JPH0482151B2 - - Google Patents
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- JPH0482151B2 JPH0482151B2 JP61156942A JP15694286A JPH0482151B2 JP H0482151 B2 JPH0482151 B2 JP H0482151B2 JP 61156942 A JP61156942 A JP 61156942A JP 15694286 A JP15694286 A JP 15694286A JP H0482151 B2 JPH0482151 B2 JP H0482151B2
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
〔発明の目的〕
本発明は新規な2−(1−アミノアルキル)フ
エニルベンゾオキサゾール誘導体に関する。 従来、カルボキシル基を有する化合物を高感度
に定量する方法としては、カルボキシル基を有す
る化合物を定量可能な誘導体に変換した後、高感
度検出器で定量する手法がしばしば利用される。
そして、その例としてカルボキシル基を有する化
合物を螢光性誘導体に変換し、螢光検出器を利用
して高感度に定量する方法がいくつか報告されて
いる。例えば4−ブロモメチル−7−メトキシク
マリン法(ダブリユー・デユンゲス「アナリテイ
カル・ケミストリー」、第49巻、442頁、1977年)、
9−アンスリルジアゾメタン法(エヌ・ニムラら
「アナリテイカル・レター」、第13巻、191頁、
1980年)、4−ブロモメチル−7−アセトキシク
マリン法(エツチ・ツチヤら「ジヤーナル・オ
ブ・クロマトグラフイー」、第231巻、247頁、
1982年)、3−ブロモメチル−6,7−ジメトキ
シ−1−メチル−2(1H)キノキサリノン法(エ
ム・ヤマグチら「ジヤーナル・オブ・クロマトグ
ラフイー」、第346巻、227頁、1985年)、1−ブロ
モアセチルピレン法(川原ら「特開昭56−113728
号」)、4−ブロモメチル−6,7−メチレンジオ
キシクマリン法(川原ら「特開昭60−56985号」)
である。しかしながら、これらの化合物はいずれ
も光学活性なカルボキシル基を有する化合物の分
析定量には不適当であつた。光学活性なカルボキ
シル基を有する化合物の分析定量法としては1−
アミノエチル−4−ジメチルアミノナフタレン法
(ジエイ・ゴトーら「アナリテイカ・ヒミカ・ア
クタ」、第120巻、187頁、1980年)が報告されて
いるが、高感度に定量するには不十分であつた。 本発明者らは光学活性なカルボキシル基を有す
る化合物の分析定量について鋭意研究した結果、
光学活性および光学不活性の2−(1−アミノア
ルキル)フエニルベンゾオキサゾール系化合物が
それ自体で通常使用される溶剤中で螢光性が強い
こと、光に安定であること、更に光学活性および
光学不活性のカルボキシル基を有する化合物とア
ミド結合して螢光性の強い螢光誘導体を形成する
こと、該誘導体は低濃度レベル(約10-14モル)
で定量しうること、更に加えて光学活性の2−
(1−アミノアルキル)フエニルベンゾオキサゾ
ール系化合物を用いることによつてカルボキシル
基を有する化合物を光学分割する光学分割剤とし
ての特性を有することを見出して本発明を完成し
た。 〔発明の構成〕 本発明の新規な2−フエニルベンズオキサゾー
ル誘導体は次式によつて示される。 式中、 R1およびR2は同一または異なつて、水素原子、
低級アルキル基、低級アルコキシ基を示すか、あ
るいはR1とR2が一緒になつてアルキレンジオキ
シ基を示す。但し、R1とR2が共に水素原子の場
合を除く。 R3は低級アルキル基を示す。 ここに、R1,R2および/またはR3が低級アル
キル基である場合、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチ
ル、t−ブチルなどであり、好適にはメチル、エ
チルである。 R1および/またはR2が低級アルコキシ基であ
る場合、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシ、i−プロポキシ、n−ブチルオキシ、i−
ブチルオキシ、t−ブチルオキシなどである。 R1とR2が一緒になつてアルキレンジオキシ基
を示す場合、例えばメチレンジオキシ、エチレン
ジオキシ、トリメチレンジオキシ、プロピレンジ
オキシ、テトラメチレンジオキシ、2−メチルト
リメチレンジオキシなどである。 本発明の前記一般式(1)を有する化合物の酸付加
塩としては、例えば塩酸、硫酸、燐酸のような無
機酸、酢酸、プロピオン酸のような有機酸との塩
を挙げることができる。 前記一般式(1)を有する化合物としては、例えば
次のような化合物を挙げることができる。 1 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−5−メチルベンゾオキサゾール 2 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−6−メチルベンゾオキサゾール 3 2−[4−(1−アミノプロピル)フエニ
ル]−5−メチルベンゾオキサゾール 4 2−[3−(1−アミノエチル)フエニル]
−5,6−ジメチルベンゾオキサゾール 5 2−[2−(1−アミノエチル)フエニル]
−5−エチルベンゾオキサゾール 6 2−[2−(1−アミノエチル)フエニル]
−5−i−プロピルベンゾオキサゾール 7 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−6−i−ブチルベンゾオキサゾール 8 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−6−メトキシベンゾオキサゾール 9 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−5,6−ジメトキシベンゾオキサゾール 10 2−[3−(1−アミノエチル)フエニル]−
6−エトキシベンゾオキサゾール 11 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
6−n−プロポキシベンゾオキサゾール 12 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
6−n−ブトキシベンゾオキサゾール 13 2−[4−(1−アミノ−n−ペンチル)フエ
ニル]−6−n−ブトキシベンゾオキサゾール 14 2−[4−(1−アミノ−i−ペンチル)フエ
ニル]−6−メトキシオベンゾオキサゾール 15 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
5,6−エチレンジオキシベンゾオキサゾール 16 2−[4−(1−アミノ−n−ブチル)フエニ
ル]−5,6−エチレンジオキシベンゾオキサゾ
ール 17 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
5,6−n−プロピレンジオキシベンゾオキサゾ
ール およびこれらの光学的対掌体。 本発明の前記一般式(1)を有する化合物は例えば
以下に示す方法に従つて製造することができる。 第一工程は前記一般式(3)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(2)を有する化合物を
還元することによつて達成される。反応は例えば
エス・アール・サンドラー著「オルガニツク・グ
