に残った析出物(低分子トリマー)を分析することによ
って行なった。 実験の結果、比較のために使用したポリエステル樹脂は
、冷媒の温度が120℃を超えると可成りの量の析出物
が認められるのに対し、芳香族化合物系合成樹脂である
PEEK樹脂及びPPS樹脂は、いずれも150℃以上
の高温のもとで極く僅かの析出物が認められるに過ぎな
いことを確認した。このように、芳香性化合物合成樹脂
は、特に高温領域における耐冷媒性が優れており、耐冷
媒型電動機回転子を補強するための素材として極めて望
ましい材料である。 一般に、芳香性化合物系合成樹脂樹脂は、流動性に富む
材料である。例えばPEEK樹脂は、第2図に示すよう
に、400℃前後において良好な流動性を保有しており
、この程度の流動性があれば、エポキシ樹脂やポリエス
テル樹脂の場合と同様、射出成形によって電動機回転子
の補強部材を構成することが可能である。もっとも、補
強部材は、必ずしも射出成形によって構成する必要はな
く、予め筒状の成形品を作成し、圧入又は焼き嵌め等の
手段により、当該成形品を永久磁石の外周に嵌合させる
ことによっても構成することが可能である。 第3図は、PEEK樹脂、PPS樹脂及び同じく芳香族
化合物系合成樹脂であるポリブチレン・テレフタレート
樹脂(PBT樹脂)について、引張り強度と樹脂温度と
の関係を実測した結果を示したものである。同図から明
らかなように、いずれの樹脂も常温から150℃の広い
範囲において充分な引張り強度を有するが、なかでもP
EEK樹脂は、ポリイミド樹脂に匹敵する引張り強度と
優れた耐熱特性を持っていることが分かる。 もっとも、第3図は、ガラス繊維を樹脂に混入させた場
合について引張り強度を調べたものである。一般に、ガ
ラスその他の無機質繊維は、樹脂の引張り強度を増加さ
せるように機能するが、その反面、樹脂の耐衝撃強度を
劣化させるようにも機能する。この点をPEEK樹脂に
ついて調べた結果が第4図である。同図から明らかなよ
うに。 無混入のPEEK樹脂(ナチュラル)の耐衝撃強度は3
00kg−c■/C園を超える極めて高い値を示すが、
20%のガラス繊維(GF)を混入したPEEK樹脂の
耐衝撃強度は1/3以下に低下する。 これは、無機質繊維をを混入すると樹脂が硬くなって割
れ易くなるためである。従って、永久磁石回転子の補強
部材として芳香族化合物系合成樹脂を使用する場合は、
必要とする耐衝撃強度を勘案の上、無機質繊維の混入量
を決定する必要がある。 ところで、冷媒圧縮機用電動機を毎分9000回転で運
転する通常の空気調和機の場合、永久磁石回転子の補強
部材に加わる引−張り荷重(遠心力)は約260Kg/
aJである。但し、空気調和機の製造メーカーとしては
少なくとも10年間の性能保証をする必要があり、その
間の電動機の運転回数は約4万回に達する。従って、補
強部材は、少なくとも4万回に及ぶ電動機の運転の都度
、毎回少なくとも260にg/cdの引張り応力に耐え
るものでならない。 この観点から、無機質繊維を混入しないPEEK樹脂を
用いてテストピースを作製し、当該テストピースに26
0Kg/a#の引張り荷重(電動機が毎分9000回転
で回転する場合に補強部材に加わる引張り荷重)を繰返
して印加することよって当該テストピースの引張り強度
の限界値(破壊値)を調べて見た。その結果を第5図に
示す。 同図を見れば、テストピースの引張り強度の限界値は、
引張り荷重の印加回数が4万回を超えても約700kg
/fflを優に超えていることが分かる。 即ち、PEEK樹脂を使用する場合は、無機質繊維を混
入しなくても補強部材に必要とする引張り強度を充分に
満足させることができ、かつ、同樹脂が有する良好な耐
衝撃強度をそのまま利用して補強部材を構成すること出
来る。なお、PPS樹脂は、PEEK樹脂に比較して引
張り強度が若干劣るので、少量の無機質繊維を混入する
ことが望ましい。 [実施例] 本発明に係る耐冷媒型電動機回転子の一実施例を第1図
に示す。なお、a図は平面断面図、b図は正面断面図で
ある。例えばフェライト磁石からなる永久磁石2が円筒
状の磁性体ヨークlの外周部に配置されており、その外
周部に例えばPEEK樹脂の射出成形体から成る補強部
材4が設けられている。永久磁石2は1分割された複数
個のものであっても良いし、一体型のものであっても良
い。 [発明の効果] 本発明では、高温での耐冷媒性に優れた芳香族化合物系
合成樹脂を永久高石回転子の補強部材として用いている
ので、低分子トリマーが冷媒中に析出して冷媒圧縮機を
ロックさせるような事故を皆無にすることが出来る。ま
た、射出成形等の手段によって外形寸法精度の高い補強
部材を構成することが出来るので、生産上の工数を大幅
に低減することが可能と成る。しかも、樹脂製の補強部
材であるため、金属製の補強部材のようにうず電流が発
生することがないから、電動機の定格を約4%向上させ
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る耐冷媒型電動機回転子の一実施例
を示す図面であり、a図はその平面断面図、b図はその
正面断面図である。第2図はPEEK樹脂の流動特性を
示す曲線図、第3図はPEEKIt脂、PPS樹脂及び
PBT樹脂の引張り強さの温度依存性を示す曲線図、第
4図はPEEK樹脂の耐衝撃強度を示す棒グラフ、第5
図はPEEK樹脂の引張り強度を示す曲線図である。第
6図は従来の耐冷媒型電動機回転子の一例を示す図面で
あり、a図はその平面断面図、b図は正面断面図である
。 〈符号の説明〉 1・・・ヨーク、2・・・永久磁石、3・・・補強部材
代理人 弁理士 薄 1)利 幸 (b) 袖゛葺を咬々 1廖 (0c) jIB図 1 度 (0C) 第2図 第4図 引張り4Trt +’+ Q tJO[il 廖史第5 図 図 手 糸売 補 正 書 (自発) 平成 2年 7月 5日
