JPH048284Y2 - - Google Patents

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JPH048284Y2
JPH048284Y2 JP19591085U JP19591085U JPH048284Y2 JP H048284 Y2 JPH048284 Y2 JP H048284Y2 JP 19591085 U JP19591085 U JP 19591085U JP 19591085 U JP19591085 U JP 19591085U JP H048284 Y2 JPH048284 Y2 JP H048284Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は触媒コンバータの上流側およびそのコ
ンバータ内に空燃比センサ(本明細書では、酸素
濃度センサ(O2センサ))を設け、上流側のO2
ンサによる空燃比フイードバツク制御に加えて触
媒コンバータ内のO2センサによる空燃比フイー
ドバツク制御を行う内燃機関の空燃比制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
単なる空燃比フイードバツク制御(シングル
O2センサシステム)では、酸素濃度を検出する
O2センサをできるだけ燃焼室に近い排気系の箇
所、すなわち触媒コンバータより上流である排気
マニホールドの集合部分に設けているが、O2
ンサの出力特性のばらつきのために空燃比の制御
精度の改善に支障が生じている。かかるO2セン
サの出力特性のばらつきおよび燃料噴射弁等の部
品のばらつき、経時あるいは経年的変化を補償す
るために、触媒コンバータの下流に第2のO2
ンサを設け、上流側O2センサによる空燃比フイ
ードバツク制御に加えて下流側O2センサによる
空燃比フイードバツク制御を行うダブルO2セン
サシステムが既に提案されている。このダブル
O2センサシステムでは、触媒コンバータの下流
側に設けられたO2センサは、上流側O2センサに
比較して、低い応答速度を有するものの、次の理
由により出力特性のばらつきが小さいという利点
を有している。
(1) 触媒コンバータの下流では、排気温が低いの
で熱的影響が少ない。
(2) 触媒コンバータの下流では、種々の毒が触媒
にトラツプされているので下流側O2センサの
被毒量は少ない。
(3) 触媒コンバータの下流では排気ガスは十分に
混合されており、しかも、排気ガス中の酸素濃
度は平衡状態に近い値になつている。
従つて、上述のごとく、2つのO2センサの出
力にもとづく空燃比フイードバツク制御(ダブル
O2センサシステム)により、上流側O2センサの
出力特性のばらつきを下流側O2センサにより吸
収できる。実際に、第2図に示すように、シング
ルO2センサシステムでは、O2センサの出力特性
が悪化した場合には、排気エミツシヨン特性に直
接影響するのに対し、ダブルO2センサシステム
では、上流側O2センサの出力特性が悪化しても、
排気エミツシヨン特性は悪化しない。つまり、ダ
ブルO2センサシステムにおいては、下流側O2
ンサが安定な出力特性を維持している限り、良好
な排気エミツシヨンが保証される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のダブルO2センサシステ
ムにおいては、O2センサとしては参照ガス(一
般に大気)を必要とするジルコニア型を用いてお
り、従つて、特に、触媒コンバータ下流に位置す
る下流側O2センサは、車両が河川、沼地、池等
を走行した場合には、参照ガス側に水、泥等が流
入し、この結果、出力低下を招くという問題点が
あつた。しかも、上述の下流側O2センサは低温
側に位置しているために未然ガスの影響を受易
く、従つて、正確な理論空燃比を検出できないと
いう問題点もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は、水、泥等が流入した場合にも