ループ・プレパレーシヨン」、第2版、405頁
(1983年)に記載の方法に準じて行なわれる。特
に好適には亜ニチオン酸塩(hydro−sulfite)を
用いて行なわれる。反応は溶剤の存在下で好適に
行なわれる。使用される溶剤としては反応に関与
しなければ特に限定はなく、例えば前記一般式(2)
を有する化合物の10〜100倍容量の水が使用され
る。亜ニチオン酸塩の使用量は前記一般式(2)を有
する化合物の2.5〜10倍モルである。反応温度は
室温〜100℃である。反応に要する時間は原料化
合物の種類、反応温度等によつて異なるが通常10
分間〜1時間である。 第二工程は前記一般式(4)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(3)を有する化合物を
ベンゾイミデート誘導体(A法)、ハロゲン化ベ
ンゾイル誘導体(B法)またはベンズアルデヒド
誘導体(C法)と反応させることによつて達成さ
れる。以下、各法について述べる。 (A法) A法は前記一般式(3)を有する化合物を式 (式中、R3は前述したものと同意義を示し、
R4は低級アルキル基を示す。)を有するベンゾイ
ミデート誘導体と縮合させることによつて達成さ
れる。反応は溶剤の存在下で前記一般式(3)を有す
る化合物1モルに対して前記一般式(6)を有する化
合物を1モル〜少過剰量を加えて好適に行なわれ
る。使用される溶剤としては本反応に関与しなけ
れば特に限定はなく、例えばメタノール、エタノ
ール、n−プロパノールのようなアルコール類が
好適である。反応温度は室温〜100℃である。反
応に要する時間は原料化合物の種類、反応温度等
によつて異なるが通常30分間〜20時間である。 なお、前記一般式(6)を有する化合物は例えば式 (式中、R3は前述したものと同意義を示す。)
を有する化合物をピンナー合成法(「オーガニツ
ク・シンセシス」、1巻、5頁)に準じて処理す
ることによつて得られる。 (B法) B法は前記一般式(3)を有する化合物を式 (式中、R3は前述したものと同意義を示し、
Xはハロゲン原子を示す。)を有するハロゲン化
ベンゾイル誘導体と縮合させることによつて達成
される。反応は前記一般式(3)を有する化合物1モ
ルに対して前記一般式(7)を有する化合物1モル〜
少過剰量を使用して脱酸剤の存在下で好適に行な
われる。使用される脱酸剤としては例えばピリジ
ン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミ
ン、N,N−ジメチルアニリンのような有機塩基
であり、特にピリジン、トリエチルアミンが好適
である。使用される溶剤としては本反応に関与し
なければ特に限定はなく、例えばベンゼン、トル
エン、キシレンのような芳香族炭化水素類が使用
されるが、特に好適には脱酸剤として使用される
ピリジンを過剰に用いるのがよい。反応温度は最
初の予反応が20〜110℃、次いで縮合反応が120〜
250℃、好適には180〜220℃である。反応に要す
る時間は原料化合物の種類、反応温度等によつて
異なるが通常予反応が10分間〜1時間であり、縮
合反応は5分間〜30分間である。 なお、前記一般式(7)を有する化合物は例えば式 (式中、R3は前述したものと同意義を示す。)
を有する化合物をジエイ・マーチ著「アドバンス
ト・オーガニツク・ケミストリー」、第2版、398
頁、1984年(マクグロウ・ヒル出版)に記載の方
法に準じて処理することによつて得られる。 (C法) C法は前記一般式(3)を有する化合物を式 (式中、R3は前述したものと同意義を示す。)
を有するベンズアルデヒド誘導体と反応させるこ
とによつて達成される。反応はシツフ塩基を生成
する第一段階反応、次いで閉環する第二段階反応
からなり、例えばダンウエルらの方法(「ジヤー
ナル・メデイシナル・ケミストリー」、18巻、53
頁、1975年)に準じて行なわれる。反応は前記一
般式(3)を有する化合物1モルに対して前記一般式
(8)を有する化合物1モル〜少過剰量を使用して行
なわれる。第一段階のシツフ塩基を生成する反応
は溶剤の存在下で好適に行なわれる。使用される
溶剤としては本反応に関与しなければ特に限定は
なく、例えばメタノール、エタノール、n−プロ
パノールのようなアルコール類が好適に使用され
る。反応温度は室温〜100℃である。反応に要す
る時間は原料化合物の種類、反応温度等によつて
異なるが通常30分間〜3時間である。次に、第二
段階の閉環反応は前記反応で生成したシツフ塩基
を氷酢酸中で四酢酸鉛と接触させて5時間〜40時
間反応させることによつて達成されるが、より好
適には四塩化炭素中でN−ヨードコハク酸イミド
と還流することによつて達成される。 あるいは前記一般式(3)を有する化合物は、例え
ばキヤンベルらの方法(「コンプレヘンシング・
オーガニツク・ケミストリー」、4巻、961頁、
1979年)に準じて製造することもできる。 第三工程は前記一般式(5)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(4)を有する化合物を
オキシム化反応に付すことによつて達成される。
反応は例えばジエイ・マーチ著「アドバンスト・
オーガニツク・ケミストリー」、第2版、825頁、
1984年(マクグロウ・ヒル出版)に記載の方法に
準じて行なわれる。即ち、前記一般式(4)を有する
化合物をヒドロキシルアミン、塩酸ヒドロキシル
アミン、ヒドロキシルアミン−o−スルホン酸等
と接触させることによつて達成させる。反応は溶
剤の存在下で好適に行なわれる。使用される溶剤
としては例えばメタノール、エタノール、n−プ
ロパノールのようなアルコール類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエーテル類などの有
機溶剤と10%以内の水との混合溶剤が好ましい。
反応温度は70〜120℃である。反応に要する時間
は原料化合物の種類、反応温度等によつて異なる
が、通常1〜5時間である。 第四工程は前記一般式(1)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(5)を有する化合物を
還元することによつて達成される。反応は好適に
は接触還元反応に付すことによつて行なわれる。
使用される触媒としては、通常の還元反応に使用
されるものであれば特に限定はなく、例えばパラ
ジウム−炭素、パラジウム黒、ラネーニツケルな
どを挙げることができる。反応は溶剤の存在下で
好適に行なわれる。使用される溶剤としては、反
応に関与しなければ特に限定はなく、例えば水;
メタノール、エタノール、n−プロパノールのよ
うなアルコール類;エーテル、テトラヒドロフラ
ンのようなエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル
のような有機酸エステル類が使用される。使用さ
れる水素圧は通常、常圧〜10気圧である。反応温
度は室温〜100℃である。反応に要する時間は原
料化合物および触媒の種類、反応温度等によつて
異なるが、通常30分間〜5時間である。 あるいは、本工程の還元反応は例えばジエイ・
マーチ著「アドバンスト・オーガニツク・ケミス
トリー」、第2版、1127頁、1984年(マクグロ
ウ・ヒル出版)に記載の方法に準じて行なうこと
もできる。 このようにして得られた前記一般式(1)を有する
化合物は必要に応じて、常法に従つて光学的対掌
体に分割される。即ち、例えば泉美治ら著「有機
立体化学」、293頁、昭和59年度版、丸善(株)に記載
の方法に準じて達成される。本反応に使用される
