JPH0482985A - 紙料の洗浄脱水濃縮装置 - Google Patents

紙料の洗浄脱水濃縮装置

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JPH0482985A
JPH0482985A JP2190050A JP19005090A JPH0482985A JP H0482985 A JPH0482985 A JP H0482985A JP 2190050 A JP2190050 A JP 2190050A JP 19005090 A JP19005090 A JP 19005090A JP H0482985 A JPH0482985 A JP H0482985A
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drum
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dewatering
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JP2190050A
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Yutaka Mochizuki
豊 望月
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、板紙の抄造等における紙料の洗浄、脱水及
び濃縮に用いられる、紙料の洗浄脱水濃縮装置に関する
【従来の技術】
一般に、板紙の抄造には、主原料として新聞や雑誌等の
故紙が用いられることから、その故紙を粉砕して紙料懸
濁液を形成することにより、紙料の洗浄、脱水及び濃縮
が行われる。即ち、故紙にはインク、白土等が混入され
ていることから、紙料懸濁液として白水中に紙料を懸濁
させることにより、紙料懸濁液から白水とともに不純物
を除く洗浄(即ち、漂白)及び脱水を行い、その結果と
して紙料の濃縮が行われる。この紙料の洗浄、脱水及び
濃縮の処理は製品である板紙の品質に影響する一1云そ
の処理速度が板紙の抄造効率ないし製品コストに影響を
与えるのである。 従来、紙料の洗浄脱水濃縮装置には、単一脱水ドラムか
らなるシングルドラム方式、一対の脱水ドラムからなる
ダブルドラム方式がある。また、濾過形式には、水頭圧
のみのもの、水頭圧及び自吸サイフオンを併用したもの
、水頭圧及び強制吸引ザイフォンを併用したもの等があ
る。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、紙料の洗浄脱水濃縮装置では、紙料懸濁液中
に脱水ドラムを浸し、脱水ドラムに紙料懸濁液中の白水
を浸透させ、脱水ドラムの回転によってその表面に紙料
懸濁液中の紙料を付着させることを狙ったものである。 このような方式では脱水ドラムの回転が紙料の付着量に
大きく影響を与え、十分な出力量を得ようとすれば、長
い濾過時間が必要となるので、脱水ドラムを低回転にし
なければならない。このため、このような低回転の脱水
ドラムを用いたものでは、生産能率が低いという欠点が
あった。 また、紙料懸濁液に脱水ドラムを浸して紙料懸濁液から
水分を分離させ、脱水ドラムが浸された紙料懸濁液の紙
料濃度を高くするようにした洗浄脱水濃縮装置がある。 この方式では、紙料懸濁液の蓄積量と脱水ドラムの容積
との関係が紙料の脱水効率に大きく影響する。このよう
な洗浄脱水濃縮装置を用いて十分な脱水を行おうとすれ
ば、紙料懸濁液を溜める容器部に浸される脱水ドラムの
径を大きくして紙料懸濁液に対する接触面積を拡大し、
しかも、その容積の拡大によって、紙料懸濁液と水位差
を十分に確保することが必要である。 したがって、この方式では脱水ドラムを含む全体設備が
大型化するため、その設置面積が大きくなる上、脱水ド
ラムの大型化によって駆動力も大きくなり、消費電力が
製品コストを増大させることになる。 そこで、この発明は、脱水ドラムの小型化とともに、紙
料の効率的な洗浄、脱水及び濃縮を実現した、紙料の洗
浄脱水濃縮装置の提供を目的とする。
【課題を解決するだめの手段】
即ち、この発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置は、周面部に
紙料懸濁液(2)から紙料(18)を分離可能な濾過体
(6)を配設し、この濾過体を通して前記紙料懸濁液を
引き付け、その紙料懸濁液中の白水(12)を吸引する