O2センサの出力低下を招くことなく、しかも、
正確な理論空燃比の検出ができるダブルO2セン
サシステムを提案することであり、その構成は、
上記下流側O2センサとして半導体式O2センサを
用い、この半導体式O2センサを高温側の触媒コ
ンバータ内に設けたことにある。
なお、ジルコニア型O2センサを触媒コンバー
タ特にその中央部に設けることは、素子長を大き
くしなければならず、このため、熱歪みが生じ、
自動車の場合に約50℃/sという熱的衝撃に耐え
られないと共に、素子のシーリングたとえばタル
ク、Cuパツキンが耐熱性でないということから、
不可能である。
〔作用〕
半導体式O2センサは、ジルコニア型のものに
比して、参照ガスが不要であること、検出部とセ
ンサのハウジング取付部との間隔の自由度がある
ことから、触媒コンバータ内に設けることがで
き、これにより、水、泥等が流入しても出力低下
はなく、また、触媒コンバータの触媒温度の影響
で活性化し易く、従つて、正確な理論空燃比の検
出が可能となる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案に係る内燃機関の空燃比制御装
置の一実施例を示す全体概要図である。第1図に
おいて、機関本体1の吸気通路2にはエアフロー
メータ3が設けられている。エアフローメータ3
は吸入空気量を直接計測するものであつて、ポテ
ンシヨメータを内蔵して吸入空気量に比例したア
ナログ電圧の出力信号を発生する。この出力信号
は制御回路10のマルチプレクサ内蔵A/D変換
器101に供給されている。デイストリビユータ
4には、その軸がたとえばクランク角に換算して
720°毎に基準位置検出用パルス信号を発生するク
ランク角センサ5およびクランク角に換算して
30°毎に基準位置検出用パルス信号を発生するク
ランク角センサ6が設けられている。これらクラ
ンク角センサ5,6のパルス信号は制御回路10
の入出力インターフエイス102に供給され、こ
のうち、クランク角センサ6の出力はCPU10
3の割込み端子に供給される。
さらに、吸気通路2には各気筒毎に燃料供給系
から加圧燃料を吸気ポートへ供給するための燃料
噴射弁7が設けられている。
また、機関本体1のシリンダブロツクのウオー
タジヤケツト8には、冷却水の温度を検出するた
めの水温センサ9が設けられている。水温センサ
9は冷却水の温度THWに応じたアナログ電圧の
電気信号を発生する。この出力もA/D変換器1
01に供給されている。
排気マニホールド11より下流側の排気系に
は、排気ガス中の3つの有害成分HC,CO,
NOxを同時に浄化する三元触媒を収容する触媒
コンバータ12が設けられている。
排気マニホールド11には、すなわち触媒コン
バータ12の上流側には第1のO2センサ13が
設けられ、触媒コンバータ12の中には第2の
O2センサ14が設けられている。O2センサ13,
15は排気ガス中の酸素成分濃度に応じた電気信
号を発生する。すなわち、O2センサ13,15
は空燃比が理論空燃比に対してリーン側かリツチ
側かに応じて、異なる出力電圧を制御回路10で
A/D変換器101に発生する。
ここで、上流側O2センサ13はジルコニア型
を用い、触媒内O2センサ14は半導体式を用い
る。なお、触媒内O2センサ14にはその素子温
を使用可能領域にするためにヒータが設けられて
いる。
制御回路10は、たとえばマイクロコンピユー
タとして構成され、A/D変換器101、入出力
インターフエイス102,CPU103の外に、
ROM104,RAM105、バツクアツプRAM
106、クロツク発生回路107等が設けられて
いる。
また、制御回路10において、ダウンカウンタ
108、フリツプフロツプ109、および駆動回
路110は燃料噴射弁7を制御するためのもので
ある。すなわち、後述のルーチンにおいて、燃料
噴射量TAUが演算されると、燃料噴射量TAUが
ダウンカウンタ108にプリセツトされると共に
フリツプフロツプ109もセツトされる。この結