光学分割剤としては通常の光学分割剤が特に限定
なく使用される。そのような光学分割剤としては
例えば酒石酸、リンゴ酸、マンデル酸のような天
然物、アトロラクチン酸、メチルマンデル酸、α
−メチルプロピオン酸、N−アシルアミノ酸、ピ
リドンカルボン酸、メトキシ酢酸、シヨウノウ−
10−スルホン酸、α−メトキシ−α−トリフルオ
ロフエニルプロピオン酸のような特に調製された
光学活性有機酸などを挙げることができる。使用
される溶剤としては前記一般式(1)を有する化合物
および光学分割剤と不活性なものであれば特に限
定はなく、例えば水;メタノール、エタノール、
n−プロパノールのようなアルコール類;エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ
ーテル類;ベンゼン、トルエンのような芳香族炭
化水素類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチル
のような有機酸エステル類を挙げることができ
る。反応に使用される光学分割剤の使用量は前記
一般式(1)を有する化合物1モルに対して0.5〜1.0
モル、好適には0.5〜0.75モルである。反応は前
記一般式(1)を有する化合物および光学分割剤を加
温溶解後、徐々に放冷することによつて達成され
る。得られた前記一般式(1)を有する化合物の光学
分割剤との塩は更に光学的純度を高めるために、
くり返し再結晶するのが好ましい。 前記一般式(1)を有する化合物の光学的対掌体は
前述の如くして得られた前記一般式(1)を有する化
合物および光学分割剤との塩をアルカリと接触さ
せることによつて達成される。即ち、前記一般式
(1)を有する化合物および光学分割剤との塩を溶剤
の存在下で1.5〜2倍モルの水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム等の塩基と接触
させることによつて達成される。反応はメタノー
ル、エタノールのようなアルコール類;ベンゼ
ン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素
類などの溶剤中で行なわれる。反応終了後、反応
混合物より溶剤を留去することによつて前記一般
式(1)を有する化合物の光学的対掌体が得られる。
得られた光学的対掌体の絶対配位は使用される光
学分割剤の種類により異なりSまたはR配位とな
る。 以上の各反応において得られた中間体および目
的化合物は、必要に応じてカラムクロマトグラフ
イーや再結晶に付すことによつて精製することが
できる。 〔発明の効果〕 次に実施例および試験例を挙げて本発明を更に
詳細に説明する。 実施例 1 (S)−(−)−2−〔4−(1−アミノエチル)フエ
ニル〕−5−メチルベンゾオキサゾール 2−アミノ−4−メチルフエノール(市販品)
5.92gをメタノール80mlに溶解した後、エチル−
4−アセチルベンゾイミデート塩酸塩(南アフリ
カ特許7400509号)9.0gを加えて60℃で2時間撹
拌した。反応終了後、反応混合物を放冷し、析出
する結晶を分取し、次いでメタノールを用いて再
結晶すると2−(4−アセチルフエニル)−5−メ
チルベンゾオキサゾール(融点252℃)3.52gが
得られた。得られた2−(4−アセチルフエニル)
−5−メチルベンゾオキサゾール3.0gに塩酸ヒ
ドロキシルアミン4.5g、酢酸ナトリウム7.5gお
よび95%エタノール150mlを加えて3時間還流し
た。反応終了後、反応混合物を直ちに過した。
残渣を少量のテトラヒドロフランで洗浄し、洗液
を液と合せた後一夜放冷した。析出する結晶を
採取して淡黄色針状晶の2−〔4−(1−ヒドロキ
シイミノエチル)フエニル〕−5−メチルベンゾ
オキサゾール(融点221℃)2.55gが得られた。
得られた2−〔4−(1−ヒドロキシイミノエチ
ル)フエニル〕−5−メチルベンゾオキサゾール
2.5gをテトラヒドロフラン250mlに溶解し、次い
で触媒としてパラジウム黒を用いて接触還元に付
した。反応終了後、反応混合物を過し、液よ
り溶剤を留去した。得られた粗結晶をエタノール
を用いて再結晶すると針状晶の2−〔4−(1−ア
ミノエチル)フエニル〕−5−メチルベンゾオキ
サゾール(融点94〜96℃)1.9gが得られた。得
られた2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕
−5−メチルベンゾオキサゾール1.384gをエタ
ノール50mlに溶解し、次いで(S)−(−)−α−メト
キシ−α−トリフルオロメチルフエニル酢酸(以
下、(S)−(−)−MTPAと略す)1.38mlを加えて
加温した。次いで、反応混合物を室温に放置し、
更に約5℃で1〜2日間放置すると綿状針状晶
1.16gが得られた。得られた結晶をエタノールを
用いてくり返し再結晶すると白色針状晶の2−
〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−5−メチ
ルベンゾオキサゾール・(S)−(−)−MTPA塩
(融点212℃)0.52gが得られた。得られた2−
〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−5−メチ
ルベンゾオキサゾール・(S)−(−)−MTPA塩に
2倍モル相当量の2N水酸化ナトリウムを加え、
次いでベンゼンで抽出した。抽出液より溶剤を留
去し、得られた残留物をエタノールを用いて再結
晶すると白色針状晶の所望の目的化合物(融点99
〜100℃)0.26gが得られた。 目的化合物の物理恒数は次の通りである。 (1) 比旋光度〔α〕D 20=−6.6゜(C=1.0、メタノー
ル) (2) 元素分析値(%)C16H16N2Oとして 計算値 C,76.16;H,6.39;N,11.10 実測値 C,76.05;H,6.45;N,11.08 (3) 赤外線吸収スペクトルνmax Nujplcm-1: 3400,3300,1580,1560,1415,1260,1200,
1160,1095,1010,920 実施例 2 (S)−(−)−2−〔4−(1−アミノエチル)フエ
ニル〕−5,6−メチレンジオキシベンゾオキ
サゾール 2−ニトロ−4,5−メチレンジオキシフエノ
ール7.32gを水240mlに懸濁し、撹拌下で亜二チ
オン酸ナトリウム(sodium hydrosulfite)48g
を少量づつ加えた。次いで反応混合物を加温し
た。反応終了後、反応混合物を氷冷し、析出する
淡黄色結晶を速やかに吸引過した。分取した淡
黄色結晶を氷冷水で洗浄した。このようにして得
られた2−アミノ−4,5−メチレンジオキシフ
エノールおよびエチル−4−アセチルベンゾイミ
デート塩酸塩9.0gをメタノール80mlに溶解し、
70℃で1時間撹拌した。反応終了後、反応混合物
を放冷し、析出する結晶を分取して淡黄色結晶の
2−(4−アセチルフエニル)−5,6−メチレン
ジオキシベンゾオキサゾール(融点266〜268℃)
8.4gが得られた。得られた2−(4−アセチルフ
エニル)−5,6−メチレンジオキシベンゾオキ
サゾール5.62gに塩酸ヒドロキシルアミン6.97
g、酢酸ナトリウム8.2gおよび95%エタノール
500mlを加えて3時間還流した。反応終了後、反
応混合物を直ちに過した。残渣を少量のテトラ
ヒドロフランで洗浄し、洗液を液と合せた後一
夜放冷した。析出する結晶を採取し、エタノール
を用いて再結晶すると淡黄色結晶の2−〔4−(1
−ヒドロキシイミノエチル)フエニル〕−5,6
−メチレンジオキシベンゾオキサゾール(融点
