JPH048612Y2 - - Google Patents

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JPH048612Y2
JPH048612Y2 JP153082U JP153082U JPH048612Y2 JP H048612 Y2 JPH048612 Y2 JP H048612Y2 JP 153082 U JP153082 U JP 153082U JP 153082 U JP153082 U JP 153082U JP H048612 Y2 JPH048612 Y2 JP H048612Y2
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JP153082U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バツテリチエツカーの改良に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、鉛蓄電池は第1図に示すように、電極
23、電解液24等を鉛蓄電池容器22内に収容
した構成となつている。このような鉛蓄電池にお
いては、電解液24が減少して電極23が露出す
ると、その露出部分が劣化し、鉛蓄電池の電気容
量が減少する原因となる。
そこで、鉛蓄電池の電気容量は電解液24の比
重に対応することを利用したバツテリチエツカー
21を前記容器22内に取り付け、電解液24に
液面位置の表示並びに電気容量の表示をして、上
述の劣化を未然に防止している。
このバツテリチエツカーの従来例として、本考
案者は先に実公昭56−1092号公報に記載されたバ
ツテリチエツカーを提案した。
すなわち、第2図に示すように、上面を表示面
とする棒状透明体11の内部に、同透明体の外部
と連通する円筒状空洞部12を設け、同円筒状空
洞部12内に、比重が充電時の電解液液の比重よ
りも小さく、過放電時の比重よりも大きな第1着
色球状浮子13と、その下に、比重が充電時の電
解液の比重の範囲内である第2着色球状浮子14
とを収容した構成としている。しかも、前記円周
状空洞部12の上下の長さを両浮子13,14の
直径のほぼ3倍とし、同円筒状空洞部12の上下
の長さの中間に位置する棒状透明体11の側壁に
は浮子13,14の有無を同棒状透明体11の上
面に表示する光反射層15を設けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ここで、電解液24が減少して電極23が露出
することを防ぐためには、電解液24の液面位置
が少なくとも電極23の上端よりも上方に位置し
たときに表示しなければならない。一方、電解液
24の液面位置の表示が電極23の上端に近づい
て表示されるほど、鉛蓄電池を効率よく限界まで
使用できることになる。
ところで、前述したように、第2図に示す従来
のバツテリチエツカーでは、棒状透明体11の下
端に突起18を設け、この突起18の下に、着色
浮子13,14を上下動可能に収容する円筒状空
洞部12と、比重の大小を検出するための光反射
層15とを配置した構成となつている。すなわ
ち、電解液レベル検出部と電解液比重検出部とに
高さの相違がある。したがつて、従来の構造で
は、電解液比重検出部が電解液レベル検出部の下
に位置するため、電解液レベル検出部の位置を電
極23近くまで下げようとしても、それには機構
上の制約があつた。
このように、従来のバツテリチエツカーの構造
では、電解液が減少して液面位置が突起18の下
端にきたときに電解液不足の表示がなされ、実際
に電解液不足となる電極の上端より突起18の下
端までの距離Aの分だけ早く表示がなされること
になる。これでは、実際に電解液を補充しなけれ
ばならない時期よりもずつと早い時期に電解液不
足の表示がなされ、鉛蓄電池を効率よく使用する
ことができない。
本考案は、このような実情に鑑みて案出された
ものであり、より適当な時期に電解液の不足表示
をすることにより、鉛蓄電池を効率的に使用する
ことのできるバツテリチエツカーを提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案のバツテリチ
エツカーは、蓄電池の内部に下端を突出させ、上
端を表示面とした棒状透明体よりなるバツテリチ
