JPH0485334A - 新規なオルガノポリシロキサン及びその製造方法 - Google Patents

新規なオルガノポリシロキサン及びその製造方法

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JPH0485334A
JPH0485334A JP19822790A JP19822790A JPH0485334A JP H0485334 A JPH0485334 A JP H0485334A JP 19822790 A JP19822790 A JP 19822790A JP 19822790 A JP19822790 A JP 19822790A JP H0485334 A JPH0485334 A JP H0485334A
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卓 織田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1分子中に少なくとも1個のポリ(N−アシ
ルアルキレンイミン)の分子鎖を含有するオルガノポリ
シロキサン(以下ポリ(N−アシルアルキレンイミン)
変性シリコーンと称する)及びその製造法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
オイル状のポリジメチルシロキサン(通称シリコーンオ
イル)は、撥水性、潤滑性、光沢付与性等の性質を有す
ることから、離型剤、消泡剤、艶出し剤、繊維用柔軟剤
、化粧品等に応用されてきた。しかしながら、シリコー
ンオイルは、極性の低いn−へキサンなどには良く溶け
るが、それ以外の溶媒には本来溶けにくく、特に水をは
じめとする極性の高い溶媒にとけにくい。また、水中に
乳化することも困難であることから、その使用法に制限
がある。このよつな欠点を改良し、かつシリコーンオイ
ルに新しい性質を賦与するために、長鎖アルキル基、ポ
リオキシアルキレン基、アミノ基、カルボキシル基或い
はエポキシ基等を導入することによる変性が行われてい
る。
これらの変性シリコーンの中で、ポリオキシアルキレン
変性シリコーンは、ポリジメチルシロキサンの部分を疎
水基とし、ポリオキシアルキレン部分を親水基とした非
イオン系界面活性剤構造を有しており興味深い。しかし
ポリオキシアルキレン部分の親水性は比顧的低いので、
ポリオキシアルキレン変性シリコーンを水溶性としたり
、又、親水疎水のバランスを取るためには、全体に対す
るポリオキシアルキレン部分の占める割合を高くする必
要がある。しかしそのような場合、シリコーンとしての
性質がポリオキシアルキレンの性質に打ち消される恐れ
がある。
一方、n−ヘキサンなどの極性のかなり低いもの以外の
有機溶剤に溶は易くする目的で、長鎖アルキル基などを
導入することによる変性力く行われてきた。しかし、そ
のような場合にもソリコーンとしての性質を失うことな
く、溶解性を向上させることは難しかった。
従って、シリコーンとしての特性を保持し、各種溶媒に
対する溶解性の良い変性シリコーンの開発が望まれてい
た。
一方、2−オキサゾリン化合物を開環重合させてなるポ
リ(N−アシルアルキレンイミン)鎖とオルガノポリシ
ロキサン鎖とを有するグラフト又はブロック共重合体が
、■三枝ら(日本化学会第54回春季年会講演予稿集、
 II 、1557(I987))により初めて報告さ
れ、その後、■手塚ら(P。
1ytaer Journal、19.1091−11
00(I987))の雑文や特開昭63−277247
号公報、更に、米国特許第4.659,777号公報に
も別のものが記載されている。しかしながら、前者■に
おいては、アリルエステルを開始剤として2−オキサゾ
リン類を開環重合させて得たポリ(N−アシルエチレン
イミン)と5i−H結合を有するポリシロキサンとの反
応を用いており、反応性があまり高くない上に溶媒等反
応条件の設定が難しい。また、後者■においては環状イ
ミノエーテル化合物を開環重合させる際に、予め調製さ
れたオルガノポリシロキサン基を有する開始剤を用いて
おり、これら開始剤を調製する工程の繁雑さや開始剤の
純度、重合反応性等に問題がある。
また、本発明者らは、ポリ(N−アシルアルキレンイミ
ン)鎖とオルガノポリシロキサン鎖とを有するグラフト
又はブロック共重合体を得る方法として、分子内に一級
アミノ基又はメルカプト基を含有するオルガノポリシロ
キサンと、環状イミノエーテル化合物を開環重合して得
られるポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応さ