果、駆動回路110が燃料噴射弁7に付勢を開始
する。他方、ダウンカウンタ108がクロツク信
号(図示せず)を計数して最後にそのキヤリアウ
ト端子が“1”レベルとなつたときに、フリツプ
フロツプ109がセツトされて駆動回路110は
燃料噴射弁7の付勢を停止する。つまり、上述の
燃料噴射量TAUだけ燃料噴射弁7は付勢され、
従つて、燃料噴射量TAUに応じた量の燃料が機
関本体1の燃焼室に送り込まれることになる。
さらに、制御回路10において、111は触媒
内O2センサ14のヒータの通電を行う駆動回路
であつて、たとえば触媒内O2センサ14の素子
温が低いときにはその出力信号がローレベルにあ
る場合、触媒内O2センサ14の出力レベルがロ
ーレベルのときにヒータ通電を行うようにする。
なお、CPU103の割込み発生は、A/D変
換器101のA/D変換終了時、入出力インター
フエイス102がクランク角センサ6のパルス信
号を受信した時、クロツク発生回路107からの
割込信号を受信した時、等である。
エアフローメータ3の吸入空気量データQおよ
び冷却水温データTHWは所定時間毎に実行され
るA/D変換ルーチンによつて取込まれてRAM
105の所定領域に格納される。つまり、RAM
105におけるデータQおよびTHWは所定時間
毎に更新されている。また、回転速度データNe
はクランク角センサ6の30°CA毎の割込みによつ
て演算されてRAM105の所定領域に格納され
る。
第3図は第1図の触媒内O2センサ14の外観
図、第4図はその断面図である。第3図、第4図
を参照して触媒内O2センサ14を説明すると、
検出部としての酸化物半導体素子141およびヒ
ータ(図示せず)を外部にセンサ取付用フランジ
142aおよびガス交換用の孔142bを有する
中空円筒体ハウジング142に挿入し、無機質系
接着剤143を用いて固定する。そして、検出部
の出力端子、ヒータ端子およびアースにそれぞれ
接続されたワイヤ144,145,146をセラ
ミツク製碍子管147を介してハウジング142
から外部へ引き出してある。これらワイヤ14
4,146は制御回路10に接続され、ワイヤ1
45は接地物体へ接続される。このような半導体
式O2センサはたとえば特開昭55−124057号公報
に記載されており、上述のごとく、ジルコニア型
のものに比して、参照ガスが不要であり、また、
検出部とセンサのハウジング取付部との間隔の自
由度があるという利点を有する。
第5図〜第7図は触媒内O2センサ14の取付
け配置を説明するためのものである。なお、第5
図は触媒コンバータ12の外観図、第6図はその
後方から見た外観図、第7図はその内部を示す図
である。この場合、触媒コンバータ12はシング
ルベツトモノリス触媒を搭載しているものとす
る。このように、触媒内O2センサ14の先端は
モノリス触媒の中心位置に配置される。なお、こ
の場合、触媒温CCoセンサも内蔵される。
また、触媒コンバータ12がダブルベツドモノ
リス触媒を搭載している場合には、第8図に示す
ごとく、触媒内O2センサ14は第1段目のモノ
リス触媒と第2段目のモノリス触媒との間の間隙
に設けられ、触媒内O2センサ14の先端は触媒
コンバータ12の中央部に配置される。
このようにして、触媒内O2センサ14の先端
を触媒コンバータ12の中央部に設置すると、触
媒内O2センサ14の早期の活性化が達成される。
つまり、第9図に示すように、たとえば0から60
Km/h定常走行を行つた場合には、触媒コンバー
タ12内のa,b,c点での温度上昇度に相違が
あり、中央部であるa点の温度上昇が最も早いか
らである。従つて、触媒コンバータ12内の中央
部にその先端が設けられた触媒内O2センサ14
は早期に活性化されて正確な理論空燃比の検出が
可能となる。
また、第10図に示すごとく、触媒コンバータ
12の上流では、H2,CO,HC等の未燃ガスの
影響があるために上流側O2センサ13の出力特
性は正確な理論空燃比(λ=1)を検出できない
が、触媒コンバータ12の近傍もしくは下流側で