エツカーにおいて、該透明体下端の側面部に、少
くとも1個の着色浮子であつてその比重が電解液
の充電状態の比重よりも小さく放電状態の比重よ
りも大きな浮子が上下に移動できる空間部を備え
た浮子収容部を設け、前記透明体下端には前記着
色浮子が位置する状態を前記表示面より監視でき
る光反射層を設けると共に、前記透明体下端側壁
の前記浮子収容部側には電解液が設定したレベル
よりも減少したことを前記光反射層より反射させ
て前記表示面より表示する基準線となる、2側面
のなす角が約90°の三角柱状の突起を、その稜線
が前記透明体下端側壁面に平行かつ水平となる状
態に突設したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第3図に、本考案に係るバツテリチエツカーの
実施例が示されている。本実施例においては、上
端を表示面として下端を透視できる透明の合成樹
脂、たとえばアクリル、ポリカーボネート等より
なる棒状透明体1内の下端側面部に、放電時の電
解液の比重より大きな比重を持つ着色球状浮子2
が上下移動できる空間部3を備えた浮子収容部4
が設けられている。前記透明体1の下端には、浮
子2の位置を前記表示面より監視できる光反射層
6が設けられている。そして、前記透明体1の下
端側壁の浮子収容部4側には、電解液が設定した
位置よりも減少したことを表示するときの基準線
となる、2つの側面が90°の三角柱状、すなわち
直角プリズム状の突起5が、水平方向に稜線が位
置するように突設されている(第6図参照)。
このように構成されたバツテリチエツカーは、
電解液が充分にあり、電解液の比重が浮子2の比
重よりも大きければ、同浮子2は空間部3内を移
動してその上方に位置し、このとき透明体1上端
の表示面には、収容部4の色、例えば緑色が光反
射層6により反射され、表示面いつぱいに緑色の
表示がなされる。電解液の比重が浮子2の比重よ
り小さくなれば、浮子2は空間部3内を移動して
その下方に位置し、このとき透明体1上端の表示
面には、浮子2の色、例えば赤色が光反射層6に
より反射され、表示面いつぱいに赤色の表示がな
される。
次に突起5による電解液面レベル表示の機能に
ついて説明する。電解液が突起5よりも上のレベ
ルにあるときは、透明体1の表示面から入射した
光は光反射層6より反射し、さらに突起5の2つ
の斜面に入射する。この斜面は電解液に漬かつて
いるので、その入射光はそのまま電解液中に出射
する。したがつて、透明体1の表示面には、反射
光が戻つてこないため、突起5の映像は見えな
い。一方、電解液が減少して、その液面の位置が
1よりも低くなると、頂角90°の突起5が電解液
の液面から浮上することになる。そうすると、透
明体1の表示面から入射した光は光反射層6より
反射し、さらに頂角90°の突起5の45°の2つの斜
面により全反射され、再び光反射層6を介して表
示面に戻つてくる。透明体1における側面の、突
起5を形成した部分以外の部分は、入射光に対し
て垂直であるため、その面から光は出射し、反射
光は戻つてこない。したがつて、表示面には、突
起5の底面に相当する部分が、白い帯として表示
されることになる。そのとき、突起5の稜線に相
当する水平な直線部分は反射しないため、その部
分が、前記の上下の白い全反射光の帯に中で、黒
い線Bとして表示面に表れることになる。この線
Bが、電解液が減少して、その液面位置を表示す
る際の基準線となる。
第4図には、着色球状浮子を2個使用したバツ
テリチエツカーの例を示している。本実施例にお
いては、着色球状浮子2′の比重より大きい比重
を有する着色球状浮子2を空間部3内で下方に位
置させたものである。浮子2′の比重は1.15、色
は赤色、浮子2の比重は1.2、色は緑色、また浮
子収容部4の色を黄色としている。
このように構成されたバツテリチエツカーは、
電解液の量が十分にあり、電解液の比重が1.2以
上ある場合は、浮子2′は上方に、浮子2は中間
にそれぞれ空間部3内で移動し、透明体1の表示
面には浮子2の緑色の表示がなされる。電解液の
比重が1.2〜1.15になると、浮子2′、浮子2は突
起5と空間部3の上端、下端との中間にそれぞれ
位置し、表示面には浮子収容部4の黄色の表示が
なされる。電解液の比重が1.15以下になると、浮