294℃)4.8gが得られた。得られた2−〔4−(1
−ヒドロキシイミノエチル)フエニル〕−5,6
−メチレンジオキシベンゾオキサゾール4.0gを
テトラヒドロフラン400mlに溶解し、次いで10%
パラジウム−炭素4gを加えて40〜50℃で接触還
元に付した。反応終了後、反応混合物を過し、
液より溶剤を留去した。得られた粗結晶を希塩
酸200mlに懸濁し、次いで酢酸エチルで洗浄後、
水層に2N水酸化ナトリウムを加えてアルカリ性
とした。次いで酢酸エチルで抽出後、抽出液を硫
酸ナトリウムで乾燥し、抽出液より溶剤を留去し
た。得られた粗結晶をエタノールを用いて再結晶
すると平板晶の2−〔4−(1−アミノエチル)フ
エニル〕−5,6−メチレンジオキシベンゾオキ
サゾール(融点148℃)3.2gが得られた。得られ
た2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−5,
6−メチレンジオキシベンゾオキサゾール2.9g
をエタノール90mlに溶解し、次いで(S)−(−)−
MTPA2.46mlを加え10分間煮沸後一夜放冷した。
析出した白色針状晶を更にエタノールを用いて再
結晶すると白色針状晶の2−〔4−(1−アミノエ
チル)フエニル〕−5,6−メチレンジオキシベ
ンゾオキサゾール・(S)−(−)−MTPA塩(融点
224℃)0.92gが得られた。得られた2−〔4−
(1−アミノエチル)フエニル〕−5,6−メチレ
ンジオキシベンゾオキサゾール・(S)−(−)−
MTPA塩に2倍モル相当量の2N水酸化ナトリウ
ムを加え、次いでベンゼンで抽出した。抽出液よ
り溶剤を留去し、得られた残留物をエタノールを
用いて再結晶すると白色板状晶の所望の目的化合
物(融点165℃)0.38gが得られた。 目的化合物の物理恒数は次の通りである。 (1) 比旋光度〔α〕D 20=−7.5゜(C=1.0、メタノー
ル) (2) 元素分析値(%)C16H14N2O3として 計算値 C,68.08;H,5.00;N,9.92 実測値 C,68.19;H,4.99;N,9.93 (3) 赤外線吸収スペクトルνmax Nujplcm-1: 3400,3300,1580,1500,1415,1330,1300,
1275,1150,1040,940 実施例 3 (S)−(−)−2−〔4−(1−アミノエチル)フエ
ニル〕−6−メトキシベンゾオキサゾール 2−ニトロ−5−メトキシフエノール(融点
91.5℃)を出発物質として、以下実施例2と同様
に実施して2−(4−アセチルフエニル)−6−メ
トキシベンゾオキサゾール(融点170℃)、2−
〔4−(1−ヒドロキシイミノエチル)フエニル〕
−6−メトキシベンゾオキサゾール(融点212
℃)、2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−
6−メトキシベンゾオキサゾール(融点74℃)、
2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−6−
メトキシベンゾオキサゾール・(S)−(−)−
MTPA塩(融点212〜213℃)および所望の目的
化合物(融点74℃)が得られた。 目的化合物の物理恒数は次の通りである。 (1) 比旋光度〔α〕D 20=−14.2゜(C=1.0、メタノ
ール) (2) 元素分析値(%)C16H16N2O2として 計算値 C,71.62;H,6.01;N,10.44 実測値 C,70.91;H,5.85;N,10.34 (3) 赤外線吸収スペクトルνmax Nujplcm-1: 3400,3300,1620,1485,1320,1290,
1265,1215,1180,1140,1110,1040,1020 実施例 4 1−アミノアルキル基の置換位置の異なる目的
化合物は例えば、3−アセチルベンゾニトリル
(融点98〜100℃)、2−アセチル安息香酸(融点
116〜118℃)などを用いることによつて製造でき
る。 試験例 1 螢光強度の測定 本発明の化合物はいずれも通常使用される溶剤
中で強い螢光性を示す。例えば水;メタノール、
エタノール、n−プロパノールのようなアルコー
ル類;アセトン、メチルエチルケトンのようなケ
トン類;エーテル、テトラヒドロフランのような
エーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素類;n−ヘプタン、n−オク
タンのような脂肪族炭化水素類;シクロヘキサン
のような脂環式炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エ
チルのような有機酸エステル類;またはこれらの
有機溶剤と水との混合溶剤中で強い螢光発色を示
す。 次に、エタノール中での螢光特性について述べ
る。 即ち、本発明の化合物の5ng/mlのエタノール
溶液を調製し、次いで螢光分光光度計(日立650
−10S型)を用いてそれぞれの螢光分光スペクト
ルおよび螢光強度を測定した。 結果を表1に示す。
エニルベンゾオキサゾール誘導体に関する。 従来、カルボキシル基を有する化合物を高感度
に定量する方法としては、カルボキシル基を有す
る化合物を定量可能な誘導体に変換した後、高感
度検出器で定量する手法がしばしば利用される。
そして、その例としてカルボキシル基を有する化
合物を螢光性誘導体に変換し、螢光検出器を利用
して高感度に定量する方法がいくつか報告されて
いる。例えば4−ブロモメチル−7−メトキシク
マリン法(ダブリユー・デユンゲス「アナリテイ
カル・ケミストリー」、第49巻、442頁、1977年)、
9−アンスリルジアゾメタン法(エヌ・ニムラら
「アナリテイカル・レター」、第13巻、191頁、
1980年)、4−ブロモメチル−7−アセトキシク
マリン法(エツチ・ツチヤら「ジヤーナル・オ
ブ・クロマトグラフイー」、第231巻、247頁、
1982年)、3−ブロモメチル−6,7−ジメトキ
シ−1−メチル−2(1H)キノキサリノン法(エ
ム・ヤマグチら「ジヤーナル・オブ・クロマトグ
ラフイー」、第346巻、227頁、1985年)、1−ブロ
モアセチルピレン法(川原ら「特開昭56−113728
号」)、4−ブロモメチル−6,7−メチレンジオ
キシクマリン法(川原ら「特開昭60−56985号」)
である。しかしながら、これらの化合物はいずれ
も光学活性なカルボキシル基を有する化合物の分
析定量には不適当であつた。光学活性なカルボキ
シル基を有する化合物の分析定量法としては1−
アミノエチル−4−ジメチルアミノナフタレン法
(ジエイ・ゴトーら「アナリテイカ・ヒミカ・ア
クタ」、第120巻、187頁、1980年)が報告されて
いるが、高感度に定量するには不十分であつた。 本発明者らは光学活性なカルボキシル基を有す
る化合物の分析定量について鋭意研究した結果、
光学活性および光学不活性の2−(1−アミノア
ルキル)フエニルベンゾオキサゾール系化合物が
それ自体で通常使用される溶剤中で螢光性が強い
こと、光に安定であること、更に光学活性および
光学不活性のカルボキシル基を有する化合物とア
ミド結合して螢光性の強い螢光誘導体を形成する
こと、該誘導体は低濃度レベル(約10-14モル)
で定量しうること、更に加えて光学活性の2−
(1−アミノアルキル)フエニルベンゾオキサゾ
ール系化合物を用いることによつてカルボキシル
基を有する化合物を光学分割する光学分割剤とし
ての特性を有することを見出して本発明を完成し
た。 〔発明の構成〕 本発明の新規な2−フエニルベンズオキサゾー
ル誘導体は次式によつて示される。 式中、 R1およびR2は同一または異なつて、水素原子、
