JPH0482704A - 改質木材の製法 - Google Patents

改質木材の製法

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JPH0482704A
JPH0482704A JP20073790A JP20073790A JPH0482704A JP H0482704 A JPH0482704 A JP H0482704A JP 20073790 A JP20073790 A JP 20073790A JP 20073790 A JP20073790 A JP 20073790A JP H0482704 A JPH0482704 A JP H0482704A
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JP
Japan
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wood
heating
temperature range
water
polymerization initiator
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JP20073790A
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English (en)
Inventor
Arihiro Adachi
有弘 足立
Hiroaki Usui
宏明 碓氷
Hiroyuki Ishikawa
博之 石川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、住宅設備、建築材料等に用いられる改質木
材の製法に関する。
〔従来の技術〕
従来、木材に寸法安定性を付与する方法としては、たと
えば、下記■〜■の方法がある。
■ 木材内に無水酢酸と酢酸カリウム等の触媒とを含浸
させた後、100〜130℃で加熱することによって、
木材セルロールの水酸基をアセチル基で置換(アセチル
化)する方法。この方法によれば、木材セルロースの親
水性の水酸基が疎水性のアセチル基で置換されるため、
木材の吸湿(水)性が低減する結果、木材の寸法変化が
低減する。
■ 木材内にスチレンやメタクリル酸メチル等の七ツマ
−を含浸させた後、加熱または電子線放射を行うことに
よって、木材内に樹脂を生成させる方法(WPCの製法
)。この方法によれば、寸法安定性が向上する他、硬度
や耐摩耗性が向上する。
■ 木材内にイソシアネート基やエポキシ基を有する樹
脂を含浸させ、同樹脂を木材と反応させることによって
、高い寸法安定性を付与する方法〔発明が解決しようと
する課題〕 ところが、前記■〜■の方法は、それぞれ、下記(7)
〜け)の問題を有していた。
ゲ)前記■の方法では、木材内部のセルロースまで完全
にアセチル化反応させるのは困難であるため、木材内部
までは寸法安定化できない。また、充分なアセチル化率
が得られず、未反応の酢酸が木材内に残留するため、酢
酸の臭いがしたり、酢酸によって木材組織が破壊されて
木材の強度が劣下したりする。
(イ)前記■の方法では、木材に含浸させる七ツマ−が
疎水性であるため、同モノマーが木材の細胞壁内までは
含浸されない。そのため、高い寸法安定性を付与するた
めには、含浸前の木材M量に対し50〜100重量%も
の多量の七ツマ−を含浸させる必要がある。その結果、
木材表面の木質感がなくなる。
(つ)前記■の方法では、木材に含浸させ、木材成分と
反応させた樹脂が硬化する可能性があり、もしも樹脂が
硬化した場合は、その硬化収縮の程度が大きく、木材組
織が破壊されるため、未処理木材以上の膨清か起き、寸
法安定性が低下するとともに、木材の強度が劣下する。
また、前記■〜■の方法では、木材に寸法安定性を付与
することはできるが、同時に難燃性も付与することはで
きないという問題があった。
このような事情に鑑み、この発明は、木材内部まで寸法
安定化し、未反応薬剤の残存具が少なく、強度劣下の程
度が小さく、表面の木質感が失われておらず、しかも難
燃性を有する改質木材を効率良く得ることができる方法
