JPH0482960A - 梳毛外衣製品およびその製法 - Google Patents
梳毛外衣製品およびその製法Info
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- JPH0482960A JPH0482960A JP19833490A JP19833490A JPH0482960A JP H0482960 A JPH0482960 A JP H0482960A JP 19833490 A JP19833490 A JP 19833490A JP 19833490 A JP19833490 A JP 19833490A JP H0482960 A JPH0482960 A JP H0482960A
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、水洗い可能で濃色に染色された梳毛外衣製品
およびその製法に関するものである。
およびその製法に関するものである。
羊毛は、その表面が、第2図に示すように、疎水性のエ
ビクチクル層1と、親水性のエキソクチクル層2と、こ
のエキソクチクル層2よりもさらに親水性の高いエンド
クチクル層3とからなるうろこ状の表皮(クチクルN)
で被覆されており、吸水すると、内側のエキソクチクル
層2およびエンドクチクル層3が膨張するとともに、エ
ンドクチクル層3の方がエキソクチクル層2よりも膨張
するため、バイメタル効果により、第3図に示すように
表皮が外側に反った状態となり、繊維のこの部分同士が
絡み合って収縮(フェルト化)する。
ビクチクル層1と、親水性のエキソクチクル層2と、こ
のエキソクチクル層2よりもさらに親水性の高いエンド
クチクル層3とからなるうろこ状の表皮(クチクルN)
で被覆されており、吸水すると、内側のエキソクチクル
層2およびエンドクチクル層3が膨張するとともに、エ
ンドクチクル層3の方がエキソクチクル層2よりも膨張
するため、バイメタル効果により、第3図に示すように
表皮が外側に反った状態となり、繊維のこの部分同士が
絡み合って収縮(フェルト化)する。
したがって、梳毛糸をそのまま編み地に形成した羊毛製
品を、通常の浸染によって染色(製品染)することはで
きず、一般に、水洗い可能な梳毛外衣製品を得るには、
羊毛原料の段階で、塩素化もしくは酸素酸化によって羊
毛表面を改質したのちポリアミドエピクロルヒドリン樹
脂を与えることにより防縮加工を施し、この防縮加工済
の羊毛原料を紡績して糸染め後に編み立てるようにして
いる。
品を、通常の浸染によって染色(製品染)することはで
きず、一般に、水洗い可能な梳毛外衣製品を得るには、
羊毛原料の段階で、塩素化もしくは酸素酸化によって羊
毛表面を改質したのちポリアミドエピクロルヒドリン樹
脂を与えることにより防縮加工を施し、この防縮加工済
の羊毛原料を紡績して糸染め後に編み立てるようにして
いる。
これに対し、本願出願人は、羊毛表面を改質したのち、
樹脂加工を施すことなくそのままの状態で梳毛糸をつく
り、この梳毛糸から編み地を形成して染色すると、編み
地が収縮することなく堅ろうな染料で濃色に染まること
を見いだし、すでに出願している(特願昭63−140
721号、昭和63年6月8日出願)。
樹脂加工を施すことなくそのままの状態で梳毛糸をつく
り、この梳毛糸から編み地を形成して染色すると、編み
地が収縮することなく堅ろうな染料で濃色に染まること
を見いだし、すでに出願している(特願昭63−140
721号、昭和63年6月8日出願)。
しかし、上記方法では、績み地化の前に羊毛表面の改質
処理を行い、瀉み地化の後に染色を行わなげればならな
いため、上記改質処理と染色処理とを一つの処理槽内で
連続的に行うことができない。そこで、編み地化の前に
は何ら処理を施さず、編み地化したあとに、何らかの化
学的な処理を施すことにより、その処理と染色とを連続
的に行って水洗可能な梳毛外衣製品を得る方法の確立が
望まれているが、未だ充分な品質のものが得られていな
いのが実情である。例えば、編み地に対し、塩素化処理
と染色と防縮用の樹脂加工を連続的に施すことが試みら
れているが、この方法によれば、一定の耐洗濯性は得ら
れるものの、編み地表面にピリングが発生して品質が悪
くなるという問題がある。あるいは、モノ過硫酸による
酸化方法、亜硫酸による中和処理後シリコーンエラスト
マーを適応する方法、溶剤系シリコーンをスプレー法に
より溶剤仕上げ機中で供給したのち乾燥する方法等が提
案されているが、染色性、耐洗濯性等に難点があり、普
及していない。
処理を行い、瀉み地化の後に染色を行わなげればならな
いため、上記改質処理と染色処理とを一つの処理槽内で
連続的に行うことができない。そこで、編み地化の前に
は何ら処理を施さず、編み地化したあとに、何らかの化