サイフオン室(8)を前記濾過体の内面側に形成した脱
水ドラム(サイフオンドラム4)と、この脱水ドラムの
側面部に前記紙料懸濁液を供給し、前記濾過体に前記紙
料懸濁液を接触させる紙料懸濁液供給手段(紙料タンク
10)と、前記脱水ドラJ1の下側面部に設置されて前
記紙料懸濁液から前記サイフオン室に吸引された前記白
水を溜めるとともに、その白水中に前記脱水ドラムの前
記サイフオン室の下側面部を浸す貯水手段(白水クンク
14)とを備えたものである。 また、この発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置は、前記脱水
ドラムと同等の構造を備えて両者の周面部を圧接可能に
した第1及び第2の脱水ドラム(サイフオンドラム4A
、4B)と、この第1及び第2の脱水ドラムの側面部に
設置されて前記紙料懸濁液を前記脱水ドラムの側面部に
接触させる紙料懸濁液供給手段と、前記第1及び第2の
脱水ドラムの下側面部に設置されて前記サイフオン室に
吸引された前記白水を溜め、その白水中に前記脱水ドラ
ムの前記サイフオン室の下側面部を浸す前記白水を溜め
る貯水手段とを備えたものである。
【作   用】
この発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置によれば、紙料懸濁
液供給手段を通じて脱水ドラムの側面部に供給された紙
料懸濁液は、脱水ドラムの回転に伴うサイフオン室の吸
引作用とともに重力によって濾過体に引き付けられて付
着する。そして、濾過体に付着した紙料懸濁液は、脱水
ドラムの回転に伴い、紙料懸濁液供給手段の紙料懸濁液
中から外気に露出すると、濾過体上の紙料懸濁液の白水
がサイフオン室の吸引作用と濾過体とによって選択的に
吸引されることにより、紙料の洗浄、脱水及び濃縮が同
時に行われる。 また、この発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置によれば、第
1及び第2の脱水ドラムの側面部に供給された紙料懸濁
液は第1及び第2の脱水ドラムの回転に伴うサイフオン
室の吸引作用により、各脱水1−ラムの濾過体に引き(
=Jけられてイ・1着する。lB2水ドラムの濾過体に
付着した紙料懸濁液は、外気に露出したとき、サイフオ
ン室の吸引作用で第1段階の洗浄、脱水及び濃縮が行わ
れた後、第1及び第2の脱水ドラムの圧接によって第2
段階の脱水及び濃縮が行われる。即ち、この紙料脱水装
置によれば、サイフオン室の脱水作用に加え、脱水ドラ
ムの圧接による脱水作用が加わり、強力な洗浄、脱水及
び濃縮が行われる。
【実 施 例] 以下、この発明を図面に示した実施例を参照して詳細に
説明する。 (第1実施例) 第1図は、この発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置の第1実
施例を示す。 この洗浄脱水濃縮装置には紙料懸濁液2を脱水する円筒
状を成す脱水ドラムとしてサイフオンドラム4が設置さ
れ、このサイフオンドラム4の周面部には紙料懸濁液2
から白土等の不純物及び白水を透過させて紙料のみを選
択的に濾過するための濾過体6が配設され、この濾過体
6の内面(jj+lには紙料懸濁液2を濾過体6上に引
き付けて脱水する脱水手段として複数のサイフオン室8
が形成されている。 サイフオンドラム4の側面部には、脱水すべき紙料懸濁
液2をサイフオンドラム4の側面部に供給する紙料懸濁
液供給手段として紙料タンク10が設置されている。紙
料タンク10は、サイフオンドラム4の側面部を紙料懸
濁液2で覆う高さに設定されており、底部に設けられた
紙料供給管11を以て紙料懸濁液2が連続的に供給され
る。また、サイフオンドラム4の下側面部には、紙料懸
濁液2の脱水によって得られた白水12を溜めるととも
に、その白水12中にサイフオンドラム4を浸す貯水手
段として白水タンク14が設置されている。この実施例
では、紙料タンク10と白水タンク14とはシール壁1
6によって分離されている。このシール壁16の近傍に
は、サイフオンドラム4の濾過体6に何着した紙料B8
等を清水洗浄する洗浄手段として清水ノズル17が設置
され、洗浄されて濾過能力が高められたサイフオンドラ
ム4が紙料タンク10側に移行するようになっている。 そして、サイフオンドラム4の側面部、即ち、紙料タン
ク10と対向する側には、サイフオンドラム4上の紙料
18に圧接して強制脱水を行う圧接ロール20が設置さ
れている。この圧接ロール20の下側には、サイフオン