せる方法を見出し既に特許出願した(特願平2−422
5号明細書参照)。この方法は製造が容易であり、また
高純度で目的物が得られ、得られたポリマーが毛髪、繊
維、皮膚等に対して高い吸着性を有するという利点があ
るが、塩基性又は高塩濃度の条件下では得られたポリマ
ーの吸着性が低下するという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記実情に鑑み、本発明者らは鋭意研究の結果、オルガ
ノポリシロキサンの分子鎖とポリ(N−アシルアルキレ
ンイミン)の分子鎖とからなるポリマーに四級アンモニ
ウム基を導入することにより、水をはじめとする各種溶
媒に対する溶解性が良好で、しかもシリコーンの優れた
性質を保持し、酸性〜塩基性、或いは高塩濃度下でも毛
髪、繊維、皮膚等に対して吸着性が高いポリ(N−アシ
ルアルキレンイミン)変性シリコーンが得られることを
見い出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、オルガノポリシロキサンの分子鎖の末
端及び/又は側鎖に、四級アンモニウム基を含む2価の
基を介して、式(I)%式%) で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアル
キレンイミン)の分子鎖が結合してなり、該ポリ(N−
アシルアルキレンイミン)の分子鎖とオルガノポリシロ
キサンの分子鎖との重量比が1/20〜20/lであり
、分子量が500〜500.000であることを特徴と
する新規なオルガノポリシロキサンを提供するものであ
る。
また、本発明は、分子内に三級アミノ基を含有するオル
ガノポリシロキサンと、式(IV)で表される環状イミ
ノエーテル化合物を開環重合して得られるポリ(N−ア
シルアルキレンイミン)とを反応させることを特徴とす
る新規なオルガノポリシロキサンの製造方法、及び分子
内に一級又は二級アミノ基を含有するオルガノポリシロ
キサンと、前記式(IV)で表される環状イミノエーテ
ル化合物を開環重合して得られるポリ(N−アシルアル
キレンイミン)とを反応させ、さらに生成する二級又は
三級アミノ基をアルキル化剤にて四級化することを特徴
とする新規なオルガノポリシロキサンの製造方法を提供
するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
前記式(I)で表される繰り返し単位からなるポリ(N
−アシルアルキレンイミン)の分子鎖は、前記式(IV
)で表される環状イミノエーテル化合物の開環重合によ
り得られる。
式(IV)で表される環状イミノエーテル化合物は、以
下に例示するような2−オキサゾリン類或いは2−オキ
サジン類である。即ち、2−オキサゾリン、2−メチル
−2−オキサゾリン、2−エチル−2−オキサゾリン、
2−プロピル−2−オキサゾリン、2−ブチル−2−オ
キサ’/” I77.2−ペンチル−2−オキサゾリン
、2ヘプチル−2−オキサゾリン、2−オクチル−2−
オキサゾリン、2−ノニル−2−オキサゾリン、2−デ
シル−2−オキサゾリン、2ウンデシル−2−オキサゾ
リン、2−ドデシル−2−オキサゾリン、2−トリデシ
ル−2−オキサゾリン、2−テトラデシル−2−オキサ
ゾI) 7.2−ペンタデシル−2−オキサゾリン、2
−ヘキサデシル−2−オキサゾリン、2−ヘプタデシル
−2−オキサゾリン、2−オクタデシル−2−オキサゾ
リン、2−ノナデシル−2−オキサゾリン、2−エイコ
シル−2−オキサゾリン、2−ヘンエイコシル−2−オ
キサゾリン、2−トコシル−2−オキサゾリン、2−ベ
ンジル−2−オキサゾリン、2−フェニル−2オキサゾ
リン、2−ナフチル−2−オキサゾリン、2−アンスリ
ル−2−オキサゾリン、2ピレニル−2−オキサゾリン
、2−ペリレニル−2−オキサゾリン、2−オキサジン
、2メチル−2−オキサジン、2−エチル−2−オキサ
ジン、2−プロピル−2−オキサジン、2ブチル−2−
オキサジン、2−ペンチル−2−オキサジン、2−へキ
シル−2−オキサジン、2−へブチル−2−オキサジン
、2−オクチル2−オキサジン、2−ノニル−2−オキ
サジン、2−デシル−2−オキサジン、2−ウンデシル
−2−オキサジン、2−ドデシル−2−オキサジン、2
−トリデシル−2−オキサジン、2−テトラデシル−2
−オキサジン、2−ペンタデシル−2−オキサジン、2
−ヘキサデシル2−オキサジン、2−ヘプタデシル−2
−オキサジン、2−オクタデシル−2−オキサジン、2
−ノナデシル−2−オキサジン、2−エイコシル−2−