を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この発明にかかる改質木材の
製法は、アクリルアミド類と、グアニジン類および尿素
のうちの少なくとも1種と、リン酸、リン化合物、ホウ
酸、ホウ酸塩、ハロゲン化合物からなる群の中から選ば
れた少なくとも1種と、重合開始剤とを、水に熔解した
状態で原料木材に含浸させた後、前記原料木材に対し、
下記(al、(b)およびfc)のうちから選ばれた1
種の方法を行うことによって、木材組織内に不溶性の硬
化樹脂を生成・定着させるようにするものである。
(a160〜90℃程度の比較的低い温度範囲内で一旦
加熱した後、100〜150’C程度の高い温度範囲内
で加熱する。
(b160〜90℃程度の比較的低い温度範囲内でのみ
加熱する。
(c1100〜150℃程度の高い温度範囲内でのみ加
熱する。
この発明で改質される原料木材としては、特に限定はさ
れず、たとえば、原木丸太、製材品、スライス単板、ロ
ータリー単板、合板等が挙げられる。それらの樹種等に
ついては、何ら限定されない。
この発明で用いられるアクリルアミド類としては、特に
限定はされないが、たとえば、アクリルアミド、メチロ
ールアクリルアミド、ジメチロールアクリルアミド、メ
タクリルアミド、メチロールメタクリルアミド、ジメチ
ロールメタクリルアミド等が挙げられる。これらは、1
種のみ、あるいは、複数種混合して用いることができる
これらのアクリルアミド類は、アミド基やメチロール基
等の親水基を有するため、水に可溶であり、水に熔解し
た状態で含浸させることによって、木材細胞壁内まで含
浸させることが可能である。アクリルアミド類は、また
、ビニル基を持ち、加熱等によって容易に重合可能であ
るため、木材内に含浸させた後、木材を加熱するなどし
て、アクリルアミド類を重合反応させ高分子化させて、
木材内にアクリルアミド+1tllを形成させることに
よって、木材内部まで高い寸法安定性を付与することが
できる。しかし、前記アクリルアミド樹脂は、低温度の
加熱によって重合させた場合は、水溶性である場合もあ
るため、水や湿気等により、木材外にしみ出して、木材
の寸法安定性が低下する恐れがある。そこで、後に詳し
く説明するように、比較的低い温度および/または高い
温度で加熱し前記アクリルアミド樹脂を架橋反応(硬化
)させて、確実に水に不溶化させる。アクリルアミド樹
脂の架橋反応は、同樹脂中のビニル基やアミド基などの
官能基を介して、樹脂の分子間および分子内で起きる。
特に、アクリルアミド樹脂がメチロール基を有している
場合、同樹脂の分子内および分子間のメチロール基同士
が縮合することによっても架橋するため、より架橋度の
高い不溶性硬化樹脂が生成する。木材内に生成したアク
リルアミド樹脂が水に不溶化すれば、同樹脂が水や湿気
等により木材外にしみ出す恐れがなくなり、木材内に固
定されるため、高い寸法安定性を有する改質木材が得ら
れるとともに、同木材の耐水性・耐湿性も向上する。ま
た、前記アクリルアミド樹脂は、後に詳しく説明するよ
うに、高い温度で加熱することによって、木材成分であ
るセルロース中の親水性水酸基と縮合反応(架橋反応)
して、同水酸基を疎水化させることが可能である。同水
酸基が疎水化すれば、木材の吸水性や吸湿性が低下する
ため、木材の寸法安定性がさらに向上するしかし、木材
に難燃性も付与させるためには、アクリルアミド類だけ
では、不十分であるため、この発明では、木材内に、ア
クリルアミド類に加えて、難燃化に有効な薬剤も水に溶
解した状態で含浸させる必要がある。難燃化薬剤として
は、グアニジン類および尿素のうちの少なくとも1種と
、リン酸、リン化合物、ホウ酸、ホウ酸塩、ハロゲン化
合物からなる群の中から選ばれた少なくとも1種とを用
いる。
グアニジン類としては、特に限定はされないが、たとえ
ば、グアニジン、メラミン、メチロールメラミン、グア
ノメラミン、ジシアンジアミド、グアニル尿素(ジシア
ンシアミジン)等が挙げられる。これらは、1種のみ、
または、複数種混合して用いられる。また、これらは、
必要に応じて、尿素と組み合わせて用いることもできる
