JPH0481883B2 - - Google Patents

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JPH0481883B2
JPH0481883B2 JP61087545A JP8754586A JPH0481883B2 JP H0481883 B2 JPH0481883 B2 JP H0481883B2 JP 61087545 A JP61087545 A JP 61087545A JP 8754586 A JP8754586 A JP 8754586A JP H0481883 B2 JPH0481883 B2 JP H0481883B2
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JP
Japan
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power
circuit
diode
current
transistor
Prior art date
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JP61087545A
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English (en)
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Inventor
Kenichi Makino
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はMOS FETを使用したSEPP(Single
Ended Push Pull)構成の電圧スイツチング式電
力増幅器に関し、特に逆電流が流れることに起因
する電力効率の低下を改善した電力増幅器に関す
る。
(従来の技術) 従来、MOS FETを使用したSEPP構成の電圧
スイツチング式電力増幅器では、負荷インピーダ
ンスの変動によつて、回路を構成しているMOS
FETを流れる電流と出力電圧との間に位相差が
生じるとき、特に負荷インピーダンスが容量性に
なつた場合に、MOS FETを流れる電流が進み
位相となると、MOS FET内での電力損失が急
激に増加する。電力損失の増加は、増幅器の出力
変動やMOS FETの接合温度を上昇させ、信頼
性の低下を招くので、極力低減させなければなら
ない。ところが、この電力増幅器を工業用機器
(主として誘電加熱や超音波振動)に応用した場
合、回路の負荷インピーダンスは容量性になる。
また、無線送信機に応用した場合、特に搬送波を
直接音声等の変調信号でパルス幅変調する方式で
は、変調信号の振幅によつて負荷は容量性にもな
る。このように容量性の負荷インピーダンスを積
極的に利用する分野もあるので、容量性負荷に起
因する電力損失の増加を低減する技術は重要であ
る。
第1図は負荷インピーダンスが容量性になつた
場合に、トランジスタ内での電力損失の増加を説
明するための代表的な回路を図示したものであ
る。TR1,TR2はパワーMOS FETで、TR1
とTR2はSEPP構成である。入力端子1に入力
された信号は入力トランスT1にて互に位相反転
され、TR1,TR2をそれぞれ駆動する。
入力信号の振幅は、TR1,TR2が飽和とし
や断すなわちオンとオフの二値のみをとるよう
な、十分大きい値である。出力端子3に接続され
たコンデンサC1、コイルL1は直列共振回路を構
成している。ZLは負荷インピーダンスである。2
は電源端子、C2は電源側路用コンデンサである。
また図中、V0は出力電圧、i0は出力電流、i1,i2
はTR1,TR2をそれぞれ流れる電流であつて、
矢印の向きを正とする。第2図は第1図の各部の
波形を示す図で、同図Aはv0、同図Bはi0であ
り、θ+で位相差を示す。i0はC1,L1からなる直列
共振回路の作用により、v0の基本波成分のみが負
荷に流れることになる。同図Cは、TR1がオ
ン、TR2がオフのときに、TR1を流れる電流i1
である。同図Dは上記とは逆に、TR1がオフ、
TR2がオンのときに、TR2を流れる電流i2であ
る。i1は2つの部分i11,i12から成つている。i1
正の部分i11はTR1を順方向に、すなわちドレイ
ンからソースに向けてMOS FETのチヤネル内
を流れる。i1の負の部分i12はTR1を逆方向に流
れる。
ここでMOS FETの構造を考えると、ドレイ
ン−ソース間にはダイオードが形成されており、
等価的にドレインがカソード、ソースがアノード
となつている。したがつてi12はこのダイオード
を流れることになる。TR2を流れる電流i2もi1
同様であり、i2の正の部分i21はTR2を順方向に
流れ、負の部分i22は逆方向につまりTR2の内部
ダイオードを流れる。ダイオードは少数キヤリア
素子であり、空乏層に蓄積されたキヤリアのため
に、素子を流れる電流をしや断しても速やかにオ
フにならず、逆回復時間trrの間は導通状態を維
持する性質がある。そこで、i12やi22のような逆
