JPH0481536B2 - - Google Patents

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JPH0481536B2
JPH0481536B2 JP60168445A JP16844585A JPH0481536B2 JP H0481536 B2 JPH0481536 B2 JP H0481536B2 JP 60168445 A JP60168445 A JP 60168445A JP 16844585 A JP16844585 A JP 16844585A JP H0481536 B2 JPH0481536 B2 JP H0481536B2
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JP
Japan
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water
aqueous
bundle
fibers
composition
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JP60168445A
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JPS6197149A (ja
Inventor
Miratsudo Girugisu Mikairu
Rindotsudo Rooton Aanesuto
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PPG Industries Inc
Original Assignee
PPG Industries Inc
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Publication date
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Application filed by PPG Industries Inc filed Critical PPG Industries Inc
Publication of JPS6197149A publication Critical patent/JPS6197149A/ja
Publication of JPH0481536B2 publication Critical patent/JPH0481536B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/24Coatings containing organic materials
    • C03C25/26Macromolecular compounds or prepolymers

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は化学的に処理された、ストランドやヤ
ーンなどの繊維の束に関する。さらに詳しくは、
被覆され、またはポリマーのフイルムで積層され
うる組編布(braided fabrics)や布(fabrics)
を含む種々の製品に加工されうる化学処理された
繊維の束に関する。 [従来の技術] 1930年代に初めて開発されたガラス繊維は、繊
維、ストランドおよびヤーンとして、永年、織物
(textiles)、ポリマーのマトリツクスの補強材お
よびゴム製品などの種々の最終的な用途に適用さ
れている。ガラス繊維は従来よりバツチ式ガラス
溶融炉のブツシングの複数の小さなオリフイスか
ら溶融ガラスを細く引き出すことにより製造され
ている。ガラス繊維はそのオリフイスから、溶融
した流れとして出てきて、冷却され、サイジング
組成物で処理される。サイジング組成物は通常カ
ツプリング剤、潤滑剤およびフイルム形成ポリマ
ーなどの成分を含む水性の組成物である。サイジ
ングされたガラス繊維は1つまたはそれ以上の繊
維の束またはストランドに寄せ集められ、フオー
ミングパツケージ(forming package)に巻き
取られるかまたはチヨツプされる。織布への適用
のためには、フオーミングパツケージ中の繊維の
束はヤーンをつくるために撚られ、または仮撚り
され、または他のストランドと組み合わされてか
ら撚られ、または仮撚りされうる。ヤーンから布
をつくるばあいには、フイルヤーン(fill yarns)
を構成するヤーンは、通常さらにスラツシングサ
イジング組成物(slashing sizing composition)
で処理され、織りを正確にしている。縦ヤーンと
横ヤーンとを有する布は、通常フオーミングサイ
ジング組成物とスラツシングサイジング組成物と
の両方を除去するために熱洗浄(heatcleaning)
される。フオーミングパツケージからのガラス繊
維のストランドがゴム製品の強化のために用いら
れるときは、ストランドまたはストランドの束ま
たはコードをゴムマトリツクスと相溶しうるよう
にするために、そのストランドに第2化学処理ま
たは被覆が通常なされる。この第2被覆法は
RFLデイツプコーテイングとして当該分野で知
られている。ここで「RFL」はレゾルシノール
ホルムアルデヒドラテツクス被覆物を意味し、ま
たそのラテツクス材料はゴムマトリツクスの加硫
時において析出させるためにジエン含有エラスト
マーを含んでいる。 商業上、その適用の幅を拡げつつあるガラス繊
維の顕著な性質のいくつかとしては、比較的燃え
にくいこと、耐熱性および耐化学性を有するこ
と、引張り強度が優れていること、優れた寸法安
定性を有していることなどが含まれる。ガラス繊
維のこれらの有利な特徴は種々の織布にいまだ充
分に利用されていない。というのは、ポリエステ
ルやナイロンなどの他の繊維がガラス繊維よりも
非常に良好な屈曲疲れ(flex fatigue)特性を有
しているからである。ガラス繊維がポリエステル
やナイロン製の織布のように、より可撓性を有
し、より良好な屈曲疲れ特性を有するならば、
種々の織布がガラス繊維の有利な特徴を利用する
ことができる。壁のおおい(wall coverings)、
カーペツトの裏地、濾過用布、防水帆布
(tarpaulins)、ポンドライナー(pond liners)
またはポンドカバー(pond covers)、日除け
(awning)、帆布、電線のスリーブおよびハーネ
ス(harness)などに有用な織られたまたはニツ
ト編みされた布および織られていないスクリム
(scrim)および化学的に被覆された織布がいく
つかの例としてあげられる。 たとえば、ナイロンなどのポリアミドおよびポ
リエステルからつくられた織布、ケブラー
(Kevlar )繊維などのアラミド繊維、レーヨン
ならびに未漂白のガラス繊維の布(griege glass
fiber fabric)のような他の有機人造繊維および
いくつかの種類の無機人造繊維が、被覆された繊
維をつくるために、ポリ塩化ビニル、ポリウレタ
ン、シリコーン、ポリテトラフルオロエチレン、
ネオプレン、合成ゴムなどのポリマーで被覆され
ている。これらは工業上および商業上、建築およ
び建設産業上ならびにサンドライ・ジオテクスタ
イル(sundry geotextile)において、広く適用
されている。高分子被覆された織布において織布
に要求される事項としては、引張り強度が高いこ
と、良好な可撓性を有すること、良好な耐候性を
有すること、良好な耐薬品性を有すること、種々
の気候において良好な可撓性を有すること、引裂
強さおよび引裂伝播(tear propagation)に対す
る耐性が大きいこと、張り荷重(stretch
underload)を最小限にする良好な寸法安定性を
有すること、種々の温度、湿度条件のもとで良好
な安定性を有すること、高分子フイルム被覆物に
対する良好な接着性および良好な耐磨耗性を有す
ることなどが含まれる。これらの要求される事項
は、運動競技場や空港施設に設けられる空気支持
カバー(air supported covers)のような空気構
造物や引張り構造物などの大型のものに用いられ
る被覆された布、さらに日除けや防水帆布などの
小さなものについて用いられる被覆された布に対
して適用されうる。たとえば、空気構造物およ
び/または引張り構造物においては、その空気支
持カバーの大きさは運動競技場に対する26000m2
から空港設備に対する425000m2まで、巨大なもの
となりうる。この適用および他の適用において望
まれうる2つの性質としては、良好な防火特性を
有することおよび良好な寸法安定性を有すること
である。ガラス繊維はこれら2つの性質において
優れているが、要求される可撓性、耐磨耗性およ
び高分子フイルム被覆物に対する接着性において
良好ではないので、被覆される織物におけるガラ
ス織布の使用は制限されている。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は防火性、寸法安定性という利点
を有する無数の織布および不織布に加工されうる
べく改良された織布および不織布となるように、
改良した可撓性および耐磨耗性を有する高モジユ
ラス、低伸びの被覆された繊維の束を提供するこ
とにある。 さらに本発明の目的は、良好な可撓性および屈
曲疲れ特性を有する高モジユラス、低伸びの繊維
の束を提供することにある。そのばあい、前記束
からつくられた布は、繊維に塗布された種々の化
学サイジング組成物を除去するために熱洗浄する
必要がない。 [問題点を解決するための手段] 前述の目的および後述する記載から導かれる他
の目的は、乾燥されて水分が減少せられかつ部分
的に硬化している水性化学処理組成物の残渣が含
浸された繊維の束によつて達成される。前記繊維
は伸びのモジユラスが少なくとも7×106psiであ
り、破断時の伸びが5%未満であるような繊維で
あればいずれのものでもよく、そのばあい、繊維
は単繊維同士の磨耗に敏感である。前記繊維の束
は多数の繊維を有している。そのばあい、それぞ
れの繊維は第1化学処理物を有し、さらにその繊
維の束は該束に含浸している第2化学処理物を有
する。第1化学処理物は繊維の表面上の実質的な
部分に水性化学処理組成物の乾燥残渣として存在
している。サイジング組成物としての水性化学処
理組成物はフイルム形成ポリマーおよび/または
潤滑剤などの少なくとも1種の繊維保護剤
(fiber protectorant)を有する。また繊維の親
水性がポリマーとの相溶性を制限するようなとき
は、カツプリング剤などの親水性減少剤
(hydrophilicity reducing agent)を含ませるこ
とができる。保護剤および妨害成分(interfering
components)の不存在により、束にされた繊維
は攪乱力をうけるとたがいに分離しうる。攪乱力
は機械的な接触、ガス状物との接触、流体力的接
触またはその他の摩擦的な接触により生じうるも
のであり、繊維を分離させるべくそれらをお互い
に攪乱するものである。サイジング組成物の乾燥
した残渣の量は、処理された繊維の約0.05〜約5
重量%である。 サイジングされ、集められた繊維の1つまたは
2つ以上の束は、水性含浸用組成物から形成され
る、乾燥されて水分が減少せられかつ部分的に硬
化している含浸被覆物を有している。前記水性含
浸用組成物は、1種または2種以上の水溶性、水
分散性または水乳化性であつてジエンを含有せず
かつ塩素を含有しないエラストマーと、1種また
は2種以上の架橋材料と、水とからなつている。
含浸被覆物は約10重量%以下程度まで硬化可能で
あり、含浸被覆物の少なくとも一部を硬化させる
のに有効な量の架橋材料が含浸用組成物中に存在
している。架橋性材料は、自己架橋によりおよび
エラストメリツクなポリマーまたはその混合物と
の架橋により前記硬化に影響を与える。さらに、
水性含浸用組成物は繊維の束を含浸させるのに有
効な粘度を有しており、束上にあり、乾燥した含
浸剤の量は束の約5重量%より大きく、その正確
な量は束の中の繊維の直径により決まる。含浸被
覆用組成物中の水は他の成分に対し優勢な量存在
し、それにより含浸被覆用組成物の全固形分量お
よび粘度は繊維の束を含浸するのに効果的なもの
となる。含浸は、乾燥されて水分が減少せられか
つ部分的に硬化している水性含浸用組成物の残渣
が、束の中の大部分の繊維の実質的な部分上に被
覆物として存在する程度に行なわれ、その結果大
部分の単繊維は、乾燥されて水分が減少せられか
つ部分的に硬化している被覆物によつてある程度
たがいに分離可能となる。 前記水性含浸用組成物に、繊維潤滑剤、シラン
カツプリング剤、ジエン含有エラストマー、可塑