。あるいは、これらグアニジン類の代わりに尿素を用い
るようにしてもよい。これらグアニジン類と尿素は、前
記アクリルアミド類と同様に水溶性であるため、水に溶
解した状態で木材の細胞壁内まで含浸させることができ
る。含浸後は、加熱等により容易に前記アクリルアミド
類と共重合・硬化して水に不溶化するため、木材内に寸
法安定化および難燃化効果を有する不溶性硬化樹脂が生
成・定着する。
また、リン酸、リン化合物、ホウ酸、ホウ酸塩、ハロゲ
ン化合物等は、P、B、C1、B、などの難燃化効果の
ある元素を有するため(以下、これらを「難燃化元素含
有物」と総称する)、これらのうちの少なくとも1種を
原料木材に含浸させることによって、木材の難燃性がよ
り向上する。
これら難燃化元素含有物としては、水溶性のものが用い
られ、水に溶解した状態で含浸させることによって、木
材の細胞壁内まで容易に含浸させることができる。含浸
後は、加熱等により、前記アクリルアミロ類と、グアニ
ジン類および/または尿素とが重合・架橋する際に、そ
れらと前記難燃化元素含有物とが反応して、生成物であ
る不溶性硬化樹脂の中に前記難燃化元素含有物が取り込
まれ、前記不溶性硬化樹脂とともに木材内に固定される
ため、前記難燃化元素含有物が木材外に溶出する恐れは
ない、また、前記難燃化元素含有物が酸である場合は、
前記アクリルアミド類と、グアニジン類および/または
尿素の重合・架橋反応の酸触媒としての効果も有する。
しかし、前記難燃化元素含有物が酸である場合、同数が
木材組織を破壊して、木材の強度が劣下する可能性が考
えられるが、前述したように、不溶性硬化樹脂の中に取
り込まれて固定され、その後は遊離することがないため
、木材の強度劣下は抑えられる。
リン酸としては、特に限定はされないが、オルトリン酸
等が挙げられる。リン化合物としては、特に限定はされ
ないが、リン酸水素アンモニウム、リン酸水素ナトリウ
ム等が挙げられる。ホウ酸としては、特に限定はされな
いが、オルトホウ酸等が挙げられる。ホウ酸塩としては
、特に限定はされないが、ホウ酸ナトリウム等が挙げら
れる。
ハロゲン化合物としては、特に限定はされないが、塩酸
、臭酸などのハロゲン化酸等が挙げられるこの発明では
、前記アクリルアミド類と、グアニジン類および/また
は尿素とを木材内で効率良く重合・硬化(架m>させる
ために、重合開始剤を水に熔解した状態で原料木材に含
浸させる必要がある。
重合開始剤としては、水溶性のものであれば、特に限定
はされないが、たとえば、過酸化水素、過硫酸カリウム
、過硫酸アンモニウムなどのラジカル重合開始剤等が挙
げられる。これらのラジカル重合開始剤は、還元剤との
組み合わせによるレドックス系触媒開始剤として用いる
こともできる。これらの重合開始剤は、単独で、あるい
は、複数種混合して用いられる。
また、前記難燃化元素含有物が中性塩である場合は、必
要に応じて、酸触媒も木材に含浸させるようにしてもよ
い。たとえば、アクリルアミド類がメチロールアクリル
アミド等のメチロール基を有するものである場合に、前
述したようなメチロール基の縮合を促進させるためなど
の目的で含浸させる。そのような酸触媒としては、水溶
性のものであれば、特に限定はされないが、たとえば、
室温ではほぼ中性を示すが、加熱すると酸を解離して酸
性を示すようなもの、たとえば、塩化アンモニウム等が
好ましい。酸触媒は、使用される場合、単独で、あるい
は、複数種混合して用いられる。
アクリルアミド類と、グアニジン類および/または尿素
と、難燃化元素含有物と、重合開始剤(以下、これらを
「含浸成分」と総称する)を、水に熔解した状態(以下
、これを「含浸処理液」と称する)で原料木材に含浸さ
せる方法としては、特に限定はされないが、たとえば、
減圧含浸法、加圧含浸法、常圧浸漬法、塗布法等が挙げ
られる。含浸処理液を含浸させる前には、あらかしめ原
料木材に飽水処理を施しておくことが推奨される。これ
によって、木材中の水を媒体として含浸処理液に含まれ
ている含浸成分が速く木材中に含浸(拡散)されていく
ようになるため、含浸時間を短縮できるからである。飽
水処理の方法とじては、特に限定はされないが、水中貯