は未然ガスの影響がないために触媒内O2センサ
14の出力特性は良好に保持され正確な理論空燃
比を検出できる。
第11図は上流側O2センサ13の出力にもと
づいて空燃比補正係数FAFを演算する第1の空
燃比フイードバツク制御ルーチンであつて、所定
時間たとえば4ms毎に実行される。
ステツプ1101では、上流側O2センサ13によ
る空燃比の閉ループ(フイードバツク)条件が成
立しているか否かを判定する。たとえば、冷却水
温が所定値以下の時、機関始動中、始動後増量
中、暖機増量中、パワー増量中、上流側O2セン
サ13の出力信号が一度も反転していない時、燃
料カツト中等はいずれも閉ループ条件が不成立で
あり、その他の場合が閉ループ条件成立である。
閉ループ条件が不成立のときには、ステツプ1127
に直接進む。他方、閉ループ条件成立の場合はス
テツプ1102に進む。
ステツプ1102では、上流側O2センサ13の出
力V1をA/D変換して取込み、ステツプ1103に
てV1が比較電圧VR1たとえば0.45V以下か否かを
判別する、つまり、空燃比がリツチかリーンかを
判別する。リーン(V1≦VR1)であれば、ステツ
プ1104にて第1のデイレイカウンタCDLY1が正
か否かを判別し、CDLY1>0であればステツプ
1105にて第1のデイレイカウンタCDLY1を0と
する。ステツプ1106では、第1のデイレイカウン
タCDLY1を1減少させ、ステツプ1107にて
CDLY1<TDL1か否かを判別する。なお、
TDL1は上流側O2センサ13の出力においてリ
ツチからリーンへの変化があつてもリツチ状態で
あるとの判断を保持するためのリーン遅延時間で
あつて、負の値で定義される。従つて、ステツプ
1107にてCDLY<TDL1のときのみ、ステツプ
1108にてCDLY←TDL1とし、ステツプ1109に
て空燃比フラグF1を“0”(リーン状態)とす
る。他方、ステツプ1103にてリツチ(V1>VR1
であれば、ステツプ1110にて第1のデイレイカウ
ンタCDLY1が負か否かを判別し、CDLY1>0
であればステツプ1111にて第1のデイレイカウン
タCDLY1を0とする。ステツプ1112では、第1
のデイレイカウンタCDLY1を0増加させ、ステ
ツプ1113にてCDLY1>TDR1か否かを判別す
る。なお、TDR1は上流側O2センサ13の出力
においてリーンからリツチへの変化があつてもリ
ーン状態であるとの判断を保持するためのリツチ
遅延時間であつて、正の値で定義される。従つ
て、ステツプ1113にてCDLY>TDR1のときの
み、ステツプ1115にてCDLY←TDR1とし、ス
テツプ1115にて空燃比フラグF1を“1”(リツ
チ状態)とする。
ステツプ1116では、空燃比フラグF1の符号が
反転したか否かを判別する、すなわち遅延処理後
の空燃比が反転したか否かを判別する。空燃比が
反転していれば、ステツプ1117に進み、リツチか
らリーンへの反転か(F1=“0”)、リーンから
リツチへの反転かを(F1=“1”)を判別する。
リツチからリーンへの反転であれば、ステツプ
1118にてFAF←FAF+RSRとスキツプ的に増大
させ、逆に、リーンからリツチへの反転であれ
ば、ステツプ1119にてFAF←FAF+RSLとスキ
ツプ的に減少させる。つまり、スキツプ処理を行
う。
ステツプ1116にて空燃比フラグF1の符号が反
転していなければ、ステツプ1120,1121,1122に
て積分処理を行う。つまり、ステツプ1120にて、
F1=“0”か否かを判別し、F1=“0”(リー
ン)であればステツプ1121にてFAF←FAF+KL
とし、他方、F1=“0”(リツチ)であればステ
ツプ1122にてFAF←FAF+KIとする。ここで、
積分定数KIはスキツプ定数RSR,RSLに比して
十分小さく設定してあり、つまり、KI<RSR
(RSL)である。従つて、ステツプ1121はリーン
状態 (F1=“0”)で燃料噴射量を徐々に増大さ
せ、ステツプ1122はリツチ状態(F1=“1”)で