剤、ワツクス、顔料、染料、防火剤などの水溶
性、水分散性または水乳化性の材料を適宜含ませ
てもよい。 潤滑剤の使用は、編んだり織つたりされている
が、高分子被覆物で被覆されていない布のばあい
に、とくに有効である。 繊維は当業者によく知られた方法によりつくら
れうる。たとえば、ガラス繊維は繊維化しうる適
当なガラス組成物を用いてバツチ式のガラス溶融
炉のブツシングの小さなオリフイスからつくられ
る。そのばあい、単繊維は水性サイジング組成物
で適切に処理される。水性サイジング組成物は、
単繊維が内部的に磨耗し損傷するのを保護し、必
要ならばガラス繊維の表面を疎水性の被覆物と一
層相溶にしうるように親水性を低くするために塗
布される。サイジング処理がなされた多数のガラ
ス繊維は1つまたは2つ以上の束、ストランドに
集められパツケージ(package)の中に収集され
る。サイジング処理がなされた1つまたは2つ以
上の束は1つまたは2つ以上のパツケージから解
かれ、水性含浸用組成物で処理される。それはサ
イジング処理がなされた束中のガラス繊維が、有
効な粘度と有効な全固形分を有する水性被覆用組
成物で束を含浸させうる程度に、たがいに分離す
るように行なわれる。含浸されたガラス繊維の束
は、布の製造に充分な可撓性を有する含浸された
ガラス繊維の束をつくることを目的として、含浸
剤を部分的に硬化させるために乾燥される。つい
で、その布は被覆された布をつくるために被覆さ
れうる。その被覆は、含浸または充填法および溶
媒含有の被覆法、プラスチゾルで表面を被覆する
その他の表面被覆法、さらに被覆用高分子材料で
予備形成されたフイルムまたはシートで積層する
積層法によりつくられる。水性含浸用組成物がガ
ラス繊維の束に効果的な潤滑性を与えるための潤
滑剤を有するときは、含浸されたガラス繊維の束
は種々の布に編まれうる。 [実施例] 高モジユラス、低伸びの繊維がガラス繊維であ
るときは、そのガラス繊維は繊維化しうる適当な
ガラス組成物のバツチから「E−ガラス繊維」、
「621−ガラス繊維」、「A−ガラス繊維」、「S−ガ
ラス繊維」、「C−ガラス繊維」およびそれらの低
フツ素および/または低ホウ素誘導体などのガラ
ス繊維に製造される。ガラス繊維はバツチ式ガラ
ス溶融炉のブツシングのオリフイスから出され、
充分に冷却したときに、水性サイジング組成物が
それらに塗布される。ガラス繊維は機械的に細く
するかまたは当業者に知られている他の適当な方
法で製造されうる。水性サイジング組成物はベル
ト、ローラ、スプレーなどの当業者に知られてい
る適当な方法によつて、ガラス繊維に塗布されう
る。水性サイジング組成物には、繊維の親水性を
低くするためのカツプリング剤などの親水性減少
剤と、ガラス繊維の潤滑剤またはガラス繊維のフ
イルム形成ポリマーでありうる保護剤とを含んで
いる。フイルム形成ポリマーはキヤリアの蒸発時
または乾燥時にフイルムを形成するか、または実
際には液膜を形成する。またガラス繊維および他
のタイプの繊維に対しては、摩擦減少剤
(friction−reducing)および/または帯電防止剤
などの付加的な成分が存在していてもよい。さら
に当業者に知られているカツプリング剤、ガラス
繊維潤滑剤またはガラス繊維フイルム形成ポリマ
ーを用いることができる。サイジング処理がなさ
れたガラス繊維には、デンプン系のフイルム形成
材料または繊維同士が過剰に凝集しあうようにす
る他の材料を本質的に有さないのが好ましい。ガ
ラス繊維のための好適なデンプンを含有していな
い水性サイジング組成物の例としては、参考とし
て本明細書に盛込まれているギルギス(Girgis)
の米国特許第4390647号明細書に開示されている
ものがある。サイジング処理がなされたガラス繊
維は、ガラス繊維の束またはストランドに集めら
れる。そのばあい、束は200本から3000本以上の
単繊維からなりうる。繊維の束またはストランド
は、通常フオーミングパツケージ上または正確な
ロービングの巻き取りパツケージ中に巻取ること
によつて収集される。 サイジング処理がなされた繊維は、通常サイジ
ング組成物を、該サイジング処理がなされた繊維
の約0.05〜約5重量%有している。前記サイジン
グ組成物は空気で乾燥させるか、または昂められ
た温度において乾燥させるかのどちらかによつて
水を蒸発させてその水分が減少せられている。し
かしサイジング処理がなされたガラス繊維はま
た、水性含浸用組成物で処理されたとき、湿潤状
態にあつてもよい。 ガラス繊維に塗布された水性サイジング組成物
において、カツプリング剤としてはたとえばガン
マ−アミノプロピルトリメトキシシラン、メタク
リロキシプロピルトリシラン、グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランなどのシランカツプリン
グ剤、およびメタクリレートクロミツククロライ
ドコンプレツクス(methacrylatechromic
chloride complex)のようなメタルハライドコ
ンプレツクスカツプリング剤(metal halide
complex coupling agents)などの当業者に知ら
れている適当なカツプリング剤でよい。そのよう
な薬剤は米国特許第2611718号明細書に開示され
ている。ビニル基、アルキル基、アミノ基、エポ
キシ基、メルカプチル基、チオアルキル基、チオ
アリル基およびフエニル基を有する他のウエルナ
ータイプ(werner type)のカツプリング剤もま
た本発明のサイジング剤に盛込むために好適なも
のである。本発明のサイジング組成物に用いられ
うる種々のシランカツプリング剤の例として一般
に、加水分解しうるビニル、アルキル、ベータク
ロロプロピル、フエニル、チオアルキル、チオア
ルキルアリール、アミノ−アルキル、メタクリレ
ート、エポキシおよびメルカプトのシラン類、そ
れらの加水分解物、その加水分解物ポリマー、お
よびその混合物などが用いられる。ガラス繊維の
ためのサイジング組成物に用いられるカツプリン
グ剤の通常の量は、水性サイジング組成物にもと
づいて0.1〜2%の量などが用いられうる。 本発明のサイジング組成物に用いられうる繊維
保護剤には、湿潤潤滑剤およびステアリン酸やテ
トラエチレンペントアミンステアリン酸の反応生
成物としてえられたアルキルイミダゾリン誘導体
であるカチオン−X(Cation−X)のような陽イ
オン性潤滑剤などの乾燥潤滑剤または非イオン性
潤滑剤が含まれる。また無水の酸可溶化され多数
の不飽和化された(polyunsaturated)低分子量
の脂肪酸アミド同様、酸可溶化された水溶性また
は水分散性のステアリンアミドおよびステアリン
無水物、酸可溶化された水分散性の低分子量の脂
肪酸アミドもまた、陽イオン性潤滑剤として用い
られうる。典型的な水素処理した野菜油
(vegitable oil)の潤滑剤としては、水素処理し
た綿実油、水素処理したコーン油、水素処理した
大豆油などが用いられうる。用いられうるフイル
ム形成ポリマー材料の例としては、ポリオキシア
ルキレンポリオールまたはポリアルキレンポリオ
ール;ゼラチン;カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース
などのセルロース材料、グルコース;オキシエチ
ル化したステアレート;ウレアホルムアルデヒド
ポリマー、メラミン−ホルムアルデヒドポリマ
ー、アセトンホルムアルデヒドポリマー、フエノ
ール−ホルムアルデヒドポリマーなどの合成樹
脂;グリセリル−フタル酸無水物反応生成物など
のアルキド樹脂;ポリアミド、飽和されたポリエ
ステルおよび不飽和にされたポリエステル、炭化
水素−シロキサン樹脂、エポキシ樹脂;エチレ
ン、プロピレン、スチレン、イソブチレン、ブタ
ジエン、アクリロニトリル、塩化ビニル、ビニル
ピロリドン、塩化ビニリデン、ビニルアセテー
ト、ビニルアルコール、アクリル酸およびそのエ
ステル、メタクリル酸およびそのエステルのホモ
ポリマーおよびコポリマーなどのビニル樹脂など
が含まれる。これらのフイルム形成剤はまた混合
して用いてもよい。これらのフイルム形成剤は水
溶液、分散剤または乳剤のかたちで用いられるの
が好ましい。前述したフイルム形成剤のシリル化
されたものもまた用いられる。 水性含浸被覆用組成物の固形分のうち本質的に
優勢な成分は、水溶性、水分散性または水乳化性
のエラストメリツクなポリマーであり、このポリ
マーは本質的にどんな炭化水素ジエンおよび塩素
の官能性をも持つていない。ここで「本質的に優
勢な成分」とは、ほとんどの固形分がエラストメ
リツクなポリマーからなるが、量的には、たとえ
ば約40%以上であるというように、大部分の固形
分より少なくてもよいことを意味している。その
量が約50重量%より少ないばあい、通常、より多
い他の成分が存在する。その結果エラストメリツ
クなポリマーの全量に対する割合は減少するが、
それでも他のいずれの単一成分よりも量的に多い
固形分量を有する。 「エラストマー」という用語は、68℃において
もとの長さの2倍に延ばすことができ、力を解放
したときに合理的な時間内にほぼそのもとの長さ
にまで戻る物質を意味する。これらの材料は変形
させない状態において不透明であり、エラストメ
リツクな材料を形成するのに充分な大きい分子量
を有している。またこれらの材料のガラス転位温
度(Tg)は約0℃以下である。Tgは当業者に知
られている適当な方法によつて決定することがで
きる。たとえば、核磁気共鳴ピーク比法があり、
または示差熱分析のような近似法その他のより簡
易な方法がある。エラストメリツクな材料は、材
料のTgが約0℃より低いばあいにかぎり、限ら
れた分岐鎖芳香族成分および/または極性官能性
を有することができる。水溶性、水分散性または
水乳化性のエラストメリツクなポリマーとしてエ
ラストメリツクなエチレン含有インターポリマー
を用いることができる。インターポリマーは、通
常コポリマーまたはターポリマーであるが、エチ
レンモノマーと1種または2種以上の極性コモノ
マーから形成される。該コモノマーは、ポリエチ
レン結晶構造との共晶から実質的には非晶質のイ
ンターポリマーまで変りうる。排他的でないこれ
らのコモノマーの例は、ビニルアセテート、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、スチレン、α
−メチルスチレン、メタクリル酸メチル、アクリ
ルアミド、メタクリル酸、n−メチル−N−ビニ
ルアセトアミド、フマル酸ジエチル、マレイン酸
ジエチル、ビニルピロリドン、n−ビニルサクシ
ンイミドなど、およびそれらの混合物である。 インターポリマーは極性コモノマーに対し、ガ
ラス転移温度(Tg)が約0℃またはそれ以下に
なるのに充分なエチレンの比率を有する。インタ
ーポリマーは、不均一もしくは交互共重合のコポ
リマーまたはターポリマーよりは、均一なインタ
ーポリマーの方が好ましいが、不均一もしくは交
互共重合のコポリマーまたはターポリマーのタイ
プもある限度までは使用することができる。均一
なインターポリマーとは、任意の変換率で重合さ
れた等しい反応性をもつ2種以上のモノマーから
生成されるか、モノマーが異なつた反応性を有す
るときは変換率を分子間重合
(interpolymerization)する間低い変換率にし
て、コモノマーの濃度がほとんど一定に保たれる
ようにして生成されるものである。不均一なコポ
リマーおよび交互共重合のコポリマーは、この分
野の当業者に公知である。インターポリマーは、
また、適当な乳化剤および/または溶剤によつて
水溶性、水乳化性または水分散性を有する。イン
ターポリマーはエチレンコポリマーの技術分野に
おける常法により製造されうる。特に有用な、エ
ラストメリツクなエチレン含有インターポリマー
は、コポリマー中に極性コモノマーとして約25モ
ル%もしくはそれ以上、すなわち約45〜80重量%
のビニルアセテートモノマーを含むエチレンビニ
ルアセテートコポリマーである。エチレンビニル
アセテートコポリマーの排他的でない例は、エ
ア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ・インコー
ポレーテツド(Air Products and chemicals,
Inc)のエア・フレツクス (airflex )410ビ
ニルアセテート/エチレンコポリマーである。該
コポリマーは組成Ax−Byを有し、ここで、Aは
C4 H6O2を、BはC2 H4を表わす。エマルジヨン
の外観は白い流動液体(mobile liquid)で、ブ
ルツクフイールド(Brookfield)粘度計 モデ
ルLVE(25℃、60rpmのスピンドルNo.2またはNo.