木、スチーミング、減圧含浸、加圧含浸などで行う。な
お、含浸処理液を減圧含浸させる場合には、この飽水処
理を行う必要は必ずしもない。
なお、含浸成分の含浸処理は、処理効率を良くするため
、通常は、必要な全含浸成分を一つの含浸処理液中に含
ませておいて、同含浸処理液を木材に含浸させることに
よって行われるが、これに限定されない。たとえば、各
含浸成分を、別個に含む複数種の含浸処理液を別個に含
浸させるようにしてもよい。すなわち、各含浸成分の含
浸時期は、後述する加熱処理の前であれば、何ら限定さ
れないのである。
含浸処理液の調製法としては、特に限定はされないが、
たとえば、含浸させる必要のある全成分を一つの含浸処
理液中に含ませて含浸させる場合、アクリルアミド類の
10〜50重量%水溶液に、グアニジン類および/また
は尿素を、前記水溶液に対し10〜30重量%加え、さ
らに、難燃化元素含有物と、重合開始剤とを適量加え混
合するようにする。
以上のようにして、含浸させる必要のある全成分を含浸
させた原料木材に対し、下記fa)、fb)およびfc
)のうちから選ばれた1種の方法を行うことによって、
木材組織内に不溶性の硬化樹脂を生成・定着させる。
fa)60〜90℃程度の比較的低い温度範囲内で一旦
加熱した後、100〜150℃程度の高い温度範囲内で
加熱する。
(b)60〜90℃程度の比較的低い温度範囲内でのみ
加熱する。
(c) 100〜150℃程度の高い温度範囲内でのみ
加熱する。
加熱の方法としては、特に限定はされないが、たとえば
、含浸処理木材を熱風乾燥する方法、高周波や電子線に
よって加熱する方法、等が挙げられる。
アクリルアミド類と、グアニジン類および/または尿素
の重合・硬化(架橋)は、60〜90℃程度の比較的低
い温度で加熱することによって進めることができる。特
に60〜70℃程度の温度で加熱することが好ましい。
このような温度で重合・硬化させると、樹脂の硬化収縮
の程度がより小さくなり、バルキング効果が高くなるた
め、木材の寸法安定性がさらに向上するからである。
また、木材の寸法安定性をより向上させるためには、前
述したように、木材セルロースの親水性水酸基とアクリ
ルアミド類とを架橋反応させて、前記水酸基を疎水化す
ることが有効である。前記水酸基の疎水化反応は、10
0〜150℃程度の高い温度で加熱することによって、
効率良く進行させることができる。もちろん、このよう
な温度での加熱によって、アクリルアミド類と、グアニ
ジン類および/または尿素の重合・硬化も進行する。
前記疎水化反応は、縮合反応であるため、木材中に水が
多く存在している場合、化学平衡によって反応速度が遅
くなりがちである。したがって、前記疎水化反応をでき
るだけ効率良く進行させるためには、あらかじめ木材中
の水分をできるだけ除去しておくことが望ましい。その
ようなことを行うためには、特に限定されるわけではな
いが、含浸処理後の木材を、まず、前述したような60
〜90℃程度の比較的低い温度で加熱して、アクリルア
ミド類と、グアニジン類および/または尿素の重合・硬
化反応を進行させるとともに、木材の含水率を低くした
後に、100〜150℃程度の高い温度で加熱して、樹
脂同土間および樹脂と木材セルロース間の架橋反応を進
行させるようにすることが望ましい。このようにして、
二つの温度範囲内で順次加熱する(前記(a)の方法を
行う)ことによって、前述したようなバルキング効果と
木材セルロースの水酸基の疎水化効果が得られるため、
より高い寸法安定性を得ることが可能になる。
なお、含浸処理後の木材の加熱処理は、前記(alの方
法のように二つの温度範囲内で順次加熱するようにして
もよいし、前記(b)や(c)の方法のように一つの温
度範囲内でのみ加熱するようにしてもよい。各温度範囲
内での加熱時間については、特に限定されない。
以上のようにして、木材内に不溶性の硬化樹脂を生成・
定着させた後、必要に応じては、木材表面の水洗等を行
い、乾燥させることによって、所望の改質木材が得られ
る。
〔作   用〕
寸法安定化効果および難燃化効果のある不溶性硬化樹脂
を生成させる成分を水に溶解させた状態で原料木材に含
浸させた後、前記成分を木材内で反応させるようにする