燃料噴射量を徐々に減少させる。
ステツプ1118,1119,1121,1122にて演算され
た空燃比補正係数FAFはステツプ1123,1124に
て最小値たとえば0.8にてガードされ、また、ス
テツプ1125,1126にて最大値たとえば1.2にてガ
ードされる。これにより、何らかの原因で空燃比
補正係数FAFが大きくなり過ぎ、もしくは小さ
くなり過ぎた場合に、その値で機関の空燃比を制
御してオーバリツチ、オーバリーンになるのを防
ぐ。
上述のごとく演算されたFAFをRAM105に
格納して、ステツプ1127にてこのルーチンは終了
する。
第12図は第11図のフローチヤートによる動
作を補足説明するタイミング図である。上流側
O2センサ13の出力により第12図Aに示すご
とくリツチ、リーン判別の空燃比信号A/Fが得
られると、第1のデイレイカウンタCDLY1は、
第12図Bに示すごとく、リツチからリーンもし
くはその逆の変化時点で0に復帰し、リツチ状態
でカウントアツプされ、リーン状態でカウントダ
ウンされる。
この結果、第12図Cに示すごとく、遅延処理
された空燃比信号A/F′が形成される。たとえ
ば、時刻t1にて空燃比信号A/Fがリーンからリ
ツチに変化しても、遅延処理された空燃比信号
A/F′はリツチ遅延時間TDR1だけリーンに保
持された後に時刻t2にてリツチに変化する。時刻
t3にて空燃比信号A/Fがリツチからリーンに変
化しても、遅延処理された空燃比信号A/F′はリ
ーン遅延時間TDL1相当だけリツチに保持され
た後に時刻t4にてリーンに変化する。しかし、空
燃比信号A/Fが時刻t5,t6,t7のごとくリツチ
もしくはリーン遅延時間より短い期間で反転する
と、第1のデイレイカウンタCDLY1が最大値
TDR1もしくは最小値TDL1に到達するのに時
間を要し、この結果、時刻t8にて遅延処理後の空
燃比信号A/F′が反転される。つまり、遅延処理
後の空燃比信号A/F′は遅延処理前の空燃比信号
A/Fに比べて安定となる。このように遅延処理
後の安定した空燃比信号A/F′にもとづいて第1
2図Dに示す空燃比補正係数FAFが得られる。
次に、触媒内O2センサ14による第2の空燃
比フイードバツク制御について説明する。第2の
空燃比フイードバツク制御としては、第1の空燃
比フイードバツク制御定数としてのスキツプ量
RSR,RSL、遅延時間TDR1,TDL1、積分定
数KI(この場合、リツチ積分定数KI1Rおよびリ
ーン積分定数KI1Rを別々に設定する)、もしくは
上流側O2センサ13の出力V1の比較電圧VR1を可
変にするシステムと、第2の空燃比補正係数
FAF2を導入するシステムとがある。
たとえば、リツチスキツプ量RSRを大きくす
ると、制御空燃比をリツチ側に移行でき、また、
リーンスキツプ量RSLを小さくしても制御空燃
比をリツチ側に移行でき、他方、リーンスキツプ
量RSLを大きくすると、制御空燃比をリーン側
に移行でき、また、リツチスキツプ量RSRを小
さくしても制御空燃比をリーン側に移行できる。
従つて、触媒内O2センサ14の出力に応じてリ
ツチスキツプ量RSRおよびリーンスキツプ量
RSLを補正することにより空燃比が制御できる。
また、リツチ遅延時間TDR1>リーン遅延時間
TDL1と設定すれば、制御空燃比はリツチ側に
移行でき、逆に、リーン遅延時間(TDL1)>リ
ツチ遅延時間(TDL1)と設定すれば、制御空
燃比はリーン側に移行できる。つまり、触媒内
O2センサ14の出力に応じて遅延時間TDR1,
TDL1を補正することにより空燃比が制御でき
る。さらにまた、リツチ積分定数KI1Rを大き
くすると、制御空燃比をリツチ側に移行でき、ま
た、リーン積分定数KI1Lを小さくしても制御
空燃比をリツチ側に移行でき、他方、リーン積分
定数KI1Lを大きくすると、制御空燃比をリー
ン側に移行でき、また、リツチ積分定数KI1R
を小さくしても制御空燃比をリーン側に移行でき
る。従つて、触媒内O2センサ14の出力に応じ