学的な処理を施すことにより、その処理と染色とを連続
的に行って水洗可能な梳毛外衣製品を得る方法の確立が
望まれているが、未だ充分な品質のものが得られていな
いのが実情である。例えば、編み地に対し、塩素化処理
と染色と防縮用の樹脂加工を連続的に施すことが試みら
れているが、この方法によれば、一定の耐洗濯性は得ら
れるものの、編み地表面にピリングが発生して品質が悪
くなるという問題がある。あるいは、モノ過硫酸による
酸化方法、亜硫酸による中和処理後シリコーンエラスト
マーを適応する方法、溶剤系シリコーンをスプレー法に
より溶剤仕上げ機中で供給したのち乾燥する方法等が提
案されているが、染色性、耐洗濯性等に難点があり、普
及していない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、編み
地に対し、特定の化学的な処理および染色がなされ、抗
ピリング性、染色性、耐洗濯性のいずれにおいても優れ
た特性を示す梳毛外衣製品およびその製法の提供をその
目的とする。
地に対し、特定の化学的な処理および染色がなされ、抗
ピリング性、染色性、耐洗濯性のいずれにおいても優れ
た特性を示す梳毛外衣製品およびその製法の提供をその
目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、羊毛梳毛糸を用
いて編み立てられた編み地の染色品であって、この編み
地を構成する羊毛繊維の細胞膜錯体がヒドロキシアルキ
ルホスフィンまたはその誘導体によって変質され、かつ
羊毛繊維のクチクル層の少なくとも一部が酸化処理によ
って除去されその内側部が露呈している梳毛外衣製品を
第1の要旨とし、上記と同様の編み地の染色品であって
、この編み地を構成する羊毛繊維の細胞膜錯体がヒドロ
キシアルキルホスフィンまたはその誘導体によって変質
され、かつ羊毛繊維表面がポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂によって被覆されている梳毛外衣製品を第2の要
旨とし、羊毛梳毛糸を繁み地に編み立てる工程と、上記
編み地をヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導
体で処理することによりその編み地を構成する羊毛繊維
の細胞膜錯体を変質させる工程と、編み地を塩素および
酸素の少なくとも一方で酸化処理することによりその編
み地を構成する羊毛繊維のクチクル層の少なくとも一部
を除去しその内側部を露呈させる工程と、上記編み地を
染色する工程とを備えた梳毛外衣製品の製法を第3の要
旨とし、羊毛梳毛系を編み地に編み立てる工程と、上記
編み地をヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導
体で処理することによりその編み地を構成する羊毛繊維
の細胞膜錯体を変質させる工程と、ポリアミドエピクロ
ルヒドリン樹脂で編み地を構成する羊毛繊維表面を被覆
処理する工程と、上記編み地を染色する工程とを備えた
梳毛外衣製品の製法を第4の要旨とする。
いて編み立てられた編み地の染色品であって、この編み
地を構成する羊毛繊維の細胞膜錯体がヒドロキシアルキ
ルホスフィンまたはその誘導体によって変質され、かつ
羊毛繊維のクチクル層の少なくとも一部が酸化処理によ
って除去されその内側部が露呈している梳毛外衣製品を
第1の要旨とし、上記と同様の編み地の染色品であって
、この編み地を構成する羊毛繊維の細胞膜錯体がヒドロ
キシアルキルホスフィンまたはその誘導体によって変質
され、かつ羊毛繊維表面がポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂によって被覆されている梳毛外衣製品を第2の要
旨とし、羊毛梳毛糸を繁み地に編み立てる工程と、上記
編み地をヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導
体で処理することによりその編み地を構成する羊毛繊維
の細胞膜錯体を変質させる工程と、編み地を塩素および
酸素の少なくとも一方で酸化処理することによりその編
み地を構成する羊毛繊維のクチクル層の少なくとも一部
を除去しその内側部を露呈させる工程と、上記編み地を
染色する工程とを備えた梳毛外衣製品の製法を第3の要
旨とし、羊毛梳毛系を編み地に編み立てる工程と、上記
編み地をヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導
体で処理することによりその編み地を構成する羊毛繊維
の細胞膜錯体を変質させる工程と、ポリアミドエピクロ
ルヒドリン樹脂で編み地を構成する羊毛繊維表面を被覆
処理する工程と、上記編み地を染色する工程とを備えた
梳毛外衣製品の製法を第4の要旨とする。