3)で測定したところ、37.8℃(100〓)での
SUS粘度が100〜2000である。また、エマルジヨ
ンはPHが4〜7で、揮発性成分の含有率は容積比
で45〜53%、比重1.1、密度は1ガロン当り9ポ
ンドである。水分散液は水中で非常に小さなポリ
マー粒子を有し、0.1重量%に達するホルムアル
デヒドを含み、他の光化学的反応性溶剤や反応性
化学溶剤は追加されない。残留する重合していな
いモノマーの量は、総量中0.5%未満である。水
性含浸用組成物中のエチレン含有インターポリマ
ーの量は、単繊維の束に含浸し、単繊維の束の中
の単繊維の表面の実質的な部分にほとんど連続に
近いフイルムを形成するのに効果的な量である。
またその量は、単繊維の束の上にフイルムを形成
するのにも効果的な量である。一般に、その量
は、水性含浸用組成物の固形分の優勢量である。 水溶性、水分散性または水乳化性であり、かつ
水性含浸用被覆物中に用いることのできる他のエ
ラストメリツクなポリマーとしてエラストメリツ
クなポリウレタンがある。「ポリウレタン」とい
う言葉は少なくとも2つの活性水素とジおよび/
またはポリイソシアネートとを有する有機化合物
の反応生成物を意味する。そのばあい、最終的に
えられたポリマーは、エラストマーの硬化性のポ
リウレタンまたはポリウレタンウレアタイプのポ
リマーである。「エラストマーの」という言葉は、
ポリウレタンフイルムのみの硬度がシヨアA硬度
約10〜シヨアD硬度約75から80、好ましくはシヨ
アA硬度60〜100の範囲内にあり、その伸びが100
〜800%のオーダーであることを意味するもので
ある。シヨア硬度試験は標準的な手順によつてシ
ヨアデユロメータ(Shore durometer)で行なわ
れる。伸びはASTMの試験手順D412にしたがつ
て測定される。好ましくは、少なくとも2つの活
性水素を有する有機化合物は、ポリエステルポリ
オールまたはポリエーテルポリオールなどのポリ
オールであり、もつとも好ましくは、直鎖のポリ
オールである。ポリエステルをもとにしたポリウ
レタンエラストマーの例としては、そのポリエス
テルがアジピン酸などのカルボン酸から調製され
たものが含まれ、そのグリコール部分がエチレン
グリコール、1,2−プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコールおよび1,4−ブチ
レングリコールなどの材料から選ばれうる。用い
られうる多官能性(polyfunctional)のポリエス
テルの例としてはさらに、フタル酸無水物、アジ
ピン酸、エチレングリコール、トリメチロールプ
ロパンなどにもとづくものである。分枝が増加す
るとよりじん性が増し、より硬く、可撓性におい
て劣つたフイルムとなるので、ポリオールの分枝
がわずかな量であるならよいが、ポリオールの官
能性または分枝の程度は最小限に保つべきであ
る。ポリウレタンをつくるために通常用いられる
ジまたはポリイソシアネートは、芳香族、脂肪族
およびその混合物のイソシアネートから選ばれる
が、脂肪族イソシアネートが好ましい。用いられ
うるポリイソシアネートの例としては、トルエン
ジイソシアネートの芳香族イソシアネート、なら
びにヘキサメチレンジイソシアネート、メチルシ
クロヘキシレンジイソシアネート、ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート、その脂肪族基がメ
チルまたはエチルであるリシンジイソシアネー
ト、ビス(2−イソシアナトエチル)フマレー
ト、ビス(2−イソシアナトエチル)カーボネー
トおよび有機基が本質的にC36炭化水素残基であ
るジメリルジイソシアネートなどの脂肪族イソシ
アネートが含まれる。用いられてよい他のイソシ
アネートは、4,4′−ジフエニルメタンジイソシ
アネートである。ポリウレタンポリマーは当業者
に知られている適当な方法によつて硬化しうる材
料としてつくられる。たとえば、ジイソシアネー
トのような付加的なモノマー、ポリオール、エポ
キシはそのポリマーに添加されうるし、および/
または硬化しうる残基(moiety)はそのポリマ
ー中に導入されうる。硬化性のポリウレタンエラ
ストマーをつくるために用いられる、前述の反応
基または残基の例としては、ヒドロキシル、エポ
キシ、ウレア、アミン、アミドおよびオレフイン
の基、または反応性のメチレンまたはオレフイン
の基がある。ポリウレタンポリマーは当業者に知
られているワン−シヨツト法またはシングルステ
ツプ法によつて、または水分散性ポリウレタンを
つくるために当業者に知られているジイソシアネ
ートの必要とされるモル部分(molar portions)
を有する直鎖またはわずかに分枝したポリオール
を用いた2ステツプ鎖延長法によつてつくられう
る。これら種々のエラストマーの硬化性のポリウ
レタンの1種または2種以上またはその混合物
は、本発明の水性被覆用組成物中で用いられう
る。とくに、2種または3種以上のポリウレタン
が、サイジング処理がなされたガラス繊維上の被
覆物について所望の硬度および/または伸び特性
を達成するために混合されうる。これらのエラス
トメリツクな硬化性ポリウレタンは、非イオン
性、陰イオン性、および/または陰イオン性およ
び/または両性(amphoteric or zwitterionic)
の乳化剤および分散剤を用いることによつて、水
に溶解しえ、乳化しえまたは、分散しうる。さら
に、ポリウレタンポリマーは、1種または2種以
上の分散剤または乳化剤をポリウレタンポリマー
をつくるための他のポリウレタン製造モノマーと
組み合わせることによつて、内部的に乳化されう
る。硬化性ポリウレタンは、水性の含浸用組成物
の残渣の固形分にもとづいて、または乾燥基準に
もとづいて、最大約10%またはそれ以下を架橋す
ることによつて最大の硬化性を有する。 含浸被覆物中においてフイルム形成ポリマーと
して用いられうるポリウレタンポリマーの例とし
ては、米国特許第4143091号、米国特許第4208494
号および米国特許第4208495号各明細書に示され
ているような内部的に乳化されたものが含まれ
る。これらの各明細書の開示内容は参考として本
明細書中に盛込まれている。用いられうるポリウ
レタンポリマーの他のタイプとしては、米国特許
第4066591号明細書に開示されているものなどの
ようにポリマー分子上に存在するイオン性の基を
有するものがある。該明細書の開示内容は参考と
して本明細書中に盛込まれている。本発明の組成
物中で用いられうる他のタイプのポリウレタンイ
オノマー、たとえばポリマー上に存在するイオン
性の基を有するポリウレタンポリマーとしては、
アニオノマー(anionomer)およびカチオノマー
(cationomer)などのポリウレタンイオノマーが
含まれる。該イオノマーの例としては、分子量約
160〜約300の有機ジイソシアネートを、エチレン
グリコールなどのトリおよび/またはテトラアル
キレンポリオール、ならびに適宜用いられるカル
ボキシル基、カルボキシレート基、スルホン酸基
および/またはスルホネート基を含むグリコール
の存在下で約62〜約200の分子量を有し、かつ約
500未満の分子量を有する他の脂肪族グリコール
と反応させることによつて生成したアニオノマー
が含まれる。イオン性基または親水性ポリエーテ
ルセグメントを含有するこれらのポリウレタンポ
リマーは自己乳化性であり、乳化剤あるいは乳化
のためのまたは分散のための大きい剪断力
(shear forces)を要しない。というのは、それ
らは自己分散性であるからである。また4級化重
付加反応(guaternizing polyaddition
reactions)によつてつくられた陽イオン性のポ
リウレタンもまた用いられうる。ポリエステル、
ポリエーテル、ポリアセタール、ポリイソシアネ
ート、低分子量のグリコールおよびジアミンとイ
オン性ポリウレリタンとのコンビネーシヨンもま
た用いられうる。イオン性ポリウレタン中に存在
するイオン性基の種類および量は、そのポリウレ
タンが自己分散性であるとともに、そのポリウレ
タンの粒径が約5ミクロン未満であるように選択
される。これらのポリウレタンポリマーの特性
は、硬性のフイルム特性から可撓性のフイルム特
性まで種々変化しうる。本発明にもつとも有用な
ポリマーは可撓性のフイルム特性を有するポリマ
ーである。 商業的に入手可能な使用可能なポリウレタンポ
リマーの特定の例としては、ウイチコ・ケミカ
ル・コーポレーシヨン(Witco chemical
corporation)製のウイチコボンド(Witcobond)
W−212およびW−234などの脂肪族ポリウレタン
分散剤があげられる。ウイチコボンドW−212材
料は30%の固形分を有し8.7ポンド/ガロンの密
度であり、乳白色の外観を呈している。引火点は
100℃より大きく、粒子の電荷は陽イオン性であ
り、粒径は1ミクロンである。25℃(77〓)にお
けるPH値は4.5であり、25℃(77〓)におけるブ
ルツクフイールド(Brookfield)LVFによる粘
度は50cpsであり、表面張力は41ダイン/cmであ
る。本発明で用いられる他のポリウレタンはウイ
チコ・ケミカル・コーポレーシヨンから入手可能
なウイチコボンドW−234ポリウレタンである。
W−234ポリウレタンはかすんだような外観を有
しており化学的な分類においては脂肪族性のもの
である。固形分は30%であり、密度は8.8ポン
ド/ガロンである。引火点はW−212材料と同じ
であり、粒子の電荷は陰イオン性であり、その分
散物はコロイド状である。25℃(77〓)における
PH値は8.0であり、ブルツクフイールドLVFによ
つて測定した25℃(77〓)における粘度は100cps
であり、表面張力は54ダイン/cmである。好まし
いポリウレタンはウイチコボンドW−290H材料
であり、該材料は乳白色の外観を有し、化学的な
分類としては脂肪族性のものであり、65%の固形
分を有しており、粒径が約15ミクロンであり、25
℃(77〓)におけるPH値が7.5であり、ブルツク
フイールドLVFによつて測定した粘度が200cps
であり、表面張力が42ダイン/cmである。290H
材料のフイルム特性は引張り強度が4500psiであ
り、伸びが720%であり、モジユラスが伸び100%
において250psi、300%において540psi、500%に
おいて1550psiである。 水性含浸被覆用組成物中に用いることができ、
水溶性、水分散性または水乳化性のエラストメリ
ツクなポリマーのその他の種類として、たとえば
アルキレンオキサイド型の内部(internal)乳化
剤のごとき内部または外部(external)乳化剤を
用いて、水酸基および/またはアルコキシ基の官
能基を有するポリジオルガノシロキサンから形成
されるエラストマーのごときエラストメリツクな
シリコーン類がある。また3,3,3−トリフル
オロプロピルメチルシロキサンから形成されるシ
リコーン類も用いることができる。さらに、エラ
ストマーの実例としては、たとえばビニリデンフ
ルオライドとパーフルオロプロピレンのコポリマ
ーなどのフルオロラバー、ポリサルフアイドポリ
マー、エチレンプロピレンラバーおよびポリエス
テルがある。 エラストメリツクなポリマーに加えて、水性含
浸被覆用組成物中には架橋材料が存在する。架橋
材料として、自己架橋性のおよび/またはエラス
トメリツクなポリマーと架橋しうるものを用いる
ことができる。架橋材料は、乾燥した含浸剤の残
渣中のエラストメリツクなポリマーのどの粘着性
をも減少させる程度の、またはエラストメリツク
なポリマーを、乾燥されて水分が減少せられかつ
少なくとも部分的に硬化している水性の含浸用組
成物の残渣中において水溶性にならしめる程度の
架橋を生じるのに効果的な量だけ存在する。繊維
の束をさらに、織布または不織布として高分子マ
トリツクスのフイルム被覆物にて被覆するばあ