低級アルキル基、低級アルコキシ基を示すか、あ
るいはR1とR2が一緒になつてアルキレンジオキ
シ基を示す。但し、R1とR2が共に水素原子の場
合を除く。 R3は低級アルキル基を示す。 ここに、R1,R2および/またはR3が低級アル
キル基である場合、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチ
ル、t−ブチルなどであり、好適にはメチル、エ
チルである。 R1および/またはR2が低級アルコキシ基であ
る場合、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシ、i−プロポキシ、n−ブチルオキシ、i−
ブチルオキシ、t−ブチルオキシなどである。 R1とR2が一緒になつてアルキレンジオキシ基
を示す場合、例えばメチレンジオキシ、エチレン
ジオキシ、トリメチレンジオキシ、プロピレンジ
オキシ、テトラメチレンジオキシ、2−メチルト
リメチレンジオキシなどである。 本発明の前記一般式(1)を有する化合物の酸付加
塩としては、例えば塩酸、硫酸、燐酸のような無
機酸、酢酸、プロピオン酸のような有機酸との塩
を挙げることができる。 前記一般式(1)を有する化合物としては、例えば
次のような化合物を挙げることができる。 1 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−5−メチルベンゾオキサゾール 2 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−6−メチルベンゾオキサゾール 3 2−[4−(1−アミノプロピル)フエニ
ル]−5−メチルベンゾオキサゾール 4 2−[3−(1−アミノエチル)フエニル]
−5,6−ジメチルベンゾオキサゾール 5 2−[2−(1−アミノエチル)フエニル]
−5−エチルベンゾオキサゾール 6 2−[2−(1−アミノエチル)フエニル]
−5−i−プロピルベンゾオキサゾール 7 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−6−i−ブチルベンゾオキサゾール 8 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−6−メトキシベンゾオキサゾール 9 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]
−5,6−ジメトキシベンゾオキサゾール 10 2−[3−(1−アミノエチル)フエニル]−
6−エトキシベンゾオキサゾール 11 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
6−n−プロポキシベンゾオキサゾール 12 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
6−n−ブトキシベンゾオキサゾール 13 2−[4−(1−アミノ−n−ペンチル)フエ
ニル]−6−n−ブトキシベンゾオキサゾール 14 2−[4−(1−アミノ−i−ペンチル)フエ
ニル]−6−メトキシオベンゾオキサゾール 15 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
5,6−エチレンジオキシベンゾオキサゾール 16 2−[4−(1−アミノ−n−ブチル)フエニ
ル]−5,6−エチレンジオキシベンゾオキサゾ
ール 17 2−[4−(1−アミノエチル)フエニル]−
5,6−n−プロピレンジオキシベンゾオキサゾ
ール およびこれらの光学的対掌体。 本発明の前記一般式(1)を有する化合物は例えば
以下に示す方法に従つて製造することができる。 第一工程は前記一般式(3)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(2)を有する化合物を
還元することによつて達成される。反応は例えば
エス・アール・サンドラー著「オルガニツク・グ
ループ・プレパレーシヨン」、第2版、405頁
(1983年)に記載の方法に準じて行なわれる。特
に好適には亜ニチオン酸塩(hydro−sulfite)を
用いて行なわれる。反応は溶剤の存在下で好適に
行なわれる。使用される溶剤としては反応に関与
しなければ特に限定はなく、例えば前記一般式(2)
を有する化合物の10〜100倍容量の水が使用され
る。亜ニチオン酸塩の使用量は前記一般式(2)を有
する化合物の2.5〜10倍モルである。反応温度は
室温〜100℃である。反応に要する時間は原料化
合物の種類、反応温度等によつて異なるが通常10
分間〜1時間である。 第二工程は前記一般式(4)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(3)を有する化合物を
ベンゾイミデート誘導体(A法)、ハロゲン化ベ
ンゾイル誘導体(B法)またはベンズアルデヒド
誘導体(C法)と反応させることによつて達成さ
れる。以下、各法について述べる。 (A法) A法は前記一般式(3)を有する化合物を式 (式中、R3は前述したものと同意義を示し、
R4は低級アルキル基を示す。)を有するベンゾイ
ミデート誘導体と縮合させることによつて達成さ
れる。反応は溶剤の存在下で前記一般式(3)を有す
る化合物1モルに対して前記一般式(6)を有する化
合物を1モル〜少過剰量を加えて好適に行なわれ
る。使用される溶剤としては本反応に関与しなけ
れば特に限定はなく、例えばメタノール、エタノ
ール、n−プロパノールのようなアルコール類が
好適である。反応温度は室温〜100℃である。反
応に要する時間は原料化合物の種類、反応温度等
によつて異なるが通常30分間〜20時間である。 なお、前記一般式(6)を有する化合物は例えば式 (式中、R3は前述したものと同意義を示す。)
を有する化合物をピンナー合成法(「オーガニツ
ク・シンセシス」、1巻、5頁)に準じて処理す
ることによつて得られる。 (B法) B法は前記一般式(3)を有する化合物を式 (式中、R3は前述したものと同意義を示し、
Xはハロゲン原子を示す。)を有するハロゲン化
ベンゾイル誘導体と縮合させることによつて達成
される。反応は前記一般式(3)を有する化合物1モ
ルに対して前記一般式(7)を有する化合物1モル〜
少過剰量を使用して脱酸剤の存在下で好適に行な
われる。使用される脱酸剤としては例えばピリジ
ン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミ
ン、N,N−ジメチルアニリンのような有機塩基
であり、特にピリジン、トリエチルアミンが好適
である。使用される溶剤としては本反応に関与し
なければ特に限定はなく、例えばベンゼン、トル
エン、キシレンのような芳香族炭化水素類が使用
されるが、特に好適には脱酸剤として使用される
ピリジンを過剰に用いるのがよい。反応温度は最
初の予反応が20〜110℃、次いで縮合反応が120〜
250℃、好適には180〜220℃である。反応に要す
る時間は原料化合物の種類、反応温度等によつて
異なるが通常予反応が10分間〜1時間であり、縮
合反応は5分間〜30分間である。 なお、前記一般式(7)を有する化合物は例えば式 (式中、R3は前述したものと同意義を示す。)
を有する化合物をジエイ・マーチ著「アドバンス
ト・オーガニツク・ケミストリー」、第2版、398
頁、1984年(マクグロウ・ヒル出版)に記載の方
法に準じて処理することによつて得られる。 (C法) C法は前記一般式(3)を有する化合物を式 (式中、R3は前述したものと同意義を示す。)