すなわち、本発明者らは、編み地(製品もしくは半製品
)に対し、染色と前後して特殊な化学処理を施すことに
より、編み地に対し耐洗濯性、耐ピリング性および濃色
染色性を与える方法について一連の研究を行った。その
結果、羊毛梳毛糸を用いて編み立てられた編み地に対し
て、ヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導体に
よって処理するとともに、塩素および酸素の少なくとも
一方で酸化処理を行うか、ポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂による樹脂加工を行うようにすると、所期の目的
を達することを見いだし本発明に到達した。
)に対し、染色と前後して特殊な化学処理を施すことに
より、編み地に対し耐洗濯性、耐ピリング性および濃色
染色性を与える方法について一連の研究を行った。その
結果、羊毛梳毛糸を用いて編み立てられた編み地に対し
て、ヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導体に
よって処理するとともに、塩素および酸素の少なくとも
一方で酸化処理を行うか、ポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂による樹脂加工を行うようにすると、所期の目的
を達することを見いだし本発明に到達した。
つぎに、本発明の詳細な説明する。
本発明の対象とする梳毛外衣製品とは、羊毛繊維によっ
て形成された梳毛糸を編み地化して所定の色および形状
を与えて得られる外衣製品を示す。
て形成された梳毛糸を編み地化して所定の色および形状
を与えて得られる外衣製品を示す。
そして、外衣とは、衣料を区別する上で肌着に対するも
ので、いわゆるセーターやポロシャツ、トレーニングス
ーツ、婦人用ワンピース、スーツ等のニット製品を示す
。また、本発明では帽子、靴下、マフラー等、編み地を
使った装身具等も含めて外衣製品という。
ので、いわゆるセーターやポロシャツ、トレーニングス
ーツ、婦人用ワンピース、スーツ等のニット製品を示す
。また、本発明では帽子、靴下、マフラー等、編み地を
使った装身具等も含めて外衣製品という。
本発明の梳毛外衣製品は、例えばつぎの(1)〜(4)
の工程を経て得ることができる。
の工程を経て得ることができる。
(1)梳毛糸の編み地化
羊毛梳毛糸を、第1図(a)に示すように編み地4に編
み立てたのち、同図(b)に示すようにカット・ソウで
製品形状に成形する。
み立てたのち、同図(b)に示すようにカット・ソウで
製品形状に成形する。
(2)酸化処理による羊毛繊維の改質
塩素および酸素の少なくとも一方で酸化処理することに
より羊毛繊維表面にアニオンあるいはカチオンもしくは
その双方を生じさせて親水性を与える。すなわち、羊毛
繊維の表面スケールのうち最外層であるエビクチクル層
を損傷もしくは溶出除去して羊毛繊維表面の撥水性を除
去し、さらに中間層であるエキソクチクル層にも損傷を
与えて羊毛繊維表面にアニオン、カチオンを生じさせ、
その表面を最内層であるエンドクチクル層と同程度の親
水性にする。上記のように両層の親水性を同程度にする
と、前記いわゆるフェルト化現象が解消し、繊維表面の
ぬれ性が大幅に改善されることになる。なお、上記酸化
処理は、パドル染色機等の染色機を用い、染色液の代わ
りに所定の塩素化剤もしくは酸化剤を含有する処理液を
用いて行われる。例えば、塩素酸化を行う場合には、そ
の有効塩素量を1〜6%owf (繊維重量に対する重
量、以下同じ)に設定することが好適である。なお、こ
のような酸化反応によって生じる羊毛繊維表面の化学的
な変化は下記の通りである。
より羊毛繊維表面にアニオンあるいはカチオンもしくは
その双方を生じさせて親水性を与える。すなわち、羊毛
繊維の表面スケールのうち最外層であるエビクチクル層
を損傷もしくは溶出除去して羊毛繊維表面の撥水性を除
去し、さらに中間層であるエキソクチクル層にも損傷を
与えて羊毛繊維表面にアニオン、カチオンを生じさせ、
その表面を最内層であるエンドクチクル層と同程度の親
水性にする。上記のように両層の親水性を同程度にする
と、前記いわゆるフェルト化現象が解消し、繊維表面の
ぬれ性が大幅に改善されることになる。なお、上記酸化
処理は、パドル染色機等の染色機を用い、染色液の代わ
りに所定の塩素化剤もしくは酸化剤を含有する処理液を
用いて行われる。例えば、塩素酸化を行う場合には、そ
の有効塩素量を1〜6%owf (繊維重量に対する重
量、以下同じ)に設定することが好適である。なお、こ
のような酸化反応によって生じる羊毛繊維表面の化学的
な変化は下記の通りである。
■ ペプチド結合の切断
R−NH−C−R−−→ R−NH3■+○0OC−R