ドラム4の濾過体6上に付着している紙料18をサイフ
オンドラム4の回転に応じて剥ぎ取る剥離手段としてl
フタ22が濾過体6の表面に先端側を接触さ−ヒて設置
されている。同様に圧接ロール20側にも、圧接口−ル
20に付着した紙料18を剥ぎ取る剥離手段としてドク
タ23がその先端部をロール面に接触させて設置されて
いる。これら1ζクタ22.23の下側には、剥離して
落下して来る紙料18を取り出す取出手段として紙料取
出部24が設置されている。この紙料取出部24には取
り出すべき紙料18を攪拌羽の回転により粉砕するブロ
ーク装置25が設置されている。 サイフオンドラム4は、その中心に取りイ」けられてい
る支持軸26を以て支持され、第2図及び第3図に示す
ように、サイフオンドラム4の端部側に設置された支持
フレーム28.30に取り付けられた軸受32.34に
よって回転可能に支持されている。支持フレーム2日、
30には、緩衝手段として例えばタイヤ型の加減圧ベロ
ーズ33を介してスイングアーム29.31が取り付け
られており、このスイングアーム29.31にはサイフ
オンドラム4の支持軸26と平行に圧接ロール20が支
持軸36を以て軸受38.40に回転可能に支持され、
圧接ロール20は適当な圧力を以てサイフオンドラム4
の濾過体6の表面に圧接される。 そして、サイフオンドラム4には、第4図及び第5図に
示すように、支持軸26の離間した端部側に固定基部4
2.44が固定され、この固定基部42.44間に支持
筒46が固定されている。 この支持筒46には一定の間隔でフランジを成す複数の
仕切板48が固定部50を以て一定の間隔で取り付けら
れている。各仕切板48は、サイフオン室8の側壁板で
あって、軸方向におけるサイフオン室8の単位を成して
いる。 サイフオン室8は、第6図に示すように、仕切板48と
湾曲板を以て構成された2枚の隔壁を成すサイフオンシ
ュート52とで形成されており、サイフオン効果を高め
るため、その外面側開口部56は開口面が大きく、内面
側開口部58は開口面が小さく設定されている。外面側
開口部56には仕切板48に跨がるステー60が取り付
けられ、内面側開口部58は補強片62を以て補強され
ている。外面側開口部56に臨むサイフオンシュート5
2の端部には、第7図に示すように、サイフオンドラム
4の回転方向に凸となる7字状の白水受64が形成され
、また、ステー60にもサイフオンシュート52と同様
に白水受66が形成されている。第6図において、矢印
A、Bは、サイフオンドラム4の矢印C方向への回転で
生じる吸引作用を表す。 サイフオンドラム4の周面部には、濾過体6を成す多孔
板68、下網70及び上網72が層状に巻き付けられて
いる。多孔板68には無数の孔が形成されたパンチング
ボードが用いられ、下網70には網目の大きいワイヤ、
上網72には網目の小さいワイヤが用いられている。こ
のように構成することにより、紙料懸濁液2から効率的
に紙料18を分離し、脱水することができる。 そして、第8図に示すように、紙料タンク10の底部に
設置された紙料供給管11と紙料タンク10との間は複
数の分岐管74で連結されている。 紙料供給管IIには底面部を傾斜させたテーパ型分配管
が用いられ、一端側から加圧ポンプ76を通して紙料懸
濁液2が供給され、他端側でバルブ78を介して紙料懸
濁液貯蔵部に回収される。矢印りは紙料懸濁液2の流れ
方向を示す。 また、第9図に示すように、紙料取出部24に設置され
たブローク装置25は、回転軸80によって回転する回
転ドラム82に多数の螺旋状を成す攪拌羽84を取り付
けたものであり、落下して来る紙料18を攪拌羽84で
粉砕しながら矢印Eで示す方向に集合させ、排出孔85
から排出するものである。 以上のように構成したので、第10図に示すように、サ
イフオンドラム4の側面部には紙料タンク10から紙料
懸濁液2が供給され、サイフオンドラム4の側面部側の
広範囲に紙料懸濁液2を接触させることができる。サイ
フオンドラム4の下側面部は白水12中に没し、サイフ
オン室8もその内部に浸されるので、サイフオンドラム
4を矢印Fで示す方向に回転すると、白水タンク14に
没していたサイフオン室8の濾過体6側の開口面が紙料
タンク10に移行するが、サイフオン室8には白水12
が保持された状態となる。サイフオン室8とともに上昇
した白水12は強力な重力を受け、その高さが水頭であ
り、サイフオン室8にはその高さに比例した水頭圧が作
用する。即ち、この水頭圧が吸引力として濾過体6側に