オキサジン、2−ヘンエイコシル2−オキサジン、2−
トコシル−2−オキサジン、2−ベンジル−2−オキサ
ジン、2−フェニル−2−オキサジン、2−ナフチル−
2−オキサジン、2−アンスリル−2−オキサジン、2
−ピレニル−2−オキサジン、2−ペリレニル−2−オ
キサジンなどが挙げられる。
これらの環状イミノエーテルは例えばLiebigsA
nn、 Chew、、 p 996〜P 1009 (
I974)に記載の方法によって作ることができる。
これらの化合物は、開環重合のモノマーとして1種のみ
を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用い
てもよい。
上記環状イミノエーテルを開環重合させる重合開始剤は
、例えばトルエンスルホン酸アルキルエステル、硫酸ジ
アルキルエステル、トリフルオロメタンスルホン酸アル
キルエステル又はアルキルハライド等が挙げられるが、
これらに限定されるものではない。これら開始剤は単独
あるいは混合物で用いることができる。
これらの開始剤を用いて前記式(IV)で表される環状
イミノエーテル化合物を開環重合させることにより、弐
(I)で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシ
ルアルキレンイミン)の分子鎖を得ることができるが、
この分子鎖は単独重合体鎖でも共重合体積でもよく、該
共重合体積はランダム共重合体鎖でもブロンク共重合体
鎖でもよい。
上記ポリ(N−アシルアルキレンイミン)の分子鎖の分
子量は150以上、50,000以下が好ましいが、更
に好ましくは500以上、10,000以下が適当であ
る。
分子量が150より小さいと、ポリ(N−アシルアルキ
レンイミン)の性質を失い、また50,000より大き
いと製造が困難になり、好ましくない。
本発明のオルガノポリシロキサンは、式(IV)で表さ
れる環状イミノエーテル化合物を開環重合させることに
より生成する重合活性種と、これと反応し得る官能基を
有するオルガノポリシロキサンとを反応させることによ
り得ることができる。
上記重合活性種は、開始剤の種類によって下記一般式(
V)又は(Vl) R,+Y+−N+C)12±「B C=0 (Vl) R。
ン化アルキル;ジメチル硫酸等の硫酸ジアルキルエステ
ル等のアルキル化剤で三級化する方法、で表されるイオ
ン結合種(V)及び共有結合種(Vl)のタイプに分か
れると言われている(小林、三枝、マクロモレキュラケ
ミストリー・サブラメシト12巻、  p lN198
5))。
上記重合活性種は三級アミノ基を含有するオルガノポリ
シロキサンと反応し、四級アンモニウム塩を生成する。
原料となる三級アミノ基を含有するオルガノポリシロキ
サンは市販の一級又は二級アミノ基を含有するオルガノ
ポリシロキサンを塩化メチル、臭化プロピル等のハロゲ
等の三級アミン構造を有するシラン変性剤を使用し、常
法によりオクタメチルシクロテトラシロキサン等の環状
シリコーンを重合する方法等により合成することができ
る。
一方、上記重合活性種と一級又は二級アミノ基を含有す
るオルガノポリシロキサンとを反応させ、生成する二級
又は三級アミノ基を、前記の如きハロゲン化アルキル、
硫酸ジアルキルエステル等のアルキル化剤により四級化
し四級アンモニウム塩とすることもできる。更にイオン
交換樹脂等で対イオンをイオン交換しても良い。
三級アミノ基を含有するオルガノポリシロキサン、・或
いは一級又は二級アミノ基を含有するオルガノポリシロ
キサンと、環状イミノエーテルのカチオン重合で得たポ
リ(N−アシルアルキレンイミン)との反応は以下のよ
うにして行うことができる。
開始剤を極性溶媒、好適にはアセトニトリル、バレロニ
トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、クロロホルム、塩化メチレン、塩化エチレン等の単独
溶媒、あるいは必要に応じて他の溶媒との混合溶媒に溶
かし、40〜150°C1好適には60〜100°Cに
昇温する。そこに上記一般式(IV)で表される環状イ
ミノエーテルを一括投入、あるいは反応が激しい場合に
は滴下し、重合を行う。重合の進行はガスクロマトグラ
フィーなどの分析機器でモノマーである環状イミノエー
テルの残存量を定量することにより追跡することができ
る。環状イミノエーテルが消費され重合が終了しても、
生長末端の活性種は反応性を維持している。ポリマーを
単離することなく、引き続き、このポリマー溶液と、分
子内に三級アミノ基を含有するオルガノポリシロキサン
、或いは一級又は二級アミノ基を含有するオルガノポリ