■ 亜硫酸塩によるシスチン分解 c=o C=OC=0 上記分解反応により、羊毛繊維表面にアニオン基および
カチオン基が生じ、イオン結合能力が増大するとともに
、ぬれ性が向上する。ちなみに、通常の羊毛繊維のし視
界表面張力は40〜45dyne/cmであるが、上記
改質によって臨界表面張力を55 dyne/cm以上
に高めることができる。
■ 亜硫酸塩によるシスチン分解 c=o C=OC=0 上記分解反応により、羊毛繊維表面にアニオン基および
カチオン基が生じ、イオン結合能力が増大するとともに
、ぬれ性が向上する。ちなみに、通常の羊毛繊維のし視
界表面張力は40〜45dyne/cmであるが、上記
改質によって臨界表面張力を55 dyne/cm以上
に高めることができる。
(3)染色
上記酸化処理がなされた編み地4を、上記処理を行った
パドル染色機に入れたままの状態で、引き続き染色を行
う。染色は、例えばつぎのようにして行う。すなわち、
まずアルカリ性で前処理したのち、堅ろうな酸性スーパ
ーミリング染料2攻応染料等を用い、弱アルカリ性でス
タートし、煮沸時点でpHが酸性となるような条件下で
染色する。このようにして、均一で品位の高い濃色染め
を実現することができる。
パドル染色機に入れたままの状態で、引き続き染色を行
う。染色は、例えばつぎのようにして行う。すなわち、
まずアルカリ性で前処理したのち、堅ろうな酸性スーパ
ーミリング染料2攻応染料等を用い、弱アルカリ性でス
タートし、煮沸時点でpHが酸性となるような条件下で
染色する。このようにして、均一で品位の高い濃色染め
を実現することができる。
(4) ヒドロキシアルキルホスフィン類による抗ピ
リング加工 上記染色がなされた編み地4を、上記処理を行ったパド
ル染色機に入れたままの状態で、引き続きヒドロキシア
ルキルホスフィンまたはその誘導体を供給し、編み地4
に対し抗ピリング性を与える。上記ヒドロキシアルキル
ホスフィンとは、下記の一般式で表されるもので、その
誘導体とは、これにエチレンオキサイドやプロピオンオ
キサイド等のアルキレンオキサイドが付加したものがあ
げられる。
リング加工 上記染色がなされた編み地4を、上記処理を行ったパド
ル染色機に入れたままの状態で、引き続きヒドロキシア
ルキルホスフィンまたはその誘導体を供給し、編み地4
に対し抗ピリング性を与える。上記ヒドロキシアルキル
ホスフィンとは、下記の一般式で表されるもので、その
誘導体とは、これにエチレンオキサイドやプロピオンオ
キサイド等のアルキレンオキサイドが付加したものがあ
げられる。
R2−P−R3
しもよい。
このようなヒドロキシアルキルホスフィン類としては、
例えばジメチルヒドロキシメチルホスフィン ジメチル
ヒドロキシエチルホスフィン、ジエチルヒドロキシプロ
ピルホスフィン、エチルヒス(ヒドロキシエチル)ホス
フィン、エチルヒス(ヒドロキシプロピル)ホスフィン
、1〜リスヒドロキシメチルホスフイン、トリスヒドロ
キシエチルポスフィン、トリスヒドロキシプロピルホス
フィン l・リスヒドロキシブチルホスフィン、トリス
ヒドロキシペンチルホスフィン、トリスヒドロキシへキ
シルホスフィン、トリスヒドロキシオクチルポスフィン
等があげられる。
例えばジメチルヒドロキシメチルホスフィン ジメチル
ヒドロキシエチルホスフィン、ジエチルヒドロキシプロ
ピルホスフィン、エチルヒス(ヒドロキシエチル)ホス
フィン、エチルヒス(ヒドロキシプロピル)ホスフィン
、1〜リスヒドロキシメチルホスフイン、トリスヒドロ
キシエチルポスフィン、トリスヒドロキシプロピルホス
フィン l・リスヒドロキシブチルホスフィン、トリス
ヒドロキシペンチルホスフィン、トリスヒドロキシへキ
シルホスフィン、トリスヒドロキシオクチルポスフィン
等があげられる。
上記ヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導体(
以下「ヒドロキシアルキルホスフィン類」と略す)を編
み地4に与えると、優れた抗ピリング性が得られ、また
防縮効果が向上するという副次的な効果も得られる。こ
の作用機構についてはまだよく解明されていないが、上
記ヒドロキシアルキルホスフィン類によって、羊毛繊維
を構成するコルテックス細胞、クチクル細胞およびこれ
らを接着する役割を果たす細胞膜錯体のうち、上記細胞
膜錯体が溶解もしくは変質して、羊毛繊維内から消滅す
るか劣化しくこの一連の変化を、本発明では「細胞膜錯
体の変質」と総称する)、その結果、繊維強度が低下し
て抗ピリング性能が表れると考えられる。また、フェル
ト化は水分吸収時にエンドクチクルがエキソクチクルよ
りも膨潤することにより、バイメタル的にスケールが立
ち上がることが主因とされているが、上記ヒドロキシア
ルキルホスフィン類によって、■クチクル細胞下の細胞
間充填物が溶出して空間が形成されるために、エンドク