電流がダイオードを流れている状態で、TR1が
オンからオフ、TR2がオフからオン、あるいは
その逆のTR1がオフからオン、TR2がオンか
らオフのそれぞれの遷移時を考えると、TR1の
内部ダイオードとTR2、あるいはTR1とTR2
の内部ダイオードが、同時にオンする状態が起こ
る。この状態はtrrの時間だけ生じることになる。
したがつて、この時間だけ電源が短絡されたこ
とになり、過大なスパイク状電流がTR1,TR
2を通つて流れ、結果としてトランジスタ内での
電力損失が著しく増加することになる。このこと
は回路の動作周波数が高くなるほど顕著になる。
第3図は、負荷インピーダンスが誘導性で、出
力電流i0が遅れ位相の場合を図示したものであ
る。同図Aは出力電圧v0、同図Bは出力電流i0
あり、θ-で位相差を示す。同図CはTR1を流れ
る電流i1、同図DはTR2を流れる電流i2である。
この場合も容量性のときと同じように、TR1,
TR2を流れる電流i1,i2は2つの部分から成つて
いる。
すなわち、i1,i2の正の部分i13,i23はトランジ
スタを順方向へ流れ、負の部分i14,i24はトラン
ジスタの内部ダイオードを流れる。しかしながら
容量性の場合と異なる点は、TR1,TR2が
各々オンからオフに遷移するときに、電流はトラ
ンジスタを順方向に流れていることである。この
ことは内部ダイオードの逆回復時間trrは、スイ
ツチングに何ら影響を与えないことを意味する。
したがつてi0が遅れ位相の場合は、内部ダイオー
ドによる電力損失はないことになる。
第4図は、一方のトランジスタと他方のトラン
ジスタの内部ダイオードとが同時にオンする状態
を避けるための、従来の回路を示した図である。
D11,D12,D21,D22はトランジスタへ流れる逆
電流を避ける目的で、第1図で示した回路に新た
に付加されたダイオードである。第5図は第4図
の各部の波形を示す図である。第4図において、
TR1と直列に接続されたダイオードD11は、第
5図Aに示す補償前の電流i1の正の部分i11のみを
トランジスタへ流す作用をしている。これを同図
Bに示す。i1の負の部分i12はこれらと並列に接続
されたダイオードD12が受け持つている。これを
同図Cに示す。TR2におけるダイオードD21
D22も、TR1におけるD11,D12とそれぞれ同様
の作用をする。すなわちD12,D22にMOS FET
内部のダイオードのtrrより短かい高速ダイオー
ドを使用して、一方のトランジスタと他方のトラ
ンジスタの内部ダイオードが同時にオンとなる時
間を短縮し、電力損失の低減を計つている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしこの回路には以下に述べるような欠点が
ある。
(1) 高速ダイオードを使用してもダイオードの
trrはMOS FETのスイツチング時間より数倍
長いため、この付加された高速ダイオードとト
ランジスタが同時にオンすることは避けられ
ず、電力損失を低減する根本的な解決策とはな
らない。しかも回路の動作周波数が高くなるほ
ど、高速ダイオードによる電力損失の低減は期
待できなくなる。
(2) 電力増幅回路の出力が大きくなるに従つて、
取り扱う電圧、電流も大きくなるので、付加さ
れるダイオードも大電力用が要求される。しか
し、特に高速用ダイオードではその構造上電
圧、電流には製造上の限界があるため複数個の
低電力用ダイオードを直列や並列に接続して使
用せねばならず、コスト高につながる。また、
逆に電力増幅回路の取り扱う周波数や電力がダ
イオードで制限されてしまう。
(3) ダイオードとトランジスタとの間の配線が必
然的に長くなるため、ドレイン電圧波形にオー
バーシユートやアンダーシユートが生じ易すく
なり、トランジスタやダイオードの耐圧を越え
る場合もでてくる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前述した従来技術の欠点を除去するこ
とを目的とし、高速ダイオードの付加を一切行な
わず、MOS FETを使用したSEPP構成の電圧ス
イツチング式電力増幅回路の出力と並列に接続し
たコイルに流れる電流を利用して、トランジスタ
に流れる逆電流を完全に打ち消し、この逆電流に
起因する電力損失の増加を除去し、電力効率の低
下を補償するものである。
以下図面により詳細に説明する。
(実施例) 第6図は本発明の第1の実施例を示す回路図
で、TR1,TR2はパワーMOS FETで、TR1
とTR2はSEPP構成、Cは直流阻止用コンデン
サ、Lは逆電流補償用コイルである。第1図と同
一符号は同一または相当する部分を示す。第7図
は第6図の各部の波形を示す図である。
同図Aは出力電圧v0、同図Bは第1図の回路構
成で説明したTR1を流れる補償前の電流波形で
ある。
コンデンサCは交流的に十分低いインピーダン
スとなるように選んであるので、矩形波状の出力
電圧v0が補償用コイルLの両端に印加される。ト
ランジスタの飽和抵抗は十分小さいので補償用コ
イルLを流れる電流i3は、定常状態においてv0