シロキサンとを混合し、5〜100°C1好ましくは2
0〜60°Cの条件で反応させる。混合割合は所望によ
り適宜選ぶことができるが、オルガノポリシロキサン中
の三級アミノ基、或いは一級又は二級アミノ基1モルに
対してポリ(N−アシルアルキレンイミン)0.1〜1
.1モル当量の割合で反応させるのが好ましい。
0.1モル当量より小さいと、変性率が小さいため本発
明で意図するポリ(N−アシルアルキレンイミン)の性
質を付与させにくく、また、1.1モル当量より多くは
不要である。
尚、反応系中に水が存在するとポリ(N−アシルアルキ
レンイミン)の反応性末端が反応し、対応するアルコー
ルなどを生成するので好ましくなく、反応系から水分を
ほぼ完全に取り除くことが望ましい。従って、反応中も
窒素などの不活性ガスの雰囲気下とすることが望ましい
本発明のポリ(N−アシルアルキレンイミン)変性シリ
コーンを更にわかり易く説明するため、三級アミノ基を
含有するオルガノポリシロキサンとポリ(N−アシルア
ルキレンイミン)の反応性末端との反応を例にとり以下
に示す。
(V) (■) (Vl) (■) 一般式(■)、(■)で表される化合物の四級アンモニ
ウム塩の対イオンはイオン交換樹脂等を用いて常法によ
ってイオン交換できる。
以上の如き反応によって、オルガノポリシロキサンの分
子鎖の末端及び/又は側鎖に、四級アンモニウム基を含
む2価の基を介して、ポリ(N−アシルアルキレンイミ
ン)分子鎖の付いた本発明のポリ(N−アシルアルキレ
ンイミン)変性シリコーンを得ることができる。
本発明において、四級アンモニウム基を含む2価の基と
しては、式(It)又は(III)■X○ 云CHJyN−(II) H で表される基が挙げられる。
本発明の新規なオルガノポリシロキサンは、オルガノポ
リシロキサンの分子鎖の種類、ポリ(N−アシルアルキ
レンイミン)の分子鎖の種類及び両分子鎖の組み合わせ
の違いによって、粘調なオイルから固体状樹脂に渡る様
々な状態を示すことができる。ポリ(N−アシルアルキ
レンイミン)の分子鎖とオルガノポリシロキサンの分子
鎖との重量比は1/20〜20/1の範囲で本発明の特
徴が発揮でき、より好ましくは1/10〜5/1の範囲
である。またその分子量は500〜500.000の範
囲が実用的であり、より好ましくは1,000−100
,000の範囲である。尚、分子量はcpc <ゲルパ
ーミェーションクロマトグラフィー)によって求めるこ
とができる。
また、本発明のオルガノポリシロキサンはアシル基の化
学構造を変えることによって、親水性から親油性まで様
々な性質を示す。例えば、アシル基のR1が水素原子又
は炭素数3以下であり、ポリ(N−アシルアルキレンイ
ミン)の分子鎖が親水性である場合には、ポリ(N−ア
シルアルキレンイミン)の分子鎖による親水性と、オル
ガノポリシロキサンの分子鎖による強い疎水性を兼ね備
えており、界面活性剤として有用であるばかりでなく、
オルガノポリシロキサン本来の性質を保持しており、化
粧品原料、離型剤、防曇側、帯電防止剤、消泡剤、繊維
油剤、プラスチック改質剤、艶出し剤、潤滑剤等に使用
することができる。
また、アシル基のR8が炭素数4以上であり、ポリ(N
−アシルアルキレンイミン)の分子鎖が油溶性である場
合には、有機溶剤に対する溶解性が増大するばかりでな
く、オルガノボリシロキサン本来の性質を保持しており
、化粧品原料、プラス千ンク改質材、艶出し剤、潤滑剤
又はポリマーブレンド用相溶化剤等に使用することがで
きる。
また本発明のオルガノポリシロキサンは四級アンモニウ
ム基を存するため、塩基性又は高塩濃度の条件でも吸着
性が良好であり、刺激性が少なく安全性が高い。
〔実施例] 次に合成例及び実施例をもって本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
合成例1 ビス(N、N−ジメチル−3−アミノプロピル)テトラ
メチルジシロキサン3.73 g (0,012モル)
、オクタメチルシクロテトラシロキサン120g(0,
405モル)に重合触媒0.90g (テトラメチルハ
イドロオキサイド0.12 g (I,32x 10−
3モル)含有;テトラメチルハイドロオキサイド5水和
物をオクタメチルシクロテトラシロキサン及びトルエン
に溶かし、80°Cで12時間反応後、80°C/2I
I1mHgにて真空乾燥することにより重合触媒を調製
した。テトラメチルハイドロオキサイド含有量は、塩酸
滴定法により求めた。)を加え72時間加熱する。12
0°C12〜5IIInHgの真空下でオリゴマーを除