てリツチ積分定数KI1Rおよびリーン積分定数
KI1Lを補正することにより空燃比が制御でき
る。さらにまた、比較電圧VR1を大きくすると制
御空燃比をリツチ側に移行でき、また、比較電圧
VR1を小さくすると制御空燃比をリーン側に移行
できる。従つて、触媒内O2センサ14の出力に
応じて比較電圧VR1を補正することにより空燃比
が制御できる。
第13図および第14図を参照して空燃比フイ
ードバツク制御定数としてのスキツプ量を可変に
したダブルO2センサシステムについて説明する。
第13図は触媒内O2センサ14の出力にもと
づいてスキツプ量RSR,RSLを演算する第2の
空燃比フイードバツク制御ルーチンであつて、所
定時間たとえば1s毎に実行される。ステツプ1301
では、触媒内O2センサ14による閉ループ条件
か否かを判別する。たとえば、冷却水温が所定値
以下の時、触媒内O2センサ14の出力信号が一
度も反転しなと時、触媒内O2センサ14が故障
している時、過渡運転時等はいずれも閉ループ条
件が不成立であり、その他の場合が閉ループ条件
成立である。閉ループ条件でなければステツプ
1329に直接進む。
ステツプ1301にて閉ループ条件が成立した場合
には、ステツプ1302にて触媒内O2センサ14の
出力V2をA/D変換して取込み、ステツプ1303
にてV2が比較電圧VR2たとえば0.55V以下か否か
を判別する。つまり、空燃比がリツチかリーンか
を判別する。なお、比較電圧VR2は触媒コンバー
タ12の上流、下流で生ガスの影響による出力特
性が異なることおよび劣化速度が異なること等を
考慮して触媒内O2センサ14の出力の比較電圧
VR1より高く設定される。
ステツプ1304〜1315は第11図のステツプ1104
〜1115と同様、空燃比判定結果を遅延処理するた
めのものである。すなわち、リツチ遅延時間
TDR2、リーン遅延時間TDL2をもとに空燃比
フラグF2が設定される。
ステツプ1316にて空燃比フラグF2により遅延
処理後の空燃比を判別する。この結果、F2=
“0”(リーン)であればステツプ1317〜1322に進
み、他方、F2=“1”(リツチ)であればステツ
プ1323〜1328に進む。
ステツプ1317では、RSR←RSR+ΔRS(一定値
たとえば0.08%)とし、つまり、リツチスキツプ
量RSRを増大させて空燃比をリツチ側に移行さ
せる。ステツプ1318,1319ではRSRを最大値
MAXたとえば6.2%にてガードする。さらに、ス
テツプ1320にてRSL←RSL−ΔRSとし、つまり、
リツチスキツプ量RSLを減少させて空燃比をリ
ツチ側に移行させる。ステツプ1321,1329では、
RSLを最小値MINたとえば2.5%にてガードす
る。
他方、F2=“1”(リツチ)のときには、ステ
ツプ1323にてRSR←RSR−ΔRSとし、つまり、
リツチスキツプ量RSRを減少させて空燃比をリ
ーン側に移行させる。ステツプ1324,1325では、
RSRを最小値MINにてガードする。さらに、ス
テツプ1326にてRSL←RSL+ΔRS(一定値)と
し、つまり、リーンスキツプ量RSLを増加させ
て空燃比をリーン側に移行させる。ステツプ
1327,1328では、RSLを最大値MAXにてガード
する。
上述のごとく演算されたRSR,RSLはRAM1
05に格納された後に、ステツプ1326にてこのル
ーチンは終了する。
なお、空燃比フイードバツク中に演算された
FAF,RSR,RSLは一旦他の値FAF′,RSR′,
RSL′に変換してバツクアツプRAM106に格納
することもでき、これにより、再始動時等におけ
る運転性向上にも役立つものである。第13図に
おける最小値MINは過渡追従性がそこなわれな
いレベルの値であり、また、最大値MAXは空燃
比変動によりドライバビリテイの悪化が発生しな
いレベルの値である。
このように、第13図のルーチンによれば、触
媒内O2センサ14の出力がリーンであれば、リ
ツチスキツプ量RSRが徐々に増大され、且つリ
ーンスキツプ量RSLが徐々に減少され、これに