い、架橋材料はマトリツクスポリマーとの良好な
接着性または結合性に対して充分な自己架橋性を
与える。もしエラストメリツクなポリマーが高分
子マトリツクスと直接に架橋することができるな
らば、その分の架橋材料は不要となる。水性の被
覆用組成物中に存在する架橋材料の量は、フイル
ムとなるエラストメリツクなポリマーの乾燥した
残渣に効果的な架橋を与える量である。そのばあ
い、結果的にえられたフイルムまたは残渣はその
硬度がシヨアA硬度約10〜シヨアD硬度約80、好
ましくはシヨアA硬度約60〜約100であり、伸び
が約100〜約800%、もつとも好ましくは500%伸
びにおけるモジユラスが約500〜約4000psiであ
る。エラストメリツクなポリマーを有する含浸被
覆物の乾燥基準の約10重量%、好ましくは6重量
%までが架橋可能すなわち硬化可能であり、その
結果架橋材料の量は、それ自身が架橋するのに、
またはほとんど同程度までエラストメリツクなポ
リマーと架橋するのに充分である。たとえばエチ
レンビニルアセテートがエラストメリツクなポリ
マーであり、架橋材料が自己架橋性の材料である
ばあい、部分的な硬化は、巻取られたパツケージ
から含浸された繊維の束がほぼ均一に出てくるよ
うに、乾燥した含浸用組成物の残渣の表面粘着性
を調整する。繊維の束が直径の大きい単繊維から
なるばあい、架橋による部分硬化を減少させるこ
とが可能である。束を構成する単繊維の直径が小
さいばあい、部分的な硬化は単繊維の直径が大き
いばあいよりも増加しうる。含浸された繊維の束
が巻取られたパツケージ上でより密にパツキング
されるばあい、束は粘着性に対しより敏感とな
り、架橋による部分的な硬化の程度を高めること
が望まれる。このように調整された表面粘着性を
有するばあい、乾燥した状態で水性被覆用組成物
により含浸された繊維の束は、ルームフイーダ
(loom feeder)を用いずに製織されうる。もし
ルームフイーダを利用することができるばあい、
部分的な硬化は減らすことができ、その結果表面
粘着性をルームフイーダがないばあいほど厳重に
調整しなくてもよい。部分的な硬化は、単繊維の
束を含浸する水性被覆用組成物の、乾燥した残渣
の硬度またはモジユラスを有することが好まし
く、そうすれば単繊維の含浸させた束の可撓性
に、少なくとも2倍の改善をもたらすこととな
る。このような可撓性の改善は、同じように作ら
れるが含浸されていない単繊維の束にも及ぶ。 好適な架橋材料として高分子性でない化合物、
モノマー性材料、オリゴマー性材料および高分子
性材料がある。これらの材料はすべて周囲温度ま
たは昂められた温度において、および大気圧また
は準大気圧(sub−atmospheric pressure)また
は超大気圧(super−atmospheric pressure)に
おいて少なくとも自己架橋性を有する。自己架橋
性を有するとは、エラストメリツクなポリマーに
架橋剤が必要でないことを意味している。高分子
材料は、外部との化学結合または内部の架橋によ
つて自己架橋が可能となる。外部から架橋しうる
とは、ポリマーを架橋させるために、特定の樹脂
状ポリマー(resinous polymers)の分野で当業
者に知られている架橋剤を使用することができる
ことを意味している。樹脂状ポリマーには、たと
えばエポキシ樹脂、メチロール縮合ポリマー、ポ
リウレタン、ポリエステルおよびその他のポリマ
ーが含まれるが、これらポリマーはポリブタジエ
ン、ポリイソブチレン、スチレン−ブタジエン−
ビニルピリジンターポリマーおよびスチレン−ブ
タジエンコポリマーなどのラバーポリマー類であ
つてはならない。 自己架橋性の材料のいくつかの例としては、酸
性の触媒または塩基性の触媒と共に用いられるア
ルデヒド縮合物、たとえばメラミンホルムアルデ
ヒド、ヘキサキス(メトキシメチル)メラミン、
フエノールホルムアルデヒドおよびレゾルシノー
ルホルムアルデヒドなどがある。また、その他に
メチロール含有縮合物、モノマー類、ダイマー
類、トリマー類または高次オリゴマー類であつて
もよい。フエノールまたはレゾルシール化合物に
は、クレゾールおよびそのアイソマーの混合物、
キシロネオールおよびそのイソマーの混合物、フ
エノールのホモログとたとえばフロルグルシノー
ル、クレゾルシノールのような2価のフエノール
との混合物、およびメタ−キシロルシノールが含
まれる。アルデヒドには、ホルムアルデヒドに用
いられるあらゆるメチレン供与体、たとえばパラ
ホルムアルデヒド、ヘキサメチレン−テトラミン
酸アルデヒド、フルフラールおよびそれらの混合
物などが含まれる。架橋剤として、外部および/
または内部架橋剤または硬化剤を用いることがで
き、それらの添加剤は室温では比較的反応性を有
しないが、昂められた温度においては架橋に対し
反性を有する。ポリウレタン用の好適な架橋材料
として、ヘキサキス(メトキシメチル)メラミン
のような化合物;スチレンオキサイド、アルフア
ーフエニルプロピレンオキサイド、トリメチレン
オキサイドからなり炭素原子を2〜12個含むよう
な低級炭化水素エポキシド類;エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、イソブチレンオキサイドなどエポキシドのよ
うな炭素数2〜8個の低級アルキレンオキサイド
類;ホルムアルデヒド;アルコキシラン類;およ
びフエノリツク(phenolics)が含まれる。ポリ
ウレタン用のモノマー性架橋材料として、ポリウ
レタンと反応性を有するたとえばジイソシアネー
ト、ポリイソシアネートおよび少なくとも2個の
活性水素を有する有機化合物があげられる。高分
子性材料の例として、尿素、メラミン、レゾルシ
ノールのようなポリヒドロキシフエノール化合
物、フエノール化合物のメチロール含有縮合物が
含まれる。このばあいメチロールはパラホルムア
ルデヒド、ヘキサメチレン−テトラミン酸アルデ
ヒド、フルフラールおよびそれらの混合物のごと
く種々の形態にあるホルムアルデヒドのようなあ
らゆるメチレン供与化合物(methylene
donating compound)からえられ、またアミノ
プラスト樹脂、有機ポリイソシアネートおよびエ
ポキシ含有ポリマーを含んでいる。外部および内
部架橋剤の適切な例がスクリーブン(Scriven)
らの米国特許第4066591号明細書に記載されてい
る。この特許は本件出願人に譲渡されており、該
特許は参考として本明細書に参考として盛込まれ
ている。本発明においては、1種または2種以上
のメラミンホルムアルデヒド樹脂を有することが
好ましい。というのは、それら樹脂は容易に架橋
しかつポリウレタン樹脂と相溶性を有するからで
ある。 とくに好適なメラミンホルムアルデヒド樹脂
は、モンサント・カンパニー(Monsanto
Company)から商品名レジメン841(Resimene
841)として市販されている水性のメラミンホル
ムアルデヒド樹脂であり、この樹脂は遊離したホ
ルムアルデヒドを2%未満含み、かつメタノール
を5%含む。また沸点は約99℃(210〓)である。
レジメン841は、メタノールの蒸気圧が95mmHg、
水の蒸気圧が17.5mmHgであり、メタノールの蒸
気密度が1.11、水の蒸気密度が0.64である。また
無色で、透明な流動性のある液状の外観を呈して
おり、比重は25℃(77〓)で1.25、揮発成分は29
容量%である。メラミンホルムアルデヒドのよう
な架橋材料は、架橋性の高分子材料同士の架橋の
程度および架橋性の材料とポリウレタンポリマー
との架橋の程度を調整するために架橋調整剤の使
用を必要とすることがある。架橋調整剤は、被覆
用組成物のPHを調整するたとえば水酸化アンモニ
ウムまたは架橋材料用の酸触媒でもよい。後者の
例としてイソプロパノール中のトルエンスルホン
酸溶液があり、この溶液はたとえばアメリカン・
シアナミド・カンパニー(American
Cyanamide Co.)の酸を40重量%とアルコール
を60重量%含むサイキヤツト(Cycat)4040を利
用することができる。他のとくに好適な材料は、
ウイチコ・ケミカル・コーポレーシヨン(Witco
Chemical Corporation)の商品名ウイチコボン
ド(Witcobond)XWである水性エポキシエマル
ジヨンである。このエポキシエマルジヨンはエポ
キシ当量が345〜385であり、非揮発成分が54〜56
容量%であり、25℃(77〓)におけるブルツクフ
イールド(Brookfield)粘度が15ないし70ポイ
ズである。また外観は乳白色の液体であり、引火
点は93℃(200〓)より高く、25℃における1ガ
ロンあたりのポンド数は9.1である。 エラストメリツクなポリマーがシリコーン樹脂
のばあい、架橋剤はアセトキシ基、ケトキシム基
またはアルコキシ基官能性化合物または当業者に
知られている他の硬化剤でよい。 水性化学処理組成物中の水は揮発性と非揮発性
の両方の部分を含む組成物の主要な量を構成して
いる。そのような水の量はその組成物がストラン
ドやヤーンの束を含む単繊維の束を含浸させうる
ような粘度および全固形分濃度となるような量で
ある。単繊維の束の含浸の程度は、単繊維の大部
分が、水性被覆用組成物の残渣のほぼ連続したフ
イルムでそれらの表面の実質的部分が被覆される
程度である。その結果、単繊維の大部分はたがい
に分離される。束が含浸されているかぎり束は包
み込まれている(encapsulated)必要はない。好
ましくは、約50%以下の固形分含量の水性被覆用
組成物に添加するためにポリウレタンポリマーが
あらかじめ乳化され、分散されているときは、水
性の被覆用組成物の粘度はキスロール(Kiss
roll)型の被覆法に対しては約5センチポイズま
たはそれ以下であり、ダイ(die)被覆法に対し
ては室温で約15±5センチポイズまでの粘度であ
る。水性の被覆用組成物の全固形分はその束の単
繊維の直径に依存して種々変化する。このことは
より小さな直径の単繊維がより多くの全固形分を
有する水性の化学処理組成物を要することを意味
する。というのは、単繊維の直径を小さくすれば
するほど単繊維の表面積は大きくなるからであ
る。 水と共に水性被覆組成物中に存在する水分散
性、水乳化性または水溶性のエラストメリツクな
ポリマーおよび架橋材料に加えて、適宜用いられ
る種々の成分が存在していてもよい。適宜用いら
れる成分の種類は、被覆された繊維の束の最終的
な用途に依存する。たとえば、電線ワイヤを包む
電線用ハーネスを製造するために、被覆された束
が編まれたり、織られるときは、水性被覆用組成
物には潤滑剤を存在させるべきである。当業者に
知られている適当なガラス繊維の潤滑剤を、その
水性被覆用組成物中に含ませることができる。と
くに好適な潤滑剤は商品名がY−9662でユニオ
ン・カーバイド・コーポレーシヨンから入手しう
るシリル化された潤滑剤である。プロダクト・セ
イフテイ・データ・シート(Product Stafty
Data Sheet)に記載されているこの材料は、760
mmHgにおける沸点が150℃より大きく、25℃/25
℃における比重が1.05であり、蒸気密度が1より
大きく、蒸気圧が20℃で1mmHg未満であり、揮
発性分が1容量%未満であり、蒸発率がブチルア
セテートを1として1未満であり、透明からわず
かにかすんだ色の液体としての外観を有し、特有
な臭いをもつている。水性被覆用組成物中に存在
させうる他の付加的な成分としてシランカツプリ
ング剤があり、水性サイジング組成物中で用いら
れている前述した適当なシランカツプリング剤が
その水性被覆用組成物中で用いられうる。また1
種または2種以上の、水分散性、水乳化性または
水溶性の可塑剤が水性被覆用組成物中に含まれう
る。水分散性または水乳化性の可塑剤は、好適な
非イオン性、陽イオン性、陰イオン性、両性の
(amphoteric or zwitterionic)、その可塑剤の
HLB値と同じ範囲のHLB値を有する分散剤また