チクルが膨潤しても、クチクル細胞自体はもはやバイメ
タル的な立ち上がり現象を起こさない、■ヒドロキシア
ルキルホスフィン類はジスルフィド結合を優先的に分解
する作用があり、ジスルフィド結合の含有量の多いエキ
ソクチクルが優先的に作用を受けて親水性化してエキソ
クチクルと水分吸収時の挙動に大差がなくなったため、
クチクル細胞自体は立ち上がり現象を起こさない、■ク
チクル細胞の最外層の脂質層が処理により消滅し、摩擦
抵抗が増加して、羊毛繊維特有の摩擦抵抗の異方性が結
果として減少するという3つの作用の総合として防縮性
・抗フェルト性を示すものと考えられる。
以下「ヒドロキシアルキルホスフィン類」と略す)を編
み地4に与えると、優れた抗ピリング性が得られ、また
防縮効果が向上するという副次的な効果も得られる。こ
の作用機構についてはまだよく解明されていないが、上
記ヒドロキシアルキルホスフィン類によって、羊毛繊維
を構成するコルテックス細胞、クチクル細胞およびこれ
らを接着する役割を果たす細胞膜錯体のうち、上記細胞
膜錯体が溶解もしくは変質して、羊毛繊維内から消滅す
るか劣化しくこの一連の変化を、本発明では「細胞膜錯
体の変質」と総称する)、その結果、繊維強度が低下し
て抗ピリング性能が表れると考えられる。また、フェル
ト化は水分吸収時にエンドクチクルがエキソクチクルよ
りも膨潤することにより、バイメタル的にスケールが立
ち上がることが主因とされているが、上記ヒドロキシア
ルキルホスフィン類によって、■クチクル細胞下の細胞
間充填物が溶出して空間が形成されるために、エンドク
チクルが膨潤しても、クチクル細胞自体はもはやバイメ
タル的な立ち上がり現象を起こさない、■ヒドロキシア
ルキルホスフィン類はジスルフィド結合を優先的に分解
する作用があり、ジスルフィド結合の含有量の多いエキ
ソクチクルが優先的に作用を受けて親水性化してエキソ
クチクルと水分吸収時の挙動に大差がなくなったため、
クチクル細胞自体は立ち上がり現象を起こさない、■ク
チクル細胞の最外層の脂質層が処理により消滅し、摩擦
抵抗が増加して、羊毛繊維特有の摩擦抵抗の異方性が結
果として減少するという3つの作用の総合として防縮性
・抗フェルト性を示すものと考えられる。
なお、上記ヒドロキシアルキルホスフィン類は、リン(
P)としてO,OO2〜5. Oowfの割合、より好
ましくは0. OO5〜3.0%owfの割合でtxh
地4に供給することが好適である。
P)としてO,OO2〜5. Oowfの割合、より好
ましくは0. OO5〜3.0%owfの割合でtxh
地4に供給することが好適である。
このようにして得られた梳毛外衣製品は、堅ろうな染料
によって濃色かつ均一に染色されており、しかも繊維自
体が改質され防縮加工がなされているため水洗いおよび
機械洗濯が可能で、商品として優れた品質を有する。
によって濃色かつ均一に染色されており、しかも繊維自
体が改質され防縮加工がなされているため水洗いおよび
機械洗濯が可能で、商品として優れた品質を有する。
このように、編み地を簡単に製品束できるということは
、未着色、未処理のままの状態で中間品を保存しておき
、流行によってつぎつぎと変わるニーズに合わせて順次
上記一連の処理を施し市場に出すことができるというこ
とであり、本発明によって多様な商品展開を行うことが
できるようになる。
、未着色、未処理のままの状態で中間品を保存しておき
、流行によってつぎつぎと変わるニーズに合わせて順次
上記一連の処理を施し市場に出すことができるというこ
とであり、本発明によって多様な商品展開を行うことが
できるようになる。
なお、上記製法では、編み地4をカット・ソウで製品形
状に成形した状態で染色を行っているが、製品形状に成
形する前の段階、例えば梳毛糸を編み地(ガーメント)
に編み立てた段階、あるいは前みごろや後ろみどろ等に
裁断した段階等で染色し、その後成形するようにしても
よい。したがって、本発明における「編み地」とは、い
わゆるガーメント等の編み地のほか、裁断された編み地
カット・ソウで製品形状に成形された編み地等、各種の
形態の編み地を含める趣旨である。
状に成形した状態で染色を行っているが、製品形状に成
形する前の段階、例えば梳毛糸を編み地(ガーメント)
に編み立てた段階、あるいは前みごろや後ろみどろ等に
裁断した段階等で染色し、その後成形するようにしても
よい。したがって、本発明における「編み地」とは、い
わゆるガーメント等の編み地のほか、裁断された編み地
カット・ソウで製品形状に成形された編み地等、各種の
形態の編み地を含める趣旨である。
さらに、上記製法では、染色を機械染色で行っているが
、特殊な風合いや色に仕上げる場合等には手染めを行う
ようにしてもよい。
、特殊な風合いや色に仕上げる場合等には手染めを行う
ようにしてもよい。