を有するベンズアルデヒド誘導体と反応させるこ
とによつて達成される。反応はシツフ塩基を生成
する第一段階反応、次いで閉環する第二段階反応
からなり、例えばダンウエルらの方法(「ジヤー
ナル・メデイシナル・ケミストリー」、18巻、53
頁、1975年)に準じて行なわれる。反応は前記一
般式(3)を有する化合物1モルに対して前記一般式
(8)を有する化合物1モル〜少過剰量を使用して行
なわれる。第一段階のシツフ塩基を生成する反応
は溶剤の存在下で好適に行なわれる。使用される
溶剤としては本反応に関与しなければ特に限定は
なく、例えばメタノール、エタノール、n−プロ
パノールのようなアルコール類が好適に使用され
る。反応温度は室温〜100℃である。反応に要す
る時間は原料化合物の種類、反応温度等によつて
異なるが通常30分間〜3時間である。次に、第二
段階の閉環反応は前記反応で生成したシツフ塩基
を氷酢酸中で四酢酸鉛と接触させて5時間〜40時
間反応させることによつて達成されるが、より好
適には四塩化炭素中でN−ヨードコハク酸イミド
と還流することによつて達成される。 あるいは前記一般式(3)を有する化合物は、例え
ばキヤンベルらの方法(「コンプレヘンシング・
オーガニツク・ケミストリー」、4巻、961頁、
1979年)に準じて製造することもできる。 第三工程は前記一般式(5)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(4)を有する化合物を
オキシム化反応に付すことによつて達成される。
反応は例えばジエイ・マーチ著「アドバンスト・
オーガニツク・ケミストリー」、第2版、825頁、
1984年(マクグロウ・ヒル出版)に記載の方法に
準じて行なわれる。即ち、前記一般式(4)を有する
化合物をヒドロキシルアミン、塩酸ヒドロキシル
アミン、ヒドロキシルアミン−o−スルホン酸等
と接触させることによつて達成させる。反応は溶
剤の存在下で好適に行なわれる。使用される溶剤
としては例えばメタノール、エタノール、n−プ
ロパノールのようなアルコール類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエーテル類などの有
機溶剤と10%以内の水との混合溶剤が好ましい。
反応温度は70〜120℃である。反応に要する時間
は原料化合物の種類、反応温度等によつて異なる
が、通常1〜5時間である。 第四工程は前記一般式(1)を有する化合物を製造
する工程であり、前記一般式(5)を有する化合物を
還元することによつて達成される。反応は好適に
は接触還元反応に付すことによつて行なわれる。
使用される触媒としては、通常の還元反応に使用
されるものであれば特に限定はなく、例えばパラ
ジウム−炭素、パラジウム黒、ラネーニツケルな
どを挙げることができる。反応は溶剤の存在下で
好適に行なわれる。使用される溶剤としては、反
応に関与しなければ特に限定はなく、例えば水;
メタノール、エタノール、n−プロパノールのよ
うなアルコール類;エーテル、テトラヒドロフラ
ンのようなエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル
のような有機酸エステル類が使用される。使用さ
れる水素圧は通常、常圧〜10気圧である。反応温
度は室温〜100℃である。反応に要する時間は原
料化合物および触媒の種類、反応温度等によつて
異なるが、通常30分間〜5時間である。 あるいは、本工程の還元反応は例えばジエイ・
マーチ著「アドバンスト・オーガニツク・ケミス
トリー」、第2版、1127頁、1984年(マクグロ
ウ・ヒル出版)に記載の方法に準じて行なうこと
もできる。 このようにして得られた前記一般式(1)を有する
化合物は必要に応じて、常法に従つて光学的対掌
体に分割される。即ち、例えば泉美治ら著「有機
立体化学」、293頁、昭和59年度版、丸善(株)に記載
の方法に準じて達成される。本反応に使用される
光学分割剤としては通常の光学分割剤が特に限定
なく使用される。そのような光学分割剤としては
例えば酒石酸、リンゴ酸、マンデル酸のような天
然物、アトロラクチン酸、メチルマンデル酸、α
−メチルプロピオン酸、N−アシルアミノ酸、ピ
リドンカルボン酸、メトキシ酢酸、シヨウノウ−
10−スルホン酸、α−メトキシ−α−トリフルオ
ロフエニルプロピオン酸のような特に調製された
光学活性有機酸などを挙げることができる。使用
される溶剤としては前記一般式(1)を有する化合物
および光学分割剤と不活性なものであれば特に限
定はなく、例えば水;メタノール、エタノール、
n−プロパノールのようなアルコール類;エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエ
ーテル類;ベンゼン、トルエンのような芳香族炭
化水素類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチル
のような有機酸エステル類を挙げることができ
る。反応に使用される光学分割剤の使用量は前記
一般式(1)を有する化合物1モルに対して0.5〜1.0
モル、好適には0.5〜0.75モルである。反応は前
記一般式(1)を有する化合物および光学分割剤を加
温溶解後、徐々に放冷することによつて達成され
る。得られた前記一般式(1)を有する化合物の光学
分割剤との塩は更に光学的純度を高めるために、
くり返し再結晶するのが好ましい。 前記一般式(1)を有する化合物の光学的対掌体は
前述の如くして得られた前記一般式(1)を有する化
合物および光学分割剤との塩をアルカリと接触さ
せることによつて達成される。即ち、前記一般式
(1)を有する化合物および光学分割剤との塩を溶剤
の存在下で1.5〜2倍モルの水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム等の塩基と接触
させることによつて達成される。反応はメタノー
ル、エタノールのようなアルコール類;ベンゼ
ン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素
類などの溶剤中で行なわれる。反応終了後、反応
混合物より溶剤を留去することによつて前記一般
式(1)を有する化合物の光学的対掌体が得られる。
得られた光学的対掌体の絶対配位は使用される光
学分割剤の種類により異なりSまたはR配位とな
る。 以上の各反応において得られた中間体および目
的化合物は、必要に応じてカラムクロマトグラフ
イーや再結晶に付すことによつて精製することが
できる。 〔発明の効果〕 次に実施例および試験例を挙げて本発明を更に
詳細に説明する。 実施例 1 (S)−(−)−2−〔4−(1−アミノエチル)フエ
ニル〕−5−メチルベンゾオキサゾール 2−アミノ−4−メチルフエノール(市販品)
5.92gをメタノール80mlに溶解した後、エチル−
4−アセチルベンゾイミデート塩酸塩(南アフリ
カ特許7400509号)9.0gを加えて60℃で2時間撹
拌した。反応終了後、反応混合物を放冷し、析出
する結晶を分取し、次いでメタノールを用いて再
結晶すると2−(4−アセチルフエニル)−5−メ
チルベンゾオキサゾール(融点252℃)3.52gが
得られた。得られた2−(4−アセチルフエニル)
−5−メチルベンゾオキサゾール3.0gに塩酸ヒ
ドロキシルアミン4.5g、酢酸ナトリウム7.5gお
よび95%エタノール150mlを加えて3時間還流し
た。反応終了後、反応混合物を直ちに過した。
残渣を少量のテトラヒドロフランで洗浄し、洗液
を液と合せた後一夜放冷した。析出する結晶を