時間積分した波形となり、第7図Cに示すような
三角波となる。
ここでi3の振幅とi1の負の部分i12の最大値が等
しくなるようにコイルのインダクタンスを選べ
ば、i12はi3によつて完全に打ち消すことができ
る。この様子を第7図Dに示す。結局、補償用コ
イルLによつて、電力増幅器から負荷をみたイン
ピーダンスは、少なくとも容量性にはならないよ
うに改善されたことになる。なお、補償用コイル
Lのインダクタンスは次のように計算できる。
今、回路の電源電圧をE、動作周波数をp,i3
振幅をI3とすれば I3=E/80L (1)式 である。そこでi12の最大値をImとすれば、I3
Imという条件から L=E/80Im (2)式 で与えられる。i12の最大値は回路設計時には決
定しているので、Lの値は上式で計算できること
になる。
第8図は本発明の第2の実施例を示す回路図
で、SEPP回路のブリツジ接続に応用したもので
ある。
TR1,TR2,TR3およびTR4はパワー
MOS FET,Tは合成トランスであり、Lが逆
電流補償用コイルである。T1a,T1bは入力トラ
ンス、C2a,C2bは電源側路用コンデンサ、1a,
1bは入力端子、3は出力端子である。
第1の実施例を示す第6図に図示した直流阻止
用コンデンサCは、回路の出力電圧が零を基準に
して正負対称に振れるので、本質的に必要ない。
Lの作用は前述した第1の実施例と同様であ
り、その値も2つのSEPP回路の電源電圧をEと
すれば、(2)式においてEを2Eに置きかえればよ
い。
すなわち、 L=E/40Im (3)式 で与えられる。なお、補償用コイルLは合成トラ
ンスTの二次側に並列に接続してもよい。
第9図は本発明の第3の実施例を示すブロツク
図で、電力合成器に応用したものである。81
2…8oは複数個の電力増幅回路であつて、これ
は例えばSEPP回路であり、またはそのブリツジ
接続した回路であつてもよい。9は電力合成器、
Lが補償用コイルである。11,12…1oは入力
端子、3は出力端子である。Lの作用は第1の実
施例と同様である。固体化電力増幅器では、複数
の電力増幅回路を合成する場合が多いので、本実
施例のようにすると補償コイルが1つですむ利点
がある。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、電力増幅
器の出力端と並列に接続した補償用コイルに流れ
る電流が、三角波となるような簡単な物理現象を
利用したにもかかわらず、トランジスタ内を流れ
る逆電流を完全に打ち消すことができる利点があ
る。また、取り扱う電力や周波数に適したコイル
を利用すれば、これらを制限する要素は何一つな
いという利点もある。一方、従来の回路に用いら
れてきた高速ダイオードの価格に比較して、本発
明に用いられる補償用コイルは極めて安価であ
り、使用数も前者より少なくてすむため、回路構
成が単純になり、部品点数を減らす利点がある。
回路構成上も、本発明の実施例からわかるよう
に、極めて自由度の大きい構成ができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は逆電流を説明するための電圧スイツチ
ング式電力増幅器の回路図、第2図、第3図は第
1図の各部の波形を説明する図、第4図は従来の
電圧スイツチング式電力増幅器を示す回路図、第
5図は第4図の各部の波形を説明する図、第6図
は本発明の第1の実施例を示す回路図、第7図は
第6図の各部の波形を説明する図、第8図は本発
明の第2の実施例を示す回路図、第9図は本発明
の第3の実施例を示すブロツク図である。 1,1a,1b,11,12…1o……入力端子、
2,2a,2b……電源端子、3……出力端子、
1,82…8o……電力増幅器、9……電力合成
器、C……直流阻止用コンデンサ、C1……同調
コンデンサ、C2,C2a,C2b……電源側路用コンデ
ンサ、D11,D12,D21,D22……ダイオード、L
……補償用コイル、L1……同調コイル、T1
T1a,T1b……入力トランス、T……合成トラン
ス、TR1,TR2,TR3,TR4……MOS
FET、ZL……負荷インピーダンス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 MOS FETを使用したシングル・エンド・
    プツシユ・プル(SEPP)構成の電圧スイツチン
    グ式電力増幅器において、該電圧スイツチング式
    電力増幅器の出力端に並列に補償用コイルを設
    け、前記MOS FETに流れる逆電流を打ち消し
    電力効率を改善したことを特徴とする電力増幅
    器。
JP61087545A 1986-04-16 1986-04-16 電力増幅器 Granted JPS62243407A (ja)

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JPS62243407A JPS62243407A (ja) 1987-10-23
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