と、水溶液は、木材への浸透性が良いため、木材組織内
まで前記成分が含浸された後、前記不溶性硬化樹脂に変
化する。その結果、木材内部まで高度に寸法安定化する
とともに、難燃性が付与される。前記成分は、高反応率
で反応するため、未反応薬剤の残存具が少なくなる。前
記成分は、硬化収縮の程度が小さいため、木材組織の破
壊の程度が小さくなるので、木材の強度劣下が抑えられ
る。前記成分は、前述したように、木材内部まで効率良
く含浸されるため、寸法安定化に必要な含浸量が少なく
てすみ、しかも、含浸後は水に不溶化し木材内部に固定
されて木材表面にしみ出す恐れがないので、木材表面の
木質感が保たれる。
〔実 施 例〕
以下に、この発明の具体的な実施例を比較例とあわせて
詳しく説明するが、この発明は、下記実施例に限定され
ない。
実施例1− 水:メチロールアクリルアミド(以下、これをrMAM
Jと略す):メチロールメラミン(以下、これをrMM
jと略す)ニリン酸=3:1:1:1 (重量比)の割
合で混合して調製した水溶液に、ラジカル重合開始剤と
して、MAMに対して0.5重量%の過硫酸カリウムを
加え混合した。この水溶液を、幅および長さがいずれも
220fiで厚さが3鶴のアガチス単板5枚に減圧(5
0mHg)含浸させた後、常圧浸漬法により−8間含浸
させた。
その後、単板を70℃で6時間加熱した後、150℃で
2時間加熱することによって、内部に不溶性硬化樹脂が
生成・定着した改質木材単板を得た。
得られた改質木材単板について、下記式+11で表され
る含浸率を調べ、その結果を第1表に示したべた。寸法
安定性は、下記式(2)で表される抗吸湿能および下記
式(3)で表される抗吸水能で評価し、それらの結果を
第1表に示した。
)I (式(2)中、S、は未処理木材の吸湿膨潤率を表し、
S!は処理木材の吸湿膨潤率を表す。)次に、前記改質
木材単板5枚−組を積層接着して合板を作製し、難燃性
を調べた。難燃性は、前記合板に対して、JIS  A
1321に基づく表面加熱試験を行い、難燃3級に合格
する場合はOで、不合格の場合は×で評価した。その結
果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40flで厚さが5鶴のアガ
チス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を
施して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木
材について、寸法安定性を調(式(3)中、T1は未処
理木材の吸水膨潤率を表し、Ttは処理木材の吸水膨潤
率を表す。)一実施例2− 水: MAM: MM ニリン酸=3:1:1:1  
(重量比)の割合で混合して調製した水溶液に、ラジカ
ル重合開始剤として、MAMに対して0.5重量%の過
硫酸カリウムを加え混合した。この水溶液を、幅および
長さがいずれも220flで、厚さが3wのアガチス単
板5枚に減圧(50wml(g)含浸させた後、常圧浸
漬法により−8間含浸させたその後、単板を70℃で2
4時間加熱することによって、内部に不溶性硬化樹脂が
生成・定着した改質木材単板を得た。
得られた改質木材単板について、実施例1と同様にして
含浸率を調べ、その結果を第1表に示した。
次に、前記改質木材単板5枚−組を積層接着して合板を
作製し、この合板について、実施例1と同様にして難燃
性を調べ、その結果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40鶴で厚さが5鶴のアガチ
ス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を施
して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木材
について、実施例1と同様にして寸法安定性を調べ、そ
の結果を第1表に示した。
一実施例3− 水:MAM:MMニリン酸=3:1:1:I  (重量
比)の割合で混合して調製した水溶液に、ラジカル重合
開始剤として、MAMに対して0.5重量%の過硫酸カ
リウムを加え混合した。この水溶液を、幅および長さが