は乳化剤と共に用いられる。1種または2種以上
の可塑剤が水性被覆用組成物中で用いられるとき
は、用いられうるポリウレタンポリマーの種類は
より高い硬度を有しうる。というのは、可塑剤が
単繊維の束上の被覆用組成物のフイルムの硬度を
減少させるからである。可塑剤の好適な例として
は、商品名がサニタイザー(Sanitizer)160であ
るブチルベンジルフタレートが含まれる。そのば
あい、好適な乳化剤は商品名ツイーン
(Tween )21乳化剤でアイシーアイ・アメリ
カ・インコーポレーテツドから入手しうるポリオ
キシエチレンソルビタンモノウラレートである。
好適な可塑剤の他の例としては商品名ホスフレツ
クス(Phosflex)179 −Aでストーフアー・ケ
ミカル・カンパニー(Stauffer Chemical
Company)から入手可能なトリーキシリルホス
フエートがある。この材料は20℃/20℃において
比重が1.143であり、密度が9.5ポンド/ガロンで
あり、10mmHgにおける沸点が265〜285℃であり、
流動点が約−17.8℃(0゜ F)、約37.8℃(100゜〓)
におけるSUS粘度が220であり、引火点が約229.4
℃(445〓)である液体である。 他の好適な可塑剤はベルシコール・ケミカル・
コーポレーシヨン(Velsicol Chemical
Corporation)から入手可能なジプロピレングリ
コールのジベンゾエートエステルであるベンゾフ
レツクス(Benzoflex)や幾種類かのポリエチレ
ングリコールである。被覆用組成物中に存在しう
る適宜用いられる他の成分は、防火剤である。そ
のばあい、水溶性、水乳化性または水分散性の適
当な防火剤が用いられうる。好適な防火剤は水の
中でツイーン21乳化剤で乳化されうる3酸化アン
チモンである。 さらに、水性の化学被覆組成物の任意成分とし
て、1種または2種以上の水乳化性または水分散
性のワツクスがあげられる。単繊維の可撓性束か
ら作られる布に塗布される被覆マトリツクスの粘
着促進剤(adhesion promoter)として効果的な
ワツクスの種類と量が要求される。さらにそれ
は、布または高分子被覆布が天候、環境から保護
されていないばあいに、紫外線による劣化に対す
るスクリーン効果をもたらすために効果的なワツ
クスの種類と量でもある。また、ワツクスは、含
浸された単繊維束の摩擦に対する特性を変えう
る。1種または2種以上のワツクスは、当該分野
で知られているように、好適な乳化剤によつて水
中で分散または乳化される。1種または2種以上
のワツクスは、水性含浸用組成物中に乳化または
分散される前の形で含まれることもできる。好ま
しいワツクスの材料は、マイクロクリスタリンワ
ツクス材料である。市販の好適な例は、オクラホ
マ州、タルサのペトロライト・コーポレーシヨン
のバレコ・デイビジヨン(Petrolite
Corporation−Bareco Division)の分散前の形
のポリメコン(Polymekon)SPPW−40マイク
ロクリスタリンワツクスである。該ワツクスは、
40%の固形分を有する炭化水素水分散液である。
他の好適な例は、モビル・ケミカル(Mobil
Chemical)社のモビルサー(Mobilcer)Qマイ
クロクリスタリンワツクスである。この材料は、
マイクロクリスタリンワツクスの酸型水性エマル
ジヨンで、71℃(160〓)の融点をもち、エマル
ジヨンの粒子径は平均2ミクロン、固形分を50.5
重量%含み、エマルジヨン密度7.9、PH6.8であ
る。被覆組成物中に存在するワツクスの量は、好
ましくは水性含浸用組成物中高々約5重量%であ
る。この分野で知られている好適なHBL値をも
つ好適な固形分および分散剤または乳化剤が、水
中のワツクスを乳化または分散させるのを助ける
ために用いられうる。 水性処理組成物は、すでに述べたエラストメリ
ツクなポリマーとともに、ジエン含有エラストメ
リツクなポリマーを含みうる。ジエン含有エラス
トマーは、水分散性または適当な溶媒もしくは乳
化剤を用いると水乳化性となる。適当な溶媒およ
び乳化剤は、エラストメリツクなラテツクスの分
野で知られている。このエラストメリツクな材料
は、水性被覆用組成物にラテツクスとして、乾燥
により水分が減少せられ一部硬化している水性被
覆用組成物を望ましいたわみモジユラス(flex
modulus)となるように可撓化するのに効果的な
量加えられることが好ましい。水性被覆用組成物
の、キヤストフイルム(cast film)の100%伸び
(elongation)でのモジユラスは約200〜8000psi
であることが好ましく、約800〜約5000psiである
ことがより好ましい。このような水性被覆用組成
物は、単繊維の束に含浸され乾燥により水分が減
少せられ一部硬化しているとき、望ましい可撓性
を提供する。使用されるエラストメリツクなラテ
ツクスの量は、エラストメリツクなポリマーの、
単繊維の可撓性のある束からつくられる任意の布
を被覆する高分子マトリス被覆剤に対する相溶性
を常に妨げないような量である。エラストメリツ
クなポリマーが、その結晶性(crystallinity)を
増加させまたはエラストメリツクなポリマーの
Tgを上昇させる適当な芳香族性、機能性または
分岐を有するときは、ジエン含有エラストメリツ
クなラテツクスが被覆組成物中に存在しなければ
ならない。該ジエン含有エラストメリツクなラテ
ツクスは、本質的にビニルピリジンの単量体単位
またはくり返し単位をポリマー中に含まないこと
が望ましい。ビニルピリジンはエラストマーを硬
化させ、乾燥した一部硬化している単繊維束の可
撓性を過度に減少させる。 ジエン含有エラストマーの好適な排他的でない
例は、ポリブタジエンホモポリマー、カルボキシ
ル化されたスチレン−ブタジエンコポリマーまた
はその他の自己架橋性のないエラストマーであ
る。ここで「自己架橋性のない」材料とは、分子
内すなわち分子内部の架橋を行なえず、分子間す
なわち他の材料との外部の架橋を行なう高分子材
料をいう。分子間の架橋とは、分子または高分子
鎖のある一部が、他の同種分子または鎖の一部分
と架橋することを意味する。ここに、「鎖」とは、
高分子の主鎖(backbone chain)とそれのペン
ダントグループをいう。自己架橋性のないエラス
トマーの好適な例は、次のようなものをあげるこ
とができる。 (i) ブタジエン−1,3のような1,3−ジエン
炭化水素モノマーの反応により精製されたエラ
ストメリツクな反応生成物、 (ii) イソプレン、 (iii) 2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2
−エチル−1,3−ブタジエンなどの単独でホ
モポリマーとなり、混合されてインターポリマ
ーとなるもの、 (iv) プロピレンのような3〜20個の炭素原子を有
するα−モノオレフインと、エチレンと、ジシ
クロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノル
ボレン、1,4−ヘキサジエン、5−メチレン
2−ノルボレンなどのジエンから常法により分
子間重合してえられるエチレン−プロピレン−
ジエンゴム(EPDM)、 (v) ニトリルブタジエンラテツクスのようなニト
リルゴム、または (vi) 若干のブタジエン、イソプレンまたはそれら
の混合物を含むイソブチレンのコポリマー、い
わゆるブチルゴム。 このほかに、使用できる他のエラストマーとし
てクロロプレンまたはネオプレンがある。これら
のエラストメリツクな材料はすべて、ラテツクス
の形で用いることができる。ジエン含有エラスト
メリツクなラテツクスは、エチレン含有インター
ポリマーの極性コモノマーが塩化ビニル、一酸化
炭素およびフツ化ビニルであるときは、常に水性
含浸用組成物のなかに含まれる。ポリブタジエン
ホモポリマーラテツクスまたは類似の材料が用い
られるときは、その量は水性被覆用組成物中のエ
チレン含有インターポリマーを基準として20%を
下回る値から40%を超える値の範囲内に含まれ
る。20%より少なければ、それが0%に近づくに
したがつて、可撓性の点で利点を失なう。40重量
%を超えるばあいは、適正な可撓性を与えるが、
乾燥した一部硬化している単繊維の束の残渣の粘
着性の増加をひきおこす。もし、この粘着性を減
少させる、とつてかわるべき手段が構じられない
ならば、ポリブタジエンホモポリマーの量は、束
の粘着性の少ない性質を維持するために、40%を
大きく超えることがないようにしなければならな
い。フイルムのより粘着性の少ない性質を保つた
めに、カルボキシル化されたスチレンブタジエン
コポリマー中のスチレン単位を増加させることが
できる。たとえば、スチレン単位を60重量%から
84重量%に増加させることは、えられた残渣の粘
着性の減少をもたらすひとつの方法である。 使用できる市販のジエン含有エラストマーラテ
ツクスの非排他的な例は、グツドイヤー・タイ
ヤ・アンド・ラバー(Goodyear Tire and
Rubber)社のLPM−6290であり、全固形分43〜
46%、PH8〜9.5、最大粘度6000センチポイズ
(20rpmでRFT1)、最大凝固分0.05%、機械的安
定度55〜75mg、表面張力58〜74ダイン/cm、粒子
の大きさ500〜2000Å、最大ゲル含有率25%の性
質をもつ。この他に自己架橋性でないエラストメ
リツクなラテツクスの排他的でない例としては、
ペンシルベニア州、モナカ(Monaca)のポリサ
ー(Polysar)社製のダイレツクスラテツクス
55E(Dylex latex55E)や同じくポリサー社のカ
ルボキシル化されたスチレンブタジエンラテツク
スがある。前者は揮発性成分が49〜51容量%で、
C7 H6=CH2とC4 H6とCCHO2とを含む。後者は
84%のスチレンを含む。 エラストメリツクなポリマー、自己架橋性の材
料および水よりなる水性含浸用組成物は、前に述
べたようにエチレン含有インターポリマー中にワ
ツクス、可塑剤、ある種の極性コモノマーを含ま
ないジエンエラストマーのような任意に含みうる
成分のすべてを含んでいる必要はない。基本的に
ビニルピリジンを含まないジエンを含むエラスト
メリツクな材料が被覆組成物に存在するとき、分
散したマイクロクリスタリンワツクスと分散した
可塑剤のうちのただひとつを含んでいることが望
ましい。 ポリウレタンの硬化に助力しうる他の好適な防
火剤は、臭素化エポキシポリマーの水性分散液で
ある。好適な例としては、商品名RDX−49630で
セラニーズ・コーポレーシヨン(Celanese
Coporation)から入手可能な臭素化エポキシ樹
脂分散液がある。このものは臭素化したエポキシ
樹脂の60%水性分散液である。そのばあい、エポ
キシ樹脂はいずれの有機溶媒をも存在させない
で、約20重重%の臭素を含んでいる。この材料の
粘度は25℃において、1ガロンあたりの重量が
10.1、1エポキシドあたりの重量が450、PH値が
7.2であるときに10000センチポイズである。この
エポキシ樹脂が水性被覆用組成物中で用いられて
いるときは、それはジシアンジアミド、種々の置
換されたイミダゾール類および脂肪族類などの硬
化剤で硬化されうる。好適な硬化剤は商品名エピ
キユア(Epicure)8525ポリアミン硬化剤でセラ
ニーズ・コーポレーシヨンから入手可能なもので
ある。この材料は75℃において800センチポイズ
の粘度を有し、固形分の相当重量(equivalent
weight on solids)が127であり、1ガロンあた
りのポンド数が8.1である。 水性被覆用組成物は、水中で乳化され、または
分散されるべき材料のための適当な乳化剤を有す
る所望量の水に、成分のすべてを順にまたは同時
に加えることによつて調製されうる。好ましく
は、水不溶性の材料は好適な溶媒と当業者に知ら
れている適切なHLB値を有する乳化剤とであら