作用するのである。 このようなサイフオン室8の吸引作用により、濾過体6
の表面には紙料懸濁液2ないし紙料18が引き付けられ
て付着する。濾過体6の表面に付着した紙料懸濁液2な
いし紙料18から、外気中でサイフオン室8の吸引によ
り白土やインク等の不純物を含む白水12がサイフオン
室8側に吸引されることになる。この場合、濾過体6上
の紙料懸濁液2ないし紙料18は、重力による自然脱水
も行われ、サイフオン室8側に白水12が侵入する。し
たがって、このような吸引作用及び重力作用により、濾
過体6上に紙料18のみが選択的に残留することになり
、紙料18の洗浄、脱水及び濃縮が同時に行われる。こ
のような第1段階の脱水処理の後、サイフオンドラム4
の回転よともに圧接ロール20側に導かれて圧接され、
第2段階の脱水処理が行われる。圧接ロール20の圧接
によって強力な脱水処理が行われた後、サイフオンドラ
ム4に付着している紙料18は、サイフオンドラム4の
回転によりドクタ22で剥ぎ取られ、紙料取出部24に
落下する。このとき、圧接ロール20に付着している紙
料18も、トクタ23で剥ぎ取られ、紙料取出部24に
落下する。 そして、サイフオンシュート52に形成された白水受6
4、ステー60に形成された白水受66には、濾過体6
から落下して来る白水12が溜められ、サイフオンドラ
ム4の回転に伴い白水12が濾過体6に逆戻りするのを
阻止する。 また、サイフオンドラム4の濾過体6は、シール壁16
の近傍に設けられた清水ノズル17から清水を吹きイ;
1けられて洗浄された後、紙料タンク10に移行する。 この結果、紙料懸濁液2における紙料18の安定した吸
着能力が維持され、紙料18の洗浄、脱水及び濃縮の各
効率を高めることができる。 (第2実施例) 次に、第11図は、この発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置
の第2実施例を示す。 この洗浄脱水濃縮装置は、第1及び第2のサイフオンド
ラム4A、4Bを設置し、2つのサイフオンドラム4A
、4Bを適当な圧力で圧接させるようにしたものであり
、サイフオンドラム4A、4Bの側面部に紙料タンク1
0を設置して紙料懸濁液2を接触させ、各サイフオンド
ラム4A、4Bの下側面部に白水タンク14を設置し、
各サイフオンドラム4A、4Bの圧接部の下側に紙料取
出部24を設置したものである。 サイフオンドラム4A、4Bは、その中心に取り付けら
れている支持軸26を以て支持され、第12図及び第1
3図に示すように、サイフオンドラム4A、4Bの端面
側には支持フレーム86.88が設置され、軸受90.
92を以てサイフオンドラム4Aが回転可能に支持され
ている。また、支持フレーム86.88には、緩衝手段
として例えばタイヤ型の加減圧ベローズ94を介してス
イングアーム96.98が取り付けられており、このス
イングアーム96.98にはサイフオンドラム4Bの支
持軸26が軸受100.102を以て回転可能に支持さ
れ、サイフオンドラム4A、4Bは適当な圧力を以て圧
接される。第12図及び第13図において、矢印Gは紙
料懸濁液2の流れ、矢印Hは白水12の流れを示す。 このような構成によれば、第14図に示すように、矢印
■、Jの方向にサイフオンドラム4A。 4Bを回転させると、サイフオン室8の吸引作用及び重
力作用によりサイフオンドラム4A、4Bの濾過体6の
表面に紙料懸濁液2が吸引される。 この吸引によって濾過体6の表面に付着した紙料懸濁液
2は、外気中でサイフオン室8の吸引作用とともに、重
力による自然脱水作用により、白水12が吸引されて洗
浄、脱水及び濃縮され、サイフオンドラム4A、4Bの
回転とともに両者の圧接部に導かれ、圧接される。サイ
フオンドラム4A、4Bの圧接によって強力な脱水処理
が行われた後、サイフオンドラム4A、4Bに付着して
いる紙料18は、サイフオンドラム4の回転によりドク
タ22によって剥ぎ取られて矢印にで示すように、取り
出される。 以上の動作が連続的に行われ、サイフオンドラム4A、
4Bの回転速度に応じた紙料18の洗浄、脱水及び濃縮
の処理が行われる。このように、対のサイフオンドラム
4A、4Bを圧接するようにした場合には、圧接ロール
20が不要になるとともに、2つのサイフオンドラム4
A、413を用いたことにより、サイフオン作用に加え
て圧接による脱水作用が加わる結果、紙料18に対して
強力な洗浄、脱水及び濃縮を連続的に行うことができる
。 したがって、このような洗浄脱水濃縮装置では、高水位