採取して淡黄色針状晶の2−〔4−(1−ヒドロキ
シイミノエチル)フエニル〕−5−メチルベンゾ
オキサゾール(融点221℃)2.55gが得られた。
得られた2−〔4−(1−ヒドロキシイミノエチ
ル)フエニル〕−5−メチルベンゾオキサゾール
2.5gをテトラヒドロフラン250mlに溶解し、次い
で触媒としてパラジウム黒を用いて接触還元に付
した。反応終了後、反応混合物を過し、液よ
り溶剤を留去した。得られた粗結晶をエタノール
を用いて再結晶すると針状晶の2−〔4−(1−ア
ミノエチル)フエニル〕−5−メチルベンゾオキ
サゾール(融点94〜96℃)1.9gが得られた。得
られた2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕
−5−メチルベンゾオキサゾール1.384gをエタ
ノール50mlに溶解し、次いで(S)−(−)−α−メト
キシ−α−トリフルオロメチルフエニル酢酸(以
下、(S)−(−)−MTPAと略す)1.38mlを加えて
加温した。次いで、反応混合物を室温に放置し、
更に約5℃で1〜2日間放置すると綿状針状晶
1.16gが得られた。得られた結晶をエタノールを
用いてくり返し再結晶すると白色針状晶の2−
〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−5−メチ
ルベンゾオキサゾール・(S)−(−)−MTPA塩
(融点212℃)0.52gが得られた。得られた2−
〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−5−メチ
ルベンゾオキサゾール・(S)−(−)−MTPA塩に
2倍モル相当量の2N水酸化ナトリウムを加え、
次いでベンゼンで抽出した。抽出液より溶剤を留
去し、得られた残留物をエタノールを用いて再結
晶すると白色針状晶の所望の目的化合物(融点99
〜100℃)0.26gが得られた。 目的化合物の物理恒数は次の通りである。 (1) 比旋光度〔α〕D 20=−6.6゜(C=1.0、メタノー
ル) (2) 元素分析値(%)C16H16N2Oとして 計算値 C,76.16;H,6.39;N,11.10 実測値 C,76.05;H,6.45;N,11.08 (3) 赤外線吸収スペクトルνmax Nujplcm-1: 3400,3300,1580,1560,1415,1260,1200,
1160,1095,1010,920 実施例 2 (S)−(−)−2−〔4−(1−アミノエチル)フエ
ニル〕−5,6−メチレンジオキシベンゾオキ
サゾール 2−ニトロ−4,5−メチレンジオキシフエノ
ール7.32gを水240mlに懸濁し、撹拌下で亜二チ
オン酸ナトリウム(sodium hydrosulfite)48g
を少量づつ加えた。次いで反応混合物を加温し
た。反応終了後、反応混合物を氷冷し、析出する
淡黄色結晶を速やかに吸引過した。分取した淡
黄色結晶を氷冷水で洗浄した。このようにして得
られた2−アミノ−4,5−メチレンジオキシフ
エノールおよびエチル−4−アセチルベンゾイミ
デート塩酸塩9.0gをメタノール80mlに溶解し、
70℃で1時間撹拌した。反応終了後、反応混合物
を放冷し、析出する結晶を分取して淡黄色結晶の
2−(4−アセチルフエニル)−5,6−メチレン
ジオキシベンゾオキサゾール(融点266〜268℃)
8.4gが得られた。得られた2−(4−アセチルフ
エニル)−5,6−メチレンジオキシベンゾオキ
サゾール5.62gに塩酸ヒドロキシルアミン6.97
g、酢酸ナトリウム8.2gおよび95%エタノール
500mlを加えて3時間還流した。反応終了後、反
応混合物を直ちに過した。残渣を少量のテトラ
ヒドロフランで洗浄し、洗液を液と合せた後一
夜放冷した。析出する結晶を採取し、エタノール
を用いて再結晶すると淡黄色結晶の2−〔4−(1
−ヒドロキシイミノエチル)フエニル〕−5,6
−メチレンジオキシベンゾオキサゾール(融点
294℃)4.8gが得られた。得られた2−〔4−(1
−ヒドロキシイミノエチル)フエニル〕−5,6
−メチレンジオキシベンゾオキサゾール4.0gを
テトラヒドロフラン400mlに溶解し、次いで10%
パラジウム−炭素4gを加えて40〜50℃で接触還
元に付した。反応終了後、反応混合物を過し、
液より溶剤を留去した。得られた粗結晶を希塩
酸200mlに懸濁し、次いで酢酸エチルで洗浄後、
水層に2N水酸化ナトリウムを加えてアルカリ性
とした。次いで酢酸エチルで抽出後、抽出液を硫
酸ナトリウムで乾燥し、抽出液より溶剤を留去し
た。得られた粗結晶をエタノールを用いて再結晶
すると平板晶の2−〔4−(1−アミノエチル)フ
エニル〕−5,6−メチレンジオキシベンゾオキ
サゾール(融点148℃)3.2gが得られた。得られ
た2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−5,
6−メチレンジオキシベンゾオキサゾール2.9g
をエタノール90mlに溶解し、次いで(S)−(−)−
MTPA2.46mlを加え10分間煮沸後一夜放冷した。
析出した白色針状晶を更にエタノールを用いて再
結晶すると白色針状晶の2−〔4−(1−アミノエ
チル)フエニル〕−5,6−メチレンジオキシベ
ンゾオキサゾール・(S)−(−)−MTPA塩(融点
224℃)0.92gが得られた。得られた2−〔4−
(1−アミノエチル)フエニル〕−5,6−メチレ
ンジオキシベンゾオキサゾール・(S)−(−)−
MTPA塩に2倍モル相当量の2N水酸化ナトリウ
ムを加え、次いでベンゼンで抽出した。抽出液よ
り溶剤を留去し、得られた残留物をエタノールを
用いて再結晶すると白色板状晶の所望の目的化合
物(融点165℃)0.38gが得られた。 目的化合物の物理恒数は次の通りである。 (1) 比旋光度〔α〕D 20=−7.5゜(C=1.0、メタノー
ル) (2) 元素分析値(%)C16H14N2O3として 計算値 C,68.08;H,5.00;N,9.92 実測値 C,68.19;H,4.99;N,9.93 (3) 赤外線吸収スペクトルνmax Nujplcm-1: 3400,3300,1580,1500,1415,1330,1300,
1275,1150,1040,940 実施例 3 (S)−(−)−2−〔4−(1−アミノエチル)フエ
ニル〕−6−メトキシベンゾオキサゾール 2−ニトロ−5−メトキシフエノール(融点
91.5℃)を出発物質として、以下実施例2と同様
に実施して2−(4−アセチルフエニル)−6−メ
トキシベンゾオキサゾール(融点170℃)、2−
〔4−(1−ヒドロキシイミノエチル)フエニル〕
−6−メトキシベンゾオキサゾール(融点212
℃)、2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−
6−メトキシベンゾオキサゾール(融点74℃)、
2−〔4−(1−アミノエチル)フエニル〕−6−
メトキシベンゾオキサゾール・(S)−(−)−
MTPA塩(融点212〜213℃)および所望の目的
化合物(融点74℃)が得られた。 目的化合物の物理恒数は次の通りである。 (1) 比旋光度〔α〕D 20=−14.2゜(C=1.0、メタノ
ール) (2) 元素分析値(%)C16H16N2O2として 計算値 C,71.62;H,6.01;N,10.44 実測値 C,70.91;H,5.85;N,10.34 (3) 赤外線吸収スペクトルνmax Nujplcm-1: 3400,3300,1620,1485,1320,1290,
1265,1215,1180,1140,1110,1040,1020 実施例 4 1−アミノアルキル基の置換位置の異なる目的