かじめ乳化されまたは分散され、ついで水性の被
覆用組成物を調製するために加えれる。もつとも
好ましくは、ポリウレタンポリマーの水性分散液
が水に分散された可塑剤、水に分散されたワツク
ス類および潤滑剤、防火剤と共にそれに添加され
ることである。希釈された水性の媒体に溶解させ
た架橋材料がエラストメリツクなポリマー分散剤
またはエラストメリツクなポリマーと適当な可塑
剤、潤滑剤および/または防火剤の混合物に加え
られる。水性の被覆物は、単繊維の束を含浸する
のに要求される粘度と全固形分量を水性被覆用組
成物に与えるための材料の所望量を達成するため
に、水でさらに希釈されうる。 水性含浸用組成物は、ストランド、ストランド
の束、撚られたヤーン、撚られていないヤーン、
モノフイラメント(monofilaments)の単なる束
を含む単繊維の束に塗布される。この塗布は浸漬
被覆法またはダイ被覆法または単繊維の群に被覆
用組成物を塗布するための当業者に知られている
そのほかの方法によつて行なわれうる。たとえ
ば、単繊維の束は水性含浸用組成物を収容する浴
に浸漬されうるし、または束はキスロールまたは
単繊維の束を接触させるためにその束を支持、運
搬するそのほかの塗布機に接触させうる。またダ
イ被覆設備も用いることができる。そのばあい、
単繊維の束は常設の(permanent)調節可能なオ
リフイスを通して引かれ、押されまたは押し込ま
れる(stuffed)。これに関しては、ガラス繊維の
もつとも奥の領域をオリフイスを有する容器内に
収められている液体の含浸用組成物にさらすため
に、オリフイスに至る前にすばやくストランドを
開く(open)のに効果的である。束が含浸用組
成物と接触する前に、束を最大限に分離させかつ
より良好に含浸させるために、バーまたは同様の
装置によつて束中の繊維が引張つた状態で広げ
(spread)られる。サイジング処理がなされた単
繊維は、それらが単繊維の群または束に集められ
たときに、単繊維同士が極端に一体とならないよ
うなサイジング組成物を有する。その結果、分離
力を加えたとき、デイツプコーテイングまたダイ
コーテイングの前または最中に、単繊維はたがい
にいくらか分離し、被覆組成物が単繊維の群また
は束をつつみ、入り込みうるようにしている。そ
れは、サイジング処理は水性被覆用組成物が乾燥
しかつ部分的に硬化したときに束状の単繊維がた
がいに分離するように、さらに束状のまたは束状
にされたストランドのそれぞれの単繊維の表面の
実質的部分が水性被覆用組成物で覆われるように
含浸用組成物をつくるときの助けとなる。 水性被覆用組成物で処理された単繊維の束は、
部分的に硬化し水性被覆用組成物の水分を減少さ
せるために乾燥される。架橋性のポリマー材料を
硬化させる、当業者に知られている適当な方法が
被覆され含浸された単繊維の束を乾燥、硬化させ
るために用いられてもよい。乾燥は非誘電性タイ
プ(non−dielectric type)の乾燥が好ましく、
また水分は束の約1〜約2%未満の範囲に減少さ
れるのが好ましい。水分の減少および部分的な硬
化は、所望の水分減少、所望の部分的硬化となる
ような好適な温度で、好適な時間乾燥させること
によつて達成される。好ましくは、乾燥は約10〜
約60秒間、200〜260℃(400〜500〓)の温度で、
または水分の減少および部分的硬化を同程度に達
成させるのと等価の温度および時間で行なわれ
る。 部分的に硬化され、被覆された単繊維の束は、
種々の布製造方法を行なうのに充分な程度の可撓
性を有している。布製造方法によつてつくられる
布の例としては、織布、不織布ニツト編布
(knitted fabric)、組編布(braided fablic)ま
たは横糸ニツト編布(weft−kitted fablic)が含
まれる。それらはメイヤー(Mayer)またはリ
ビヤ(Libya)の横糸挿入布機械(weft
insertion fabric machine)で製造される。この
タイプの機械に関して、その繊維は両方向兼用交
差型(bi−directional crosslaid)の横糸−縦糸
構造である。そのばあい、横糸のヤーンは従来か
ら知られている織布中に織り混ぜられない。「ニ
ツト編み目(knit stitch)」は、タテの機械方向
につくられていき、布に結びつけられる。織り操
作は平織り、朱子織りまたは当業者に知られてい
る布をつくるためのその他の種類の織り方が用い
られうる。 布を、織られるかまたは織られないかまたはニ
ツト編みされるかまたは組織りされるかする布に
種々の方法によつて種々のタイプの被覆物で被覆
してもよいし、または被覆しなくてもよい。好適
なポリマーの被覆物の例としては、ポリ塩化ビニ
ルなどのビニル樹脂、ポリエチレンおよびエチレ
ンのコポリマー、ポリウレタン、フエノール樹
脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、クロロスル
ホネート化されたポリエチレン、クロル化された
ポリエチレンなどのエラストメリツクな材料、エ
チレン、プロピレン、ジエンのモノマーからなる
ポリマー、ハイパロン (Hypalon )エラスト
マーおよびシリコーンポリマーなどが含まれる。 これらのタイプのポリマーは、含浸法、溶媒含
有被覆法および100%固形分被覆法などの表面被
覆法や予備形成したフイルムまたはシートを積層
する方法によつて、可撓性を有する単繊維の束に
被覆されうる。たとえば、プラスチゾルの100%
固形分被覆法が用いられるときは、ポリ(ビニル
クロライド)ラテツクスの第1被覆物が、続くプ
ラスチゾル被覆物の接着性を改良するために布に
塗布される。布にプラスチゾルの被覆ペースト
(paste)を塗布した後、繊維は通常約177〜205℃
(約350〜400〓)に加熱される。それにより、樹
脂の粒子は布全体に連続層を形成し、布の隙間に
実際に接触しうる。ついでポリマーの被覆物は室
温において靭性を有する密着フイルム(a
taugh coherent film)となるように冷却され
る。溶解方法は所望の温度がえられると直ちに被
覆した布が冷却されるようにすばやく行なわれ
る。ポリマー材料に加えて種々の顔料または充填
材料が含められていてもよく、ポリマー材料は可
塑剤と溶剤によつて調整してもよい。 ポリマー被覆物および好ましくはポリ塩化ビニ
ル被覆物は、布をナイフ・オーバー・ロール・コ
ーター(Knife−over−roll−coater)にわたつ
て通過させるなどの当業者に知られた含浸方法に
よつて塗布されうる。またつぎのナイフコーター
にわたつてまたは支持チヤンネル(channel)を
有するフローテイングナイフコーターを介して布
を通過させるなどの当業者に知られている適当な
湿式被覆方法をも用いることができる。また反転
スムージング、ロールを有するレベロンコータ
(levelon coaters)やブラケツトナイフコーター
や逆転ナイフコーター(inverted knife
coaters)が缶彫込みロール(can engraved−
roll)ユニツトまたはグラビア被覆ユニツトとし
て用いられうる。プラスチゾル塗布においては、
当業者に知られた適当な、乾燥または100%固形
分被覆法が用いられうる。たとえば、ホツトメル
トコーテイング法や適当な他の改良被覆方法が用
いられてもよい。そのばあい溶媒を蒸発させなく
てよい。さらに金属ベルト式プレキヤストコータ
(metal−belt precast coaters)、同様にキヤス
トコーテイング法の技術を用いることもできる。
また高温カレンダー被覆法や押出し被覆法などの
乾燥パウダー樹脂被覆法を用いることができる。
また別々の操作で形成したポリマーのフイルムま
たはシートと布の組合せを含む湿式の積層法、乾
式の積層法を用いることができる。積層法におい
ては、フイルムまたはシートは別途カレンダー
法、押出し法またはキヤステイング法によつて成
形され、布地に積層されうる。これらの方法と共
に、接着剤が、布およびプラスチツクシートへの
加圧前にプラスチツクシートに塗布される。また
は、プラスチツクシート自身が熱可塑性の接着剤
として働き、接着性を生ぜしめるために加熱さ
れ、その後加熱しながら、布に接触させる。接着
剤の塗布は多層のドラム積層法(multiple−ply
drum lamination process)で行なわれる。また
発泡性のポリマー材料に関しては、熱可塑性発泡
積層法(thermoplastic foam lamination
process)を用いることができる。 織布またはニツト編みされた布または不織スク
リムの最終用途に加えて、多数の特殊な製品が本
発明の含浸された繊維の束からつくられうる。そ
のような特殊な製品にはロープおよびなわ、ドラ
イヤーフエルト(dryer felts)、コンベアベル
ト、コンクリートおよび石こうのための補強メツ
シユ、帯ひも(wibbing)およびストラツピング
(strapping)、スリング(slings)、電線用スリー
ブ、ハーネス、補強テープ、空中の引込線用ケー
ブル、マツトレステイツキング(mattress
ticking)および光フアイバーケーブルなどが含
まれる。これらの特殊な製品の大部分において
は、水性被覆用組成物は、被覆されたガラス繊維
の束のなめらかな組み織りや織りを容易にするた
めの潤滑剤、好ましくはシリル化された潤滑剤を
有している。また含浸された単繊維の束は水性の
および無水性の乾燥方法の両方に容易に受け入れ
られる。 第1図は本発明の被覆された布を示している。
12は本発明の可撓性を有する含浸されたガラス
繊維の束からなる布を示しており、11,13は
シートの間に布をはさんで積層するポリ塩化ビニ
ルのシートまたはフイルムを示している。通常被
覆された布の厚さは0.025〜0.15cm(0.01〜0.06イ
ンチ)、布の単位面積あたりの被覆物の量は種々
変化されるが、通常約119〜1700g/m2(約5〜
約50オンス/平方ヤード)である。 第2図は本発明の被覆されたガラス繊維の束の
断面を示す写真のスケツチ図である。その断面は
従来から用いられている顕微鏡で600倍に拡大し
たものである。この標本は本発明のガラス単繊維
を着色含浸した束をミクロトームカツターで0.01
ミルの断面に切断することによつてつくられた。
その標本はエポキシ樹脂にうめ込まれた。14は
サイジング組成物の残渣を有するガラス単繊維を
示し、15はサイジング処理したガラス繊維の束
を含浸させた部分的に硬化され、乾燥した被覆物
を示す。第2図からわかるように、ガラス単繊維
の大部分は実際はガラス表面同士接触せず、部分
的に硬化され、乾燥した被覆物によつてたがいに
分離されている。 本発明の好ましい実施例において、ガラス繊維
の単繊維は通常「E−ガラス」または「621−ガ
ラス」である。ガラス繊維は、バツチ方式の溶融
炉のブツシングの孔から流出する溶融ガラスの流
れを細くすることにより形成することができる。
水の沸点以下に単繊維を冷却した後、水性サイジ
ング組成物を繊維に塗布する。水性サイジング組
成物は、デンプンを含まない織物用サイジング剤
であり、このサイジング剤はBASFワイヤンドツ
ト(BASF Wyandotte)から商品名プルラコー
ル V−7ポリオール(Pluracol V−7
polyol)として利用できるポリアルキレンポリオ
ールと商品名プルラコール V−10ポリオール
(Pluracol V−10 polyol)として利用できるポ
リオキシアルキレンポリオールとを50対50の割合
で混合したものである。混合物の量は、水性処理
組成物の約0.5〜約5重量%の範囲であり、好ま
しくは約1〜3重量%の範囲である。シランカツ
プリング剤は、好ましくはユニオン・カーバイ
ド・コーポレーシヨンから商品名Y−9072シラン
として入手できる潤滑剤変性アミノシランカツプ
リング剤である。このカツプリング剤は、水性処