差によってサイフオン吸引圧が高く取れ、しかも、脱水
時間が長いので、初期脱水能力が増強され、脱水効率が
高くなる。また、サイフオンドラム4A、4Bに付着し
ている紙料18の含有水分率を低くできるので、サイフ
オンドラム4A、4Bの接触部における面挟圧及び線挟
圧で高ニップを加えることができ、実験によれば、取出
し紙料18の含有水分を、従来の処理に比較して30〜
35%以上の低下が確認された。 また、サイフオンドラム4A、4Bの回転数を増加させ
ても、脱水作用が得られ、回転数の増加によって処理能
力を高めることができる。 そして、脱水作用がサイフオンドラム4A、4Bの径に
直接依存しないので、その径を極端に大きくする必要が
なく、設置面積の縮小化が期待でき、駆動力の低減等、
処理コストの削減をも図ることができる。 (その他の実施例) 次に、第15図は、この発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置
を応用した抄紙装置を示す。 この抄紙装置では、サイフオンドラム4の上面に搬送フ
ェルト104を導き、この搬送フェルト104の上面に
設置したクーチロール106を搬送フェルト104を介
してサイフオンドラム4に圧接するようにしたものであ
る。サイフオンドラム4の構成は、第1実施例と同様で
あり、その側面部には、紙料タンク10が設置されて紙
料懸濁液2を接触させ、その下側面部には白水タンク1
4が設置されている。 このように構成すれば、矢印りの方向にサイフオンドラ
ム4を回転させると、紙料懸濁液2が濾過体6に付着し
て脱水され、矢印Mで示す方向に搬送される搬送フェル
ト104の下面にクーチロール106の圧接により紙料
18を付着させることかできる。 このような処理を段階的に行うため、搬送フェルト10
4の下面に複数のサイフオンドラム4を設置すれば、搬
送フェルト104の下面に複数の紙層を形成でき、例え
ば、板紙を抄造することができる。 次に、第16図及び第17図は、サイフオンドラムの他
の実施例を示す。 サイフオンドラム4は、多孔板68の表面にワイヤ10
8を巻き付けて補強してもよく、このようにすれば、抄
紙装置に用いた場合、耐摩耗性を高めることができ、紙
層形成に有効である。 また、サイフオンドラム4には、支持筒46とサイフオ
ン室8との間に白水12を案内する螺旋リブ110を設
置してもよい。このようにすれば、白水12を所定方向
に案内できるとともに、サイフオンドラム4の回転に伴
って螺旋リブ110による吸引効果が期待できる。 さらに、下網70及び上網72は金網を用いることがで
きるが、断面三角形のワイヤを巻き付けて網状体として
も同様の効果が期待できる。 【発明の効果】 以上説明したように、この発明によれば、次の効果が得
られる。 (a)  脱水ドラムの大型化を抑えることができ、設
置面積の縮小化とともに、効率的な紙料の洗浄、脱水及
び濃縮の処理ができ、品質の良い板紙の抄造等に寄与し
、生産コストの低減を図ることができる。 (b)  脱水ドラムの側面部に紙料懸濁液が供給され
るので、脱水ドラムは広範囲に亘って紙料懸濁液に接触
するとともに、サイフオン室の吸引作用によって紙料の
付着量を増大でき、効率的な脱水を行うことができる。 (C)  ザイフメン室の吸引作用による脱水に加えて
、第1及び第2の脱水ドラムの圧接による脱水作用が加
わるので、脱水効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置の第1実施
例を示す縦断面図、 第2図は第1図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装置を示す
正面図、 第3図は第1図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装置を示す
平面図、 第4図は第1図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装置におけ
るサイフオンドラムの示す一部を切欠いた側面図、 第5図は第4図に示したサイフオンドラムの側断面図、 第6図は第4図に示したサイフオンドラムにおけるサイ
フオン室を示す斜視図、 第7図は第4図に示したナイフオンドラムにおけるサイ
フオン室の白水受を示す断面図、第8図は第1図に示し
た紙料の洗浄脱水濃縮装置における紙料懸濁液供給部を
示す図、第9図は第1図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装