いずれも220mで厚さが3mのアガチス単板5枚に減
圧(50mHg)含浸させた後、10kg/−の圧力下
で1時間加圧含浸させ、さらに、常圧浸漬法により−8
間含浸させた。
その後、単板を70℃で24時間加熱することによって
、内部に不溶性硬化樹脂が生成・定着した改質木材単板
を得た。
得られた改質木材単板について、実施例1と同様にして
含浸率を調べ、その結果を第1表に示した。
次に、前記改質木材単板5枚−組を積層接着して合板を
作製し、この合板について、実施例1と同様にして難燃
性を調べ、その結果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40削で厚さが5Bのアガチ
ス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を施
して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木材
について、実施例1と同様にして寸法安定性を調べ、そ
の結果を第1表に示した。
実施例4 水: MAM: MM ニリン酸−5:1:1:1  
(重量比)の割合で混合して調製した水溶液に、ラジカ
ル重合開始剤として、MAMに対して0.5重量%の過
硫酸カリウムを加え混合した。この水溶液を、幅および
長さがいずれも220鶴で、厚さが3WMのアガチス単
板5枚に減圧(50mHg)含浸させた後、常圧浸漬法
により一日間含浸させたその後、単板を70℃で6時間
加熱した後、150℃で2時間加熱することによって、
内部に不溶性硬化樹脂が生成・定着した改質木材単板を
得た。
得られた改質木材単板について、実施例1と同様にして
含浸率を調べ、その結果を第1表に示した。
次に、前記改質木材単板5枚−組を積層接着して合板を
作製し、この合板について、実施例1と同様にして難燃
性を調べ、その結果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40鶴で厚さが5鶴のアガチ
ス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を施
して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木材
について、実施例1と同様にして寸法安定性を調べ、そ
の結果を第1表に示した。
一実施例5− 水:MAM:MMニリン酸=5:2:1:1  (重量
比)の割合で混合して調製した水溶液に、ラジカル重合
開始剤として、MAMに対して0.5重量%の過硫酸カ
リウムを加え混合した。この水溶液を、幅および長さが
いずれも220wで、厚さが3fiのアガチス単板5枚
に減圧(50+nHg)含浸させた後、常圧浸漬法によ
り一日間合浸させたその後、単板を70℃で6時間加熱
した後、150℃で2時間加熱することによって、内部
に不溶性硬化樹脂が生成・定着した改質木材単板を得た
得られた改質木材単板について、実施例1と同様にして
含浸率を調べ、その結果を第1表に示した。
次に、前記改質木材単板5枚−組を積層接着して合板を
作製し、この合板について、実施例1と同様にして難燃
性を凋ぺ、その結果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40mで厚さが5mのアガチ
ス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を施
して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木材
について、実施例1と同様にして寸法安定性を調べ、そ
の結果を第1表に示した。
比較例1− 水:MAM=3 : 1  (重量比)の割合で混合し
て調製した水溶液に、ラジカル重合開始剤として、MA
Mに対して0.5重量%の過硫酸カリウムと、酸触媒と
して、MAMに対して3重量%の塩化アンモニウムを加
え混合した。この水溶液を、幅および長さがいずれも2
20fiで、厚さが3fiのアガチス単板5枚に減圧(
50ml(g)含浸させた後、常圧浸漬法により一日間
含浸させた。