去する事により両末端に3級アミノ基を含むアミン変性
シリコーンを合成した。生成物は無色透明のオイルであ
った。分子量をGPC法にて求めたところ、重量平均分
子量が11000(ポリスチレン換算/溶媒クロロホル
ム)であった。アミン当量を塩酸滴定法にて求めたとこ
ろ、5300であった。
合成例2 N、N−ジメチルアミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン6.00 g (0,031モル)と水1.46 g
 (0,081モル)の混合物を60°Cで5時間加熱
後、生成するメタノール及び水を60°C12〜5mm
Hgにて減圧除去する。80°Cに昇温後、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサン120 g(0,405モル
)、ヘキサメチルジシロキサン1.01 g (6,2
x 10−3モル)、及び重合触媒0.90g (テト
ラメチルハイドロオキサイド0.12g (I,32x
lO−3モル)含有;合成例1と同様にして調製した。
)を加え72時間加熱する。120 ’C12〜5mm
Hgの真空下でオリゴマーを除去する事により側鎖に3
級アミノ基を含むアミノ変性シリコーンを合成した。生
成物は無色透明のオイルであった。分子量をGPC法に
て求めたところ、重量平均分子量が22000 (ポリ
スチレン換算/溶媒クロロホルム)であった。
アミン当量を塩酸滴定法にて求めたところ、3900で
あった。
実施例1 トリフルオロメタンスルホン酸メチル(メチルトリフレ
ート) 1.64g  (0,01モル)、2〜メチル
−2−オキサゾリン10.2g (0,12モル)、ク
ロロホルム10mの混合物を5時間還流し、ポリ(N−
アシルエチレンイミン)の末端反応性ポリマー(分子量
1000)を合成した。他の容器に合成例1で合成した
両末端に3級アミノ基を含むアミノ変性シリコーン(分
子111000 、アミン当量5300)52.8 g
 (0,0048モル)をクロロホルム70−にン容解
する。ポリ(N−アシルエチレンイミン)の末端反応性
ポリマーの溶液を3級アミノ基を含むアミノ変性シリコ
ーンの溶液に入れ、55°Cで5時間反応した。溶媒を
減圧留去することにより、ポリジメチルシロキサンの両
末端にポリ(N−アシルエチレンイミン)鎖のついたブ
ロック共電−合体(分子量13000)が得られた。
この共重合体は、淡黄色のゴム状であった。
実施例2 メチルトリフレー)3.28g  (0,02モル)、
2メチル−2−オキサゾリン20.0 g (0,24
モル)、クロロホルム40dの混合物を3時間還流後、
2−へブチル−2−オキサゾリン20.0 g (0,
12モル)を入れ5時間還流することにより、ポリ(N
−アセチルエチレンイミン)とポリ(N−カブリリルエ
チレンイミン)のブロック型オリゴマーからなる末端反
応性ポリマー(CI/C7=50150(wt%)、分
子量2000)を合成した。他の容器に合成例1で合成
した両末端に3級アミノ基を含むアミノ変性シリコーン
(分子量11000 、アミン当量5300)105.
6g (9,6X、10−3モル)をクロロホルム15
01に溶解する。ポリ(N−アシルエチレンイミン)の
末端反応性ポリマーの溶液を3級アミノ基を含むアミノ
変性シリコーンの溶液に入れ、55°Cで5時間反応し
た。溶媒を減圧留去することにより、ポリジメチルシロ
キサンの両末端にポリ(N−アシルエチレンイミン)鎖
のついたブロック共重合体(分子量15000)が得ら
れた。この共重合体は、淡黄色のゴム状であった。
実施例3 メチルトリフレート3.28 g (0,02モル)、
2メチル−2−オキサゾリン20.0 g (0,24
モル)、2−へブチル−2−オキサゾリン20.0 g
 (0,12モル)、クロロホルム40−の混合物を5
時間還流することにより、ポリ(N−アセチルエチレン
イミン)とポリ(N−カプリリルエチレンイミン)のラ
ンダム重合型オリゴマーからなる末端反応性ポリマー(
CI/C7=50150 (wt%)、分子量2000
)を合成した。他の容器に合成例2で合成した側鎖に3
級アミノ基を含むアミノ変性シリコーン(分子量220
00、アミン当量3900) 78.1 g(3,55
X 10−3モル)をクロロホルム1501にン容解す
る。ポリ(N−アシルエチレンイミン)の末端反応性ポ
リマーの溶液を3級アミノ基を含むアミノ変性シリコー
ンの溶液に入れ、55゛Cで5時間反応した。溶媒を減
圧留去することにより、ポリジメチルシロキサンの側鎖
にポリ(N−アシルエチレンイミン)鎖のついたグラフ