理組成物の約0.01〜約2重量%の範囲内で存在す
る。水性のサイジング剤中に存在する好ましい陽
イオン性の潤滑剤は、商品名がエマリー6760−U
(Emery 6760−U)である酸性化された陽イオ
ン性脂肪族酸アミドとして市販されているポリア
ミン潤滑剤である。この潤滑剤は水性処理組成物
中にその約0.1〜約4重量%存在する。水性処理
組成物中の全固形分は、サイジング組成物がガラ
ス繊維に適当なかつ所望のLOIにおいて加えられ
るのに好適な範囲でよい。好ましくは全固形分
は、約3〜約20重量%の範囲である。ガラス繊維
に約0.1〜約1%の、好ましくは約0.5〜約0.8%の
LOIとなるように水性処理組成物をガラス繊維に
塗布することが好ましい。水性のデンプンを含ま
ないサイジング組成物で処理されたガラス繊維に
塗布される水性含浸用組成物の正確な構成は、被
覆されたガラス繊維の最終的な用途によるが、含
浸用組成物は好ましくは単相の高分子系である。
被覆されたガラス繊維を光フアイバー用の支持ケ
ーブルのような用途に用いるばあい、水性被覆用
組成物は以下のように調製される。 ポリウレタンポリマーの水分散液(ウイチコ
290−H) 1207g 水 1034g ブチルベンジルフタレート(サニタイザー
160) 138g ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
(ICIアメリカン・インコーポレーテツドのツイ
ーン21) 17g 熱 水 347g 水 2586g ポリウレタンポリマーの水分散液(モベイXW
110) 172g エポキシ水分散液(ウイチコ290−H) 94g 水性被覆用組成物は脱イオン水とポリウレタン
分散液を予備混合タンク内で混合し、10分間撹拌
して調製した。主混合タンクのすべてのバルブを
閉にし、撹拌機を始動させ希釈したポリウレタン
の水性の分散剤を主混合タンク内に導入した。可
塑剤と乳化剤を加え、エツペンバツハ
(Eppenbach)を始動させ、乳化が転化
(inverse)するまで1分間に1〜2グラムの割合
で脱イオン水を加えることにより、エツペンバツ
ハミキサーを有する予備混合タンク内で可塑剤が
乳化された。転化完了後、条件として指定された
すべての量の水が加えられるまで水の追加割合を
増加させた。その後、乳化した可塑剤を主混合タ
ンクに加えた。脱イオン水を予備混合タンクに加
え、モベイ・ケミカル・カンパニーのXW110乳
化剤が利用できる水性のポリウレタン分散液を加
えた。この原料は水中に15重量%のN−メチル−
2−ピロリドンを含有する脂肪族ポリエステルウ
レタンポリマーの濁つて灰色がかつた色をした陰
イオン性の分散液であり、遊離のイソシアネート
を用いずにすべて反応した。分散液は35重量%の
固形分を含み、比重は25℃で1.04でPH値は8.3で
あつた。典型的なフイルム特性は、引張り強さが
6600psi、破断時の伸びが170%、降伏率(yield
modulus)が5700psi、伸び100%のモジユラスが
5200psiであつた。水性のエポキシ分散液も加え
て、混合物を約10分間撹拌した。水性のポリウレ
タン分散液と水性のエポキシ分散液の希釈された
混合物を主混合物タンクに加えた。調製物
(formulation)を最終的な容積まで希釈し約25
分間撹拌した。水性被覆用組成物をアプリケータ
ロールの速度に従つてキスロール被覆操作
(Kiss roll coating operation)中に加え、単繊
維の束のラインを約10〜約12重量%の含浸付着量
を与えるように調節した。単繊維の束はK−15
1/0束であつた。 他の実施例においては、K−15 3/0ストラ
ンド構造が被覆されたガラス繊維の束に用いられ
る唯一のストランド構造である必要はない。たと
えば、K−15 1/0、2/0、3/0、4/0
およびK−37ならびにH−25 1/0、G−37
1/0、G−75 1/0、G−150 1/0、D−
255 1/0、D−450 1/0およびM−450はス
トランド構造物の他のタイプのほんのいくつかの
実例であり、これらをも使用することができる。 部分的に硬化され乾燥した被覆されたガラス繊
維の束を、電線のハーネスまたはスリーブ管用と
して繊維中に編みかつ織るために用いるばあい、
水性被覆用組成物は好ましくは以下のように調製
される。 ポリウレタンの水分散液(ウイチコ290−H)
7000g シリル化された潤滑剤(Y−9662) 100g 冷 水 5000g トリキシリルホスフエート(ホスフレツクス
179A) 700g ブチルベンジルフタレート可塑剤(サニタイザ
ー160 600 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
(ツイーン21 100g 水(蒸溜した温水) 500g メラミンホルムアルデヒド樹脂(レジメン841)
400g 水(蒸溜水) 600g イソプロパノール60%とトルエンスルホン酸40
%の溶液(サイキヤツト4040) 10g 臭素化エポキシポリマーの水分散液
(RDY6315) 840g 水 800g ポリアミンエポキシ硬化剤(エピキユア8525
(Epicure8525)) 30g 3酸化アンチモン防火剤 200g 水 800g 主混合タンクにシリル化された潤滑剤と冷蒸溜
水と共に水性のポリウレタン分散剤を撹拌しなが
ら加えた。予備混合タンク内で、可塑剤の混合物
を温蒸溜水で乳化し、この混合物を主混合タンク
に加えた。予備混合タンク内で、メラミンホルム
アルデヒドを酸触媒および水と混合し、この混合
物を主混合タンクに加えた。他の予備混合タンク
内で、臭素化エポキシポリマーの水分散液をポリ
アミン硬化剤および水と混合し、この混合物を主
混合タンクに加えた。防火剤を予備混合タンク内
で水と混合し、これを主混合タンクに加えた。調
製物の全固形分は18重量%で、全容積は9ガロン
であつた。この水性被覆調製物を、好ましい実施
例の水性被覆用調製物と類似の方法で前記のサイ
ジングしたガラス繊維に塗布した。 以下の実施例は、本発明の実施態様をさらに説
明するものであるが、本発明を制限するものでは
ない。 第1表および第2表は、本発明による水性被覆
用調製物の16の実施例を表わしている。これらの
水性被覆用調製物は、すべて4〜5の粘度を有し
ており、この調製物を好ましい実施例と同様のサ
イジング組成物によりサイジングされたガラス繊
維に塗布した。実施例8の調製物は含浸されたヤ
ーン用として好ましい調製物であり、このヤーン
は布に織り込まれ、また被覆された布を製造する
ために高分子材料が被覆された。この調製物は、
ポリウレタン分散液用の脱イオン水を予備混合タ
ンクに加え、その後ポリウレタンを加えることに
より調製した。この混合物を10分間撹拌し、主混
合タンクに移した。77頁および78頁に示す調製物
について記載した方法と同様の方法にて可塑剤を
乳化した。81頁および82頁に示す調製物について
記載した方法と同様の方法にてメラミンホルムア
ルデヒド、水および酸触媒を加えた。最後の成分
として、予備タンク内でシリル化された潤滑剤と
脱イオン水を混合し、これを主混合タンクに加え
た。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 注(1):ただし、実施例8については、Kgである。
第1表において、エチレン−酢酸ビニルコポリ
マーとしてエア・フレツクス(Air Flex)410コ
ポリマーを、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル
ターポリマーとしてエア・フレツクス728ターポ
リマーを、マイクロクリリスタンワツクスとして
ペトロライト社(Petrolite Corp.)製のものを、
ノニル化阿リン酸フエノールとしてマーク1178ア
ルグス(Mark 1178 Argus)を、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノウラレートとしてツイーン
(Tween)21を、キシレントリホスフエートとし
てホスフレツクス(Phosflex)を用いた。 第2表において、ポリウレタン分散液としてウ
イチコ(Witco)290Hを、ブチルベンジルフタ
レート可塑剤としてサニタイザー(Sanitzer)
160を、リン酸トリキシリルとしてホスフレツク
ス(Phosflex)179Aを、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノラウレートとしてツイーン21を、酸
触媒としてサイキヤツト(Cycat)4040を、ポリ
ウレタン樹脂分散液としてモベイ(Mobay)
XW−100を、エポキシ樹脂水性分散液としてウ
イチコボンド(Witcobond)XWを用いた。 第1表の被覆用組成物を用いて製造した多くの
含浸されたヤーンを、第3表および第4表の事項
に従つて試験した。第3表はオリジナルのサンプ
ル、14日間湿つた状態においたサンプル、28日間
49℃(120)で相対湿度が98%の状態に放置した
サンプルおよび室温で28日間水につけておいたサ
ンプルに対し破断強度試験を、また第4表はオリ
ジナルのサンプル、28日間湿つた状態においたサ
ンプルおよび28日間水につけておいたサンプルに
対しMIT屈曲折り曲げ試験機(MIT flex
folding test)を用いた耐屈曲試験(flex
resistancetest)を、それぞれ標準試験方法に基
づいて行なつた結果を示す。好ましい実施例の水
性サイジング組成物によつてサイジングされたガ
ラス繊維の含浸していないヤーンについて、もと
の破断強度および屈曲特性について試験した結
果、それぞれ35.5psiおよび60サイクルであつた。
第2表で試験した各実施例は、いくつかの貯蔵条
件をシミユレート(simulate)するため、試験前
に24時間78〓(25℃)、相対湿度55%の状態に保
つた。第4表の屈曲折り曲げ試験において、試験
される単一のストランドの0.03インチ(0.08cm)
のマウンテイングヘツド(mounting head)に
対し0.125ポンドの負荷が加えられた。第4表に
示すように、本発明の単繊維の束を含浸する被覆
用組成物は屈曲特性を改改良した。
【表】
【表】
【表】 第5表および第6表は、被覆されていないガラ
ス繊維の束について含浸したばあいと含浸しない
ばあいの両方に関する性能データそれぞれを表わ
す。両方の束の繊維を好ましい実施例の水性組成
物でサイジングした。含浸されておらずかつ被覆
されていない束は、本発明で用いた水性の含浸被
覆用組成物による処理をしなかつた。サイジング
されたガラス繊維の含浸された束は、第2表の実
施例8および13〜16のポリウレタン含浸剤を用い
て含浸された。第5表および第6表の性能データ
は、含浸されたガラス繊維の束および含浸された
繊維の束で織つた布の特性を表わす。第5表およ
び第6表に示す試験は、すべて次のような標準試
験手段に従つて行なわれた。 試 験 手 順 引張り、ヤング率およ び破損伸び(failure アメリカ材料試験協 elongation)を含む 会(ASTM)試験D−2970 含浸した束の強度 屈曲寿命(Flex life) ASTM−D−2176 (0.5ポンド(226.8g) の荷重下) 布破断強度 ASTM−D−1682 布トルクテイア試験 (Fabric torgue ASTM−D−2262 tear test) ASTM−D−2176 布MIT 屈曲寿命 (エンド(end)あ (Fabric MIT たり0.5ポンド Flex life) (226.8g)の荷重下) ストール屈曲試験 ASTM−D−1175 (stoll flex test) (1試験片あたり15 エンド) しわ引張り試験(crease tensile test)は、含
浸されたまたは含浸されていない被覆した繊維の
束からなる布をたて糸に垂直にしわを生じさせ、