なお、本発明において、編み地に対する酸化処理、染色
処理、抗ピリング処理の各処理の順番は、上記の例に限
らず、下記に示すいずれの順番で行ってもよい。ただし
、染色を酸化処理より先に行うと、酸化処理に用いる塩
素等の酸化剤によって染料が分解され、染色堅ろう度不
良、変色等の現象が表れるため実用的でないため、その
ケースは除外している。
処理、抗ピリング処理の各処理の順番は、上記の例に限
らず、下記に示すいずれの順番で行ってもよい。ただし
、染色を酸化処理より先に行うと、酸化処理に用いる塩
素等の酸化剤によって染料が分解され、染色堅ろう度不
良、変色等の現象が表れるため実用的でないため、その
ケースは除外している。
また、本発明では、上記酸化処理に変えて、ポリアミド
エピクロルヒドリン樹脂による被覆処理を抗ピリング処
理と組み合わせるようにしてもよい。上記ポリアミドエ
ピクロルヒドリン樹脂による被覆処理は、上記ヒドロキ
シアルキルホスフィン類による抗ピリング処理を終えた
編み地、もしくは」二記抗ピリング処理および染色処理
を終えた編み地に対してなすことが好適である。上記ポ
リアミドエピクロルヒドリン樹脂は、下記に示すような
四級アンモニウムカチオン(アセチニウムカチオン)を
有し、アニオン基と共有結合を形成しやすい構造であっ
て、水膨潤性を示す。
エピクロルヒドリン樹脂による被覆処理を抗ピリング処
理と組み合わせるようにしてもよい。上記ポリアミドエ
ピクロルヒドリン樹脂による被覆処理は、上記ヒドロキ
シアルキルホスフィン類による抗ピリング処理を終えた
編み地、もしくは」二記抗ピリング処理および染色処理
を終えた編み地に対してなすことが好適である。上記ポ
リアミドエピクロルヒドリン樹脂は、下記に示すような
四級アンモニウムカチオン(アセチニウムカチオン)を
有し、アニオン基と共有結合を形成しやすい構造であっ
て、水膨潤性を示す。
(余 白 )
したがって、上記ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂を
編み地4に供給すると、共有結合によって羊毛繊維表面
と強固に結合する樹脂被覆膜を形成して繊維同士の絡ま
りに由来するフェルト化を防止する。上記樹脂被覆膜の
厚みは15〜150mμ(ミリミクロン)、特に100
mμ程度にすることが好適で、この範囲内の厚みを実現
するためには、用いる樹脂の配合量を、0.3〜3.0
%owf、特に0.6〜1.5oiyfに設定すること
が好適である。
編み地4に供給すると、共有結合によって羊毛繊維表面
と強固に結合する樹脂被覆膜を形成して繊維同士の絡ま
りに由来するフェルト化を防止する。上記樹脂被覆膜の
厚みは15〜150mμ(ミリミクロン)、特に100
mμ程度にすることが好適で、この範囲内の厚みを実現
するためには、用いる樹脂の配合量を、0.3〜3.0
%owf、特に0.6〜1.5oiyfに設定すること
が好適である。
なお、上記ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂としては
、ハーコセット57(デイック・バーキュレス社製、分
子量6000〜10000)やボーラミンE−125,
ボーラミン300XC(ともに東邦化学社製、分子ii
8000〜11000)等があげられる。
、ハーコセット57(デイック・バーキュレス社製、分
子量6000〜10000)やボーラミンE−125,
ボーラミン300XC(ともに東邦化学社製、分子ii
8000〜11000)等があげられる。
上記樹脂処理と染色処理と抗ピリング処理を行う順番は
、下記に示すいずれかの順番で行うことができる。ただ
し、前記抗ピリング処理によって羊毛繊維表面の撥水性
が失われて初めて上記樹脂との相容性が向上するため、
樹脂処理は抗ピリング処理のあとに行わなければならな
い。
、下記に示すいずれかの順番で行うことができる。ただ
し、前記抗ピリング処理によって羊毛繊維表面の撥水性
が失われて初めて上記樹脂との相容性が向上するため、
樹脂処理は抗ピリング処理のあとに行わなければならな
い。
〈樹脂処理〉 〈染色処理〉
〈抗ピリング処理〉
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〕
まず、羊毛梳毛糸をカバーファクター0.41で天竺編
みして編み地にし、ついで所定形状に裁断し縫製して婦
人用セーター形状の成形品を得た。
みして編み地にし、ついで所定形状に裁断し縫製して婦
人用セーター形状の成形品を得た。
これをパドル染色機にかけ、■酸化処理→■染色処理→
■抗ピリング処理を順次節した。各処理条件は下記のと
おりである。
■抗ピリング処理を順次節した。各処理条件は下記のと
おりである。
■酸化処理
上記処理浴で25°CX60分処理したのち、Na)I
SO3を2g/!の割合で投入し、60°CX5分処理