ト共重合体く分子量33000)が得られた。この共重
合体は、淡黄色のゴム状であった。
実施例4 ジエチル硫酸2.16 g (0,014モル)、2−
メチル−2−オキサゾリン7、Og(0,082モル)
、クロロホルム10rIL!の混合物を5時間還流し、
ポリ(N−アシルエチレンイミン)の末端反応性ポリマ
ー(分子量500)を合成した。他の容器に合成例1で
合成した両末端に3級アミノ基を含むアミノ変性シリコ
ーン(分子量11000 、アミン当量5300) 7
3.7g、(6,7xlO−3モル)をクロロホルム1
00 mlに溶解する。ポリ(N−アシルエチレンイミ
ン)の末端反応性ポリマーの溶液を3級アミノ基を含む
アミノ変性シリコーンの溶液に入れ、55℃で5時間反
応した。溶媒を減圧留去することにより、ポリジメチル
シロキサンの両末端にポリ(N−アシルエチレンイミン
)鎖のついたブロック共重合体(分子量12000)が
得られた。
この共重合体は、淡黄色のゴム状であった。
実施例5 ジエチル硫酸6.16 g (0,04モル)、2−メ
チル−2−オキサゾリン28.Og (0,33モル)
、2−へブチル−2−オキサゾリン12.0 g (0
,071モル)、クロロホルム50aZの混合物を5時
間還流することにより、ポリ(N−アセチルエチレンイ
ミン)とポリ(N−カブリリルエチレンイミン)のラン
ダム重合型オリゴマーからなる末端反応性ポリマー(C
I/C7=30/70 (wt%)、分子量1000)
を合成した。他の容器に合成例2で合成した側鎖に3級
アミノ基を含むアミノ変性シリコーン(分子量2200
0 、アミン当量3900) 156.2g (7,1
x 10−’モル)をクロロホルム200 @7に溶解
する。ポリ(N−アシルエチレンイミン)の末端反応性
ポリマーの溶液を3級アミノ基を含むアミノ変性シリコ
ーンの溶液に入れ、55°Cで5時間反応した。溶媒を
減圧留去することにより、ポリジメチルシロキサンの側
鎖にポリ(N−アシルエチレンイミン)鎖のついたグラ
フト共重合体(分子量27000)が得られた。この共
重合体は、淡黄色のゴム状であった。
実施例6 実施例1で得たポリジメチルシロキサンの両末端にポリ
(N−アシルエチレンイミン)鎖のついたブロック共重
合体をエタノールに溶かし、再生した後エタノールで溶
媒置換したアンバーライトIRA400 (ローム・ア
ンド・ハース社製アニオン交換樹脂)をつめたカラムに
通した。塩酸にて中和し、溶媒を減圧留去することによ
り淡黄色ゴム状樹脂を得た。開始剤断片であるトリフル
オロメタンスルホン酸が除去されたことの確認は、イオ
ウ元素の含有量を測定することにより(I100pp以
下)行った。
実施例7 実施例5で得たポリジメチルシロキサンの側鎖にポリ(
N−アシルエチレンイミン)鎖のついたグラフト共重合
体をエタノールに溶かし、再生した後エタノールで溶媒
置換したアンバーライトIRA400 (ローム・アン
ド・ハース社製アニオン交換樹脂)をつめたカラムに通
した。塩酸にて中和し、溶媒を減圧留去することにより
淡黄色ゴム状樹脂を得た。開始剤断片であるエチル硫酸
が除去されたことの確認は、イオウ元素の含有量を測定
することにより(I00ppm以下)行った。
比較例1 ジエチル硫酸15.42 g (0,100モル)、2
−メ2−へブチル−2−オキサゾリン60.Og (0
,354モル)、クロロホルム300−の混合物を5時
間還流することにより、ポリ(N−アセチルエチレンイ
ミン)とポリ(N−カプリリルエチレンイミン)のラン
ダム重合型オリゴマーからなる末端反応性ポリマー(C
,/C?=30/70 (賀t%)、分子量2000)
を合成した。他の容器に両末端3アミノプロピル置換ポ
リジメチルシロキサン〔チッソ■製、FM3325、ア
ミン当量5000、分子量10000) 500g  
(0,05モル)をクロロホルム1500−に溶解する
。ポリ(N−アシルエチレンイミン)の末端反応性ポリ
マーの溶液を1級アミノ基を含むアミン変性シリコーン
の溶液に入れ、55°Cで5時間反応した。溶媒を減圧
留去することにより、ポリジメチルシロキサンの両末端
にポリ(N−アシルエチレンイミン)鎖のついたブロッ
ク共重合体(分子量14000)が得られた。この共重
合体は、淡黄色のゴム状であった。
比較例2 比較例Iで得たポリジメチルシロキサンの両末端にポリ
(N−アシルエチレンイミン)鎖のついたブロック共重
合体をエタノールに溶がし、再生した後エタノールで溶
媒置換したアンバーリストA−21(ローム・アンド・
ハース社製アニオン交換樹脂)をつめたカラムに通し、