を示す図面であり、a図はその平面断面図、b図はその
正面断面図である。第2図はPEEK樹脂の流動特性を
示す曲線図、第3図はPEEKIt脂、PPS樹脂及び
PBT樹脂の引張り強さの温度依存性を示す曲線図、第
4図はPEEK樹脂の耐衝撃強度を示す棒グラフ、第5
図はPEEK樹脂の引張り強度を示す曲線図である。第
6図は従来の耐冷媒型電動機回転子の一例を示す図面で
あり、a図はその平面断面図、b図は正面断面図である
。 〈符号の説明〉 1・・・ヨーク、2・・・永久磁石、3・・・補強部材
代理人 弁理士 薄 1)利 幸 (b) 袖゛葺を咬々 1廖 (0c) jIB図 1 度 (0C) 第2図 第4図 引張り4Trt +’+ Q tJO[il 廖史第5 図 図 手 糸売 補 正 書 (自発) 平成 2年 7月 5日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、円筒状ヨークの外周に分割型又は一体型の永久磁石
を配置し、当該永久磁石を補強部材によって補強してな
る電動機回転子において、補強部材の素材として芳香族
化合物系合成樹脂を使用したことを特徴とする耐冷媒型
電動機回転子。 2、芳香族化合物系合成樹脂がポリエーテル・エーテル
・ケトン樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の耐冷媒型電動機回転子。 3、芳香族化合物系合成樹脂がポリフェニリン・サルフ
ァイド樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の耐冷媒型電動機回転子。 4、補強部材は射出成形体をもって構成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
か一に記載の耐冷媒型電動機回転子。 5、補強部材は永久磁石の外周部に嵌合した筒状の成形
体をもって構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項乃至第3項のいずれか一に記載の耐冷媒型電
動機回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108629A JPH048138A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 耐冷媒型電動機回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108629A JPH048138A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 耐冷媒型電動機回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH048138A true JPH048138A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14489642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2108629A Pending JPH048138A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 耐冷媒型電動機回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH048138A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0660490A1 (en) * | 1992-07-14 | 1995-06-28 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | A rotor provided with a ring-shaped magnet |
| EP0729214A3 (en) * | 1995-02-21 | 1997-05-28 | Smith Corp A O | Electric motor operating in ammonia and cooling system containing this motor |
| JP2001178040A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | 圧縮機用永久磁石形電動機の回転子及び圧縮機用永久磁石形電動機の回転子の製造方法及び圧縮機及び冷凍サイクル |
| JP2015136230A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | グンゼ株式会社 | マグネット型モータの回転子の被覆部材 |
| JP2018043521A (ja) * | 2017-11-21 | 2018-03-22 | グンゼ株式会社 | マグネット型モータの回転子の被覆部材 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60102854A (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 密閉型電動圧縮機 |
| JPH0279753A (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-20 | Hitachi Ltd | 磁石型回転子 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP2108629A patent/JPH048138A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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