その後、単板を70℃で6時間加熱した後、150℃で
2時間加熱することによって、内部に不溶性硬化樹脂が
生成・定着した改質木材単板を得た。
得られた改質木材単板について、実施例工と同様にして
含浸率を調べ、その結果を第1表に示した。
次に、前記改質木材単板5枚−組を積層接着して合板を
作製し、この合板について、実施例1と同様にして難燃
性を凋べ、その結果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40mで厚さが5mのアガチ
ス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を施
して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木材
について、実施例1と同様にして寸法安定性を調べ、そ
の結果を第1表に示した。
−比較例2− 水: MM ニリン酸=3:1:1(重量比)の割合で
混合して調製した水溶液に、ラジカル重合開始剤として
、MMに対して0.5重量%の過硫酸カリウムを加え混
合した。この水溶液を、幅および長さがいずれも220
1で、厚さが3flのアガチス単板5枚に減圧(50w
mHg)含浸させた後、常圧浸漬法により−8間含浸さ
せた。
その後、単板を70℃で6時間加熱した後、150℃で
2時間加熱することによって、内部に不溶性硬化樹脂が
生成・定着した改質木材単板を得た。
得られた改質木材単板について、実施例1と同様にして
含浸率を調べ、その結果を第1表に示した。
次に、前記改質木材単板5枚−組を積層接着して合板を
作製し、この合板について、実施例1と同様にして難燃
性を調べ、その結果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40鶴で厚さが5fiのアガ
チス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を
施して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木
材について、実施例1と同様にして寸法安定性を調べ、
その結果を第1表に示した。
一比較例3− 水:MAM=3 : 1  (重量比)の割合で混合し
て調製した水溶液に、ラジカル重合開始剤として、MA
Mに対して0.5重量%の過硫酸カリウムと、酸触媒と
して、MAMに対して3重量%の塩化アンモニウムを加
え混合した。この水溶液を、幅および長さがいずれも2
201で、厚さが3鶴のアガチス単板5枚に減圧(50
mHg)含浸させた後、常圧浸漬法により−8間含浸さ
せた。
その後、単板を70℃で24時間加熱することによって
、内部に不溶性硬化樹脂が生成・定着した改質木材単板
を得た。
得られた改質木材単板について、実施例1と同様にして
含浸率を調べ、その結果を第1表に示した。
次に、前記改質木材単板5枚−組を積層接着して合板を
作製し、この合板について、実施例1と同様にして難燃
性を調べ、その結果を第1表に示した。
また、幅と長さがいずれも40mで厚さが5NMのアガ
チス材の木口面試験片に対し、上記単板と同様の処理を
施して、改質木材の木口面試験片を得た後、その改質木
材について、実施例1と同様にして寸法安定性を調べ、
その結果を第1表に示した。
第  1  表 第1表にみるように、実施例1〜5で得られた改質木材
は、比較例1〜3で得られた改質木材に比べて、寸法安
定性と難燃性の両方とも優れていることがわかる。
〔発明の効果〕
この発明にかかる改質木材の製法によれば、木材内部ま
で高度に寸法安定化し、難燃性に優れ、未反応薬剤の残
存臭が少なく、強度の劣下の程度が小さく、しかも表面
の木質感が失われていない改質木材を効率良く得ること
ができる。
また、前記改質木材の内部に生成した有効成分は、水に
不溶であるため、水や湿気等により木材表面にしみ出す
恐れがないため、前記改質木材は、耐水性・耐湿性にも
優れている。
代理人 弁理士  松 本 武 彦 手続補正書(眺 ]、事件の表示 慢評2−200737号 2、発明の名称 改質木材の製法 3、  ?!正をする者 事件との関係   特許出願人 住   所   大阪府門真市大字門真1048番地名