しわの上に18時間10ポンド(4.54Kg)の荷重を与
えるという内容である。しわを寄せた布の引張り
強度をASTM−D−1682に従つて試験した。
【表】
【表】
【表】 第3表、第4表、第5表および第6表は、多数
の最終用途への適用に際して、強度、可撓性およ
び耐磨耗性の点において改良された含浸された単
繊維の束を示す。耐磨耗性はしわ引張り試験にて
示され、この試験において含浸したヤーンの布は
きびしい規定条件のものでもとの引張り強度の約
60%を保持した。 含浸させた単繊維の束は染料の受容性が良好で
あつた。 実施例1の含浸された束からなる10インチ四方
の平織りの布を、染料を1あたり3.3g含有す
る水性の染料槽内に浸した。この布を槽内で約2
分間かき回し、取り出し、流れる熱水および流れ
る冷水の両方ですすいだ。そして布をオクチルフ
エノキシポリエトキシエタノールであるトライト
ン(Triton)−X−100を含む水槽内で洗い流し
た。その後、流れる熱水および流れる冷水の両方
ですすいだ。 この手順は別々の類似した布に対して2度行な
われた。ひとつ目の手順は、アメリカン・ヘキス
ト・コーポレーシヨン(American Hoechst
Corporation)のレマクリル・レツド・FGL
(Remacryl Red FGL)のような塩基性染料を用
いて行なわれた。ふたつ目の手順は、同じくアメ
リカン・ヘキスト・コーポレーシヨンのロナテリ
ル・ブルーB(Lonateryl Bleu B)のような酸
性染料を用いて行なわれた。両手順において布は
充分に染められた。 本発明によりガラス繊維のような、単繊維の束
を製造することが可能となる。この束は、高い引
張り強度、高い引裂き強度、種々の耐性、荷重下
における伸びを最小にする高いモジユラスのごと
き寸法安定性ならびに温度および湿度の変化によ
つて影響されないヤーン安定性、耐薬品性、耐紫
外線分解および耐炎性といつた特性にすぐれてい
る。さらに、屈曲強度および耐磨耗性においても
改良されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は含浸されたガラス繊維の束からなる布
をポリ塩化ビニルシートまたはフイルムで両側か
ら積層して形成した本発明の被覆された布のスケ
ツチ図、第2図は処理された含浸されたガラス繊
維の束の断面の顕微鏡写真(600倍)のスケツチ
図である。 (図面の符号)、11:積層されているシート
またはフイルム、12:被覆された布、13:積
層されているシートまたはフイルム、14:単繊
維、15:残渣。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの繊維保護剤を有する水性の
    化学サイジング組成物の乾燥残渣を有する複数の
    単繊維と、 前記複数の単繊維の束に水性含浸用組成物を含
    浸させて形成されている少なくとも部分的に硬化
    している乾燥残渣とからなり、 前記水性含浸用組成物が、本質的に炭化水素ジ
    エンおよび塩素官能性を有しない水溶性、水乳化
    性または水分散性の1種または2種以上のエラス
    トメリツクなポリマーと、前記水性含浸用組成物
    の残渣を少なくとも部分的に硬化させるのに効果
    的な量の、1種または2種以上の水溶性、水乳化
    性または水分散性の架橋材料と、前記繊維の束の
    ための含浸用組成物をつくるために有効な量の水
    とを有するものである可撓性を有する高モジユラ
    ス、低伸びの繊維の束。 2 前記水性化学サイジング組成物中に、帯電防
    止剤が存在している特許請求の範囲第1項記載の
    可撓性を有する繊維の束。 3 前記1種または2種以上のエラストメリツク
    なポリマーが、同じ伸び率において異なる伸びの
    モジユラスをもつフイルム特性を有する水溶性、
    水乳化性または水分散性の少なくとも2種のポリ
    マーの混合物である特許請求の範囲第1項記載の
    可撓性を有する繊維の束。 4 前記水性含浸用組成物が水溶性、水乳化性ま
    たは水分散性の1種または2種以上の可塑剤を含
    む特許請求の範囲第1項記載の可撓性を有する繊
    維の束。 5 前記水性含浸用組成物が1種または2種以上
    のシランカツプリング剤を含む特許請求の範囲第
    1項記載の可撓性を有する繊維の束。 6 前記部分的に硬化している乾燥残渣が、乾燥
    固形分基準で10重量%またはそれ以下程度に硬化
    しうる特許請求の範囲第1項記載の可撓性を有す
    る繊維の束。 7 前記部分的に硬化している含浸用組成物の乾
    燥残渣がまた繊維の束をも包み込んでいる特許請
    求の範囲第1項記載の可撓性を有する繊維の束。 8 前記水性含浸用組成物が、その残渣に部分的
    な硬化を与えるのに効果的な量の自己架橋性の架
    橋材料を有し、硬化後の残渣が水性含浸用組成物
    のキヤストフイルムの100%の伸びにおいて約200
    〜8000psiのモジユラス、シヨアA硬度約60〜100
    および伸び約100〜800%を有する特許請求の範囲
    第1項記載の可撓性を有する繊維の束。 9 前記水性含浸用組成物がエラストメリツクな
    ポリマーを部分的に硬化させるのに効果的な量の
    架橋材料を有し、前記エラストメリツクなポリマ
    ーが水性含浸用組成物のキヤストフイルムの100
    %伸びにおいて約200〜8000psiのモジユラス、シ
    ヨアA硬度約60〜100および伸び約100〜800%を
    有する残渣を生ずるべく硬化しうる特許請求の範
    囲第1項記載の可撓性を有する繊維の束。 10 前記残渣がシヨアA硬度10ないしシヨアD
    硬度約80の範囲の硬度と、約500〜約4000psiの伸
    び500%におけるモジユラスを有する特許請求の
    範囲第1項記載の可撓性を有する繊維の束。 11 前記繊維がガラス繊維であり、前記水性化
    学サイジング組成物が1種または2種以上のカツ
    プリング剤を有する特許請求の範囲第1項記載の
    可撓性を有する繊維の束。 12 前記ガラス繊維が、約0.5〜約5重量%の
    可撓性を有するフイルム形成剤として用いる平均
    分子量約300〜約12000のポリアルキレンポリオー
    ル、ポリオキシアルキレンポリオールおよびその
    混合物よりなる群から選ばれた1種または2種以
    上の水溶性の、高分子量のポリオールと、0.1〜
    約2重量%の1種または2種以上のシランカツプ
    リング剤と、約0.1〜約4重量%の陽イオン性潤
    滑剤と、水性組成物に対し全固形分含量を約3〜
    約20重量%の範囲とする量の水とを有する、デン
    プンを含有しない組成物である水性サイジング組
    成物で処理される特許請求の範囲第1項記載の可
    撓性を有する繊維の束。 13 前記水性含浸用組成物中にガラス繊維の潤
    滑剤が存在している特許請求の範囲第12項記載
    の可撓性を有する繊維の束。 14 前記架橋材料が、レゾルシノール−ホルム
    アルデヒド樹脂、フエノール−ホルムアルデヒド
    樹脂、メラニン−ホルムアルデヒド樹脂およびそ
    れらの混合物よりなる群から選ばれた1種または
    2種以上のメチレン供与体縮合樹脂である特許請
    求の範囲第9項記載の可撓性を有する繊維の束。 15 前記水性含浸用組成物中に有効な量の架橋
    調整剤を含む特許請求の範囲第14項記載の可撓
    性を有する繊維の束。 16 前記水性含浸用組成物が、1種または2種
    以上の水乳化性または水分散性のマイクロクリス
    タリンワツクスを有する特許請求の範囲第1項記
    載の可撓性を有する繊維の束。 17 前記水乳化性または水分散性のマイクロク
    リスタリンワツクスが、水性媒質中の脂肪族の炭
    化水素ワツクスである特許請求の範囲第16項記
    載の可撓性を有する繊維の束。 18 前記水性含浸用組成物が、前記エラストメ
    リツクなポリマーの量より少ない固形分量中にあ
    るビニルピリジンの繰り返し単位を基本的に有さ
    ない、1種または2種以上の水分散性または水乳
    化性のジエン含有エラストマーを有する特許請求
    の範囲第1項記載の可撓性を有する繊維の束。 19 前記ジエン含有エラストマーが、ポリブタ
    ジエンホモポリマーおよびカルボキシル基をもつ
    スチレン−ブタジエンコポリマーよりなる群から
    選ばれた特許請求の範囲第18項記載の可撓性を
    有する繊維の束。 20 束を含浸するための前記水性含浸用組成物
    において、効果的な量の水が、約20センチポイズ
    までの粘度と約1〜約25重量%の全固形分量を有
    する含浸剤を提供する特許請求の範囲第1項記載
    の可撓性を有する繊維の束。 21 バツチ式ガラス溶融炉のブツシングの孔で
    溶融したガラスを細くし、複数のガラス単繊維を
    成形し、 成形したガラス繊維の単繊維に、ポリアルキレ
    ンポリオールとポリオキシアルキレンポリオール
    との50対50の混合物と、前記ポリオールは平均分
    子量が約300〜12000でありかつ混合物の量が水性
    サイジング組成物の約0.5〜5重量%であり、水
    性サイジング組成物の約0.1〜約2重量%のシラ
    ンカツプリング剤と、水性組成物の約0.01〜約4
    重量%の潤滑剤とからなり、全固形分量が約3〜
    約20重量%である、デンプンを含有しない水性サ
    イジング組成物を成形したガラス繊維の単繊維に
    加え、 サイジングされたガラス単繊維を1つまたは2
    つ以上の繊維の束に集め、 1つまたは2つ以上のサイジングされた繊維の
    束の巻き取られたパツケージとして、1つまたは
    2つ以上の束をワインダー上に集め、 パツケージ中のガラス繊維の実質的な表面部分
    上に水性のサイジング組成物の乾燥した残渣を形
    成するために繊維の束のパツケージを乾燥し、水
    分が減少せられた残渣をガラス繊維上に、サイジ
    ングされるガラス繊維の約0.1〜約2重量%存在
    させ、 束に含まれる多くの繊維を別々に分離するため
    に、パツケージから移動させ、乾燥したガラス繊
    維の束に撹乱力を与え、 乾燥したガラス繊維の束に水性含浸用組成物を
    含浸させ、 前記水性含浸用組成物は、本質的に炭化水素ジ
    エンおよび塩素の官能性をもたず、組成物の固形
    分量中の多くを占める1種または2種以上の水溶
    性、水分散性または水乳化性のエラストメリツク
    なポリマーと、水性含浸用組成物の乾燥残渣に、
    組成物の乾燥固形分基準で約10重量%より少ない
    架橋を与えるのに効果的な量の1種または2種以
    上の水溶性、水分散性または水乳化性の架橋材料
    と、20センチポイズまでの粘度と約1〜約25重量
    %の全固形分量を有する液状の含浸用組成物をう
    るのに有効な量の水とからなり、 ついで、100%伸び時のモジユラスが約200〜約
    8000psiで、シヨアA硬度約10〜約100でかつ伸び
    が約100〜約800%であるフイルムとして、サイジ
    ングした繊維の実質的な表面部分上に乾燥して水
    分が減少せられた含浸剤を生じさせるために、サ
    イジングしたガラス繊維の含浸した束を硬化し、 サイジングしたガラス繊維を含浸、硬化した束
    を巻き取りパツケージ中に集める ことからなるサイジングされたガラス繊維の、可
    撓性を有する束を製造する方法。
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