置における紙料取出部を示す縦断面図、第10図は第1
図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装置の動作を示す図、 第11図はこの発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置の第2実
施例を示す断面図、 第12図は第11図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装置を
示す平面図、 第13図は第11図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装置を
示す縦断面図、 第14図は第11図に示した紙料の洗浄脱水濃縮装置の
動作を示す図、 第15図はこの発明の紙料の洗浄脱水濃縮装置を用いた
抄紙装置を示す断面図、 第16図及び第17図はこの発明の紙料の洗浄脱水濃縮
装置におけるサイフオンドラムの他の実施例を示す一部
を切欠いた側面図である。 2・・・紙料懸濁液 4・・・・サイフオンドラム(脱水ドラム)4A・・・
サイフオンドラム(第1の脱水ドラム) 4B・・・サイフオンドラム(第2の脱水ドラム) 6・・・濾過体 8・・・サイフオン室 10・・・・紙料タンク(紙料懸濁液供給手段)12・
・・白水 14・・・・白水タンク(貯水手段) 18・・・紙料 弔 図 第7図 (サイフオン1くラムにおけるサイフオン室の白水受を
示す断面図) 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周面部に紙料懸濁液から紙料を分離可能な濾過体を
    配設し、この濾過体を通して前記紙料懸濁液を引き付け
    、その紙料懸濁液中の白水を吸引するサイフォン室を前
    記濾過体の内面側に形成した脱水ドラムと、 この脱水ドラムの側面部に前記紙料懸濁液を供給し、前
    記濾過体に前記紙料懸濁液を接触させる紙料懸濁液供給
    手段と、 前記脱水ドラムの下側面部に設置されて前記紙料懸濁液
    から前記サイフォン室に吸引された前記白水を溜めると
    ともに、その白水中に前記脱水ドラムの前記サイフォン
    室の下側面部を浸す貯水手段と、 を備え、前記紙料懸濁液供給手段を通じて前記脱水ドラ
    ムの側面部に供給される前記紙料懸濁液を前記脱水ドラ
    ムの回転に伴う前記サイフォン室の吸引作用によって前
    記濾過体上に引き付け、その紙料懸濁液から前記白水を
    吸引させて前記紙料の洗浄、脱水及び濃縮を行うように
    して成ることを特徴とする紙料の洗浄脱水濃縮装置。 2、周面部に紙料懸濁液から紙料を分離可能な濾過体を
    配設し、この濾過体を通して前記紙料懸濁液を引き付け
    、その紙料懸濁液中の白水を吸引するサイフォン室を前
    記濾過体の内面側に形成し、前記周面部を圧接可能にし
    た第1及び第2の脱水ドラムと、 これら第1及び第2の脱水ドラムの側面部に前記紙料懸
    濁液を供給し、前記第1及び第2の脱水ドラムの前記濾
    過体に前記紙料懸濁液を接触させる紙料懸濁液供給手段
    と、 前記第1及び第2の脱水ドラムの下側面部に設置されて
    前記紙料懸濁液から前記サイフォン室に吸引された前記
    白水を溜め、その白水中に前記脱水ドラムの前記サイフ
    ォン室の下側面部を浸す前記白水を溜める貯水手段と、 を備え、前記第1及び第2の脱水ドラムの側面部に供給
    された前記紙料懸濁液を前記第1及び第2の脱水ドラム
    の回転に伴う前記サイフォン室の吸引作用によって前記
    濾過体に引き付けて付着させ、その紙材懸濁液中から前
    記白水を吸引させて脱水し、かつ、前記第1及び第2の
    脱水ドラムを圧接して前記濾過体上の前記紙材を洗浄、
    脱水及び濃縮を行うようにしてなることを特徴とする紙
    材の洗浄脱水濃縮装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010539348A (ja) * 2007-09-19 2010-12-16 アンドリツ オサケユキチュア パルプを脱水するための装置
CN102277766A (zh) * 2010-06-09 2011-12-14 中国制浆造纸研究院 一种浆料分选兼脱水装置

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