その後溶媒を減圧留去することにより淡黄色ゴム状樹脂
を得た。開始剤断片であるエチル硫酸が除去されたこと
の確認は、イオウ元素の含有量を測定することにより(
I00ppm以下)行った。
実施例8 比較例2で得たポリジメチルシロキサンの両末端にポリ
(N−アシルエチレンイミン)鎖のつイタフロック共重
合体50gをイソプロピルアルコール70−に溶かし、
過剰量のジメチル硫酸8.82g (0,07モル)を
仕込み70″Cで8時間反応した。揮発分を除去するこ
とにより、ポリ(Nアシルエチレンイミン)とポリジメ
チルシロキサンの間のへテロ原子が4級アンモニウム塩
となったブロック共重合体を得た。
比較例3 ジエチル硫酸9.24 g (0,06モル)、2−メ
チル−2−オキサゾリン50.Og (0,588モル
)、2−へブチル−2−オキサゾリン99.37 g(
0,588モル)、クロロホルム200 mZの混合物
を6時間還流することにより、ポリ(N−アセチルエチ
レンイミン)とポリ(N−カプリリルエチレンイミン)
のランダム重合型オリゴマーからなる末端反応性ポリマ
(CI/C7=33/67 (wt%)、分子量250
0)を合成した。他の容器に側鎖に3−アミノプロピル
基を有するポリジメチルシロキサン(信越シリコーン■
製、KF864 、アミン当量3800、分子量180
00) 228.6g (0,0127モル)をクロロ
ホルム500−に溶解する。ポリ(N−アシルエチレン
イミン)の末端反応性ポリマーの溶液を1級アミノ基を
含むアミノ変性シリコーンの溶液に入れ、55°Cで5
時間反応した。溶媒を減圧留去することにより、ポリジ
メチルシロキサンの側鎖にポリ(N−アシルエチレンイ
ミン)鎖のついたグラフト共重合体(分子量30000
)が得られた。この共重合体は、淡黄色のゴム状であっ
た・ 比較例4 比較例3で得たポリジメチルシロキサンの側鎖にポリ(
N−アシルエチレンイミン)鎖のついたグラフト共重合
体をエタノールに溶かし、再生した後エタノールで溶媒
置換したアンバーリストA−,21,(ローム・アンド
・ハース社製アニオン交換樹脂)をつめたカラムに通し
、その後溶媒を減圧留去することにより淡黄色ゴム状樹
脂を得た。開始剤断片であるエチル硫酸が除去されたこ
との確認は、イオウ元素の含有量を測定することにより
(I00ppm以下)行った。
実施例9 比較例4で得たポリジメチルシロキサンの側鎖にポリ(
N−アシルエチレンイミン)鎖のついたグラフト共重合
体100 gをイソプロピルアルコールioo a#に
溶かし、過剰量の臭化プロピル3.69 g (0,0
3モル)を仕込み70°Cで8時間反応した。揮発分を
除去することにより、ポリ(Nアシルエチレンイミン)
とポリジメチルシロキサンの間のへテロ原子が4級アン
モニウム塩となったグラフト共重合体を得た。
実施例10 実施例1〜9で得たポリ(N−アシルエチレンイミン)
変性シリコーンの各溶媒に対する溶解性、分散性を評価
した。結果を表1に示す。
比較例5 比較例1〜4で得たポリ(N−アシルエチレンイミン)
変性シリコーンの各溶媒に対する溶解性、分散性を実施
例10と同様にして評価した。
結果を表1に示す。
比較例6〜8 市販されている未変性シリコーン(比較例6;チッソ■
製、PSO41、分子量4970) 、合成例1で得た
両末端に3級アミノ基を含むアミノ変性シリコーン(比
較例7)、合成例2で得た側鎖に3級アミノ基を含むア
ミノ変性シリコーン(比較例8)について各溶媒に対す
る溶解性、分散性を実施例10と同様にして評価した。
結果を表1に示す。
(注) 本l 溶媒中に2重量%のシリコーンを加え、50°C
で5分加熱後冷却した後の状態を観察した。
○;均−溶解又はほぼ均一に分散する。
△;一部溶解又は分散する。
×;分離する。
*2 ポリオキシエチレン(30モル)ノニルフェニル
エーテル 本3 セチルトリメチルアンモニウムクロライド表1か
ら明らかなように、四級アンモニウム基を有する本発明
のオルガノポリシロキサンはヘキサンから水まで様々な
溶媒に溶けやすい。
これは油溶性のポリジメチルシロキサンと水溶性のN−
アシルポリエチレンイミンがブロンク又はグラフト化し
ているためである。また、二級又は三級アミノ基を有す
る比較例1〜4のオルガノポリシロキサンも同様に各種
溶媒への溶解性は良好である。これに対して、ポリジメ
チルシロキサン、アミン変性シリコーンは極性溶媒に溶
けにくい、また活性剤にも分散しにくい。
実施例11 実施例1〜9で得たポリ(N−アシルエチレンイミン)
変性シリコーンの毛髪に対する吸着性を評価した。各溶
液は表2のようにして調製した。入毛は表2の各溶液に