 称(583)松下電工株式会社 4、代理人 住   所  〒545大阪市阿倍野区阪南町1丁目2
5番6号電話(06) 622−8218 5、 氏   名  (7346)弁理士  松  本  武
  彦ナミ、補正によ似匍■する項数        
         5−一な    し 6、?!正の対象 明細書 7、 補正の内容 ■ 明細書第3頁第9〜12行に[ヒ)前記■の方法で
は・・・得られず、未反応の酢酸」とあるをrC7) 
 前記■の方法では、副生成物である酢酸」と訂正する
■ 明m書第4頁第4〜5行に「反応させた樹脂が硬化
・・・場合は、その硬化収縮」とあるを、「反応させた
樹脂自体の硬化収縮」と訂正する。
■ 明細書第4頁第12〜13行に「この発明は、木材
内部まで・・・薬剤の残存臭が少なく」とあるを、「こ
の発明は、高度に寸法安定化し、臭気が少なく」と訂正
する。
■ 明細書第6頁下から第5〜4行に「アクリルアミド
樹脂を形成させることによって、木材内部まで高い寸法
安定性を」とあるを、「アクリルアミド樹脂を形成させ
ることによって、木材に高い寸法安定性を」と訂正する
■ 明細書第7頁第6〜11行に[架橋反応は、同樹脂
中の・・・架橋するため、より架橋度の高い」とあるを
、「架橋反応は、同樹脂中のアミド基などを介して起き
る。特に、アクリルアミド樹脂がメチロール基を有して
いる場合、そのメチロール基同士が縮合反応することに
よっても架橋反応が起きるため、より架橋度の高い」と
訂正する。
■ 明細書第17頁下から第5〜3行に「結果、木材内
部まで高度・・・薬剤の残存臭が少なく」とあるを、「
木材が高度に寸法安定化するとともに難燃化する。前記
成分は、高反応率で臭気の少ない樹脂に変化するため、
改質木材の臭気が少なく」と訂正する。
■ 明細書第31頁第6〜8行に「この発明にかかる改
質・・・薬剤の残存臭が少なく」とあるを、「この発明
にかかる改質木材の製法によれば、高度に寸法安定化し
、難燃性に優れ、臭気が少なく」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アクリルアミド類と、グアニジン類および尿素のう
    ちの少なくとも1種と、リン酸、リン化合物、ホウ酸、
    ホウ酸塩、ハロゲン化合物からなる群の中から選ばれた
    少なくとも1種と、重合開始剤とを、水に溶解した状態
    で原料木材に含浸させた後、前記原料木材に対し、下記
    (a)、(b)および(c)のうちから選ばれた1種の
    方法を行うことによって、木材組織内に不溶性の硬化樹
    脂を生成・定着させるようにする改質木材の製法。 (a)60〜90℃程度の比較的低い温度範囲内で一旦
    加熱した後、100〜150℃程度の高い温度範囲内で
    加熱する。 (b)60〜90℃程度の比較的低い温度範囲内でのみ
    加熱する。 (c)100〜150℃程度の高い温度範囲内でのみ加
    熱する。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006081755A1 (en) * 2005-02-07 2006-08-10 Yang, Jun Wood-modifying composition and method for its preparation, as well as its uses
JP2016083876A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社プラセラム 木質材料の機能性付与処理剤、及び、木質材料の機能性付与方法
CN107150388A (zh) * 2017-04-29 2017-09-12 安徽阜南县向发工艺品有限公司 一种不伤木质工艺半成品的毛刺处理胶泥及其制备方法
JP2018505795A (ja) * 2015-02-02 2018-03-01 トルチトゥラ パダナ エス.ピー.エー. 耐火性木製物およびそれを製造するための方法

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