より、空燃比はリツチ側へ移行される。また、触
媒内O2センサ14の出力がリツチであれば、リ
ツチスキツプ量RSRが徐々に減少され、且つリ
ーンスキツプ量RSLが徐々に増大され、これに
より、空燃比はリーン側へ移行される。
第14図は噴射量演算ルーチンであつて、所定
クランク角毎たとえば360°CA毎に実行される。
ステツプ1401ではRAM105より吸入空気量デ
ータQおよび回転速度データNeを読出して基本
噴射量TAUPを演算する。たとえばTAUP←
KQ/Ne(Kは定数)とする。ステツプ1402にて
RAM105より冷却水温データTHWを読出し
てROM104に格納された1次元マツプにより
暖機増量値FWLを補間計算する。ステツプ1403
では、最終噴射量TAUを、 TAU←TAUP・FAF・(1+FWL+
α)+β により演算する。なお、α,βは他の運転状態パ
ラメータによつて定まる補正量である。次いで、
ステツプ1404にて、噴射量TAUをダウンカウン
タ108にセツトすると共にフリツプフロツプ1
09をセツトして燃料噴射を開始させる。そし
て、ステツプ1405にてこのルーチンは終了する。
なお、上述のごとく、噴射量TAUに相当する
時間が経過すると、ダウンカウンタ108のキヤ
リアウト信号によつてフリツプフロツプ109が
リセツトされて燃料噴射は終了する。
なお、第1の空燃比フイードバツク制御は4ms
毎に、また、第2の空燃比フイードバツク制御は
1s毎に行われるのは、空燃比フイードバツク制御
は応答性の良い上流側O2センサによる制御を主
にして行い、応答性の悪い触媒内O2センサによ
る制御を従にして行うためである。
また、上流側O2センサによる空燃比フイード
バツク制御における他の制御定数、たとえば遅延
時間、積分定数、等を触媒内O2センサの出力に
より補正するダブルO2センサシステムにも、ま
た、第2の空燃比補正係数を導入するダブルO2
センサシステムにも本考案を適用し得る。また、
スキツプ量、遅延時間、積分定数のうちの2つを
同時に制御することにより制御性を向上できる。
さらに、スキツプ量RSR,RSLのうちの一方を
固定し、他方のみを可変とすることも、遅延時間
TDR1,TDL1のうちの一方を固定し他方のみ
を可変とすることも、あるいはリツチ積分定数
KIR、リーン積分定数KILの一方を固定し他方を
可変とすることも可能である。
また、吸入空気量センサとして、エアフローメ
ータの代りに、カルマン渦センサ、ヒートワイヤ
センサ等を用いることもできる。
さらに、上述の実施例では、吸入空気量および
機関の回転速度に応じて燃料噴射量を演算してい
るが、吸入空気圧および機関の回転速度、もしく
はスロツトル弁開度および機関の回転速度に応じ
て燃料噴射量を演算してもよい。
さらに、上述の実施例では、燃料噴射弁により
吸気系への燃料噴射量を制御する内燃機関を示し
たが、キヤブレタ式内燃機関にも本考案を適用し
得る。たとえば、エレクトリツク・エア・コント
ロールバルブEACVにより機関の吸入空気量を調
整して空燃比を制御するもの、エレクトリツク・
ブリード・エア・コントロールバルブによりキヤ
ブレタのエアブリード量を調整してメイン系通路
およびスロー系通路への大気の導入により空燃比
を制御するもの、機関の排気系へ送り込まれる2
次空気量を調整するもの、等に本考案を適用し得
る。この場合には、ステツプ1401における基本噴
射量TAUP相当の基本燃料噴射量がキヤブレタ
自身によつて決定され、すなわち、吸入空気量に
応じた吸気管負圧と機関の回転速度に応じて決定
され、ステツプ1403にて最終燃料噴射量TAUに
相当する供給空気量が演算される。
さらに、上述の実施例では、空燃比センサとし
てO2センサを用いたが、COセンサ、リーンミク
スチヤセンサ等を用いることもできる。
さらに、上述の実施例はマイクロコンピユータ
すなわちデイジタル回路によつて構成されている