化合物は例えば、3−アセチルベンゾニトリル
(融点98〜100℃)、2−アセチル安息香酸(融点
116〜118℃)などを用いることによつて製造でき
る。 試験例 1 螢光強度の測定 本発明の化合物はいずれも通常使用される溶剤
中で強い螢光性を示す。例えば水;メタノール、
エタノール、n−プロパノールのようなアルコー
ル類;アセトン、メチルエチルケトンのようなケ
トン類;エーテル、テトラヒドロフランのような
エーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレンのよ
うな芳香族炭化水素類;n−ヘプタン、n−オク
タンのような脂肪族炭化水素類;シクロヘキサン
のような脂環式炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エ
チルのような有機酸エステル類;またはこれらの
有機溶剤と水との混合溶剤中で強い螢光発色を示
す。 次に、エタノール中での螢光特性について述べ
る。 即ち、本発明の化合物の5ng/mlのエタノール
溶液を調製し、次いで螢光分光光度計(日立650
−10S型)を用いてそれぞれの螢光分光スペクト
ルおよび螢光強度を測定した。 結果を表1に示す。
【表】
即ち、本発明の化合物はそれ自体で螢光性を示
す。従つてカルボキシル基を有する化合物と反応
して強い螢光誘導体を形成し、従来微量分析定量
の困難であつたカルボキシル基を有する化合物の
螢光定量分析が可能となつた。 試験例 2 フエニルプロピオン酸系化合物の光学的対掌体
への分割 ロキソプロフエン、イブプロフエン、ナプロキ
センおよびフラバイプロフエンの光学分割を行な
つた。即ち、各上記フエニルプロピオン酸系化合
物1.0μgを含むジクロルメタン溶液100μに、順
次2,2′−ジチオピリジン220μgを含むジクロル
メタン溶液100μおよびトリブチルフオスフイ
ン260μgを含むジクロルメタン溶液100μを加
えた。得られた溶液に(S)−(−)−2−〔4−(1−
アミノエチル)フエニル〕−5,6−メチルレン
ジオキシベンゾオキサゾール25μgを含むジクロ
ルメタン溶液100μを加え室温で30分間撹拌し
た。反応終了後、反応混合物のうちの3μを採
取し、高速液体クロマトグラフイーに付して光学
的対掌体に分割した。 結果を表2に示す。 なお、高速液体クロマトグラフイーの分離条件
は次の通りである。 カラム:ゾルバツクス−シル(Zorbax−Sil、商
品名;4.6mmφ×250mm) 移動相:酢酸メチル−n−ヘキサン−メタノール
−酢酸(25:72.5:2.5:0.2) 流 速:3ml/分 検 出:螢光検出器日立F−1000型(0.05レン
ジ) 測定波長:励起波長355nm 螢光波長435nm 試料注入量:被試験試料7.52ngに相当(なお、
定量検出限界は約2pgであつた)。
す。従つてカルボキシル基を有する化合物と反応
して強い螢光誘導体を形成し、従来微量分析定量
の困難であつたカルボキシル基を有する化合物の
螢光定量分析が可能となつた。 試験例 2 フエニルプロピオン酸系化合物の光学的対掌体
への分割 ロキソプロフエン、イブプロフエン、ナプロキ
センおよびフラバイプロフエンの光学分割を行な
つた。即ち、各上記フエニルプロピオン酸系化合
物1.0μgを含むジクロルメタン溶液100μに、順
次2,2′−ジチオピリジン220μgを含むジクロル
メタン溶液100μおよびトリブチルフオスフイ
ン260μgを含むジクロルメタン溶液100μを加
えた。得られた溶液に(S)−(−)−2−〔4−(1−
アミノエチル)フエニル〕−5,6−メチルレン
ジオキシベンゾオキサゾール25μgを含むジクロ
ルメタン溶液100μを加え室温で30分間撹拌し
た。反応終了後、反応混合物のうちの3μを採
取し、高速液体クロマトグラフイーに付して光学
的対掌体に分割した。 結果を表2に示す。 なお、高速液体クロマトグラフイーの分離条件
は次の通りである。 カラム:ゾルバツクス−シル(Zorbax−Sil、商
品名;4.6mmφ×250mm) 移動相:酢酸メチル−n−ヘキサン−メタノール
−酢酸(25:72.5:2.5:0.2) 流 速:3ml/分 検 出:螢光検出器日立F−1000型(0.05レン
ジ) 測定波長:励起波長355nm 螢光波長435nm 試料注入量:被試験試料7.52ngに相当(なお、
定量検出限界は約2pgであつた)。
【表】
表2において、第1ピークおよび第2ピークは
光学的対掌体のクロマトグラムの溶出順序を示
し、溶出時間は被験試料注入後の各溶出時間を示
し、螢光強度は各ピークの相対螢光強度を高さ
(cm)で示す。 表2から、被験試料は各々良好に光学分割され
ていることを示す。
光学的対掌体のクロマトグラムの溶出順序を示
し、溶出時間は被験試料注入後の各溶出時間を示
し、螢光強度は各ピークの相対螢光強度を高さ
(cm)で示す。 表2から、被験試料は各々良好に光学分割され
ていることを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 を有する2−(1−アミノアルキル)フエニルベ
ンゾオキサゾール誘導体またはその酸付加塩。 但し、式中 R1およびR2は同一または異なつて、水素原子、
低級アルキル基、低級アルコキシ基を示すか、あ
るいはR1とR2が一緒になつてアルキレンジオキ
シ基を示す。但し、R1とR2が共に水素原子の場
合を除く。 R3は低級アルキル基を示す。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61156942A JPS6314777A (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 | 2−(1−アミノアルキル)フエニルベンゾオキサゾ−ル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61156942A JPS6314777A (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 | 2−(1−アミノアルキル)フエニルベンゾオキサゾ−ル誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6314777A JPS6314777A (ja) | 1988-01-21 |
| JPH0482151B2 true JPH0482151B2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15638714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61156942A Granted JPS6314777A (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-03 | 2−(1−アミノアルキル)フエニルベンゾオキサゾ−ル誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6314777A (ja) |
-
1986
- 1986-07-03 JP JP61156942A patent/JPS6314777A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6314777A (ja) | 1988-01-21 |
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