子2は空間部3の下方に、浮子2′は中間に位置
し、表示面には浮子2′の赤色の表示がなされる。
また、電解液が減少し、その液面の位置が2
よりも低くなると、前記第3図において説明した
実施例と同様に、表示面には突起5による上下の
白い帯の中の黒い線Bが表示される。
本実施例では、透明体1の下端側面部に着色浮
子2,2′が上下移動できる空間部3を備えた収
容部4が設けられ、前記透明体1下端には前記着
色浮子2,2′が位置する状態を表示面より監視
できる光反射層6が設けられ、前記透明体1下端
の側壁の浮子収容部4側には、電解液が設定した
レベルよりも減少したことを表示するときの基準
線となる突起5が突設された構成としたので、電
解液が減少し、電極の露出を防止するために表示
される液面の位置が、従来よりも電極の上端に近
づいて表示される。
また、最近の傾向として、鉛蓄電池の容器はガ
ラス等の透明材料が使用されることが多いことか
ら、光は前記透明容器の側面方向より入射し、光
反射層6がそれを反射するので、前記表示面は明
るく見易くなる。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案においては、上端を表
示面とした棒状透明体の下端の側面部に浮子収容
部を設け、この浮子収容部に、その比重が電解液
の充電状態の比重よりも小さく放電状態の比重よ
りも大きな少なくとも一つの着色浮子を収納し、
この着色浮子の位置を前記棒状透明体の表示面に
反射させるための光反射層と、電解液レベル検出
のための、2つの側面のなす角が約90°の三角柱
状の突起を突設している。これにより、棒状透明
体の下方に電解液比重チエツクのための着色浮子
収納部を設けていた従来の構成のものに比較し
て、電解液レベル検出部の位置と電解液比重検出
部の位置とをほぼ同じ高さにできることになる。
したがつて、従来においては着色浮子収納部のた
めに制限されていた電解液レベル検出部の位置
を、鉛蓄電池の電極により近づけることができ、
適切な電解液レベル検出が可能となる。このよう
にして、本考案によるとき、構造自体からくる検
出レベルの高さの制約が解消され、鉛蓄電池を効
率よく限界に近づくまで使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバツテリチエツカーを取り付けた鉛蓄
電池の構成を示す断面図、第2図は従来例のバツ
テリチエツカーを示す説明図、第3図は本考案に
係るバツテリチエツカーの実施例を示す正面図、
第4図は本考案の他の実施例を示す正面図、第5
図は表示面の表示例を示す説明図、第6図は突起
の部分を拡大して示す斜視図である。 1……棒状透明体、2,2′……着色浮子、3
……空間部、4……収容部、5……突起、6……
光反射層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓄電池の内部に下端を突出させ、上端を表示面
    とした棒状透明体1よりなるバツテリチエツカー
    において、該透明体1下端の側面部に、少くとも
    1個の着色浮子2であつてその比重が電解液の充
    電状態の比重よりも小さく放電状態の比重よりも
    大きな浮子2が上下に移動できる空間部3を備え
    た浮子収容部4を設け、前記透明体1下端には前
    記着色浮子2が位置する状態を前記表示面より監
    視できる光反射層6を設けると共に、前記透明体
    1下端側壁の前記浮子収容部4側には電解液が設
    定したレベルよりも減少したことを前記光反射層
    6より反射させて前記表示面より表示する基準線
    となる、2側面のなす角が約90°の三角柱状の突
    起5を、その稜線が前記透明体1下端側壁面に平
    行かつ水平となる状態に突設したことを特徴とす
    るバツテリチエツカー。
JP153082U 1982-01-09 1982-01-09 バツテリチエツカ− Granted JPS58104573U (ja)

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JPS58104573U JPS58104573U (ja) 1983-07-16
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