したのち、湯洗いし水洗いした。
SO3を2g/!の割合で投入し、60°CX5分処理
したのち、湯洗いし水洗いした。
■染色処理
上記処理浴で、染色初期においてはp H8,0、染色
終了前にはp H6,3となるようにpH調整しながら
、95°CX60分処理を行った。そして、染色終了後
系を80°Cに冷却し、NH,OHを入れて系をp H
7,5にして15分処理したのち水洗いした。ついで、
酢酸を0.5%owfの割合で注入して酸処理を行った
。
終了前にはp H6,3となるようにpH調整しながら
、95°CX60分処理を行った。そして、染色終了後
系を80°Cに冷却し、NH,OHを入れて系をp H
7,5にして15分処理したのち水洗いした。ついで、
酢酸を0.5%owfの割合で注入して酸処理を行った
。
■抗ピリング処理
上記処理浴で、75°CX20分処理を行った。
このようにして得られた染色品について、刺繍とボタン
付けを施したのちスチームセッターで形を整え婦人用セ
ーターを得た。
付けを施したのちスチームセッターで形を整え婦人用セ
ーターを得た。
〔実施例2〕
上記実施例1と同様にして、■酸化処理→■染色処理→
■抗ピリング処理の順で処理を施し、婦人用セーターを
得た。ただし、上記抗ピリング処理において、処理浴に
おけるビルゴンpp−40ノ量を10%0訂とした。
■抗ピリング処理の順で処理を施し、婦人用セーターを
得た。ただし、上記抗ピリング処理において、処理浴に
おけるビルゴンpp−40ノ量を10%0訂とした。
〔実施例3〕
上記実施例1と同様にして、■酸化処理→■染色処理→
■抗ピリング処理の順で処理を施し、婦人用セーターを
得た。ただし、上記抗ピリング処理において、処理浴に
おけるピルボンpp−4oの量を5%owfとした。
■抗ピリング処理の順で処理を施し、婦人用セーターを
得た。ただし、上記抗ピリング処理において、処理浴に
おけるピルボンpp−4oの量を5%owfとした。
〔実施例4〕
上記実施例1と同様の条件で、■酸化処理→■抗ピリン
グ処理→■染色処理の順で処理を施し、婦人用セーター
を得た。
グ処理→■染色処理の順で処理を施し、婦人用セーター
を得た。
〔実施例5〕
上記実施例1と同様の条件で、■抗ピリング処理→■酸
化処理→■染色処理の順で処理を施し、婦人用セーター
を得た。
化処理→■染色処理の順で処理を施し、婦人用セーター
を得た。
〔実施例6〕
■抗ピリング処理→■樹脂処理→■染色処理を施し、婦
人用セーターを得た。ただし、上記実施例1と同様にし
て抗ピリング処理と染色処理を行い、樹脂処理について
は、下記のようにした。
人用セーターを得た。ただし、上記実施例1と同様にし
て抗ピリング処理と染色処理を行い、樹脂処理について
は、下記のようにした。
■樹脂処理
じ pHgJl整 ’ 7−0〜1−5 (NaHCO
3T: ii整)上記処理浴で30°CX20分処理を
行った。
3T: ii整)上記処理浴で30°CX20分処理を
行った。
〔実施例7〕
上記実施例5と同様の条件で、■抗ピリング処理→■染
色処理→■樹脂処理を施し、婦人用セーターを得た。
色処理→■樹脂処理を施し、婦人用セーターを得た。
〔実施例8〕
上記実施例5と同様の条件で、■染色処理→■抗ピリン
グ処理→■樹脂処理を施し、婦人用セーターを得た。
グ処理→■樹脂処理を施し、婦人用セーターを得た。
〔比較例1〕
上記実施例1と同様の条件で酸化処理のみ施し、婦人セ
ーターを得た。
ーターを得た。
〔比較例2〕
上記実施例1と同様の条件で抗ピリング処理のみ施し、
婦人セーターを得た。
婦人セーターを得た。
〔比較例3″J
上記実施例5と同様の条件で、■染色処理→■樹脂処理
を施し、婦人セーターを得た。
を施し、婦人セーターを得た。
〔比較例4〕
上記実施例1および実施例5と同様の条件で、■酸化処
理→■染色処理→■樹脂処理を施し、婦人セーターを得
た。
理→■染色処理→■樹脂処理を施し、婦人セーターを得
た。
〔比較例5〕
原料スライバーの段階で、クロイ加工機を用い、下記の
条件で、■酸化処理→■樹脂処理を施した。
条件で、■酸化処理→■樹脂処理を施した。
そして、実施例1と同様にして紡績し編み地化したのち
、実施例1と同様にしてバドル染色機で染色し、婦人セ
ーターを得た。
、実施例1と同様にしてバドル染色機で染色し、婦人セ
ーターを得た。
■酸化処理
上記条件で30°CX30秒処理した。
このようにして得られた各種の羊毛製婦人用セーターに
ついて、IWSのウオッシャプル洗濯試験(TM31.
洗濯回数3回)を行い、試験前の風合いと、試験後の外
観を観察するとともに、試験後のフェルト収縮率を測定
した。また、JISL−1076,6,IA法に従って
ピリング試験を行い、抗ピリング性を評価した。
ついて、IWSのウオッシャプル洗濯試験(TM31.