が、アナログ回路により構成することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本考案によれば、触媒内
O2センサは、水、泥等が流入しても出力低下は
なく、また、触媒コンバータの触媒温度の影響で
活性化し易く、従つて、正確な理論空燃比の検出
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る内燃機関の空燃比制御装
置の一実施例を示す全体概略図、第2図はシング
ルO2センサシステムおよびダブルO2センサシス
テムを説明する排気エミツシヨン特性図、第3図
は第1図の触媒内O2センサの外観図、第4図は
第3図の断面図、第5図は第1図の触媒コンバー
タの外観図、第6図は第5図の後方から見た外観
図、第7図、第8図は第5図の内部を示す図、第
9図は第1図の触媒コンバータ内の温度特性を示
すグラフ、第10図はO2センサの出力特性を示
すグラフ、第11図、第13図、第14図は第3
図の制御回路の動作を説明するためのフローチヤ
ート、第12図は第11図のフローチヤートを補
足説明するためのタイミング図である。 1……機関本体、3……エアフローメータ、4
……デイストリビユータ、5,6……クランク角
センサ、10……制御回路、12……触媒コンバ
ータ、13……上流側(第1の)O2センサ、1
4……触媒内(第2の)O2センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内燃機関の排気系に設けられた排気ガス浄化
    のための触媒コンバータの上流側および該触媒
    コンバータの中に、それぞれ、第1、第2の空
    燃比センサを設け、少なくとも該第2の空燃比
    センサを半導体式空燃比センサにより構成し、
    前記第1の空燃比センサによる空燃比フイード
    バツク制御と共に前記第2の空燃比センサによ
    る空燃比フイードバツク制御を行うようにした
    内燃機関の空燃比制御装置。 2 前記第2の空燃比センサを前記触媒コンバー
    タの中央部に設けた実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の空燃比制御装置。
JP19591085U 1985-02-22 1985-12-21 Expired JPH048284Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19591085U JPH048284Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21
US06/831,566 US4739614A (en) 1985-02-22 1986-02-21 Double air-fuel ratio sensor system in internal combustion engine
CA000502580A CA1253595A (en) 1985-02-22 1986-02-24 Double air-fuel ratio sensor system in internal combustion engine
US07/515,183 USRE33942E (en) 1985-02-22 1990-04-26 Double air-fuel ratio sensor system in internal combustion engine

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JP19591085U JPH048284Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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JPS62105345U (ja) 1987-07-04

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