3分浸し、イオン交換水にて十分洗浄後、ドライヤーに
て乾燥した。
ポリ(N−アシルエチレンイミン)変性シリコーンの毛
髪に対する吸着性は、吸着後の毛髪のATR法FT−T
Rスペクトルから吸着前のそれを引いた“差スペクトル
′°を求め、シリコーンの特性吸収(I260cm−”
)の面積からシリコーンの吸着量を推定した。吸着量は
、毛髪のアミと■吸収の面積に対するシリコーンの特性
吸収の面積の百分率で示すことにする。
結果を表3に示す。
表 試験溶液の調製 注) 本IN塩酸水溶液にてpHを調節した。
**IN水酸化ナトリウム水溶液にてpHを調節した。
比較例9 比較例1〜4で得たポリ(N−アシルエチレンイミン)
変性シリコーンの毛髪に対する吸着性を評価した。各溶
液の調製、及び吸着量評価法は実施例11と同様にして
行った。
結果を表3に示す。
表3から明らかなように、実施例1〜9の本発明のオル
ガノポリシロキサンを用いたものは全pH領域及び高濃
度の塩の存在下でも毛髪に吸着する。これらが毛髪に吸
着すると、すべりが良(なり、さらさらとした感触とな
る。また毛髪に軟らかさを付与する。
比較例1〜4のオルガノポリシロキサンを用いたものは
、中性〜酸性ではよく吸着するが、塩基性となると吸着
しにくくなる。また塩の存在下でも吸着しにくい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オルガノポリシロキサンの分子鎖の末端及び/又は
    側鎖に、四級アンモニウム基を含む2価の基を介して、
    式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R_1は水素原子、炭素数1〜22のアルキル基
    、シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基のいず
    れかを表し、nは2又は3である。〕 で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアル
    キレンイミン)の分子鎖が結合してなり、該ポリ(N−
    アシルアルキレンイミン)の分子鎖とオルガノポリシロ
    キサンの分子鎖との重量比が1/20〜20/1であり
    、分子量が500〜500,000であることを特徴と
    する新規なオルガノポリシロキサン。 2、四級アンモニウム基を含む2価の基が式(II)又は
    (III) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中R_2、R_3はそれぞれ同一あるいは異なる炭
    素数1〜18のアルキル基またはアリール基を表わし、
    X^■は四級アンモニウム塩の対イオンを表わす。〕 で表される基である請求項1記載の新規なオルガノポリ
    シロキサン。 3、分子内に三級アミノ基を含有するオルガノポリシロ
    キサンと、式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中R_1は水素原子、炭素数1〜22のアルキル基
    、シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基のいず
    れかを表し、nは2又は3である。〕 で表される環状イミノエーテル化合物を開環重合して得
    られるポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応さ
    せることを特徴とする新規なオルガノポリシロキサンの
    製造方法。4、分子内に一級又は二級アミノ基を含有す
    るオルガノポリシロキサンと、式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中R_1は水素原子、炭素数1〜22のアルキル基
    、シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基のいず
    れかを表し、nは2又は3である。〕 で表される環状イミノエーテル化合物を開環重合して得
    られるポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応さ
    せ、さらに生成する二級又は三級アミノ基をアルキル化
    剤にて四級化することを特徴とする新規なオルガノポリ
    シロキサンの製造方法。
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