洗濯回数3回)を行い、試験前の風合いと、試験後の外
観を観察するとともに、試験後のフェルト収縮率を測定
した。また、JISL−1076,6,IA法に従って
ピリング試験を行い、抗ピリング性を評価した。
これらの結果を下記の表に示す。
(以下余白)
上記条件で10°CX10秒処理した。
■樹脂処理
−ボリアミドエピクロルヒドリン系樹脂液上記の結果か
ら、実施測高は総じて耐洗濯性。
ら、実施測高は総じて耐洗濯性。
抗ピリング性に優れ、洗濯後の風合いにも優れているこ
とがわかる。ただし、抗ピリング加工時におけるヒドロ
キシアルキルホスフィン類の供給量が少ない実施例3品
では、フェルト収縮性と抗ピリング性能がやや劣ってい
る。一方、比較測高は、いずれもフェルト収縮率が大で
あるか、抗ピリング性能が悪く、実用には向かないもの
である。
とがわかる。ただし、抗ピリング加工時におけるヒドロ
キシアルキルホスフィン類の供給量が少ない実施例3品
では、フェルト収縮性と抗ピリング性能がやや劣ってい
る。一方、比較測高は、いずれもフェルト収縮率が大で
あるか、抗ピリング性能が悪く、実用には向かないもの
である。
以上のように、本発明は、羊毛梳毛糸を編み地化したの
ち、染色処理、ヒドロキシアルキルホスフィン類による
抗ピリング処理、酸化処理もしくは樹脂処理を組み合わ
せて施すことにより、抗ピリング特性および耐洗濯性に
優れた梳毛外衣製品を得るようにしたものである。した
がって、本発明によれば、何ら化学的な処理を施さない
未染色のカット・ソウ中間品を、その段階で保管してお
き、市場ニーズに合わせて順次流行色に染めて出荷する
ことができ、多様な商品展開を行うことができる。そし
て、このようにして得られた梳毛外衣製品は染めむら等
のない品位の高いものであり、また機械洗濯が可能で、
取り扱いも非常に便利なため、商品価値が高い。
ち、染色処理、ヒドロキシアルキルホスフィン類による
抗ピリング処理、酸化処理もしくは樹脂処理を組み合わ
せて施すことにより、抗ピリング特性および耐洗濯性に
優れた梳毛外衣製品を得るようにしたものである。した
がって、本発明によれば、何ら化学的な処理を施さない
未染色のカット・ソウ中間品を、その段階で保管してお
き、市場ニーズに合わせて順次流行色に染めて出荷する
ことができ、多様な商品展開を行うことができる。そし
て、このようにして得られた梳毛外衣製品は染めむら等
のない品位の高いものであり、また機械洗濯が可能で、
取り扱いも非常に便利なため、商品価値が高い。
第1図(a)および(b)は本発明における編み地の成
形の過程を示す説明図、第2図および第3図は羊毛繊維
表面の構造を示す説明図である。 4・・・編み地
形の過程を示す説明図、第2図および第3図は羊毛繊維
表面の構造を示す説明図である。 4・・・編み地
Claims (4)
- (1)羊毛梳毛糸を用いて編み立てられた編み地の染色
品であつて、この編み地を構成する羊毛繊維の細胞膜錯
体がヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導体に
よつて変質され、かつ羊毛繊維のクチクル層の少なくと
も一部が酸化処理によつて除去されその内側部が露呈し
ていることを特徴とする梳毛外衣製品。 - (2)請求項(1)記載の編み地の染色品であつて、こ
の編み地を構成する羊毛繊維の細胞膜錯体がヒドロキシ
アルキルホスフィンまたはその誘導体によつて変質され
、かつ羊毛繊維表面がポリアミドエピクロルヒドリン樹
脂によつて被覆されていることを特徴とする梳毛外衣製
品。 - (3)羊毛梳毛糸を編み地に編み立てる工程と、上記編
み地をヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導体
で処理することによりその編み地を構成する羊毛繊維の
細胞膜錯体を変質させる工程と、編み地を塩素および酸
素の少なくとも一方で酸化処理することによりその編み
地を構成する羊毛繊維のクチクル層の少なくとも一部を
除去しその内側部を露呈させる工程と、上記編み地を染
色する工程とを備えたことを特徴とする梳毛外衣製品の
製法。 - (4)羊毛梳毛糸を編み地に編み立てる工程と、上記編
み地をヒドロキシアルキルホスフィンまたはその誘導体
で処理することによりその編み地を構成する羊毛繊維の
細胞膜錯体を変質させる工程と、ポリアミドエピクロル
ヒドリン樹脂で編み地を構成する羊毛繊維表面を被覆処
理する工程と、上記編み地を染色する工程とを備えたこ
とを特徴とする梳毛外衣製品の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19833490A JPH0482960A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 梳毛外衣製品およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19833490A JPH0482960A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 梳毛外衣製品およびその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482960A true JPH0482960A (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=16389387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19833490A Pending JPH0482960A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 梳毛外衣製品およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0482960A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06346369A (ja) * | 1993-04-15 | 1994-12-20 | Nippon Sanmou Senshoku Kk | 獣毛繊維の防縮処理方法及び防縮処理剤 |
| JP2009001937A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Kurabo Ind Ltd | 獣毛繊維からなる縫製品 |
| CN105063871A (zh) * | 2015-07-11 | 2015-11-18 | 江苏丹毛纺织股份有限公司 | 一种低起球羊绒针织物的制备方法 |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP19833490A patent/JPH0482960A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06346369A (ja) * | 1993-04-15 | 1994-12-20 | Nippon Sanmou Senshoku Kk | 獣毛繊維の防縮処理方法及び防縮処理剤 |
| JP2009001937A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Kurabo Ind Ltd | 獣毛繊維からなる縫製品 |
| CN105063871A (zh) * | 2015-07-11 | 2015-11-18 | 江苏丹毛纺织股份有限公司 | 一种低起球羊绒针织物的制备方法 |
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